本出願の実施形態は、スマートホームデバイスがネットワークに迅速にアクセスすることができるように、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法を提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、無線通信モジュールとを含む、電子デバイスを提供する。メモリおよび無線通信モジュールは、1つまたは複数のプロセッサに結合され、メモリは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、1つまたは複数のプロセッサは、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定することと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと決定された後に、動作チャネル切り替え命令をルータに送ることであって、その結果、ルータによって切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を搬送し、ルータによって切り替えを通じて取得される動作チャネルは、ルータによってサポートされるチャネル範囲内にある、ことと、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることであって、その結果、スマートホームデバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを使用することによってルータに接続する、こととを行うためのコンピュータ命令を実行する。
場合により、無線通信モジュールは、無線フィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)モジュールであってもよい。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、動作チャネルがチャネル範囲内にない場合、動作チャネル切り替え命令をルータに送り得、その結果、切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
可能な実装において、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定することは、ルータによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信することと、ビーコンフレームを受信するためのチャネルがルータの動作チャネルであると決定することと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
具体的には、ビーコンフレームの送信期間は、100ミリ秒、200ミリ秒等であってもよい。ビーコンフレームのより長い送信期間は、ルータ200のより長いスリープ期間と、より多くのエネルギーが節約されることとを示す。ビーコンフレームのより小さな送信期間は、ルータを発見するためにデバイスによってより短い時間が消費されることを示す。
具体的には、ビーコンフレーム内の国フィールドは、要素ID、長さ、国コード、第1のチャネル番号、チャネルの数、および最大送信電力などの情報を少なくとも搬送し得る。
具体的には、電子デバイスによってビーコンフレームを受信するためのチャネルは、ルータの動作チャネルである。
具体的には、国フィールド内の国コードは、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
具体的には、国フィールド内の第1のチャネル番号およびチャネルの数は、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
可能な実装において、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定することは、ルータによって送られたプローブ応答フレームを受信することと、プローブ応答フレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定することと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
可能な実装において、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信することと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
可能な実装において、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたプローブ応答フレームを受信することと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
可能な実装において、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることの前に、プロセッサは、スマートホームデバイスに接続するようにさらに構成される。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続し、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることができる。
可能な実装において、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることは、電子デバイスによってサポートされる各チャネル上で、ルータのWi-Fi名称およびパスワードに関する情報を連続的にブロードキャストすることであって、情報は、スマートホームデバイスの識別情報を搬送し、その結果、スマートホームデバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲においてポーリングモードにおける情報を連続的に受信し、識別情報が正確であるかどうかを決定し、識別情報が正確である場合、ルータの名称およびパスワードを情報から取得する、ことを含む。
具体的には、ルータのWi-Fi名称およびパスワードは、データフレーム内で搬送されてもよく、1つまたは複数のデータフレームがあってもよい。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続せずに、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送り得る。電子デバイスは、ルータに常に接続されていてもよく、電子デバイスとルータとの間のデータ送信は、影響を受けない。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、電子デバイスと、ルータと、スマートホームデバイスとを含む、スマートホームシステムを提供する。電子デバイスは、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定することと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと決定された後に、動作チャネル切り替え命令をルータに送ることであって、動作チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を搬送する、こととを行うように構成される。ルータは、動作チャネル切り替え命令を受信し、動作チャネルを切り替えるように構成され、切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、切り替えを通じて取得される動作チャネルは、ルータによってサポートされるチャネル範囲内にある。電子デバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るようにさらに構成される。スマートホームデバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを使用することによって、ルータに接続するように構成される。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、動作チャネルがチャネル範囲内にない場合、動作チャネル切り替え命令をルータに送り得、その結果、切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
可能な実装において、電子デバイスが、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するように構成されることは、ルータによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信することと、ビーコンフレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定することと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
具体的には、ビーコンフレームの送信期間は、100ミリ秒、200ミリ秒等であってもよい。ビーコンフレームのより長い送信期間は、ルータ200のより長いスリープ期間と、より多くのエネルギーが節約されることとを示す。ビーコンフレームのより小さな送信期間は、ルータを発見するためにデバイスによってより短い時間が消費されることを示す。
具体的には、ビーコンフレーム内の国フィールドは、要素ID、長さ、国コード、第1のチャネル番号、チャネルの数、および最大送信電力などの情報を少なくとも搬送し得る。
具体的には、電子デバイスによってビーコンフレームを受信するためのチャネルは、ルータの動作チャネルである。
具体的には、国フィールド内の国コードは、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
具体的には、国フィールド内の第1のチャネル番号およびチャネルの数は、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
可能な実装において、電子デバイスが、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するように構成されることは、ルータによって送られたプローブ応答フレームを受信することと、プローブ応答フレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定することと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
可能な実装において、電子デバイスが、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するように構成されることは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信することと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
可能な実装において、電子デバイスが、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するように構成されることは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたプローブ応答フレームを受信することと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することとを含む。
可能な実装において、電子デバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送る前に、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続するようにさらに構成される。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続し、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることができる。
可能な実装において、電子デバイスが、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るようにさらに構成されることは、電子デバイスによってサポートされる各チャネル上で、ルータのWi-Fi名称およびパスワードに関する情報を連続的にブロードキャストすることであって、情報は、スマートホームデバイスの識別情報を搬送し、その結果、スマートホームデバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲においてポーリングモードにおける情報を連続的に受信し、識別情報が正確であるかどうかを決定し、識別情報が正確である場合、ルータの名称およびパスワードを情報から取得する、ことを含む。
具体的には、ルータのWi-Fi名称およびパスワードは、データフレーム内で搬送されてもよく、1つまたは複数のデータフレームがあってもよい。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続せずに、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送り得る。電子デバイスは、ルータに常に接続されていてもよく、電子デバイスとルータとの間のデータ送信は、影響を受けない。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、スマートホームシステムに適用されるルータを提供し、スマートホームシステムは、ルータと、電子デバイスと、スマートホームデバイスとを含み、ルータは、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、無線通信モジュールとを含む。メモリおよび無線通信モジュールは、1つまたは複数のプロセッサに結合され、メモリは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、1つまたは複数のプロセッサは、ルータによってサポートされるチャネル範囲を、ルータの動作チャネル上でブロードキャストすることと、電子デバイスによって送られた動作チャネル切り替え命令を受信することであって、動作チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を搬送し、動作チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと電子デバイスが決定した後に送られる命令である、ことと、ルータによって、その信号対雑音比が第1の閾値より高いチャネルを対象動作チャネルとして決定することであって、対象動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、対象動作チャネルは、ルータによってサポートされるチャネル範囲内にある、ことと、ルータによって、動作チャネルを対象動作チャネルに切り替えることとを行うためのコンピュータ命令を実行する。
場合により、無線通信モジュールは、Wi-Fiモジュールであってもよい。
本出願の本実施形態において提供されるルータは、電子デバイスによって送られた動作チャネル切り替え命令を受信し、動作チャネルをスマートホームデバイスによってサポートされたチャネル範囲に切り替え得、その結果、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、無線通信モジュールとを含む、電子デバイスを提供する。メモリおよび無線通信モジュールは、1つまたは複数のプロセッサに結合され、メモリは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、1つまたは複数のプロセッサは、ルータの動作チャネルを決定することと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定することと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと決定された後に、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイスに送ることであって、その結果、スマートホームデバイスによって変更されるチャネル範囲は、ルータの動作チャネルを含み、チャネル範囲拡張命令は、ルータの動作チャネルを含む、ことと、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることであって、その結果、スマートホームデバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを使用することによってルータに接続する、こととを行うためのコンピュータ命令を実行する。
場合により、無線通信モジュールは、Wi-Fiモジュールであってもよい。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、ルータの動作チャネルがチャネル範囲内にない場合、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイスに送り得、その結果、拡張されたチャネル範囲は、ルータの動作チャネルを含み得、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、スマートホームシステムに適用されるスマートホームデバイスを提供する。スマートホームシステムは、ルータと、電子デバイスと、スマートホームデバイスとを含み、スマートホームデバイスは、1つまたは複数のプロセッサと、メモリと、無線通信モジュールとを含む。メモリおよび無線通信モジュールは、1つまたは複数のプロセッサに結合され、メモリは、コンピュータプログラムコードを記憶するように構成され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、1つまたは複数のプロセッサは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲をブロードキャストすることと、電子デバイスによって送られたチャネル範囲拡張命令を受信することであって、チャネル範囲拡張命令は、ルータの動作チャネルを搬送し、チャネル範囲拡張命令は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと電子デバイスが決定した後に、電子デバイスによって送られる命令である、ことと、ルータの動作チャネルに基づいて、チャネル範囲を拡張することであって、変更されたチャネル範囲は、ルータの動作チャネルを含む、こととを行うためのコンピュータ命令を実行する。
場合により、無線通信モジュールは、Wi-Fiモジュールであってもよい。
可能な実装において、電子デバイスによってスマートホームデバイスに送られるチャネル範囲拡張命令は、ルータによってサポートされる国コード(例えば、CN)およびチャネル範囲(例えば、チャネル1からチャネル13)を搬送し得る。チャネル拡張命令を受信した後に、スマートホームデバイスは、スマートホームデバイスの国コードを、ルータによってサポートされる国コード(例えば、CN)に変更し、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を、ルータによってサポートされるチャネル範囲(例えば、チャネル1からチャネル13)に変更する。
本出願の本実施形態において提供されるスマートホームデバイスは、電子デバイスによって送られたチャネル範囲拡張命令を受信し、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を、ルータの動作チャネルを含むことができるように拡張し得、その結果、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法であって、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するステップと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと決定された後に、動作チャネル切り替え命令をルータに送るステップであって、その結果、ルータによって切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を搬送する、ステップと、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るステップであって、その結果、スマートホームデバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを使用することによってルータに接続する、ステップとを含む方法を提供する。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、動作チャネルがチャネル範囲内にない場合、動作チャネル切り替え命令をルータに送り得、その結果、切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にあり、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
可能な実装において、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するステップは、ルータによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信するステップと、ビーコンフレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定するステップと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
具体的には、ビーコンフレームの送信期間は、100ミリ秒、200ミリ秒等であってもよい。ビーコンフレームのより長い送信期間は、ルータ200のより長いスリープ期間と、より多くのエネルギーが節約されることとを示す。ビーコンフレームのより小さな送信期間は、ルータを発見するためにデバイスによってより短い時間が消費されることを示す。
具体的には、ビーコンフレーム内の国フィールドは、要素ID、長さ、国コード、第1のチャネル番号、チャネルの数、および最大送信電力などの情報を少なくとも搬送し得る。
具体的には、電子デバイスによってビーコンフレームを受信するためのチャネルは、ルータの動作チャネルである。
具体的には、国フィールド内の国コードは、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
具体的には、国フィールド内の第1のチャネル番号およびチャネルの数は、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
可能な実装において、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するステップは、ルータによって送られたプローブ応答フレームを受信するステップと、プローブ応答フレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定するステップと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
可能な実装において、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信するステップと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
可能な実装において、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたプローブ応答フレームを受信するステップと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
可能な実装において、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るステップの前に、方法は、スマートホームデバイスに接続するステップをさらに含む。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続し、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることができる。
可能な実装において、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るステップは、電子デバイスによってサポートされる各チャネル上で、ルータのWi-Fi名称およびパスワードに関する情報を連続的にブロードキャストするステップであって、情報は、スマートホームデバイスの識別情報を搬送し、その結果、スマートホームデバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲においてポーリングモードにおける情報を連続的に受信し、識別情報が正確であるかどうかを決定し、識別情報が正確である場合、ルータの名称およびパスワードを情報から取得する、ステップを含む。
具体的には、ルータのWi-Fi名称およびパスワードは、データフレーム内で搬送されてもよく、1つまたは複数のデータフレームがあってもよい。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続せずに、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送り得る。電子デバイスは、ルータに常に接続されていてもよく、電子デバイスとルータとの間のデータ送信は、影響を受けない。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ命令を含む、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ命令が、電子デバイス上で実行される場合、電子デバイスは、第6の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法、または本出願の実施形態の第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つを実行する。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトが、電子デバイス上で実行される場合、電子デバイスは、第6の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法、または本出願の実施形態の第6の態様の可能な実装のうちのいずれか1つを実行する。
第7の態様によるコンピュータ記憶媒体と、第8の態様によるコンピュータプログラムプロダクトとの両方が、第6の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法を実行するように構成されることが、理解され得る。したがって、達成されることが可能である有益な効果については、第6の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法における有益な効果を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法であって、ルータの動作チャネルを決定するステップと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップと、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがないと決定された後に、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイスに送るステップであって、その結果、スマートホームデバイスによって変更されるチャネル範囲は、ルータの動作チャネルを含み、チャネル範囲拡張命令は、ルータの動作チャネルを含む、ステップと、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るステップであって、その結果、スマートホームデバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを使用することによってルータに接続する、ステップとを含む方法を提供する。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、ルータの動作チャネルがチャネル範囲内にない場合、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイスに送り得、その結果、拡張されたチャネル範囲は、ルータの動作チャネルを含み得、スマートホームデバイスは、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
可能な実装において、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するステップは、ルータによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信するステップと、ビーコンフレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定するステップと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲内を決定するステップとを含む。
具体的には、ビーコンフレームの送信期間は、100ミリ秒、200ミリ秒等であってもよい。ビーコンフレームのより長い送信期間は、ルータ200のより長いスリープ期間と、より多くのエネルギーが節約されることとを示す。ビーコンフレームのより小さな送信期間は、ルータを発見するためにデバイスによってより短い時間が消費されることを示す。
具体的には、ビーコンフレーム内の国フィールドは、要素ID、長さ、国コード、第1のチャネル番号、チャネルの数、および最大送信電力などの情報を少なくとも搬送し得る。
具体的には、電子デバイスによってビーコンフレームを受信するためのチャネルは、ルータの動作チャネルである。
具体的には、国フィールド内の国コードは、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
具体的には、国フィールド内の第1のチャネル番号およびチャネルの数は、ルータによってサポートされるチャネル範囲を示し得る。
可能な実装において、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定するステップは、ルータによって送られたプローブ応答フレームを受信するステップと、プローブ応答フレームを受信するためのチャネルが、ルータの動作チャネルであると決定するステップと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、ルータによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
可能な実装において、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたビーコンフレームを受信するステップと、ビーコンフレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
可能な実装において、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップは、スマートホームデバイスによってブロードキャストされたプローブ応答フレームを受信するステップと、プローブ応答フレーム内の国フィールドまたはベンダー固有のフィールドに基づいて、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定するステップとを含む。
可能な実装において、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送る前に、方法は、スマートホームデバイスに接続するステップをさらに含む。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続し、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ることができる。
可能な実装において、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るステップは、電子デバイスによってサポートされる各チャネル上で、ルータのWi-Fi名称およびパスワードに関する情報を連続的にブロードキャストするステップであって、情報は、スマートホームデバイスの識別情報を搬送し、その結果、スマートホームデバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲においてポーリングモードにおける情報を連続的に受信し、識別情報が正確であるかどうかを決定し、識別情報が正確である場合、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを情報から取得する、ステップを含む。
具体的には、ルータのWi-Fi名称およびパスワードは、データフレーム内で搬送されてもよく、1つまたは複数のデータフレームがあってもよい。
本出願の本実施形態において、電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続せずに、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送り得る。電子デバイスは、ルータに常に接続されていてもよく、電子デバイスとルータとの間のデータ送信は、影響を受けない。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ命令を含む、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ命令が、電子デバイス上で実行される場合、電子デバイスは、第9の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法、または本出願の実施形態の第9の態様の可能な実装のうちのいずれか1つを実行する。
第11の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトが、電子デバイス上で実行される場合、電子デバイスは、第9の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法、または本出願の実施形態の第9の態様の可能な実装のうちのいずれか1つを実行する。
第10の態様によるコンピュータ記憶媒体と、第11の態様によるコンピュータプログラムプロダクトとの両方が、第9の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法を実行するように構成されることが、理解され得る。したがって、達成されることが可能である有益な効果については、第9の態様による、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法における有益な効果を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本出願の実施形態による技術的解決策は、添付の図面を参照して、下記において明確に、かつ、完全に説明される。
まず、図1を参照すると、図1は、本出願の一実施形態によるスマートホームシステムのネットワークアーキテクチャの概略図である。
図1に示されるように、スマートホームシステムのネットワークアーキテクチャは、電子デバイス100、ルータ200、スマートホームデバイス300、およびクラウドサーバ400を含み得る。電子デバイス100は、ルータ200と通信して、ルータ200の動作チャネルと、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲とを取得し得る。動作チャネルは、データを送るためにルータ200によって使用される帯域である。ルータ200によってサポートされるチャネル範囲は、ルータ200が適用可能な国によって決定され、異なる国々においてデバイスにサポートされるチャネル範囲は、異なり得る。例えば、2.4GHz帯域範囲内では(チャネル14とチャネル13とが12MHz離れていることを除いて)5MHzごとに分離された14個のチャネルがあり、各チャネルの帯域幅は20MHzであり、チャネルは、チャネル1からチャネル14として連続的に番号付けされ得る。2.4GHz帯域内で中国においてデバイスによってサポートされるチャネル範囲は、チャネル1からチャネル13である。この帯域内で米国においてデバイスによってサポートされるチャネル範囲は、チャネル1からチャネル11である。チャネル1と、チャネル6と、チャネル13との間の帯域は全く重複しないので、信号干渉は互いに発生しない。したがって、チャネル1、チャネル6、およびチャネル13は、比較的一般的なチャネルである。
電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってブロードキャストされる情報をさらに受信して、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を取得し得る。電子デバイス100は、スマートホームデバイス300に、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードを送信し得る。電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがあるかどうかを決定し得、ルータ200の動作チャネルが、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にない場合、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがあるように、動作チャネルを切り替えるようにルータ200に示し得る。したがって、スマートホームデバイス300は、ルータ200に接続し、ルータ200を通じてクラウドサーバ400に接続することができる。電子デバイス100は、クラウドサーバ400を使用することによって、スマートホームデバイス300に制御命令を送り得る。スマートホームデバイスを制御するために使用されるアプリケーションソフトウェア(application software、APP)は、電子デバイス100に実装され得る。アプリは、例えば、スマートホームアプリであってもよい。クラウドサーバ400は、アプリケーションソフトウェアに対応するアプリケーションサーバであってもよく、クラウドサーバ400は、例えば、スマートホームアプリのアプリケーションサーバであってもよい。
本出願の本実施形態における電子デバイス100は、携帯電話、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノート型コンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ハンドヘルドコンピュータ、ネットブック、または携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、ウェアラブル電子デバイス、仮想現実デバイス等であってもよい。
本出願の本実施形態におけるスマートホームデバイス300は、スマートスピーカ、床面清掃ロボット、スマートソケット、スマートランプ、スマート体脂肪計、スマート卓上ランプ、空気清浄機、スマート冷蔵庫、スマート空調機、スマート洗濯機、スマート湯沸かし器、スマート電子レンジ、スマート炊飯器、スマートカーテン、スマート扇風機、スマートテレビ、スマートセットトップボックス等であってもよい。
スマートホームデバイス300に限定されず、車両搭載デバイスまたはウェアラブル電子デバイスなどのデバイスが、ルータにスムーズに接続することができるように、システムは、車両搭載デバイス、ウェアラブル電子デバイス等にさらに適用可能であり得る。これは、本出願の本実施形態に限定されない。
下記は、本出願の下記の実施形態において提供される例示的な電子デバイスを説明する。
図2は、電子デバイス100の概略構造図である。
電子デバイス100は、プロセッサ110、外部メモリインターフェイス120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信器170B、マイクロフォン170C、ヘッドホンジャック170D、センサモジュール180、キー190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードインターフェイス195等を含み得る。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学式近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周囲光センサ180L、骨伝導センサ180M等を含み得る。
本発明の実施形態において示される構造は、電子デバイス100に対する特定の限定を構成しないことが理解され得る。本出願のいくつかの他の実施形態において、電子デバイス100は、図に示される構成要素より多い、もしくは少ない構成要素を含んでもよく、または、いくつかの構成要素は組み合わされてもよく、または、いくつかの構成要素は分割されてもよく、または、異なる構成要素レイアウトがあってもよい。図に示される構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実装されてもよい。
プロセッサ110は、1つまたは複数の処理ユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィック処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、メモリ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、ニューラルネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit、NPU)、および/または同様のものを含み得る。異なる処理ユニットは、独立したデバイスであってもよく、または、1つもしくは複数のプロセッサへ一体化されてもよい。
コントローラは、電子デバイス100の中枢部および司令部となり得る。コントローラは、命令動作コードおよび時間系列信号に基づいて動作制御信号を生成して、命令を読み取ることおよび命令を実行することを制御し得る。
メモリは、プロセッサ110内にさらに配設されてもよく、命令およびデータを記憶するように構成される。いくつかの実施形態において、プロセッサ110内のメモリは、キャッシュである。メモリは、プロセッサ110によって使用されたばかりの、または周期的に使用される、命令またはデータを記憶し得る。プロセッサ110が、命令またはデータを再度使用する必要がある場合、プロセッサ110は、メモリから命令またはデータを直接呼び出して、繰り返されるアクセスを回避し得る。これは、プロセッサ110の待機時間を低減し、システム効率を改善する。
いくつかの実施形態において、プロセッサ110は、1つまたは複数のインターフェイスを含み得る。インターフェイスは、インターインテグレーテッドサーキット(inter-integrated circuit、I2C)インターフェイス、インターインテグレーテッドサーキットサウンド(inter-integrated circuit sound、I2S)インターフェイス、パルスコード変調(pulse code modulation、PCM)インターフェイス、ユニバーサル非同期受信器/送信器(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インターフェイス、モバイル産業プロセッサインターフェイス(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入出力(general-purpose input/output、GPIO)インターフェイス、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)インターフェイス、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、および/または同様のものを含み得る。
本発明の実施形態において示されるモジュール間のインターフェイス接続関係は、説明のための例にすぎず、電子デバイス100の構造に対する限定を構成しないことが理解されることが可能である。本出願のいくつかの他の実施形態において、電子デバイス100は、代替として、前述の実施形態におけるインターフェイス接続モードと異なるインターフェイス接続モードを使用してもよく、または複数のインターフェイス接続モードの組み合わせを使用してもよい。
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受信するように構成される。充電器は、無線充電器であっても、または有線充電器であってもよい。有線充電が使用される、いくつかの実施形態において、充電管理モジュール140は、USBポート130を通じて有線充電器から充電入力を受信し得る。無線充電が使用される、いくつかの実施形態において、充電管理モジュール140は、電子デバイス100の無線充電コイルを通じて無線充電入力を受信し得る。充電管理モジュール140は、バッテリ142が充電される場合、電源管理モジュール141を使用することによって電子デバイスに電力をさらに供給し得る。
電源管理モジュール141は、バッテリ142および充電管理モジュール140をプロセッサ110に接続するように構成される。電源管理モジュール141は、バッテリ142および/または充電管理モジュール140から入力を受信し、プロセッサ110、内部メモリ121、外部メモリ、ディスプレイ194、カメラ193、無線通信モジュール160等に電力を供給する。電源管理モジュール141は、バッテリ電力、バッテリサイクルカウント、およびバッテリ健康状態(漏電またはインピーダンス)などのパラメータを監視するようにさらに構成されてもよい。いくつかの他の実施形態において、電源管理モジュール141は、代替として、プロセッサ110内に配設されてもよい。いくつかの他の実施形態において、電源管理モジュール141および充電管理モジュール140は、代替として、同じ構成要素内に配設されてもよい。
電子デバイス100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサ等を使用することによって実装され得る。
アンテナ1およびアンテナ2は各々、電磁波信号を送信および受信するように構成される。電子デバイス100における各アンテナは、1つまたは複数の通信周波数帯域をカバーするように構成され得る。異なるアンテナは、アンテナ利用を改善するためにさらに多重化され得る。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワークのダイバーシティアンテナとして多重化されてもよい。いくつかの他の実施形態において、アンテナは、チューニングスイッチと組み合わせて使用されてもよい。
モバイル通信モジュール150は、電子デバイス100に適用される解決策を、2G/3G/4G/5G等を含む無線通信に提供し得る。モバイル通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)等を含み得る。モバイル通信モジュール150は、アンテナ1を通じて電磁波を受信し、受信された電磁波に対してフィルタリングまたは増幅などの処理を実行し、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサへ送信し得る。モバイル通信モジュール150は、モデムプロセッサによって変調された信号をさらに増幅し、増幅された信号を放射のためにアンテナ1を通じて電磁波に変換する。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール150の少なくともいくつかの機能モジュールは、プロセッサ110内に配設されてもよい。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール150の少なくともいくつかの機能モジュール、およびプロセッサ110の少なくともいくつかのモジュールは、同じデバイス内に配設されてもよい。
モデムプロセッサは、変調器と復調器とを含み得る。いくつかの実施形態において、モデムプロセッサは、独立したデバイスであり得る。いくつかの他の実施形態において、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立していてもよく、モバイル通信モジュール150または別の機能モジュールと同じデバイス内に配設される。
無線通信モジュール160は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(Bluetooth、BT)、グローバルナビゲーション衛星システム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術、赤外線(infrared、IR)技術等を含み、電子デバイス100に適用される無線通信解決策を提供し得る。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信処理モジュールを一体化した、1つまたは複数のデバイスであり得る。無線通信モジュール160は、アンテナ2を通じて電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリングを実行し、処理された信号をプロセッサ110へ送る。無線通信モジュール160は、プロセッサ110から、送られるべき信号を受信し、信号に対して周波数変調および増幅を実行し、アンテナ2を通じた放射のために信号を電磁波に変換する。本出願の実施形態において、無線通信モジュール160は、Wi-Fiモジュールであり得る。電子デバイス100は、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームを、Wi-Fiモジュールを使用することによって発見し得、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームを発見した後に、ルータ200への接続を確立し得る。本出願の実施形態において、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってブロードキャストされたビーコンフレームを、Wi-Fiモジュールを使用することによってさらに発見し得、スマートホームデバイス300によってブロードキャストされたビーコンフレームを発見した後に、スマートホームデバイス300への接続をさらに確立し得る。
いくつかの実施形態において、電子デバイス100が、無線通信技術を使用することによってネットワークおよび別のデバイスと通信することができるように、電子デバイス100内のアンテナ1とモバイル通信モジュール150とは結合され、電子デバイス100内のアンテナ2と無線通信モジュール160とは結合される。無線通信技術は、移動体通信用グローバルシステム(global system for mobile communications、GSM)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA)、時分割符号分割多元接続(time-division code division multiple access、TD-CDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、IR技術、および/または同様のものを含み得る。GNSSは、全地球測位システム(global positioning system、GPS)、グローバルナビゲーション衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星測位システム(beidou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system、QZSS)、および/または衛星ベースのオーグメンテーションシステム(satellite based augmentation systems、SBAS)を含み得る。
電子デバイス100は、GPU、ディスプレイ194、アプリケーションプロセッサ等を使用することによって、表示機能を実装する。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイ194およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的および幾何学的な計算を実行し、グラフィックレンダリングを実行するように構成される。プロセッサ110は、表示情報を生成または変更するためのプログラム命令を実行する、1つまたは複数のGPUを含み得る。
ディスプレイ194は、画像、ビデオ等を表示するように構成される。ディスプレイ194は、表示パネルを含む。液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)、アクティブマトリクス型有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode、AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light-emitting diode、FLED)、ミニLED、マイクロLED、マイクロOLED、量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes、QLED)等が、表示パネルに使用されてもよい。いくつかの実施形態において、電子デバイス100は、1つまたはN個のディスプレイ194を含んでもよく、ただし、Nは、1より大きい正の整数である。
電子デバイス100は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ194、アプリケーションプロセッサ等を使用することによって、撮影機能を実装し得る。
ISPは、カメラ193によってフィードバックされるデータを処理するように構成される。例えば、撮影期間中に、シャッターが押され、光がレンズを通してカメラの感光性要素へ送信される。カメラの感光性要素は、光信号を電気信号に変換し、電気信号を処理のためにISPへ送信する。ISPは、電気信号を目で知覚可能な画像に変換する。ISPは、画像の雑音、輝度、および様相に対してアルゴリズム最適化をさらに実行し得る。ISPは、撮影シナリオの露出および色温度などのパラメータをさらに最適化してもよい。いくつかの実施形態において、ISPは、カメラ193内に配設されてもよい。
カメラ193は、静止画像またはビデオをキャプチャするように構成される。物体の光学画像は、レンズを通じて生成され、感光性要素上に投影される。感光性要素は、電荷結合素子(charge coupled device、CCD)または相補性金属酸化膜半導体(complementary metal-oxide-semiconductor、CMOS)光電トランジスタであってもよい。感光性要素は、光信号を電気信号に変換し、次いで、電気信号をデジタル画像信号に変換するために、電気信号をISPへ送信する。ISPは、デジタル画像信号を処理のためにDSPに出力する。DSPは、デジタル画像信号をRGBフォーマット、YUVフォーマット等における標準画像信号に変換する。いくつかの実施形態において、電子デバイス100は、1つまたはN個のカメラ193を含んでもよく、ただし、Nは、1より大きい正の整数である。
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するように構成され、デジタル画像信号に加えて、別のデジタル信号をさらに処理し得る。例えば、電子デバイス100が、周波数を選択した場合、デジタル信号プロセッサは、周波数エネルギーに対してフーリエ変換および同様のものを実行するように構成される。
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮または伸長するように構成される。電子デバイス100は、1つまたは複数のビデオコーデックをサポートし得る。このようにして、電子デバイス100は、複数の符号化フォーマット、例えば、ムービングピクチャーエキスパートグループ(moving picture experts group、MPEG)-1、MPEG2、MPEG-3、MPEG-4等におけるビデオを再生または記録することができる。
NPUは、ニューラルネットワーク(neural-network、NN)コンピューティングプロセッサであり、生物学的ニューラルネットワークの構造を参照することによって、例えば、ヒト脳ニューロン間の送信のモードを参照することによって、入力情報を迅速に処理し、自己学習をさらに連続的に実行し得る。電子デバイス100の知的認知、例えば、画像認識、顔認識、スピーチ認識、およびテキスト理解などの適用例は、NPUを使用することによって実装されることが可能である。
外部メモリインターフェイス120は、電子デバイス100の記憶能力を拡張するために、外部記憶カード、例えば、マイクロSDカードに接続するように構成され得る。外部記憶カードは、外部メモリインターフェイス120を通じてプロセッサ110と通信して、データ記憶機能を実装する。例えば、音楽およびビデオなどのファイルは、外部メモリカード内に記憶される。
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能なプログラムコードを記憶するように構成され得る。実行可能なプログラムコードは命令を含む。プロセッサ110は、内部メモリ121内に記憶された命令を実行して、電子デバイス100の様々な機能アプリケーションを実行し、データを処理する。内部メモリ121は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能(例えば、サウンド再生機能または画像再生機能)によって要求されるアプリケーション等を記憶し得る。データ記憶領域は、電子デバイス100を使用する処理において作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、および電話帳)、ならびに同様のものを記憶し得る。さらに、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置デバイス、フラッシュメモリデバイス、またはユニバーサルフラッシュストレージ(universal flash storage、UFS)をさらに含み得る。
電子デバイス100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信器170B、マイクロフォン170C、ヘッドホンジャック170D、アプリケーションプロセッサ等を使用することによって、オーディオ機能、例えば、音楽再生および記録を実装し得る。
オーディオモジュール170は、デジタルオーディオ情報をアナログオーディオ信号出力に変換するように構成され、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するようにさらに構成される。オーディオモジュール170は、オーディオ信号を符号化および復号するようにさらに構成され得る。いくつかの実施形態において、オーディオモジュール170は、プロセッサ110内に配設されてもよく、または、オーディオモジュール170のいくつかの機能モジュールは、プロセッサ110内に配設される。
「ホーン」とも称されるスピーカ170Aは、オーディオ電気信号をサウンド信号に変換するように構成される。電子デバイス100は、スピーカ170Aを使用することによって、音楽を聞き、またはハンズフリー通話に答えるように構成され得る。
「イヤホン」とも称される受信器170Bは、オーディオ電気信号をサウンド信号に変換するように構成される。電子デバイス100が、通話に応答した場合、または音声情報を受信した場合、受信器170Bは、音声を聞くためにヒトの耳の近くに配置され得る。
「マイク」または「マイクロフォン」とも称されるマイクロフォン170Cは、サウンド信号を電気信号に変換するように構成される。通話を行う場合、または音声メッセージを送る場合、ユーザは、マイクロフォン170Cの近くでサウンドを出して、サウンド信号をマイクロフォン170Cに入力し得る。少なくとも1つのマイクロフォン170Cが、電子デバイス100内に配設され得る。いくつかの他の実施形態において、サウンド信号を収集することに加えて、騒音低減機能を実装するために、2つのマイクロフォン170Cが電子デバイス100内に配設されてもよい。いくつかの他の実施形態において、代替として、3つ、4つ、またはそれより多いマイクロフォン170Cが、電子デバイス100内に配設されて、サウンド信号を収集し、雑音を低減し得る。マイクロフォンは、音源をさらに識別して、指向性記録機能および同様のものを実装し得る。
ヘッドホンジャック170Dは、有線ヘッドホンに接続するように構成される。ヘッドホンジャック170Dは、USBポート130であってもよく、または3.5mmオープンモバイルターミナルプラットホーム(open mobile terminal platform、OMTP)標準インターフェイス、もしくは米国セルラー電気通信産業協会(cellular telecommunications industry association of the USA、CTIA)標準インターフェイスであってもよい。
圧力センサ180Aは、圧力信号を感知するように構成されており、圧力信号を電気信号に変換し得る。いくつかの実施形態において、圧力センサ180Aは、ディスプレイ194に配設され得る。複数のタイプの圧力センサ180A、例えば、抵抗圧力センサ、誘導圧力センサ、および容量圧力センサなどがある。容量圧力センサは、導電性材料で作製された少なくとも2枚の平行な板を含み得る。圧力センサ180Aに対して力が印加された場合、電極間の静電容量が変化する。電子デバイス100は、静電容量変化に基づいて、圧力強度を決定する。タッチ動作がディスプレイ194に対して実行された場合、電子デバイス100は、圧力センサ180Aを使用することによってタッチ動作の強度を検出する。電子デバイス100は、圧力センサ180Aの検出信号に基づいて、タッチ位置も計算し得る。いくつかの実施形態において、同じタッチ位置において実行されるが、異なるタッチ動作強度を有するタッチ動作は、異なる動作命令に対応し得る。例えば、そのタッチ動作強度が第1の圧力閾値未満であるタッチ動作が、メッセージアイコンに対して実行された場合、SMSメッセージを見るための命令が実行される。そのタッチ動作強度が第1の圧力閾値以上であるタッチ動作が、メッセージアイコンに対して実行された場合、新しいSMSメッセージを作成するための命令が実行される。
ジャイロセンサ180Bは、電子デバイス100の動き姿勢を決定するように構成され得る。
気圧センサ180Cは、気圧を測定するように構成される。
磁気センサ180Dは、ホールセンサを含む。
加速度センサ180Eは、電子デバイス100の様々な方向における(通常は3つの軸上の)加速度の大きさを検出し得、電子デバイス100が静止している場合、大きさおよび重力の方向を検出し得る。加速度センサ180Eは、電子デバイスの姿勢を識別するようにさらに構成され得、ランドスケープモードとポートレートモードまたは歩数計との間の切り替えなどのアプリケーションに適用される。
距離センサ180Fは、距離を測定するように構成される。
光学式近接センサ180Gは、例えば、発光ダイオード(LED)と、光検出器、例えば、フォトダイオードとを含み得る。
周囲光センサ180Lは、周囲光輝度を感知するように構成される。
指紋センサ180Hは、指紋を収集するように構成される。電子デバイス100は、収集された指紋の特徴を使用して、指紋ベースのロック解除、アプリケーションロックアクセス、指紋ベースの撮影、指紋ベースの通話応答等を実装し得る。
温度センサ180Jは、気温を検出するように構成される。いくつかの実施形態において、電子デバイス100は、温度センサ180Jによって検出された気温に基づいて、気温処理ポリシーを実行する。
タッチセンサ180Kは、「タッチパネル」とも称される。タッチセンサ180Kは、ディスプレイ194に配設され得、タッチセンサ180Kとディスプレイ194とでタッチスクリーンを形成し、これは「タッチ画面」とも称される。タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180Kに対して、またはタッチセンサ180Kの近くで実行されたタッチ動作を検出するように構成される。タッチセンサは、検出されたタッチ動作をアプリケーションプロセッサに転送して、タッチイベントのタイプを決定し得る。タッチ動作に関連する視覚的な出力は、ディスプレイ194を使用することによって提供され得る。いくつかの他の実施形態において、タッチセンサ180Kは、代替として、ディスプレイ194の位置と異なる位置において電子デバイス100の表面に配設されてもよい。
骨伝導センサ180Mは、振動信号を取得し得る。いくつかの実施形態において、骨伝導センサ180Mは、ヒト声帯部分の振動骨の振動信号を取得し得る。骨伝導センサ180Mは、ヒトの脈拍にも接して、血圧拍動信号を受信してもよい。いくつかの実施形態において、骨伝導センサ180Mは、代替として、骨伝導ヘッドホンを取得するために、ヘッドホンに配設されてもよい。オーディオモジュール170は、声部分の振動骨のものであり、かつ、骨伝導センサ180Mによって取得される振動信号に基づいた解析を通じて音声信号を取得して、声機能を実装し得る。アプリケーションプロセッサは、骨伝導センサ180Mによって取得された血圧拍動信号に基づいて心拍数情報を解析して、心拍数検出機能を実装し得る。
キー190は、電源キー、音量キー等を含む。キー190は、機械的なボタンであってもよく、またはタッチセンシティブキーであってもよい。電子デバイス100は、キー入力を受信し、電子デバイス100のユーザ設定および機能制御に関連するキー信号入力を生成し得る。
モータ191は、振動プロンプトを生成し得る。モータ191は、着信通話振動プロンプトおよびタッチ振動フィードバックを提供するように構成され得る。例えば、異なるアプリケーション(例えば、撮影およびオーディオ再生)に対して実行されたタッチ動作は、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。モータ191は、ディスプレイ194の異なる領域に対して実行されるタッチ動作に対する、異なる振動フィードバック効果にも対応し得る。異なるアプリケーションシナリオ(例えば、時間リマインダ、情報受信、目覚まし時計、ゲーム)も、異なる振動フィードバック効果に対応し得る。タッチ振動フィードバック効果は、さらにカスタマイズされてもよい。
インジケータ192は、インジケータ光であってもよく、充電状態および電源変化を示すように構成されてもよく、またはメッセージ、不在着信、通知等を示すように構成されてもよい。
SIMカードインターフェイス195は、SIMカードに接続するように構成される。SIMカードは、SIMカードインターフェイス195内に挿入されて、またはSIMカードインターフェイス195から除去されて、電子デバイス100との接触または電子デバイス100からの分離が実装され得る。電子デバイス100は、1つまたはN個のSIMカードインターフェイスをサポートしてもよく、ただし、Nは、1より大きい正の整数である。SIMカードインターフェイス195は、ナノSIMカード、マイクロSIMカード、SIMカード等をサポートし得る。複数のカードが、同じSIMカードインターフェイス195内に同時に挿入されてもよい。複数のカードは、同じタイプであっても、または異なるタイプであってもよい。SIMカードインターフェイス195は、異なるタイプのSIMカードとも互換性があってもよい。SIMカードインターフェイス195は、外部メモリカードとの互換性がさらにあってもよい。電子デバイス100は、SIMカードを通じてネットワークと対話して、通話およびデータ通信などの機能を実装する。いくつかの実施形態において、電子デバイス100は、eSIM、すなわち、埋め込みSIMカードを使用する。eSIMカードは、電子デバイス100内に埋め込まれ得、電子デバイス100から分離されることができない。
電子デバイス100のソフトウェアシステムは、階層型アーキテクチャ、イベント駆動型アーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用し得る。本発明の本実施形態においては、階層型アーキテクチャを有するAndroid(R)システムが、電子デバイス100のソフトウェア構造を例示するための例として使用される。
図3は、本出願の一実施形態による電子デバイス100のソフトウェア構造のブロック図である。
階層型アーキテクチャにおいて、ソフトウェアは、いくつかの層に分割され、各層は、明確な役割およびタスクを有する。層は、ソフトウェアインターフェイスを通じて互いに通信する。いくつかの実施形態において、Androidシステムは、5つの層、すなわち、上から下へ、アプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、Androidランタイム(Android runtime)、システムライブラリ、およびカーネル層に分割される。
アプリケーション層は、一連のアプリケーションパッケージを含み得る。
図3に示されるように、アプリケーションパッケージは、「カメラ」「ギャラリー」、「カレンダー」、「通話」、「地図」「ナビゲーション」、「WLAN」、「ブルートゥース」、「音楽」、「ビデオ」、および「メッセージ」などのアプリケーションを含み得る。
アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーション層におけるアプリケーションのためのアプリケーションプログラミングインターフェイス(application programming interface、API)およびプログラミングフレームワークを提供する。アプリケーションフレームワーク層は、いくつかの予め定義された機能を含む。
図3に示されるように、アプリケーションフレームワーク層は、ウィンドウマネージャ、コンテンツプロバイダ、ビューシステム、電話マネージャ、リソースマネージャ、通知マネージャ等を含み得る。
ウィンドウマネージャは、ウィンドウプログラムを管理するように構成される。ウィンドウマネージャは、ディスプレイのサイズを取得し、ステータスバーがあるかどうかを決定し、画面ロックを実行し、スクリーンショットを撮影する等し得る。
コンテンツプロバイダは、データを記憶および取得し、データがアプリケーションによってアクセスされることを可能にするように構成される。データは、ビデオ、画像、オーディオ、発信および受信される通話、閲覧履歴およびブックマーク、電話帳等を含んでもよい。
ビューシステムは、テキストを表示するための制御および画像を表示するための制御などの視覚的制御を含む。ビューシステムは、アプリケーションを構築するように構成され得る。表示インターフェイスは、1つまたは複数のビューを含み得る。例えば、メッセージ通知アイコンを含む表示インターフェイスは、テキスト表示ビューと画像表示ビューとを含んでもよい。
電話マネージャは、電子デバイス100の通信機能、例えば、通話状態(応答、拒否等を含む)の管理を提供するように構成される。
リソースマネージャは、アプリケーションのための様々なリソース、例えば、ローカライズされた文字列、アイコン、画像、レイアウトファイル、およびビデオファイルなどを提供する。
通知マネージャは、アプリケーションがステータスバー内に通知情報を表示することを可能にし、通知メッセージを伝達するように構成され得る。通知マネージャは、ユーザ対話を必要とせずに、短い休止期間の後に自動的に消え得る。
Androidランタイムは、カーネルライブラリとバーチャルマシンとを含む。Androidランタイムは、Androidシステムをスケジューリングおよび管理することに関与する。
カーネルライブラリは、2つの部分、すなわち、java言語で起動される必要がある機能と、Androidのカーネルライブラリとを含む。
アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層は、バーチャルマシンにおいて実行される。バーチャルマシンは、アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層のjavaファイルをバイナリファイルとして実行する。バーチャルマシンは、オブジェクトライフサイクル管理、スタック管理、スレッド管理、セキュリティおよび例外管理、ならびにガーベッジコレクションなどの機能を実行するように構成される。
システムライブラリは、複数の機能モジュール、例えば、サーフェスマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(Media Libraries)、3次元グラフィックス処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、および2Dグラフィックスエンジン(例えば、SGL)を含み得る。
サーフェスマネージャは、表示サブシステムを管理し、複数のアプリケーションのために2D層と3D層との融合を提供するように構成される。
メディアライブラリは、複数の一般に使用されるオーディオフォーマットおよびビデオフォーマット、静止画像ファイル等の再生および記録をサポートする。メディアライブラリは、複数のオーディオコーディングフォーマットおよびビデオコーディングフォーマット、例えば、MPEG-4、H.264、MP3、AAC、AMR、JPG、およびPNGなどをサポートし得る。
3次元グラフィックス処理ライブラリは、3次元グラフィックス描画、画像レンダリング、合成、層処理等を実装するように構成される。
2Dグラフィックスエンジンは、2D描画のための描画エンジンである。
カーネル層は、ハードウェアとソフトウェアとの間の層である。カーネル層は、表示ドライバ、カメラドライバ、オーディオドライバ、およびセンサドライバを少なくとも含む。
下記は、撮影シナリオを参照しつつ、電子デバイス100のソフトウェアおよびハードウェアの作動処理の例を説明する。
タッチセンサ180Kが、タッチ動作を受信した場合、対応するハードウェア中断がカーネル層へ送られる。カーネル層は、タッチ動作を元の入力イベント(タッチ動作のタッチ座標およびタイムスタンプなどの情報を含む)へと処理する。元の入力イベントは、カーネル層に記憶される。アプリケーションフレームワーク層は、カーネル層から元の入力イベントを取得し、入力イベントに対応する制御を識別する。タッチ動作がタッチタップ動作であり、タップ動作に対応する制御がカメラアプリケーションアイコンの制御である例が、使用される。カメラアプリケーションは、アプリケーションフレームワーク層におけるインターフェイスを起動して、カメラアプリケーションを有効にし、次いで、カーネル層を起動することによってカメラドライバを有効にし、カメラ193を使用することによって静止画像またはビデオをキャプチャする。
図4は、電子デバイス100上のアプリケーションメニューのためのユーザインターフェイスの例を示す。
図4のユーザインターフェイス40は、ステータスバー401、時間構成要素アイコン402、天気構成要素アイコン403、ならびに複数のアプリケーションアイコン、例えば、カメラアイコン、WeChatアイコン、設定アイコン404、アルバムアイコン、Weiboアイコン、およびスマートホームアイコン405などを含み得る。ユーザインターフェイス40は、ページインジケータ406、電話アイコン407、ショートメッセージアイコン408、接触アイコン409、ナビゲーションバー410等をさらに含み得る。
ステータスバー402は、運用者インジケータ(例えば、運用者名「チャイナモバイル」)、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)信号の1つまたは複数の信号強度インジケータ、モバイル通信信号(セルラー信号とも称される)の1つまたは複数の信号強度インジケータ、およびバッテリ状態インジケータを含み得る。
時間構成要素アイコン402は、日付、曜日、ならびに時間および分情報などの現在時刻を示すために使用され得る。
天気構成要素アイコン403は、曇りのち晴れまたは小雨などの天気タイプを示すために使用されてもよく、気温などの情報を示すためにさらに使用されてもよい。
ページインジケータ406は、ユーザが現在ブラウズしているページをアプリケーションに示すために使用され得る。ユーザは、複数のアプリケーションアイコンの領域を左または右にスワイプして、他のページ上のアプリケーションアイコンをブラウズすることができる。
ナビゲーションバー410は、戻るボタン411、ホーム画面(Home screen)ボタン412、およびアウトバウンドタスク履歴ボタン413などのシステムナビゲーションキーを含み得る。ホーム画面は、ホーム画面ボタン412に対して作用するユーザ動作を任意のユーザインターフェイスが検出した後に、電子デバイス100によって表示されるインターフェイスである。ユーザが戻るボタン411をタップしたことを検知した場合、電子デバイス100は、現在のユーザインターフェイスの以前のユーザインターフェイスを表示し得る。ユーザがホーム画面ボタン412をタップしたことを検知した場合、電子デバイス100は、ホーム画面を表示し得る。ユーザがアウトバウンドタスク履歴ボタン413をタップしたことを検知した場合、電子デバイス100は、ユーザによって最近開かれたタスクを表示し得る。ナビゲーションキーは、他の名称を有してもよい。例えば、411は、バックボタンと称されてもよく、412は、ホームボタンと称されてもよく、413は、メニューボタンと称されてもよい。これは、本出願において限定されない。ナビゲーションバー410内のナビゲーションキーは、仮想キーに限定されず、物理的なキーとしても実装され得る。
図4は、電子デバイス100上のユーザインターフェイスの例を示すにすぎず、本出願の本実施形態に対する限定を構成するべきものではないことが理解され得る。
電子デバイス100は、設定アイコン404に対するユーザ動作(例えば、設定アイコン404に対するタップ動作)を検出し、この動作に応じて、電子デバイス100は、システムパラメータを設定するための、図5に示されるユーザインターフェイス50を表示し得る。システムパラメータは、例えば、飛行機モード状態(有効または無効)、無線ローカルエリアネットワーク(wireless LAN、WLAN)状態(有効または無効)、ブルートゥース状態(有効または無効)、パーソナルホットスポット状態(有効または無効)、モバイルネットワーク状態(有効または無効)、おやすみモード状態(有効または無効)、表示および輝度レベル、または音量レベルであってもよい。ユーザインターフェイス50は、各システムパラメータの設定エントリ、例えば、WLAN設定エントリ501を含み得る。電子デバイス100は、WLAN設定エントリ501に作用するユーザ動作(例えば、WLAN設定エントリ501上でのタップ動作)を検出し得、この動作に応じて、電子デバイス100は、図6の実施形態におけるユーザインターフェイス60を表示し得る。換言すれば、ユーザは、WLAN設定エントリ501をタップして、WLANを設定するためのユーザインターフェイスを開き得る。
下記は、図4から図5に示されるアプリケーションシナリオの概略図を参照しつつ、本出願の実施形態において提供されるユーザインターフェイス(user interface、UI)実施形態を説明する。
図6は、WLANを設定するためのユーザインターフェイス60の例を示す。
図6に示されるように、ユーザインターフェイス60は、スイッチ制御601と、利用可能なWLANリスト602とを含み得る。
スイッチ制御601は、WLANを有効または無効にするために使用される。電子デバイス100は、スイッチ制御601に対して作用する右側スライド動作を検出し得、右側スライド動作に応じて、電子デバイス100は、WLANを有効にし、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲内のアクセス可能なデバイスを検索し得る。
利用可能なWLANリスト602は、アクセスポイント(access point、AP)モードにあり、電子デバイス100によって発見されるアクセス可能なデバイスと、そのデバイスの信号強度とを表示するために使用される。APモードにあるデバイスは全て、デバイスの動作チャネル上でビーコンフレームをブロードキャストして、デバイスアクセスを待機する。APは、ワイヤレスアクセスポイントを指し、ワイヤレスネットワークの作成者であり、ネットワークの中央ノードである。APモードで動作するデバイスは、ワイヤレスアクセスサービスを提供して、他のワイヤレスデバイスのアクセスを許可し、データアクセスを提供し得る。APモードにあるデバイスは、ルータまたはスマートホームデバイスであり得る。スマートホームデバイスは、スマートスピーカ、床面清掃ロボット、スマートソケット、スマートランプ、スマート体脂肪計、スマート卓上ランプ、空気清浄機、スマート冷蔵庫、スマート空調機、スマート洗濯機、スマート湯沸かし器、スマート電子レンジ、スマート炊飯器、スマートカーテン、スマート扇風機、スマートテレビ、スマートセットトップボックス等であってもよいが、これらに限定されない。
利用可能なWLANリスト602は、デバイスアクセスのためのアクセス可能なデバイスのオプション、例えば、ルータ001のオプション6021およびスマートホームデバイスHuawei AIスピーカのオプション6022を含み得る。電子デバイス100は、オプションに作用するユーザ動作(例えば、オプション上でのタップ動作)を検出し、ユーザ動作に応じて、電子デバイス100は、オプションに対応するデバイスへのアクセス要求を開始し得る。
下記は、2つの異なるケースにおいて、どのように電子デバイス100がルータ200に接続するかを別々に説明する。電子デバイス100が、そのWi-Fi名称が001であるルータ200に接続する例が、説明のために使用される。
ケース1:電子デバイス100が、そのWi-Fi名称が001であるルータ200に接続したことがない場合、電子デバイス100は、オプション6021に作用するユーザ動作(例えば、オプション6021上でのタップ動作)を検出し、ユーザ動作に応じて、電子デバイス100は、パスワードを入力するようにユーザに促し得る。ユーザがパスワードを入力したことを検知した後に、電子デバイス100は、そのWi-Fi名称が001であるルータ200にパスワードを送り得る。そのWi-Fi名称が001であるルータ200は、電子デバイス100によって送られたパスワードと事前に記憶されたパスワードとを比較し得る。電子デバイス100によって送られたパスワードが、事前に記憶されたパスワードと一致する場合、そのWi-Fi名称が001であるルータ200は、電子デバイス100への接続を確立する。電子デバイス100は、そのWi-Fi名称が001であるルータ200の識別情報およびパスワードを内部メモリ121に記憶し得る。ルータの識別情報は、媒体アクセス制御アドレス(media access control address、MAC)アドレス、またはルータのWi-Fi名称(SSID)であり得る。ルータのMACアドレスまたはWi-Fi名称は、ルータによってブロードキャストされるビーコンフレーム内で搬送され得る。
ケース2:電子デバイス100が、そのWi-Fi名称が001であるルータ200に一度でも接続されたことがある場合、そのWi-Fi名称が001であるルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームを検出した後に、電子デバイス100は、ビーコンフレームに基づいてルータの識別情報を取得し、識別情報に基づいて内部メモリ121からルータのパスワードを発見し、ルータにパスワードを送って、ルータに接続する。
下記は、どのように電子デバイス100がルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイス300に送るかを説明する。ルータが、そのWi-Fi名称が001であるルータ200であり、スマートホームデバイスがHuawei AIスピーカである例が、説明のために使用される。
考え得る実施形態において、電子デバイス100がルータ200に接続されたことがある場合に、電子デバイス100が、オプション6022に作用するユーザ動作(例えば、オプション6022上でのタップ動作)を検出したとき、電子デバイス100は、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをHuawei AIスピーカに送り得る。
別の考え得る実施形態において、電子デバイス100は、いかなるルータにも接続されたことがない。電子デバイス100が、オプション6022に作用するユーザ動作(例えば、オプション6022上でのタップ動作)を検出した場合、電子デバイス100は、ルータ200に接続するために、図7に示されるユーザインターフェイス70を表示し得る。具体的には、ユーザインターフェイス70は、Wi-Fiオプション701、パスワード入力バー702、および接続制御部703を含み得る。
Wi-Fiオプション701は、対象ルータを選択するために使用され得る。可能な実装において、Wi-Fiオプション701は、電子デバイス100に最近接続されたことがあるルータの名称を表示し得る。ユーザは、他の接続可能なルータの名称を見るためにドロップダウン制御部7011をさらに使用して、対象ルータを選択するために対応する名称をタップし得る。別の可能な実装において、Wi-Fiオプション701は、ルータの名称を表示しない。ユーザは、接続可能なルータの名称を見るためにドロップダウン制御部7011を使用し、対象ルータを選択するために対応する名称をタップし得る。
パスワード入力バー702は、ルータのWi-Fiパスワードを入力するために使用され得る。ユーザが、Wi-Fiオプション701を使用することによって対象ルータを選択した後に、電子デバイス100は、パスワード入力バー702に作用するユーザ動作(例えば、パスワード入力バー702上でのタップ動作)を検出し、その動作に応じて、電子デバイス100は、パスワードを入力するためのキーボードを表示し、ユーザによって入力されたパスワードを受信し得る。
接続制御部703は、ルータに接続するために使用される。電子デバイス100は、接続制御部703に作用するユーザ動作(例えば、接続制御部703上でのタップ動作)を検出し、その動作に応じて、電子デバイス100は、Wi-Fiオプション701において選択されたルータの名称と、パスワード入力バー702内にユーザによって入力されたパスワードとを、Huawei AIスピーカに送り得る。
前述の実施形態は、設定アイコン404に作用するユーザ動作を電子デバイス100が検出した後に、どのように電子デバイス100がルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るかを説明するものである。
前述の手法に限定されず、本出願の本実施形態において、スマートホームアイコン405に作用するユーザ動作を検出した後に、電子デバイス100は、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送ってもよい。
具体的には、電子デバイス100は、スマートホームアイコン405に作用するユーザ動作(例えば、スマートホームアイコン405上でのタップ動作)を検出し、その動作に応じて、電子デバイス100は、図8に示されるユーザインターフェイス80を表示し得る。ユーザインターフェイス80は、少なくともデバイス追加制御部801を含み得る。
電子デバイス100は、デバイス追加制御部801に作用するユーザ動作(例えば、デバイス追加制御部801上でのタップ動作)を検出し、その動作に応じて、電子デバイス100は、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲内の追加可能なデバイスを検索し、図9に示されるユーザインターフェイス90内に、追加可能なデバイスのリストを表示し得る。
図9に示されるように、ユーザインターフェイス90は、追加可能なデバイスのオプション、例えば、Huawei AIスピーカのオプション901と、Huawei空気清浄機のオプションとを含み得る。電子デバイス100は、オプションに作用するユーザ動作(例えば、オプション901上でのタップ動作)を検出し、ユーザ動作に応じて、電子デバイス100は、ルータに接続するために、図7に示されるユーザインターフェイス70を表示し得る。電子デバイス100は、ユーザインターフェイス70に基づいて、Wi-Fiオプション701において選択されたルータの名称と、パスワード入力バー702内にユーザによって入力されたパスワードとを、Huawei AIスピーカに送り得る。具体的な送信処理については、図7の実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
考え得る実施形態において、電子デバイス100が、そのWi-Fi名が001であるルータ200に接続されたことがある場合に、Huawei AIスピーカのオプション901に作用するタップ動作を検出したとき、電子デバイス100は、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをHuawei AIスピーカに直接送り得る。
別の考え得る実施形態において、電子デバイス100が、そのWi-Fi名称が001であるルータ200に接続されたことがある場合に、Huawei AIスピーカのオプション901に作用するタップ動作を検出したとき、電子デバイス100は、ユーザインターフェイス70のパスワード入力バー702内にパスワードを直接表示してもよく、ユーザは、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをHuawei AIスピーカに送るために、接続制御部703をタップするだけでよい。
Wi-Fi名称およびパスワードを受信したHuawei AIスピーカは、動作モードをAPモードから局(station、STA)モードに切り替え得る。STAモードとは、ワイヤレスネットワークに接続された各デバイス(例えば、ネットワークに接続することができるノート型コンピュータ、PDA、または別のスマートホームデバイス)が、局と称され得るということである。STAモードで動作するデバイスは、ワイヤレスアクセスを受信せず、APに接続することができる。Huawei AIスピーカは、Huawei AIスピーカによってサポートされるチャネル範囲内で、受信されたWi-Fi名称と一致するWi-Fi名称を有するルータを検索し、そのルータにパスワードを送る。パスワードが正確であることをルータが確認した後に、ルータは、Huawei AIスピーカへの接続を確立する。この場合において、Huawei AIスピーカは、ネットワークに成功裡に接続する。電子デバイス100がルータ200に接続する手法は、前述の2つの手法のうちのいずれか1つであり得る。
ルータのWi-Fi名称を送ることに限定されず、特定の実装期間中に、電子デバイス100は、ルータ200のMACアドレス(BSSID)をスマートホームデバイス300にさらに送り得る。
下記は、本出願の一実施態様において提供されるスマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法を説明する。
図10に示されるように、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法は、少なくとも下記のいくつかのステップを含み得る。
S101.電子デバイスは、ルータの動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定する。
S102.電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定する。
S103.電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、はいの場合、S107を実行し、いいえの場合、S104を実行する。
S104.電子デバイスは、動作チャネル切り替え命令をルータに送る。
S105.ルータは、動作チャネルを切り替える。
S106.電子デバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送る。
S107.スマートホームデバイスは、ルータに接続する。
電子デバイス100は、下記のいくつかの実装において、ルータ200の動作チャネルと、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲とを決定する。
可能な実装において、電子デバイス100は、ルータ200によってブロードキャストされるビーコンフレーム使用することによって、ルータ200の動作チャネルと、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲とを決定してもよい。
具体的には、ルータ200は、APモードで動作し、特定の期間にルータ200の動作チャネルX上で周囲のデバイスにビーコンフレームをブロードキャストする。ビーコンフレームの送信期間は、例えば、100ミリ秒または200ミリ秒であってもよい。ビーコンフレームのより長い送信期間は、ルータ200のより長いスリープ期間と、より多くのエネルギーが節約されることとを示す。ビーコンフレームのより小さな送信期間は、ルータを発見するためにデバイスによってより短い時間が消費されることを示す。
WLANを有効にした後に、電子デバイス100は、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲においてポーリングを実行し、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームをチャネルX上で受信し得る。電子デバイス100は、ビーコンフレームが受信されるチャネルXがルータ200の動作チャネルであると決定し得る。電子デバイス100がWLANを有効にする手法については、図6の実施形態における説明を参照されたい。
例えば、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲が、チャネル1からチャネル13であると仮定する。WLANを有効にした後に、電子デバイス100は、チャネル1から開始して、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームについて各チャネルを連続的に走査し得、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームがチャネルX(Xは、例えば、12または13であり得る)上で受信された後に、チャネルXはルータ200の動作チャネルであると決定され得る。電子デバイス100が、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームについて各チャネルを連続的に走査する処理は、ポーリングと称され得る。
電子デバイス100は、ビーコンフレームの国フィールドを使用することによって、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。
例えば、国フィールドのフォーマットは、図11に示される。国フィールドは、要素ID(element ID)、長さ(length)、国コード(国文字列)、第1のチャネル番号(first channel number)、チャネルの数(number of channels)、および最大送信電力(maximum transmit power)などの情報を少なくとも搬送し得る。
要素IDは、国フィールドの識別子である。電子デバイス100は、要素IDに基づいて、フィールドが国フィールドであるかどうかを決定し得る。一般に、国フィールドの要素IDは7である。
長さは、国フィールドのコンテンツ内のバイト数(要素IDおよび長さによって占められる長さを除く)を示す。
国コードは、デバイスが適用可能な国を表すために使用され、異なる国は、異なる利用可能なチャネルに対応する。第1のチャネル番号は、デバイスによってサポートされる第1のチャネルの番号を表すために使用される。チャネルの数は、デバイスによってサポートされるチャネルの数を表すために使用される。最大送信電力は、デバイスが信号を送信する場合に、デバイスの最大電力を表すために使用される。異なる国は、第1のチャネルの番号と、サポートされるチャネルの数とを含む、異なる利用可能な帯域に対応する。異なる国は、異なる最大送信電力にさらに対応する。デバイスによってサポートされるチャネル範囲は、第1のチャネルの番号およびサポートされるチャネルの数から学習され得る。
図12は、異なる国々および国コード、第1のチャネル番号、チャネルの数、ならびに2.4GHz帯域範囲内のサポートされるチャネル範囲の間の対応の例を示す。
本出願の実施形態におけるルータ200は、中国に適用可能なルータであり、本出願の実施形態におけるスマートホームデバイス300は、米国に適用可能なスマートホームデバイスであることが仮定される。
図12から、中国に適用可能なルータ200は、チャネル1からチャネル13のうちのいずれか1つ上で動作し得、米国に適用可能なスマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲は、[1、11]であることが、学習され得る。ルータ200が、チャネル12またはチャネル13上で動作する場合、スマートホームデバイス300は、ルータ200に接続することができない。
具体的には、電子デバイス100は、国フィールド内の国コードに基づいて、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。例えば、国コードがCNである場合、ルータによってサポートされるチャネル範囲は[1、13]であると決定され得る。国コードがUSである場合、ルータによってサポートされるチャネル範囲は[1、11]であると決定され得る。国コードがJPである場合、ルータによってサポートされるチャネル範囲は[1、14]であると決定され得る。国コードがILである場合、ルータによってサポートされるチャネル範囲は[3、9]であると決定され得る。
具体的には、電子デバイス100は、第1のチャネル番号およびチャネルの数に基づいて、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲をさらに決定し得る。例えば、第1のチャネル番号が1であり、チャネルの数が13である場合、ルータによってサポートされるチャネル範囲は[1、13]であると決定され得る。第1のチャネル番号が3であり、チャネルの数が7である場合、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲は[3、9]であると決定され得る。
別の可能な実装において、電子デバイス100は、ルータ200によって送られるプローブ応答フレームを使用することによって、ルータ200の動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定してもよい。
具体的には、WLANを有効にした後に、電子デバイス100は、電子デバイス100によってサポートされる各チャネル上でプローブ要求フレームを連続的にブロードキャストし得る。チャネルX上でプローブ要求フレームを受信した後に、ルータ200は、プローブ応答フレームをチャネルX上で電子デバイス100に送り得る。電子デバイス100は、ルータ200によって送られたプローブ応答フレームをチャネルX上で受信するまで、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲においてポーリングを実行し得る。電子デバイス100は、プローブ応答フレームが受信されるチャネルXがルータ200の動作チャネルであると決定し得る。電子デバイス100がWLANを有効にする手法については、図6の実施形態における説明を参照されたい。
電子デバイス100は、プローブ応答フレームの国フィールドを使用することによって、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。プローブ応答フレームの国フィールドのフォーマットは、ビーコンフレームの国フィールドのフォーマットと同様である。詳細は、本明細書において再度説明されない。
ビーコンフレームまたはプローブ応答フレーム内の国フィールドに限定されず、電子デバイス100は、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレーム内のベンダー固有のフィールドを使用することによって、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲をさらに決定し得る。ベンダー固有のフィールドは、少なくとも国コードを含んでもよく、または、ベンダー固有のフィールドは、第1のチャネル番号およびチャネルの数を含んでもよく、または、ベンダー固有のフィールドは、国コード、第1のチャネル番号、およびチャネルの数を含んでもよい。ベンダー固有のフィールドのフォーマットは、ベンダーによって定義され得る。
ルータ200によって送られたビーコンフレームまたはプローブ応答フレームをチャネルX上で受信した後に、電子デバイス100は、ルータ200に接続することができる。電子デバイス100がルータ200に接続する、2つの異なるケースがあり得る。各ケースにおける接続手法については、前述の実施形態における説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
下記は、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲をどのように電子デバイスが決定するかを説明する。
具体的には、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってブロードキャストされるビーコンを使用することによって、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。
具体的には、スマートホームデバイス300の現在の動作モードは、APモードであり、ビーコンフレームは、特定の期間にチャネルY上で周囲のデバイスへブロードキャストされる。ビーコンフレームの送信期間は、ルータ200によってブロードキャストされるビーコンフレームの送信期間と同様である。詳細は、本明細書において再度説明されない。
下記は、2つのケースにおいて、スマートホームデバイスによってブロードキャストされるビーコンをどのように電子デバイスが受信するかを別々に説明する。
ケース1:電子デバイス100が、ルータ200に接続されたことがある場合、電子デバイス100は、特定の時間間隔で各チャネルを連続的に走査し、スマートホームデバイス300によって送られたビーコンフレームがチャネルY上で走査されるまで、チャネルが走査されるたびにチャネルXに戻り得る。電子デバイス100とルータ200との間のデータ送信が、スマートホームデバイス300の走査期間中に影響を受けないことが保証される。時間間隔は、例えば、100ミリ秒または200ミリ秒であってもよい。
ケース2:電子デバイス100が、ルータ200に接続されたことがない場合、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってブロードキャストされたビーコンフレームをチャネルY上で受信するまで、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲においてポーリングを実行し得る。
具体的には、電子デバイス100がスマートホームデバイス300のビーコンを走査する前に、電子デバイス100は、ユーザによって入力されるデバイス追加命令をさらに受信し得る。ユーザは、図8の実施形態におけるデバイス追加制御部801をタップすることによって、デバイス追加命令を入力し得る。
スマートホームデバイス300によってブロードキャストされたビーコンフレームを受信した後に、電子デバイス100は、ビーコンフレームの国フィールドを使用することによって、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。国フィールドのフォーマットについては、図11の実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
ビーコンフレームに限定されず、別の実装において、電子デバイス100は、プローブ応答フレームを使用することによって、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲をさらに決定し得る。プローブ応答フレームを使用することによって、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を決定する処理は、前述の実施形態において、プローブ応答フレームを使用することによって、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定する処理と同様である。詳細は、本明細書において再度説明されない。
国フィールドに限定されず、別の実装において、電子デバイス100は、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレーム内のベンダー固有のフィールドを使用することによって、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲をさらに決定し得る。ベンダー固有のフィールドを使用することによって、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を決定する処理は、前述の実施形態において、ベンダー固有のフィールドを使用することによって、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定する処理と同様である。詳細は、本明細書において再度説明されない。
可能な実装において、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがないと電子デバイス100が決定した後に、電子デバイス100は、動作チャネル切り替え命令をルータ200に送り得る。動作チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を搬送し得る。
別の可能な実装において、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがないと電子デバイス100が決定した後に、電子デバイス100は、ルータ200に、動作チャネル切り替え命令と、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を搬送する情報とを送り得る。
ルータ200は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲と、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲とから、比較的良好なチャネル品質を有するチャネルを、新しい動作チャネル、例えば、チャネルMとして選択し得る。チャネル品質は、信号対雑音比を使用することによって測定され得る。より高い信号対雑音比は、より良好なチャネル品質を示す。
さらに、ルータ200は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を記録して、ルータ200が次回再始動された後に選択される動作チャネルが、スマートホームデバイス200によってサポートされるチャネル範囲内にあることを保証し得、その結果、スマートホームデバイス300は、ネットワークに迅速にアクセスすることができる。
下記は、どのように電子デバイスがルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るかを説明する。
可能な実装において、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300に接続し、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをチャネルY上でスマートホームデバイス300に送ることができる。電子デバイス100がスマートホームデバイス300に接続する手法は、図6の実施形態において、ユーザがオプション6022をタップするということであってもよい。電子デバイス100がスマートホームデバイス300に接続する手法は、代替として、図9の実施形態において、ユーザがオプション901をタップするということであってもよい。
別の可能な実装において、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300に接続せず、電子デバイス100は、電子デバイス100によってサポートされる各チャネル上で、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードを搬送するデータフレームを連続的にブロードキャストしてもよい。スマートホームデバイス300は、電子デバイス100によってブロードキャストされるルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをチャネル上で受信するまで、スマートホームデバイス300によってサポートされる各チャネル上でポーリングを連続的に実行し得る。電子デバイス100によってブロードキャストされるデータフレームは、スマートホームデバイス300の識別情報をさらに搬送してもよく、識別情報は、例えば、スマートホームデバイス300がAPモードで動作する場合、スマートホームデバイス300のMACアドレスまたはホットスポット名称であり得る。識別情報は、スマートホームデバイス300によってブロードキャストされるビーコンフレーム内で搬送され得る。電子デバイス100によってブロードキャストされたデータを受信した後に、スマートホームデバイス300は、データフレーム内で搬送される識別情報がスマートホームデバイス300の識別情報と一致するかどうかを決定し、データフレーム内で搬送される識別情報がスマートホームデバイス300の識別情報と一致する場合、データフレーム内で搬送されるルータ200のWi-Fi名称およびパスワードを取得し得る。ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードを搬送するデータフレームは、複数のフレームであってもよいことが、学習され得る。
別の可能な実装において、電子デバイス100は、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術、ブルートゥース、Wi-Fi直接接続ポート等を使用することによって、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイス300に送ってもよい。
ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードを受信した後に、スマートホームデバイス300は、動作モードをAPモードからSTAモードに切り替え、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲においてポーリングを実行し、そのWi-Fi名称がルータ200のWi-Fi名称と一致するルータ200を検索する。スマートホームデバイス300は、そのWi-Fi名称がWi-Fi名称と一致するルータ200によって送られたビーコンフレームをチャネルM上で受信し得る。パスワードは、次いで、チャネルM上でルータ200へ送られる。ルータ200は、スマートホームデバイス300によって送られたパスワードが正確であるかどうかを検証し得る。パスワードが正確である場合、スマートホームデバイス300は、ルータ200に成功裡に接続する。
別の考え得る実施形態において、S106は、S103からS105の前に実装されてもよい。スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがあると電子デバイス100が決定した場合、スマートホームデバイス300は、ネットワークにアクセスするためにルータ200に直接接続し得る。スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の現在の動作チャネルがない場合、電子デバイス100によって送られるルータ200の名称およびパスワードをスマートホームデバイス300が受信した後に、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内でポーリングが実行されるとき、そのWi-Fi名称がルータ200のWi-Fi名称と一致するルータ200は、ルータ200が動作チャネルをスマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲に切り替えるまで、発見されることができない。
本出願の本実施形態において、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがあるかどうかを決定し、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内に動作チャネルがない場合、動作チャネル切り替え命令をルータ200に送り得、その結果、切り替えを通じて取得される動作チャネルは、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にある。このようにして、スマートホームデバイス300は、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
本出願の図1における実施形態は、スマートホームシステムを提供する。スマートホームシステム内の電子デバイス100は、図10の実施形態における、電子デバイス100によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。スマートホームシステム内のルータ200は、図10の実施形態における、ルータ200によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。スマートホームシステム内のスマートホームデバイス300は、図10の実施形態における、スマートホームデバイス300によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。
本出願の実施形態は、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための特定の方法を提供する。
図13に示されるように、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法は、少なくとも下記のいくつかのステップを含み得る。
S201.ルータは、ビーコンフレームをブロードキャストする。
具体的には、ルータ200は、特定の期間にチャネルX上でビーコンフレームをブロードキャストし得る。
S202.電子デバイスは、ルータの現在の動作チャネルと、ルータによってサポートされるチャネル範囲とを決定する。
具体的には、WLANを有効にした後に、電子デバイス100は、電子デバイス100によってサポートされるチャネル範囲においてポーリングを実行し、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームをチャネルX上で受信し得る。電子デバイス100は、ビーコンフレームが受信されるチャネルがルータ200の動作チャネルであると決定し、ビーコンフレームの国フィールド上で基づいて、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。
S203.電子デバイスは、ルータに接続する。
考え得る実施形態において、電子デバイス100は、ルータ200に一度接続されたことがあり、電子デバイス100は、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームをチャネルX上で受信した後に、ルータ200に自動的に接続し得る。
別の考え得る実施形態において、電子デバイス100は、ルータ200に接続されたことがなく、ユーザが正確なパスワードを入力した後に、ルータ200に接続することができる。場合により、電子デバイス100は、ルータ200に接続しないことがある。
S204.スマートホームデバイスは、ビーコンフレームをブロードキャストする。
具体的には、スマートホームデバイス300は、APモードで動作し、特定の期間にチャネルY上でビーコンフレームをブロードキャストする。
S205.電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定する。
具体的には、電子デバイス100が、ユーザによって入力されたデバイス追加命令(例えば、ユーザは、図8の実施形態におけるデバイス追加制御部801をタップする)を受信した後に、電子デバイス100は、特定の時間間隔で各チャネルを連続的に走査し、チャネルが走査されるたびに、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によって送られたビーコンフレームがチャネルY上で走査されるまで、ルータ200に接続するためにチャネルXに戻る。
S206.電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの現在の動作チャネルがあるかどうかを決定し、はいの場合、S209を実行し、いいえの場合、S207を実行する。
S207.電子デバイスは、動作チャネル切り替え命令をルータに送る。
具体的には、動作チャネル切り替え命令は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を搬送し得る。ルータ200は、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲と、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲とに基づいて、比較的良好なチャネル品質を有するチャネルを、新しい動作チャネル、例えば、チャネルMとして選択し得る。
S208.ルータは、動作チャネルを切り替える。
具体的には、動作チャネルをチャネルMに切り替えた後に、ルータ200は、特定の期間にチャネルM上で周囲のデバイスにビーコンフレームをブロードキャストし、デバイスアクセスを待機する。
S209.電子デバイスは、スマートホームデバイスに接続し、ルータのWi-Fi名称およびパスワードを送る。
具体的には、電子デバイス100は、ルータ200を切断し、スマートホームデバイス300に接続する。電子デバイス100がスマートホームデバイス300に接続する手法は、図6の実施形態においてユーザがオプション6022をタップすること、または、図9の実施形態においてユーザがオプション901をタップすることであってもよい。
考え得る実施形態において、電子デバイス100は、ルータ200に接続しない。ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイス300に送る場合、電子デバイス100は、図7に示されるユーザインターフェイス70において対象ルータを直接選択し、ルータのパスワードを入力し得る。
別の考え得る実施形態において、電子デバイス100は、スマートホームデバイス200に接続しないことがあり、電子デバイス100は、マルチキャスト手法またはブロードキャスト手法で、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイス300に送ってもよい。具体的な送信処理については、前述の実施形態において説明された、どのように電子デバイスがルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送るかについての関連する説明の部分を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。S210.スマートホームデバイスは、動作モードをAPモードからSTAモードに切り替える。
具体的には、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードを受信した後に、スマートホームデバイス300は、動作モードをAPモードからSTAモードに切り替え、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲においてポーリングを実行し、そのWi-Fi名称が、受信されたWi-Fi名称と一致するルータを検索する。
S211.スマートホームデバイスは、ルータに接続する。
具体的には、スマートホームデバイス300は、ルータ200によってブロードキャストされたビーコンフレームをチャネルM上で受信し得、ただし、ビーコンフレームは、ルータ200のWi-Fi名称(SSID)を搬送し得る。ルータ200を発見した後に、スマートホームデバイス300は、チャネルM上でルータ200にパスワードを送る。ルータ200は、スマートホームデバイス300によって送られたパスワードが正確であるかどうかを決定し得、パスワードが正確である場合、スマートホームデバイス300のアクセスが許可される。この場合において、スマートホームデバイス300は、ルータ200に成功裡に接続し、スマートホームデバイス300は、ネットワークに成功裡にアクセスする。
本出願の図1の実施形態は、スマートホームシステムを提供する。スマートホームシステム内の電子デバイス100は、図10の実施形態における、電子デバイス100によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。スマートホームシステム内のルータ200は、図10の実施形態における、ルータ200によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。スマートホームシステム内のスマートホームデバイス300は、図10の実施形態における、スマートホームデバイス300によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。
チャネル切り替え命令をルータ200に送ることに限定されず、電子デバイス100は、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイス300にさらに送ってもよい。
具体的には、図14に示されるように、スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法は、少なくとも下記のいくつかのステップを含み得る。
S301.電子デバイスは、ルータの動作チャネルを決定する。
S302.電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲を決定する。
S303.電子デバイスは、スマートホームデバイスによってサポートされるチャネル範囲内にルータの動作チャネルがあるかどうかを決定し、はいの場合、S307を実行し、いいえの場合、S304を実行する。
S304.電子デバイスは、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイスに送る。
S305.スマートホームデバイスは、チャネル範囲を拡張する。
S306.電子デバイスは、ルータのWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイスに送る。
S307.スマートホームデバイスは、ルータに接続する。
具体的には、電子デバイス100がルータ200の動作チャネルを決定する実装は、図10の実施形態において説明された実装と一致する。詳細は、本明細書において再度説明されない。
具体的には、電子デバイス100が、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を決定する実装は、図10の実施形態において説明された実装と一致する。詳細は、本明細書において再度説明されない。
スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがないと電子デバイス100が決定した場合、電子デバイス100は、チャネル範囲拡張命令をスマートホームデバイス300に送る。チャネル範囲拡張命令は、ルータ200の動作チャネルを搬送し得る。
電子デバイス100によって送られたチャネル範囲拡張命令を受信した後に、スマートホームデバイス300は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を、ルータ200の動作チャネルを含み得るチャネル範囲へ拡張する。
可能な実装において、スマートホームデバイス300は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲へ拡張し得る。電子デバイス100は、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲を決定し得る。具体的な実装は、図10の実施形態において説明された実装と同じである。詳細は、本明細書において再度説明されない。
例えば、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲が[1、11]であり、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲が[1、13]である場合、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲は、[1、11]から[1、13]へ拡張される必要がある。
具体的には、電子デバイス100によってスマートホームデバイス300へ送られるチャネル範囲拡張命令は、ルータ200によってサポートされる国コード(例えば、CN)およびチャネル範囲(例えば、チャネル1からチャネル13)を搬送し得る。チャネル拡張命令を受信した後に、スマートホームデバイス300は、スマートホームデバイス300の国コードを、ルータ200によってサポートされる国コード(例えば、CN)に変更し、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲を、ルータ200によってサポートされるチャネル範囲(例えば、チャネル1からチャネル13)に変更する。
具体的には、電子デバイス100が、ルータ200のWi-Fi名称およびパスワードをスマートホームデバイス300に送る実装については、図10の実施形態における関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本出願の本実施形態において、電子デバイス100は、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがあるかどうかを決定し、スマートホームデバイス300によってサポートされるチャネル範囲内にルータ200の動作チャネルがない場合、チャネル拡張命令をスマートホームデバイス300に送り得、その結果、チャネル拡張後のスマートホームデバイス300は、ルータ200への接続を確立し得る。このようにして、スマートホームデバイス300は、ユーザ体験に影響を与えずに、ネットワークに迅速に接続することができる。
本出願の図1の実施形態は、スマートホームシステムを提供する。スマートホームシステム内の電子デバイス100は、図14の実施形態における、電子デバイス100によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。スマートホームシステム内のルータ200は、図14の実施形態における、ルータ200によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。スマートホームシステム内のスマートホームデバイス300は、図14の実施形態における、スマートホームデバイス300によって実行されるステップの全部または一部を実行するように構成され得る。
本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。前述の方法実施形態における手続きの全部または一部は、関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって完了され得る。プログラムは、前述のコンピュータ記憶装置媒体に記憶され得る。プログラムが実行される場合、前述の方法実施形態における手続きが含まれ得る。コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体、例えば、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどを含む。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせを使用することによって実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用される場合、実施形態は、コンピュータプログラムプロダクトの形態において完全にまたは部分的に実装され得る。コンピュータプログラムプロダクトは、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令が、コンピュータ上にロードされ、実行される場合、本出願の実施形態による手続きまたは機能が、全てまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体を使用することによって送信されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または、1つもしくは複数の使用可能な媒体を一体化する、サーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid state disk、SSD))等であってもよい。
本出願の実施形態における方法のステップのシーケンスは、実際の要件に基づいて調整され、組み合わされ、または除去されてもよい。
本出願の実施形態における装置内のモジュールは、実際の要件に基づいて組み合わされ、分割され、削除されてもよい
結論として、前述の実施形態は、本出願を限定するためのではなく、本出願の技術的解決策を説明するために意図されているにすぎない。本出願は、前述の実施形態を参照しつつ詳細に説明されているが、当業者は、本出願の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱せずに、前述の実施形態において説明された技術的解決策に対する変形を依然として行い得ること、または、そのいくつかの技術的特徴に対する均等な置換を行い得ることを、当業者は理解するべきである。