JP7246870B2 - 送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム - Google Patents

送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7246870B2
JP7246870B2 JP2018125611A JP2018125611A JP7246870B2 JP 7246870 B2 JP7246870 B2 JP 7246870B2 JP 2018125611 A JP2018125611 A JP 2018125611A JP 2018125611 A JP2018125611 A JP 2018125611A JP 7246870 B2 JP7246870 B2 JP 7246870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
types
identification
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018125611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020004302A (ja
Inventor
侑一 小野
壮太郎 伊井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Line Corp
Original Assignee
Line Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Line Corp filed Critical Line Corp
Priority to JP2018125611A priority Critical patent/JP7246870B2/ja
Publication of JP2020004302A publication Critical patent/JP2020004302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7246870B2 publication Critical patent/JP7246870B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本開示は、メッセージを送信するユーザの送信先を決定する送信先決定方法に関する。
特許文献1には、宛先として、複数のメールアドレスが特定できた場合に、警告情報を表示装置に表示する情報処理装置が開示されている。しかしながら、特許文献1では、複数のメールアドレスの中から送信すべきメールアドレスを特定するには至らなかった。
特開2012-99127号公報
本開示の一態様に係る送信先決定方法は、第1情報処理装置による送信先の決定方法であって、第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第2情報を通信部により第2情報処理装置から受信し、第1ユーザの情報に関連付けられた、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、第2情報とに含まれる情報の種別のうち少なくとも一部の種別の情報が一致しない場合、第1情報と第2情報とに含まれる情報のうち一致する種別の情報、または一致しない種別の情報に基づいて、送信先を決定する。
本開示の一態様に係る送信先決定プログラムは、第1情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第2情報を通信部により第2情報処理装置から受信する処理と、第1ユーザの情報に関連付けられた、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、第2情報とに含まれる情報の種別のうち少なくとも一部の種別の情報が一致しない場合、第1情報と第2情報とに含まれる情報のうち一致する種別の情報、または一致しない種別の情報に基づいて、送信先を決定する処理とをコンピュータに実行させる。
本開示の一態様に係る送信先を決定する情報処理装置であって、第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第2情報を通信部により情報処理装置とは異なる情報処理装置から受信し、第1ユーザの情報に関連付けられた、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、第2情報とに含まれる情報の種別のうち少なくとも一部の種別の情報が一致しない場合、第1情報と第2情報とに含まれる情報のうち一致する種別の情報、または一致しない種別の情報に基づいて、送信先を決定する。 本開示の一態様に係る送信先決定方法は、第1情報処理装置による送信先の決定方法であって、第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、送信先を特定するための第1ユーザの特定情報を通信部により第2情報処理装置から受信し、複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、複数のユーザの各々の特定情報と、第1ユーザの特定情報とに基づいて、送信先を決定する。
本開示の一態様に係る送信先決定プログラムは、第1情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、送信先を特定するための第1ユーザの特定情報を通信部により第2情報処理装置から受信する処理と、複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、複数のユーザの各々の特定情報と、第1ユーザの特定情報とに基づいて、送信先を決定する処理とを実行する。
本開示の一態様に係る送信先を決定する情報処理装置であって、第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、送信先を特定するための第1ユーザの特定情報を第2情報処理装置から受信する通信部と、複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、複数のユーザの各々の特定情報と、第1ユーザの特定情報とに基づいて、送信先を決定する制御部とを備える。
実施形態の一態様における通信システムの構成を示す図である。 サーバに登録されているユーザ情報の一例を示す図である。 企業サーバから受信する送信先決定依頼に含まれる情報の一例を示す図であ る。 通信システムに装置間のやり取りの一例を示すシーケンス図である。 サーバによるメッセージの送信先を決定する際の動作例を示すフローチャー トである。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係る送信先決定方法を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A,端末20B,端末20C)とが接続される。サーバ10(限定ではなく一例として、第1情報処理装置)は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。また、サーバ10は、ネットワーク30を介して、各種の情報を配信する企業サーバ40(限定ではなく一例として、第2情報処理装置)と接続されており、企業サーバ40からのメッセージの送信依頼を受け付けて、メッセージを送信するユーザを特定して、特定したユーザにメッセージを送信する。サーバ10は、ユーザ間のメッセージのやり取りをするためのメッセージングサービスを提供する装置であってよい。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク30は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されても良い。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、端末20について説明する。また、必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末20Xと表現し、ユーザXまたは端末20Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定でなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されても良い。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよい。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信I/F22(インタフェース)、入出力部23、表示部24、位置情報取得部25を備える。端末20のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスB2を介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、位置情報取得部25等の個々の構成要素を取り外すような構成であってもよい。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信I/F22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置(入力部)、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置(出力部)を含む。入出力部23は、入力部と出力部が一体化していても良いし、入力部と出力部に分離していてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、限定でなく例として、タッチパネル231、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク233(音声による操作入力)を含む。
出力部は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ232(音声出力)、レンズ(限定でなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
表示部24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示部24は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置を含む。なお、これらの表示部24は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
位置情報取得部25は、端末20の現在位置を取得する機能を有する。限定的でなく例として、位置情報取得部25は、GPS(Global Positioning System)やGNSS(Global Navigation Satellite System)などにより実現される。位置情報取得部25は、端末20の現在位置の位置情報として、該端末20の緯度及び経度を測定する。なお、位置情報取得部25による端末20の位置情報の計測は、GPSに限られず、どのような方法を用いてもよい。限定でなく例として、位置情報取得部25は、Wi-Fiなどの無線LANを利用して、端末20の位置情報を測定してもよい。その他にも、位置情報取得部25は、限定でなく例として、IMES(Indoor MEssaging System)やRFID(Radio Frequency Identifier)、BLE(Bluetooth Low Energy)などの通信方式を用いて、端末20の位置情報を測定してもよい。また、位置情報取得部25は、限定でなく例として、LTEやCDMAなどの移動体通信システムを用いて、端末20の位置情報を測定してもよい。位置情報取得部25は、制御部21からの要求に従って、端末20の位置情報を測定し、測定した位置情報を、制御部21に送信する。
入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよい。
制御部21は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)を含む。
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定でなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリ(memory)と表現されてもよい。
端末20は、プログラムPを記憶部28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部21が、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信I/F14(インタフェース)、入出力部12、ディスプレイ13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスB1を介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、ディスプレイ13を取り外すような構成であってもよい。
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶部15は、これらに限定されない。また、記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよい。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信I/F14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信I/F14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F14が物理的に構造可された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力部12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力部12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力部12、限定でなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力部12は、これらに限定されない。
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらのディスプレイ13は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御部21、および/または、サーバ10の制御部11は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよい。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリ(memory)と表現されてもよい。
図1に示すように、企業サーバ40は、制御部41(CPU)、記憶部45、通信I/F44(インタフェース)、入出力部42、ディスプレイ43を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスB3を介して相互に接続される。企業サーバ40のHW構成は、サーバ10のHW構成と同様であり、企業サーバ40の各構成要素は、それぞれサーバ10の同名の構成要素に対応する。したがって、各機能部のHWに係る説明については、省略する。
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定でなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
<実施形態>
企業サーバ40において、あるユーザに対して、メッセージを送信したい際に、そのユーザの送信先として複数の送信先が登録されていることがある。そのような場合に、そのユーザにとって迷惑にならないように、企業サーバ40側としては、いずれか一つの送信先のみに送りたいということがある。しかしながら、登録されている複数の送信先のうち、機種変更や解約、アドレスの変更などの要因により、選択した送信先にメッセージを送信できなかったり、全く異なるユーザに送信したりすることになることがある。そこで、本実施形態においては、ユーザ間のインスタントメッセージのやり取りを中継するサーバ10が、企業サーバ40から、あるユーザについて複数の送信先を受け付けて、その複数の送信先からユーザを特定して、メッセージの送信先を決定する。以下、詳細に説明する。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
(サンプル)図1に示すように、端末20は、制御部21により実現される機能として、メッセージ処理部211と、表示処理部212と、を有する。
メッセージ処理部211は、所望のトークルームへの参加のための処理を行う機能を有している。トークルームへは、個人単位で参加することができるとともに、グループ単位でも参加することができる。ここで、トークルームとは、メッセージングサービスにおいて、メッセージのやり取りができるユーザインターフェースのことをいい、一連のトーク内容(やり取り)を表示する画面表示のことを指すこともある。メッセージ処理部211は、メッセージングアプリケーションを実行して、トークルームに参加する。メッセージ処理部211は、トークルームでのメッセージの送受信および送受信したメッセージを自端末で表示するための表示情報を取得し、表示処理部212に伝達する機能を有している。トークルームの表示画面としては、限定ではなく例として、上から下に向かう時間軸に対し、左側に受信メッセージが表示され、右側に送信メッセージが表示される。トークルームに参加した状態でメッセージを送信(発言)することで、サーバ10を経由して、他の参加者の端末にメッセージが送信される。
表示処理部212は、制御部21が生成した表示データを、表示部24を介して表示する。表示処理部212は、表示用のデータを画素情報に変換し、表示部24のフレームバッファに書き込む機能を有する。表示処理部212は、サーバ10から送信される報酬情報に係る表示用のデータを表示部24のフレームバッファに書き込むことにより、表示部24に報酬情報を表示させる。
(2)サーバの機能構成
(サンプル)図1に示すように、サーバ1は、制御部11により実現される機能として、決定部111、メッセージ送信部112と、を有する。
決定部111は、企業サーバ40から送信されたメッセージ送信依頼を、通信I/F14から受け取ると、メッセージ送信依頼に含まれる各送信先候補情報それぞれについて、記憶部14に記憶されている個人情報を参照して、メッセージングアプリケーション上のユーザIDを特定する。決定部111は、ユーザIDを1つだけ特定できた場合には、そのユーザに対するトークルームに対して、メッセージ送信依頼に含まれるメッセージを送信する。
決定部111は、メッセージ送信依頼に含まれる各送信先候補情報から複数のユーザが特定できた場合に、所定の基準に従って、一人のユーザに絞り込みを行う。決定部111は、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別を含むメッセージ送信依頼に含まれる送信先候補情報(限定ではなく、第2情報の一例。または、限定ではなく、特定情報の一例。)と、記憶部15に記憶されている各ユーザの電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち、少なくとも二つの種別を含む個人情報(限定ではなく、特定情報の一例。)とのうち、一部の種別の情報が一致しない場合には、それらのうち一致する種別の情報または一致しない種別の情報に基づいて、送信先を決定する。これにより、サーバ10は、あるユーザについて複数の送信先があったとしてもひとつの送信先を特定することができる。その結果、複数の送信先それぞれに対してメッセージを送信する場合にユーザに煩わしさを感じさせずに済む。決定部111による送信先の決定方法についての具体例については後述する。
メッセージ送信部112は、決定部111から指定されたユーザのトークルームに、メッセージ送信依頼に含まれるメッセージを送信する。
また、サーバ10の記憶部15は、サーバ10が提供するメッセージングサービスを利用する各ユーザの連絡先を含む個人情報を記憶している。1ユーザの個人情報(限定ではなく、第1情報の一例)は、電話番号、メールアドレス、端末IDのうち、少なくともいずれか一つの情報を含む。ユーザの個人情報の詳細については、後述する。
(3)企業サーバの機能構成
図1に示すように、企業サーバ40は、制御部41により実現される機能として、メッセージ送信依頼部411を有する。
メッセージ送信依頼部411は、企業サーバ40のオペレータから入出力部42を介して、指定されたユーザについての送信先となる情報を特定し、それらを送信先候補情報としたメッセージ送信依頼を、通信I/F44を介して、サーバ10に送信する。メッセージ送信依頼部411は、入出力部42を介して、ユーザの指定を受け付けると、そのユーザの個人情報を、記憶部45から読み出す。そして、メッセージ送信依頼部411は、そのユーザの名前を送信相手情報とし、読み出した個人情報に送信先情報として登録されている送信先各々を送信先候補情報としたメッセージ送信依頼を作成する。また、メッセージ送信依頼部411は、企業サーバ40のオペレータが入出力部42を介して入力したメッセージの本文を、メッセージ情報として、メッセージ送信依頼に含ませる。即ち、メッセージ送信依頼は、送信先となるユーザの名前と、メッセージの送信先となりえる送信先を示す情報が複数と、メッセージの本文を示すメッセージ情報とが対応付けられた情報である。企業サーバ40からサーバ10にメッセージ送信依頼を送信することにより、メッセージ送信依頼部411は、サーバ10に対してメッセージ送信依頼からユーザを特定して、特定したユーザにメッセージを送信することを依頼する。メッセージ送信依頼部411は、作成したメッセージ送信依頼を通信I/F44を介して、サーバ10に送信する。
また、企業サーバ40の記憶部45は、企業サーバ40が提供するサービスを利用するユーザの個人情報を記憶している。記憶部45に記憶されているユーザの個人情報には、ユーザの連絡先に関する情報を含む。記憶部45が記憶している個人情報と、サーバ10の記憶部15が記憶している個人情報とは、同じ情報が含まれていることもあれば、異なる情報が含まれていることもある。
<データ>
図2は、サーバ10の記憶部15に記憶されている個人情報の一例を示すデータ概念図である。図2に示すように、サーバ10に記憶されている個人情報は、メッセージングサービス上でユーザを一意に識別するためのユーザIDと、ユーザの名前と、年齢と、住所と、電話番号(第1電話番号、第2電話番号、…)、メールアドレス(第1メールアドレス、第2メールアドレス、…)、端末IDとを含む。なお、これらは、あくまで一例であり、これらの一部の情報はなくともよいし、その他の個人情報が含まれてもよい。
ユーザIDは、サーバ10が提供するメッセージングアプリケーション上で各ユーザを一意に識別可能な識別情報である。
電話番号は、ユーザと電話連絡が取れる番号のことであり、複数の電話番号が記憶されていてよい。
メールアドレスは、ユーザとメールにより連絡が取れる連絡先のことであり、複数のメールアドレスが記憶されていてよい。
端末IDは、ユーザが保持する情報処理端末に固有の機体識別情報のことである。
一方で、図示はしていないものの、企業サーバ40側でも同様に、ユーザの個人情報を記憶している。ただし、サーバ10に登録されているユーザの個人情報と、企業サーバ40に登録されているユーザの個人情報とでは、登録されている情報は、同じものもあれば、異なるものもある。
図3は、企業サーバ40から、サーバ10に送信されるメッセージ送信依頼の一例を示すデータ概念図である。図3に示すように、メッセージ送信依頼は、送信先となるユーザの名前と、そのユーザと連絡が取れる可能性のある連絡先であってメッセージの送信先の候補と、そのユーザに送信するメッセージの本文とが対応付けられた情報である。メッセージの送信先の候補は、企業サーバ40に記憶されているユーザの連絡先の情報であり、電話番号、メールアドレス、端末IDのなかから、2以上を含む。
<動作>
図4は、端末20と、サーバ10と、企業サーバ40との間のやり取りを示すシーケンス図である。
図4に示すように、ユーザは、自身の端末20から、サーバ10にアクセスしてユーザ登録を行い、サーバ10から求められる個人情報を登録する(ステップS401)。
一方、ユーザは、同様に、自身の端末20から、企業サーバ40にアクセスしてユーザ登録を行い、企業サーバ40から求められる個人情報を登録する(ステップS402)。ステップS401と、ステップS402とは、その処理順序は前後してよい。また、ステップS401と、ステップS402において登録するユーザの個人情報は同じであってもよいし、異なってもよい。
その後、あるとき、企業サーバ40のオペレータが、あるユーザに対して、メッセージを送信したいとなったとき、企業サーバ40は、サーバ10に対して、メッセージ送信依頼を送信する(ステップS403)。
メッセージ送信依頼を受信したサーバ10は、メッセージ送信依頼に含まれる複数の送信先の候補に基づいて、メッセージングアプリケーションサービス上でのユーザを特定する(ステップS404)。そして、サーバ10は特定したユーザに対応するトークルームに対してメッセージ送信依頼に含まれる本文を送信する(ステップS405)。
この構成によって、企業サーバ40は、必要以上にメッセージ(広告)を送信する必要がなくなるので、ユーザに煩わしさを感じさせずに済む。
図5は、図4に示す処理を実現するためのサーバ10の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、サーバ10の通信I/F14は、企業サーバ40から、複数の送信先候補情報とメッセージ情報とを含むメッセージ送信依頼を受信する(ステップS501)。通信I/F14は、メッセージ送信先依頼を制御部11に送信する。
決定部111は、メッセージ送信先依頼から、複数の送信先候補情報を抽出する。決定部111は、抽出した送信先候補情報それぞれが、記憶部15に記憶されている個人情報において、その送信先候補情報で示される連絡先が対応するユーザIDを特定する(ステップS502)。
決定部111は、複数の送信先候補情報から複数のユーザが特定されたか否かを判定する(ステップS503)。複数のユーザが特定できた場合には(ステップS503のYES)、決定部111は、所定の基準にしたがって一人のユーザを特定する(ステップS504)。
決定部111は、特定したユーザの情報を、メッセージ送信部112に送信する。メッセージ送信部112は、伝達されたユーザが対応するトークルームに対して、メッセージ送信先依頼に含まれるメッセージを送信する(ステップS505)。
これにより、企業サーバ40が、あるユーザについて、どの連絡先にメッセージを送信するのかが定めることができない場合に、サーバ10がユーザを特定して、一つの連絡先であるメッセージングサービスを介して、送信することができる。
ここで、ステップS504における所定の基準について説明する。
(例1)送信先候補から特定されたユーザのうち特定された回数が多いことを所定の基準とする。
複数の送信先候補から導出されたユーザについて、最も確率の高いユーザに送信することが考えられる。例えば、メッセージ送信依頼に含まれる複数の送信先候補として、「A1」、「A2」、「A3」、「A4」、「A5」の5つがあったとき、それぞれから、「ユーザU1」、「ユーザU2」、「ユーザU1」、「ユーザU1」、「ユーザU1」、というように、「ユーザU1」と「ユーザU2」とが特定できたとする。
この場合、決定部111は、「ユーザU1」と「ユーザU2」のうち、「ユーザU1」の方が、「ユーザU2」よりも対応する送信先候補が多いことから、「ユーザU1」の方が、企業サーバ40がメッセージを送信すべきユーザとして特定する。すなわち、決定部111は、送信先候補が対応する数が多いことを所定の基準とする。また、他の例を言えば、送信先候補として、「A1」、「A2」、「A3」、「A4」、「A5」、「A6」とあるときに、これらの送信先候補から、「ユーザU1」、「ユーザU2」、「ユーザU1」、「ユーザU3」、「ユーザU2」、「ユーザU2」と特定できた場合に、ユーザU2が特定できた数が他のユーザU1、ユーザU3よりも多いので、企業サーバ40がメッセージを送信したい相手として決定部111は、「ユーザU2」を特定する。このように決定部111は、得られた情報の中から最も確率が高いと目されるユーザを特定して、メッセージの送信先として特定することができる。
(例2)送信先候補の種別の優先度を所定の基準とする。
送信先の情報の種別として、上記個人情報においては、電話番号、メールアドレス、端末IDとを挙げている。これらのうち、変更されにくい情報の優先度を高く設定することが考えられる。そこで、限定ではなく一例として、メールアドレス、端末ID、電話番号、の順に降順で優先度を設定する。つまり、「メールアドレス」に第1優先度、「端末ID」に第1優先度よりも低い第2優先度、「電話番号」に第2優先度よりも第3優先度を設定する。
一例をあげて説明する。例えば、メッセージ送信先依頼に、送信先候補として、メールアドレスの「M1」、端末IDの「D1」、電話番号の「T1」、「T2」、とがあったとする。そして、端末IDの「D1」から「ユーザU1」、電話番号の「T1」から「ユーザU1」、電話番号の「T2」から「ユーザU3」、メールアドレス「M1」から「ユーザU2」が特定されたとする。このとき、決定部111は、メールアドレスから特定された「ユーザU2」を、メッセージを送信すべきユーザとして特定する。このようにして信頼性が高いと目される送信先からユーザを特定して、メッセージを送信することができる。
(例3)企業サーバ40が優先度を設定する。
上記例2の場合、送信先の情報の種別に対して固定の優先度を設定したが、本例3の場合、企業サーバ40側が重視する連絡先から特定されたユーザを、メッセージの送信先として特定する。この場合、予め企業サーバ40からサーバ10に対して、優先度に関する情報を伝達しておいてもよいし、メッセージ送信依頼に、どの送信先の種別にどの順番で優先度を与えるのかの情報を含ませて、サーバ10に伝達することとしてよい。
限定ではなく、一例として、企業サーバ40がメールアドレスに対して、「端末ID」に対して、第1優先度とし、「電話番号」に対して、第1優先度よりも低い第2優先度とし、「メールアドレス」に対して、第2優先度よりも低い第3優先度とするように指定したとする。このとき、仮に、サーバ10が企業サーバから、送信先候補情報として、端末IDの「D1」、電話番号の「T1」、メールアドレスの「M1」、「M2」を含むメッセージ送信依頼を受信したとする。そして、端末IDの「D1」から「ユーザU1」、電話番号の「T1」から「ユーザU1」、メールアドレスの「M1」から「ユーザU2」、メールアドレスの「M2」から「ユーザU3」が特定できたとする。
この場合、決定部111は、端末IDに最も高い優先度が与えられていることから、「ユーザU1」を、メッセージを送信するべきユーザとして特定する。このように、企業サーバ40によっては、重視すべき情報が異なり得ることから、その重視している基準にしたがって、サーバ10は、送信先のユーザを特定することができる。
(例4)メッセージ送信依頼で示されるユーザの連絡先候補と、記憶部15に記憶されている対応する同じユーザの連絡先との一致度合いを所定の基準とする。
図3に示すようにメッセージ送信依頼には、企業サーバ40がメッセージを送信したいユーザを特定する情報(ユーザ名)が含まれることがある。この場合に、決定部111は、まず、メッセージ送信依頼に含まれるユーザ(限定ではなく第1ユーザの一例)に対応するユーザ(限定ではなく第1ユーザの一例)の個人情報(限定ではなく、第1情報の例)を、記憶部15から抽出する。
そして、決定部111は、記憶部15から抽出した個人情報の中の連絡先と、送信先候補情報との一致度合いから、第1ユーザを送信先とするか否かを決定する。この場合、一致度合いの基準としては、一致率が所定の値以上であればよいとする場合や、少なくともいずれか一つでも一致すればよいとする場合など、であってよい。例えば、メッセージ送信先依頼に含まれるユーザを特定可能な情報として、ユーザ「U1」が含まれ、送信先候補情報として、「A1」、「A2」、「A3」、「B4」が含まれるとする。そして、記憶部15に記憶されているユーザ「U1」の連絡先として、「A1」、「A2」、「A3」、「A4」とが含まれたとする。すると、決定部111は、連絡先のうち「A1」と「A2」と「A3」とが一致し、その一致度合いが、所定の値以上であると判断して、ユーザ「U1」を、メッセージの送信先として決定してもよい。また、逆に決定部111は、送信先候補情報と、記憶部15に記憶されている個人情報の連絡先のうち、一致しなかった情報に基づいて、そのユーザをメッセージの送信先のユーザとするか否かを決定することとしてもよい。すなわち、一致しなかった情報を含むユーザ「U2」が記憶部15に記憶されている場合、ユーザ「U2」を送信先と決定してもよい。また上述したように、優先度に基づいて決定してもよい。ユーザ「U1」の送信先候補情報として「A1」、「A2」、「A3」、「B4」が含まれており、記憶部15には、ユーザ「U1」の連絡先として、「A1」、「A2」、「A3」、「A4」とが含まれたとする。個人情報の連絡先のうち、「A1」がもっとも優先度が高いとすると、この情報の一致に基づいてユーザ「U1」を送信先と決定してもよい。なお、優先度については、本明細書に記載した例を参考にして決定する。また、個人情報の連絡先のうち「B4」が最も優先度が高い場合には、個人情報の連絡先としてユーザ「U1」とは異なるユーザ「U2」が「C1」、「C2」、「C3」、「B4」とを含んでいた場合、「B4」の情報の一致に基づいて、ユーザ「U2」を送信先と決定してもよい。
なお、上記(例1)~(例4)において、送信先候補情報に基づいて、決定部111が記憶部15に記憶されているユーザの個人情報の中に対応する情報を検索できなかった場合に、決定部111は、その送信先候補情報(もしくは、その種別の送信先候補情報)を用いて、送信先のユーザを特定しないこととしてよい。
<実施形態の変形例>
ここで、上記実施形態において採用可能な変形例について説明する。
(1)上記実施形態においては、サーバ10は、企業サーバ40からの依頼に従って、ユーザを特定し、メッセージを送信しているが、サーバ10は、ユーザの特定までで処理を留めてもよい。そして、その場合に、サーバ10の制御部11は、通信I/F14を介して、企業サーバ40に特定したユーザの情報を送信するように構成されてよい。また、メッセージをユーザの端末20に送信する場合であっても、サーバ10は、企業サーバ40に対して、どのユーザに対してメッセージを送信したのかを示す情報を送信することとしてもよい。
(2)上記実施形態においては、サーバ10は、メッセージ送信依頼に基づいて、一人のユーザを一意に特定する例を示している。しかしながら、サーバ10は、メッセージ送信依頼に基づいて特定したユーザ全てに対してメッセージを送信するように構成されてもよい。
(3)上記実施形態においては、サーバ10は、メッセージングサービスを介して、メッセージを送信することとしているが、これはその限りではない。メッセージ送信部112は、送信先として特定したユーザに、記憶部14において、対応付けられている送信先のいずれかに対して、メッセージを送信することとしてよい。
(4)上記実施の形態においては、企業サーバ40からユーザの端末20にサーバ10を介してメッセージを送信する例を示したが、ユーザに送信するものは、メッセージに限るものではない。企業サーバ40は、メッセージ以外の情報を送信することとしてよく、限定ではなく一例として、メッセージの代わり、あるいは、メッセージと共に、広告やクーポンなどの特典情報を送信することとしてもよい。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。限定でなく例として、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
10 サーバ
11 制御部
111 決定部
112 メッセージ送信部
12 入出力部
13 表示部
14 通信I/F
15 プログラム
20 端末
21 制御部
211 メッセージ処理部
212 表示処理部
22 通信I/F
23 入出力部
231 タッチパネル
232 スピーカ
233 マイク
24 表示部(ディスプレイ)
25 位置情報取得部
28 記憶部
40 企業サーバ
41 制御部
411 メッセージ送信依頼部
42 入出力部
43 表示部
44 通信I/F
45 記憶部

Claims (20)

  1. 第1情報処理装置によるメッセージを送信するユーザの決定方法であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む第2情報を通信部により第2情報処理装置から受信し、
    前記第1ユーザの情報に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、前記第2情報とに含まれる情報の種別のうち一部の種別の情報が一致しない場合、かつ第2ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む情報であって前記第1情報と前記第2情報とに含まれる情報のうち一致しない種別の情報と一致する情報を含む第3情報に基づいて前記第2ユーザのみが特定された場合、前記第2ユーザを前記第2情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する決定方法
  2. 第1情報処理装置によるメッセージを送信するユーザの決定方法であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む第2情報を通信部により第2情報処理装置から受信し、
    前記第1ユーザの情報に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、前記第2情報とに含まれる情報の種別のうち一部の種別の情報が一致しない場合、かつ第2ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む情報であって前記第1情報と前記第2情報とに含まれる情報のうち一致しない種別の情報と一致する情報を含む第3情報に基づいて前記第2ユーザのみが特定された場合、前記第1ユーザと前記第2ユーザのうち、前記第2情報に含まれる中で最も優先度が高い種別の情報に関連付けられている方のユーザを、前記第2情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する決定方法
  3. 請求項2に記載の決定方法であって、
    前記優先度は、前記メールアドレスに関する情報、前記端末の識別に関する情報、前記電話番号に関する情報の順に高く設定されている決定方法
  4. 請求項2または請求項3に記載の決定方法であって、
    電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報と、の優先度を示す情報を前記通信部により前記第2情報処理装置から受信する決定方法
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の決定方法であって、
    前記第1情報と前記第1ユーザの情報は、前記第1情報処理装置の記憶部に記憶される決定方法
  6. 請求項5に記載の決定方法であって、
    前記第1情報処理装置の前記記憶部に記憶された前記第1ユーザの情報は、前記第1ユーザを識別する識別情報である決定方法
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の決定方法であって、
    記第1情報処理装置は、メッセージングサービスを提供する装置であり、
    前記第1ユーザおよび前記第2ユーザは、前記メッセージングサービスにおいてトークルームを介してメッセージのやり取りをすることができるユーザであり、
    前記第1ユーザおよび前記第2ユーザのうち前記メッセージを送信するユーザとして決定した方のユーザの前記トークルームに対して前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信する決定方法
  8. 第1情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む第2情報を通信部により第2情報処理装置から受信する処理と、
    前記第1ユーザの情報に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、前記第2情報とに含まれる情報の種別のうち一部の種別の情報が一致しない場合、かつ第2ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む情報であって前記第1情報と前記第2情報とに含まれる情報のうち一致しない種別の情報と一致する情報を含む第3情報に基づいて前記第2ユーザのみが特定された場合、前記第2ユーザを前記第2情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム
  9. 第1情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む第2情報を通信部により第2情報処理装置から受信する処理と、
    前記第1ユーザの情報に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、前記第2情報とに含まれる情報の種別のうち一部の種別の情報が一致しない場合、かつ第2ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む情報であって前記第1情報と前記第2情報とに含まれる情報のうち一致しない種別の情報と一致する情報を含む第3情報に基づいて前記第2ユーザのみが特定された場合、前記第1ユーザと前記第2ユーザのうち、前記第2情報に含まれる中で最も優先度が高い種別の情報に関連付けられている方のユーザを前記第2情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム
  10. メッセージを送信するユーザを決定する情報処理装置であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む第2情報を通信部により前記情報処理装置とは異なる情報処理装置から受信する通信部と、
    前記第1ユーザの情報に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、前記第2情報とに含まれる情報の種別のうち一部の種別の情報が一致しない場合、かつ第2ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む情報であって前記第1情報と前記第2情報とに含まれる情報のうち一致しない種別の情報と一致する情報を含む第3情報に基づいて前記第2ユーザのみが特定された場合、前記第2ユーザを前記第2情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する制御部と
    を備える情報処理装置
  11. メッセージを送信するユーザを決定する情報処理装置であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む第2情報を通信部により前記情報処理装置とは異なる情報処理装置から受信する通信部と、
    前記第1ユーザの情報に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む第1情報と、前記第2情報とに含まれる情報の種別のうち一部の種別の情報が一致しない場合、かつ第2ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む情報であって前記第1情報と前記第2情報とに含まれる情報のうち一致しない種別の情報と一致する情報を含む第3情報に基づいて前記第2ユーザのみが特定された場合、前記第1ユーザと前記第2ユーザのうち、前記第2情報に含まれる中で最も優先度が高い種別の情報に関連付けられている方のユーザを、前記第2情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する制御部と
    を備える情報処理装置
  12. 第1情報処理装置によるメッセージを送信するユーザの決定方法であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む、送信先を特定するための前記第1ユーザの特定情報を通信部により第2情報処理装置から受信し、
    複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、前記複数のユーザの各々の前記特定情報と、前記第1ユーザの前記特定情報とに基づいて、前記第1ユーザおよび前記複数のユーザのうち前記第1ユーザの特定情報に含まれる少なくとも二つの種別の情報にそれぞれ関連付けられている複数の候補ユーザが特定された場合に、前記複数の候補ユーザのうち、前記第1ユーザの前記特定情報に含まれる情報に対して最も多くの情報と関連付けられている1つの候補ユーザを前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する決定方法
  13. 第1情報処理装置によるメッセージを送信するユーザの決定方法であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む、送信先を特定するための前記第1ユーザの特定情報を通信部により第2情報処理装置から受信し、
    複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、前記複数のユーザの各々の前記特定情報と、前記第1ユーザの前記特定情報とに基づいて、前記第1ユーザおよび前記複数のユーザのうち前記第1ユーザの特定情報に含まれる少なくとも二つの種別の情報にそれぞれ関連付けられている複数の候補ユーザが特定された場合に、前記複数の候補ユーザのうち、前記第1ユーザの前記特定情報に含まれる中で最も優先度が高い種別の情報に関連付けられている1つの候補ユーザを前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する決定方法
  14. 請求項13に記載の決定方法であって、
    前記優先度は、前記メールアドレスに関する情報、前記端末の識別に関する情報、前記電話番号に関する情報の順に高く設定されている決定方法
  15. 請求項13または請求項14に記載の決定方法であって、
    電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報と、の優先度を示す情報を前記通信部により前記第2情報処理装置から受信する決定方法
  16. 請求項12から請求項15のいずれか一項に記載の決定方法であって、
    記第1情報処理装置は、メッセージングサービスを提供する装置であり、
    前記第1ユーザおよび前記複数のユーザは、前記メッセージングサービスにおいてトークルームを介してメッセージのやり取りをすることができるユーザであり、
    前記メッセージを送信するユーザとして決定した1つの候補ユーザの前記トークルームに対して前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信する決定方法
  17. 第1情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む、送信先を特定するための前記第1ユーザの特定情報を通信部により第2情報処理装置から受信する処理と、
    複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、前記複数のユーザの各々の前記特定情報と、前記第1ユーザの前記特定情報とに基づいて、前記第1ユーザおよび前記複数のユーザのうち前記第1ユーザの特定情報に含まれる少なくとも二つの種別の情報にそれぞれ関連付けられている複数の候補ユーザが特定された場合に、前記複数の候補ユーザのうち、前記第1ユーザの前記特定情報に含まれる情報に対して最も多くの情報と関連付けられている1つの候補ユーザを前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する処理と
    コンピュータに実行させるプログラム
  18. 第1情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む、送信先を特定するための前記第1ユーザの特定情報を通信部により第2情報処理装置から受信する処理と、
    複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、前記複数のユーザの各々の前記特定情報と、前記第1ユーザの前記特定情報とに基づいて、前記第1ユーザおよび前記複数のユーザのうち前記第1ユーザの特定情報に含まれる少なくとも二つの種別の情報にそれぞれ関連付けられている複数の候補ユーザが特定された場合に、前記複数の候補ユーザのうち、前記第1ユーザの前記特定情報に含まれる中で最も優先度が高い種別の情報に関連付けられている1つの候補ユーザを前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する処理と
    コンピュータに実行させるプログラム
  19. メッセージを送信するユーザを決定する情報処理装置であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む、送信先を特定するための前記第1ユーザの特定情報を第2情報処理装置から受信する通信部と、
    複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、前記複数のユーザの各々の前記特定情報と、前記第1ユーザの前記特定情報とに基づいて、前記第1ユーザおよび前記複数のユーザのうち前記第1ユーザの特定情報に含まれる少なくとも二つの種別の情報にそれぞれ関連付けられている複数の候補ユーザが特定された場合に、前記複数の候補ユーザのうち、前記第1ユーザの前記特定情報に含まれる情報に対して最も多くの情報と関連付けられている1つの候補ユーザを前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する制御部と
    を備える情報処理装置
  20. メッセージを送信するユーザを決定する情報処理装置であって、
    第1ユーザの情報に関連付けられている、電話番号に関する情報と、メールアドレスに関する情報と、端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報およびメッセージの情報を含む、送信先を特定するための前記第1ユーザの特定情報を第2情報処理装置から受信する通信部と、
    複数のユーザの情報の各々に関連付けられた、前記電話番号に関する情報と、前記メールアドレスに関する情報と、前記端末の識別に関する情報とのうち少なくとも二つの種別の情報を含む、前記複数のユーザの各々の前記特定情報と、前記第1ユーザの前記特定情報とに基づいて、前記第1ユーザおよび前記複数のユーザのうち前記第1ユーザの特定情報に含まれる少なくとも二つの種別の情報にそれぞれ関連付けられている複数の候補ユーザが特定された場合に、前記複数の候補ユーザのうち、前記第1ユーザの前記特定情報に含まれる中で最も優先度が高い種別の情報に関連付けられている1つの候補ユーザを前記第1ユーザの特定情報に含まれたメッセージを送信するユーザに決定する制御部と
    を備える情報処理装置
JP2018125611A 2018-06-29 2018-06-29 送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム Active JP7246870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018125611A JP7246870B2 (ja) 2018-06-29 2018-06-29 送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018125611A JP7246870B2 (ja) 2018-06-29 2018-06-29 送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020004302A JP2020004302A (ja) 2020-01-09
JP7246870B2 true JP7246870B2 (ja) 2023-03-28

Family

ID=69100094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018125611A Active JP7246870B2 (ja) 2018-06-29 2018-06-29 送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7246870B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174015A (ja) 2003-12-11 2005-06-30 Ntt Docomo Inc 通信装置及び通信方法
JP2011171809A (ja) 2010-02-16 2011-09-01 Sharp Corp 通信端末、通信方法、および通信プログラム
JP2013012164A (ja) 2011-06-30 2013-01-17 Ntt Docomo Inc 管理装置、管理システム、管理方法及びプログラム
JP2013164767A (ja) 2012-02-13 2013-08-22 Nec System Technologies Ltd 電子メール送信装置、電子メール送信方法および電子メール送信プログラム
JP2018026680A (ja) 2016-08-09 2018-02-15 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174015A (ja) 2003-12-11 2005-06-30 Ntt Docomo Inc 通信装置及び通信方法
JP2011171809A (ja) 2010-02-16 2011-09-01 Sharp Corp 通信端末、通信方法、および通信プログラム
JP2013012164A (ja) 2011-06-30 2013-01-17 Ntt Docomo Inc 管理装置、管理システム、管理方法及びプログラム
JP2013164767A (ja) 2012-02-13 2013-08-22 Nec System Technologies Ltd 電子メール送信装置、電子メール送信方法および電子メール送信プログラム
JP2018026680A (ja) 2016-08-09 2018-02-15 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
US20180048775A1 (en) 2016-08-09 2018-02-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing apparatus, non-transitory computer readable medium, and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020004302A (ja) 2020-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10200813B1 (en) Geo-location based event gallery
JP7041686B2 (ja) プログラム、情報処理方法、端末
US9015856B2 (en) Mobile-device user authentication
KR102247931B1 (ko) 프로그램을 기록한 기록 매체, 정보 처리 방법 및 정보 처리 단말
JP2019079430A (ja) 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理端末
JP2021043919A (ja) サーバの情報処理方法、サーバ、プログラム、端末
WO2018223858A1 (zh) 团队配置方法、团队配置方案的分享方法及装置
JP7246870B2 (ja) 送信先決定方法、送信先決定装置、送信先決定プログラム
JP6807295B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、および、プログラム
JP6725943B2 (ja) 表示方法およびプログラム
JP6232519B1 (ja) プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末
JP7297971B2 (ja) サーバ、情報処理方法、プログラム
JP2018120539A (ja) 表示方法、表示プログラム、情報処理装置および情報処理端末
JP7319426B2 (ja) プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末
JP2019079499A (ja) 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理端末
JP2018049638A (ja) プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末
JP7071107B2 (ja) プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末
JP2019102000A (ja) 情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置
JP6556390B2 (ja) 表示方法およびプログラム
KR102676795B1 (ko) 프로그램, 표시 방법 및 정보처리 단말
JP2023061663A (ja) プログラム、情報処理方法および端末
KR20140133097A (ko) 단말기의 서비스 사용 이력을 저장하고 공유하는 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210128

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210622

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7246870

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350