JP7240643B2 - エレベータ - Google Patents

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本発明は、かご内の冷房と換気とを行うエレベータに関する。
従来、かご内に「内気循環型クーラー」を設置したエレベータが知られている(特許文献1)。このエレベータでは、「内気循環型クーラー」を備えており、温度が高くなりやすい昇降路内の空気を冷却する必要がないため、冷房の効率を向上することができる。しかし、「内気循環型クーラー」は、かご内の空気を吸気してかご内に吹き出すだけであるため、かご内が換気されない。
一方、外気導入と内気循環とを切り替え可能な空調装置が設置されたエレベータが知られている(特許文献2)。このエレベータは、空調装置に空気を吸い込むダクトとして、かご内の空気を吸い込むダクトと、昇降路の空気を吸い込むダクトと、これら二つのダクトの使用状態を切り替えるモータダンパと、を備える。このエレベータでは、戸閉時に、冷房効率を向上させるため、かご内の空気を吸い込むダクトが使用されて内気を循環させて空調が行われ、戸開時に、かご内の気圧を乗場の気圧より高くして、乗場の熱がかご内に侵入することを防ぐため、昇降路の空気を吸い込むダクトが使用されて空調が行われる。このように、このエレベータでは、外気導入と内気循環とを切り替えることで、かご内を冷房しつつ換気することが行われている。
実開平4-107766号公報 特開平5-278971号公報
ところで、外気導入と内気循環とを切り替えるエレベータでは、戸開時に外気導入を行うため、戸開時に内部循環を行う場合と比べて、空調装置から吹き出す空気の温度が高くなる。また、このエレベータでは、空調装置から吹き出す空気の温度が高くなることを避けるために、外気導入を減らすと、かごのサイズに合わせた換気量を確保できないおそれがある。
本発明は、冷房効率と換気量とを両立させたエレベータを提供することを目的とする。
本発明のエレベータは、かごと、前記かご内の冷房を行う内気循環型の空調装置と、前記かごの外から前記かご内への空気の導入、及び、前記かご内から前記かごの外への空気の排出の少なくとも一方を行う換気装置と、を備える。
かかる構成によれば、空調装置によるかご内での内気循環が維持されるため、空調装置から吹き出す空気の温度を低く保つことができ、換気装置によりかご内の換気を行うことができる。
また、前記エレベータでは、前記空調装置は、冷気を吹き出す吹き出し口を有し、前記換気装置は、前記かご内から前記かごの外への空気の排出を行うとともに、空気を吸い込む吸い込み口を有し、前記換気装置の吸い込み口は、前記空調装置の吹き出し口よりも前記かごのドアから離れた位置に配置されていてもよい。
かかる構成によれば、空気は、かごドアから換気装置へ向かって流れる、即ち、かごの入口から奥へと向かって流れるため、換気性能が確保され、さらに、この空気の流れに沿って空調装置からの冷気がかご内に保持される。
また、前記エレベータでは、前記換気装置は、間欠運転を行ってもよい。
かかる構成によれば、換気装置の動作時間を、かごサイズに合わせた換気量を確保できる程度に調整することで、冷房効率への影響を抑えることができる。
以上より、本発明によれば、冷房効率と換気量とを両立させたエレベータを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るエレベータのかごにおける換気装置と空調装置との配置を示す模式図である。 図2は、前記かごにおける換気装置と空調装置との配置を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。
エレベータ1は、図1に示すように、かご2と、かご2内の冷房を行う内気循環型の空調装置3と、かご2の外からかご2内への空気の導入、及び、かご2内からかご2の外への空気の排出の少なくとも一方を行う換気装置4と、を備える。また、エレベータ1は、かご2の出入口20を開閉するかごドア21(かご2のドア)を備える。かごドア21は、かご2への乗り降りを行うためのドアである。
かご2は、エレベータ1が設置された建物の昇降路内を走行する。また、かご2は、例えば、図2に示すように、出入口20が設けられた手前側パネル22と、かご2の奥側に配置された奥側パネル23と、手前側パネル22及び奥側パネル23を接続する一対の側面パネル24、25と、を含む。
換気装置4は、例えば、かご2からかご2の外への空気の排出(排気運転)のみを行う。そのため、昇降路内の温風が利用者に直接当たることを防止し、冷房による清涼感が損なわれるのを防ぐことができる。また、換気装置4は、かご2の外側、例えば、かご2の上方に配置されている。
具体的に、換気装置4は、換気装置4の吸い込み口である換気吸い込み口40と、換気装置4の吹き出し口である換気吹き出し口41と、を有する。また、換気吸い込み口40及び換気吹き出し口41は、かご2の天井から空気を出し入れする。換気吸い込み口40及び換気吹き出し口41は、かご2の天井に設けられている。なお、本実施形態のエレベータ1では、換気吸い込み口40及び換気吹き出し口41は、いずれも一つずつ設けられているが、少なくとも一方が複数設けられていてもよい。
また、換気装置4は、例えば、間欠運転を行う。具体的に、換気装置4は、かご2内の必要換気量を確保することができるように、定格風量に応じた予め設定された時間だけ動作する間欠運転を行う。より具体的に、換気装置4は、5分間動作させて10分間停止するという間欠運転を行うことで、1時間当たり20分間の換気運転を行い、かご2内の換気量を確保することができる。
なお、換気装置4が排気運転のみを行う場合、利用者が換気装置4による風を直接感じることがないため、換気装置4が間欠的に動作しても、風が吹いたり止まったりすることを利用者が故障と誤解することを防ぐことができる。
空調装置3は、かご2内の空気を吸い込むと共に、冷却した空気を吹き出すクーラーである。また、空調装置3は、かご2の外側、例えば、かご2の上方に配置されている。
具体的に、空調装置3は、かご2内の空気を吸い込む吸い込み口である空調吸い込み口30と、冷気を吹き出す吹き出し口である空調吹き出し口31と、を有する。また、空調吸い込み口30及び空調吹き出し口31は、かご2の天井から空気を出し入れする。空調吸い込み口30及び空調吹き出し口31は、例えば、かご2の天井に設けられている。なお、本実施形態のエレベータ1では、空調吸い込み口30及び空調吹き出し口31は、いずれも一つずつ設けられているが、少なくとも一方が複数設けられていてもよい。
空調装置3は、例えば、空調吸い込み口30を介して吸い込んだ空気(かご2の床側から天井に向かって流れ、さらに、かご2の天井の上方を奥側に流れる空気)を冷却する。また、空調装置3により冷却された空気は、空調吹き出し口31を介して(かご2の天井の上方を奥側に流れ、さらに、かご2の天井から床側に向かって)吹き出される。
空調装置3は、例えば、吹き出す冷気の温度及び吹き出す冷気の風量の両方を調節することにより、かご2内の気温を調整する。また、空調装置3は、例えば、吸い込んだ空気の温度に応じて、かご2内の気温を調整する。
本実施形態のエレベータ1では、空調装置3は、換気装置4の動作タイミングで、冷房性能を高める(冷気の温度を低く設定したり、冷気の風量を多くしたりする)。これにより、換気装置4による換気中であっても、かご2内の温度が上昇することを防ぐことができる。この場合、例えば、換気装置4が動作時に動作信号を空調装置3に送信し、空調装置3は、動作信号に応じて冷房性能を調整する。
本実施形態のエレベータ1では、図2に示すように、換気装置4の換気吸い込み口40は、空調装置3の空調吹き出し口31よりもかごドア21から離れた位置に配置されている。具体的に、換気吸い込み口40、及び、換気吹き出し口41は、かごドア21から離れて位置に配置されている。より具体的に、換気吸い込み口40は、かごドア21と対向する奥側パネル23に沿って配置されている。
換気吸い込み口40は、奥側パネル23に沿って延びる長尺形状である。また、換気吸い込み口40は、上方に向けてかご2内の空気を吸い込む。
換気吹き出し口41は、かご2の天井の上方に位置している。また、換気吹き出し口41は、水平方向成分を含んだ方向に(例えば、水平方向に)空気を吹き出す。
以上のエレベータ1によれば、空調装置3によるかご2内での内気循環が維持されるため、空調装置3から吹き出す空気の温度を低く保つことができ、換気装置4によりかご内の換気を行うことができる。
上記実施形態のエレベータ1によれば、換気装置4の動作時間を、かご2のサイズに合わせた換気量を確保できる程度に調整して、換気装置4を間欠運転することで、換気量を確保しつつ冷房効率への影響を抑えることができる。
また、上記実施形態のエレベータ1では、換気装置4が、空調装置3の空調吹き出し口31よりもかごドア21から離れた位置にある。そのため、空気は、かごドア21から換気装置4へ向かって流れる、即ち、かご2の出入口20から奥へと向かって流れるため、換気性能が確保され、さらに、この空気の流れに沿って空調装置3からの冷気がかご2内に保持される。
尚、本発明のエレベータは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態のエレベータ1では、空調吸い込み口30、空調吹き出し口31、換気吸い込み口40、及び、換気吹き出し口41は、いずれも、かご2の天井に設けられていたが、これらの少なくとも一つが、かご2の奥側パネル23の下部や、かご2の側面パネル24の下部等の天井以外の場所に設けられてもよい。
換気装置4は、かご2からかご2の外への空気の排出(排気)のみを行っていたが、かご2の外からかご2への空気の導入(吸気)のみを行ってもよいし、排気及び吸気の両方を行ってもよい。換気装置4が排気及び吸気の両方を行う場合、例えば、エレベータ1は、排気用の換気装置4と吸気用の換気装置4とを両方備えてもよいし、排気運転及び吸気運転を切り替え可能な換気装置4を備えてもよい。
換気装置4は、予め設定された時間だけ動作する間欠運転を行っていたが、空調装置3が吸い込んだ空気の温度に応じて、随時、動作を行う時間を変化させて間欠運転を行ってもよい。この場合、例えば、換気装置4は、空調装置3を吸い込んだ空気の温度に関する情報を空調装置3から取得すればよい。
また、換気装置4は、かごドア21の開閉に応じて、間欠運転を行ってもよい。この場合、例えば、かごドア21の戸開時にはかご2の出入口20を介して乗場からかご2内に外気が流入しやすくなるため、換気装置4を停止することが考えられる。
さらに、換気装置4は、昇降路内の気温が比較的高い高層階の走行中には動作時間を短くし、昇降路内の気温が比較的低い低層階の走行中には動作時間を長くしてもよい。
なお、換気装置4は、間欠運転されていたが、常時運転されてもよい。
1…エレベータ、2…かご、3…空調装置、4…換気装置、20…出入口、21…かごドア、22…手前側パネル、23…奥側パネル、24…側面パネル、25…側面パネル、30…空調吸い込み口、31…空調吹き出し口、40…換気吸い込み口、41…換気吹き出し口

Claims (3)

  1. かごと、
    前記かご内の冷房を行う内気循環型の空調装置と、
    記かご内から前記かごの外への空気の排出を行う換気装置と、を備え
    前記空調装置は、前記かご内の空気を吸い込む空調吸い込み口と、前記かご内に冷却した冷気を吹き出す空調吹き出し口とを有し、
    前記換気装置は、前記かご内の空気を吸い込む換気吸い込み口と、前記かご外に空気を排出する換気吹き出し口とを有し、
    前記空調装置で空気が流れる経路と前記換気装置で空気が流れる経路とは独立している、エレベータ。
  2. 記換気装置の換気吸い込み口は、前記空調装置の空調吹き出し口よりも前記かごのドアから離れた位置に配置されている、請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記換気装置は、間欠運転を行う、請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
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JP2017013987A (ja) 2015-07-03 2017-01-19 三菱電機株式会社 エレベータ装置

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