JP7255003B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
近年、様々な形態の表示装置が提案されている。導光板に接着された光変調素子内に、光学異方性を有したバルクおよび微粒子を含んだ光変調層を備える照明装置が開示されている。その他の例では、高分子分散型液晶層を含み、入射光の強度を変換する光変換部を備える光源装置が開示されている。
特開2010-92682号公報 特開2016-57338号公報
本実施形態の目的は、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、
第1透明基板と、走査線と、前記走査線と交差する信号線と、前記走査線及び前記信号線と電気的に接続されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子と電気的に接続された画素電極と、を備えた第1基板と、第2透明基板と、前記画素電極と対向する共通電極と、を備えた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持され、筋状のポリマー及び液晶分子を含む液晶層と、第1方向に並んだ複数の発光素子と、主面と、前記複数の発光素子と対向する側面と、を備えた第3透明基板と、前記主面に配置され、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、を備え、前記第3透明基板は、前記透明層を挟んで、前記第1透明基板または前記第2透明基板に接着され、前記透明層は、前記第1方向に並んだ複数の帯部を備え、前記帯部は、前記第1方向と直交する第2方向に沿って延出している、表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
第1主面と、前記第1主面の反対側の第2主面と、を備えた第1透明基板と、前記第2主面と対向する第3主面を備えた第2透明基板と、前記第2主面と前記第3主面との間に位置し、筋状のポリマー及び液晶分子を含む液晶層と、第1方向に並んだ複数の発光素子と、前記第1主面に対向する第4主面と、前記複数の発光素子と対向する側面と、を備えた第3透明基板と、前記第1透明基板と前記第3透明基板とを接着する透明接着層と、前記第1主面と前記第4主面との間に位置し、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、を備え、前記透明層は、前記第1方向に間隔をおいて並んだ複数の帯部を備えている、表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
第1透明基板と、前記第1透明基板の上に形成された第1画素電極及び第2画素電極と、を備えた第1基板と、第2透明基板と、前記第1画素電極及び前記第2画素電極と対向する共通電極と、を備えた第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持され、筋状のポリマー及び液晶分子を含む液晶層と、第1方向に並んだ複数の発光素子と、主面と、前記複数の発光素子と対向する側面と、を備えた第3透明基板と、前記主面に配置され、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、画像を表示する表示部と、前記表示部を囲む非表示部と、を備え、前記第3透明基板は、前記透明層を挟んで、前記第1透明基板または前記第2透明基板に接着され、前記透明層は、帯部を備え、前記帯部は、前記第1方向と直交する第2方向に沿って延出し、前記発光素子と対向する側の第1領域と、前記第1領域の反対側の第2領域と、を備え、前記第1画素電極は、前記第1領域と重なる位置に配置され、前記第2画素電極は、前記第2領域と重なる位置に配置され、前記第1領域と前記第1画素電極との重なる面積は、前記第2領域と前記第2画素電極との重なる面積より大きい、表示装置が提供される。
図1は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す平面図である。 図2は、図1に示した表示パネルPNLの一構成例を示す断面図である。 図3は、図1に示した表示装置DSPの主要部を示す分解斜視図である。 図4は、図3に示した導光素子LGの一構成例を示す平面図である。 図5は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す断面図である。 図6は、傾斜面における不所望な散乱を説明するための断面図である。 図7は、透明層40と第1基板SUB1とが重畳した状態の一構成例を示す平面図である。 図8は、透明層40とシールSEとが重畳した状態の一構成例を示す平面図である。 図9は、図3に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。 図10は、図3に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。 図11は、隣接する帯部41を拡大した平面図である。 図12は、隣接する帯部41を拡大した平面図である。 図13は、透明層40に起因した回折を説明するための断面図である。 図14は、エバネッセント波を説明するための断面図である。 図15は、本実施形態の表示装置DSPの他の構成例を示す断面図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す平面図である。一例では、第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yは、表示装置DSPを構成する基板の主面と平行な方向に相当し、第3方向Zは、表示装置DSPの厚さ方向に相当する。本明細書において、第1基板SUB1から第2基板SUB2に向かう方向を「上側」(あるいは、単に上)と称し、第2基板SUB2から第1基板SUB1に向かう方向を「下側」(あるいは、単に下)と称する。「第1部材の上の第2部材」及び「第1部材の下の第2部材」とした場合、第2部材は、第1部材に接していてもよいし、第1部材から離間していてもよい。また、第3方向Zを示す矢印の先端側に表示装置DSPを観察する観察位置があるものとし、この観察位置から、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX-Y平面に向かって見ることを平面視という。
本実施形態においては、表示装置DSPの一例として、高分子分散型液晶を適用した液晶表示装置について説明する。表示装置DSPは、表示パネルPNLと、ICチップ1と、配線基板2と、を備えている。
表示パネルPNLは、第1基板SUB1と、第2基板SUB2と、液晶層LCと、シールSEと、を備えている。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、X-Y平面と平行な平板状に形成されている。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、平面視で、重畳している。第1基板SUB1及び第2基板SUB2は、シールSEによって接着されている。液晶層LCは、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間に保持され、シールSEによって封止されている。図1において、液晶層LC及びシールSEは、異なる斜線で示している。
図1において拡大して模式的に示すように、液晶層LCは、ポリマー31と、液晶分子32と、を含む高分子分散型液晶を備えている。一例では、ポリマー31は、液晶性ポリマーである。ポリマー31は、第1方向Xに沿って延出した筋状に形成されている。液晶分子32は、ポリマー31の隙間に分散され、その長軸が第1方向Xに沿うように配向される。ポリマー31及び液晶分子32の各々は、光学異方性あるいは屈折率異方性を有している。ポリマー31の電界に対する応答性は、液晶分子32の電界に対する応答性より低い。
一例では、ポリマー31の配向方向は、電界の有無にかかわらずほとんど変化しない。一方、液晶分子32の配向方向は、液晶層LCにしきい値以上の高い電圧が印加された状態では、電界に応じて変化する。液晶層LCに電圧が印加されていない状態では、ポリマー31及び液晶分子32のそれぞれの光軸は互いに平行であり、液晶層LCに入射した光は、液晶層LC内でほとんど散乱されることなく透過する(透明状態)。液晶層LCに電圧が印加されていない状態では、ポリマー31及び液晶分子32のそれぞれの光軸は互いに交差し、液晶層LCに入射した光は、液晶層LC内で散乱される(散乱状態)。
表示パネルPNLは、画像を表示する表示部DAと、表示部DAを囲む額縁状の非表示部NDAと、を備えている。シールSEは、非表示部NDAに位置している。表示部DAは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配列された画素PXを備えている。
図1において拡大して示すように、各画素PXは、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE、液晶層LC等を備えている。スイッチング素子SWは、例えば薄膜トランジスタ(TFT)によって構成され、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。走査線Gは、第1方向Xに並んだ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと電気的に接続されている。信号線Sは、第2方向Yに並んだ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEは、スイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEの各々は、共通電極CEと対向し、画素電極PEと共通電極CEとの間に生じる電界によって液晶層LC(特に、液晶分子32)を駆動している。容量CSは、例えば、共通電極CEと同電位の電極、及び、画素電極PEと同電位の電極の間に形成される。
第1基板SUB1は、第1方向Xに沿って延出した縁部E11及びE12と、第2方向Yに沿って延出した縁部E13及びE14とを有している。第2基板SUB2は、第1方向Xに沿って延出した縁部E21及びE22と、第2方向Yに沿って延出した縁部E23及びE24とを有している。図1に示した例では、平面視で、縁部E12及びE22、縁部E13及びE23、及び、縁部E14及びE24は、それぞれ重畳しているが、重畳していなくてもよい。縁部E21は、平面視で、縁部E11と表示部DAとの間に位置している。第1基板SUB1は、縁部E11と縁部E21との間に延出部Exを有している。
ICチップ1及び配線基板2は、それぞれ延出部Exに接続されている。ICチップ1は、例えば、画像表示に必要な信号を出力するディスプレイドライバなどを内蔵している。配線基板2は、折り曲げ可能なフレキシブルプリント回路基板である。なお、ICチップ1は、配線基板2に接続されていてもよい。ICチップ1及び配線基板2は、表示パネルPNLからの信号を読み出す場合もあるが、主として表示パネルPNLに信号を供給する信号源として機能する。
図2は、図1に示した表示パネルPNLの一構成例を示す断面図である。第1基板SUB1は、透明基板10と、絶縁膜11及び12と、容量電極13と、スイッチング素子SWと、画素電極PEと、配向膜AL1と、を備えている。第1基板SUB1は、さらに、図1に示した走査線G及び信号線Sを備えている。透明基板10は、主面(下面)10Aと、主面10Aの反対側の主面(上面)10Bと、を備えている。スイッチング素子SWは、主面10Bに配置されている。絶縁膜11は、スイッチング素子SWを覆っている。容量電極13は、絶縁膜11及び12の間に位置している。画素電極PEは、絶縁膜12の上において、画素PX毎に配置されている。画素電極PEは、容量電極13の開口部OPを介してスイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEは、絶縁膜12を挟んで、容量電極13と重畳し、画素PXの容量CSを形成している。配向膜AL1は、画素電極PEを覆っている。
第2基板SUB2は、透明基板20と、遮光層BMと、共通電極CEと、配向膜AL2と、を備えている。透明基板20は、主面(下面)20Aと、主面20Aの反対側の主面(上面)20Bと、を備えている。透明基板20の主面20Aは、透明基板10の主面10Bと向かい合っている。遮光層BM及び共通電極CEは、主面20Aに配置されている。遮光層BMは、例えば、スイッチング素子SWの直上、及び、図示しない走査線G及び信号線Sの直上にそれぞれ位置している。共通電極CEは、複数の画素PXに亘って配置され、遮光層BMを直接覆っている。共通電極CEは、容量電極13と電気的に接続されており、容量電極13とは同電位である。配向膜AL2は、共通電極CEを覆っている。液晶層LCは、主面10Bと主面20Aとの間に位置し、配向膜AL1及びAL2に接している。第1基板SUB1において、絶縁膜11及び12、容量電極13、スイッチング素子SW、画素電極PE、及び、配向膜AL1は、主面10Bと液晶層LCとの間に位置している。第2基板SUB2において、遮光層BM、共通電極CE、及び、配向膜AL2は、主面20Aと液晶層LCとの間に位置している。
透明基板10及び20は、ガラス基板やプラスチック基板などの絶縁基板である。主面10A及び10B、主面20A及び20Bは、X-Y平面とほぼ平行な面である。絶縁膜11は、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、アクリル樹脂などの透明な絶縁材料によって形成されている。一例では、絶縁膜11は、無機絶縁膜及び有機絶縁膜を含んでいる。絶縁膜12は、シリコン窒化物などの無機絶縁膜である。容量電極13、画素電極PE、及び、共通電極CEは、インジウム錫酸化物(ITO)やインジウム亜鉛酸化物(IZO)などの透明導電材料によって形成された透明電極である。遮光層BMは、例えば、共通電極CEよりも低抵抗な導電層である。一例では、遮光層BMは、モリブデン、アルミニウム、タングステン、チタン、銀などの不透明な金属材料によって形成されている。配向膜AL1及びAL2は、X-Y平面に略平行な配向規制力を有する水平配向膜である。一例では、配向膜AL1及びAL2は、第1方向Xに沿って配向処理されている。なお、配向処理とは、ラビング処理であってもよいし、光配向処理であってもよい。
図3は、図1に示した表示装置DSPの主要部を示す分解斜視図である。表示装置DSPは、表示パネルPNLの他に、導光素子LGと、複数の発光素子LDと、を備えている。導光素子LG、第1基板SUB1、及び、第2基板SUB2は、この順に第3方向Zに沿って並んでいる。複数の発光素子LDは、第1方向Xに間隔をおいて並んでいる。複数の発光素子LDは、配線基板Fに接続されている。発光素子LDは、例えば、発光ダイオードである。発光素子LDは、詳述しないが、赤発光部、緑発光部、及び、青発光部を備えている。発光素子LDから出射される光は、第2方向Yを示す矢印の向きに沿って進行する。
導光素子LGは、透明基板30と、透明層40と、を備えている。
透明基板30は、ガラス基板やプラスチック基板などの絶縁基板であり、屈折率n1を有している。一例では、透明基板30は、複数の基板を貼り合わせたものではなく、単一基板である。透明基板30は、主面(下面)30Aと、主面30Aの反対側の主面(上面)30Bと、側面30Cと、を備えている。主面30A及び30Bは、X-Y平面とほぼ平行な面である。主面30Bは、透明基板10の主面10Aと向かい合っている。側面30Cは、第1方向X及び第3方向Zによって規定されるX-Z平面とほぼ平行な面である。側面30Cは、複数の発光素子LDと向かい合っている。透明基板30は、後述するように、透明層40を挟んで透明基板10に接着される。図3に示した例では、側面30Cは、第1基板SUB1の縁部E11の直下に位置しているが、延出部Exの直下に位置していてもよいし、縁部E11よりもさらに外側に位置していてもよい。
透明層40は、主面30Bに配置されている。透明層40は、透明基板30の屈折率n1より小さい屈折率n2を有している。透明層40は、第1方向Xに間隔をおいて並んだ複数の帯部41を備えている。帯部41の各々は、第2方向Yに沿って延出している。隣接する帯部41の間では、主面30Bが露出している。透明層40の詳細な形状については後述する。
透明基板30は、例えば、ガラスや、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)やポリカーボネート(PC)などの有機材料によって形成されている。透明層40は、例えば、シロキサン系樹脂や、フッ素系樹脂などの有機材料によって形成されている。透明基板30の屈折率n1は約1.5程度であり、透明層40の屈折率n2は1.0~1.4程度である。なお、図3に示した例では、透明基板30の主面30Aは空気に接しているが、透明層40と同等の屈折率を有する他の透明層が主面30Aの全面に配置されてもよい。
図4は、図3に示した導光素子LGの一構成例を示す平面図である。透明層40は、複数の帯部41と、複数の帯部41を囲む枠部42と、を備えている。帯部41及び枠部42は、一体的に形成されている。
帯部41は、発光素子LDと対向する側の第1端部411と、第1端部411の反対側の第2端部412と、第1エッジ413と、第2エッジ414と、を備えている。第1端部411及び第2端部412は、それぞれ第1幅W1及び第2幅W2を有している。なお、本明細書での幅とは、第1方向Xに沿った長さに相当する。第1幅W1は、第2幅W2より大きい。一例では、第1幅W1が1つの発光素子LDの幅WLより小さく、1つの発光素子LDは、第1方向Xに並んだ複数の帯部41に跨って配置されている。また、第1幅W1は、1つの画素電極PEの幅WP(あるいは、第1方向Xに並んだ画素電極PEのピッチ)と同等以下である。なお、帯部41において、第1幅W1は第2幅W2と同等であってもよく、帯部41が均一な幅を有するように形成されていてもよい。
第1エッジ413及び第2エッジ414は、第1端部411と第2端部412との間において、第1方向X及び第2方向Yとは異なる方向に延出している。例えば、第2方向Yに対して時計回りに鋭角に交差する方向を方向D1と定義し、第2方向Yに対して反時計回りに鋭角に交差する方向を方向D2と定義する。なお、第2方向Yと方向D1とのなす角度θ1、及び、第2方向Yと方向D2とのなす角度θ1は、同一であるが、これに限らず、2方向Yと方向D1とのなす角度と第2方向Yと方向D2とのなす角度が異なっていても良い。第1エッジ413は方向D1に沿って延出し、第2エッジ414は方向D2に沿って延出している。ここでは、第1エッジ413及び第2エッジ414は、いずれも直線状に延出しているが、曲線状に形成されていてもよい。第1幅W1及び第2幅W2は、第1エッジ413と第2エッジ414との間隔に相当する。このような形状の帯部41は、第1端部411から第2端部412に向かうにしたがって、一定の割合で、あるいは、任意の割合で徐々に減少する幅を有する。
隣接する2つの帯部41に着目すると、第1端部411の間隙及び第2端部412の間隙は、それぞれ第3幅W3及び第4幅W4を有している。第3幅W3は第1幅W1より小さく、第4幅W4は第2幅W2より小さく、第3幅W3は第4幅W4より小さい。一例では、第2幅W2は第1幅W1の約2/3であり、第1幅W1は第3幅W3の約9倍であり、第2幅W2は第4幅W4の約1.5倍であり、第4幅W4は第3幅W3の約4倍である。隣接する帯部41のピッチは、画素電極PEの幅WP(あるいは、第1方向Xに並んだ画素電極PEのピッチ)の2倍以下であることが望ましい。
画素電極PEは、平面視で、隣接する2つの帯部41に重畳している。画素電極PEは、帯部41の間において、透明基板30の主面30Bに重畳している。表示部DAにおいて、発光素子LDに最も近接した画素電極PE1と、発光素子LDから最も離間した画素電極PE2とに着目する。画素電極PE1が帯部41に重畳する面積は、画素電極PE2が帯部41に重畳する面積より大きい。また、画素電極PE1が主面30Bに重畳する面積は、画素電極PE2が主面30Bに重畳する面積より小さい。後述するが、帯部41に重畳する領域は発光素子LDからの光がほとんど入射しない領域に相当し、主面30Bに重畳する領域は発光素子LDからの光が入射可能な領域に相当する。
図3に示した表示パネルPNL及び導光素子LGが重畳した際には、平面視で、複数の帯部41は表示部DAに重畳し、枠部42は非表示部NDAに重畳している。枠部42は、第1方向Xに沿って延出した第1部分421及び第2部分422と、第2方向Yに沿って延出した第3部分423及び第4部分424と、を備えている。第1部分421は、発光素子LDと表示部DAとの間に位置している。第1部分421は、帯部41の各々の第1端部411と繋がっている。図4に示した例では、帯部41の各々の第2部分422は、第2端部412と繋がっているが、第2端部412から離間していてもよい。帯部41は、表示部DAにおいては、第1方向Xに平行なエッジは含まず、第1方向X及び第2方向Yに対して傾斜した第1エッジ413及び第2エッジ414のみが表示部DAに重畳している。
図5は、本実施形態の表示装置DSPの一構成例を示す断面図である。なお、表示パネルPNLについては、主要部のみを図示している。図5に示す構成例は、導光素子LGの透明基板30が透明接着層ADによって第1基板SUB1の透明基板10に接着された例に相当する。帯部41を含む透明層40は、主面30Bに接している。透明接着層ADは、主面10Aのほぼ全面に接し、また、透明層40を覆うとともに、透明層40が欠落した領域では主面30Bに接している。透明基板20の主面20Bは空気に接しているが、透明基板30と同様の他の透明基板が主面20Bに接着されていてもよい。
透明基板10及び20と、透明接着層ADとの各々の屈折率は、透明基板30の屈折率n1と同等であり、透明層40の屈折率n2より高い。なお、ここでの「同等」とは、屈折率差がゼロの場合に限らず、屈折率差が0.03以下の場合を含む。
透明基板10は厚さT1を有し、透明基板20は厚さT2を有し、透明基板30は厚さT3を有している。なお、本明細書での厚さとは、第3方向Zに沿った長さに相当する。図示した例では、厚さT1は厚さT2と同等であり、厚さT3は厚さT1及びT2より厚い。なお、厚さT3は、厚さT1及びT2と同等であってもよい。一例では、厚さT3は、200μm~2000μmである。透明層40の厚さT4については、後述する。透明接着層ADの厚さT5は、4μm~4000μmである。
次に、図5を参照しながら、発光素子LDからの出射光について説明する。
発光素子LDは、側面30Cに向けて光L1を出射する。発光素子LDと側面30Cとの間に空気層が存在するため、発光素子LDから出射された光L1は、側面30Cで屈折し、透明基板30に入射する。透明基板30に入射した光L1のうち、透明基板30から透明層40に向かって進行する光は、透明基板30と透明層40との界面で反射される。また、透明基板30に入射した光L1のうち、主面30Aに向かって進行する光は、透明基板30と空気層との界面で反射される。このように、光L1は、側面30Cの近傍(あるいは、透明層40が存在する領域)では、繰り返し反射されながら透明基板30の内部を進行する。進行する光L1のうち、透明層40が存在しない領域、つまり、透明基板30と透明接着層ADとが接する領域に向かって進行する光は、透明基板30を透過し、透明接着層ADを介して透明基板10を透過する。つまり、発光素子LDに近接した領域においては、発光素子LDからの光L1の表示パネルPNLへの入射が抑制される一方で、発光素子LDから離間した領域においては、光L1の表示パネルPNLへの入射が促進される。なお、発光素子LDに近接した領域においては、光L1が表示パネルPNLに全く入射しないわけではなく、図4に示したように、隣接する帯部41の隙間から光L1が表示パネルPNLに入射する。表示パネルPNLに入射した光L1は、透明状態の画素を透過し、散乱状態の画素で散乱される。表示装置DSPは、主面30A側から観察可能であるとともに、主面40B側からも観察可能である。また、表示装置DSPは、いわゆる透明ディスプレイであり、主面30A側から観察した場合であっても、主面40B側から観察した場合であっても、表示装置DSPを介して、表示装置DSPの背景を観察可能である。
ところで、一般的に、間隔をおいて並んだ複数の発光素子LDからの出射光は、それぞれ拡散しながら進行するが、発光素子LDの近傍では、隣接する発光素子LDからのそれぞれの出射光が十分に混ざらないことがある。このため、このような光を照明光として利用した表示装置DSPでは、表示部DAを平面視した際に、発光素子DLに近接した領域において、輝度差に起因したスジ状のムラが視認されるおそれがある。照明光の輝度差は、発光素子LDから離れた位置ほど低減される。しかしながら、表示部DAと発光素子LDとの距離を拡大することは、表示装置DSPの額縁幅の拡大を招く。
本実施形態によれば、透明層40が存在する領域においては、側面30Cから入射した光L1が透明基板30の内部で全反射されながら導光されるため、表示パネルPNLへの入射が抑制される。一方で、透明層40が存在しない領域においては、表示パネルPNLへの光L1の入射が促進される。
表示部DAにおいて、発光素子LDに近接した画素電極PE1と、発光素子LDから離間した画素電極PE2とにそれぞれ入射する光L1の照明光量を比較する。発光素子LDからの光L1は、発光素子LDから離間するにしたがって減衰する。発光素子LDに近接した領域における光L1の輝度を第1輝度と称し、発光素子LDから離間した領域における光L1の輝度を第2輝度と称する。第2輝度は、第1輝度より低い。画素電極PE1と透明層40との重畳面積は、画素電極PE2と透明層40との重畳面積より大きい。このため、光L1が画素電極PE1に入射可能な領域の面積は、光L1が画素電極PE2に入射可能な領域の面積より小さい。一方で、画素電極PE1に入射する光L1の第1輝度は、画素電極PE2に入射する光L1の第2輝度より高い。このため、画素電極PE1及び画素電極PE2における照明光量を同等化することができる。
また、表示部DAにおいて、第2方向Yに並んだ画素電極PEの各々と透明層40との重畳面積は、光L1の輝度が第2方向Yに沿って低下するのに合わせて最適化されている。したがって、表示部DAのほぼ全域に亘って、一画素電極PEあたりの照明光量を均一化することができる。これにより、照明光のムラに起因した表示品位の低下を抑制することができる。
図6は、傾斜面における不所望な散乱を説明するための断面図である。図6に示したY-Z平面における断面図は、透明層40が第1方向Xに沿って延出した傾斜面40Sを有する例に相当する。傾斜面40Sは、主面30Bの法線Nに対して発光素子LD側に傾斜している。あるいは、傾斜面40Sは、法線Nに対して反時計回りに鋭角に交差する面である。発光素子LDからの光L1が透明層40に入射した場合には、傾斜面40Sにおいて不所望な散乱が生じ、表示品位を低下させる。
本実施形態によれば、図4を参照して説明したように、透明層40は、表示部DAにおいて第1方向Xに沿って延出したエッジを含まず、また、第1方向Xに沿って延出した傾斜面も含んでいない。したがって、透明層40における不所望な散乱を抑制することができる。
図1乃至図6に示した構成例において、透明基板10は第1透明基板に相当し、主面10Aは第1主面に相当し、主面10Bは第2主面に相当し、透明基板20は第2透明基板に相当し、主面20Aは第3主面に相当し、透明基板30は第3透明基板に相当し、主面30Bは第4主面に相当する。
図7は、透明層40と第1基板SUB1とが重畳した状態の一構成例を示す平面図である。なお、ここでは、透明層40のうちの枠部42を図示し、帯部41の図示を省略している。
第1基板SUB1は、表示部DAにおいて、複数の走査線Gと、複数の信号線Sと、電源線Pと、を備えている。複数の走査線Gは、それぞれ第1方向Xに延出し、第2方向Yに間隔をおいて並んでいる。複数の信号線Sは、それぞれ第2方向Yに延出し、第1方向Xに間隔をおいて並んでいる。複数の走査線G、及び、複数の信号線Sは、非表示部NDAに引き出されている。例えば、奇数番目の走査線Gは縁部E13と表示部DAとの間に引き出され、偶数番目の走査線Gは縁部E14と表示部DAとの間に引き出されている。
電源線Pは、例えば、コモン電圧(Vcom)を供給するための配線であり、図2に示した容量電極13と電気的に接続されている。また、電源線Pは、第1基板SUB1の角部において、給電端子PTに接続されている。給電端子PTは、図示しない導電材料を介して第2基板SUB2の共通電極CEと電気的に接続されている。電源線P及び給電端子PTは非表示部NDAに位置し、詳述しないが、給電端子PTは図1に示したシールSEの外側に位置している。電源線Pは、シールSEの内側に位置している場合もあるし、シールSEと重畳している場合もある。
複数の走査線G、複数の信号線S、及び、電源線Pは、縁部E11と表示部DAとの間において、図1に示したICチップ1または配線基板2と電気的に接続されている。
平面視で、透明層40の枠部42のうち、第3部分423及び第4部分424は、非表示部NDAに位置する走査線Gに重畳している。また、第1部分421は、非表示部NDAの走査線G及び信号線Sに重畳している。また、枠部42は、電源線P及び給電端子PTに重畳している。
このような構成例によれば、発光素子LDからの光が非表示部NDAに位置する各種配線に向かって入射するのを抑制することができ、各種配線での吸収あるいは各種配線での不所望な散乱による表示品位の低下を抑制することができる。
図8は、透明層40とシールSEとが重畳した状態の一構成例を示す平面図である。なお、透明層40のうちの枠部42を図示し、帯部41の図示を省略している。平面視で、透明層40の枠部42は、シールSEに重畳している。
このような構成例によれば、発光素子LDからの光が非表示部NDAに位置するシールSEに向かって入射するのを抑制することができ、シールSEでの不所望な散乱による表示品位の低下を抑制することができる。
図9は、図3に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。図9に示した構成例は、図4に示した構成例と比較して、帯部41の第1エッジ413及び第2エッジ414が曲線状に形成されている点で相違している。帯部41の幅W10は、第1端部411から第2端部412に向かって漸次減少する。図9に示した例では、幅W10は、第1端部411に近接する側で、第2端部412に近接する側よりも大きく変化する。
このような構成例においても、図4に示した構成例と同様の効果が得られる。
図10は、図3に示した導光素子LGの他の構成例を示す平面図である。図10に示した構成例は、図9に示した構成例と比較して、帯部41の幅W10が、第2端部412に近接する側で、第1端部411に近接する側よりも大きく変化する点で相違している。
このような構成例においても、図4に示した構成例と同様の効果が得られる。
図11は、隣接する帯部41を拡大した平面図である。帯部41と枠部42の第1部分421との接続部Cは、隣接する帯部41の第1エッジ413と第2エッジ414とが繋がってV字状に形成されている。このような構成例においては、第1部分421は、隣接する帯部41の間に、図6に示した傾斜面40Sを含まない。このため、第1部分421での不所望な散乱を抑制することができる。また、第1部分421と表示部DAとが接近した場合であっても、散乱に起因した表示品位の低下を抑制することができる。
図12は、隣接する帯部41を拡大した平面図である。図12に示した構成例は、図11に示した構成例と比較して、接続部CがU字状に形成された点で相違している。このような構成例においても、図11に示した構成例と同様の効果が得る。
図13は、透明層40に起因した回折を説明するための断面図である。上記の通り、透明層40は、透明基板30及び透明接着層ADよりも低い屈折率を有している。このため、透明基板30を透過した光のうち、透明層40を透過した光L11と、透明層40を透過せずに透明接着層ADを透過した光L12とでは、位相が異なる。光L11と光L12との位相差は、透明層40の厚さT4が厚いほど、大きくなる。導光素子LGの透過光は、このような位相差に起因して回折する。位相差が大きい場合には、回折像が視認されてしまい、表示品位の低下を招くおそれがある。
発明者が検討したところでは、厚さT4が、導光素子LGを透過する光の最大波長以下であれば、回折像の視認を抑制できることが確認された。このため、厚さT4は、800nm以下であることが望ましい。これにより、回折像に起因した表示品位の低下を抑制することができる。
図14は、エバネッセント波を説明するための断面図である。透明基板30から透明層40に向かう光のうち、一部の光は透明層40に進入する。透明層40に進入した光波は、エバネッセント波と称される。図14の(A)に示すように、透明層40の厚さT4がエバネッセント波の透明層40への進入長L20より十分に大きい場合には、透明層40に向かった光は全反射される。図14の(B)に示すように、透明層40の厚さT4が進入長L20より小さい場合には、エバネッセント波の一部が透明層40を透過してしまい、ロスとなる。このため、透明基板30を伝播される光の輝度の低下を招く。
進入長L20は、透明基板30と透明層40との界面での入射角θ11によって異なる。発明者は、入射角θ11に対する進入長L20、本実施形態の導光素子LGにおいて想定される入射角θ11の分布、発光素子LDからの出射光の発散角に対する輝度分布等に基づき、厚さT4の下限値を250nmとした。
以上の検討結果に基づき、厚さT4は、250nm以上、800nm以下であることが望ましく、400nm以上、550nm以下であることがより望ましい。
図15は、本実施形態の表示装置DSPの他の構成例を示す断面図である。なお、表示パネルPNLについては、主要部のみを図示している。図15に示す構成例は、導光素子LGの透明基板30が透明接着層ADによって第2基板SUB2の透明基板20に接着された例に相当する。帯部41を含む透明層40は、主面30Aに接している。透明接着層ADは、主面20Bのほぼ全面に接し、また、透明層40を覆うとともに、透明層40が欠落した領域では主面30Aに接している。なお、図15に示した例では、透明基板30の主面30Bは空気に接しているが、透明層40と同等の屈折率を有する他の透明層が主面30Bの全面に配置されてもよい。表示パネルPNLの構成については、先に説明した通りである。透明基板10の主面10Aは空気に接しているが、透明基板30と同様の他の透明基板が主面10Aに接着されていてもよい。
このような構成例においても、図5に示した構成例と同様の効果が得られる。
図15に示した構成例において、透明基板20は第1透明基板に相当し、主面20Bは第1主面に相当し、主面20Aは第2主面に相当し、透明基板10は第2透明基板に相当し、主面10Bは第3主面に相当し、透明基板30は第3透明基板に相当し、主面30Aは第4主面に相当する。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
DSP…表示装置 PNL…表示パネル SE…シール
DA…表示部 NDA…非表示部 PX…画素
LC…液晶層 31…ポリマー 32…液晶分子
LG…導光素子 LD…発光素子
SW…スイッチング素子 PE…画素電極 CE…共通電極
G…走査線 S…信号線
AD…透明接着層
10…透明基板 20…透明基板 30…透明基板
40…透明層 41…帯部 411…第1端部 412…第2端部
413…第1エッジ 414…第2エッジ
42…枠部 421…第1部分 422…第2部分
423…第3部分 424…第4部分

Claims (8)

  1. 第1透明基板と、前記第1透明基板の上に形成された第1画素電極及び第2画素電極と、を備えた第1基板と、
    第2透明基板と、前記第1画素電極及び前記第2画素電極と対向する共通電極と、を備えた第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持され、筋状のポリマー及び液晶分子を含む液晶層と、
    第1方向に並んだ複数の発光素子と、
    主面と、前記複数の発光素子と対向する側面と、を備えた第3透明基板と、
    前記主面に配置され、前記第3透明基板より低い屈折率を有する透明層と、
    画像を表示する表示部と、
    前記表示部を囲む非表示部と、を備え、
    前記第3透明基板は、前記透明層を挟んで、前記第1透明基板または前記第2透明基板に接着され、
    前記透明層は、前記第1方向に並んだ複数の帯部を備え、
    前記帯部の各々は、前記第1方向と直交する第2方向に沿って延出し、前記発光素子と対向する側の第1領域と、前記第1領域の反対側の第2領域と、を備え、
    前記第2方向に並んだ複数の画素電極は、前記第1画素電極及び前記第2画素電極を含み、それぞれ前記第1方向に隣接する2つの前記帯部に重なり、
    前記第1画素電極は、前記第1方向に隣接する2つの前記帯部の前記第1領域とそれぞれ重なる位置に配置され、
    前記第2画素電極は、前記第1方向に隣接する2つの前記帯部の前記第2領域とそれぞれ重なる位置に配置され、
    前記第1領域と前記第1画素電極との重なる面積は、前記第2領域と前記第2画素電極との重なる面積より大きく、
    前記第1画素電極と重なる2つの前記帯部の間隔は、前記第2画素電極と重なる2つの前記帯部の間隔より小さい、表示装置。
  2. 前記透明層は、前記第1方向に並んだ複数の前記帯部と、複数の前記帯部を囲む枠部と、を備え、
    平面視で、複数の前記帯部は前記表示部に重畳し、前記枠部は前記非表示部に重畳している、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記帯部は、前記発光素子と対向する側の第1端部と、前記第1端部の反対側の第2端部と、を備え、
    前記第1端部の第1幅は、前記第2端部の第2幅より大きい、請求項2に記載の表示装置。
  4. 隣接する前記第1端部の間隙の第3幅は、前記第1幅より小さく、
    隣接する前記第2端部の間隙の第4幅は、前記第2幅より小さく、
    前記第3幅は、前記第4幅より小さい、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記枠部は、前記第1方向に沿って延出した第1部分及び第2部分と、前記第2方向に沿って延出した第3部分及び第4部分と、を備え、
    前記第1部分は前記第1端部と繋がり、前記第2部分は前記第2端部と繋がり、
    前記第3部分及び前記第4部分は、平面視で、前記非表示部に重畳している、請求項3に記載の表示装置。
  6. さらに、前記第1基板と前記第2基板とを接着し前記液晶層を封止するシールを備え、
    前記シールは、前記非表示部に位置し、
    前記枠部は、平面視で、前記シールに重畳している、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記透明層は、前記第1方向に沿って延出し且つ前記発光素子と対向する側とは反対側で前記主面に対して鋭角に交差する傾斜面を含まない、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 1つの前記発光素子は、複数の前記帯部に跨って配置されている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示装置。
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