JP7241914B2 - ページングマルチ識別モジュール無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明の様々な実施例は、一般に、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することが可能な無線通信装置をページングすることに関する。具体的には、本発明の様々な実施例は、複数の識別子に関連付けられたページングオケージョンを協調スケジューリングすることに関する。
無線通信装置を用いる移動通信が一般に普及している。複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することができる無線通信装置(ユーザ装置、User Equipment:UE)もある。そのようなUEは、例えば、複数の汎用加入者識別モジュール(Universal Subscriber Identity Module:USIM)を有しうる。したがって、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することが可能なこれらのUEを、マルチUSIM UEと称する場合がある。
エネルギー消費を低減するために、UEは、場合によっては、アイドルモードで動作することができる。アイドルモードでは、通信ネットワークとのデータ接続、すなわち、通信ネットワークに接続することですでにセットアップされたデータ接続は、通常、解除される。したがって、データ接続がセットアップされており、データ接続によって通信ネットワークとUEの間でデータ通信が可能な接続モードと、アイドルモードとは区別される。UEがアイドルモードで動作すると、通信ネットワークは、アイドルモードから接続モードへの移行を引き起こすことができる。より具体的には、通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)の基地局(Base Station:BS)が送信するダウンリンク(Downlink:DL)ページング信号によって、前記移行を引き起こすことができる。ページング信号は、ページングオケージョン(Paging Occasion:PO)のタイミングに従って送信される。UEは、POでページング信号を監視するように構成されている。
参照実装によれば、POのタイミングは、UEの識別子に基づいて決定される。例えば、Third Generation Partnership Project(3GPP)4Gプロトコルによるセルラ通信ネットワークに対して、POのタイミングは、1024ビットのモジュラス(UE識別インデックス値と称する場合もある)を計算することによって、国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)に基づいて決定される。3GPP Technical Specification(TS)36.304、バージョン15.0.0(2018-07-06)参照。例えば、3GPP 5Gプロトコルによれば、POのタイミングは、移動電話加入者一時識別番号(Temporary Mobile Subscriber Identity:5G-S-TMSI)の1024ビットのモジュラスに基づいて決定される。3GPP TS 36.304、又は、TS 38.304(バージョン15.0.0)参照。
マルチUSIM UEをページングすると、制御シグナリングオーバーヘッド、UEでの電力消費及び通信ネットワークにおける運用の複雑さが増大しうることが確認されている。
したがって、複数の加入者識別子を用いて通信ネットワークに接続することが可能なUEをページングするための高度な技術が必要とされる。特に、上記で確認した制約及び欠点のうち少なくともいくつかを克服又は軽減する技術が必要とされる。
上記のような必要性は、独立請求項に記載の特徴によって満たされる。従属請求項に記載の特徴によって、実施形態が定義される。
複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することが可能な無線通信装置を動作させる方法は、第1の識別子を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワークに接続する工程を含む。前記方法は、第2の識別子を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワークに接続する工程をさらに含む。前記方法は、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたページングオケージョンの協調スケジューリングの要求を送信する工程をさらに含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品は、プログラムコードを含む。少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムコードをロードし、且つ、実行することができる。前記プログラムコードを実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサは、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することが可能な無線通信装置を動作させる方法を実行する。前記方法は、第1の識別子を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワークに接続する工程を含む。前記方法は、第2の識別子を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワークに接続する工程をさらに含む。前記方法は、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたページングオケージョンの協調スケジューリングの要求を送信する工程をさらに含む。
無線通信装置は、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することが可能な制御回路を含む。前記制御回路は、第1の識別子を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワークに接続するように構成されている。さらに、前記制御回路は、第2の識別子を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワークに接続するように構成されている。さらに、前記制御回路は、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたページングオケージョンの協調スケジューリングの要求を送信するように構成されている。
通信ネットワークのノードを動作させる方法は、第2の識別子を用いて無線通信装置に接続する工程を含む。前記無線通信装置は、第1の加入者識別子を用いて、前記通信ネットワーク、又は、さらなる通信ネットワークに接続される。前記方法は、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたページングオケージョンの協調スケジューリングの要求を受信する工程をさらに含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品は、プログラムコードを含む。少なくとも1つのプロセッサは、前記プログラムコードをロードし、且つ、実行することができる。前記プログラムコードを実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークのノードを動作される方法を実行する。前記方法は、第2の識別子を用いて無線通信装置に接続する工程を含む。前記無線通信装置は、第1の識別子を用いて、前記通信ネットワーク、又は、さらなる通信ネットワークに接続される。前記方法は、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたページングオケージョンの協調スケジューリングの要求を受信する工程をさらに含む。
少なくとも1つの通信ネットワークのノードは、第1の識別子を用いて通信ネットワーク又はさらなる通信ネットワークに接続された無線通信装置に、第2の識別子を用いて接続するように構成され、且つ、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたページングオケージョンの協調スケジューリングの要求を受信するように構成された制御回路を含む。
上記の特徴及び以下に説明する特徴は、記載される各々の組み合わせにおいてだけではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組み合わせ又は単独でも使用することができることを理解されたい。
図1は、様々な実施例によるセルラネットワークの概略図である。 図2は、様々な実施例による、コアネットワークとRANとを含むセルラネットワークの概略図である。 図3は、様々な実施例による、第1のコアネットワークを含む第1のセルラネットワーク及び第2のコアネットワークを含む第2のセルラネットワークの概略図であり、第1のコアネットワーク及び第2のコアネットワークの両方が共通のRANに接続されている。 図4は、第1のコアネットワークと第1のRANとを含む第1のセルラネットワークの概略図であり、また、第2のコアネットワークと第2のRANとを含む第2のセルラネットワークの概略図でもある。 図5は、様々な実施例による、UEとRAN間の無線リンク上に実装された複数のチャネルの概略図である。 図6は、様々な実施例による、UEが動作しうる接続モード及びアイドルモードの概略図である。 図7は、複数の加入者識別子に関連付けられ、且つ、協調スケジューリングされていないPOの参照実装の概略図である。 図8は、様々な実施例による、複数の加入者識別子に関連付けられ、且つ、協調スケジューリングされているPOの概略図である。 図9は、様々な実施例によるBSの概略図である。 図10は、様々な実施例によるマルチUSIM UEの概略図である。 図11は、様々な実施例による方法のフローチャートである。 図12は、様々な実施例による方法のフローチャートである。 図13は、様々な実施例によるシグナリング図である。 図14は、様々な実施例によるシグナリング図である。 図15は、様々な実施例によるシグナリング図である。
本開示のいくつかの実施例は、一般に、複数の回路、又は他の電子装置を提供する。前記回路及び他の電子装置並びにそれら各々が提供する機能についての記載のすべては、本明細書に例示、説明されているもののみを包含することに限定されることを意図していない。開示される前記様々な回路又は他の電子装置に、特定の表示が割り当てられるが、そのような表示によって、前記回路及び他の電子装置の動作の範囲が限定されることを意図してはいない。そのような回路及び他の電子装置を、所望の特定のタイプの電子実装に基づく任意の方法で、互いを組み合わせ、且つ/又は分離させてもよい。本明細書に開示するいずれの回路又は他の電子装置は、任意の数のマイクロコントローラと、グラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processor Unit:GPU)と、集積回路と、メモリ装置(例えば、FLASH(登録商標)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)、読み取り専用メモリ(Read Only Memory:ROM)、Electrically Programmable Read Only Memory(EPROM)、Electrically Erasable Programmable Read Only Memory(EEPROM)、又はこれらの他の好適な変形物)と、ソフトウェアとを含んでもよく、これらの構成要素は、協働して本明細書に開示する動作を実行するということを認識されたい。さらに、前記電子装置のうちのいずれか1つ以上は、開示するように、任意の数の機能を実行するようプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体において具現されるプログラムコードを実行するように構成されてもよい。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら、詳細に説明する。実施形態についての下記説明は、限定的な意味で解釈されないものとすることを理解されたい。以下に説明する実施形態又は図面は例示的なものに過ぎず、本発明の範囲がこれらによって限定されることを意図するものではない。
図面は概略的な表現であるとみなされるものとし、図面に示す構成要素は、必ずしも縮尺通りに示されているわけではない。むしろ、前記様々な構成要素は、それらの機能及び一般的な目的が当業者には明らかになるように示されている。図面に示す、又は、本明細書に記載する機能ブロック、装置、構成要素、又は他の物理的もしくは機能ユニット間の任意の接続又は結合を、間接的な接続又は結合によって実装してもよい。無線接続を介して、部品同士を結合してもよい。機能ブロックを、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実装してもよい。
種々な態様は、通信システムに関する。例えば、UE、及び、セルラネットワークなどの通信ネットワークのBSによって、通信システムを実装してもよい。通信システムは、UEとBS間の無線リンクを含んでもよい。DL信号を、BSが送信し、UEが受信してもよい。アップリンク(Uplink:UL)信号を、UEが送信し、BSが受信してもよい。
以下、様々なモードでUEを動作させる技術について説明する。前記モードは、接続モード及びアイドルモードを含んでもよい。さらに、アイドルモードから接続モードへの移行など、複数のモード間で移行させる技術、又は複数のモード間の移行を引き起こす技術について、以下に説明する。
接続モードでUEとネットワークの間のデータ接続を確立してもよい。アプリケーションデータやレイヤ3制御データなどの上位レイヤ制御データを含むデータの送信を、データ接続を用いて実行してもよい。別様に、前記データ接続をアイドルモードで解放してもよい。
アイドルモードでは、データ送信から直接開始することが可能でなくてもよい。むしろ、例えばデータ接続を再確立することで、まず、通信ネットワークに接続するように、UEに要求してもよい。UEに再接続させるために、DLページング信号を伝達してもよい。POのタイミングに従って、ページング信号を伝達してもよい。
様々な実施例によって、POのタイミングを決定するためのルールを説明する。
いくつかの実施例によれば、複数のページング信号を、関連するページング手順、例えばページングインジケータ及びページングメッセージで伝達してもよい。ページング手順は、UEで実行する以下の工程を含んでもよい。すなわち、(i)ページングインジケータを監視すること、例えば、POでBSとUEの間の無線リンクのDL制御チャネルを復号すること、及び、(ii)ページングインジケータを受信した場合、ページングメッセージを監視すること、例えば、DLを共有するチャネルを復号してページングメッセージを受信し、それによって、ページングインジケータが特定のUEが意図したものであったかどうかを確認すること。
本明細書に記載する様々な実施例は、UEに関し、前記UEは、UEの2つ以上の識別子を用いて通信ネットワークと接続することが可能である。
概して、本明細書で用いるようなUEの「識別子」という用語は、UEに関連付けられている加入者に関連付けられた識別子、つまり、加入者識別子を示すものであってもよい。また、前記識別子は、UEに割り当てられた一時識別子、例えば、TMSI、又は、UEに割り当てられた他の一時識別子を示すものであってもよい。
例えば、そのようなUEは、UICCもしくは組み込みUICC上の複数のUSIM、又は別のタイプの識別ハードウェアを含みうる。以下、複数の識別子を用いて通信ネットワークに接続することができる、そのようなUEを、マルチUSIM UEと称する。
概して、マルチUSIM UEは、複数の識別子を用いて、同じ通信ネットワーク又は異なる通信ネットワークに接続することができる。例えば、本明細書に記載するいくつかのシナリオでは、マルチUSIM UEは、異なる通信ネットワークに接続され、セルラ通信ネットワークのコアネットワークによって実行される。このとき、前記複数のコアネットワークは共通のRANを共有する。RANの共有は、オペレータがその投資を共有して全国をカバーすることができるので、ネットワーク設備としてますます普及しつつある。マルチUSIM UEは、異なるRANを介して接続することも可能であろう。
概して、本明細書に記載する技術から利益を得ることができるマルチUSIM UEは、1つ以上の通信インターフェースを有しうる。例えば、マルチUSIM UEは、第1の識別子を用いて通信ネットワークに接続し、この接続に基づいて第1の通信ネットワークと通信するように構成された第1の通信インターフェースを含み、また、第2の通信ネットワークと接続且つ通信するように構成された第2の通信インターフェースを、さらに含む。例えば、第1の通信インターフェースと第2の通信インターフェースは各々、アナログフロントエンド及びデジタルフロントエンドを有しうる。符号化、変調、復号、復調は、前記複数の通信インターフェースの各々によって、独立して実行されうる。別の典型的な実施では、UEには、「単一無線」と称する場合がある1つの通信インターフェースのみを有しうる。2つ以上の通信ネットワークと通信することができるように、時分割多重化を利用しうる。単一無線マルチUSIM UEは、設計上、複雑さが低減され、より単純となる傾向にある。
マルチUSIM UEの異なる識別子は、通常、それぞれの通信ネットワークにおいて、異なるサブスクリプションに関連付けられている。そのようなサブスクリプションは、IMSIなどの固有の識別子や固有のサービス契約に関連付けられている。例えば、通話、ショートメッセージサービス、及びパケットデータのための、ポリシー及び課金、並びに/又は、トラフィックシェーピングは、それぞれのサービスモデルに依存しうる。概して、マルチUSIM UEが第1の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークと接続すれば、それぞれのIPアドレス、固有のMobile Station International Subscriber Directory Number(MSISDN)、及び通信ネットワークとの固有データ接続が提供されうる。したがって、ネットワークの観点から、マルチUSIM UEは、2つの独立したUEとして認識されるであろうと言える。
様々な技術は、マルチUSIM UEのそのような挙動はページングに影響を及ぼしうるという知見に基づいている。特に、ページングは、POのタイミングに従っており、POのタイミングは、それぞれのUEの識別子に基づいて決定される。例えば、3GPP 4Gに対しては、POのタイミングはIMSIに基づいて決定され、3GPP 5Gに対しては、POのタイミングは5G-S-TMSIに基づいて決定される。上述したように、マルチUSIM UEは、ネットワークの観点から、2つの別個のUEとして認識されるため、ページングは、マルチUSIM識別子の各識別子に対して、実質、独立して実行されるであろう。これによって非能率が生じる。例えば、特に、マルチUSIM UEが同一のRANを介して1つ以上のコアネットワークと接続されているシナリオの場合、同じ無線リンクの無線測定において、制御シグナリングの量が実質2倍になる。
本明細書に記載する様々な実施例によれば、マルチUSIM UEに対して、特に、(i)同じオペレータがマルチUSIM UEの複数のサブスクリプションを処理するシナリオに対して、又は、(ii)複数のサブスクリプションに関連する複数のオペレータが同じRANを使用するシナリオに対して、向上したページングを実行することができる。シナリオ(i)では、1人のオペレータが、単一のRAN及び単一のコアネットワークを使用し、一方、2つの独立したUEコンテキストを使用するということが可能であろう。前記2つのUEコンテキストは、同じコアネットワークに格納される。シナリオ(ii)では、2人のオペレータが同じRANを共有し、一方、異なるコアネットワーク、例えば物理的に別個のコアネットワーク又は仮想コアネットワークとして実行される異なるコアネットワークを動作させるということが可能であろう。このとき、前記2つの独立したUEコンテキストは、前記2つの異なるコアネットワークに格納される。
実施例によれば、マルチUSIM UEの第1の識別子に対してのPOのタイミングと同じPOのタイミングを、マルチUSIM UEの第2の識別子に対して使用するように通信ネットワークに要求するマルチUSIM UEによって、ページングが向上する。言い換えれば、様々な実施例によれば、第1の識別子及び第2の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングの要求(協調スケジューリング要求)を送信するようにマルチUSIM UEを構成しうる。そして、POを協調スケジューリングするようにBS又は通信ネットワークの他の適切なノードを構成しうる。
POの協調スケジューリングとは、例えばタイムシフト無しにPOが同時に発生することを意味しうる。協調スケジューリングされるPOのタイミングを、1つの共通のルール又は計算を用いて決定してもよい。協調スケジューリングとは、ページング信号が第1の識別子と第2の識別子の間で共有されることを意味しうる。協調スケジューリングとは、意図したレシーバー、例えばマルチUSIM UE、特に単一無線マルチUSIM UEが、協調スケジューリングされたPOで、複数の識別子に対して関連ページング信号すべてを受信することができることを意味しうる。
概して、協調スケジューリング要求を実行するのに利用可能な複数の選択肢がある。例えば、第2の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続する際に、協調スケジューリング要求を送信することが可能であろう。そして、第1の識別子に基づく、(3GPP 4Gに対する)IMSIの1024ビットのモジュラスの計算の結果又は(3GPP 5Gに対する)5G-S-TMSIの1024ビットのモジュラスの計算の結果が、対応する制御メッセージに情報要素として含まれることが可能であろう。これは、それぞれのUE識別インデックス値に相当する(3GPP TS 36.413参照)。代替的又は追加的に、マルチUSIM UEであるUE、すなわち、第1の識別子及び第2の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続することが可能なUEを示すインジケータによって、要求を実行することは可能であろう。例えば、前記インジケータは、UEがマルチUSIM UEである場合にTRUE値をとり、UEがマルチUSIM UEでない場合にはFALSE値をとるフラグ(すなわち、ブール変数)でありうる。第1の識別子を示すインジケータを含む協調スケジューリング要求を用いれば、プライバシーを向上させうる。このとき、前記インジケータは、第1の識別子のモジュラス計算の結果、又は第1の識別子に関連付けられた一時識別子のモジュラス計算の結果を含む。通信ネットワークは、第1の識別子を決定することができる情報を、特に受信しなくてもよい。モジュラス計算の結果は、別の目的のためにすでに格納されていてもよい。したがって、モジュラス計算を用いることで、要求を発するための追加の負担が軽減されうる。請求する方法は、1つのUEのみを再構成することを考慮に入れてもよい。したがって、通信ネットワークにおいて第1の識別子及び第2の識別子を備えたUEを実行するのは容易でありうる。
概して、少なくとも1つの通信ネットワークは、協調スケジューリング要求を承認又は拒絶してもよい。前記要求が拒絶されると、参照実装の使用へとマルチUSIM UEがフォールバックし、それによって、第1の識別子に関連付けられた第1のPOと第2の識別子に関連付けられた第2のPOは協調スケジューリングされない。
協調スケジューリング要求が承認されると、第1の識別子を用いて再接続を引き起こすことができ、また、第2の識別子を用いて再接続を引き起こすこともできる、ページング信号に対して、同一POを監視することができる。簡潔に言えば、両方の識別子に対して、同じPOを監視するであろう。そして、POのうち、所与の1つのPOでページングインジケータを受信すると、UEは、Physical Downlink Shared Control Channel(PDSCH)の復号を開始してページングメッセージを受信することを試みうる。その後、ページングメッセージを受信し次第、UEは、ページングメッセージの情報要素の値が第1の識別子に関連付けられているのか、又は第2の識別子に関連付けられているのかを確認しうる。その後、この確認次第で、UEは、第1の識別子又は第2の識別子のいずれかを用いて少なくとも1つの通信ネットワークに再接続することができる。
概して、UE識別インデックス値に従って、POのタイミングを決定することが可能であろう。例えば、第1の識別子又は第2の識別子に基づいて、POのタイミングを決定することができうる。別の方法、例えば、静的「UE識別子指数」に関連する静的タイミング、又は、例えばマルチUSIM UEのために確保されていた所定のタイミングの候補から選択された静的タイミングで、POのタイミングを決定することも可能であろう。そのようなシナリオでは、POのタイミングは、第1の識別子とは無関係であり、且つ、第2の識別子とも無関係でありうる。
図1は、セルラネットワーク100の概略図である。図1の実施例は、3GPP 5Gアーキテクチャによるセルラネットワーク100を示す。3GPP 5Gアーキテクチャの詳細については、3GPP TS 23.501、バージョン1.3.0(2017-09)に記載されている。図1及び以下の説明のさらなる部分は、セルラネットワークの3GPP 5Gフレームワークにおける技術を示すが、類似の技術は、他の通信プロトコルに容易に適用されうる。例として、例えばMTC又はNB-IOTフレームワークにおける3GPP LTE 4G、さらには、例えばIEEE Wi-Fi技術などの非セルラ無線システムが挙げられる。
図1のシナリオでは、UE101は、セルラネットワーク100に接続可能である。例えば、UE101は、セルラ電話、スマートフォン、IOTデバイス、MTCデバイス、センサ、及びアクチュエータなどのうちの1つであってもよい。
UE101は、マルチUSIM UE101である。すなわち、UE101は、2つの識別子451、452を用いて、セルラネットワーク、又は、任意にさらなるセルラネットワーク(図1には図示せず)に接続することが可能である。
UE101は、通常、1つ以上のBS112(簡潔に説明するために、単一のBS112のみを図1に示す)によって形成されるRAN111を介してセルラネットワーク100のコアネットワーク(Core Network:CN)115に接続可能である。無線リンク114は、RAN111、具体的にはRAN111の1つ以上のBS112とUE101との間で確立される。
CN115は、ユーザプレーン(User Plane:UP)191と制御プレーン(Control Plane:CP)192と含む。アプリケーションデータは、通常、UP191を介してルーティングされる。このため、UP機能(UP Function:UPF)121が設けられている。UPF121は、ルータ機能を実行しうる。アプリケーションデータは、1つ以上のUPF121を通過しうる。図1のシナリオでは、UPF121は、例えばインターネット又はローカルエリアネットワークなどのデータネットワーク180へのゲートウェイとして機能する。アプリケーションデータを、UE101とデータネットワーク180上の1つ以上のサーバとの間で伝達することができる。
セルラネットワーク100は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and mobility Management Function:AMF)131と、セッション管理機能(Session Management Function:SMF)132と、ポリシー制御機能(Policy Control Function:PCF)133と、アプリケーション機能(Application Function:AF)134と、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function:NSSF)134と、認証サーバ機能(Authentication Server Function:AUSF)136と、統合データ管理(Unified Data Management:UDM)137とを、さらに含む。図1は、これらノード間におけるプロトコル基準点N1~N22も示す。
AMF131は、以下の機能のうち、1つ以上を提供する。すなわち、登録管理と称されることもある接続管理、NASの終了、接続管理、到達可能性の管理、モビリティ管理、接続認証、及び接続承認である。例えば、それぞれのUE101がアイドルモードで動作する場合、AMF131は、UE101のCN開始のページングを制御する。AMF131は、ページング信号をUE101へ送信してもよく、これは、通常、POと時間整合している。ネットワークへのUEの登録後、AMF131は、UEコンテキスト459を作成し、少なくともUE101がネットワークに登録されている限り、このUEコンテキストを維持する。AMF131はまた、UE101に一時識別子S-TMSIも提供する。
それぞれのUE101が接続モードで動作する場合、AMF131によってデータ接続189が確立される。データ接続189は、UDM137によって提供されるUEサブスクリプション情報によって特徴づけられる。UE101の現在のモードを追跡するために、AMF131は、UE101を設定して、進化型パケットシステム接続管理(Evolved Packet System Connection Management:ECM)を接続状態に、又は、ECMアイドルをアイドル状態に設定する。ECMが接続されている間、UE101とAMF131との間で非アクセス層(Non-Access Stratum:NAS)接続が維持される。NAS接続は、モビリティ制御接続の一例を実行する。NAS接続は、UE101のページングに応答して設定されうる。
SMF132は、以下の機能のうち、1つ以上を提供する。すなわち、RAN111とUPF121との間でのUPベアラのベアラ設定を含む、セッションの確立、変更、解放を含むセッション管理、UPFの選択及び制御、トラフィックステアリングの構成、機能のローミング、NASメッセージの少なくとも一部の終了等である。したがって、AMF131及びSMF132は両方とも、移動するUEをサポートするのに必要なCPモビリティ管理を実行する。
データ接続189は、RAN111を介して、UE101とCN115のUP191との間で、DN180に向けて確立される。例えば、インターネット又は別のパケットデータネットワークとの接続を確立することができる。データ接続189を確立するため、すなわち、セルラネットワーク100に接続するために、それぞれのUE101が、例えばページング信号の受信に応答して、ランダムアクセス(Random Access:RACH)手順を実行することが可能である。DN180のサーバは、ペイロードデータがデータ接続189を介して通信されるサービスをホストしうる。データ接続189は、専用ベアラ又はデフォルトベアラなどの1つ以上のベアラを含んでもよい。データ接続189を、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)レイヤ、例えば、一般にはレイヤ2のOSIモデルのレイヤ3上で定義してもよい。
図2は、少なくとも1つの通信ネットワークに接続するマルチUSIM UE101に関する態様を示す。図2の実施例では、UE101は、両方の識別子451、452を用いて同一のCN115に接続する。この接続は、同一のRAN111を介して実行される。そのようなシナリオでは、各々が対応する識別子451、452に関連付けられた複数のデータ接続189が設定されうる。
図3は、少なくとも1つの通信ネットワークに接続するマルチUSIM UE101に関する態様を示す。図3の実施例では、UE101は、識別子451を用いてCN115-1に接続し、識別子452を用いてCN115-2に接続する。CN115-1、115-2への接続は共に、共有されたRAN111を介して実行される。CN115-1、115-2への複数のデータ接続を確立することができる。
図3の実施例では、データシグナリング接続が、2つのCN115-1、115-2間で確立されている。これは任意である。様々なシナリオにおいて、2つのCN115-1、115-2間で、そのような制御シグナリングケーパビリティを提供することは必要とされない。むしろ、マルチUSIM UE101が、POの協調スケジューリングを調整しうる。
図4は、少なくとも1つのセルラネットワークに接続するマルチUSIM UE101に関する態様を示す。図4の実施例では、UE101は、識別子451を用いてCN115-1に接続し、識別子452を用いてCN115-2に接続する。CN115-1への接続は、RAN111-1を介して実行され、CN115-2への接続は、RAN111-2を介して実行される。図4のシナリオでは、制御シグナリング接続をRAN111-1とRAN111-2との間で実行する。代替的又は追加的に、制御シグナリング接続をCN115-1とCN115-2との間で実行することが可能であろう。CN115-1、115-2への複数のデータ接続を確立することができる。
図2、図3、及び図4に示したシナリオでは、(i)識別子451を用いて接続を引き起こすUE101のページングと、(ii)識別子452を用いて接続を引き起こすUE101のページングとを時間整合することができる。これは、図2及び図3のシナリオでは、RAN111が識別子451、452の両方に関連付けられたページングを実行し、図4のシナリオでは、2つのRAN111-1、111-2の間で制御シグナリング接続を実行するからである。したがって、図2、図3、及び図4のすべてのシナリオにおいて、POを協調スケジューリングすることができる。協調スケジューリングに関する詳細については、追って説明する。
図5は、無線リンク114上で実行されたチャネル261~263に関する態様を示す。無線リンク114は、複数のチャネル261~263を実行する。チャネル261~263のリソースは、例えば周波数領域及び/又は時間領域において、互いにずれている。例えば、別個のキャリアを、チャネル261~263のうち、異なるチャネルに使用してもよく、又は、例えば直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)により、複数のサブキャリアを備えたキャリアを使用することも可能であろう。
第1のチャネル261は、ページングインジケータを搬送してもよい。前記ページングインジケータによって、セルラネットワーク100、例えばAMF131が、PO中にUE101をページングすることができる。通常、ページングインジケータは、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)で伝達される。
さらに、第2のチャネル262は、上位レイヤメッセージを搬送するペイロードメッセージと関連付けられる。上位レイヤメッセージは、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)メッセージ、例えば、ページングメッセージを含んでもよい。ページングメッセージは、ページングされる特定のUEの識別子を示しうる。
さらに、第3のチャネル263は、ブロードキャストチャネルでありうる。ここで、制御情報を、BS112、例えば、同期信号、参照信号、システム情報などによって提供してもよい。
図6は、UE101が動作することが可能な異なるモード301~302に関する態様を示す。動作モード301~302の実施例は、例えば3GPP TS 38.300、バージョン15.0.0において説明されている。
接続モード301中に、データ接続189を設定する。例えば、デフォルトベアラ及び任意で1つ以上の専用ベアラをUE101とセルラネットワーク100の間で設定してもよい。UE101の無線インターフェースは、持続的にアクティブ状態で動作してもよいし、又は、間欠受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクルを実行してもよい。
電力を低減するために、アイドルモード302を実施することができる。UE101は、アイドルモード302で動作すると、POのタイミングに従って、ページングインジケータ、及び、任意にページングメッセージを監視するように構成されている。POのタイミングを、アイドルモード302におけるDRXサイクルと整合させてもよい。これによって、例えば接続モード301と比較すると、電力消費がさらに低減する。アイドルモード302では、データ接続189は維持されず、解放される。
図7は、第1のPO471~472と第2のPO481~482に関する態様を示す。PO471~472は、識別子451に関連付けられ、PO481~482は、識別子452に関連付けられている。これは、識別子451を示すページングインジケータ及びページングメッセージがPO471~472中に送信されたかどうかをUE101が監視するであろうことを意味し、また、第2の識別子452を示すページングインジケータ及びページングメッセージがPO481~482中に送信されたかどうかをUE101が監視するであろうことを意味する。
例えば、PO471の最中に、関連するページングインジケータを受信次第、第1の識別子451に関連付けられた値を有する情報要素を含むページングメッセージを受信した場合、その受信によって、UE101が第1の識別子451を用いて再接続を実行するであろう。したがって、識別子451を用いる接続については、これによって、アイドルモード302から接続モード301への移行が引き起こされる。
図7に示すように、PO471、472は、PO481、482に対して、時間領域によってオフセットされる。つまり、PO471~472及びPO481~482は、協調スケジューリングされない。例えば、これは、第2の識別子452の1024ビットのモジュラスの計算と比較すると、別の結果をもたらす第1の識別子451の1024ビットのモジュラスの計算によるものでありうる。概して、PO471~472のタイミングは、第1の識別子451に基づいて決定され、一方、PO481~482のタイミングは、第2の識別子452に基づいて決定される。マルチUSIM UE101の場合、第1の識別子451は、一般に、第2の識別子452とは異なるため、PO471~472のタイミングとPO481~482のタイミングも異なる。
様々な実施例によれば、第1の識別子451及び第2の識別子452に関連付けられたPOを協調スケジューリングすることができる。対応するシナリオを図8に関連して示す。
図8は、第1の識別子451と第2の識別子452の両方に関連付けられたPO401~403に関する態様を示す。したがって、図8のシナリオでは、第1の識別子451及び第2の識別子452に関連付けられたPO401~403を協調スケジューリングする。
そのような協調スケジューリングは、マルチUSIM UE101の動作に以下の影響を及ぼす。例えば、UEがPO402中にページングインジケータを受信し、続いて、ページングメッセージを受信すると、前記ページングメッセージの情報要素の値が第1の識別子451に関連付けられたものか、又は第2の識別子452に関連付けられたものかを確認しうる。その後、UE101は、(ページングメッセージの情報要素の値が第1の識別子451に関連付けられている場合)第1の識別子451を用いて再接続することができるか、又は、(ページングメッセージの情報要素の値が第2の識別子452に関連付けられている場合)第2の識別子452を用いて再接続することができる。
図7と図8との比較(目印となる垂直点線参照)から、PO401~403のタイミングは、第1の加入者識別子451に基づいて決定されるが、第2の識別子452に基づいて決定されるのではないことが分かる。
これはすべて、より効率的にUE101をページングするのに役立つ。すなわち、前記協調スケジューリングによれば、ページングのために確保することが必要な時間周波数リソースは、より少なくてすむ。
また、これはすべて、効率的にUE101ハードウェアを動作させるのにも役立つ。すなわち、複数の識別子451、452に対して、異なるPO471~472及び481~482を監視するようにUE101に要求しなくてもよい。
図9は、BS112の概略図である。BS112は、インターフェース1125を含む。例えば、インターフェース1125は、アナログフロントエンドと、デジタルフロントエンドとを含んでもよい。インターフェース1125、又は図9に示していない別個のインターフェース、例えば光ファイバ接続も、CN115へのシグナリングに使用することができる。BS112は、例えば、1つ以上のプロセッサ及びソフトウェアによって実行される制御回路1122を、さらに含む。例えば、制御回路1122によって実行されるプログラムコードを、不揮発性メモリ1123に格納してもよい。本明細書に記載する様々な実施例において、プログラムコードを実行することで、様々な機能を制御回路1122により実行してもよい。例えば、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングの要求を受信すること、複数の識別子に関連付けられたPOを協調スケジューリングすること、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングの要求の承認を送信すること、第2の識別子に関連付けられたUEのコンテキスト情報に、第1の識別子を示すインジケータを提供すること、POに従ってページング信号を送信すること、UEの識別子に基づいてPOのタイミングを決定することなどである。
図9は、AMF131の概略図でもある。AMF131は、インターフェース1315を含む。例えば、前記インターフェースは、RAN111に向けてシグナリングするためのものでもありうる。AMF131は、例えば1つ以上のプロセッサ及びソフトウェアによって実行される制御回路1312を、さらに含む。例えば、制御回路1312が実行するプログラムコードを、不揮発性メモリ1313に格納してもよい。本明細書に記載の様々な実施例において、プログラムコードを実行することで、様々な機能を制御回路1312により実行してもよい。例えば、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングの要求を受信すること、複数の識別子に関連付けられたPOを協調スケジューリングすること、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングの要求の承認を送信すること、第2の識別子に関連付けられたUEのコンテキスト情報に、第1の識別子を示すインジケータを提供すること、POに従ってページング信号の送信を引き起こすこと、UEの識別子に基づいてPOのタイミングを決定することなどである。
一般に、セルラネットワーク100の他のノードもまた、SMF132などのAMF131の構成に匹敵する方法で構成してもよい。
図10は、UE101の概略図である。図10の実施例では、UE101は、第1のインターフェース1015と第2のインターフェース1016とを含む。例えば、第1のインターフェース1015は、アナログフロントエンドと、デジタルフロントエンドとを含んでもよい。同様に、第2のインターフェース1016は、それぞれのアナログフロントエンドとデジタルフロントエンドとを含んでもよい。例えば、UE101は、通信インターフェース1015を介して、第1の識別子451を用いてセルラネットワーク100に接続し、且つ、CN115、115-1と通信するように構成されてもよい。UE101は、通信インターフェース1016を介して、第2の識別子452を用いてCN115又は別のCN115-2と接続し、且つ、通信する(図2、図3、及び図4のシナリオ参照)ように構成されうる。
概して、マルチUSIM UE101は、複数の識別子451、452に関連付けられた複数の通信インターフェース1015~1016を、任意に含む。他の実施例では、複数の識別子を用いる接続及び通信を、単一の通信インターフェース(図10には図示せず)を用いて実行することが可能であろう。
UE101は、例えば1つ以上のプロセッサ及びソフトウェアによって実行される制御回路1012をさらに含む。例えば、制御回路1012が実行するプログラムコードを、不揮発性メモリ1013に格納してもよい。本明細書に記載の様々な実施例において、プログラムコードを実行することで、様々な機能を制御回路1012により実行してもよい。例えば、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングの要求を送信すること、そのような要求の承認を監視し、受信すること、識別子に基づいてPOのタイミングを決定すること、ページング信号(例えば、ページングインジケータ及び/又はページングメッセージ)を監視すること、1つ以上の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続すること、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークと通信することなどである。
図11は、様々な実施例による方法のフローチャートである。図11に示す方法は、一般に、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングに関する態様を示す。図11に示す方法は、一般に、協調スケジューリングされたPOで複数の識別子に関連付けられたページング信号を監視且つ受信することに関する。
図11では、任意のブロックは、破線で示されている。
図11による方法は、マルチUSIM UEを動作させることに関連する。例えば、図10に関連して説明したように、UE101によって図11の方法を実行しうる。以下、様々な実施例について、メモリ1013からプログラムコードをロードすると、図11の方法がUE101の制御回路1012によって実行されるというシナリオに関連して説明するが、類似の技術を他のシナリオにも容易に適用しうる。
ブロック1011において、UE101は、少なくとも1つの通信ネットワークと接続する。より具体的には、UE101は、セルラネットワーク100のCN115に接続するか(図2参照)、又は、セルラネットワーク100-1のCN115-1に接続しうる(図3及び図4参照)。ブロック1001において、UE101は、図11においてS-TMSI-Aと示された第1の識別子451を用いて接続する。前記接続は、BS112を介して実行することができる。前記接続は、AMF131及び/又はSMF132によって制御することができる。
概して、3GPP 5Gを使用する場合に関する図11のシナリオでは、接続時に5G-GUTI又はS-TMSIを識別子として使用し、一方、他の実施例では、他の種類及び型の識別子、例えば、保護された加入者ID SUCI、IMSI、又は、加入者識別番号(Subscription Permanent Identifier:SUPI)を使用しうる。例えば、3GPP 4Gでは、MME-TMSI(M-TMSI)とGlobally Unique MME ID(GUMMEI)の両方を含むIMSI又はGUTIを使用してもよい。S-TMSIは、M-TMSI及びMMEコードに基づいて構築される(3GPP TS 23.003参照)。
ブロック1001における接続は、ランダムアクセス手順とRRC接続設定とを含みうる。例えば、最初の初期接続である場合は、RRC接続要求制御メッセージは、S-TMSI-A又はIMSI-A(5GにおけるSUCI)を含んでもよい。
次に、ブロック1002では、UE101は、少なくとも1つの通信ネットワークに接続する。より具体的には、UE101は、セルラネットワーク100のCN115に接続するか(図2参照)、又は、セルラネットワーク100-2のCN115-2に接続(図3及び図4参照)しうる。異なるCN115-1、115-2は、異なる技術、例えば3GPP 4G及び3GPP 5Gを実行してもよい。ブロック1002では、前記接続は、図11においてS-TMSI-Bと示される第2の識別子452を用いる。また、S-TMSIの代わりに、他の種類及び型の識別子、例えば、IMSI、SUCI、又はSUPIを、他の実施例で用いてもよい。
また、ブロック1002は、ランダムアクセス手順とRRC接続設定とを含んでもよい。例えば、RRC接続要求制御メッセージは、S-TMSI-Bを含んでもよい。
次に、ブロック1003では、POの協調スケジューリングの要求を少なくとも1つの通信ネットワークに送信する。これらのPOは、第1の識別子451に関連付けられ、且つ、第2の識別子452にも関連付けられる。
概して、そのような要求を実行するのに利用可能な様々な選択肢がある。例えば、前記要求を送信する一方で、ブロック1001又はブロック1002を実行、つまり、接続手順の一部として実行することが可能であろう。例えば、RRC制御シグナリングを用いて、前記要求を実行してもよい。他の実施例では、前記接続を確立した後、つまり、UEが、例えばNASアタッチ手順又は登録手順の一部として、RRC接続モード301で動作した後に、前記要求を実行することが可能であろう。さらに、前記要求の情報の内容は、シナリオごとに変化しうる。UE101がマルチUSIM UEかどうかを示すブールフラグインジケータは、要求を実行するのに十分でありうる場合がある。より複雑なシナリオでは、前記要求は、POのタイミングを示すインジケータ(例えば、モジュラス計算の結果)か、又は、識別子を示すインジケータを含むことが可能であろう。
次に、任意のブロック1004では、ブロック1003の要求に関連する承認を受信する。例えば、ブロック1004での承認を、肯定応答(Positive Acknowledgement:PACK)によって実行しうる。ブロック1004での承認が受信されない場合、レガシー挙動が生じる。ここで、UEは、第1の識別子451と第2の識別子452の各々1つに関連付けられた別個のPOを監視するであろう(図7参照)。したがって、UEは、第1の識別子451に関連付けられた第1のPO471~472時に第1のページングインジケータを監視するであろう。このとき、第1のPO471~472は、第2の識別子452に関連付けられていない。UEは、第2の識別子452に関連付けられた第2のPO481~482時に第2のページングインジケータを監視するであろう。このとき、第2のPO481~482は、第1の識別子451に関連付けられていない。
図11のシナリオにおいて、承認が受信される(例えば、PACKが受信され、否定応答(Negative Acknowledgement:NACK)は受信されない)ので、UEは、第1の識別子451と第2の識別子452の両方に関連付けられたPO401~403時にページングインジケータを監視するであろう(図8参照)。これについては、以下の任意のブロックに関連して、さらに詳細に説明する。
ブロック1005では、UEは、ブロック1001で第1の識別子451を用いてすでに接続されていたそれぞれの通信ネットワークから切断される。これには、RRC接続の解放が含まれうる。ブロック1005での切断は、第1の識別子451に対しての接続モード301からアイドルモード302への移行に相当する。このブロックも、ブロック1001の直後に実行することができる。
ブロック1006では、UE101は、ブロック1002ですでに接続されていたそれぞれの通信ネットワークから切断される。ブロック1006もまた、RRCの接続の解放手順を含みうる。ブロック1006もまた、第2の識別子452に対しての接続モード301からアイドルモード302への移行に相当する。
次に、ブロック1007では、UEは、ページングインジケータに対して協調スケジューリングされたPO401~403を監視する。PO401~403のタイミングは、第1の識別子451に基づくが、第2の識別子452には基づかずに、決定される。
ブロック1007におけるページングインジケータの受信に応じて、前記方法がブロック1008で開始する。ページングインジケータが第1の識別子451に対するものか、又は第2の識別子452に対するものかについては、協調スケジューリングが原因で曖昧である。ページングが第1の識別子451に対するものか、又は、第2の識別子452に対するものかについて、ページングインジケータはまだ決定しない。
ブロック1008の一部として、UE101は、PDSCHの復号を開始してページングメッセージを受信する。
概して、UE101が複数の無線通信インターフェース1015、1016を含む場合(図10参照)、ブロック1007及びブロック1008を実行する一方で、前記無線通信インターフェース1015、1016のうちの1つが永久的にシャットダウンされたままか、又は低電力モードの状態のままとなることは可能であろう。これによって、UE101が電力消費を低減することができる。UEが1つの無線インターフェースを含むのみである場合、UEがそのインターフェースを使用している時間量は低減する。これによって、UE101が電力消費を低減することができる。
ブロック1008においてページングメッセージを受信すると、ブロック1009では、UE101は、ページングメッセージの情報要素の値が、第1の識別子451に関連付けられているか、又は第2の識別子452に関連付けられているかを確認する。そして、ページングメッセージの情報要素の値が第1の識別子451に関連付けられている場合、UEはブロック1010を実行する。ここで、UE101は、第1の識別子451を用いて、少なくとも1つの通信ネットワークに再接続する。ページングメッセージの情報要素の値が第2の識別子452に関連付けられている場合、ブロック1011が実行される。ここで、UEは、第2の識別子452を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに再接続する。
ブロック1010は、実質、ブロック1001に相当しうる。ブロック1011は、実質、ブロック1002に相当しうる。
図12は、様々な実施例による方法のフローチャートである。図12は、複数の識別子に関連付けられたPOの協調スケジューリングに関する態様を示す。図12に示される態様は、通信ネットワークのアクセスノード又はコアネットワークノードによって実行されうる。例えば、図1の実施例によれば、セルラネットワーク100のRAN111のBS112又はAMF131によって実行されうる。以下、メモリ1313からプログラムコードをロードすると、図12による方法をAMF131の制御回路1312によって実行するという実施に関して、様々な実施例を説明する。しかし、他のエンティティ、例えばSMF132及び/又はBS112が図12の方法を実行するという他の実施に、類似のシナリオを容易に適用しうる。いくつかの実施では、図12によるブロックの少なくとも一部を、SMF132及び/又はBS112によって、実行することができうる。
図12の実施例では、AMF131はCN115-2の一部であると想定されている(図3参照)。
任意のブロック1021では、AMF131は、第1の識別子451を用いてUE101に接続する。ブロック1021は、ブロック1001と相互に関係する。前記接続は、RAN111のBS112を介して実行しうる。
他の実施例では、別のCNの別のAMF、例えばCN115-1のAMF(図3参照)は、第1の加入者識別子451を用いてUE101に接続しうる。
ブロック1022では、AMF131は、第2の識別子452を用いてUE101に接続する。ブロック1022は、ブロック1002と相互に関係する。
ブロック1023では、AMF131は、第1の識別子451に関連付けられ、さらに第2の識別子452にも関連付けられたPO401~403の協調スケジューリングの要求を受信する。ブロック1023は、ブロック1003と相互に関係する。例えば、前記要求は、第1の識別子451を示しうる。又は、CN115-2のAMF131は、前記要求を受信すると、CN115-1のAMF131と接触して、第1の識別子451を検索する。
ブロック1024では、AMF131は、PO401~403の協調スケジューリングの要求に応じ、それによって、UE101へ承認を送信する。ブロック1024は、ブロック1004と相互に関係する。
AMF131が要求を否定するシナリオでは、NACKが送信されうる。
AMF131がPO401~403の協調スケジューリングの要求に応じるので、AMF131は、同じ協調スケジューリングされたPO401~403で第1の識別子451と第2の識別子452の両方に関連付けられたページングインジケータを後に送信するであろう。
理解されるように、CN115-2のAMF131は、示した実施例では、協調スケジューリングの要求に自主的に応じる。すなわち、CN115-1のAMF131の関与は必要ではない。
これを促進するために、任意のブロック1025で、AMF131は、CN115-2におけるUEコンテキスト情報459に、第1の識別子を示すインジケータを提供する。すなわち、UEコンテキスト情報459は、第2の識別子452に固有に関連付けられている。UEコンテキスト情報459が第1の識別子451を示すインジケータを含むように第2の識別子452に対してUEコンテキスト情報459を格納することによって、第2の識別子452を用いて接続を引き起こすためにUE101にページングしようと試みる際に、PO401~403のタイミングを決定することが可能となる。例えば、第2の識別子452に関連付けられているUEコンテキスト情報459に格納された第1の識別子451を示すインジケータは、PO401~403を協調スケジューリングするタイミングに対応する第1の識別子451の1024ビットのモジュラスの計算結果でありうる。
概して、いくつかの実施例では、POのタイミングは、識別子451と識別子452の両方に対して無関係である。別のスキームによれば、POのタイミングを事前に定義するか、又は決定することができうる。
次に、任意のブロック1026で、AMF131は、第1の識別子451を用いてUE101から切断する。ブロック1026は、ブロック1005と相互に関係する。他の実施例では、別のCN115の別のAMFが、前記切断を行ないうる。
任意のブロック1027では、AMF131は、第2の識別子452を用いて、UE101から切断する。ブロック1027は、ブロック1006と相互に関係する。
次に、ブロック1028~1032は、第1の識別子451と第2の識別子452の両方に関連付けられたPO401~403の協調スケジューリングを実施する。
特に、ブロック1028では、AMF131は、第2の識別子452を用いて接続するためのUE101をページングする誘引基準が存在するかどうかを確認する。例えば、誘引基準は、あるしきい値を超えるDL転送バッファにおいて待機データ、すなわち、UE101への送信が予定されているダウンリンクペイロードデータでありうる。
ページングが第2の識別子452に対して実行されると、前記方法はブロック1031で開始する。ブロック1031では、AMF131は、BS112にページングインジケータを送信させ、続いて、ページングメッセージを送信させる。このとき、ページングメッセージの情報要素の値は、第2の識別子452に関連付けられるように設定されている。これによって、UE101は、続いて、ブロック1032において、第2の識別子452を用いて再接続する。
ブロック1031においてPOのタイミングは、第2の識別子452に固有に関連付けられているUEコンテキスト情報459に基づいて決定することができる。このとき、ブロック1025において説明したように、UEコンテキスト情報459は、第1の識別子451を示すインジケータを含む。第1の識別子451は、協調スケジューリングされたPO401~403のタイミングの決定を支配する。別の選択肢として、POのタイミングを別の方法で決定する、例えば、POのタイミングを事前に定義するか、又は、ある値、例えば、第1の識別子451又は第2の識別子452のどちらにも関連しない「UE識別子指数」値に設定することが可能であろう。
図13は、UE101、BS112、及びAMF131の間の通信のシグナリング図である。図13は、ページングに関連付けられた通信を示す。
図13において、通信は、第1の識別子451に対するものと、第2の識別子452に対するものとが別々に示される。例えば、UE101が複数の通信インターフェース1015、1016を含むシナリオでは、第1の識別子451に関連付けられた通信は通信インターフェース1015を介して実行され、第2の識別子452に関連付けられた通信は通信インターフェース1016を介して実行されうる(図10参照)。
例えば、図13によるシグナリングを用いて、図11による方法及び/又は図12による方法を実施しうる。
図13の実施例では、UE101は、2つの識別子451、452を用いて同じCN115に接続すると想定している(図2参照)。しかし、例えば図3又は図4に記載のシナリオに、類似の技術を容易に適用しうる。それらのシナリオでは、UE101は、2つの異なるAMF、すなわち、CN115-1におけるAMF131、CN115-2における別のAMF131と相互に作用するであろう。
最初に、ブロック3001では、UE101は、第1の識別子451に対して接続モード301への移行を意図している。したがって、ブロック3002では、UE101は、第1の識別子451を用いて、接続要求4001、例えばRRC接続要求制御メッセージを送信する。図13において、接続要求4001は、第1の識別子451を示すインジケータを含む。
次に、ブロック3003では、UE101は、第2の識別子452に対して接続モード301への移行を意図している。したがって、3004では、UE101は、第2の識別子452を用いて、セルラネットワーク100に接続する。UE102は、対応する接続要求4001を送信する。接続要求4001は、第2の識別子452を示すインジケータを含む。前記インジケータは、メッセージ4001によって引き起こされる接続確立手順の一部として、AMFへのNASメッセージに含まれうる。
したがって、ブロック3001及びブロック3002は、ブロック1001(図11参照)及びブロック1021(図12参照)に相当する。
したがって、ブロック3003~3004は、ブロック1002(図11参照)及びブロック1022(図12参照)に相当する。
また、ブロック3001~3004は、CN115での登録を含む。
図13のシナリオでは、AMF131は、第1の識別子451と第2の識別子452の両方に関連付けられたPO401~403の協調スケジューリングを実行する。
よって、UE101は、PO401~403でページングインジケータを監視する。このとき、PO401~403のタイミングは、第1の識別子451に基づいて決定される。PO401、402では、BS112がページングインジケータを送信しないため、UE101はページングインジケータを受信しない。
PO403では、BS112は、3009でページングインジケータ4004を送信し、UE101は、このページングインジケータ4004を受信する。BS112によるページングインジケータ4004の送信は、3010-1でAMF131から受信したページングメッセージ4005によって引き起こされる。ページングメッセージ4005はUEインデックス値を含んでおり、これにより、BS112はPO403のタイミングを決定することができる。BS112は、PO401~403の協調スケジューリングを認識するように要求されてはいない。
3009でページングインジケータ4004を受信すると、UE101は、3010-2で、ページングメッセージ4005を受信する。ページングメッセージ4005は、第2の識別子452を示す値を有する情報要素を含む。したがって、ブロック3011では、UE101は、アイドルモード302から接続モード301へと移行する。すなわち、UE101は、第2の識別子452を示す接続要求4001を用いて、セルラネットワーク100に再接続する。また、UE101は、CN115にも接続する。
次に、ブロック3013では、UE101のページングを引き起こしたDLデータ4003を、BSが送信し、UE101が受信する。なお、UE101は、第1の識別子451に対してアイドルモード302のままである。
また、図13は、PO401~403の協調スケジューリングの要求901に関する態様も示す。図13のシナリオでは、3004で、第2の識別子452を用いてセルラネットワーク100に接続する際に要求901を送信する。具体的には、要求901は、第1の識別子451を示すインジケータを含む。例えば、前記インジケータは、第1の識別子451を含むか、又は、第1の識別子451のモジュラス計算結果、例えば、1024ビットのモジュラスの計算結果を含みうる。例を挙げると、前記インジケータを含むRRC接続要求メッセージに含まれる情報要素フィールドによって、要求901を実行してもよい。したがって、第2の識別子452に、元来、関連付けられている接続要求4001に第1の識別子451を示すインジケータが含まれているということは、UE101はマルチUSIM UEであって、PO401~403を協調スケジューリングするように基本設定するであろうことを示唆する。要求901を受信すると、第1の識別子451を、第2の識別子452に関連付けられたUEコンテキスト情報459に格納することが可能であろう。AMF131は、3005及び3006で、肯定応答4009を送信することによって、要求901を承認する。
図14は、実質、図13のシナリオに対応する。図14において、第2の識別子452を用いてセルラネットワーク100に接続する際にUE101によって送信された接続要求4001は、また、PO401~403の協調スケジューリング要求902を含む。図14のシナリオでは、要求902は、マルチUSIM UEであるUE101を示すフラグインジケータによって実行される。そして、AMF131は、協調スケジューリングされたPO401~403は第1の識別子451に基づいて決定されるタイミングを有すると、結論付けてもよい。
図15は、概して、図13及び図14に対応する。図15は、要求903のさらに別の実施を示す。図15のシナリオでは、PO401~403の協調スケジューリングの要求903は、非アクセス層登録メッセージ4099に含まれるフラグとして、CN115での登録のために実行される。
また、要求903は、第1の識別子451、第2の識別子452、及び、マルチUSIM UEであるUE101を示すインジケータなどのうち、1つ以上を示すものであってもよい。
要約すると、同じPOが、タイミングを決定するための同じUE識別インデックス値を用いて、マルチUSIM UEの様々な識別子に使用されることを要求するマルチUSIM UEを促進する技術について上述してきた。これによって、より効率的なページング手順が促進され、一方、ページング衝突の危険性も軽減されている。
そのような技術を実行するために、パラメータ/表示がUEからネットワークへの要求に含まれるシナリオを説明してきた。パラメータは、UE識別インデックス値、すなわち、識別子のうちの1つのモジュラス計算の結果か、又は、UEがマルチUSIM UEであるという示唆でありうる。
本明細書に記載の様々な実施例によって、マルチUSIM UEのページングを2つのネットワーク間で整合することができる。様々なシナリオにおいて、UEは、通常、RAN通信へのRANを要求することなく、前記整合のために必要なすべての情報を提供する。
特に、下記の実施例について説明してきた。
実施例1
複数の識別子(451、452)を用いて少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続することが可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、
‐第1の識別子(451)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続する工程と、
‐第2の識別子(452)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続する工程と、
‐第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求(901、902、903)を送信する工程とを含む、方法。
実施例2
第2の識別子(452)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続する際に、協調スケジューリング要求(901、902)を送信し、
協調スケジューリング要求(901)は、第1の識別子(451)を示すインジケータを含む、実施例1に記載の方法。
実施例3
前記インジケータは、第1の識別子(451)を含む、実施例2に記載の方法。
実施例4
前記インジケータは、第1の識別子(451)のモジュラス計算結果、又は、第1の識別子(451)に関連付けられた一時識別子、例えば、S-TMSIを含む、実施例2に記載の方法。
実施例5
協調スケジューリング要求(902)は、第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続することが可能な無線通信装置(101)を示すインジケータを含む、実施例1~4のいずれか1つに記載の方法。
実施例6
前記インジケータ(902)はフラグである、実施例5に記載の方法。
実施例7
ページングオケージョン(401~403)のタイミングは第1の識別子(451)に基づいて決定される、実施例1~6のいずれか1つに記載の方法。
実施例8
ページングオケージョン(401~403)のタイミングは、第2の識別子(452)に基づいて決定されることはない、実施例7に記載の方法。
実施例9
ページングオケージョン(401~403)のタイミングは、第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)のいずれにも基づかずに決定される、実施例1~6のいずれか1つに記載の方法。
実施例10
‐ページングメッセージ(4005)を受信する工程と、
‐ページングメッセージ(4005)の情報要素の値は、第1の識別子(451)に関連付けられているか、又は第2の識別子(452)に関連付けられているかを確認する工程と、
‐ページングメッセージ(4005)の情報要素の値が第1の識別子(451)に関連付けられている場合、第1の識別子(451)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に再接続する工程と、
‐ページングメッセージ(4005)の情報要素の値が第2の識別子(452)に関連付けられている場合、第2の識別子(452)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に再接続する工程とをさらに含む、実施例1~9のいずれか1つに記載の方法。
実施例11
ページングオケージョン(401~403)の所与の1つで、ページングインジケータ(4004)を受信する工程をさらに含み、
ページングメッセージ(4005)は、ページングインジケータ(4004)の受信に応じて選択的に受信される、実施例10に記載の方法。
実施例12
前記協調スケジューリング要求に関連付けられた承認を選択的に受信する工程をさらに含む、実施例1~11のいずれか1つに記載の方法。
実施例13
‐前記承認を受信しなければ、
第1の識別子(451)に関連付けられ、第2の識別子(452)には関連付けられていない第1のページングオケージョン(471~472)で、第1のページングインジケータ(4004)を監視し、且つ、第2の識別子(452)に関連付けられ、第1の識別子(451)には関連付けられていない第2のページングオケージョン(481~482)で、第2のページングインジケータ(4004)を監視する工程と、
‐前記承認を受信すれば、
第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)で、ページングインジケータ(4004)を監視する工程とをさらに含む、実施例12に記載の方法。
実施例14
通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)のノード(112、131、132)を動作させる方法であって、
‐第2の識別子(451)を用いて無線通信装置(101)に接続する工程であって、前記無線通信装置(101)は、第1の識別子(452)を用いて、通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)、又はさらなる通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続されている工程と、
‐第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求を受信する工程とを含む、方法。
実施例15
‐ページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの前記要求の受信に応じて、第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)を協調スケジューリングする工程をさらに含む、実施例14に記載の方法。
実施例16
‐ページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの前記要求の受信に応じて、第2の識別子(452)に関連付けられた無線通信装置(101)のコンテキスト情報(459)に、第1の識別子(451)を示すインジケータを提供する工程をさらに含む、実施例14又は15に記載の方法。
実施例17
‐第1の識別子(451)に関連付けるようにページングメッセージ(4005)の情報要素の値を設定し、その設定によって、第1の識別子(451)を用いて無線通信装置(101)を再接続する工程と、
‐第2の識別子(452)に関連付けるようにページングメッセージ(4005)の情報要素の値を設定し、その設定によって、第2の識別子(452)を用いて無線通信装置(101)を再接続する工程とをさらに含む、実施例14~16のいずれか1つに記載の方法。
実施例18
‐ページングオケージョン(401~403)の所与の1つで、ページングインジケータを送信する工程と、
‐ページングインジケータの送信に関連して、ページングメッセージ(4005)を送信する工程とをさらに含む、実施例17に記載の方法。
実施例19
複数の識別子(451、452)を用いて少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続することが可能な制御回路(1012)を含む無線通信装置(101)であって、前記制御回路(1012)は、
‐第1の識別子(451)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続し、
‐第2の識別子(452)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続し、且つ、
‐第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求(901、902、903)を送信するように構成された、無線通信装置(101)。
実施例20
制御回路(1012)は、実施例1~13のいずれか1つの方法を実行するように構成された、実施例19に記載の無線通信装置(101)。
実施例21
少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)のノード(112、131、132)であって、前記ノード(112、131、132)は、制御回路(1122、1312)を含み、前記制御回路(1122、1312)は、
‐第2の識別子(451)を用いて無線通信装置(101)に接続し、無線通信装置(101)は、第1の識別子(452)を用いて、通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)、又はさらなる通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続し、且つ、
‐第1の識別子(451)及び第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求を受信するように構成されている、ノード(112、131、132)。
実施例22
制御回路(1122、1312)が、実施例14~18に記載のいずれか1つの方法を実行するように構成されている、実施例21に記載のアクセスノード(112、131、132)。
本発明について、ある種の好ましい実施形態に関して示して説明したが、本明細書を読み、理解すれば、当業者は等価物及び変形例を思い付くであろう。本発明は、かかる等価物及び変形例をすべて含み、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
一例を挙げれば、様々な実施例を3GPP 5Gセルラネットワークに関連して説明してきた。類似の実施例を、3GPP 4Gセルラネットワーク又は他のタイプのネットワークに容易に適用しうる。
さらなる例示として、マルチUSIM UEに関連付けられた識別子としてS-TMSIを使用する様々な実施例を説明してきた。様々な他の種類及び型の識別子、例えば、IMSI、SUPI、M-TMSIなどを、他の実施例で用いてもよい。
さらなる例示として、様々なシナリオをRRC制御メッセージに含まれる協調スケジューリング要求に関して説明してきたが、一方、他の実施例もまた、前記要求を異なった形、例えば、NAS制御メッセージを用いて実行してもよい。これもまた、前記要求に関連付けられたいずれの承認にも適用される。これは、特に図13、図14、及び図15に示したすべてのシナリオに適用される。

Claims (15)

  1. 複数の識別子(451、452)を用いて少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続することが可能な無線通信装置(101)を動作させる方法であって、
    ‐第1の識別子(451)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続する工程と、
    ‐第2の識別子(452)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続する工程と、
    ‐前記第1の識別子(451)及び前記第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求(901、902、903)を送信する工程とを含み、
    協調スケジューリングの前記要求(901)は、前記第1の識別子(451)を示すインジケータを含み、
    前記インジケータは、前記第1の識別子(451)のモジュラス計算の結果、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた一時識別子のモジュラス計算の結果を含む、方法。
  2. 前記第2の識別子(452)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続する際に、協調スケジューリングの前記要求(901、902)を送信する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記モジュラス計算は、前記第1の識別子(451)又は前記一時識別子の1024ビットのモジュラスの計算を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1の識別子(451)は、国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)である、請求項1~3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記一時識別子は、移動電話加入者一時識別番号(Temporary Mobile Subscriber Identity:TMSI)である、請求項1~4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記インジケータは、ユーザ装置(User Equipment:UE)識別インデックス値を含む、請求項1~5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 協調スケジューリングの前記要求(902)は、前記第1の識別子(451)及び前記第2の識別子(452)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続することが可能な前記無線通信装置(101)を示すインジケータを含む、請求項1~6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記ページングオケージョン(401~403)のタイミングは、前記第1の識別子(451)に基づいて決定される、請求項1~7のいずれか1つに記載の方法。
  9. ページングメッセージ(4005)を受信する工程と、
    前記ページングメッセージ(4005)の情報要素の値が、前記第1の識別子(451)に関連付けられているか、又は前記第2の識別子(452)に関連付けられているかを確認する工程と、
    前記ページングメッセージ(4005)の前記情報要素の前記値が前記第1の識別子(451)に関連付けられている場合、前記第1の識別子(451)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に再接続する工程と、
    前記ページングメッセージ(4005)の前記情報要素の前記値が前記第2の識別子(452)に関連付けられている場合、前記第2の識別子(452)を用いて、前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に再接続する工程とをさらに含む、請求項1~8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 協調スケジューリングの前記要求に関連付けられた承認を選択的に受信する工程をさらに含む、請求項1~9のいずれか1つに記載の方法。
  11. ‐前記承認を受信しなければ、
    前記第1の識別子(451)に関連付けられ、前記第2の識別子(452)に関連付けられていない第1のページングオケージョン(471~472)で、第1のページングインジケータ(4004)を監視し、且つ、前記第2の識別子(452)に関連付けられ、前記第1の識別子(451)に関連付けられていない第2のページングオケージョン(481~482)で、第2のページングインジケータ(4004)を監視する工程と、
    ‐前記承認を受信すれば、
    前記第1の識別子(451)及び前記第2の識別子(452)に関連付けられた前記ページングオケージョン(401~403)で、ページングインジケータ(4004)を監視する工程とをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 複数の識別子(451、452)を用いて少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続することが可能な制御回路(1012)を含む無線通信装置(101)であって、
    前記制御回路(1012)は、
    ‐第1の識別子(451)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続し、
    ‐第2の識別子(452)を用いて前記少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続し、且つ、
    ‐前記第1の識別子(451)及び前記第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求(901、902、903)を送信するように構成され、
    協調スケジューリングの前記要求(901)は、前記第1の識別子(451)を示すインジケータを含み、
    前記インジケータは、前記第1の識別子(451)のモジュラス計算の結果、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた一時識別子のモジュラス計算の結果を含む、無線通信装置(101)。
  13. 前記制御回路(1012)は、請求項1~11のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された、請求項12に記載の無線通信装置(101)。
  14. 通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)のノード(112、131、132)を動作させる方法であって、
    ‐第2の識別子(451)を用いて無線通信装置(101)に接続する工程であって、前記無線通信装置(101)は、第1の識別子(452)を用いて、前記通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)、又は、さらなる通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続されている工程と、
    ‐前記第1の識別子(451)及び前記第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求を受信する工程とを含み、
    協調スケジューリングの前記要求(901)は、前記第1の識別子(451)を示すインジケータを含み、
    前記インジケータは、前記第1の識別子(451)のモジュラス計算の結果、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた一時識別子のモジュラス計算の結果を含む、方法。
  15. 少なくとも1つの通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)のノード(112、131、132)であって、前記ノード(112、131、132)は、制御回路(1122、1312)を含み、
    前記制御回路(1122、1312)は、
    ‐第2の識別子(451)を用いて無線通信装置(101)に接続し、前記無線通信装置(101)は、第1の識別子(452)を用いて、前記通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)、又は、さらなる通信ネットワーク(100、100-1、100-2、115、115-1、115-2)に接続し、且つ、
    ‐前記第1の識別子(451)及び前記第2の識別子(452)に関連付けられたページングオケージョン(401~403)の協調スケジューリングの要求を受信するように構成され、
    協調スケジューリングの前記要求(901)は、前記第1の識別子(451)を示すインジケータを含み、
    前記インジケータは、前記第1の識別子(451)のモジュラス計算の結果、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた一時識別子のモジュラス計算の結果を含む、ノード(112、131、132)。
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