JP7251162B2 - 画像形成装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置および制御方法に関する。
複写機、プリンター、ファクシミリおよびこれらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置が知られている。画像形成装置は、一般に、現像装置と、補給部と、センサーとを備える。現像装置は、現像剤を収容し、該現像剤を用いて感光体に形成された潜像を現像する。補給部は、該現像剤を現像装置に補給する。センサーは、現像剤の濃度(たとえば、トナー濃度)を検出する。
特許文献1に記載の画像形成装置のセンサーは、現像装置に収容されている現像剤の吸着水分量を検出する。特許文献1に記載の画像形成装置は、該検出された吸着水分量に基づいて、たとえば、現像剤についての制御を実行する。現像剤についての制御とは、たとえば、現像剤の補給が必要か否かを判断する制御である。
特開平10-20582号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置においては、該画像形成装置が設置されている場所の気圧値を考慮していなかった。したがって、画像形成装置は、該気圧値を考慮した現像剤についての処理を実行することができないという問題があった。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、画像形成装置が設置されている位置の気圧値を考慮した現像剤の濃度に基づいた処理を実行できる画像形成装置および制御方法を提供することである。
ある局面に従うと、画像形成装置であって、潜像が形成される潜像担持体と、現像剤を収容しており、該現像剤を用いて潜像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と、現像装置に収容されている現像剤の濃度を取得する濃度取得部と、画像形成装置が設置されている位置の気圧値を取得する気圧取得部と、濃度取得部により検出された濃度を、気圧取得部により取得された気圧値に基づいて補正する補正部とを備える。
ある局面において、補正部は、気圧取得部により取得された気圧値が低ければ低いほど、濃度取得部により検出された濃度が高くなるように該濃度を補正する。
ある局面において、画像形成装置は、該画像形成装置が設置されている位置の温度を取得する温度取得部をさらに備え、補正部は、濃度取得部により検出された濃度を、気圧取得部により取得された気圧値および温度取得部により取得された温度に基づいて補正する。
ある局面において、画像形成装置は、補正部により補正された濃度が、予め定められた適正範囲に属しているか否かを判断する判断部と、判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とをさらに備える。
ある局面において、現像剤を現像装置に補給する補給部をさらに備え、実行部は、判断部の判断結果が、補正部により補正された濃度が適正範囲未満である旨の結果である場合には、補給部から現像装置に対して現像剤を補給させる処理を実行する。
ある局面において、現像装置に収容されている現像剤の濃度を検出する透磁率センサーをさらに備え、濃度取得部は、透磁率センサーにより検出された濃度を取得する。
ある局面において、画像形成装置は、現像装置に収容されている現像剤を撹拌する撹拌部をさらに備え、濃度取得部は、撹拌部により現像剤が撹拌されたときから、予め定められて時間が経過したときに、現像剤の濃度の検出を開始する。
ある局面において、画像形成装置は、気圧値と、補正係数とが対応づけられている情報を記憶する記憶部をさらに備え、補正部は、情報において、気圧取得部により取得された気圧値に対応する補正係数を、濃度取得部により取得された濃度に乗算することにより、該濃度を補正する。
ある局面において、画像形成装置は、気圧値を検出する気圧センサーをさらに備え、気圧取得部は、気圧センサーから気圧値を取得する。
ある局面において、気圧取得部は、外部装置から気圧値を取得する。
別の局面に従うと、現像剤を収容しており、該現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置を制御する制御方法であって、収容されている現像剤の濃度を取得する濃度取得するステップと、画像形成装置が設置されている位置の気圧値を取得するステップと、
検出された濃度を、取得された気圧値に基づいて補正するステップとを備える。
この開示によれば、画像形成装置が設置されている位置の気圧値を考慮した現像剤の濃度に基づいた処理を実行できる画像形成装置および制御方法を提供することができる。
本実施形態の画像形成装置の内部構造の一例を示す図である。 現像装置の一例を示す図である。 撹拌スクリューの一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 透磁率センサーを用いた実験結果の一例である。 第1補正テーブルの一例を示す図である。 制御装置の機能構成例を示す図である。 本実施形態の画像形成装置のフローチャートである。 第2補正テーブルの一例を示す図である。 画像形成システムの一例を示す図である。 サーバー装置が保持するテーブルの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態および各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<第1実施形態>
[画像形成装置の内部構成]
図1を参照して、画像形成装置100の内部構造について説明する。図1は、画像形成装置100の内部構造の一例を示す図である。
図1には、カラープリンターとしての画像形成装置100が示されている。以下では、カラープリンターとしての画像形成装置100について説明するが、画像形成装置100は、カラープリンターに限定されない。たとえば、画像形成装置100は、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリや複合機(MFP:Multi-Functional Peripheral)であってもよい。また、本実施形態では、現像剤は、トナーであるとする。
画像形成装置100は、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、中間転写ベルト36と、一次転写ローラー31と、二次転写ローラー33と、カセット37と、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、ピックアップローラー41と、タイミングローラー42と、定着装置43とを備える。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト36に沿って順に並べられている。画像形成ユニット1Yは、イエロー(Y)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Mは、マゼンタ(M)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Cは、シアン(C)のトナー像を形成する。画像形成ユニット1Kは、ブラック(BK)のトナー像を形成する。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと中間転写ベルト36とは、一次転写ローラー31を設けている部分で互いに接触している。一次転写ローラー31は、回転可能に構成されている。トナー像と反対極性の転写電圧が一次転写ローラー31に印加されることによって、トナー像が画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kから中間転写ベルト36に転写される。
カラー印刷モードの場合、イエロー(Y)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、シアン(C)のトナー像、およびブラック(BK)のトナー像が順に重ねられて中間転写ベルト36に転写される。これにより、カラーのトナー像が中間転写ベルト36上に形成される。一方、モノクロ印刷モードの場合、ブラック(BK)のトナー像が感光体10(潜像担持体)から中間転写ベルト36に転写される。
中間転写ベルト36は、従動ローラー38および駆動ローラー39に張架されている。駆動ローラー39は、たとえばモーター(図示しない)によって回転駆動される。中間転写ベルト36および従動ローラー38は、駆動ローラー39に連動して回転する。これにより、中間転写ベルト36上のトナー像が二次転写ローラー33に搬送される。
カセット37には、用紙Sがセットされる。用紙Sは、カセット37から1枚ずつピックアップローラー41およびタイミングローラー42によって搬送経路40に沿って二次転写ローラー33に送られる。二次転写ローラー33は、トナー像と反対極性の転写電圧を搬送中の用紙Sに印加する。これにより、トナー像は、中間転写ベルト36から二次転写ローラー33に引き付けられ、用紙Sの適切な位置に転写される。
定着装置43は、自身を通過する用紙Sを加圧および加熱する。これにより、用紙S上に形成されているトナー像が用紙Sに定着する。その後、用紙Sは、トレー48に排紙される。
続いて、トナー補給部200(補給部)について説明する。画像形成装置100は、トナー補給部200をさらに有する。トナー補給部200は、現像装置13(図2参照)にトナーを補給するための装置である。トナー補給部200は、鉛直方向において、中間転写ベルト6およびトレー48の間に設けられている。
トナー補給部200は、各色の容器受け部21(21Y,21M,21C,21K)と、各色のトナーボトル30(30Y,30M,30C,30K)とを含む。トナーボトル30は、補給部材ともいう。
トナーボトル30は、現像装置13に補給するためのトナーを収容している。トナーボトル30Y、トナーボトル30M、トナーボトル30Cおよびトナーボトル30Kは、それぞれ、画像形成ユニット12Y、画像形成ユニット12M、画像形成ユニット12Cおよび画像形成ユニット12Kの現像装置13に対応して設けられている。すなわち、トナーボトル30Y、トナーボトル30M、トナーボトル30Cおよびトナーボトル30Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の色のトナーを収容している。
容器受け部21は、画像形成装置100に固定されている。トナーボトル30は、容器受け部21に対して着脱可能に設けられている。容器受け部21は、トナーボトル30を受け入れ可能に構成されている。容器受け部21Y、容器受け部21M、容器受け部21Cおよび容器受け部21Kは、それぞれ、トナーボトル30Y、トナーボトル30M、トナーボトル30Cおよびトナーボトル30Kに対応して設けられている。
画像形成装置100の稼動時、容器受け部21に装着されたトナーボトル30から現像装置13にトナーが補給される。トナーボトル30内のトナーが減少した場合には、ユーザーは、容器受け部21からトナーボトル30を取り外し、新たなトナーボトル30を容器受け部21に装着する。
[画像形成ユニットの内部構成]
図2を参照して、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの内部構造について説明する。図2は、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの内部構造の一例を示す図である。
図2に示されるように、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ、ドラムユニット15と、露光装置12と、現像装置13とを備える。
ドラムユニット15は、感光体10と、帯電装置11と、クリーニング装置17と、支持体19とを含む。
支持体19は、感光体10と、帯電装置11と、クリーニング装置17とを支持することにより、これら各部材をユニット化する。
感光体10は、アルミニウム等からなるドラム状(円筒状)の基体10aと、基体10aの外周面上に形成された感光層10bとを含む。感光体10の外周面上にトナー像が形成される。
帯電装置11は、感光体10の周面を一様に負極性に帯電するローラーである。帯電装置11は、感光体10の回転軸に沿った長尺状である。帯電装置11の回転軸は、感光体10の回転軸に平行である。
帯電装置11は、金属(たとえば、ステンレス材)を用いた剛性を有する円柱状のシャフトと、シャフトの周面上に形成された導電性または半導電性の弾性材料からなる弾性層とを含む。
クリーニング装置17は、感光体10に圧接される。クリーニング装置17は、トナー像の転写後に感光体10の表面に残留するトナーを回収する。
露光装置12は、後述する制御装置60からの制御信号に応じて感光体10にレーザー光を照射し、入力された画像パターンに従って感光体10の表面を露光する。これにより、露光された部分において感光層10bの電荷発生層により電荷が発生し、露光された部分の表面電位(負極性)の絶対値は、露光されていない部分の表面電位(負極性)の絶対値よりも低くなる。このようにして、入力画像に応じた静電潜像が感光体10上に形成される。
現像装置13は、本実施形態では、感光体10の表面に形成された静電潜像をトナーによって(トナーを用いて)現像する。現像装置13は、現像槽13aと、一対の撹拌スクリュー13b,13cと、トナー濃度センサー73と、現像ローラー13dとを備える。現像装置13が、静電潜像を現像することにより、現像装置13内のトナーは減少する。
現像槽13aは、非磁性のトナーと、フェライト粉,鉄粉等により形成されたキャリアとからなる二成分現像剤を収容する。現像槽13aは、感光体10の軸方向に沿った2つの収容室13e,13fを有する。2つの収容室13e,13fは、両端部にて連通している。収容室13e,13fには、撹拌スクリュー13b,13cがそれぞれ配置される。撹拌スクリュー13b,13cは、図2の手前から奥方向に延伸する。撹拌スクリュー13b,13cを回転させることにより、収容室13e,13fに収容された二成分現像剤は、収容室13eと収容室13fとの間を循環する過程で撹拌され、トナーとキャリアが混合されるとともに、摩擦帯電される。撹拌スクリュー13b,13cを「撹拌部」ともいう。
本実施形態の二成分現像剤として使用されるトナーは負帯電特性を有し、キャリアは正帯電特性を有するように、トナーを構成する樹脂粒子、及びキャリアの表面をコートする樹脂の材質が選定される。そのため、撹拌により摩擦されることにより、トナーは負極性に、キャリアは正極性に帯電される。そして、負極性に帯電したトナーは、正極性に帯電したキャリアの周囲に付着する。
現像ローラー13dは、例えばステンレス材を用いた非磁性の円筒状の部材である。現像ローラー13dは、複数の磁極を有する磁石(図示せず)を内蔵し、感光体10と僅かな間隔を保持して回転駆動される。
収容室13eにおいて撹拌スクリュー13bの軸方向に搬送される二成分現像剤、すなわちトナーが付着されたキャリアは、現像ローラー13dに内蔵される磁石により現像ローラー13dの周面に付着する。
回転する現像ローラー13dは、周面に付着した二成分現像剤を感光体10との対向位置(現像領域)に搬送する。
現像ローラー13dには、後述する電源部50から供給される電圧が印加される。現像ローラー13dには、直流電圧に交流電圧が重畳した電圧が印加される。感光体10の回転により、静電潜像形成部分が現像ローラー13dと対向する位置(現像領域)に到達すると、現像ローラー13dの周面からトナー(負極性に帯電されている)がキャリアから離れて感光体10に移行する。このとき、キャリアは、現像ローラー13dに内蔵される磁石の磁力により現像ローラー13dに吸引されており、感光体10には移行しない。このようにして、トナーが現像ローラー13dから感光体10に転写され、静電潜像に応じたトナー像が感光体10の表面に現像される。
トナー濃度センサー73は、現像槽13a内における二成分現像剤のトナー濃度を検出する。トナー濃度を「Tc」ともいう。トナー濃度センサー73は、典型的には、透磁率センサーである。トナー濃度センサー73(透磁率センサー)は、単位体積当たりのキャリアの密度を検知する。キャリアは主に鉄から構成されており、該透磁率が高い場合には、該キャリアが多いと想定されることから、Tcが低いことになる。一方、該透磁率が低い場合には、該キャリアが少ないと想定されることから、Tcが高いことになる。また、トナー濃度センサー73は、透磁率センサーにより検出された透磁率をTcに変換する。変換の手法は、たとえば、予め定められた式を用いる手法としてもよい。また、変換の手法は、たとえば、予め定められたテーブルを用いる手法としてもよい。なお、透磁率からTcへの変換は、制御装置60が実行するようにしてもよい。
また、トナー濃度センサー73は、現像槽13aのトナーの液面の高さの影響を受け難くするように、撹拌スクリュー13cの鉛直方向に配置させることが望ましい。また、トナー濃度センサー73は、現像ローラー13dから近い撹拌スクリュー13bおよび現像ローラー13dから遠い撹拌スクリュー13cのいずれに設置してもよい。なお、トナー消費に対する応答性を向上させるために、現像ローラー13dから近い撹拌スクリュー13bに、トナー濃度センサー73を設置させるようにしてもよい。また、撹拌スクリュー13cの軸方向における、トナー濃度センサー73の位置については、キャリアとトナーが十分に撹拌された位置とすることが好ましい。
トナー濃度は、典型的には、(トナー重量)/(トナー重量+キャリア重量)を意味する。現像槽13a内におけるトナー濃度として、適正範囲が予め定められている。適正範囲は、下限値と上限値とを含む。たとえば、下限値は、5重量部であり、上限値は、8重量部である。「Tcが適正範囲よりも低い」とは、Tcが、下限値よりも低いということである。また、「Tcが適正範囲よりも高い」とは、Tcが、上限値よりも高いということである。また、適正範囲、下限値、および上限値は%で表現してもよい。
Tcが適正範囲よりも低い状態で、画像形成装置100が、印刷処理を実行すると、現像対象の画像のトナー量が少なくなり、適正濃度よりも、印刷される画像の濃度は低くなる。適正濃度とは、たとえば、ユーザーにより指定された(入力された)濃度である。
一方、Tcが適正範囲よりも高い状態では、キャリアに対してトナーが十分撹拌されなくなる場合がある。この場合には、トナーに対する帯電量が減少してしまい、トナーが現像装置13から飛散する。トナーが現像装置13から飛散すると、トナーは、たとえば、画像形成装置100内や、画像の背景部分(トナーが付加されるべきではない部分)に付加されてしまい、画像不良などの現象が生じる。したがって、Tcは、適正範囲に属することが好ましい。
図3は、図2の一対の撹拌スクリュー13b,13cを側面から見た図である。図3に示すように、第1撹拌スクリュー13bおよび第2撹拌スクリュー13cが回転することにより、現像槽13aに収容されている現像剤は破線の矢印方向に搬送される。現像剤は、該搬送により、撹拌される。また、第1撹拌スクリュー13bおよび第2撹拌スクリュー13cとの間に、仕切部13gが備えられる。仕切部13gは、現像槽13aの内部を第1収容室13eと第2収容室13fとに仕切る。仕切部13gは、両端側から第1収容室13eと第2収容室13fとの間で現像剤が受渡可能となるように、現像ローラー13dの軸方向に平行な方向に沿って延在する。また、図3では特に図示されていないが、トナー補給部200から補給されたトナーを受入れる受入口が、図3の所定箇所に設けられる。
[画像形成装置のハードウェア構成]
図4を参照して、画像形成装置100のハードウェア構成の一例について説明する。図4は、画像形成装置100の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図4に示されるように、画像形成装置100は、電源部50と、CPU55(Central Processing Unit)と、センサー群70と、ROM102(Read Only Memory)と、RAM103(Random Access Memory)と、操作パネル107と、ネットワークインターフェース80とを含む。
電源部50は、画像形成装置100の各部(たとえば、図2の帯電装置11や現像装置13など)に電力を供給する。CPU55は、プログラムを実行する。ROM102は、データを不揮発的に格納する。RAM103は、データを揮発的に格納する。
センサー群70は、画像形成装置100における各種の物理量を計測する複数のセンサーから構成される。センサー群70には、気圧センサー72と、図2に示したトナー濃度センサー73とを含む。
操作パネル107は、ディスプレイとタッチパネルとで構成されている。ディスプレイおよびタッチパネルは互いに重ねられている。操作パネル107は、たとえば、ユーザーからの画像形成装置100に対する命令(たとえば、印刷命令やスキャン命令など)を受け付ける。
ネットワークインターフェース80は、ネットワークと接続されている。画像形成装置100は、ネットワークインターフェース80を介して、外部装置と通信可能である。外部装置は、たとえば、スマートフォンなどの携帯通信端末、サーバーなどを含む。
[トナー補給について]
制御装置60は、トナー濃度センサー73取得されたTcが、適正範囲に属していないと判断したときには、Tcが該適正範囲に属するために必要な量を特定する。「Tcが該適正範囲に属するために必要な量」は、換言すれば、「トナーボトル30から現像装置13に要求されている要求量」である。
制御装置60は、要求量(補給すべき量)のトナーを、トナーボトル30から現像装置13に、トナー補給部200を制御することにより補給させる。また、キャリアについても、制御装置60は、キャリア補給部(図示せず)を制御することにより、キャリア補給部から現像装置13にキャリアを補給させる。
ところで、画像形成装置100が、圧力値が基準値ではない位置に設置される場合がある。圧力値が基準値ではない位置とは、たとえば、高地である。
ここで、気圧値と、トナーとの関係について説明する。たとえば、第1位置に画像形成装置100が設置されている場合と、第1位置よりも気圧値が低い第2位置に画像形成装置100が設置されている場合とを対比する。第1位置は、たとえば、平地の位置であり、第2位置は、たとえば、標高の高い位置(高地)である。
トナーは粉状である多数のトナー粉から構成される。つまり、現像槽13aには、多数のトナー粉がトナーとして収容されている。また、第2位置の方が、第1位置よりも気圧が低い。したがって、隣接する1のトナー粉同士の距離は、第2位置の方が、第1位置よりも長くなる。そうすると、第2位置の方が、第1位置よりも、現像槽13aに収容されているトナーのかさ密度が低くなる。
前述のように、トナー濃度センサー73(透磁率センサー)は、単位体積当たりのキャリアの密度を検知する。画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が低い場合には、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が高い場合よりも単位体積当たりの空気含有率が高くなる。したがって、結果的に、トナー濃度センサー73は、単位体積当たりの空気をトナーとして検知してしまう。よって、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が低い場合には、トナー濃度センサー73の検出値は、実際のトナー濃度よりも低い値となる。したがって、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が低い場合には、正確なトナー濃度を検出できないことになる。
次に、トナー濃度センサー73(透磁率センサー)の出力変化について説明する。現像剤は、現像槽13a内において撹拌されている。したがって、現像槽13a内の空気中にトナーが均一に分散していると仮定することができる。
ここで、ボイルの公式により、V=A・T/Pと関係が成り立つ。Vは、体積であり、Aは定数であり、Tは温度であり、Pは圧力である。このボイルの公式により、現像剤の体積Vはかさ密度(圧力P)により変化することが分かる。また、画像形成装置100を異なる場所において、体積変化を調べた結果、以下のような結果となった。
画像形成装置100が配置されている位置の気圧が1010hPa(海抜0m)から810hPa(海抜2000m)に変化した場合には、体積Vは20%変化したことが分かった。また、画像形成装置100が配置されている位置の温度が10度(283K)から30度(303K)に変化した場合には、体積Vは7%変化したことが分かった。
図5は、トナー濃度センサー73(透磁率センサー)を用いた実験結果の一例である。図5の右上に示すように、トナー濃度センサー73と、円盤状フェライトプレート120を用いて、実験を行った。この実験では、キャリアを用いずに、円盤状フェライトプレート120を用いて実験を行った。円盤状フェライトプレート120は、キャリアと同様に磁性材料である。この実験では、円盤状フェライトプレート120を、キャリアと擬制して、トナー濃度センサー73の出力電圧を測定した。
この実験では、トナー濃度センサー73のセンサー面73aと、円盤状フェライトプレート120との距離Lを複数段階に変更し、該変更する毎に、トナー濃度センサー73から出力される電圧値を測定した。上述のように、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が低い状況である場合には、隣接する1のトナー粉同士の距離は長くなることから、この状況は、距離Lが長い状況であるとみなすことができる。一方、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が高い状況である場合には、隣接する1のトナー粉同士の距離は短くなることから、この状況は、距離Lが短い状況であるとみなすことができる。
図5に示すように、距離Lが長ければ長いほど、トナー濃度センサー73からの出力電圧Vは大きくなる。つまり、任意の量のトナーが現像槽13a内において収容されている場合において、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が低い状況である場合には、トナーのかさ密度は低くなり、つまり、Lは大きくなることから、出力電圧Vは小さくなる。一方、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が高い状況である場合には、トナーのかさ密度は高くなり、つまり、Lは小さくなることから、出力電圧Vは大きくなる。したがって、任意の量のトナーが現像槽13a内において収容されている場合において、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値に応じて、トナー濃度センサー73からの出力電圧V、つまり、トナー濃度センサー73の検出結果が異なることが図5から分かる。
[第1補正テーブル]
次に、第1補正テーブルを説明する。図6は、第1補正テーブルの一例を示した図である。図6の第1補正テーブルでは、気圧値と、補正係数とが対応づけられている。この補正係数は、トナー濃度センサー73により検出されたトナー濃度に乗算される値である。上述の場合、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が低い場合には、トナー濃度センサー73は、実際のトナー濃度よりも低いトナー濃度を検出する。したがって、図6の第1補正テーブルは、気圧値が低いほど補正係数が大きくなるように設定されている。たとえば、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が、800hPaである場合には、補正係数は1.17と設定されている。該気圧値が、850hPaである場合には、補正係数は1.12と設定されている。また、該気圧値が、1000hPaである場合(たとえば、画像形成装置100が平地に設定されている場合)には、補正係数は、1.00に設定されている。第1補正テーブルで規定されている気圧と、補正計数との対応は予め実験などにより定められる。
[制御装置60の機能構成例など]
次に、制御装置60の機能構成例などを説明する。制御装置60は、濃度取得部61と、気圧取得部62と、補正部63と、判断部65と、実行部66と、記憶部67との機能を有する。気圧センサー72と、トナー濃度センサー73とは制御装置60に接続されている。記憶部67には、図6で説明した第1補正テーブルを予め記憶する。
破線で示されている、温度センサー74および温度取得部64については、第2実施形態で説明する。濃度取得部61は、トナー濃度センサー73で検出されたトナー濃度(現像槽13aに収容されているトナーのトナー濃度)を取得する。濃度取得部61は、該濃度取得部61により取得されたトナー濃度を補正部63に送信する。
また、気圧取得部62は、気圧センサー72で検出された気圧値(画像形成装置100が設置されている位置の気圧値)を取得する。気圧取得部62は、該気圧取得部62により取得されたトナー濃度を補正部63に送信する。
補正部63は、トナー濃度センサー73により検出されたトナー濃度(濃度取得部61により取得されたトナー濃度)を、気圧取得部62により取得された気圧値に基づいて補正する。たとえば、補正部63は、第1補正テーブルを参照して、気圧値に対応する補正係数を特定する。たとえば、気圧取得部62から送信された気圧値が、800hPaである場合には、補正部63は、補正係数として1.17を特定する。また、濃度取得部61から送信された気圧値が、1000hPaである場合には、補正部63は、補正係数として1.00を特定する。
また、気圧取得部62が取得した気圧値と、第1補正テーブルで規定されている気圧値とが一致していない場合には、気圧取得部62が取得した気圧値を、第1補正テーブルで規定されている気圧値となるように近似する近似処理を実行する。
近似処理は、たとえば、気圧取得部62が取得した気圧値を補完する処理、該気圧値を所定のケタ数で四捨五入する処理、該気圧値を所定のケタ数で切り上げる処理、該気圧値を所定のケタ数で切り捨てる処理などのうち少なくとも1つの処理を含む。
次に、補正部63は、濃度取得部61から送信されたトナー濃度に対して、該補正部63が特定した補正係数を乗算する。以下では、該補正係数が乗算されたトナー濃度を「補正後のトナー濃度」という。補正部63は、補正後のトナー濃度を判断部65に出力する。
判断部65は、補正部63により補正されたトナー濃度(補正後のトナー濃度)が、現像槽13aに収容されているトナー濃度の適正範囲(本実施形態では、5重量部~8重量部)に属しているか否かを判断する。判断部65は、判断結果を実行部66に出力する。
実行部66は、この判断結果に応じた処理を実行する。たとえば、判断結果が「補正後のトナー濃度が下限値よりも低い」という結果である場合には、実行部66は、トナー補給信号をトナー補給部200に対して出力する。トナー補給信号は、トナー補給部200に現像装置13に対してトナーを補給させること、およびトナー補給部200に補給させるトナーの量を示す信号である。トナー補給部200は、該トナー補給信号を受信すると、該トナー補給信号から特定される量のトナーを現像装置13に補給する。
また、判断結果が「補正後のトナー濃度が上限値よりも高い」という結果である場合には、実行部66は、トナー濃度を低下させるための制御を実行させるための制御を実行する。この制御とは、たとえば、キャリア補給部に対して、キャリア補給信号を出力する。キャリア補給信号は、キャリア補給部に、現像装置13に対してキャリアを補給させるための信号である。なお、判断結果が「補正後のトナー濃度が上限値よりも高い」という結果である場合には、実行部66は、何ら処理を実行しないようにしてもよい。
また、判断結果が「補正後のトナー濃度が適正範囲に属している」という結果である場合には、実行部66は、何ら処理を実行しない。
[制御装置60のフローチャート]
次に、制御装置60のフローチャートを説明する。図8は、制御装置60のフローチャートの一例である。まず、ステップS2において、制御装置60は、撹拌スクリュー13b,13cによる撹拌が終了したときから、予め定められた時間が経過したか否かを判断する。予め定められた時間は、如何なる時間としてもよく、たとえば、3秒である。また、予め定められた時間は、0秒としてもよい。予め定められた時間が0秒である場合には、撹拌スクリュー13b,13cによる撹拌が終了したタイミングで、ステップS2でYESと判断されることになる。
撹拌スクリュー13b,13cは、予め定められた開始条件が成立したときに、現像槽13a内のトナーを撹拌させる。開始条件は、たとえば、画像形成装置100の電源がONされるという条件を含む。また、開始条件は他の条件を含むようにしてもよい。
ステップS2においては、制御装置60は、撹拌スクリュー13b,13cによる撹拌が終了したときから、予め定められた時間が経過すると判断するまで処理を待機する(ステップS2)。
制御装置60は、撹拌スクリュー13b,13cによる撹拌が終了したときから、予め定められた時間が経過したと判断したときには(ステップS2のYES)、処理は、ステップS4に進む。
ステップS4においては、濃度取得部61は、トナー濃度センサー73から、トナー濃度を取得する。次に、ステップS6において、気圧取得部62は、気圧センサー72から気圧値を取得する。破線で示すステップS8については、第2実施形態で説明する。
次に、ステップS10においては、補正部63は、第1補正テーブル(図6)を参照して、ステップS6で取得した気圧値に対応する補正係数を特定する。次に、ステップS12においては、補正部63は、ステップS4で取得したトナー濃度に対して、ステップS10で特定した補正係数を乗算する。
次に、ステップS14においては、判断部65は、ステップS12による補正後のトナー濃度が、適正範囲に属しているか否かを判断する。ステップS14において、判断部65は、補正後のトナー濃度が、適正範囲に属していると判断した場合には(ステップS14でYES)、何ら処理を実行せずに、図8の処理は終了する。一方、ステップS14において、判断部65は、補正後のトナー濃度が、適正範囲に属していないと判断した場合には(ステップS14でNO)、処理は、ステップS16に進む。
ステップS16においては、実行部66は、トナー補給指令処理として、トナー補給信号をトナー補給部200に対して出力する。トナー補給部200は、該トナー補給信号を受信すると、該トナー補給信号から特定される量のトナーを現像装置13に補給する。その後、処理は終了する。
[本実施形態の画像形成装置が奏する効果]
次に、本実施形態の画像形成装置100が奏する効果を説明する。
(1) 濃度取得部61は、トナー濃度センサー73で検出されたトナー濃度(現像槽13aに収容されているトナーのトナー濃度)を取得する(ステップS4)。また、気圧取得部62は、気圧センサー72で検出された気圧値(画像形成装置100が設置されている位置の気圧値)を取得する(ステップS6)。そして、補正部63は、トナー濃度センサー73で検出されたトナー濃度を、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値に基づいて、補正する。したがって、本実施形態の画像形成装置100は、気圧値によるトナーのかさ密度の低下を解消したトナー濃度を検出することができる。その結果、画像形成装置100は、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を考慮したトナーの濃度に基づいた制御を実行できる。
また、画像形成装置100が、たとえば、圧力値が低い場所に設置されている場合において、トナー濃度を検出する箇所において圧力値を高める構成を備えさせる必要があった。このような構成として、たとえば、トナー濃度センサー73の検知箇所において、トナーの搬送経路の径を小さくする第1の構成などがある。また、このような構成として、たとえば、トナーを搬送させるためスクリューの形状を変更させる第2の構成などもある。しかしながら、このような構成であれば、トナーの滞留などが生じる場合などがある。トナーが滞留してしまうと、たとえば、高カバレッジの印刷を行う場合には、適切な印刷が実行できないという問題がある。
本実施形態であれば、このような第1の構成および第2の構成などを画像形成装置100に備えさせる必要がなく、つまり、トナーの滞留などを生じさせることなく、画像形成装置100が配置された位置での圧力値を考慮して、トナー濃度を適切に検出することができる。
(2) また、図6に示すように、補正部63は、気圧取得部62により取得された気圧値が低ければ低いほど、トナー濃度センサー73で検出されたトナー濃度が高くなるように、該トナー濃度を補正する。このような補正により、本実施形態の画像形成装置100は、気圧値によるトナーのかさ密度の低下を解消したトナー濃度を検出することができる。
(3) また、判断部65は、補正部63により補正されたトナー濃度(補正後のトナー濃度)が、予め定められた適正範囲に属しているか否かを判断する(ステップS14)。実行部66は、判断部65の判断結果に応じた処理を実行する。したがって、実行部66(画像形成装置100)は、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を考慮したトナー濃度に基づいた処理を実行できる。
(4) また、実行部66は、判断部65の判断結果が、補正後のトナー濃度が適正範囲未満である旨の結果である場合、つまり、補正後のトナー濃度が下限値未満である旨の結果である場合には、実行部66は、トナー補給部200から現像装置13に対してトナーを補給させる処理を実行する。該処理は、本実施形態では、トナー補給信号をトナー補給部200に対して出力する処理である。これにより、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を考慮したトナー濃度に基づいて、画像形成装置100は、適切なトナー補給を実行することができる。
(5) また、本実施形態では、トナー濃度センサー73として、透磁率センサーが用いられる。したがって、画像形成装置100は、公知のセンサーを用いて、トナー濃度を検出することができる。
(6) また、撹拌部(撹拌スクリュー13b,13c)は、現像装置13に収容されているトナーを撹拌する。したがって、画像形成装置100は、適切に、トナーおよびキャリアを帯電させることができる。また、図8のステップS2に示すように、撹拌部の撹拌処理が終了したときから予め定められた時間が経過したときに、濃度取得部61は、トナー濃度を取得する。
仮に、撹拌部の撹拌処理の前に、濃度取得部61がトナー濃度を取得した場合には、現像槽13aにおいて、トナーが沈んでいる場合がある。この場合に、濃度取得部61により取得されたトナー濃度は、現像槽13aにおいて沈んでいるトナーの濃度となることから、正確なトナー濃度ではない。したがって、本実施形態では、撹拌部の撹拌処理が終了したときから予め定められた時間が経過したときに、濃度取得部61は、トナー濃度を取得する。これにより、濃度取得部61は、正確なトナー濃度を取得することができる。
なお、変形例として、撹拌部の撹拌処理が終了したときから予め定められた時間が経過したときに、トナー濃度センサー73がトナー濃度の検出を開始し、該トナー濃度を濃度取得部61に出力するようにしてもよい。
(7) また、記憶部67は、第1補正テーブル(図6)を記憶する。第1補正テーブルは、気圧値と、補正係数とが対応づけられている情報である。また、補正部63は、第1補正テーブルにおいて、気圧取得部62により取得された気圧値に対応する補正係数を特定する。さらに、補正部63は、濃度取得部61により取得された濃度に、該特定された補正係数を乗算することにより、該濃度を補正する。したがって、本実施形態の画像形成装置100は、気圧値によるトナーのかさ密度の低下を解消したトナー濃度を検出することができる。その結果、画像形成装置100は、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を考慮したトナーの濃度に基づいた制御を実行できる。
(8) また、画像形成装置100は、気圧センサー72をさらに備える。気圧取得部62は、気圧センサー72から気圧値を取得する。このような構成によれば、画像形成装置100は、画像形成装置100自身の構成部品により、気圧値を取得できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の画像形成装置130を説明する。第1実施形態では、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値に基づいた補正係数で、トナー濃度を補正するとして説明した。第2実施形態では、気圧値のみならず温度に基づいた補正係数で、トナー濃度センサー73により検出されたトナー濃度を補正する。この補正により、トナー濃度の補正の精度を、さらに向上させることができる。
出願人は、温度が高いとトナーのかさ密度が低下することを発見した。そこで、本実施形態では、気圧値が小さくなるほど大きくなるように設定された補正係数であるとともに、温度が大きくなるほど大きくなるように設定された補正係数を用いて、トナー密度を補正する。
図9は、本実施形態の第2補正テーブルの一例である。図9の第2補正テーブルでの補正係数は、気圧値が低ければ低いほど大きくなるとともに、温度が高ければ高いほど大きくなる数である。
図9の例では、たとえば、画像形成装置100が配置されている位置の気圧値が、800hPaであり、かつ温度が40度である場合には、補正係数は1.21と設定されている。該気圧値が、800hPaであり、かつ温度が10度である場合には、補正係数は、1.15と設定されている。第2補正テーブルで規定されている気圧と、温度と、補正計数との対応は予め実験により定められる。
次に、図7を用いて、本実施形態の画像形成装置130の機能構成例を示す。画像形成装置130は、破線で示す温度センサー74をさらに有するとともに、本実施形態の制御装置132は、破線で示す温度取得部64をさらに有する。
温度センサー74は、画像形成装置100が配置されている位置の温度を検出する。温度取得部64は、該検出された温度を取得する。補正部63は、濃度取得部61により検出された濃度を、気圧取得部62により取得された気圧値および温度取得部64により取得された温度に基づいて補正する。たとえば、補正部63は、取得された気圧値および温度に対応する補正係数を、図9のテーブルを参照して特定する。たとえば、取得された気圧値が、800hPaであり、かつ取得された温度が40度である場合には、補正係数として1.21を特定する。
次に、補正部63は、濃度取得部61から送信されたトナー濃度に対して、該補正部63が特定した補正係数を乗算する。以降の処理は、第1実施形態と同一である。
次に、制御装置132のフローチャートを図8を用いて説明する。本実施形態では、図8の破線で示すように、制御装置132は、ステップS6の処理の後、ステップS8の処理を実行する。
ステップS8において、温度取得部64は、温度センサー74により検出された温度を取得する。ステップS10においては、補正部63は、取得された気圧値および温度に対応する補正係数を、図9を参照して特定する。ステップS12以降の処理は、第1実施形態と同一である。なお、制御装置132は、ステップS8の処理を、ステップS6の処理よりも先に実行するようにしてもよい。
本実施形態の画像形成装置130によれば、画像形成装置130が配置された位置の気圧値のみならず、画像形成装置130が配置された位置の温度も反映させた補正を、トナー濃度に対して実行することができる。したがって、この補正により、トナー濃度の補正の精度を、さらに向上させることができる。
<第3実施形態>
図10は、第3実施形態の画像形成システムの構成例である。図10の例では、画像形成システムは、画像形成装置100と、サーバー装置300と、ネットワーク280とを含む。第1~第3実施形態では、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を気圧センサー72が検出するとして説明した。第3実施形態では、画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を、サーバー装置300が検出する。
図8のたとえばステップS6において、画像形成装置100は、サーバー装置300に対して、該画像形成装置100が設置されている位置の気圧値を要求する。該要求については、たとえば、画像形成装置100が要求信号をネットワーク280経由でサーバー装置300に対して送信する。要求信号は、該要求信号の送信元の画像形成装置100の位置情報を含む。位置情報は、画像形成装置100が設置されている位置を示す情報である。位置情報は、典型的には、画像形成装置100が設置されている位置の緯度、および軽度を含む。
サーバー装置300は、気圧値テーブルを保持している。図11は、気圧値テーブルの一例を示す図である。図11の例では、緯度Xおよび軽度Yに対応して、気圧値Pが対応づけられている。また、サーバー装置300は、所定時間経過毎に(たとえば、1日経過毎に)、気圧値テーブルを更新する。
サーバー装置300は、要求情報を取得すると、該要求情報に含まれている位置情報を取得する。サーバー装置300は、図11の気圧値テーブルを参照して、該位置情報に対応する気圧値を取得する。該取得された気圧値が、要求情報を送信した画像形成装置100が配置された位置の気圧値となる。サーバー装置300は、該取得した気圧値を、要求元の画像形成装置100に送信する。画像形成装置100は、取得した気圧値を取得して、以降の処理を実行する。
本実施形態の画像形成装置100によれば、気圧値を外部装置(サーバー装置300)から取得できることから、画像形成装置100は、気圧値センサー備える必要がない。したがって、画像形成装置100の部品点数を削減できる。
<変形例>
次に変形例を説明する。
上述の実施形態では、気圧取得部62が気圧値を気圧センサー72から取得する実施形態と、気圧取得部62が気圧値をサーバー装置300から取得する実施形態とを説明した。しかしながら、たとえば、画像形成装置の設置場所の気圧値が変更されないなどの状況では、たとえば、画像形成装置を設置したときに、サービスマンなどが気圧値を測定し、記憶部67が該気圧値を記憶するようにしてもよい。このような構成の場合には、気圧取得部62は、該記憶部67に記憶されている気圧値を取得する。また、現在設置されている気圧値から変更される場合、たとえば、画像形成装置が現在設置されている位置が平地である場合において、該画像形成装置が高地に設置される場合には、該画像形成装置が高地に設置されたときに、サービスマンなどが気圧値を再び測定し、記憶部67が該気圧値を記憶するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、補正部63は、図6のテーブルまたは図9のテーブルを用いて、トナー濃度を補正するとして説明した。しかしながら、補正部63は、該テーブルに基づいた補正式を用いて、トナー濃度を補正するようにしてもよい。
第1実施形態でのこの補正式は、気圧取得部62が取得した気圧値が入力されることにより補正係数が出力される式である。また、第2実施形態でのこの補正式は、気圧取得部62が取得した気圧値、および温度取得部64が取得した温度が入力されることにより補正係数が出力される式である。
このように、テーブルではなく補正式を用いて、トナーの濃度を補正する画像形成装置であっても、前述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、上述の実施形態では、トナー濃度センサーとして、透磁率センサーを用いるとして説明した。濃度を検出センサーは、他のセンサーを用いてもよい。たとえば、カラートナーについては、反射濃度センサーを用いるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、濃度取得部61は、トナー濃度を取得するとして説明した。しかしながら、現像剤の他の濃度を取得するようにしてもよい。たとえば、濃度取得部61は、キャリアの濃度を取得するようにしてもよい。このような構成の場合には、トナー濃度センサー73の代わりに、キャリア濃度センサーが設けられる。
また、上述の実施形態では、現像剤は、トナーとキャリアであるとして説明した。しかしながら、現像剤は、他の素材としてもよい。たとえば、現像剤はキャリアを含まずにトナーとしてもよい。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
61 濃度取得部、62 気圧取得部、63 補正部、64 温度取得部、65 判断部、66 実行部、67 記憶部、70 センサー群、72 気圧センサー、73 トナー濃度センサー、73a センサー面、74 温度センサー、80 ネットワークインターフェース。

Claims (10)

  1. 画像形成装置であって、
    潜像が形成される潜像担持体と、
    現像剤を収容しており、該現像剤を用いて前記潜像担持体に形成された潜像を現像する現像装置と
    前記現像装置に収容されている前記現像剤の濃度を検出するセンサーと、
    前記画像形成装置が設置されている位置の気圧値を取得する気圧取得部とを備え、
    前記センサーは、
    前記画像形成装置が設置されている位置の気圧値が第1気圧値である場合に、所定濃度を有する現像剤の濃度を第1濃度と検出し、
    前記画像形成装置が設置されている位置の気圧値が前記第1気圧値よりも低い第2気圧値である場合に、前記所定濃度を有する現像剤の濃度を前記第1濃度よりも低い第2濃度と検出し、
    前記画像形成装置は、さらに、
    前記気圧取得部により取得された前記気圧値が低いほど前記センサーにより検出された前記濃度の値を高くする補正を行うことにより、前記気圧値を反映させた補正を該検出された前記濃度に対して実行する補正部を備える画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、該画像形成装置が設置されている位置の温度を取得する温度取得部をさらに備え、
    前記補正部は、前記センサーにより検出された前記濃度を、前記温度取得部により取得された前記温度に基づいて補正する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記補正部により補正された前記濃度が、予め定められた適正範囲に属しているか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤を前記現像装置に補給する補給部をさらに備え、
    前記実行部は、前記判断部の判断結果が、前記補正部により補正された前記濃度が前記適正範囲未満である旨の結果である場合には、前記補給部から前記現像装置に対して前記現像剤を補給させる処理を実行する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記センサーは、透磁率センサーである、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、前記現像装置に収容されている前記現像剤を撹拌する撹拌部をさらに備え、
    前記補正部は、前記撹拌部により前記現像剤が撹拌されたときから、予め定められて時間が経過したときに、前記現像剤の濃度の検出を開始する、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、前記気圧値と、補正係数とが対応づけられている情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記補正部は、前記情報において、前記気圧取得部により取得された前記気圧値に対応する補正係数を、前記センサーにより検出された前記濃度に乗算することにより、該濃度を補正する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、前記気圧値を検出する気圧センサーをさらに備え、
    前記気圧取得部は、前記気圧センサーから前記気圧値を取得する、請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記気圧取得部は、外部装置から前記気圧値を取得する、請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 現像装置に現像剤を収容しており、該現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置を制御する制御方法であって
    記画像形成装置は、前記現像装置に収容されている前記現像剤の濃度を検出するセンサーを備え、
    前記センサーは、
    前記画像形成装置が設置されている位置の気圧値が第1気圧値である場合に、所定濃度を有する現像剤の濃度を第1濃度と検出し、
    前記画像形成装置が設置されている位置の気圧値が前記第1気圧値よりも低い第2気圧値である場合に、前記所定濃度を有する現像剤の濃度を前記第1濃度よりも低い第2濃度と検出し、
    前記制御方法は、
    前記センサーが検出した前記現像剤の濃度を取得する濃度取得ステップと、
    前記画像形成装置が設置されている位置の気圧値を取得する気圧取得ステップと、
    前記気圧取得ステップにより取得された前記気圧値が低いほど前記センサーにより検出された前記濃度の値を高く補正を行うことにより、前記気圧値を反映させた補正を該検出された前記濃度に対して実行するステップとを備える制御方法。
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