JP7221333B2 - 電波反射部材の設置位置を決定する情報処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

電波反射部材の設置位置を決定する情報処理装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ミリ波帯などの高周波帯の電波を反射する電波反射板等の電波反射部材の設置位置を決定する情報処理装置、方法及びプログラムに関する。
近年、移動通信における端末装置の増加による通信トラフィックの問題に対して第5世代等の次世代の移動通信システムなどの導入が期待されている。 特に、高速大容量などの特徴を持つ準ミリ波、ミリ波、テラヘルツ波などの高周波帯の電波の使用が注目されている。しかし、このような高周波帯の電波は波長が短いため、樹木や建物などの障害物による遮蔽の影響で通信ができなくなる見通し外のエリア(「不感エリア」又は「通信不可エリア」ともいう。)が発生しやすい。また、上記高周波帯の電波を無線給電に用いる場合も、建物などの障害物による遮蔽の影響で無線給電できなくなる見通し外エリアが発生しやすい。
上記高周波帯の通信や無線給電ができないエリアを解消するために、電波の反射方向を制御できる電波反射板(例えば特許文献1参照)の使用が期待されている。
特開2010-226695号広報
上記電波反射板を設置する場合、その電波反射板の設置位置は、電波を送信する基地局等の送信点に対する見通し外に位置するエリアに電波が所定電力で到達するように適切な場所(例えば建物の壁面)に必要な数だけ配置する必要がある。しかしながら、現状において電波反射板の設置位置を決定するために現地での調査を行う必要があり、多くの工数や人件費などのコストを掛かる、という課題がある。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、電波反射部材の設置位置を決定する処理を行う情報処理装置である。この情報処理装置は、対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と前記送信点との間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路を設定する伝搬経路設定部と、前記複数の電波伝搬経路のそれぞれについて前記目標受信点における受信特性を推定する受信特性推定部と、前記目標受信点における受信特性が高い順番に前記電波伝搬経路を選択して前記受信特性の合計値を算出し、前記合計値が所定の目標品質よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定する設置位置決定部と、を備える。
本発明の第1の態様に係る方法は、電波反射部材の設置位置を決定する方法である。この方法は、対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と前記送信点との間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路を設定することと、前記複数の電波伝搬経路のそれぞれについて前記目標受信点における受信特性を推定することと、前記目標受信点における受信特性が高い順番に前記電波伝搬経路を選択して前記受信特性の合計値を算出し、前記合計値が所定の目標品質よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定することと、を含む。
本発明の第1の態様に係るプログラムは、電波反射部材の設置位置を決定する装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって、対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と前記送信点との間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路を設定するためのプログラムコードと、前記複数の電波伝搬経路のそれぞれについて前記目標受信点における受信特性を推定するためのプログラムコードと、前記目標受信点における受信特性が高い順番に前記電波伝搬経路を選択して前記受信特性の合計値を算出し、前記合計値が所定の目標品質よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定するためのプログラムコードと、を含む。
前記第1の態様に係る情報処理装置、方法及びプログラムのそれぞれにおいて、前記受信特性は、前記目標受信点における受信電力、又は、前記送信点から前記目標受信点までの伝搬損失であってもよい。
本発明の第2の態様に係る情報処理装置は、電波反射部材の設置位置を決定する処理を行う情報処理装置である。この情報処理装置は、対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対して見通しとなる複数の前記電波反射部材の設置候補位置を探索する設置候補位置探索部と、前記複数の設置候補位置の中から、前記電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と反射光候補点と間が見通しの位置関係にある一又は複数の設置候補位置を選択する設置候補位置選択部と、前記設置候補位置の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定する設置位置決定部と、を備える。
本発明の第2の態様に係る方法は、電波反射部材の設置位置を決定する方法である。この方法は、対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対して見通しとなる複数の前記電波反射部材の設置候補位置を探索することと、前記複数の設置候補位置の中から、前記電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と反射光候補点と間が見通しの位置関係にある一又は複数の設置候補位置を選択することと、前記設置候補位置の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定することと、を含む。
本発明の第2の態様に係るプログラムは、電波反射部材の設置位置を決定する装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対して見通しとなる複数の前記電波反射部材の設置候補位置を探索するためのプログラムコードと、前記複数の設置候補位置の中から、前記電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と反射光候補点と間が見通しの位置関係にある一又は複数の設置候補位置を選択するためのプログラムコードと、前記設置候補位置の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定するためのプログラムコードと、を含む。
前記第2の態様に係る情報処理装置、方法及びプログラムのそれぞれにおいて、前記設置位置決定部は、前記選択した設置候補位置が複数の場合、前記電波反射部材の反射特性パラメータに基づいて前記電波反射部材の設置位置を絞り込んで決定してもよい。
前記第1の態様及び第2の態様に係る情報処理装置、方法及びプログラムのそれぞれにおいて、前記見通し外のエリアに位置する端末装置による通信トラフィック量に基づいて、前記電波反射部材の反射ビームの形状及び数を設定してもよい。
本発明によれば、高コストの現地調査を行うことなく、高周波帯の電波の送信点からの見通し外のエリアに位置する目標受信点に対して電波を所定電力で到達させるように電波反射部材の設置位置を決定することができる。
実施形態に係る電波反射板を用いたセルラー方式の無線通信システムの一例を示す説明図。 実施形態に係る電波反射板の設置位置を決定する情報処理装置の主要構成の一例を示す機能ブロック図。 実施形態に係る電波反射板の設置位置を決定する方法の一例を示すフローチャート。 図3の方法における複数の反射を伴う電波伝搬経路の一例を示す説明図。 電波反射板による1回反射の一例を示す説明図。 実施形態に係る電波反射板の構成の一例を示す斜視図。 実施形態に係る電波反射板の反射ビームの形状及び反射角度を決定する方法の一例を示すフローチャート。 (a)は実施形態に係る電波反射板のブロード形状の反射ビームを用いた見通し外エリアの端末装置の探索の説明図。(b)は実施形態に係る電波反射板で見通し外エリアに形成される複数の反射ビームの一例を示すフローチャート 実施形態に係る電波反射板の設置位置を決定する情報処理装置の主要構成の他の例を示す機能ブロック図。 実施形態に係る電波反射板の設置位置を決定する方法の他の例を示すフローチャート。 (a)は実施形態に係る電波反射板の設置候補位置の探索結果の一例を示す説明図。(b)は実施形態に係る電波反射板の設置候補位置の絞り込み選択結果の一例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本書に記載された実施形態に係る情報処理装置は、建物などの障害物が多い市街地などの対象エリアにおける基地局(例えばLTEのeNodeB又は5G等の次世代のgNodeB)の送信アンテナ(電波送信点)に対して見通し外になっているエリア(以下「見通し外エリア」という。)に、送信アンテナから送信された高周波帯の電波(例えば、準ミリ波、ミリ波、テラヘルツ波)を一又は複数の電波反射板で反射させて到達させることにより見通し外エリアの通信品質を改善するセルラー方式の無線通信システムにおいて、高コストの現地調査を行うことなく電波反射板の設置位置を決定することができる。
図1は、実施形態に係る電波反射板を用いたセルラー方式の無線通信システムの一例を示す説明図である。図1において、無線通信システムは、ビルなどの建物40の屋上に設置された基地局10を有し、基地局10の送信アンテナ11から所定の周波数帯の電波を用いて、地上又は海上のセル12に位置する端末装置(「ユーザ装置(UE)」又は「移動局」ともいう。)30との無線通信を行う。この無線通信システムでは、端末装置30の増加による通信トラフィックの問題に対して第5世代などの次世代の移動通信システムなどの導入が期待されている。特に、高速大容量などの特徴を有する準ミリ波(10GHz~30GHz)、ミリ波(30GHz~300GHz)、テラヘルツ波(300GHz~3THz)などの高い周波数帯の使用が注目されている。
しかしながら、上記高い周波数帯の電波では、波長が短いため、樹木や建物などの障害物による遮断の影響を受けやすく通信ができなくなる懸念がある。特に市街地では、図1に示すように建物40が多く、建物40による遮断の影響を受けやすく、基地局10の送信アンテナ11から見通し外になっている見通し外エリア13が発生し、基地局10と見通し外エリア13内の端末装置30との通信ができないおそれがある。同様な課題は、通信の場合だけでなく、上記高周波帯の電波を用いて送電アンテナから端末装置30に無線給電する場合にも発生し得る。
本実施形態では、図1に示すように、見通し外エリア13における高周波帯の通信品質を改善するために、建物40の壁面や屋上に設置した電波反射部材としての電波反射板20を設置している。なお、電波反射部材は、板形状以外の形状を有するものであってもよい。
電波反射板20は、電波の反射方向を制御可能な反射板であり、その設置位置は、例えば、基地局10の送信アンテナ(送信点Tx)11に対して見通しとなる場所であり、且つ、送信アンテナ(送信点Tx)11から見通し外エリア13内の目標受信点Rxまで1回反射となる位置である。
目標受信点Rxは、例えば、見通し外エリア13の幾何学的な中心位置でもよいし、見通し外エリア13における端末装置30の分布密度(予測密度)が高い位置でもよい。
電波反射板20を設置位置は、見通し外エリア13に電波が所定電力で到達するように適切な場所(例えば建物の壁面)に必要な数だけ配置する必要があるが、電波反射板の設置位置を決定するために現地での調査を行うと、多くの工数や人件費などのコストを掛かる。
本実施形態では、以下に説明するように、高コストの現地調査を行うことなく電波反射板20の設置位置を決定している。
図2は、実施形態に係る電波反射板20の設置位置を決定する情報処理装置50の主要構成の一例を示す機能ブロック図である。情報処理装置50は、インターネットや移動通信網などの通信網に接続された単体又は複数のサーバで構成してもよいし、通信網に接続された複数のコンピュータからなるクラウドシステムで構成してもよい。情報処理装置50は、例えばコンピュータ又はプロセッサなどで構成され、予め組み込まれた所定のプログラム又は通信網を介してダウンロードされた所定のプログラムが読み込まれて実行されることにより、以下の各部として機能することができる。
図2において、情報処理装置50は、地図情報記憶部(地図DB)501と伝搬経路設定部502と受信特性推定部503と設置位置決定部504とを備える。地図情報記憶部501は、セル12などの対象エリアにおける電波伝搬の障害になる建物40などの障害物の3次元的座標の情報を含む対象エリアの地図情報を記憶している。
伝搬経路設定部502は、対象エリアの地図情報に基づいて、対象エリアにおける電波の送信点Txである基地局10の送信アンテナ11に対する見通し外のエリア(見通し外エリア)13に位置する目標受信点Rxと送信点Txとの間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路P(1)~P(N)を設定する。
受信特性推定部503は、前記複数の電波伝搬経路P(1)~P(N)のそれぞれについて目標受信点Rxにおける受信特性としての受信電力を推定する。推定する受信特性は、基地局10の送信アンテナ11の送信点Txから目標受信点Rxまでの伝搬損失であってもよい。
設置位置決定部504は、目標受信点における受信電力が高い順番に電波伝搬経路P(n)を選択して受信電力の合計値を算出し、その合計値が所定の目標品質(閾値)よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて一又は複数の電波反射部材としての電波反射板20の設置位置を決定する。
図2において、情報処理装置50は、通信トラフィック推定部505と反射ビーム決定部506とを更に備えてもよい。通信トラフィック推定部505は、後で例示するように、見通し外エリア13に位置する端末装置30による通信トラフィック量を推定する。また、反射ビーム決定部506は、後で例示するように、通信トラフィック量の推定結果に基づいて、前記設置位置を決定した電波反射板20の反射ビームの形状及び数を設定する。
図3は、実施形態に係る電波反射板20の設置位置を決定する方法の一例を示すフローチャートであり、図4は、図3の方法における複数の反射を伴う電波伝搬経路Pの一例を示す説明図である。図3の電波反射板20の設置位置を決定する方法は、例えば、前述の図2の構成を有する情報処理装置50で実施することができる。また、図中の電波伝搬経路P(1)~P(4)のそれぞれにおける反射点21(1)~21(4)は、送信点Tx(基地局10のアンテナ11)及び目標受信点Rxに対して見通しとなるポイントである。
なお、図3及び図4の例では、反射点21(1)~21(4)が建物40の壁面に設定されているが、建物40の屋上に設定してもよい。また、図3及び図4の例では、1回の反射を伴う電波伝搬経路P(1)~P(4)の数が4経路である場合について示しているが、電波伝搬経路Pの数は3経路以下であってもよいし、5経路以上であってもよい。
図3において、情報処理装置50は、電波の周波数、送信電力、送信点Txの位置座標、目標受信点Rx、電波反射板20の反射特性パラメータなどのシミュレーション条件を設定し、そのシミュレーション条件の下で、地図情報に基づき、1回の反射を伴う送信点Txから目標受信点Rxまでの複数の電波伝搬経路(以下「パス」ともいう。)P(1)~P(N)を設定する(S101)。Nはパスの設定数である。
パスの設定には、例えば、電波伝搬解析のための幾何光学理論に基づくレイトレース法を用いることができる。レイトレース法は、電波を直進するレイとみなし、送受信点間に存在する複数の伝搬経路を電波の直接波、反射波、回折波からなるレイとして近似的にモデル化し、電波の伝搬特性を推定する方法である。
次に、情報処理装置50は、送信点Txから送信された電波が各伝搬経路を介して目標受信点Rxで受信された受信電力を推定し、その受信電力の推定値が大きい順番でパスP(1)~P(N)を番付けする。以下、受信電力の推定値が大きい順番に第1パスP(1)~第NパスP(N)という。
次に、情報処理装置50は、目標受信点Rxにおける受信電力の推定値が大きい順番にパスを選択して受信電力の合計値Ptを算出し、合計値が所定の閾値(目標品質)よりも大きいか否かを判断する(S103~S106)。例えば、情報処理装置50は、まず第1パスP(1)を選択し(S103)、受信電力の合計値Ptを算出する(S104)。第1パスP(1)の選択時は、受信電力の合計値Ptは第1パスP(1)を介して受信された受信電力に等しい。次に、情報処理装置50は、合計値Ptと閾値とを比較し(S105)、合計値Ptが閾値以下の場合(S105でNo)は、次の第2パスP(2)を追加選択し(S106)、受信電力の合算値の算出及び合算値と閾値との比較を行う(S104,S105)。このパスの追加選択、受信電力の合算値の算出及び合算値と閾値との比較は、合計値Ptが閾値より大きくなるまで繰り返し実行される。
合計値Ptが閾値より大きくなったら(S105でYES)、情報処理装置50は、それまでに選択したパスに対応する電波反射板20の設置位置及び数を決定する(S107)。例えば、図4の例では、反射点21(1)~21(4)のそれぞれを電波反射板20の設置位置として決定し、電波反射板20の数が4枚であると決定する。
図5は、図3及び図4で選択した見通しパスの反射点21に設置した電波反射板20による1回反射の一例を示す説明図である。図5に示すように、電波反射板20を建物40の壁面に沿って設置した場合、電波の反射は正反射(入射角θin=反射角θout)になるとは限らない。そのため、本実施形態では、反射ビームの方向を任意に設定可能な電波反射板20を用いている。
図6は、実施形態に係る電波反射板20の構成の一例を示す斜視図である。図6の電波反射板20は、複数の反射素子20aがアレイ状に2次元配置された構成を有する。複数の反射素子20aはそれぞれ、例えば表面から順に周波数選択板(FSS:Frequency Selective Surface)、誘電体及び地板の3層からなるメタ・サーフェスと呼ばれる表面構造を有する。ここで、図中x方向i番目y方向j番目の反射素子20aの入射波に対する反射波の反射位相差δi,jを次式(1)に基づいて設定することにより、電波反射板20に入射角度(θin,φin)で入射してきた電波を任意の反射角度(θout,φout)で反射させることができる。
Figure 0007221333000001
なお、(1)式中のλは電波の波長であり、θin及びθoutはそれぞれ図中y-z面での入射角度及び反射角度であり、φin及びφoutはそれぞれ図中x-z面での入射角度及び反射角度である。また、(1)式中のpi及びpjはそれぞれ、図中x方向及びy方向における反射素子20aのピッチである。
上記電波反射板20の反射ビームの形状及び反射角度は、例えば次に示す方法で決定してもよい。この方法は、方向拘束電力最小化(DCMP:Directionally Constrained Minimization of Power)の技術を適用し、ヌル方向を制御することで複数ビームを形成する手法を利用する方法である。
図7は、実施形態に係る電波反射板20の反射ビームの形状及び反射角度を決定する方法の一例を示すフローチャートである。また、図8(a)は実施形態に係る電波反射板20のブロード形状の反射ビームを用いた見通し外エリア13の端末装置30の探索の説明図であり、図8(b)は実施形態に係る電波反射板20で見通し外エリア13に形成される複数の反射ビームの一例を示す説明図である。図7及び図8の電波反射板20の反射ビームの形状及び反射角度を決定する方法は、例えば、前述の図2の構成を有する情報処理装置50の通信トラフィック推定部505及び反射ビーム決定部506で実施することができる。
図7において、情報処理装置50は、まず、見通し外エリア13におけるトラフィック量を推定し(S201)、その次に端末装置30を探索する(S202)。この探索は、例えば、電波反射板20から見通し外エリア13への反射ビームが見通し外エリア13の全体をカバーする程度のビーム幅を有するブロードビームの場合(図8(a)参照)に端末装置30から基地局10に報告された測定報告(MR)に基づいて行うことができる。
次に、情報処理装置50は、端末装置30からの測定報告に基づいてグループ分けを行い、地図情報に基づいて見通し外エリア13を複数の分割エリアに分割する(S203)。例えば、図8に示すように見通し外エリア13を2つの分割エリアA1,A2に分割する。
次に、情報処理装置50は、各分割エリアで端末装置30の受信電力を推定し、各分割エリアの通信トラフィック量を推定する(S203,S204)。例えば、図8に示す分割エリアA1に在圏する第1グループの端末装置30の受信電力を推定し、その受信電力の推定結果に基づいて分割エリアA1の通信トラフィック量を推定する。また、分割エリアA2に在圏する第2グループの端末装置30の受信電力を推定し、その受信電力の推定結果に基づいて分割エリアA2の通信トラフィック量を推定する。
次に、情報処理装置50は、分割エリア毎に、通信トラフィック量の推定結果に基づいて、電波反射板20からの反射ビームのウェイトを決定する(S205)。例えば、図8(b)に示すように、分割エリアA1の通信トラフィック量に応じて、電波反射板20から分割エリアA1の端末装置群に向かう反射ビームB1を形成するためのウェイトを決定し、分割エリアA2の通信トラフィック量に応じて、電波反射板20から分割エリアA2の端末装置群に向かう反射ビームB2を形成するためのウェイトを決定する。
次に、情報処理装置50は、各分割エリアのウェイトに基づき、前述の方向拘束電力最小化(DCMP)の手法により分割エリアの境界にヌル方向を制御することにより、各分割エリアに向く複数ビームを含む反射ビームの形状及び反射角度を算出して決定する(S206)。例えば、図8(b)に示すように、分割エリアA1,A2のウェイトに基づき、分割エリアA1,A2の境界にヌル方向を制御することにより、各分割エリアA1,A2に向く複数ビームB1,B2を含む反射ビームの形状及び反射角度を算出して決定する。
図7及び図8に示すように、見通し外エリア13において分布する通信トラフィック量に応じて、電波反射板20から見通し外エリア13に向かう反射ビームの形状及び反射角度を決定することにより、見通し外エリア13の全体にわたって通信品質の低下を防止することができる。
図7及び図8に例示した電波反射板20から見通し外エリア13に向かう反射ビームの形状及び反射角度を決定する方法は、以下の図9~図11に示す方法で設置位置及び数を決定した電波反射板20についても適用することができる。
図9は、実施形態に係る電波反射板20の設置位置を決定する情報処理装置50の主要構成の他の例を示す機能ブロック図である。なお、図9において、前述の図2の情報処理装置と共通する部分については説明を省略する。
図9において、情報処理装置50は、地図情報記憶部(地図DB)511と設置候補位置探索部512と設置候補位置選択部513と設置位置決定部514とを備える。地図情報記憶部511は、セル12などの対象エリアにおける電波伝搬の障害になる建物40などの障害物の3次元的座標の情報を含む対象エリアの地図情報を記憶している。
設置候補位置探索部512は、対象エリアの地図情報に基づいて、対象エリアにおける電波の送信点Txに対して見通しとなる複数の電波反射板20の設置候補位置を探索する。
設置候補位置選択部513は、設置候補位置探索部512で探索された複数の設置候補位置の中から、電波の送信点Txに対する見通し外エリア13に位置する目標受信点Rxと反射光候補点と間が見通しの位置関係にある一又は複数の設置候補位置を選択する。
設置位置決定部514は、設置候補位置選択部513で選択された設置候補位置の選択結果に基づいて、電波反射板20の設置位置を決定する。
図9において、情報処理装置50は、通信トラフィック推定部516と反射ビーム決定部517とを更に備えてもよい。通信トラフィック推定部516は、前述の図7及び図8に例示したように、見通し外エリア13に位置する端末装置30による通信トラフィック量を推定する。また、反射ビーム決定部517は、前述の図7及び図8に例示したように、通信トラフィック量の推定結果に基づいて、前記設置位置を決定した電波反射板20の反射ビームの形状及び数を設定する。
図10は、実施形態に係る電波反射板20の設置位置を決定する方法の他の例を示すフローチャートである。また、図11(a)は、図10の方法における電波反射板20の設置候補位置の探索結果の一例を示す説明図であり、図11(b)は図10の方法における電波反射板20の設置候補位置の絞り込み選択結果の一例を示す説明図である。
図10において、情報処理装置50は、電波の周波数、送信電力、送信点Txの位置座標、目標受信点Rx、電波反射板20の反射特性パラメータなどのシミュレーション条件を設定し(S301)、そのシミュレーション条件の下で、地図情報に基づき、基地局10の送信アンテナ11が位置する送信点Txに対して見通しとなる電波反射板20の複数の設置候補位置22を探索して設定する(S302)。例えば、図11(a)に例示するように、送信点Txに対して見通しとなる建物40の壁面に、図中白丸で示す複数の設置候補位置22を探索して設定する。
次に、情報処理装置50は、上記探索して設定した複数の設置候補位置22から、目標受信点Rxに対して見通しとなる一又は複数の設置候補位置24を選択する(S303)。例えば、図11(b)に例示するように、複数の設置候補位置22から、目標受信点Rxに対して見通しとなる図中のクロスハッチングの丸及び黒丸で示す複数の設置候補位置24を選択する。なお、図中のハッチングの丸で示した複数の設置候補位置23は目標受信点Rxに対して見通し外となるため、選択されない。
次に、情報処理装置50は、上記選択した複数の設置候補位置24の中から、電波反射板20のパラメータ(例えば、入射角度、反射角度、反射ビームの半値幅)に基づいて、電波反射板20の設置候補位置25の数及び設置位置を絞り込んで決定する(S304)。例えば、図11(b)に例示するように、複数の設置候補位置24の一つである図中黒丸の設置候補位置25を電波反射板20の設置位置として決定し、電波反射板20の数が1枚であると決定する。
以上、本実施形態によれば、高コストの現地調査を行うことなく、準ミリ波、ミリ波、テラヘルツ波などの高周波帯の電波の送信点Tx(例えば基地局10の送信アンテナ11)からの見通し外のエリア13に位置する目標受信点Rxに対して電波を所定電力で到達させるように電波反射板20の設置位置を決定することができる。
なお、本明細書で説明された処理工程並びに情報処理装置、無線通信システム、移動通信システムなどの構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、各種無線通信装置、Node B、端末、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であればよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 :基地局
11 :送信アンテナ
12 :セル
13 :見通し外エリア
20 :電波反射板
20a :反射素子
21 :反射点
22~24 :設置候補位置
25 :設置位置
30 :端末装置
40 :建物
50 :情報処理装置
501 :地図情報記憶部
502 :伝搬経路設定部
503 :受信特性推定部
504 :設置位置決定部
505 :通信トラフィック推定部
506 :反射ビーム決定部
511 :地図情報記憶部
512 :設置候補位置探索部
513 :設置候補位置選択部
514 :設置位置決定部
516 :通信トラフィック推定部
517 :反射ビーム決定部

Claims (9)

  1. 電波反射部材の設置位置を決定する処理を行う情報処理装置であって、
    対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と前記送信点との間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路を設定する伝搬経路設定部と、
    前記複数の電波伝搬経路のそれぞれについて前記目標受信点における受信特性を推定する受信特性推定部と、
    前記目標受信点における受信特性が高い順番に前記電波伝搬経路を選択して前記受信特性の合計値を算出し、前記合計値が所定の目標品質よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定する設置位置決定部と、
    前記見通し外のエリアに位置する端末装置による通信トラフィック量に基づいて、前記電波反射部材の反射ビームの形状及び数を決定する反射ビーム決定部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1の情報処理装置において、
    前記受信特性は、前記目標受信点における受信電力、又は、前記送信点から前記目標受信点までの伝搬損失であることを特徴とする情報処理装置
  3. 請求項1又は2の情報処理装置において、
    前記目標受信点は、前記見通し外エリアにおける端末装置の分布密度が高い位置であることを特徴とする情報処理装置。
  4. 波反射部材の設置位置を決定する方法であって、
    対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と前記送信点との間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路を設定することと、
    前記複数の電波伝搬経路のそれぞれについて前記目標受信点における受信特性を推定することと、
    前記目標受信点における受信特性が高い順番に前記電波伝搬経路を選択して前記受信特性の合計値を算出し、前記合計値が所定の目標品質よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定することと、
    前記見通し外のエリアに位置する端末装置による通信トラフィック量に基づいて、前記電波反射部材の反射ビームの形状及び数を決定することと、
    を含むことを特徴とする方法
  5. 請求項4の方法において、
    前記受信特性は、前記目標受信点における受信電力、又は、前記送信点から前記目標受信点までの伝搬損失であることを特徴とする方法。
  6. 請求項4又は5の方法において、
    前記目標受信点は、前記見通し外エリアにおける端末装置の分布密度が高い位置であることを特徴とする方法。
  7. 波反射部材の設置位置を決定する装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって、
    対象エリアの地図情報に基づいて、前記対象エリアにおける電波の送信点に対する見通し外のエリアに位置する目標受信点と前記送信点との間の1回の反射を伴う複数の電波伝搬経路を設定するためのプログラムコードと、
    前記複数の電波伝搬経路のそれぞれについて前記目標受信点における受信特性を推定するためのプログラムコードと、
    前記目標受信点における受信特性が高い順番に前記電波伝搬経路を選択して前記受信特性の合計値を算出し、前記合計値が所定の目標品質よりも高くなったときまでに選択した一又は複数の電波伝搬経路の選択結果に基づいて電波反射部材の設置位置を決定するためのプログラムコードと、
    前記見通し外のエリアに位置する端末装置による通信トラフィック量に基づいて、前記電波反射部材の反射ビームの形状及び数を決定するためのプログラムコードと、
    を含むことを特徴とするプログラム
  8. 請求項7のプログラムにおいて、
    前記受信特性は、前記目標受信点における受信電力、又は、前記送信点から前記目標受信点までの伝搬損失であることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7又は8のプログラムにおいて、
    前記目標受信点は、前記見通し外エリアにおける端末装置の分布密度が高い位置であることを特徴とするプログラム。
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