JP7250036B2 - データフロー設定方法及び装置 - Google Patents

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Description

本開示は、通信分野に係り、特にデータフロー設定方法及び装置に係る。
5G(5th-Generation)移動通信システムでは、QoS(Quality-of-Service)のネットワーク側指示メカニズムを導入しているため、上り及び下りデータ送信の両方において、UE(User Equipment)のIPデータフローのQoS指示情報(例えばQoS flow ID)を加える必要がある。該プロトコル層は、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の上に位置し、図1に示すように、1つのSDAP(Service Data Adaptation Protocol)エンティティは、1つの上位層のPDU(Protocol Data Unit)セッション(Session)に対応し、1つのSDAPエンティティは、複数の異なる、図1に示す複数のPDCPエンティティに対応するDRB(Date Resource Bearer)にデータフロー(flow)を送信する。
ネットワーク側では、端末機器の1つのデータフロー(例えばQoSデータフロー1)の受信側又は送信側のDRBを再設定し(例えば切り替えが生じた場合)、即ち、受信側又は送信側のDRBをDRB1(即ちソースDRB)からDRB2(即ちターゲットDRB)に変換することができる。
しかしながら、SDAPエンティティの受信側又は送信側に対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変更された後に、異なるDRB内のデータフローが受信側に到着する次序があるため、受信されたデータフローが上位層のプロトコルエンティティに引き渡される際でも、受信側に到着する次序に引き渡されることをどのように保証することは、依然として対処されるべきである。
本開示の実施例の目的は、受信されたデータフローが上位層のプロトコルエンティティに引き渡される際でも、受信側に到着する次序に引き渡されることをどのように保証するかという関連技術の問題を解決するために、データフロー設定方法及び装置を提供することである。
上記の技術問題を解決するために、本開示の実施例は以下のように実現される。
第1態様として、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)エンティティ送信側に応用されるデータフロー設定方法を提供し、QoS(Quality-of-Service)データフローに対応するDRB(Date Resource Bearer)がソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又は前記ターゲットDRBで第2QoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ受信側に送信することを含み、前記QoSデータフローのデータは、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータを含む。
第2態様として、SDAPエンティティ受信側に応用されるデータフロー設定方法を提供し、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBでQoSデータフローのデータの送信完了又は前記ターゲットDRBでQoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ送信側から受信することを含む。
第3態様として、SDAPエンティティ受信側に応用されるデータフロー設定方法を提供し、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記QoSデータフローのデータは第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを含み、前記第1QoSデータフローのデータを前記ソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって受信することと、所定のデータ処理規則に基づいて、前記QoSデータフローのデータに対しデータ処理を行うこととを含み、ここで、前記所定のデータ処理規則は、少なくとも、前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信しないことと、前記第2QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信せず、前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信することと、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することとを含む。
第4態様として、データフロー設定装置を提供し、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又は前記ターゲットDRBで第2QoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ受信側に送信する送信ユニットを含み、前記QoSデータフローのデータは、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータを含む。
第5態様として、データフロー設定装置を提供し、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBでQoSデータフローのデータの送信完了又は前記ターゲットDRBでQoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ送信側から受信する受信ユニットを含む。
第6態様として、データフロー設定装置を提供し、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記QoSデータフローのデータは第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを含み、前記第1QoSデータフローのデータを前記ソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって受信する受信ユニットと、所定のデータ処理規則に基づいて、前記QoSデータフローのデータに対しデータ処理を行う処理ユニットとを含み、ここで、前記所定のデータ処理規則は、少なくとも、前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信しないことと、前記第2QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信せず、前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信することと、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することとを含む。
上記の本開示の実施例によって提供される技術手段から、本開示実施例の手段が以下の技術的効果の少なくとも1つを有する。
本開示の実施例において、SDAPエンティティ送信側は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又はターゲットDRBで第2QoSデータフローの送信開始を指示する指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することができるため、SDAPエンティティ受信側は、該指示情報を受信した後に、ソースDRBによって受信したQoSデータフローとターゲットDRBによって受信したQoSデータフローを区別的に処理することができ、受信したQoSデータフローが受信側に到着する次序に上位層のプロトコルエンティティに順次引き渡されることを保証する。
本開示の実施例において、SDAPエンティティ受信側は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又はターゲットDRBで第2QoSデータフローの送信開始を指示する指示情報をSDAPエンティティ送信側から受信することができるため、該指示情報を受信した後に、ソースDRBによって受信したQoSデータフローとターゲットDRBによって受信したQoSデータフローを区別的に処理することができ、受信したQoSデータフローが受信側に到着する次序に上位層のプロトコルエンティティに順次引き渡されることを保証する。
本開示の実施例において、SDAPエンティティ受信側は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、第1QoSデータフローをソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローを前記ターゲットDRBによって受信した後に、所定のデータ処理規則に基づいて、QoSデータフローに対しデータ処理を行うことで第1QoSデータフローと第2QoSデータフローを区別的に処理することができるため、受信したQoSデータフローが受信側に到着する次序に上位層のプロトコルエンティティに順次引き渡されることを保証する。
本願の実施例や関連技術の技術手段をより明確に説明するために、以下、実施例や関連技術の記載に必要とされる図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記載に関する図面は、単に本願の一部の実施例である。当業者にとって、創造性のある作業をしない前提で、これらの図面から他の図面を得ることもできる。
関連技術におけるデータフロー伝送の概略図である。 本開示の実施例に係るデータフロー設定方法の実施フローのフローチャートである。 本開示の実施例に係る指示情報伝送用のデータフォーマットの概略図である。 本開示の実施例に係る指示情報伝送用の別のデータフォーマットの概略図である。 本開示の実施例に係る指示情報伝送用のまた別のデータフォーマットの概略図である。 本開示の実施例に係る別のデータフロー設定方法の実施フローのフローチャートである。 本開示の実施例に係るまた別のデータフロー設定方法の実施フローのフローチャートである。 本開示の実施例に係るデータフロー設定装置の構造図である。 本開示の実施例に係る別のデータフロー設定装置の構造図である。 本開示の実施例に係るまた別のデータフロー設定装置の構造図である。 本開示の実施例に係る端末機器の構造図である。 本開示の実施例に係るネットワーク側機器の構造図である。
本願の技術手段を当業者によりよく理解してもらうために、以下、本願の実施例の図面とともに、本願の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載する実施例は、本願の実施例の一部であり、全てではない。本願の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をしなくても為しえる全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものである。
本願の技術手段は、GSM(Global System of Mobile communication)システム、CDMA(Code Division Multiple Access)システム、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、GPRS(General Packet Radio Service)、LTE(Long Term Evolution)/LTE-A(Long Term Evolution advanced)、NR(New Radio)など、様々な通信システムに応用可能である。
ユーザ機器UE(User Equipment)は、移動端末(Mobile Terminal)、移動ユーザ機器などと称されてもよく、RAN(Radio Access Network)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信可能である。ユーザ機器は、移動電話(又は「セルラー」電話と称される)などの移動端末や、携帯式、ポータブル式、ハンドヘルド式、コンピュータ内蔵式又は車載の移動装置など、移動端末を有するコンピュータであり、無線アクセスネットワークとは言語及び/又はデータのやり取りを行う。
基地局は、GSM又はCDMAにおけるBTS(Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMAにおける基地局(NodeB)であってもよく、更に、LTEにおけるeNB又はe-NodeB(evolutional Node B)及び5G基地局(gNB)であってもよいが、本開示では限定せず、記載をしやすくするために、以下の実施例において、gNBを例として説明する。
背景技術で説明したように、従来技術のQoSデータフローに対応するDBRが、例えばDBR1(即ちソースDBR)からDBR2(即ちターゲットDBR)に変換した場合、異なるDBRによって伝送されたデータが受信側に到着する順序が異なるため、異なるDBRによって伝送されたデータが受信側に到着した後に、これらの異なるDBRによって伝送されたデータの到着順に受信側が他のプロトコル層エンティティ、即ち上位層のプロトコルエンティティ(例えばIP層)に順次引き渡す(即ち送信する)かは、解決策が必要である。そのためには、関連技術を基礎として、QoSデータフローに対応するDBRが変更した場合、異なるDBRによって伝送されたデータが受信側に到着した後でその到着順に上位層のプロトコルエンティティに順に引き渡されることを保証するデータフロー設定方法を提案する必要がある。
この問題を解決するために、本開示の実施例は、SDAPエンティティの特定の設定情報を予めネットワーク側によって設定するか、又はプロトコルによって取り決める。該特定の設定情報は、1.SDAPヘッダを付帯する指示情報、2.指示情報を送信するか否か、3.指示情報の送信回数の1つ又は複数の任意の組み合わせを含む。
図2は、本開示の1つの実施例に係るデータフロー設定方法の実施フローのフローチャートである。図2の方法は、SDAPエンティティ送信側によって実行される。該方法は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信するステップ101を含む。
ここで、上記指示情報は、ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又はターゲットDRBで第2QoSデータフローのデータの送信開始を指示する。上記QoSデータフローのデータは、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータを含む。
選択可能に、前記指示情報のフォーマットは、フォーマット1:データ部分を付帯しないSDAPヘッダと、フォーマット2:予約指示ビットを少なくとも1つ含むSDAPヘッダと、フォーマット3:少なくとも1つの予約指示ビットを含む制御パケットであるSDAPヘッダとの1つであり、ここで、前記予約指示ビットは前記指示情報を指示するために使用される。
上記指示情報のフォーマットがフォーマット1であり、データ部分を付帯しないSDAPヘッダである場合、SDAPエンティティ受信端は、データ部分を付帯しないSDAPヘッダであるSDAPパケットをSDAPエンティティ送信端から受信すると、上記指示情報を受信したことを示す。図3は、本開示の実施例に係る指示情報のフォーマットがデータ部分を付帯しないSDAPヘッダである場合の概略図である。図3は、1Oct(Octet)のデータ概略図であり、該Oct1は、8ビット(bit)を含み、そのうち最初の2bit(図示のR)は、予約bitであり、0の値をとり、残りの6bit(図示のQFI)は、QoSデータフローIDを指示するために使用される。
上記指示情報のフォーマットがフォーマット2であり、予約指示ビットを少なくとも1つ含むSDAPヘッダである場合、SDAPエンティティ受信側は、予約指示ビットを少なくとも1つ含むSDAPヘッダである1つのSDAPパケットをSDAPエンティティ送信端から受信すると、上記指示情報を受信したことを示す。図4は、本開示の実施例に係る指示情報のフォーマットがフォーマット2である場合の概略図である。図4(a)は、1Octのデータ概略図であり、そのうち、最初のbit(図示のR)が予約bitであり、0の値を取り、2つ目のbit(図示のE)が予約指示ビットであり、1の値を取り、残りの6bit(図示のQFI)がQoSデータフローIDを指示することに使用される。図4(b)は、2つのOctのデータ概略図であり、そのうち、Oct1の8bitは、図4(a)と同じであり、Oct2は、付帯されるデータ部分(図示のData)である。即ち、上記指示情報のフォーマットがフォーマット2である場合、該SDAPパケットは、データ部分を付帯しなくてもよいし、データ部分を付帯してもよい。
上記指示情報のフォーマットがフォーマット3であり、少なくとも1つの予約指示ビットを含むSDAPヘッダであり、且つ該少なくとも1つの予約指示ビットを含むSDAPヘッダが制御パケットである場合、SDAPエンティティ受信側は、少なくとも1つの予約指示ビットを含むSDAPヘッダであり且つ制御パケットであるSDAPパケットをSDAPエンティティ送信端から受信すると、上記指示情報を受信したことを示す。図5は、本開示の実施例に係る指示情報のフォーマットがフォーマット3である場合の概略図である。図5は、1つのOctのデータ概略図であり、そのうち、最初のbit(図示のC/D)は、該SDAPパケットがデータパケットであるか制御パケットであるかを示すbitであり、0の値をとるとき、該SDAPパケットがデータパケットであることを示し、1の値をとるとき、該SDAPパケットが制御パケットであることを示し、2つ目のbit(図示のE)は、予約指示ビットであり、1の値をとり、残りの6bit(図示のQFI)は、QoSデータフローIDを指示することに使用される。即ち、上記の指示情報のフォーマットがフォーマット3である場合、C/Dの値が1であり、即ち制御パケットであることを満たし、同時に予約指示ビットEの値が1であることを満たす場合にのみ、該指示情報が有効となる。
ソースDBR又はターゲットDBRのRLCエンティティの動作モードは、確認モード(AM)、非確認モード(UM)及び透明モード(TM)の3つの動作モードを含むので、本開示の実施例は、データ伝送の信頼性を保証するために、指示情報を送信するためのDRBのRLC(Radio Link Control)エンティティの動作モードに基づいて、指示情報の送信回数を特定するという好適な解決策を提供する。ここで、指示情報を送信するためのDRBは、ソースDRB又はターゲットDRBである。
DRBのRLCエンティティの動作モードに基づいて、指示情報の送信回数を特定することは、具体的には、指示情報を送信するためのDRBのRLCエンティティの動作モードがAMであれば、AMモード自体がデータ伝送の信頼性を保証できるので、指示情報の送信回数が1回であると特定する。一方、DRBのRLCエンティティの動作モードがUM又はTMである場合、該2種類の動作モード自体がデータ伝送の信頼性を保証できないので、指示情報の送信回数がN(Nは、1より大きい正の整数)回であると特定する。即ち、該2種類の動作モードにおいて、SDAPエンティティの受信端によって指示情報が受信されることを保証するために、SDAPエンティティの受信端に指示情報を複数回繰り返して送信する。
ここで、上記Nの値は、以下の複数のケースを含む。即ち、Nは、所定の送信回数に等しい。又は、Nは、所定の送信回数未満である。又は、Nは、所定の送信回数以下である。又は、Nは、所定の送信回数よりも大きい。又は、Nは、所定の送信回数以上である。ここで、前記所定の送信回数は、プロトコルによって設定されるか、又はネットワーク側によって予め設定される。
選択可能に、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換することは、通常、端末機器が切り替える瞬間であるので、このプロセスは、比較的短い期間で行われる。操作及び実現の煩雑さを避けるために、指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することは、具体的には、指示情報をSDAPエンティティ受信側にM(Mは、1以上の正の整数)回送信する。ここで、Mが1より大きい正の整数である場合、データ伝送の信頼性を保証するために、DRBのRLCエンティティの動作モードがAM、UM、TMであるかにかかわらず、指示情報をSDAPエンティティ受信側に複数回(M回)繰り返して送信する。
ここで、上記Mの値は、以下の複数のケースを含む。即ち、Mは、所定の送信回数に等しい。又は、Mは、所定の送信回数未満である。又は、Mは、所定の送信回数以下である。又は、Mは、所定の送信回数よりも大きい。又は、Mは、所定の送信回数以上である。ここで、前記所定の送信回数は、プロトコルによって設定されるか、又は前記ネットワーク側によって予め設定される。
選択可能に、指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することは、QoSデータフローのデータが記憶されていない条件1と、QoSデータフローのデータが記憶されている場合に、そのQoSデータフローの最後のデータをソースDRBに送信した後という条件2の2つの条件でトリガされる。即ち、条件1が満たされる場合、即ち、QoSデータフローのデータが記憶されていない場合、指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信する。条件2がされる場合、即ちQoSデータフローのデータが記憶されていれば、QoSデータフローの最後のデータをソースDRBに送信した後に、SDAPエンティティ受信端に指示情報を送信する。
なお、本開示の実施例は、第2QoSデータフローのデータをターゲットDRBによって送信してもよい。具体的には、ターゲットDRBによって第2QoSデータフローのデータを送信することは、指示情報の送信が開始されると、ターゲットDRBによって第2QoSデータフローのデータを送信するケース1と、指示情報の送信が完了すると、ターゲットDRBによって前記第2QoSデータフローのデータを送信するケース2との2種類のケースを含む。また、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変更されたことが確認されると、直ちに、ターゲットDRBによって第2QoSデータフローのデータを送信するようにしてもよい。
選択可能に、本開示の実施例において、指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することは、ソースDRBによってSDAPエンティティ受信側に指示情報を送信してもよく、ターゲットDRBによってSDAPエンティティ受信側に指示情報を送信してもよい。
本開示の実施例において、SDAPエンティティ送信側は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又はターゲットDRBで第2QoSデータフローの送信開始を指示する指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することができるため、SDAPエンティティ受信側は、該指示情報を受信した後に、ソースDRBによって受信したQoSデータフローとターゲットDRBによって受信したQoSデータフローを区別的に処理することができ、受信したQoSデータフローが受信側に到着する次序に上位層のプロトコルエンティティに順次引き渡されることを保証する。
図6は、本開示の1つの実施例に係る別のデータフロー設定方法の実施フローのフローチャートである。図6の方法は、SDAPエンティティ受信側によって実行される。該方法は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBでQoSデータフローのデータの送信完了又はターゲットDRBでQoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ送信側から受信するステップ201を含む。
選択可能に、このような場合、QoSデータフローのデータを受信し、QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信する。QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換されるため、QoSデータフローの一部のデータは、ソースDRBによって受信され、他の一部は、ターゲットDRBによって受信されることになる。説明の便宜上、該2つの部分のデータを第1QoSデータフロー及び第2QoSデータフローと呼ぶ。従って、QoSデータフローは、第1QoSデータフロー及び第2QoSデータフローを含む。
従って、QoSデータフローのデータを受信することは、ソースDRBによって第1QoSデータフローのデータを受信することと、ターゲットDRBによって第2QoSデータフローのデータを受信することとを含む。
選択可能に、QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信することは、具体的には、まず、第1QoSデータフローのデータを、第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信し、それから、第2QoSデータフローのデータを、第2QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信する。即ち、先に受信したデータ(即ちソースDRBによって受信された第1QoSデータフローのデータ)を先に他のプロトコル層エンティティに引き渡す。
選択可能に、上記の指示情報をSDAPエンティティ送信側から受信することは、ソースDRBによって、SDAPエンティティ送信側からの指示情報を受信してもよいし、ターゲットDRBによって指示情報を受信してもよい。
QoSデータフローのデータを受信した後に、QoSデータフローのデータを他のプロトコル層に引き渡す必要があるため、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを記憶してよい。第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとにおけるデータ受信順を容易に区別し、これらのデータを他のプロトコルエンティティ(例えば上位層のプロトコルエンティティIP層)に引き渡すときに、これらのデータの受信順に順次引き渡すことを保証するために、本開示の実施例において、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとを記憶る際に、具体的には、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとにおけるデータ受信順に記憶する。
第1QoSデータフローと第2QoSデータフローは、ソースDRBとターゲットDRBでそれぞれ受信されるため、第1QoSデータフローのデータの方は、第2QoSデータフローのデータよりも受信順が前である。両者を区別しやすいように、以下2つの方式で記憶する。方式1として、第1QoSデータフローのデータを第1記憶位置に記憶し、第2QoSデータフローのデータを第2記憶位置に記憶する。方式2として、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータをターゲット記憶位置に記憶し(即ち、同一位置に記憶する)、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータに異なるラベルを割り当てる。
本開示の実施例において、SDAPエンティティ受信側は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又はターゲットDRBで第2QoSデータフローの送信開始を指示する指示情報をSDAPエンティティ送信側から受信することができるため、該指示情報を受信した後に、ソースDRBによって受信したQoSデータフローとターゲットDRBによって受信したQoSデータフローを区別的に処理することができ、受信したQoSデータフローが受信側に到着する次序に上位層のプロトコルエンティティに順次引き渡されることを保証する。
図7は、本開示の1つの実施例に係るまた別のデータフロー設定方法のフローチャートである。図7の方法は、SDAPエンティティ受信側によって実行される。該方法は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、該QoSデータフローのデータは、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを含み、第1QoSデータフローのデータをソースDRBによって受信し、第2QoSデータフローのデータをターゲットDRBによって受信するステップ301と、所定のデータ処理規則に基づいて、QoSデータフローのデータに対しデータ処理を行うステップ302とを含む。ここで、所定のデータ処理規則は、少なくとも、QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信しないことと、第2QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信せず、第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信することと、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを記憶することとを含む。
選択可能に、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとにおけるデータの受信順の区別を容易にし、これらのデータを他のプロトコル層エンティティ(例えば上位層のプロトコルエンティティIP層)に引き渡す(即ち送信する)際に、これらのデータの受信順に順次引き渡すことを保証するために、本開示の実施例において、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとを記憶する際に、具体的には、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとにおけるデータの受信順に、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを記憶する。
第1QoSデータフローと第2QoSデータフローは、ソースDRBとターゲットDRBでそれぞれ受信されるため、第1QoSデータフローのデータの方は、第2QoSデータフローのデータよりも受信順が前である。両者を区別しやすいように、以下2つの方式で記憶する。方式1として、第1QoSデータフローのデータを第1記憶位置に記憶し、第2QoSデータフローのデータを第2記憶位置に記憶する。方式2として、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータをターゲット記憶位置に記憶し(即ち、同一位置に記憶する)、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータに異なるラベルを割り当てる。
本開示の実施例において、SDAPエンティティ受信側は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、第1QoSデータフローをソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローを前記ターゲットDRBによって受信した後に、所定のデータ処理規則に基づいて、QoSデータフローに対しデータ処理を行うことで第1QoSデータフローと第2QoSデータフローを区別的に処理することができるため、受信したQoSデータフローが受信側に到着する次序に上位層のプロトコルエンティティに順次引き渡されることを保証する。
図8は、本開示の1つの実施例に係るデータフロー設定装置400の構造図である。図8に示すように、該データフロー設定装置400は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又は前記ターゲットDRBで第2QoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ受信側に送信する送信ユニット401を含み、前記QoSデータフローのデータは、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータを含む。
選択可能に、前記指示情報のフォーマットは、データ部分を付帯しないSDAPヘッダ、予約指示ビットを少なくとも1つ含むSDAPヘッダ、及び、少なくとも1つの予約指示ビットを含む制御パケットであるSDAPヘッダの1つであり、ここで、前記予約指示ビットは前記指示情報を指示するために使用される。
選択可能に、前記装置は、前記指示情報を送信するためのDRBのRLCエンティティの動作モードに基づいて、前記指示情報の送信回数を特定する特定ユニット402を更に含み、ここで、前記の前記指示情報を送信するためのDRBは、前記ソースDRB又は前記ターゲットDRBである。
選択可能に、前記特定ユニット402は、前記の前記指示情報を送信するためのDRBのRLCエンティティの動作モードが確認モードAMである場合、前記指示情報の送信回数が1回であると特定し、前記DRBのRLCエンティティの動作モードが非確認モードUM又は透明モードTMである場合、前記指示情報の送信回数がN(1より大きい正の整数)回であると特定する。
選択可能に、前記Nは、所定の送信回数に等しく、又は、前記Nは、前記所定の送信回数未満であり、又は、前記Nは、前記所定の送信回数以下であり、又は、前記Nは、前記所定の送信回数よりも大きく、又は、前記Nは、前記所定の送信回数以上であり、ここで、前記所定の送信回数は、プロトコルによって設定されるか、又はネットワーク側によって予め設定される。
選択可能に、前記送信ユニット401は、前記指示情報を前記SDAPエンティティ受信側にM(1以上の正の整数)回送信する。
選択可能に、前記Mは、所定の送信回数に等しく、又は、前記Mは、前記所定の送信回数未満であり、又は、前記Mは、前記所定の送信回数以下であり、又は、前記Mは、前記所定の送信回数よりも大きく、又は、前記Mは、前記所定の送信回数以上であり、ここで、前記所定の送信回数は、プロトコルによって設定されるか、又は前記ネットワーク側によって予め設定される。
選択可能に、前記送信ユニット401は、前記QoSデータフローのデータが記憶されていない場合、前記指示情報を前記SDAPエンティティ受信側に送信し、前記QoSデータフローのデータが記憶されている場合、前記QoSデータフローの最後のデータを前記ソースDRBに送信した後に、前記指示情報を前記SDAPエンティティ受信側に送信する。
選択可能に、前記装置は、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって送信する第1送信ユニット403を更に含む。
データフロー設定装置400は、図2の方法を実行することもでき、その具体的な実現においては、図2に示す実施例を参照する。
図9は、本開示の1つの実施例に係る別のデータフロー設定装置500の構造図である。図9に示すように、該データフロー設定装置500は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBでQoSデータフローのデータの送信完了又は前記ターゲットDRBでQoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ送信側から受信する受信ユニット501を含む。
選択可能に、前記装置は、前記QoSデータフローのデータを受信する第1受信ユニット502と、前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信する送信ユニット503とを更に含む。
選択可能に、前記QoSデータフローは、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとを含み、ここで、前記第1受信ユニット502は、前記第1QoSデータフローのデータを前記ソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって受信する。
選択可能に、前記送信ユニット503は、前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信し、前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に前記他のプロトコル層エンティティに順次送信した後に、前記第2QoSデータフローのデータを、前記第2QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信する。
選択可能に、前記受信ユニット501は、前記ソースDRB又はターゲットDRBによって前記指示情報を受信する。
選択可能に、前記装置は、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶する記憶ユニット504を更に含む。
選択可能に、前記記憶ユニット504は、前記第1QoSデータフローと前記第2QoSデータフローにおけるデータの受信順に、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶する。
選択可能に、前記記憶ユニット504は、前記第1QoSデータフローのデータを第1記憶位置に記憶し、前記第2QoSデータフローのデータを第2記憶位置に記憶し、又は、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとをターゲット記憶位置に記憶し、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータに異なるラベルを割り当てる。
データフロー設定装置500は、図6の方法を実行することもでき、具体的な実現については、図6に示す実施例を参照する。
図10は、本開示の1つの実施例に係るまた別のデータフロー設定装置600の構造図である。図10に示すように、該データフロー設定装置600は、QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記QoSデータフローのデータは、第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを含み、前記第1QoSデータフローのデータを前記ソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって受信する受信ユニット601と、所定のデータ処理規則に基づいて、前記QoSデータフローのデータに対しデータ処理を行う処理ユニット602とを含む。ここで、前記所定のデータ処理規則は、少なくとも、前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信しないこと、前記第2QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信せず、前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次引き渡すこと、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することを含む。
選択可能に、前記処理ユニット602は、前記第1QoSデータフローと前記第2QoSデータフローとを記憶する際に、前記第1QoSデータフローと前記第2QoSデータフローにおけるデータの受信順に、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶する。
選択可能に、前記処理ユニット602は、前記第1QoSデータフローのデータを第1記憶位置に記憶し、前記第2QoSデータフローのデータを第2記憶位置に記憶し、又は、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとをターゲット記憶位置に記憶し、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータに異なるラベルを割り当てる。
データフロー設定装置600は、図7に示す方法を実行することもでき、具体的な実現については、図7に示す実施例を参照する。
図11は、本開示の別の実施例に係る端末機器の構造図である。図11に示すように、端末機器800は、少なくとも1つのプロセッサ810と、メモリ820と、少なくとも1つのネットワークインタフェース830と、ユーザインタフェース840を含む。端末機器800における各構成部品は、バスシステム850を介して結合される。バスシステム850は、これらの構成部品の間の接続と通信に用いられることが理解できる。バスシステム850は、データバスのほかに、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。ただし、明確に説明するために、図11において、各種類のバスをすべてバスシステム850として標記している。
ここで、ユーザインタフェース840は、ディスプレイ、キーボード又はポインティングデバイス(たとえばマウス、トラックボール(track ball))、タッチパネル又はタッチスクリーンなどを含む。
本開示の実施例におけるメモリ820は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリであり、又は、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EP ROM)又はフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本開示の実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ820は、これらに限られず、これら及びこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
一部実施例において、メモリ820には、実行可能なモジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又は、それらの拡張セットであるオペレーティングシステム821とアプリケーションプログラム822が記憶されている。
ここで、オペレーティングシステム821は、フレーム層、コアライブラリ層、駆動層など各種類のシステムプログラムを含み、各種類のベーシックサービスの実現及びハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム822は、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)など各種類のアプリケーションプログラムを含み、各種類のアプリケーションサービスの実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム822に含まれる。
本開示の実施例において、端末機器800は、メモリ820に記憶されてプロセッサ810で動作可能なコンピュータプログラムを更に含み、該コンピュータプログラムがプロセッサ810によって実行されると、上記データフロー設定方法の各手順が実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。
上記の本開示の実施例に開示される方法は、プロセッサ810に応用可能であり、又はプロセッサ810によって実現される。プロセッサ810は、信号処理能力を有する集積回路チップであり得、実現プロセスにおいて、上記方法の各ステップは、プロセッサ810におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の指令によって遂行される。上記プロセッサ810は、汎用プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル論理デバイス、分離ゲート又はトランジスタ論理デバイス、分離ハードウェアコンポーネントであり、本開示の実施例に開示される各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現し又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の通常プロセッサなどである。本開示の実施例に開示されるデータフロー設定方法のステップは、直接ハードウェアの復号プロセッサによって実行されて遂行されるか、復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて遂行される。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、PROM又はEEPROM、レジスタなど本分野の確立されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に位置する。該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、メモリ820に位置する。プロセッサ810は、メモリ820における情報を読み取って、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを遂行する。具体的には、該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムがプロセッサ810によって実行されると、上記のデータフロー設定方法の方法実施例の各ステップが実現される。
本開示の実施例に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせによって実現される。ハードウェアによる実現について、処理ユニットは、1つ又は複数のASIC(Application Specific Integrated Circuits)、DSP(Digital Signal Processing)、DSPD(DSP Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、それ以外の本開示に記載の機能を実行するための電子ユニット又はそれらの組み合わせで実現される。
ソフトウェアによる実現について、本開示の実施例に記載の機能を実行するモジュール(例えばプロセス、関数など)によって本開示の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードは、メモリに記憶されてプロセッサによって実行される。メモリは、プロセッサの中又はプロセッサの外部で実現することができる。
図12は、本開示の別の実施例に係るネットワーク側機器の構造図である。図12に示すように、ネットワーク側機器900は、プロセッサ910と、トランシーバ920と、メモリ930と、バスインタフェースを含む。本開示の実施例において、ネットワーク側機器900は、メモリ930に記憶されて前記プロセッサ910で動作可能なコンピュータプログラムを更に含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサ910によって実行されると、上記のデータフロー設定方法の各手順が実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。
図12において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的には、プロセッサ910をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ930をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ920は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットを提供する。
プロセッサ910は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ930は、プロセッサ910による操作実行に使用されるデータを記憶できる。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記のデータフロー設定方法の実施例の各手順が実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。ここで、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、たとえば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
以上の記載は、本開示の好適な実施例に過ぎず、本開示の保護範囲の限定に用いられない。本開示の精神及び原則内に為したあらゆる変更、同等代替、改良などは、いずれも本開示の保護範囲に含まれるべきである。
上記の実施例で説明したシステム、装置、モジュール又はユニットは、具体的には、コンピュータチップ又はエンティティによって実現され、又は、特定機能を有する製品によって実現される。典型的な実現機器は、コンピュータである。具体的には、コンピュータは、例えばパソコン、ラップトップコンピュータ、セルラー電話、カメラ付き携帯電話、スマートフォーン、PDA、メディアプレイヤー、ナビゲーション機器、電子メール機器、ゲームコンソール、タブレットパソコン、ウェアラブルデバイス又はそれらの機器のうちの任意の機器の組み合わせである。
コンピュータ読み取り可能な媒体は、永久的媒体や非永久的媒体、リムーバブル媒体やナンリムーバブル媒体を含み、あらゆる方法や技術によって情報の記憶が実現される。情報は、コンピュータ読み取り可能な指令、データ構造、プログラムのモジュール又はほかのデータである。コンピュータデバイスからアクセス可能な情報を記憶可能なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の例は、PRAM、SRAM、DRAM、ほかのタイプのRAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ記憶媒体又はほかの内部記憶技術、CD-ROM、DVD又はほかの光学的記憶媒体、磁気カセット式磁気テープ、磁気ディスク又はほかの磁気記憶デバイス又はほかの任意の非伝送媒体を含むが、それらに限られない。本明細書での規定に基づき、コンピュータ読み取り可能な媒体は、変調されたデータ信号や搬送波など、一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体(transitory media)を含まない。
なお、本明細書において、「含む」や「含有する」又はそれ以外のあらゆる変形用語は、非排他的に含むことを意味する。よって、一連の要素を含むプロセス、方法、商品又は機器は、それらの要素を含むだけではなく、明確に列挙されていない他の要素を更に含み、又はこのようなプロセス、方法、商品又は機器に固有の要素を更に含む。特に限定されない限り、「…を1つ含む」の表現によって限定される要素について、当該要素を含むプロセス、方法、商品又は機器に他の同一要素の存在を除外しない。
本明細書における各実施例は、漸進的に説明され、各実施例は、他の実施形態との相違点を中心に説明され、各実施例間で同様の部分は、互いに参照されたい。特に、システムの実施例の場合、その基本が方法の実施例に似るため、簡単に記載されており、関連箇所については、方法実施例部分の説明を参照されたい。
400、データフロー設定装置
401、送信ユニット
402、特定ユニット
403、第1送信ユニット
500、データフロー設定装置
501、受信ユニット
502、第1受信ユニット
503、送信ユニット
504、記憶ユニット
600、データフロー設定装置
601、受信ユニット
602、処理ユニット
800、端末機器
810、プロセッサ
820、メモリ
821、オペレーティングシステム
822、アプリケーションプログラム
830、ネットワークインタフェース
840、ユーザインタフェース
850、バスシステム
900、ネットワーク側機器
910、プロセッサ
920、トランシーバ
930、メモリ

Claims (13)

  1. SDAP(Service Data Adaptation Protocol)エンティティ送信側に応用されるデータフロー設定方法であって、
    QoS(Quality-of-Service)データフローに対応するDRB(Date Resource Bearer)がソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又は前記ターゲットDRBで第2QoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ受信側に送信することを含み、
    前記QoSデータフローのデータは、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータを含み、
    前記指示情報のフォーマットは、少なくとも1つの予約指示ビットを含む制御パケットであるSDAPヘッダであり、
    ここで、前記予約指示ビットは前記指示情報を指示するために使用され、
    前記SDAPヘッダの最初のビットは、前記SDAPヘッダが制御パケットであることを示且つ前記SDAPヘッダが1つのOctを占める、
    データフロー設定方法。
  2. 前記指示情報を送信するためのDRBのRLCエンティティの動作モードに基づいて、前記指示情報の送信回数を特定することを更に含み、
    ここで、前記指示情報を送信するためのDRBは、前記ソースDRB又は前記ターゲットDRBである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記のDRBのRLCエンティティの動作モードに基づいて、前記指示情報の送信回数を特定することは、
    前記指示情報を送信するためのDRBのRLCエンティティの動作モードが確認モードAMである場合、前記指示情報の送信回数が1回であると特定することと、
    前記DRBのRLCエンティティの動作モードが非確認モードUM又は透明モードTMである場合、前記指示情報の送信回数がN(1より大きい正の整数)回であると特定することとを含み、
    ここで、
    前記Nは、所定の送信回数に等しく、又は
    前記Nは、前記所定の送信回数未満であり、又は
    前記Nは、前記所定の送信回数以下であり、又は
    前記Nは、前記所定の送信回数よりも大きく、又は
    前記Nは、前記所定の送信回数以上であり、
    ここで、前記所定の送信回数は、プロトコルによって設定されるか、又はネットワーク側によって予め設定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記の指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することは、
    前記指示情報を前記SDAPエンティティ受信側にM(1以上の正の整数)回送信することを含み、
    ここで、
    前記Mは、所定の送信回数に等しく、又は、
    前記Mは、前記所定の送信回数未満であり、又は、
    前記Mは、前記所定の送信回数以下であり、又は、
    前記Mは、前記所定の送信回数よりも大きく、又は、
    前記Mは、前記所定の送信回数以上であり、
    ここで、前記所定の送信回数は、プロトコルによって設定されるか、又はネットワーク側によって予め設定される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記の指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することは、
    前記QoSデータフローのデータが記憶されていない場合、前記指示情報を前記SDAPエンティティ受信側に送信することと、
    前記QoSデータフローのデータが記憶されている場合、前記QoSデータフローの最後のデータを前記ソースDRBに送信した後に、前記指示情報を前記SDAPエンティティ受信側に送信することとを含み、
    ここで、前記方法は、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって送信することを更に含み、
    ここで、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって送信することは、
    前記指示情報の送信が開始されると、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって送信することと、
    前記指示情報の送信が完了すると、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって送信することとを含み、
    又は、
    前記の指示情報をSDAPエンティティ受信側に送信することは、
    前記指示情報を前記ソースDRB又は前記ターゲットDRBによって前記SDAPエンティティ受信側に送信することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. SDAPエンティティ受信側に応用されるデータフロー設定方法であって、
    QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBでQoSデータフローのデータの送信完了又は前記ターゲットDRBでQoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ送信側から受信することを含み、
    前記指示情報のフォーマットは、少なくとも1つの予約指示ビットを含む制御パケットであるSDAPヘッダであり、
    ここで、前記予約指示ビットは前記指示情報を指示するために使用され、
    前記SDAPヘッダの最初のビットは、前記SDAPヘッダが制御パケットであることを示且つ前記SDAPヘッダが1つのOctを占める、データフロー設定方法。
  7. 前記QoSデータフローのデータを受信することと、
    前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信することとを更に含み、
    ここで、前記QoSデータフローは、第1QoSデータフローと第2QoSデータフローとを含み、
    ここで、前記QoSデータフローのデータを受信することは、
    前記第1QoSデータフローのデータを前記ソースDRBによって受信することと、
    前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって受信することとを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信することは、
    前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信することと、
    前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に前記他のプロトコル層エンティティに順次送信した後に、前記第2QoSデータフローのデータを、前記第2QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信することとを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することを更に含み、
    ここで、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することは、
    前記第1QoSデータフローと前記第2QoSデータフローにおけるデータの受信順に、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することを含み、
    又は、
    前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することは、
    前記第1QoSデータフローのデータを第1記憶位置に記憶し、前記第2QoSデータフローのデータを第2記憶位置に記憶すること、
    又は、
    前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとをターゲット記憶位置に記憶し、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータに異なるラベルを割り当てることを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記QoSデータフローのデータは第1QoSデータフローのデータと第2QoSデータフローのデータとを含み、前記第1QoSデータフローのデータを前記ソースDRBによって受信し、前記第2QoSデータフローのデータを前記ターゲットDRBによって受信することと、
    所定のデータ処理規則に基づいて、前記QoSデータフローのデータに対しデータ処理を行うこととを更に含み、
    ここで、前記所定のデータ処理規則は、少なくとも、
    前記QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信しないことと、
    前記第2QoSデータフローのデータを他のプロトコル層エンティティに送信せず、前記第1QoSデータフローのデータを、前記第1QoSデータフローにおけるデータの受信順に他のプロトコル層エンティティに順次送信することと、
    前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータとを記憶することとを含む、請求項6に記載の方法。
  11. データフロー設定装置であって、
    QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBで第1QoSデータフローの送信完了又は前記ターゲットDRBで第2QoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ受信側に送信する送信ユニットを含み、
    前記QoSデータフローのデータは、前記第1QoSデータフローのデータと前記第2QoSデータフローのデータを含み、
    前記指示情報のフォーマットは、少なくとも1つの予約指示ビットを含む制御パケットであるSDAPヘッダであり、
    ここで、前記予約指示ビットは前記指示情報を指示するために使用され、
    前記SDAPヘッダの最初のビットは、前記SDAPヘッダが制御パケットであることを示且つ前記SDAPヘッダが1つのOctを占める、データフロー設定装置。
  12. データフロー設定装置であって、
    QoSデータフローに対応するDRBがソースDRBからターゲットDRBに変換される場合、前記ソースDRBでQoSデータフローのデータの送信完了又は前記ターゲットDRBでQoSデータフローのデータの送信開始を指示する指示情報を、SDAPエンティティ送信側から受信する受信ユニットを含み、
    前記指示情報のフォーマットは、少なくとも1つの予約指示ビットを含む制御パケットであるSDAPヘッダであり、
    ここで、前記予約指示ビットは前記指示情報を指示するために使用され、
    前記SDAPヘッダの最初のビットは、前記SDAPヘッダが制御パケットであることを示且つ前記SDAPヘッダが1つのOctを占める、データフロー設定装置。
  13. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1~5、又は請求項6~10のいずれか一項に記載のデータフロー設定方法が実現される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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