JP7228805B2 - 稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム - Google Patents

稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7228805B2
JP7228805B2 JP2018222140A JP2018222140A JP7228805B2 JP 7228805 B2 JP7228805 B2 JP 7228805B2 JP 2018222140 A JP2018222140 A JP 2018222140A JP 2018222140 A JP2018222140 A JP 2018222140A JP 7228805 B2 JP7228805 B2 JP 7228805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
time
unit
information
physical quantity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018222140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020087088A (ja
Inventor
弘樹 藤岡
英知 高西
裕 鈴木
智也 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018222140A priority Critical patent/JP7228805B2/ja
Publication of JP2020087088A publication Critical patent/JP2020087088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7228805B2 publication Critical patent/JP7228805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラムに関する。
従来、電化製品の稼働状況を、電化製品との間で通信を行う通信端末によってモニタする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、通信端末が、冷蔵庫から送信される庫内の収容室の温度検出情報を受信して、各収容室の温度を表示部に表示する構成が記載されている。
特開2018-36740号公報
上記特許文献1に記載された発明では、冷蔵庫の各室の検出温度から、冷蔵庫の大まかな運転状況を視認することができる。しかしながら、例えば、冷蔵庫の使用者が、収容した食品の冷えに不満を感じて、電化製品のサポートセンター等にメンテナンスを依頼したときに、冷蔵室の各室の温度だけでは、メンテナンス作業者が、冷えの弱さの原因が冷蔵庫の異常によるものなのか、使い方(扉の開閉頻度が高い等)によるものなのかを判断することが困難な場合がある。
本願はかかる背景に鑑みてなされたものであり、電化製品における異常の判断を支援することができる稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明の稼働モニタ方法は、駆動部及び前記駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を検出する検出部を備えた電化製品の稼働状況を、表示部を備えた通信端末によりモニタする稼働モニタ方法であって、前記通信端末が、所定時点における前記駆動部の運転状況と前記所定時点において前記検出部により検出された前記第1物理量とを示す所定時点第1情報を取得する所定時点第1情報取得ステップと、前記通信端末が、第2物理量を検出して検出した前記第2物理量を示す検出情報を無線により送信する無線型検出器により、前記所定時点において検出された前記第2物理量を示す所定時点第2情報を取得する所定時点第2情報取得ステップと、前記通信端末が、前記所定時点第1情報から認識した前記所定時点における前記駆動部の運転状況及び前記第1物理量共に、前記所定時点第2情報から認識した前記所定時点における前記第2物理量を示す稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する稼働モニタ画面表示ステップとを実施するものである。
また、本発明の稼働モニタ用プログラムは、表示部を備えた通信端末により、駆動部及び前記駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を検出する検出部を備えた電化製品の稼働状況をモニタするために実行されるプログラムであって、前記通信端末を、所定時点における前記駆動部の運転状況と前記所定時点において前記検出部により検出された前記第1物理量とを示す所定時点第1情報を、取得する所定時点第1情報取得部と、第2物理量を検出して検出した前記第2物理量を示す検出情報を無線により送信する無線型検出器により、前記所定時点において検出された前記第2物理量を示す所定時点第2情報を取得する所定時点第2情報取得部と、前記所定時点第1情報から認識した前記所定時点における前記駆動部の運転状況及び前記第1物理量共に、前記所定時点第2情報から認識した前記所定時点における前記第2物理量を示す稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する稼働モニタ画面表示部として機能させるものである。
これによって、電化製品の所在場所を訪問した通信端末の使用者(電化製品のメンテナンス作業者等)は、通信端末の表示部に表示される稼働モニタ画面により、駆動部の作動状況と、駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を一目で確認することができる。そのため、使用者による電化製品の異常の判断を支援することができる。
本発明の稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラムによれば、通信端末の表示部に、所定時点における電化製品の駆動部の運転状況及び駆動部の運転に応じて変化する第1物理量を共に示す稼働モニタ画面を表示させることができる。これにより、電化製品の設置場所を訪問したメンテナンス作業者は、通信端末に表示される稼働モニタ画面により、同一時点における駆動部の運転状況と第1物理量を確認して、電化製品の全体的な運転状況を容易に把握することができる。そのため、使用者による電化製品の異常の判断を支援することができる。
家屋に設置された電化製品のメンテナンスを実施する状況の説明図 実施形態における電化製品である冷蔵庫の正面の外観図 冷蔵庫の側面からの断面による説明図 ファンによる冷蔵庫内の空気の流れの説明図 冷蔵庫の制御ブロック図 通信端末の制御ブロック図 稼働モニタ用プログラムによるメインルーチンのフローチャート リアルタイム表示処理のフローチャート 稼働モニタ画面の説明図 レイアウト表示画面の説明図 リモート設定変更処理のフローチャート リモート設定変更画面の説明図 メンテナンス支援処理のフローチャート メンテナンス支援画面の説明図 分解要領の対応画面の説明図 冷蔵室内の分解要領の対応画面の説明図 サブ工程1の実行手順画面の説明図 サブ工程2の実行手順画面の説明図 エラーコードに対応した処置手順画面の説明図 エラーコードに対応した処理手順のサブ工程1の実行手順画面の説明図
第1の発明は、駆動部及び前記駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を検出する検出部を備えた電化製品の稼働状況を、表示部を備えた通信端末によりモニタする稼働モニタ方法であって、前記通信端末が、所定時点における前記駆動部の運転状況と前記所定時点において前記検出部により検出された前記第1物理量とを示す所定時点第1情報を取得する所定時点第1情報取得ステップと、前記通信端末が、前記所定時点第1情報から認識した前記所定時点における前記駆動部の運転状況と前記第1物理量とを共に示す稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する稼働モニタ画面表示ステップと、を含んでいる。
第1の発明によれば、所定時点第1情報取得ステップにより、通信端末が、所定時点における電化製品の駆動部の運転状況と第1物理量とを示す所定時点第1情報を取得する。そして、通信端末は、稼働モニタ画面表示ステップにより、所定時点第1情報から認識した所定時点における駆動部の運転状況と第1物理量とを共に示す稼働モニタ画面を、表示部表示する。電化製品のメンテナンス作業者等の通信端末の使用者は、稼働モニタ画面により、同一時点における駆動部の運転状況と第1物理量を一目で確認することができる。そのため、使用者による電化製品の全体的な運転状況の把握を容易にして、異常の判断を支援することができる。
第2の発明は、第1発明において、前記通信端末が、第2物理量を検出して検出した前記第2物理量を示す検出情報を無線により送信する無線型検出器により、前記所定時点において検出された前記第2物理量を示す所定時点第2情報を取得する所定時点第2情報取得ステップを含み、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点における前記駆動部の運転状況及び前記第1物理量と共に、前記所定時点第2情報から認識した前記所定時点における前記第2物理量を示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する。
第2の発明によれば、同一時点における駆動部の運転状況及び第1物理量と無線型検出器により検出された第2物理量と、稼働モニタ画面に表示される。そのため、通信端末の使用者は、無線型検出器を、例えば駆動部の近傍等の第2物理量を測定したい箇所に無線型検出器を置くことにより、当該箇所の第2物理量を同時に確認することができる。これにより、電化製品の異常の判断をより容易にすることができる。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記電化製品のレイアウトを示す前記稼働モニタ画面を前記表示部に表示し、前記レイアウトにおける前記駆動部の配置位置に前記駆動部の運転状況を示すと共に、前記レイアウトにおける前記検出部の検出箇所に前記検出部により検出された前記第1物理量を示す。
第3の発明によれば、稼働モニタ画面に電化製品のレイアウトが示され、レイアウトにおける駆動部の配置位置に駆動部の運転状況が示されると共に、レイアウトにおける検出部の検出箇所に検出部により検出された第1物理量が示される。これにより、稼働モニタ画面を視認した使用者は、電化製品の各部の状況を直感的に把握することができるため、異常を速やかに判断することができる。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のうちのいずれかにおいて、前記電化製品は複数の収容室を有する冷蔵庫であり、前記駆動部は、コンプレッサ、及び前記収容室に連通したダクトから前記収容室に冷気を送出するファンであり、前記検出部は、前記複数の収容室に個別に設けられて、前記第1物理量として温度を検出する温度センサであり、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点における前記コンプレッサ及びファンの運転状況と、前記所定時点における前記収容室の温度とを、共に示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する。
第4の発明によれば、通信端末の使用者は、稼働モニタ画面を視認することにより、同一時点におけるコンプレッサ及びファンの運転状況と各収容室の温度とを確認して、冷蔵庫の異常を判断することができる。
第5の発明は、第2の発明において、前記電化製品は複数の収容室を有する冷蔵庫であり、前記駆動部は、コンプレッサ、及び前記収容室に連通したダクトから前記収容室に冷気を送出するファンであり、前記検出部は、前記複数の収容室に個別に設けられて、前記第1物理量として温度を検出する温度センサであり、前記無線型検出器は、第2物理量として温度を検出する温度センサであり、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点における前記コンプレッサ及び前記ファンの運転状態と、前記所定時点における前記収容室の温度と、前記所定時点における前記無線型検出器が置かれた箇所の温度とを、共に示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する。
第5の発明によれば、通信端末の使用者は、無線型検出器を、冷蔵庫内或いは冷蔵庫の周囲の温度を確認した箇所に置くことにより、当該箇所の温度を、コンプレッサ及びファンと庫内の温度と共に、確認することができる。そのため、異常の判断をより詳細に行うことができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記通信端末が、所定の正常運転判定開始条件が成立したときに、前記ファンによる前記ダクトから前記収容室への冷気の送出口付近に置かれた前記無線型検出器から送信される前記検出情報を繰り返し受信して、前記検出情報から認識した検出温度の変化に基づいて、前記冷蔵庫の正常運転を判定する正常運転判定ステップを含む。
第6の発明によれば、冷気の送出口付近に置かれた無線型検出器の検出温度の変化に基づいて、コンプレッサが作動して冷気が収容室に送出されていることを認識することができるため、冷蔵庫が正常に運転していることを速やかに判定することができる。
第7の発明は、第4の発明から第6の発明のうちのいずれかにおいて、前記冷蔵庫は、前記収容室の扉の開閉状態を検出する開閉センサを備え、前記所定時点第1情報は、前記所定時点において前記開閉センサにより検出された前記収容室の扉の開閉状態を含み、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点第1情報から認識した、前記所定時点における前記コンプレッサ及び前記ファンの運転状態と、前記収容室の温度と、前記収容室の扉の開閉状態とを、共に示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する。
第7の発明によれば、収容室の扉の開閉状態を示す稼働モニタ画面と、実際の冷蔵庫の扉の開閉状態とを確認することにより、開閉センサの故障を容易に判断することができる。
第8の発明は、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、所定のテストモードによる前記電化製品の運転条件の変更指示を受付ける前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示し、前記通信端末が、前記テストモードによる前記電化製品の運転条件の変更指示を受付けたときに、前記電化製品に対して、前記テストモードによる前記電化製品の運転条件の変更を指示するテストモード対応ステップを含む。
第8の発明によれば、通信端末の使用者は、通信端末の操作によって、テストモードによる電化製品の運転条件を容易に変更することができる。
第9の発明は、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記電化製品の運転パラメータの変更指示を受け付ける前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示し、前記通信端末が、前記電化製品の運転パラメータの変更指示を受付けたときに、前記電化製品に対して、前記運転パラメータの変更を指示する運転パラメータ変更ステップを含む。
第9の発明によれば、通信端末の使用者は、通信端末の操作によって、電化製品の運転パラメータを容易に変更することができる。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明のうちのいずれかにおいて、前記通信端末が、前記電化製品の機種情報を取得する機種情報取得ステップを含み、前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記機種情報から認識した前記電化製品の機種に対応したメンテナンス支援画面へのリンクを受け付けるメンテナンス対応受付部を表示する前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示し、前記通信端末が、前記メンテナンス対応受付部への受付要求操作に応じて、前記メンテナンス支援画面を前記表示部に表示するメンテナンス支援画面表示ステップを含む。
第10の発明によれば、通信端末の使用者は、前記電化製品の異常を認識したときに、メンテナンス支援画面に切替えて、メンテナンスに必要な情報を容易に取得することができる。
第11の発明は、第10の発明において、前記メンテナンス支援画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記機種情報から認識した前記電化製品の機種に関連した故障情報を表示する前記メンテナンス支援画面を、前記表示部に表示する。
第11の発明によれば、通信端末の使用者は、メンテナンス支援画面により、機種に関連した故障情報を取得することにより、機種に特有な故障の要因及び対応処理を認識するおとができる。
第12の発明は、第10の発明又は第11の発明において、前記メンテナンス支援画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記駆動部の運転の開始又は停止指示を受け付ける前記メンテナンス支援画面を、前記表示部に表示し、前記通信端末が、前記メンテナンス支援画面の表示に応じて、前記駆動部の運転の開始又は停止を受付けたときに、前記電化製品に対して、運転の開始を受付けたときは運転の開始を指示し、運転の停止を受付けたときは運転の停止を指示する駆動部運転対応ステップを含む。
第12の発明によれば、通信端末の使用者は、通信端末の操作により、駆動部の運転を開始又は停止させて、電化製品の状況を確認することができる。
第13の発明は、表示部を備えた通信端末により、駆動部及び前記駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を検出する検出部を備えた電化製品の稼働状況をモニタするために実行されるプログラムであって、前記通信端末を、所定時点における前記駆動部の運転状況と前記所定時点において前記検出部により検出された前記第1物理量とを示す所定時点第1情報を、取得する所定時点第1情報取得部と、前記所定時点第1情報から認識した前記所定時点における前記駆動部の運転状況と前記第1物理量とを共に示す稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する稼働モニタ画面表示部として機能させる。
第13の発明によれば、第13の発明のプログラムを通信端末に実行させて、通信端末を所定時点第1情報取得部及び稼働モニタ画面表示部として機能させることにより、第1の発明と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
[1.通信端末の使用態様]
図1は、本発明の稼働モニタ方法及び稼働モニタ用プログラムと、本発明のメンテナンス支援方法及びメンテナンス支援用プログラムとが実行される通信端末の使用態様を示している。本実施形態の通信端末400は、タッチパネル460を備えたタブレット型の通信端末である。通信端末400の使用者であるメンテナンス作業者PSは、家屋Hを訪問して、冷蔵庫1(本発明の電化製品に相当する)のメンテナンス(点検、調整、修理等)を行う際に、通信端末400を使用する。
冷蔵庫1は、冷蔵庫1の作動を制御するコントローラ100と、冷蔵庫1の運転条件(運転パラメータ)の設定やエラーコードの表示等を行う操作パネル15とを備えている。コントローラ100は、冷蔵庫1に備えらえた駆動部(コンプレッサ、ファン、ダンパ等)の運転状況、及びセンサ(温度センサ、扉開閉センサ等)の検出信号を、定期的(例えば、数分~数10分毎)にモニタリングする。
そして、コントローラ100は、モニタリングにより認識した現時点(本発明の所定時点に相当する)における駆動部の運転状況及びセンサによる検出温度と、モニタリングを行った時点とを示す現時点第1情報(本発明の所定時点第1情報に相当する)を、家屋Hに設置されたゲートウェイ500(無線LANルータ等)、及び通信ネットワーク510を介して、管理サーバー520に送信する。管理サーバ520は、現時点第1情報を受信して、稼働履歴データ521に追加して記録する。また、管理サーバ520には、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、空調機器等の種々の電化製品に関する情報を、機種別に記録した機種別データ522が保存されている。
通信端末400も、ゲートウェイ500及び通信ネットワーク510を介して、管理サーバー520との間で通信を行い、稼働履歴データ521に記録された冷蔵庫1の稼働履歴情報を取得する。また、通信端末400は、管理サーバ520から、冷蔵庫1の機種用の機種別データを取得する。また、通信端末400は、無線により検出データを送信する無線温度センサ300との間で無線通信を行って、無線温度センサ300による検出温度の情報を取得する。
[2.冷蔵庫の構成]
図2~図4を参照して、冷蔵庫1の構成について説明する。図2は冷蔵庫1の正面の外観を示した説明図である。図2に示したように、冷蔵庫1は、前面に開口した主箱体2を備え、主箱体2内には、冷蔵室10、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60が形成されている。また、冷蔵室10には、パーシャル/チルド切替室20が配置されている。冷蔵室10、パーシャル/チルド切替室20、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60は、本発明の収容室に相当する。
冷蔵室10の前面の開口部には、回転式の左ドア11a及び右ドア11bが設けられている。また、冷蔵室10の左側の内壁には、冷蔵庫1の運転条件の変更、エラー表示等を行うための操作パネル15が設けられている。製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60には、それぞれ食品を収容する引出31、41、51、及び61が設けられている。
次に、図3は冷蔵庫1の庫内の構成を右側から見た断面により示した説明図である。冷蔵室10には、左ドア11aの開閉状態を検出する左ドア開閉センサ12aと、右ドア11bの開閉状態を検出する右ドア開閉センサ12bとが設けられている。左ドア開閉センサ12aは、左ドア11aが閉まっているときは閉検出信号を出力し、左ドア11a開いているときには開検出信号を出力する。同様に、右ドア開閉センサ12bは、右ドア11bが閉まっているときは閉検出信号を出力し、右ドア11bが開いているときには開検出信号を出力する。
製氷室30には、製氷室30の開口部の開閉を検出する製氷室開閉センサ32が設けられている。製氷室開閉センサ32は、製氷室30に引出31が収容されているときは閉検出信号を出力し、製氷室30から引出31が引き出されているときには開検出信号を出力する。同様に、新鮮凍結室40には、新鮮凍結室40の開口部の開閉を検出する新鮮凍結室開閉センサ42が設けられている。また、冷凍室50には、冷凍室50の開口部の開閉を検出する冷凍室開閉センサ52が設けられ、野菜室60には、野菜室60の開口部の開閉を検出する野菜室開閉センサ62が設けられている。新鮮凍結室開閉センサ42、冷凍室開閉センサ52、野菜室開閉センサ62は、製氷室開閉センサ32と同様に、閉検出信号と開検出信号を出力する。
冷蔵室10には、冷蔵室10内の温度を検出する冷蔵室温度センサ13が設けられ、パーシャル/チルド切替室20には、パーシャル/チルド切替室20内の温度を検出する切替室温度センサ23が設けられている。製氷室30には、製氷室30内の温度を検出する製氷室温度センサ33が設けられ、新鮮凍結室40には、新鮮凍結室40内の温度を検出する新鮮凍結室温度センサ43が設けられている。冷凍室50には、冷凍室50内の温度を検出する冷凍室温度センサ53が設けられ、野菜室60には、野菜室60内の温度を検出する野菜室温度センサ63が設けられている。
上機械室70には、圧縮機71、凝縮器72、及び機械室ファン73が配置されている。ダクト75に配置された蒸発器74は、図示しない冷媒路により圧縮機71及び凝縮器72と接続されて、冷凍サイクルを構成する。ダクト75には、蒸発器74により冷却された空気(冷気)を、ダクト75に複数設けられた冷気吐出口79から、冷蔵室10、パーシャル/チルド切替室20、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60に送出する冷却ファン76が設けられている。
さらに、ダクト75には、新鮮凍結室40に冷気を送出する新鮮凍結室ファン77と、蒸発器78の温度を検出する霜取温度センサ78とが設けられている。下機械室80には、蒸発皿81と、蒸発皿ファン82とが設けられている。図3では、冷蔵室10の冷気吐出口79の付近に、無線温度センサ300が置かれた例を示している。このように、無線温度センサ300を、温度を確認したい任意に箇所に置くことにより、後述するように、任意の箇所の温度を通信端末400で確認することができる。
次に、図4は、ファンによる冷蔵庫1内の空気の流れの説明図である。冷却室95において蒸発器74で冷却された空気は、冷却ファン76により、ダクト75から冷蔵室10、パーシャル/チルド切替室20、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60に送出される。また、新鮮凍結室40については、新鮮凍結室ファン77によっても、ダクト75から冷気が送出される。
ダクト75には、開閉により冷気の供給量を調節するためのダンパとして、冷蔵室10への冷気の供給量を調節する冷蔵室ダンパ90、パーシャル/チルド切替室20への冷気の供給量を調節するパーシャル/チルド切替室ダンパ91、野菜室60への冷気の供給量を調節する野菜室ダンパ92、及び冷凍室50への冷気の供給量を調節する冷凍室ダンパ93が設けられている。
冷却室95からダクト75を介して冷蔵室10、パーシャル/チルド切替室20、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60に供給された冷気は、図示しないリターンダクトを通って冷却室に戻る。
上機械室70において、機械室ファン73が左側の通気孔から外気を吸込んで凝縮器72と圧縮機71を冷却し、排熱を右側の通気孔から排出する。下機械室80において、蒸発皿ファン82が左側の通気孔から外気を吸込んで、霜取り水の蒸発促進と図示しない蒸発皿パイプを冷却し、排熱を右側の通気孔から排出する。
[3.冷蔵庫の制御ブロック]
図5は、冷蔵庫1の制御ブロック図である。コントローラ100は、CPU110、メモリ130、通信部140、及び日時認識部141等により構成された電子回路ユニットである。コントローラ100は、操作パネル15と接続され、操作パネル15の操作信号がコントローラ100に入力されると共に、コントローラ100から出力される制御信号により操作パネルの表示が制御される。
コントローラ100には、温度センサ13,23,33,43,53,63,17の温度検出信号と、開閉センサ12a,12b,32,42,52,62の開閉検出信号とが入力される。また、コントローラ100から出力される制御信号により、圧縮機71、ファン73,76,77,82、及びダンパ90,91,92,93の作動が制御される。
通信部140は、無線により、通信ネットワーク510を介して管理サーバ520との間で通信を行う。また、通信部140は、無線により、通信ネットワーク510を介して、或いは直接、通信端末400との間で通信を行う。通信ネットワーク510を介した無線通信は、Wi-Fi(登録商標)等により行われる。通信端末400との直接の無線通信は、Wi-Fiダイレクト、Bluetooth(登録商標)等により行われる。日時認識部141は、現在の日時を計数して現在の日時を示す日時情報をCPU110に出力する。
CPU110は、メモリ130に保存された冷蔵庫制御用プログラム131を実行することにより、主制御部111、メンテナンス対応部112、及び稼働履歴保存部113として機能する。主制御部111は、冷蔵庫1の温度センサ13,23,33,43,53,63から出力される温度検出信号から、冷蔵室10、パーシャル/チルド切替室20、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60の温度を認識する。
そして、主制御部111は、認識した温度に基づいて、圧縮機71、ファン73,76,77,82、及びダンパ90,91,92,93の作動を制御することにより、冷蔵室10、パーシャル/チルド切替室20、製氷室30、新鮮凍結室40、冷凍室50、及び野菜室60の温度を制御する。
メンテナンス対応部112は、操作パネル15の操作に応じて、テストモード及びサービスモードによる処理を行う。メンテナンス対応部112は、テストモードにおいては、製氷、圧縮機71の回転数、その他制御の確認テストを実行する。また、サービスモードにおいて、メンテナンス対応部112は、温度センサ13,23,33,43,53,63による検出温度、圧縮機71の作動周波数、圧縮機71の運転積算時間等を、操作パネル15の表示部に表示する。
また、メンテナンス対応部112は、通信端末400から送信されるリアルタイムモニタ開始情報を受信したときに、現時点における冷蔵庫1の運転状況を示す現時点第1情報を、通信端末400に送信する。現時点第1情報には、現時点(測定時点)の日時、現時点における、温度センサによる検出温度、開閉センサ12a,12b,32,42,52,62により検出された各室の開閉状況、圧縮機71の運転状況、ファン73,76,77,82の運転状況、ダンパ90,91,92,93の開閉状態等の情報が含まれる。
稼働履歴保存部113は、所定のモニタリング周期(例えば、数分~数10分毎)により、現時点における、温度センサ13,23,33,43,53,63による検出温度、開閉センサ12a,12b,32,42,52,62により検出された各室の開閉状況、圧縮機71の運転状況、ファン73,76,77,82の運転状況等を認識する。そして、稼働履歴保存部113は、認識した情報と測定時点を示す稼働モニタ情報を、通信部140を介して管理サーバ520に送信する。なお、直近の過去数日の稼働履歴については、メモリ130にも保存するようにしてもよい。
[4.通信端末の構成]
図6を参照して、通信端末400の構成について説明する。通信端末は400は、制御ユニット410、通信部450、スピーカー451、タッチパネル460、及び記憶部470を備えている。
制御ユニット410は、CPU(Central Processing Unit)420、メモリ430、及び図示しないインターフェース回路等により構成された電子回路ユニットである。CPU420は、メモリ430に保存された稼働モニタ用プログラム431を実行することにより、稼働モニタ制御部421として機能する。また、CPU420は、メモリ430に保存されたメンテナンス支援用プログラム432を実行することにより、メンテナンス支援制御部422として機能する。
制御ユニット410は、通信部450、スピーカー451、タッチパネル460、及び記憶部470と接続されている。通信部450は、無線により、通信ネットワーク510を介して管理サーバ520との間で通信を行い、冷蔵庫1及び無線温度センサ300との間で直接的に通信する。タッチパネル460は、液晶パネル等により構成されたフラットパネル型の表示器461と、表示器461の表面を覆って配置されたタッチスイッチ462とを備えている。表示器461は、制御ユニット410から出力される画像制御信号に応じて、種々の画面を表示する。タッチスイッチ462は、メンテナンス作業者PS等によるタッチ操作に応じた操作信号を制御ユニット410に入力する。
メンテナンス支援制御部422は、メンテナンス作業者PSによるタッチスイッチ462の操作に応じて、管理サーバ520との通信により、冷蔵庫1の機種用の機種別情報480を取得して、記憶部470に保存する。同様にして、メンテナンス対応部112は、他の電化製品についての機種別データ480b、480c、…、をメンテンナンス作業者PSによる操作に応じて、管理サーバ520から取得する。
機種別データ480aには、冷蔵庫1の機種で生じ得る不具合を解消するための対応処置を示す不具合対処データ481a、対応処置の手順を示す作業手順データ482a、及び対応処置の手中を動画により説明した作業動画データ483a等が含まれる。機種別データ480b、480c、…、についても同様である。
[5.通信端末による処理]
通信端末400の制御ユニット410は、メンテナンス作業者PSが稼働モニタアプリを起動したときに、CPU420により、稼働モニタ用プログラム431及びメンテナンス支援用プログラム432を実行する。そして、冷蔵庫1の機種が選択された場合に、稼働モニタ制御部421及びメンテナンス支援制御部422は、図7に示したフローチャートによる処理を実行する。
図7のステップS1で、稼働モニタ制御部421は、冷蔵庫1との間で無線通信を確立する。そして、稼働モニタ制御部421は、続くステップS2~S5のループを繰り返し実行する。ステップS2で、稼働モニタ制御部421は、図9に示した稼働モニタ画面WM0を、タッチパネル460の表示器461に表示する。稼働モニタ制御部421が稼働モニタ画面WM0及び後述する稼働モニタ画面WM1,WM2を表示器461に表示する処理は、本発明の稼働モニタ表示ステップに相当する。
図9を参照して、稼働モニタ画面WM0には、冷蔵庫1の機種及び製造番号を示す機種表示部700、後述するメンテナンス支援画面への切替えを指示するためのメンテナンスボタン701、後述するイラストモニタ画面への切替えを指示するためのグラフ/イラスト切替ボタン702、現時点からの運転状況の表示を指示するためのリアルタイムデータ取得ボタン703、後述するリモート設定変更画面への切替を指示するためのリモート設定変更ボタン704、及び表示対象を選択するための表示対象選択ボタン705が表示される。
次のステップS3で、メンテナンス作業者PSがリアルタイムデータ取得ボタン703にタッチして、「リアルタイムデータ取得」の選択操作を行ったときに、稼働モニタ制御部421は、ステップS100に処理を進めて「リアルタイム表示処理」を実行する。また、ステップS4で、メンテナンス作業者PSがリモート設定変更ボタン704にタッチして、「リモート設定変更」の選択操作を行ったときに、稼働モニタ制御部421は、ステップS200に処理を進めて「リモート設定変更処理」を実行する。また、ステップS5で、メンテナンス作業者PSがメンテナンスボタン701にタッチして、「メンテナンス支援」の選択操作を行ったときに、稼働モニタ制御部421は、ステップS300に処理を進めて「メンテナンス支援処理」を実行する。
[6.リアルタイム表示処理]
図8に示したフローチャートに従って、「リアルタイム表示処理」の実行手順について説明する。図8のステップS101で、稼働モニタ制御部421は、冷蔵庫1から、現時点における駆動部の運転状況と検出状況とを示す現時点第1情報を取得する。駆動部には、圧縮機71、機械室ファン73、冷却ファン76、新鮮凍結室ファン77、蒸発皿ファン82、冷蔵室ダンパ90、パーシャル/チルド切替室ダンパ91、野菜室ダンパ92、及び冷凍室ダンパ93が含まれる。ステップS101の処理は、本発明の所定時点第1情報取得ステップに相当する。
検出状況には、冷蔵室温度センサ13、切替室温度センサ23、製氷室温度センサ33、新鮮凍結室温度センサ43、冷凍室温度センサ53、及び野菜室温度センサ63の検出温度が含まれる。さらに、検出状況には、左ドア開閉センサ12a、右ドア開閉センサ12b、製氷室開閉センサ32、新鮮凍結室開閉センサ42、冷凍室開閉センサ52、及び野菜室開閉センサ62により検出された開閉状態が含まれる。
続くステップS102で、稼働モニタ制御部421は、無線温度センサ300との間で無線通信が確立されているか否かを判断する。なお、通信端末400と無線温度センサ300との間の通信確立は、無線温度センサ300の電源が入れられたときに、自動的に行うようにしてもよく、メンテナンス作業者PSによる接続操作によって行うようにしてもよい。
そして、稼働モニタ制御部421は、通信端末400と無線温度センサ300との間の通信が確立しているときは、ステップS110に処理を進める。一方、通信端末400と無線温度センサ300との間の通信が確立していないときには、稼働モニタ制御部421は、ステップS103に処理を進める。ステップS110で、稼働モニタ制御部421は、無線温度センサ300から、現時点の無線温度センサ300による検出温度を示す現時点第2情報を受信して、ステップS103に処理を進める。ステップS110の処理は、本発明の所定時点第2情報取得ステップに相当する。
ステップS103で、稼働モニタ制御部421は、図9に示したように、リアルタイムデータ取得情報710を表示する。リアルタイムデータ取得情報710は、「リアルタイム表示処理」を開始した時点からの温度センサの検出温度の推移を示す温度推移グラフ711と、駆動部の運転状況を示す運転状況グラフ712とを表示する。
図9では、温度推移グラフ711に、外気温(外気温度センサ17の検出温度)、霜取センサ温度、冷凍室温度(冷凍室温度センサ53の検出温度、図9ではFC温度と表示)、野菜室温度(野菜室温度センサ63の検出温度、図9ではVC温度と表示)、冷蔵室温度(冷蔵室温度センサ13の検出温度、図9ではPC温度と表示)を表示している例を示している。温度推移グラフ711に示される温度は、表示対象選択ボタン705により選択される表示対象(全室情報、冷蔵室、製氷室、冷凍室、野菜室のうちのいずれか)。また、稼働モニタ制御部421は、ステップS110で現時点第2情報を取得した場合は、無線温度センサ300による検出温度も、温度推移グラフ711に合わせて表示する。
運転状況グラフ712は、圧縮機71、冷却ファン76(図9ではFCファンと表示)、冷凍室ダンパ93(図9ではFCダンパと表示)の運転状況を表示している例を示している。なお、稼働モニタ制御部421は、運転状況グラフ712のスクロール操作に応じて、機械室ファン73、新鮮凍結室ファン77、蒸発皿ファン82、冷蔵室ダンパ90、パーシャル/チルド切替室ダンパ91、及び野菜室ダンパ92の運転状況も同様に表示する。
稼働モニタ制御部421は、ステップS104で、メンテナンス作業者PSによる測定終了操作があったとき、或いはステップS105で、測定期間が終了したときに、ステップS106に処理を進めて「リアルタイム表示処理」終了する。
稼働モニタ制御部421は、メンテナンス作業者PSによりグラフ/イラスト切替ボタン702が操作されたときに、稼働モニタ画面WM0を、図10に示した稼働モニタ画面WM1に切替える。稼働モニタ画面WM1には、冷蔵庫1の正面レイアウト720aと、冷蔵庫1の右側面レイアウト720bとが示される。
正面レイアウト720aには、操作パネル15による運転条件の設定状態と、表示部の表示状態726を示す操作パネル状態表示部721が示される。また、正面レイアウト720aの冷蔵室10の箇所に、左ドア11a及び右ドア11bの開閉状態730が示され、製氷室30の箇所に製氷室30の開閉状態731が示され、新鮮凍結室40の箇所に新鮮凍結室40の開閉状態732が示される。また正面レイアウト720aの冷凍室50の箇所に冷凍室50の開閉状態733が示され、野菜室60の箇所に野菜室60の開閉状態734が示される。
さらに、稼働モニタ制御部421は、管理サーバ520の稼働履歴データ521から冷蔵庫1の稼働履歴データを取得して、直近の過去3日間の冷蔵室10の開閉回数740、製氷室30の開閉回数と時間及び製氷回数741、新鮮凍結室40の開閉回数と時間742、冷凍室50の開閉回数と時間743、及び現時点の外気温744を、正面レイアウト720aに表示する。
右側面レイアウト720bには、機械室ファン73の配置位置に機械室ファン73の運転状態760が表示され、圧縮機71の配置位置に圧縮機71の運転状態761が表示され、新鮮凍結室ファン77の配置位置に新鮮凍結室ファン77の運転状態762が表示され、冷却ファン76の配置位置に冷却ファン76の運転状態763が表示され、蒸発皿ファン82の配置位置に蒸発皿ファン82の運転状態が表示される。
さらに、右側面レイアウト720bには、冷蔵室10の配置位置に冷蔵室温度センサ13の検出温度750が示され、パーシャル/チルド切替室20の配置位置に切替室温度センサ23の検出温度751が示され、新鮮凍結室40の配置位置に新鮮凍結室温度センサ43の検出温度752が示される。また、右側面レイアウト720bには、冷凍室50の配置位置に冷凍室温度センサ53の検出温度753が示され、野菜室60の配置位置に野菜室温度センサ63の検出温度754が示され、霜取温度センサ78の配置位置に霜取温度センサ78の検出温度755が示される。
さらに、右側面レイアウト720bには、外気温度センサ17の配置位置に外気温度センサ17の検出温度756が示され、正面レイアウト720aと右側面レイアウト720bの間に、無線温度センサ300の検出温度757が示される。
このように、稼働モニタ画面WM1には、正面レイアウト720aに、左ドア開閉センサ12a、右ドア開閉センサ12b、製氷室開閉センサ32、新鮮凍結室開閉センサ42、冷凍室開閉センサ52、及び野菜室開閉センサ62により検出された現時点の開閉状態730、731、732、733、734が、各開閉センサの検出対象位置に示される。
また、右側面レイアウト720bには、冷蔵室温度センサ13、切替室温度センサ23、新鮮凍結室温度センサ43、冷凍室温度センサ53、野菜室温度センサ63、外気温度センサ17、及び霜取温度センサ78による現時点の検出温度750、751、752、753、754、755、756が、各温度センサの検出対象位置に示される。さらに、右側面レイアウト720bには、現時点における、機械室ファン73、圧縮機71、冷却ファン76、新鮮凍結室ファン77、及び蒸発皿ファン82の運転状態(運転/停止)760,761,762,763,764が、各駆動部の配置位置に示される。また、稼働モニタ画面WM1には、無線温度センサ300による現時点の検出温度757が示される。
そのため、メンテナンス作業者PSは、稼働モニタ画面WM1により、現時点における冷蔵庫1の各部の温度、各室の開閉状態、駆動部の運転状況、無線温度センサ300を置いた箇所の温度を、容易に視認して、冷蔵庫1の全体的な運転状況を確認することができる。これにより、メンテナンス作業者PSによる冷蔵庫1の異常の判断を支援することができる。さらに、メンテナンス作業者PSは、例えば、使用者PUが冷蔵庫1の冷えが弱いと感じている場合に、稼働モニタ画面WM1を冷蔵庫1の使用者PUを見せて、冷蔵庫1の実際の運転状況を説明することができる。これにより、メンテナンス作業者PSは、冷えが弱い原因が、冷蔵庫1の異常ではなく、庫内の商品の配置状態であること、或いはドアの開閉頻度が多いことであること等を、使用者PUに説明することができる。
また、無線温度センサ300との通信た確立されている場合に、稼働モニタ制御部421が、冷蔵庫1の運転を開始した時点からの無線温度センサ300の検出温度の低下度合に基づいて冷蔵庫1の正常運転を判定し、判定結果を表示器461に表示するようにしてもよい。この構成によれば、メンテナンス作業者PSは、無線温度センサ300をダクト75の冷気吐出口79付近に置くことにより、冷蔵庫1の正常運転を速やかに確認することができる。この正常運転の判定処理は、本発明の正常運転判定ステップに相当する。
[7.リモート設定変更処理]
図11に示したフローチャートに従って、「リモート設定変更処理」の実行手順について説明する。図11のステップS201で、稼働モニタ制御部421は、図12に示したように、冷蔵庫1の運転条件を変更するための操作員設定メニュー770と、冷蔵庫1のテストモードにおける条件を変更するためのテストモードメニュー771とを示す稼働モニタ画面WM2を、表示器461に表示する。
操作員設定メニュー770には、最高回転数切替(低騒音)モード、最低回転数切替(低振動)モード、冷蔵室温調補正、パイプヒータ通電率変更、パーシャルチルド室温調補正、冷蔵室青色LED消灯、電子音音量切替設定、エコナビ停止、湿度センサ通電率補正無効化、蒸発皿ファン電圧固定、パーシャルLED白色点灯、及び野菜室湿度センサ補正無効化の各パラメータ(運転条件)を変更するためのボタンが示される。テストモードメニュー771には、冷蔵室温度、パーシャル/チルド室温度、冷凍室・新鮮凍結室・製氷室温度、及び製氷停止設定のテストモードにおける各パラメータを設定するためのボタンが示される。
次のステップS202で、稼働モニタ制御部421は、操作員設定メニュー770、又はテストモードメニュー771のいずれかのボタンがタッチされたことを認識したときに、ステップS210に処理を進める。ステップS210で、稼働モニタ制御部421は、タッチ操作により選択されたパラメーの変更用のポップアップ画面を表示する。図12では、「最高回転数切替(低騒音)モード」が選択された場合のポップアップ画面772を例示している。メンテナンス作業者PSは、ポップアップ画面772をタッチ操作して、最高回転数切替(低騒音)モードのON(有効)とOFF(無効)を切替えることができる。
続くステップS211で、稼働モニタ制御部421は、ポップアップ画面772に対するメンテナンス作業者PSの転送の操作に応じて、パラメータ設定の変更を指示するパラメータ変更情報を冷蔵庫1に送信し、ステップS203に処理を進める。冷蔵庫1においては、パラメータ変更情報を受信したコントローラ100のメンテナンス対応部112が、パラメータ変更情報に応じてパラメータの設定を変更する。
ステップS203で、稼働モニタ制御部421は、戻るスイッチ772のタッチ操作による終了指示がなされたか否を判断する。そして、終了指示がなされたときにステップS204に処理を進めて「リモート設定変更処理」を終了して、図7のメインルーチンの処理に戻る。「リモート設定変更処理」により、テストモードにおける各パラメータを設定する処理は、本発明のテストモード対応ステップに相当する。また、「リモート設定変更処理」により、冷蔵庫1の運転パラメータを変更する処理は、本発明の運転パラメータ変更ステップに相当する。
[8.メンテナンス支援処理]
図13に示したフローチャートに従って、「メンテナンス支援処理」の実行手順について説明する。メンテナンス支援制御部422は、図13のステップS301で、図14に示したメンテナンス支援画面MS0を、表示器461に表示する。メンテナンス支援制御部422が、メンテナンス支援画面MS0及び後述するメンテナンス支援画面MS1~MSMS6を表示器461に表示する処理は、本発明のメンテナンス支援画面表示ステップに相当する。
図14を参照して、メンテナンス支援画面MS0には、メンテナンスメニュー800が示される。メンテナンスメニュー800は、修理作業上の注意801、エラーコード一覧802、分解・組み立て要領803、サービスモード804、概要805、設置方法806、回路図807、機種別関連ニュース808、症状別故障診断809、部品展開図・価格表810、テストモード811、技術解説812、取り扱い操作方法813、外形寸法図814、及びQS実践テキスト815の各項目ボタンを含んでいる。
続くステップS302で、メンテナンス支援制御部422は、メンテナンスメニュー800の項目ボタン801~815のいずれかが、タッチ操作により選択されたか否かを判断する。そして、メンテナンス支援制御部422は、いずれかの項目ボタンが選択されたときはステップS310に処理を進め、項目ボタンが操作されていないときにはステップS303に処理を進める。
ステップS310で、メンテナンス支援制御部422は、選択された項目ボタンに対応したメンテナンス支援画面を、表示器461に表示する。例えば、分解・組み立て要領803の項目ボタンが選択された場合、メンテナンス支援制御部422は、図15に示したメンテナンス支援画面MS1を、表示器461に表示する。
分解・組み立て要領803に対応したメンテナンス支援画面MS1には、冷蔵庫1のドアの配置を示すドア配置図820、冷蔵庫1の庫内の配置を示す庫内配置図821、冷蔵庫1の天面を示す天面図822、及び冷蔵庫1の機械室の配置を示す機械室配置図823が含まれる。
ドア配置図820について、メンテナンス作業者PSは、タッチ操作により、冷蔵室左ドアPCL、冷蔵室右ドアPCR、製氷室ドアIC、新鮮凍結室ドアSC、冷凍室ドアFC、及び野菜室ドアVCのいずれかを選択することができる。また、庫内配置図821について、メンテナンス作業者PSは、タッチ操作により、冷蔵室庫内、製氷/新鮮凍結/冷凍室庫内、及び野菜室庫内のいずれかの箇所を選択することができる。
さらに、天面図822について、メンテナンス作業者PSは、タッチ操作により天面を選択することができる。また、機械室配置図823について、メンテナンス作業者PSは、タッチ操作により、上機械室、及び下機械室のいずれかの箇所を選択することができる。
メンテナンス支援制御部422は、メンテナンス作業者PSが、ドア配置図820、庫内配置図821、天面図822、及び機械室配置図823のいずれかを操作して、いずれかの箇所を選択したときに、図16に示したように、選択された箇所に配置された部品を分解工程に従ってツリー表示した部品ツリー830を示すメンテナンス支援画面MS2を、表示器461に表示する。
図16では、メンテナンス作業者PSが、庫内配置図821について冷蔵室庫内を選択した場合を例示しており、「1.パーシャルチルドドア」を起点として、「2.パーシャルプレートトップ」、「3.プレートダクトAS」、…というように、各構成部品が分解工程の段階に従ってツリー化して表示されている。
メンテナンス作業者PSは、部品ツリー830に表示された部品の中から、メンテナンスを行う部品をタッチ操作により選択することができる。図16は、「6.インジェクトチューブAS」が選択された状態を示しており、この選択に応じて、メンテナンス支援制御部422は、図16に示した部品ツリー830により示される部品の構成状態に基づいて、インジェクトチューブASの交換作業に含まれるサブ工程として、「1.パーシャルチルドドア」、「2.パーシャルプレートトップ」、「3.プレートタンクサイドAS」、「4.プレートダクトAS」、「5.カバープレートタンク」、及び「6.インジェクトチューブAS」を抽出する。
そして、メンテナンス支援制御部422は、図17に示したように、抽出したサブ工程を一覧表示したサブ工程一覧840を示すメンテナンス支援画面MS3を、表示器461に表示する。サブ工程一覧840には、サブ工程1~6の表示エリア841~846が表示される。メンテナンス作業者PSは、サブ工程1~6の表示エリア841~846のいずれかをタッチ操作することによって、作業手順を表示させるサブ工程を選択することができる。
図17は、サブ工程1が選択されている状態を例示しており、メンテナンス支援制御部422は、記憶部470に保存された冷蔵庫1の機種用の作業手順データ482aを参照して、サブ工程1に対応付けられた作業手順のデータ(作業手順の説明文、及び作業動画のデータ)を取得する。そして、メンテナンス支援制御部422は、サブ工程1の表示エリア831を拡大して、サブ工程1(パーシャルチルドドア)の作業手順の説明文841aと、動画エリア841bとを表示する。メンテナンス支援制御部422は、メンテナンス作業者PSによる動画エリア841bのタッチ操作に応じて、サブ工程1の作業動画を再生する。
また、図18は、サブ工程6(インジェクトチューブAS)が選択された状態のメンテナンス支援画面MS4を例示している。図18では、メンテナンス支援制御部422は、サブ工程6の表示エリア846を拡大して、サブ工程6の作業手順の説明文846aと、動画エリア846bとを表示する。メンテナンス支援制御部422は、メンテナンス作業者PSによる動画エリア846bのタッチ操作に応じて、サブ工程6の作業動画を再生する。
このように、メンテナンス作業者PSは、対応処置がいくつかのサブ工程に分かれる場合に、作業手順を知りたいサブ工程を選択して、説明部及び説明動画を視認することができる。そのため、対応処置の全ての作業手順を一括して説明文及び説明動画で出力する場合に比べて、メンテナンス作業者PSは、知りたいサブ工程の作業手順のみを効率良く視認して、速やかにメンテナンス作業を行うことができる。
次に、図14に示したメンテナンス支援画面MS0のメンテナンスメニュー800で、メンテナンス作業者PSが、エラーコード一覧802を選択して、エラーコード「H21]を選択した場合、メンテナンス支援制御部422は、図19に示したメンテナンス支援画面MS5を、表示器461に表示する。
メンテナンス支援画面MS5には、エラーコード「H21」に対応した症状850(ここでは「アイスメカ異常」)、エラーの検出条件851(ここでは「製氷モータ回転異常」)、3つの対応処置852~854、及び対応処置を選択するための選択ボタン860が示される。そして、メンテナンス作業者PSが、いずれかの選択ボタン860を選択したときに、選択された対応処置の詳細を表示する。
図20は、3つの対応処置のうち、「処置(2) アイスメカAS交換」が選択された場合のメンテナンス支援画面MS6を示しており、メンテナンス支援制御部422は、処置(1)~処置(3)の表示エリア852~854のうち、選択された処置(2)の表示エリア852を拡大して、処置(2)の作業手順を表示する。
「処置(2) アイスメカAS交換」には、「サブ工程1 製氷室・新鮮凍結ルームドア」、「サブ工程2 アイスメーカ(アイスプレートトップ)」、及び「サブ工程3 アイスメカAS」という3つのサブ工程が含まれている。そこで、メンテナンス支援制御部422は、3つのサブ工程の表示エリア861~863を表示する。
メンテナンス作業者PSは、3つのサブ工程の表示エリア861~863のいずれかを選択することができ、メンテナンス支援制御部422は、この選択に応じて、選択された表示エリアを拡大して作業手順情報を表示する。図20では、「サブ工程1 製氷室ドア・新鮮凍結ルームドア」が選択された場合を示しており、メンテナンス支援制御部422は、サブ工程1の表示エリア861を拡大して、サブ工程1の作業手順の説明文861aと動画エリア861bを表示している。
メンテナンス支援制御部422は、メンテナンス作業者PSが作業動画の再生指示(動画エリア861bのタッチ操作)があったときに、記憶部470に保存された冷蔵庫1の機種用の作業動画データ483aを参照して、サブ工程1の作業動画データを取得し、作業動画を再生する。メンテナンス作業者PSは、説明文861a及び作業動画861bを視認することによって、作業手順を容易に理解して速やかにメンテナンスの作業を進めることができる。
また、メンテナンス作業者PSは、対応処置の作業手順について、サブ工程毎に説明文及び作業動画を選択して視認することができる。そのため、対応処置の全ての作業手順の説明文及び作業動画を一括して視認する場合に比べて、効率良く作業手順の情報を取得して、速やかにメンテナンス作業を行うことができる。
図14に示したメンテナンス支援画面MS0で、メンテナンス作業者PSが機種別関連ニュースの項目ボタン808を選択した場合、メンテナンス支援制御部422は、管理サーバ520から、機種情報DB131に保存されている冷蔵庫1の機種に関する情報を取得して表示器641に表示する。これにより、メンテナンス作業者PSは、冷蔵庫1の機種に特有な異常に関する情報等を容易に取得することができる。
図14に示したメンテナンス支援画面MS0で、メンテナンス作業者PSがサービスモードの項目ボタン804を選択した場合、メンテナンス支援制御部422は、冷蔵庫1の各駆動部の運転の開始を停止を個別に指示するためのメニュー画面を表示する。そして、メンテナンス作業者PSの操作に応じて、メンテナンス支援制御部422は、駆動部の運転開始又は運転停止を指示する情報を冷蔵庫1に送信し、この情報の受信に応じて、冷蔵庫1のメンテナンス対応部112は、駆動部の運転を開始又は停止する。これにより、例えば、メンテナンス作業者PSは、メンテナンス作業がやり易いように特定のダンパを開ける等の指示をすることができる。このように、駆動部の運転の開始又は停止を指示する処理は、本発明の駆動部運転対応ステップに相当する。
[9.他の実施形態]
上記実施形態では、本発明の製品として冷蔵庫1を例に説明したが、本発明は、空調機器、洗濯機、テレビ、等の冷蔵庫以外の電化製品に対しても適用することができる。また、駆動部として、圧縮機71、冷却ファン76等を示したが、他の種類の駆動部であってもよい。また、第1物理量及び第2物理量として温度を示したが、湿度、熱量、風量、照度等であってもよい。
上記実施形態では、図9に示した稼働モニタ画面WM0にメンテナンスボタン701を表示して、稼働モニタ画面WM0から、図14に示したメンテナンス支援画面MS0に切替えられる構成とした。他の構成として、メンテナンス支援画面MS0への切替えを行わない構成としてもよく、この場合にも本発明の効果を得ることができる。
上記実施形態では、本発明の端末装置として、タブレット型の通信端末400を示したが、これに限られず、ノートパソコン、スマートフォン等を本発明の端末装置として用いることができる。
以上のように、本発明にかかる稼働モニタ方法及び稼働モニタ用プログラムは、電化製品の設置場所を訪問したメンテナンス作業者に対して、通信端末に表示される稼働モニタ画面により、同一時点における駆動部の運転状況と第1物理量の情報を提供することができるので、電化製品の全体的な運転状況の確認を容易にして、異常の判断を支援することができる。
1 冷蔵庫
13 冷蔵室温度センサ
23 切替室温度センサ
33 製氷室温度センサ
43 新鮮凍結室温度センサ
53 冷凍温度センサ
63 野菜室温度センサ
71 圧縮機
73 機械室ファン
76 冷却ファン
77 新鮮凍結室ファン
78 霜取温度センサ
100 コントローラ
300 無線温度センサ
400 通信端末
410 制御ユニット
420 CPU
421 稼働モニタ制御部
422 メンテナンス支援制御部
430 メモリ
431 稼働モニタ用プログラム
432 メンテナンス支援用プログラム
450 通信部
460 タッチパネル
461 表示器
462 タッチスイッチ
470 記憶部
480a 機種別データ
PS メンテナンス作業者
PU 使用者
WM0~WM2 稼働モニタ画面
MS0~MS6 メンテナンス支援画面

Claims (12)

  1. 駆動部及び前記駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を検出する検出部を備えた電化製品の稼働状況を、表示部を備えた通信端末によりモニタする稼働モニタ方法であって、
    前記通信端末が、所定時点における前記駆動部の運転状況と前記所定時点において前記検出部により検出された前記第1物理量とを示す所定時点第1情報を取得する所定時点第1情報取得ステップと、
    前記通信端末が、第2物理量を検出して検出した前記第2物理量を示す検出情報を無線により送信する無線型検出器により、前記所定時点において検出された前記第2物理量を示す所定時点第2情報を取得する所定時点第2情報取得ステップと、
    前記通信端末が、前記所定時点第1情報から認識した前記所定時点における前記駆動部の運転状況及び前記第1物理量共に、前記所定時点第2情報から認識した前記所定時点における前記第2物理量を示す稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する稼働モニタ画面表示ステップと
    を含むことを特徴とする稼働モニタ方法。
  2. 前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記電化製品のレイアウトを示す前記稼働モニタ画面を前記表示部に表示し、前記レイアウトにおける前記駆動部の配置位置に前記駆動部の運転状況を示すと共に、前記レイアウトにおける前記検出部の検出箇所に前記検出部により検出された前記第1物理量を示す
    ことを特徴とする請求項1に記載の稼働モニタ方法。
  3. 前記電化製品は複数の収容室を有する冷蔵庫であり、
    前記駆動部は、コンプレッサ、及び前記収容室に連通したダクトから前記収容室に冷気を送出するファンであり、
    前記検出部は、前記複数の収容室に個別に設けられて、前記第1物理量として温度を検出する温度センサであり、
    前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点における前記コンプレッサ及びファンの運転状況と、前記所定時点における前記収容室の温度とを、共に示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の稼働モニタ方法。
  4. 前記電化製品は複数の収容室を有する冷蔵庫であり、
    前記駆動部は、コンプレッサ、及び前記収容室に連通したダクトから前記収容室に冷気を送出するファンであり、
    前記検出部は、前記複数の収容室に個別に設けられて、前記第1物理量として温度を検出する温度センサであり、
    前記無線型検出器は、第2物理量として温度を検出する温度センサであり、
    前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点における前記コンプレッサ及び前記ファンの運転状態と、前記所定時点における前記収容室の温度と、前記所定時点における前記無線型検出器が置かれた箇所の温度とを、共に示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の稼働モニタ方法。
  5. 前記通信端末が、所定の正常運転判定開始条件が成立したときに、前記ファンによる前記ダクトから前記収容室への冷気の送出口付近に置かれた前記無線型検出器から送信される前記検出情報を繰り返し受信して、前記検出情報から認識した検出温度の変化に基づいて、前記冷蔵庫の正常運転を判定する正常運転判定ステップを含む
    ことを特徴とする請求項に記載の稼働モニタ方法。
  6. 前記冷蔵庫は、前記収容室の扉の開閉状態を検出する開閉センサを備え、
    前記所定時点第1情報は、前記所定時点において前記開閉センサにより検出された前記収容室の扉の開閉状態を含み、
    前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記所定時点第1情報から認識した、前記所定時点における前記コンプレッサ及び前記ファンの運転状態と、前記収容室の温度と、前記収容室の扉の開閉状態とを、共に示す前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項から請求項のうちいずれか1項に記載の稼働モニタ方法。
  7. 前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、所定のテストモードによる前記電化製品の運転条件の変更指示を受付ける前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示し、
    前記通信端末が、前記テストモードによる前記電化製品の運転条件の変更指示を受付けたときに、前記電化製品に対して、前記テストモードによる前記電化製品の運転条件の変更を指示するテストモード対応ステップを含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか1項に記載の稼働モニタ方法。
  8. 前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記電化製品の運転パラメータの変更指示を受け付ける前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示し、
    前記通信端末が、前記電化製品の運転パラメータの変更指示を受付けたときに、前記電化製品に対して、前記運転パラメータの変更を指示する運転パラメータ変更ステップを含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか1項に記載の稼働モニタ方法。
  9. 前記通信端末が、前記電化製品の機種情報を取得する機種情報取得ステップを含み、
    前記稼働モニタ画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記機種情報から認識した前記電化製品の機種に対応したメンテナンス支援画面へのリンクを受け付けるメンテナンス対応受付部を表示する前記稼働モニタ画面を、前記表示部に表示し、
    前記通信端末が、前記メンテナンス対応受付部への受付要求操作に応じて、前記メンテナンス支援画面を前記表示部に表示するメンテナンス支援画面表示ステップを含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか1項に記載の稼働モニタ方法。
  10. 前記メンテナンス支援画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記機種情報から認識した前記電化製品の機種に関連した故障情報を表示する前記メンテナンス支援画面を、前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の稼働モニタ方法。
  11. 前記メンテナンス支援画面表示ステップにおいて、前記通信端末は、前記駆動部の運転の開始又は停止指示を受け付ける前記メンテナンス支援画面を、前記表示部に表示し、
    前記通信端末が、前記メンテナンス支援画面の表示に応じて、前記駆動部の運転の開始又は停止を受付けたときに、前記電化製品に対して、運転の開始を受付けたときは運転の開始を指示し、運転の停止を受付けたときは運転の停止を指示する駆動部運転対応ステップを含む
    ことを特徴とする請求項又は請求項10に記載の稼働モニタ方法。
  12. 表示部を備えた通信端末により、駆動部及び前記駆動部の作動に応じて変化する第1物理量を検出する検出部を備えた電化製品の稼働状況をモニタするために実行されるプログラムであって、前記通信端末を、
    所定時点における前記駆動部の運転状況と前記所定時点において前記検出部により検出された前記第1物理量とを示す所定時点第1情報を、取得する所定時点第1情報取得部と、
    第2物理量を検出して検出した前記第2物理量を示す検出情報を無線により送信する無線型検出器により、前記所定時点において検出された前記第2物理量を示す所定時点第2情報を取得する所定時点第2情報取得部と、
    前記所定時点第1情報から認識した前記所定時点における前記駆動部の運転状況及び前記第1物理量共に、前記所定時点第2情報から認識した前記所定時点における前記第2物理量を示す稼働モニタ画面を、前記表示部に表示する稼働モニタ画面表示部と
    して機能させることを特徴とする稼働モニタ用プログラム。
JP2018222140A 2018-11-28 2018-11-28 稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム Active JP7228805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018222140A JP7228805B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018222140A JP7228805B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020087088A JP2020087088A (ja) 2020-06-04
JP7228805B2 true JP7228805B2 (ja) 2023-02-27

Family

ID=70908337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018222140A Active JP7228805B2 (ja) 2018-11-28 2018-11-28 稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7228805B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023199553A1 (ja) * 2022-04-11 2023-10-19 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020029575A1 (en) 2000-09-11 2002-03-14 Takehisa Okamoto Remote inspection and control of refrigerator
JP2002162149A (ja) 2000-09-11 2002-06-07 Toshiba Corp 冷蔵庫の遠隔点検システム、冷蔵庫の遠隔点検装置、冷蔵庫の遠隔点検方法、冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法およびプログラム
JP2003050078A (ja) 2001-08-03 2003-02-21 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2005078409A (ja) 2003-09-01 2005-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報端末装置
JP2009127969A (ja) 2007-11-27 2009-06-11 Daiwa Industries Ltd 冷蔵庫
JP2017150690A (ja) 2016-02-22 2017-08-31 ダイキン工業株式会社 受信器およびこれを備えた空気調和装置
JP2018036740A (ja) 2016-08-30 2018-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末装置、稼動情報提供システムおよび稼動情報提供プログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020029575A1 (en) 2000-09-11 2002-03-14 Takehisa Okamoto Remote inspection and control of refrigerator
JP2002162149A (ja) 2000-09-11 2002-06-07 Toshiba Corp 冷蔵庫の遠隔点検システム、冷蔵庫の遠隔点検装置、冷蔵庫の遠隔点検方法、冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法およびプログラム
JP2003050078A (ja) 2001-08-03 2003-02-21 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP2005078409A (ja) 2003-09-01 2005-03-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報端末装置
JP2009127969A (ja) 2007-11-27 2009-06-11 Daiwa Industries Ltd 冷蔵庫
JP2017150690A (ja) 2016-02-22 2017-08-31 ダイキン工業株式会社 受信器およびこれを備えた空気調和装置
JP2018036740A (ja) 2016-08-30 2018-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報端末装置、稼動情報提供システムおよび稼動情報提供プログラム
US20190137169A1 (en) 2016-08-30 2019-05-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Information terminal device, operating information provision system, and operating information provision program

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020087088A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018042851A1 (ja) 情報端末装置、稼動情報提供システム、および稼動情報提供プログラム
JP3990884B2 (ja) 冷蔵庫の遠隔点検システムおよび冷蔵庫の遠隔点検方法
CN110363609B (zh) 网络***
KR101585940B1 (ko) 고장 검출 장치, 전기기기 및 고장 검출 방법
KR101482139B1 (ko) 공기조화기용 제어장치 및 그 동작방법
KR100406094B1 (ko) 냉장고의 원격 점검 시스템
US10281201B2 (en) System and method for testing normal operation of refrigerator
KR101517084B1 (ko) 공기조화기용 제어장치
KR20140139736A (ko) 냉장고 및 그 제어 방법
KR101972039B1 (ko) 공기조화기 시스템
EP3040658B1 (en) Home appliance with a power-consumption output device
KR20160043402A (ko) 칠러용 컨트롤러 및 칠러의 제어방법
CN105102911A (zh) 冰箱
JP7228805B2 (ja) 稼働モニタ方法、及び稼働モニタ用プログラム
JP7113321B2 (ja) 表示方法、表示プログラム、及び端末装置
EP3214384B1 (en) Remote controller for air conditioning system
JP7369956B2 (ja) メンテナンス支援方法、及びメンテナンス支援用プログラム
US20220155769A1 (en) Appliance operation and diagnostics using combined matrices
JP2019020810A (ja) メンテナンス支援方法、及びメンテナンス支援用プログラム
KR20170082765A (ko) 공기조화기의 제어장치
US20030000233A1 (en) Methods and system for cooling device control
CN107726700B (zh) 冰箱控制方法及***
JP7390883B2 (ja) 冷蔵庫管理システム
KR100595432B1 (ko) 냉장고 및 그 제어방법
JP7352348B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7228805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151