JP7250187B2 - ***処理具 - Google Patents

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Description

ハンデイタイプで、大便(以下、大と略記)と、小便(以下、小と略記)の両方に対応する***処理具に関する。そして、介護用,屋外携帯用,軍事帯同用,車中常備用等、各種の用途に使用可能な***処理具に関する。
《技術的背景》
この大と小の処理に対応した***処理具としては、野外等で健常者により使用される携帯トイレと、自力でトイレに行けない者等に使用されるオムツが知られている。
上記携帯トイレは、桶状にした袋をお尻の下方に置き、しゃがみ姿勢をとり、この中に大及び小を***する。事後、袋の口を閉じる。
これに対して、オムツは、寝たきり者等に使用され、事後、介助人等による清拭処理がなされる。
さて、該携帯トイレには、袋の口を閉じる迄は、大きく開いた開口部から臭いが漏れ放題といった問題があり、加えて、該袋の開口部を閉じる際、***物が見えてしまい、見たくもない者にとっては、不快感を伴うといった問題があった。
オムツに於いては、***物が収容される空間が形成されており、***物は該空間に***されるが、気密性が低く、臭いが外に漏れやすい。
更に、例えば寝たきり者では、大は横方向で***されることが多く、上記しゃがみ姿勢での上下方向の***と比べ、肛門の周辺に広がって付着しがちであり、その清拭は介助人等によりなされるが、多大の労力を要することになる。その際、***物を見ることになり、上記同様、介護人は不快感を禁じ得ない。このような問題点を克服した***処理具はなかった。
《従来技術》
これらの点に鑑み、下記の特許文献1の発明が行われている。この特許文献1の***処理具1は、大と小を処理対象とするものの、女性の小は処理対象とされていない。以下、従来例として図9、図10を参照して、該特許文献1の大の処理部を説明する。
該大の処理部は、台座2と口部3と袋4と前後のベルト5とからなり、長方形状をなす。台座2の内側には、筒状の口部3が前後にスライド可能に位置し、口部3には袋4が取り付けられている。ベルト5は台座2を前後から引っ張ることで、口部3を肛門Bに押しつけている。そして、図10に示す台座2の短手は左右の座骨F間に位置している。
特開2002-052035号公報
ところで、この従来例については、次の問題点が指摘されている。
《第一の問題点》
第1に、肛門Bの円滑な開閉ができず、大の***の障害となる難点があった。
その原因は、図9,図10に示すように口部3は肛門の直近を押さえるため、肛門Bは開こうとしても口部3により押さえられ開きづらい。つまり、肛門Bは口部3が押さえる方向と直交する方向に開閉するからである。
《第2の問題点》
台座2は、大が台座2より漏れるといった難点があった。
その原因は次の通りである。
股間部付近の形状として、閉じた肛門Bより2~3センチ前後の後方距離を経て緩やかに凸字状にカーブし、背中部となる(尚、股間部の前部も、同様に凸字状にカーブしている)。このような形状の股間部Aに、台座2があてがわれると、台座2の後端が股間部後方にはみ出でることにもなる。この状態で台座2が引っ張られると、台座2と共に口部3も傾き、これが大の漏れの原因となっていた。
《第3の問題点》
第3の問題点としては、女性の使用の際、大は処理できても小の処理ができず、大の***に伴い小も***されがちであることもあり、当惑するといった難点があった。
その原因は次の通りである。つまり、従来例の***処理具1は、女性の小の処理部自体がなかったことにある。
《本発明について》
本発明の***処理具1は、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべく、開発されたものである。
そして、本発明は第1に、***物が漏れず、臭いの流出が大幅に改善され、第2に、横方向で***されても、***物の付着領域が狭く限定されると共に、第3に、女性の小にも対応し、使いやすく、経済的、且つ衛生的な***処理具を提案することを、目的とする。
《各請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、次の通りである。まず請求項1については次のとおり。請求項1の***処理具は、肛門の周部付近にあてがわれる口部(以下、大の口部と呼ぶ)と尿道口の周部付近にあてがわれる口部(以下、小の口部と呼ぶ)とからなり、それぞれの口部に収容袋を取り付けた***処理具において、
引き上げベルトを備え、且つ弾性を有して湾曲可能とし、大の口部の開口部の幅は肛門の開閉を阻害しない広さで肛門の周部付近にあてがわれると共に、両口部は連結され一体にしてなり、該引き上げベルトは該連結された口部の前後に取り付けられること、を特徴とする***処理具である。
請求項2については次のとおり。請求項2の***処理具では、請求項1において、大の口部の辺部は、緩やかに傾斜してなり、該口部が肛門の周部付近にあてがわれる際には該口部の内周側が肛門側にあてがわれると共に、口部は臀部の左右のふくらみに挟まれて後面視で逆U字状に湾曲すること、を特徴とする***処理具である。
請求項3については次のとおり。請求項3の***処理具では、請求項1において、小の口部の辺部は、穏やかに傾斜してなり、口部が肛門の周部付近にあてがわれる際には該口部の内周側が尿道口側にあてがわれると共に、該口部は臀部の左右のふくらみに挟まれて後面視で逆U字状に湾曲すること、を特徴とする***処理具である。
請求項4については次のとおり。請求項4の***処理具では、請求項1において、囲い体が設けられ、該囲い体は、帯状をなし、且つ弾性を有し、大の収容袋に大を収容する空間を確保するよう、該収容袋を包囲、そして係止すると共に、該囲い体の両端部は、大の口部の前後の端部付近にそれぞれ取り付けること、を特徴とする***処理具である。
請求項5については次のとおり。請求項5の***処理具では、請求項1において、大の口部は湾曲した際、肛門の周部付近にあてがわれる個所が側面視で略凹字状形状にしてなること、を特徴とする***処理具である。
請求項6については次のとおり。請求項6の***処理具では、請求項1において、小の口部は湾曲した際、肛門の周部付近にあてがわれる個所が側面視で略凹字状形状にしてなること、を特徴とする***処理具である。
請求項7については次のとおり。請求項7の***処理具では、請求項1において、引き上げベルトは、連結された口部の前後の端部における外周側付近にそれぞれ取り付けること、を特徴とする***処理具である。
請求項8については、次のとおり。請求項8の***処理具では、請求項1において、大の口部の後部付近を補強して、該口部の左右辺部よりも弾性を低下させ、湾曲しずらくしていること、を特徴とする***処理具である。
請求項9については次のとおり。請求項9の***処理具では、請求項1において、小の口部の前部付近を補強して、該口部の左右の辺部よりも弾性を低下させ、湾曲しずらくしていること、を特徴とする***処理具である。
請求項10については次のとおり。請求項10の***処理具では、請求項1において、腰回りベルトを備え、該腰回りベルトは人体の腰回りに装着され、引き上げベルトを引きあげ状態にて保持すること、を特徴とする。
請求項11については次のとおり。請求項11の***処理具では、請求項1において、大の収容袋を着脱可能としたこと、を特徴とする***処理具である。
請求項12については次のとおり。請求項11の***処理具では、請求項1において、小の収容袋を着脱可能としたこと、を特徴とする***処理具である。
請求項13については次のとおり。請求項13の***処理具では、肛門の周部付近にあてがわれる口部に収容袋を取り付けた***処理具において、引き上げベルトを備え、且つ弾性を有して湾曲可能とし、大の口部の開口部の幅は肛門の開閉を阻害しない広さで肛門の周部付近にあてがわれると共に、引き上げベルトは、該口部の前後に取り付けられること、を特徴とする***処理具である。
《作用について》
本発明は、以上に説明されたように構成されるので、次のようになる。
(1)口部が引き上げられた際、側面視で略凹字状形状の口部は、前後部が略凸字状状の股間部の形状に沿う。(方向を示す基準は、前とは身体の前面側、後とは背中側とする)
臀部の左右のふくらみに挟まれて、逆U字状の口部の湾曲部は、股間部の谷に押接する。そして、口部の左右の辺部は、左右のふくらみを押接する。
加えて、連結され一体の口部は、引き上げられることで、連結部で湾曲し股間部の前後の形状に沿う。すなわち、大と小の口部は、肛門及び尿の出口の周部付近に隙間なく密着することになる。
(2)傾斜構造の一体の口部の辺部は、該口部が引き上げられた際、該口部の前後付近の補強構成により、前後に長い楕円形状に変形する。これに伴い、辺部は傾斜角度を増し、内側面側で肛門、及び尿道口の周部付近を押さえる。
(3)囲い体は、仰臥姿勢での***の際に、囲い体上にかぶさる小が収容された収容袋の重みを支える。加えて、囲い体は、この内側部に大の収容袋を係止する。
(4)人体に装着される腰回りベルトは、引き上げベルトを引きあげ状態にて、該引き上げベルトを保持する。
さてそこで、本発明の***処理具は、次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、口部の、略凹字状形状,湾曲,補強構造,及び引き上げベルトの口部外周側への取り付け等により、大と小の口部は肛門及び尿道口の周部に密着して***物の漏れを確実に防止する。従来例のように台座2が股間部の後方にはみ出ることもない。
臭いの発散については、臭いは口部に遮断され外部に漏れない。
更に、***物の付着は、口部内に限定され、前記オムツのように股間部に広がって付着することがなく、介助人等による清拭は容易となる。
《第2の効果》
第2に、収容袋への円滑な***物の流入が促進される。
すなわち、口部の傾斜形状により、例えば仰臥姿勢での***の際、***物は辺部の斜面を下ることになり、収容袋への円滑な流入が促進される。
《第3の効果》
第3に、囲い体を設けることで、仰臥姿勢での***の際、大の収容袋には大が流入する空間が確保され、更に円滑な大の流入がなされる。加えて、大の収容袋が捻じれたりせず、この面からも、収容袋への円滑な流入が、更に促進される。
《第4の効果》
第4に、連結された口部は、安定して股間部にあてがわれる。すなわち、該口部は股間部の谷間に沿って当接し、左右方向にずれることがないと共に、引き上げベルトにより前後から引っ張られることで、前後方向にもずれない。
《第5の効果》
第5に、経済的、且つ衛生的である。すなわち、収容袋は着脱可能とするため、***された方の袋のみの交換ができ、他の部材はそのまま使えて、経済的である。更に、オムツのように***物が股間部に広がって付着することがなく、衛生的である。
《第6の効果》
第6に、女性の小の処理もできる。すなわち、本***処理具では、女性の小の処理も可能としているため、従来例のように大と小の同時***の際に戸惑うことがない。
《第7の効果》
第7に、引き上げベルトは、傾斜する辺部の外周側付近に取り付けるので、口部全体でもって、肛門の周部、及び尿道口の周部付近を、押さえることになる。ちなみに、辺部の内周側付近に取り付けると、連結された口部の前後付近が限定的に押さえられる。
《第8の効果》
第8に、腰回りベルトを用いることで、寝たきり者等の使用に好適である。
《第9の効果》
第9に、口部が弾性を有することで、口部の辺部は、個人により異なる臀部のふくらみの度合い、あるいは***姿勢に関係なく、湾曲に伴う反作用で左右のふくらみに常に押接し、この面からも***物の口部からの漏れを防ぐ。
《第10の効果》
大と小の両方を処理可能とする***処理具は、小の処理を必要としない者にとっては、意味を持たない。すなわち、小の処理部を設けない分、安価な***処理具を提供できる。
このように、この種従来例に存した課題は全て解決され、且つ特に寝たきり者等に対する配慮,工夫がなされ、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
〔発明を実施するための最良の形態〕
《図面について》
以下、本発明の***処理具を、図面に示した発明を実施するための最良の形態に基づいて詳細に説明する。
そして、図1は連結された口部(以下、口部本体と呼ぶ)に、囲い体と、引き上げベルトと、引き上げ突起とを取り付けた斜視図であり、図2は口部本体が湾曲していない状態を示すその上面図、図3は口部本体に、着脱可能に取り付けた収容袋と、紙を示す一部切欠した斜視図、図4は本***処理具を身体に装着した後面図であり、図5は大の口部に収容袋を着脱可能に取り付けた断面図、図6は口部本体を股間部に押し当てた正面図、図7は口部本体を股間部に押し当てた際の大の口部の後面図、図8は囲い体が閉状態の斜視図、図9は従来例の***処理具の斜視図、図10はその断面図である。
加えて、図11は、口部本体が皮膚に当接する側の要部を切り欠いた上面図である。図12は、大の収容袋に流入形成体を取り付けたその正面図、図13は、使用状態における股間部側から見た要部を切り欠いた正面図、図14は、本発明の***処理具の側面図である。
《***処理具6の概要について》
まず、本発明の***処理具6の概要について説明する。
この***処理具6は、ハンデイタイプよりなり、介護用,屋外携帯用,軍事帯同用,車中常備用等、その他に使用される。例えば、トイレ設備のない屋外での携帯用、寝たきり者に対する介護用、車内での利用等々、広く各種用途に使用可能である。
そして、この***処理具6は、大と小の口部8,12、囲い体18、大と小の収容袋11,15等を有し、大と小を処理対象とする。
そして、口部本体7、及び囲い体18は、例えば肉厚0・75mm程度のポリプロピレン製シート材、その他の樹脂製シート材、紙製シート材、その他の材質のシート材を、型抜き成型等して制作され、事後必要に応じ、スリット加工,折曲加工等してなる。更に、ブロー成型等による製作も可能である。大と小の収容袋11,15は、可撓性を有した例えばポリエチレン製フイルム材、その他の樹脂性フイルム材よりなる。更に、生分解性フイルム材等よりなる。
以下、これらの大と小の口部8,12、囲い体18、大と小の収容袋11,15等について、詳述する。
《口部について》
まず、図1,図2,図4,図6その他図面を参照して、この***処理具6の口部について説明する。
肛門の周部付近にあてがわれる大の口部8と、尿道口の周部付近にあてがわれる小の口部12とからなる口部本体7は、両口部のそれぞれに収容袋11,15が取り付けられる。そして、それぞれの口部には開口部10,14が設けられ、大の口部8の前端部と、小の口部12の後端部が、連結され一体となっている。尚、連結部16の左右幅は、股間部Aの左右の形状からして、その邪魔にならない15mm前後としている。
大の開口部10は、肛門の開閉を阻害しない開口幅で肛門の周部付近にあてがわれる。そして、口部本体7は股間部にあてがわれた際、該口部本体7の辺部は、臀部の左右のふくらみCに挟まれて、図4に示すように、後面視で逆U字状に湾曲する。
小の口部12の開口部14には、女性の場合は尿道口の周部付近が位置し、男性の場合は、図6に示すように、陰部全体Dが挿通される。大の口部8の開口部10には肛門Bの周部付近が位置し、このようにあてがわれる口部本体7を、口部本体7の所定の場所とする。
口部本体7の湾曲部30は、図6で4か所で股間部の谷に押接し、口部の左右辺部は、臀部の左右のふくらみCを常に押接する。結果、肛門の周部付近と尿道口の周部付近は、辺部により隙間なく押さえられる。
《口部の辺部の傾斜構造について》
次に、図1,図2,図3を参照して、口部本体7の辺部の傾斜形状について説明する。
本実施例では、例えば、辺部は、円錐台形状にして、緩やかに傾斜(図1,図2,図3参照のこと)しており、開口の幅が狭い側が股間側にあてがわれる。そして、口部本体7が引き上げられると、該傾斜の角度は、更に傾斜角度を増す。(図7参照のこと)
《口部の略凹字形状について》
次に、図4,図7を参照して、この***処理具6の口部の略凹字形状について説明する。口部は、臀部の左右のふくらみCに挟まれて湾曲し、これに伴い、口部は逆U字形状に湾曲し、これを側面からみると、口部は、肛門の周部付近、及び尿道口の周部付近にあてがわれる個所が、略凹字形状にしてなる。このような口部が凸状形状の股間部前後にあてがわれる。
さて、立姿勢、横たわり姿勢、大腿部を広げた姿勢、広げない姿勢、膝を伸ばしたり、伸ばさない姿勢等で、臀部の左右のふくらみが閉じ気味になったり、ならなかったりして、***物が股間部を通過し易くなったり、しずらくなったりする。そのいずれの姿勢でも逆U字形状の口部は、左右辺部の湾曲に伴う広がり弾力により、常に左右辺部は左右のふくらみCに当接、そしてこれを押さえる。
《口部本体7の前後部29の補強について》
次に、図1,図6を参照して、口部本体7の前後端部29付近の補強について説明する。口部本体7の前後付近は、補強されて湾曲しずらくなるようにされている。本実施例では、その前後端部付近を二重にすることで補強27している。(必要に応じて、大の口部8の前端付近とか小の口部12の後端付近も補強27することも良しとする)
そして、該口部本体7が引っ張り上げられた際、図6に示すように、大と小の口部8,12は前後に長い略長方形に変形する。これに伴い、辺部の外周側が、図7に明示するように、立ち、股間部Aは、辺部の内周寄りで押さえられる。すなわち、口部の辺部は狭い領域で股間部Aを押さえるため、押さえ動作は、広い領域で押さえるよりも効率的、且つ確実になされる。
尚、口部を股間部Aにあてがう際、図6,図7に示すように、大の開口部10の後部領域に尾てい骨Eが位置するようにするとよい。肛門Bは尾てい骨Eより後方には広がらないため、大は確実に収容袋に収容される。
《収容袋について》
次に、図3を参照して、この***処理具6の収容袋について説明する。該収容袋は、可撓性を有し、大と小の口部8,12のそれぞれに取り付けられ、大きさは、例えば縦360mm、横190mm前後としている。
そして、該収容袋は、その開口側の端縁に中空の紐通し25が周設され、紐通し25には紐26が通され、紐26の操作により開閉され、使用中は開、使用後は紐26を引っ張って閉とされる。尚、小の収容袋15には、凝固剤を入れておくとよい。
さて、介護用として該***処理具を使用する場合であるが、就眠中に寝返り等によって収容袋が捩れたりして円滑な***の障害になる場合がある。
これを防ぐため、図14に示すように、いわゆるこしを有した外袋35を大及び小の収容袋11,15に被せ、二重にすることで上記ねじれを防ぐことができる。
尚、外袋35は、収容袋の開口側端部との間に、後記する理由で、間隔を開けて取り付ける。
《大と小の収容袋を着脱可能とする構成について》
次に、図3,図5を参照して、本***処理具6の収容袋を着脱可能とする構成を、大の口部8を例にとって説明する。
例えば、幅1センチ位の紙23を、収容袋の上端付近に、紙23の両端部を残して紙23の中間部分を貼る。そして、この中間部分を辺部9の裏面から表面にかけて、辺部9にピッタリと沿わせて反転させる。次に、辺部9の外側にはみ出た紙23の両端部23aを貼り合わせる(図5参照のこと)。図5中、17は上記中間部分の張り合わせ部である。
収容袋11を取り外すには、貼り合わせた両端部23aをちぎって、切り離す。
尚、この構成は、辺部9の左右部に適用したが、必要に応じて、大の辺部9の前後部等にも適用してもよい。小の口部12の場合も、これと同様である。
上記構成による効果は、単に紙を破るという単純な操作で、口部から収容袋を取り外すことができる。更に、ピッタリ沿わせることで、口部付近に袋の壁部がだぶついて、***物の収容袋への流入が妨げられることが防止される。
尚、本***処理具を使い捨てで使用する場合は、収容袋は、口部に固着して取り付けるとよい。
収容袋の着脱について、上記とは異なる方法を、図11に基づいて説明する。
図11中、36,36は、口部本体7の連結部16に設けられた一対のヒモ挿通孔である。そして、連結部16の左右端からは、切込み37,37が、ヒモ挿通孔36,36に至るまでそれぞれ切り込まれている。
同図中、38,38は、連結部16に一対に設けられたヒモ止め突起である。ヒモ止め突起38,38は、先端部が逆方向になるよう取り付けられ、且つ該先端部は上方に若干反らせて辺部との間に隙間が設けられる。該隙間に紐26が差し込まれる。
同図は、大の口部8に大の収容袋11を取り付けた状態を示す。以下これを詳述する。紐通しを介した紐26が、切込み37,37からヒモ挿通孔36,36に差し込まれる。
この際、紐26は一方のヒモ止め突起38の上記先端部によって押さえられ、ヒモ挿通孔36,36から外れ出ないようにされる。
次に、差し込まれた紐26は大の口部8の裏面側に渡される。小の収容袋15も同様に取り付けられ、図13で該渡し状態を示した。
加えて、図13では、折り返された小の収容袋15の引き上げベルト39側の端部が係止される状態を示した。以下これを詳述する。
同図で示すように、引き上げベルト39はその基端部44のみが小の辺部に固着されており、個着されていない隙間に紐26(袋の端部)が押し込まれ、これにより、収容袋は口部に係止される。大の収容袋も同様である。
尚、収容袋の端部が口部の裏面へ折り返された後、ストッパ46を収容袋の端部までスライドさせて、該被せ状態を保持する。
このように、一方を連結部に、他方を引き上げベルト側に係止され、大と小の収容袋11,15は確実に口部本体7に係止される。
尚、収容袋の取り外しは、折り返し部を元に戻して行う。
《囲い体18について》
次に、図1,図3,図4を参照して、本***処理具6の囲い体18を説明する。該囲い体18は、弾性を有し、幅20mm前後の帯状をしている。そして、大の収容袋11に大が収容される空間を確保するよう、該収容袋11を、図3に示すように、包囲する。
そして、同図中32で示す係止部材により係止される。該囲い体18の両端部は、図1に示すように大の口部8の前後の端縁にそれぞれに取り付ける。
係止部材32として、例えば面ファスナー等を用い、囲い体18と収容袋11は着脱可能に係止される。図4は該囲い体18の後面図である。
上記囲い体18は、大の収容袋11に、大が収容される空間を確保するためのものである。そして、図3に示すように、大の収容袋11は、開口部側から囲い体18に沿って底部52側まで該空間が形成されるよう構成される。
ところが、仰臥姿勢で使用された際、小の収容袋15が大の収容袋11の上に位置してしまい、小の収容袋への小の流入角度が確保されず、小の流入が円滑になされなくなる。小の逆流すら起こり得る。
そこで、大が収容される空間(スペース)が確保されつつ、小の流入角度も確保される構成が望まれる。該構成を図12,14に基づいて説明する。
図14に示すように、流入形成体41を、大の収容袋の開口部に近い部分に取り付ける。
そして、流入形成体41は、図12の正面図で示すように、アーチ形状をなして大の収容袋11の裏面に取り付けられ、且つアーチ形状の頂上部が連結部16側に位置する。
その際、大の収容袋11の例えばベッド面に当接する面は、流入形成体41によって広げられ平たくなっており、その分大の***は障害なくスムーズになされる。そして大は大の収容袋11の開口側に***されることになる。
尚、図14では、小の収容袋15にも流入形成体41を取り付けた実施例を示した。この場合、陰茎47の先端が小の収容袋15に接するのを防ぐ。
尚、弾性を有した流入形成体41は、PP樹脂のシート材で作られ、予めアーチ状にいわゆるくせがつけられている。
さて、図14に示すように、大及び小の収容袋11,15は側面視で口部側で上下幅が広く、底部52側で狭くなる。
つまり、使用者が仰臥姿勢の場合、小の収容袋15は同図で下方に向かって傾斜状態で大の収容袋11の上に位置する。そのため、小は円滑、且つ逆流することなく、小の収容袋15の底部52側に流下して溜まる。加えて、該流下の際は、外袋が有する前記したコシによりへこんだり湾曲したりせず、小の円滑な流下がなされる。
凝固剤を小の収容袋15に入れた場合は、小は凝固剤によって底部側にて凝固状態になる。流入形成体41は、以上のように構成される。
次に、使用者がベット等に座る場合、上記流入形成体41が邪魔になる場合がある。その際、大の収容袋11を背中側に引っ張る。すると、大の収容袋11に取りつけた流入形成体41は向きを変え、図12で示す該流入形成体41の開いた側が股間部に向き合う。この状態で腰を下ろすと、上半身の重みで流入形成体41は開いて平面状態に変形するようにされ、座る際の障害にならない。
尚、前記した間隔であるが、この個所の収容袋は2重でないため、使用者が引っ張ると容易に変形し、結果上記流入形成体41の向きは変わることになる。
次に、女性の小の***の際、小の口部内の皮膚は尿で濡れる。さて、口部は収容袋の壁部を介して皮膚に接するが、該接触部の収容袋の壁部を紙オムツに使用されている例えば吸水シートで形成すると好ましい。該吸水シートの吸水機能により、上記収容袋が皮膚に接する面はより清潔になる。
図1中、22は、小の口部12の前端部に取り付けた引き上げ突起である。引き上げ突起22は、同図で下方に伸びる。そして、小が流入し易いよう小の収容袋15の壁面を係止部材31で着脱可能に係止し、流入空間を確保する。
《引き上げベルト19について》
次に、図1を参照して、本***処理具6の引き上げベルト19について説明する。該引き上げベルト19は、口部本体7の前後の端部29,29の外周側に、それぞれ取り付けられる。引き上げベルト19には、輪っか20が設けられ、手で引っぱり易くしている。***の際は、前後の輪っか19を、それぞれの手で持って引き上げる。
尚、大の口部8のみで***処理具6を構成した場合は、引き上げベルトは、大の口部の前後の外周部の端縁にそれぞれ取り付けられる。
そして、引き上げベルト19と、口部本体7の前後部とは同列上に位置する。
《腰回りベルト21について》
次に、図4を参照して、本***処理具6の腰回りベルト21について説明する。腰回りベルト21は、主に寝たきり者等に使用され、人体の腰部を囲って装着される。
腰回りベルト21の裏面からは、引き上げベルト19が差し込まれる。そして、差し込まれた引き上げベルト19は、腰回りベルト21の表面に反転し、更に反転して、その先端部は、引き上げベルト19の表面に係止される。係止部材33として、例えば面ファスナーが用いられ着脱可能としている。
そして、腰回りベルト21は、引き上げベルト22を引き上げ、口部本体7より***物が漏れないよう該引き上げベルト22を保持する。(尚、腰回りベルト21を設けない場合は、前記した輪っか20は設けない)
そして、引き上げベルト19の上記差し込み位置は、身体の前後のそれぞれの中央位置とし、この位置で腰回りベルト21は、引き上げベルト19を保持する。
すなわち、口部本体7は、股間部において、腰回りベルトを用いた際も、引き上げベルト19を保持する個所とも同列上にあり、極めて安定して股間部にあてがわれる。
さて、上記腰回りベルト21には伸縮性はない。そこで、伸縮性を有する平ゴム等で形成した平ゴム腰回りベルト48を用いた。
平ゴム腰回りベルト48は、腰に巻き付ける際にその伸縮性により肌に対していわゆる吸着性がよく、腰部によく馴染む。
図14中、49はいわゆる雄雌凹凸よりなるマジックテープであり、腰回りベルト48と下記する伸縮性引き上げベルト39,39の両端部を着脱可能に繋ぐ。その際、両者の係合位置をずらすことで、仲縮性引き上げベルトの長さを最適に調整することができる。
さて、仰臥姿勢の使用者が上半身が起こされると、口部本体7は引き上げベルトによって背中側に必要以上に強く引っ張られてしまう。
このため、股間部で適正な位置にある口部本体7は、該口部本体7が当接する皮膚と一体に背中側に引きずられる。この結果、例えば肛門Bの自然な開閉ができなくなり、大が外部に漏れるといった問題が生じる。
上記問題を解消すため、引き上げベルトに伸縮性を有する例えば平ゴム等が用いられる。図14で伸縮性引きあげベルト39としてこれを図示した。
背中側の伸縮性引き上げベルト39は、腰が曲げられる際に、該ベルト39が伸びることで、口部本体7は上記適正な位置からずれることがない。尚、図13少なくとも背中側に位置する引き上げベルト39は伸縮するものを用いるのがよい。
次に、男性が仰臥姿勢で小を***する際、陰茎47の先端部が陰嚢45付近にあると、陰嚢45が尿で濡れることが多々あり、清潔でないといった問題が生じる。この問題を解決するための構成を図13に基づいて説明する。
小の収容袋15の内側に、例えば該小の収容袋15と同じサイズの周部をもち、且つ小の収容袋15の長手よりも短い長手の陰嚢袋43を取り付ける。
該陰嚢43の取り付けは、両者の開口側の端部をそろえる。次に、小の収容袋15と陰嚢袋43の端部の半分の部分を、貼り合わして固着する。
そして、上記固着された部分が、口部本体7の連結部16側に位置するよう口部に取り付ける。
さて、上記のように構成された小の口部12に陰部をあてがう際は、まず陰嚢袋43に陰嚢45を入れる。次に、上記端部が貼り合わされていない個所で、小の収容袋15と陰嚢袋43との間に形成される開口部51に陰茎47を入れる。
その際、図13に示すように、上記陰嚢袋43のヘリ51には陰茎47の下面付近が当接し、陰嚢袋43には陰嚢45の全体が包み込まれる。
上記構成で仰臥姿勢での排尿の際、上記陰嚢45の濡れは防止される。
《カバー28について》
次に、本***処理具6に於けるカバー28を、図4を参照して説明する。カバ-28は、この上端部に設けた伸縮部材24により、容易に着脱できる。そして、本***処理具6が外から目立たないよう腰部を覆う。更に、カバー28は、同図で左右中央位置で前後に面ファスナーを設ける。該面ファスナーはカバー28の下端側が左右に開くように取り付けられる。更に、カバー28には、色,デザインなどを反映させることも可である。
《大と小の口部が連結されることについて》
次に、本***処理具6の大と小の口部が連結されることについて説明する。
大と小の口部9,12は、連結されて一体にされるが、例えば大の口部9を肛門の周付近にあてがうだけで、小の口部には尿道口(男性の場合は陰部全体の基部)が位置するように設定される。
《作用効果等について》
本発明の***処理具6は、以上説明したように構成されている。この作用効果等を、以下に説明する。
(1)口部の略凹字状形状に伴うあてがい面に対する密着性の向上、口部本体7の前後の補強に伴う辺部の押さえ動作の効率性の向上、引き上げベルトの口部の外周端部へ取りつけに伴う口部全体に及ぶ押さえ作用、更に、口部の弾性に伴う口部の左右辺部のふくらみCに対する当接・押圧が常になされる等、これらがあいまって、口部からの***物の漏出は実に確実に防止される。
(2)***物の臭いは、***中は口部に押さえられて、外部に発散せず、***後の収容袋の取り外しの際は、1~2秒前後といった瞬時の紐26の引っ張り操作で、収容袋の口を閉じることができ、臭いの発散は大幅に抑制される。***物を見ることも、オムツとか携帯トイレの場合と較べ、格段に少ない。
(3)口部の辺部の傾斜構成により、仰臥姿勢での***の際、***物は辺部の傾斜面を下るよう***され、円滑に収容袋に収容される。更に、囲い体は該姿勢で、小の重みを支え、大の収容袋への大の流入が妨げられることを防ぐ。
(4)カバー28については、これに面ファスナーを取り付けることで、裾を開くことができ、オムツ交換時のように使用者の腰部を動かすことなく***処理が行える。
更に、色、デザインなどを考慮することで、例えば外出の際にも、周囲に違和感を与えない。
腰回りベルト21を使用しての***は、上記寝たきり者に限らず、例えば長時間にわたる手術中の医師等の、手が離せない者にとっては、好適である。
小の収容袋15に凝固剤を入れておくことで、収容袋15を取り外す際に該収容袋15を傾けても、小はゲル状になっているので、外部に流出しにくい。また、収容袋を持ち運ぶ際、防臭性に優れたアルミ袋等に入れて持ち運ぶで防臭性が、更に向上する。
また、この***処理具6は、立姿勢でも使用でき、例えば、しゃがみ姿勢をとる必要がなく戦地等の野外***の際にマムシなどの被害を避けることができる。尚、立姿勢では、臀部の左右ふくらみが閉じ気味となるが、口部の湾曲に伴う広がり弾力により大の***通路が確保される。
更に、大と小の口部8,12は連結され一体化されることで、口部本体7の股間部へのあてがいは容易、且つ簡略となる。
本発明の***処理具6は、以上説明したようになっている。
口部本体に、囲い体と引き上げベルトと引き上げ突起とを取り付けた斜視図である。 口部本体が湾曲していない状態でのその上面図である。 口部本体に、収容袋を取り付けた一部切欠した斜視図である。 本***処理具を腰部に装着した後面図である。 大の口部に大の収容袋を着脱可能に取り付けた断面図である。 股間部に口部本体をあてがった正面図である。 口部本体を、股間部に押し当てた大の口部の後面図である。 囲い体の閉状態を示す斜視図である。 従来例の***処理具の斜視図である。 図9の***処理具における台座の断面図である。 口部本体が皮膚に当接する面の要部を切り欠いた上面図である。 大の収容袋に流入形成体を取り付けたその正面図である。 使用状態において股間部側からみた要部を切り欠いた正面図である。 本発明の***処理具の側面図である。
1 ***処理具(従来例)
2 台座
3 口部(従来例)
4 袋
5 ベルト
6 ***処理具(本発明)
7 口部本体
8 大の口部
9 大の辺部
10 大の口部の開口部
11 大の収容袋
12 小の口部
13 小の辺部
14 小の口部の開口部
15 小の収容袋
16 連結部
17 貼り合わせ部
18 囲い体
19 引き上げベルト
20 輪っか
21 腰回りベルト
22 引き上げ突起
23 紙
23a 紙の両端部
24 伸縮部材
25 紐通し
26 紐
27 補強
28 カバー
29 口部本体の端部
30 口部の湾曲部
31 小の収容袋と引き上げ突起との係止部材
32 囲い体と収容袋との係止部材
33 引き上げベルト同士の係止部材
34 大の口部の外周部の前部端縁
A 股間部
B 肛門
C 臀部のふくらみ
D 男性の陰部の全体
E 尾てい骨
F 座骨
35 外袋
36 ヒモ挿通孔
37 切込み
38 袋押さえ
39 伸縮性引き上げベルト
40 吸水性シート
41 流入形成体
42 折り返し部
43 陰嚢袋
44 基端部
45 陰嚢
46 ストッパ
47 陰茎
48 平ゴム腰回りベルト
49 マジックテープ
50 固着部
51 ヘリ
52 収容袋の底部
53 開口部

Claims (16)

  1. 肛門の周部付近にあてがわれる口部と尿道口の周部付近にあてがわれる口部とからなり、それぞれの口部に収容袋を取り付けた***処理具において、
    引き上げベルトを備え、且つ弾性を有して湾曲可能とし、大の口部の開口部の幅は肛門の開閉を阻害しない広さで肛門周部付近にあてがわれると共に、両口部は連結され一体にしてなり、引き上げベルトは該連結された口部の前後に取り付けられること、を特徴とする***処理具。
  2. 大の口部の辺部は、穏やかに傾斜してなり、口部が肛門の周部付近にあてがわれる際には該口部の内周側が尿道口側にあてがわれると共に、口部は臀部の左右のふくらみに挟まれて後面視で逆U字状に湾曲すること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  3. 小の口部の辺部は、穏やかに傾斜してなり、股間部にあてがわれる際に該口部の内周側が肛門側にあてがわれると共に、該口部は臀部の左右のふくらみに挟まれて後面視で逆U字状に湾曲すること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  4. 囲い体が設けられ、該囲い体は、帯状をなし、且つ弾性を有し、大の収容袋に大を収容する空間を確保するよう、該収容袋を包囲、そして係止すると共に、該囲い体の両端部は、大の口部の前後の端部付近にそれぞれ取り付けること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  5. 大の口部は、湾曲した際、肛門の周部付近にあてがわれる個所が側面視で略凹字形状にしてなること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  6. 小の口部は、湾曲した際、肛門の周部付近にあてがわれる個所が側面視で略凹字形状にしてなること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  7. 引き上げベルトは、連結された口部の前後の端部における外周側付近にそれぞれ取り付けること、を特徴とする請求項1記載した***処理具。
  8. 大の口部の後部付近を補強して、該口部の左右の辺部よりも弾性を低下させ、湾曲しづらくしていること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  9. 小の口部の前部付近を補強して、該口部の左右の辺部よりも弾性を低下させ、湾曲しづらくしていること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  10. 腰回りベルトを備え、該腰回りベルトは、人体の腰回りに装着され、前後の引き上げベルトのそれぞれを引き上げ状態にて保持し、且つ該引き上げベルトは腰回りベルトに対して着脱可能とすること、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  11. 大の収容袋を着脱可能としたこと、を特徴とする請求項1に記載した***処理具。
  12. 小の収容袋を着脱可能としたこと、を特徴とする請求項1に記載の***処理具。
  13. 小の収容袋の内側に陰嚢が収容される陰嚢袋を設け、本体が股間部にあてがわれた際に該陰嚢袋に陰嚢が収容されること、を特徴とする請求項1記載の***処理具。
  14. 大の収容袋の口部付近に、大が円滑に収容される空間を確保するための流入形成体を取り付けること、を特徴とする請求項1記載の***処理具。
  15. 小の収容袋の口部付近に小が円滑に収容される空間を確保するための流入形成体を取り付けること、を特徴とする請求項1記載の***処理具。
  16. 少なくとも本体の後側の引き上ベルトが、伸縮するようにしたこと、を特徴とする請求項1記載の***処理具。
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