JP7238617B2 - サービス提供装置、サービス提供システム、プログラム、及びサービス提供方法 - Google Patents
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Description
これにより、加工画像を不正に取得した他人による成りすましを防止でき、セキュリティが向上する。
本発明では、指紋、静脈パターン、虹彩等の生体画像を加工して前記の加工画像とすることも可能であり、この場合も、加工画像を利用しつつ、ユーザを特定してサービスを提供することができる。
第2の発明のサービス提供装置によれば、サービスの提供前に、ユーザの生体画像を加工した加工画像を用いてユーザの認証を行い、認証が成功した場合に、サービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定し、当該ユーザにサービスを提供することが可能になる。生体画像を加工した加工画像は生体画像そのものではないので、仮に漏洩した場合でもユーザの特定を避けることが可能になり、IDカード等の媒体に認証用の加工画像を持たせるなど、多様な利用に際してのリスクが小さい。一方、顔画像は、加工画像を用いた認証が成功した場合のみ使用されるので、上記のような多様な利用の必要性が薄く、秘匿性の高い管理下に置くことが可能になる。また、サービスを利用するための事前登録時にユーザは顔画像だけを撮影すればよく、登録作業の負担が小さい。また、事前登録のためには通常のカメラがあればよく、別途の撮影装置等を必要としないのでシステム的にも簡易になる。
前記の非特許文献1、2のように、顔認識技術によるユーザの特定を避けるための加工を顔画像に施すことで、加工画像によってはユーザを特定できず、個人情報保護の観点から優れる。また加工画像は、見た目上、元の顔画像からほとんど変わらないものともできるので、利用価値が高く、例えば前記の媒体に表示するなどして目視による本人確認等にも利用できる。
本発明では、サービスを受けるユーザのユーザ端末にサービスに係る情報を送信してサービスの提供を行うことができる。例えば当該情報をユーザの位置情報とすることで、位置案内サービスをユーザに提供できる。
これにより、ユーザ端末で顔画像を加工し、その加工画像を事前登録に用いることができる。また加工画像はユーザ端末に表示させて目視による本人確認に用いることも可能である。
第5の発明は、ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶するコンピュータを、ユーザにサービスの提供を行うためのサービス提供装置であって、サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定する照合手段と、を備え、前記生体画像はユーザの顔画像であるサービス提供装置として機能させるためのプログラムである。
第7の発明は、ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶するコンピュータによってユーザにサービスの提供を行うサービス提供方法であって、前記コンピュータが、サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行うステップと、ユーザの認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定するステップと、を実行し、前記生体画像はユーザの顔画像であることを特徴とするサービス提供方法である。
図1は本発明の実施形態に係るサービス提供システム1の構成を示す図である。本実施形態のサービス提供システム1は、遊園地、美術館、イベント施設、空港等のような施設において位置案内サービスを提供するシステムを例として説明する。
次に、本実施形態のサービス提供システム1において実行される処理(サービス提供方法)について説明する。本実施形態のサービス提供システム1は、主に、加工画像314によるユーザ認証、ユーザの顔認証、ユーザへの位置案内サービスの提供、の3つの処理を行い、以下ではそれぞれの手順について説明する。
ユーザは、上記のIDカード5を持って施設に入場する。図7はこの施設の例であり、位置案内サービスの提供場所となる施設内では、上下2層のフロアの複数箇所にカメラ7(7a~7t)が設置され、各カメラ7で入場者が撮影される。
本実施形態では、上記のように加工画像314による認証を行った後、サービスの提供前に、さらに顔画像322を用いたユーザ認証(顔認証)を行う。これにより、IDカード5を拾うなどして加工画像314を不正に取得した他人による成りすましを防止することができる。
次に、ユーザに位置案内サービスを提供する手順について説明する。図10は位置案内サービスの提供の手順を示すフローチャートであり、図10のS301-S304はサービス提供装置3の制御部301がサービス提供装置3の各部を制御して実行し、その他の処理はユーザ端末4の制御部401がユーザ端末4の各部を制御して実行する。
3:サービス提供装置
4:ユーザ端末
5:IDカード
6:施設端末
7:カメラ
31:記憶手段
32:認証手段
33:照合手段
34:サービス提供手段
310:ユーザ情報
311:ユーザID
312:ユーザ登録情報
313:送信先
314:加工画像
320:顔画像データ
322:顔画像
323:サービス利用状態
Claims (13)
- ユーザにサービスの提供を行うためのサービス提供装置であって、
ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶する記憶手段と、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段による認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定する照合手段と、
を備え、
前記認証手段は、ユーザが保持する媒体が有する加工画像を取得し、前記記憶手段で記憶されている加工画像との照合により認証を行う
ことを特徴とするサービス提供装置。 - 前記認証手段は、前記加工画像を用いてユーザの認証を行った後、さらに、前記顔画像を用いてユーザの認証を行うことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。
- 前記生体画像は、指紋、静脈パターン、及び虹彩のうちのいずれかの画像であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサービス提供装置。
- ユーザにサービスの提供を行うためのサービス提供装置であって、
ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶する記憶手段と、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段による認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定する照合手段と、
を備え、
前記生体画像はユーザの顔画像であることを特徴とするサービス提供装置。 - 前記加工画像は、顔認識技術によるユーザの特定を避けるための加工を前記顔画像に施したものであることを特徴とする請求項4に記載のサービス提供装置。
- 前記照合手段により特定されたユーザのユーザ端末に、サービスに係る情報を送信するサービス提供手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のサービス提供装置。
- 前記情報は、ユーザの位置情報であることを特徴とする請求項6記載のサービス提供装置。
- ユーザにサービスの提供を行うためのサービス提供装置と、ユーザが保持する媒体とを備えるサービス提供システムであって、
前記媒体は、
ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像を有し、
前記サービス提供装置は、
前記加工画像とユーザの顔画像を記憶する記憶手段と、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段による認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定する照合手段と、
を備えることを特徴とするサービス提供システム。 - 前記生体画像はユーザの顔画像であり、
前記サービス提供システムは、
ユーザの顔画像を加工して加工画像を作成し、ユーザの顔画像とその加工画像を前記サービス提供装置に送信するユーザ端末を更に備え、
前記サービス提供装置は、前記ユーザ端末から送信されたユーザの顔画像とその加工画像を前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項8に記載のサービス提供システム。 - ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶するコンピュータを、
ユーザにサービスの提供を行うためのサービス提供装置であって、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段による認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定する照合手段と、
を備え、
前記認証手段は、ユーザが保持する媒体が有する加工画像を取得し、前記記憶されている加工画像との照合により認証を行うサービス提供装置として機能させるためのプログラム。 - ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶するコンピュータを、
ユーザにサービスの提供を行うためのサービス提供装置であって、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行う認証手段と、
前記認証手段による認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定する照合手段と、
を備え、
前記生体画像はユーザの顔画像であるサービス提供装置として機能させるためのプログラム。 - ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶するコンピュータによってユーザにサービスの提供を行うサービス提供方法であって、
前記コンピュータが、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行うステップと、
ユーザの認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定するステップと、
を実行し、
前記認証を行うステップにおいて、ユーザが保持する媒体が有する加工画像を取得し、前記記憶されている加工画像との照合により認証を行う
ことを特徴とするサービス提供方法。 - ユーザの生体画像を加工した画像である加工画像とユーザの顔画像を記憶するコンピュータによってユーザにサービスの提供を行うサービス提供方法であって、
前記コンピュータが、
サービスの提供前に、前記加工画像を用いてユーザの認証を行うステップと、
ユーザの認証が成功した場合、サービスを提供するにあたりサービスの提供を受けるユーザを顔画像の照合により特定するステップと、
を実行し、
前記生体画像はユーザの顔画像である
ことを特徴とするサービス提供方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019112146A JP7238617B2 (ja) | 2019-06-17 | 2019-06-17 | サービス提供装置、サービス提供システム、プログラム、及びサービス提供方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019112146A JP7238617B2 (ja) | 2019-06-17 | 2019-06-17 | サービス提供装置、サービス提供システム、プログラム、及びサービス提供方法 |
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JP2020204896A JP2020204896A (ja) | 2020-12-24 |
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ID=73837009
Family Applications (1)
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JP (1) | JP7238617B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001160118A (ja) | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Konica Corp | Idカード発行システム |
JP2005092611A (ja) | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Mitsubishi Electric Corp | 個人識別装置 |
JP2007156790A (ja) | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 複数種の生体情報による認証をおこなう認証技術 |
WO2007141880A1 (ja) | 2006-06-09 | 2007-12-13 | Fujitsu Limited | 指紋認証システム、指紋認証方法および指紋認証プログラム |
-
2019
- 2019-06-17 JP JP2019112146A patent/JP7238617B2/ja active Active
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