JP7261311B2 - バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7261311B2
JP7261311B2 JP2021548033A JP2021548033A JP7261311B2 JP 7261311 B2 JP7261311 B2 JP 7261311B2 JP 2021548033 A JP2021548033 A JP 2021548033A JP 2021548033 A JP2021548033 A JP 2021548033A JP 7261311 B2 JP7261311 B2 JP 7261311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
aerosol
authentication
control unit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021548033A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021059384A1 (ja
Inventor
泰弘 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Publication of JPWO2021059384A1 publication Critical patent/JPWO2021059384A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7261311B2 publication Critical patent/JP7261311B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/65Devices with integrated communication means, e.g. wireless communication means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/50Control or monitoring
    • A24F40/53Monitoring, e.g. fault detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/50Secure pairing of devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/60Devices with integrated user interfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

本発明は、バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、電子たばこがBluetooth[登録商標]等の近距離無線通信を介して、外部装置と通信する技術が開示されている。
特表2018-533923号公報
特許文献1に記載のような従来の電子たばこにおいては、外部装置との間で、Bluetooth通信等の近距離無線通信を開始する際に、電子たばこと外部装置との間の通信接続の設定処理であるペアリング処理を実行する必要がある。
しかしながら、特許文献1において、電子たばこと外部装置との間のペアリング処理が必ず成功するとは限らない。ペアリング処理が失敗した場合、通常、ユーザは、電子たばこ又は外部装置を手動で操作することによって、ペアリング処理を再実行(リトライ)する必要がある。
このように、エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続が失敗した場合、当該認証接続の再実行(リトライ)は、例えばユーザが手動で行う必要があり、ユーザにとって手間である。すなわち、認証接続を再実行(リトライ)する際のユーザの負荷が増大するおそれがある。
そこで、本発明のいくつかの態様はかかる事情に鑑みてなされたものであり、認証接続を実行する場合のユーザの負荷を低減させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るバッテリユニットは、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置のためのバッテリユニットであって、エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行する通信部と、エアロゾル生成装置における所定のアクションを検知する制御部と、を備え、制御部は、認証接続を制限した後、所定のアクションが検知された場合、認証接続を実行する。
本発明の一態様に係るエアロゾル生成装置は、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置であって、エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行する通信部と、エアロゾル生成装置における所定のアクションを検知する制御部と、を備え、制御部は、認証接続を制限した後、所定のアクションが検知された場合、認証接続を実行する。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置が実行する情報処理方法であって、エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行するテップと、エアロゾル生成装置における所定のアクションを検知するステップと、認証接続を制限した後、所定のアクションが検知された場合、認証接続を実行するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行する通信機能と、エアロゾル生成装置における所定のアクションを検知する制御機能と、を実現させるためのプログラムであって、制御機能は、認証接続を制限した後、所定のアクションが検知された場合、認証接続を実行する。
これらの態様によれば、認証接続を制限した後、所定のアクションが検知された場合、認証接続を実行する。よって、認証接続を実行する場合のユーザの負荷を低減させることができる。
なお、本発明において、「部」、「装置」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」、「装置」が有する機能をソフトウエアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」、「装置」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」、「装置」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
本発明によれば、認証接続を再実行する場合のユーザの負荷を低減させることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの概略構成図である。 本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略構成のブロック図である。 本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略的な外観の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る香味吸引具の他の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略的な外観の他の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る、エアロゾル生成基材を保持した状態の香味吸引具の概略的な外観の他の一例である。 本発明の実施形態に係るユーザ端末の概略構成のブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部の機能的構成の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る認証接続の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るコンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。さらに、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[情報処理システムの構成]
図1は、本発明の本実施形態に係る情報処理システムの概略構成図(システム構成図)である。図1に示すように、情報処理システム100は、例示的に、n台(nは、1以上の任意の整数値)の香味吸引具1と、通信可能に構成されるユーザ端末2と、を備えて構成される。
「香味吸引具1」は、香味を吸引するための器具のことであり、限定するわけではないが、例えば、電子たばこや加熱式たばこ、従来のたばこを意図したものである。また、香味吸引具1は、エアロゾルを生成し、生成されたエアロゾルを吸引するためのエアロゾル生成装置であってもよい。エアロゾルを吸引する動作を「パフ動作」といい、パフ動作の回数を「パフ回数」という。エアロゾル生成装置は、例えば電子たばこや加熱式たばこ、医療用のネブライザーを意図したものである。より具体的には、エアロゾル生成装置は、例えば、電力を用いてリキッド(エアロゾル源)を霧化し、エアロゾルを生成する装置である。エアロゾルは、エアロゾル源を霧化したものであり、気体中を浮遊する程度に微小な粒子である。エアロゾル生成装置が発生させるエアロゾルは香味を伴うものであってよい。エアロゾル生成装置の例としては、加熱式たばこおよび電子たばこなどが挙げられる。また、エアロゾル生成装置は、たばこを直接加熱する(直接加熱)タイプや、たばこを間接的に加熱する(間接加熱)タイプ、液体(リキッド)を加熱するタイプを含む。また、エアロゾル生成装置は、櫛形電極対を有する圧電素子基板を用いてSAW(Surface Acoustic Wave)を発生させることによって液体を霧化するものであってもよい。なお、図中には、n台の香味吸引具として、香味吸引具1a及び香味吸引具1nを図示している。ただし、以下の説明において、これらn台の香味吸引具を区別することなく説明する場合には、符号を一部省略して、単に「香味吸引具1」と呼ぶ。
ユーザ端末2は、例えば、スマートフォンや、ゲーム機や、パーソナルコンピュータにより実現される。なお、図中には、1台のユーザ端末2が記載されているが、これに限られず、情報処理システム100は複数台のユーザ端末2を備えてもよい。
香味吸引具1及びユーザ端末2とは、互いに関連づけられており、例えばBluetoothやBLE(Bluetooth Low Energy)通信等の近距離無線通信を実行することで双方での情報の送受信が可能となる。なお、香味吸引具1とユーザ端末2の間の情報の送受信は、BLE通信に限られず、例えば、Wi-Fi[登録商標]やLPWAN(Low Power Wide Area Network)、NFC(Near Field Communication)など、どのような通信で実行されてもよい。また、香味吸引具1とユーザ端末2の間の情報の送受信は、必ずしも無線通信に限られず、USB(Universal Serial Bus)やMini USB、Micro USB、Lightningなどの有線通信であってもよい。
以下、情報処理システム100に備わる香味吸引具1及びユーザ端末2について、詳細に説明する。
[香味吸引具の構成]
図2Aは、本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略構成のブロック図である。図2Aは、香味吸引具1が備える各コンポーネントを概略的且つ概念的に示すものであり、各コンポーネント及び香味吸引具1の厳密な配置、形状、寸法、位置関係等を示すものではないことに留意されたい。また、香味吸引具1は、図2Aには図示しないコンポーネント、例えば、たばこカプセルやリキッドのカートリッジ等を含み得ることにも留意されたい。
センサ11は、例えば、ユーザの吸引に関する情報を検出するセンサを示している。センサ11は、流量センサや流速センサ、圧力センサ等の、ユーザのパフ動作(吸引動作)を検出するための任意の種類のセンサであってよい。センサ11は、ユーザがパフ動作を行うために押下するボタンであってもよい。センサ11は、例えば吸引センサであってもよく、香味吸引具1に対するユーザの吸引を検出してもよい。センサ11は、気流センサであってもよく、ユーザの吸引によって生じた気流を検出してもよい。センサ11は、香味吸引具1の位置を測定するGPSセンサであってもよい。センサ11は、香味吸引具1の動きを検出するモーションセンサであってもよい。モーションセンサは、例えば、香味吸引具1の角度や姿勢等を検出するためのジャイロセンサ等であってもよいし、香味吸引具1の各軸方向の動きを検出する加速度センサであってもよい。モーションセンサは、ジャイロセンサと加速度センサ等の組み合わせであってもよい。
変化部12は、外部観測可能な所定の変化が生じるブロックである。変化部12は、所定の色に発光するLED(Light Emitting Diode)、例えば青色LEDであってよく、所定の変化は、所定の色例えば青色の発光であってよい。なお、所定の色は、青色に限られず、どのような色であってもよい。また、所定の変化は、センサ11によって感知される、吸引の強さ(圧力)に応じた発光の色の変化や発光の強度の変化であってもよい。また、変化部12は、LEDに限られず、所定の色に発光する別の構成の光源であってもよい。
図2Bは、本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略的な外観の一例を示す図である。変化部12の配置について、図2Bを参照して説明する。図2Bに表されているように、香味吸引具1は、限定するわけではないが、2つの端161及び162を含むスティック形状であることがある。ここで、ユーザは、その一方の端161を吸引するために咥えることになる。なお、ユーザは、その一方の端161に装着可能な、紙巻きたばこ用のマウスピースなどを介して、当該端161を吸引するために咥えてもよい。香味吸引具1が図2Bに表されるような形状をしている場合、変化部12は、上記2つの端のうちの他方の端162に設けられることが好ましい。なお、変化部12は、香味吸引具1の外面の少なくとも一部分であり、例えば、図2Bに表されているように略長方形状や、香味吸引具1の外周に沿った環状(図示せず)など、どのような形状であってもよい。
図2Aに戻り、制御部13は、少なくとも、センサ11からの信号に基づき、変化部12に所定の変化を生じさせるブロックである。制御部13は、例えば、センサ11からの信号の大きさ又は当該信号に基づき決定される吸引の強さが所定の閾値以上であるときに、変化部12において所定の色の発光を生じさせてよい。また、制御部13は、例えば、センサ11からの信号の大きさ又は当該信号に基づき決定される吸引の強さに応じて、変化部12における発光の色や発光の強度を変化させてよい。制御部13は、例えば、吸引が強い場合に発光の強度を強くし、吸引が弱い場合に発光の強度を弱くしてもよい。また、制御部13は、例えば、吸引の強さを複数の段階に分け、当該複数の段階ごとに所定の色を設定し、吸引の強さに対応する所定の色を発光させてもよい。なお、制御部13は、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータとして構成された電子回路モジュールであってよい。
通信部14は、図1に示すユーザ端末2又は他のコンピュータを含む外部装置との間で無線通信を実行する。例えば、通信部14は、外部装置との間で、例えばBluetoothやBLE通信等の近距離無線通信を実行する際に、香味吸引具1と外部装置との間の通信接続の設定処理である認証接続(例えば、Bluetoothの場合のペアリング処理に該当)を実行する。認証接続は、例えば、香味吸引具1と外部装置との間で通信を開始する際に必要な処理である。認証接続を適切に行うことで香味吸引具1と外部装置との間で暗号化通信を実行可能である。なお、通信部14は、外部装置から認証接続に関する要求を受信してもよいし、外部装置に対して認証接続に関する要求を送信してもよい。通信部14は、少なくともハードウエア資源としてのネットワーク・インターフェース等を用いて実現されてよい。制御部13は、通信部14を介して、センサ11によって検出された各種の情報を、ユーザ端末2や他のコンピュータに送信可能である。制御部13が、通信部14を介して、ユーザ端末2や他のコンピュータに送信する各種の情報は、例えば、ユーザ端末2において香味吸引具1の状態を出力するための出力情報を含む。また、通信部14は、ユーザ端末2や他のコンピュータから送信された各種の情報を受信可能である。
なお、本発明の一実施形態に係る香味吸引具1は、従来のたばこを含む。従来のたばこは、センサ11、制御部13及び通信部14を含まないが、その燃焼部は、変化部12に相当する。というのは、従来のたばこの燃焼部には、ユーザのパフ動作に基づき、色や温度の所定の変化が生じるからである。
また、香味吸引具1が従来のたばこ(例えば、紙巻きたばこ)の場合、当該たばこの一端に装着されるマウスピース(例えば、紙巻きたばこ用のマウスピース)が、図2Aにおけるセンサ11、制御部13及び通信部14の機能の全部又は一部を含んでいてもよい。この構成によれば、マウスピースが、センサ11によって検出された吸引情報などの各種の情報を、ユーザ端末2や他のコンピュータに送信可能である。
図3は、本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略構成を示すブロック図である。図3に示されるように、香味吸引具1Aは、第1の部材102(バッテリユニット)及び第2の部材104(カートリッジ)を備える。図示されるように、一例として、第1の部材102は、制御部106、通信部108、バッテリ110、センサ112及びメモリ114を含んでもよい。なお、図2Aの制御部13は図3の制御部106に対応し、図2Aのセンサ11は図3のセンサ112に対応し、図2Aの通信部14は図3の通信部108に対応する。なお、図3において、第1の部材102(バッテリユニット)は、香味吸引具1Aが備える構成として説明されるがこれに限られない。例えば、第1の部材102が備える構成、つまり、制御部106、通信部108、バッテリ110、センサ112又はメモリ114の少なくとも一つの構成は香味吸引具1Aの外部構成であってもよい。
一例として、第2の部材104は、リザーバ116、霧化部118、空気取込流路120、エアロゾル流路121及び吸口部122を含んでもよい。第1の部材102内に含まれるコンポーネントの一部が第2の部材104内に含まれてもよい。第2の部材104内に含まれるコンポーネントの一部が第1の部材102内に含まれてもよい。第2の部材104は、第1の部材102に対して着脱可能に構成されてもよい。あるいは、第1の部材102及び第2の部材104内に含まれるすべてのコンポーネントが、第1の部材102及び第2の部材104に代えて、同一の筐体内に含まれてもよい。
リザーバ116は、エアロゾル源を保持する。例えば、リザーバ116は、繊維状又は多孔質性の素材から構成され、繊維間の隙間や多孔質材料の細孔に液体としてのエアロゾル源を保持する。前述した繊維状又は多孔質性の素材には、例えばコットンやガラス繊維、又はたばこ原料などを用いることができる。リザーバ116は、液体を収容するタンクとして構成されてもよい。エアロゾル源は、例えば、グリセリンやプロピレングリコールといった多価アルコール、水などの液体である。香味吸引具1Aがネブライザー等の医療用吸入器である場合、エアロゾル源はまた、患者が吸入するための薬剤を含んでもよい。別の例として、エアロゾル源は、加熱することによって香喫味成分を放出するたばこ原料やたばこ原料由来の抽出物を含んでいてもよい。リザーバ116は、消費されたエアロゾル源を補充することができる構成を有してもよい。あるいは、リザーバ116は、エアロゾル源が消費された際にリザーバ116自体を交換することができるように構成されてもよい。また、エアロゾル源は液体に限られるものではなく、固体でも良い。エアロゾル源が固体の場合のリザーバ116は、例えば繊維状又は多孔質性の素材を用いない空洞の容器であっても良い。
霧化部118は、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成するように構成される。センサ112によって吸引動作が検出されると、霧化部118はエアロゾルを生成する。例えば、ウィック(図示せず)が、リザーバ116と霧化部118とを連結するように設けられてもよい。この場合、ウィックの一部はリザーバ116の内部に通じ、エアロゾル源と接触する。ウィックの他の一部は霧化部118へ延びる。エアロゾル源は、ウィックの毛細管効果によってリザーバ116から霧化部118へと運ばれる。一例として、霧化部118は、バッテリ110に電気的に接続されたヒータを備える。ヒータは、ウィックと接触又は近接するように配置される。吸引動作が検出されると、制御部106は、霧化部118のヒータを制御し、ウィックを通じて運ばれたエアロゾル源を加熱することによって当該エアロゾル源を霧化する。霧化部118の別の例は、エアロゾル源を超音波振動によって霧化する超音波式霧化器であってもよい。霧化部118には空気取込流路120が接続され、空気取込流路120は香味吸引具1Aの外部へ通じている。霧化部118において生成されたエアロゾルは、空気取込流路120を介して取り込まれた空気と混合される。エアロゾルと空気の混合流体は、矢印124で示されるように、エアロゾル流路121へと送り出される。エアロゾル流路121は、霧化部118において生成されたエアロゾルと空気との混合流体を吸口部122まで輸送するための管状構造を有する。
吸口部122は、エアロゾル流路121の終端に位置し、エアロゾル流路121を香味吸引具1Aの外部に対して開放するように構成される。ユーザは、吸口部122を咥えて吸引することにより、エアロゾルを含んだ空気を口腔内へ取り込む。
通信部108は、ユーザ端末や他のコンピュータと通信する。通信部108は、少なくともハードウエア資源としてのネットワーク・インターフェース等を用いて実現されてよい。
バッテリ110は、通信部108、センサ112、メモリ114、霧化部118などの香味吸引具1Aの各コンポーネントに電力を供給する。バッテリ110は、香味吸引具1Aの所定のポート(図示せず)を介して外部電源に接続することにより充電することができてもよい。バッテリ110のみを第1の部材102又は香味吸引具1Aから取り外すことができてもよく、新しいバッテリ110と交換することができてもよい。また、第1の部材102全体を新しい第1の部材102と交換することによってバッテリ110を新しいバッテリ110と交換することができてもよい。
センサ112は、空気取込流路120及び/又はエアロゾル流路121内の圧力の変動を検出する圧力センサ又は流量を検出する流量センサを含んでもよい。センサ112はまた、リザーバ116等のコンポーネントの重量を検出する重量センサを含んでもよい。センサ112はまた、香味吸引具1Aを用いたユーザによるパフ動作の検出するように構成されてもよい。センサ112はまた、霧化部118への通電時間を積算するように構成されてもよい。センサ112はまた、リザーバ116内の液面の高さを検出するように構成されてもよい。センサ112はまた、バッテリ110のSOC(State of Charge、充電状態)、電流積算値、電圧などを検出するように構成されてもよい。電流積算値は、電流積算法やSOC-OCV(Open Circuit Voltage、開回路電圧)法等によって求められてもよい。センサ112はまた、ユーザが操作可能な操作ボタンなどであってもよい。
制御部106は、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータとして構成された電子回路モジュールであってもよい。制御部106は、メモリ114に格納されたコンピュータ実行可能命令に従って香味吸引具1Aの動作を制御するように構成されてもよい。メモリ114は、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの記憶媒体である。メモリ114には、上記のようなコンピュータ実行可能命令のほか、香味吸引具1Aの制御に必要な設定情報等が格納されてもよい。メモリ114は、例えば、香味吸引具1Aにおける所定のアクションに関するアクション情報を格納する。
香味吸引具1Aにおける所定のアクションには、例えば、以下の(1)から(5)のアクションが含まれる。
(1)香味吸引具1Aが備えるバッテリ110に対して充電が実行されること(例えば、香味吸引具1Aが不図示の充電装置と接続されることによって、バッテリ110において充電が実行されたこと等)
(2)香味吸引具1Aにおいてパフ動作が実行されたこと(例えば、霧化部118がエアロゾル源を霧化するためにヒータを加熱すること等)
(3)図3及び4に示す第1の部材102と、エアロゾル源を霧化する霧化部118を備える第2の部材104とが接続されたこと、又は、再接続されたこと等(第1の部材102と第2の部材104とが電気的に、もしくは、機械的(物理的を含む)に接続されたこと、又は、第1の部材102と第2の部材104とが接続される際に認証処理が実行される場合は、この認証処理が実行されたこと等)
(4)バッテリ110の残量が多い状態(例えば、バッテリの残量が所定値(例えば70%)以上になったこと
(5)香味吸引具1Aにおいてユーザの使用状態が検出されたこと(例えば、センサ112によって香味吸引具1Aの振動が検出されたこと等)
なお、(4)の場合において、制御部106は、例えば、図3に示す香味吸引具1Aに電力を供給するバッテリ110の残量を測定する。制御部106は、例えば、図3及び図4に示すセンサ112が検出した、バッテリ110のSOC、電流積算値、又は電圧等の情報に基づいてバッテリの残量を測定する。バッテリの残量は、全体量のうちどの程度残存しているかをパーセント(%)で示されてもよいし、バッテリの容量(例えばmAh)で示されても良いし、他の表示手法が用いられてもよい。
また、(5)の場合において、メモリ114は、例えば、通信部108の制御方法(発光、発声、振動等の態様等)、センサ112により検出された値、霧化部118によるヒータの加熱履歴等の様々な情報を格納してもよい。制御部106は、必要に応じてメモリ114から情報を読み出して香味吸引具1Aの制御に利用し、必要に応じて情報をメモリ114に格納する。
図4は、本発明の実施形態に係る香味吸引具の他の概略構成を示すブロック図である。図示されるように、香味吸引具1Bは、図3の香味吸引具1Aが備える構成に加えて、第3の部材126を備える。第3の部材126は、香味源128を含んでもよい。一例として、香味吸引具1Bが電子たばこである場合、香味源128は、たばこに含まれる香喫味成分を含んでもよい。図示されるように、エアロゾル流路121は、第2の部材104及び第3の部材126にわたって延在する。吸口部122は、第3の部材126に備えられる。
香味源128は、エアロゾルに香味を付与するためのコンポーネントである。香味源128は、エアロゾル流路121の途中に配置される。霧化部118によって生成されたエアロゾルと空気との混合流体(以下、混合流体を単にエアロゾルと呼称する場合もあることに留意されたい)は、エアロゾル流路121を通って吸口部122まで流れる。このように、香味源128は、エアロゾルの流れに関して霧化部118よりも下流に設けられている。換言すれば、霧化部118よりも香味源128の方が、エアロゾル流路121の中で吸口部122に近い側に位置する。したがって、霧化部118によって生成されたエアロゾルは、香味源128を通過してから吸口部122へ達する。エアロゾルが香味源128を通過する際、香味源128に含まれる香喫味成分がエアロゾルに付与される。一例として、香味吸引具1Bが加熱式たばこである場合、香味源128は、刻みたばこ、又はたばこ原料を粒状、シート状もしくは粉末状に成形した加工物などの、たばこ由来のものであってもよい。香味源128はまた、たばこ以外の植物(例えばミントやハーブ等)から作られた非たばこ由来のものであってもよい。一例として、香味源128は、たばこ成分を含む。香味源128は、メントールなどの香料成分を含有してもよい。香味源128に加えて、リザーバ116も香喫味成分を含んだ物質を有してもよい。例えば、香味吸引具1Bは、香味源128にたばこ由来の香味物質を保持し、リザーバ116には非たばこ由来の香味物質を含むように構成されてもよい。
ユーザは、吸口部122を咥えて吸引することにより、香味が付与されたエアロゾルを含んだ空気を口腔内へ取り込むことができる。
制御部106は、本開示の実施形態に係る香味吸引具1A及び1B(以下、まとめて「香味吸引具1」と呼ぶことがある)を様々な方法で制御するように構成される。
図5は、本発明の実施形態に係る香味吸引具の概略的な外観の他の一例を示す図である。図6は、本発明の実施形態に係る、エアロゾル生成基材を保持した状態の香味吸引具の概略的な外観の他の一例である。本実施形態において、香味吸引具1は、例えば、エアロゾル源及び香味源を含む充填物などの香味発生基材を有する、吸引物品などのエアロゾル生成基材を加熱することによって、香味を含むエアロゾルを生成するように構成される。なお、吸引物品140がエアロゾル生成基材として用いられてもよい。
当業者に理解されるように、吸引物品140はエアロゾル生成基材の一例にすぎない。エアロゾル生成基材に含まれるエアロゾル源は固体であってもよいし、液体であってもよい。エアロゾル源は、例えば、グリセリン、プロピレングリコールといった多価アルコールや、水などの液体及びそれらの混合物であってもよい。エアロゾル源は、加熱することによって香喫味成分を放出するたばこ原料やたばこ原料由来の抽出物を含んでいてもよい。香味吸引具1がネブライザーなどの医療用吸入器である場合、エアロゾル源は、患者が吸入するための薬剤を含んでもよい。用途によっては、エアロゾル生成基材は香味源を含まなくてもよい。
図5及び図6に示すように、香味吸引具1は、トップハウジング131Aと、ボトムハウジング131Bと、カバー132と、スイッチ133と、蓋部134とを有する。トップハウジング131A及びボトムハウジング131Bは、互いに接続されることで、香味吸引具1の最外のハウジング131を構成する。ハウジング131は、使用者の手に収まるようなサイズであってもよい。この場合、使用者が香味吸引具1を使用するときに、使用者は香味吸引具1を手で保持して、エアロゾルを吸引することができる。
トップハウジング131Aは、開口(図示せず)を有し、カバー132は当該開口を閉じるようにトップハウジング131Aに結合される。図6に示すように、カバー132は、吸引物品140を挿入可能な開口132Bを有する。蓋部134は、カバー132の開口132Bを開閉するように構成される。具体的には、蓋部134は、カバー132に取り付けられ、開口132Bを閉じる第1位置と開口132Bを開放する第2位置との間を、カバー132の表面に沿って移動可能に構成される。
スイッチ133は、香味吸引具1の作動のオンとオフを切り替えるために使用される。例えば、使用者は、図6に示すように吸引物品140を開口132Bに挿入した状態でスイッチ133を操作することにより、バッテリ(図示せず)から加熱部(図示せず)に電力を供給し、吸引物品140を燃焼させずに加熱することができる。吸引物品140が加熱されると、吸引物品140に含まれるエアロゾル源からエアロゾルが発生し、香味源の香味が当該エアロゾルに取り込まれる。使用者は、香味吸引具1から突出した吸引物品140の部分(図6において図示された部分)を吸引することにより、香味を含むエアロゾルを吸引することができる。なお、本明細書において、吸引物品140などのエアロゾル生成基材が開口132Bに挿入される方向を、香味吸引具1の長手方向と呼ぶ。
図5及び図6に示される香味吸引具1の構成は、本開示に係る香味吸引具の構成の一例にすぎない。本開示に係る香味吸引具は、エアロゾル源を含むエアロゾル生成基材を加熱することによってエアロゾルを生成することができ、生成されたエアロゾルを使用者が吸引することができるような、様々な形態で構成することができる。
[ユーザ端末の構成]
図7は、本発明の実施形態に係るユーザ端末の概略構成のブロック図である。図7は、ユーザ端末2が備える各コンポーネントを概略的且つ概念的に示すものであり、各コンポーネント及びユーザ端末2の厳密な配置、形状、寸法、位置関係等を示すものではないことに留意されたい。また、ユーザ端末2は、図示しないコンポーネントを含み得ることに留意されたい。なお、ユーザ端末2の例は、スマートフォンやタブレット、パーソナルコンピュータ等の1つのコンピュータであるが、これに限定されるわけではない。例えば、後述する検知部21は、コンピュータに外部接続されたデジタル・カメラによって実現されてもよい。
検知部21は、香味吸引具1の少なくとも一部例えば変化部12に生じる外部観測可能な所定の変化を検出する。検知部21は、少なくともハードウエア資源としてのデジタル・カメラや温度センサ等を用いて実現されてよい。
出力部22は、図1に示す香味吸引具1から通知される出力情報に基づいてメッセージ出力処理を実行する。出力部22は、香味吸引具1から通知される出力情報に基づいて音声出力処理を実行してもよい。出力部22は、上記所定の変化を検出していることを示す情報を表示する。出力部22は、少なくともハードウエア資源としてのディスプレイ(例えばタッチパネル・ディスプレイを含む)等を用いて実現されてよい。
入力部23は、ユーザからの入力を受ける。入力部23は、少なくともハードウエア資源としてのキーボードやマウス、タッチパネル・ディスプレイ等を用いて実現されてよい。
記録部24は、プログラムや情報等を記憶する。記録部24は、少なくともハードウエア資源としてのHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、メモリ等を用いて実現されてよい。
通信部25は、他のコンピュータと通信する。通信部25は、少なくともハードウエア資源としてのネットワーク・インターフェース等を用いて実現されてよい。
制御部26は、各種制御を行なう。制御部26は、通信部25を介して、情報を送受信するように構成されていてよい。出力部22は、受信した出力情報に基づく情報を出力することができる。制御部26は、例えば、ユーザの吸い方に係る判定を行うように構成されていてよい。出力部22は、判定の結果を更に表示することができる。また、制御部26は、入力部23を介して、複数の吸い方のうちの1つをユーザが選択することを可能にするように構成されていてよい。なお、出力部22は、選択された吸い方に基づく情報を更に表示することができる。制御部26は、少なくともハードウエア資源としてのプロセッサ等を用いて実現されてよい。
なお、ユーザ端末2の各種機能は、当該ユーザ端末上で稼働するアプリケーションを用いて実現されてもよい。ユーザ端末2は、アプリケーションをダウンロードし、当該ダウンロードしたアプリケーションによって各種機能を実現してもよい。また、ユーザ端末2は、当該ユーザ端末2の各種機能を実現するためのプログラムをダウンロードし、当該ダウンロードしたプログラムを実行することによって各種機能を実現してもよい。なお、ユーザ端末2は、PWA(Progressive Web Apps)によって、これらの機能を実現してもよい。
図8は、本発明の実施形態に係る制御部の機能的構成の一例を示す概略構成図である。図8に示すように、制御部106は、機能的に、システム制御部200と、バッテリ制御部202と、カートリッジ制御部204と、通信制御部206と、インターフェース検知部208とを備える。
なお、制御部106は、例えば、図3及び4に示すメモリ114に格納されているプログラムをCPU等が実行したりすることにより実現することができる。また、制御部106は、当該制御部106での処理に用いられるプログラムをダウンロードし、当該ダウンロードしたプログラムを実行することによって実現してもよい。図2Aに示す制御部13が、機能的に、システム制御部200と、バッテリ制御部202と、カートリッジ制御部204と、通信制御部206と、インターフェース検知部208とを備えてもよい。制御部106又は制御部13が備える上記各機能は、他の構成が備えてもよい。例えば、通信制御部206又はカートリッジ制御部204の少なくとも一つの構成は、例えば、図3及び4に示す通信部108が備えてもよい。インターフェース検知部208は、例えば、図3及び4に示すセンサ112が備えてもよい。
なお、香味吸引具1とユーザ端末2との間の通信は、近距離無線通信等どのような通信であってもよいが、以下ではBLE(Bluetooth Low Energy)通信の場合を例にして説明する。
システム制御部200は、例えば、制御部106に含まれる各機能(図8の例では、バッテリ制御部202通信制御部206、インターフェース検知部208及びカートリッジ制御部204)を制御する。また、システム制御部200は、例えば、各種の制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等の実行を制御する。例えば、システム制御部200は、起動指示などの各種の要求信号を検出すると、プログラムやOSコードなどを読み込み、それらの実行に必要な処理時間やリソース割り当てなどを行うことにより、プログラムの実行単位であるプロセスを処理する。なお、システム制御部200は、これらの例に限られず、香味吸引具1の動作に必要な各種機能及び各種処理を制御可能である。
バッテリ制御部202は、図3及び4に示す香味吸引具に電力を供給するバッテリ110の残量を判断する。バッテリ制御部202は、バッテリ110の残量を測定する。バッテリ制御部202は、例えば、図3及び図4に示すセンサ112が検出した、バッテリ110のSOC、電流積算値、又は電圧等の情報に基づいてバッテリの残量を定期的に又は任意のタイミングで測定する。
バッテリ制御部202は、バッテリ110の残量と一つ又は複数の閾値とを比較する。ここで、閾値は、例えば、バッテリに対して設定され、当該バッテリの残量の値で示される。閾値は、例えば、バッテリの残量の値として、30%というようにパーセント(%)で示されてもよいし、3割のように割合で示されてもよいし、300mAhなどのように容量で示されてもよい。以下では、閾値が、パーセント(%)で示される場合を例にして説明する。
また、バッテリ制御部202は、測定したバッテリ110の残量が、閾値(例えば30%)未満であるか判定してもよい。なお、閾値は、第1閾値と、当該第1閾値よりも小さい第2閾値とのように、複数設けられていてもよい。例えば、第1閾値は30%、第2閾値は10%のように、複数設けられる。また、閾値は、より多段階に設けられていてもよい。例えば、第1閾値(30%)よりも大きい閾値が設定されてもよいし、第1閾値(30%)と第2閾値(10%)との間の閾値が設定されてもよいし、第2閾値よりも小さい閾値が設定されてもよい。なお、第1閾値及び第2閾値は、これらの例に限られず、どのような値であってもよく、任意に設定可能である。この場合、バッテリ制御部202は、測定したバッテリ110の残量が、第1閾値(30%)未満であるか判定する。また、バッテリ制御部202は、測定したバッテリ110の残量が、第1閾値(30%)よりも小さい第2閾値(10%)未満であるか判定する。また、バッテリ制御部202は、測定したバッテリ110の残量が、第1閾値(30%)未満、かつ、第2閾値以上であるか判定する。
また、バッテリ制御部202は、例えば、香味吸引具が充電装置と接続されたか否かを検出することにより、バッテリ110において充電が実行されている状態であるか否かを判断してもよい。また、バッテリ制御部202は、バッテリ110の電流積算値又は電圧値等を検出することによって、検出したバッテリ110の電流積算値又は電圧値等を参照してバッテリ残量を判断してもよい。
カートリッジ制御部204は、例えば、図3及び4に示す第1の部材102と、エアロゾル源を霧化する霧化部118を備える第2の部材104と、の接続状態を判定する。例えば、カートリッジ制御部204は、第1の部材102と第2の部材104とが電気的に又は機械的(物理的を含む)に接続されているか否かを判定する。
第1の部材102と第2の部材104とが電気的に接続されていることには、例えば、第1の部材102と第2の部材104とが通電していることを含む。
また、第1の部材102と第2の部材104とが機械的(物理的を含む)に接続されていることには、例えば、第1の部材102と第2の部材104とが、嵌合することによって、互いに接続されていることを含む。また、第1の部材102と第2の部材104とが機械的(物理的を含む)に接続されているとは、例えば、第1の部材102と第2の部材104とが、螺合することによって、互いに接続されていることを含んでいてもよい。具体的には、第1の部材102は、第2の部材104に隣接する部位に雌コネクタを有し、当該雌コネクタはらせん状の溝を有しており、一方、第2の部材104は、第1の部材102に隣接する部位に雄コネクタを有し、当該雄コネクタはらせん状の突起を有する。そして、第1の部材102の雌コネクタと、第2の部材104の雄コネクタの螺合によって、第1の部材102と第2の部材104とが接続される。なお、第1の部材102が雄コネクタを、第2の部材104が雌コネクタを有していてもよい。
また、カートリッジ制御部204は、例えば、第1の部材102と第2の部材104とが電気的に又は機械的に接続される際に認証処理が実行される場合は、この認証処理が成功すると、第1の部材102と第2の部材104とが接続されていると判定する。他方で、カートリッジ制御部204は、この認証処理が失敗した場合は、第1の部材102と第2の部材104とが接続されていないと判定する。認証処理の詳細については、後述する。
カートリッジ制御部204は、第1の部材102と第2の部材104との接続が解除された後、所定期間(例えば、10秒や1分、5分等)が経過したか否かを判定する。カートリッジ制御部204は、第1の部材102と第2の部材104との接続が解除されたことを検知した後の経過時間をカウントする。図3及び4に示すメモリ114に所定時間に関する情報が格納されている。例えば、カートリッジ制御部204は、メモリ114に格納された所定時間に関する情報を参照して、カウントした経過時間と所定時間とを比較する。
カートリッジ制御部204は、第2の部材104(カートリッジ)の認証処理を実行する。カートリッジ制御部204は、例えば、第2の部材104に対して、第1の部材102の接続対象としての正当性を確認する。例えば、カートリッジ制御部204は、図3及び4に示すメモリ114において予め記録されている、第1の部材102と接続可能な一つ又は複数の第2の部材104のそれぞれの識別情報を参照することによって、特定の第2の部材104が接続対象としての正当性を有するかを判定する。
カートリッジ制御部204は、第1の部材102の接続対象である第2の部材104のリザーバ116に含まれるエアロゾル源の消費期限に基づいて、第2の部材104が接続対象としての正当性を有するかを判定してもよい。例えば、カートリッジ制御部204は、第1の部材102と、第2の部材104とが電気的に又は機械的に接続される場合、第2の部材104からエアロゾル源の消費期限に関する情報を取得する。カートリッジ制御部204は、取得した消費期限に関する情報を参照して、第1の部材102の接続対象である第2の部材104のリザーバ116に含まれるエアロゾル源の消費期限が切れていない場合は、第2の部材104が接続対象としての正当性を有すると判定する。また、カートリッジ制御部204は、第1の部材102の接続対象である第2の部材104のリザーバ116に含まれるエアロゾル源の消費期限が切れている場合は、第2の部材104が接続対象としての正当性を有しないと判定する。また、カートリッジ制御部204は、例えば、第2の部材104のリザーバ116に含まれるエアロゾル源の残量に関する残量情報を取得し、取得した残量情報に基づいて、接続対象としての第2の部材104の正当性を判定してもよい。
Bluetoothの通信は、例えば、ピコネット(Piconet)という単位で実行される。Bluetoothの通信においては、例えば、ユーザ端末2を「マスター」と呼び、香味吸引具1を「スレーブ」と呼ぶ。マスター1台について、例えば7台のスレーブが接続することが可能である。例えば、マスターが通信の主導権を持ち、マスターからスレーブへの情報送信は任意のタイミングで実行される。他方で、スレーブからマスターへの情報送信は、マスターからの指示(認証接続に関する要求)に基づいて実行される。なお、香味吸引具1とユーザ端末2との間の通信においては、必ずしもユーザ端末2が通信の主導権を持つ必要はない。例えば、香味吸引具1が通信の主導権を持ち、任意のタイミングで、香味吸引具1からユーザ端末2に対して情報を送信してもよい。
マスターと一以上のスレーブとの間において暗号化通信を確立する際、例えば、マスターとスレーブとの間では乱数で生成された共有秘密情報(リンクキー)が交換される。そして、当該リンクキーに基づいてマスターと各スレーブとの間の通信を暗号化する。このようなキー交換、及び、マスターとスレーブとの通信接続設定の確立手順が「認証接続」である。
また、通信制御部206は、認証接続の成功又は失敗を判定する。通信制御部206は、例えば、認証接続を開始した後、所定期間(例えば、数分間)内に認証接続が完了する場合に、認証接続が成功したと判定しても良い。通信制御部206は、認証接続を開始した後、所定期間(例えば、数分間)内に認証接続が完了しない場合に、認証接続が失敗したと判定するしても良い。認証接続の成功を判定するための所定期間と、認証接続の失敗を判定するための所定期間とは異なる期間が設定されてもよい。
また、認証接続として設定された期間内であれば、認証接続が完了していない場合、認証完了するまで、複数回、認証接続を再度行ってもよい。再度、認証接続を行う際に、認証接続に係る処理を始めからやり直しても良い。さらに、認証接続として設定された期間内であれば、認証接続の途中で係る処理が止められた場合でも、認証接続を終了することなく、認証接続をやり直しても良い。
通信制御部206は、認証接続が開始された後、ユーザによって強制的に認証接続が停止された場合には、認証接続が失敗したと判定してもよい。ユーザによって強制的に認証接続が停止された場合には、香味吸引具1又はユーザ端末2の電源が強制的にオフされた場合、又は、ユーザによって香味吸引具1とユーザ端末2とが所定の通信可能距離(例えば、Bluetooth通信の場合は、20m程度)以上離された場合を含む。
なお、図3及び4に示す通信部108は、香味吸引具1の認証接続が完了(成功)した場合に、認証接続が完了したことを示す結果情報をユーザ端末2に通知してもよい。通信部108は、香味吸引具1の認証接続が失敗した場合に、認証接続が失敗したことを示す結果情報をユーザ端末2に通知してもよい。ユーザ端末2は、結果情報をテキスト情報として図7に示す出力部22に出力するが、この形態に限られない。例えば、ユーザ端末2の出力部22は、テキスト情報の代わりに、又は、テキスト情報とともに、音声情報、動画情報、又は、画像情報等によって、ユーザに対して結果情報を出力してもよい。なお、ユーザ端末2が結果情報を出力する手段又は方法は、これらの例に限られず、ユーザが結果情報を容易に認識できれば、どのような手段又は方法で結果情報を出力してもよい。
インターフェース検知部208は、香味吸引具1における所定のアクション、例えば、上記(1)から(5)のアクションの少なくとも一つのアクションを検知する。インターフェース検知部208は、例えば、香味吸引具が充電装置と電気的に又は機械的に接続されたか否かを検出することにより、バッテリ110において充電が開始されたか否かを判断する。インターフェース検知部208は、例えば、図3及び4に示す霧化部118が備えるヒータの加熱状態に基づいて、香味吸引具1においてパフ動作が実行されたか否かを判断する。
インターフェース検知部208は、例えば、図3及び4に示す第1の部材102と、エアロゾル源を霧化する霧化部118を備える第2の部材104とが電気的に又は機械的(物理的を含む)に接続されたことを所定のアクションとして検知する。インターフェース検知部208は、例えば、第1の部材102と第2の部材104とが電気的に又は機械的に接続される際に認証処理が実行される場合は、この認証処理が実行されたことを所定のアクションとして検知する。
[認証接続]
図9を参照して本発明の実施形態に係る認証接続の一例を説明する。図9は、本発明の実施形態に係る認証接続の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、ステップS1において、例えば、香味吸引具1を起動させる。図9には図示していないが、例えば、ユーザが、香味吸引具1の外面に設けられた電源ボタン(不図示)を押下することにより、香味吸引具1を起動させる。なお、香味吸引具1の起動処理は、電源ボタンを押下することに限られず、例えば、香味吸引具1に対するパフ動作などであってもよく、香味吸引具1が起動されればどのような方法であってもよい。香味吸引具1の起動処理については、後述する各実施形態に係る通信制御処理においても同様に実行される。
ステップS3において、香味吸引具1は、ユーザ端末2との間の通信を実行するために認証接続を開始する。図9には図示していないが、香味吸引具1は、例えば、認証接続を開始するための要求をユーザ端末2に対して送信してもよい。
ステップS5において、香味吸引具1は、認証接続が成功したか否かを判定する。香味吸引具1は、認証接続が成功した場合には(ステップS5のYes)、処理を終了する。一方、香味吸引具1は、認証接続が成功しない場合には(ステップS5のNo)、ステップS7に進む。
ステップS7において、香味吸引具1は、第1所定時間が経過したか判定する。香味吸引具1は、第1所定時間が経過している場合には(ステップS7のYes)、ステップS9に進む。一方、香味吸引具1は、第1所定時間が経過していない場合には(ステップS7のNo)、ステップS5に戻る。なお、第1所定時間は、数秒間や数分間等どのような長さであってもよく、予め設定可能であっても、任意に設定可能であってもよい。
ステップS9において、香味吸引具1は、ユーザ端末2との間の認証接続を制限する。図9には図示していないが、香味吸引具1は、例えば、ユーザ端末2との間の認証接続を待機する。また、香味吸引具1は、例えば、ユーザ端末2との間の認証接続を停止してもよい。
ステップS11において、香味吸引具1は、第2所定時間が経過したか判定する。香味吸引具1は、第2所定時間が経過している場合には(ステップS11のYes)、処理を終了する。一方、香味吸引具1は、第2所定時間が経過していない場合には(ステップS11のNo)、ステップS13に進む。
ステップS13において、香味吸引具1は、所定のアクションを検知したか判定する。例えば、香味吸引具1は、当該香味吸引具1における所定のアクション、例えば、上記(1)から(5)のアクションの少なくとも一つのアクションを検知する。香味吸引具1は、香味吸引具1における所定のアクションを検知した場合(ステップS13のYes)、ステップS15に進む。他方で、所定のアクションを検知しない場合(ステップS13のNoの場合)、ステップS11に戻る。

ステップS15において、香味吸引具1は、認証接続を実行し、ステップS5に戻る。図9には図示していないが、香味吸引具1は、例えば、認証接続を停止した場合には、ユーザ端末2との間の無線通信を実行するために認証接続を再実行する。より具体的には、香味吸引具1は、例えば、認証接続を開始するための要求をユーザ端末2に対して送信する。また、図9には図示していないが、香味吸引具1は、例えば、認証接続を待機した場合には、当該認証接続を実行してもよい。
以上、本発明の実施形態によれば、認証接続を制限した後、所定のアクションが検知されると、認証接続を実行する。よって、認証接続を実行する場合のユーザの負荷を低減させることができる。
図10は、本発明の実施形態に係るコンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。図10を参照して、図1に示すユーザ端末2を構成するのに用いることができるコンピュータのハードウエア構成の一例について説明する。
図10に示すように、コンピュータ40は、ハードウエア資源として、主に、プロセッサ41と、主記録装置42と、補助記録装置43と、入出力インターフェース44と、通信インターフェース45とを備えており、これらはアドレスバス、情報バス、コントロールバス等を含むバスライン46を介して相互に接続されている。なお、バスライン46と各ハードウエア資源との間には適宜インターフェース回路(図示せず)が介在している場合もある。
プロセッサ41は、コンピュータ全体の制御を行う。主記録装置42は、プロセッサ41に対して作業領域を提供し、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリである。補助記録装置43は、ソフトウエアであるプログラム等や情報等を格納する、HDDやSSD、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。当該プログラムや情報等は、任意の時点で補助記録装置43からバスライン46を介して主記録装置42へとロードされる。
入出力インターフェース44は、情報を提示すること及び情報の入力を受けることの一方又は双方を行うものであり、デジタル・カメラ、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル・ディスプレイ、マイク、スピーカ、温度センサ等である。
上に例示したハードウエア資源とソフトウエアとの協働により、コンピュータ40は、所望の手段として機能し、所望のステップを実行し、所望の機能を実現させることできることは、当業者には明らかである。
上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1,1A,1B…香味吸引具、2…ユーザ端末、11…センサ、12…変化部、13…制御部、14…通信部、21…検知部、22…出力部、23…入力部、24…記録部、25…通信部、26…制御部、100…情報処理システム、102…第1の部材、104…第2の部材、106…制御部、108…通信部、110…バッテリ、112…センサ、114…メモリ、116…リザーバ、118…霧化部、120…空気取込流路、121…エアロゾル流路、122…吸口部、126…第3の部材、128…香味源、131…ハウジング、131A…トップハウジング、131B…ボトムハウジング、132…カバー、132B…開口、133…スイッチ、134…蓋部、140…吸引物品、161,162…端、200…システム制御部、202…バッテリ制御部、204…カートリッジ制御部、206…通信制御部、208…インターフェース検知部

Claims (9)

  1. エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置のためのバッテリユニットであって、
    前記エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行する通信部と、
    前記認証接続の実行を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記エアロゾル生成装置の起動時に前記認証接続を実行させると共に、所定時間内に前記認証接続が完了しない場合、前記認証接続を制限し、前記認証接続を制限した後、前記エアロゾル生成装置における所定のアクションが検知された場合、当該認証接続を実行させる
    バッテリユニット。
  2. 前記所定のアクションは、
    ユーザが前記エアロゾル生成装置を用いてエアロゾルを吸引する吸引動作を含む、
    請求項1に記載のバッテリユニット。
  3. 前記所定のアクションは、
    前記バッテリユニットと、エアロゾル源を霧化する霧化部を備えるカートリッジとの接続を含む、
    請求項1又は2に記載のバッテリユニット。
  4. 前記所定のアクションは、
    前記バッテリユニットに備わるバッテリに対する充電を含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバッテリユニット。
  5. 前記制御部は、
    前記認証接続の制限として、当該認証接続を停止する、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のバッテリユニット。
  6. 前記制御部は、
    前記認証接続の制限として、当該認証接続を待機する、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のバッテリユニット。
  7. エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置であって、
    前記エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行する通信部と、
    前記認証接続の実行を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記エアロゾル生成装置の起動時に前記認証接続を実行させると共に、所定時間内に前記認証接続が完了しない場合、前記認証接続を制限し、
    前記認証接続を制限した後、前記エアロゾル生成装置における所定のアクションが検知された場合、当該認証接続を実行させる
    エアロゾル生成装置。
  8. エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置が実行する情報処理方法であって、
    前記エアロゾル生成装置の起動時に、前記エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行するテップと、
    所定時間内に前記認証接続が完了しない場合、前記認証接続を制限するステップと、
    前記認証接続を制限した後、前記エアロゾル生成装置における所定のアクションを検知するステップと、
    前記所定のアクションが検知された場合、当該認証接続を実行するステップと、を含む、
    情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    エアロゾル生成装置とユーザ端末との間の通信接続の設定処理である認証接続を実行する通信機能と、
    前記認証接続の実行を制御する制御機能と、を実現させるためのプログラムであって、
    前記制御機能は、前記エアロゾル生成装置の起動時に前記認証接続を実行させると共に、所定時間内に前記認証接続が完了しない場合、前記認証接続を制限し、前記認証接続を制限した後、前記エアロゾル生成装置における所定のアクションが検知された場合、当該認証接続を実行させる
    プログラム。
JP2021548033A 2019-09-25 2019-09-25 バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム Active JP7261311B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/037530 WO2021059384A1 (ja) 2019-09-25 2019-09-25 バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2021059384A1 JPWO2021059384A1 (ja) 2021-04-01
JP7261311B2 true JP7261311B2 (ja) 2023-04-19

Family

ID=75164861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021548033A Active JP7261311B2 (ja) 2019-09-25 2019-09-25 バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP4014771A4 (ja)
JP (1) JP7261311B2 (ja)
TW (1) TWI796551B (ja)
WO (1) WO2021059384A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022230085A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 日本たばこ産業株式会社 吸引装置、制御方法及びプログラム
WO2023089752A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 日本たばこ産業株式会社 吸引装置
WO2023089753A1 (ja) * 2021-11-19 2023-05-25 日本たばこ産業株式会社 吸引装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310387A (ja) 2003-04-04 2004-11-04 Sony Corp 認証確認システム及び認証確認方法並びに携帯型情報処理装置
WO2016194075A1 (ja) 2015-05-29 2016-12-08 日本たばこ産業株式会社 非燃焼型香味吸引器及びエアロゾル送達方法
WO2017141358A1 (ja) 2016-02-16 2017-08-24 日本たばこ産業株式会社 香味吸引器
JP2018533925A (ja) 2015-09-28 2018-11-22 ニコベンチャーズ ホールディングス リミテッド 電子蒸気供給システムのための機能同期システムおよび方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3098738A1 (en) * 2015-05-29 2016-11-30 PARI Pharma GmbH Aerosol nebulizer control device
GB201517086D0 (en) 2015-09-28 2015-11-11 Nicoventures Holdings Ltd Electronic vapour provision system
EP3759890B1 (en) * 2018-02-26 2023-09-13 Imperial Tobacco Limited System for managing smoking substitute devices and associated method

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310387A (ja) 2003-04-04 2004-11-04 Sony Corp 認証確認システム及び認証確認方法並びに携帯型情報処理装置
WO2016194075A1 (ja) 2015-05-29 2016-12-08 日本たばこ産業株式会社 非燃焼型香味吸引器及びエアロゾル送達方法
JP2018533925A (ja) 2015-09-28 2018-11-22 ニコベンチャーズ ホールディングス リミテッド 電子蒸気供給システムのための機能同期システムおよび方法
WO2017141358A1 (ja) 2016-02-16 2017-08-24 日本たばこ産業株式会社 香味吸引器

Also Published As

Publication number Publication date
EP4014771A1 (en) 2022-06-22
EP4014771A4 (en) 2023-05-31
JPWO2021059384A1 (ja) 2021-04-01
TWI796551B (zh) 2023-03-21
TW202112259A (zh) 2021-04-01
WO2021059384A1 (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108025152B (zh) 气溶胶递送设备的基于触发的无线广播
JP7261311B2 (ja) バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム
CN110996695A (zh) 电子吸烟***
US20210360976A1 (en) Flavor component generation control device, flavor component generation device, control method, and program
JP7248810B2 (ja) バッテリユニット、情報処理方法、及びプログラム
JP7244664B2 (ja) バッテリユニット、情報処理方法、及びプログラム
JP7245348B2 (ja) バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7244663B2 (ja) バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7179158B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7290737B2 (ja) バッテリユニット、エアロゾル生成装置、情報処理方法、及びプログラム
KR20220066322A (ko) 전자 에어로졸 제공 시스템 및 방법
WO2023112339A1 (ja) エアロゾル生成装置及び情報表示装置
WO2023188101A1 (ja) エアロゾル生成装置、制御方法、及びプログラム
WO2023188102A1 (ja) エアロゾル生成装置、制御方法、及びプログラム
CN117693303A (zh) 交互式气溶胶供应***
TW202224576A (zh) 吸嚐裝置、終端裝置及程式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7261311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150