JP7235549B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Description

本開示は遠心圧縮機に関するものである。
従来、インペラの回転によって燃焼器等に空気を供給する圧縮機が知られている(特許文献1参照)。この種の圧縮機では、インペラから吐出される空気がディフューザを介して環状流路に供給され、環状流路でインペラの回転方向に沿うように螺旋状に流動する。環状流路には外方に向けて延びる排出流路が接続されており、環状流路の空気はインペラの回転軸線から離れる方向に向けて排出流路に流出し燃焼器に送られる。
登録実用新案第3001224号公報 特開2014-234729号公報 再公表WO2012/128277号公報 再公表WO2015/064272号公報 特開2015-137606号公報 特表2014-517217号公報
この種の圧縮機では、環状流路及び排出流路の構造がインペラの回転軸線に対して非軸対称であるので、環状流路の入口においては非軸対称の流れ場が形成される。この非軸対称の流れ場が上流側に伝播すると、ディフューザ及びインペラの流れ場にも非軸対称性が現われ、圧縮機の安定作動域を減少させる要因になり得る。本開示は、ディフューザ及びインペラにおける流れ場の軸対称性を向上する遠心圧縮機を説明する。
本開示に係る遠心圧縮機は、ガスタービンに用いられ気体を圧縮して燃焼器に送る遠心圧縮機であって、インペラと、前記インペラの周囲に設けられたディフューザと、前記ディフューザの下流側に接続され前記ディフューザから前記インペラの回転径方向の外側に向けて吐出される気体の流動の径方向成分を軸方向成分に変換する屈曲形状のガイド流路と、前記ガイド流路の下流側に接続され前記インペラと同心の円環断面をなす環状流路と、前記環状流路からの前記気体を前記インペラの回転軸線から離れる方向に送出する排出流路と、を備え、前記ガイド流路の出口の前記径方向の流路幅は、前記インペラの回転周方向において不均一であり、前記排出流路に近い部分の前記流路幅が他の部分の前記流路幅よりも小さくなっている、遠心圧縮機である。
また、前記インペラの前記回転軸線を含む断面上における前記ガイド流路のハブ面の曲率半径が、前記排出流路に近い部分において他の部分よりも大きくなっているようにしてもよい。
また、前記インペラの前記回転軸線を含む断面上における前記ガイド流路のシュラウド面の曲率半径が、前記排出流路に近い部分において他の部分よりも小さくなっているようにしてもよい。
本開示の遠心圧縮機によれば、ディフューザ及びインペラにおける流れ場の軸対称性が向上する。
図1は、実施形態の遠心圧縮機が適用されるガスタービンを示す断面図である。 図2は、ガイド流路近傍を含む遠心圧縮機の下流側の部分を示す一部破断斜視図である。 図3は、ガイド流路近傍を軸方向の視線で見た状態を示す図である。 図4は、回転軸線を含む断面上でのガイド流路近傍の断面形状を示す図である。 図5は、θ座標と曲率半径Rhとの関係を示すグラフである。 図6は、軸方向の視線で見たハブ面の形状を模式的に示す図である。 図7は、回転軸線を含む断面上でのガイド流路近傍の断面形状を示す図である。 図8は、θ座標と曲率半径Rsとの関係を示すグラフである。
(第1実施形態)
以下、本開示の実施形態に係る遠心圧縮機2について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は適宜省略する。以下の説明で単に「軸方向」、「径方向」、「周方向」と言うときには、遠心圧縮機2のインペラ5A,5Bの回転の軸方向、径方向、周方向を意味するものとする。
図1は本実施形態の遠心圧縮機2が適用されるガスタービン1を示す断面図である。図2は、遠心圧縮機2の下流側の部分を示す一部破断斜視図である。ガスタービン1では、吸入口P1から吸入された空気Aが遠心圧縮機2によって圧縮され燃焼器3に供給される。遠心圧縮機2は、例えば多段構造であり、本実施形態では、例えば回転軸50に設けられた二段のインペラ5A,5Bと、インペラ5A,5Bを収納すると共に、燃焼器3が設けられたハウジング4とを備えている。
ハウジング4は、アウターケーシング4aとインナーケーシング4bとを備えている。アウターケーシング4aは、主にインペラ5A,5Bを収納する。インナーケーシング4bは、アウターケーシング4a内に配置され、燃焼器3が設置されると共に、回転軸50を支持する。
ハウジング4には、吸入口P1から引き込んだ空気Aをインペラ5Aに導入する吸入流路11と、インペラ5Aの周囲に配置された前段のディフューザ流路12と、ディフューザ流路12に接続されたリターン流路13とが設けられている。前段のディフューザ流路12には前段の複数のディフューザベーン20が設置されており、リターン流路13には、複数のリターンガイドベーン(RGV)21が設置されている。また、ハウジング4には、インペラ5Bの周囲に配置された後段のディフューザ流路15が設けられている。後段のディフューザ流路15には後段の複数のディフューザベーン22が配置されている。
更に、ハウジング4には、ディフューザ流路15の下流側に接続されたガイド流路16と、ガイド流路16の下流側に接続された環状流路18と、が設けられている。ガイド流路16は屈曲形状をなし、ディフューザ流路15からの空気Aを案内して、空気Aの流動の径方向成分を軸方向成分に変換する。すなわち、ディフューザ流路15から径方向外側に向けて吐出される空気Aは、ガイド流路16の案内により軸方向に屈曲し、環状流路18に導入される。
環状流路18はインペラ5A,5Bと同心の円環断面をなし軸方向に延びている。環状流路18の入口には複数のアウトレットガイドベーン(OGV)23が配置されている。なお、各ディフューザベーン22及び各OGV23は、インナーケーシング4bに設けられている。環状流路18は、アウターケーシング4aとインナーケーシング4bとの間の空間として形成されている。
更に、ハウジング4には、環状流路18からの空気Aを外方(回転軸線Lから離れる方向)に向けて送出する排出流路19が設けられている。ハウジング4のインナーケーシング4bには、燃焼器3の外壁である円筒状の内胴部7bが設けられている。アウターケーシング4aには、内胴部7bを囲む円筒状の外胴部7aが、内胴部7bと同心に設けられている。このような内胴部7bと外胴部7aとの間に形成される空間が上記排出流路19である。
排出流路19は、環状流路18の周方向の一部に接続されており、環状流路18と交差する方向に延在している。環状流路18と交差する方向とは、環状流路18を通過する空気Aの流れ方向に対して交差する方向を意味している。排出流路19の中心線L1は、回転軸線Lに平行ではなく、且つ回転軸線Lとは交差しない。本実施形態においては、中心線L1は、回転軸線Lに直交する平面内に存在する。排出流路19は、内胴部7bの上端に設けられた排出口P2を介して燃焼器3である内胴部7b内に連通しており、燃焼器3に空気Aを供給する。排出流路19の終端部分には、螺旋流を形成するスワーラ24が設けられている。
ガスタービン1の運転中においては、回転軸50の回転によってインペラ5A,5Bが回転軸線L周りに回転する。回転するインペラ5Aは、吸入流路11を通じて外部の空気Aを吸入しディフューザ流路12に排出する。これにより空気Aが圧縮される。次に、回転するインペラ5Bは、ディフューザ流路12及びリターン流路13を通過した空気Aを吸入し後段のディフューザ流路15に排出する。これにより空気Aが更に圧縮される。ディフューザ流路15を通過した空気Aは、ガイド流路16に進入する。ガイド流路16は、ディフューザ流路15からの空気Aを軸方向に屈曲させて環状流路18に送出する。
環状流路18に進入した空気Aは、各OGV23に案内されて流れ方向が整えられる。環状流路18を流動する空気Aは、いずれ排出流路19に到達し、排出流路19内を通過する。排出流路19を通過する空気Aは、内胴部7bの上端に設けられた排出口P2を通過し、燃焼器3に供給される。
燃焼器3は、排出口P2から受け入れた空気Aに燃料を混ぜ合わせて燃焼する。燃焼器3は、燃焼して得られた高温高圧の燃焼ガスBを燃焼ガス流路30を介してタービン部(不図示)に供給する。タービン部は、燃焼器3から供給された高温高圧の燃焼ガスBによって回転軸50を回転させる。またこのとき、インペラ5A,5Bが回転することで、上記燃焼ガスBのエネルギーの一部を用いて、遠心圧縮機2での空気Aの圧縮が行われる。
以下の説明では、図3に示されるように、回転軸線Lを中心とするθ座標系を設定して、遠心圧縮機2の各部位の周方向位置をθ座標で表す場合がある。この場合、環状流路18のインナーケーシング4b側の流路壁面を含む仮想円柱面Sと中心線L1との交点C1のθ座標を0°として、図3の時計回りをプラス、反時計回りをマイナスのθ座標で表す。
上記のような遠心圧縮機2において、環状流路18及び排出流路19は、回転軸線Lに対して非軸対称の構造をなしている。この構造の非軸対称性に起因して、環状流路18の入口(OGV23が設けられた領域)においても非軸対称の流れ場が形成される。すなわち、環状流路18の入口の静圧は、周方向で不均一になり、本発明者らのシミュレーションによれば排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)が低圧になる。このような非軸対称な流れ場が上流側に伝播すると、ディフューザ流路15及びインペラ5Bの流れ場にも非軸対称性が現われ、遠心圧縮機2の安定作動域を減少させる要因になり得る。この対策として、本実施形態の遠心圧縮機2は、次に説明するような構造のガイド流路16を備える。
図4は、回転軸線Lを含む断面上でのガイド流路16近傍の断面形状を示す図である。本実施形態のガイド流路16においては、このような断面上におけるガイド流路16のハブ面16hの曲率半径Rhが、周方向において一定ではない。具体的には、図4に示されるように、排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)のハブ面16hの曲率半径Rhが、他の位置のハブ面16hの曲率半径Rhよりも大きくなっている。以下、上記のような、θ=0に近い位置のハブ面16hと、他の位置のハブ面16hと、を区別する場合には、前者を「ハブ面16h0」、後者を「ハブ面16h1」と呼ぶ。図4中の破線はθ=0の位置のハブ面16h0を示し、当該ハブ面16h0の曲率半径をRh0で示している。図4中の実線は他の位置(例えば、θ=+90°の位置,θ=-90°の位置,θ=180°の位置など)のハブ面16h1を示し、当該ハブ面16h1の曲率半径をRh1で示している。
排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)とは、例えばθ=0±60°の位置範囲であり、θとRhとの間には図5のグラフに示されるような関係がある。図に示されるように、θ=0±60°の位置範囲において、ハブ面16hの曲率半径Rhが他の範囲よりも大きくなっており、この範囲内において、θ=0の位置に極大値を持つように曲率半径Rhが徐々に変化する。θ=0±60°の位置以外の範囲では、ハブ面16hの曲率半径Rhが一定である。なお、図4に示されるように、ガイド流路16の入口16aの位置、流路幅及び形状は、θに依存せず周方向において一定である。また、ガイド流路16のシュラウド面16sの位置及び形状も、θに依存せず周方向において一定である。
この構造によって、図4に示されるように、ガイド流路16の出口16bにおける径方向の流路幅91は、周方向で不均一であり、排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)において、他の位置よりも狭くなっている。図6は、ガイド流路16の出口16bにおけるハブ面16h及びシュラウド面16sを軸方向の視線で見たときの形状を模式的に示す図である。図6にも示されるように、θ=0に近い位置においてハブ面16h0が径方向外側に膨らんでおり、当該位置の流路幅91が他の部分よりも狭くなるといったように、流路幅91は周方向で不均一である。
この構成の遠心圧縮機2においては、θ=0に近い位置において、ガイド流路16の入口16aから出口16bまでの流路断面積の増加は比較的小さい。このため、入口16aから出口16bまでの空気Aの静圧回復は比較的緩やかであり、入口16aと出口16bとの静圧差は比較的小さい。すなわち、θ=0に近い位置においては、入口16aの静圧は出口16bの静圧よりも低く、その静圧差は比較的小さい。これに対し、θ=0に近い位置以外においては、ガイド流路16の入口16aから出口16bまでの流路断面積の増加は比較的大きい。このため、入口16aから出口16bまでの空気Aの静圧回復は比較的急であり、入口16aと出口16bとの静圧差は比較的大きい。すなわち、θ=0に近い位置以外においては、入口16aの静圧は出口16bの静圧よりも低く、その静圧差は比較的大きい。また、前述したとおり、出口16bの静圧は、θ=0に近い位置において低く、θ=0に近い位置以外において高い傾向にある。
以上により、ガイド流路16の入口16aにおける周方向の静圧差は、出口16bにおける周方向の静圧差よりも低減されることになる。すなわち、出口16bにおける静圧の周方向での不均一性(非軸対称性)が緩和されて入口16aに伝播されることになり、その結果、入口16aにおける流れ場の非軸対称性が緩和される。従って、ディフューザ流路15及びインペラ5Bにおける流れ場の軸対称性が向上し、ひいては、更に上流側における流れ場の軸対称性も向上する。以上の結果、環状流路18及び排出流路19の構造の非軸対称性に起因する、遠心圧縮機2の安定作動域の減少が抑えられる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態について説明する。図7に示されるように、本実施形態の遠心圧縮機は、第1実施形態のガイド流路16に代えて、ガイド流路16’を備えている。ガイド流路16’以外の構成については、本実施形態の遠心圧縮機は第1実施形態と同様であるので、重複する説明を省略する。また、ガイド流路16’について、ガイド流路16と同一又は同等の構成要素には図面に同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態の遠心圧縮機においては、ガイド流路16’のシュラウド面16sの曲率半径Rsが、周方向において一定ではない。具体的には、図7に示されるように、排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)のシュラウド面16sの曲率半径Rsが、他の位置のシュラウド面16sの曲率半径Rsよりも小さくなっている。以下、上記のような、θ=0に近い位置のシュラウド面16sと、他の位置のシュラウド面16sと、を区別する場合には、前者を「シュラウド面16s0」、後者を「シュラウド面16s1」と呼ぶ。図7中の破線はθ=0の位置のシュラウド面16s0を示し、当該シュラウド面16s0の曲率半径をRs0で示している。図7中の実線は他の位置(例えば、θ=+90°の位置,θ=-90°の位置,θ=180°の位置など)のシュラウド面16s1を示し、当該シュラウド面16s1の曲率半径をRs1で示している。
排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)とは、例えばθ=0±60°の位置範囲であり、θとRsとの間には図8のグラフに示されるような関係がある。図に示されるように、θ=0±60°の位置範囲において、シュラウド面16sの曲率半径Rsが他の範囲よりも小さくなっており、この範囲内において、θ=0の位置に極小値を持つように曲率半径Rsが徐々に変化する。θ=0±60°の位置以外の範囲では、シュラウド面16sの曲率半径Rsが一定である。なお、図7に示されるように、ガイド流路16’の入口16aの位置、流路幅及び形状は、θに依存せず周方向において一定である。また、ガイド流路16’のハブ面16hの位置及び形状も、θに依存せず周方向において一定である。
以上のようなガイド流路16’によっても、図7に示されるように、ガイド流路16’の出口16bにおける径方向の流路幅91は、周方向で不均一であり、排出流路19に近い位置(θ=0に近い位置)において、他の位置よりも狭くなる。よって、このガイド流路16’を備える遠心圧縮機においても、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、変形例を構成することも可能である。各実施形態の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。例えば、第1実施形態のガイド流路16のハブ面16hと第2実施形態のガイド流路16’のシュラウド面16sとを両方とも組み合わせて採用してもよい。
1 ガスタービン
2 遠心圧縮機
3 燃焼器
5A,5B インペラ
12 ディフューザ流路
15 ディフューザ流路
16,16’ ガイド流路
16b 出口
16h,16h0,16h1 ハブ面
16s,16s0,16s1 シュラウド面
18 環状流路
19 排出流路
91 流路幅
A 空気(気体)
L 回転軸線

Claims (3)

  1. ガスタービンに用いられ気体を圧縮して燃焼器に送る遠心圧縮機であって、
    インペラと、
    前記インペラの周囲に設けられたディフューザと、
    前記ディフューザの下流側に接続され前記ディフューザから前記インペラの回転径方向の外側に向けて吐出される気体の流動の径方向成分を軸方向成分に変換する屈曲形状のガイド流路と、
    前記ガイド流路の下流側に接続され前記インペラと同心の円環断面をなす環状流路と、
    前記環状流路からの前記気体を前記インペラの回転軸線から離れる方向に送出する排出流路と、を備え、
    前記環状流路及び前記排出流路は、前記回転軸線に対して非軸対称の構造をなしており、
    前記ガイド流路の出口の前記径方向の流路幅は、前記インペラの回転周方向において不均一であり、前記排出流路に近い部分の前記流路幅が他の部分の前記流路幅よりも小さくなっている、遠心圧縮機。
  2. 前記インペラの前記回転軸線を含む断面上における前記ガイド流路のハブ面の曲率半径が、前記排出流路に近い部分において他の部分よりも大きくなっている、請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記インペラの前記回転軸線を含む断面上における前記ガイド流路のシュラウド面の曲率半径が、前記排出流路に近い部分において他の部分よりも小さくなっている、請求項1又は2に記載の遠心圧縮機。
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