JP7257382B2 - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
近年、太陽光発電装置は、電力会社のみならず、一般需要者にも広く普及している。一般需要者であるユーザは、自宅敷地内または自宅の屋根等に太陽光発電装置を設置して運用をする。そして、ユーザは、太陽光発電装置により発電される電力により自宅の電気機器を稼動させる。あるいは、ユーザは、自宅で消費しきれない電力の余剰分を、所定の売電価格で電力会社に販売する。
このような太陽光発電装置の運用に関する技術の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の技術では、太陽光発電パネルの設置方位角または傾斜角といった設置条件を異ならせながら、発電量および売電価格を算出する。これにより、売電価格が高額となる設置方位角または傾斜角を特定し、太陽光発電装置を適切に設置することができる。
特開2017-174175号公報
ところで、ユーザは、太陽光発電装置を設置して運用を開始した後に、様々な要因で運用方法の見直しを図る場合がある。例えば、電力会社による売電価格の変更、太陽光発電装置のメンテナンス費用の発生、あるいは蓄電池の追加購入をするか否かといった様々な要因で運用方法の見直しを図る場合がある。この場合に、ユーザに運用に関して判断材料となるような情報が提供できると好ましい。
しかしながら、特許文献1に開示の技術等の従来の技術は、太陽光発電装置の設置に関しての情報を提供するものであり、太陽光発電装置を設置した後の運用について考慮したものではなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものである。そして、その目的は、既設の太陽光発電装置の運用に関する情報を提供するための、情報処理システムおよび情報処理方法を提供することにある。
本発明に係る情報処理システムは、太陽光発電装置の発電量の実績を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記発電量の実績に基づいて、将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の発電量を予測する予測部と、前記予測部により予測された発電量に基づいて、前記将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の運用に関する価値を金額に換算する換算部と、前記換算部により換算された金額を通知する通知部と、を備える。
本発明に係る情報処理方法は、情報処理システムが実行する情報処理方法であって、取得部が、太陽光発電装置の発電量の実績を取得する取得工程と、予測部が、前記取得部が取得した前記発電量の実績に基づいて、将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の発電量を予測する予測工程と、換算部が、前記予測部により予測された発電量に基づいて、前記将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の運用に関する価値を金額に換算する換算工程と、通知部が、前記換算部により換算された金額を通知する通知工程と、を含む。
本発明によれば、既設の太陽光発電装置の運用に関する情報を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報収集装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るクラウドサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るクラウドサーバが構築する、実績情報データベースのデータ構造の一例を示すテーブルである。 本発明の一実施形態に係る情報収集装置が実行する、実績情報収集処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るクラウドサーバが実行する、価値換算処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態の一例について説明する。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システムSは、情報収集装置10、クラウドサーバ20、スマートフォン30、外部サーバ40、パワーコンディショナ50、太陽光発電装置51、パワーコンディショナ60、DC/DCコンバータ61、蓄電池62、および家電群70を含む。
ここで、情報収集装置10、パワーコンディショナ50、太陽光発電装置51、パワーコンディショナ60、DC/DCコンバータ61、蓄電池62、および家電群70は、例えば、それぞれ近傍に設置されて利用される。例えば、ユーザの住居に設置して利用される。
この住居は、電力会社と電力の売り買いをするために系統連系型で電力系統と配線接続される。そして、太陽光発電装置51で発電された電力は、パワーコンディショナ50から出力されて、蓄電池62、家電群70、および情報収集装置10に供給される。また、これらの機器で消費しきれない余剰分の電力は、電力系統に送られて電力会社に売電される。
スマートフォン30は、ユーザが携帯することにより、住居の内外を問わず利用される。
また、クラウドサーバ20および外部サーバ40は、情報処理システムSの運営事業者が管理する場所に設置して利用される。
これら情報処理システムSに含まれる各機器は、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続される。この各機器の間での通信は、任意の通信方式に準拠して行われてよく、その通信方式は特に限定されない。また、各機器の間での通信は、ネットワーク80を介することなく機器同士で直接行われてもよい。
このような構成を有する情報処理システムSは、太陽光発電装置51の発電量の実績に基づいて、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の発電量の統計量を予測する。また、情報処理システムSは、予測した統計量に基づいて、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を金額に換算する。更に、情報処理システムSは、換算した金額を、ユーザに対して通知する。
そのため、情報処理システムSによれば、既設の太陽光発電装置の運用に関する情報を提供することができる。
次に、情報処理システムSに含まれる各機器について詳細に説明をする。
情報収集装置10は、太陽光発電装置51に対応するものであり、その太陽光発電装置51の運用に関する各種の実績情報を収集する装置である。情報収集装置10は、例えば、パワーコンディショナ50を介して、太陽光発電装置51の発電量の実績を収集する。また、情報収集装置10は、蓄電池62、家電群70、および情報収集装置10に供給される電力を監視することにより、電力消費量の実績を収集する。更に、情報収集装置10は、電力会社と電力の売り買いをするための電力系統を監視することにより、売電量の実績および買電量の実績を収集する。
情報収集装置10は、このようにして収集した実績情報を、クラウドサーバ20に対して送信する。
クラウドサーバ20は、情報収集装置10から受信した実績情報を分析することにより、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を金額に換算する装置である。クラウドサーバ20は、ユーザに通知を行うために、この換算により算出した金額をスマートフォン30に対して送信する。
なお、これら情報収集装置10およびクラウドサーバ20の更なる詳細については、図2および図3を参照して後述する。
スマートフォン30は、太陽光発電装置51の運用に関する価値を換算した金額を、ユーザに対して通知する装置である。スマートフォン30は、クラウドサーバ20から受信した、太陽光発電装置51の運用に関する価値を換算した金額を、例えばスマートフォン30が備えるディスプレイに表示したり、スマートフォン30が備えるスピーカから音声により出力したりすることにより、ユーザに対して通知する。
ユーザは、この通知により、太陽光発電装置51の運用に関する価値を換算した金額を把握することができる。そして、ユーザは、この把握した金額を判断材料の1つとして、将来における太陽光発電装置51の運用方法を検討することができる。
外部サーバ40は、情報収集装置10が換算のために用いる情報を、情報収集装置10に対して送信する装置である。
外部サーバ40は、例えば、気象情報を提供するサーバにより実現される。この場合、外部サーバ40は、太陽光発電装置51が設置された地域の気象情報を情報収集装置10に対して送信する。
他にも、外部サーバ40は、例えば、太陽光発電装置51の運用に関する機器(例えば、太陽光発電装置の構成部品である太陽光発電パネル、パワーコンディショナ、および蓄電池等)の販売者、または太陽光発電装置のメンテナンスを行う事業者のサーバにより実現される。
この場合、外部サーバ40は、これら運用に関する機器についての、交換費用、増設費用、追加費用、およびメンテナンス費用等の情報を情報収集装置10に対して送信する。
クラウドサーバ20は、上述したように、情報収集装置10が収集した各種の実績情報に加えて、外部サーバ40が提供した情報を更に換算に利用する。これにより、クラウドサーバ20は、換算の精度を向上させたり、より多くの情報を通知したりすることが可能となる。
太陽光発電装置51は、太陽光の光エネルギーを、光起電力効果により電力に変換することによって発電を行う装置である。太陽光発電装置51は、例えば、太陽電池モジュールを直列につなげた太陽電池ストリングを1つの回線とし、それぞれの回線を接続箱に接続することにより、各太陽電池モジュールにより発電した直流電流を1つにまとめる。この1つにまとめられた直流電流は、接続箱内の逆流防止用のダイオードおよび開閉器等を介して、パワーコンディショナ50に対して出力される。
パワーコンディショナ50は、太陽光発電装置51から出力される直流電流を、住居等で一般に用いられる交流電流に変換するインバータを含む。パワーコンディショナ50が変換した交流電流は家電群70および蓄電池62に対して供給される。
蓄電池62は、電力を蓄電する二次電池である。蓄電池62に蓄電をすることにより、例えば、停電の際に家電群70を使用したり、昼間に発電された余剰電力を夜間に使用したりすることが可能となる。また、単価の安い夜間電力を充電して昼間に使用することが可能となる。
DC/DCコンバータ61は、蓄電池62とパワーコンディショナ60との間でやり取りされる電圧を安定化させるための双方向のDC/DCコンバータである。
パワーコンディショナ60は、DC/DCコンバータから出力される蓄電池62に蓄えられていた直流電流を、住居等で一般に用いられる交流電流に変換するインバータを含む。パワーコンディショナ60が変換した交流電流は家電群70に対して供給される。
なお、以上では、パワーコンディショナ50、60は、太陽光発電装置51と蓄電池62とに対応して、別体として設けられているが、これに限定されるものでない。例えば、1台のパワーコンディショナで、太陽光発電装置51と蓄電池62とに対応するハイブリッド型パワーコンディショナであっても構わない。
家電群70は、太陽光発電装置51が発電した電力、および電力会社から買電した電力によって稼働する複数の電気機器を含む。家電群70に含まれる電気機器は特に限定されず、例えば、エアコン、冷蔵庫、テレビ、および電気給湯器(例えば、エコキュート)等が家電群70に含まれる。
ネットワーク80は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、および携帯電話網の何れかまたはこれらを組み合わせたネットワークにより実現される。
以上、情報処理システムSに含まれる各機器について説明をした。なお、図中では、各機器を1台ずつ図示しているがこれは例示に過ぎず、情報処理システムSには、これら各機器が任意の台数含まれていてよい。
[情報収集装置の構成]
次に、情報収集装置10の構成について、図2のブロック図を参照して説明をする。図2に示すように、情報収集装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、通信部14と、記憶部15と、入力部16と、表示部17と、を備えている。これら各部は、信号線によりバス接続されており、相互に信号を送受する。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部15からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
通信部14は、CPU11が、情報処理システムSに含まれる他の装置との間で通信を行うための通信制御を行う。
記憶部15は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種データを記憶する。
入力部16は、各種ボタンおよびタッチパネル、またはマウスおよびキーボード等の外部入力装置で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
表示部17は、液晶ディスプレイ等で構成され、CPU11が出力する画像データに対応する画像を表示する。
情報収集装置10では、これら各部が協働することにより、「実績情報収集処理」を行う。ここで、実績情報収集処理とは、情報収集装置10が、太陽光発電装置51の運用に関する各種の実績情報を収集して、収集した実績情報をクラウドサーバ20に対して送信する一連の処理である。
実績情報収集処理が実行される場合、図2に示すように、CPU11において、実績情報収集部111と、実績情報送信部112と、が機能する。
また、記憶部15の一領域には、実績情報記憶部151が設定される。
実績情報記憶部151は、後述の実績情報収集部111が収集した、太陽光発電装置51の運用に関する各種の実績情報を記憶する。
実績情報収集部111は、太陽光発電装置51の運用に関する各種の実績情報を収集する部分である。実績情報収集部111は、例えばパワーコンディショナ50を介して、太陽光発電装置51の発電量の実績を収集する。また、実績情報収集部111は、蓄電池62、家電群70、および実績情報収集部111に供給される電力を監視することにより、電力消費量の実績を収集する。更に、実績情報収集部111は、電力会社と電力の売り買いをするための電力系統を監視することにより、売電量の実績および買電量の実績を収集する。
なお、実績情報収集部111は、電力を計測する住居内の電力計、または電力会社の設置したスマートメータから実績情報を取得してもよい。また、実績情報収集部111は、HEMS(Home Energy Management System)に接続し、HEMSから実績情報を収集してもよい。更に、実績情報収集部111は、家電群70に含まれる電気機器から、ECHONET Lite(登録商標)等の規格に準拠した通信により、実績情報を収集してもよい。
あるいは、実績情報収集部111が、例えば、固定コイルと可動コイルの組からなる電力計としての機能を更に備えていてもよい。そして、実績情報収集部111は、この電力計の機能によって実績情報収集部111自身が計測を実行することにより、実績情報を取得してもよい。
実績情報収集部111は、収集した実績情報を、実績情報記憶部151に記憶させる。
実績情報送信部112は、実績情報収集部111が収集して実績情報記憶部151に記憶させた実績情報を、太陽光発電装置51の識別情報と紐付けた上で、所定の条件に基づいてクラウドサーバ20に対して送信する部分である。例えば、実績情報送信部112は、実績情報を、所定の時間間隔でクラウドサーバ20に対して送信する。
なお、実績情報のクラウドサーバ20への送信は、このように実績情報収集部111により行われてもよいがこれに限らない。例えば、情報収集装置10以外の各機器(太陽光発電装置51等)から、実績情報収集部111を介することなく、直接クラウドサーバ20に対して実績情報が送信されてもよい。
[クラウドサーバの構成]
次に、クラウドサーバ20の構成について、図3のブロック図を参照して説明をする。図3に示すように、クラウドサーバ20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、通信部24と、記憶部25と、入力部26と、表示部27と、を備えている。これら各部は、信号線によりバス接続されており、相互に信号を送受する。
ここで、これら各部のハードウェアとしての機能は、上述の情報収集装置10が備える、符号のみが異なる同名の各部のハードウェアとしての機能と同等である。従って、重複する説明を省略する。
クラウドサーバ20は、これら各部が協働することにより、「価値換算処理」を行う。価値換算処理とは、クラウドサーバ20が、情報収集装置10から受信した実績情報を分析することにより、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を、金額に換算してユーザに対して通知する一連の処理である。
実績情報収集処理が実行される場合、図3に示すように、CPU21において、実績情報取得部211と、発電量予測部212と、金額換算部213と、通知情報送信部214と、気象情報取得部215と、運用情報取得部216とが機能する。
また、記憶部15の一領域には、実績情報データベース251と、気象情報記憶部252と、運用情報記憶部253とが設定される。
実績情報データベース251は、情報収集装置10から取得した各種の実績情報等が格納されたデータベースである。実績情報データベース251の具体的なデータ構造の一例について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、実績情報データベース251には、各太陽光発電装置51に関する所定の時間単位の実績情報が、それぞれ1つのレコードとして格納される。例えば、1時間単位の実績情報が、1つのレコードとして格納される。なお、この時間単位は、ユーザが任意に定めてよく、例えば、数分単位であったり、1日単位であったり、1月単位であってもよい。
また、各レコードは、カラムとして、例えば、「太陽光発電装置識別情報」、「計測日時」、「発電量実績」、「消費電力量実績」、「売電量実績」、「買電量実績」、および「契約情報」を含む。
これらカラムそれぞれに対応する情報の具体的な内容について説明をする。
「太陽光発電装置識別情報」は、情報収集装置10から、各種の実績情報に紐付いて送信された太陽光発電装置51を識別するための情報である。太陽光発電装置識別情報は、各太陽光発電装置51でそれぞれ固有の情報とする。例えば、各太陽光発電装置51の製造番号、または各太陽光発電装置51に割り当てたID(Identifier)を太陽光発電装置識別情報とする。
「計測日時」は、そのレコードに含まれる各種の実績情報が計測された日時である。例えば、上述したように、1つのレコードとして1時間単位の実績情報が格納される場合は、「計測日時」は、何年何月の何時という情報となる。
「発電量実績」は、情報収集装置10が収集した、太陽光発電装置51の発電量の実績である。
「消費電力量実績」は、情報収集装置10が収集した、太陽光発電装置51が設置された住居の消費電力量の実績である。
「売電量実績」は、情報収集装置10が収集した、太陽光発電装置51が設置された住居の売電量の実績である。
「買電量実績」は、情報収集装置10が収集した、太陽光発電装置51が設置された住居の買電量の実績である。
「契約情報」は、太陽光発電装置51が設置された住居における、電力会社との契約内容を示す情報である。契約情報としては、例えば、住居に居住するユーザと電力会社との契約における、売電単価および買電単価が含まれる。なお、売電単価および買電単価が、昼夜の時間帯により異なる場合には、各レコードの計測日時に対応する時間帯の売電単価および買電単価が格納される。
契約情報は、例えば、予め太陽光発電装置51と紐付けて設定される。この場合、例えば、クラウドサーバ20の入力部26を介したユーザの入力操作により契約情報を設定する。あるいは、契約情報は、例えば、各種の実績情報と紐付けて情報収集装置10から送信されるようにしてもよい。
気象情報記憶部252は、外部サーバ40から取得した気象情報を記憶する。気象情報は、太陽光発電装置51が設置された地域の気象情報であり、例えば、天気、日照時間、日照量、温度、および湿度等の情報である。また、気象情報は、過去の気象情報であってもよく、気象庁等の専門機関により予報された未来の気象情報であってもよい。例えば、来年の年間予報等であってもよい。
運用情報記憶部253は、外部サーバ40から取得した太陽光発電装置51の運用に関する費用等の情報を記憶する。運用に関する費用等の情報とは、例えば、太陽光発電装置51の運用に関する機器(例えば、太陽光発電装置の構成部品である太陽光発電パネル、パワーコンディショナ、および蓄電池等)についての、交換費用、増設費用、追加費用、およびメンテナンス費用等の情報である。
実績情報取得部211は、各種の実績情報を情報収集装置10から受信することにより取得する。そして、実績情報取得部211は、情報収集装置10から取得した各種の実績情報を、実績情報データベース251の対応するフィールドに格納する。
なお、上述したように、情報収集装置10以外の各機器(太陽光発電装置51等)から、実績情報収集部111を介することなく、直接クラウドサーバ20に対して実績情報が送信される場合もある。この場合には、実績情報取得部211は、各種の実績情報を、情報収集装置10以外の各機器から受信することにより取得する。この場合も、実績情報取得部211は、各機器から取得した各種の実績情報を、実績情報データベース251の対応するフィールドに格納する。
発電量予測部212は、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の発電量を予測する。ここで、将来の所定期間は、任意に決定することができる。
例えば、日本国の一般的な気候の場合、12ヶ月の間での四季の変化に伴い、日照量および日照時間等が変化することから、太陽光発電装置51の発電量も変化する。この場合、四季による発電量の変化を平準化できる12ヶ月を単位として、将来の所定期間を決定するとよい。例えば、将来の所定期間を、現時点よりも12ヶ月経過後から、12ヶ月の期間(すなわち、24ヶ月後までの期間)と決定するとよい。
ただし、これは一例に過ぎず、本実施形態を適用する環境等に応じて、将来は、より未来としてもよく、より過去としてもよい。また、同様に、本実施形態を適用する環境等に応じて、所定期間は、より長くしてもよく、より短くしてもよい。
将来の所定期間は、例えば、クラウドサーバ20の入力部26を介したユーザの入力操作により、発電量予測部212による予測に先立って予め決定しておく。あるいは、将来の所定期間は、例えば、発電量予測部212による予測を行う都度、クラウドサーバ20の入力部26を介したユーザの入力操作により指定されてもよい。
発電量予測部212は、実績情報データベース251に格納されている「発電量実績」に基づいて、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の発電量の統計量を予測する。例えば、所定期間が12ヶ月であれば、発電量予測部212は、直近の12ヶ月前から現時点までの「発電量実績」を抽出する。そして、発電量予測部212は、抽出した「発電量実績」を合算した発電量を、所定期間における発電量の統計量とみなすことにより予測を行う。
他にも、発電量予測部212は、複数の期間の「発電量実績」を平均することにより予測を行うようにしてもよい。例えば、直近の12ヶ月前から現時点までの「発電量実績」を合算した発電量の統計量、直近の24ヶ月前から直近の12ヶ月前までの現時点までの「発電量実績」を合算した発電量の統計量、直近の36ヶ月前から直近の24ヶ月前までの現時点までの「発電量実績」を合算した発電量の統計量、の3つの発電量の統計量の平均値を、所定期間における発電量の統計量とみなすことにより予測を行うようにしてもよい。
また、発電量予測部212は、例えば、気象情報記憶部252に記憶されている気象情報に基づいて、予測した発電量を修正するようにしてもよい。例えば、直近の12ヶ月の天候が例年よりも悪く、日照量および日照時間が短い場合には、将来においては、天候が例年並になると想定して、予測した発電量の統計量を増加させるようにしてもよい。
発電量予測部212は、このようにして予測した将来の所定期間における発電量の統計量を、金額換算部213に対して出力する。
金額換算部213は、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を金額に換算する。
金額換算部213は、例えば、発電量予測部212が予測した将来の所定期間における発電量の統計量に、実績情報データベース251に格納されている「契約情報」に含まれる売電価格を乗算することにより、太陽光発電装置51の運用に関する価値を金額に換算する。
また、金額換算部213は、時間帯によって売電価格が異なる場合には、発電量予測部212が将来の所定期間における発電量の統計量を時間帯毎に予測する。そして、金額換算部213が、それぞれの時間帯の統計量に、それぞれの時間帯の売電価格を乗算することにより、太陽光発電装置51の運用に関する価値を金額に換算する。
また、金額換算部213は、他の情報に基づいて換算を行うようにしてもよい。例えば、将来の所定期間において、売電価格が変更されることが分かっていれば、その変更後の売電価格に基づいて換算を行うようにしてもよい。他にも、金額換算部213は、例えば、運用情報記憶部253に格納されている情報に基づいて、太陽光発電装置51の経年劣化に伴うメンテナンス費用、機器の追加費用および交換費用を算出し、これら算出した費用を、換算した金額から減算するようにしてもよい。
他にも、金額換算部213は、例えば、発電量予測部212が発電量の統計量を予測した期間と同じ期間の「消費電力量」を実績情報データベース251から抽出し、消費電力量の統計量を算出するようにしてもよい。そして、金額換算部213は、発電量予測部212が予測した発電量の統計量から、算出した消費電力量の統計量を減算した電力量に売電価格を乗算することにより、換算を行うようにしてもよい。
また、算出した消費電力量の統計量にそれぞれの時間帯ごとの買電価格を乗算した結果を、上記換算結果に加算するようにしてもよい。
金額換算部213は、換算により算出された、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を示す金額を、通知情報送信部214に対して出力する。
通知情報送信部214は、金額換算部213が出力した金額をユーザに対して通知するために、金額換算部213が出力した金額をスマートフォン30に対して送信する。
図1を参照して上述したように、スマートフォン30は、クラウドサーバ20から受信した金額を、例えばスマートフォン30が備えるディスプレイに表示したり、スマートフォン30が備えるスピーカから音声により出力したりすることにより、ユーザに対して通知する。
ユーザは、この通知により、太陽光発電装置51の運用に関する価値を換算した金額を把握することができる。そして、ユーザは、この把握した金額を判断材料の1つとして、将来における太陽光発電装置51の運用方法を検討することができる。
なお、通知情報送信部214は、換算により算出した金額の通知を他の方法により行ってもよい。例えば、通知情報送信部214は、金額をクラウドサーバ20の表示部27に表示することにより通知を行ってもよい。他にも、例えば、通知情報送信部214は、金額をスマートフォン30以外の装置(例えば、ユーザの住居に設置された、家電群70に含まれるパーソナルコンピュータ)に送信するようにしてもよい。他にも、例えば、通知情報送信部214は、太陽光発電装置51のメンテナンスを行う事業者等に対して通知を行ってもよい。
気象情報取得部215は、外部サーバ40から取得した気象情報を気象情報記憶部252に記憶させる。また、運用情報取得部216は、外部サーバ40から取得した太陽光発電装置51の運用に関する費用等の情報を、運用情報記憶部253に記憶させる。これらの情報の詳細は、気象情報記憶部252および運用情報記憶部253を参照して上述した通りである。
[実績情報収集処理]
次に、図5のフローチャートを参照して、情報処理装置1が実行する実績情報収集処理の流れについて説明する。
ステップS11において、実績情報収集部111は、太陽光発電装置51の運用に関する各種の実績情報を収集する。
ステップS12において、実績情報記憶部151は、ステップS11にて実績情報収集部111が収集した各種の実績情報を記憶する。
ステップS13において、実績情報送信部112は、実績情報記憶部151に記憶された各種の実績情報を、クラウドサーバ20に対して送信するための条件が満たされたか否かを判定する。実績情報送信部112は、例えば、図4を参照して上述した実績情報データベース251において、1時間単位でレコードが格納される場合には、1時間分の実績情報が実績情報記憶部151に記憶されたことを、送信するための条件とする。送信するための条件が満たされていない場合は、ステップS13においてNoと判定され、処理は再度ステップS11から繰り返される。一方で、送信するための条件が満たされた場合は、ステップS13においてYesと判定され、処理はステップS14に進む。
ステップS14において、実績情報送信部112は、実績情報記憶部151に記憶された各種の実績情報を、クラウドサーバ20に対して送信する。これにより、実績情報収集処理は終了する。
以上説明した実績情報収集処理により、クラウドサーバ20には、適宜最新の実績情報が送信される。
[価値換算処理]
次に、図6のフローチャートを参照して、クラウドサーバ20が実行する価値換算処理の流れについて説明する。
ステップS21において、実績情報取得部211、気象情報取得部215、および運用情報取得部216のそれぞれは、自身が取得すべき情報を新たに取得したか否かを判定する。実績情報取得部211、気象情報取得部215、および運用情報取得部216の何れも情報を取得していない場合は、ステップS21においてNoと判定され、処理はステップS23に進む。一方で、実績情報取得部211、気象情報取得部215、および運用情報取得部216の何れかが情報を取得した場合は、ステップS21においてYesと判定され、処理はステップS22に進む。
ステップS22において、ステップS21において取得された情報は、記憶部25における、取得された情報に対応する部分にて記憶される。
ステップS23において、通知情報送信部214は、通知を行うための条件が満たされたか否かを判定する。通知情報送信部214は、例えば、所定の日時が到来したこと、またはユーザからの通知要求があったことを、通知を行うための条件とする。通知を行うための条件が満たされていない場合は、ステップS23においてNoと判定され、処理は再度ステップS21から繰り返される。一方で、通知を行うための条件が満たされた場合は、ステップS23においてYesと判定され、処理はステップS24に進む。
ステップS24において、発電量予測部212は、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の発電量の統計量を予測する。
ステップS25において、金額換算部213は、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を金額に換算する。
ステップS26において、通知情報送信部214は、金額換算部213が出力した金額をユーザに対して通知するために、金額換算部213が出力した金額をスマートフォン30に対して送信する等の方法で通知を行う。これにより、価値換算処理は終了する。
以上説明した価値換算処理により、ユーザは、太陽光発電装置51の運用に関する価値を換算した金額を把握することができる。そして、ユーザは、この把握した金額を判断材料の1つとして、将来における太陽光発電装置51の運用方法を検討することができる。
つまり、本実施形態によれば、既設の太陽光発電装置の運用に関する情報を提供することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。また、上述の実施形態では、クラウドサーバおよびスマートフォン等の装置により実施形態を実現したが、特にこれに限定されず、情報処理機能を有する電子機器一般で実現することができる。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
換言すると、図2および図3に図示した機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムSに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図5の例に限定されない。
例えば、本実施形態に含まれる機能的構成を、演算処理を実行するプロセッサによって実現することができ、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサおよびマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークまたは記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布されることによりユーザに提供されてもよく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供されてもよい。装置本体とは別に配布される記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc),Blu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini Disc)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12および図3のROM22、または図2の記憶部15および図3の記憶部25に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置および複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略および置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態およびその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲および要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本発明の実施形態を以下の変形例のように変形してもよい。
<変形例>
上述した実施形態では、金額換算部213は、換算によって、将来の所定期間における、太陽光発電装置51の運用に関する価値を示す金額を1つ算出していた。これに限られず、金額換算部213は、異なる複数の運用状況を想定して、各運用状況に対応する複数の金額を算出するようにしてもよい。そして、通知情報送信部214がこの各運用状況に対応する複数の金額をユーザに通知するようにしてもよい。
これにより、ユーザは、各運用状況に対応する複数の金額を比較して検討することができるので、ユーザは、今後どのように運用を行うべきかを容易に判断することができる。
この場合、例えば、金額換算部213は、運用状況として、電力会社への売電単価が現状のまま維持される場合と、電力会社への売電単価が現状の価格から変更される場合のそれぞれについて換算を行い、それぞれの金額を算出するようにしてもよい。また、例えば、金額換算部213は、電力会社への売電単価が現状の価格から変更される時期が確定している場合に、変更の前後の価格を対比できるように、それぞれの金額を算出するようにしてもよい。
また、例えば、金額換算部213は、運用状況として、新たな機器の増設や交換等を行う場合と、行わない場合のそれぞれについて換算を行い、それぞれの金額を算出するようにしてもよい。例えば、金額換算部213は、蓄電池を新たに購入して売電を行うよりも蓄電を行うようにした場合と、蓄電池を購入することなく売電を継続した場合のそれぞれについて換算を行い、それぞれの金額を算出するようにしてもよい。
ユーザは、このようにして算出された、複数の運用状況に対応する複数の金額それぞれを参照することにより、例えば、太陽光発電装置51のメンテナンス、機器の交換および増設等をして利用を継続するか、それとも、現在の太陽光発電装置51の利用を将来的に取り止めて、太陽光発電装置51自体を新たなものに交換するか等を判断することができる。
10 情報収集装置
11、21 CPU
12、21 ROM
13、23 RAM
14、24 通信部
15、25 記憶部
16、26 入力部
17、27 表示部
20 クラウドサーバ
30 スマートフォン
40 外部サーバ
50、60 パワーコンディショナ
51 太陽光発電装置
61 DC/DCコンバータ
62 蓄電池
70 家電群
80 ネットワーク
111 実績情報収集部
112 実績情報送信部
151 実績情報記憶部
211 実績情報取得部
212 発電量予測部
213 金額換算部
214 通知情報送信部
215 気象情報所得部
216 運用情報取得部
251 実績情報データベース
252 気象情報記憶部
253 運用情報記憶部
S 情報処理システム

Claims (5)

  1. 太陽光発電装置の発電量の実績を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記発電量の実績に基づいて、将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の発電量を予測する予測部と、
    前記予測部により予測された発電量に基づいて、前記将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の運用に関する価値を金額に換算する換算部と、
    前記換算部により換算された金額を通知する通知部と、
    を備え
    前記換算部は、前記太陽光発電装置の運用に関する機器の交換、機器の増設、および機器の追加の何れか1つ以上を行った場合について、前記将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の運用に関する価値を金額に換算し、
    前記通知部は、前記機器の交換、機器の増設、および機器の追加の何れか1つ以上を行った場合の金額と、行わない場合の金額のそれぞれを通知する、
    情報処理システム。
  2. 前記太陽光発電装置に対応して設置されると共に、前記太陽光発電装置の発電量の実績を収集し、該収集した発電量の実績を前記取得部に送信する情報収集部を更に備え、
    前記取得部は、前記情報収集部から受信した前記発電量の実績を取得する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報収集部は、前記太陽光発電装置により発電された電力に関しての、電力消費量の実績、売電量の実績、および買電量の実績の何れか1つ以上を、他の実績情報として収集し、該収集した他の実績情報を前記取得部に送信し、
    前記取得部は、前記他の実績情報を更に取得し、
    前記換算部は、前記他の実績情報にも基づいて、前記換算をする、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記換算部は、前記太陽光発電装置の経年劣化による影響、および前記太陽光発電装置の設置場所の気象状況変化の影響の何れかまたは双方にも基づいて、前記換算をする、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    取得部が、太陽光発電装置の発電量の実績を取得する取得工程と、
    予測部が、前記取得部が取得した前記発電量の実績に基づいて、将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の発電量を予測する予測工程と、
    換算部が、前記予測部により予測された発電量に基づいて、前記将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の運用に関する価値を金額に換算する換算工程と、
    通知部が、前記換算部により換算された金額を通知する通知工程と、
    を含み、
    前記換算工程では、前記換算部は、前記太陽光発電装置の運用に関する機器の交換、機器の増設、および機器の追加の何れか1つ以上を行った場合について、前記将来の所定期間における、前記太陽光発電装置の運用に関する価値を金額に換算し、
    前記通知工程では、前記通知部は、前記機器の交換、機器の増設、および機器の追加の何れか1つ以上を行った場合の金額と、行わない場合の金額のそれぞれを通知する、
    情報処理方法。
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