JP7236950B2 - 特典管理システム、特典管理方法、及びプログラム - Google Patents

特典管理システム、特典管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特典管理システム、特典管理方法、及びプログラムに関する。
特許文献1に開示のスーパーマーケット等における販売方法では、複数枚のラベルを印刷したクーポンシートが発行、配布される。ラベルには、店舗側が定めた使用可能日と値引き額とが明記されている。
クーポンシートを持参した来店客は、自由に商品を選択し、クーポンシートからラベルを剥がして選択した商品に貼り付ける。これにより、会計時に、ラベルに記載されている金額が商品の通常表示価格から値引きされる。
特開2010-262204号公報
例えば、賞味期限日時や消費期限日時が近づくと行われる値引き等の特典を来店客に付与するにあたり、上記の販売方法を採用することが考えられる。しかしながら、上記の販売方法では、クーポンシートを発行、配布する必要があり、店員の作業負担が大きいという問題がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、店員の作業負担を抑制しつつ来店客が特典を受け取ることができるようにすることを目的とする。
本発明のある態様によれば、商品毎に設定される商品ID情報と、前記商品毎に設定される特典情報と、前記商品を特定する商品情報と、を関連付けて記憶部に記憶する管理装置と、前記商品に付された第1コードが表す前記商品ID情報を取得する携帯端末と、前記商品に付された第2コードが表す前記商品情報及び前記携帯端末に表示された第3コードが表す顧客ID情報を取得する会計端末と、を備え、前記携帯端末は、取得した前記商品ID情報を、前記顧客ID情報とともに前記管理装置に送信し、前記管理装置は、前記携帯端末から受信した前記顧客ID情報を、前記携帯端末から受信した前記商品ID情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、前記会計端末は、取得した前記顧客ID情報及び前記商品情報を、前記管理装置に送信し、前記管理装置は、前記会計端末から受信した前記顧客ID情報及び前記商品情報と関連付けて前記記憶部に記憶されている前記特典情報に基づいて、前記会計端末から受信した前記顧客ID情報に付与する特典を決定する、特典管理システムが提供される。
上記の態様によれば、来店客が携帯端末を用いて自ら商品に設定された商品ID情報を取得すると、顧客ID情報と商品ID情報とが関連付けられる。そして、会計端末で顧客ID情報及び商品情報を取得すると、顧客ID情報及び商品情報と関連付けられた特典情報に基づいて、自動的に顧客ID情報に特典が付与される。よって、店員の作業負担を抑制しつつ来店客が特典を受け取ることができる。
本発明の実施形態に係る特典管理システムの概略構成図である。 商品の一例を示す図である。 商品に関する様々な情報が記憶されるデータベースの一例を示す図である。 特典情報が記憶されるデータベースの一例を示す図である。 特典付与処理を示すフローチャートである。 携帯端末で商品ID情報を取得する様子及び会計端末で商品情報及び顧客ID情報を取得する様子を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係る特典管理システム100について説明する。
特典管理システム100は、スーパーマーケット等の店舗で用いられ、来店客がスマートフォン等を利用して所定の作業を自ら行うことで特典を受け取ることができるシステムである。特典としては、例えば、会計時に受けられる値引き、金銭の代わりに会計時に利用可能なポイント、各種抽選への応募に利用可能なポイント等がある。
まず、図1を参照して、特典管理システム100の概略構成について説明する。
図1に示すように、特典管理システム100は、管理装置10と、携帯端末20と、会計端末30と、を備える。
携帯端末20は、来店客が所有する携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルディスプレイ等である。会計端末30は、会計に用いられるPOS(Point Of Sales)レジスタ等である。図1では、携帯端末20と会計端末30とが各1台ずつ示されているが、いずれも複数台とすることができる。
携帯端末20及び会計端末30は、回線網90を介して管理装置10と接続される。回線網90は、例えば、インターネットである。
管理装置10は、有線通信又は無線通信を行うための通信部11と、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)12と、各種情報を格納するデータベース14~16等や各種プログラム等を記憶する記憶部13と、を備える。
管理装置10は、例えば、サーバとして機能するコンピュータであるが、クラウド環境に設けられてもよい。つまり、ソフトウェア及びデータベースがその実体である。そのため、管理装置10の設置場所は店舗の内外を問わず、仮想化技術によって実現できる仮想サーバであってもよい。また、回線網90は、いわゆるイントラネットであってもよく、店舗の中に管理装置10が設けられる形態も採用可能である。
携帯端末20は、無線通信を行うための通信部21と、各種演算処理を行うCPU22と、各種情報を格納するデータベースや各種プログラム等を記憶する記憶部23と、CPU22が出力した各種情報を表示するディスプレイ24と、カメラ25と、を備える。
携帯端末20には、店舗側が提供する所謂アプリケーションソフトウェア(以下、「店舗アプリ」という。)がインストールされている。携帯端末20への店舗アプリのインストールは、予め来店客が自ら行う。
店舗アプリを携帯端末20にインストールすると、管理装置10から顧客ID情報としての会員IDが発行される。会員IDは、顧客毎に設定される所謂ユニークIDであり、1つとして同じIDは存在しない。
会員IDは、例えば、店舗アプリを携帯端末20にインストールする際に来店客が入力した個人情報、パスワード等と関連付けて、記憶部13のデータベース16に記憶される。
また、店舗アプリは、会員IDや会員IDを表す第3コードとしてのバーコード26(図6参照)をディスプレイ24に表示させる処理や、カメラ25を用いてバーコードや二次元コード等の各種コードが表す情報を読み取る処理を、携帯端末20のCPU22に実行させる機能を有する。
会計端末30は、有線通信又は無線通信を行うための通信部31と、各種演算処理を行うCPU32と、各種情報を格納するデータベースや各種プログラム等を記憶する記憶部33と、CPU32が出力した各種情報を表示するディスプレイ34と、バーコードが表す情報を読み取るスキャナ35と、を備える。
続いて、図2を参照しながら店舗で販売される商品Pについて説明する。図2は、商品Pの一例としての野菜サラダを示す図である。
商品Pは、ラベル50が貼付された状態で販売される。ラベル50は、図1に示すプリンタ40で印字、発行される。
図2に示すように、ラベル50には、商品Pの分類を示す分類情報51、商品ID情報(以下、「商品ID」という。)を表す第1コードとしての二次元コード52、製造日時、期限日時、品名(野菜サラダ)、商品情報を表す第2コードとしてのバーコード53、及び売価が印字されている。なお、期限日時は、消費期限日時でもよいし、賞味期限日時でもよい。また、これらを併記してもよい。
商品IDは、商品P毎に設定される所謂ユニークIDであり、1つとして同じIDは存在しない。商品情報は、商品Pを特定する商品コードであり、同じ商品Pには同じ商品コードが設定される。商品コードとしては、例えば、バーコード形式のJANコードがある。商品P自体にバーコード形式の商品コードが明記されている場合は、ラベル50へのバーコード53の印字を省略してもよい。
ラベル50に印字される上記の各情報は、図3に示すように、それぞれ関連付けてデータベース14に記憶されている。
例えば、図2に示す商品P(野菜サラダ)は、商品IDとして「A01」が設定されており、分類情報51として「1」、製造日時として「2019/2/16 7:00」、期限日時として「2019/2/20 19:00」、商品コードとして「12345」、売価として「170」、品名として「野菜サラダ」が関連付けて記憶されている。なお、データベース14には会員IDの欄及び仮ポイントの欄があるが、これらについては後で詳しく説明する。
分類情報51は、図4に示すように、特典の内容を示す特典情報と関連付けてデータベース15に記憶されている。分類情報51は、複数の商品Pをグループ化する情報である。データベース14において同一の分類情報51が関連付けられた複数の商品IDには、分類情報51を介して同一の特典情報が関連付けられる。
例えば、商品ID「A01」と商品ID「A02」とは、いずれも分類情報51が「1」である。よって、商品ID「A01」と商品ID「A02」とに関連づけられる特典情報は、図4に示すように、「5%:2019/2/19 17:00-」、「8%:2019/2/20 10:00-」、「10%:2019/2/20 12:00-」、・・・となる。すなわち、特典情報は、「5%」や「10%」等で表される特典数情報と、「2019/2/19 17:00-」等で表される特典を付与する条件である特典条件情報と、を備える。
また、商品ID「A03」は、分類情報51が「2」である。よって、商品ID「A03」に関連づけられる特典情報は、「5%:2019/2/22 17:00-」、「8%:2019/2/23 10:00-」となる。
例えば、「5%:2019/2/19 17:00-」は、2019年2月19日17時以降に、金銭の代わりに会計時に利用可能なポイントで売価の5%相当が特典として付与されることを意味する。
分類情報51は、商品Pの製造日時と期限日時との少なくともいずれか1つに基づいて商品IDと関連付けることが考えられる。
例えば、期限日時までの時間が長い商品Pであっても、早めに販売を終了する可能性がある場合は、製造日時から時間が経過するほど付与される特典が大きくなる特典情報と関連づけられた分類情報51を商品IDと関連づけることで早期に来店客が購入しやすくなり、速やかに在庫を減らすことができる。また、期限日時が近づくほど付与される特典が大きくなる特典情報と関連づけられた分類情報51を商品IDと関連づけることで、期限日時が近づくほど来店客が購入しやすくなり、期限日時が経過して廃棄処分になる商品Pを効率よく低減できる。
本実施形態の特典情報は、金銭の代わりに会計時に利用可能なポイント情報である。しかしながら、特典情報は、例えば、会計時に受けられる値引き情報や、各種抽選への応募に利用可能なポイント情報等とすることも可能であり、来店客が選択できるようにしてもよいし、店舗側が予め設定してもよい。
なお、分類情報51を用いることなく、商品ID毎に特典情報を直接関連付けてデータベース14に記憶するようにしてもよい。分類情報51を用いた場合は、特典情報を設定する工数やデータ量を低減することができる。
続いて、特典管理システム100が行う特典付与処理について、図5、図6を参照しながら説明する。図5は、特典付与処理を示すフローチャートである。図6は、携帯端末20で商品IDを取得する様子及び会計端末30で商品コード及び会員IDを取得する様子を示す図である。
なお、店舗では、ラベル50に印字された分類情報51と関連づけられた特典情報を、ポスターやアナウンスによって来店客に周知している。よって、来店客は、例えば、分類情報51として「2」が印字されたラベル50が貼付されている商品Pが、2019年2月22日17時以降は売価の5%相当のポイントが特典として付与される対象であり、さらに、2019年2月23日10時以降は売価の8%相当のポイントが特典として付与される対象であることを予め承知している。
ここでは、商品IDとして「A03」が設定された商品Pを来店客が購入する場合を例として説明する。
ステップS11では、来店客が携帯端末20を用いて、商品Pに付された二次元コード52が表す商品IDを読み取る。
より詳しくは、店舗アプリにログインした状態で、カメラ25を用いて各種コードが表す情報を読み取る機能を起動する。そして、図6に矢印Aで示すように、商品Pに付された二次元コード52をカメラ25のフレーム内に写すと、二次元コード52が表す商品IDの読み取りが行われる。これにより、携帯端末20(店舗アプリ)は、商品ID「A03」を取得することができる。
ステップS12では、携帯端末20(店舗アプリ)は、取得した商品ID「A03」を、会員ID「A162」とともに管理装置10に送信する。
ステップS13では、管理装置10は、携帯端末20(店舗アプリ)が送信した商品ID「A03」及び会員ID「A162」を受信する。
ステップS14では、管理装置10は、データベース14、15を参照し、携帯端末20から受信した商品ID「A03」が特典対象か判定する。
図3に示すように、商品ID「A03」に関連付けられた分類情報51は「2」である。つまり、分類情報51を介して商品ID「A03」に関連付けられた特典情報は、図4に示すように、第1の特典条件として「2019/2/22 17:00-」、第1の特典条件を満たす場合に用いられる第1の特典数情報として「5%」、第1の特典条件とは異なる第2の特典条件として「2019/2/23 10:00-」、第2の特典条件を満たす場合に用いられる第2の特典数情報として「8%」である。
よって、携帯端末20で商品ID「A03」を取得した時間が、2019年2月22日17時よりも前であった場合は、商品ID「A03」に関連付けられている第1の特典条件及び第2の特典条件のいずれも満たさないので、管理装置10は、商品ID情報「A03」は特典対象ではないと判定し、処理を終了する。この場合は、商品ID「A03」の商品Pが特典対象ではないことを来店客に伝達する情報を、管理装置10から携帯端末20に送信するようにしてもよい。
管理装置10は、例えば、携帯端末20で商品ID「A03」を取得した時間が、2019年2月22日18時である場合は、第2の特典条件を満たさず、且つ、第1の特典条件を満たすので、商品ID情報「A03」は特典対象であると判定し、処理をステップS15に移行する。以下では、携帯端末20で商品ID「A03」を取得した時間が、2019年2月22日18時である場合について説明する。
ステップS15では、管理装置10は、携帯端末20から受信した会員ID「A162」と、商品ID情報「A03」と関連づけられた特典情報に基づいて算出した仮ポイントとを、携帯端末20から受信した商品ID「A03」と関連付けて記憶部13のデータベース14に記憶する。携帯端末20で商品ID「A03」を取得した時間が、2019年2月22日18時である場合は、第1の特典条件を満たす。よって、仮ポイントは、売価×第1の特典数情報で求められる。つまり、170(円)×5(%)=8.5(仮ポイント)となる。なお、仮ポイントの小数点以下の値の処理方法は、店舗側で設定可能である。本実施形態では、小数点以下を切り捨てる設定になっているものとして説明する。
具体的には、図3に示すように、商品ID「A03」に対応する会員IDの欄に、会員ID「A162」が記憶され、商品ID「A03」に対応する仮ポイントの欄に、「8」(「8.5」から小数点以下を切り捨てた値)が記憶される。
その後、来店客は、商品Pの会計処理を行う。特典管理システム100では、会計端末30を用いて会計処理が行われる。
ステップS16では、来店客は、店舗アプリの機能により、会員IDを表すバーコード26を携帯端末20のディスプレイ24に表示させる(図6参照)。
ステップS17では、図6に矢印Bで示すように、店員が会計端末30のスキャナ35を用いて、商品Pに付されたバーコード53が表す商品コード及び携帯端末20に表示されたバーコード26が表す会員IDを読み取る。これにより、会計端末30は、商品コード「12345」及び会員ID「A162」を取得することができる。なお、会計端末30は、所謂セルフレジであってもよい。
ステップS18では、会計端末30は、取得した商品コード「12345」及び会員ID「A162」を、管理装置10に送信する。
ステップS19では、管理装置10は、会計端末30が送信した商品コード「12345」及び会員ID「A162」を受信する。
ステップS20では、管理装置10は、データベース14を参照し、会計端末30から受信した商品コード及び会員IDと関連付けて記憶されている仮ポイントがあるか判定する。
管理装置10は、会計端末30から受信した商品コード及び会員IDと関連付けて記憶されている仮ポイントがある場合は、処理をステップS21に移行する。また、会計端末30から受信した商品コード及び会員IDと関連付けて記憶されている仮ポイントがない場合は、処理を終了する。
本実施形態では、上述したように、仮ポイント「8」が、会計端末30から受信した商品コード「12345」及び会員ID「A162」と関連付けて記憶されている。よって、管理装置10は、処理をステップS21に移行する。
ステップS21では、管理装置10は、会計端末30から受信した会員ID「A162」に、会計端末30から受信した商品コード「12345」及び会員ID「A162」と関連付けて記憶されている仮ポイントを正式ポイントとして付与することを決定する。これにより、正式ポイント「8」が会員ID「A162」と関連付けて記憶部13のデータベース16に記憶される。
つまり、管理装置10は、会員ID「A162」に正式ポイントを付与することを決定する際に、会計端末30から受信した会員ID「A162」及び商品コード「12345」と関連付けて記憶部13に記憶されている特典情報に基づいて予め算出されている仮ポイント「8」を用いる。言い換えると、会計端末30から受信した会員IDに付与する特典の決定は、会計端末30から受信した会員ID及び商品コードと関連付けて記憶部13に記憶されている特典情報に基づいて行われる。
以上述べたように、本実施形態によれば、特典管理システム100は、商品P毎に設定される商品IDと、商品P毎に設定される特典情報と、商品Pを特定する商品コードと、を関連付けて記憶部13に記憶する管理装置10と、商品Pに付された第1コードが表す商品IDを取得する携帯端末20と、商品Pに付された第2コードが表す商品コード及び携帯端末20に表示された第3コードが表す会員IDを取得する会計端末30と、を備え、携帯端末20は、取得した商品IDを、会員IDとともに管理装置10に送信し、管理装置10は、携帯端末20から受信した会員IDを、携帯端末20から受信した商品IDと関連付けて記憶部13に記憶し、会計端末30は、取得した会員ID及び商品コードを、管理装置10に送信し、管理装置10は、会計端末30から受信した会員ID及び商品コードと関連付けて記憶部13に記憶されている特典情報に基づいて、会計端末30から受信した会員IDに付与する特典を決定する。
これによれば、来店客が携帯端末20を用いて自ら商品Pに設定された商品IDを取得すると、会員IDと商品IDとが関連付けられる。そして、会計端末30で会員ID及び商品コードを取得すると、会員ID及び商品コードと関連付けられた特典情報に基づいて、自動的に会員IDに特典が付与される。よって、店員の作業負担を抑制しつつ来店客が特典を受け取ることができる。具体的には、例えば、店員が値下げラベルを商品Pに貼りつける作業が不要となる。
また、管理装置10は、複数の商品Pをグループ化する分類情報51を商品IDと関連付けて記憶部13に記憶し、同一の分類情報51が関連付けられた複数の商品IDは、関連付けられた特典情報が同一である。
これによれば、特典情報を設定する工数やデータ量を低減することができる。
また、異なる分類情報51が関連付けられた商品IDは、関連付けられた特典情報が異なる。
これによれば、特典情報を多様化できる。
また、分類情報51及び第1コードは、商品Pに貼付されるラベル50に印字されている。
これによれば、店舗においてプリンタ40でラベル50を発行して商品Pに貼付することで、様々な商品Pを容易に特典付与対象にできる。また、分類情報51をラベル50に印字することで、どの商品Pが特典付与対象であるかを来店客に周知しやすくなる。
また、分類情報51は、商品Pの製造日時と期限日時との少なくともいずれか1つに基づいて商品IDと関連付けられる。
例えば、期限日時までの時間が長い商品Pであっても、早めに販売を終了する可能性がある場合は、製造日時から時間が経過するほど付与される特典が大きくなる特典情報と関連づけられた分類情報51を商品IDと関連づけることで早期に来店客が購入しやすくなり、速やかに在庫を減らすことができる。また、期限日時が近づくほど付与される特典が大きくなる特典情報と関連づけられた分類情報51を商品IDと関連づけることで、期限日時が近づくほど来店客が購入しやすくなり、期限日時が経過して廃棄処分になる商品Pを効率よく低減できる。
また、第1コードは、二次元コード52である。
また、第2コードは、バーコード53である。
また、第3コードは、バーコード26である。
これらによれば、バーコードにしか対応していないPOSレジスタ等を、特典管理システム100の会計端末30として用いることができる。
また、特典情報に基づく特典は、携帯端末20が商品IDを取得した日時に応じて変更される。
これによれば、例えば、営業終了時間が近づくほど値引き額を大きくする場合でも、店員が値下げラベルを何度も貼り直すような作業が不要となる。
また、特典情報の特典数情報は、例えば、「50円引き」等の値引き情報である。
また、特典情報の特典数情報は、例えば、「5%ポイント付与」等のポイント情報である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、各種情報がデータベース14~16に格納される。しかしながら、データベースの数や各データベースにどの情報が格納されるかの設定は、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、仮ポイントの小数点以下の値の処理方法について、小数点以下を切り捨てる設定になっているものとして説明した。しかしながら、仮ポイントの小数点以下の値の処理方法は、小数点以下を切り上げるようにしてもよいし、四捨五入としてもよい。また、正数の位を対象として切り上げ、切り捨て等を設定することも可能である。
特典管理システム100の各種プログラムは、例えばCD-ROM等の非一過性の記録媒体に記憶されたものを用いてもよい。
100 特典管理システム
10 管理装置
11 通信部
12 CPU
13 記憶部
14 データベース
15 データベース
20 携帯端末
21 通信部
22 CPU
23 記憶部
24 ディスプレイ
25 カメラ
26 バーコード
30 会計端末
31 通信部
32 CPU
33 記憶部
34 ディスプレイ
35 スキャナ
40 プリンタ
50 ラベル
51 分類情報
52 二次元コード
53 バーコード
90 回線網
P 商品

Claims (13)

  1. 商品毎に設定される商品ID情報と、前記商品毎に設定される特典情報と、前記商品を特定する商品情報と、を関連付けて記憶部に記憶する管理装置と、
    前記商品に付された第1コードが表す前記商品ID情報を取得する携帯端末と、
    前記商品に付された第2コードが表す前記商品情報及び前記携帯端末に表示された第3コードが表す顧客ID情報を取得する会計端末と、
    を備え、
    前記携帯端末は、取得した前記商品ID情報を、前記顧客ID情報とともに前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記携帯端末から受信した前記顧客ID情報を、前記携帯端末から受信した前記商品ID情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
    前記会計端末は、取得した前記顧客ID情報及び前記商品情報を、前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、前記会計端末から受信した前記顧客ID情報及び前記商品情報と関連付けて前記記憶部に記憶されている前記特典情報に基づいて、前記会計端末から受信した前記顧客ID情報に付与する特典を決定する、
    特典管理システム。
  2. 請求項1に記載の特典管理システムであって、
    前記管理装置は、複数の前記商品をグループ化する分類情報を前記商品ID情報と関連付けて前記記憶部に記憶し、
    同一の前記分類情報が関連付けられた複数の前記商品ID情報は、関連付けられた前記特典情報が同一である、
    特典管理システム。
  3. 請求項2に記載の特典管理システムであって、
    異なる前記分類情報が関連付けられた前記商品ID情報は、関連付けられた前記特典情報が異なる、
    特典管理システム。
  4. 請求項2又は3に記載の特典管理システムであって、
    前記分類情報及び前記第1コードは、前記商品に貼付されるラベルに印字されている、
    特典管理システム。
  5. 請求項2から4のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記分類情報は、前記商品の製造日時と期限日時との少なくともいずれか1つに基づいて前記商品ID情報と関連付けられる、
    特典管理システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記第1コードは、二次元コードである、
    特典管理システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記第2コードは、バーコードである、
    特典管理システム。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記第3コードは、バーコードである、
    特典管理システム。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記特典情報に基づく前記特典は、前記携帯端末が前記商品ID情報を取得した日時に応じて変更される、
    特典管理システム。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記特典情報は、値引き情報である、
    特典管理システム。
  11. 請求項1から9のいずれか1つに記載の特典管理システムであって、
    前記特典情報は、ポイント情報である、
    特典管理システム。
  12. 商品毎に設定される商品ID情報と、前記商品毎に設定される特典情報と、前記商品を特定する商品情報と、を関連付けて管理装置の記憶部に記憶するステップと、
    前記商品に付された第1コードが表す前記商品ID情報を携帯端末によって取得するステップと、
    取得した前記商品ID情報を、顧客ID情報とともに前記携帯端末から前記管理装置に送信するステップと、
    前記管理装置が前記携帯端末から受信した前記顧客ID情報を、前記携帯端末から受信した前記商品ID情報と関連付けて前記記憶部に記憶するステップと、
    前記商品に付された第2コードが表す前記商品情報及び前記携帯端末に表示された第3コードが表す前記顧客ID情報を会計端末によって取得するステップと、
    取得した前記顧客ID情報及び前記商品情報を、前記会計端末から前記管理装置に送信するステップと、
    前記管理装置が前記会計端末から受信した前記顧客ID情報及び前記商品情報と関連付けて前記記憶部に記憶されている前記特典情報に基づいて、前記会計端末から受信した前記顧客ID情報に付与する特典を決定するステップと、
    を含む特典管理方法。
  13. 特典管理システムのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    商品毎に設定される商品ID情報と、前記商品毎に設定される特典情報と、前記商品を特定する商品情報と、を関連付けて管理装置の記憶部に記憶する手順と、
    前記商品に付された第1コードが表す前記商品ID情報を携帯端末によって取得する手順と、
    取得した前記商品ID情報を、顧客ID情報とともに前記携帯端末から前記管理装置に送信する手順と、
    前記管理装置が前記携帯端末から受信した前記顧客ID情報を、前記携帯端末から受信した前記商品ID情報と関連付けて前記記憶部に記憶する手順と、
    前記商品に付された第2コードが表す前記商品情報及び前記携帯端末に表示された第3コードが表す前記顧客ID情報を会計端末によって取得する手順と、
    取得した前記顧客ID情報及び前記商品情報を、前記会計端末から前記管理装置に送信する手順と、
    前記管理装置が前記会計端末から受信した前記顧客ID情報及び前記商品情報と関連付けて前記記憶部に記憶されている前記特典情報に基づいて、前記会計端末から受信した前記顧客ID情報に付与する特典を決定する手順と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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