JP7241372B2 - プログラム、情報処理装置、及び方法 - Google Patents

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Description

本開示は、プログラム、情報処理装置、及び方法に関する。
新規製品などのトライアル顧客獲得の施策として、顧客が広告に関する情報を投稿して拡散することを条件にキャンペーンに応募できたり、インセンティブを付与する、という技術がある。また、既存製品で顧客とのチャネルを獲得するための施策として、顧客であるユーザが企業のSNS(Social Network Service)アカウントをフォローすることでキャンペーンに応募できたり、ハッシュタグをつけて所定のキーワードを投稿することで応募とする、という技術がある。また、異なるサービスを共通IDで連携させる技術がある(特許文献1)。
国際公開2012/004916号
不特定多数のユーザがアカウントを作成し、各ユーザが他のユーザと「友だちになる」、「フォローする」など特定の関係にならずとも、投稿する内容を互いに閲覧可能とするSNS(例えば、Twitter(登録商標)等のSNS)がある。このようなSNSでは、各ユーザがフォローしている他のユーザの投稿内容を中心として、様々なユーザの投稿内容を、各投稿の投稿日時や各投稿への他のユーザの反応(いわゆる「いいね」がついた数、投稿の詳細が表示された数等のエンゲージメント等)に基づいて並べて閲覧可能としていることがある(いわゆる「タイムライン」、「フィード」等とも称される)。
このようなSNSでは、フォローしているユーザのみならず、フォローしていないユーザ(例えば、企業のアカウント)の投稿がユーザのタイムラインに表示されることがあり、投稿の拡散効果が期待されている。
このようなSNSにおいて、ユーザに対し、複数のアカウントを作ることを許容している場合がある。このような場合に、例えば企業等のアカウントが投稿する特典付きキャンペーンの投稿と関連付けて、需要者であるユーザの複数のアカウントにより投稿することでキャンペーンへの応募を受け付ける(いわゆるTwitterにおける「リツイート」、「リプライ」等による応募)と、情報の拡散効果により広告効果は高まると考えられる。一方で、同一の需要者であるユーザについて、複数のアカウントにより重複当選を許してしまう恐れがある、という問題があった。
情報の拡散という観点では、1ユーザが複数アカウントを作って、応募方法に沿って(例えば、企業アカウントの投稿を、需要者であるユーザが再投稿する等)応募をしてもらってもよい。一方で、複数のサブアカウントを作ったユーザほどキャンペーンで多くの特典を得られやすいとなると、複数のサブアカウントまでは使い分けないユーザにとっては、そもそもキャンペーンに参加して再投稿により応募をしたところで、数多くのサブアカウントを有しているユーザほど多くの特典を得てしまい、自身は特典が得られない可能性が高いのではとユーザに想起させうるおそれがある。例えば、キャンペーンには広告予算等の制約により、特典を受けられるユーザの数などに上限があることがあり得る。その結果、当該キャンペーンへのユーザの参加の意欲を失わせてしまうおそれがある、という問題があった。
本開示の目的は、重複当選を防いで、ユーザのキャンペーン参加意欲を損なわないようにしつつ、複数アカウントでキャンペーンに参加してもらうことによる拡散効果及び広告効果を維持することができるようにすることである。
本開示に係るプログラムは、プロセッサを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、前記第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な前記第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、前記広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップと、前記広告主のキャンペーンの投稿に対して、前記第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップと、前記特定されたユーザのアカウントに対し、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおける前記広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、前記第2のサービスを通じて、前記特定されたユーザに、前記キャンペーンにかかる特典を提供するステップと、を実行させる。
本開示に係るプログラムによれば、重複当選を防いで、ユーザのキャンペーン参加意欲を損なわないようにしつつ、複数アカウントでキャンペーンに参加してもらうことによる拡散効果及び広告効果を維持することができる。
情報処理システム1の構成を示すブロック図である。 情報処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 キャンペーン参加履歴DB121のデータ構造を示す図である。 ユーザ情報DB122のデータ構造を示す図である。 投稿画面の一例を示す図である。 応募画面の一例を示す図である。 第2サービス遷移画面の一例を示す図である。 抽選結果画面の一例を示す図である。 情報処理装置10によるキャンペーン投稿処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置10によるユーザ側動作の流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置10による抽選処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置10による抽選処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<本開示の概要>
本開示では、第1のサービスで投稿した特典付きキャンペーンを、第2のサービスを利用することにより、重複当選を防止する。第1のサービスは、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができるサービスである。また、第1のサービスは、第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能なサービスであることができる。例えば、第1のサービスは、Twitter等のSNSである。
第2のサービスは、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能なサービスである。例えば、第2のサービスは、以下を含みうる。
・ 事業者のアカウントと需要者のアカウントとが含まれ、SNSとして機能するメッセンジャーアプリケーション(例えば、LINE(登録商標))
・ プリペイド方式またはポストペイ方式で支払いが可能な決済アプリケーション(ポイントサービス、PayPay(登録商標)などの支払いサービス)
例えば、メッセンジャーアプリケーションにおいて、1つの電話番号につき、1つのアカウントのみ利用可能であることがある。また、第2のサービスは、複数のアカウントを作成することができるが、1つのユーザ端末(例えば、スマートフォン)上で動作するアプリでは、1つのアカウントのみ利用可能なサービスも含む。
本開示の技術は、第1のサービスにおいて、広告主のキャンペーンの応募者であるユーザに、第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、ユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供する。本開示では、このように、ユーザに1つのアカウントのみ利用可能なサービスにアクセスさせることにより、重複当選を防止する情報処理装置、プログラム、及び方法について説明する。
<1.情報処理装置10の構成>
図1及び図2を用いて、本開示に係る情報処理装置10について説明する。本開示に係る情報処理装置10は、第1のサービスにおいて、広告主のキャンペーンの応募者であるユーザに、第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、ユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供する処理等を実行するための装置である。
情報処理装置10は、広告主端末20等を介して、広告主から、第1のサービスにおける広告主のアカウントについて投稿をすること等の許可をする設定を受け付ける。これにより、情報処理装置10は、広告主のアカウントとして以下を行うことができる。
・ 第1のサービスにおいて広告主のアカウントとして、第1のサービスにおけるユーザのアカウントが閲覧できるように公開される投稿を行うこと。当該投稿は、広告主のアカウントと、ユーザのアカウントとが、フォロー・フォロワーであるか否かの所定の関係であるか否かにかかわらず、タイムライン等として閲覧可能に表示されるものが含まれる。ここで、「フォロー」とは、例えば、一方のユーザ(ユーザ「A」)が他方のユーザ(ユーザ「B」)を指定して、所定の関係とする入力操作を当該一方のユーザから受け付けることにより、一方のユーザ(ユーザ「A」)が他方のユーザ(ユーザ「B」)をフォローする、という所定の関係が設定されることをいう。この場合、当該他方のユーザ(ユーザ「B」)にとって、当該一方のユーザ(ユーザ「A」)は、フォロワーとなる。当該一方のユーザ(ユーザ「A」)は、フォローしている当該他方のユーザ(ユーザ「B」)の投稿内容を、タイムライン等において表示させることができる。タイムライン、フィードフォローしているユーザの投稿ほど、タイムライン等において表示されやすくなることとしてもよい。
・ 広告主のアカウントとして行われた公開の投稿に対して、ユーザが返信、再投稿した投稿の情報を閲覧すること
・ 広告主のアカウントとユーザとの間で送受信され、当該広告主のアカウントとユーザとで閲覧可能としつつ、その他のユーザには公開されないメッセージ送受信方法(ダイレクトメッセージ)においてメッセージを送受信すること。例えば、広告主のアカウントに対してユーザがダイレクトメッセージ等のメッセージを送信した場合に、ダイレクトメッセージにおいて広告主のアカウントからユーザにメッセージを送信すること
・ 投稿がユーザのタイムライン等により閲覧された回数、投稿に対するエンゲージメント(投稿に対して第1のサービスのユーザが反応した回数、広告主のアカウントのプロフィールが閲覧された回数、投稿に対していいねがついた数、投稿の詳細を閲覧する操作が行われた回数)等の分析結果を取得すること。第1のサービスを提供する事業者が、第1のサービスの各アカウントに対し、各アカウントでなされた投稿についての閲覧数、エンゲージメント等の分析結果を提供していることがある。
情報処理装置10は、広告主端末20に対し、これら第1のサービスにおける広告主のアカウントによる投稿に関する情報を集計して、広告主に分析結果を提示すること、広告主からキャンペーンの投稿の設定(投稿内容、投稿日時等の設定)を受け付けること等を行う。
情報処理装置10は、広告主から、第2のサービスにおける広告主のアカウントについて投稿すること、メッセージを閲覧すること等の許可をする設定を受け付ける。これにより、情報処理装置10は、第2のサービスにおいて、以下を行うことができる。
・ 広告主のアカウントとして、第2のサービスにおけるユーザにメッセージを送信すること
・ ユーザと送受信するメッセージが未読であるか、既読であるかを判別した結果を取得すること
・ ユーザに送信するメッセージについて、未読であるか既読であるかの分析結果を取得すること
・ ユーザが送信するメッセージに対し、当該メッセージの内容に応じて(メッセージを構成するテキスト文を言語処理等により解析する、メッセージに特定のキーワード(例えばキャンペーンに関連するキーワード)が含まれているか判別する等)、自動でユーザにメッセージを応答すること
図1は、情報処理システム1の構成を示す図である。情報処理システム1は、情報処理装置10と、広告主端末20と、ユーザ端末30と、第1サーバ40と、第2サーバ50と、ネットワーク60とを備える。情報処理装置10は、例えば、ラップトップパソコン又はラックマウント型若しくはタワー型等のコンピュータ等である。情報処理装置10は、複数の情報処理装置10等により構成されてもよい。また、本実施形態の情報処理システム1において、各装置(例えば、広告主端末20、第1サーバ40等)の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することもできる。情報処理システム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力、情報処理システム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
情報処理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信IF14と、入出力IF15とを含んで構成される。
プロセッサ11は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
メモリ12は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
ストレージ13は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)である。
通信IF14は、情報処理装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。通信IF14は、インターネット、広域イーサネット等のネットワーク60に有線又は無線により接続する。
入出力IF15は、入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、マウス等のポインティングデバイス、キーボード)、及び、情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)とのインタフェースとして機能する。
広告主端末20は、広告主により操作される端末である。広告主端末20は、第1のサービス及び第2のサービスを利用することができる。例えば、広告主端末20は、第1のサービス及び第2のサービスのアプリをインストールしている。
ユーザ端末30は、ユーザにより操作される端末である。ユーザ端末30は、第1のサービス及び第2のサービスを利用することができる。例えば、ユーザ端末30は、第1のサービスのアプリと、第2のサービスのアプリとをインストールしている。各アプリは、アカウントによる操作、アカウントID等を検知、取得等し、情報処理装置10に送信する機能を有する。これらの機能は、例えば、当該アプリ又は各アカウントに組み込まれるAPIとして実装する、第1サーバ40の機能として実装する、第2サーバ50の機能として実装する等により実現される。
また、ユーザ端末30は、第1のサービスにおけるユーザのアカウントにより、第1のサービスを利用することができる。また、ユーザ端末30は、第2のサービスにおけるユーザのアカウントにより、第2のサービスを利用することができる。
第1サーバ40は、第1のサービスを提供する機能を有するサーバである。第1サーバ40は、ユーザ端末30等からのアクセスに応じて、ユーザ端末30に、各投稿を表示させる。
第2サーバ50は、第2のサービスを提供する機能を有するサーバである。第2サーバ50は、ユーザ端末30等からのアクセスに応じて、ユーザ端末30に、当該ユーザと所定の関係にある投稿、メッセージなどを表示させる。所定の関係とは、互いにメッセージのやり取りが可能な関係、広告主のアカウントからユーザに対してメッセージを送信可能な関係などである。例えば、所定の関係は、メッセンジャーアプリケーション(例えば、LINE)の友達などの関係である。
情報処理装置10、広告主端末20、ユーザ端末30、第1サーバ40、第2サーバ50は、ネットワーク60を介して相互に通信可能に構成される。
図2は、情報処理装置10の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを含む。
通信部110は、情報処理装置10が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部120は、情報処理装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部120は、キャンペーン参加履歴DB121、ユーザ情報DB122等を記憶する。
キャンペーン参加履歴DB121は、キャンペーンに応募してきたユーザの情報を保持するデータベースである。
図3は、キャンペーン参加履歴DB121のデータ構造を示す図である。キャンペーン参加履歴DB121のレコードは、項目「キャンペーンID」、項目「日時」、項目「アカウントID」、項目「サービスID」、項目「シリアルコード」、項目「抽選結果」、項目「特典提供」等を含む。
項目「キャンペーンID」は、キャンペーンを識別するための情報である。
項目「日時」は、ユーザがキャンペーンに応募した日時である。
項目「アカウントID」は、キャンペーンに応募したユーザのアカウントを識別するための情報である。
項目「サービスID」は、キャンペーンに応募したユーザのアカウントが属するサービスを識別するための情報である。
項目「シリアルコード」は、ユーザを識別するための識別情報である。例えば、シリアルコードは、第1のサービスのアカウントと第2のサービスのアカウントとを紐づけるために用いられる。
項目「抽選結果」は、当該キャンペーンの応募に対して、特典を付与するか否かを抽選した結果を示す情報である。
項目「特典提供」は、当選したユーザが、特典の提供を受けたか否かを示す情報である。
ユーザ情報DB122は、ユーザの情報を保持するデータベースである。図4は、ユーザ情報DB122のデータ構造を示す図である。ユーザ情報DB122のレコードは、項目「ユーザID」、項目「第1のサービスのアカウントID」、項目「第2のサービスのアカウントID」、項目「広告主との関係」等を含む。
項目「ユーザID」は、ユーザを識別するための情報である。
項目「第1のサービスのアカウントID」は、ユーザの第1のサービスにおけるアカウントIDである。「第1のサービスのアカウントID」は、複数のアカウントIDを保持することができるように構成される。なお、第1のサービスが複数ある場合、ユーザ情報DB122は、項目「第1のサービスのアカウントID」を、第1のサービス毎に複数用意しておくことができる。
項目「第2のサービスのアカウントID」は、ユーザの第2のサービスにおけるアカウントIDである。なお、第2のサービスが複数ある場合、ユーザ情報DB122は、項目「第2のサービスのアカウントID」を、第2のサービス毎に複数用意しておくことができる。
項目「広告主との関係」は、第2のサービスにおける広告主のアカウントと、第2のサービスにおけるユーザのアカウントとの関係を示す情報である。
制御部130は、情報処理装置10のプロセッサ11がプログラムに従って処理を行うことにより、受信制御部131、送信制御部132、投稿部133、特定部134、抽選部135、提供部136などに示す機能を発揮する。
受信制御部131は、情報処理装置10が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御部132は、情報処理装置10が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
投稿部133は、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、当該第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な当該第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、当該広告主のキャンペーンの投稿を行わせる。
具体的には、投稿部133は、まず、任意のタイミングで、第1のサービスにおける広告主のアカウントにログインする。任意のタイミングは、例えば、キャンペーンの広告開始前、開始時、キャンペーン期間内の所定のタイミングなどである。
次に、投稿部133は、キャンペーンに関する投稿記事を、ログインした当該アカウントに、投稿させる。投稿記事は、キャンペーンのタイトル、期間、特典などの情報が含まれる。
投稿記事は、第1のサービスにおいて、第1のサービスのアカウントが、キャンペーンに応募することができるように構成される。具体的には、第1のサービスのアカウントが、第1のサービスにおける投稿記事に対して、実行可能な操作をすると、ユーザによるキャンペーンの応募を受け付ける。
実行可能な操作は、例えば、以下の操作である。
・第1のサービスにおいて、第1のサービスのアカウントが、投稿記事に対して、返信する。
・第1のサービスにおいて、第1のサービスのアカウントが、当該アカウントにおいて当該投稿記事を再投稿する又は引用により再投稿する。
・広告主の第1のサービスのアカウントに対して所定のメッセージ(キャンペーンに応募するユーザのアカウントと広告主のアカウントとで送受信されるメッセージであって、その他のユーザには閲覧させないことが想定されるメッセージなど。例えば、ダイレクトメッセージ)を送る。
・投稿記事から遷移した応募画面において応募するための行為を行う。この場合、投稿記事は、応募画面に遷移するための情報(例えば、URL)を含む。これによりユーザのユーザ端末30において、ブラウザ等により応募画面を表示させる。当該応募画面では、キャンペーンごとに、キャンペーンにエントリーするためのユーザの入力操作を受け付けるUI(User Interface)ボタン等が表示される。
・第1のサービスにおいて、第1のサービスのアカウントが、投稿記事に対する評価(良い、悪い、気に入った等)を行う。当該投稿記事に対する評価(例えば、「良い」がつけられた数など)は、投稿記事それぞれについて、第1のサービスを運用する事業者のサーバ装置等によって保持され得る。
また、投稿記事は、キャンペーンの投稿として、第2のサービスにアクセスするための情報を含むものとしても、含めない構成としてもよい。本開示では、投稿記事は、第2のサービスにアクセスするための情報を含まない場合を例に説明する。
ユーザがキャンペーンに応募する方法としては、第1のサービスにおいて広告主のアカウントの投稿に対し実行可能な操作を行うことの他に、当該実行可能な操作を行わずとも、ユーザが特定のキーワード(ハッシュタグと、キャンペーンに応じたキーワードの組み合わせ等)を含めて投稿することにより、ユーザがキャンペーンに応募したものとしてもよい。情報処理装置10は、第1のサービスにおいて、当該特定のキーワードを検索条件として投稿を検索することにより、キャンペーンに応募したユーザの投稿を特定することができる。例えば、第1のサービスにおいて、キーワードを指定して、第1のサービスにおいて各ユーザが投稿した投稿内容、第1のサービスに参加しているユーザその他の検索を受け付けて、検索結果を応答することとしてもよい。第1のサービスは、検索に対する応答として、他のユーザから注目されている度合いが高い投稿(例えば、投稿が閲覧されている回数が多い、エンゲージメントが比較的高い等)、時系列で投稿された日時が近い投稿(最新の投稿)、投稿のうち画像を含むもの、投稿のうち動画を含むもの等を、検索を行ったユーザに応答することとしてもよい。
図5は、ユーザ端末30に表示される第1のサービスにおける投稿記事の一例を示す図である。図5に示すように、投稿画面200は、投稿記事表示部201と、返信ボタン202と、再投稿ボタン203と、メッセージボタン204とを含む。
投稿記事表示部201は、投稿記事を表示する。実行可能な操作が、投稿記事から遷移した応募画面において応募するための行為を行うことである場合、ユーザが、投稿記事表示部201を押下すると、図6に示す応募画面210に遷移する。
返信ボタン202は、ユーザが、当該投稿記事に対して返信をするための機能を発揮するための、第1のサービスにおける機能である。
再投稿ボタン203は、ユーザが、当該投稿記事を再投稿するための機能を発揮するための、第1のサービスにおける機能である。
メッセージボタン204は、ユーザが、当該広告主のアカウントにメッセージを送信するための機能を発揮するための、第1のサービスにおける機能である。
図6は、ユーザ端末30に表示される第1のサービスにおける応募画面の一例を示す図である。図6に示すように、応募画面210は、投稿記事表示部211と、応募ボタン212とを含む。
投稿記事表示部211は、応募用の投稿記事を表示する。
応募ボタン212は、応募情報を、情報処理装置10に送信するためのボタンである。応募情報は、当該第1のサービスを識別するための情報、当該アカウントID、当該投稿記事のキャンペーンIDなどである。
キャンペーンへの応募方法が、返信、再投稿、広告主の第1のサービスにおけるアカウントに対するメッセージの送信などである場合、例えばユーザ端末30において、ユーザの実行可能な操作が検知される。そして、情報処理装置10は、ユーザ端末30などから、応募情報を受信することとなる。
例えば、ユーザによるキャンペーンへの応募方法が、第1のサービスにおける広告主のアカウントの投稿に対する返信、再投稿、広告主のアカウントへのメッセージの送信などであるとする。この場合、情報処理装置10は、第1のサービスにおける広告主のアカウントにより第1サーバ40にアクセスする。これにより、情報処理装置10は、第1のサービスにおける広告主のアカウントの投稿記事に対する返信を行ったユーザの投稿、再投稿を行ったユーザの投稿、広告主のアカウントへメッセージを送信したユーザのアカウントの情報を特定することができる。情報処理装置10は、第1のサービスにおける広告主のアカウントで第1サーバ40へアクセスすることにより、ユーザが応募するため返信、再投稿、メッセージの送信を行ったことに応答して、応募情報を受信したものとして処理を行うことができる。
情報処理装置10は、これらユーザの各投稿の投稿日時の情報、メッセージ送信日時の情報等を、第1サーバ40から取得する。これにより、情報処理装置10は、キャンペーン参加履歴DB121の各項目を更新する。例えば、情報処理装置10は、広告主のアカウントで投稿した投稿記事の内容に基づき、キャンペーン参加履歴DB121の項目「キャンペーンID」を更新し、ユーザの返信等の投稿日時に基づいて、項目「日時」、項目「アカウントID」、項目「サービスID」(例えば、広告主のアカウントで投稿した第1のサービスを識別する情報)等を更新する。
なお、投稿部133は、広告主端末20に投稿記事を送信することにより、広告主端末20が、広告主の第1のサービスのアカウントにより、キャンペーンに関する投稿記事を投稿させる構成としてもよい。
特定部134は、広告主のキャンペーンの投稿に対して、第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定する。
具体的には、特定部134は、まず、受信制御部131が受信した応募情報を取得する。次に、特定部134は、当該第1のサービスを識別するための情報、当該アカウントID、当該投稿記事のキャンペーンIDを、キャンペーン参加履歴DB121に格納する。特定部134は、当該アカウントIDを、応募対象のユーザとして特定する。
抽選部135は、特定されたユーザに対して、特典を抽選する。具体的には、抽選部135は、まず、キャンペーン参加履歴DB121を、特定されたユーザについて検索し、当該ユーザが、当該キャンペーンの参加条件を満たすか否かを判定する。参加条件は、例えば、応募情報を受信した日時がキャンペーンの応募期間内であること、特典を既に受け取っていないこと等である。抽選部135は、特定されたユーザが、参加条件を満たさない場合、当該ユーザについて抽選をせずに、参加不可、落選などとする。
抽選部135は、参加条件を満たす特定されたユーザに対して、特典を抽選する。抽選の方法は、任意の方法を採用することができる。抽選部135は、抽選結果を、キャンペーン参加履歴DB121に格納する。
提供部136は、特定されたユーザのアカウントに対し、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするためのアクセス情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供する。
具体的には、提供部136は、特定されたユーザのアカウントに対し、第1のサービスの広告主のアカウントに、アクセス情報を送信させる。例えば、提供部136は、第1のサービスの広告主のアカウントにログインすることにより、当該ユーザのアカウントに、当該アクセス情報をメッセージなどにより送信する。
アクセス情報は、第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするための情報である。アクセス情報は、例えば、第2のサービスのアプリ、又は第2のサービスを実行するAPI(例えば、Webブラウザ)を起動するためのURLである。例えば、ユーザがアクセス情報を押下する等の操作を実行することにより、ユーザ端末30は、第2のサービスのアプリ又はAPIを起動する。当該アプリを起動したタイミングにおいて、アクセス情報により、ユーザに対し、第2のサービスの広告主のアカウントとの所定の関係を設定するように促す。また、提供部136は、アクセス情報に、キャンペーンIDを含める。
第2のサービスの広告主のアカウントに対して当該アクセス情報からアクセスがあると、提供部136は、受信制御部131が受信した、ユーザ端末30などから、アクセスされた第2のサービスのアカウントID、キャンペーンID、所定の関係に関する情報などを取得する。
図7は、所定の関係を設定するように促す画面の一例を示す図である。提供部136は、ユーザがユーザ端末30を操作することにより、アクセス情報により第2のサービスについて、図7に示すような第2サービス遷移画面220に遷移させる。図7に示すように、第2サービス遷移画面220は、表示部221と、許可ボタン222とを含む。
表示部221は、所定の関係を設定するように促すメッセージを表示する。図7の例では、メッセージは、第2サービスにおいて、広告主のアカウントと、ユーザのアカウントとをフレンド登録するように促すものである。
例えば、第2のサービスにおいて、広告主のアカウントと、ユーザのアカウントとがフレンドとして所定の関係が設定されることにより、広告主のアカウントからユーザのアカウントへのメッセージの送信等をした場合に、ユーザのアカウントで当該メッセージの送信があったことを通知する。第2のサービスにおいて、ユーザに対し、メッセージに関する通知を行うこととして、以下があり得る。
・ フレンドとなっている広告主のアカウントから送信されたメッセージで、ユーザに未読のメッセージがある旨プッシュ通知する。プッシュ通知としては、ユーザのユーザ端末30において、第2のサービスを利用するためのアプリケーションをアクティブにしていない状態(例えば、タスクとして動作していない、バックグラウンドで動作している等)において、広告主のアカウントからメッセージが送信されたことに応答して、ユーザ端末30の画面の一部に、当該メッセージが送信されたことを表示することを含む。
・ ユーザが第2のサービスを利用するためのアプリケーションをユーザ端末30で実行した場合に当該アプリケーションの画面上で新着のメッセージがあること、新着のメッセージの数等を表示する。例えば、ユーザ端末30において、第2のサービスを利用するためのアプリケーションが動作することにより、ユーザに対し、当該ユーザがフレンドとなっている他のユーザ、当該ユーザが追加されているグループなど、それぞれについて新着のメッセージがあること、未読のメッセージの数等を表示する。
許可ボタン222は、第2のサービスにおいて、所定の関係を設定することを許可するためのボタンである。許可ボタン222が、ユーザの操作により押下されると、第2のサービスにおいて、ユーザのアカウントは、広告主のアカウントとの間で所定の関係を設定する。
このような第2サービス遷移画面により、情報処理システム1は、所定の関係を設定することをユーザに明示的に許可を取る。これにより、ユーザが、当該キャンペーンを安全なものだと認識できる。このため、ユーザのキャンペーン参加意欲を損なわないようにしつつ、安全なキャンペーンとしての拡散効果及び広告効果を得ることができる。
提供部136は、キャンペーン参加履歴DB121を参照して、取得した第2のサービスのアカウントが、特典を既に受け取っているか否かを確認する。
提供部136は、当該アカウントが特典を既に受け取っている場合、特定されたユーザに特典を提供しない。具体的には、提供部136は、広告主の第2のサービスのアカウントに、特定されたユーザの第2のサービスのアカウントに対して、抽選結果を表示するためのメッセージを送信させる。
また、提供部136は、当該アカウントがまだ特典を受け取っていない場合、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供する。提供部136は、広告主の第2のサービスのアカウントに、特定されたユーザの第2のサービスのアカウントに対して、特典を提供したことを示すメッセージを送信させる。また、提供部136は、当該第2のサービスのアカウントが、特典を受け取ったことを、キャンペーン参加履歴DB121に格納する。
図8は、提供部136が、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供したことを示すメッセージを表示する画面の一例を示す図である。例えば、許可ボタン222が押下されると、図8に示す抽選結果画面230に遷移する。図8に示すように、抽選結果画面230は、表示部231を含む。
表示部231は、抽選結果と、特典を提供した旨のメッセージを表示する。このとき、表示部231は、特典を提供するためのメッセージを表示しても良い。特典を提供するためのメッセージは、例えば、特典の送付先の情報を入力するためのWebページのURLなどである。
特典は、例えば、景品、任意のサービスにおけるポイント、仮想通貨、クーポンなどである。また、提供部136は、特典を提供した第2のサービスのアカウントIDと、特典を提供したか否かを示す情報を、キャンペーン参加履歴DB121に格納する。
<2.動作>
以下では、情報処理装置10における処理について図面を参照しながら説明する。
<2.1.キャンペーン投稿処理>
図9は、情報処理装置10によるキャンペーン投稿処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。情報処理装置10は、当該処理を、広告主によるキャンペーン投稿依頼があったこと等に応答して実行する。
ステップS101において、投稿部133は、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、当該第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な当該第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、当該広告主のキャンペーンの投稿を行わせる。そして、処理を終了する。
<2.2.ユーザ側動作>
図10は、ユーザ端末30によるユーザ側動作の流れの一例を示すフローチャートである。ユーザ端末30は、当該処理を、ユーザの操作に応答して実行する。
ステップS200において、ユーザ端末30は、第1のサービスにおいて、キャンペーンの投稿画面200を表示する。
ステップS201において、ユーザ端末30は、キャンペーン投稿に対して、広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を受け付ける。
ステップS202において、ユーザ端末30は、応募画面210を表示する。
ステップS203において、ユーザ端末30は、応募ボタン212が押下されると、応募情報を、情報処理装置10に送信する。
ステップS204において、ユーザ端末30は、ユーザが第1のサービスのアカウントにおいて、広告主のアカウントから受け取ったアクセス情報に対する操作に応じて、第2サービス遷移画面220を表示する。
ステップS205において、ユーザ端末30は、許可ボタン222が押下されると、第2のサービスにおいて、ユーザのアカウントは、広告主のアカウントとの間で所定の関係を設定する。
ステップS206において、ユーザ端末30は、キャンペーンにかかる特典を提供したことを示すメッセージを受信すると、第2のサービスにおいて、抽選結果画面230を表示する。
<2.3.抽選処理>
図11は、情報処理装置10による抽選処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。情報処理装置10は、当該処理を、応募情報を取得したことに応じて実行する。
ステップS300において、特定部134は、広告主のキャンペーンの投稿に対して、第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定する。
ステップS301において、抽選部135は、特定されたユーザに対して、特典を抽選する。
ステップS302において、提供部136は、特定されたユーザのアカウントに対し、第1のサービスの広告主のアカウントに、アクセス情報を送信させる。
ステップS303において、提供部136は、第2のサービスの広告主のアカウントに対して当該アクセス情報からアクセスがあると、受信制御部131が受信した、ユーザ端末30などから、アクセスされた第2のサービスのアカウントID、キャンペーンID、所定の関係に関する情報を取得する。
ステップS304において、提供部136は、キャンペーン参加履歴DB121を参照して、取得した第2のサービスのアカウントが、特典を既に受け取っているか否かを確認する。
ステップS305において、提供部136は、当該アカウントがまだ特典を受け取っていない場合、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供する。
ステップS306において、提供部136は、広告主の第2のサービスのアカウントに、特定されたユーザの第2のサービスのアカウントに対して、特典を提供したことを示すメッセージを送信させ、処理を終了する。
以上説明したように、本開示によれば、プロセッサに、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、前記第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な前記第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、前記広告主のキャンペーンの投稿を行わせ、前記広告主のキャンペーンの投稿に対して、前記第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定し、前記特定されたユーザのアカウントに対し、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおける前記広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、前記第2のサービスを通じて、前記特定されたユーザに、前記キャンペーンにかかる特典を提供する。これにより、重複当選を防いで、ユーザのキャンペーン参加意欲を損なわないようにしつつ、複数アカウントでキャンペーンに参加してもらうことによる拡散効果及び広告効果を維持することができる。
また、キャンペーンの投稿として、第2のサービスにアクセスするための情報を含まない投稿を行わせる。これにより、キャンペーンの投稿に反応したユーザによる再投稿などによる拡散効果を高めることができる。
<3.変形例>
次に、本開示に係る変形例について説明する。なお、上記実施形態と同一の機能・構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
<3.1.変形例1>
変形例1では、ユーザの第1のサービスにおけるアカウントと、第2のサービスのアカウントとを紐づけるために、アクセス情報に、第1のサービスにおけるユーザのアカウントの情報とは異なる情報であって、ユーザを識別するための情報(例えば、シリアルコード)を含ませる。
提供部136は、第1のサービスにおけるユーザに対し、当該ユーザが広告主のキャンペーンに応募する操作を受け付けることに応答して、応募したユーザそれぞれを区別するための情報として例えばシリアルコードを発行する。例えば、提供部136は、第1のサービスにおけるキャンペーンへの応募を受け付ける都度、第1のサービスにおけるユーザのアカウントそれぞれに異なる値となるようにシリアルコードを変化させて(例えば、シリアルコードを発行する都度、カウントアップさせる等)発行し、キャンペーン参加履歴DB121を更新する。
ここで、提供部136は、第1のサービスにおいてキャンペーンに応募したユーザが、キャンペーンの対象となる特典に当選したか否かにかかわらずシリアルコードを発行させることとしてもよい。また、提供部136は、第1のサービスにおいてキャンペーンに応募したユーザについて、キャンペーンの特典に当選したか否かを抽選し、当選した場合にシリアルコードを発行させることとしてもよい。
提供部136は、特定されたユーザを識別するためのシリアルコードを含むアクセス情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、当該キャンペーンにかかる特典を提供する。具体的には、アクセス情報は、第1実施形態の構成に加え、特定されたユーザを識別するためのシリアルコードを含む。例えば、シリアルコードは、アクセス情報がURLである場合、URLの一部に含まれるものとしてよい。また、提供部136は、当該シリアルコードを、特定されたユーザの第1のサービスのアカウントと紐づけて、キャンペーン参加履歴DB121に格納する。
第2のサービスの広告主のアカウントに対して当該アクセス情報に基づきユーザからアクセスがあると、提供部136は、受信制御部131が受信した、ユーザ端末30などから、アクセスされた第2のサービスのアカウントID、キャンペーンID、シリアルコード、所定の関係に関する情報などを取得する。
提供部136は、シリアルコードに基づいて、ユーザのアカウントを紐づける。具体的には、提供部136は、取得したシリアルコードを有する第1のサービスのユーザのアカウントIDを、キャンペーン参加履歴DB121から取得する。次に、取得した第1のサービスのユーザのアカウントIDと、取得した第2のサービスのユーザのアカウントIDとを紐づけて、ユーザ情報DB122に格納する。第2のサービスのアカウントがユーザ情報DB122にない場合、提供部136は、当該ユーザに任意のユーザIDを付与した上で、ユーザ情報DB122に、第1のサービスのアカウントID及び第2のサービスのアカウントIDを紐づけて格納する。
以上説明したように、本開示の変形例1によれば、ユーザを識別するための識別情報を、アクセス情報に含ませて、第1のサービスのアカウントに送信し、第2のサービスを通じて、第2のサービスのアカウントと、識別情報とを取得し、識別情報に基づいて、ユーザの第1のサービスのアカウント及び第2のサービスのアカウントを紐づけることができる。これにより、アクセス情報には、第1のサービスにおけるユーザのアカウントの情報を含めなくとも(例えば、URLに、第1のサービスにおけるユーザのアカウントの情報を含めなくとも)、アクセス情報に基づいてユーザ端末30が第2のサービスにおける広告主のアカウントにアクセスすることにより、第1のサービスにおけるユーザのアカウントIDと、第2のサービスにおけるユーザのアカウントIDとを関連付けることができる。これにより、重複当選を防いで、ユーザのキャンペーン参加意欲を損なわないようにしつつ、複数アカウントでキャンペーンに参加してもらうことによる拡散効果及び広告効果を維持することができる。
また、他のキャンペーンにおいて紐づけたアカウント情報を用い、第1のサービスにおいて、抽選を行い、特典を提供する構成とすることで、重複当選を防止することもできる。この場合、ユーザ情報DB122にキャンペーンに応募した第1のサービスのアカウントが存在する場合、第1のサービスにおいて、抽選を行い、特典を提供する。一方で、ユーザ情報DB122にキャンペーンに応募した第1のサービスのアカウントが存在しない場合に、本開示の実施形態に係る抽選処理を行う、という構成を採用することができる。
<3.2.変形例2>
次に、本開示に係る変形例2について説明する。上記では、抽選部135による抽選は、ユーザを特定した後に実行する構成を説明したが、抽選の時期は任意の時期に行うことができる。変形例2では、第2のサービスのアカウントによりキャンペーンの応募を受け付けて、抽選を行う場合を説明する。
具体的には、提供部136は、アクセスされた第2のサービスのアカウントID、キャンペーンID、所定の関係に関する情報などを取得した後で、広告主の第2のサービスのアカウントに、ユーザの第2のサービスのアカウントに対して、応募画面を送信させる。
抽選部135は、応募情報を受信した後で、抽選を行う。例えば、抽選部135は、提供部136が、当該アカウントがまだ特典を受け取っていないと判定したときに、抽選を行う。
図12は、情報処理装置10による抽選処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。情報処理装置10は、当該処理を、応募情報を取得したことに応じて実行する。
ステップS401において、抽選部135は、特定されたユーザに対して、特典を抽選する。
このように、抽選部135による抽選は、任意の時期に行うことができる。
<小括>
以上のように、情報処理装置10が、キャンペーンに応募したユーザについて抽選を行うタイミングとして、以下を含みうる。
(1)ユーザが第1のサービスを利用している状態から第2のサービスへと移行した後のタイミング
例えば、ユーザが第1のサービスにおいて広告主のアカウントの投稿に対し返信、再投稿、メッセージ送信を行う等により応募をした場合に、当該ユーザに対し、第2のサービスにおける広告主のアカウントにアクセスするための情報を応答する。ユーザが当該アクセスするための情報に基づいて、第2のサービスにおける広告主のアカウントにアクセスすることに応答して、情報処理装置10が、当該ユーザについてキャンペーンにかかる抽選を行い、抽選結果に応じてユーザに特典を提供する(例えば、特典内容を示すメッセージをユーザに送信する)。情報処理装置10は、ユーザに提供する特典として、複数の段階の特典内容(例えば、1等賞、2等賞など、景品の価値に差があるもの)を設定することとしてもよい。
(1-1)第2のサービスにおいてユーザが広告主のアカウントと所定の関係を設定することに応答して、抽選を行う
ここで、情報処理装置10は、第2のサービスにおける広告主のアカウントと所定の関係を設定する操作をユーザから受け付けることにより、キャンペーンにかかる特典をユーザに提供することとし、所定の関係を設定する操作を受け付けない限り、特典をユーザに提供しないこととしてもよい。
情報処理装置10は、第2のサービスにおいて、ユーザが、広告主のアカウントと所定の関係(友だちとして追加する等)を設定する操作を行ったことに応答して、当該ユーザに対し、キャンペーンにかかる抽選を行うこととしてもよい。すなわち、ユーザは、第2のサービスにおいて広告主のアカウントと所定の関係を設定する操作を行うことにより、キャンペーンに参加することができる。これにより、ユーザが広告にかかるキャンペーンに参加した後においても、広告主のアカウントから、ユーザのアカウントに対し、所定の関係(友だちである等)であることに基づいたメッセージの送信(例えば、アプリケーションにおける通知ありでメッセージを送信する等)をすることができ、広告主とユーザとが継続した関係を構築することを支援することができる。
(1-2) 第2のサービスにおいてユーザが広告主のアカウントと所定の関係を設定する前に、抽選を行う
また、情報処理装置10は、第2のサービスにおいて、ユーザが、広告主のアカウントと所定の関係を設定する操作を行う前であって、広告主のアカウントにアクセスしたことに応答して、キャンペーンにかかる抽選を行い、抽選結果を第2のサービスにおいてユーザにメッセージ等により通知することとしてもよい。情報処理装置10は、この場合、抽選結果に応じてユーザに提供する特典について、ユーザが所定の関係を設定する操作を行う前に提供してもよい。これにより、広告主側では、ユーザが第2のサービスにおいて企業等の事業者のアカウントを友だち登録しない方針である場合においても、広告にかかるキャンペーンへの参加を促すことができ、広告効果を高めうる。
また、情報処理装置10は、上記のようにユーザが所定の関係を設定する操作を行う前に、キャンペーンにかかる抽選を行うが、抽選結果である特典をユーザに提示しつつ、広告主のアカウントと所定の関係を設定することで当該特典をユーザが得られることとしてもよい。例えば、情報処理装置10は、ユーザ端末30において、広告主のアカウントと所定の関係を設定するための操作受付部(友だちとして登録する操作を受け付けるためのオブジェクト)と、キャンペーンでユーザに提供する特典の内容(抽選によりユーザが当たった特典の内容)と、広告主と所定の関係を設定することで当該特典が得られること(例えば、特典を利用するのに必要なコード等の情報が表示される等)とを表示させる。
(2)ユーザが第1のサービスを利用しており、第1のサービスでキャンペーンに応募したことを情報処理装置10が検知して、第2のサービスへと移行させる前のタイミング
例えば、情報処理装置10は、ユーザがキャンペーンに応募したことを検知して(広告主のアカウントの投稿に対する返信、再投稿等)、当該ユーザについて抽選を行い、抽選結果を示す投稿(例えば、ユーザが応募するために行った投稿に対する返信)またはメッセージの送信(例えば、ユーザが応募するために行ったメッセージの送信に対する返信)を当該ユーザに対し行う。
これにより、ユーザに対し、第1のサービスから第2のサービスに移行する前に、第1のサービスにおいて抽選結果を通知することとなる。ユーザにとっては、第2のサービスに移行しなくとも抽選結果を知ることができるため、当選しなかった場合に、再度、キャンペーンに応募するために第1のサービスにおいて返信等によりキャンペーンに応募することが容易になる。これにより、広告の拡散効果をよりいっそう向上させることができうる。
<3.3 変形例3>
ユーザに特典を付与するために、以下のようにしても良い。
(1)情報処理装置10は、キャンペーンに応募したユーザが、第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスした後、当該第2のサービスにおいて、ユーザに対し、所定の情報を入力するよう促すメッセージを送信する。
(1-1) 所定の情報の入力として、キャンペーンにかかる情報の入力を受け付ける例
例えば、情報処理装置10は、第2のサービスにおいて広告主のアカウントとしてログインすることにより、第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするユーザのアカウントに対し、キャンペーンにかかる質問内容に関するメッセージ等を送信する。
例えば、情報処理装置10は、当該所定の情報として、以下をユーザから受け付ける。
・ キャンペーンにかかる商品またはサービスの名称、品質、特徴などを表すキーワード
・ キャンペーンにかかる商品またはサービスの品質、特徴などを表すキーワードを含む選択肢(正解の選択肢をユーザが指定することで、キャンペーンへの応募とする、または、キャンペーンに当選するとする)
情報処理装置10は、第2のサービスにおけるユーザのアカウントに対し、これらキーワードを入力するよう促すメッセージ、選択肢を指定するよう促すメッセージ等を送信する。これにより、ユーザに対し、所定の情報の入力を促す。
第2のサービスにおけるユーザのアカウントから、当該所定の情報の入力(例えば、選択肢を指定する操作)を受け付けることにより、情報処理装置10は、ユーザに対し、特典を付与することとしてもよい。例えば、情報処理装置10は、当該所定の情報の入力があったことに応答して、抽選を行って、抽選結果に応じた特典を付与することとしてもよいし、抽選によらず確定的に特典を付与することとしてもよい。また、情報処理装置10は、ユーザから、所定の情報の入力を受け付ける前において、当該所定の情報の入力をユーザが行うことにより特典がユーザに付与されることを通知して、ユーザが当該所定の情報の入力をすることを促すこととしてもよい。
これにより、広告主のキャンペーンに関する商品またはサービスの情報をユーザが一定程度知得した(例えば商品名を認知した)ことを条件として、ユーザにキャンペーンにかかる特典を付与しつつ、重複当選を防止することができる。
(1-2) 所定の情報の入力として、キャンペーンに応募したユーザの情報の入力を受け付ける例
情報処理装置10は、第2のサービスにおいて広告主のアカウントにアクセスしたユーザに対し、ユーザの属性に関する情報について入力するよう促すメッセージを送信することとしてもよい。情報処理装置10は、当該ユーザの属性に関する情報についての入力を受け付けることにより、当該ユーザに対し、特典を付与する、特典を付与するための抽選を行う等してもよい。ユーザの属性として、以下を含みうる。
・ ユーザの年代
・ ユーザの性別
・ ユーザの居住エリア
・ ユーザが使用しているアプリケーション、OS、端末の機種等の操作環境
これにより、キャンペーンに関心のあるユーザの属性の情報を広告主が参照することができ、例えばキャンペーンにかかる商品・サービスで想定している顧客セグメントにリーチできているか、または、想定している顧客セグメントと実際に反応する顧客セグメントとの相違について、広告主がよりいっそう容易に把握することができうる。
(1-3) 所定の情報の入力として、ユーザがキャンペーンにかかる商品・サービスを購買したことを示す情報の入力を受け付ける例
情報処理装置10は、第2のサービスにおいて広告主のアカウントにアクセスしたユーザから、広告主の商品またはサービス(キャンペーンにかかるもの等)を購買する操作を受け付けることにより、ユーザに特典を付与することとしてもよい。例えば、第2のサービスにおける広告主のアカウントから、第2のサービスのユーザのアカウントに、特定の商品・サービスの購買を受け付ける旨のメッセージ(例えば、購買用のページにアクセスするためのURLを含むこととしてもよい)を送信する。ユーザから、当該メッセージに基づき購買のための操作を受け付けることにより、情報処理装置10は、ユーザに特典を付与する、特典を付与するための抽選を行う等してもよい。
情報処理装置10は、第2のサービスのユーザのアカウントから、広告主の商品またはサービスを購買したことを示す情報を受け付けることとしてもよい。例えば、情報処理装置10は、第2のサービスのユーザのアカウントに対し、広告主のアカウントから、広告主の商品またはサービスを購買したことを示す情報として、レシート、領収書などのアップロード、送信等を促すメッセージを送信することとしてもよい。情報処理装置10は、第2のサービスにおいて、広告主のアカウントにアクセスしたユーザのアカウントから、これらレシート、領収書等の、ユーザが購買をしたことを示す情報を受け付けることにより(レシートの画像を送信するメッセージを受け付ける等により)、ユーザに特典を付与する、特典を付与するための抽選を行う等してもよい。
(2)情報処理装置10は、キャンペーンに応募するユーザが、第1のサービスまたは第2のサービスを介して、広告主が指定するコンテンツ(例えば、キャンペーン内容に関する動画等)を閲覧することに応答して、ユーザに対し、特典を付与する、特典を付与するための抽選を行う等してもよい。例えば、第2のサービスにおいて、広告主のアカウントから、ユーザのアカウントに対し、キャンペーンにかかる動画を含むメッセージを送信する。ユーザが、当該動画を視聴する(視聴し終わる)ことを検出することにより(例えば、メッセージに含まれる動画を再生したかどうか、その再生が完了したかを情報処理装置10において検知する)、ユーザに対し特典を付与する。
<3.4.変形例4>
次に、本開示に係る変形例4について説明する。変形例4では、変形例1において収集したユーザ情報DB122を用いて、第2のサービスについて、ユーザのアカウントと、広告主のアカウントとが、所定の関係にある場合に、ユーザの当選確率を所定量上げる場合を説明する。
具体的には、抽選部135は、下記の場合において、特定されたユーザの、次回の前記特典の当選確率を所定量上げる。
(ケース1)第2のサービスを通じて、第2のサービスにおいて所定の関係が新たに設定されたことを示す情報を受信した場合。
(ケース2)第2のサービスを通じて、第2のサービスにおいて所定の関係が既に設定されていたことを示す情報を受信した場合。
(ケース3)第2のサービスを通じて、第2のサービスにおいて所定の関係が既に設定されており、かつ、所定の関係における機能の制限がされていた場合において、機能の制限が解除されたことを示す情報を受信した場合。
ケース1の場合、例えば、広告主の第2のサービスのアカウントが、新たに所定の関係が設定されたことを検知すると、情報処理装置10に、所定の関係が新たに設定されたことを示す情報を送信する
ケース2の場合、例えば、広告主の第2のサービスのアカウントが、所定の関係が既に設定されており、かつ、当該アカウントから、ユーザの第2のサービスのアカウントに対するメッセージがすべて既読になっていることを検知する。このとき、広告主の第2のサービスのアカウントが、情報処理装置10に、所定の関係が既に設定されていたことを示す情報を送信する。
ケース3の場合、例えば、広告主の第2のサービスのアカウントが、所定の関係が既に設定されており、かつ、当該アカウントから、ユーザの第2のサービスのアカウントに対するメッセージに未読のものがあることを検知する。例えば、第2のサービスにおいて、広告主のアカウントと、ユーザのアカウントとで送受信されるメッセージについて、互いに未読であるか既読であるかを検知できる。このとき、広告主の第2のサービスのアカウントから、ユーザの第2のサービスのアカウントに対してメッセージを送信する。当該メッセージが既読になった場合、広告主の第2のサービスのアカウントが、情報処理装置10に、機能の制限が解除されたことを示す情報を送信する。
ここで、広告主の第2のサービスのアカウントと、ユーザのアカウントとが所定の関係であるが機能の制限がされている場合として、以下を含みうる。
・ 広告主のアカウントとユーザのアカウントとが所定の関係としてフレンドとして登録されている。これにより、広告主のアカウントとユーザのアカウントとで一方から他方へのメッセージの送信が可能、または、広告主のアカウントとユーザのアカウントとで双方向にメッセージの送信が可能)である。一方、例えばユーザが広告主のアカウントを指定して、広告主のアカウントからのメッセージの送信そのものをできないことにする、メッセージが送信されたとしてユーザに通知をしないように設定することで、機能の制限をすることがあり得る。
第2のサービスにおいて、広告主のアカウントに対し、ユーザが当該機能の制限を解除する操作を行ったとする。広告主のアカウントがユーザに対し送信したメッセージが既読になることにより、情報処理装置10は、広告主のアカウントに対するユーザの機能の制限が解除されたことを検知し得る。
抽選部135は、各ケースに係る情報を取得すると、どの関係にあるかを示す情報を、ユーザ情報DB122に格納する。例えば、図4の例では、ケース1の場合、C01として格納する。
抽選部135は、抽選を実行する際に、ユーザ情報DB122を参照し、既に広告主と所定の関係があるユーザであれば、当選確率を所定量上げる。ケースごとに、上げる当選確率の量は異なっていても良い。
このように、既に広告主との所定の関係が設定されているユーザに対し、当選確率を所定量上げることにより、ユーザのキャンペーン参加意欲を高めることができる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
例えば、情報処理装置10の各機能を、他の装置に構成してもよい。例えば、記憶部120の各DBは、外部のデータベースとして構築してもよい。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ(11)を備えるコンピュータ(例えば、情報処理装置10)を動作させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップ(S100)と、広告主のキャンペーンの投稿に対して、第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップ(S300)と、特定されたユーザのアカウントに対し、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、キャンペーンにかかる特典を提供するステップ(S305)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
投稿を行わせるステップ(S100)において、キャンペーンの投稿として、第2のサービスにアクセスするための情報を含まない投稿を行わせる、(付記1)に記載のプログラム。
(付記3)
提供するステップ(S305)において、アクセスするための情報は、特定されたユーザを識別するための識別情報を含み、第2のサービスを通じて、第2のサービスにおける特定されたユーザのアカウントの情報と、識別情報とを受信することにより、特定されたユーザに、キャンペーンにかかる特典を提供する(付記1)又は(付記2)に記載のプログラム。
(付記4)提供するステップ(S305)において、特定されたユーザが、特典を既に提供されている場合、特定されたユーザに、特典を提供しない(付記1)~(付記3)の何れかに記載のプログラム。
(付記5)アクセスするための情報は、第2のサービスにおける特定されたユーザのアカウントと、第2のサービスにおける広告主のアカウントとを所定の関係を設定させるための情報を含む(付記1)又は(付記2)に記載のプログラム。
(付記6)特典を提供するステップにおいて、第2のサービスにおける広告主のアカウントと所定の関係を設定する操作をユーザから受け付けることにより特典を提供し、所定の関係を設定する操作を受け付けない限り、特典をユーザに提供しない、(付記5)に記載のプログラム。
(付記7)特典を提供するステップにおいて、第2のサービスにおける広告主のアカウントからユーザに対し所定の情報の入力を促し、当該所定の情報についてユーザから入力を受け付けることに応答して、特典を提供する、(付記5)に記載のプログラム。
(付記8)特定されたユーザに対して、特典を抽選するステップ(S301)を実行させ、第2のサービスを通じて、第2のサービスにおいて所定の関係が新たに設定されたことを示す情報を受信した場合、特定されたユーザの、次回の特典の当選確率を所定量上げる(付記1)~(付記7)の何れかに記載のプログラム。
(付記9)
特定されたユーザに対して、特典を抽選するステップ(S301)を実行させ、第2のサービスを通じて、第2のサービスにおいて所定の関係が既に設定されていたことを示す情報を受信した場合、特定されたユーザの、次回の特典の当選確率を所定量上げる(付記1)~(付記7)の何れかに記載のプログラム。
(付記10)
特定されたユーザに対して、特典を抽選するステップ(S301)を実行させ、第2のサービスを通じて、第2のサービスにおいて所定の関係が既に設定されており、かつ、所定の関係における機能の制限がされていた場合において、機能の制限が解除されたことを示す情報を受信した場合、特定されたユーザの、次回の特典の当選確率を所定量上げる(付記1)~(付記7)の何れかに記載のプログラム。
(付記11)
プロセッサ(11)を備える情報処理装置(10)であって、プロセッサが、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップ(S100)と、広告主のキャンペーンの投稿に対して、第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップ(S300)と、特定されたユーザのアカウントに対し、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、キャンペーンにかかる特典を提供するステップ(S305)と、を実行する情報処理装置。
(付記12)プロセッサ(11)を備えるコンピュータ(例えば、情報処理装置10)のプロセッサが、1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップ(S100)と、広告主のキャンペーンの投稿に対して、第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップ(S300)と、特定されたユーザのアカウントに対し、1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおける広告主のアカウントへアクセスするための情報を送信することにより、第2のサービスを通じて、特定されたユーザに、キャンペーンにかかる特典を提供するステップ(S305)と、を実行する方法。
1 :情報処理システム
10 :情報処理装置
11 :プロセッサ
12 :メモリ
13 :ストレージ
14 :通信IF
15 :入出力IF
20 :広告主端末
30 :ユーザ端末
40 :第1サーバ
50 :第2サーバ
60 :ネットワーク
110 :通信部
120 :記憶部
121 :キャンペーン参加履歴DB
122 :ユーザ情報DB
130 :制御部
131 :受信制御部
132 :送信制御部
133 :投稿部
134 :特定部
135 :抽選部
136 :提供部
200 :投稿画面
201 :投稿記事表示部
202 :返信ボタン
203 :再投稿ボタン
204 :メッセージボタン
210 :応募画面
211 :投稿記事表示部
212 :応募ボタン
220 :第2サービス遷移画面
221 :表示部
222 :許可ボタン
230 :抽選結果画面
231 :表示部

Claims (4)

  1. プロセッサを備えるコンピュータを動作させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、前記第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な前記第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、前記広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップと、
    前記広告主のキャンペーンの投稿に対して、前記第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップと、
    1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおいて、前記第1のサービスにおける所定のアカウントが、前記特定されたユーザのアカウントであることを識別するための情報を取得することにより、前記第2のサービスを通じて、前記特定されたユーザに、前記キャンペーンにかかる特典を提供するステップと、
    を実行させる、プログラム。
  2. 前記提供するステップにおいて、前記特定されたユーザが、前記特典を既に提供されている場合、前記特定されたユーザに、前記特典を提供しない、請求項1に記載のプログラム。
  3. プロセッサを備える情報処理装置であって、前記プロセッサが、
    1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、前記第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な前記第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、前記広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップと、
    前記広告主のキャンペーンの投稿に対して、前記第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップと、
    1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおいて、前記第1のサービスにおける所定のアカウントが、前記特定されたユーザのアカウントであることを識別するための情報を取得することにより、前記第2のサービスを通じて、前記特定されたユーザに、前記キャンペーンにかかる特典を提供するステップと、
    を実行する情報処理装置。
  4. プロセッサを備えるコンピュータの前記プロセッサが、
    1ユーザを認証するための情報に対し1または複数のアカウントを切り替えて使用することができる第1のサービスであって、前記第1のサービスを利用する各ユーザの投稿内容を互いに閲覧可能な前記第1のサービスにおいて、広告主のアカウントにより、前記広告主のキャンペーンの投稿を行わせるステップと、
    前記広告主のキャンペーンの投稿に対して、前記第1のサービスを利用する不特定のユーザのうち、当該広告主のアカウントと関連付けて実行可能な操作を行ったユーザを特定するステップと、
    1ユーザを認証するための情報について1アカウント利用可能な第2のサービスにおいて、前記第1のサービスにおける所定のアカウントが、前記特定されたユーザのアカウントであることを識別するための情報を取得することにより、前記第2のサービスを通じて、前記特定されたユーザに、前記キャンペーンにかかる特典を提供するステップと、
    を実行する方法。
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