JP7234307B2 - 無人受付システム - Google Patents

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Description

本発明は、病院、クリニックあるいは受付が必要な店舗における無人受付システムに関するものである。
近年、病院やクリニックの受付応対などにおいて、患者が診察に訪れた際の受付業務などをIT化し、コンピュータ化する取り組みは未来に亘って極めて重要な事項であるとの認識が高まる一方、前記取り組みが未だ進展していないのが現状となっている。
その原因は、IT化、コンピュータ化に対する知識不足、認識不足、あるいはコスト高に対する国が行う補助制度の脆弱化が背景にある。
従来、多くの受付体制は、窓口に設けられた受付の担当者が患者の受け付けを行うもので、受付を行った後、所定の担当者が該当患者のカルテをカルテ書庫から捜し出し、その患者のカルテを担当の医師に渡し、その後担当医師が診察を行うものであった。
特開2019-061685号公報
しかしながら近年では、あらゆる産業分野においてコンピュータを使用しての無人化を目指すITシステムが急速に進行している。そして、そのコンピュータや光学読み取り装置を用いての無人化を目指すITシステム構築の波は病院やクリニックにまで及ぶこととなってきた。
現在、大病院や大規模のクリニックなどでは、受付から診療、さらには会計精算の過程においてコンピュータを使用しての無人化を目指すITシステムが採用されるに至っているが、それも一部の業務に限定されての適用でしかない。
また、小規模の病院やクリニックにおいてはコンピュータを使用しての無人化を目指すITシステムの構築は全く実現に至ってはいない。
しかるに近年、規模の大小の如何に関わらず病院やクリニックあるいはその他店舗においても受付業務などにつき、コンピュータや光学読み取り装置を用いての無人化を目指すITシステム構築の要請が高まってきており、簡単な機器導入でしかもコストを安価にしうる無人化を目指すITシステム構築が望まれている。
かくして本発明は前記の要請に鑑みて創案されたものであり、規模の大小にかかわらず病院やクリニックあるいはその他店舗における受付業務などにつき、コンピュータや光学読み取り装置を用いてできるだけ無人化が達成でき、さらに、受付から診察、次回のアポイント、そして会計の精算などがスムーズに行える無人化ITシステムの導入による無人受付システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、
複数の患者あるいは診察を希望する初診者が有する端末と、病院の開設するホームページが設けられたコンピュータと、病院内のメインPCと、該メインPCに接続されたリーダー及び会計精算用機器と、前記端末、コンピュータ、メインPC、メインPCに繋がる複数のサブPCがデータの送受信を行う通信回線と、を有して構成され、
前記メインPCは、患者情報一致確認部、アポイント日時照合部、案内報知部、患者情報取り出し表示部、QRコード作成部、カルテ入力部、予約取得部、会計演算部、格納部を有して構成され、
前記患者情報一致確認部では、入力された前記リーダーからの患者情報が、メインPCの格納部に格納されている患者情報と一致するか否かがサーチされ、一致する場合には、一致確認の信号が発信されてアポイント日時照合部へ送出され、
アポイント日時照合部では、前記格納部の患者情報内に書き込まれて保存されているアポイントを取った日時とリーダーによって読み込まれた際の実際の日時とが一致するか否かがアポイント日時照合部で照合され、
前記照合が一致したとき、アポイント日時照合部は日時一致の信号を案内報知部に送出し、日時一致の信号が送入された案内報知部では音送出器を介してメッセージが再生され、該メッセージが案内場所の患者に報知され、該報知により患者は入室できて受付完了となり、
前記日時一致の信号はメインPCの患者情報取り出し表示部にも送出され、日時一致の信号を受け取った前記患者情報取り出し表示部では、日時一致の信号により特定された患者データが前記格納部から取り出されてメインPCの表示部及びサブPCの表示部に表示されてなり、
前記ホームページが設けられたコンピュータは、インターネット予約受付部、問診票作成部、インターネット予約取得部、予約希望照合部、予約希望メール送信部を有し、
インターネットを用いての初診の予約及び問診票の作成は、前記インターネット予約取得部と問診票作成部で行われ、作成された問診票及び予約日時希望データはメインPCに送信され、
メインPCでは、送信された問診票及び予約日時希望のデータに基づき予約日時が確定された初診者QRコードがQRコード作成部で作成され、作成された初診者QRコードはメインPCからコンピュータへ送信され、
コンピュータでは、前記初診者QRコードの患者情報に対応する予約希望受信データと返信用メールアドレスが前記コンピュータの格納部にあるか否か予約希望照合部によって照合され、
対応する予約希望のデータと返信用メールアドレスが前記格納部でサーチされたときに、その予約希望を要望した初診者のメールアドレスに対し、初診者QRコードがコンピュータから前記初診者の端末へ送信され、
送信された初診者QRコードは予約日時にリーダーにかざされることにより、インターネットで予約した初診者の受付が完了となる、
ことを特徴とし、
または、
診察終了後には、前記メインPCのカルテ入力部でカルテが作成されると共に、前記会計演算部により精算された会計データが会計精算用機器に送出されて会計精算できる、
ことを特徴とするものである。
本発明によれば、規模の大小にかかわらず病院やクリニックあるいはその他店舗における受付業務などにつき、コンピュータや光学読み取り装置を用いてできるだけ無人化が達成でき、さらに、受付から診察、次回のアポイント、そして会計の精算などがスムーズに行える無人化ITシステムの導入による無人受付システムを提供できるとの優れた効果を奏する。
以下本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
本発明の概略構成を図1に示す構成説明図により説明する。本発明は、複数の患者あるいは診察を希望する初診者が有する携帯電話5、タブレット、パソコンなどの端末31と、病院あるいはクリニックが開設してあるホームページが設けられているサーバコンピュータ18と、病院やクリニック内に備えられたメインPC6と、メインPC6に接続されたリーダー3と、会計精算用機器2と、前記端末31やサーバコンピュータ18、メインPC6、場合によってはメインPC6に接続された複数のサブPC9がデータの送受信を行うために使用されるインターネットなどの通信回線35を有して構成されている。
そして、本発明では、所定の患者情報が格納されたバーコードやQRコード(登録商標)、すなわちデータ読み取り部材をリーダー3にかざすことにより無人状態でも受付ができ、さらにはインターネット上で初診の予約ができて、そのインターネットでの予約の際に発行されたQRコードを前記リーダー3にかざすことによってやはり無人状態での受付が行えるとの特徴を有するものである。
なお、所定の患者情報が格納されたデータ読み取り部材としてはバーコードやQRコードがあげられるが、バーコードやQRコードに限定されるものではなく、いわゆる生体認証チップや患者特定情報が格納でき、そのデータをリーダーなどで読み取れるデバイスであればよい。
図6に本発明による病院あるいはクリニックの入り口を示す。
該病院あるいはクリニックの入り口において、向かって左側には無人受付カウンター1、右側には支払いのための会計精算用機器2が設けられている。
前記無人受付カウンター1の正面には「受付」の表示が掲げられていると共にその上面には患者情報読み取り用のリーダー3が載置してあり、該リーダー3は例えば診察を受ける患者の診察券4に描画されたバーコードをかざすことにより、バーコードに格納されているデータが読み取れるよう構成されている。なお、無人受付カウンター1の上面に設置してあるリーダー3の下側個所には「QRコード・診察券のバーコードをかざしてお待ちください」とのメッセージが掲載されている。
前述のリーダー3は、例えば携帯電話5にインストールされた所定のSNSアプリなどを使用し、該アプリなどにより取得されたQRコードに格納されているデータをも読み取れるよう構成されている。特に診察券4を持参しなかった場合や後述のようにインターネットなどの通信回線35を介して初診の予約をとり、その予約に基づいてQRコードが発行される場合などに使用されることを想定したものである。
前記バーコード、QRコードに格納されているデータは特定の患者の電子カルテ情報に紐付けされた情報、例えば受付整理番号、患者の氏名、生年月日、保険証の有無などの特定患者のデータであり、前記リーダー3がバーコードあるいはQRコードにおける紐付けられた前記患者情報を読み込むことにより、前記読み込まれた情報と一致するメインPC6における該当する患者の受付整理番号、患者の氏名、生年月日が記載された電子カルテ情報がサーチされる。そして、読み込まれた情報と一致するメインPC6における該当する患者の電子カルテ情報などが一致するときには、患者情報一致確認部7で一致状態と認定される(図3参照)。
ここで前記バーコード、QRコードのデータを読み込むリーダー3はメインPC6の受信部12と有線あるいは無線で連携してあり、リーダー3で読み込まれた前記データはメインPC3の前記受信部12で取得される。
そして、メインPC6の受信部12で取得されたデータはメインPC6の制御部19に送られる。
ここで、メインPC6の制御部19は、前記バーコード、QRコードのデータを読み込むリーダー3で取得されたデータを制御し、作業を行うべく、図3に示すように、患者情報一致確認部7、アポイント日時照合部11、案内報知部15、患者情報取り出し表示部17、QRコード作成部22、受付完了部25、共有完了部26、共有報知部27、カルテ入力部33、予約取得部36、会計演算部29、会計精算部38など各種の制御動作を行う作業手段を有して構成されている。
また、メインPC6は図2に示すように、制御部19のほか受信部12、送信部21、ハードディスクやSSDで構成された患者情報などの格納部8、ディスプレイなどで構成された表示部13、キーボードなどで構成された入力部14を有して構成されている。
ここで、メインPC6の制御部19における患者情報一致確認部7など各制御手段の制御動作を説明する。
患者情報一致確認部7では、入力されたリーダー3からの特定の患者情報、例えば受付整理番号、患者の氏名、生年月日などの記患者情報が格納部8に格納されている患者情報内の情報と一致するか否かがサーチされる。一致する場合には、その特定の患者情報、すなわち患者の電子カルテが患者情報一致確認部7に取り出される。
そして、取り出された特定の患者情報は、リーダー3から読み込まれた患者情報と比較され、患者情報データが一致するか否かが判断される。そして、患者情報が正確に一致する場合には、「一致確認」の信号が発信される。その発信された「一致確認」の信号はアポイント日時照合部11へ送出される。「一致確認」の信号が送出されると、アポイント日時照合部11が前記「一致確認」の信号を受け取り、アポイント日時の一致確認作業が行われる。
すなわち、前回の診察でアポイントを取った日時が患者情報内に書き込まれて保存されており、この日時とリーダー3によって診察券4のバーコードなどが読み込まれた際の実際の日時とが一致するか否かが、メインPC6のアポイント日時照合部11で照合されるのである。
そして、前記日時の照合が一致したとき、アポイント日時照合部11は「日時一致」の信号を案内報知部15に送出する。「日時一致」の信号が送出された案内報知部15では設置されてある例えばスピーカーなどの音送出器を介して例えば「待合室にお入りください」とのメッセージを再生し、該メッセージが案内場所にいる患者に報知される。そして、このメッセージを聞いた案内場所にいる診察券4を有する患者は待合室内に入室するものとなる。
また、「日時一致」の信号はメインPC6の制御部19に設けられた患者情報取り出し表示部17にも送出され、「日時一致」の信号を受け取った前記患者情報取り出し表示部17では、「日時一致」の信号により特定された患者データが記患者情報などの格納部8から取り出される。
そして、取り出された患者情報、すなわち患者の電子カルテ情報は患者情報取り出し表示部17から送信部21を介してメインPC6に繋がっている複数のサブPC9にも送信される。よってこの送信された患者情報、すなわち電子カルテ情報はメインPC6の表示部13のみならずサブPC9の表示部においても各々表示されるものとなる。
ところで、本発明では、前記したように例えば診察券4を忘れた場合などには、携帯電話5などにインストールされたQRコードをリーダー3にかざすことによっても前記バーコードの場合とほぼ同様の操作ができるよう設計されていることはすでに述べた。
すなわち、QRコードに格納されたデータは特定の患者の電子カルテ情報に基づく情報、例えば患者の氏名、生年月日、保険証の有無などの特定患者のデータであり、前記リーダー3がQRコードの前記患者情報を読み込むことにより、前記読み込み情報と一致するメインPC6における該当する患者の電子カルテ情報が患者情報一致確認部7で確認されるものとなる。
ここで前記QRコードのデータを読み込むリーダー3はメインPC6の受信部12と有線あるいは無線で連携してあり、リーダー3で読み込まれた前記データはメインPC3の前記受信部12に送出される。
受信部12で受信されたデータはメインPC6の制御部19に設けられた患者情報一致確認部7へ送られる。そして、患者情報一致確認部7では、QRコードから入力されたリーダー3からの特定の患者情報、例えば受付整理番号、患者の氏名、生年月日が前記患者情報格納部8に格納されている患者情報内に含有されている情報と一致するか否かがサーチされて判断され、一致する場合には、その一致する患者情報、すなわち患者の電子カルテ情報が患者情報一致確認部7に取り出される。
そして、「一致確認」の信号はメインPC6の制御部19に設けられたアポイント日時照合部11へ送出される。アポイント日時照合部11が前記「一致確認」の信号を受け取ると、アポイント日時の一致確認作業が行われる。
すなわち、前回の診察でアポイントを取った日時が患者情報内に保存されており、この日時とリーダー3によってQRコードが読み込まれた際の実際の日時とが一致するか否かが、メインPC6のアポイント日時照合部11で照合されるのである。そして、前記日時の照合が一致したとき、アポイント日時照合部11は「日時一致」の信号を案内報知部15に送出し、案内報知部15では連結してある例えばスピーカーなどの音送出器を介して案内場所にいる患者に報知する。そして、案内場所にいる診察券4を有する患者は待合室内に入室するものとなる。
また、「日時一致」の信号は患者情報取り出し表示部17にも送出され、「日時一致」の信号を受け取った前記患者情報取り出し表示部17では、「日時一致」の信号により特定された患者データが前記患者情報格納部8から取り出す。
そして、取り出された患者情報、すなわち患者の電子カルテ情報は患者情報取り出し表示部17から送信部12を介してメインPC6と繋がっている複数のサブPC9に送信される。よってこの送信された患者情報はメインPC6の表示部13のみならずサブPC9の表示部に表示されるものとなる。
次に、本発明における初診者に対する受付方法につき説明する。初診者に対する受付方法も本発明の大きな特徴である。
初診者は診察券4を有しない。また問診票の記載もしていない。よって、問診票で記載されるべき患者データや患者の住所や氏名が特定できない。よってこれらを明確にした上で診察券4を発行する必要があるのである。
ここで、前記無人受付カウンター1の上面に初診者用のバーコードが掲載された初診者用カードも載置されている。初診者にはこの初診者用カードの利用が要求される。無人受付カウンター1の上面には「初診者の皆様はこの初診者用カードをリーダーにかざしてください。」とのメッセージを記載することが想定される。
従って、初診者はこの初診者用のバーコードが掲載された初診者用カードをリーダー3にかざす。すると待合室に案内でき、そこで問診票を記載することとなる。問診票を記載し、初診が終了した後、以後に使用できるバーコード付きの診察券4が発行されるのである。
なお、初診者用のバーコードが掲載された初診者用カードに代えて初診受付用の連絡ボタンを設置し、該連絡ボタンなどにより、受付連絡できるよう構成しても構わない。
次に本発明では、インターネットにおいて初診の予約も出来るよう構成してある。これも本発明の大きな特徴である。
例えば、サーバコンピュータ18に病院あるいはクリニックのホームページとなるサイトを開設されている。そして、このホームページのサイトは、サーバコンピュータ18の制御部19に制御され、運営されている。
しかし、サーバコンピュータ18とメインPC6を一緒にしてメインPC6でホームページを作成し、運営できる構成にしても構わない。
ここで、サーバコンピュータ18あるいはメインPC6の制御部19には図5に示すように予約欄として記載されたインターネット予約受付部37が設けられている。
そして、該サイトに入場した患者の端末31側では、前記予約欄をクリック操作などすることにより、初診者がインターネット上で問診票も記入でき、初診の受付をも行うことができる様に構成されている。
すなわち、前記予約欄をクリックすると、まず問診票欄が表示される。問診票欄には住所や氏名などの患者の基礎情報記入欄のほか予約を希望する日時を指定する欄、返信するメールアドレス記入欄や一般的問診の記入欄が設けられている。
これら記入欄にそれぞれ記入した後、「送信」をクリックすることにより問診票予約日時希望データが所定の病院やクリニックのサーバコンピュータ18に送信される。
ところで、問診票などの記入操作及び予約日時の希望設定操作はサーバコンピュータ18の制御部19に設けられた問診票作成部20及びインターネット予約取得部28によって行われ、これら作成された問診票及び予約日時希望データはサーバコンピュータ18の送信部21からメインPC6に送信されるものとなる。
メインPC6では送信された問診票及び予約日時希望のデータに基づき予約日時が確定された初診者QRコードがQRコード作成部22で作成され、作成された初診者QRコードはメインPC6の送信部21からサーバコンピュータ18へ送信される。
サーバコンピュータ18へ送信された初診者QRコードは、初診者QRコードを格納する格納部23へ格納されると共に、QRコードの患者情報に対応する予約希望受信データが前記サーバコンピュータ18の格納部23内にあるか否か予約希望照合部24によって照合される。
そして対応する予約希望のデータと返信用メールアドレスが前記格納部23内でサーチされたときには、その予約希望を要望した初診者のメールアドレスに対し、初診者QRコードをサーバコンピュータ18の送信部21を介して予約希望メール送信部30からサーバコンピュータ18の送信部21を介して前記初診者の端末31へ送信されるものとなる。
そして、送信された初診者QRコードは初診者がプリントして持参しても構わないし、携帯電話5の画面に表示できるようにして持参しても構わない(図3参照)。その後、初診者QRコードを予約日時に受付でリーダー3にかざすことにより、インターネットなど通信回線35を利用して予約した初診者の受付が完了するものとなる。
すなわち、QRコードに格納されたデータは特定の患者の電子カルテ情報に基づく情報、例えば患者の氏名、生年月日、保険証の有無などの特定患者のデータであり、前記リーダー3がQRコードの前記患者情報を読み込むことにより、前記読み込み情報と一致するメインPC6における該当する患者の電子カルテ情報が患者情報一致確認部7で確認されるものとなる。
受信部12で受信されたデータはメインPC6の制御部19に設けられた患者情報一致確認部7へ送られる。そして、患者情報一致確認部7では、QRコードから入力されたリーダー3からの特定の患者情報、例えば受付整理番号、患者の氏名、生年月日が前記患者情報格納部8に格納されている患者情報内に含有されている情報と一致するか否かがサーチされて判断され、一致する場合には、その一致する患者情報、すなわち患者の電子カルテ情報が患者情報一致確認部7に取り出される。
そして、「一致確認」の信号はメインPC6の制御部19に設けられたアポイント日時照合部11へ送出される。アポイント日時照合部11が前記「一致確認」の信号を受け取ると、アポイント日時の一致確認作業が行われる。
すなわち、インターネット上でアポイントを取った日時が患者情報内に保存されており、この日時とリーダー3によってQRコードが読み込まれた際の実際の日時とが一致するか否かが、メインPC6のアポイント日時照合部11で照合されるのである。そして、前記日時の照合が一致したとき、アポイント日時照合部11は「日時一致」の信号を案内報知部15に送出し、案内報知部15では連結してある例えばスピーカーなどの音送出器を介して案内場所にいる患者に報知する。そして、案内場所にいる患者は待合室内に入室するものとなる。
なお、「日時一致」の信号は、前記したように患者情報取り出し表示部17にも送出され、「日時一致」の信号を受け取った前記患者情報取り出し表示部17では、「日時一致」の信号により特定された患者データが前記患者情報格納部8から取り出す。
そして、取り出された患者情報、すなわち患者の電子カルテ情報は患者情報取り出し表示部17から送信部12を介してメインPC6と繋がっている複数のサブPC9に送信される。よってこの送信された患者情報はメインPC6の表示部13のみならずサブPC9の表示部に表示されるものとなる。さらに例えば診療室に設置された大型モニターにおいても表示される。
このように、前記来院情報や患者の電子カルテが複数のスタッフ間で共有され、前記大型モニターにも表示されると、共有完了の信号がメインPC6の制御部19が有する共有完了部26で生成され、生成された共有完了信号は例えば音などでデータ共有が完了したことが報知されるべく制御部19の共有報知部27に出力される。そして共有報知部27では所定の報知音を発生させて複数のスタッフに報知させるものとなる。
そして、前記報知音がなると、診療室に患者が案内され、診療室での診察が開始される。
診察が終わると、診察室では患者電子カルテへの記入がメインPC6の制御部19が有するカルテ記入部33を用いて行われる。続いて次回のアポイントがメインPC6の制御部19に設けられた予約取得部28で取得され、その予約取得内容が患者電子カルテに格納される。
なお、患者が駐車場に自車を駐車している場合には、駐車券の配布などが行われ、該駐車券を駐車場の精算機に差し込むことなどにより駐車料金が精算され、駐車場から車を出すことができる。
また薬の処方箋、あるいは処方箋に基づく薬が配布される。このように診察から薬などの配布までが診察室内で完結する。
さらに、診察が終了したら前記作製されている患者電子カルテに基づく診察に対応する会計情報がメインPC6の制御部19における会計演算部29で演算され、演算された会計情報のデータは会計請求部38によりメインPC6と連携されている会計精算用機器2に送出される。
そして、診察で室から退出した患者は前記会計精算用機器2にて前記診察券を4を挿入することにより自動的に会計の精算が行えるものとなる。
なお、会計の精算を失念して帰宅しようとしたとき、会計精算用機器2は患者が一定の領域からの逸脱を逸脱検知部39で検知でき、一定の領域からの逸脱があったとして会計精算ブザーなどの警告部40で警告を行い、さらに督促部41で督促できる構成としてある。この督促手段もブザー警告音と共にあらかじめ録音してある音声を再生することにより行えるものとなっている。
本発明の概略構成を説明する説明図である。 メインPCの構成を説明する説明図である。 メインPCの制御部の構成を説明する説明図である。 サーバコンピュータの構成を説明する説明図である。 サーバコンピュータの制御部の構成を説明する説明図である。 無人受付の状態を説明する説明図である。 受付上面の機器設置状態を説明する説明図(1)である。 受付上面の機器設置状態を説明する説明図(2)である。 診察室の内部の構成を説明する説明図である。 会計精算用機器の構成を説明する説明図である。
1 無人受付カウンター
2 会計精算用機器
3 リーダー
4 診察券
5 携帯電話
6 メインPC
7 患者情報一致確認部
8 格納部
9 サブPC
11 アポイント日時照合部
12 受信部
13 表示部
14 患者情報送信部
15 案内報知部
17 患者情報取り出し表示部
18 サーバコンピュータ
19 制御部
20 問診票作成部
21 受信部
22 QRコード作成部
23 格納部
24 予約希望照合部
25 受付完了部
26 共有完了部
27 報知部
28 予約取得部
29 会計演算部
30 予約希望メール送信部
31 患者端末
32 音声発出部
33 カルテ記入部
34 会計請求部
35 通信回線
36 予約取得部
37 インターネット予約受付部
38 会計請求部
39 逸脱検知部
40 警告部
41 督促部

Claims (2)

  1. 複数の患者あるいは診察を希望する初診者が有する端末と、病院の開設するホームページが設けられたコンピュータと、病院内のメインPCと、該メインPCに接続されたリーダー及び会計精算用機器と、前記端末、コンピュータ、メインPC、メインPCに繋がる複数のサブPCがデータの送受信を行う通信回線と、を有して構成され、
    前記メインPCは、患者情報一致確認部、アポイント日時照合部、案内報知部、患者情報取り出し表示部、QRコード作成部、カルテ入力部、予約取得部、会計演算部、格納部を有して構成され、
    前記患者情報一致確認部では、入力された前記リーダーからの患者情報が、メインPCの格納部に格納されている患者情報と一致するか否かがサーチされ、一致する場合には、一致確認の信号が発信されてアポイント日時照合部へ送出され、
    アポイント日時照合部では、前記格納部の患者情報内に書き込まれて保存されているアポイントを取った日時とリーダーによって読み込まれた際の実際の日時とが一致するか否かがアポイント日時照合部で照合され、
    前記照合が一致したとき、アポイント日時照合部は日時一致の信号を案内報知部に送出し、日時一致の信号が送入された案内報知部では音送出器を介してメッセージが再生され、該メッセージが案内場所の患者に報知され、該報知により患者は入室できて受付完了となり、
    前記日時一致の信号はメインPCの患者情報取り出し表示部にも送出され、日時一致の信号を受け取った前記患者情報取り出し表示部では、日時一致の信号により特定された患者データが前記格納部から取り出されてメインPCの表示部及びサブPCの表示部に表示されてなり、
    前記ホームページが設けられたコンピュータは、インターネット予約受付部、問診票作成部、インターネット予約取得部、予約希望照合部、予約希望メール送信部を有し、
    インターネットを用いての初診の予約及び問診票の作成は、前記インターネット予約取得部と問診票作成部で行われ、作成された問診票及び予約日時希望データはメインPCに送信され、
    メインPCでは、送信された問診票及び予約日時希望のデータに基づき予約日時が確定された初診者QRコードがQRコード作成部で作成され、作成された初診者QRコードはメインPCからコンピュータへ送信され、
    コンピュータでは、前記初診者QRコードの患者情報に対応する予約希望受信データと返信用メールアドレスが前記コンピュータの格納部にあるか否か予約希望照合部によって照合され、
    対応する予約希望のデータと返信用メールアドレスが前記格納部でサーチされたときに、その予約希望を要望した初診者のメールアドレスに対し、初診者QRコードがコンピュータから前記初診者の端末へ送信され、
    送信された初診者QRコードは予約日時にリーダーにかざされることにより、インターネットで予約した初診者の受付が完了となる、
    ことを特徴とする無人受付システム。
  2. 診察終了後には、前記メインPCのカルテ入力部でカルテが作成されると共に、前記会計演算部により精算された会計データが会計精算用機器に送出されて会計精算できる、
    ことを特徴とする請求項1記載の無人受付システム。
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