JP7231429B2 - 建物の機器設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の天井部に機器を設置するための機器設置構造に関する。
住宅等の建物においては、その天井部にセンサやカメラ等の機器類が設置される場合がある。例えば、近年では、天井部に設置されたセンサやカメラ等を用いて建物内を監視し、その監視した建物内の状況等に基づいて、建物内に設けられた空調機器等の制御を行う試みも一部でなされている。
また、特許文献1には、建物の天井部分にこうした機器を取り付けるための機器取付用ユニットが開示されている。
特表2005-513745号公報
ところで、建物の天井部分には、通常、照明機器が設けられている。そのため、建物の天井部分にセンサやカメラ等の機器を設置する場合、その機器を照明機器に隣接して設置しなければならない場合が生じうる。
しかしながら、センサやカメラ等の機器を照明機器に隣接して設置する場合、その機器が照明機器からの光や熱による影響を受けてしまうおそれがある。例えば、天井部分にカメラを設置する場合には、照明から発する光がカメラに映り込んでしまうことが想定される。また、天井部分にセンサを設置する場合には、照明が発する熱の影響でセンサが誤検知を起こしてしまうおそれがある。
そこで、建物の天井部分にセンサやカメラ等の機器を設置する場合には、その機器を照明から離れた位置に設置することが考えられる。ただ、その場合、センサやカメラ等の機器の設置位置に大きな制約が生じてしまい、例えば天井部において建物内の監視に適さない隅部にしか機器を設置できないといった問題が生じうる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、建物の天井部分にセンサやカメラ等の機器を設置する場合において、その機器を好適に設置することができる建物の機器設置構造を提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物の機器設置構造は、建物において照明部が設けられた天井部に機器を設置するための機器設置構造であって、前記天井部において天井面材の上方に設けられた横架材に固定された固定部と、前記機器が取り付けられる機器取付部と、前記固定部に対してそれよりも下方に延びるように設けられるとともに、前記機器取付部を前記天井面材に開口された開口部を通じて高さ位置調整可能に支持する支持部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、建物の天井部において天井面材の上方に設けられた横架材に固定部が固定されている。また、カメラやセンサ等の機器が取り付けられる機器取付部が、固定部よりも下方に延びる支持部によって高さ位置調整可能に支持されている。この場合、その高さ位置調整により機器の高さ位置を調整することができるため、機器の高さ位置を照明部からの光や熱の影響の少ない位置に設定することができる。これにより、天井部に機器を照明部に隣接して配置することが可能となるため、機器の設置位置が照明部により制約されてしまうのを抑制することができる。よって、この場合、建物の天井部に機器を設置する場合において、その機器を好適に設置することが可能となる。
第2の発明の建物の機器設置構造は、第1の発明において、前記固定部は、互いに平行に延びる一対の前記横架材の上に架け渡されて設けられ、それら各横架材にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、固定部が一対の横架材の上に架け渡された状態でそれら各横架材に固定されているため、その固定部に支持部を介して支持された機器取付部を安定した状態で支持することができる。これにより、天井部において機器を安定した状態で設置することができる。
第3の発明の建物の機器設置構造は、第2の発明において、前記建物は、複数の建物ユニットが互いに組み合わされてなるユニット式建物であり、前記建物ユニットの前記天井部には、前記天井面材をその上方から支持する複数の天井小梁が所定間隔で設けられており、前記固定部は、前記一対の横架材としての隣り合う前記各天井小梁の上に架け渡された状態で固定されていることを特徴とする。
ユニット式建物では、その天井部に天井面材を支持する複数の天井小梁が設けられている。そこで、本発明では、その天井小梁に着目し、隣り合う天井小梁の上に固定部を架け渡した状態で固定している。この場合、既存の構成を生かして固定部を架け渡し固定することができる。
第4の発明の建物の機器設置構造は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記機器取付部は、底板部とその底板部の周縁部に設けられた複数の側板部とを有し、前記機器が内部に収容された状態で取り付けられる筐体部であり、前記筐体部の前記底板部には、前記機器を天井下に向けて露出させる窓部が設けられており、前記支持部は、前記底板部が前記照明部よりも低い位置となるように前記筐体部を高さ位置調整することが可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、機器が筐体部の内部に収容された状態で取り付けられ、その取付状態において機器の一部が筐体部の底板部に設けられた窓部より天井下に向けて露出されるようになっている。この場合、例えば、機器がセンサである場合には、センサはその検知部を窓部より天井下に向けて露出させた状態で筐体部に取り付けられる。また、機器がカメラである場合には、カメラはそのレンズ部を窓部より天井下に向けて露出させた状態で筐体部に取り付けられる。
また、筐体部は、その底板部が照明部よりも低い位置となるよう、支持部により高さ位置調整されるようになっている。この場合、機器において窓部より露出される露出部分(センサの検知部やカメラのレンズ部等)を照明部よりも低い位置に設定することができるため、照明部からの光や熱による影響を好適に抑制することが可能となる。また、この場合、筐体部の底板部や側板部により照明部からの光を遮ることもできるため、機器の上記露出部分に照明部からの光や熱を及びにくくすることができ、その点でも、照明部からの光や熱の影響を好適に抑制することができる。
第5の発明の建物の機器設置構造は、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記機器取付部が複数設けられているとともに、前記各機器取付部ごとに前記支持部が設けられ、前記各支持部は、共通の前記固定部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、機器を取り付けるための機器取付部が複数設けられているため、天井部において複数の機器を集約して設置することができる。また、機器取付部ごとに支持部が設けられているため、各機器の高さ位置を機器ごとに調整することができる。これにより、各機器に応じて、機器の高さ位置を照明部からの光や熱の影響の少ない適切な位置に設定することができる。
さらに、各支持部は共通の固定部に設けられているため、各支持部と各機器取付部と固定部とを製造工場等で予めユニット化しておけば、そのユニット化した機器取付用ユニットを天井部に設置するに際し、一の固定部を横架材に固定するだけで同ユニットを天井部に設置することが可能となる。これにより、機器取付用ユニットの天井部への設置作業を容易に行うことが可能となる。
第6の発明の建物の機器設置構造は、第1乃至第5のいずれかの発明において、光を発する光源部と、その光源部で発せられた光を伝達する光伝達部と、その光伝達部により伝達された光を放射する光放射部とを有し、前記光放射部は、前記天井部に設けられた前記照明部となっていることを特徴とする。
本発明によれば、光源部で発せられた光が光伝達部を介して光放射部に伝達され、その伝達された光が天井部に設けられた光放射部(照明部)より放射される。この場合、熱を発する光源部を天井部とは異なる場所に配置することができるとともに、照明部より発する熱を大いに抑制することができるか又はなくすことができる。これにより、機器に対する照明部による熱の影響を大いに抑制することができる。
第7の発明の建物の機器設置構造は、第1乃至第6のいずれかの発明において、前記機器取付部は、前記機器としてのセンサ及びカメラのうち少なくともいずれかを取り付けるものであることを特徴とする。
本発明によれば、機器取付部に、機器としてカメラ又はセンサが取り付けられるようになっている。機器取付部にカメラが取り付けられる場合、カメラの高さ位置を照明部からの光の映り込みが抑制される高さ位置に設定することができる。これにより、カメラに対する照明部からの光の影響を抑制することができる。また、機器取付部にセンサが取り付けられる場合、センサの高さ位置を照明部からの熱の検知が抑制される位置に設定することができる。これにより、センサに対する照明部からの熱の影響を抑制することができる。
なお、センサとしては、建物内の温度や湿度等を検知する温度センサ(湿度センサ)や、建物内の人の有無を検知する人感センサ等が挙げられる。また、カメラとしては、建物内における人を監視する監視用カメラ等が挙げられる。これらセンサやカメラはいずれも建物内の情報を取得するための情報取得機器に相当する。
部屋の天井部に機器が設けられた構成を示す斜視図。 部屋の天井部に機器取付用ユニットが設けられた構成を示す斜視図。 部屋の天井部に機器取付用ユニットが設けられた構成を示す断面図。 建物ユニットを示す斜視図。 他の実施形態における部屋の天井部に機器取付用ユニットが設けられた構成を示す断面図。 他の実施形態における建物ユニットの天井部に機器取付用ユニットと照明ユニットとが並設された状態を示す平面図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、建物が、直方体状をなす複数の建物ユニットが互いに組み合わされて構成されるユニット式建物となっており、そのユニット式建物に本発明の機器設置構造を適用している。以下においては、その機器設置構造の説明を行う前に、まずユニット式建物を構成する建物ユニットについて簡単に説明する。図4は、その建物ユニットを示す斜視図である。
図4に示すように、建物ユニット20は、その四隅に配設される4本の柱21と、各柱21の上端部及び下端部をそれぞれ連結する各4本の天井大梁22及び床大梁23とを備えている。そして、それら柱21、天井大梁22及び床大梁23により直方体状の骨格(フレーム)が形成されている。柱21は四角筒状の角形鋼よりなる。天井大梁22及び床大梁23は断面コ字状の溝形鋼よりなり、その開口部が向き合うようにして設置されている。
建物ユニット20の長辺部の相対する天井大梁22の間には、所定間隔で複数の天井小梁25が架け渡されている。同じく建物ユニット20の長辺部の相対する床大梁23の間には、所定間隔で複数の床小梁26が架け渡されている。天井小梁25と床小梁26とはそれぞれ同間隔でかつ各々上下に対応する位置に設けられている。例えば、天井小梁25はリップ溝形鋼よりなり、床小梁26は角形鋼よりなる。天井小梁25によって天井面材27が上方から支持され、床小梁26によって床面材28が下方から支持されている。
次に、建物10の天井部12に設けられた機器設置構造について説明する。図1は部屋11の天井部12に機器16~19が設けられた構成を示す斜視図である。
図1に示すように、住宅等の建物10において、部屋11の天井部12には、部屋11を照らす照明部としての照明機器13が設けられている。照明機器13は、天井部12において複数箇所(具体的には2箇所)に設けられ、天井部12の天井面材27に埋め込まれた状態で取り付けられている(図2や図3参照)。照明機器13は、例えば長尺の蛍光灯とされている。なお、照明機器13は、白熱球やLED照明等であってもよい。また、部屋11は、住人が集まるリビングやダイニング等の居室とされている。
部屋11の天井部12には、複数(具体的には4つ)の機器16~19が設けられている。これらの機器16~19には、センサやカメラ(モニタ)、スピーカ等が含まれている。本実施形態では、これら各機器16~19のうち、機器16が部屋11内の温度や湿度等を検知するセンサ16(温度センサ)となっており、機器17が部屋11内の人を監視するカメラ17(監視カメラ)となっている。なお、センサ16とカメラ17とは、部屋11内の情報を取得するための情報取得機器に相当する。また、これら各機器16~19はいずれも、照明機器13の付近に設けられ、換言すると照明機器13に隣接する位置に配置されている。
なお、本建物10には、カメラ17による監視結果や、センサ16による検知結果に基づき、照明機器13や空調機器等の設備機器を制御する制御システムが設けられている。この制御システムでは、例えば、カメラ17による監視結果に基づき(換言すると部屋11内の人の有無に基づき)、照明機器13がON・OFFされたり照明機器13の照度が変更されたりする制御等が行われる。
ここで、本建物10には、部屋11の天井部12に、機器16~19を取り付けるための機器取付用ユニット40が設けられている。以下、この機器取付用ユニット40に関する構成について図1に加え図2及び図3に基づき説明する。なお、図2は部屋11の天井部12に機器取付用ユニット40が設けられた構成を示す斜視図であり、図3は同構成を示す断面図である。
図1~図3に示すように、機器取付用ユニット40は、部屋11の天井部12における略中央部に配置されている。機器取付用ユニット40は、照明機器13に隣接して配置され、詳しくは各照明機器13の間に配置されている。
部屋11の天井部12には、建物ユニット20の各天井小梁25の下面に野縁29が取り付けられている。各野縁29は天井小梁25に沿って設けられ、それら各野縁29の下面には天井面材27がビス等で固定されている。天井面材27は、石膏ボードにより構成され、その一部に矩形形状の開口部27aが形成されている。
機器取付用ユニット40は、隣り合う一対の天井小梁25の上に架け渡された状態で設けられそれら各天井小梁25に固定された固定板部41と、各機器16~19を取り付けるための複数(具体的には4つ)の筐体部42と、各筐体部42を支持する複数の支持レール43とを備える。固定板部41は、金属製の矩形平板からなる。固定板部41は、隣り合う各天井小梁25に架け渡された状態で各天井小梁25にボルト等の締結具により固定されている。なお、固定板部41は、溶接により天井小梁25に固定されていてもよい。また、固定板部41が固定部に相当し、その固定板部41が固定された一対の天井小梁25がそれぞれ横架材に相当する。
筐体部42は、直方体の箱状により形成され、樹脂製とされている。詳しくは、筐体部42は、底板部42aと、その底板部42aの周縁部から上方に延びる複数の側板部42bと、それら各側板部42bを挟んで底板部42aと上下に対向する天板部42cとを有する。各筐体部42の内部にはそれぞれ機器16~19が収容された状態で取り付けられている。つまり、筐体部42は各機器16~19ごとに設けられ、それら各筐体部42の内部にそれぞれ一の機器16~19が取り付けられている。なお、各筐体部42がそれぞれ機器取付部に相当する。また、筐体部42は、必ずしも樹脂製である必要はなく、例えば金属製であってもよい。
筐体部42の底板部42aには、機器16~19の一部を天井下に向けて露出させる窓部45が設けられている。窓部45は、底板部42aの中央部においてその底板部42aを貫通する円形状の開口部として形成されている。各機器16~19のうち、センサ16については、その検知部16aを窓部45より天井下に向けて露出させた状態で筐体部42に取り付けられている。また、カメラ17については、そのレンズ部17aを窓部45より天井下に向けて露出させた状態で筐体部42に取り付けられている。なお、検知部16a及びレンズ部17aは窓部45を通じて底板部42aよりも若干下方に突出した状態で配置されている。
筐体部42内には、機器16~19を着脱可能に取り付けることが可能となっている。筐体部42には、各機器16~19を着脱可能に取り付けるための取付部が設けられている。かかる取付部としては、例えば機器を挟むことで固定する挟持部や、機器を筐体部42に固定するボルト等の締結具を挿通させる挿通孔部等が設けられている。
なお、図示は省略するが、筐体部42には、例えば側板部42b又は底板部42aに開閉可能な開閉部が設けられ、その開閉部を開くことで筐体部42の内部に機器16~19を取り付けたり取り外したりすることが可能となっている。また、側板部42b又は底板部42a自体を開閉部としてもよい。
筐体部42の天板部42cには排熱ファン46が取り付けられている。この排熱ファン46により筐体部42内において機器16~19から発生した熱を筐体部42の上方へ、つまり天井裏へ向けて排出することが可能となっている。
筐体部42には、機器16~19の制御に関する制御プログラムを内蔵したカートリッジ(例えばメモリカード)を挿入するカートリッジ挿入口48が設けられている。カートリッジ挿入口48には、カートリッジを出し入れ可能に挿入することが可能となっている。これにより、筐体部42内の機器16~19を交換する際には、それに応じてカートリッジについても交換することが可能となっている。
各筐体部42は、平面視において、2×2列で並ぶように配置されている。各筐体部42はそれぞれ上下に延びる一対の支持レール43により支持されている。一対の支持レール43は、筐体部42を挟んだ両側に設けられ、その上端部が固定板部41の下面に固定され、その下端側が天井面材27の開口部27aを通じて天井面材27よりも下方へ延びている。また、各支持レール43は金属製のレールとされ、固定板部41に溶接により固定されている。
各筐体部42はそれぞれ、その両側に設けられた一対の支持レール43によりそれら支持レール43に沿って上下移動可能に支持されている。これにより、各筐体部42はそれぞれ、その高さ位置を調整することが可能となっている。この場合、各筐体部42は天井面材27の開口部27aを通じて高さ位置調整されるようになっている。具体的には、各筐体部42は、筐体部42(詳しくは底板部42a)の下面が天井面材27の下面(部屋11の天井面)と同じ高さとなる基準高さ位置から、その基準高さ位置よりも低い位置であって底板部42aが照明機器13よりも低い位置となる下位置までの高さ範囲において、少なくとも高さ位置調整が可能とされている。より詳しくは、各筐体部42の下位置には、筐体部42全体が天井面材27(天井面)よりも下方となる位置が含まれている。なお、各支持レール43が支持部に相当する。
続いて、各筐体部42の高さ位置調整による作用について図3を参照しながら説明する。
図3では、各筐体部42のうち、センサ16が取り付けられた筐体部42の高さ位置が下位置に設定されている。この場合、センサ16の高さ位置、詳しくはセンサ16の検知部16aの高さ位置が照明機器13で発生する熱の検知(感知)が抑制される位置に設定されている。
また、カメラ17が取り付けられた筐体部42の高さ位置についても下位置に設定されている。詳しくは、当該筐体部42の高さ位置は、センサ16が取り付けられた筐体部42の高さ位置よりも低い位置に設定されている。この場合、カメラ17の高さ位置、詳しくはそのレンズ部17aの高さ位置が照明機器13から照射される光が映り込まない位置に設定されている。
以上より、部屋11の天井部12にセンサ16及びカメラ17が照明機器13と隣接して設置される構成にあって、それらセンサ16及びカメラ17に対する照明機器13からの光や熱の影響を抑制することができる。また、他の機器18,19についても同様に、筐体部42の高さ位置調整を行うことで、機器18,19に対する照明機器13からの光や熱の影響を抑制することができる。
なお、各筐体部42の中に機器が取り付けられていない未使用の筐体部42がある場合には、その筐体部42の高さ位置を基準高さ位置に設定しておけばよい。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
部屋11の天井部12に、機器16~19を取り付けるための機器取付用ユニット40が設けられている。この機器取付用ユニット40では、その固定板部41が天井面材27の上方に設けられた天井小梁25に固定されている。また、機器16~19が取り付けられる筐体部42が、固定板部41よりも下方に延びる支持レール43によって高さ位置調整可能に支持されている。この場合、その高さ位置調整により機器16~19の高さ位置を調整することができるため、機器16~19の高さ位置を照明機器13からの光や熱の影響の少ない位置に設定することができる。これにより、天井部12に機器16~19を照明機器13に隣接して配置することが可能となるため、機器16~19の設置位置が照明機器13により制約されてしまうのを抑制することができる。よって、この場合、建物10の天井部12に機器16~19を設置する場合において、その機器16~19を好適に設置することが可能となる。
固定板部41が一対の天井小梁25の上に架け渡された状態でそれら各天井小梁25に固定されているため、その固定板部41に支持レール43を介して支持された筐体部42を安定した状態で支持することができる。これにより、天井部12において機器16~19を安定した状態で設置することができる。また、天井小梁25は天井面材27を支持するために、建物ユニット20にもともと設けられているものであるため、既存の構成を生かしながら上記の効果を得ることができる。
機器16~19が筐体部42の内部に収容された状態で取り付けられ、その取付状態において機器16~19の一部が筐体部42の底板部42aに設けられた窓部45より天井下に向けて露出されるようになっている。また、筐体部42は、その底板部42aが照明機器13よりも低い位置となるよう、支持レール43により高さ位置調整されるようになっている。この場合、機器16~19において窓部45より露出される露出部分(センサ16の検知部16aやカメラ17のレンズ部17a等)を照明機器13よりも低い位置に設定することで、照明機器13からの光や熱による影響を好適に抑制することが可能となる。
ここで、例えば、筐体部42の高さ位置を、筐体部42全体が天井面材27よりも上方(つまり天井裏)に位置する高さ位置に設定することで、照明機器13からの光や熱による影響を抑制することも考えられるが、その場合、センサ16による検知範囲やカメラ17による監視範囲が狭められるおそれがある。その点、底板部42aが照明機器13よりも低い位置となるよう筐体部42の高さ位置を調整する上記の構成とすれば、センサ16による検知範囲等が狭められるのを回避しながら、照明機器13からの光や熱による影響を抑制することが可能となる。
また、機器16~19が筐体部42の内部に収容される構成では、その底板部42aや側板部42bにより照明機器13からの光を遮ることもできるため、機器16~19の上記露出部分(センサ16の検知部16aやカメラ17のレンズ部17a等)に照明機器13からの光や熱を及びにくくすることができる。そのため、その点でも、照明機器13からの光や熱の影響を好適に抑制することが可能となる。
さらに、底板部42aが照明機器13よりも低い位置となるよう筐体部42の高さ位置が調整された際に、機器16~19が側方から見えてしまうのを防止する効果もある。
機器16~19を取り付けるための筐体部42が複数設けられているため、天井部12において複数の機器16~19を集約して設置することができる。これにより、各機器16~19が異なる場所にばらばらに設置される場合と比べて、天井部12の意匠性が損なわれるのを抑制することができる。
また、筐体部42ごとに支持レール43が設けられているため、各機器16~19の高さ位置を機器16~19ごとに調整することができる。これにより、各機器16~19に応じて、機器16~19の高さ位置を照明機器13からの光や熱の影響の少ない適切な位置に設定することができる。
さらに、各筐体部42を支持する支持レール43は共通の固定板部41に設けられているため、機器取付用ユニット40を天井部12に設置するに際し、一の固定板部41を天井小梁25に固定するだけで同ユニット40を天井部12に設置することが可能となる。これにより、機器取付用ユニット40の天井部12への設置作業を容易に行うことが可能となる。
なお、機器取付用ユニット40は、製造工場において建物ユニット20が製造される際に、建物ユニット20の天井部12に設置されるのが望ましい。そうすれば、施工現場において機器取付用ユニット40の設置作業を行う必要がないため、機器取付用ユニット40が設けられた構成にあって、現場での工数増大を回避することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)例えば部屋11の天井部12における照明に関する構成を図5に示すような構成としてもよい。以下、かかる構成について説明する。図5の例では、建物10に、部屋11の照明に関する構成として、部屋11を照らすための光を発する光源部51(電球等)と、その光源部51で発せられた光を集める集光部52と、その集光部52で集められた光を伝達する光伝達部53と、その光伝達部53により伝達された光を部屋11に放射する光放射部54とが設けられている。
光源部51は、例えば電球とされ、部屋11の天井部12とは異なる場所に配置されている。光源部51は、例えば床下や分電盤の近く等、電球の付け替えが容易な位置に設けられる。集光部52は、例えば集光用ミラーからなり、その焦点に光源部51の光を集める構成となっている。なお、図5では、光源部51及び集光部52を1つしか示していないが、実際にはこれら各部51,52は各光放射部54ごとに設けられている。
光伝達部53は、例えば光ファイバーからなる。また、光放射部54は、例えば拡散レンズからなり、部屋11の天井部12に設けられている。つまり、図5の例では、上記実施形態の照明機器13(蛍光灯)に代えて、光放射部54が照明部として設けられている。
上記の構成によれば、熱を発する光源部51を部屋11の天井部12とは異なる場所に配置することができるため、天井部12において照明部(光放射部54)より発する熱をなくすことができるか又は大いに抑制することができる。これにより、機器16~19に対する照明部による熱の影響を大いに抑制することができる。また、光源部51の配置に関する自由度を高めることができるため、例えば光源部51(電球)の付け替えがし易い位置に光源部51を配置するといったことが可能となる。
(2)上記実施形態では、部屋11を照らす照明部(照明機器13)を天井面材27に取り付けたが、例えば図5に示すように、照明部を機器取付用ユニット40に組み込むようにしてもよい。図5の例では、照明部としての光放射部54が、機器取付用ユニット40において隣り合う各筐体部42の間を通じて設けられている。詳しくは、光放射部54は隣り合う各筐体部42の支持レール43の間に配設され、それら各支持レール43に照明取付部57を介して取り付けられている。このように、機器取付用ユニット40に光放射部54を組み込むようにした構成にあっても、各機器16~19の高さ位置を調整することで、各機器16~19の高さ位置をその光放射部54からの光の影響の少ない位置に設定することができる。
(3)上記実施形態では、機器取付用ユニット40の固定板部41を各天井小梁25の上に架け渡した状態でそれら各天井小梁25に固定したが、固定板部41を隣り合う天井大梁22及び天井小梁25の上に架け渡した状態でそれら各天井梁22,25(一対の横架材に相当)に固定してもよい。また、固定板部41を各天井小梁25の下面側に固定するようにしてもよい。
また、固定板部41は必ずしも平板状である必要はない。例えば、固定板部を、各支持レール43が固定される水平板部と、天井小梁25の側面に固定される鉛直板部とを有するL字状の板材で形成することが考えられる。この場合、固定板部41は、一の天井小梁25に固定されることになる。
なお、固定板部41(固定部に相当)は必ずしも板状である必要はなく、例えば固定部を複数の鋼材を組み合わせてなる矩形のフレームとして構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、機器取付用ユニット40が4つの筐体部42を備える構成としたが、機器取付用ユニット40が2つ又は3つの筐体部42を備える構成としてもよいし、5つ以上の筐体部42を備える構成としてもよい。また、機器取付用ユニット40が筐体部42を1つだけ備える構成としてもよい。
(5)機器16~19を取り付ける機器取付部は必ずしも筐体部42とする必要はない。例えば、機器取付部を上下に延びる筒状(例えば四角筒状)をなす筒状体により構成してもよい。
(6)上記実施形態では、筐体部42を高さ位置調整可能に支持する支持部として支持レール43を設けたが、支持部の構成は必ずしもこれに限らない。例えば、支持部として、ロープ等の線状部材と、固定板部41に設けられ上記線状部材を巻き取り又は繰り出し可能な巻き取り部(ローラ部等)とを備える構成が考えられる。この場合、線状部材の先端側に筐体部42を取り付け、それにより当該筐体部42を線状部材を介して固定板部41に吊り下げ支持するようにする。そして、巻き取り部により線状部材を巻き取り又は繰り出しすることで、筐体部42の高さ位置を調整するようにする。
(7)上記実施形態では、筐体部42の高さ位置を底板部42aが照明機器13よりも下方となる下位置に設定することで、機器16~19の高さ位置を照明機器13からの光や熱による影響の少ない位置に設定するようにしたが、これを変更して、筐体部42の高さ位置を、その筐体部42全体が天井面材27よりも上方となる位置に設定することで、機器16~19の高さ位置を照明機器13からの光や熱による影響の少ない位置に設定するようにしてもよい。
(8)各筐体部42を支持レール43に対して着脱可能に取り付けるようにしてもよい。この場合、各筐体部42の間で位置変更することが可能となるため、その位置変更により機器16~19の配置位置を変更することが可能となる。したがって、この場合、筐体部42を上下方向に位置調整できることに加えて、水平方向にも位置調整することが可能となる。そのため、例えば照明機器13からの光による影響が顕著な機器16~19については、機器の高さ位置調整に加え水平方向の位置調整を行うことで、照明機器13からの光による影響の少ない位置に確実に配置するといったことが可能となる。
(9)上記実施形態では、建物ユニット20の天井部に設けられた一対の天井小梁25の上に機器取付用ユニット40の固定板部41を架け渡した状態で設けたが、これを変更してもよい。その例を図6に示す。図6の例では、建物ユニット20の天井部に、天井小梁25と直交する向きで一対の横架材61が各天井小梁25の上に跨がって設けられている。これら各横架材61は例えば鋼材により長尺状に形成され、各天井小梁25にボルト等で固定されている。
建物ユニット20の内部には寝室が形成され、その寝室にはベッド65が2つ並べて設置されている。これらのベッド65は、その長さ方向を天井小梁25と同じ向きにして配置されている。なお、図6では便宜上、各ベッド65を二点鎖線で示している。
建物ユニット20の天井部には、複数の機器取付用ユニット63と複数の照明ユニット64とが設けられている。機器取付用ユニット63は、各横架材61の上に架け渡された状態で固定される固定板部と、機器を取り付けるための筐体部と、固定板部に設けられ筐体部を高さ位置調整可能に支持する支持レールとを有する。つまり、機器取付用ユニット63は、基本的には、上記実施形態の機器取付用ユニット40と同様の構成となっている。なお、図6では、機器取付用ユニット63の各部について図示を省略し、ユニット63全体を実線の矩形枠で簡略化して示している。また、機器取付用ユニット63について、上記実施形態の機器取付用ユニット40と相違する構成としては、機器取付用ユニット40では筐体部42が複数設けられていたのに対し、機器取付用ユニット63では筐体部が1つしか設けられていない。
照明ユニット64は、照明装置を取り付けるためのユニットである。照明ユニット64も、機器取付用ユニット63と同様の構成を有しているため、ここではその説明を割愛する。また、照明ユニット64には、その筐体部に照明装置を取り付けることが可能となっている。なお、照明ユニット64についても、図6では各部の図示を省略し、ユニット64全体を点線の矩形枠で簡略化して示している。
各機器取付用ユニット63と各照明ユニット64とは各横架材61に沿って並べて設置され、各横架材61に対して共通に支持されている。この場合、各ユニット63,64は、その固定板部が各横架材61に架け渡された状態でそれら各横架材61に固定されている。また、各ユニット63,64はそれぞれ隣り合う天井小梁25間に配置されている。
また、各ユニット63,64は、建物ユニット20の平面視にて、各ベッド65の枕側に配置されている。この場合、機器取付用ユニット63にセンサやカメラ等の機器を取り付けた場合、寝室でベッド65に横になるユーザの状態をセンサやカメラ等の機器により把握し易い。また、機器取付用ユニット63にスピーカやテレビ等の機器を取り付けた場合にはベッド65で横になりながら視聴等をし易いという利点がある。
(10)上記実施形態では、筐体部42に、センサ16として温度センサを取り付けたが、例えば部屋11内の人の有無を検知する人感センサ等を取り付けてもよい。また、筐体部42に取り付ける機器としては、センサ、カメラ、スピーカ以外の機器を取り付けてもよい。例えば、ディスプレイに映像を照射する映像機器等を取り付けることが考えられる。
(11)上記実施形態では、リビング等、家族が集まる居室(部屋11)の天井部12に本発明の機器設置構造を適用したが、寝室や玄関、子供部屋等の天井部に本発明を適用してもよい。
(12)上記実施形態では、ユニット式建物に本発明の機器設置構造を適用したが、鉄骨軸組工法や在来木造工法等、他の工法で構築された建物に本発明を適用してもよい。
10…建物、11…部屋、12…天井部、13…照明部としての照明機器、16~19…機器、20…建物ユニット、25…横架材としての天井小梁、27…天井面材、27a…開口部、40…機器取付用ユニット、41…固定部としての固定板部、42…機器取付部としての筐体部、42a…底板部、42b…側板部、43…支持部としての支持レール、45…窓部、51…光源部、53…光伝達部、54…照明部としての光照射部。

Claims (6)

  1. 建物において照明部が設けられた天井部に機器を設置するための機器設置構造であって、
    前記天井部において天井面材の上方に設けられた横架材に固定された固定部と、
    前記機器が取り付けられる機器取付部と、
    前記固定部に対してそれよりも下方に延びるように設けられるとともに、前記機器取付部を前記天井面材に開口された開口部を通じて高さ位置調整可能に支持する支持部と、
    を備え
    前記固定部は、互いに平行に延びる一対の前記横架材の上に架け渡されて設けられ、それら各横架材にそれぞれ固定されていることを特徴とする建物の機器設置構造。
  2. 前記建物は、複数の建物ユニットが互いに組み合わされてなるユニット式建物であり、
    前記建物ユニットの前記天井部には、前記天井面材をその上方から支持する複数の天井小梁が所定間隔で設けられており、
    前記固定部は、前記一対の横架材としての隣り合う前記各天井小梁の上に架け渡された状態で固定されていることを特徴とする請求項に記載の建物の機器設置構造。
  3. 前記機器取付部は、底板部とその底板部の周縁部に設けられた複数の側板部とを有し、前記機器が内部に収容された状態で取り付けられる筐体部であり、
    前記筐体部の前記底板部には、前記機器を天井下に向けて露出させる窓部が設けられており、
    前記支持部は、前記底板部が前記照明部よりも低い位置となるように前記筐体部を高さ位置調整することが可能とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の機器設置構造。
  4. 前記機器取付部が複数設けられているとともに、前記各機器取付部ごとに前記支持部が設けられ、
    前記各支持部は、共通の前記固定部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の建物の機器設置構造。
  5. 光を発する光源部と、
    その光源部で発せられた光を伝達する光伝達部と、
    その光伝達部により伝達された光を放射する光放射部とを有し、
    前記光放射部は、前記天井部に設けられた前記照明部となっていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の建物の機器設置構造。
  6. 前記機器取付部は、前記機器としてのセンサ及びカメラのうち少なくともいずれかを取り付けるものであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の建物の機器設置構造。
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