JP7258212B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本開示は、非共沸混合冷媒が循環する冷媒回路を有する空気調和装置に関する。
地球温暖化抑制のため、モントリオール議定書および欧州のF-gas規制などにより冷媒のGWP(Grobal Warming Potential)が規制されている。GWPの低い冷媒は、沸点の異なる複数種の冷媒を混合させた非共沸混合冷媒が多い。非共沸混合冷媒は、蒸発行程および凝縮行程の各行程において、行程の開始から終了まで温度が一定でなく温度勾配が生じる。温度勾配は、蒸発行程において、蒸発器の冷媒入口側の冷媒温度が低くなる方向に作用する。そのため、非共沸混合冷媒を用いる空気調和装置は、蒸発器の冷媒入口の冷媒温度が0℃以下に低下し、着霜または凍結が生じやすい。
従来、非共沸混合冷媒の着霜を抑制する空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された空気調和装置は、蒸発器の冷媒入口側の飽和温度を上昇させて着霜を抑制するために、蒸発器の中間部分にキャピラリチューブ等の減圧手段が設けられている。
特開昭60-140048号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和装置では、蒸発器の冷媒入口から減圧手段までの区間で冷媒と空気との温度差が小さくなるため、熱交換性能が低下する。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、暖房運転時に蒸発器として作用する熱源側熱交換器の熱交換性能の低下を抑制する空気調和装置を提供するものである。
本開示に係る空気調和装置は、圧縮機と、並列に接続された第1熱源側熱交換器および第2熱源側熱交換器を含む熱源側熱交換器と、負荷側絞り装置と、負荷側熱交換器とが配管で接続され、非共沸混合冷媒が循環する冷媒回路と、暖房運転時に前記負荷側絞り装置から流出する冷媒を分流して前記熱源側熱交換器に流通させる第1冷媒配管および第2冷媒配管と、前記第1冷媒配管に設けられ、前記暖房運転時に前記第1冷媒配管を介して前記第1熱源側熱交換器に流入する冷媒を減圧する第1絞り装置と、前記第2冷媒配管に設けられ、前記暖房運転時に前記第2冷媒配管を介して前記第2熱源側熱交換器に流入する冷媒を減圧する第2絞り装置と、前記第2冷媒配管において前記第2絞り装置と前記第2熱源側熱交換器との間を流通する冷媒と、前記暖房運転時に前記第1絞り装置に流入する冷媒とを熱交換させる冷媒間熱交換器と、を有し、前記第1熱源側熱交換器および前記第2熱源側熱交換器は、前記第1熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力損失が前記第2熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力損失よりも大きい構成である。
本開示によれば、暖房運転時に第1熱源側熱交換器に流入する冷媒は高い温度を維持したまま、第1熱源側熱交換器内の圧力損失に応じて圧力が低下する。また、第2熱源側熱交換器に流入する冷媒は、冷媒間熱交換器において過熱され温度が上昇する。そのため、熱源側熱交換器の冷媒入口側の冷媒温度が低くなることが抑えられる。したがって、暖房運転時に蒸発器として作用する熱源側熱交換器の熱交換性能の低下を抑制できる。
実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路の一構成例を示す模式図である。 図1に示した制御装置の一構成例を示すハードウェア構成図である。 図1に示した制御装置の別の構成例を示すハードウェア構成図である。 実施の形態1に係る空気調和装置の暖房運転時の作用を説明するためのp-h線図である。 図1に示した第1熱源側熱交換器に設けられる伝熱管の一例を示す模式図である。 図1に示した第2熱源側熱交換器に設けられる伝熱管の一例を示す模式図である。 図5に示した複数の伝熱管の流路断面積と図6に示した伝熱管の流路断面積とを比較するための模式図である。 実施の形態2に係る空気調和装置の冷媒回路の一構成例を示す模式図である。
図面を参照して、本開示の空気調和装置の実施の形態を説明する。複数の図面間において、同等な構成については同一の符号を付し、一度説明した構成は、その後の別の実施の形態において、その説明を適宜省略し、または簡略化する。また、各図に記載した構成について、構成の形状、大きさおよび配置などは、図に示した場合に限定されない。
実施の形態1.
本実施の形態1の空気調和装置の構成を説明する。
[空気調和装置の全体構成]
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路の一構成例を示す模式図である。空気調和装置100は、熱源を生成する室外機1と、室外機1によって生成された熱源を利用する室内機2aおよび2bとを有する。本実施の形態1においては、室外機1と室内機2aおよび2bとを循環する冷媒が非共沸混合冷媒である。空気調和装置100は、室内機2aおよび2bの運転モードとして、冷房運転モードおよび暖房運転モードを有する。
空気調和装置100は、室外機1と室内機2aおよび2bとの間で冷媒が流通する冷媒配管として、液主管3と、液主管3から分岐する2本の液枝管5aおよび5bと、ガス主管4と、ガス主管4から分岐する2本のガス枝管6aおよび6bとを有する。室外機1と室内機2aとは、液主管3および液枝管5aと、ガス主管4およびガス枝管6aとによって接続されている。室外機1と室内機2bとは、液主管3および液枝管5bと、ガス主管4およびガス枝管6bとによって接続されている。
[室外機]
図1に示す室外機1の構成を説明する。室外機1は、例えば、部屋の外部である室外に設置される。室外機1は、空調の熱を排出または供給する熱源機として機能する。室外機1は、圧縮機10と、流路切替装置11と、熱源側熱交換器12と、アキュムレータ13と、熱源側ファン17と、制御装置30とを有する。また、室外機1は、第1絞り装置16と、第2絞り装置15と、冷媒間熱交換器14と、第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bとを有する。熱源側熱交換器12は、並列に接続される第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bを有する。圧縮機10、流路切替装置11、熱源側ファン17、第1絞り装置16および第2絞り装置15のそれぞれは、図に示さない信号線を介して制御装置30と接続される。
第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bは、熱源側熱交換器12に流入する冷媒を分流する。第1冷媒配管18aは、熱源側熱交換器12に流入する冷媒のうち、一部の冷媒を第1熱源側熱交換器12aに流通させる。第2冷媒配管18bは、熱源側熱交換器12に流入する冷媒のうち、残りの冷媒を第2熱源側熱交換器12bに流通させる。
第1絞り装置16は第1冷媒配管18aに設けられている。第2絞り装置15は第2冷媒配管18bに設けられている。冷媒間熱交換器14は第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bの両方の途中に設けられている。第1冷媒配管18aを介して第1熱源側熱交換器12a、第1絞り装置16および冷媒間熱交換器14が接続される流路と、第2冷媒配管18bを介して第2熱源側熱交換器12b、冷媒間熱交換器14および第2絞り装置15が接続される流路とが並列に接続される。
圧縮機10は、低温および低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温および高圧の状態にして吐出する。圧縮機10は、例えば、容量を制御できるインバータ圧縮機である。熱源側ファン17は、外気を熱源側熱交換器12に供給する。熱源側ファン17は、例えば、プロペラファンである。熱源側ファン17の台数は、1台に限らず、複数台であってもよい。アキュムレータ13は、圧縮機10の冷媒吸入口側に接続されている。アキュムレータ13は、液冷媒が圧縮機10に流入してしまうことを防ぐ。
流路切替装置11は、暖房運転モードおよび冷房運転モードの運転モードに対応して、冷媒回路50aおよび50bを循環する冷媒の流通方向を切り替える。流路切替装置11は、暖房運転モードにおいて、圧縮機10から吐出される冷媒を負荷側熱交換器21aおよび21bに流通させ、冷房運転モードにおいて、圧縮機10から吐出される冷媒を熱源側熱交換器12に流通させる。流路切替装置11は、例えば、四方弁である。
第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bは、熱源側ファン17によって供給される空気と冷媒とを熱交換させる。第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bは、冷房運転モードにおいては凝縮器またはガスクーラとして機能し、暖房運転モードにおいては蒸発器として機能する。図1に示す構成例においては、第2熱源側熱交換器12bは第1熱源側熱交換器12aよりも風上側に配置されている。
第1熱源側熱交換器12aは、暖房運転モードにおいて、着霜を抑制するために、非共沸混合冷媒の温度勾配に応じた冷媒の圧力損失を生じる構成である。第1熱源側熱交換器12aは、第2熱源側熱交換器12bに比べて、大きな冷媒の圧力損失を生じるように、例えば、冷媒の流路断面積が小さい構成である。また、第1熱源側熱交換器12aは、第2熱源側熱交換器12bに比べて、伝熱管の流路長を長くしてもよい。
第1絞り装置16および第2絞り装置15は、開度を制御できる膨張弁である。第1絞り装置16および第2絞り装置15は、例えば、電子式膨張弁である。第1絞り装置16は、暖房運転モードにおいて、室内機2aおよび2bから第1冷媒配管18aを介して第1熱源側熱交換器12aに流入する冷媒を減圧する。第2絞り装置15は、暖房運転モードにおいて、室内機2aおよび2bから第2冷媒配管18bを介して第2熱源側熱交換器12bに流入する冷媒を減圧する。第1絞り装置16および第2絞り装置15は、冷房運転モードにおいて、全開状態となる。
冷媒間熱交換器14は、第2冷媒配管18bにおいて第2絞り装置15と第2熱源側熱交換器12bとの間を流通する冷媒と、暖房運転時に第1絞り装置16に流入する冷媒とを熱交換させる。冷媒間熱交換器14は、例えば、二重管熱交換器、プレート熱交換器またはシェルアンドチューブ熱交換器である。なお、制御装置30の構成は、室内機2aおよび2bの構成の説明の後に説明する。
[室内機]
図1に示す室内機2aおよび2bの構成を説明する。室内機2aおよび2bのそれぞれは、例えば、部屋の内部である室内に設置される。室内機2aは、自機が設置された室内に空調空気を供給する。室内機2bは、自機が設置された室内に空調空気を供給する。室内機2aは、負荷側絞り装置20aと、負荷側熱交換器21aと、負荷側ファン22aと、室温センサ23aとを有する。室内機2bは、負荷側絞り装置20bと、負荷側熱交換器21bと、負荷側ファン22bと、室温センサ23bとを有する。室内機2aおよび2bに冷媒漏洩検知器(図示せず)が設けられていてもよい。
負荷側絞り装置20aおよび20bと、負荷側ファン22aおよび22bと、室温センサ23aおよび23bとのそれぞれは、図に示さない信号線を介して制御装置30と接続される。室温センサ23aは、室内機2aが設置された部屋の室温を検出し、検出した室温のデータを制御装置30に出力する。室温センサ23bは、室内機2bが設置された部屋の室温を検出し、検出した室温のデータを制御装置30に出力する。
負荷側ファン22aは、室内機2aが設置された部屋から空気を吸い込んで、吸い込んだ空気を負荷側熱交換器21aに供給する。負荷側ファン22bは、室内機2bが設置された部屋から空気を吸い込んで、吸い込んだ空気を負荷側熱交換器21bに供給する。負荷側ファン22aおよび22bは、例えば、クロスフローファンである。
負荷側絞り装置20aおよび20bは、冷媒を減圧して膨張させる減圧弁または膨張弁として機能する。負荷側絞り装置20aおよび20bは、例えば、開度を変えることができる電子式膨張弁である。負荷側絞り装置20aは、室内機2aが冷房運転モードで動作するとき、冷媒の流通方向について負荷側熱交換器21aの上流側に位置する。負荷側絞り装置20bは、室内機2bが冷房運転モードで動作するとき、冷媒の流通方向について負荷側熱交換器21bの上流側に位置する。
負荷側熱交換器21aは、ガス枝管6aおよびガス主管4を介して室外機1の流路切替装置11と接続され、負荷側絞り装置20a、液枝管5aおよび液主管3を介して、室外機1の第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bと接続されている。負荷側熱交換器21bは、ガス枝管6bおよびガス主管4を介して室外機1の流路切替装置11と接続され、負荷側絞り装置20b、液枝管5bおよび液主管3を介して、室外機1の第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bと接続されている。
負荷側熱交換器21aおよび21bは、冷房運転モードにおいては蒸発器として機能し、暖房運転モードにおいては凝縮器として機能する。負荷側熱交換器21aは、負荷側ファン22aによって供給される空気と冷媒とを熱交換させることで、室内に供給する暖房用空気または冷房用空気を生成する。負荷側熱交換器21bは、負荷側ファン22bによって供給される空気と冷媒とを熱交換させることで、室内に供給する暖房用空気または冷房用空気を生成する。
圧縮機10、熱源側熱交換器12、負荷側絞り装置20aおよび負荷側熱交換器21aが冷媒配管で接続され、冷媒が循環する冷媒回路50aが構成される。圧縮機10、熱源側熱交換器12、負荷側絞り装置20bおよび負荷側熱交換器21bが冷媒配管で接続され、冷媒が循環する冷媒回路50bが構成される。本実施の形態1においては、冷媒回路50aおよび50bのそれぞれに、図1に示すように、第1絞り装置16、第2絞り装置15および冷媒間熱交換器14が含まれる。
なお、図1は、室外機1に2台の室内機2aおよび2bが並列に接続される構成を示しているが、室外機1に接続される室内機は1台であってもよく、3台以上であってもよい。また、図1は、負荷側絞り装置20aが室内機2aに設けられ、負荷側絞り装置20bが室内機2bに設けられている場合を示している。第1絞り装置16および第2絞り装置15が負荷側絞り装置20aおよび20bの役目を果たせば、室内機2aおよび2bに絞り装置を設けなくてもよい。室内機が1台の場合、室内機に絞り装置を設けず、室外機に絞り装置を設けてもよい。また、図1は、室外機1に流路切替装置11が設けられた構成を示しているが、暖房専用機などのように、流路切替装置11が設けられていない構成であってもよい。さらに、空気調和装置100に設けられるセンサは室温センサ23aおよび23bに限らず、図に示さないセンサが設けられていてもよい。
次に、図1に示した制御装置30の構成を説明する。制御装置30は、空気調和装置100の全体を制御する。制御装置30は、室温センサ23aおよび23b等の各種センサの検出値と設定温度Tsetとに基づいて、冷媒回路50aおよび50bのそれぞれを循環する冷媒の冷凍サイクルを制御する。
室内機2aのユーザによって、図に示さないリモートコントローラを介して、運転モードおよび設定温度Tset1が制御装置30に入力される。室内機2bのユーザによって、図に示さないリモートコントローラを介して、運転モードおよび設定温度Tset2が制御装置30に入力される。本実施の形態1においては、室内機2aのユーザが選択する運転モードおよび室内機2bのユーザが選択する運転モードが同じものとする。
制御装置30は、室内機2aおよび2bのユーザによって選択された運転モードに対応して、冷媒回路50aおよび50bに流れる冷媒の流通方向が切り替わるように、流路切替装置11を制御する。具体的には、運転モードが暖房運転モードの場合、制御装置30は、圧縮機10から吐出される冷媒が負荷側熱交換器21aおよび21bに流通するように流路切替装置11を制御する。運転モードが冷房運転モードの場合、制御装置30は、圧縮機10から吐出される冷媒が熱源側熱交換器12に流通するように流路切替装置11を制御する。
運転モードが冷房運転モードの場合、制御装置30は、第1絞り装置16および第2絞り装置15の開度を全開状態に制御する。また、冷房運転モードにおいて、制御装置30は、次のようにして、室内機2aおよび2b毎に制御する。制御装置30は、室温センサ23aの検出値が設定温度Tset1と一致するように、圧縮機10の駆動回転数、熱源側ファン17の回転数、負荷側ファン22aの回転数および負荷側絞り装置20aの開度を制御する。制御装置30は、室温センサ23bの検出値が設定温度Tset2と一致するように、圧縮機10の駆動回転数、熱源側ファン17の回転数、負荷側ファン22bの回転数および負荷側絞り装置20bの開度を制御する。
運転モードが暖房運転モードの場合、制御装置30は、負荷側熱交換器21aおよび21bの流量調整を目的として、冷媒間熱交換器14で行われる熱交換を妨げないように、減圧が最小限になるように負荷側絞り装置20aおよび20bの開度を制御する。例えば、制御装置30は、負荷側絞り装置20aおよび20bの開度を全開状態にする。また、暖房運転モードにおいて、制御装置30は、次のようにして、室内機2aおよび2b毎に制御する。制御装置30は、室温センサ23aの検出値が設定温度Tset1と一致するように、圧縮機10の駆動回転数と、熱源側ファン17の回転数と、負荷側ファン22aの回転数と、第1絞り装置16および第2絞り装置15の開度とを制御する。制御装置30は、室温センサ23bの検出値が設定温度Tset2と一致するように、圧縮機10の駆動回転数と、熱源側ファン17の回転数と、負荷側ファン22bの回転数と、第1絞り装置16および第2絞り装置15の開度とを制御する。
さらに、暖房運転モードにおいて、制御装置30は、第1絞り装置16および第2絞り装置15の開度比率Rvを制御することで第1熱源側熱交換器12aに流れる冷媒の流量を調節し、第1熱源側熱交換器12aにおける冷媒の圧力損失を制御してもよい。制御装置30は、空気調和装置100の冷房および暖房の負荷に対応して、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失を制御する。例えば、制御装置30は、暖房運転モードにおいて、着霜の懸念がない低負荷運転、または高外気温度での運転の場合、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失が小さくなるように、開度比率Rvを制御する。制御装置30は、暖房運転モードにおいて、着霜の懸念が大きい高負荷運転、または低外気温度での運転の場合、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失が大きくなるように、開度比率Rvを制御する。
開度比率Rvとして、着霜の懸念がない低負荷運転または高外気温度での運転の場合の開度比率Rvlと、着霜の懸念が大きい高負荷運転または低外気温度での運転の場合の開度比率Rvhとが予め決められていてもよい。また、図に示さない冷媒温度センサが第1熱源側熱交換器12aの暖房運転モードにおける冷媒出口側に設けられ、制御装置30は、冷媒温度センサの検出値が予め決められた目標温度Tempになるように、開度比率Rvを制御してもよい。
制御装置30は、例えば、アナログ回路もしくはデジタル回路、またはこれらの回路を組み合わせた回路で構成される。制御装置30は、各種機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアで構成される。また、制御装置30は、マイクロコンピュータなどの演算装置がソフトウェアを実行することにより各種機能が実現される構成でもよい。
図1に示した制御装置30のハードウェアの一例を説明する。図2は、図1に示した制御装置の一構成例を示すハードウェア構成図である。制御装置30の機能がハードウェアで実行される場合、制御装置30は、図2に示すように、処理回路80で構成される。
制御装置30の機能がハードウェアで実行される場合、処理回路80は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、または、これらを組み合わせたものに該当する。
図1に示した制御装置30のハードウェアの別の構成例を説明する。図3は、図1に示した制御装置の別の構成例を示すハードウェア構成図である。制御装置30の機能がソフトウェアで実行される場合、図1に示した制御装置30は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ81と、メモリ82とで構成される。制御装置30の機能は、プロセッサ81およびメモリ82により実現される。図3は、プロセッサ81およびメモリ82が互いに通信可能に接続されることを示している。
制御装置30の機能がソフトウェアで実行される場合、制御装置30の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ82に格納される。プロセッサ81は、メモリ82に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置30の機能を実現する。メモリ82は、上述の開度比率RvhおよびRvlと、目標温度Tempとを記憶していてもよい。
メモリ82として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable and Programmable ROM)およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性の半導体メモリが用いられる。また、メモリ82として、RAM(Random Access Memory)の揮発性の半導体メモリが用いられてもよい。さらに、メモリ82として、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)およびDVD(Digital Versatile Disc)等の着脱可能な記録媒体が用いられてもよい。
なお、図1は、制御装置30が室外機1に設けられている場合を例示しているが、制御装置は、室外機1と室内機2aおよび2bとのそれぞれに設けられていてもよく、室内機2aおよび2bのうち、少なくとも一方に設けられていてもよい。空気調和装置100に複数の制御装置が設けられる場合、複数の制御装置は互いに通信接続され、上述した制御装置30の機能を実行する。
[空気調和装置の運転モード]
次に、空気調和装置100が実行する各運転モードについて説明する。空気調和装置100は、室内機2aおよび2b毎にユーザからリモートコントローラ(図示せず)を介して入力される指示に基づいて、室内機2aおよび2bの冷房運転および暖房運転を実行する。図1の空気調和装置100が実行する運転モードは、上述したように、動作する室内機2aおよび2bの全てが冷房運転を行う冷房運転モードと、動作する室内機2aおよび2bの両方が暖房運転を行う暖房運転モードとがある。以下に、各運転モードにおける冷媒の流れを説明する。
[冷房運転モード]
図1を参照して、冷房運転モードにおける冷媒の流れを説明する。図1において、冷房運転モードの場合に冷媒回路50aおよび50bを流れる冷媒の流通方向を破線の矢印で示している。
圧縮機10が、低温および低圧の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮し、高温および高圧の冷媒を吐出する。圧縮機10から吐出された高温および高圧の冷媒は、流路切替装置11を経由して、第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bに分流する。そして、第2熱源側熱交換器12bおよび第1熱源側熱交換器12aに流入した冷媒は、熱源側ファン17によって供給される外気と熱交換して凝縮する。第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bにおいて凝縮された冷媒は、室外機1から流出して、液主管3と液枝管5aおよび5bを経由して、室内機2aおよび2bに流入する。このとき、第1絞り装置16および第2絞り装置15は、冷媒の流れを妨げないように全開状態である。
室内機2aに流入した冷媒は、負荷側絞り装置20aで膨張される。負荷側絞り装置20aで膨張された冷媒は、蒸発器として作用する負荷側熱交換器21aに流入し、室内空気から吸熱して蒸発する。負荷側熱交換器21aにおいて、冷媒が室内空気から吸熱することによって、室内空気が冷却される。また、室内機2bに流入した冷媒は、負荷側絞り装置20bで膨張される。負荷側絞り装置20bで膨張された冷媒は、蒸発器として作用する負荷側熱交換器21bに流入し、室内空気から吸熱して蒸発する。負荷側熱交換器21bにおいて、冷媒が室内空気から吸熱することによって、室内空気が冷却される。負荷側熱交換器21aおよび21bから流出した冷媒は、ガス枝管6aおよび6bとガス主管4とを経由して、室外機1に戻る。室外機1に流入した冷媒は、流路切替装置11を経由して、圧縮機10に吸入され、再度、圧縮される。
なお、省冷媒化の観点から、負荷側絞り装置20aおよび20bの代わりに、第1絞り装置16および第2絞り装置15によって冷媒を膨張させてもよい。この場合、液主管3を占める冷媒を減らすことができる。
[暖房運転モード]
図1を参照して、暖房運転モードにおける冷媒の流れを説明する。図1において、暖房運転モードの場合に冷媒回路50aおよび50bを流れる冷媒の流通方向を実線の矢印で示している。
圧縮機10が、低温および低圧の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮し、高温および高圧の冷媒を吐出する。圧縮機10から吐出された高温および高圧の冷媒は、流路切替装置11を経由して、室外機1から流出する。室外機1から流出した高温および高圧の冷媒は、ガス主管4とガス枝管6aおよび6bとを経由して、負荷側熱交換器21aおよび21bに分流する。
負荷側熱交換器21aに流入した冷媒は、負荷側熱交換器21aにおいて、室内空気に放熱することにより、室内空間を暖房しながら凝縮する。負荷側熱交換器21aにおいて凝縮された冷媒は、負荷側絞り装置20aにおいて、わずかに膨張される。また、負荷側熱交換器21bに流入した冷媒は、負荷側熱交換器21bにおいて、室内空気に放熱することにより、室内空間を暖房しながら凝縮する。負荷側熱交換器21bにおいて凝縮された冷媒は、負荷側絞り装置20bでわずかに膨張される。負荷側絞り装置20aおよび20bを流出した冷媒は、液枝管5aおよび5bと液主管3とを経由して、室外機1に戻る。
ここで、負荷側絞り装置20aおよび20bは、負荷側熱交換器21aおよび21bの流量調整として機能するが、減圧が必要最小限となるように設定されている。室外機1に流入した冷媒は、第1冷媒配管18aと第2冷媒配管18bとに分流する。
第2冷媒配管18bに流入した冷媒は、第2絞り装置15によって低圧まで膨張された後、冷媒間熱交換器14において一部が蒸発する。冷媒間熱交換器14を流出した冷媒は、第2熱源側熱交換器12bに流入する。一方、第1冷媒配管18aに流入した冷媒は、高圧の状態で冷媒間熱交換器14において過冷却された後、第1絞り装置16で低圧まで膨張された後、第1熱源側熱交換器12aに流入する。第2熱源側熱交換器12bおよび第1熱源側熱交換器12aで蒸発した冷媒は、流路切替装置11を経由して、圧縮機10に吸入され、再度、圧縮される。
本実施の形態1の空気調和装置100の暖房運転モードの場合の作用を説明する。図4は、実施の形態1に係る空気調和装置の暖房運転時の作用を説明するためのp-h線図である。図4の横軸は比エンタルピhであり、縦軸は圧力pである。
また、図4において、湿り蒸気領域に示す傾斜した破線は、非共沸混合冷媒の等温線を示す。非共沸混合冷媒の等温線は温度勾配があることを示している。図4に示す温度T1、T2およびT3の関係は、T1>T2>T3である。T2>0℃である。また、圧力p1およびp2の関係は、p2>p1である。行程K1は、第2絞り装置15を流通する冷媒が減圧され、膨張する過程を示す。行程K2は、第1絞り装置16を流通する冷媒が減圧され、膨張する過程を示す。
第2冷媒配管18bに流入した冷媒は、図4に示すように、第2絞り装置15によって圧力p1まで減圧された後、区間RRに示す冷媒間熱交換器14において、一部の冷媒が蒸発し、過熱される。冷媒間熱交換器14を流出した冷媒は、圧力p1を維持したまま、第2熱源側熱交換器12bに流入する。冷媒の温度は、第2熱源側熱交換器12bに流入する際、温度T2よりも高くなっている。つまり、第2熱源側熱交換器12bの冷媒入口において、冷媒の温度が0℃より高くなっている。
一方、第1冷媒配管18aに流入した冷媒は、高圧の状態を維持したまま、区間RRに示す冷媒間熱交換器14において過冷却される。その後、冷媒間熱交換器14を流出した冷媒は、第1絞り装置16において、圧力p2まで減圧された後、第1熱源側熱交換器12aに流入する。冷媒の温度は、第1熱源側熱交換器12aに流入する際、温度T2よりも高い温度T1になっている。第1熱源側熱交換器12aを流通する冷媒は、第1熱源側熱交換器12aにおける圧力損失によって圧力pが少しずつ低下する。このときの圧力pの変化は、非共沸混合冷媒の温度T1の等温線の温度勾配に対応している。第1熱源側熱交換器12aを流通する冷媒は、第1熱源側熱交換器12aの冷媒入口から冷媒出口まで温度T1を維持したまま第1熱源側熱交換器12aを流通し、冷媒出口で圧力p1まで低下する。
このように、暖房運転モードにおいて、第1熱源側熱交換器12aに流入する冷媒は高い温度を維持したまま、第1熱源側熱交換器12a内の圧力損失に応じて圧力が低下する。また、第2熱源側熱交換器に流入する冷媒は、冷媒間熱交換器において過熱され温度が上昇する。そのため、熱源側熱交換器12の冷媒入口側の冷媒温度が低くなることが抑えられる。その結果、着霜および凍結を防止するとともに、暖房運転時に蒸発器として作用する熱源側熱交換器の熱交換性能の低下を抑制できる。
第1熱源側熱交換器12aで生じる冷媒の圧力損失は、図4に示すように、非共沸混合冷媒の蒸発過程における等温線に沿う程度の大きさに設定されることが望ましい。圧力損失による冷媒の圧力変化が非共沸混合冷媒の蒸発過程における等温線と完全に一致していなくてもよい。また、第2熱源側熱交換器12bで生じる冷媒の圧力損失は、冷媒と空気との温度差を大きくし、熱交換性能を上げるために、できるだけ小さい方が望ましい。そのため、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失は、第2熱源側熱交換器12bの圧力損失よりも大きくなるように構成される。
第1熱源側熱交換器12aの圧力損失を第2熱源側熱交換器12bの圧力損失よりも大きくするための構成として、伝熱管の断面の直径を小さくすることで、冷媒の流路断面積を小さくすることが考えられる。例えば、第1熱源側熱交換器12aの流路断面積が第2熱源側熱交換器12bの流路断面積よりも小さくなるようにする。第1熱源側熱交換器12aの流路断面積を小さくすることで、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失が大きくなる。
また、第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bの各熱交換器に複数の伝熱管が並列に設けられる場合、第1熱源側熱交換器12aの伝熱管の本数が第2熱源側熱交換器12bの伝熱管の本数よりも少なくする。この構成により、複数の伝熱管の流路断面積の総和について、第2熱源側熱交換器12bよりも第1熱源側熱交換器12aが小さくなる。複数の伝熱管が並列に設けられる場合として、例えば、扁平管がある。
また、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失を第2熱源側熱交換器12bの圧力損失よりも大きくするための構成として、第1熱源側熱交換器12aの伝熱面積を第2熱源側熱交換器12bの伝熱面積よりも大きくすることが考えられる。第1熱源側熱交換器12aの伝熱面積を大きくすることで、第1熱源側熱交換器12aの熱交換量が大きくなる。熱交換量の大きい第1熱源側熱交換器12a側の冷媒流量を増やすことで、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失が大きくなる。例えば、第1熱源側熱交換器12aの伝熱管の流路長を第2熱源側熱交換器12bの伝熱管の流路長よりも長くすることで、第1熱源側熱交換器12aの伝熱面積が第2熱源側熱交換器12bの伝熱面積よりも大きくなる。この場合、第1熱源側熱交換器12aの圧力損失は第2熱源側熱交換器12bの圧力損失よりも大きくなる。
また、第1熱源側熱交換器12aの流路断面積が、暖房運転モードにおいて、冷媒入口側から冷媒出口側に向かって大きくなるように構成してもよい。この構成により、暖房運転モードにおいて、冷媒の蒸発に伴って冷媒の下流側で乾き度が大きくなり、圧力損失が過剰になることを防止し、冷媒の流通方向に沿って一定の圧力損失を保つことができる。また、冷房運転モードにおいて、冷媒の凝縮に伴って冷媒の下流側で流路断面積が小さくなることにより、熱伝達率が低下することを抑制する効果がある。
また、第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bを上下方向に並べて配置してもよく、一方の熱交換器を風上側に配置し、他方の熱交換器を風下側に配置してもよい。図1に示したように、第1熱源側熱交換器12aが風下側に配置され、第2熱源側熱交換器12bが風上側に配置される場合、着霜を抑制する効果の向上が期待できる。具体的に説明すると、第2熱源側熱交換器12bは、温度勾配によって冷媒入口の冷媒温度が低くなるため、第1熱源側熱交換器12aに比べて着霜しやすい。第2熱源側熱交換器12bを空気温度の高い風上側に配置することにより、配管の表面温度が高くなり、着霜耐力が向上し、着霜しにくくなる。
また、制御装置30が第1絞り装置16および第2絞り装置15の開度比率Rvを制御することで、第1熱源側熱交換器12aに流れる冷媒の流量を調節し、第1熱源側熱交換器12aの冷媒の圧力損失を制御してもよい。例えば、制御装置30は、着霜の懸念がない低負荷運転または高外気温度での運転の場合の開度比率Rvlと、着霜の懸念が大きい高負荷運転または低外気温度での運転の場合の開度比率Rvhとを異なる値に設定してもよい。
ここで、図1に示した熱源側熱交換器12に設けられる伝熱管の構成例を説明する。図5は、図1に示した第1熱源側熱交換器に設けられる伝熱管の一例を示す模式図である。図5は、第1熱源側熱交換器12aに設けられる伝熱管が、複数の伝熱管61aが流路と平行に並列に配置された扁平管61の場合を示す。図5は、扁平管61の伝熱管61aの本数が7本の場合である。図5は、扁平管61の断面形状を示し、各伝熱管61aの直径をDとする。複数の伝熱管61aは、板状の放熱フィン71の面に対して垂直方向(Y軸矢印方向)に伸びている。
図5に示す扁平管61の流路断面積をSA1とすると、流路断面積SA1は、7本の伝熱管61aの断面積の総和で表される。つまり、SA1=7×π×(D/2)の=(7/4)πDの式で表される。図5に示す扁平管61の伝熱面積をHTA1とすると、流路長がLである場合、HTA1=(7本の伝熱管61aの円周の総和)×流路長L=7×(π×D)×L=7πDLの式で表される。
図6は、図1に示した第2熱源側熱交換器に設けられる伝熱管の一例を示す模式図である。図6は、第2熱源側熱交換器12bに設けられる伝熱管62が1本の円管の場合を示す。図6は、伝熱管62の断面形状を示し、伝熱管62の直径を3×Dとする。つまり、伝熱管62の直径は図5に示した伝熱管61aの直径の3倍の長さである。伝熱管62は、板状の放熱フィン72の面に対して垂直方向(Y軸矢印方向)に伸びている。
図6に示す伝熱管62の流路断面積をSA2とすると、流路断面積SA2は、SA2=π×(3×D/2)の=(9/4)πDの式で表される。図6に示す伝熱管62の伝熱面積をHTA2とすると、流路長がLである場合、HTA2=(伝熱管62の円周)×流路長L=π×(3×D)×L=3πDLの式で表される。
図7は、図5に示した複数の伝熱管の流路断面積と図6に示した伝熱管の流路断面積とを比較するための模式図である。図7は、図5に示した7本の伝熱管61aの流路断面積と図6に示した伝熱管62の流路断面積とを比較しやすくするために、7本の伝熱管61aを束ね、束ねた7本の伝熱管61aを伝熱管62と重ねて表示している。
図7を参照すると、7本の伝熱管61aの流路断面積が伝熱管62の流路断面積よりも小さいことがわかる。このことは、SA1=(7/4)πDおよびSA2=(9/4)πDの2つの式を比較しても、SA1<SA2の関係になることは明らかである。図5に示した扁平管61の流路断面積は、図6に示した伝熱管62の流路断面積よりも小さい。
続いて、図5に示した7本の伝熱管61aの伝熱面積と図6に示した伝熱管62の伝熱面積とを比較してみる。7本の伝熱管61aの伝熱面積HTA1は、HTA1=7πDLであり、伝熱管62の伝熱面積HTA2は、HTA2=3πDLである。そのため、HTA1>HTA2の関係になっている。図5に示した扁平管61の伝熱面積は、図6に示した伝熱管62の伝熱面積よりも大きい。
なお、図5に示す放熱フィン71は、説明の便宜上、実際の放熱フィンから扁平管61の周囲に沿って切り取った一部を示し、図5は放熱フィン71の全体の形状を示すものではない。図6に示す放熱フィン72も、図5に示した放熱フィン71と同様に、放熱フィン72の全体の形状を示すものではない。さらに、図5は、伝熱管61aの本数が7本の場合を示しているが、扁平管61に用いられる伝熱管61aの本数は7本に限らない。
本実施の形態1の空気調和装置100は、圧縮機10と、熱源側熱交換器12と、負荷側絞り装置20aおよび20bと、負荷側熱交換器21aおよび21bとが配管で接続され、非共沸混合冷媒が循環する冷媒回路50aおよび50bを有する。熱源側熱交換器12は、並列に接続された第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bを有する。空気調和装置100は、暖房運転時に負荷側絞り装置20aおよび20bから流出する冷媒を分流して熱源側熱交換器12に流通させる第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bと、第1絞り装置16と、第2絞り装置15と、冷媒間熱交換器14とを有する。第1絞り装置16は、暖房運転時に第1冷媒配管18aを介して第1熱源側熱交換器12aに流入する冷媒を減圧する。第2絞り装置15は、暖房運転時に第2冷媒配管18bを介して第2熱源側熱交換器12bに流入する冷媒を減圧する。冷媒間熱交換器14は、第2冷媒配管18bにおいて第2絞り装置15と第2熱源側熱交換器12bとの間を流通する冷媒と、暖房運転時に第1絞り装置16に流入する冷媒とを熱交換させる。第1熱源側熱交換器12aおよび第2熱源側熱交換器12bは、第1熱源側熱交換器12aを流通する冷媒の圧力損失が第2熱源側熱交換器12bを流通する冷媒の圧力損失よりも大きい構成である。
本実施の形態1によれば、暖房運転モードにおいて、第1熱源側熱交換器12aに流入する冷媒は高い温度を維持したまま、第1熱源側熱交換器12a内の圧力損失に応じて圧力が低下する。また、第2熱源側熱交換器12bに流入する冷媒は、冷媒間熱交換器14において過熱され温度が上昇する。そのため、熱源側熱交換器12の冷媒入口側の冷媒温度が低くなることが抑えられる。その結果、暖房運転時において、熱源側熱交換器12における着霜および凍結を防止するとともに、蒸発器として作用する熱源側熱交換器12の熱交換性能の低下を抑制できる。
実施の形態2.
本実施の形態2の空気調和装置は、冷房運転モードにおいて、図1に示した冷媒間熱交換器14を有効に利用するものである。本実施の形態2においては、実施の形態1で説明した構成に同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、本実施の形態2においては、実施の形態1で説明した構成と異なる点を詳しく説明し、同様な構成について説明を省略する。
本実施の形態2の空気調和装置の構成を説明する。図8は、実施の形態2に係る空気調和装置の冷媒回路の一構成例を示す模式図である。図8に示す空気調和装置101は、図1に示した空気調和装置100と比較すると、室外機の構成が異なる。空気調和装置101の室外機1aは、図1に示した室外機1が有する構成の他に、第3冷媒配管19、第1開閉弁41、第2開閉弁42、第3開閉弁43およびインジェクション配管44を有する。
第1開閉弁41は、第1冷媒配管18aに設けられている。具体的には、第1開閉弁41は、第1冷媒配管18aと、第2冷媒配管18bと、負荷側絞り装置20aおよび20bに接続される配管との合流点MPと、冷媒間熱交換器14との間に設けられている。第3冷媒配管19は、第1冷媒配管18aにおいて第1熱源側熱交換器12aおよび第1絞り装置16の間と、第2冷媒配管18bにおいて第2熱源側熱交換器12bおよび冷媒間熱交換器14の間とを接続する。第2開閉弁42は、第3冷媒配管19に設けられている。インジェクション配管44は、冷媒間熱交換器14と第1開閉弁41との間から分岐して圧縮機10の吸入側に接続されている。第3開閉弁43はインジェクション配管44に設けられている。
第1開閉弁41、第2開閉弁42および第3開閉弁43は、例えば、電磁弁である。第1開閉弁41、第2開閉弁42および第3開閉弁43のそれぞれは、図に示さない信号線を介して制御装置30と接続される。制御装置30は、室内機2aおよび2bの運転モードが暖房運転モードの場合、第1開閉弁41を開状態にし、第2開閉弁42および第3開閉弁43を閉状態にする。制御装置30は、室内機2aおよび2bの運転モードが冷房運転モードの場合、第1開閉弁41を閉状態にし、第2開閉弁42および第3開閉弁43を開状態にする。
本実施の形態2の空気調和装置101の作用を説明する。図8において、暖房運転モードの場合に冷媒回路50aおよび50bを流れる冷媒の流通方向を実線の矢印で示し、冷房運転モードの場合に冷媒回路50aおよび50bを流れる冷媒の流通方向を破線の矢印で示している。
暖房運転モードにおいては、第1開閉弁41が開状態であり、第2開閉弁42および第3開閉弁43は閉状態である。暖房運転モードの冷媒の流れは、実施の形態1で説明した場合と同様になるため、本実施の形態2においては、その詳細な説明を省略する。
本実施の形態2において、冷房運転モードの冷媒の流れを、図8を参照して説明する。冷房運転モードにおいては、第1開閉弁41が閉状態であり、第2開閉弁42および第3開閉弁43は開状態である。
圧縮機10から流出した冷媒は流路切替装置11を経由して、第1冷媒配管18aおよび第2冷媒配管18bに分流する。第2冷媒配管18bに流入した冷媒は第2熱源側熱交換器12bにおいて凝縮した後、冷媒間熱交換器14に流入する。第1冷媒配管18aに流入した冷媒は第1熱源側熱交換器12aにおいて凝縮した後、一部の冷媒は第1絞り装置16に流入し、残りの冷媒は高圧の状態のまま、第3冷媒配管19に流入する。第2開閉弁42が開状態なので、第1冷媒配管18aから第3冷媒配管19に流入した冷媒は、第2熱源側熱交換器12bを流通した冷媒と合流し、第2冷媒配管18bを経由して冷媒間熱交換器14に流入して凝縮する。一方、第1熱源側熱交換器12aから第1絞り装置16に流入した冷媒は、第1絞り装置16において減圧された後、冷媒間熱交換器14に流入する。
ここでは、図8の破線矢印に示すように、第2開閉弁42において、冷媒が第1冷媒配管18aから第2冷媒配管18bに流れる場合で説明したが、第1絞り装置16を流れる冷媒の流量が大きい場合、第2開閉弁42の冷媒流通方向が逆向きになることもある。
第1絞り装置16を流通した冷媒は、第1開閉弁41が閉状態であり、第3開閉弁43が開状態であるため、インジェクション配管44を経由して圧縮機10の吸入側に流入する。このように、第1絞り装置16を流通する冷媒は、室内機2aおよび2b側に流通する冷媒配管に流入しない。そのため、室外機1から室内機2aおよび2b側に流通する冷媒配管において、圧力損失を低減する効果がある。
また、本実施の形態2の冷房運転モードにおいて、第1絞り装置16の開度を大きくしてもよい。冷媒間熱交換器14の冷媒出口を湿り状態にすることで、圧縮機10に湿り冷媒を流入させ、吐出温度を低減することができる。
本実施の形態2では、冷房運転モードにおいて、中間圧力の冷媒を圧縮機10の吸入側に流入することで、圧縮機10が吐出する冷媒の温度が高くなり過ぎることを抑制できる。また、中間圧力の冷媒が室内機2aおよび2b側に流通する冷媒配管に流入しないため、圧力損失が低減することを抑制できる。そのため、冷房運転モードにおいても冷媒間熱交換器14を有効に利用できる。
1、1a 室外機、2a、2b 室内機、3 液主管、4 ガス主管、5a、5b 液枝管、6a、6b ガス枝管、10 圧縮機、11 流路切替装置、12 熱源側熱交換器、12a 第1熱源側熱交換器、12b 第2熱源側熱交換器、13 アキュムレータ、14 冷媒間熱交換器、15 第2絞り装置、16 第1絞り装置、17 熱源側ファン、18a 第1冷媒配管、18b 第2冷媒配管、19 第3冷媒配管、20a、20b 負荷側絞り装置、21a、21b 負荷側熱交換器、22a、22b 負荷側ファン、23a、23b 室温センサ、30 制御装置、41 第1開閉弁、42 第2開閉弁、43 第3開閉弁、44 インジェクション配管、50a、50b 冷媒回路、61 扁平管、61a 伝熱管、62 伝熱管、71、72 放熱フィン、80 処理回路、81 プロセッサ、82 メモリ、100、101 空気調和装置。

Claims (9)

  1. 圧縮機と、並列に接続された第1熱源側熱交換器および第2熱源側熱交換器を含む熱源側熱交換器と、負荷側絞り装置と、負荷側熱交換器とが配管で接続され、非共沸混合冷媒が循環する冷媒回路と、
    暖房運転時に前記負荷側絞り装置から流出する冷媒を分流して前記熱源側熱交換器に流通させる第1冷媒配管および第2冷媒配管と、
    前記第1冷媒配管に設けられ、前記暖房運転時に前記第1冷媒配管を介して前記第1熱源側熱交換器に流入する冷媒を減圧する第1絞り装置と、
    前記第2冷媒配管に設けられ、前記暖房運転時に前記第2冷媒配管を介して前記第2熱源側熱交換器に流入する冷媒を減圧する第2絞り装置と、
    前記第2冷媒配管において前記第2絞り装置と前記第2熱源側熱交換器との間を流通する冷媒と、前記暖房運転時に前記第1絞り装置に流入する冷媒とを熱交換させる冷媒間熱交換器と、を有し、
    前記第1熱源側熱交換器および前記第2熱源側熱交換器は、前記第1熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力損失が前記第2熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力損失よりも大きい構成である、
    空気調和装置。
  2. 前記第1熱源側熱交換器の伝熱面積は、前記第2熱源側熱交換器の伝熱面積よりも大きい、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記第1熱源側熱交換器の伝熱管の流路長は、前記第2熱源側熱交換器の伝熱管の流路長よりも長い、
    請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 前記第1熱源側熱交換器の流路断面積は、前記第2熱源側熱交換器の流路断面積よりも小さい、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  5. 前記第1熱源側熱交換器は、流路断面積が前記暖房運転時に冷媒が流入する入口側から冷媒が流出する出口側に近づくほど大きくなる構成である、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  6. 前記第2熱源側熱交換器は、前記第1熱源側熱交換器よりも風上側に配置されている、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  7. 前記第1絞り装置および前記第2絞り装置の開度比率を制御する制御装置をさらに有し、
    前記制御装置は、
    前記第1熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力損失が前記第2熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力損失よりも大きくなるように前記開度比率を制御する、
    請求項2~6のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  8. 前記暖房時において、前記第1熱源側熱交換器を流通する冷媒の圧力変化が前記非共沸混合冷媒の温度勾配に対応する、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の空気調和装置。
  9. 前記暖房運転時に前記圧縮機から吐出される冷媒を前記負荷側熱交換器に流通させ、冷房運転時に前記圧縮機から吐出される冷媒を前記熱源側熱交換器に流通させる流路切替装置と、
    前記第1冷媒配管において、前記第1冷媒配管と前記負荷側絞り装置に接続される配管との合流点と、前記冷媒間熱交換器との間に設けられた第1開閉弁と、
    前記第1冷媒配管において前記第1熱源側熱交換器および前記第1絞り装置の間と、前記第2冷媒配管において前記第2熱源側熱交換器および前記冷媒間熱交換器の間とを接続する第3冷媒配管と、
    前記第3冷媒配管に設けられた第2開閉弁と、
    前記冷媒間熱交換器と前記第1開閉弁との間から分岐して前記圧縮機の吸入側に接続されるインジェクション配管と、
    前記インジェクション配管に設けられた第3開閉弁と、をさらに有し、
    前記冷房運転時において、前記第1開閉弁が閉状態であり、前記第2開閉弁および前記第3開閉弁が開状態である、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の空気調和装置。
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