JP7260896B2 - 気流搬送システム用詰まり管理装置と詰まり管理方法 - Google Patents

気流搬送システム用詰まり管理装置と詰まり管理方法 Download PDF

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Description

本発明は固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる詰まり管理装置と詰まり管理方法とに係る。
固体を搬送するために、気流搬送システムが用いられる。
気流搬送システムは、搬送配管のなかに流れる気流に随伴して固体を搬送させる。
例えば、プレスによって金属板から所望の形状のパーツを打ち抜くと、残りの切り屑が発生する。
発生した切り屑は、気流搬送システムを用いて所望の箇所に搬送される。
気流搬送システムを用いてプレスからでた切り屑を溜める場所まで搬送する。プレスの設置位置から切り屑を溜める場所までの距離が長いとき、気流搬送システムは気流搬送システム用中継器を搬送配管の途中に設ける。
気流搬送システム用中継器では、搬送配管で送られてきた切り屑と気流とをいったん分離し、分離された切り屑を再度気流に乗せて後流へ送る。
プレスが打ち抜く金属板の板厚、素材または所望の形状は必要に応じてさまざまに変化する。
気流搬送する金属板の板厚、素材または所望の形状は、気流搬送性能に影響を与える。
金属板が搬送配管の途中に滞留して気流配管を詰まらせ、気流搬送性能が悪化する恐れがある。
従って、搬送配管の詰まりが発生する恐れのある箇所に、気流搬送システムに用いる詰まり管理装置を設け、搬送配管の詰まりを検知する等の保守・管理をすることが望まれる。
搬送配管の詰まりを検知するために、光センサを用いることが考えられるが、光センサを用いる装置そのものが詰まったり、損傷するおそれがある。
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、簡易な構造で効率良く搬送配管の詰まりを検知する等の保守・管理をすることのできる気流搬送システム用詰まり管理装置および気流搬送システム用詰まり管理方法を提供しようとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置を、搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、を備え、前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断する、というものとした。
上記本発明の構成により、管理装置本体が、搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する。左右一対の透明部材が、前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である。光センサが、左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる。前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断する、
その結果、透明部材が搬送される固体により傷つくことと貫通空間が目詰まりすることを抑制し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
以下に、本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、を備える。
上記本発明に係る実施形態の構成により、補助気流供給機器が、前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する。
その結果、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
前記補助気流供給機器が、左右一対の前記透明部材の前記貫通空間に面する端面の位置する箇所から前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を各々に供給する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、補助気流供給機器が、左右一対の前記透明部材の前記貫通空間に面する端面の位置する箇所から前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を各々に供給する。
その結果、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ柱状形状を有し、前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ柱状形状を有する。前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
その結果、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状を有し、前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ柱状形状を有する。前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
その結果、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記貫通空間の下半分の空間を通る様になった。
上記本発明に係る実施形態の構成により、
気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられる。
前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった。
その結果、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記貫通空間の下半分の空間を通る様になった。
上記本発明に係る実施形態の構成により、
気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられる。前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった。
その結果、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管を流れる気流の風量を一時的に上げる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管を流れる気流の風量を一時的に上げる。
その結果、搬送配管の目詰まりを早期に解消する可能性がある。
上記目的を達成するため、本発明に係る固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理方法を、固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置を準備する準備工程と、詰まり判断工程と、を備え、気流搬送システム用詰まり管理装置が、搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、を有し、前記詰まり判断工程が前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断する、ものとした。
上記本発明の構成により、管理装置本体が、搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する。左右一対の透明部材が、前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である。光センサが、左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる。前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断する。
その結果、透明部材が搬送される固体により傷つくことと貫通空間が目詰まりすることを抑制し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
以下に、本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理方法を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、を備える。
上記本発明に係る実施形態の構成により、補助気流供給機器が、前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する。
その結果、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
前記補助気流供給機器が、左右一対の前記透明部材の前記貫通空間に面する端面の位置する箇所から前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を各々に供給する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、補助気流供給機器が、左右一対の前記透明部材の前記貫通空間に面する端面の位置する箇所から前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を各々に供給する。
その結果、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ柱状形状を有し、前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ柱状形状を有する。前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
その結果、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状を有し、前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記透明部材が上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状を有する。前記光センサの前記光軸は前記柱状形状の前記中心軸に平行または一致する。
その結果、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記貫通空間の下半分の空間を通る様になった。
上記本発明に係る実施形態の構成により、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられる。前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった。
その結果、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記貫通空間の下半分の空間を通る様になった。
上記本発明に係る実施形態の構成により、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられる。前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった。
その結果、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管を流れる気流の風量を一時的に上げる目詰まり解消工程と、を備える。
上記本発明に係る実施形態の構成により、目詰まり解消工程が、搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管を流れる気流の風量を一時的に上げる。
その結果、搬送配管の目詰まりを早期に解消する可能性がある。
以上説明したように本発明に係る 気流搬送システム用詰まり管理装置は、その手順と構成により、以下の効果を有する。
前方および後方で搬送配管に連通する連通空間の内壁を貫通して交差する貫通空間の両サイドに左右一対の透明部材を配し、左右一対の透明部材を間に挟む様に左右に分かれて発光部と発光部の発光する光をうける受光部とを連通空間を流れる気流を挟む様に配し、前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断する様にしたので、透明部材が搬送される固体により傷つくことと貫通空間が目詰まりすることを抑制し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、左右一対の前記透明部材の前記貫通空間に面する端面の位置する箇所から前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を各々に供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、透明部材のもつ柱状形状の中心軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させ、前記光センサの前記光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、透明部材のもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状の中心軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させ、前記光センサの前記光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管を流れる気流の風量を一時的に上げる様にしたので、搬送配管の目詰まりを早期に解消する可能性がある。
以上説明したように本発明に係る 気流搬送システム用詰まり管理方法は、その手順と構成により、以下の効果を有する。
前方および後方で搬送配管に連通する連通空間の左右の内壁を貫通し連通空間に交差する貫通空間の両サイドに左右一対の透明部材を配し、左右一対の透明部材を間に挟む様に左右に分かれて発光部と発光部の発光する光をうける受光部とを連通空間を流れる気流を挟む様に配し、前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断する様にしたので、
透明部材が搬送される固体により傷つくことと貫通空間が目詰まりすることを抑制し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、左右一対の前記透明部材の前記貫通空間に面する端面の位置する箇所から前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を各々に供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、透明部材のもつ柱状形状の中心軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させ、前記光センサの前記光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、透明部材のもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状の中心軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させ、前記光センサの前記光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸が柱状形状の透明部材の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管の目詰まりを検知できる。
また、搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管を流れる気流の風量を一時的に上げる様にしたので、搬送配管の目詰まりを早期に解消する可能性がある。
従って、簡易な構造で効率良く搬送配管の詰まりを検知する気流搬送システム用詰まり管理装置および気流搬送システム用詰まり管理方法を提供できる。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムの全体図である。 本発明の実施形態に係る気流搬送システムの部分図である。 本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置の全体図である。 本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理方法のフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための形態を、説明する。
最初に、本発明の実施形態にかかる気流搬送システムを、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る気流搬送システムの全体図である。図2は、本発明の実施形態に係る気流搬送システムの部分図である。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と詰まり管理装置100とで構成される。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と固体バケット70と詰まり管理装置100とで構成されてもよい。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と中継器80と固体バケット70と詰まり管理装置100とで構成されてもよい。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と中継器80とメインブースター60と固体バケット70と詰まり管理装置100で構成されてもよい。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と複数の中継器80とメインブースター60と固体バケット70と詰まり管理装置100で構成されてもよい。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と複数の中継器80とメインブースター60と固体バケット70とサブブースター90と詰まり管理装置100で構成されてもよい。
本発明の実施形態に係る気流搬送システムは、固体発生源40と搬送配管50と複数の中継器80とメインブースター60と固体バケット70とサブブースター90と詰まり管理装置100で制御装置Cとで構成されてもよい。
固体発生源40は、固体を発生させる発生源である。
固体は、製品そのもの、製品の部品、製品を作ったあとの屑、等である。
例えば、固体発生源40は固体を下流に流す源となる貯蔵器である。
例えば、固体発生源40は固体を下流に流すため一時的に貯留するバケットである。
例えば、固体発生源40は、板材等を打ち抜いて製品を発生させるプレス、等である。
例えば、固体発生源40は、切り屑を発生させる切り屑発生源である。
例えば、切り屑発生源は、プレス、破砕機、等である。
プレスは、金属板をダイで打ち抜いて必要な製品を作る。金属板から必要な製品を抜いた残りの部分が切り屑になる。
メインブースター60が金型の下に配置される。
切り屑30がメインブースター60のブースター本体の中に落ちる。
または、製品がメインブースター60のブースター本体の中に落ちる。
ノズルが、ブースター本体の中に気体を吹き込む。
切り屑30が気流に乗って後流の搬送配管50に送られる。
または、製品が気流に乗って後流の搬送配管50に送られる。
搬送配管50は、内部に気流を流して、固体を搬送する配管である。
例えば、搬送配管50は、内部に気流を流して、切り屑30を搬送する配管である。
搬送配管50は、メインブースター60の後流に配される。
切り屑30は、気流に乗って搬送配管50の中を送られる。
搬送配管50は、固体発生源40と固体バケット70との間に配され、固体発生源40から固体バケット70へ切り屑30を送る。
中継器80が、搬送配管50の経路の途中に設けられる。
中継器80は、固体を気流により気流搬送できる気流搬送システムに用いる中継器である。
例えば、中継器80は、切り屑30を気流により気流搬送できる気流搬送システムに用いる中継器である。
中継器80とサブブースター90とが搬送配管50の経路の途中に設けられてもよい。
複数の中継器80と複数のサブブースター90とが搬送配管50の経路の途中に設けられてもよい。
固体バケット70は、気流搬送システムで送られてきた固体を溜める容器である。
例えば、固体バケット70は、気流搬送システムで送られてきた切り屑30を溜める容器である。
制御装置Cは、気流搬送システムを制御する。
詰まり管理装置100は、固体を気流により搬送配管50を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる装置である。
以下に、本発明の実施形態にかかる詰まり管理装置100を、図を基に、説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置の全体図である。図4は、本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置の断面図である。
本発明の実施形態にかかる詰まり管理装置100は、管理装置本体110と左右一対の透明部材120と光センサ130とで構成される。
本発明の実施形態にかかる詰まり管理装置100は、管理装置本体110と左右一対の透明部材120と光センサ130と補助気流供給機器140とで構成されてもよい。
管理装置本体110は、搬送配管50の経路のうち水平に延びる経路を構成する搬送配管50に設けられてもよい。
管理装置本体110は、搬送配管50の経路のうち斜めに延びる経路を構成する搬送配管50に設けられてもよい。
管理装置本体110は、搬送配管50の経路のうち斜め上に延びる経路を構成する搬送配管50に設けられてもよい。
管理装置本体110は、連通空間H1と貫通空間H2とを形成する。
連通空間H1は、搬送配管50の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管50に連通する空間である。
連通空間H1は、搬送配管50の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て搬送配管50の内壁に滑らかに繋がる内壁をもち前方および後方で搬送配管50に連通する空間であってもよい。
連通空間H1は、搬送配管50の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て搬送配管50の内壁と同一輪郭の内壁をもち前方および後方で搬送配管50に連通する空間であってもよい。
貫通空間H2は、連通空間H1の左右の内壁を貫通して連通空間H1に交差する空間である。
貫通空間H2は、発光側貫通空間と受光側貫通空間とで構成される。
発光側貫通空間は、後述する光センサ130の発光部131aの設けられる側にある貫通空間の部分である。
受光側貫通空間は、後述する光センサ130の受光部131bの設けられる側にある貫通空間の部分である。
左右一対の透明部材120は、一方の端面と他方の端面とをもつ光を通す部材である。
左右一対の透明部材120は、貫通空間H2の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である。
透明部材120が上から見て気流の連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ柱状形状を有してもよい。
透明部材120が上から見て気流の連通空間を流れる方向に直交する中心軸をもつ柱状形状を有してもよい。
透明部材120が上から見て気流の連通空間を流れる方向に交差する中心軸をもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状を有してもよい。
透明部材120が上から見て気流の連通空間を流れる方向に直交する中心軸をもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状を有してもよい。
例えば、透明部材120は、透明樹脂製の柱状の部材である。
例えば、透明部材120は、透明樹脂製の円柱形状をもつ部材である。
左右一対の透明部材120は、発光側透明部材120aと受光側透明部材120bとで構成される。
発光側透明部材120aは、平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面とを持つ。
発光側透明部材120aの平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面とが平行であってもよい。
受光側透明部材120bは、平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面とを持つ。
受光側透明部材120bの平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面とが平行であってもよい。
発光側透明部材120aは、後述する光センサ130の発光部131aと貫通空間H2の一方の端部との間に固定される。
受光側透明部材120bは、後述する光センサ130の受光部131bと貫通空間H2の他方の端部との間に固定される。
発光側透明部材120aの平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面と受光側透明部材120bの平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面とが平行であってもよい。
発光側透明部材120aと受光側透明部材120bとは、管理装置本体110にシール部材121a、121bで各々に固定される。
例えば、シール部材121a、121bはOリングである。
後述する光センサ130の光軸Lは、柱状形状の中心軸に平行または一致する。
後述する光センサ130の光軸Lは、発光側透明部材120aの平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面と受光側透明部材120bの平面形状の一方の端面と平面形状の他方の端面とに直交してもよい。
ここで、光軸Lは、発光部131aと受光部131bとを結ぶ仮想の軸線である。
発光側シール部材121aが、発光側透明部材120aをシールする。
受光側シール部材121bが、受光側透明部材120bをシールする。
光センサ130は、左右一対の透明部材120a、120bを間に挟む様に左右に分かれて配される発光部131aと受光部131bとを有し、発光部120aと受光部120bとを結ぶ光の軸である光軸Lを上から見て気流の連通空間H1を流れる方向に交差させる。
光センサ130は、左右一対の透明部材120a、120bを間に挟む様に左右に分かれて配される発光部131aと受光部131bとを有し、発光部120aと受光部120bとを結ぶ光の軸である光軸Lを上から見て気流の連通空間H1を流れる方向に直交させてもよい。
発光部131aと受光部131bとは、発光側光センサ固定具133aとと受光側光センサ固定具133bにより管理装置本体110に固定される。
発光側光センサケーブル132aが発光部131aから引き出される。
受光側光センサケーブル132bが受光部131bから引き出される。
発光部131aから発光した光は、発光部131aの側に設けられた透明部材120aを透過し、貫通空間H2の一方の端面から連通空間H2に入り、連通空間H1を通過し、貫通空間H2の他方の端面から連通空間H2から出て、受光部131bの側に設けられた透明部材120aを透過し、受光部131bに到達する。
切り屑が連通空間H1に詰まると、発光部131aから発光した光は、受光部131bに届かない。
気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で水平に流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられてもよい。
気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で斜めに流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられてもよい。
気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられてもよい。
光センサ130の光軸Lが、連通空間H1の下側の空間を通る様になってもよい。
光センサ130の光軸Lが、連通空間H1の下半分の空間を通る様になってもよい。
ここで、連通空間H1の下半分の空間とは、視線を気流の流れに沿って見て、連通空間H1の輪郭の図心より下側の空間であってもい。
例えば、視線を気流の流れに沿って見て、連通空間H1の輪郭が円の場合、連通空間H1の下半分の空間とは、連通空間H1の輪郭の下側の半円の部分である。
補助気流供給機器140が、貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する機器である。
補助気流は一般にパージガスと呼称される。
補助気流供給機器140が、左右一対の透明部材120a、120bの貫通空間H2に面する端面の位置する箇所から貫通空間H2に補助的な気流である補助気流を各々に供給してもよい。
補助気流供給機器140が、発光側送気ポート141aと受光側送気ポート141bと
送気ライン142とブロワー143とで構成される。
発光側送気ポート141aが、管理装置本体110の発光側透明部材120aの貫通空間H2に面する一方の端面のある位置に設けられる。
受光側送気ポート141bが、管理装置本体110の受光側透明部材120bの貫通空間H2に面する端面の位置する箇所に設けられる。
送気ライン142が、ブロワー143と発光側送気ポート141aと受光側送気ポート141bとを繋ぐラインである。
ブロワー143が、管理装置本体110に設けられる発光側送気ポート141aと受光側送気ポート141bとを通過して貫通空間H2に送気する
受光部が発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管50に詰まりが発生したと判断する。
一定時間は、予め設定できてもよい。
搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき、搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げてもよい。
一時的に上げる風量は、予め設定できてもよい。
例えば、搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき、連通空間H1の上流にある直近のブースターの風量を上げて、搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げてもよい。
例えば、搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき、補助気流供給機器の風量を上げて、搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げてもよい。
次に、本発明の実施形態にかかる気流搬送システム用詰まり管理方法を、図を基に説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理方法のフローチャート図である。
本発明の実施形態にかかる気流搬送システム用詰まり管理方法は、準備工程S10と詰まり検知工程S20と詰まり解消工程S30と解体除去工程S40とで構成される。
準備工程S10は、気流搬送システム用詰まり管理装置を準備する工程である。
気流搬送システム用詰まり管理装置の構成は、本発明の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置の記載で説明したものなので、説明を省略する。
詰まり検知工程S20は、受光部が発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管50に詰まりが発生したと判断する工程である。
詰まり解消工程S30は、搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき連通空間H1を流れる気流の風量を一時的に上げる工程である。
例えば、詰まり検知工程S20で搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき、連通空間H1の上流の直近のブースターの風量を一時的に上げて、搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げてもよい。
例えば、搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき、補助気流供給機器の風量を一時的に上げて、搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げてもよい。
詰まり検知工程S20と詰まり解消工程S30とを実行しても、詰まり検知工程S20が詰まりが発生したと判断するとき、解体除去工程S40を実行する。
詰まり検知工程S20と詰まり解消工程S30とを所定回数だけ実行しても、詰まり検知工程S20が詰まりが発生したと判断するとき、解体除去工程S40を実行する。
所定回数は、予め設定できてもよい。
解体除去工程S40は、搬送配管50を解体して、詰まった固体を除去し、詰まりを解除する工程である。
詰まりを解除すると、搬送配管50を元にもどす。
上述の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理装置を用いれば、以下の効果を発揮する。
前方および後方で搬送配管50に連通する連通空間H1の内壁を貫通して交差する貫通空間H2の両サイドに左右一対の透明部材120を配し、左右一対の透明部材120を間に挟む様に左右に分かれて発光部131aと発光部131aの発光する光をうける受光部131bとを連通空間H1を流れる気流を挟む様に配し、受光部131bが発光部131aから出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管50に詰まりが発生したと判断する様にしたので、透明部材120が搬送される固体により傷つくことと貫通空間H2が目詰まりすることを抑制し、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、貫通空間H2に両側から補助的な気流である補助気流を各々に供給する様にしたので、固体30により左右一対の透明部材120の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、左右一対の透明部材120の一方端面の位置する箇所から貫通空間H2に補助的な気流である補助気流を各々に供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材120の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、透明部材120のもつ柱状形状の中心軸が上から見て気流の連通空間H1を流れる方向に交差し、光センサ130の光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸Lが柱状形状の透明部材120の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、透明部材120のもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状の上から見て気流の連通空間H1を流れる方向に交差し、光センサ130の光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸Lが柱状形状の透明部材120の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられ、光センサ130の光軸Lが連通空間H1の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管50の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられ、光センサ130の光軸Lが連通空間H1の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管50の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げる様にしたので、搬送配管50の目詰まりを早期に解消する可能性がある。
上述の実施形態に係る気流搬送システム用詰まり管理方法を用いれば、以下の効果を発揮する。
前方および後方で搬送配管50に連通する連通空間H1の内壁に貫通して交差する貫通空間H2の両サイドに左右一対の透明部材120を配し、左右一対の透明部材1120を間に挟む様に左右に分かれて発光部131aと発光部131aの発光する光をうける受光部131bとを連通空間H2流れる気流を挟む様に配し、受光部131bが発光部131aから出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管50に詰まりが発生したと判断する様にしたので、透明部材120が搬送される固体により傷つくことと貫通空間が目詰まりすることを抑制し、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、貫通空間H2に両側から補助的な気流である補助気流を各々に供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材120の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、左右一対の透明部材120の一方端面の位置する箇所から貫通空間H2に補助的な気流である補助気流を各々に供給する様にしたので、搬送される固体により左右一対の透明部材120の貫通空間に面する端面が傷つくのを抑制でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、透明部材120のもつ柱状形状の中心軸を上から見て気流の連通空間H1を流れる方向に交差させ、光センサ130の光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸Lが柱状形状の透明部材120の中心軸またはその平行な位置を通過し、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、透明部材のもつ幅寸法より長さ寸法の長い柱状形状の中心軸を上から見て気流の連通空間H1を流れる方向に交差させ、光センサ130の光軸を中心軸に平行または一致する様にしたので、光軸Lが柱状形状の透明部材120の中心軸またはその平行位置を通過し、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられ、光センサ130の光軸Lが連通空間H1の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管50の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、気流が連通空間H1の貫通空間H2が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体110が搬送配管50の経路の途中に設けられ、光センサ130の光軸Lが連通空間H1の下半分の空間を通る様にしたので、搬送配管50の下半分の空間に固体が溜まるのを早期に検知でき、安定して搬送配管50の目詰まりを検知できる。
また、搬送配管50に詰まりが発生したと判断したとき搬送配管50を流れる気流の風量を一時的に上げる様にしたので、搬送配管50の目詰まりを早期に解消する可能性がある。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である
C 制御機器
L 光軸
H1 連通空間
H2 貫通空間
30 固体、切り屑
40 固体発生源
50 搬送配管
60 メインブースター
70 固体バケット
80 中継器
90 サブブースター
100 詰まり管理装置
110 管理装置本体
120 透明部材
120a 発光側透明部材
120b 受光側透明部材
121a 発光側シール部材
121b 受光側シール部材
130 光センサ
131a 発光部
131b 受光部
132a 発光側光センサケーブル
132b 受光側光センサケーブル
133a 発光側光センサ固定具
133b 受光側光センサ固定具
140 補助気流供給機器
141a 発光側送気ポート
141b 受光側送気ポート
142 送気ライン
143 ブロワー
S10 準備工程
S20 詰まり検知工程
S30 詰まり解消工程
S40 解体除去工程
特開平10-203606 特開2001-174396

Claims (6)

  1. 固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置であって、
    搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、
    前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、
    左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、
    前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、
    を備え、
    前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断し、
    気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、
    前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった、
    こと特徴とする気流搬送システム用詰まり管理装置。
  2. 固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置であって、
    搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、
    前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、
    左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、
    前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、
    を備え、
    前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断し、
    気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、
    前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった、
    こと特徴とする気流搬送システム用詰まり管理装置。
  3. 固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置であって、
    搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、
    前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、
    左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、
    前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、
    を備え、
    前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断し、
    搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき前記連通空間を流れる気流の風量を一時的に上げる、
    ことを特徴とする気流搬送システム用詰まり管理装置。
  4. 固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理方法であって、
    固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置を準備する準備工程と、
    詰まり判断工程と、
    を備え、
    搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、
    前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、
    左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、
    前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、
    を有し、
    前記詰まり判断工程が前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受
    光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断し、
    気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で水平または斜めに流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、
    前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった、
    こと特徴とする気流搬送システム用詰まり管理方法。
  5. 固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理方法であって、
    固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置を準備する準備工程と、
    詰まり判断工程と、
    を備え、
    搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、
    前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、
    左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、
    前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、
    を有し、
    前記詰まり判断工程が前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受
    光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断し、
    気流が前記連通空間の前記貫通空間が交差する箇所で斜め上に流れる様に管理装置本体が搬送配管の経路の途中に設けられ、
    前記光センサの前記光軸が前記連通空間の下半分の空間を通る様になった、
    こと特徴とする気流搬送システム用詰まり管理方法。
  6. 固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理方法であって、
    固体を気流により搬送配管を通して気流搬送できる気流搬送システムに用いる気流搬送システム用詰まり管理装置を準備する準備工程と、
    詰まり判断工程と、
    目詰まり解消工程と、
    を備え、
    搬送配管の経路の途中に設けられ視線を気流の流れに沿って見て前方および後方で搬送配管に連通する空間である連通空間と前記連通空間の左右の内壁を貫通して前記連通空間と交差する空間である貫通空間とを形成する管理装置本体と、
    前記貫通空間の左右の端部に一方の端面である一方端面を面して設けられる透明な部材である左右一対の透明部材と、
    左右一対の前記透明部材を間に挟む様に左右に分かれて配される発光部と受光部とを有し該発光部と該受光部とを結ぶ光の軸である光軸を上から見て気流の前記連通空間を流れる方向に交差させる光センサと、
    前記貫通空間に補助的な気流である補助気流を供給する補助気流供給機器と、
    を有し、
    前記詰まり判断工程が前記受光部が前記発光部から出る光を一定時間を越えて連続して受
    光できないとき搬送配管に詰まりが発生したと判断し、
    前記目詰まり解消工程が搬送配管に詰まりが発生したと判断したとき連通空間を流れる気流の風量を一時的に上げる、
    ことを特徴とする気流搬送システム用詰まり管理方法。
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