JP7251078B2 - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
バーコード等の1次元画像コードやQRコード(登録商標)等の2次元画像コードといった画像コードが広く用いられている。画像コードを認識する装置の中には、撮影された画像内の未知の位置にある画像コードを検出し、認識する機能を持つものもある。
特許文献1に開示された仕組みでは、2次元コード抽出手段は、入力画像データを2値化した2値化画像に所定のぼかし処理を施し、暗画素が所定の割合以上に分布している画素集合を検出し、2次元コード候補とする。さらに、2値画像を用いて2次元コード候補が2次元コードの特徴を満たすかどうかを判定し、2次元コードを特定する。2次元コード認識手段は、2次元コードに対応する2値画像から基準画像パタンを検出する。基準画像パタンに基づく仮モジュールを2値化した2次元コードの画像に割り当て、デコード処理を行う。
特許文献2に開示された方法では、最初に検出された2つのファインダパターンの特性に基づいてパターンマッチングテンプレートを形成し、検出されたファインダパターンに近接する少なくとも1つの候補領域を判定する。この候補領域のコンテンツをパターンマッチングテンプレートと相関することにより少なくとも1つの候補領域においてQRコードの先に検出されなかった第3のファインダパターンを検出する。QRコードの復号化は、識別された第3のファインダパターン及び最初に検出された2つのファインダパターンの各々を使用して実行する。
特許第5507134号明細書(特開2011-14012号公報) 特開2010-170539号公報
例えばFAX送信やコピー等の繰り返し、筆記具等による記入の重なり、透かしやステガノグラフィ等の地紋の重なり、あるいはそれらの混合等により、コード画像が大きく劣化する場合がある。このような劣化により、例えば、コード画像の範囲を示すマークが潰れたり、コード画像の余白に暗い色となって、コード画像から周囲に暗い色の領域が大きく広がったりすることも起こりえる。このような場合、所定のマークを基準にコード画像の範囲を判定または推定する方式や、暗い色の割合が高い所定形状の領域をコード画像の範囲と判定する方式では、コード画像の範囲を正しく判定できない。
本発明は、所定のマークを基準にコード画像の領域を判定または推定する方式や、暗い色の割合が高い所定形状の領域をコード画像の領域と判定する方式では、正しく判定できない劣化したコード画像の領域を正しく判定できる手法を提供する。
請求項1に係る発明は、劣化したコード画像を含むサンプル画像と、前記サンプル画像中の前記コード画像の領域を示す正解画像と、の組合せにより、入力画像内のコード画像の領域を判定するよう学習した学習済モデルと、前記学習済モデルを用いて入力画像からコード画像の領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記コード画像の領域である候補領域を示す画像から、各候補領域の位置情報を求めるとともに、各候補領域に識別情報を付与する領域指示手段と、前記各候補領域の位置情報を用いて、前記入力画像内の前記各候補領域の前記画像の特徴量を抽出し、当該抽出した特徴量を前記各候補領域の識別情報と対応付ける特徴量抽出手段と、前記識別情報に対応する前記候補領域ごとに、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にあるか否か判定し、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にある場合に、前記候補領域の前記画像を前記入力画像から抽出して当該抽出した画像を前記識別情報と対応付ける画像コード抽出手段と、を含む画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記学習済モデルは、GAN(敵対的生成ネットワーク)を学習させることで生成されたものである、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記学習済モデルは、前記GAN内の生成器に対して前記サンプル画像を入力し、これに応じて前記生成器が生成した正解領域の推定画像と、前記サンプル画像に対応する前記正解画像と、を前記GAN内の識別器に入力して両者を識別させる学習を行わせ、学習を済ませた前記GANの前記生成器である、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4に係る発明は、劣化したコード画像と、これに対応する劣化前のコード画像と、の組合せにより、劣化した入力コード画像からその劣化が修復されたコード画像を生成するよう学習した修復用学習済モデルと、前記入力画像のうち前記抽出手段により抽出された領域の画像を、前記修復用学習済モデルを用いて修復し、修復後の画像を復号手段に供給する修復手段と、を更に含む請求項1~3のいずれか1項に記載の画像処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記修復用学習済モデルは、第2のGANを学習させることで生成されたものである、請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記修復用学習済モデルは、前記第2のGAN内の生成器に対して前記劣化したコード画像を入力し、これに応じて当該生成器が生成した修復後コード画像の推定画像と、前記サンプル画像に対応する前記劣化前のコード画像と、を前記第2のGAN内の識別器に入力して両者を識別させる学習を行わせ、学習を済ませた前記第2のGANの前記生成器である、請求項5に記載の画像処理装置である。
請求項7に係る発明は、コンピュータを、劣化したコード画像を含むサンプル画像と、前記サンプル画像中の前記コード画像の領域を示す正解領域画像と、の組合せにより、入力画像内のコード画像の領域を判定するよう学習した学習済モデル、前記学習済モデルを用いて入力画像からコード画像の領域を抽出する抽出手段前記抽出手段によって抽出された前記コード画像の領域である候補領域を示す画像から、各候補領域の位置情報を求めるとともに、各候補領域に識別情報を付与する領域指示手段と、前記各候補領域の位置情報を用いて、前記入力画像内の前記各候補領域の前記画像の特徴量を抽出し、当該抽出した特徴量を前記各候補領域の識別情報と対応付ける特徴量抽出手段と、前記識別情報に対応する前記候補領域ごとに、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にあるか否か判定し、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にある場合に、前記候補領域の前記画像を前記入力画像から抽出して当該抽出した画像を前記識別情報と対応付ける画像コード抽出手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1又は7に係る発明によれば、所定のマークを基準にコード画像の領域を判定または推定する方式や、暗い色の割合が高い所定形状の領域をコード画像の領域と判定する方式では、正しく判定できない劣化したコード画像の領域を正しく判定できる手法を提供することができる。
請求項2又は3に係る発明によれば、GANを用いない方式よりも、コード画像の領域をより正確に求めることができる。
請求項4に係る発明によれば、劣化したコード画像を修復した上で復号手段に供給することができる。
請求項5又は6に係る発明によれば、GANを用いない方式よりも、劣化したコード画像をより正確に修復することができる。
画像処理装置の一実施形態の機能構成を示す図である。 図1の画像処理装置の学習処理部をGANとして構成した場合の例を示す図である。 入力画像と正解画像の例を示す図である。 入力画像と正解画像の別の例を示す図である。 修復部を学習により構築する場合の、GANベースの学習の仕組みを例示する図である。
図1を参照して、画像処理装置の一実施形態の機能構成を説明する。
この画像処理装置は、入力画像に含まれるバーコード等の画像コードが表すコード内容を認識する。この認識のために、画像処理装置は、入力画像中から位置が未知の画像コードを見つけ出す機能を持つ。
以下では、画像コードの一例としてQRコード(登録商標)を認識する場合の例を説明する。ただし、QRコードを対象とするのはあくまで一例に過ぎず、本実施形態の手法はQRコード以外の画像コードの認識処理にも適用可能である。
図1に示す画像処理装置において、学習済モデル10は、入力画像からその中に含まれる1以上のQRコードの存在領域を抽出する学習を済ませたモデルである。学習済モデル10は、例えば学習済みのニューラルネットワークを規定するモデルであり、例えばニューラルネットワークを構成するノード(ニューロン)同士の間の結合の重み(強度)の情報の集合として表現される。
学習済モデル10は、学習処理部30の学習処理により生成される。学習処理部30は、背景等のノイズやゆがみ等で劣化したQRコードを含んだ入力画像と、その入力画像におけるQRコードの領域を示した正解画像と、のペアを大量に用いて学習処理を行う。学習処理部30が行う学習処理については、後で詳しく説明する。
画像入力部12は、1以上のQRコードを含んだ入力画像の入力を受け付ける。
候補領域抽出部14は、その入力画像から、QRコードである蓋然性が高い領域(候補領域と呼ぶ)を抽出する。候補領域は、1つのQRコードと同形状、同サイズの領域である。この抽出のために、候補領域抽出部14は、その入力画像を、学習済モデル10を用いて処理する。候補領域抽出部14の出力は、入力画像中の各候補領域を示す画像である。例えば、候補領域内の画素とそれ以外の領域の画素とを異なる値(例えば候補領域内は画素値1、それ以外は画素値0)で示した画像がその一例である。
候補領域指示部16は、候補領域抽出部14の出力した候補領域を示す画像から、各候補領域の位置情報を求めると共に、各候補領域にそれぞれ一意なラベル(識別情報)を付与する。候補領域の位置情報は、当該候補領域を規定する1以上の特徴点の座標の組である。候補領域が、入力画像のx軸及びy軸の各方向に沿った辺からなる矩形の領域である場合、その候補領域の位置情報は、その矩形領域の対角線上の2頂点の座標の組である。そして、候補領域指示部16は、求めた各候補領域の位置情報及びラベルの情報を特徴量抽出部18に指示する。
特徴量抽出部18は、候補領域指示部16から指示された各候補領域の位置情報を用いて、入力画像内の各候補領域の画像の特徴量をそれぞれ抽出する。抽出する特徴量は、当該候補領域の画像の白画素と黒画素の密度比、当該候補領域の縦横アスペクト比等である。白画素と黒画素の密度比は、例えば、その候補領域の画像を所定の閾値で二値化し、得られた二値画像中の白画素の数と黒画素の数の比として求めればよい。これら特徴量は、候補領域の画像がQRコードの画像に該当するかどうかの判定に用いられる。この判定は、学習済モデル10により求められる候補領域に万が一QRコード以外の画像が含まれている場合を考慮した安全措置である。特徴量抽出部18は、抽出した各候補領域の特徴量を、各候補領域のラベルと対応付けて、画像コード抽出部20に渡す。
画像コード抽出部20は、各ラベルに対応する候補領域ごとに、当該候補領域の特徴量がQRコードの特徴量の範囲内にあれば、その候補領域がQRコードであると判定し、そうでなければその候補領域はQRコードでないと判定する。そして、QRコードと判定した候補領域の画像を入力画像から抽出し、抽出した画像(QRコード画像と呼ぶ)をラベルに対応付けて修復部22に渡す。
修復部22は、公知の方法、又は後で説明する特徴的な修復方法を用いて、各ラベルに対応するQRコード画像を修復する。この修復は、複写やファクシミリ送信、地紋、手書き等によるゆがみ、欠損、汚れ、ノイズ等により劣化したQRコード画像を、標準的なQRコード認識処理を行う復号部24が復号できるよう修復する。
復号部24は、修復部22により修復されたQRコード画像に対して、公知のQRコード認識処理を実行することで、そのQRコード画像を復号する。
次に、学習処理部30の構成を、図2に例示する。学習処理部30は、GAN(Generative adversarial networks:敵対的生成ネットワーク)を構成する生成器(ジェネレータ)302と識別器(ディスクリミネータ)304とを含む。
また、学習処理部30は、学習用データとして、入力画像1010と正解画像1020のペアを多数保持している。入力画像1010は、図3(a)に示すように、複写やファクシミリ送信、地紋、手書き等によりゆがみ、欠損、汚れ、ノイズ等といった様々な形態の劣化が生じたQRコード1012を含んだ画像である。正解画像1020は、入力画像1010中のQRコード1012の占める領域(コード領域1022と呼ぶ)を示す画像である。すなわち、正解画像1020は、QRコードの領域内の画素をその領域の外の画素とは区別可能な値で示した画像である。例えば、図3(b)に示すように、入力画像1010中のQRコード1012の占める領域内の画素を黒(値1)、QRコード1012でない領域の画素を白(値0)とする二値画像を正解画像1020として用いてもよい。
また、入力画像1010の別の例として、図4(a)に例示するように、1つの画像中に複数のQRコード1012を含んだものを用いてもよい。この場合、対応する正解画像1020としては、例えば、図4(b)に示すように、入力画像1010中の各QRコード1012の場所を黒とし、他の場所を白とした画像を用いる。
生成器302は、入力画像1010から生成画像1030を生成するニューラルネットワークである。生成画像1030は、入力画像1010に対応する正解画像1020を推定した画像である。例えば、生成画像1030は、図3(b)の正解画像1020と同様、QRコードの領域内の画素をその領域の外の画素とは区別可能な画素値で示す画像である。生成器302は、多数の入力画像1010を処理することで、より正確にコード領域1022を推定できるよう学習する。
識別器304は、入力された画像が、入力画像1010に対応する正解画像1020、及び入力画像1010から生成器302が生成した生成画像1030、のうちのいずれであるかを識別するニューラルネットワークである。学習処理部30は、正解画像1020(とこれに対応する入力画像1010)又は生成画像1030(とこれに対応する入力画像1010)を識別器304に入力する。これに応じて、識別器304は、入力された画像が正解画像1020(正解:true)又は生成画像1030(偽物:false)のいずれであるかを識別し、その識別結果を示す信号を出力する。
学習処理部30は、識別器304に入力した画像が正解、偽物のいずれであるかと、その識別器304からの出力信号とを比較し、その比較結果に基づく損失信号を生成器302及び識別器304の各々のニューラルネットワークのノード間の結合の重みパラメータにフィードバックする。これにより、生成器302と識別器304が学習を行う。
GANを構成する生成器302及び識別器304は、前者が教師データ(正解画像1020)になるべく近い偽物(生成画像1030)を生成しようとし、後者がその偽物を正しく識別しようとするという形で、いわば互いに切磋琢磨しながら学習を進める。
学習処理部30には、例えば「pix2pix」というアルゴリズム(Phillip Iso1a他による論文「Image-to-Image Translation with Conditional Adversarial Networks」、Berkeley AI Research (BAIR) Laboratory, UC Berkeley参照)と同様の方式を用いてもよい。この場合、生成器302の学習のために、識別器304の損失信号に加え、正解画像1020と生成画像1030との差もフィードバックする。
また、他の例として、Cycle GANと呼ばれるGANを学習処理部30に用いてもよい。Cycle GANを用いた場合、入力画像のすべてに正解画像が用意されていない場合でも学習が可能である。
そして、本実施形態の画像処理装置では、以上に例示した手法により生成した学習済みの生成器302を、学習済モデル10として用いる。この学習済モデル10により、入力画像中のQRコードの領域(候補領域)を示す画像が生成される。
以上では、入力画像中のQRコードの領域を示す画像を生成するのにニューラルネットワークの学習済モデル10を用いた。これと同様の手法を、修復部22に適用してもよい。すなわち、ニューラルネットワークを、劣化したQRコードの画像から劣化前のQRコードの画像を生成するよう学習させ、学習済みのニューラルネットワークを修復部22として用いるのである。
この場合のニューラルネットワークとしては、上記と同様、GANを用いる。図5に、修復部22の学習済モデルを生成するための、GANを用いた学習処理部の例を示す。
この学習処理部は、学習用データとして、入力画像602と正解画像604のペアを多数保持している。入力画像602は、複写やファクシミリ送信、地紋、手書き等によりゆがみ、欠損、汚れ、ノイズ等といった様々な形態の劣化が生じたQRコードの画像である。正解画像604は、そのような劣化を受ける前の正常なQRコードの画像である。
生成器402は、入力画像602(劣化したQRコード)から、劣化前の正常なQRコードの画像に近い生成画像606を生成する。
識別器404には、正解画像604か、生成器402が生成した生成画像606かが入力される。識別器404は、入力された画像が、正解画像604と生成画像606(偽物)のいずれであるかを識別し、その識別結果を示す信号を出力する。
学習処理部は、識別器404に入力した画像が正解、偽物のいずれであるかと、その識別器404からの出力信号とを比較し、その比較結果に基づく損失信号を生成器402及び識別器404の各々のニューラルネットワークのノード間の結合の重みパラメータにフィードバックする。これにより、上述の学習処理部30の場合と同様に、生成器402と識別器404が学習を行う。そして、学習済みの生成器402を、修復部22として用いる。
以上に例示した画像処理装置は、例えば、コンピュータに上述の各機能を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサ、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ(一次記憶)、フラッシュメモリやSSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)等の固定記憶装置を制御するコントローラ、各種I/O(入出力)インタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバス等を介して接続された回路構成を有する。それら各機能の処理内容が記述されたプログラムがネットワーク等の経由でフラッシュメモリ等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。
また、画像処理装置の一部、例えば学習済モデル10等のニューラルネットワークを、ハードウエア回路として構成してもよい。
10 学習済モデル、12 画像入力部、14 候補領域抽出部、16 候補領域指示部、18 特徴量抽出部、20 画像コード抽出部、22 修復部、24 復号部、30 学習処理部、302 生成器、304 識別器、1010 入力画像、1020 正解画像、1030 生成画像。

Claims (7)

  1. 劣化したコード画像を含むサンプル画像と、前記サンプル画像中の前記コード画像の領域を示す正解画像と、の組合せにより、入力画像内のコード画像の領域を判定するよう学習した学習済モデルと、
    前記学習済モデルを用いて入力画像からコード画像の領域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記コード画像の領域である候補領域を示す画像から、各候補領域の位置情報を求めるとともに、各候補領域に識別情報を付与する領域指示手段と、
    前記各候補領域の位置情報を用いて、前記入力画像内の前記各候補領域の前記画像の特徴量を抽出し、当該抽出した特徴量を前記各候補領域の識別情報と対応付ける特徴量抽出手段と、
    前記識別情報に対応する前記候補領域ごとに、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にあるか否か判定し、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にある場合に、前記候補領域の前記画像を前記入力画像から抽出して当該抽出した画像を前記識別情報と対応付ける画像コード抽出手段と、
    を含む画像処理装置。
  2. 前記学習済モデルは、GAN(敵対的生成ネットワーク)を学習させることで生成されたものである、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記学習済モデルは、前記GAN内の生成器に対して前記サンプル画像を入力し、これに応じて前記生成器が生成した正解領域の推定画像と、前記サンプル画像に対応する前記正解画像と、を前記GAN内の識別器に入力して両者を識別させる学習を行わせ、学習を済ませた前記GANの前記生成器である、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 劣化したコード画像と、これに対応する劣化前のコード画像と、の組合せにより、劣化した入力コード画像からその劣化が修復されたコード画像を生成するよう学習した修復用学習済モデルと、
    前記入力画像のうち前記抽出手段により抽出された領域の画像を、前記修復用学習済モデルを用いて修復し、修復後の画像を復号手段に供給する修復手段と、
    を更に含む請求項1~3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記修復用学習済モデルは、第2のGANを学習させることで生成されたものである、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記修復用学習済モデルは、前記第2のGAN内の生成器に対して前記劣化したコード画像を入力し、これに応じて当該生成器が生成した修復後コード画像の推定画像と、前記サンプル画像に対応する前記劣化前のコード画像と、を前記第2のGAN内の識別器に入力して両者を識別させる学習を行わせ、学習を済ませた前記第2のGANの前記生成器である、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. コンピュータを、
    劣化したコード画像を含むサンプル画像と、前記サンプル画像中の前記コード画像の領域を示す正解領域画像と、の組合せにより、入力画像内のコード画像の領域を判定するよう学習した学習済モデル、
    前記学習済モデルを用いて入力画像からコード画像の領域を抽出する抽出手段
    前記抽出手段によって抽出された前記コード画像の領域である候補領域を示す画像から、各候補領域の位置情報を求めるとともに、各候補領域に識別情報を付与する領域指示手段と、
    前記各候補領域の位置情報を用いて、前記入力画像内の前記各候補領域の前記画像の特徴量を抽出し、当該抽出した特徴量を前記各候補領域の識別情報と対応付ける特徴量抽出手段と、
    前記識別情報に対応する前記候補領域ごとに、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にあるか否か判定し、前記候補領域の前記画像の特徴量が前記コード画像の特徴量の範囲内にある場合に、前記候補領域の前記画像を前記入力画像から抽出して当該抽出した画像を前記識別情報と対応付ける画像コード抽出手段、
    として機能させるためのプログラム。
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