JP7230405B2 - 化粧材、賦形シート - Google Patents

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Description

本発明は化粧材に関し、特に指紋が目立ち難い(耐指紋性を有する)化粧材に関する。
家具、建材等の表面装飾材として化粧材が広く用いられている。例えば特許文献1にはメラミン樹脂による化粧材に関する技術が開示されている。メラミン樹脂による化粧材は耐熱性、耐疵性、耐汚染性等に優れる等の利点があり、生産性も良好という特徴がある。
特開昭58-197053号公報
ところが、これらメラミン樹脂による化粧材は手で触れたときに指紋の痕跡が目立ち、耐指紋性が低いという問題がある。特に、梨地、砂目等の微細な凹凸形状を表面に賦形してなるいわゆる艶が低い、艶消しの表面の化粧材においてその傾向が顕著であった。
化粧材の材料をメラミン樹脂以外の樹脂に変更することで指紋の痕跡を目立たないようにする(耐指紋性を向上する)ことも可能ではあるが、いずれの材料でも生産性が低下してしまう等の問題がある。
そこで本発明は、材料の種類によらず指紋の痕跡が目立ち難い、耐指紋性を有する化粧材を提供することを課題とする。また、この化粧材を作製するための賦形シートを提供する。
本発明の1つの態様は、表面に凹凸が形成されてなる化粧材であって、基材、及び基材の面に複数の凸線条及び凹部が配置された凹凸形状部を有し、凸線条は平面視において環状であるとともに、複数の環状が網目状となるように配置された部位を有しており、凹部は凸線条の環状の内側に配置されている、化粧材である。
凹部は球面の一部を有して構成してもよい。
基材及び凹凸形状部はメラミン樹脂を含んでなるように構成してもよい。
本発明の他の態様は、化粧材を製造するための賦形シートであって、基材、及び基材の面に複数の凹線条及び凸部が配置されており、凹線条は平面視において環状であるとともに、複数の環状が網目状に配置された部位を有しており、凸部は凹線条の環状の内側に配置されている、賦形シートである。
本発明によれば、使用される材料によらず指紋の痕跡が目立ち難い化粧材を提供することができる。
図1は化粧材10の表面の一部を拡大して表した平面図である。 図2は化粧材10の表面を説明するために模式的に表した化粧材10の一部を示す斜視図である。 図3は化粧材10の表面を説明するために模式的に表した化粧材10の一部を示す平面図である。 図4は化粧材10の一部の断面図である。 図5は版20について説明する図である。 図6は賦形シート10’の表面を説明するために模式的に表した賦形シート10’の一部を示す斜視図である。 図7は賦形シート10’の変形例を説明するために模式的に表した斜視図である。 図8は比較例の化粧材の表面の一部を拡大して表した平面図である。
以下、本発明を図面に示す形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら形態に限定されるものではない。なお、以下に示す図面では分かりやすさのため部材の大きさや比率を変更または誇張して記載することがある。また、見やすさのため説明上不要な部分の図示や繰り返しとなる符号は省略することがある。
図1は1つの形態にかかる化粧材10の一部を拡大し、凹凸形状部12側から平面視した図(平面図)である。但し、本発明はこの形態にのみ限定される訳ではない。
図1には便宜のため、方向を表す矢印(x、y、z)、すなわち座標系も併せて表記した。ここでxy方向は化粧材10における表面の面内方向、z方向は厚さ方向であると共に、化粧材の面内方向の広がりを代表するxy平面の法線方向でもある。従って図1は化粧材10を凹凸形状部12側であるz方向から見た図ということになる。なお、図1のように化粧材の厚さ方向(z方向)から化粧材を観察することを平面視、平面視を図示した図を平面図とも呼称する。
図1からわかるように本形態の化粧材10では、基材11は略直方体平板状をなし、該基材11の人の目や手が触れることができる表面側(図1においては、xy平面に平行な1対の表面のうち+z方向側の面、すなわち同図の上側の表面)に凹凸形状部12による凹凸が形成されている。図1に図示の形態では、基材11の凹凸形状部12とは反対側の面は平滑な平坦面とされている。
なお、図示は省略するが、基材11の凹凸形状部12とは反対側の面は、接着剤に対する投錨効果(接着力の補強効果)の発現のため、微細凹凸からなる粗面としたり、壁面等の施工面への施工の補助手段としての溝、凸状***部、取付金具等を形成したりすることもできる。
図2は、図1の一部を抜き出して拡大し、これを模式的に示した斜視図である。図1、図2よりわかるように、化粧材10は、基材11及び該基材11の一方の面に形成された凹凸形状部12を有して構成されている。図3は図1の一部を拡大し、これを模式的に示した平面図である。また、図4は図3のIV-IVに沿った断面図である。
以下、各構成についてさらに詳しく説明する。
基材11は、凹凸形状部12の基礎となるとともに化粧材10に強度を付与する機能を有するシート状の部材である。基材11は従来公知の化粧材と同様の機能を有するものであればよいので、その材料は特に限定されない。例えば、基材の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、オレフィン系熱可塑性エラストマー、アイオノマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体)、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、2液硬化型ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂、あるいは、ラジカル重合型のアクリレート系やカチオン重合型のエポキシ系等で電離放射線(紫外線、電子線等)で硬化する電離放射線硬化性樹脂等を用いることができる。なお、基材の材料が樹脂の場合、公知の着色剤で着色しても良い。
この他、紙、不織布、金属、木等もシート、板、立体物等の形状で、適宜上記樹脂材料と積層させて、使用することもできる。
このように化粧材10では用いられる材料を選ばずに耐指紋性を向上させることができる。
このなかでも、従来からその耐熱性、耐疵性、及び生産性の観点から利用されてきたメラミン樹脂の未硬化液状組成物を紙に含侵させて硬化させてなるいわゆるメラミン樹脂化粧材の構成からなる基材を好ましく用いることができる。一般的なメラミン樹脂化粧材は以下の層構成及び製法からなる。坪量50g/m以上250g/m以下のクラフト紙にフェノール系樹脂の未硬化組成物を含侵してなるコア紙を2枚以上5枚以下程度重ね、その表面側(使用時に露出し視認される側)にメラミン樹脂の未硬化組成物を含侵させた坪量50g/m以上250g/m以下のチタン紙(二酸化チタン粒子を白色隠蔽性顔料として混抄した紙)を重ね、更にその表面側に坪量15g/m以上50g/m以下程度のαセルロースパルプ紙にメラミン樹脂の未硬化組成物を含侵したオーバーレイ紙を重ね合せる。そして、該重ね合せたものを加熱及び加圧して、各未硬化組成物を硬化させると共に各層を接着一体化した積層体を得る。
なお、メラミン樹脂化粧材の層構成としては、要求性能、価格、用途等に応じて、上記積層構成の一部の層を省略した形態とすることもできる。あるいは、上記積層構成に対して更に、各種層を追加した構成とすることもできる。
追加する層としては、異種材料を積層したメラミン樹脂化粧材の反りを相殺するために、メラミン樹脂を含侵したチタン紙(バランス紙とも呼称する。)を積層構成におけるコア紙の化粧紙とは反対側に積層することができる。また、メラミン樹脂化粧材の隠蔽性を向上させるために、メラミン樹脂を含侵したチタン紙(バリアー紙とも呼称する。)を積層構成における化粧紙とオーバーレイ紙との間に積層することができる。
以上の観点からメラミン樹脂化粧材の積層構成の代表的な例を挙げると次のようなものとなる。
(1)コア紙(適宜層数)/メラミン樹脂含侵化粧紙/オーバーレイ紙 (上記記載の積層構成)
(2)メラミン樹脂含侵バランス紙/コア紙(適宜層数)/メラミン樹脂含侵化粧紙/オーバーレイ紙
(3)コア紙(適宜層数)/メラミン樹脂含侵化粧紙/メラミン樹脂含侵バリアー紙/オーバーレイ紙
(4)メラミン樹脂含侵バランス紙/コア紙(適宜層数)/メラミン樹脂含侵化粧紙/メラミン樹脂含侵バリアー紙/オーバーレイ紙
(5)オーバーレイ紙のみ(適宜層数)
(6)メラミン樹脂含侵化粧紙のみ(適宜層数)
(7)メラミン樹脂含侵化粧紙/オーバーレイ紙
以上のようなメラミン樹脂化粧材の構成の基材11の表面側に凹凸形状部12を賦形した化粧材10によれば、材料としてメラミン樹脂を用いても耐指紋性を向上させることが可能である。
基材の厚さには特に制限は無いが、シート状基材又はフィルム状基材の場合は、例えば、厚さ20μm以上1000μm以下程度、板状基材の場合は、例えば、1mm以上20mm以下程度のものが使用できる。
凹凸形状部12は、基材11の一方の面に形成され、化粧材10の表面に耐指紋性を付与する。本形態で凹凸形状部12は次のような形態を備えている。
凹凸形状部12は、図1~図4よりわかるように、化粧材10の平面視で閉じた環状の凸線条13が設けられ、複数の凸線状13が、xy面内に配置されて網目状を形成する部位を具備する。これに加えて、この閉じた環状の凸線条13の内側に凹部14が配置されて構成されている。このような凸線条13及び凹部14によって化粧材10に耐指紋性の機能が付与される。
また、このような凸線条13及び凹部14が表面に配置されることによって、入射光が拡散反射されることにより、いわゆる艶消しの表面とすることもできる。従来の梨地、砂目等の艷消表面凹凸を有する化粧材のうち、特にメラミン樹脂を用いたものはこのような艶消しの表面において指紋の痕が目視で顕著に目立ち、耐指紋性が低いことが問題となっていた。これに対して本形態の化粧材10によれば、特定の凹凸形状部12により艶消し表面であっても耐指紋性も向上させることができる。なお、艶消し評価は、化粧材をグロスメーターを用いて艶を測定する(60度、測定機器BYKガードナー社、マイクログロス)ことにより行うことができる。
凹凸形状部12に具備される凸線条13及び凹部14の形態、及び、その配置については、耐指紋性を有するように構成されていればよい。すなわち、これらにより耐指紋性を向上するというものである。
ここで耐指紋性とは、指紋の痕跡の目立ち具合を意味しており、耐指紋性により指紋の痕跡が目立たなくなる。具体的な耐指紋性の指標としては色差ΔEを用いて評価し、ΔEが1.5以下であればよく、ΔEが1.0以下は耐指紋性が良好であり、ΔEが0.2以下は高い耐指紋性を有すると評価できる。
ここで、色差ΔEは、「L色空間における色差ΔE ab」を意味し、色差ΔEで表される耐指紋性の指標は、メラミン樹脂を用いた化粧材を作製し、その表面にオレイン酸を1滴滴下した後、ウェスで10往復乾拭きした後の表面と、滴下前の表面と、の色差ΔE(ΔE ab)で耐指紋性を表すことを意味する。従ってオレイン酸を滴下する前の表面のL色空間における色と、オレイン酸を滴下して上記のように乾拭きした後の表面のL色空間における色との距離がΔE(ΔE ab)である。このような色差の測定は例えばコニカミノルタ株式会社、分光測色計 CM-370等により得ることができる。
このような耐指紋性を有するため凸線条13及び凹部14の形態は、図1~図4よりわかるように、凸線条13については、閉じた環状であり、複数の環状がxy面内に配置されて網目状を形成する部位が含まれるものとされている。また凹部14については、閉じた環状の凸線条13の内側に配置されている。
そして耐指紋性及び艶消し性をより高める観点から凸線条、及び凹部は次のような形態を有していることが好ましい。
凸線条13の幅は1μm以上250μm以下であることが好ましく、より好ましくは1μm以上150μm以下である。
凸線条13の幅は光学顕微鏡にて観察して測定することができる。
凸線条13と凹部14の底部との高低差は0.1μm以上100μm以下であることが好ましく、より好ましくは0.1μm以上50μm以下である。
凸線条13と凹部14の底部との高低差は、ミクロトームを用いて断面を作製し、Ptスパッタ処理(E-1045、日立ハイテクノロジーズ社製)を行い、電子顕微鏡(S-4800 TYPE2、日立ハイテクノロジーズ社製)を用いて観察して測定することができる。
凸線条13による環状の平面視での大きさ(網目の大きさ)は、1μm以上500μm以下であることが好ましく、より好ましくは1μm以上350μm以下である。ここで、「網目の大きさ」とは、平面視における閉じた環状部の外接円の直径とする。
凹部14の径は、0.1μm以上100μm以下であることが好ましく、より好ましくは0.1μm以上70μm以下である。ここで、「凹部の径」とは、平面視における凹部の外接円の直径である。
また、凸線条13と凹部14との面積比率については、平面視において凸線条13の面積が、凹部の面積に比べて1%以上35%以下であることが好ましく、より好ましくは5%以上25%以下である。
これら凸線条13による環状の平面視での大きさ、凹部14の径、及び、凸線条13と凹部14との面積比率は、デジタル顕微鏡(VHX-6000、キーエンス社製)を用いて凹凸形状部12を観察し、撮影画像の輝度を閾値として、凸線条、凹部を検出することにより測定できる。
凸線条13は、延びる方向においてその幅(延びる方向に直交する方向の大きさ)が異なるように構成されていることが好ましい。すなわち、凸線条13はその幅が一定でなく、太くなったり細くなったりすることが好ましい。
凸線条13の断面形状は特に限定されることはなく、半円、四角形、楕円形、その他多角形や、不定形、及び、これらの組み合わせ等とすることができる。
一方、凹部14は、いずれか一方向に大きく延びていない窪んだ凹部であることが好ましい。すなわち、球面の一部(例えば半球面)、立方体の面、直方体の面等を有する窪みである。
以上説明した化粧材10によれば、化粧材に用いられる材料によらず耐指紋性を向上させることができる。例えば材料としてメラミン樹脂を用いた、いわゆるメラミン樹脂化粧板として構成した場合でも耐指紋性に優れたものとなる。
また、上記のような凹凸形状部12によれば化粧材の表面が艶消しの特徴を備えることもできる。そしてこのように艶消しの表面であっても耐指紋性が両立するものとなる。
以上説明した化粧材の用途は特に制限は無いが、例えば、壁、床、天井等の建築物の内装材、建築物の外壁、屋根、門扉、塀、柵等の外裝材、扉、窓枠、扉枠等の建具、廻り縁、幅木、手摺等の造作部材の表面材、テレビ受像機、冷蔵庫等の家電製品の筐体の表面材、机、食卓、箪笥等の家具の表面材、箱、樹脂瓶等の容器の表面材、車両等の内装材又は外裝材、船舶の内装材又は外裝材等が挙げられる。
次に化粧材の製造方法の例である製造方法S10を説明する。ただし、化粧材を製造する方法がこれに限定されることはない。
本例の化粧材の製造方法S10は、パターン作成工程S11、版作製工程S12、賦形シート作製工程S13、及び、賦形工程S14を含んでいる。以下、各工程について説明する。
<パターン作成工程S11>
パターン作成工程S11では、凹凸形状部12に表現すべき凹凸形状を形成してパターンデータを作成し、これを記憶装置にデジタルデータとして保存する。
本工程で作成するパターンデータとしては、コンピュ-タグラフィックスのソフトウエアを用いて作成した平面視形状が図1の写真の如き濃淡からなる平面画像データであり、所定範囲の平面座領域(a≦X≦b、c≦Y≦dを満たす点(X、Y)の集合。此処で、a、b、c、dは後述の金属ロール表面に対応するように決める。)の各点(X、Y)ごとに図1の如き画像の濃度値D(X、Y)が対応付けされたデータの集合体である。
<版作製工程S12>
版作製工程S12では、パターン作成工程S11で得られたパターンデータ(濃淡画像データ)に基づいて化粧材の凹凸形状部12に形成される凹凸(高さの高低)と同じ平面視形状で、かつ、同じ凹凸を表面に有する版(賦形シート用成形型)の作製を行う。そして具体的には凹凸の製造は以下の工程(1)~(5)を含む。
(1)濃淡画像データ作成工程
凹凸形状部12を構成する凸線条13、及び凹部14の平面視パターンに対応するデジタルの濃淡画像データを作成する。該濃淡画像データは、後述の金属ロール表面の一座標毎に画像濃度を対応させたデータである。ここで濃淡画像データは、パターン作成工程S11で得た平面視パターンデータを用い、このデータを基に、後工程のレーザ光彫刻工程で画像濃度データを照射パルス数に変換して彫刻した際に所望の凹凸形状が得られるように、レーザ彫刻特性を加味した上で、パターン作成工程S11で得られた濃淡画像データを調整、修正する。ここで、レーザ光彫刻工程用の濃淡画像データはTIFF形式で8bitの画像濃淡階調(256階調)で2540dpiの解像度で作成することができる。
(2)金属ロール準備工程
上記工程(1)と並行して、図5に示したような版彫刻用の金属ロール20を準備する。金属ロール20は、軸方向両端部に回転駆動軸(shaft)21を有する中空の鉄製の円筒の表面に銅層をメッキ形成したものである。砥石で金属ロール20の表面を研磨して粗面化し、彫刻用レーザ光の鏡面反射による彫刻効率の低下を防止する処理をする。
(3)レーザ光彫刻工程
図5に模式的に示したように、レーザ光直接彫刻機を用い、工程(2)で用意した金属ロール20の表面を工程(1)で作成した濃淡画像データに基づき彫刻する。これによりその表面に図1のような化粧材表面の凹凸と同一平面視形状で且つ順凹凸(化粧材の凸に対応する部分が版面上でも凸となる関係)の凹凸形状を形成する。
従って版における凹凸が備えるべき形状は、上記した化粧材における凹凸形状部12が有する凹凸の凹凸関係と同じ態様である。
金属ロール20をその回転駆動軸21を介して電動機で駆動し、回転駆動軸21を中心軸として回転する。レーザーヘッド22から出射される発振波長1024nm、レーザスポット径10μm、出力600Wのファイバーレーザ光Lで金属ロール20の表面の全面を走査する。その際には工程(1)で作成した濃淡画像データの濃度値に応じてレーザ光をON-OFF切換(照射又は非照射の切換)を行い、照射位置には1回のレーザ光照射による金属の蒸発で深さ10μmの凹部を形成する。かかるレーザ光による金属ロール表面に対する走査を10回繰り返す。また、蒸発した金属が粉体となって金属ロール20の表面に残留又は付着することを防止するため、彫刻液吐出口23から彫刻液Tを金属ロール20の表面のレーザ光照射領域に吹き付けた状態でレーザ光照射を行う。
その際に、例えば、データ上で版深50μmに対応する画像濃度の位置座標においては、合計10回の走査のうち、最初の5回分のみレーザ光を照射(ON)し、残り5回分についてはレーザ光は非照射(OFF)となるよう制御する。
かかるレーザ光の走査を完了させ、金属ロール20の表面に所望の凹凸形状を形成する。
(4)電界研磨工程
彫刻液を洗浄した後、電解研磨を行い、金属ロール20の表面に付着した金属の残渣を除去する。
(5)クロムメッキ工程
工程(4)の後、該金属ロール表面にメッキにより厚さ10μmのクロム層を形成する。
以上により凹凸形状部12の表面に形成された凹凸と同じ凹凸形状を表面に備える版(賦形シート用成形型)を得ることができる。
<賦形シート作製工程S13>
賦形シート作製工程S13では、特開昭57-87318号公報、特開平7-32476号公報等に開示の賦形方法を用いることができる。まず、版作製工程S12で作製した金属ロールからなる版の凹凸形状の表面にアクリレートモノマーを含む電離放射線硬化性樹脂の未硬化液状組成物を塗工する。更にその上に、易接着処理をした厚さ50μmの2軸延伸PETのシートの易接着面側を重ねた状態で電子線を照射して、未硬化液状物を硬化させて硬化物とすると同時に該シートと接着させる。その後、版から離型して、PETシートと該PETシート上に積層され表面に凹凸形状12’(図6参照)を有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物層とからなる賦形シートを作製する。
これにより凹凸形状部12の表面に形成された凹凸と平面視形状は同一で、かつ、凹凸関係が逆の凹凸形状(逆凹凸)12’を表面に備える賦形シート10’を得ることができる。図6に賦形シート10’の表面の凹凸を説明するための図を示した。図6からわかるように、賦形シート10’の基材11’(離型性基材シート、及びその一方の表面上に硬化させた電離放射線硬化性アクリレートモノマーからなる。)の硬化物層表面に形成される凹凸形状部12’は、凹線条13’及び凸部14’を有している。そしてこの凹線条13’は凹凸形状部12の凸線条13による凸と同じ平面視形状で、かつ、逆の凹を有している。同様に、凸部14’は凹凸形状部12の凹部14による凹と同じ平面視形状で、かつ、逆の凸を有している。従って、凹線条13’及び凸部14’の形態は、凹凸が反転されたこと以外は、凸線条13及び凹部14と同じように考えることができる。
なお、図7に示したように、賦形シート10’には基材11’の凹凸形状部12’形成面とは反対側表面に別の基材(裏打ちシート)11”が積層されていてもよい。
<賦形工程S14>
賦形工程S14は次のように行われる。
初めに、チタン紙原紙に対し、メラミンホルムアルデヒド樹脂を含む熱硬化性樹脂の液状の未硬化組成物を、含浸装置を用いて未硬化組成物が乾燥時に所定の割合となるように含浸し、乾燥することにより含浸化粧シートを得る。
次にこの含浸化粧シートを、クラフト紙にフェノール樹脂からなる樹脂液を含浸した、フェノール樹脂含浸コア紙の上に積層し、更に作製した含浸化粧シートの上に作製した賦形シートを、賦形シートの印刷面が含浸化粧シートの凹凸形状部12’形成面と接するように積層する。
このようにして形成された積層体を2枚の金属性の鏡面板で挟み、熱プレス機を用いて圧力をかけつつ、所定の温度及び時間の条件にて加熱成型し、該未硬化組成物を熱硬化させる。これによりメラミン樹脂を含有する硬化樹脂層が形成される。
最後に、室温まで冷却し、加圧を解除した該熱プレス機から取り出した積層体の硬化樹脂層から賦形シートを剥離することにより化粧材10を得る。
上記の工程S11~工程S13において、工程S13に代えて、微粒子を用いた賦形シート作製工程S13’により賦形用シートを作製することができる。この場合には、裏打ちシートとなる基材の面の一方に、微粒子を含む塗工インキを塗工し、当該微粒子の一部を突出させることで凸部14’を形成する。そして塗工インキを硬化させることでその過程で凹線条13’が形成され、賦形シート10’と同様の形態の賦形シートを得ることができる。例えば、後述の実施例の如く、塗工するインキの樹脂バインダーの種類、微粒子の粒子径と添加量、インキの塗工量、及びインキの硬化条件を調節することにより、所望の形状の凹凸形状12’を得る。
賦形シートを作製したあとは上記賦形工程S14と同様の工程により化粧材を得ることができる。
化粧材10に倣って化粧材を作製して実施例とした。また、凹凸形状部を有していない化粧材を作製して比較例とした。
[実施例の化粧材の形状及び作製]
実施例1にかかる化粧材は平面視で図1の通りである。この化粧材に備えられる凹凸形状部による形状及び配置は次の通りである。なお、以下の数値は、化粧材の平面視で5mm×5mmの範囲内を測定した結果である。測定項目及び測定方法は上記の通りである。
・凸線条13の幅:最大115μm、最小10μm
・凸線条13と凹部14の底部との高低差:最大35μm、最小3μm
・凸線条13による環状の大きさ(網目の大きさ):最大215μm、最小23μm
・凹部14の径:最大62μm、最小2μm
・凸線状部13と凹部14の面積比率:凸線状部の面積が凹部面積に対して11%~18%
本実施例では賦形シート作製工程S13’に倣って賦形シートを作製した。具体的には次の通りである。
50μm厚の表面に易接着処理をした2軸延伸PETシート(東洋紡株式会社製コスモシャイン(登録商標)A4100(50μm)を準備した。
また、電離放射線硬化性アクリレートモノマー(東亞合成株式会社製、アロニックス(登録商標)M350)100質量部、反応性シリコーン(信越化学株式会社製、X-22-164B)2質量部、平均粒子径15μmのアクリル微粒子(東洋紡株式会社製、タフチックFHS015)100質量部、イソプロピルアルコール40質量部、及び酢酸エチル40質量部を含む塗工インキも併せて準備した。
準備した塗工インキを、80L95μの斜線版を用い、キスリバースにて上記PETシートの易接着面に対して塗工し、165kVの加速電圧にて5Mradの電子線照射を行い、硬化することで賦形シートを得た。
次に賦形工程S14に倣って実施例にかかる化粧材を得た。具体的には次の通りである。
初めに、メラミンホルムアルデヒド樹脂60質量部、水35質量部、及びイソプロピルアルコール5質量部からなる熱硬化性樹脂の液状の未硬化組成物を準備した。
この未硬化組成物を米坪量100g/mのチタン紙原紙に対して含浸装置を用いて含浸した。このとき未硬化組成物が乾燥時に80g/m(乾燥時)の割合となるように含浸をおこなった。そしてこれを乾燥することにより含浸化粧シートを得た。
次にこの含浸化粧シートを、クラフト紙にフェノール樹脂からなる樹脂液を含浸した、坪量245g/mのフェノール樹脂含浸コア紙(太田産業株式会社、太田コア)3枚の上に積層した。
更に含浸化粧シートの上に作製した賦形シートを、賦形シートの凹凸形状面が含浸化粧シートの印刷面と接するように積層した。
その後、形成された積層体を2枚の鏡面板で挟み、熱プレス機を用いて圧力100kg/cmで、成型温度150℃で10分間の条件にて加熱成型し、未硬化組成物を熱硬化させることによりメラミン樹脂を含有する硬化樹脂層を形成した。
最後に硬化樹脂層から賦形シートを剥離することにより実施例にかかる化粧材を得た。
[比較例の化粧材の形状及び作製]
比較例の化粧材は、上記した凹凸形状部を有していない、いわゆるサンドブラストマットフィルムを用いて賦形シートを作製した。そしてこの賦形シートにより実施例の化粧材と同様にして比較例の化粧材を得た。図8に比較例にかかる化粧材の一部を拡大した平面図を示した。図8は図1と同じ視点及び縮尺である。
[評価方法・結果]
化粧材の艶、目視による耐指紋性、及び色差ΔEによる耐指紋性の定量評価を行った。表1に結果を示した。
「艶」はグロスメーター(60度、測定機器BYKガードナー社、マイクログロス)により測定した。測定結果は数値が小さいほど艶が少ないことを意味する。
「耐指紋性(目視)」は、化粧材表面を指で触れ、目視による観察を行って耐指紋性を有する場合を「〇」、耐指紋性が低い場合を「×」とした。
「耐指紋性(測色ΔE値)」は上記したようにコニカミノルタ株式会社、分光測色計 CM-370によりΔE abを測定することで得た。
Figure 0007230405000001
結果からわかるように、実施例にかかる化粧材は、比較例にかかる化粧材に比べて若干艶があるものの大きな差はなく、十分に艶消しであるといえる。そして実施例にかかる化粧材では特に耐指紋性について目視でも、定量的にも優れており、艷消しと耐指紋性とが両立していることがわかる。
10 化粧材
11 基材
12 凹凸形状部
13 凸線条
14 凹部
10’ 賦形シート
13’ 凹線条
14’ 凸部

Claims (3)

  1. 表面に凹凸が形成されてなる化粧材であって、
    基材、及び前記基材の面に複数の凸線条及び凹部が配置された凹凸形状部を有し、
    前記凸線条は平面視において環状であるとともに、複数の前記環状が網目状となるように配置された部位を有しており、
    前記凹部は球面の一部を有してなり、前記凸線条の前記環状の内側に配置されている、化粧材。
  2. 前記基材及び前記凹凸形状部はメラミン樹脂を含んでなる請求項1に記載の化粧材。
  3. 化粧材を製造するための賦形シートであって、
    基材、及び前記基材の面に複数の凹線条及び凸部が配置されており、
    前記凹線条は平面視において環状であるとともに、複数の前記環状が網目状に配置された部位を有しており、
    前記凸部は球面の一部を有してなり、前記凹線条の前記環状の内側に配置されている、賦形シート。
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