JP7228442B2 - 気液混合装置 - Google Patents

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本明細書で開示する技術は、気液混合装置に関する。
特許文献1には、内周壁が回転面形状を有する撹拌部と、撹拌部より下流側に設けられた噴出口と、撹拌部の内周壁の接線方向に沿って開口する水導入路と、を備える第1混合ケースと、内周壁が回転面形状を有する撹拌部と、撹拌部より下流側に設けられた噴出口と、を備える第2混合ケースと、を備える気液混合装置が開示されている。第1混合ケースの撹拌部内に流入する気液混合水が、第1混合ケース、及び、第2混合ケースを通過する際に、空気が水に溶解する。
国際公開第2001/097958号
第1混合ケースの円筒部内に流入する気液混合水に含まれる空気のうちの一部の空気は、第1混合ケース及び第2混合ケースを通過しても、水に溶解しない。特許文献1の気液混合装置では、第1混合ケース、及び、第2混合ケースを通過しても水に溶解しなかった空気(以下では、「未溶解空気」と呼ぶ)は、水に混じっている状態で、第2混合ケースから放出箇所に放出されてしまう。本明細書では、気液混合装置内の気体を効率的に活用することができる技術を提供する。
本明細書では、水に空気を溶解させる気液混合装置が開示される。気液混合装置は、流入口と流出口とを有するタンクであって、前記流出口は、前記タンクの下部に設けられている、前記タンクと、前記タンク内に収容された第1混合ケースであって、内周壁が回転面形状を有する撹拌部と、前記撹拌部より下流側に設けられた噴出口と、前記撹拌部の内周壁の接線方向に沿って開口する水導入路と、を備える第1混合ケースと、前記流出口と前記噴射口の間に設けられている水受部と、前記水受部に接続されており、前記水受部から上方に伸びる筒状の側壁であって、前記側壁の上端が、前記第1混合ケースの前記噴出口よりも上方に位置しており、かつ、前記側壁が前記撹拌部の外側に設けられている前記側壁と、を備える第2混合ケースと、前記タンク内の上方に溜まった空気の層と前記第1混合ケースの前記撹拌部の中心付近とを接続する連通空気路と、を備え、前記タンクに流入する水は、前記流入口から前記第1混合ケースの水導入路を介して、前記撹拌部内に導入され、前記空気の層に溜まっている空気が、前記連通空気路を通って、前記撹拌部内に取り込まれる
上記の構成によると、タンクに流入する水は、空気を巻き込みつつ旋回しながら、第1混合ケース(詳細には撹拌部)、及び、第2混合ケースを通って、タンクの下部に流れ出ていく。第1混合ケース及び第2混合ケース内では、旋回流が形成される。第1混合ケースの噴出口から第2混合ケース内に噴出された水は、第2混合ケースの水受部に衝突し、その後、第2混合ケースの側壁を伝って上昇し、側壁の上端を介して、タンクの下部に流れ出ていく。この場合、第2混合ケース内に噴出された水が第2混合ケースの側壁を伝っている間、及び、上昇流から下降流に反転する際に、未溶解空気は、水から分離される。そして、水から分離した空気は、タンク内の上方の空気の層に移動する。このため、タンクの流出口から流出する水に含まれる未溶解空気の量を低減することができる。そして、タンク内の上方の空気の層から、連通空気路を介して、第1混合ケース内の水に空気が取り込まれる。従って、気液混合装置内の空気を効率的に活用することができる。
撹拌部の内周壁の直径が、噴出口に近付くにつれて小さくなっていてもよい。
上記の構成によると、第1混合ケースの撹拌部内における水の旋回速度を速めることができる。水に溶解する空気の量(以下では、「溶解空気量」と呼ぶ)は、水の旋回速度に依存する。従って、気液混合装置における溶解空気量を多くすることができる。
タンクは、タンクの底部から上方に突出し、流出口を備える水流出路を備えてもよい。気液混合装置は、さらに、水流出路の上方及び側方を取り囲む遮蔽部材を備え、遮蔽部材の下端は、水流出路の上端よりも下方に位置しているとよい。
第2混合ケース内に噴出された水が第2混合ケース内を上昇する間、及び、上昇流から下降流に反転する際に、未溶解空気の一部が水から分離されない場合がある。未溶解空気を含んで第2混合ケース内からタンクの下部に流れ出る水は、遮蔽部材に遮られることで、水流出路に直接流入できなくなる。このため、タンクの下部に流れ出る水は、遮蔽部材の下端を回り込んで上方に流れ、水流出路の上端、流出口を通って、タンクの外部に流出する。タンクの下部に流れ出る水が、一旦、上昇流となった後に、反転して下降流となり、水流出路の上端に達する間に、未溶解空気は、水から分離され、タンク内の空気の層に移動し得る。このため、タンクの流出口から流出する水に含まれる未溶解空気の量をより低減することができるとともに、気液混合装置内の空気をより効率的に活用することができる。
気液混合装置は、さらに、第2混合ケースの側壁よりも上方に設けられており、第2混合ケースから上方に流れ出る水の流路の向きを変更させる衝突壁を備えてもよい。
第2混合ケースの側壁を伝って上昇する水は、側壁の上端に到達すると、上昇流から下降流に方向転換して第2混合ケースから下方に流れ出る水と、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る水と、に分離される。上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る水が、タンク内の上方の空気の層に到達し得る。この場合、第2混合ケースから上方に流れ出て空気の層に到達する水が、連通空気路を通過する。水が連通空気路を通過することで、連通空気路を通って、撹拌部内に取り込まれる空気の量が低減する。上記の構成によると、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る水は、衝突壁に衝突することで、上昇流から下降流に方向転換する。従って、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る水が、空気の層に到達することを防止することができる。この結果、空気の層から、連通空気路を通って、撹拌部内に取り込まれる空気の量が低減することを防止することができる。
また、本明細書では、水に気体を溶解させる気液混合装置が開示される。気液混合装置は、流入口と流出口とを有するタンクであって、前記流出口は、前記タンクの下部に設けられている、前記タンクと、前記タンク内に収容された第1混合ケースであって、内周壁が回転面形状を有する撹拌部と、前記撹拌部より下流側に設けられた噴出口と、前記撹拌部の内周壁の接線方向に沿って開口する水導入路と、を備える第1混合ケースと、前記流出口と前記噴射口の間に設けられている水受部と、前記水受部に接続されており、前記水受部から上方に伸びる筒状の側壁であって、前記側壁の上端が、前記第1混合ケースの前記噴出口よりも上方に位置しており、かつ、前記側壁が前記撹拌部の外側に設けられている前記側壁と、を備える第2混合ケースと、前記タンク内の上方に溜まった気体の層と前記第1混合ケースの前記撹拌部の中心付近とを接続する連通気体路と、を備え、前記タンクに流入する水は、前記流入口から前記第1混合ケースの水導入路を介して、前記撹拌部内に導入され、前記気体の層に溜まっている気体が、前記連通気体路を通って、前記撹拌部内に取り込まれる
上記の構成によると、タンクに流入する水は、気体を巻き込みつつ旋回しながら、第1混合ケース(詳細には撹拌部)、及び、第2混合ケースを通って、タンクの下部に流れ出ていく。第1混合ケース及び第2混合ケース内では、旋回流が形成される。第1混合ケースの噴出口から第2混合ケース内に噴出された水は、第2混合ケースの水受部に衝突し、その後、第2混合ケースの側壁を伝って上昇し、側壁の上端を介して、タンクの下部に流れ出ていく。この場合、第2混合ケース内に噴出された水が第2混合ケースの側壁を伝っている間、及び、上昇流から下降流に反転する際に、水に溶解しなかった気体(以下では、「未溶解気体」と呼ぶ)は、水から分離される。そして、水から分離した気体は、タンク内の上方の気体の層に移動する。このため、タンクの流出口から流出する水に含まれる未溶解気体の量を低減することができる。そして、タンク内の上方の気体の層から、連通気体路を介して、第1混合ケース内の水に気体が取り込まれる。従って、気液混合装置内の気体を効率的に活用することができる。
第1実施形態に係る気液混合装置2の斜視図である。 第1実施形態に係る気液混合装置2の分解図である。 第1実施形態に係る気液混合装置2の上面図である。 図1のIV-IV線に沿った気液混合装置2の断面図である。 図3のV-V線に沿った気液混合装置2の断面図である。 図3のVI-VI線に沿った気液混合装置2の断面図である。 第1実施形態に係る第1混合ケース60の構成を示す図である。 第1実施形態に係る第2混合ケース90の構成を示す図である。 第1実施形態に係るケースカバー40の構成を示す図である。 第1実施例に係る給水システム202の構成を示す図である。 第2実施例に係る給水システム502の構成を示す図である。 第1変形例に係る気液混合装置2の断面図である。 第2実施形態に係る気液混合装置802の断面図である。 第2実施形態に係る第1混合ケース860の構成を示す図である。 第2実施形態に係る第2混合ケース890の構成を示す図である。 第2実施形態に係るケースカバー840の構成を示す図である。
(第1実施形態)
(気液混合装置2の構成)
図1~図9を参照して、第1実施形態の気液混合装置2について説明する。図1は、気液混合装置2の外観を示す斜視図であり、図2は、気液混合装置2の分解図であり、図3は、気液混合装置2の上面図である。図4は、図1のIV-IV線に沿った気液混合装置2の断面図である。図5、図6は、それぞれ、図3のV-V線、VI-VI線に沿った気液混合装置2の断面図である。図2に示すように、気液混合装置2は、タンク10と、ケースカバー40と、第1混合ケース60と、第2混合ケース90と、連結路120と、を備える。タンク10、ケースカバー40、第1混合ケース60、及び、第2混合ケース90は、各装置の中心軸が中心軸C1に一致するように配置されている。
図5、図6に示すように、ケースカバー40、第1混合ケース60、及び、第2混合ケース90、連結路120は、タンク10内に収容されている。第2混合ケース90は、タンク10に取り付けられている。ケースカバー40及び第1混合ケース60は、第2混合ケース90に連結されている。
(タンク10の構成)
図1~図6を参照して、タンク10の構成について説明する。なお、図1~図4において、Z軸は、中心軸C1(図2参照)に平行な軸である。X軸は、Z軸に直交する軸である。Y軸は、X軸及びZ軸に直交する軸である。図1に示すように、タンク10は、タンク上部12と、タンク下部26と、を備える。タンク上部12は、円筒部14と、上底部16と、水流入路18と、を有する。円筒部14は、円筒形状を有する。円筒部14の下部には、外側に向かって延びるフランジ部22が設けられている。フランジ部22には、4個の取付穴B1が設けられている。フランジ部22の取付穴B1は、タンク上部12とタンク下部26とをネジ止めするための穴である。上底部16は、上方に突出するドーム形状を有する。上底部16の直径は、円筒部14の外径と一致する。上底部16には、ネジ穴B2及び導入穴20aを有する空気導入部20が設けられている。導入穴20aには、空気制御弁の空気流出路(図示省略)が接続される。ネジ穴B2は、空気制御弁(図示省略)をタンク上部12にネジ留めするための穴である。水流入路18は、円筒形状を有する。水流入路18は、円筒部14の外周からX軸方向に沿って延びている(図3参照)。水流入路18は、流入口18aを備えている(図6参照)。
図5に示すように、タンク上部12の上底部16の下端には、タンク10内に貯留されている水の水位を検出するための高水位電極34a及び低水位電極34bが設置されている。高水位電極34aによって検出される第1水位は、低水位電極34bによって検出される第2水位よりも高い。なお、高水位電極34aの下端は、後述する第1混合ケース60の水導入路70が通過する第2混合ケース90の切欠部96dの下端よりも下方に位置する。なお、変形例では、高水位電極34aの下端は、切欠部96dの下端よりも上方に位置していてもよい。
図1に示すように、タンク下部26は、円筒部28と、下底部30と、水流出路32と、を有する。円筒部28は、円筒形状を有する。円筒部28の外径は、タンク上部12の円筒部14の内径とより若干小さいが略一致する(図5、図6参照)。円筒部28の上部には、外側に向かって延びるフランジ部34が設けられている。フランジ部34には、4個のネジ穴B3が設けられている(図2参照)。フランジ部34のネジ穴B3は、タンク上部12のフランジ部22に設けられている取付穴B1と対応する位置に設けられており、タンク上部12とタンク下部26とのネジ止めに使用される。ネジ部材(図示省略)をフランジ部22の取付穴B1に差し込み、当該ネジ部材をフランジ部34のネジ穴B3に螺合させることで、タンク上部12とタンク下部26とが連結される。下底部30は、下方に突出するドーム形状を有する。下底部30の直径は、円筒部28の外径と一致する。水流出路32は、下底部30の中央部を貫通し、下底部30と一体に設けられている。水流出路32は、流出口32aを備えている(図5参照)。
(第1混合ケース60の構成)
図4~図7を参照して、第1混合ケース60について説明する。図7(a)は第1混合ケース60の斜視図であり、図7(b)は第1混合ケース60を上方から見た上面図である。図7(a)に示すように、第1混合ケース60は、撹拌部62と、下底部64と、水導入路70と、を備える。撹拌部62は、円筒形状を有する。撹拌部62の外径及び内径は、タンク上部12の円筒部14の内径及びタンク下部26の円筒部28の内径よりも小さい(図5、図6参照)。撹拌部62の上部には、外側に向かって延びるフランジ部66が設けられている。フランジ部66の上面には、ケースカバー40を位置合わせするための2個の突起66aが設けられている。
図4に示すように、水導入路70は、撹拌部62の内周壁の接線方向に沿って設けられている。水導入路70は、開口70aを備えている。
図7(a)に示すように、下底部64は、円板形状を有する。下底部64の外径は、撹拌部62の外径と一致する。下底部64の中央部には、噴出口64aが設けられている(図5、図7(b)参照)。
(第2混合ケース90の構成)
図4~図6、図8を参照して、第2混合ケース90について説明する。図8(a)は、第2混合ケース90の斜視図であり、図8(b)は、第2混合ケース90を上方から見た上面図である。図8(a)に示すように、第2混合ケース90は、円筒部92と、4個の環状片94と、水受部100(図5参照)と、を備える。
図5に示すように、水受部100は、円筒部92の内部に設けられており、中央部が上方に突出する円板形状を有する。水受部100の中央部には、微小な連通孔100aが形成されている。円筒部92は、水受部100よりも上方側の第1円筒部92aと、水受部100よりも下方側の第2円筒部92bと、で構成される。円筒部92の内径は、第1混合ケース60の撹拌部62の外径よりも大きい。即ち、第1円筒部92aと第1混合ケース60の撹拌部62との間には、隙間が設けられている。また、環状片94の内径は、第1混合ケース60のフランジ部66の外径よりも大きい。第2円筒部92bの下端は、タンク下部26の水流出路32の上端よりも下方に設けられている。なお、連通孔100aは、後述する空気導入運転時において水受部100の上方における第1円筒部92a内の水を下方に流出させるための水流出孔としても機能するし、後述する水に空気を溶解させる第1給水運転時において水受部100の下方における第2円筒部92b内に溜まっている空気を第1円筒部92a内に導入する空気逃がし穴としても機能する。
図8(a)に示すように、第1円筒部92aの上部には、外側に向かって延びる1個のフランジ部98が設けられている。フランジ部98には、ネジ穴B4が設けられている。ネジ穴B4は、タンク上部12と第2混合ケース90とをネジ止めするためのネジ穴である。フランジ部98のネジ穴B4とタンク上部12の内部の取付穴(図示省略)とを位置合わして、ネジ部材(図示省略)を螺合することで、タンク上部12に第2混合ケース90を取り付けることができる。
環状片94の間には、4個の切欠部96a~96dが形成されている。環状片94の内径は、第1混合ケース60のフランジ部66の外径よりもわずかに大きい(図5、図6参照)。環状片94の内径は、円筒部92の内径よりも大きく、段差が形成されている(図5、図6参照)。各切欠部96a~96dは、周方向において、等間隔に設けられている。切欠部96dの下端は、切欠部96a~96cの下端よりも下方に形成されている。また、切欠部96dの周方向の長さは、切欠部96a~96cの周方向の長さよりも大きく(図8(b)参照)、第1混合ケース60の水導入路70が通過できるように形成されている(図5参照)。切欠部96aと切欠部96bの間、及び、切欠部96cと切欠部96dの間に位置する2個の環状片94には、嵌合孔94aが設けられている。
(ケースカバー40の構成)
図4~図6、図9を参照して、ケースカバー40について説明する。図9(a)は、ケースカバー40の斜視図であり、図9(b)は、ケースカバー40を上方から見た上面図である。図9(a)に示すように、ケースカバー40は、環状部42と、円板部46と、円筒部48と、連通空気路50と、を備える。環状部42の外径は、第2混合ケース90の環状片94の内径よりもわずかに小さい(図5、図6参照)。環状部42には、第2混合ケース90の切欠部96a~96dに対応する位置に、切欠部42a~42dが設けられている。環状部42において、切欠部42aと切欠部42bの間、及び、切欠部42aと切欠部42bの間には、それぞれ、突出部44が設けられている。2個の突出部44は、第2混合ケース90の2個の嵌合孔94aに対応する。第1混合ケース60を第2混合ケース90の円筒部92上端の段差上に載置した後に、ケースカバー40の突出部44を第2混合ケース90の嵌合孔94aに嵌入することで、第1混合ケース60及びケースカバー40が、第2混合ケース90に連結される。
円筒部48は、円筒形状を有する。円筒部48の最外径は、第1混合ケース60の撹拌部62の内径と略一致する(図5、図6参照)。円筒部48は、シール部材(図示省略)を装着している状態で、撹拌部62内に挿入される(図5、図6参照)。
連通空気路50は、円板部46の中央部を貫通し、円板部46と一体に設けられている。連通空気路50は、連通孔50aを備えている。連通空気路50の上端50bは、環状部42よりも上方に位置しており、タンク10の上部の空気層52に位置している(図5参照)。連通空気路50の下端50cは、第1混合ケース60の水導入路70の上端より少し上方まで突出している(図5参照)。
(連結路120の構成)
図2~図6を参照して、連結路120について説明する。図4に示すように、連結路120は、タンク上部12の水流入路18と第1混合ケース60の水導入路70を接続する。連結路120は、円筒形状を有する。連結路120の外径は、水流入路18及び水導入路70の内径と略一致する。連結路120は、シール部材(図示省略)を装着した状態で、水流入路18及び水導入路70に挿入される。なお、タンク10の水流入路18、連結路120、及び、第1混合ケース60の水導入路70の中心軸は、中心軸C2(図4参照)に一致する。
続いて、図5、図6を参照して、気液混合装置2内において、水に空気が溶解する状況について説明する。図5、図6の実線矢印は水の流路を示し、破線矢印は空気の経路を示す。ポンプ(図示省略)によって加圧された水(又は水と空気が混じった水)が、タンク10の水流入路18、連結路120、及び、第1混合ケース60の水導入路70を通って、第1混合ケース60の撹拌部62内に導入される。撹拌部62内に導入された水は、撹拌部62内において螺旋状に旋回しながら、下方へ流れる。撹拌部62内で水が旋回すると、撹拌部62の中心付近で、大きな負圧が発生する。このため、タンク10の上部の空気層52に溜まっている空気が、連通空気路50を通って、撹拌部62内に取り込まれる。撹拌部62内に取り込まれた空気は、撹拌部62内で旋回している水に巻き込まれる。これにより、空気が水に溶解し、空気溶解加圧水が生成される。第1混合ケース60の噴出口64aから噴出する水は、旋回流を維持しながら第2混合ケース90に放出される。放出された旋回流の水には、水に溶解していない空気(未溶解空気)が混じっている。その後、第2混合ケース90に放出された水が、第2混合ケース90の水受部100及び水受部100上の水に衝突すると、未溶解空気の一部が水に溶解する。即ち、水に溶解する空気の量(溶解空気量)が増加する。水受部100に衝突して方向転換した空気溶解加圧水は、第2混合ケース90の第1円筒部92aと第1混合ケース60の撹拌部62の間の隙間を上方に向けて流れて、第2混合ケース90の切欠部96a~96dから、第2混合ケース90の外側に流れ出ていく。第2混合ケース90の外側に流れ出た空気溶解加圧水は、第2混合ケース90とタンク10の内面の間の隙間を下方に向けて流れていく。空気溶解加圧水が第2混合ケース90の外側に流れ出ていく際に、上昇流と方向転換時の減速によって、未溶解空気は水と分離する。そして、水と分離した空気は、ケースカバー40の切欠部42a~42dを通って、ケースカバー40の上方に位置するタンク10の上部に移動し、空気層52に戻る。
また、第2混合ケース90からタンク10の下部に流れ出ていった空気溶解加圧水は、第2混合ケース90の第2円筒部92bの下端を回り込んで上方に流れ、水流出路32の上端、流出口32aを通って、タンク10の外側に流出する。空気溶解加圧水が、第2円筒部92bの下端を回り込んで上方に向かって流れている間、及び、上昇流から下降流への方向転換時の減速によって、未溶解空気は、水と分離する。水と分離した空気は、第2混合ケース90の第2円筒部92b内、即ち水受部100の下方に留まる。その後、水受部100の下方に留まっている空気は、連通孔100a内を介して上昇し、空気層52に戻り得る。
上述のように、第1混合ケース60から第2混合ケース90に放出された水が第2混合ケース90の第1円筒部92aと第1混合ケース60の撹拌部62との間の隙間を上昇する間、及び、上昇流から下降流への方向転換時の減速によって、未溶解空気は、水から分離される。水から分離した空気は、タンク10内の空気層52に戻される。このため、タンク10の流出口32aから流出する水に含まれる未溶解空気の量を低減することができるとともに、気液混合装置2内の空気を効率的に活用することができる。
また、第2混合ケース90からタンク10の下部に流れ出る水は、第2混合ケース90の第2円筒部92bによって、水流出路32に向かって上方から直接流入できず、下降流から上昇流に方向転換した後に、再び、上昇流から下降流に方向転換して水流出路32に流れる。上昇流の間、及び、上昇流から下降流への方向転換時の減速によって、未溶解空気は、水から分離される。水から分離した空気は、水受部100の下方に留まり、その後、連通孔100aを介して、タンク10の上方の空気層52に移動する。このため、タンク10の流出口32aから流出される水に含まれる未溶解空気の量をより低減することができるとともに、気液混合装置2内の空気をより効率的に活用することができる。
(対応関係)
第1円筒部92aが、「第2混合ケースの筒状の側壁」の一例である。第2円筒部92b及び水受部100が、「遮蔽部材」の一例である。本実施形態において、水受部100は、「水受部」の一例であるとともに、「遮蔽部材」の一部の一例でもある。
(第2実施形態)
続いて、図13~図16を参照して、第2実施形態の気液混合装置802について説明する。本実施形態の気液混合装置802は、タンク10の内部に収容される構造物(ケースカバー840、第1混合ケース860、及び、第2混合ケース890)が、それぞれ、第1実施形態の気液混合装置のタンク10の内部に収容される構造物(ケースカバー40、第1混合ケース60、第2混合ケース90)と異なる。以下では、実施形態間で共通する構成(タンク10、連結路120)については、同じ符号を付して説明を省略する。
(第1混合ケース860の構成)
図13、図14を参照して、第1混合ケース860について説明する。図14(a)は第1混合ケース860の斜視図であり、図14(b)は第1混合ケース860を上方から見た上面図である。図14(a)に示すように、第1混合ケース860は、撹拌部862と、下底部864と、円筒部868と、水導入路870と、を備える。撹拌部862の外径及び内径は、タンク上部12の円筒部14の内径及びタンク下部26の円筒部28の内径よりも小さい(図13参照)。円筒部868は、円筒形状を有する。円筒部868の最外径は、撹拌部862の外径よりもわずかに大きい。撹拌部862と円筒部868の接続部には、外側に向かって延びるフランジ部866が設けられている。フランジ部866には、ケースカバー840を位置合わせするための2個の突出部866aが設けられている。水導入路870は、撹拌部862の内周壁の接線方向に沿って設けられている。水導入路870は、開口870aを備えている。
(第2混合ケース890の構成)
図13、図15を参照して、第2混合ケース890について説明する。図15(a)は、第2混合ケース890の斜視図であり、図15(b)は、第2混合ケース890を上方から見た上面図である。図15(a)に示すように、第2混合ケース890は、円筒部892と、4個の環状片894と、水受部900と、を備える。円筒部892の内径は、第1混合ケース860の撹拌部862の外径よりも大きい(図13参照)。即ち、円筒部892と撹拌部862との間には、隙間が設けられている。また、円筒部892の外径は、第1混合ケース860のフランジ部866の外径よりも小さい(図13参照)。環状片894の内径及び外径は、円筒部892の内径及び外径と一致する(図13参照)。4個の環状片894a~894dの間には、4個の切欠部896a~896dが形成されている。切欠部896dの下端は、切欠部896a~896cの下端よりも下方に形成されている。また、図15(b)に示すように、切欠部896dの周方向の長さは、切欠部896a~896cの周方向の長さよりも大きく、第1混合ケース860の水導入路870が通過できるように形成されている。環状片894a、894cには、突出部898a、898cが設けられている。
水受部900は、円板形状を有する。図15(b)に示すように、水受部900の中央部には、微小な連通孔900aが形成されている。水受部900の外径は、円筒部892の外径と一致する(図13参照)。
図15(a)、(b)に示すように、円筒部892の下部には、外側に向かって延びる4個の載置部902a~902dが設けられている。載置部902の最外径は、タンク下部26の円筒部28の内径よりも大きい。タンク10と第2混合ケース890とが連結されている状態において、載置部902は、タンク下部26上に載置される。
(ケースカバー840の構成)
図13、図16を参照して、ケースカバー840について説明する。図16(a)は、ケースカバー840の斜視図であり、図16(b)は、ケースカバー840を上方から見た上面図である。図16(a)に示すように、ケースカバー840は、環状部842と、傾斜部844と、上底部846と、連通空気路850と、を備える。環状部842の外径は、第2混合ケース890の円筒部892の外径よりも大きく、タンク上部12の円筒部14の内径よりも小さい(図13参照)。図16(b)に示すように、環状部842には、第2混合ケース890の突出部898a、898cに対応する位置に、嵌合部842a、842cが設けられている。上底部846は、円板形状を有する。上底部846の外径は、第2混合ケース890の円筒部892の外径と略一致する(図13参照)。上底部846には、タンク上部10を位置合わせするための2個の突出部848が設けられている。傾斜部844は、環状部842と上底部846とを接続する。傾斜部844は、下方が外側に傾くように傾斜している。傾斜部844の下端は、第2混合ケース890の上端よりも上方に位置している。
連通空気路850は、上底部846の中央部を貫通し、上底部846と一体に設けられている。連通空気路850は、連通孔850aを備えている。連通空気路850の上端850bは、タンク10の上部の空気層852に位置している(図13参照)。連通空気路850の下端850cは、第1混合ケース860の撹拌部862内の上部に位置している(図13参照)。
(水位電極834a、834bの構成)
図13に示すように、タンク上部12の上底部16の下端には、タンク10内に貯留されている水の水位を検出するための高水位電極834a及び低水位電極834bが設置されている。高水位電極834aによって検出される第1水位は、低水位電極834bによって検出される第2水位よりも高い。高水位電極834aの下端は、タンク10の上部の空気層852に位置しており、低水位電極834bの下端は、第2混合ケース890の下端よりも下方に位置している。
本実施形態の気液混合装置802は、第1実施形態の気液混合装置2に対して、第2混合ケース890から流れ出る空気溶解加圧水の動きに特徴がある。このため、図13を参照して、主に、第2混合ケース890から流れ出る空気溶解加圧水の動きについて説明する。図13の実線矢印は水の流路を示し、破線矢印は空気の経路を示す。第1混合ケース860の噴出口864aから第2混合ケース890に放出された空気溶解加圧水は、水受部900に衝突して方向転換し、第2混合ケース890の円筒部892と第1混合ケース860の撹拌部862の間の隙間を上方に向けて流れる。そして、空気溶解加圧水は、第2混合ケース890の切欠部896a~896dから、第2混合ケース890の外側に流れ出ていく。第2混合ケース890から流れ出ていく空気溶解加圧水は、上昇流から下降流に方向転換して第2混合ケース890から下方に流れ出る空気溶解加圧水(矢印A1参照)と、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る空気溶解加圧水(矢印A2参照)と、に分離される。そして、矢印A1の方向に流れ出る水では、上昇流から下降流への方向転換時の減速によって、未溶解空気が水と分離する。そして、水と分離した空気は、タンク上部12の円筒部14とケースカバー840の間を通って、ケースカバー840の上方に位置するタンク10の上部に移動し、空気層852に戻る。また、矢印A2の方向に流れ出る空気溶解加圧水は、ケースカバー840の傾斜部844に衝突することで方向変換して、下方に向かって流れる(矢印A3参照)。
このような構成によっても、タンク10の流出口32aから流出する水に含まれる未溶解空気の量を低減することができるとともに、気液混合装置802内の空気を効率的に活用することができる。
また、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケース890から上方に流れ出る空気溶解加圧水(図13の矢印A2参照)は、ケースカバー840の傾斜部844に衝突することで方向転換し、下方に向かって流れる(矢印A3参照)。このため、タンク10の上部の空気層852に空気溶解加圧水が到達することを防止することができる。従って、第2混合ケース890から上方に向かって流れる空気溶解加圧水が、空気層852に到達することを防止することができる。この結果、空気層852から、連通空気路850を通って、撹拌部862に取り込まれる空気の量が低減することを防止することができる。
また、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る空気溶解加圧水(図13の矢印A2参照)が、タンク10の上部に設けられている高水位電極834aに接触することを防止することができる。
(対応関係)
第2混合ケース890の円筒部892が、「第2混合ケースの筒状の側壁」の一例である。ケースカバー840の傾斜部844が、「衝突壁」の一例である。
(気液混合装置2を利用した給水システムの第1実施例)
図10を参照して、第1実施形態の気液混合装置2を利用した給水システムの第1実施例について説明する。給水システム202は、気液混合装置2によって生成される空気溶解加圧水を浴槽330に供給して、浴槽330内に微細気泡を発生させるシステムである。
(給水システム202の構成)
図10に示すように、給水システム202は、熱源ユニット210と、微細気泡発生ユニット250と、浴槽330と、制御装置350と、を備える。熱源ユニット210は、給水源400、出湯箇所402、及び、微細気泡発生ユニット250に接続されている。微細気泡発生ユニット250は、熱源ユニット210及び浴槽330に接続されている。なお、以下では、図10に示す矢印の方向に水が流れる場合を例に説明する。
(熱源ユニット210の構成)
熱源ユニット210は、給水源400から供給される水を加熱して、出湯箇所402、及び、浴槽330に加熱された水を供給するためのユニットである。熱源ユニット210は、第1熱源機212と、第2熱源機214と、給水路220と、出湯路222と、分岐水路226と、第1戻り水路228と、第1往き水路230と、を備える。
給水路220の上流端は、市水道などの給水源400に接続されており、給水路220の下流端は、第1熱源機212に接続されている。第1熱源機212は、第1熱源機212を通過する水を加熱するガス熱源機である。
出湯路222の上流端は第1熱源機212に接続されている。出湯路222の下流端は、カラン等の出湯箇所402に接続されている。出湯路222には、第1戻り水路228に接続されている分岐水路226が接続されている。分岐水路226には、湯張り弁232が設けられている。湯張り弁232は、出湯路222から第1戻り水路228への水の流れを制御する弁である。
第1戻り水路228の上流端は、微細気泡発生ユニット250(詳細には第2戻り水路260)に接続されており、下流端は第2熱源機214に接続されている。第1戻り水路228において、第1戻り水路228と分岐水路226の接続部と、第2熱源機214と、の間には、第1ポンプ234及び水流スイッチ236が設けられている。第1ポンプ234は、水流スイッチ236よりも上流側に設けられており、第1戻り水路228内の水を下流側に送り出す。水流スイッチ236は、第1戻り水路228内を水が通過していることを検出する。第2熱源機214は、第2熱源機214を通過する水を加熱するガス熱源機である。
第1往き水路230の上流端は、第2熱源機214に接続されており、下流端は、微細気泡発生ユニット250(詳細には第2往き水路268)に接続されている。
(微細気泡発生ユニット250の構成)
微細気泡発生ユニット250は、気液混合装置2と、第2戻り水路260と、第2往き水路268、水供給路274、空気導入路300と、を備える。
第2戻り水路260の上流端は、第1三方弁280に接続されており、下流端は、第1戻り水路228を介して、熱源ユニット210に接続されている。また、第2戻り水路260には、上流端が第2三方弁282に接続されている連通路266の下流端が接続されている。第3戻り水路262の一端は第1三方弁280に接続されており、他端は浴槽330に接続されている。噴出水路264の上流端は、気液混合装置2(詳細にはタンク10の水流出路32)に接続されており、下流端は、第1三方弁280に接続されている。噴出水路264には、給水制御弁284が設けられている。上述のように、第1三方弁280には、第2戻り水路260、第3戻り水路262、及び、噴出水路264が接続されている。第1三方弁280は、噴出水路264から第3戻り水路262に水が流れる微細気泡供給状態と、第3戻り水路262から第2戻り水路260に水が流れる追い焚き循環状態を切り替えることができる。なお、第3戻り水路262と浴槽330との接続部には、減圧ノズル332が設けられている。図示省略しているが、減圧ノズル332には、浴槽330内の水を吸入する水吸入口と、浴槽330に空気溶解加圧水を吐出する加圧水吐出口と、が設けられている。水吸入口及び加圧水吐出口には、それぞれに対応する逆止弁体等が設けられている。微細気泡供給状態では、加圧水吐出口に対応する逆止弁体のみが開状態になる。
第2往き水路268の上流端は、第1往き水路230を介して、熱源ユニット210に接続されており、下流端は第2三方弁282に接続されている。第3往き水路270の一端は浴槽330に接続されており、他端は第2三方弁282に接続されている。即ち、第2三方弁282には、連通路266と、第2往き水路268と、第3往き水路270と、が接続されている。第2三方弁282は、第3往き水路270から連通路266に水が流れる微細気泡供給状態と、第2往き水路268から第3往き水路270に水が流れる追い焚き循環状態を切り替えることができる。
水供給路274の上流端は、第2往き水路268に接続されており、水供給路274の下流端は、気液混合装置2(詳細には、タンク10の水流入路18)に接続されている。水供給路274には、第2ポンプ286が設けられている。
気液混合装置2(詳細には、タンク10の空気導入部20)には、空気導入路300が接続されている。空気導入路300には、エアポンプ302と、逆止弁304と、が設けられている。エアポンプ302が駆動されると、気液混合装置2に空気が導入される。
(制御装置350の構成)
制御装置350は、熱源ユニット210、微細気泡発生ユニット250の各構成要素の動作を制御する。制御装置350は、ユーザによって操作可能なリモコン(図示省略)と通信可能に構成されている。制御装置350は、ユーザによるリモコンへの操作に応じて、微細気泡供給運転、追い焚き運転、湯張り運転を実行することができる。給水システム202は、微細気泡供給運転に特徴を有する。なお、制御装置350は、水位電極34a、34b(図5参照)が、タンク10内に貯留されている水の水面に接触すると、ON信号を受信する。以下では、制御装置350が水位電極34a、34bからON信号を受信している状態を、水位電極34a、34bがONであると表現し、制御装置350が水位電極34a、34bからON信号を受信していない状態を、水位電極34a、34bがOFFであると表現する。
(給水システム202の動作)
続いて、給水システム202の動作について説明する。以下では、給水システム202が実施する、湯張り運転、追い焚き運転、及び、微細気泡供給運転について順に説明する。なお、各運転が開始される時点において、第1三方弁280、第2三方弁282は、追い焚き循環状態である。また、第1ポンプ234、第2ポンプ286の駆動は停止されており、湯張り弁232、給水制御弁284は閉状態である。
(湯張り運転)
湯張り運転は、給水源400から供給される水を加熱して、浴槽330に供給する運転である。ユーザによって湯張り運転の実行を指示するための操作がリモコンに実行されると、制御装置350は、湯張り弁232を閉状態から開状態に切替え、第1熱源機212を駆動させる。これにより、給水源400から供給される水が、給水路220、第1熱源機212、出湯路222、分岐水路226、第1戻り水路228、第2熱源機214、第1往き水路230、第2往き水路268、第3往き水路270を通って、浴槽330に供給される。即ち、第1熱源機212によって加熱された水が浴槽330に供給される。制御装置350は、浴槽330へ供給された水の積算流量が所定水量に達すると、湯張り弁232を開状態から閉状態に切替え、第1熱源機212の駆動を停止させる。これによって、湯張り運転は終了する。
(追い焚き運転)
追い焚き運転は、浴槽330に貯えられている水を、第2熱源機214によって加熱する運転である。ユーザによって追い焚き運転の実行を指示するための操作がリモコンに実行されると、制御装置350は、第1ポンプ234を駆動させる。これにより、浴槽330内の水が、第3戻り水路262、第2戻り水路260、第1戻り水路228を通って第2熱源機214に供給される。そして、第2熱源機214によって加熱された水は、第1往き水路230、第2往き水路268、第3往き水路270を通って、浴槽330に供給される。制御装置350は、浴槽330内の温度が設定温度に達するか、又は、所定時間が経過すると、第2熱源機214、及び、第1ポンプ234の駆動を停止させる。これによって、追い焚き運転は終了する。
(微細気泡供給運転)
微細気泡供給運転は、気液混合装置2内において、空気溶解加圧水を生成し、生成された空気溶解加圧水を浴槽330に供給する運転である。ユーザによって微細気泡供給運転の実行を指示するための操作がリモコンに実行されると、制御装置350は、微細気泡供給運転を開始する。微細気泡供給運転は、空気導入運転と、第1給水運転と、で構成される。
(空気導入運転)
空気導入運転は、気液混合装置2内の水の水位が、高水位電極34aがONである第1水位以上である場合に開始される運転である。なお、制御装置350は、微細気泡供給運転を開始してから、最初に気液混合装置2内の水の水位が第1水位未満である状態から第1水位以上である状態になる場合に、給水制御弁284を、閉状態から開状態に切替える。制御装置350は、ユーザによって微細気泡供給運転の停止を指示するための操作がリモコンに実行されるまでの間、給水制御弁284を開状態に維持する。
制御装置350は、空気導入運転において、第1ポンプ234、第2ポンプ286の駆動を停止させ、エアポンプ302を駆動させる。これにより、気液混合装置2内に空気が導入されるとともに、気液混合装置2内の水が流出口32aから流出していき、気液混合装置2内の水の水位が低下する。なお、空気導入運転中において、第2混合ケース90の第1円筒部92a内の水は、連通孔100aを介して、タンク10の下部に流出する。制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位が第1水位以上であると判定してから、気液混合装置2内の水の水位が、低水位電極34bがOFFである第2水位未満であると判定するまでの間、空気導入運転を実行する。なお、空気導入運転では、空気溶解加圧水は生成されない。
(第1給水運転)
第1給水運転は、気液混合装置2内の水の水位が、低水位電極34bがOFFである第2水位未満である場合に開始される運転である。制御装置350は、第1ポンプ234、第2ポンプ286を駆動させている状態で、エアポンプ302の駆動を停止させる。
第1給水運転において、気液混合装置2に流入した水は、空気層52から第1混合ケース60の撹拌部62内に取り込まれる空気を巻き込みながら、撹拌部62内を螺旋状に旋回する。そして、気液混合装置2に流入した水が第1混合ケース60を通過するとき、及び、第2混合ケース90の水受部100に衝突するときに、水の中に空気が溶解する。即ち、タンク10内に空気溶解加圧水が生成される。そして、タンク10内に生成された空気溶解加圧水は、噴出水路264、第3戻り水路262、減圧ノズル332を通って、浴槽330に供給される。浴槽330内に放出される空気溶解加圧水は、減圧ノズル332を通過した瞬間に急激に減圧される。この場合、水に溶解していた空気が、直径20μm程度の微細気泡となる。即ち、浴槽330内に多量の微細気泡が発生し、水が白濁する。なお、制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位が第2水位未満であると判定してから、気液混合装置2内の水の水位が第1水位以上であると判定するまでの間、第1給水運転を実行する。
上述のように、制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位に応じて、空気導入運転と第1給水運転を繰り返し実行する。
なお、制御装置350は、ユーザによって微細気泡供給運転の停止を指示するための操作がリモコンに実行されると、第1ポンプ234及び第2ポンプ286の駆動を停止させ、給水制御弁284を開状態から閉状態に切替え、エアポンプ302の駆動を停止させる。さらに、制御装置350は、第1三方弁280及び第2三方弁282を、微細気泡供給状態から追い焚き循環に切替える。これにより、微細気泡供給が終了する。
上述のように、気液混合装置2内において、タンク10内の空気を効率的に利用することができる。従って、本実施形態の気液混合装置2を利用することで、微細気泡供給運転中における、空気導入運転が実行される時間の割合を低減することができる。
(気液混合装置2を利用した給水システムの第2実施例)
図11を参照して、第1実施形態の気液混合装置2を利用した給水システムの第2実施例について説明する。本実施例の給水システム502は、第2往き水路268と気液混合装置2が水供給路574(第1水供給路574a及び第2水供給路574b)で接続されており、気液混合装置2に空気導入路300が接続されていない点を除いて、第1実施例の給水システム202と同様の構成を備える。なお、本実施例の場合、タンク上部12の上底部16には、空気導入部20が設けられていない。以下では、実施例間で共通する構成については、同様の符号を付して、その説明を省略する。
図11に示すように、水供給路574には、第2ポンプ286が設けられている。水供給路574の第2ポンプ286の上流側は、第1水供給路574aと第2水供給路574bとに並列に分岐され、第1水供給路574aと第2水供給路574bとが合流するように構成されている。水供給路574は、第1水供給路574a及び第2水供給路574bの水を下流側へ送り出す。
第2水供給路574bには、定流量弁590と、ベンチュリ592と、が設けられている。定流量弁590は、第2水供給路574bに流れる水量の割合を調整するための弁である。ベンチュリ592は、定流量弁590よりも下流側に設けられている。ベンチュリ592には、空気導入路600が接続されている。
空気導入路600の上流端側は、大気に開放されており、下流端が第2水供給路574bに接続されている。空気導入路600は、第2水供給路574bに空気を導入する。空気導入路600には、逆止弁602と、空気弁604と、が設けられている。逆止弁602は、空気弁604よりも上流側に設けられており、空気導入路600を介して水が排出されることを防止する。空気弁604は、空気導入路600を開閉する。
(微細気泡供給運転)
本実施例では、制御装置350は、空気導入運転の代わりに、第2給水運転を実行する。即ち、制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位に応じて、第1給水運転と第2給水運転を繰り返し実行する。制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位が第2水位未満となる場合に、第1給水運転を開始させ、気液混合装置2内の水の水位が第1水位以上となるまでの間、第1給水運転を実行する。制御装置350は、第1給水運転において、第1ポンプ234、第2ポンプ286を駆動させている状態で、空気弁604を閉状態に制御する。
(第2給水運転)
制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位が第1水位以上となる場合に、第2給水運転を開始させ、気液混合装置2内の水の水位が第2水位未満となるまでの間、第2給水運転を実行する。第2給水運転において、第1ポンプ234、第2ポンプ286を駆動させている状態で、空気弁604を開状態に制御する。空気弁604が開状態であるために、空気導入路600を通って、第2水供給路574bに空気が導入される。第2水供給路574bに供給される空気は、気液混合装置2内に導入される。即ち、水と空気が混じっている気液混合水が気液混合装置2(詳細にはタンク10)に流入する。第2給水運転では、気液混合水に含まれる空気、及び、空気層52に溜まっている空気を利用して、空気溶解加圧水を生成することができる。
なお、空気弁604が開状態における第2ポンプ286の加圧能力は、空気弁604が閉状態における第2ポンプ286の加圧能力よりも低い。この場合、水供給路574を通って気液混合装置2に流入する水の水量よりも、気液混合装置2から噴出水路264に流出する水の水量の方が多くなり、気液混合装置2内の水の水位が下降していく。
制御装置350は、気液混合装置2内の水の水位に応じて、第1給水運転と第2給水運転を実行し、浴槽330に空気溶解加圧水を供給する。
上述のように、気液混合装置2内において、比較的に多くの空気が溶解している空気溶解加圧水が生成される。従って、本実施形態の気液混合装置2を利用することで、浴槽330において微細気泡を多く発生させることができ、浴槽330内の白濁性を高めることができる。
上記の第1、第2実施例では、第1実施形態の気液混合装置2が採用される構成について説明したが、気液混合装置2に代えて、第2実施形態の気液混合装置802が採用されてもよい。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)図12に示すように、第1混合ケース60において、撹拌部62は、傾斜部762aを備えてもよい。傾斜部762aの外径及び内径は、噴出口64aに近づくにつれて小さくなっている。即ち、傾斜部762aの外径及び内径、上方側から下方側に向かって小さくなっている。本変形例では、第1混合ケース60の撹拌部62内における水の旋回速度を速めることができる。溶解空気量は、水の旋回速度に依存する。従って、本変形例では、気液混合装置2における溶解空気量を多くすることができる。
(第2変形例)第2混合ケース90の円筒部92が第2円筒部92bを備えておらず、第1円筒部92aのみを備えるように構成されていてもよい。本変形例では、気液混合装置2は、第2混合ケース90とタンク下部26の下底部30の間に、第2混合ケース90とは別体である遮蔽部材としての蓋部を備える。蓋部は、円板形状を有する天板部と、天板部の外周端から下方に延びる側壁部と、を備える。天板部は、第2混合ケース90の水受部100と水流出路32の上端との間に設けられる。側壁部の下端は、水流出路32の上端よりも下方に位置している。本変形例でも、上述の各実施例と同様の作用効果を奏することができる。即ち、タンク10の流出口32aから流出される水に含まれる未溶解空気の量をより低減することができるとともに、気液混合装置2内の空気をより効率的に活用することができる。
(第3変形例)「衝突壁」は、傾斜していなくてもよい。「衝突壁」は、例えば、中心軸C1に対して垂直であってもよい。一般的に言うと、「衝突壁」は、上昇流の流れを維持した状態で第2混合ケースから上方に流れ出る空気溶解加圧水が、タンク10の上部の空気層852に到達することを防止できればよい。
(第4変形例)上記の各実施形態及び各実施例では、気液混合装置2、802に、水と空気が混じった水が流入する。変形例では、水と空気が混じった水に代えて、水と気体が混じった水が気液混合装置2、802に流入してもよい。例えば、第1実施形態の気液混合装置2の変形例では、タンク10の上部に、空気層52に代えて、気体層が形成される。また、ケースカバー40は、連通空気路50に代えて、連通気体路を備える。このような構成によると、気液混合装置2内の気体を効率的に活用することができる。また、例えば、第1実施例の変形例では、給水システム202は、空気導入路300、エアポンプ302に代えて、気体導入路、気体ポンプを備える。本変形例では、気体導入路の上流端は、気体が充填されているタンクに接続され、気体導入路の下流端は、気液混合装置2に接続される。本変形例では、制御装置350は、エアポンプ302の動作に代えて、気体ポンプの動作を制御する。また、例えば、第2実施例の変形例では、給水システム502は、空気導入路600、空気弁604に代えて、気体導入路、気体弁を備える。本変形例では、気体導入路の上流端は、気体が充填されているタンクに接続され、気体導入路の下流端は、第2水供給路574bに接続される。本変形例では、制御装置350は、空気弁604の動作に代えて、気体弁の動作を制御する。「気体」は、例えば、炭酸ガス、酸素、水素等である。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :気液混合装置
10 :タンク
12 :タンク上部
14 :円筒部
16 :上底部
18 :水流入路
20 :空気導入部
20a :導入穴
22 :フランジ部
26 :タンク下部
28 :円筒部
30 :下底部
32 :水流出路
32a :流出口
34 :フランジ部
34a :高水位電極
34b :低水位電極
40 :ケースカバー
42 :環状部
42a~42d :切欠部
44 :突出部
46 :円板部
48 :円筒部
50 :連通空気路
50a :連通孔
50b :上端
50c :下端
52 :空気層
60 :第1混合ケース
62 :撹拌部
64 :下底部
64a :噴出口
66 :フランジ部
66a :突起
70 :水導入路
70a :開口
90 :第2混合ケース
92 :円筒部
92a :第1円筒部
92b :第2円筒部
94 :環状片
94a :嵌合孔
96 :切欠部
98 :フランジ部
100 :水受部
120 :連結路
802 :気液混合装置
834a :高水位電極
834b :低水位電極
840 :ケースカバー
842 :環状部
844 :傾斜部
846 :上底部
850 :連通空気路
850a :連通孔
852 :空気層
860 :第1混合ケース
862 :撹拌部
864 :下底部
864a :噴出口
866 :フランジ部
866a :突出部
868 :円筒部
870 :水導入路
870a :開口
890 :第2混合ケース
892 :円筒部
894 :環状片
896 :切欠部
898 :突出部
900 :水受部
900a :連通孔
902 :載置部

Claims (5)

  1. 水に空気を溶解させる気液混合装置であって、
    流入口と流出口とを有するタンクであって、前記流出口は、前記タンクの下部に設けられている、前記タンクと、
    前記タンク内に収容された第1混合ケースであって、内周壁が回転面形状を有する撹拌部と、前記撹拌部より下流側に設けられた噴出口と、前記撹拌部の内周壁の接線方向に沿って開口する水導入路と、を備える前記第1混合ケースと、
    前記流出口と前記噴出口の間に設けられている水受部と、前記水受部に接続されており、前記水受部から上方に延びる筒状の側壁であって、前記側壁の上端が、前記第1混合ケースの前記噴出口よりも上方に位置しており、かつ、前記側壁が前記撹拌部の外側に設けられている前記側壁と、を備える第2混合ケースと、
    前記タンク内の上方に溜まった空気の層と前記第1混合ケースの前記撹拌部の中心付近とを接続する連通空気路と、
    を備え、
    前記タンクに流入する水は、前記流入口から前記第1混合ケースの水導入路を介して、前記撹拌部内に導入され、
    前記空気の層に溜まっている空気が、前記連通空気路を通って、前記撹拌部内に取り込まれる、
    気液混合装置。
  2. 前記撹拌部の内周壁の直径が、前記噴出口に近付くにつれて小さくなる、請求項1に記載の気液混合装置。
  3. 前記タンクは、
    前記タンクの下面から上方に突出し、前記流出口を備える水流出路を備え、
    前記気液混合装置は、さらに、
    前記水流出路の上方及び側方を取り囲む遮蔽部材を備え、
    前記遮蔽部材の下端は、前記水流出路の上端よりも下方に位置している、請求項1または2に記載の気液混合装置。
  4. 前記気液混合装置は、さらに、
    前記第2混合ケースの側壁よりも上方に設けられており、前記第2混合ケースから上方に流れ出る水の流路の向きを変更させる衝突壁を備える、請求項1~3のいずれか一項に記載の気液混合装置。
  5. 水に気体を溶解させる気液混合装置であって、
    流入口と流出口とを有するタンクであって、前記流出口は、前記タンクの下部に設けられている、前記タンクと、
    前記タンク内に収容された第1混合ケースであって、内周壁が回転面形状を有する撹拌部と、前記撹拌部より下流側に設けられた噴出口と、前記撹拌部の内周壁の接線方向に沿って開口する水導入路と、を備える前記第1混合ケースと、
    前記流出口と前記噴出口の間に設けられている水受部と、前記水受部に接続されており、前記水受部から上方に延びる筒状の側壁であって、前記側壁の上端が、前記第1混合ケースの前記噴出口よりも上方に位置しており、かつ、前記側壁が前記撹拌部の外側に設けられている前記側壁と、を備える第2混合ケースと、
    前記タンク内の上方に溜まった気体の層と前記第1混合ケースの前記撹拌部の中心付近とを接続する連通気体路と、
    を備え、
    前記タンクに流入する水は、前記流入口から前記第1混合ケースの水導入路を介して、前記撹拌部内に導入され、
    前記気体の層に溜まっている気体が、前記連通気体路を通って、前記撹拌部内に取り込まれる、
    気液混合装置。
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