JP7255784B2 - 平面コイル基板 - Google Patents

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Description

本開示は、平面コイル基板に関する。
近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)技術を利用したRFID(Radio Frequency IDentification)システムや非接触ICカード等による非接触通信が普及している。また、電磁誘導現象を利用したワイヤレス(非接触式)給電装置が普及しつつある。これらの非接触式の通信及び給電では、近接する2つのコイルが電波又は電磁界を媒介して情報やエネルギーを送受信する。
このような非接触式の通信及び給電に利用されるコイルには、コイルが搭載される機器自体の小型化に伴って、小型で効率の良いことが要求されている。
このような観点から、絶縁層と多重状配線パターンとが交互に積層され、複数の多重状配線パターンが平面視で閉ループを構成するようにインタースティシャルビアホールで接続された平面コイル基板が発案されている(特開2018-160625号公報参照)。
特開2018-160625号公報
本開示に係る平面コイル基板は、1又は複数の絶縁層と、多環状配線パターンを含むn層(nは2以上の整数)の導電層とを備え、上記絶縁層と上記導電層とが交互に積層されている平面コイル基板であって、上記多環状配線パターンを構成する複数の配線がそれぞれ1部分で切断されており、第k層(kは1以上n以下の整数)の上記配線の巻回方向一方側の端部と第k層以外の層の上記配線の巻回方向他方側の端部とを接続する複数のスルーホールを有し、第1層の上記多環状配線パターンの最外配線が、一対の端子に接続される2つの分断片に分かれており、複数の上記導電層の上記多環状配線パターン及び上記複数のスルーホールが、平面視で上記一対の端子の一方から中心に移動する第1ループと、中心から他方の端子に移動する第2ループとを有する渦巻き状閉ループを構成している。
図1は、本開示の一実施形態に係る平面コイル基板を多視点により示す図であり、上から順に第1導電層側から見た模式的平面図、A-A線部分端面図及び第2導電層を第1導電層側から見た模式的平面図である。 図2は、図1の平面コイル基板の複数の多環状配線パターンと複数のスルーホールとの接続関係を示す模式的分解斜視図である。 図3は、図1の平面コイル基板とは異なる実施形態に係る平面コイル基板の複数の多環状配線パターンと複数のスルーホールとの接続関係を示す模式的分解斜視図である。 図4は、図1及び図3の平面コイル基板とは異なる実施形態に係る平面コイル基板の複数の多環状配線パターンと複数のスルーホールとの接続関係を示す模式的分解斜視図である。 図5は、図1、図3及び図4の平面コイル基板とは異なる実施形態に係る平面コイル基板の複数の多環状配線パターンと複数のスルーホールとの接続関係を示す模式的分解斜視図である。
[本開示が解決しようとする課題]
特許文献1に記載の平面コイル基板は、各層の多重状配線パターンがそれぞれ2以上の扇状領域に分断されている。この平面コイル基板は、異なる層の扇状領域の配線の端部同士をインタースティシャルビアホールで接続することで平面視で渦巻き状の閉ループを構成している。
しかしながら、この構成によると、各多重状配線パターンの配線本数が多くなるため、これらの配線同士を接続するインタースティシャルビアホールの数も多くなる。そのため、この平面コイル基板は、配線同士の接続信頼性を高める観点でさらなる課題を有している。
本開示は、このような事情に基づいてなされたものであり、配線同士の接続信頼性を高めることができる平面コイル基板の提供を課題とする。
[本開示の効果]
本開示に係る平面コイル基板は、配線同士の接続信頼性を高めることができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示に係る平面コイル基板は、1又は複数の絶縁層と、多環状配線パターンを含むn層(nは2以上の整数)の導電層とを備え、上記絶縁層と上記導電層とが交互に積層されている平面コイル基板であって、上記多環状配線パターンを構成する複数の配線がそれぞれ1部分で切断されており、第k層(kは1以上n以下の整数)の上記配線の巻回方向一方側の端部と第k層以外の層の上記配線の巻回方向他方側の端部とを接続する複数のスルーホールを有し、第1層の上記多環状配線パターンの最外配線が、一対の端子に接続される2つの分断片に分かれており、複数の上記導電層の上記多環状配線パターン及び上記複数のスルーホールが、平面視で上記一対の端子の一方から中心に移動する第1ループと、中心から他方の端子に移動する第2ループとを有する渦巻き状閉ループを構成している。
当該平面コイル基板は、上記多環状配線パターンを構成する複数の配線がそれぞれ1部分で切断されており、この切断部分を挟んで対向する一対の端部が他の多環状配線パターンを構成する配線の端部と上記スルーホールによって接続されている。換言すると、当該平面コイル基板は、上記多環状配線パターンを構成する1つの環状配線に接続されるスルーホールの個数が2個である。そのため、当該平面コイル基板は、閉ループを構成するためのスルーホールの個数を小さくし、配線同士の接続信頼性を高めることができる。また、当該平面コイル基板は、上記スルーホールの個数を小さくすることで、長寿命化を図ることができる。さらに、当該平面コイル基板は、第1層の上記多環状配線パターンの最外配線が一対の端子に接続されるので、コイルの外側から電気的接続を行うことが容易である。
上記複数の導電層の上記多環状配線パターンの配線数が同じであるとよい。当該平面コイル基板は、上記複数の配線がそれぞれ1部分のみで切断されるようにしたことで、特定の多環状配線パターンに上記第1ループと第2ループとを接続するためのUターン配線を別途設けることを要しない。これにより、当該平面コイル基板は、上記複数の導電層の上記多環状配線パターンの配線数を同じとし、コイルの巻き数を大きくしやすい。
少なくとも1つの上記多環状配線パターンが、その最内配線を除いて、上記第1ループを構成する配線と上記第2ループを構成する配線とを径方向に交互に有するとよい。このように、少なくとも1つの上記多環状配線パターンが、その最内配線を除いて、上記第1ループを構成する配線と上記第2ループを構成する配線とを径方向に交互に有することで、配線同士の接続信頼性を高めつつ、上記閉ループを形成しやすい。
なお、本開示において「第k層」とは、厚さ方向の一方側から数えてk番目の層をいう。「渦巻き状閉ループ」とは、一方の端子から他方の端子に向けて電流が流れた際に、電流が旋回しつつ径方向に移動する閉ループをいう。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
図1及び図2の平面コイル基板1は、絶縁層2と、多環状配線パターンを含む一対の導電層(第1多環状配線パターン3aを含む第1導電層3及び第2多環状配線パターン4aを含む第2導電層4)とを備える。絶縁層2と上記導電層とは交互に積層されている。具体的には、当該平面コイル基板1は、第1導電層3、絶縁層2及び第2導電層4がこの順で積層されている。第1導電層3は、当該平面コイル基板1の厚さ方向の1番外側に位置する第1層目の導電層である。
上記多環状配線パターンを構成する複数の配線はそれぞれ1部分で切断されている。具体的には、第1多環状配線パターン3aは、互いに離間した5つの環状配線(第1多環状配線パターン3aの径方向内側から順に第1配線11a、第2配線11b、第3配線11c、第4配線11d及び第5配線11e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。また、第2多環状配線パターン4aは、互いに離間した5つの環状配線(第2多環状配線パターン4aの径方向内側から順に第6配線12a、第7配線12b、第8配線12c、第9配線12d及び第10配線12e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。
当該平面コイル基板1は、第1層(第1導電層3)の配線の巻回方向一方側の端部と第1層以外(第2導電層4)の配線の巻回方向他方側の端部とを接続する複数のスルーホール5を有する。スルーホール5は、例えば絶縁層2の厚さ方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔の内周面及びこの内周面から連続する絶縁層2の両面側に金属めっきを施すことで形成される。
第1層(第1導電層3)の第1多環状配線パターン3aの最外配線(径方向において最も外側に位置する第5配線11e)は、一対の端子(第1端子X及び第2端子Y)に接続される2つの分断片(第1端子Xに接続される第1分断片13a及び第2端子Yに接続される第2分断片13b)に分かれている。
図2に示すように、第1導電層3の第1多環状配線パターン3a及び第2導電層4の第2多環状配線パターン4aと複数のスルーホール5とは、平面視で一対の端子の一方(第1端子X)から中心に移動する第1ループと、中心から他方の端子(第2端子Y)に移動する第2ループとを有する渦巻き状閉ループを構成している。
当該平面コイル基板1は、第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11eの切断部分を挟んで対向する端部と第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eの切断部分を挟んで対向する端部とがスルーホール5によって接続されている。つまり、当該平面コイル基板1は、各多環状配線パターン(第1多環状配線パターン3a及び第2多環状配線パターン4a)を構成する1つの環状配線に接続されるスルーホール5の個数が2個である。そのため、当該平面コイル基板1は、閉ループを構成するためのスルーホール5の個数を小さくし、配線同士の接続信頼性を高めることができる。また、当該平面コイル基板1は、スルーホール5の個数を小さくすることで、長寿命化を図ることができる。さらに、当該平面コイル基板1は、厚さ方向の1番外側に配置される第1多環状配線パターン3aの最外配線(第5配線11e)が第1端子X及び第2端子Yに接続されるので、コイルの外側から電気的接続を行うことが容易である。加えて、当該平面コイル基板1は、第1多環状配線パターン3a及び第2多環状配線パターン4aを交互に移動するように複数の配線が接続されているので、各導電層で形成されるコンデンサの静電容量を小さくすることができ、コイルの周波数特性の低下を抑えることができる。
(絶縁層)
絶縁層2は合成樹脂を主成分とする。絶縁層2は電気絶縁性を有する。絶縁層2は、第1導電層3及び第2導電層4を形成するためのベースフィルムである。絶縁層2は、可撓性を有しない構成であってもよいが、可撓性を有することで当該平面コイル基板1をフレキシブル平面コイル基板として構成できるので好ましい。この絶縁層2の主成分としては、例えばポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、液晶ポリマー、フッ素樹脂等の合成樹脂が挙げられる。なお、「主成分」とは、質量換算で最も含有量が多い成分をいい、例えば含有量が50質量%以上の成分をいう。
絶縁層2の平均厚さの下限としては、2.5μmが好ましく、5μmがより好ましい。一方、絶縁層2の平均厚さの上限としては、100μmが好ましく、80μmがより好ましい。絶縁層2の平均厚さが上記下限に満たないと、絶縁層2の強度や絶縁性が不十分となるおそれがある。逆に、絶縁層2の平均厚さが上記上限を超えると、当該平面コイル基板1を十分に薄型化できないおそれがある。
(導電層)
当該平面コイル基板1は、上述のように2つの導電層(第1導電層3及び第2導電層4)を有している。第1多環状配線パターン3aを構成する複数の環状配線(第1配線11a~第5配線11e)及び第2多環状配線パターン4aを構成する複数の環状配線(第6配線12a~第10配線12e)は、本体と、この本体から連続して設けられ、スルーホール5が形成されている接続部とを有する。なお、第1導電層3の第5配線11eは、本体が途中で分断されており、この分断部分の両側に第1端子X及び第2端子Yが接続されている。各環状配線には、本体の巻回方向両側の端部に一対の接続部が形成されている。各環状配線の接続部同士は離間している。
第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11e及び第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12e(より具体的には、第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11eの本体及び第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eの本体)は、同心環状に配置されており、より詳しくは同心円状に配置されている。なお、「円」とは、真円に限定されず、楕円、長円等を含む。
第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11e及び第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eは、第5配線11eの分断部分を除き一部分のみで切断されている。つまり、第1多環状配線パターン3a及び第2多環状配線パターン4aは、環数と配線の本数とが一致している。
第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11eの各一対の接続部及び第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eの各一対の接続部は、全体として平面視で帯状に配置されている。より詳しくは、第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11e及び第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eは、図1に示すように、第1多環状配線パターン3a及び第2多環状配線パターン4aの中心から半径方向に延びる帯状の領域(帯状領域R)内で切断されており、複数の上記接続部は、この帯状領域R内に位置している。なお、「帯状」とは長手方向が直線状のものに限定されず、長手方向に湾曲していてもよい。
図2に示すように、第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11eの巻回方向一方側の接続部は、第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eの巻回方向他方側の接続部とスルーホール5によって電気的に接続されている。また、第2環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eの巻回方向一方側の接続部は、第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11eの巻回方向他方側の接続部とスルーホール5によって電気的に接続されている。
当該平面コイル基板1は、第1多環状配線パターン3aを構成する第1配線11a~第5配線11eと第2多環状配線パターン4aを構成する第6配線12a~第10配線12eとを直列に交互に入れ替えるように複数のスルーホール5が設けられている。つまり、当該平面コイル基板1は、1つの環状配線を1周した後にこの環状配線をスルーホール5で他の環状配線に繋ぐことを繰り返すことで複数の環状配線が直列に接続されている。スルーホール5によって接続される第1多環状配線パターン3aの接続部と第2多環状配線パターン4aの接続部とは平面視で重なり合っている。
図2に示すように、当該平面コイル基板1は、複数の導電層を巡回するように複数の配線をスルーホール5によって接続している。上述の第1ループは、第1分断片13aの第1端子X側の端部から平面視で巻回方向Dに旋回する閉ループである。上記第1ループは、第1分断片13a、第9配線12d、第3配線11c、第7配線12b及び第1配線11aをこの順で有する。上記第2ループは、第6配線12aを始端として平面視で巻回方向Dに旋回する閉ループである。上記第2ループは、第6配線12a、第2配線11b、第8配線12c、第4配線11d、第10配線12e及び第2分断片13bをこの順で有する。上記第1ループ及び第2ループを構成する配線同士、並びに上記第1ループの終端を構成する第1配線11aと上記第2ループの始端を構成する第6配線12aとはスルーホール5によって接続されている。
当該平面コイル基板1は、第1導電層3の第1多環状配線パターン3aの配線数と第2導電層4の第2多環状配線パターン4aの配線数とが同じである。換言すると、当該平面コイル基板1は、全ての導電層の多環状配線パターンの配線数が同じである。当該平面コイル基板1は、第1多環状配線パターン3aの第1配線11a~第5配線11e及び第2多環状配線パターン4aの第6配線12a~第10配線12eがそれぞれ1部分でのみ切断されているので、特定の多環状配線パターンに上記第1ループと第2ループとを接続するためのUターン配線を別途設けることを要しない。これにより、当該平面コイル基板1は、第1導電層3の第1多環状配線パターン3aの配線数と第2導電層4の第2多環状配線パターン4aの配線数とを同じとし、コイルの巻き数を大きくしやすい。
第2多環状配線パターン4aは、その最内配線(第6配線12a)を除いて、上記第1ループを構成する配線(第9配線12d及び第7配線12b)と上記第2ループを構成する配線(第8配線12c及び第10配線12e)とを径方向に交互に有する。つまり、当該平面コイル基板1は、少なくとも1つの多環状配線パターンが、その最内配線を除いて、上記第1ループを構成する配線と上記第2ループを構成する配線とを径方向に交互に有する。これにより、当該平面コイル基板1は、図1に示すように、各接続部の長さを小さくし、この接続部の断線や、隣接する接続部同士の短絡を防止しやすい。その結果、当該平面コイル基板1は、配線同士の接続信頼性を高めつつ、上記閉ループを形成しやすい。
第1多環状配線パターン3a及び第2多環状配線パターン4aは、例えば銅等の金属を主成分とする。第1多環状配線パターン3a及び第2多環状配線パターン4aは、例えば絶縁層2の両面に積層された金属層をエッチングすることで形成することができる。第1多環状配線パターン3aを構成する複数の配線(第1配線11a~第5配線11e)及び第2多環状配線パターン4aを構成する複数の配線(第6配線12a~第10配線12e)の幅は同じであることが好ましい。より具体的には、第1配線11a~第5配線11eの本体及び第6配線12a~第10配線12eの本体の幅は同じであることが好ましい。
第1多環状配線パターン3aを構成する複数の配線(第1配線11a~第5配線11e)及び第2多環状配線パターン4aを構成する複数の配線(第6配線12a~第10配線12e)の厚さは、均一であることが好ましい。第1配線11a~第5配線11e及び第6配線12a~第10配線12eの平均厚さの下限としては、0.1μmが好ましく、1μmがより好ましい。一方、上記平均厚さの上限としては、350μmが好ましく、280μmがより好ましい。上記平均厚さが上記下限に満たないと、導体抵抗により導体損失が大きくなる、又は強度が不十分となるおそれがある。逆に、上記平均厚さが上記上限を超えると、当該平面コイル基板1を十分に薄型化できないおそれがある。
図1に示すように、第1多環状配線パターン3aを構成する複数の配線(第1配線11a~第5配線11e)及び第2多環状配線パターン4aを構成する複数の配線(第6配線12a~第10配線12e)は、絶縁層2を挟んで対向する位置に形成されている。
第1多環状配線パターン3aを構成する複数の配線(第1配線11a~第5配線11e)及び第2多環状配線パターン4aを構成する複数の配線(第6配線12a~第10配線12e)は、平面視で重複する割合が高い方が好ましい。第1配線11a~第5配線11e及び第6配線12a~第10配線12eは、平面視で全体の30%以上が重複していることが好ましく、70%以上が重複していることがより好ましく、90%以上が重複していることがさらに好ましい。第1配線11a~第5配線11e及び第6配線12a~第10配線12eの重複割合が上記下限に満たないと、上記閉ループの形成が容易でなくなるおそれがある。
[第二実施形態]
図3の平面コイル基板21は、絶縁層2と、多環状配線パターンを含む一対の導電層(第1多環状配線パターン23aを含む第1導電層23及び第2多環状配線パターン24aを含む第2導電層24)とを備える。絶縁層2と上記導電層とは交互に積層されている。具体的には、当該平面コイル基板21は、第1導電層23、絶縁層2及び第2導電層24がこの順で積層されている。
第1多環状配線パターン23aは、互いに離間した5つの環状配線(第1多環状配線パターン23aの径方向内側から順に第1配線31a、第2配線31b、第3配線31c、第4配線31d及び第5配線31e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。また、第2多環状配線パターン24aは、互いに離間した5つの環状配線(第2多環状配線パターン24aの径方向内側から順に第6配線32a、第7配線32b、第8配線32c、第9配線32d及び第10配線32e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。第1多環状配線パターン23aの配線数と第2多環状配線パターン24aの配線数とは同じである。
当該平面コイル基板21は、第1導電層23の配線の巻回方向一方側の端部と第2導電層24の配線の巻回方向他方側の端部とを接続する複数のスルーホール5を有する。第1導電層23の多環状配線パターン23aの最外配線(径方向において最も外側に位置する第5配線31e)は、第1端子X及び第2端子Yに接続される2つの分断片(第1端子Xに接続される第1分断片33a及び第2端子Yに接続される第2分断片33b)に分かれている。
第1導電層23の第1多環状配線パターン23a及び第2導電層24の第2多環状配線パターン24aと複数のスルーホール5とは、平面視で第1端子Xから中心に移動する第1ループと、中心から第2端子Yに移動する第2ループとを有する渦巻き状閉ループを構成している。
当該平面コイル基板21の絶縁層2及びスルーホール5としては、図1の平面コイル基板1の絶縁層2及びスルーホール5と同じとすることができるため、同一符号を付して説明を省略する。
(導電層)
第1多環状配線パターン23aを構成する複数の環状配線(第1配線31a~第5配線31e)及び第2多環状配線パターン24aを構成する複数の環状配線(第6配線32a~第10配線32e)は、本体と、この本体から連続して設けられ、スルーホール5が形成されている接続部とを有する(なお、第1多環状配線パターン23aの第5配線31eは、本体が途中で分断されており、この分断部分の両側に第1端子X及び第2端子Yが接続されている)。各環状配線は、本体の巻回方向両側の端部に一対の接続部が接続されている。各環状配線の接続部同士は離間している。
第1導電層23及び第2導電層24は、各配線間の接続関係が異なる以外、図1の第1導電層3及び第2導電層4と同様の構成とすることができる。すなわち、第1導電層23及び第2導電層24は、上記第1ループを構成する複数の配線と上記第2ループを構成する複数の配線との組み合わせが図1の平面コイル基板1とは異なる以外、図1の第1導電層23及び第2導電層24と同様の構成とすることができる。そのため、以下では配線同士の接続関係についてのみ説明する。
上記第1ループは、第1分断片33aの第1端子X側の端部から平面視で巻回方向Dに旋回する閉ループである。上記第1ループは、第1分断片33a、第9配線32d、第2配線31b及び第6配線32aをこの順で有する。上記第2ループは、第1配線31aを始端として平面視で巻回方向Dに旋回する閉ループである。上記第2ループは、第1配線31a、第7配線32b、第3配線31c、第8配線32c、第4配線31d、第10配線32e及び第2分断片33bをこの順で有する。上記第1ループ及び第2ループを構成する配線同士、並びに上記第1ループの終端を構成する第6配線32aと上記第2ループの始端を構成する第1配線31aとはスルーホール5によって接続されている。
当該平面コイル基板21は、図1の平面コイル基板1と同様、閉ループを構成するためのスルーホール5の個数を小さくし、配線同士の接続信頼性を高めることができる。また、当該平面コイル基板21は、スルーホール5の個数を小さくすることで、長寿命化を図ることができる。さらに、当該平面コイル基板21は、第1多環状配線パターン23aの最外配線(第5配線31e)が第1端子X及び第2端子Yに接続されるので、コイルの外側から電気的接続を行うことが容易である。
[第三実施形態]
図4の平面コイル基板41は、一対の絶縁層(第1絶縁層42a及び第2絶縁層42b)と、多環状配線パターンを含む3つの導電層(第1多環状配線パターン43aを含む第1導電層43、第2多環状配線パターン44aを含む第2導電層44及び第3多環状導電パターン45aを含む第3導電層45)とを備える。上記絶縁層と上記導電層とは交互に積層されている。具体的には、当該平面コイル基板41は、第1導電層43、第1絶縁層42a、第2導電層44、第2絶縁層42b及び第3導電層45がこの順で積層されている。第1導電層43は、当該平面コイル基板41の厚さ方向の1番外側に位置する第1層目の導電層である。
第1多環状配線パターン43aは、互いに離間した5つの環状配線(第1多環状配線パターン43aの径方向内側から順に第1配線51a、第2配線51b、第3配線51c、第4配線51d及び第5配線51e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。第2多環状配線パターン44aは、互いに離間した5つの環状配線(第6配線52a、第7配線52b、第8配線52c、第9配線52d及び第10配線52e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。第3多環状配線パターン45aは、互いに離間した5つの環状配線(第3多環状配線パターン45aの径方向内側から順に第11配線53a、第12配線53b、第13配線53c、第14配線53d及び第15配線53e)を有しており、これらの環状配線はそれぞれ1部分で切断されている。第1多環状配線パターン43aの配線数と第2多環状配線パターン44aの配線数と第3多環状配線パターン45aの配線数とは同じである。
当該平面コイル基板41は、第k層(kは1以上3以下の整数)の配線の巻回方向一方側の端部と第k層以外の層の配線の巻回方向他方側の端部とを接続する複数のスルーホール5を有する。
第1層(第1導電層43)の第1多環状配線パターン43aの最外配線(径方向において最も外側に位置する第5配線51e)は、第1端子X及び第2端子Yに接続される2つの分断片(第1端子Xに接続される第1分断片54a及び第2端子Yに接続される第2分断片54b)に分かれている。
複数の多環状配線パターン(第1多環状配線パターン43a、第2多環状配線パターン44a及び第3多環状配線パターン45a)並びに複数のスルーホール5は、平面視で第1端子Xから中心に移動する第1ループと、中心から第2端子Yに移動する第2ループとを有する渦巻き状閉ループを構成している。
当該平面コイル基板41の絶縁層(第1絶縁層42a及び第2絶縁層42b)及びスルーホール5としては、図1の平面コイル基板1の絶縁層2及びスルーホール5と同じとすることができるため、説明を省略する。
(導電層)
第1多環状配線パターン43aを構成する複数の環状配線(第1配線51a~第5配線51e)、第2多環状配線パターン44aを構成する複数の環状配線(第6配線52a~第10配線52e)及び第3多環状配線パターン45aを構成する複数の環状配線(第11配線53a~第15配線53e)は、本体と、この本体から連続して設けられ、スルーホール5が形成されている接続部とを有する(なお、第1多環状配線パターン43aの第5配線51eは、本体が途中で分断されており、この分断部分の両側に第1端子X及び第2端子Yが接続されている)。各環状配線は、本体の巻回方向両側の端部に一対の接続部が接続されている。各環状配線の接続部同士は離間している。
第1導電層43、第2導電層44及び第3導電層45は、各配線間の接続関係が異なる以外、図1の第1導電層3及び第2導電層4と同様の構成とすることができる。すなわち、第1導電層43、第2導電層44及び第3導電層45は、上記第1ループを構成する複数の配線と上記第2ループを構成する複数の配線との組み合わせが図1の平面コイル基板1とは異なる以外、図1の第1導電層3及び第2導電層4と同様の構成とすることができる。そのため、以下では配線同士の接続関係についてのみ説明する。
当該平面コイル基板41では、複数の導電層を巡回するように複数の配線をスルーホール5で接続することで閉ループを構成している。
上記第1ループは、第1分断片54aの第1端子X側の端部から平面視で巻回方向Dに旋回する閉ループである。上記第1ループは、第1分断片54a、第10配線52e、第15配線53e、第3配線51c、第8配線52c、第13配線53c、第1配線51a及び第6配線52aをこの順で有する。上記第2ループは、第11配線53aを始端として平面視で巻回方向Dに旋回する閉ループである。上記第2ループは、第11配線53a、第2配線51b、第7配線52b、第12配線53b、第4配線51d、第9配線52d、第14配線53d及び第2分断片54bをこの順で有する。上記第1ループ及び第2ループを構成する配線同士、並びに上記第1ループの終端を構成する第6配線52aと上記第2ループの始端を構成する第11配線53aとはスルーホール5によって接続されている。つまり、第2多環状配線パターン44a及び第3多環状配線パターン45aは、最内配線(第6配線52a及び第11配線53a)を除いて、上記第1ループを構成する配線と上記第2ループを構成する配線とを径方向に交互に有する。
当該平面コイル基板41は、図1の平面コイル基板1と同様、閉ループを構成するためのスルーホール5の個数を小さくし、配線同士の接続信頼性を高めることができる。また、当該平面コイル基板41は、スルーホール5の個数を小さくすることで、長寿命化を図ることができる。さらに、当該平面コイル基板41は、第1多環状配線パターン43aの最外配線(第5配線51e)が第1端子X及び第2端子Yに接続されるので、コイルの外側から電気的接続を行うことが容易である。加えて、当該平面コイル基板41は、導電層の数を大きくすることで厚さ方向の磁界をより強くすることができる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば当該平面コイル基板は、図5に示すように、複数の導電層の多環状配線パターンの配線数が異なる構成を採用することも可能である。図5の平面コイル基板61は、一対の絶縁層(第1絶縁層62a及び第2絶縁層62b)と、多環状配線パターンを含む3つの導電層(第1多環状配線パターン63aを含む第1導電層63、第2多環状配線パターン64aを含む第2導電層64及び第3多環状導電パターン65aを含む第3導電層65)とを備える。上記絶縁層と上記導電層とは交互に積層されている。
第1多環状配線パターン63a及び第2多環状配線パターン64aは、それぞれ互いに離間した5つの環状配線を有している。一方、第3多環状配線パターン65aは、互いに離間した4つの環状配線を有している。換言すると、第3多環状配線パターン65aは、第1多環状配線パターン63aの最内配線(第1配線71a)及び第2多環状配線パターン64aの最内配線(第6配線72a)に対応する最内配線を有していない。この構成によると、当該平面コイル基板61は、第2多環状配線パターン64aの第6配線72aから第1多環状配線パターン63aの第2配線71bに移動する閉ループを構成することができ、図1の平面コイル基板1と同様に、閉ループを構成するためのスルーホールの個数を小さくし、配線同士の接続信頼性を高めることができる。
上記各実施形態では、多環状配線パターンを構成する配線の形状として円環状を図示したが、この配線の形状は、円環状に限定されるものではなく、例えば四角環状等の多角環状であってもよい。
当該平面コイル基板は、1又は複数の絶縁層と、多環状配線パターンを含むn層(nは2以上の整数)の導電層とを備える限り、上記絶縁層及び上記多環状配線パターンの個数は上記実施形態に記載の個数に限定されるものではない。すなわち、当該平面コイル基板は、3以上の絶縁層を備えていてもよく、4以上の多環状配線パターンを備えていてもよい。
各多環状配線パターンを構成する配線の個数は上記実施形態に記載の個数に限定されるものではない。
上記実施形態では、複数の配線の接続部が全体として平面視で帯状に配置される構成について説明した。しかしながら、第k層(kは1以上n以下の整数)の配線の巻回方向一方側の端部と第k層以外の層の配線の巻回方向他方側の端部とがスルーホールで接続可能に構成される場合、これらの接続部の配置は上記実施形態の構成に限定されるものではない。
当該平面コイル基板は、可撓性及び絶縁性を有するカバーレイを備え、このカバーレイが導電層の外面側を被覆する構成としてもよい。このように構成すれば、導電層を外部から保護することができる。
本開示に係る平面コイル基板は、小型コイルを必要とする小型電子物品等に好適に用いられる。
1,21,41,61 平面コイル基板
2,42a,42b,62a,62b 絶縁層
3,23,43,63 第1導電層
4,24,44,64 第2導電層
45,65 第3導電層
5 スルーホール
3a,23a,43a,63a 第1多環状配線パターン
4a,24a,44a,64a 第2多環状配線パターン
45a.65a 第3多環状配線パターン
13a,33a,54a 第1分断片
13b,33b,54b 第2分断片
11a,31a,51a,71a 第1配線
11b,31b,51b,71b 第2配線
11c,31c,51c 第3配線
11d,31d,51d 第4配線
11e,31e,51e 第5配線
12a,32a,52a,72a 第6配線
12b,32b,52b 第7配線
12c,32c,52c 第8配線
12d,32d,52d 第9配線
12e,32e,52e 第10配線
53a 第11配線
53b 第12配線
53c 第13配線
53d 第14配線
53e 第15配線
D 巻回方向
R 帯状領域
X 第1端子
Y 第2端子

Claims (3)

  1. 1又は複数の絶縁層と、多環状配線パターンを含むn層(nは2以上の整数)の導電層とを備え、上記絶縁層と上記導電層とが交互に積層されている平面コイル基板であって、
    上記多環状配線パターンを構成する複数の配線がそれぞれ1部分で切断されており、
    第k層(kは1以上n以下の整数)の上記配線の巻回方向一方側の端部と第k層以外の層の上記配線の巻回方向他方側の端部とを接続する複数のスルーホールを有し、
    第1層の上記多環状配線パターンの最外配線が、一対の端子に接続される2つの分断片に分かれており、
    複数の上記導電層の上記多環状配線パターン及び上記複数のスルーホールが、平面視で上記一対の端子の一方から中心に移動する第1ループと、中心から他方の端子に移動する第2ループとを有する渦巻き状閉ループを構成している平面コイル基板。
  2. 上記複数の導電層の上記多環状配線パターンの配線数が同じである請求項1に記載の平面コイル基板。
  3. 少なくとも1つの上記多環状配線パターンが、その最内配線を除いて、上記第1ループを構成する配線と上記第2ループを構成する配線とを径方向に交互に有する請求項1又は請求項2に記載の平面コイル基板。
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