JP7257576B2 - 情報処理端末、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、情報処理端末、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、車両に乗車した1人のユーザの移動履歴を把握するための技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の技術によれば、所定時間間隔ごとにユーザ端末の現在の位置を示す位置情報を取得することでユーザの移動ログをとることができる。
この特許文献1に記載の技術によれば、所定時間間隔ごとにユーザ端末の現在の位置を示す位置情報を取得することでユーザの移動ログをとることができる。
しかしながら、車両には1台のユーザ端末だけではなく、複数の情報処理端末が集合している場合があり、複数の情報処理端末で協働して情報取得の分散処理を適切に実行したいという要望が近年挙げられている。このような要望に、特許文献1に記載の技術を含め従来の技術では十分に対応できていない状況である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数の情報処理端末が集合する場所において、当該複数の情報処理端末で協働して情報取得の分散処理を適切に実行することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理端末は、
所定領域内に同時に存在する複数の情報処理端末を含むグループが認識されている状態における、当該グループに属する1の情報処理端末において、
前記複数の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される第1条件が満たされたタイミングで、前記複数の情報処理端末であれば前記所定領域から取得し得る、所定種類の情報を取得する取得手段と、
取得された前記所定種類の情報を、前記グループの外の情報処理装置又は前記複数の情報処理端末のうち別の情報処理装置に対して送信する制御を実行する送信制御手段と、
を備える。
所定領域内に同時に存在する複数の情報処理端末を含むグループが認識されている状態における、当該グループに属する1の情報処理端末において、
前記複数の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される第1条件が満たされたタイミングで、前記複数の情報処理端末であれば前記所定領域から取得し得る、所定種類の情報を取得する取得手段と、
取得された前記所定種類の情報を、前記グループの外の情報処理装置又は前記複数の情報処理端末のうち別の情報処理装置に対して送信する制御を実行する送信制御手段と、
を備える。
本発明によれば、複数の情報処理端末が集合する場所において、当該複数の情報処理端末で協働して情報取得の分散処理を適切に実行する各情報処理端末のバッテリの消耗を抑制した状態で、所定種類の情報を取得することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概要を示す図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、図1に示すように、サーバ1と、ユーザ端末2-1乃至2-n(nは、1以上の任意の整数値)とを含むように構成される。
サーバ1と、ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々とはインターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
サーバ1と、ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々とはインターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
図1の情報処理システムの適用対象となるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)は、次のとおりである。
即ち、本サービスは、複数のユーザが相乗りして車で出かけるような場合に、その車の移動軌跡のログ(以下、「車の移動ログ」と呼ぶ)を取得するサービスである。
本実施形態では、サーバ1は、本サービスの提供者により管理される。ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々は、車に相乗りしているn人のユーザの夫々により使用される。
サーバ1は、ユーザ端末2-1乃至2-nから自端末の位置を示す情報(以下、「位置情報」と呼ぶ)を逐次取得する。そして、サーバ1は、逐次取得した各位置情報に基づいて車の移動ログを生成する。
なお以下、ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。
ユーザ端末2は、本サービスを利用するために、GPS(Global Positioning System)衛星から取得した情報に基づいて位置情報を取得し、当該位置情報をサーバに送信する機能を少なくとも有している。
即ち、本サービスは、複数のユーザが相乗りして車で出かけるような場合に、その車の移動軌跡のログ(以下、「車の移動ログ」と呼ぶ)を取得するサービスである。
本実施形態では、サーバ1は、本サービスの提供者により管理される。ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々は、車に相乗りしているn人のユーザの夫々により使用される。
サーバ1は、ユーザ端末2-1乃至2-nから自端末の位置を示す情報(以下、「位置情報」と呼ぶ)を逐次取得する。そして、サーバ1は、逐次取得した各位置情報に基づいて車の移動ログを生成する。
なお以下、ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。
ユーザ端末2は、本サービスを利用するために、GPS(Global Positioning System)衛星から取得した情報に基づいて位置情報を取得し、当該位置情報をサーバに送信する機能を少なくとも有している。
ここで、従来のサーバは、複数のユーザが相乗りした車の移動ログを取得する場合、当該複数のユーザのうちの特定の1人が使用する1台の従来のユーザ端末からのみ位置情報を逐次取得していた。
しかしながら、従来のユーザ端末にとって、位置情報の取得は処理負荷が高かった。このため、複数のユーザ端末が集合しているならば、当該複数のユーザ端末が協働して位置情報取得の分散処理を適切に実行することが要望されていた。
しかしながら、従来のユーザ端末にとって、位置情報の取得は処理負荷が高かった。このため、複数のユーザ端末が集合しているならば、当該複数のユーザ端末が協働して位置情報取得の分散処理を適切に実行することが要望されていた。
そこで、本実施形態のユーザ端末2-1乃至2-nの夫々について、位置情報を取得する条件が個別に適用されている。そして、ユーザ端末2は、自身に適用される条件が満たされたタイミングで、位置情報を取得する。ユーザ端末2は、取得した位置情報を、サーバ1に対して送信する。
ここで、ユーザ端末2に適用される条件とは、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち少なくとも一部の夫々に対して割り当てられた優先順位に従って位置情報の取得順番が移行していく場合において、当該取得順番が自身のユーザ端末2に移行したことである。この優先順位は、例えば、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち少なくとも一部の夫々のバッテリの残量(以下、「電池残量」と呼ぶ)に基づいて設定されている。
また、優先順位に従った取得順番の移行は、所定時間が経過する毎に行われる。
これにより、本実施形態のサーバ1にとっては、所定時間を経過する毎に、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち少なくとも一部の中から、取得順番がまわってきたユーザ端末2から位置情報が送信されてくる。従って、サーバ1は、車の移動ログを確実に生成することができる。
一方、ユーザ端末2は、所定時間が経過する毎に、位置情報を送信する必要はなくなり、優先順位に従って順次移行する取得順番が自身にまわってきたときのみ、位置情報を送信すれば足りる。つまり、ユーザ端末2の位置情報の送信間隔が延びることになるので、バッテリの消耗を抑制することができる。
このように、複数のユーザ端末2が集合する場合において、当該複数のユーザ端末2が協働して位置情報取得の分散処理を適切に実行することができる。
ここで、ユーザ端末2に適用される条件とは、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち少なくとも一部の夫々に対して割り当てられた優先順位に従って位置情報の取得順番が移行していく場合において、当該取得順番が自身のユーザ端末2に移行したことである。この優先順位は、例えば、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち少なくとも一部の夫々のバッテリの残量(以下、「電池残量」と呼ぶ)に基づいて設定されている。
また、優先順位に従った取得順番の移行は、所定時間が経過する毎に行われる。
これにより、本実施形態のサーバ1にとっては、所定時間を経過する毎に、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち少なくとも一部の中から、取得順番がまわってきたユーザ端末2から位置情報が送信されてくる。従って、サーバ1は、車の移動ログを確実に生成することができる。
一方、ユーザ端末2は、所定時間が経過する毎に、位置情報を送信する必要はなくなり、優先順位に従って順次移行する取得順番が自身にまわってきたときのみ、位置情報を送信すれば足りる。つまり、ユーザ端末2の位置情報の送信間隔が延びることになるので、バッテリの消耗を抑制することができる。
このように、複数のユーザ端末2が集合する場合において、当該複数のユーザ端末2が協働して位置情報取得の分散処理を適切に実行することができる。
図2は、図1の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要な情報等も適宜記憶される。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要な情報等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は、液晶ディスプレイやスピーカ等の各種ハードウェアで構成され、各種情報を出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等各種ハードウェアで構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種情報を記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば、図1の例で言えば、ユーザ端末2等)との間で行う通信を制御する。
入力部17は、キーボードやマウス等各種ハードウェアで構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種情報を記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば、図1の例で言えば、ユーザ端末2等)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなり、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種情報も、記憶部18と同様に記憶することができる。
図3は、図1の情報処理システムのうち、本発明が適用される情報処理装置の一実施形態としてのユーザ端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ユーザ端末2は、スマートフォン等の各種デバイスにより、適宜、構成されるものである。
なお、ユーザ端末2の内部のハードウェア構成は、タッチパネルを有する点とGPS部50を有する点を除き、サーバ1の構成と基本的に同様とすることができるので、ここでは、サーバ1の構成と異なる点のみ説明する。
ユーザ端末2は、スマートフォン等の各種デバイスにより、適宜、構成されるものである。
なお、ユーザ端末2の内部のハードウェア構成は、タッチパネルを有する点とGPS部50を有する点を除き、サーバ1の構成と基本的に同様とすることができるので、ここでは、サーバ1の構成と異なる点のみ説明する。
表示部47は、各種液晶ディスプレイ等で構成され、例えば、図5において後述する登録ページ等の各種画像等を表示する。
タッチ操作入力部46は、例えば表示部47に積層される静電容量式又は抵抗膜式(感圧式)の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。
このように、タッチ操作入力部46と表示部47とにより、タッチパネルが構成されている。
GPS部50は、GPS情報に基づいて位置情報を取得する。
タッチ操作入力部46は、例えば表示部47に積層される静電容量式又は抵抗膜式(感圧式)の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。
このように、タッチ操作入力部46と表示部47とにより、タッチパネルが構成されている。
GPS部50は、GPS情報に基づいて位置情報を取得する。
このように構成されたサーバ1及びユーザ端末2の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、ユーザ端末2側で位置情報送信処理等の実行が可能になり、サーバ1側で車の移動ログ取得処理等の実行が可能になる。
ここで、位置情報送信処理とは、ユーザ端末2側の処理であって、自身の位置情報を取得してサーバ1へと送信するまでの一連の処理をいう。位置情報送信処理については、図8等を用いて後述する。
移動ログ生成処理とは、サーバ1側の処理であって、ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々から位置情報を取得して、これらの位置情報に基づいて車の移動ログを生成するまでの一連の処理をいう。
ここで、位置情報送信処理とは、ユーザ端末2側の処理であって、自身の位置情報を取得してサーバ1へと送信するまでの一連の処理をいう。位置情報送信処理については、図8等を用いて後述する。
移動ログ生成処理とは、サーバ1側の処理であって、ユーザ端末2-1乃至2-nの夫々から位置情報を取得して、これらの位置情報に基づいて車の移動ログを生成するまでの一連の処理をいう。
図4は、図2のサーバ及び図3のユーザ端末の機能的構成のうち、位置情報送信処理及び移動ログ生成処理を実行するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
本実施形態では、ユーザが各種情報を登録して、その登録内容をサーバ1に通知するウェブサイト(以下、「登録サイト」と呼ぶ)がサーバ1により管理されている。ユーザ端末2-1乃至2-nの何れもが、この登録サイトを表示して、各種登録のための入力操作を受け付けることができる。
ただし、説明の便宜上、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち所定の1台のみが、登録サイトを表示して、各種登録のための入力操作を受け付けるものとする。以下、このようなユーザ端末2を「ユーザ端末2-A(Aは、1からnのうちの任意の整数値)」と呼ぶ。
また、車に同乗しているn人のユーザにより夫々操作されるユーザ端末2-1乃至2-nの何れもが位置情報を取得し得る対象(以下、「取得対象」と呼ぶ)となるが、ここでは説明の便宜上、サーバ1への位置情報の取得対象は、2台のユーザ端末2であるものとする。この取得対象の2台のユーザ端末2のうち1台が上述のユーザ端末2-Aである。また、以下、残りの1台のユーザ端末2を「ユーザ端末2-B(Bは、Aとは異なる整数値であって、1からnのうちの任意の整数値)」と呼ぶ。
ただし、説明の便宜上、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち所定の1台のみが、登録サイトを表示して、各種登録のための入力操作を受け付けるものとする。以下、このようなユーザ端末2を「ユーザ端末2-A(Aは、1からnのうちの任意の整数値)」と呼ぶ。
また、車に同乗しているn人のユーザにより夫々操作されるユーザ端末2-1乃至2-nの何れもが位置情報を取得し得る対象(以下、「取得対象」と呼ぶ)となるが、ここでは説明の便宜上、サーバ1への位置情報の取得対象は、2台のユーザ端末2であるものとする。この取得対象の2台のユーザ端末2のうち1台が上述のユーザ端末2-Aである。また、以下、残りの1台のユーザ端末2を「ユーザ端末2-B(Bは、Aとは異なる整数値であって、1からnのうちの任意の整数値)」と呼ぶ。
図4に示すように、ユーザ端末2のCPU41においては、取得タイミング判定部101と、位置取得部102と、送信タイミング判定部103と、位置送信制御部104と、通信制御部105と、表示制御部106と、優先順位割当部107と、電池残量算出部108と、登録部109とが機能する。
なお、ユーザ端末2-1乃至2-nの何れもが、上述の図4の機能的構成を有するが、説明の便宜上、ユーザ端末2-Aについては各機能ブロックの符号の最後に「A」を付し、ユーザ端末2-Bについては各機能ブロックの符号の最後に「B」を付している。
図4において、点線は、機能ブロック自体は有するが、当該機能ブロックは機能しないことを意味している。つまり、ユーザ端末2-Bでは、優先順位割当部107Bと登録部109Bとは機能しない。
図4において、点線は、機能ブロック自体は有するが、当該機能ブロックは機能しないことを意味している。つまり、ユーザ端末2-Bでは、優先順位割当部107Bと登録部109Bとは機能しない。
ユーザ端末2-Aの取得タイミング判定部101Aは、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち取得対象(図4の例ではユーザ端末2-A,2-B)の夫々について個別に適用される取得条件のうちユーザ端末2-Aに適用される取得条件が満たされたか否かを判定する。取得タイミング判定部101Aは、その判定結果に基づいてユーザ端末2-Aの位置情報を取得するタイミングを判定する。
また、取得条件とは、位置情報を取得することを許可する条件であり、ユーザ端末2-A,2-B毎に個別独立して適用される条件である。
従って、ユーザ端末2-Bの取得タイミング判定部101Bも、ユーザ端末2―Bに適用される取得条件が満たされたか否かを判定する。取得タイミング判定部101Bは、その判定結果に基づいてユーザ端末2-Bの位置情報を取得するタイミングを判定する。
また、取得条件とは、位置情報を取得することを許可する条件であり、ユーザ端末2-A,2-B毎に個別独立して適用される条件である。
従って、ユーザ端末2-Bの取得タイミング判定部101Bも、ユーザ端末2―Bに適用される取得条件が満たされたか否かを判定する。取得タイミング判定部101Bは、その判定結果に基づいてユーザ端末2-Bの位置情報を取得するタイミングを判定する。
ここで、本実施形態では上述したように、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち取得対象(図4の例ではユーザ端末2-A,2-B)の夫々に対して、優先順位が割り当てられている。例えばユーザ端末2-Aに対して優先順位1位が割り当てられ、ユーザ端末2-Bに対して優先順位2位が割り当てられているものとする。また、この優先順位に従って、所定時間が経過する毎に、位置情報の取得順番が移行していくものとする。
また、取得順番がユーザ端末2-Aに移行したことという取得条件がユーザ端末2-Aに採用され、取得順番がユーザ端末2-Bに移行したことという取得条件がユーザ端末2-Bに採用されているものとする。
そして、図4の例では、取得タイミング判定部101A,101Bは、取得対象のユーザ端末2の各優先順位(第1位がユーザ端末2-Aで、第2位がユーザ端末2-B)、及び位置情報の取得を開始すべき時刻(以下、「位置情報取得開始時刻」と呼ぶ)をサーバ1から事前に取得するものとする。
また、取得順番がユーザ端末2-Aに移行したことという取得条件がユーザ端末2-Aに採用され、取得順番がユーザ端末2-Bに移行したことという取得条件がユーザ端末2-Bに採用されているものとする。
そして、図4の例では、取得タイミング判定部101A,101Bは、取得対象のユーザ端末2の各優先順位(第1位がユーザ端末2-Aで、第2位がユーザ端末2-B)、及び位置情報の取得を開始すべき時刻(以下、「位置情報取得開始時刻」と呼ぶ)をサーバ1から事前に取得するものとする。
この場合、取得タイミング判定部101A,101Bは、位置情報取得開始時刻からの経過時間及び優先順位に基づいて、各ユーザ端末2―A,2-B毎の位置情報の取得タイミングを判定する。
具体的には例えば、位置情報の取得順番の移行時間が1秒毎とすると、取得順番のデフォルトは、優先順位1位のユーザ端末2-Aであるので、取得タイミング判定部101Aは、位置情報取得開始時刻のタイミングを、ユーザ端末2―Aの位置情報の取得タイミングであると判定する。
位置情報取得開始時刻から1秒経過すると、優先順位1位のユーザ端末2-Aから優先順位2位のユーザ端末2-Bに取得順番は移行する。従って、取得タイミング判定部101Bは、位置情報取得開始時刻から1秒経過時点のタイミングを、ユーザ端末2―Bの位置情報の取得タイミングであると判定する。
図4の例では優先順位は2位までであるので、位置情報取得開始時刻から2秒経過すると、優先順位2位のユーザ端末2-Bから優先順位1位のユーザ端末2-Aに取得順番は戻る(移行する)。従って、取得タイミング判定部101Aは、位置情報取得開始時刻から2秒経過時点のタイミングを、ユーザ端末2―Aの位置情報の取得タイミングであると判定する。
以降同様の処理が繰り返され、位置情報開始時刻から2K秒(Kは0を含む任意の整数値)のタイミングが、ユーザ端末2―Aの位置情報の取得タイミングであると判定される。一方、位置情報開始時刻から2K+1秒のタイミングが、ユーザ端末2―Bの位置情報の取得タイミングであると判定される。
つまり、サーバ1側で車の移動ログの生成のために1秒毎の位置情報の取得が必要な場合、仮に1台のユーザ端末2で位置情報が取得されると、そのユーザ端末2の取得間隔は1秒となってしまう。しかし、図4の例では、2台のユーザ端末2-A,2-Bで交互に位置情報が取得されていくので、夫々のユーザ端末2―A,2-Bの取得間隔は2秒まで延長される。さらに、P台(Pは3以上n未満の任意の整数値)のユーザ端末2で位置情報を分散して取得するようにすることで、夫々のユーザ端末2の取得間隔はP秒まで延長される。
このようにして、複数のユーザ端末2が集合する場合、当該複数のユーザ端末2が協働して位置情報取得の分散処理を適切に実行することができる。
具体的には例えば、位置情報の取得順番の移行時間が1秒毎とすると、取得順番のデフォルトは、優先順位1位のユーザ端末2-Aであるので、取得タイミング判定部101Aは、位置情報取得開始時刻のタイミングを、ユーザ端末2―Aの位置情報の取得タイミングであると判定する。
位置情報取得開始時刻から1秒経過すると、優先順位1位のユーザ端末2-Aから優先順位2位のユーザ端末2-Bに取得順番は移行する。従って、取得タイミング判定部101Bは、位置情報取得開始時刻から1秒経過時点のタイミングを、ユーザ端末2―Bの位置情報の取得タイミングであると判定する。
図4の例では優先順位は2位までであるので、位置情報取得開始時刻から2秒経過すると、優先順位2位のユーザ端末2-Bから優先順位1位のユーザ端末2-Aに取得順番は戻る(移行する)。従って、取得タイミング判定部101Aは、位置情報取得開始時刻から2秒経過時点のタイミングを、ユーザ端末2―Aの位置情報の取得タイミングであると判定する。
以降同様の処理が繰り返され、位置情報開始時刻から2K秒(Kは0を含む任意の整数値)のタイミングが、ユーザ端末2―Aの位置情報の取得タイミングであると判定される。一方、位置情報開始時刻から2K+1秒のタイミングが、ユーザ端末2―Bの位置情報の取得タイミングであると判定される。
つまり、サーバ1側で車の移動ログの生成のために1秒毎の位置情報の取得が必要な場合、仮に1台のユーザ端末2で位置情報が取得されると、そのユーザ端末2の取得間隔は1秒となってしまう。しかし、図4の例では、2台のユーザ端末2-A,2-Bで交互に位置情報が取得されていくので、夫々のユーザ端末2―A,2-Bの取得間隔は2秒まで延長される。さらに、P台(Pは3以上n未満の任意の整数値)のユーザ端末2で位置情報を分散して取得するようにすることで、夫々のユーザ端末2の取得間隔はP秒まで延長される。
このようにして、複数のユーザ端末2が集合する場合、当該複数のユーザ端末2が協働して位置情報取得の分散処理を適切に実行することができる。
位置取得部102A,102Bの夫々は、取得タイミング判定部101A,101Bの夫々により判定されたタイミングで、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の位置情報を取得する。
ユーザ端末2-Aの送信タイミング判定部103Aは、上述の取得条件とは異なる送信条件が満たされたか否かを判定する。送信タイミング判定部103Aは、その判定結果に基づいてユーザ端末2-Aの位置情報をサーバ1に送信するタイミングを判定する。
ここで、送信条件とは、位置情報をサーバ1に送信することを許可する条件であり、ユーザ端末2-A,2-B毎に個別独立して、かつ取得条件とは個別独立して適用される条件である。
従って、ユーザ端末2-Bの送信タイミング判定部103Bも、ユーザ端末2―Bに適用される送信条件が満たされたか否かを判定する。取得タイミング判定部101Bは、その判定結果に基づいてユーザ端末2-Bの位置情報を送信するタイミングを判定する。
なお、送信条件は、特に限定されないが、ここでは、位置情報が取得されたことという条件が採用されている。つまり、位置情報が取得されると、その位置情報は即座にサーバ1に送信される。
ここで、送信条件とは、位置情報をサーバ1に送信することを許可する条件であり、ユーザ端末2-A,2-B毎に個別独立して、かつ取得条件とは個別独立して適用される条件である。
従って、ユーザ端末2-Bの送信タイミング判定部103Bも、ユーザ端末2―Bに適用される送信条件が満たされたか否かを判定する。取得タイミング判定部101Bは、その判定結果に基づいてユーザ端末2-Bの位置情報を送信するタイミングを判定する。
なお、送信条件は、特に限定されないが、ここでは、位置情報が取得されたことという条件が採用されている。つまり、位置情報が取得されると、その位置情報は即座にサーバ1に送信される。
位置送信制御部104A,104Bの夫々は、送信タイミング判定部103A,103Bの夫々により判定されたタイミングで、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の位置情報を、通信部51A,51Bの夫々を介して、サーバ1に送信する制御を実行する。
通信制御部105A,105Bの夫々は、他の装置と通信部51A,51Bの夫々を介して、各種通信をする制御を実行する。
他の装置は、ユーザ端末2-A側からすると、サーバ1とユーザ端末2-Bが該当し、ユーザ端末2-B側からすると、サーバ1とユーザ端末2-Aが該当する。
他の装置は、ユーザ端末2-A側からすると、サーバ1とユーザ端末2-Bが該当し、ユーザ端末2-B側からすると、サーバ1とユーザ端末2-Aが該当する。
例えば上述したように、サーバ1では、車に相乗りしているユーザの各ユーザ端末2の優先順位等の各種情報を登録するための登録サイトが管理されている。
そこで、通信制御部105Aは、ユーザ端末2-Aが上記登録サイトにアクセスしたとき等において、登録サイトのうち、各種情報を登録するためのWebページ(以下、「登録ページ」と呼ぶ)をユーザ端末2側で表示等するために必要な情報(以下、「登録ページの情報」と呼ぶ)を、サーバ1及び通信部51Aを介して取得する。
この場合、表示制御部106Aは、登録ページの情報に基づいて、当該登録ページを表示部47Aに表示させるための制御を実行する。
なお、登録ページの具体例については、図5を参照して後述する。
そこで、通信制御部105Aは、ユーザ端末2-Aが上記登録サイトにアクセスしたとき等において、登録サイトのうち、各種情報を登録するためのWebページ(以下、「登録ページ」と呼ぶ)をユーザ端末2側で表示等するために必要な情報(以下、「登録ページの情報」と呼ぶ)を、サーバ1及び通信部51Aを介して取得する。
この場合、表示制御部106Aは、登録ページの情報に基づいて、当該登録ページを表示部47Aに表示させるための制御を実行する。
なお、登録ページの具体例については、図5を参照して後述する。
また、通信制御部105Aは、優先順位割当部107Aにより割り当てられた優先順位を他のユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)に送信するための制御を実行する。
さらに、通信制御部105Aは、他のユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)から送信されてきた各ユーザ端末の電池残量に関する情報を取得する。
なお、本実施形態では、ユーザ端末2-Aは、優先順位の登録をするホスト端末であるため、通信制御部105Aは、電池残量に関する情報の送信を行わない。
他方、ユーザ端末2-Bの通信制御部105Bは、電池残量算出部108Bによって算出された電池残量に関する情報をユーザ端末2-Aへと送信する。
さらに、通信制御部105Aは、登録部109Aによって登録された登録情報を、他の
ユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)に送信するための制御を実行する。
なお、これらの機能的構成の詳細については、引き続き、説明していく。
さらに、通信制御部105Aは、他のユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)から送信されてきた各ユーザ端末の電池残量に関する情報を取得する。
なお、本実施形態では、ユーザ端末2-Aは、優先順位の登録をするホスト端末であるため、通信制御部105Aは、電池残量に関する情報の送信を行わない。
他方、ユーザ端末2-Bの通信制御部105Bは、電池残量算出部108Bによって算出された電池残量に関する情報をユーザ端末2-Aへと送信する。
さらに、通信制御部105Aは、登録部109Aによって登録された登録情報を、他の
ユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)に送信するための制御を実行する。
なお、これらの機能的構成の詳細については、引き続き、説明していく。
優先順位割当部107Aは、タッチ操作入力部46Aを介したユーザからの入力内容に基づいて、位置情報の取得対象として登録された夫々のユーザ端末2(本例ではユーザ端末2-A,2-B)について、優先順位を夫々割り当てる。
これにより、例えば、車を運転するドライバーの所有するユーザ端末2については、バッテリを残しておきたいので、優先順位を下位に割り当てるといったことも可能である。さらに、後述するように、当該ユーザ端末2を取得対象として登録しない(登録から除外する)ことで、優先順位が割り当てられないので、位置情報の取得を禁止することもできる。
これにより、例えば、車を運転するドライバーの所有するユーザ端末2については、バッテリを残しておきたいので、優先順位を下位に割り当てるといったことも可能である。さらに、後述するように、当該ユーザ端末2を取得対象として登録しない(登録から除外する)ことで、優先順位が割り当てられないので、位置情報の取得を禁止することもできる。
電池残量算出部108Aは、ユーザ端末2-Aの電池残量を算出し、通信制御部105Aを介して表示制御部106Aに提供する。
電池残量算出部108Bは、ユーザ端末2-Bの電池残量を算出し、通信制御部105Bを介してユーザ端末2-Aに送信する。ユーザ端末2-Aにおいて、ユーザ端末2-Bの電池残量は、通信制御部105Aを介して表示制御部106Aに提供される。
本例では、後述する図5に示すように、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の電池残量は、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の優先順位の決定の際に参考情報として、表示制御部106Aの制御により登録ページに表示される。
なお、後述するように、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の優先順位の決定は、サーバ1側で行われてもよい。この場合、電池残量算出部108A,108Bの夫々は、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の電池残量を算出し、通信制御部105A,105Bの夫々を介してサーバ1に送信する。
電池残量算出部108Bは、ユーザ端末2-Bの電池残量を算出し、通信制御部105Bを介してユーザ端末2-Aに送信する。ユーザ端末2-Aにおいて、ユーザ端末2-Bの電池残量は、通信制御部105Aを介して表示制御部106Aに提供される。
本例では、後述する図5に示すように、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の電池残量は、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の優先順位の決定の際に参考情報として、表示制御部106Aの制御により登録ページに表示される。
なお、後述するように、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の優先順位の決定は、サーバ1側で行われてもよい。この場合、電池残量算出部108A,108Bの夫々は、ユーザ端末2-A,2-Bの夫々の電池残量を算出し、通信制御部105A,105Bの夫々を介してサーバ1に送信する。
登録部109Aは、タッチ操作入力部46Aを介してユーザによって入力された登録情報を受け付ける。
ここで登録情報とは、本サービスの利用にあたり登録すべき内容として登録ページに表示される所定の項目に対して、ユーザがユーザ端末2を操作して入力さした各種情報をいう。
具体的には例えば、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち、位置情報の取得対象となるユーザ端末2等が、登録端末として登録情報の一つとして採用されている。
また、登録端末として登録されたユーザ端末2(本例ではユーザ端末2-A,2-B)の優先順位が、登録情報の別の1つとして採用されている。
なお、登録情報を入力すべき所定の項目が配置された登録ページの具体例については、図5を参照して後述する。
ここで登録情報とは、本サービスの利用にあたり登録すべき内容として登録ページに表示される所定の項目に対して、ユーザがユーザ端末2を操作して入力さした各種情報をいう。
具体的には例えば、ユーザ端末2-1乃至2-nのうち、位置情報の取得対象となるユーザ端末2等が、登録端末として登録情報の一つとして採用されている。
また、登録端末として登録されたユーザ端末2(本例ではユーザ端末2-A,2-B)の優先順位が、登録情報の別の1つとして採用されている。
なお、登録情報を入力すべき所定の項目が配置された登録ページの具体例については、図5を参照して後述する。
続いて、サーバ1の機能的構成について説明する。
図4に示すように、サーバ1のCPU11においては、位置情報取得部141と、ログ生成部142と、ウェブ管理部143とが機能する。
さらに、サーバ1の記憶部18の一領域には、位置情報DB400が設けられている。
図4に示すように、サーバ1のCPU11においては、位置情報取得部141と、ログ生成部142と、ウェブ管理部143とが機能する。
さらに、サーバ1の記憶部18の一領域には、位置情報DB400が設けられている。
位置情報取得部141は、取得対象として設定されたグループに属する各ユーザ端末2(本例ではユーザ端末2-A、ユーザ端末2-B)のうち少なくとも1つから位置情報が送信されてきた場合、当該位置情報を、各ユーザ端末2の各ユーザが相乗りしている車の位置情報として取得する。
ログ生成部142は、位置情報取得部141によって逐次取得される、車の位置情報(正確には各ユーザ端末2の夫々の位置情報)に基づいて、当該車の移動ログを生成し、位置情報DB400へと格納する。
ウェブ管理部143は、登録サイトを管理し、アクセスしてきたユーザ端末2(本例ではユーザ端末2-A)に当該登録サイトの所定のページ、例えば登録ページを表示させるための制御を実行する。また、ウェブ管理部143は、当該登録ページにおいて入力された登録情報を、車の移動ログを作成するために必要な情報として保持して管理する。
続いて、図5を用いて、ウェブ管理部143により管理される登録サイトの登録ページの一例について説明する。
図5は、図4のユーザ端末を介してユーザに表示される登録ページの一例を示す図である。
図5は、図4のユーザ端末を介してユーザに表示される登録ページの一例を示す図である。
図5の例の登録ページには、上から順に、「登録端末」、「電池残量」、「相乗り距離」の各項目が配置されている。
「登録端末」の項目には、位置情報の取得対象となるユーザ端末2が入力されて登録される。なお、登録されたユーザ端末2については、入力項目を示すボックスが削除され、その名称のみが表示されることになる。即ち、図6の例では、ユーザ端末2-A及びユーザ端末2-Bが、位置情報の取得対象(グループに属するユーザ端末2)として既に登録されていることになる。
ユーザ端末2-Aを使用するユーザは、位置情報の取得対象となるユーザ端末2を追加したい場合には、「ユーザ端末2-B」と表示されている右隣の入力欄(空欄)に、任意のユーザ端末2を登録することができる。
なお、ユーザは、位置情報の取得対象として既に登録済みのユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)のうち所望のもの(例えばユーザ端末2-A,2-Bの少なくとも一方)を、取得対象から削除することもできる。
また、位置情報の取得対象として登録されたユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)には、共通のグループIDが付与されてもよい。つまり、所定の車の移動ログがサーバ1で生成されるが、この所定の車に相乗りしている各ユーザのユーザ端末2を示すIDが、グループIDとなる。従って、位置情報の取得対象として登録された各ユーザ端末は、位置情報と共に、グループIDや取得時刻もサーバ1等に送信してもよい。
ユーザ端末2-Aを使用するユーザは、位置情報の取得対象となるユーザ端末2を追加したい場合には、「ユーザ端末2-B」と表示されている右隣の入力欄(空欄)に、任意のユーザ端末2を登録することができる。
なお、ユーザは、位置情報の取得対象として既に登録済みのユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)のうち所望のもの(例えばユーザ端末2-A,2-Bの少なくとも一方)を、取得対象から削除することもできる。
また、位置情報の取得対象として登録されたユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)には、共通のグループIDが付与されてもよい。つまり、所定の車の移動ログがサーバ1で生成されるが、この所定の車に相乗りしている各ユーザのユーザ端末2を示すIDが、グループIDとなる。従って、位置情報の取得対象として登録された各ユーザ端末は、位置情報と共に、グループIDや取得時刻もサーバ1等に送信してもよい。
「電池残量」の項目には、位置情報の取得対象として登録済みのユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)の電池残量が登録されて表示される。
なお、電池残量については、本例では、ユーザ端末2-A,2-Bの電池残量算出部108A,108Bの夫々により算出され、一旦サーバ1に送信された内容がサーバ1側で登録されて、この「電池残量」の項目に登録されている。しかしながら、これは例示であり、ユーザ端末2-A,2-Bの電池残量算出部108A,108Bの夫々の算出結果が、サーバ1を介さずに、「電池残量」の項目に直接入力されて登録されてもよい。或いはまた、ユーザがタッチ操作入力部46Aに対して手動で「電池残量」の項目に入力した内容が、登録されてもよい。
なお、電池残量については、本例では、ユーザ端末2-A,2-Bの電池残量算出部108A,108Bの夫々により算出され、一旦サーバ1に送信された内容がサーバ1側で登録されて、この「電池残量」の項目に登録されている。しかしながら、これは例示であり、ユーザ端末2-A,2-Bの電池残量算出部108A,108Bの夫々の算出結果が、サーバ1を介さずに、「電池残量」の項目に直接入力されて登録されてもよい。或いはまた、ユーザがタッチ操作入力部46Aに対して手動で「電池残量」の項目に入力した内容が、登録されてもよい。
「相乗り距離」の項目には、各ユーザが相乗りする車の移動予定距離が入力されて登録される。この登録内容により、例えば、位置情報の取得頻度等が適宜変更される。
「優先順位」の項目には、位置情報の取得対象として既に登録済みのユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)の夫々についての優先順位が登録されて表示される。
ユーザ端末2-Aを使用するユーザは、「ユーザ端末2-A」,「ユーザ端末2-B」と夫々表示されている各右隣の入力欄(空欄)に、所望の優先順位を登録することができる。
図5の例では、ユーザ端末2-Aの優先順位が1位として登録され、ユーザ端末2-Bの優先順位が2位として登録されている。
ユーザ端末2の取得タイミング判定部101は、ここで登録された優先順位に基づいて、位置情報の取得対象として登録済みのユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)の夫々の位置情報を取得するタイミングを決定する。
ユーザ端末2-Aを使用するユーザは、「ユーザ端末2-A」,「ユーザ端末2-B」と夫々表示されている各右隣の入力欄(空欄)に、所望の優先順位を登録することができる。
図5の例では、ユーザ端末2-Aの優先順位が1位として登録され、ユーザ端末2-Bの優先順位が2位として登録されている。
ユーザ端末2の取得タイミング判定部101は、ここで登録された優先順位に基づいて、位置情報の取得対象として登録済みのユーザ端末2(図5の例では、ユーザ端末2-A,2-B)の夫々の位置情報を取得するタイミングを決定する。
次に、図6を参照して、ここで割り当てられた優先順位に基づいて、位置情報を取得する手法について説明していく。
図6は、図4の情報処理システムを用いた位置情報の取得手法の一例を説明するための図である。
図6は、図4の情報処理システムを用いた位置情報の取得手法の一例を説明するための図である。
図6の例では、サーバ1は、所定時間間隔毎に、ユーザ端末2-A又はユーザ端末2-Bから送信されてくる位置情報を取得する。
ここで、ユーザ端末2-Aの優先順位が1位であり、ユーザ端末2-Bの優先順位が2位である。
最上位の優先端末2(本例では優先順位1位のユーザ端末2-A)による位置情報の送信から、最下位の優先端末2(本例では優先順位2位のユーザ端末2-B)による位置情報の送信までが「1クール」とされている。所定の1クールが終了すると、次の1クールが開始される。即ち、所定の1クールにおいて、最下位の優先端末2(本例では優先順位2位のユーザ端末2-B)が位置情報を取得してサーバ1等に送信すると、当該所定の1クールが終了する。そして、次の1クールが開始され、最上位の優先端末2(本例では優先順位1位のユーザ端末2-A)が位置情報を取得してサーバ1等に送信する。
ここで、ユーザ端末2-Aの優先順位が1位であり、ユーザ端末2-Bの優先順位が2位である。
最上位の優先端末2(本例では優先順位1位のユーザ端末2-A)による位置情報の送信から、最下位の優先端末2(本例では優先順位2位のユーザ端末2-B)による位置情報の送信までが「1クール」とされている。所定の1クールが終了すると、次の1クールが開始される。即ち、所定の1クールにおいて、最下位の優先端末2(本例では優先順位2位のユーザ端末2-B)が位置情報を取得してサーバ1等に送信すると、当該所定の1クールが終了する。そして、次の1クールが開始され、最上位の優先端末2(本例では優先順位1位のユーザ端末2-A)が位置情報を取得してサーバ1等に送信する。
具体的には、まず1回目の1クールが開始されると、取得順番は優先順位が第1位のユーザ端末2-Aに設定される。そこで、ユーザ端末2-Aは、その時点の現在位置P1を示す位置情報を取得して、サーバ1に送信する。サーバ1は、当該位置情報を受信して位置情報DB400に格納する。
次に、所定時間が経過すると、取得順番は優先順位が第2位のユーザ端末2-Bに移行する。そこで、ユーザ端末2-Bは、その時点の現在位置P2を示す位置情報を取得して、サーバ1に送信する。サーバ1は、当該位置情報を受信して位置情報DB400に格納する。
これにより、1回目の1クールが終了する。そして、2回目の1クールが開始されると、取得順番は優先順位が第1位のユーザ端末2-Aに設定される。そこで、ユーザ端末2-Aは、その時点の現在位置P3を示す位置情報を取得して、サーバ1に送信する。サーバ1は、当該位置情報を受信して位置情報DB400に格納する。
以降、1クールを単位として、同様の処理が繰り返し実行されていく。
次に、所定時間が経過すると、取得順番は優先順位が第2位のユーザ端末2-Bに移行する。そこで、ユーザ端末2-Bは、その時点の現在位置P2を示す位置情報を取得して、サーバ1に送信する。サーバ1は、当該位置情報を受信して位置情報DB400に格納する。
これにより、1回目の1クールが終了する。そして、2回目の1クールが開始されると、取得順番は優先順位が第1位のユーザ端末2-Aに設定される。そこで、ユーザ端末2-Aは、その時点の現在位置P3を示す位置情報を取得して、サーバ1に送信する。サーバ1は、当該位置情報を受信して位置情報DB400に格納する。
以降、1クールを単位として、同様の処理が繰り返し実行されていく。
これにより、サーバ1の位置情報DB400には、図7に示すように、位置情報を含む各種データが蓄積されていく。
図7は、図4のサーバ1の位置情報DB400にリストとして格納されている各種データの一例を示す図である。図7に示すリストにおいては、「ID」、「取得時刻」、「取得端末」、及び「位置情報」に関する情報が、位置情報毎に格納されている。つまり、このリストの1行は、所定の1つの位置情報に対応している。
図7は、図4のサーバ1の位置情報DB400にリストとして格納されている各種データの一例を示す図である。図7に示すリストにおいては、「ID」、「取得時刻」、「取得端末」、及び「位置情報」に関する情報が、位置情報毎に格納されている。つまり、このリストの1行は、所定の1つの位置情報に対応している。
所定の1行の「ID」の項目には、当該1行に対応する位置情報を特定可能な識別子(例えばID)が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報のIDは「001」である。
所定の1行の「取得時刻」の項目には、当該1行に対応する位置情報が取得された時刻が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報は、「12:00」に取得されたことがわかる。
所定の1行の「取得端末」の項目には、当該1行に対応する位置情報を取得したユーザ端末2を特定可能な情報(本例では端末名称を示す符号)と、当該ユーザ端末2の優先順位(図7ではかっこ書で示されている)が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報は、優先順位が第1位のユーザ端末2-Aにより取得されたことがわかる。
所定の1行の「位置情報」の項目には、当該1行に対応する位置情報が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報は「lat(緯度):36.35.48、long(経度):145.20.30、alt(高度)100.2033」である。
なお、この位置情報の形式は特に限定されず、移動ログの生成対象の車の位置(正確には当該車に相乗りするユーザのユーザ端末2の位置)を示す情報であれば、いかなる形式でもよい。
サーバ1のログ生成部142は、このようにして位置情報DB400に格納された、所定時間毎の位置情報に基づいて、複数のユーザが相乗りした車の移動ログ(図7の例では、図6の車Cの移動ログ)を生成することができる。
この場合、サーバ1は、1台のユーザ端末2から継続的に位置情報を取得しなくても済むため、各ユーザ端末2(図6の例では、ユーザ端末2-A,2-B)による位置情報取得の負荷分散処理が適切に実現される。
所定の1行の「取得時刻」の項目には、当該1行に対応する位置情報が取得された時刻が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報は、「12:00」に取得されたことがわかる。
所定の1行の「取得端末」の項目には、当該1行に対応する位置情報を取得したユーザ端末2を特定可能な情報(本例では端末名称を示す符号)と、当該ユーザ端末2の優先順位(図7ではかっこ書で示されている)が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報は、優先順位が第1位のユーザ端末2-Aにより取得されたことがわかる。
所定の1行の「位置情報」の項目には、当該1行に対応する位置情報が格納される。例えば、1行目に対応する位置情報は「lat(緯度):36.35.48、long(経度):145.20.30、alt(高度)100.2033」である。
なお、この位置情報の形式は特に限定されず、移動ログの生成対象の車の位置(正確には当該車に相乗りするユーザのユーザ端末2の位置)を示す情報であれば、いかなる形式でもよい。
サーバ1のログ生成部142は、このようにして位置情報DB400に格納された、所定時間毎の位置情報に基づいて、複数のユーザが相乗りした車の移動ログ(図7の例では、図6の車Cの移動ログ)を生成することができる。
この場合、サーバ1は、1台のユーザ端末2から継続的に位置情報を取得しなくても済むため、各ユーザ端末2(図6の例では、ユーザ端末2-A,2-B)による位置情報取得の負荷分散処理が適切に実現される。
次に、図8を参照して、図4のユーザ端末2が実行する位置情報送信処理について説明する。
即ち、図8は、図4のユーザ端末2が実行する位置情報送信処理の流れを説明するフローチャートである。
以下の例では、ユーザ端末2―Aの処理として説明するが、ユーザ端末2-Bについても、ステップS1の処理が不要な他は、同様な一連の処理が実行される。
即ち、図8は、図4のユーザ端末2が実行する位置情報送信処理の流れを説明するフローチャートである。
以下の例では、ユーザ端末2―Aの処理として説明するが、ユーザ端末2-Bについても、ステップS1の処理が不要な他は、同様な一連の処理が実行される。
ステップS1において、ユーザ端末2-Aの優先順位割当部107Aは、タッチ操作入力部46Aを介したユーザからの入力内容(例えば図5の登録ページの優先順位の項目の入力内容)に基づいて、位置情報の取得対象として登録された夫々のユーザ端末2(上述の例では、ユーザ端末2-A,2-B)について、優先順位を夫々割り当てる。
ステップS2において、取得タイミング判定部101Aは、取得条件が満たされたか否か、即ち本例では位置情報の取得順番が自身のユーザ端末2―Aに移行したか否かを判定する。
位置情報の取得順番が自身のユーザ端末2-Aに移行していなければ、取得条件が満たされていないので、ステップS2においてNOであると判定されて、処理はステップS2に戻される。
これに対して、位置情報の取得順番が自身のユーザ端末2-Aに移行した場合、取得条件が満たされるので、ステップS2においてYESであると判定されて、位置情報の取得タイミングになったものとして、処理はステップS3に進む。
位置情報の取得順番が自身のユーザ端末2-Aに移行していなければ、取得条件が満たされていないので、ステップS2においてNOであると判定されて、処理はステップS2に戻される。
これに対して、位置情報の取得順番が自身のユーザ端末2-Aに移行した場合、取得条件が満たされるので、ステップS2においてYESであると判定されて、位置情報の取得タイミングになったものとして、処理はステップS3に進む。
ステップS3において、位置取得部102Aは、GPS部50Aから位置情報を取得する。
ステップS4において、送信タイミング判定部103Aは、送信条件が満たされたか否かを判定する。
即ち、送信条件が満たされていなければ、ステップS4においてNOであると判定されて、処理はステップS4に戻される。
これに対して、送信条件が満たされた場合、ステップS4においてYESであると判定されて、処理はステップS5に進む。
なお、本例では、位置情報を取得したことが送信条件として採用されているので、ステップS3の処理が終了すると、即座にステップS4においてYESであると判定されて、処理はステップS5に進む。
即ち、送信条件が満たされていなければ、ステップS4においてNOであると判定されて、処理はステップS4に戻される。
これに対して、送信条件が満たされた場合、ステップS4においてYESであると判定されて、処理はステップS5に進む。
なお、本例では、位置情報を取得したことが送信条件として採用されているので、ステップS3の処理が終了すると、即座にステップS4においてYESであると判定されて、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、位置送信制御部104Aは、ステップS3で取得された位置情報をサーバ1へと送信する。
ステップS6において、ユーザ端末2のCPU41は、処理の終了指示があったか否かを判断する。
ここで、処理の終了指示は、特に限定されないが、本実施形態ではユーザ端末2のいわゆるスリープ状態等への移行指示が採用されている。つまり、ユーザ端末2においてスリープ状態等への移行指示がなされない限り、ステップS6においてNOであると判断されて処理はステップS2に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
これに対して、ユーザ端末2においてスリープ状態等への移行指示がなされると、ステップS6においてYESであると判断されて、位置情報送信処理は終了になる。
ここで、処理の終了指示は、特に限定されないが、本実施形態ではユーザ端末2のいわゆるスリープ状態等への移行指示が採用されている。つまり、ユーザ端末2においてスリープ状態等への移行指示がなされない限り、ステップS6においてNOであると判断されて処理はステップS2に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
これに対して、ユーザ端末2においてスリープ状態等への移行指示がなされると、ステップS6においてYESであると判断されて、位置情報送信処理は終了になる。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態において、ユーザ端末2の電池残量算出部108は、電池残量の算出のみを行うものとして説明を行ったが、特にこれに限定されない。例えば、電池残量算出部108は、充電の有無やバッテリの種類や製造年等の情報を算出又は取得をしてもよい。
そして、これらの情報に基づいて、各ユーザ端末2の優先順位が設定されてもよい。
そして、これらの情報に基づいて、各ユーザ端末2の優先順位が設定されてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、ユーザ端末2が取得する情報は、当該ユーザ端末2の位置情報として説明を行ったが、特にこれに限定されない。
例えば、ユーザ端末2は、音声情報や画像情報等どのような種類の情報を取得してもよい。つまり、本発明は、位置情報の取得に限定されず、任意の種類の情報の取得に適用可能である。
例えば、ユーザ端末2は、音声情報や画像情報等どのような種類の情報を取得してもよい。つまり、本発明は、位置情報の取得に限定されず、任意の種類の情報の取得に適用可能である。
より具体的にいえば、上述の実施形態では、相乗りしている各ユーザが操作するユーザ端末2-1乃至2-nのうち、登録ページにより登録された1以上のユーザ端末2からなるグループが認識され、このグループに属する1以上のユーザ端末2(図4の例ではユーザ端末2-A,2-B)が取得対象とされていた。
そして、取得対象の夫々には、取得条件(送信条件とは異なる第1条件)が個別に適用されていた。その結果、取得対象の1以上のユーザ端末2の夫々は、取得対象の夫々について個別に適用される送信条件のうち自身のユーザ端末2に適用される送信条件が満たされたタイミングで、位置情報を取得していた。
しかしながら、本発明は、このような上述の実施形態に特に限定されない。
例えば、取得対象としては、所定領域内に同時に存在する複数のユーザ端末2を含むグループが認識されている状態における、当該グループに属する各ユーザ端末2でもよい。
この場合、取得対象が取得する情報は、位置情報に特に限定されず、グループに属するユーザ端末2であれば所定領域から取得し得る、所定種類の情報であれば足りる。
具体的には例えば、所定領域は、上述の実施形態では相乗りしている車内が例示されていた。そこで、車内を用いて例示すると、車内の複数のユーザ端末2であれば取得し得る情報として、上述の位置情報を含め、車のコンテクストの情報を採用することができる。
ここで、コンテクスト(context)とは、車の内的状態および外的状態の全てを指す。車の内的状態とは、車内の温度や騒音レベル(ユーザの話し声や音楽等の音量)等、車内の空間方向若しくは時間方向に分布する(または、いずれの方向にも分布する)所定の状態をいう。なお、車内のユーザの状態(例えば各ユーザの体温、心拍数、感情等の状態)も、車の内的状態として含めることができる。車の外的状態とは、車の現在位置、気温、天気、周囲の状況(渋滞している等の状況)等、車外の空間方向若しくは時間方向に分布する(または、いずれの方向にも分布する)所定の状態をいう。
さらにいえば、車内は所定領域の例示に過ぎない。つまり、グループに属するユーザ端末2は、車内という領域に存在する必要は特になく、当該グループに属するユーザ端末2であれば同一情報を取得できる領域内に存在すればよい。
つまり、取得対象のユーザ端末2が、このような所定領域の内的状態及び外的状態(コンテクスト)を示す任意の情報を取得する場合に、本発明は適用可能である。
そして、取得対象の夫々には、取得条件(送信条件とは異なる第1条件)が個別に適用されていた。その結果、取得対象の1以上のユーザ端末2の夫々は、取得対象の夫々について個別に適用される送信条件のうち自身のユーザ端末2に適用される送信条件が満たされたタイミングで、位置情報を取得していた。
しかしながら、本発明は、このような上述の実施形態に特に限定されない。
例えば、取得対象としては、所定領域内に同時に存在する複数のユーザ端末2を含むグループが認識されている状態における、当該グループに属する各ユーザ端末2でもよい。
この場合、取得対象が取得する情報は、位置情報に特に限定されず、グループに属するユーザ端末2であれば所定領域から取得し得る、所定種類の情報であれば足りる。
具体的には例えば、所定領域は、上述の実施形態では相乗りしている車内が例示されていた。そこで、車内を用いて例示すると、車内の複数のユーザ端末2であれば取得し得る情報として、上述の位置情報を含め、車のコンテクストの情報を採用することができる。
ここで、コンテクスト(context)とは、車の内的状態および外的状態の全てを指す。車の内的状態とは、車内の温度や騒音レベル(ユーザの話し声や音楽等の音量)等、車内の空間方向若しくは時間方向に分布する(または、いずれの方向にも分布する)所定の状態をいう。なお、車内のユーザの状態(例えば各ユーザの体温、心拍数、感情等の状態)も、車の内的状態として含めることができる。車の外的状態とは、車の現在位置、気温、天気、周囲の状況(渋滞している等の状況)等、車外の空間方向若しくは時間方向に分布する(または、いずれの方向にも分布する)所定の状態をいう。
さらにいえば、車内は所定領域の例示に過ぎない。つまり、グループに属するユーザ端末2は、車内という領域に存在する必要は特になく、当該グループに属するユーザ端末2であれば同一情報を取得できる領域内に存在すればよい。
つまり、取得対象のユーザ端末2が、このような所定領域の内的状態及び外的状態(コンテクスト)を示す任意の情報を取得する場合に、本発明は適用可能である。
また例えば、上述の実施形態では、位置情報を取得するタイミングは、取得条件(送信条件とは異なる第1条件)が満たされたタイミングであるとされた。そして、この取得条件(第1条件)は、上述の実施形態では、複数のユーザ端末2に割り当てられた優先順位に従って、位置情報の取得順番が移行していく場合において、位置情報の取得順番が自身のユーザ端末2に移行したことが採用されたが、特にこれに限定されない。
例えば、取得タイミング判定部101は、相乗りの移動距離に基づいて事前に取得条件を決定し、移動距離が一定の距離を超えた場合に取得条件を満たしたものとして、位置情報を取得するタイミングを判定してもよい。
例えば、取得タイミング判定部101は、相乗りの移動距離に基づいて事前に取得条件を決定し、移動距離が一定の距離を超えた場合に取得条件を満たしたものとして、位置情報を取得するタイミングを判定してもよい。
また例えば、上述の実施形態において、優先順位に従った取得順番の移行の手法は、所定時間が経過する毎に行われるという手法が採用されたが、特にこれに限定されない。
例えば、取得順番がまわってきたユーザ端末2は、位置情報の取得が完了したことを示す情報(位置情報自体でもよい)をサーバ1に送信して、サーバ1がその情報に基づいて取得順番を移行し、移行後の取得順番となったユーザ端末2にその旨を通知する、といった手法を採用してもよい。
例えば、取得順番がまわってきたユーザ端末2は、位置情報の取得が完了したことを示す情報(位置情報自体でもよい)をサーバ1に送信して、サーバ1がその情報に基づいて取得順番を移行し、移行後の取得順番となったユーザ端末2にその旨を通知する、といった手法を採用してもよい。
また例えば、上述の実施形態において、優先順位を割り当てる手法は、ユーザ端末2-Aがユーザからの手動入力の内容に基づいて優先順位を割り当てる手法が採用されたが、特にこれに限定されない。
即ち、優先順位割当部107は、ユーザ端末2からサーバ1に委譲してもよい。この場合、サーバ1は、各ユーザ端末2の電池残量等各種情報を適宜取得して、取得した各種情報に基づいて、自動的に各ユーザ端末2の優先度を設定してもよい。
つまり、上述の優先順位の割当ては、必ずしも電池残量に基づいて決定される必要はなく、その他例えば、ユーザ端末2の通信環境等を考慮してもよい。
ここでいう通信環境は、ユーザ端末2がサーバ1に位置情報を送信するための通信環境と、GPSの補足状況(位置情報の取得のための通信環境)との両方を含む。
前者の通信環境としては、ユーザ端末2が通信をするためのキャリアや、ネットワークのトラフィック等のネットワーク環境等が該当する。例えば、上述の実施形態のように、送信条件として、位置情報が取得されたという条件が採用されている場合、換言すると、位置情報の取得とサーバ1への送信とを連続して行う場合、データ送受信のネットワーク環境がよいユーザ端末2に位置情報の取得とサーバ1への送信を連続して行わせるように、各ユーザ端末2の優先順位の割当てをしてもよい。
また、GPSの補足状況(位置情報の取得のための通信環境)という観点では、位置情報の精度を高めるべく、各ユーザ端末2がGPSを捕捉できているか否か等で優先順位の割当てをしてもよい。
ここで、優先順位の割当ては、固定している必要はなく、必要なタイミングで適宜更新してもよい。つまり、ネットワーク環境を監視して、ネットワーク環境に基づいて、優先順位の割当てを更新してもよい。また例えば、1クール毎に、優先順位の割当ての更新をしてもよい。
即ち、優先順位割当部107は、ユーザ端末2からサーバ1に委譲してもよい。この場合、サーバ1は、各ユーザ端末2の電池残量等各種情報を適宜取得して、取得した各種情報に基づいて、自動的に各ユーザ端末2の優先度を設定してもよい。
つまり、上述の優先順位の割当ては、必ずしも電池残量に基づいて決定される必要はなく、その他例えば、ユーザ端末2の通信環境等を考慮してもよい。
ここでいう通信環境は、ユーザ端末2がサーバ1に位置情報を送信するための通信環境と、GPSの補足状況(位置情報の取得のための通信環境)との両方を含む。
前者の通信環境としては、ユーザ端末2が通信をするためのキャリアや、ネットワークのトラフィック等のネットワーク環境等が該当する。例えば、上述の実施形態のように、送信条件として、位置情報が取得されたという条件が採用されている場合、換言すると、位置情報の取得とサーバ1への送信とを連続して行う場合、データ送受信のネットワーク環境がよいユーザ端末2に位置情報の取得とサーバ1への送信を連続して行わせるように、各ユーザ端末2の優先順位の割当てをしてもよい。
また、GPSの補足状況(位置情報の取得のための通信環境)という観点では、位置情報の精度を高めるべく、各ユーザ端末2がGPSを捕捉できているか否か等で優先順位の割当てをしてもよい。
ここで、優先順位の割当ては、固定している必要はなく、必要なタイミングで適宜更新してもよい。つまり、ネットワーク環境を監視して、ネットワーク環境に基づいて、優先順位の割当てを更新してもよい。また例えば、1クール毎に、優先順位の割当ての更新をしてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、位置情報は、所定の時間間隔(例えば1秒毎)で取得していたが、特にこれに限定されない。例えば、取得間隔(取得頻度)を自由に変更してもよい。
また、取得間隔を変更(変化)させる手法としては、例えば、以下の手法が考えられる。
例えば、上述の「優先順位」を割り当てるか否かを制御する(取得対象のユーザ端末2とするのか、取得対象から外すのかを制御する)ことで、取得の頻度を変化させることができる。
また例えば、上述の「取得条件」自体を変化させることで、取得の頻度を変化させることができる。
また例えば、上述の「取得条件」自体は変化させないが「取得条件が満たされたタイミング」毎に情報の取得を許可するか禁止するかを制御することで、取得の頻度を変化させることができる。
なお、取得間隔が0の場合とは、位置情報の取得の停止(禁止)を意味する。
また、取得間隔を変更(変化)させる手法としては、例えば、以下の手法が考えられる。
例えば、上述の「優先順位」を割り当てるか否かを制御する(取得対象のユーザ端末2とするのか、取得対象から外すのかを制御する)ことで、取得の頻度を変化させることができる。
また例えば、上述の「取得条件」自体を変化させることで、取得の頻度を変化させることができる。
また例えば、上述の「取得条件」自体は変化させないが「取得条件が満たされたタイミング」毎に情報の取得を許可するか禁止するかを制御することで、取得の頻度を変化させることができる。
なお、取得間隔が0の場合とは、位置情報の取得の停止(禁止)を意味する。
さらに言えば、上述の実施形態において、位置情報は、取得される毎にサーバ1へと送信されるものとして説明したが、特にこれに限定されない。
即ち、ユーザ端末2-Aは、複数回に渡り取得された位置情報をまとめてサーバ1へと送信することができる。
また例えば、ユーザ端末2-Bは、取得した位置情報を、他の情報処理端末(例えばユーザ端末2-A)へと送信してもよい。この場合、ユーザ端末2-Aは、複数のユーザ端末2(例えばユーザ端末2-A,2-B)の位置情報をまとめて、サーバ1へと送信することも出来る。具体的には例えば、ユーザ端末2-Bでは、Q個の位置情報が取得されると、その位置情報は、Q個まとめてユーザ端末2-Aに送信されるものとしてもよい。そして、ユーザ端末2-Aでは、2Q個の位置情報(ユーザ端末2-Aで取得したQ個の位置情報とユーザ端末2-Bから送信されてきたQ個の位置情報)をまとめてサーバ1へと送信してもよい。
換言すれば、位置情報を取得するタイミングと位置情報を送信するタイミングは、独立して切り分けることが可能である。
即ち、ユーザ端末2-Aは、複数回に渡り取得された位置情報をまとめてサーバ1へと送信することができる。
また例えば、ユーザ端末2-Bは、取得した位置情報を、他の情報処理端末(例えばユーザ端末2-A)へと送信してもよい。この場合、ユーザ端末2-Aは、複数のユーザ端末2(例えばユーザ端末2-A,2-B)の位置情報をまとめて、サーバ1へと送信することも出来る。具体的には例えば、ユーザ端末2-Bでは、Q個の位置情報が取得されると、その位置情報は、Q個まとめてユーザ端末2-Aに送信されるものとしてもよい。そして、ユーザ端末2-Aでは、2Q個の位置情報(ユーザ端末2-Aで取得したQ個の位置情報とユーザ端末2-Bから送信されてきたQ個の位置情報)をまとめてサーバ1へと送信してもよい。
換言すれば、位置情報を取得するタイミングと位置情報を送信するタイミングは、独立して切り分けることが可能である。
また例えば、ユーザ端末2が位置情報を取得する場合、過去に取得した複数の位置情報が示す位置の変化が一定量以下の場合には、位置情報の取得間隔を下げてもよい。
具体的には、複数回の測定の結果、位置情報の変化の度合いが(閾値より)小さい場合、ユーザ端末2が位置情報を取得するのを停止してもよい。或いは、ユーザ端末2が取得を停止する代わりに、位置情報の取得の間隔を広げてもよく、あるいは、電池残量が最も多いユーザ端末2のみが位置情報を取得するように切り替えてもよい。
また、その後、位置情報の変化の度合いが大きくなった場合には、位置情報の取得の処理として元の処理に戻すことができる。
このような方法は、例えば、相乗りする車が渋滞に巻き込まれているような場合に効果的である。
また例えば、ユーザ端末2は、過去に取得した位置情報が示す位置に基づいて、移動のルートを認識し、当該ルートの種類に応じて、位置情報の取得間隔を変化させてもよい。
具体的には、高速道路のように走行ルートがある程度固定的な経路を走行している場合、位置情報を取得する頻度は高くする必要がない。したがって、車が高速道路を走行している場合には、位置情報取得の間隔を広げることができる。なお、高速道路に乗ったか、あるいは、降りたかどうかはETC(自動料金支払いシステム)の情報や位置情報に基づき判定することができる。
一方、一般道のようにルートの選択肢に多様性がある場合には、位置情報取得間隔を短くしてもよい。
さらに言えば、上述の取得の頻度の変更をするための情報は、過去に取得した位置情報のみならず、現在の位置情報、又は、将来の位置情報(予測情報)を採用してもよい。
つまり、過去若しくは現在に取得した位置情報が示す位置、又は予測される将来の位置に基づいて、移動のルートを認識し、当該ルートの種類に応じて前記取得の頻度を変化させるようにしてもよい。
具体的には、複数回の測定の結果、位置情報の変化の度合いが(閾値より)小さい場合、ユーザ端末2が位置情報を取得するのを停止してもよい。或いは、ユーザ端末2が取得を停止する代わりに、位置情報の取得の間隔を広げてもよく、あるいは、電池残量が最も多いユーザ端末2のみが位置情報を取得するように切り替えてもよい。
また、その後、位置情報の変化の度合いが大きくなった場合には、位置情報の取得の処理として元の処理に戻すことができる。
このような方法は、例えば、相乗りする車が渋滞に巻き込まれているような場合に効果的である。
また例えば、ユーザ端末2は、過去に取得した位置情報が示す位置に基づいて、移動のルートを認識し、当該ルートの種類に応じて、位置情報の取得間隔を変化させてもよい。
具体的には、高速道路のように走行ルートがある程度固定的な経路を走行している場合、位置情報を取得する頻度は高くする必要がない。したがって、車が高速道路を走行している場合には、位置情報取得の間隔を広げることができる。なお、高速道路に乗ったか、あるいは、降りたかどうかはETC(自動料金支払いシステム)の情報や位置情報に基づき判定することができる。
一方、一般道のようにルートの選択肢に多様性がある場合には、位置情報取得間隔を短くしてもよい。
さらに言えば、上述の取得の頻度の変更をするための情報は、過去に取得した位置情報のみならず、現在の位置情報、又は、将来の位置情報(予測情報)を採用してもよい。
つまり、過去若しくは現在に取得した位置情報が示す位置、又は予測される将来の位置に基づいて、移動のルートを認識し、当該ルートの種類に応じて前記取得の頻度を変化させるようにしてもよい。
また例えば、上述の実施形態では、説明を省略したが、GPS精度への対応として、以下のような対応を行ってもよい。
即ち、サーバ1は、前回取得した位置から所定の距離以上離れた位置情報を取得した場合には、他のユーザ端末2からも位置情報を取得し、車の移動ログを修正してもよい。
ここで、所定の距離は、固定の値でも良く、これまでの移動ログに基づくスピードに対応するように可変にしてもよい。また、位置情報の精度が悪いユーザ端末2を除いて位置情報を順次取得してもよい。
即ち、サーバ1は、前回取得した位置から所定の距離以上離れた位置情報を取得した場合には、他のユーザ端末2からも位置情報を取得し、車の移動ログを修正してもよい。
ここで、所定の距離は、固定の値でも良く、これまでの移動ログに基づくスピードに対応するように可変にしてもよい。また、位置情報の精度が悪いユーザ端末2を除いて位置情報を順次取得してもよい。
また例えば、上述の実施形態において、位置情報の取得対象のユーザ端末2を登録する登録手段(例えば、登録ページの表示)は、ホストとなるユーザ端末2(例えば、ユーザ端末2-A)が備えるものとして説明を行ったが、特にこれに限定されない。
即ち、当該登録手段は、サーバ1や他のユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)が備えていてもよい。当該登録手段をサーバ1が備える場合、例えば、任意のユーザ端末(例えば、図示せぬユーザ端末2-C)がサーバ1へアクセスするだけで、自動でユーザ端末2として登録されるような仕様とすることもできる。
即ち、当該登録手段は、サーバ1や他のユーザ端末(例えば、ユーザ端末2-B)が備えていてもよい。当該登録手段をサーバ1が備える場合、例えば、任意のユーザ端末(例えば、図示せぬユーザ端末2-C)がサーバ1へアクセスするだけで、自動でユーザ端末2として登録されるような仕様とすることもできる。
また例えば、上述の実施形態において、登録ページで登録する項目を「登録端末」、「電池残量」、「移動距離」、「優先順位」として説明を行ったが、特にこれに限定されない。
即ち、車に相乗りしている各ユーザのユーザ情報(登録端末以外の情報を含む)、充電の可否、ドライバーか否か、情報取得間隔、乗車済みか否か等を含めることができる。
即ち、車に相乗りしている各ユーザのユーザ情報(登録端末以外の情報を含む)、充電の可否、ドライバーか否か、情報取得間隔、乗車済みか否か等を含めることができる。
また例えば、上述の実施形態において、説明を省略したが、位置情報を取得する順序や取得回数を決定する処理を事前に実行することができる。
即ち、ユーザ端末2は、同一の車に相乗りするユーザのみが参照可能な登録ページをサーバから取得して表示し、当該登録ページにおいて情報取得の順序や回数を設定してもよい。
また例えば、上述の通り、登録ページでは、各ユーザ端末2の電池残量や、相乗りする距離の情報が表示され、電池残量が多いユーザ端末2や相乗りする距離が短いユーザ端末2程位置情報の取得間隔を高くするようにしてもよい。具体的には例えば、電池残量の少ないユーザ端末2が一定の期間内に1回取得するところ、電池残量の多いユーザ端末2は3回取得するようにしてもよい。
また例えば、電池残量が所定値を下回るまで同一のユーザ端末2が位置情報を取得し、所定値を下回った場合には次の優先順位のユーザ端末2が位置情報を取得するようにしてもよい。この場合、全てのユーザ端末2において電池残量が所定値を下回る場合には、その所定値を下げてもよい。
即ち、ユーザ端末2は、同一の車に相乗りするユーザのみが参照可能な登録ページをサーバから取得して表示し、当該登録ページにおいて情報取得の順序や回数を設定してもよい。
また例えば、上述の通り、登録ページでは、各ユーザ端末2の電池残量や、相乗りする距離の情報が表示され、電池残量が多いユーザ端末2や相乗りする距離が短いユーザ端末2程位置情報の取得間隔を高くするようにしてもよい。具体的には例えば、電池残量の少ないユーザ端末2が一定の期間内に1回取得するところ、電池残量の多いユーザ端末2は3回取得するようにしてもよい。
また例えば、電池残量が所定値を下回るまで同一のユーザ端末2が位置情報を取得し、所定値を下回った場合には次の優先順位のユーザ端末2が位置情報を取得するようにしてもよい。この場合、全てのユーザ端末2において電池残量が所定値を下回る場合には、その所定値を下げてもよい。
また例えば、上述の実施形態において、位置取得部102によって取得された位置情報は、補正等を行わずに車の移動ログの作成に用いられるが、特にこれに限定されない。
即ち、過去に取得した位置情報が示す位置に対して、今回取得した位置情報が示す位置が所定距離以上離れている(物理的に移動できないような距離)場合、別のユーザ端末2から位置情報を取得して、今回取得した位置情報を補正してもよい。
即ち、過去に取得した位置情報が示す位置に対して、今回取得した位置情報が示す位置が所定距離以上離れている(物理的に移動できないような距離)場合、別のユーザ端末2から位置情報を取得して、今回取得した位置情報を補正してもよい。
また例えば、上述の実施形態において、説明を省略したが、相乗りをしている途中でユーザ乗車又は降車をする場合がある。
このような場合、ユーザ端末2又はサーバ1が、位置情報の取得対象となるユーザ端末2を、新たに登録又は削除することで、取得対象のユーザ端末2を流動的に変更することもできる。
このような場合、ユーザ端末2又はサーバ1が、位置情報の取得対象となるユーザ端末2を、新たに登録又は削除することで、取得対象のユーザ端末2を流動的に変更することもできる。
例えば、ユーザが途中から乗車する場合とは、以下のような場合である。
具体的には例えば、最大で4人が乗車するところ、出発時は3人しか相乗りしていなかった場合、出発時は3人のユーザ端末2が位置情報を取得する。その後、4人目が同乗してきた場合には4人のユーザ端末2が位置情報を取得する。
4人目が同乗した場合に、上述の登録ページにログインして優先順位を再度決定することができる。その場合、例えば位置情報の取得の処理(1クール)を再スタートすることができる。
あるいは、4人目が同乗した場合、4人目のユーザ端末2に対しサーバ1より取得開始時刻と取得時間間隔を特定する情報が送信され、他の3人のユーザ端末2に対しては、取得間隔を更新する通知が送信される。
この場合、位置情報の取得の処理を再スタートするのではなく、それまでの取得の処理を継続しつつ取得間隔を変更し、4人目のユーザ端末2を取得対象として割り込ませてもよい。
4人目の同乗のタイミングは、登録ページに事前に登録されているユーザ端末2であれば、登録ページ内の所定のボタンのタップによりサーバ1へ同乗(取得対象の追加)を通知することができ、当該通知に応じてサーバ1から取得間隔等の設定変更が行われてもよい。
また、4人目のユーザのユーザ端末2の位置情報と、他のユーザ端末2の位置情報に基づいて、サーバ1又はユーザ端末2は、4人目のユーザが同乗を開始したことを自動的に判定し、4人で情報を取得するようにしてもよい。或いは、例えば、サーバ1又はユーザ端末2は、4人目のユーザ端末2と他のユーザ端末2の位置情報とを、同時に複数回取得し、各取得時における位置情報が一致している場合には、4人目のユーザが同乗を開始したと判定してもよい。
具体的には例えば、最大で4人が乗車するところ、出発時は3人しか相乗りしていなかった場合、出発時は3人のユーザ端末2が位置情報を取得する。その後、4人目が同乗してきた場合には4人のユーザ端末2が位置情報を取得する。
4人目が同乗した場合に、上述の登録ページにログインして優先順位を再度決定することができる。その場合、例えば位置情報の取得の処理(1クール)を再スタートすることができる。
あるいは、4人目が同乗した場合、4人目のユーザ端末2に対しサーバ1より取得開始時刻と取得時間間隔を特定する情報が送信され、他の3人のユーザ端末2に対しては、取得間隔を更新する通知が送信される。
この場合、位置情報の取得の処理を再スタートするのではなく、それまでの取得の処理を継続しつつ取得間隔を変更し、4人目のユーザ端末2を取得対象として割り込ませてもよい。
4人目の同乗のタイミングは、登録ページに事前に登録されているユーザ端末2であれば、登録ページ内の所定のボタンのタップによりサーバ1へ同乗(取得対象の追加)を通知することができ、当該通知に応じてサーバ1から取得間隔等の設定変更が行われてもよい。
また、4人目のユーザのユーザ端末2の位置情報と、他のユーザ端末2の位置情報に基づいて、サーバ1又はユーザ端末2は、4人目のユーザが同乗を開始したことを自動的に判定し、4人で情報を取得するようにしてもよい。或いは、例えば、サーバ1又はユーザ端末2は、4人目のユーザ端末2と他のユーザ端末2の位置情報とを、同時に複数回取得し、各取得時における位置情報が一致している場合には、4人目のユーザが同乗を開始したと判定してもよい。
また例えば、ユーザが降車する場合とは、以下のような場合である。
途中で降車するユーザが発生した場合、サーバ1への降車通知を行うとサーバ1側で優先順位を再度決定することができる。その場合、例えば位置情報の取得処理を再スタートしてもよい。
或いは、いずれかのユーザが降車した場合、サーバ1は、残りのユーザ端末2に対しては、取得間隔を更新する通知を送信してもよい。この場合、位置情報の取得の処理を再スタートするのではなく、それまでの位置情報の処理を継続しつつ、取得間隔を変更してもよい。
降車のタイミングは、登録ページの所定のボタンのタップによりサーバ1へ通知することができ、当該通知に応じて、サーバ1から取得間隔等の設定変更が行われてもよい。
途中で降車するユーザが発生した場合、サーバ1への降車通知を行うとサーバ1側で優先順位を再度決定することができる。その場合、例えば位置情報の取得処理を再スタートしてもよい。
或いは、いずれかのユーザが降車した場合、サーバ1は、残りのユーザ端末2に対しては、取得間隔を更新する通知を送信してもよい。この場合、位置情報の取得の処理を再スタートするのではなく、それまでの位置情報の処理を継続しつつ、取得間隔を変更してもよい。
降車のタイミングは、登録ページの所定のボタンのタップによりサーバ1へ通知することができ、当該通知に応じて、サーバ1から取得間隔等の設定変更が行われてもよい。
さらに言えば、上述の相乗りをしている途中でユーザが乗車又は降車をする場合、相乗りをしているユーザの乗降状況を自動で判定することもできる。
即ち、GPSによるユーザ端末2の位置に基づいて、ユーザの乗降状況を自動で判定することができる。
例えば、1人のユーザ(又は複数人のユーザ)が他のユーザ(相乗り者)の位置と一定以上離間したような場合、当該1人(又は複数人のユーザ)は、車を降車したと判断することができる。
また例えば、乗車したユーザのユーザ端末2の位置情報と、他のユーザのユーザ端末2の位置情報とを複数回取得して、各取得時における位置情報が一致している場合には同乗を開始したと判定することも出来る。
また例えば、上述のユーザの乗降情報は、ユーザ端末2間の近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)やNFC(登録商標))によって確認することもできる。
なお、上述のいずれかの方法により、ユーザが新たに乗降した場合、上述の登録ページを用いて新たに優先順位を決定してもよい。この場合、サーバ1及びユーザ端末2は、新たに位置情報の取得の処理を開始してもよいし、それまでの位置情報の取得の処理を継続しつつ新たなユーザ端末2を取得対象として割り込ませてもよい。
なお、ユーザの乗車又は降車の判定手法は、上述の例に特に限定されず、例えば、ユーザ端末2のGPSによる位置情報に基づいて乗車又は降車の状況を自動的に判定する手法を採用してもよいし、また例えば、ユーザ端末2間の近距離通信によって確認することで、ユーザの乗車又は降車を判定する手法を採用してもよい。
即ち、GPSによるユーザ端末2の位置に基づいて、ユーザの乗降状況を自動で判定することができる。
例えば、1人のユーザ(又は複数人のユーザ)が他のユーザ(相乗り者)の位置と一定以上離間したような場合、当該1人(又は複数人のユーザ)は、車を降車したと判断することができる。
また例えば、乗車したユーザのユーザ端末2の位置情報と、他のユーザのユーザ端末2の位置情報とを複数回取得して、各取得時における位置情報が一致している場合には同乗を開始したと判定することも出来る。
また例えば、上述のユーザの乗降情報は、ユーザ端末2間の近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)やNFC(登録商標))によって確認することもできる。
なお、上述のいずれかの方法により、ユーザが新たに乗降した場合、上述の登録ページを用いて新たに優先順位を決定してもよい。この場合、サーバ1及びユーザ端末2は、新たに位置情報の取得の処理を開始してもよいし、それまでの位置情報の取得の処理を継続しつつ新たなユーザ端末2を取得対象として割り込ませてもよい。
なお、ユーザの乗車又は降車の判定手法は、上述の例に特に限定されず、例えば、ユーザ端末2のGPSによる位置情報に基づいて乗車又は降車の状況を自動的に判定する手法を採用してもよいし、また例えば、ユーザ端末2間の近距離通信によって確認することで、ユーザの乗車又は降車を判定する手法を採用してもよい。
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。例えば上述の実施形態ではユーザ端末2-A側で機能している優先順位割当部107や登録部109A等をサーバ1に委譲してもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。例えば上述の実施形態ではユーザ端末2-A側で機能している優先順位割当部107や登録部109A等をサーバ1に委譲してもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、又は各種デバイス等であってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他、スマートフォンやパーソナルコンピュータ、又は各種デバイス等であってもよい。
また例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
例えば、所定領域内に同時に存在する複数の情報処理端末を含むグループが認識されている状態における、当該グループに属する1の情報処理端末(例えば車内という所定領域内に同時に存在する図1のユーザ端末2-1乃至2-nのうち、登録ページに登録されたグループに図4のユーザ端末2-A,2-Bが存在する場合における、ユーザ端末2-A)において、
前記複数の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される第1条件(例えば上述の取得条件)が満たされたタイミングで、前記複数の情報処理端末であれば前記所定領域から取得し得る、所定種類の情報(例えば位置情報)を取得する取得手段(例えば、図4の位置取得部102A)と、
取得された前記所定種類の情報を、前記グループの外の情報処理装置(例えば図1や図4のサーバ1)又は前記複数の情報処理端末のうち別の情報処理装置に対して送信する制御を実行する送信制御手段(例えば、図4の位置送信制御部104A)と、
を備える。
前記複数の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される第1条件(例えば上述の取得条件)が満たされたタイミングで、前記複数の情報処理端末であれば前記所定領域から取得し得る、所定種類の情報(例えば位置情報)を取得する取得手段(例えば、図4の位置取得部102A)と、
取得された前記所定種類の情報を、前記グループの外の情報処理装置(例えば図1や図4のサーバ1)又は前記複数の情報処理端末のうち別の情報処理装置に対して送信する制御を実行する送信制御手段(例えば、図4の位置送信制御部104A)と、
を備える。
これにより、複数の情報処理端末が集合する場所において、当該複数の情報処理端末で協働して情報取得の分散処理を適切に実行することができる。
ここで、前記第1条件を満たしたか否かを判定する判定手段(例えば図4の取得タイミング判定部101A)をさらに備え、
前記取得手段は、前記判定手段により前記第1条件を満たしたと判定されたタイミングで、前記所定種類の情報を取得することができる。
即ち、情報処理端末が位置情報等の所定種類の情報を取得するタイミングを制御することが可能である。
前記取得手段は、前記判定手段により前記第1条件を満たしたと判定されたタイミングで、前記所定種類の情報を取得することができる。
即ち、情報処理端末が位置情報等の所定種類の情報を取得するタイミングを制御することが可能である。
ここで、前記送信制御手段は、前記第1条件とは異なる第2条件(例えば上述の送信条件)が満たされたタイミングで、前記所定種類の情報を前記別の情報処理装置に送信する制御を実行することができる。
即ち、位置情報等の所定種類の情報を取得するタイミングと当該情報を送信するタイミングとを夫々個別に変化させることができるため、より自由度の高いシステムの構築が可能となる。
具体的に言えば、所定種類の情報として位置情報が採用された場合、当該位置情報をサーバ側へ送信するタイミングは、上述の実施形態のように取得の都度であってもよいし、取得期間よりも長い所定期間毎としてもよい。後者の場合、情報処理端末は、当該所定期間内に取得された複数の情報を纏めてアップロードすることもできる。
或いは例えば、移動経路への移動が終了した時点を、当該位置情報をサーバ側へ送信するタイミングとしてもよい。この場合も、情報処理端末は、車の移動が終了するまでに取得された複数の情報を纏めてアップロードすることもできる。
さらに言えば、所定の情報処理端末(例えば図4のユーザ端末2-B)が取得した情報の送信先もサーバ1ではなく、別の情報処理端末(例えば、ドライバーが所有する情報処理端末であり、上述の図4のユーザ端末2-A)でもよい。この場合の送信形式も特に限定されず、近距離通信、例えば、Bluetooth(登録商標)やNFC(登録商標)等を用いる送信形式を採用することができる。この場合、ドライバーが所有する情報処理端末は、他の情報処理端末から収集したデータを纏めてサーバにアップロードすることができる。
即ち、位置情報等の所定種類の情報を取得するタイミングと当該情報を送信するタイミングとを夫々個別に変化させることができるため、より自由度の高いシステムの構築が可能となる。
具体的に言えば、所定種類の情報として位置情報が採用された場合、当該位置情報をサーバ側へ送信するタイミングは、上述の実施形態のように取得の都度であってもよいし、取得期間よりも長い所定期間毎としてもよい。後者の場合、情報処理端末は、当該所定期間内に取得された複数の情報を纏めてアップロードすることもできる。
或いは例えば、移動経路への移動が終了した時点を、当該位置情報をサーバ側へ送信するタイミングとしてもよい。この場合も、情報処理端末は、車の移動が終了するまでに取得された複数の情報を纏めてアップロードすることもできる。
さらに言えば、所定の情報処理端末(例えば図4のユーザ端末2-B)が取得した情報の送信先もサーバ1ではなく、別の情報処理端末(例えば、ドライバーが所有する情報処理端末であり、上述の図4のユーザ端末2-A)でもよい。この場合の送信形式も特に限定されず、近距離通信、例えば、Bluetooth(登録商標)やNFC(登録商標)等を用いる送信形式を採用することができる。この場合、ドライバーが所有する情報処理端末は、他の情報処理端末から収集したデータを纏めてサーバにアップロードすることができる。
ここで、前記第1条件は、前記複数の情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して割り当てられた優先順位に従って、前記所定種類の情報の取得順番が移行していく場合において、当該取得順番が前記自身の情報処理端末に移行したこととすることができる。
即ち、本サービスの対象となる複数の情報処理端末の夫々は、一定のサイクルで、位置情報等の所定種類の情報の取得対象となる情報処理端末を変更できるので、連続的に各情報処理端末(複数のユーザが相乗り中の車)が情報を取得することが適切にできる。
なお、「複数の情報処理端末の少なくとも一部」とは、相乗りしている複数のユーザの夫々が操作する複数の情報処理端末の全てを、所定種類の情報を取得する対象とする必要はないと言う意味である。例えば、バッテリ残量があまりに低い情報処理端末については、所定種類の情報を取得する対象として除外して、優先順位を割り当てなくてもよい。
即ち、本サービスの対象となる複数の情報処理端末の夫々は、一定のサイクルで、位置情報等の所定種類の情報の取得対象となる情報処理端末を変更できるので、連続的に各情報処理端末(複数のユーザが相乗り中の車)が情報を取得することが適切にできる。
なお、「複数の情報処理端末の少なくとも一部」とは、相乗りしている複数のユーザの夫々が操作する複数の情報処理端末の全てを、所定種類の情報を取得する対象とする必要はないと言う意味である。例えば、バッテリ残量があまりに低い情報処理端末については、所定種類の情報を取得する対象として除外して、優先順位を割り当てなくてもよい。
ここで、前記第1条件における、前記優先順位に従った前記取得順番の移行は、所定時間が経過する毎に行われることができる。
これにより、所定時間が経過する毎に、位置情報等の所定の種類の情報が適切に取得できるので、これら取得された情報のログ、例えば車の移動ログがより適切に生成される。
これにより、所定時間が経過する毎に、位置情報等の所定の種類の情報が適切に取得できるので、これら取得された情報のログ、例えば車の移動ログがより適切に生成される。
ここで、前記複数の情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して前記優先順位を割り当てる優先順位割当手段を、さらに備えることができる。
或いはまた、前記複数の情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して前記優先順位を割り当てる優先順位割当手段が、前記別の情報処理装置に設けられているようにすることもできる。
或いはまた、前記複数の情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して前記優先順位を割り当てる優先順位割当手段が、前記別の情報処理装置に設けられているようにすることもできる。
ここで、前記優先順位割当手段は、前記複数の情報処理端末の少なくとも一部の夫々の電池残量に基づいて、前記優先順位を割り当てることができる。
即ち、電池残量に基づき、位置情報等の所定種類の情報を取得する優先順位を割り当てることができるので、各情報処理端末の電池残量を考慮しつつ、所定の種類の情報を逐次取得していくことができる。その結果、これら取得された情報のログ、例えば車の移動ログが適切に生成される。
即ち、電池残量に基づき、位置情報等の所定種類の情報を取得する優先順位を割り当てることができるので、各情報処理端末の電池残量を考慮しつつ、所定の種類の情報を逐次取得していくことができる。その結果、これら取得された情報のログ、例えば車の移動ログが適切に生成される。
ここで、前記優先順位割当手段は、前記複数の情報処理端末の少なくとも一部の夫々の通信環境に基づいて、前記優先順位を割り当てることができる。
即ち、通信環境に基づき、位置情報等の所定種類の情報を取得する優先順位を割り当てることができるので、各情報処理端末の通信環境を考慮しつつ、所定の種類の情報を逐次取得していくことができる。その結果、これら取得された情報のログ、例えば車の移動ログが適切に生成される。
なお、上述したように、通信環境とは、位置情報等の所定種類の情報を取得する際の通信環境と、取得された当該情報をサーバや他の情報処理端末に送信する際の通信環境との両方を含む概念である。
具体的には例えば一般的に、当該通信環境が良好でない情報処理端末には低い優先順位を割り当てることができる。
即ち、通信環境に基づき、位置情報等の所定種類の情報を取得する優先順位を割り当てることができるので、各情報処理端末の通信環境を考慮しつつ、所定の種類の情報を逐次取得していくことができる。その結果、これら取得された情報のログ、例えば車の移動ログが適切に生成される。
なお、上述したように、通信環境とは、位置情報等の所定種類の情報を取得する際の通信環境と、取得された当該情報をサーバや他の情報処理端末に送信する際の通信環境との両方を含む概念である。
具体的には例えば一般的に、当該通信環境が良好でない情報処理端末には低い優先順位を割り当てることができる。
ここで、前記優先順位割当手段は、
前記複数の情報処理端末の中から、前記優先順位を割り当てる対象を1以上決定し、
当該対象に対して前記優先順位を割り当てることができる。
即ち、登録された全ての情報処理端末に優先順位を割り当てる必要がないため、例えば、バッテリの消耗が激しい情報処理端末からは、位置情報を取得しない等の柔軟な処理が可能となる。
前記複数の情報処理端末の中から、前記優先順位を割り当てる対象を1以上決定し、
当該対象に対して前記優先順位を割り当てることができる。
即ち、登録された全ての情報処理端末に優先順位を割り当てる必要がないため、例えば、バッテリの消耗が激しい情報処理端末からは、位置情報を取得しない等の柔軟な処理が可能となる。
ここで、前記取得手段は、前記所定の種類の情報として、自身の前記情報処理端末の位置を示す位置情報を取得することができる。
ここで、前記取得手段は、所定の場合、前記位置情報の取得の頻度を変化させることができる。
即ち、位置情報の取得間隔を自由に変化させることができるため、例えば、登録された情報処理端末の電池残量が全体的に少ないような場合、位置情報の取得間隔を減らす等、より柔軟な処理が可能となる。
即ち、位置情報の取得間隔を自由に変化させることができるため、例えば、登録された情報処理端末の電池残量が全体的に少ないような場合、位置情報の取得間隔を減らす等、より柔軟な処理が可能となる。
1・・・サーバ、2・・・ユーザ端末、11・・・CPU、41・・・CPU、46・・・タッチ操作入力部、47・・・表示部、101・・・取得タイミング判定部、102・・・位置取得部、103・・・送信タイミング判定部、104・・・位置送信制御部、105・・・通信制御部、106・・・表示制御部、107・・・優先順位割当部、108・・・電池残量取得部、109・・・登録部、141・・・位置取得部、142・・・ログ生成部、143・・・ウェブ管理部、400・・・位置情報DB
Claims (5)
- 所定領域内に同時に存在するN(Nは2以上の整数値)の情報処理端末を構成要素とするグループを含む情報処理システムにおいて、
前記グループに属する前記Nの情報処理端末のうち特定端末は、
前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して優先順位を割り当てる優先順位割当手段を備え、
前記特定端末を含む前記Nの情報処理端末の夫々は、
前記Nの情報処理端末のうち、前記優先順位が割り当てられた前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される所定条件が満たされたタイミングで、前記所定領域から所定種類の情報を取得する取得手段と、
取得された前記所定種類の情報を、当該所定種類の情報の取得タイミングとは独立して切り分けた送信タイミングで、前記グループの外の情報処理装置又は前記Nの情報処理端末のうち自身とは別の情報処理端末に対して送信する制御を実行する送信制御手段と、
を夫々備える、
情報処理システム。 - 前記送信タイミングは、当該所定種類の情報を複数回に渡り取得した場合において、当該複数回のうち最終回に当該所定種類の情報を取得した後のタイミングであり、
前記送信制御手段は、当該タイミングで、前記複数回に渡り夫々取得した前記所定種類の情報をまとめて、前記グループの外の情報処理装置又は前記Nの情報処理端末のうち自身とは別の情報処理端末に対して送信する前記制御を実行する、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記所定条件は、前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して割り当てられた前記優先順位に従って、前記所定種類の情報の取得順番が移行していく場合において、当該取得順番が前記自身の情報処理端末に移行したことである、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - 所定領域内に同時に存在するN(Nは2以上の整数値)の情報処理端末を構成要素とするグループを含む情報処理システムが実行する情報処理方法において、
前記グループに属する前記Nの情報処理端末のうち特定端末が実行するステップとして、
前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して優先順位を割り当てる優先順位割当ステップを含み、
前記特定端末を含む前記Nの情報処理端末の夫々が実行するステップとして、
前記Nの情報処理端末のうち、前記優先順位が割り当てられた前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される所定条件が満たされたタイミングで、前記所定領域から所定種類の情報を取得する取得ステップと、
取得された前記所定種類の情報を、当該所定種類の情報の取得タイミングとは独立して切り分けた送信タイミングで、前記グループの外の情報処理装置又は前記Nの情報処理端末のうち自身とは別の情報処理端末に対して送信する制御を実行する送信制御ステップと、
を夫々含む、
情報処理方法。 - 所定領域内に同時に存在するN(Nは2以上の整数値)の情報処理端末を構成要素とするグループを含む情報処理システムに適用するプログラムであって、
前記グループに属する前記Nの情報処理端末のうち特定端末を制御するコンピュータに、
前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の夫々に対して優先順位を割り当てる優先順位割当ステップを含む制御処理を実行させ、
前記特定端末を含む前記Nの情報処理端末の夫々を制御するコンピュータに、
前記Nの情報処理端末のうち、前記優先順位が割り当てられた前記Nの情報処理端末の少なくとも一部の情報処理端末の夫々について個別に適用される条件のうち自身の前記情報処理端末に適用される所定条件が満たされたタイミングで、前記所定領域から所定種類の情報を取得する取得ステップと、
取得された前記所定種類の情報を、当該所定種類の情報の取得タイミングとは独立して切り分けた送信タイミングで、前記グループの外の情報処理装置又は前記Nの情報処理端末のうち自身とは別の情報処理端末に対して送信する制御を実行する送信制御ステップと、
を夫々含む制御処理を実行させる、
プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2010117241A (ja) | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Panasonic Corp | Sps受信端末 |
WO2013001814A1 (ja) | 2011-06-30 | 2013-01-03 | パナソニック株式会社 | 通信装置、通信システム、サーバ装置及び通信方法 |
JP2013026906A (ja) | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | エリア解析システム、無線ルータおよび無線端末 |
JP2016531277A (ja) | 2013-06-14 | 2016-10-06 | マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー | ジオフェンスを検出するための低減電力位置判定 |
-
2022
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