JP7244797B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明装置本体に配線孔を設けた照明装置に関する。
従来、天井面、壁面のいずれにも取付可能とする例えば誘導灯などの照明装置は、電源線を内部側に引き込むための配線孔を照明装置本体の上面部と背面部の2箇所に備えている。この場合、上面側の配線孔および背面側の配線孔の両方とも後から除去可能とするノックアウト部で覆われており、施工時において、取付面側となる上面側または背面側のいずれかのノックアウト部が除去され、開口された配線孔が電源線の引き込みに使用される。使用されない配線孔はノックアウト部で覆われた状態に保たれる。
そのため、施工時にはノックアウト部を除去する作業が必要となり、手間がかかっている。また、除去したノックアウト部が廃材となり、処分にも手間がかかってしまう。
特開2014-107135号公報
本発明は、施工性を向上でき、廃材の発生を防止できる照明装置を提供することである。
実施形態の照明装置は、天井面または壁面に取り付けられる照明装置である。照明装置は、照明装置本体を具備する。照明装置本体は、天井面に取り付けられる場合に天井面に対向する上面部、壁面に取り付けられる場合に壁面に対向する背面部、上面部から背面部に亘って照明装置本体の内部側に窪む配線空間を形成する配線空間形成部と、配線空間形成部に設けられ、配線空間形成部と照明装置本体の内部とを連通する配線孔を有する。
実施形態の照明装置によれば、施工性が向上し、廃材の発生を防止することが期待できる。
照明装置の第1の実施形態を示す誘導灯の前面側から見た分解斜視図である。 同上誘導灯の背面側から見た分解斜視図である。 同上誘導灯の本体ユニットの断面図である。 同上誘導灯の取付金具に本体ユニットを取り付けた斜視図である。 同上誘導灯の斜視図である。 照明装置の第2の実施形態を示す誘導灯の前面側の斜視図である。 同上誘導灯の本体ユニットの断面図である。
以下、第1の実施形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
図1ないし図5には、照明装置である誘導灯10を示す。誘導灯10は、被設置面である天井面および壁面のいずれにも選択的に取付可能とする片面表示形誘導灯である。
誘導灯10は、被設置面に取り付けられる取付部材である取付金具11、この取付金具11に着脱可能に取り付けられる本体ユニット12、およびこの本体ユニット12の主面である前面側に着脱可能に取り付けられるカバーである表示ユニット13を備えている。なお、本実施形態の誘導灯10では、天井面に取り付けられる面を上面、上面に対して反対側を下面、壁面に取り付けられる面を背面(後面)、背面に対して反対側の主面を前面、これら上下面および前後面に交差する幅方向の両側面を左右の側面として説明する。
そして、取付金具11は、金属板によって一体に形成されている。取付金具11は、天井面への取付用の天井面取付板部16、および壁面への取付用の壁面取付板部17を有している。これら天井面取付板部16と壁面取付板部17とは略直角に折曲されて形成されている。
天井面取付板部16の幅方向中央には、天井面から引き出される電源線等の電線a(図3に2点鎖線によって模式的に示す)が挿通される天井面用配線孔18が設けられている。天井面取付板部16の幅方向両側位置には、天井取付用の複数の取付孔19が設けられている。これら取付孔19を挿通する複数のねじが天井面に螺着されることにより、取付金具11が天井面に取り付けられる。
壁面取付板部17の幅方向中央には、壁面から引き出される電源線等の電線b(図3に2点鎖線によって模式的に示す)が挿通される壁面用配線孔20が設けられている。壁面取付板部17の幅方向両側位置には、壁面取付用の複数の取付孔21が設けられている。これら取付孔21を挿通するねじが壁面に螺着されることにより、取付金具11が壁面に取り付けられる。
壁面取付板部17の両側には、本体ユニット12(誘導灯本体27)を支持する支持部22が設けられている。支持部22は、壁面取付板部17の側縁から前方へ向けて折曲されているとともに、上下縁が内側に向けて折曲された断面略コ字形に形成されている。支持部22の先端側(前端側)には、係止部である係止爪部23が設けられている。
壁面取付板部17の両側で支持部22の下側には、本体ユニット12に装着される表示ユニット13の係止を受け止めて保持する被係止部である保持部24が設けられている。保持部24は、壁面取付板部17の側縁から前方へ向けて折曲されているとともに、先端側が内側に向けて折曲された断面略L字形に形成されている。
次に、本体ユニット12は、取付金具11に着脱可能に取り付けられる照明装置本体である誘導灯本体27を備えているとともに、この誘導灯本体27内に配置される光源ユニット28、電源部29、蓄電池30および端子台31などを備えている。
そして、誘導灯本体27は、例えば樹脂製で、上面部34、下面部35、左右の側面部36、および背面部37を有し、前面を開口した箱形に一体に形成されている。
誘導灯本体27の上部側には、上面部34から背面部37に亘って誘導灯本体27の内部側に窪む配線空間39を形成する配線空間形成部40が設けられている。配線空間39の上面側および背面側は、それぞれ誘導灯本体27の上面側および背面側に開口されている。配線空間形成部40は、上面部34から下方に向けて突出し、配線空間39の前面側を形成する前面側形成部41と、背面部37から前方へ向けて突出し、配線空間39の下面側を形成する下面側形成部42と、これら前面側形成部41および下面側形成部42の両側に設けられ、配線空間39の側面を形成する側面形成部43とを有している。下面側形成部42に配線空間39に連通し電線aまたは電線bが挿通される本体側配線孔である配線孔44が設けられている。配線孔44は、ノックアウトなどが設けられず、開口されている。そして、誘導灯本体27が取付金具11に取り付けられた状態で、配線空間39は、取付金具11の天井面用配線孔18と壁面用配線孔20との両方に連通され、天井面からの電線aおよび壁面からの電線bのいずれも引き込むことができて配線孔44に挿通可能とする。なお、配線孔44は、下面側形成部42に代えて、前面側形成部41に設けてもよい。
誘導灯本体27の上部側には被設置面に取り付けるための取付構造46が設けられている。取付構造46は、本実施形態では、取付金具11を介して被取付面に取り付けられるもので、取付金具11に対して前方から組み合わせて取り付けられる構造となっている。
取付構造46は、誘導灯本体27内の両側位置で背面部37を前後方向に貫通され、取付金具11の両側の支持部22が挿入される第1の挿入部47を有している。第1の挿入部47は、誘導灯本体27の側面部36の内側に設けられる支持受部48によって形成されている。そして、誘導灯本体27は、取付金具11に取り付けられた状態で、第1の挿入部47に挿入される支持部22によって支持されるとともに、支持部22の係止爪部23が支持受部48の前面側に係止されることによって取付金具11に保持される。
取付構造46は、誘導灯本体27の第1の挿入部47の下側で、背面部37を前後方向に貫通し、取付金具11の保持部24が挿入される第2の挿入部49を有している。この第2の挿入部49の位置には、第2の挿入部49を通じて保持部24が配置される配置部50が形成されている。配置部50の内側面は開口されており、この配置部50の内側面から保持部24の先端側が突出される。
誘導灯本体27の上面部34には、取付金具11の天井面取付板部16をねじで天井面に取り付けた場合にねじの頭部が配置される上面側凹部51が形成されている。誘導灯本体27の背面部37には、取付金具11の壁面取付板部17をねじで壁面に取り付けた場合にねじの頭部が配置される背面側凹部52が形成されている。
また、光源ユニット28は、誘導灯本体27の幅方向に横長に設けられ、誘導灯本体27の下部側に配置されている。光源ユニット28は、発光モジュール55、およびこの発光モジュール55を保持するホルダ56を備えている。
発光モジュール55は、誘導灯本体27の幅方向に横長の光源基板、この光源基板に実装された光源である発光素子を有している。発光素子は、LEDや有機ELなどの半導体発光素子が用いられている。なお、図面には発光モジュール55を模式的に示している。
ホルダ56は、誘導灯本体27の幅方向に横長に設けられている。ホルダ56は、電源部29に取り付けられている。
また、電源部29は、電源回路部、およびこの電源回路部を収容する電源ケース59を備えている。
電源回路部は、電源基板、およびこの電源基板に実装された各種の電源部品を備えている。電源回路部の入力部が内部配線によって端子台31に接続され、電源回路部の出力部が発光モジュール55に接続されている。電源基板上には、入力部に入力される外部電源である交流電源を所定の直流電源に変換して出力する変換回路、この変換回路から出力される直流電源によって発光素子を点灯させる常時点灯回路、変換回路から出力される直流電源によって蓄電池30を充電する充電回路、外部電源の停電時に蓄電池30の電源によって発光素子を点灯させる非常時点灯回路、および点検操作時に動作する点検回路等の回路が少なくとも設けられている。
電源ケース59は、電源回路部を収容するケース部60、およびこのケース部60の側部に蓄電池30が着脱可能に装着される蓄電池装着部61が形成されている。電源ケース59のケース部60は誘導灯本体27内の左下側に配置され、蓄電池装着部61は誘導灯本体27内の右下側に配置されている。蓄電池装着部61は、前面側に開口され、前面側から蓄電池30が着脱可能に装着される。蓄電池装着部61には、蓄電池30が装着されることにより、蓄電池30と電気的に接続される電源回路部の端子部を備えていてもよい。
なお、電源ケース59の左下側には、電源回路部の点検回路が備える点検スイッチや点検ランプなどの点検部が配置されている。
また、蓄電池30は、充放電可能な二次電池である蓄電池本体を蓄電池ケース64内に収容した蓄電池本体部65を備えている。蓄電池30は、電源部29の蓄電池装着部61に装着され、蓄電池30が備える端子部が電源部29の端子部に電気的に接続される。あるいは、蓄電池30は、蓄電池本体部65が電源部29の蓄電池装着部61に装着され、蓄電池本体部65から引き出されたコネクタ付ケーブルが電源部29のコネクタに電気的に接続される。
また、端子台31は、絶縁性を有する端子台本体67、およびこの端子台本体67内に収容された複数の端子を備えている。端子台本体67の一側には外部からの電線aまたは電線bが挿入接続される複数の接続孔68が設けられ、端子台本体67の他側に電源回路部からの内部配線が接続される複数の接続孔が設けられている。そして、端子台31は、電源部29の上側位置で、誘導灯本体27内の左側部に取り付けられている。端子台31の一側の接続孔68は、誘導灯本体27の配線孔44側に向けられ、電線aまたは電線bの配線が容易になるように構成されている。
次に、表示ユニット13は、枠体71、この枠体71の前面側に配置される表示パネル72および導光板73などを備えている。
枠体71は、四角形枠状に形成され、誘導灯本体27の前面側を覆って取り付けられる。枠体71の背面の上部両側に、誘導灯本体27の側面部36の内側に挿入されるガイド部75が突設されている。ガイド部75は、誘導灯本体27の側面部36と取付金具11の支持部22の外面側との間に挿入され、支持部22の係止爪部23が支持受部48の前面側に係止した状態に保持し、誘導灯本体27が取付金具11から外れるのを防止する。
枠体71の左下側には、電源部29の点検スイッチや点検ランプなどの点検部に臨んで、点検用の窓部76が設けられている。
枠体71の背面の上部側両側に、表示ユニット13を誘導灯本体27に取り付けた状態に係止する係止金具77が取り付けられている。係止金具77は、例えば板ばねで構成されている。係止金具77の一端が枠体71の背面に設けられた取付部78に取り付けられ、他端である先端側が後方へ向けて突出されている。係止金具77の先端側には、幅方向の外側へ向けて略L字形に突出する係止部79が設けられている。係止金具77の係止部79は、誘導灯本体27の配置部50の前壁および取付金具11の保持部24の先端部を弾性的に乗り越え、保持部24に対して係止されることにより、表示ユニット13を誘導灯本体27に係止する。
表示パネル72には、ピクトグラムが表示されている。
導光板73は、例えばアクリル等の透明な樹脂製で、光源ユニット28(発光素子)からの光を入射して表示パネル72に導くものである。導光板73の下部側は、枠体71の背面から突出して光源ユニット28に対向され、光源ユニット28(発光素子)からの光が入射する。
次に、誘導灯10の施工について説明する。
まず最初に、取付金具11を天井面または壁面に設置する。例えば誘導灯10を壁面に設置する場合には、壁面から引き出されている電線bを取付金具11の壁面取付板部17の壁面用配線孔20に挿通し、壁面取付板部17の取付孔21を通じてねじを壁面に螺着し、取付金具11を壁面に取り付ける。
続いて、取付金具11に挿通した電線bを誘導灯本体27の配線空間39を通じて配線孔44から誘導灯本体27内に引き込み、端子台31に接続する。なお、電線bは、例えば、少なくとも2本の被覆電線を被覆体で一体に纏めたケーブルなどであり、このケーブルの先端から各被覆電線を露出させるとともに各被覆電線の導線を露出させ、これら導線を端子台31の接続孔68に挿入して接続する。
続いて、壁面から引き出されている余分な電線bを取付金具11の壁面用配線孔20から壁面内に押し戻しながら、さらには、壁面から引き出されている電線bを誘導灯本体27の配線空間39に配置しながら、誘導灯本体27の上部側を取付金具11に対して前方から組み合わせて取り付ける。
誘導灯本体27の取り付けの際は、誘導灯本体27の上面部34を取付金具11の天井面取付板部16の下側に配置し、誘導灯本体27を取付金具11に向けて移動させる。これにより、誘導灯本体27の第1の挿入部47に取付金具11の支持部22が挿入され、さらに、誘導灯本体27の第2の挿入部49に取付金具11の保持部24が挿入される。誘導灯本体27が取付金具11に対して所定の取付位置まで移動すると、誘導灯本体27の支持受部48に支持部22の係止爪部23が係止され、誘導灯本体27が取付金具11に取り付けられる。このとき、光源ユニット28は誘導灯本体27内の下部側に配置されているため、光源ユニット28を取り外すことなく、誘導灯本体27の上部側を取付金具11に取り付けることが可能となっている。
そして、誘導灯本体27を取付金具11に取り付けた状態では、壁面から引き出されている電線bが誘導灯本体27の配線空間39に配置され、この配線空間39を通じて配線孔44から誘導灯本体27の内部に引き込まれている。
続いて、表示ユニット13を誘導灯本体27に対して前方から組み合わせて取り付ける。表示ユニット13の両側上側のガイド部75が誘導灯本体27の側面部36の内側に挿入され、表示ユニット13の両側の係止金具77の係止部79が誘導灯本体27の配置部50およびこの配置部50に配置されている取付金具11の保持部24の先端側を乗り越えて、保持部24の先端側に係止され、表示ユニット13が誘導灯本体27に引き寄せられる付勢状態で係止される。これで、誘導灯10の施工が完了する。
表示ユニット13を誘導灯本体27に取り付けることにより、導光板73の下部側が発光モジュール55に対向され、導光板73に発光モジュール55の発光素子からの光が入射可能となる。
また、誘導灯10を天井面に設置する場合には、天井面から引き出されている電線aを取付金具11の天井面取付板部16の天井面用配線孔18に挿通し、天井面取付板部16の取付孔19を通じてねじを天井面に螺着し、取付金具11を天井面に取り付ける。
続いて、取付金具11に挿通した電線aを誘導灯本体27の配線空間39を通じて配線孔44から誘導灯本体27内に引き込み、端子台31に接続する。
続いて、天井面から引き出されている余分な電線aを取付金具11の天井面用配線孔18から天井面内に押し戻しながら、さらには、天井面から引き出されている電線aを誘導灯本体27の配線空間39に配置しながら、誘導灯本体27の上部側を取付金具11に対して前方から組み合わせて取り付ける。
そして、誘導灯本体27を取付金具11に取り付けると、天井面から引き出されている電線aが誘導灯本体27の配線空間39に配置され、この配線空間39を通じて配線孔44から誘導灯本体27の内部に引き込まれている。
誘導灯本体27への表示ユニット13の取り付けは、上述したとおりである。
このように、誘導灯10を天井面および壁面のいずれに取り付ける場合も、天井面から引き出される電線aおよび壁面から引き出される電線bのいずれも、誘導灯本体27の配線空間39に配置し、この配線空間39を通じて1つの配線孔44から誘導灯本体27の内部に引き込まれている。
次に、誘導灯10の動作について説明する。
外部電源の供給時には、電源部29が備える電源回路部の常時点灯回路により、外部電源を電源として発光モジュール55の発光素子を点灯させ、かつ、電源回路部の充電回路により、外部電源を電源として蓄電池30を充電する。
また、外部電源の停電時には、電源回路部の非常時点灯回路により、蓄電池30を電源として発光モジュール55の発光素子を点灯させる。
そして、発光モジュール55の発光素子の光は、導光板73に入射し、この導光板73内を導光されて表示パネル72に向けて出射し、表示パネル72を照明する。
以上のように構成された本実施形態の誘導灯10では、誘導灯本体27の上面部34から背面部37に亘って誘導灯本体27の内部側に窪む配線空間39を形成する配線空間形成部40が設けられ、この配線空間形成部40に配線孔44を設けていることにより、天井面から引き出される電線aおよび壁面から引き出されている電線bのいずれも、誘導灯本体27の配線空間39に配置し、この配線空間39を通じて1つの配線孔44から誘導灯本体27の内部に引き込むことができる。そのため、誘導灯本体27に設ける配線孔44は、1つで済み、ノックアウトを設ける必要がなくなるため、施工時において、ノックアウトを除去する作業が不要となって、施工性が向上し、さらに、ノックアウトの除去による廃材の発生を防止することができる。
また、配線空間形成部40は、上面部34から下方に向けて突出し、配線空間39の前面側を形成する前面側形成部41と、背面部37から前方へ向けて突出し、配線空間39の下面側を形成する下面側形成部42とを有し、前面側形成部41および下面側形成部42のいずれか一方に配線孔44を設けることにより、配線空間39の容積を大きくして、天井面からの電線aおよび壁面からの電線bのいずれをも配置でき、これら電線aまたは電線bを配線孔44に挿通させることができる。
次に、図6および図7に第2の実施形態を示す。
第2の実施形態の誘導灯10は、第1の実施形態の誘導灯10に対して配線空間形成部40の構成が異なり、他の構成は同じである。
配線空間形成部40は、誘導灯本体27の上面部34から背面部37に亘って傾斜し、配線空間39の下面側を形成する傾斜面部(傾斜面形成部)90と、この傾斜面部90の両側に設けられ、配線空間39の側面を形成する側面形成部91を有している。傾斜面部90に配線孔44が設けられている。傾斜面部90の水平面に対する傾斜角度は、例えば45°または45°以下とされ、本実施形態では45°よりも小さい角度とされている。
この場合にも、天井面から引き出される電線aおよび壁面から引き出される電線bのいずれも、誘導灯本体27の配線空間39に配置し、この配線空間39を通じて1つの配線孔44から誘導灯本体27の内部に引き込むことができる。
しかも、誘導灯本体27の上面部34から背面部37に亘って傾斜する傾斜面部90に配線孔44を設けているため、壁面から引き出される電線bを無理なく配線孔44を通じて誘導灯本体27の内部に容易に引き込むことができる。
なお、上記実施形態では、誘導灯本体27を天井面または壁面に取り付けるために取付金具11を用いたが、誘導灯本体27を天井面または壁面に直接取り付けてもよい。この場合にも、天井面からの電線aまたは壁面からの電線bは、誘導灯本体27の上面部34から背面部37に亘って誘導灯本体27の内部側に窪む配線空間39に配置し、この配線空間39を通じて配線孔44から誘導灯本体27の内部に引き込むことができる。
また、配線空間形成部を用いる構成は、誘導灯に限らず、非常灯などの他の照明装置にも適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 照明装置である誘導灯
27 照明装置本体である誘導灯本体
34 上面部
37 背面部
39 配線空間
40 配線空間形成部
41 前面側形成部
42 下面側形成部
44 配線孔
90 傾斜面部

Claims (3)

  1. 照明装置本体を備え、天井面または壁面に取り付けられる照明装置であって、
    前記照明装置本体は、
    前記天井面に取り付けられる場合に前記天井面に対向する上面部
    前記壁面に取り付けられる場合に前記壁面に対向する背面部
    前記上面部から前記背面部に亘って前記照明装置本体の内部側に窪む配線空間を形成する配線空間形成部と、
    前記配線空間形成部に設けられ、前記配線空間形成部と前記照明装置本体の内部とを連通する配線孔とを備え
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記配線空間形成部は、前記配線空間の前面側を形成する前面側形成部、および前記配線空間の下面側を形成する下面側形成部を有し、
    前記配線孔は、前記前面側形成部および前記下面側形成部のいずれか一方に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記配線空間形成部は、前記上面部から前記背面部に亘って傾斜する傾斜面部を有し、
    前記配線孔は、前記傾斜面部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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