JP7238607B2 - 電子部品の製造方法および導電性ペースト塗布装置 - Google Patents
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Description
図1に、第1実施形態にかかる電子部品の製造方法によって製造する電子部品100を示す。なお、図1は、完成した電子部品100斜視図である。また、図1中に、電子部品100の高さ方向T、幅方向W、長さ方向Lを示しており、以下の説明において、これらの方向に言及する場合がある。
本発明の有効性を確認するため、次の比較例にかかる実験をおこなった。比較例にかかる実験においては、比較例にかかる電子部品500を製造する。
図8に、第2実施形態にかかる電子部品の製造方法によって製造する電子部品200を示す。図8は、完成した電子部品200斜視図である。図9(A)に、第2実施形態にかかる電子部品の製造方法において使用する、導電性ペースト塗布装置2000の平面図を示す。図9(B)に、1つの工程を実施している途中における、導電性ペースト塗布装置2000の平面図を示す。図10に、導電性ペースト塗布装置2000の断面図を示す。なお、図10は、図9(A)の一点鎖線矢印で示すY-Y部分を示している。
1M、21M・・・主面
1S、21S・・・側面
1E、21E・・・端面
2・・・第1側面電極
2a・・・主面1Mに延びた部分
3・・・第2側面電極
3a・・・主面1Mに延びた部分
22・・・側面電極
22a・・・主面1Mに延びた部分
51・・・導電性ペースト収容部
52・・・導電性ペースト
53・・・板材
54・・・第1スリット
54a・・・内側開口
54b・・・流路
54c・・・外側開口
55・・・第2スリット
55a・・・内側開口
55b・・・流路
55c・・・外側開口
64・・・第3スリット
64a・・・内側開口
64b・・・流路
64c・・・外側開口
65・・・第4スリット
65a・・・内側開口
65b・・・流路
65c・・・外側開口
100、200・・・電子部品
1000、2000・・・導電性ペースト塗布装置
Claims (5)
- 高さ方向において相対する1対の主面と、前記高さ方向に直行する幅方向において相対する1対の側面と、前記高さ方向および前記幅方向に直行する長さ方向において相対する1対の端面とを備えた電子部品素体を準備し、
導電性ペースト収容部と、前記導電性ペースト収容部の天井部分に設けられた板材と、前記板材の両主面間に形成された前記電子部品素体の高さよりも大きい長さを備えたスリットと、を備えた導電性ペースト塗布装置を準備し、
前記導電性ペースト収容部に、導電性ペーストを収容し、
前記側面を前記板材に対向させて、かつ、一方の前記端面を前記スリットの一方側に配置し、他方の前記端面を前記スリットの他方側に配置して、前記電子部品素体を前記板材上に載置し、
前記導電性ペースト収容部に圧力を加え、前記導電性ペーストを前記スリットから前記板材上に吐出させて、前記導電性ペーストを前記電子部品素体の前記側面に塗布して、少なくとも一方の端部が前記側面から前記主面に延びた側面電極を形成する工程を備えた、電子部品の製造方法であって、
前記スリットは、前記板材の前記導電性ペースト収容部側に開いた内側開口と、前記板材の外側に開いた外側開口と、前記内側開口と前記外側開口とを繋ぐ流路と、を備え、
前記板材には、少なくとも、第1スリットと第2スリットとが設けられ、
一度の前記導電性ペーストの吐出により、同時に、1つの前記電子部品素体の1つの前記側面に、少なくとも、前記第1スリットによって第1側面電極が形成され、前記第2スリットによって第2側面電極が形成され、
前記第2側面電極の幅は前記第1側面電極の幅よりも大きく、
前記板材の主面に対して垂直な方向から見たとき、
前記第2スリットの前記外側開口の断面積は、前記第1スリットの前記外側開口の断面積よりも大きく、
前記第2スリットの前記流路は、前記第2スリットの前記外側開口の断面積よりも断面積の小さな部分を有し、
前記第2スリットの前記流路における最も断面積が小さな部分の断面積は、前記第1スリットの前記内側開口、前記流路、前記外側開口における最も断面積が小さな部分の断面積よりも大きい、電子部品の製造方法。 - 高さ方向において相対する1対の主面と、前記高さ方向に直行する幅方向において相対する1対の側面と、前記高さ方向および前記幅方向に直行する長さ方向において相対する1対の端面とを備えた電子部品素体を準備し、
導電性ペースト収容部と、前記導電性ペースト収容部の天井部分に設けられた板材と、前記板材の両主面間に形成された前記電子部品素体の高さよりも大きい長さを備えたスリットと、を備えた導電性ペースト塗布装置を準備し、
前記導電性ペースト収容部に、導電性ペーストを収容し、
前記側面を前記板材に対向させて、かつ、一方の前記端面を前記スリットの一方側に配置し、他方の前記端面を前記スリットの他方側に配置して、前記電子部品素体を前記板材上に載置し、
前記導電性ペースト収容部に圧力を加え、前記導電性ペーストを前記スリットから前記板材上に吐出させて、前記導電性ペーストを前記電子部品素体の前記側面に塗布して、少なくとも一方の端部が前記側面から前記主面に延びた側面電極を形成する工程を備えた、電子部品の製造方法であって、
前記スリットは、前記板材の前記導電性ペースト収容部側に開いた内側開口と、前記板材の外側に開いた外側開口と、前記内側開口と前記外側開口とを繋ぐ流路と、を備え、
前記板材には、少なくとも、第3スリットと第4スリットとが設けられ、
前記電子部品素体として、第3電子部品素体と第4電子部品素体とが準備され、
一度の前記導電性ペーストの吐出により、同時に、前記第3電子部品素体の前記側面に前記第3スリットによって第3側面電極が形成され、前記第4電子部品素体の前記側面に前記第4スリットによって第4側面電極が形成され、
前記第3側面電極の幅は、前記第4側面電極の幅と等しく、
前記板材の主面に対して垂直な方向から見たとき、
前記第3スリットの前記外側開口の断面積は、前記第4スリットの前記外側開口の断面積と等しく、
前記第4スリットの前記流路は、前記第4スリットの前記外側開口の断面積よりも断面積の小さな部分を有し、
前記第4スリットの前記流路における最も断面積が小さな部分の断面積は、前記第3スリットの前記内側開口、前記流路、前記外側開口における最も断面積が小さな部分の断面積よりも小さい、電子部品の製造方法。 - 導電性ペースト収容部と、前記導電性ペースト収容部の天井部分に設けられた板材と、前記板材の両主面間に形成されたスリットと、を備えた導電性ペースト塗布装置であって、
前記スリットは、前記板材の前記導電性ペースト収容部側に開いた内側開口と、前記板材の外側に開いた外側開口と、前記内側開口と前記外側開口とを繋ぐ流路と、を備え、
前記板材には、少なくとも、第1スリットと第2スリットとが設けられ、
前記板材の主面に対して垂直な方向から見たとき、
前記第2スリットの前記外側開口の断面積は、前記第1スリットの前記外側開口の断面積よりも大きく、
前記第2スリットの前記流路は、前記第2スリットの前記外側開口の断面積よりも断面積の小さな部分を有し、
前記第2スリットの前記流路における最も断面積が小さな部分の断面積は、前記第1スリットの前記内側開口、前記流路、前記外側開口における最も断面積が小さな部分の断面積よりも大きい、導電性ペースト塗布装置。 - 導電性ペースト収容部と、前記導電性ペースト収容部の天井部分に設けられた板材と、前記板材の両主面間に形成されたスリットと、を備えた導電性ペースト塗布装置であって、
前記スリットは、前記板材の前記導電性ペースト収容部側に開いた内側開口と、前記板材の外側に開いた外側開口と、前記内側開口と前記外側開口とを繋ぐ流路と、を備え、
前記板材には、少なくとも、第3スリットと第4スリットとが設けられ、
前記板材の主面に対して垂直な方向から見たとき、
前記第3スリットの前記外側開口の断面積は、前記第4スリットの前記外側開口の断面積と等しく、
前記第4スリットの前記流路は、前記第4スリットの前記外側開口の断面積よりも断面積の小さな部分を有し、
前記第4スリットの前記流路における最も断面積が小さな部分の断面積は、前記第3スリットの前記内側開口、前記流路、前記外側開口における最も断面積が小さな部分の断面積よりも小さい、導電性ペースト塗布装置。 - 前記導電性ペースト収容部に圧力を加え、前記導電性ペースト収容部に収容された導電性ペーストを前記スリットの前記外側開口から外部に吐出させる加圧手段を備えた、請求項3または4に記載された導電性ペースト塗布装置。
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JP2019103395A JP7238607B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 電子部品の製造方法および導電性ペースト塗布装置 |
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