JP7227103B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
冷媒流動音の発生を抑制するため、膨張弁の前後にある冷媒配管に配管径を小さくするオリフィス管を設置する方法が知られているが、部品点数が増加しコストアップとなることから、部品点数の増加がない改善方法が求められていた。
室内機内に設置された室内熱交換器と、
冷媒を減圧する膨張弁と、
室外機内に設置された室外熱交換器と、
前記圧縮機、前記室内熱交換器、前記膨張弁、及び前記室外熱交換器を冷媒配管で環状に接続した冷凍サイクルと、
前記圧縮機が起動開始してから目標回転数に達するまでの間に、前記圧縮機を所定の中間回転数で所定時間だけ維持する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記B/Aの値が小さい場合は、大きい場合に比べて前記圧縮機を前記所定の中間回転数で維持する前記所定時間が長くなるよう設定することを特徴としている。
前記制御部は、前記停止時間判断手段で判断された前記圧縮機の停止時間が長くなるに従い、前記圧縮機を前記所定の中間回転数で維持する前記所定時間が長くなるよう設定することを特徴としている。
図1を参照する。1は空気調和装置であり、当該空気調和装置1は、室内に設置された室内機10と、室外に設置された室外機20とで構成されている。
また、前記ケーシング21aの下部には、冷凍サイクル30内を流動する低圧冷媒を吸入し圧縮機構21bへ送る吸入管21eが接続され、上部には、ケーシング21a内で高圧状態にした冷媒を溜める高圧空間21g内の冷媒を冷凍サイクル30内へ吐出する吐出管21fが接続されている。
図示しないリモコンに設置された運転切替ボタンで暖房運転が選択されると、図1の実線で示す方向へ冷凍サイクル30内の冷媒が流動するよう四方弁22が切り替わった後に圧縮機21が駆動し、圧縮機21で圧縮され高温高圧となった冷媒が凝縮器として働く室内熱交換器11へ流入して、クロスフローファン12が駆動することで室内熱交換器11へ供給された室内空気が加熱され、室内に温風が送風される。
まず、暖房運転の開始指示が出されたら、制御部28は、予め入力された圧縮機21の内部空間容積Bを排除量Aで除した値(B/A)が所定値である50以下かを確認する。例えば、室外機20内に設置された圧縮機21の排除量が6.4cm3、内部空間容積が270cm3であれば、前記B/Aが42.2となるので所定値以下と判断される。
圧縮機21は時間経過に応じて徐々に回転数が上昇し、所定の中間回転数である70rpsまで達したら、制御部28は、圧縮機21の回転数上昇を停止し70rpsで圧縮機21を維持させる。
そして、制御部28の基板上に配置されたディップスイッチにあるNo.1から5のスイッチが、それぞれAからEの圧縮機21に対応することで、室外機20内に設置された圧縮機21の型式に応じたNo.のスイッチをON状態に切り替えると、回転数維持時間の有無が自動的に設定される。
また、室外機20内に設置された圧縮機21の型式がCだった場合、No.3をON状態にすることで、暖房運転開始時において圧縮機21の回転数維持時間は有りとなる。
まず、第1実施形態との差異について説明する。
なお、その他の構成については第1実施形態と同一である。
例えば、前記B/Aの算出結果が38であれば、維持時間判断手段28aにより前記回転数維持時間は140秒に設定される。
また、前記B/Aの算出結果が47であれば、維持時間判断手段28aにより前記回転数維持時間は100秒に設定される。
圧縮機21は時間経過に応じて徐々に回転数が上昇し、所定の中間回転数である70rpsまで達したら、制御部28は、圧縮機21の回転数上昇を停止し70rpsで圧縮機21を維持させる。
例えば、前記B/Aの算出結果が38の場合は、前記回転数維持時間は140秒なので、制御部28は、圧縮機21が70rpsに到達してからカウントを開始し、カウント開始から140秒経過したら圧縮機21の回転数を再度上昇させる。
また、前記B/Aの算出結果が47の場合は、前記回転数維持時間は100秒なので、制御部28は、圧縮機21が70rpsに到達してからカウントを開始し、カウント開始から100秒経過したら圧縮機21の回転数を再度上昇させる。
まず、第1、2実施形態との差異について説明する。
なお、その他の構成については第1、2実施形態と同一である。
例えば、吐出温度センサ27での検知温度が3℃で室外熱交センサ26での検知温度が2℃であれば、吐出温度と熱交温度との差が1なので圧縮機21の停止時間が長いと前記停止時間判断手段28bが判断し、前記維持時間判断手段28aにより前記回転数維持時間は240秒に設定される。
また、吐出温度と熱交温度との差が小さいと、圧縮機21の停止時間が長いと推定されるため冷凍サイクル30内にある冷媒の寝込みによる影響が大きくなり、暖房運転開始時における冷媒の流動音は大きい。
よって、吐出温度と熱交温度との差が大きいほど前記回転数維持時間が短くなるよう設定することで、冷媒の流動音抑制とユーザーの快適性向上とを達成することができる。
圧縮機21は時間経過に応じて徐々に回転数が上昇し、所定の中間回転数である70rpsまで達したら、制御部28は、圧縮機21の回転数上昇を停止し70rpsで圧縮機21を維持させる。
例えば、吐出温度と熱交温度との差が1であれば、制御部28は、圧縮機21が70rpsに達したときからカウントを開始し、240秒をカウントしたら圧縮機21の回転数を再度上昇させ、目標回転数である100rpsにする。
10 室内機
11 室内熱交換器
20 室外機
21 圧縮機
21g 高圧空間(内部空間容積)
23 膨張弁
24 室外熱交換器
28 制御部
30 冷凍サイクル
Claims (2)
- 内部空間容積Bを排除量Aで除した値(B/A)が50以下で回転数が可変の圧縮機と、
室内機内に設置された室内熱交換器と、
冷媒を減圧する膨張弁と、
室外機内に設置された室外熱交換器と、
前記圧縮機、前記室内熱交換器、前記膨張弁、及び前記室外熱交換器を冷媒配管で環状に接続した冷凍サイクルと、
前記圧縮機が起動開始してから目標回転数に達するまでの間に、前記圧縮機を所定の中間回転数で所定時間だけ維持する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記B/Aの値が小さい場合は、大きい場合に比べて前記圧縮機を前記所定の中間回転数で維持する前記所定時間が長くなるよう設定することを特徴とした空気調和装置。 - 前記圧縮機の停止時間を判断する停止時間判断手段を備え、
前記制御部は、前記停止時間判断手段で判断された前記圧縮機の停止時間が長くなるに従い、前記圧縮機を前記所定の中間回転数で維持する前記所定時間が長くなるよう設定することを特徴とした請求項1記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019137613A JP7227103B2 (ja) | 2019-07-26 | 2019-07-26 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019137613A JP7227103B2 (ja) | 2019-07-26 | 2019-07-26 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021021522A JP2021021522A (ja) | 2021-02-18 |
JP7227103B2 true JP7227103B2 (ja) | 2023-02-21 |
Family
ID=74574712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019137613A Active JP7227103B2 (ja) | 2019-07-26 | 2019-07-26 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7227103B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001147038A (ja) | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
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JPH0445004Y2 (ja) * | 1986-10-29 | 1992-10-22 | ||
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2019
- 2019-07-26 JP JP2019137613A patent/JP7227103B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001147038A (ja) | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
Also Published As
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JP2021021522A (ja) | 2021-02-18 |
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