JP7237500B2 - 計画装置、方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、計画装置、方法、およびプログラムに関する。
従来、水を電気分解することにより水素を生成する電解装置が知られている。また、電力供給手段として、再生可能エネルギーによる発電を行う発電装置、または天気や電力の供給コストに応じて電気料金が変動する電力系統が知られている。
このような発電装置および電力系統から電解装置に電力供給を行う場合、稼働電力のコストを低減し、水素の製造コストを低減させることが望ましい。しかしながら、電解装置により供給すべき水素の量が定められている場合等がある。この場合、水素の供給期間に、発電装置の発電量が十分でないと、高い電気料金の時間帯で電力系統からの電力により電解装置を稼働させなければならなくなる。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、対象期間における発電装置の再生可能エネルギー発電量の推移を対象期間よりも前に入手可能な第1因子の値に基づいて予測する発電量予測モデルを用いて、将来の再生可能エネルギー発電量の推移を予測する発電量予測部と、予測された将来の再生可能エネルギー発電量の推移と電力系統の電気料金とに基づいて、将来の第1期間における、電解装置の生成物の使用計画を満たす電解装置の稼働計画を生成する稼働計画生成部とを備える計画装置、方法、およびプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係るシステム10を示す。 本実施形態に係る計画装置40の詳細な構成例を示す。 本実施形態に係る計画装置40の動作フローの一例を示す。 本実施形態の複数の態様が全体的または部分的に具現化されうるコンピュータ1900の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係るシステム10を示す。システム10は、電気料金および再生可能エネルギーの発電量に応じた電解装置20の稼働計画を生成し、稼働計画に従って電解装置20を稼働させる。システム10は、電解装置20と、発電装置30と、計画装置40とを備える。
電解装置20は、発電装置30と計画装置40と電力系統50とに接続される。電解装置20は、電気エネルギーを用いて生成物を生成する装置でよい。電解装置20は、一例として、生成物として水素を、電気分解によって生成する水素生成装置である。電解装置20は、計画装置40が生成した稼働計画に従って稼働する。電解装置20は、発電装置30および電力系統50から電力供給されることによって稼働する。
ここで、電力系統50は、一例として、原子力発電、火力発電、または風力等の再生可能エネルギーによる発電等を行う1または複数の発電所から、送電網を介して多数の需要家に電力を供給するシステムである。電力系統50は、発電量及び需要量に応じて、例えば、所定時間毎、1日毎、または1ヶ月毎等に電気料金(例えば、売電料金および買電料金)が変動しうるものである。
発電装置30は、電解装置20と計画装置40と電力系統50とに接続され、風力、太陽光、熱、地熱、水力、および/またはバイオマス等のような再生可能エネルギーを用いて発電した電力を電解装置20に供給するローカルな電源であってよい。発電装置30は、電解装置20に電力系統50を介さずに直接、および/または電力系統50の送電網を介して、電解装置20に電力供給してよい。発電装置30は、発電した電力を電力系統50に売電してよい。
計画装置40は、電解装置20の稼働計画を生成する。計画装置40は、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン、ワークステーション、サーバコンピュータ、または汎用コンピュータ等のコンピュータであってよく、複数のコンピュータが接続されたコンピュータシステムであってもよい。計画装置40は、コンピュータのCPU、GPU(Graphics Processing Unit)、および/またはTPU(Tensor Processing Unit)における処理によって稼働計画を生成してよい。また、計画装置40は、サーバコンピュータにより提供されるクラウド上で各種の処理を行うものであってよい。
計画装置40が生成する稼働計画は、第1期間における、電解装置20の稼働すべき状態を記述したテーブルまたはデータ等であってよい。稼働計画は、例えば、電解装置20を稼働させる(または稼働させない)時間帯、電解装置20の稼働時間帯のうち、発電装置30からの電力で稼働させる時間帯と電力系統50からの電力で稼働させる時間帯、発電装置30の発電した電力を電力系統50に売電する時間帯、および/または、電解装置20の時間帯毎の稼働率を定めたテーブルまたはデータ等でよい。計画装置40は、取得部100と、記憶部110と、モデル生成部120と、学習処理部130と、予測部140と、稼働計画生成部150と、制御部160とを備える。
取得部100は、電解装置20と発電装置30と記憶部110とに接続され、学習に用いるパラメータおよび学習データ等を取得してよい。取得部100は、ネットワーク等に接続され、当該ネットワークを介してデータを取得してもよい。取得部100は、取得すべきデータの少なくとも一部が外部のデータベース等に記憶されている場合、当該データベース等にアクセスして、取得してよい。取得部100は、取得したデータを、記憶部110に供給してよい。
記憶部110は、モデル生成部120と学習処理部130と予測部140と稼働計画生成部150とに接続され、取得部100が取得した情報を記憶する。記憶部110は、当該計画装置40が処理するデータを記憶してよい。記憶部110は、計画装置40が稼働計画を生成する過程で算出する(または利用する)中間データ、算出結果、およびパラメータ等をそれぞれ記憶してもよい。また、記憶部110は、計画装置40内の各部の要求に応じて、記憶したデータを要求元に供給してよい。記憶部110は、一例として、モデル生成部120の要求に応じて、記憶したデータを当該モデル生成部120に供給する。
モデル生成部120は、学習処理部130に接続され、計画装置40が学習する学習モデルを生成する。モデル生成部120は、記憶部110に記憶された第1因子、第2因子、および第3因子に応じて、学習モデルを生成する。モデル生成部120は、1または複数の学習モデルを生成してよい。モデル生成部120は、生成した学習モデルを学習処理部130に供給する。
学習処理部130は、予測部140に接続され、取得部100で取得された学習データに基づいて、生成した学習モデルを学習する。学習処理部130は、強化学習を実行して、学習モデルを更新してよい。学習処理部130は、1または複数の学習モデルを更新してよい。学習処理部130は、更新した学習モデルを予測部140に供給する。
予測部140は、稼働計画生成部150に接続される。予測部140は、学習モデルに基づいて、計画装置40が稼働計画を生成する際に用いられる将来の各種データの推移を予測する。予測部140は、例えば、発電装置30における将来の再生可能エネルギー発電量の推移、および/または電力系統50の電気料金の推移を予測する。予測部140は、予測したデータを稼働計画生成部150に供給する。
稼働計画生成部150は、制御部160に接続され、将来の第1期間における電解装置20の稼働計画を生成する。稼働計画生成部150は、例えば、将来の第1期間において、電解装置20の生成物の使用計画を満たしつつ、生成物の製造コストを最小化または低減させる稼働計画を生成する。稼働計画生成部150は、生成した稼働計画を制御部160に供給する。
ここで、電解装置20の生成物の使用計画は、電解装置20の生成物の貯蔵量を基準範囲内に維持する計画、および電解装置20の生成物の需要量または供給量を満たす計画のうちの少なくとも1つを含んでよい。生成物の需要量または供給量は、例えば、第1期間における電解装置20が供給すべき生成物の累計の量または所定時間毎の量であってよい。貯蔵量は、電解装置20の内部または外部に貯蔵される生成物の量であってよい。このような貯蔵量の基準範囲、生成物の需要量、または供給量は、計画装置40に外部から入力されるデータ、過去のデータ、または、計画装置40において過去のデータから将来の第1期間について予測されるものであってよい。
制御部160は、第1期間における電解装置20の稼働計画を用いて、当該電解装置20を稼働させる制御を行う。例えば、制御部160は、発電装置30からの電力と電力系統50からの電力とを、稼働計画により時間帯に応じて選択的に用いて、電解装置20を稼働させてよい。制御部160は、複数の電解装置20をそれぞれ稼働させてよい。また、制御部160は、電解装置20の動作および生成物の貯蔵量等が想定とは異なる範囲となった場合に、電解装置20の稼働の停止および開始を指示してもよい。制御部160は、第1期間における電解装置20の稼働計画を用いて、発電装置30の発電した電力を電力系統50に売電するように制御してよい。
以上の本実施形態の計画装置40によれば、発電装置30の再生可能エネルギー発電量の変動と電力系統50の電気料金の変動とに応じた電解装置20の稼働計画を生成することができ、使用計画により予め定められた量以上の生成物を、より低い製造コストで生成することができる。このような計画装置40のより具体的な構成例について、次に説明する。
図2は、本実施形態に係る計画装置40の構成例を示す。図2の計画装置40において、図1に示された本実施形態に係る計画装置40の動作と略同一のものには同一の符号を付け、説明を省略する。図2は、図1における計画装置40のモデル生成部120、学習処理部130、および予測部140をより詳細に示す。
計画装置40は、第1モデル生成部200、第1モデル更新部210、および発電量予測部220を備え、将来の発電装置30の再生可能エネルギー発電量を予測する。計画装置40は、第2モデル生成部230、および第2モデル更新部240を備え、稼働計画生成部150において将来の電解装置20の稼働計画を生成する。計画装置40は、第3モデル生成部250、第3モデル更新部260、および電気料金予測部270を備え、将来の電力系統50の電気料金を予測する。
記憶部110は、取得部100が取得した第1因子、第2因子、および第3因子を記憶する。第1因子(発電量予測因子)は、発電装置30の再生可能エネルギー発電量に影響を及ぼす情報を含んでよい。第1因子は、例えば、発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移を予測する対象期間よりも前の、発電装置30の再生可能エネルギー発電量および天気情報の少なくとも1つを含む。第1因子は、発電装置30から取得部100が取得した情報を含んでよい。例えば、天気情報は、風速、風向き、晴れ、雨、温度、波の高さ、および日照時間等の少なくとも1つを含んでよい。天気情報は、発電装置30が設置された地域の天気情報でよい。発電装置30の再生可能エネルギー発電量は、過去の所定期間における、略一定時間毎の発電量、発電量の累計、平均値、上限値、および下限値の少なくとも1つを含んでよい。
第2因子(稼働予測因子)は、電解装置20の稼働または電解装置20の生成物の使用計画に関する情報を含んでよい。第2因子は、生成する稼働計画の対象期間よりも前に入手可能な、電解装置20の稼働データ、電解装置20の生成物の需要量、および電解装置20の生成物の貯蔵量の少なくとも1つを含む。また、第2因子は、当該計画装置40が過去に生成した電解装置20の稼働計画を含んでもよい。また、第2因子は、電解装置20の物理モデルから算出される仮想データを含んでよい。また、第2因子は、電解装置20から取得部100が取得した情報を含んでよい。例えば、稼働データは、電解装置20における単位時間当たりの生成物の生成量、および/または単位電力当たりの生成物の生成量であってよい。需要量は、電解装置20により供給する必要のある生成物の量であってよい。貯蔵量は、電解装置20の生成物を貯蔵するタンク等に貯蔵された量であってよい。
第3因子(電気料金予測因子)は、電力系統50の電気料金の変動に影響を及ぼす情報を含んでよい。第3因子は、電気料金を予測する対象期間よりも前の、電力系統50における電気料金、電力需要量、電力供給量、再生可能エネルギー発電量、再生可能エネルギー発電量の予測値、および天気情報の少なくとも1つを含む。電力系統50における電気料金は、電解装置20が設置された場所において、電力系統50から電解装置20に供給される電力に対する実際の電気料金、および/または発電装置30が電力系統50に電力を売る際の売電料金であってよい。天気情報は、電解装置20が設置された地域の天気情報でよい。電力系統50における電力需要量、電力供給量、再生可能エネルギー発電量、および再生可能エネルギー発電量の予測値は、電解装置20が設置された地域に電力系統50の送電網を介して電力を供給する発電所等の情報でよい。当該発電所等は、電解装置20に接続されたローカルな電源である発電装置30とは異なってよい。
第1因子、第2因子、および第3因子の情報は、略一定時間毎の時系列の情報でよい。第1因子、第2因子、および第3因子の情報は、時間の経過と共にそれぞれ追加または更新されてよい。例えば、取得部100は、予め定められた期間毎に、それぞれの情報を取得して更新してよい。また、取得部100は、取得すべき情報に応じて、略同一または異なる期間毎に取得して、それぞれ追加または更新してよい。第1因子、第2因子、および第3因子の情報は、外部の装置等から供給される情報を含んでよい。
第1モデル生成部200は、第1モデル更新部210に接続される。第1モデル生成部200は、対象期間における発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移を、対象期間よりも前に入手可能な第1因子の値に基づいて予測する発電量予測モデルを生成する。第1モデル生成部200は、対象期間よりも過去の情報を用いて、事前学習またはオフライン学習等と呼ばれる処理により、発電量予測モデルを生成してよい。第1モデル生成部200は、例えば、回帰分析、ベイズ推論、ニューラルネットワーク、ガウシアン混合モデル、および隠れマルコフモデル等を用いて、発電量予測モデルを生成する。第1モデル生成部200は、生成した発電量予測モデルを第1モデルとして第1モデル更新部210に供給する。
第1モデル更新部210は、発電量予測部220に接続される。第1モデル更新部210は、過去期間における第1因子の値と過去期間以降の再生可能エネルギー発電量の現実の推移とに基づいて、発電量予測モデルを学習により更新する。第1モデル更新部210は、第1モデル学習部215を有し、第1モデル学習部215の学習結果に応じて、発電量予測モデルを更新する。第1モデル更新部210は、例えば、予め定められた第1更新期間毎に、第1モデル学習部215が学習した発電量予測モデルを、新たな発電量予測モデルとして更新してよい。これに代えて、第1モデル更新部210は、第1モデル学習部215が予め定められた回数だけ学習したこと、または学習による誤差差分があらかじめ定めれらた閾値を下回ったる等の諸条件に応じて、発電量予測モデルを更新してもよい。
第1モデル学習部215は、適応学習またはオンライン学習等と呼ばれる処理により、発電量予測モデルを学習してよい。第1モデル学習部215は、例えば、回帰分析、ベイズ推論、ニューラルネットワーク、ガウシアン混合モデル、および隠れマルコフモデル等の任意の機械学習モデルを識別モデルとして、強化学習を実行することによって、発電量予測モデルを学習する。このような機械学習を行うことにより、第1モデル学習部215は、第1因子を入力として、第1因子に応じた再生可能エネルギー発電量を、適用するモデルに応じた精度で予測することができるようになる。また、第1モデルとして、例えば、LSTM(Long short-term memory)、RNN(Recurrent Neural Network)、およびその他の記憶を有するモデルを使用すれば、第1因子の時系列から再生可能エネルギー発電量を予測することもできる。
第1モデル学習部215は、第1モデル生成部200が発電量予測モデルの生成に用いた第1因子の情報よりも時間的に後の情報を更に用いて学習することが望ましい。第1モデル学習部215は、実際の再生可能エネルギー発電量の推移によって更新された第1因子の情報を用いて、発電量予測モデルを学習する。第1モデル学習部215は、第1因子の情報が更新されたことに応じて、発電量予測モデルの学習を実行してよい。一例として、第1モデル学習部215は、過去期間における第1因子の値と過去期間以降の再生可能エネルギー発電量の現実の推移とに基づいて、発電量予測モデルを学習する。第1モデル学習部215は、第1モデル更新部210の第1更新期間の間に、1または複数回の学習を実行してよい。第1モデル更新部210は、更新した発電量予測モデルを発電量予測部220に供給する。
発電量予測部220は、稼働計画生成部150に接続される。発電量予測部220は、発電量予測モデルを用いて、発電装置30の将来の再生可能エネルギー発電量の推移を予測する。発電量予測部220は、例えば、予め定められた期間毎に、将来における当該予め定められた期間の発電装置30の再生可能エネルギー発電量を予測する。発電量予測部220は、発電量予測モデルと第1因子の情報を用いて、発電量を予測する。発電量予測部220は、例えば、再生可能エネルギー発電量を予測すべき期間の直前までの期間における第1因子の情報を、発電量予測モデルに適用して発電装置30の再生可能エネルギー発電量を予測する。発電量予測部220は、予測結果を稼働計画生成部150に供給する。
第2モデル生成部230は、第2モデル更新部240に接続される。第2モデル生成部230は、対象期間よりも前の第2因子の値、発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移、および電力系統50の電気料金の推移に基づいて、稼働計画生成モデルを生成する。稼働計画生成モデルは、学習により、対象期間における稼働計画を、対象期間よりも前に入手可能な第2因子の値と、対象期間における発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移の予測結果と、電力系統50の電気料金とに基づいて生成するモデルであってよい。なお、第2モデル生成部230は、過去の再生可能エネルギー発電量の推移として、第1因子の値を用いてよく、過去の電気料金の推移として、第3因子の値を用いてよい。第2モデル生成部230は、対象期間よりも過去の情報を用いて、事前学習またはオフライン学習等と呼ばれる学習処理により、稼働計画生成モデルを生成してよい。
第2モデル生成部230は、例えば、回帰分析、ベイズ推論、ニューラルネットワーク、ガウシアン混合モデル、および隠れマルコフモデル等の任意の機械学習モデルを識別モデルとして、強化学習を実行することによって、稼働計画生成モデルを生成する。第2モデル生成部230は、生成した稼働計画生成モデルを第2モデルとして第2モデル更新部240に供給する。
第2モデル更新部240は、稼働計画生成部150に接続される。第2モデル更新部240は、過去期間における第2因子の値と、過去期間以降における発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移または発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移の予測結果と、過去期間以降における電力系統50の電気料金の推移と、過去期間以降において目標とすべき電解装置20の稼働計画とに基づいて、稼働計画生成モデルを学習により更新する。第2モデル更新部240は、第2モデル学習部245を有し、第2モデル学習部245の学習結果に応じて、稼働計画生成モデルを更新する。第2モデル更新部240は、例えば、予め定められた第2更新期間毎に、第2モデル学習部245が学習した稼働計画生成モデルを、新たな稼働計画生成モデルとして更新してよい。これに代えて、第2モデル更新部240は、第2モデル学習部245が予め定められた回数だけ学習したことに応じて、稼働計画生成モデルを更新してもよい。
第2モデル学習部245は、適応学習またはオンライン学習等と呼ばれる処理により、稼働計画生成モデルを学習してよい。第2モデル学習部245は、例えば、回帰分析、ベイズ推論、ニューラルネットワーク、ガウシアン混合モデル、および隠れマルコフモデル等の任意の機械学習モデルを識別モデルとして、強化学習を実行することによって、稼働計画生成モデルを学習する。このような機械学習を行うことにより、第2モデル学習部245は、第2因子を入力として、第2因子に応じた値を、適用するモデルに応じた精度で予測することができるようになる。また、第2モデルとして、例えば、LSTM(Long short-term memory)、RNN(Recurrent Neural Network)、およびその他の記憶を有するモデルを使用すれば、第2因子の時系列から電解装置20の稼働状態を予測することもできる。
第2モデル学習部245は、第2モデル生成部230が稼働計画生成モデルの生成に用いた第2因子の情報よりも時間的に後の情報を更に用いて学習することが望ましい。第2モデル学習部245は、発電装置30の実際の再生可能エネルギー発電量の推移によって更新された第1因子の情報と、実際の電解装置20の稼働によって更新された第2因子の情報と、実際の電気料金の推移によって更新された第3因子の情報とを用いて、稼働計画生成モデルを学習する。なお、再生可能エネルギー発電量の推移については、例えば、実際の再生可能エネルギー発電量の推移に代えて、発電量予測部220の予測結果を用いてもよい。また、電気料金の推移については、例えば、実際の電気料金の推移に代えて、電気料金予測部270の予測結果を用いてもよい。即ち、第2モデル学習部245は、過去期間における第2因子の値と、過去期間以降における再生可能エネルギー発電量および電気料金の推移、または再生可能エネルギー発電量および電気料金の推移の予測結果とに基づいて、稼働計画生成モデルを学習する。
第2モデル学習部245は、第2因子の情報が更新されたことに応じて、稼働計画生成モデルの学習を実行してよい。第2モデル学習部245は、第2モデル更新部240の第2更新期間の間に、1または複数回の学習を実行する。第2モデル更新部240は、更新した稼働計画生成モデルを稼働計画生成部150に供給する。
第3モデル生成部250は、第3モデル更新部260に接続される。第3モデル生成部250は、対象期間における電力系統50の電気料金の推移を、対象期間よりも前に入手可能な第3因子の値に基づいて予測する電気料金予測モデルを生成する。第3モデル生成部250は、対象期間よりも過去の情報を用いて、事前学習またはオフライン学習等と呼ばれる処理により、電気料金予測モデルを生成してよい。第3モデル生成部250は、例えば、回帰分析、ベイズ推論、ニューラルネットワーク、ガウシアン混合モデル、および隠れマルコフモデル等を用いて、電気料金予測モデルを生成する。第3モデル生成部250は、生成した電気料金予測モデルを第3モデルとして第3モデル更新部260に供給する。
第3モデル更新部260は、電気料金予測部270に接続され、電気料金予測モデルを学習により更新する。第3モデル更新部260は、第3モデル学習部265を有し、第3モデル学習部265の学習結果に応じて、電気料金予測モデルを更新する。第3モデル更新部260は、例えば、予め定められた第3更新期間毎に、第3モデル学習部265が学習した電気料金予測モデルを、新たな電気料金予測モデルとして更新してよい。これに代えて、第3モデル更新部260は、第3モデル学習部265が予め定められた回数だけ学習したことに応じて、電気料金予測モデルを更新してもよい。
第3モデル学習部265は、適応学習またはオンライン学習等と呼ばれる処理により、電気料金予測モデルを学習してよい。第3モデル学習部265は、例えば、回帰分析、ベイズ推論、ニューラルネットワーク、ガウシアン混合モデル、および隠れマルコフモデル等の任意の機械学習モデルを識別モデルとして、強化学習を実行することによって、電気料金予測モデルを学習する。このような機械学習を行うことにより、第3モデル学習部265は、第3因子を入力として、第3因子に応じた電気料金を、適用するモデルに応じた精度で予測することができるようになる。また、第3モデルとして、例えば、LSTM(Long short-term memory)、RNN(Recurrent Neural Network)、およびその他の記憶を有するモデルを使用すれば、第3因子の時系列から電気料金を予測することもできる。
第3モデル学習部265は、第3モデル生成部250が電気料金予測モデルの生成に用いた第3因子の情報よりも時間的に後の情報を更に用いて学習することが望ましい。第3モデル学習部265は、電力系統50の実際の電気料金の推移によって更新された第3因子の情報を用いて、電気料金予測モデルを学習する。第3モデル学習部265は、第3因子の情報が更新されたことに応じて、電気料金予測モデルの学習を実行してよい。一例として、第3モデル学習部265は、過去期間における第3因子の値と過去期間以降の電気料金の現実の推移とに基づいて、電気料金予測モデルを学習する。第3モデル学習部265は、第3モデル更新部260の第3更新期間の間に、1または複数回の学習を実行する。第3モデル更新部260は、更新した電気料金予測モデルを電気料金予測部270に供給する。
電気料金予測部270は、稼働計画生成部150に接続される。電気料金予測部270は、更新された電気料金予測モデルを用いて、電力系統50の将来の電気料金の推移を予測する。電気料金予測部270は、例えば、予め定められた期間毎に、将来における当該予め定められた期間の電気料金を予測する。電気料金予測部270は、電気料金予測モデルと第3因子の情報を用いて、電気料金を予測する。電気料金予測部270は、例えば、電気料金を予測すべき期間の直前までの期間における第3因子の情報を、電気料金予測モデルに適用して電気料金を予測する。電気料金予測部270は、予測結果を稼働計画生成部150に供給する。
稼働計画生成部150は、予測された将来の発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移と予測された将来の電力系統50の電気料金とに基づいて、将来の第1期間における、電解装置20の生成物の使用計画を満たす電解装置20の稼働計画を生成する。稼働計画生成部150は、稼働計画生成モデルを用いて、将来の第1期間における電解装置20の稼働計画を生成してよい。稼働計画生成部150は、第1期間中において、電解装置20の生成物の使用計画を満たすように、発電装置30からの電気を電力系統50からの電気より優先して用いて電解装置20を稼働させる稼働計画を生成してよい。稼働計画生成部150は、例えば、数日または十数日、1または数週間といった期間を第1期間として、電解装置20の稼働計画を生成する。稼働計画生成部150は、一例として、N日分の稼働計画を生成する。
制御部160は、稼働計画生成部150が生成した稼働計画に応じて、電解装置20を稼働させる。制御部160は、発電装置30を制御してよく、発電装置30から電解装置20に供給する電力量、供給する時間帯、発電装置30の発電電力を売電する電力量、および/または売電する時間帯等を制御してよい。
以上の本実施形態に係る計画装置40は、発電装置30の再生可能エネルギー発電量と電力系統50の電気料金とを学習によって予測しつつ、電解装置20の稼働計画を生成する。このような計画装置40の動作について、次に説明する。
図3は、本実施形態に係る計画装置40の動作フローの一例を示す。計画装置40は、図3に示す動作フローを実行し、電解装置20を稼働させてよい。
取得部100は、発電装置30の再生可能エネルギー発電量、電力系統50の電気料金、および電解装置20の過去のトレンドとなる第1因子、第2因子、および第3因子の情報を取得する(S310)。取得部100は、例えば、時刻t0から時刻t1における、第1因子、第2因子、および第3因子の情報を取得する。ここで、時刻t0から時刻t1の間の期間は、第1期間よりも前の第2期間とする。取得部100は、取得した第1因子、第2因子、および第3因子の情報を記憶部110に記憶させる。また、取得部100は、第1因子、第2因子、および第3因子の情報をモデル生成部120に直接供給してもよい。
次に、モデル生成部120は、学習モデルを生成する(S320)。モデル生成部120は、第2期間の第1因子、第2因子、および第3因子の値に基づき、学習モデルを生成する。例えば、第1モデル生成部200は、第2期間における、発電装置30の再生可能エネルギー発電量および天気情報の少なくとも1つを含む第1因子の値を用いて、発電量予測モデルを生成する。第3モデル生成部250は、第2期間における、電気料金、電力需要量、電力供給量、再生可能エネルギー発電量、再生可能エネルギー発電量の予測値、および天気情報の少なくとも1つを含む第3因子の値を用いて、電気料金予測モデルを生成する。
また、第2モデル生成部230は、第1因子、第2因子、および第3因子の値に基づき、稼働計画生成モデルを生成する。例えば、第2モデル生成部230は、第2期間における、発電装置30の再生可能エネルギー発電量、電力系統50の電気料金、電解装置20の稼働データ、電解装置20の生成物の貯蔵量、および電解装置20の稼働計画の仮想データの少なくとも1つを用いて、稼働計画生成モデルを生成する。
また、第2モデル生成部230は、電解装置20の物理モデルに基づく仮想データを目標とすべき予測データとし、当該予測データおよび過去の電解装置20の稼働によって取得された実データとを比較することにより、稼働計画生成モデルを生成してよい。例えば、第2モデル生成部230は、目標とすべき予測データおよび過去の実データの差分が0または予め定められた値未満となるように、強化学習を実行して稼働計画生成モデルを生成する。
第2モデル生成部230は、一例として、第2期間におけるM日間の期間を仮想的な予測期間とする。なお、M日間は、例えば、数日または十数日、1または数週間といった期間でよい。M日間は、第1期間(N日間)と一致することが望ましい。そして、第2モデル生成部230は、第2期間における予測期間よりも前の期間の第1因子、第2因子、および第3因子の値に基づく予測期間の稼働動作の予測結果と、予測期間の実データまたは仮想データとの誤差が、最小となるように強化学習する。
この場合、第2モデル生成部230は、電解装置20の生成物の使用計画を満たし(第1条件)、かつ発電装置30からの電気を電力系統50からの電気より優先して用いて電解装置20を稼働させる(第2条件)という条件を満たしながら、稼働コストを低減させるように強化学習してよい。ここで、電解装置20の生成物の使用計画を満たすという第1条件は、例えば、電解装置20の生成物の貯蔵量の変動範囲を0から最大貯蔵量の範囲とする、または電解装置20の生成物の需要量または供給量の累計以上の生成物を電解装置20で生成する等の条件であってよい。また、第2条件は、所定期間(例えば第2期間)における予測される発電装置30の累計の再生可能エネルギー発電量を全て電解装置20の稼働に使用する、または、発電装置30が電力系統50よりも多くの電力を電解装置20の稼働のために供給する等の条件であってよい。
なお、このようなモデル生成部120による学習モデルの生成は、電解装置20の稼働に伴って計画装置40が当該電解装置20の実データを取得する前に、実行されてよい。
次に、学習処理部130は、生成した学習モデルを適応学習する(S330)。ここで、取得部100は、第1因子、第2因子、および第3因子の情報をさらに取得してよい。取得部100は、例えば、時刻t1から時刻t2における、第1因子、第2因子、および第3因子の情報を取得する。なお、時刻t1から時刻t2の間の期間は、第1期間および第2期間の間の第3期間とする。学習処理部130は、取得部100が新たに取得した第1因子、第2因子、および第3因子の情報を用いて適応学習してよい。
例えば、第1モデル学習部215は、第1因子の値に基づき、発電量予測モデルを適応学習する。第1モデル学習部215は、第3期間における、発電装置30の再生可能エネルギー発電量および天気情報の少なくとも1つを用いて、発電量予測モデルを適応学習してよい。第1モデル学習部215は、発電量予測モデルを用いて第3期間における再生可能エネルギー発電量を予測した結果が、取得した第3期間の再生可能エネルギー発電量と一致するように強化学習してよい。
第1モデル学習部215は、一例として、第3期間におけるM日間の期間を仮想的な予測期間とする。なお、M日間は、例えば、数日または十数日、1または数週間といった期間でよい。M日間は、第1期間(N日間)と一致することが望ましい。第1モデル学習部215は、一例として、第3期間における予測期間よりも前の期間の第1因子の値に基づく予測期間の予測結果と、予測期間の実データとの差分が0または予め定められた値未満となるように強化学習する。
また、第2モデル学習部245は、第1因子、第2因子、および第3因子の値に基づき、稼働計画生成モデルを適用学習してよい。例えば、第2モデル学習部245は、第3期間における、発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移または当該推移の予測結果、電力系統50の電気料金の推移または当該推移の予測結果、電解装置20の稼働データ、電解装置20の生成物の貯蔵量または需要量、および稼働計画の実データの少なくとも1つを用いて、稼働計画生成モデルを学習してよい。第2モデル学習部245は、稼働計画生成モデルを用いて第3期間における電解装置20の稼働動作を予測した結果と、取得した第3期間の実データの差分が0または予め定められた値未満となるように、強化学習を実行してよい。
第2モデル学習部245は、一例として、第3期間におけるM日間の期間を仮想的な予測期間とする。なお、M日間は、例えば、数日または十数日、1または数週間といった期間でよい。M日間は、第1期間(N日間)と一致することが望ましい。そして、第2モデル学習部245は、第3期間における予測期間よりも前の期間の第1因子、第2因子、および第3因子の値に基づく予測期間の稼働動作の予測結果と、予測期間の実データとの差分が0または予め定められた値未満となるように強化学習する。
この場合、第2モデル学習部245は、第2モデル生成部230が稼働計画生成モデルの生成に用いた、第1条件、および第2条件等を同様に用いてよい。即ち、第2モデル学習部245は、2つの条件を満たしつつ、生成物の製造コストを低減させるように稼働計画生成モデルを強化学習してよい。
また、第3モデル学習部265は、第3因子の値に基づき、電気料金予測モデルを適応学習する。第3モデル学習部265は、第3期間における、電力系統50についての電気料金、電力需要量、電力供給量、再生可能エネルギー発電量、再生可能エネルギー発電量の予測値、および天気情報の少なくとも1つを用いて、電気料金予測モデルを適応学習してよい。第3モデル学習部265は、電気料金予測モデルを用いて第3期間における電気料金等を予測した結果が、取得した第3期間の電気料金と一致するように強化学習してよい。
第3モデル学習部265は、一例として、第3期間におけるM日間の期間を仮想的な予測期間とする。なお、M日間は、例えば、数日または十数日、1または数週間といった期間でよい。M日間は、第1期間(N日間)と一致することが望ましい。第3モデル学習部265は、一例として、第3期間における予測期間よりも前の期間の第3因子の値に基づく予測期間の予測結果と、予測期間の実データとの差分が0または予め定められた値未満となるように強化学習する。
次に、学習処理部130は、学習モデルを更新する(S340)。学習処理部130は、予め定められた時間毎に学習モデルを更新してよい。例えば、学習処理部130は、適応学習を開始してから更新に必要な初期更新期間だけ適応学習を継続させてから、学習モデルの最初の更新を実行し、その後、一定の期間毎に更新を繰り返す。ここで、初期更新期間は、生成すべき稼働計画の期間であるN日以上であることが望ましい。また、更新を繰り返す一定の期間は、数時間、十数時間、1日、数十時間、または数日等でよい。
例えば、第1モデル更新部210は、初期更新期間後、発電量予測モデルを第1更新期間毎に更新する。また、第2モデル更新部240は、初期更新期間後、稼働計画生成モデルを第2更新期間毎に更新する。また、第3モデル更新部260は、初期更新期間後、電気料金予測モデルを第3更新期間毎に更新する。第1更新期間、第2更新期間、および第3更新期間は、異なる期間でよく、これに代えて、略同一の期間でもよい。第1更新期間、第2更新期間、および第3更新期間は、一例として1日である。
次に、予測部140は、更新した学習モデルを用いて発電装置30の再生可能エネルギー発電量および電力系統50の電気料金を予測する(S350)。例えば、発電量予測部220は、更新された発電量予測モデルおよび第1因子の値を用いて、第1期間の発電装置30の再生可能エネルギー発電量の推移を予測する。発電量予測部220は、一例として、初期更新期間に取得部100が取得したN日分の第1因子の値を発電量予測モデルに適用して、初期更新期間の後のN日分の再生可能エネルギー発電量の推移を予測する。
また、電気料金予測部270は、更新された電気料金予測モデルおよび第3因子の値を用いて、第1期間の電気料金の推移を予測する。電気料金予測部270は、一例として、初期更新期間に取得部100が取得したN日分の第3因子の値を電気料金予測モデルに適用して、初期更新期間の後のN日分の電気料金の推移を予測する。
次に、稼働計画生成部150は、更新された学習モデルを用いて、第1期間の電解装置20の稼働計画を生成する(S360)。稼働計画生成部150は、更新された稼働計画生成モデル、発電量予測部220の再生可能エネルギー発電量の予測結果、電気料金予測部270の電気料金の予測結果、および第2因子の値を用いて、第1期間の稼働計画を生成してよい。稼働計画生成部150は、一例として、初期更新期間に取得部100が取得したN日分の第2因子の値と、初期更新期間の後のN日分の再生可能エネルギー発電量の予測結果および電気料金の推移の予測結果とを稼働計画生成モデルに適用して、初期更新期間の後のN日分の稼働計画を生成する。
稼働計画生成部150は、第2モデル生成部230が稼働計画生成モデルの生成に用いた、第1条件および第2条件を同様に用いてよい。即ち、稼働計画生成部150は、2つの条件を満たしつつ、製造コストを最小化する稼働計画を生成してよい。
稼働計画生成部150は、例えば、第1期間において、発電装置30からの電力により電解装置20を稼働させる期間と、電力系統50からの電力により電解装置20を稼働させる期間とを含む稼働計画を生成する。稼働計画生成部150は、一例として、稼働計画において、第1期間における発電装置30の予測した再生可能エネルギー発電量を、当該第1期間内で使い切るように、発電装置30からの電力により電解装置20を稼働させる期間を設定してよい。さらに、発電装置30からの電力が第1期間における電解装置20の生成物の使用計画を満たすには不足している場合等に、稼働計画生成部150は、稼働計画において、第1期間における電解装置20の生成物の使用計画における不足分を満たすように、電気料金が閾値より低い期間に、電力系統50からの電力により電解装置20を稼働させるように設定してよい。
また、稼働計画生成部150は、第1期間において、電解装置20を稼働させる期間と、稼働させない期間とを含む稼働計画を生成してよい。また、稼働計画生成部150は、電解装置20を稼働させる期間を、稼働率と共に示す稼働計画を生成してよい。稼働計画生成部150は、時系列に稼働率が推移する稼働計画を生成することが望ましい。稼働計画生成部150は、例えば、一定時間ごとの稼働計画を生成する。稼働計画生成部150は、数十分、1時間、または数時間ごとの稼働計画を生成してよい。
また、稼働計画生成部150は、制御部160が複数の電解装置20を制御する場合、当該複数の電解装置20のそれぞれに対する稼働計画を生成してよい。稼働計画生成部150は、複数の電解装置20が略同一の電解装置20である場合は、略同一の稼働計画をそれぞれ生成してよい。また、稼働計画生成部150は、制御部160が異なる種類の電解装置20、異なる時期に購入した電解装置20、異なる製造メーカの電解装置20、またはこれらの組み合わせを含む複数の電解装置20を制御する場合、それぞれの電解装置20に対応して、異なる稼働計画をそれぞれ生成してよい。
この場合、第2モデル生成部230は、複数の電解装置20の稼働台数毎または複数の電解装置20の組み合わせ毎にそれぞれ対応する複数の稼働計画生成モデルを生成してよい。また、第2モデル学習部245は、複数の稼働生成モデルをそれぞれ学習してよく、第2モデル更新部240は、複数の稼働生成モデルをそれぞれ更新してよい。稼働計画生成部150は、複数の稼働計画生成モデルのうち、第1期間における複数の電解装置20の生成物の使用計画に応じた稼働計画生成モデルを用いて、第1期間における電解装置20の稼働計画を生成してよい。また、第2モデル生成部230は、複数の電解装置20に対応する1つの稼働計画生成モデルを生成し、第2モデル更新部240は、第2モデル学習部245により学習した稼働計画生成モデルを更新してよい。この場合、稼働計画生成モデルは、複数の電解装置20を連携稼働させるための稼働計画を生成するモデルであってよく、一例として、複数の電解装置20のそれぞれの稼働開始のタイミングおよび稼働期間等が最適化された稼働計画を生成するモデルであってよい。
制御部160は、稼働計画生成部150が生成した稼働計画を用いて、電解装置20をN日分稼働させる(S370)。これにより、電解装置20は、第1期間において、予め定められた生成物の供給計画を満たしつつ、生成物の製造コストを低減させるように稼働することができる。また、制御部160は、稼働計画を用いて、発電装置30を制御し、発電装置30から電解装置20への電力供給および発電装置30から電力系統50への電力の売電を行ってよい。
計画装置40が第1期間の経過後に電解装置20の稼働を継続させる場合(S380:No)、S330に戻り、学習処理部130は学習モデルを適応学習する。この場合、取得部100は、当該第1期間の第1因子および第3因子の情報と、当該第1期間の電解装置20の稼働によって推移する第2因子の情報を順次取得し、記憶部110に順次記憶する。即ち、計画装置40は、第1期間の情報を過去の情報に含め、予測すべき対象期間を第1期間よりも後の期間(一例として、第4期間)とする。
そして、計画装置40は、第1期間の情報を用いてモデルの適応学習を繰り返し、一定期間の経過に応じてモデルを更新して、第4期間の電解装置20の稼働計画を生成し、生成した稼働計画に応じて電解装置20を稼働させる。このように、本実施形態に係る計画装置40は、電解装置20の対象期間の稼働計画の生成と、当該対象期間の稼働とを繰り返すことにより、学習モデルを更新しつつ電解装置20を継続して稼働できる。
以上の計画装置40の動作フローにおいて、第2期間、第3期間、第1期間、および第4期間の順に、計画装置40を時系列に動作させる例を説明した。ここで、第2期間、第3期間、第1期間、および第4期間は、この順に時間的に連続した期間でよい。少なくとも、第1期間および第4期間は、連続した期間であることが望ましい。
本実施形態に係る計画装置40は、発電装置30の再生可能エネルギー発電量と電力系統50の電気料金とを学習によって予測し、電解装置20において使用計画に沿った量の生成物を低コストで生成可能な稼働計画を作成できる。
なお、本実施形態に係る計画装置40は、第3モデル生成部250、第3モデル更新部260、および電気料金予測部270を備えていなくてもよい。この場合、計画装置40で用いる電力系統50の電気料金は、例えば、外部の装置で予測した電気料金、電力系統50の事業者から提供された電気料金、または過去の電気料金であってもよい。また、電力系統50の電気料金は、変動せずに一定であってもよい。
図4は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1900の例を示す。コンピュータ1900にインストールされたプログラムは、コンピュータ1900に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ1900に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1900に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2000によって実行されてよい。
本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びDVDドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フラッシュメモリ・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部を備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、DVDドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、有線又は無線によりネットワークを介して他の装置と通信する。また、通信インターフェイスは、通信を行うハードウェアとして機能する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。DVDドライブ2060は、DVD2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フラッシュメモリ・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フラッシュメモリ・ドライブ2050は、フラッシュメモリ2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フラッシュメモリ・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続するとともに、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フラッシュメモリ2090、DVD2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1900に読み取られ、ソフトウェアと、上記様々なタイプのハードウェア資源との間の協働をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1900の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
一例として、コンピュータ1900と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020、ハードディスクドライブ2040、フラッシュメモリ2090、又はDVD2095等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU2000は、ハードディスクドライブ2040、DVDドライブ2060(DVD2095)、フラッシュメモリ・ドライブ2050(フラッシュメモリ2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020及び外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。
本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすか否かを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
また、CPU2000は、記憶装置内のファイルまたはデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU2000は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
また、実施形態の説明において複数の要素が列挙された場合には、列挙された要素以外の要素を用いてもよい。例えば、「Xは、A、B及びCを用いてYを実行する」と記載される場合、Xは、A、B及びCに加え、Dを用いてYを実行してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 システム
20 電解装置
30 発電装置
40 計画装置
50 電力系統
100 取得部
110 記憶部
120 モデル生成部
130 学習処理部
140 予測部
150 稼働計画生成部
160 制御部
200 第1モデル生成部
210 第1モデル更新部
215 第1モデル学習部
220 発電量予測部
230 第2モデル生成部
240 第2モデル更新部
245 第2モデル学習部
250 第3モデル生成部
260 第3モデル更新部
265 第3モデル学習部
270 電気料金予測部
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フラッシュメモリ・ドライブ
2060 DVDドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フラッシュメモリ
2095 DVD

Claims (12)

  1. 対象期間における発電装置の再生可能エネルギー発電量の推移を対象期間よりも前に入手可能な第1因子の値に基づいて予測する発電量予測モデルを用いて、将来の再生可能エネルギー発電量の推移を予測する発電量予測部と、
    予測された前記将来の再生可能エネルギー発電量の推移と電力系統の電気料金とに基づいて、将来の第1期間における、電解装置の生成物の使用計画を満たす前記電解装置の稼働計画を生成する稼働計画生成部と
    を備え
    前記稼働計画生成部は、異なる種類の複数の電解装置、異なる時期に購入した複数の電解装置、異なる製造メーカの複数の電解装置、またはこれらの組み合わせを含む複数の電解装置のそれぞれに対応して、異なる稼働計画を生成する
    計画装置。
  2. 前記発電量予測モデルは、対象期間よりも前の、前記発電装置の再生可能エネルギー発電量および天気情報の少なくとも1つを含む前記第1因子の値に基づいて、対象期間における前記再生可能エネルギー発電量の推移を予測する
    請求項1に記載の計画装置。
  3. 過去期間における前記第1因子の値と前記過去期間以降の前記再生可能エネルギー発電量の現実の推移とに基づいて、前記発電量予測モデルを学習により更新する第1モデル更新部を更に備える
    請求項2に記載の計画装置。
  4. 前記稼働計画生成部は、前記第1期間中において、前記電解装置の生成物の使用計画を満たすように、前記発電装置からの電気を前記電力系統からの電気より優先して用いて前記電解装置を稼働させる稼働計画を生成する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の計画装置。
  5. 前記電解装置の生成物の使用計画は、前記第1期間における前記電解装置の前記生成物の貯蔵量を基準範囲内に維持する計画、および前記第1期間における前記電解装置の前記生成物の需要量を満たす計画の少なくとも1つを含む
    請求項1から4のいずれか一項に記載の計画装置。
  6. 前記稼働計画生成部は、対象期間における稼働計画を、対象期間よりも前に入手可能な第2因子の値と、対象期間における前記再生可能エネルギー発電量の推移の予測結果と、前記電気料金とに基づいて生成する稼働計画生成モデルを用いて、将来の前記第1期間における前記電解装置の稼働計画を生成する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の計画装置。
  7. 前記稼働計画生成モデルは、対象期間よりも前の、前記電解装置の稼働データ、前記電解装置の生成物の需要量、および前記電解装置の生成物の貯蔵量の少なくとも1つを含む前記第2因子の値と、対象期間における前記再生可能エネルギー発電量の推移の予測結果と、前記電気料金とに基づいて、対象期間における前記電解装置の稼働計画を生成する
    請求項6に記載の計画装置。
  8. 過去期間における前記第2因子の値と、前記過去期間以降における前記再生可能エネルギー発電量の推移または前記再生可能エネルギー発電量の推移の予測結果と、前記過去期間以降における前記電気料金の推移と、前記過去期間以降において目標とすべき前記電解装置の稼働計画とに基づいて、前記稼働計画生成モデルを学習により更新する第2モデル更新部を更に備える
    請求項6または7に記載の計画装置。
  9. 対象期間における前記電力系統の電気料金の推移を、対象期間よりも前に入手可能な第3因子の値に基づいて予測する電気料金予測モデルを用いて、将来の電気料金の推移を予測する電気料金予測部を更に備え、
    前記稼働計画生成部は、予測された前記将来の再生可能エネルギー発電量の推移と、予測された前記将来の電気料金の推移とに基づいて、前記将来の第1期間における、前記電解装置の生成物の使用計画を満たす前記電解装置の稼働計画を生成する
    請求項1から8のいずれか一項に記載の計画装置。
  10. 前記電気料金予測モデルは、対象期間よりも前の、前記電力系統における電気料金、電力需要量、電力供給量、再生可能エネルギー発電量、再生可能エネルギー発電量の予測値、および天気情報の少なくとも1つを含む前記第3因子の値に基づいて、対象期間における前記電力系統の電気料金の推移を予測する
    請求項9に記載の計画装置。
  11. 対象期間における発電装置の再生可能エネルギー発電量の推移を対象期間よりも前に入手可能な第1因子の値に基づいて予測する発電量予測モデルを用いて、将来の再生可能エネルギー発電量の推移をコンピュータが予測する段階と、
    予測された前記将来の再生可能エネルギー発電量の推移と電力系統の電気料金とに基づいて、将来の第1期間における、電解装置の生成物の使用計画を満たす前記電解装置の稼働計画を前記コンピュータが生成する段階と
    を備え
    前記稼働計画を生成する段階は、異なる種類の複数の電解装置、異なる時期に購入した複数の電解装置、異なる製造メーカの複数の電解装置、またはこれらの組み合わせを含む複数の電解装置のそれぞれに対応して、異なる稼働計画を前記コンピュータが生成する段階を有する
    方法。
  12. コンピュータに、請求項1から10のいずれか一項に記載の計画装置として機能させるプログラム。
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