JP7222838B2 - センサ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、センサに関する。
ジャイロセンサなどのセンサがある。センサにおいて、安定した動作が望まれる。
特許第3503133号公報
本発明の実施形態は、安定した動作が可能なセンサを提供する。
本発明の実施形態によれば、センサは、第1構造体部、基板部、第1接続部材及びMEMS素子を含む。前記第1構造体部は、第1部分領域及び第2部分領域を含む第1構造体と、前記第2部分領域に設けられた第1構造体電極と、を含む。前記基板部は、第1方向において前記第1部分領域から離れる。前記基板部は、第1基板及び第1基板電極を含む。前記第1基板電極は、前記第1構造体部と前記第1基板との間にある。前記第1基板は、第1部分及び第2部分を含む。前記第1部分から前記第2部分への方向は、前記第1方向と交差する。前記第1基板電極は、第1電極部分と、前記第1電極部分と電気的に接続された第2電極部分と、を含む。前記第2電極部分は、前記第1構造体電極と前記第2部分との間に設けられる。前記第1接続部材は、前記第1構造体電極と前記第2電極部分との間に設けられ、前記第1構造体電極を前記第2電極部分と電気的に接続する。前記MEMS素子は、前記第1部分領域と前記第1部分との間に設けられる。前記MEMS素子は、素子基板及び第1素子電極を含む。前記素子基板から前記第2部分領域の少なくとも一部への第2方向は、前記第1方向と交差する。前記第1素子電極は、前記素子基板と前記第1電極部分との間にあり、前記第1電極部分と電気的に接続される。
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。 図2(a)及び図2(b)は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。 図3は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。 図4(a)~図4(c)は、第1実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。 図5(a)~図5(c)は、第1実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。 図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。 図7(a)~図7(c)は、第1実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。 図8は、第2実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。 図9(a)及び図9(b)は、第2実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。 図10は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式的断面図である。 図11は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式的平面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1(a)、図1(b)、図2(a)及び図2(b)は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図1(a)に示すように、実施形態に係るセンサ110は、第1構造体部50、基板部20、MEMS素子10及び第1接続部材41を含む。
第1構造体部50は、第1構造体58及び第1構造体電極58Eを含む。第1構造体58は、第1部分領域51及び第2部分領域52を含む。この例では、第1構造体58は、第3~第5部分領域53~55などをさらに含む。第1~第5部分領域51~55の境界は不明確でよい。第3~第5部分領域53~55の例については、後述する。第1構造体電極58Eは、第2部分領域52に設けられる。例えば、第1構造体電極58Eは、導電部58Cと接続されても良い。導電部58Cは、第1構造体58の中を通過して、第1構造体58の外部に露出する。第1構造体58は、例えば、絶縁性である。
例えば、第2部分領域52は、第1構造体電極58Eが設けられた第1面52fを含む。第1部分領域51は、第1面52fを基準にして後退する。例えば、第1部分領域51は、第1構造体58の凹部である。第2部分領域52は、第1部分領域51を基準にしたときに、凸部に対応する。第1構造体電極58Eが設けられた第1面52fを有する部分が第2部分領域52に対応する。
基板部20及びMEMS素子10は、素子部10Uに含まれる。図1(b)は、素子部10Uを例示している。図2(a)は、MEMS素子10を例示している。図2(b)は、基板部20を例示している。
図1(a)に示すように、基板部20は、第1方向において、第1部分領域51から離れる。
第1方向をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
第1部分領域51から第2部分領域52の少なくとも一部への方向は、第1方向(Z軸方向)と交差する。
図1(a)に示すように、基板部20は、第1基板28及び第1基板電極28Eを含む。第1基板電極28Eは、第1構造体部50と第1基板28との間にある。第1基板28は、例えば、絶縁性である。
図1(b)及び図2(b)に示すように、第1基板28は、第1部分21及び第2部分22を含む。第1部分21から第2部分22への方向は、第1方向(Z軸方向)と交差する。第1部分21から第2部分22への方向は、例えば、X軸方向である。
図1(a)及び図2(b)に示すように、第1基板電極28Eは、第1電極部分28Ea及び第2電極部分28Ebを含む。第2電極部分28Ebは、第1電極部分28Eaと電気的に接続される。例えば、第2電極部分28Ebは、第1電極部分28Eaと連続する。図1(a)に示すように、第2電極部分28Ebは、第1構造体電極58Eと第2部分22との間に設けられる。
図2(b)に示すように、第1基板電極28Eと第1基板28との間に、導電膜28Mが設けられても良い。導電膜28Mは、例えば、接続領域に選択的に設けられても良い。導電膜28Mの厚さは、比較的厚い。例えば、導電膜28Mの厚さは、第1基板電極28Eの厚さよりも厚くても良い。導電膜28Mを設けることで、素子基板18と第1部分21との間の第1方向(Z軸方向)の距離を安定して適切な値に設定できる。
図1(a)に示すように、第1接続部材41は、第1構造体電極58Eと第2電極部分28Ebとの間に設けられる。第1接続部材41は、第1構造体電極58Eを第2電極部分28Ebと電気的に接続する。第1接続部材41は、例えば、導電ペーストなどを含む。
図1(a)に示すように、MEMS素子10は、第1部分領域51と第1部分21との間に設けられる。例えば、第1部分領域51とMEMS素子10との間に第1間隙g1が設けられる。例えば、MEMS素子10と第1部分21との間に第2間隙g2が設けられる。
図1(a)及び図2(a)に示すように、MEMS素子10は、素子基板18及び第1素子電極18Eを含む。図1(a)に示すように、第1素子電極18Eは、素子基板18と第1電極部分28Eaとの間にある。第1素子電極18Eは、第1電極部分28Eaと電気的に接続される。素子基板18から第2部分領域52の少なくとも一部への第2方向は、第1方向(Z軸方向)と交差する。例えば、第2方向は、第1方向に対して垂直である。第2方向は、例えば、X軸方向である。
実施形態においては、第1基板電極28Eは、第1接続部材41により、第1構造体電極58Eと電気的に接続される。例えば、第1基板電極28Eがワイヤなどにより第1構造体電極58Eと接続される第1参考例が考えられる。第1参考例においては、センサのサイズが大きくなる。実施形態においては、第1接続部材41を用いることで、小さいサイズで、安定した接続が得られる。
図1(a)に示すように、実施形態においては、第1構造体58の凹状の部分に、MEMS素子10の少なくとも一部がある。例えば、素子基板18から第2部分領域52の少なくとも一部への方向は、第1方向(Z軸方向)と交差する。さらに、第1部分領域51とMEMS素子10との間に第1間隙g1が設けられる。MEMS素子10は、例えば、基板部20に吊られ、基板部20が、第1接続部材41を介して、第1構造体58の第2部分領域52により支持される。MEMS素子10を含む素子部10Uに種々の応力が加わったときに、MEMS素子10は、第1構造体58の凹部の中で動くことができる。例えば、温度の変化などに起因する応力により、接続部分が変形した場合などにおいても、MEMS素子10が動くことが可能である。これにより、例えば、第1接続部材41の接続が安定である。
例えば、MEMS素子10及び基板部20は、第1電極部分28Ea及び第1素子電極18Eにより、強固に接合される。一方、第1接続部材41は、第1電極部分28Ea及び第1素子電極18Eの接合部分に比べて変形し易い。例えば、種々の応力が生じた場合にも、第1接続部材41が変形することで、第1電極部分28Ea及び第1素子電極18Eの接合が不安定になることが抑制される。
第1部分領域51とMEMS素子10との間に第1間隙g1が設けられることで、第1接続部材41が変形した場合にも、MEMS素子10が変位できる。これにより、MEMS素子10の特性への悪影響を抑制できる。第1接続部材41の変形が制限され難くできる。
実施形態によれば、熱または機械的な力などが加わったときにおいても、第1電極部分28Ea及び第1素子電極18Eの接続が安定である。MEMS素子10の特性への悪影響が抑制できる。第1接続部材41により、電気的及び機械的な接続も安定である。実施形態によれば、安定した動作が可能なセンサを提供できる。実施形態によれば、サイズを小さくすることが容易である。コストの低下が容易である。
図1(a)に示すように、例えば、第1接続部材41の第1方向(Z軸方向)の長さ41t(厚さ)は、第1接続部材41の、第1方向と交差する方向(例えばX軸方向)の長さ41w(幅)よりも短い。第1接続部材41の断面方向の長さは、第1接続部材41を通過する電流の方向の長さよりも長い。これにより、低い抵抗が得やすくなる。例えば、ワイヤを用いずに第1接続部材41を用いることで、接続面積を大きくできる。
実施形態において、例えば、第1素子電極18Eは、第1電極部分28Eaと接する。第1素子電極18Eと第1電極部分28Eaとは、例えば、互いに接合される。第1素子電極18Eと第1電極部分28Eaとは、例えば、2つの金属の接合により接続される。これにより、より安定な接続が可能になる。低い抵抗で接続することができる。
例えば、第1基板28の線膨張係数と、素子基板18の線膨張係数と、の差は小さい。例えば、第1基板28の線膨張係数と、素子基板18の線膨張係数と、の差の絶対値は、第1基板28の線膨張係数と、第1構造体58の線膨張係数と、の差の絶対値よりも小さい。第1基板28の線膨張係数と、素子基板18の線膨張係数と、の差が小さいことで、第1電極部分28Eaと第1素子電極18Eとが、安定して互いに接続される。
第1基板28の線膨張係数と、第1構造体58の線膨張係数と、の差が大きい場合においても、第1接続部材41が変形し易いことで、これらの線膨張係数の差による悪影響が生じにくい。
例えば、素子基板18は、シリコンを含む。第1基板28は、例えば、シリコンの線膨張形成と近い線膨張係数を有する材料を含む。第1基板28は、例えばガラスを含んでも良い。
第1構造体58は、例えば、酸化アルミニウム及び酸化マグネシウムよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第1構造体58は、有機物バインダなどを含んでも良い。これらの材料において、高い絶縁性と、高い信頼性と、が得やすい。第1構造体部50は、電極用金属を含んでも良い。
図1(a)及び図2(a)に示すように、素子基板18は、素子基板側面18sを含む。素子基板側面18sは、第2方向(例えば、X軸方向)と交差する。図1(a)に示すように、素子基板側面18sは、第2方向において、第2部分領域52の少なくとも一部から離れる。素子基板側面18sが第2部分領域52から離れることで、MEMS素子10の動きの余裕度が拡大する。
図1(b)及び図2(a)に示すように、MEMS素子10は、可動部16及び支持部18Sを含む。図1(b)に示すように、可動部16及び支持部18Sは、素子基板18と第1部分21との間にある。支持部18Sは、素子基板18に固定される。この例では、素子基板18と支持部18Sとの間に絶縁部18Iが設けられている。支持部18Sは、絶縁部18Iを介して、素子基板18に固定される。可動部16は、支持部18Sに支持される。例えば、後述するように、ばね部を介して、可動部16は、支持部18Sに支持される。
図1(b)及び図2(a)に示すように、素子基板18と可動部16との間に第3間隙g3がある。素子基板18と可動部16との間に第3間隙g3が設けられることで、可動部16は、動くことが可能である。後述するように、可動部16の少なくとも一部により、キャパシタンスが形成される。可動部16が変位することで、静電容量が変化する。例えば、加速度などにより可動部16が変位する。この変位に基づく静電容量に対応する値が検出可能である。静電容量に対応する値を検出することで、加速度などを検出できる。MEMS素子10は、例えば、ジャイロセンサである。
例えば、可動部16と第1部分21との間の第1方向(Z軸方向)の距離dz(図1(b)参照)は、例えば、1μm以上である。距離dzが1μm以上であることにより、可動部16の動きが制限されることが抑制できる。
図1(a)に示すように、例えば、素子基板18と第1部分21との間の第1方向(Z軸方向)の距離を第1距離d1とする。第2部分領域52と第2部分22との間の第1方向(Z軸方向)の距離を第2距離d2とする。第1距離d1は、第2距離d2よりも短い。第2距離d2が長いことで、例えば、第1接続部材41の形状の余裕度が拡大する。より安定して、良好な動作が得られる。
図1(a)に示すように、第1構造体58は、第1部分領域51及び第2部分領域52に加えて、第3部分領域53をさらに含んでも良い。第2部分領域52の少なくとも一部の第1方向(Z軸方向)における位置は、第1部分領域51の少なくとも一部の第1方向における位置と、第3部分領域53の少なくとも一部の第1方向における位置と、の間にある。第2部分領域52の少なくとも一部の第2方向(例えばX軸方向)における位置は、第1部分領域51の少なくとも一部の第2方向における位置と、第3部分領域53の少なくとも一部の第2方向における位置と、の間にある。既に説明したように、第1部分領域51は、第2部分領域52の第1面52fを規準にして後退している。第3部分領域53は、例えば、第1面52fを規準にして突出している。第3部分領域53を設けることで、例えば、基板部20が保護される。
図1(a)に示すように、素子基板18から第2部分領域52の少なくとも一部への方向は、第2方向(例えばX軸方向)に沿う。例えば、第1基板28から第3部分領域53の少なくとも一部への方向は、第2方向(例えばX軸方向)に沿う。
図1(a)に示すように、センサ110は、第2接続部材42をさらに含んでも良い。第1構造体58は、第4部分領域54をさらに含む。第2方向(例えば、X軸方向)における第1部分領域51の位置は、第2方向における第4部分領域54の位置と、第2方向における第2部分領域52の位置と、の間にある。第1構造体部50は、第2構造体電極58Fをさらに含む。第2構造体電極58Fは、第4部分領域54に設けられる。
図1(a)、図1(b)及び図2(b)に示すように、第1基板28は、第3部分23をさらに含む。例えば、第2方向(例えばX軸方向)において、第1部分21は、第3部分23と第2部分22との間にある。これらの部分の境界は、不明確で良い。
図1(a)、図1(b)及び図2(b)に示すように、基板部20は、第2基板電極28Fをさらに含む。図1(a)に示すように、第2基板電極28Fは、第1構造体部50と第1基板28との間にある。図1(a)及び図2(b)に示すように、第2基板電極28Fは、第3電極部分28Fc及び第4電極部分28Fdを含む。第4電極部分28Fdは、第3電極部分28Fcと電気的に接続される。例えば、第4電極部分28Fdは、第3電極部分28Fcと連続する。
図1(a)に示すように、第4電極部分28Fdは、第2構造体電極58Fと第3部分23との間に設けられる。第2接続部材42は、第2構造体電極58Fと第4電極部分28Fdとの間に設けられる。第2接続部材42は、第2構造体電極58Fを第4電極部分28Fdと電気的に接続する。第2接続部材42は、例えば、第1接続部材41と同じ材料を含む。第2接続部材42は、例えば、導電ペーストを含む。
図1(b)に示すように、MEMS素子10は、第2素子電極18Fを含む。図1(a)に示すように、第2素子電極18Fは、素子基板18と第3電極部分28Fcとの間にある。第2素子電極18Fは、第3電極部分28Fcと電気的に接続される。例えば、第2素子電極18Fは、第3電極部分28Fcと接する。第2素子電極18Fと第3電極部分28Fcとは、例えば、互いに接合される。第2素子電極18Fと第3電極部分28Fcとは、例えば、2つの金属の接合により接続される。これにより、より安定な接続が可能になる。低い抵抗で接続することができる。
例えば、MEMS素子10の複数の電極が、基板部20の複数の電極と、それぞれ接続される。基板部20の複数の電極が、第1構造体部50の複数の電極と、それぞれ接続される。MEMS素子10の複数の部分が、基板部20により保持される。基板部20の複数の部分が第1構造体部50により保持される。より安定な保持が得られる。
図2(a)に示すように、MEMS素子10は、別の電極18Gをさらに含んでも良い。この例では、電極18Gは、支持部18Sに設けられる。例えば、電極18Gと第1素子電極18Eとの間の静電容量が検出されても良い。例えば、電極18Gと第2素子電極18Fとの間の静電容量が検出されても良い。
図1(a)に示すように、第1構造体58は、第5部分領域55をさらに含んでも良い。第4部分領域54の少なくとも一部の第1方向(Z軸方向)における位置は、第5部分領域55の少なくとも一部の第1方向における位置と、第1部分領域51の少なくとも一部の第1方向における位置と、の間にある。第4部分領域54の少なくとも一部の第2方向(例えばX軸方向)における位置は、第5部分領域55の少なくとも一部の第2方向における位置と、第1部分領域51の少なくとも一部の第2方向における位置と、の間にある。図1(a)に示すように、第4部分領域54の少なくとも一部から素子基板18への方向は、第2方向(例えばX軸方向)に沿う。例えば、第5部分領域55の少なくとも一部から第1基板28への方向は、第2方向(例えばX軸方向)に沿う。
例えば、第5部分領域55は、第3部分領域53と連続しても良い。第5部分領域55は、第3部分領域53と不連続でも良い。例えば、第4部分領域54は、第2部分領域52と連続しても良い。第4部分領域54は、第2部分領域52と不連続でも良い。
図3は、第1実施形態に係るセンサを例示する模式的平面図である。
図3は、図1(a)の矢印ARからみた平面図である。図1(a)は、図3のA1-A2線に対応する断面図である。
図3に示すように、第4部分領域54は、第2部分領域52と連続しても良い。この場合、第4部分領域54は、環状の第2部分領域52の一部と見なしても良い。例えば、第2部分領域52は、第1方向(X軸方向)と交差する平面(例えばX-Y平面)において、素子基板18の周りに設けられる。第2部分領域52は、X-Y平面において、素子基板18を囲む。
図3に示すように、第5部分領域55は、第3部分領域53と連続しても良い。この場合、第5部分領域55は、環状の第3部分領域53の一部と見なしても良い。例えば、第3部分領域53は、第1方向(X軸方向)と交差する平面(例えばX-Y平面)において、第1基板28の周りに設けられる。第3部分領域53は、X-Y平面において、第1基板28を囲む。
例えば、第1構造体電極58Eは、複数設けられても良い。第2電極部分28Ebは、複数設けられても良い。例えば、第1接続部材41は、複数設けられても良い。複数の第1接続部材41の1つは、複数の第1構造体電極58Eの1つと、複数の第2電極部分28Ebの1つと、の間に設けられる。複数の第1接続部材41の1つは、複数の第1構造体電極58Eの1つを複数の第2電極部分28Ebの1つと電気的に接続する。
例えば、第1素子電極18Eは、複数設けられる。第1電極部分28Eaは、複数設けられる。複数の第1素子電極18Eの1つは、複数の第1電極部分28Eaの1つと電気的に接続される。
以下、センサ110の製造方法の例について説明する。
図4(a)~図4(c)、図5(a)~図5(c)、図6(a)、図6(b)、及び、図7(a)~図7(c)は、第1実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。
図4(a)に示すように、素子基板18が準備される。素子基板18の上に絶縁部18Iが設けられる。絶縁部18Iの上に導電層16Fが設けられる。導電層16Fは、例えば、シリコンなどの半導体を含む。導電層16Fは、例えば、SOI(Silicon on Insulator)である。素子基板18の材料は、任意である。
図4(b)に示すように、導電膜を形成した後、導電膜を加工することにより、電極(例えば、第1素子電極18E、第2素子電極18F及び電極18Gが得られる。導電膜(電極)は、例えば、Auを含む。
図4(c)に示すように、導電層16Fを加工する。これにより、可動部16が得られる。
図5(a)に示すように、第1基板28が準備される。第1基板28は、例えば、ガラスなどを含む。例えば、第1基板28は、可視光に対する透過性を有しても良い。これにより、後述するアライメント工程が容易になる。
図5(b)に示すように、導電膜28Mを形成する。導電膜28Mは、例えば、接続領域(例えばパッド部)に選択的に設けられる。導電膜28Mの厚さは、例えば、約1μmである。
図5(c)に示すように、基板電極(例えば、第1基板電極28E及び第2基板電極28Fなど)を形成する。基板電極は、例えば、Auを含む。基板電極は、例えば、蒸着により形成される。
図6(a)に示すように、第1基板電極28Eを第1素子電極18Eと対向させる。第2基板電極28Fを第2素子電極18Fと対向させる。例えば、金属(例えばAu)どうしの接合が行われる。
図6(b)に示すように、素子基板18の一部を除去する。例えば、ダイシングなどが行われる。例えば、素子分離が行われる。例えば、パッド部(例えば、第1基板電極28Eの一部、及び、第2基板電極28Fの一部など)が露出する。これにより、素子部10Uが得られる。
図7(a)に示すように、第1構造体部50を準備する。
図7(b)に示すように第1構造体電極58E及び第2構造体電極58Fの上に、導電ペースト41Aを塗布する。塗布は、例えば、ディスペンサ45などにより行われる。
図7(c)に示すように、素子部10Uを第1構造体部50にマウントする。この際、第1基板28が可視光に対する透過性を有すると、アライメントが容易になる。熱処理を行うことで、導電ペースト41Aから、第1接続部材41及び第2接続部材42が形成され、接続が行われる。これにより、センサ110が得られる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係るセンサを例示する模式的断面図である。
図8に示すように、実施形態に係るセンサ120は、第1構造体部50、基板部20、MEMS素子10及び第1接続部材41に加えて、第2構造体部60をさらに含む。センサ120における、第1構造体部50、基板部20、MEMS素子10及び第1接続部材41の構成は、センサ110における、第1構造体部50、基板部20、MEMS素子10及び第1接続部材41の構成と同様でよい。以下、第2構造体部60の例について説明する。
第1構造体部50と第2構造体部60との間にMEMS素子10及び基板部20がある。第2構造体部60は、第3部分領域53と接続される。例えば、第1構造体部50及び第2構造体部60は、第1構造体部50及び第2構造体部60で囲まれた空間50SPを1気圧未満に維持する。MEMS素子10及び基板部20は、空間50SP内にある。第1構造体部50及び第2構造体部60は、空間50SPを気密に封止する。例えば、基板部20(第1基板28)と第2構造体部60との間に、第4間隙g4が設けられる。
空間50SPが減圧されることで、可動部16の動きが容易になる。例えば、高い感度が得られる。例えば、第1間隙g1の気圧は、第2間隙g2の気圧と実質的に同じである。
第2構造体部60は、例えば、金属、セラミック及びガラスよりなる群から選択された少なくとも1つなどを含む。金属は、例えば、鉄、ニッケル及びコバルトを含む。セラミックは、例えば酸化アルミニウムなどを含む。
図9(a)及び図9(b)は、第2実施形態に係るセンサの製造方法を例示する模式的断面図である。
図9(b)に示すように、センサ110について、熱処理及び脱ガスなどが行われる。この後、図9(b)に示すように、例えば、減圧された環境中で、第2構造体部60を第1構造体部50に接合する。これにより、センサ120が得られる。
図10は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式的断面図である。
図10は、素子部10Uを例示している。図10に示すように、実施形態に係るセンサ110aにおいても、素子部10Uは、基板部20及びMEMS素子10を含む。センサ110aにおいては、第1基板28の表面に導電膜28Lが設けられる。導電膜28Lは、例えば、配線である。導電膜28Lと第1基板電極28Eとの間に、導電膜28Mが設けられる。導電膜28Lと第2基板電極28Fとの間に、別の導電膜28Mが設けられる。第1基板電極28E及び第2基板電極28Fは、例えば、接合用の金属膜である。このような構成を有する素子部10Uを実施形態に適用しても良い。
図11は、実施形態に係るセンサの一部を例示する模式的平面図である。
図11は、MEMS素子10を例示している。図11に示すように、支持部18Sに接続されたばね部19により、可動部16が支持される。
実施形態は、以下の構成(例えば、技術案)を含んでも良い。
(構成1)
第1部分領域及び第2部分領域を含む第1構造体と、前記第2部分領域に設けられた第1構造体電極と、を含む第1構造体部と、
第1方向において前記第1部分領域から離れた基板部であって、前記基板部は、第1基板及び第1基板電極を含み、前記第1基板電極は、前記第1構造体部と前記第1基板との間にあり、前記第1基板は、第1部分及び第2部分を含み、前記第1部分から前記第2部分への方向は、前記第1方向と交差し、前記第1基板電極は、第1電極部分と、前記第1電極部分と電気的に接続された第2電極部分と、を含み、前記第2電極部分は、前記第1構造体電極と前記第2部分との間に設けられた、前記基板部と、
前記第1構造体電極と前記第2電極部分との間に設けられ、前記第1構造体電極を前記第2電極部分と電気的に接続する第1接続部材と、
前記第1部分領域と前記第1部分との間に設けられたMEMS素子であって、前記第1部分領域と前記MEMS素子との間に第1間隙が設けられ、前記MEMS素子と前記第1部分との間に第2間隙が設けられ、前記MEMS素子は、素子基板及び第1素子電極を含み、前記素子基板から前記第2部分領域の少なくとも一部への第2方向は、前記第1方向と交差し、前記第1素子電極は、前記素子基板と前記第1電極部分との間にあり、前記第1電極部分と電気的に接続された、前記MEMS素子と、
を備えたセンサ。
(構成2)
前記第1素子電極は、前記第1電極部分と接する、構成1記載のセンサ。
(構成3)
前記第1基板の線膨張係数と、前記素子基板の線膨張係数と、の差の絶対値は、前記第1基板の前記線膨張係数と、前記第1構造体の線膨張係数と、の差の絶対値よりも小さい、構成1または2に記載のセンサ。
(構成4)
前記素子基板は、前記第2方向と交差する素子基板側面を含み、
前記素子基板側面は、前記第2部分領域から離れた、構成1~3のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成5)
前記MEMS素子は、可動部及び支持部を含み、
前記可動部及び前記支持部は、前記素子基板と前記第1部分との間にあり、
前記支持部は、前記素子基板に固定され、
前記可動部は、前記支持部に支持され、
前記素子基板と前記可動部との間に第3間隙がある、構成1~4のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成6)
前記可動部と前記第1部分との間の前記第1方向の距離は、1μm以上である、構成1~5のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成7)
前記第1接続部材の前記第1方向の長さは、前記第1接続部材の前記第1方向と交差する方向の長さよりも短い、構成1~6のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成8)
前記素子基板と前記第1部分との間の前記第1方向の第1距離は、前記第2部分領域と前記第2部分との間の前記第1方向の第2距離よりも短い、構成1~7のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成9)
前記第2部分領域は、前記第1構造体電極が設けられた第1面を含み、
前記第1部分領域は、前記第1面を基準にして後退した、構成1~8のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成10)
前記第2部分領域は、前記第1方向と交差する平面において、前記素子基板の周りに設けられた、構成1~9のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成11)
前記第1構造体電極は、複数設けられ、
前記第2電極部分は、複数設けられ、
前記第1接続部材は、複数設けられ、
前記複数の第1接続部材の1つは、前記複数の第1構造体電極の1つと、前記複数の第2電極部分の1つと、の間に設けられ、前記複数の第1構造体電極の前記1つを前記複数の第2電極部分の前記1つと電気的に接続し、
前記第1素子電極は、複数設けられ、
前記第1電極部分は、複数設けられ、
前記複数の第1素子電極の1つは、前記複数の第1電極部分の1つと電気的に接続された、構成1~10のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成12)
前記第1構造体は、第3部分領域をさらに含み、
前記第2部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置と、の間にあり、
前記第2部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置は、前記第1部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置と、前記第3部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置と、の間にある、構成1~11のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成13)
前記第1基板から前記第3部分領域の少なくとも一部への方向は、前記第2方向に沿う、構成12記載のセンサ。
(構成14)
前記第3部分領域は、前記第1方向と交差する平面において、前記第1基板の周りに設けられた、構成12または13に記載のセンサ。
(構成15)
第2構造体部をさらに備え、
前記第1構造体部と前記第2構造体部との間に前記MEMS素子及び前記基板部がある、構成12~14のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成16)
前記第2構造体部は、前記第3部分領域と接続され、
前記第1構造体部及び前記第2構造体部は、前記第1構造体部及び前記第2構造体部で囲まれた空間を1気圧未満に維持し、
前記MEMS素子及び前記基板部は、前記空間内にある、構成15記載のセンサ。
(構成17)
前記第1接続部材は、導電ペーストを含む、構成1~16のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成18)
第2接続部材をさらに備え、
前記第1構造体は、第4部分領域をさらに含み、前記第2方向における前記第1部分領域の位置は、前記第2方向における前記第4部分領域の位置と、第2方向における前記第2部分領域における位置と、の間にあり、
前記第1構造体部は、第2構造体電極をさらに含み、
前記第2構造体電極は、前記第4部分領域に設けられ、
前記第1基板は、第3部分をさらに含み、前記第2方向において、前記第1部分は、前記第3部分と前記第2部分との間にあり、
前記基板部は、第2基板電極をさらに含み、
前記第2基板電極は、前記第1構造体部と前記第1基板との間にあり、
前記第2基板電極は、第3電極部分と、前記第3電極部分と電気的に接続された第4電極部分と、を含み、
前記第4電極部分は、前記第2構造体電極と前記第3部分との間に設けられ、
前記第2接続部材は、前記第2構造体電極と前記第4電極部分との間に設けられ、前記第2構造体電極を前記第4電極部分と電気的に接続し、
前記MEMS素子は、第2素子電極を含み、前記第2素子電極は、前記素子基板と前記第3電極部分との間にあり、前記第3電極部分と電気的に接続された、構成1~9のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成19)
前記素子基板は、シリコンを含み、
前記第1構造体は、酸化アルミニウム及び酸化マグネシウムを含む、構成1~18のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成20)
前記第1基板は、可視光に対する透過性を有する、構成1~19のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成21)
前記第1部分領域と前記MEMS素子との間に第1間隙が設けられ、
前記MEMS素子と前記第1部分との間に第2間隙が設けられる、構成1~20のいずれか1つに記載のセンサ。
(構成22)
前記基板部と前記第2構造体部との間に、第4間隙が設けられた、構成15または16に記載のセンサ。
実施形態によれば、安定した検出が可能なセンサが提供できる。
本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれば良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、センサに含まれる第1構造体部、基板部、第1接続部材及びMEMS素子などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述したセンサを基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全てのセンサも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…MEMS素子、 10U…素子部、 16…可動部、 16F…導電層、 18…素子基板、 18E、18F…第1、第2素子電極、 18G…電極、 18I…絶縁部、 18S…支持部、 18s…素子基板側面、 19…ばね部、 20…基板部、 21~23…第1~第3部分、 28…第1基板、 28E、28F…第1、第2基板電極、 28Ea、28Eb、28Fc、28Fd…第1、第2、第3、第4電極部分、 28L、28M…導電膜、 41、42…第1、第2接続部材、 41A…導電ペースト、 41t、41w…長さ、 45…ディスペンサ、 50…第1構造体部、 50SP…空間、 51~55…第1~第5部分領域、 52f…第1面、 58…第1構造体、 58C…導電部、 58E、58F…第1、第2構造体電極、 60…第2構造体部、 110、110a、120…センサ、 AR…矢印、 d1、d2…第1、第2距離、 dz…距離、 g1~g4…第1~第4間隙

Claims (11)

  1. 第1部分領域及び第2部分領域を含む第1構造体と、前記第2部分領域に設けられた第1構造体電極と、を含む第1構造体部と、
    第1方向において前記第1部分領域から離れた基板部であって、前記基板部は、第1基板及び第1基板電極を含み、前記第1基板電極は、前記第1構造体部と前記第1基板との間にあり、前記第1基板は、第1部分及び第2部分を含み、前記第1部分から前記第2部分への方向は、前記第1方向と交差し、前記第1基板電極は、第1電極部分と、前記第1電極部分と電気的に接続された第2電極部分と、を含み、前記第2電極部分は、前記第1構造体電極と前記第2部分との間に設けられた、前記基板部と、
    前記第1構造体電極と前記第2電極部分との間に設けられ、前記第1構造体電極を前記第2電極部分と電気的に接続する第1接続部材と、
    前記第1部分領域と前記第1部分との間に設けられたMEMS素子であって、前記MEMS素子は、素子基板及び第1素子電極を含み、前記素子基板から前記第2部分領域の少なくとも一部への第2方向は、前記第1方向と交差し、前記第1素子電極は、前記素子基板と前記第1電極部分との間にあり、前記第1電極部分と電気的に接続された、前記MEMS素子と、
    を備え
    前記第1基板の線膨張係数と、前記素子基板の線膨張係数と、の差の絶対値は、前記第1基板の前記線膨張係数と、前記第1構造体の線膨張係数と、の差の絶対値よりも小さい、センサ。
  2. 前記第1素子電極は、前記第1電極部分と接する、請求項1記載のセンサ。
  3. 前記素子基板は、前記第2方向と交差する素子基板側面を含み、
    前記素子基板側面は、前記第2部分領域から離れた、請求項1または2に記載のセンサ。
  4. 前記MEMS素子は、可動部及び支持部を含み、
    前記可動部及び前記支持部は、前記素子基板と前記第1部分との間にあり、
    前記支持部は、前記素子基板に固定され、
    前記可動部は、前記支持部に支持され、
    前記素子基板と前記可動部との間に第3間隙がある、請求項1~のいずれか1つに記載のセンサ。
  5. 前記第1構造体は、第3部分領域をさらに含み、
    前記第2部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置と、の間にあり、
    前記第2部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置は、前記第1部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置と、前記第3部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置と、の間にある、請求項1~のいずれか1つに記載のセンサ。
  6. 前記第1基板から前記第3部分領域の少なくとも一部への方向は、前記第2方向に沿う、請求項記載のセンサ。
  7. 前記第3部分領域は、前記第1方向と交差する平面において、前記第1基板の周りに設けられた、請求項またはに記載のセンサ。
  8. 第2構造体部をさらに備え、
    前記第1構造体部と前記第2構造体部との間に前記MEMS素子及び前記基板部がある、請求項のいずれか1つに記載のセンサ。
  9. 前記第2構造体部は、前記第3部分領域と接続され、
    前記第1構造体部及び前記第2構造体部は、前記第1構造体部及び前記第2構造体部で囲まれた空間を1気圧未満に維持し、
    前記MEMS素子及び前記基板部は、前記空間内にある、請求項記載のセンサ。
  10. 第1部分領域及び第2部分領域を含む第1構造体と、前記第2部分領域に設けられた第1構造体電極と、を含む第1構造体部と、
    第1方向において前記第1部分領域から離れた基板部であって、前記基板部は、第1基板及び第1基板電極を含み、前記第1基板電極は、前記第1構造体部と前記第1基板との間にあり、前記第1基板は、第1部分及び第2部分を含み、前記第1部分から前記第2部分への方向は、前記第1方向と交差し、前記第1基板電極は、第1電極部分と、前記第1電極部分と電気的に接続された第2電極部分と、を含み、前記第2電極部分は、前記第1構造体電極と前記第2部分との間に設けられた、前記基板部と、
    前記第1構造体電極と前記第2電極部分との間に設けられ、前記第1構造体電極を前記第2電極部分と電気的に接続する第1接続部材と、
    前記第1部分領域と前記第1部分との間に設けられたMEMS素子であって、前記MEMS素子は、素子基板及び第1素子電極を含み、前記素子基板から前記第2部分領域の少なくとも一部への第2方向は、前記第1方向と交差し、前記第1素子電極は、前記素子基板と前記第1電極部分との間にあり、前記第1電極部分と電気的に接続された、前記MEMS素子と、
    を備え
    前記第1構造体は、第3部分領域をさらに含み、
    前記第2部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の少なくとも一部の前記第1方向における位置と、の間にあり、
    前記第2部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置は、前記第1部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置と、前記第3部分領域の少なくとも一部の前記第2方向における位置と、の間にあり、
    第2構造体部をさらに備え、
    前記第1構造体部と前記第2構造体部との間に前記MEMS素子及び前記基板部があり、
    前記第2構造体部は、前記第3部分領域と接続され、
    前記第1構造体部及び前記第2構造体部は、前記第1構造体部及び前記第2構造体部で囲まれた空間を1気圧未満に維持し、
    前記MEMS素子及び前記基板部は、前記空間内にある、センサ。
  11. 第2接続部材をさらに備え、
    前記第1構造体は、第4部分領域をさらに含み、前記第2方向における前記第1部分領域の位置は、前記第2方向における前記第4部分領域の位置と、前記第2方向における前記第2部分領域における位置と、の間にあり、
    前記第1構造体部は、第2構造体電極をさらに含み、
    前記第2構造体電極は、前記第4部分領域に設けられ、
    前記第1基板は、第3部分をさらに含み、前記第2方向において、前記第1部分は、前記第3部分と前記第2部分との間にあり、
    前記基板部は、第2基板電極をさらに含み、
    前記第2基板電極は、前記第1構造体部と前記第1基板との間にあり、
    前記第2基板電極は、第3電極部分と、前記第3電極部分と電気的に接続された第4電極部分と、を含み、
    前記第4電極部分は、前記第2構造体電極と前記第3部分との間に設けられ、
    前記第2接続部材は、前記第2構造体電極と前記第4電極部分との間に設けられ、前記第2構造体電極を前記第4電極部分と電気的に接続し、
    前記MEMS素子は、第2素子電極を含み、前記第2素子電極は、前記素子基板と前記第3電極部分との間にあり、前記第3電極部分と電気的に接続された、請求項1~5のいずれか1つに記載のセンサ。
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