JP7219230B2 - コンタクトレンズおよび通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、コンタクトレンズおよび通信システムに関する。
近年、コンタクトレンズを用いて生体情報などを取得する方法が開発されている。
国際公開WO2014/181568
ところで、コンタクトレンズから周辺機器にデータを送信する場合、通常、無線通信が利用される。コンタクトレンズが眼球に装着されている場合には、コンタクトレンズの面積が小さく、また、コンタクトレンズが涙で濡れているので、通信感度が低くなりやすく、信号に重畳されたノイズによって通信速度も遅くなりやすい。従って、ノイズに強いコンタクトレンズおよび通信システムを提供することが望ましい。
本開示の一実施形態に係るコンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部を備えている。コンタクトレンズは、さらに、レンズ部に、通信電極、センサ素子、制御部およびシールド層を備えている。制御部は、通信電極に電力を供給するとともに、センサ素子で取得された情報に対応する信号を通信電極に出力する。シールド層は、センサ素子、制御部および通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられている。
本開示の一実施形態に係る通信システムは、コンタクトレンズと、ウェアラブル装置とを備えている。コンタクトレンズは、眼球に装着されるレンズ部を有している。コンタクトレンズは、さらに、レンズ部に、通信電極、センサ素子、制御部およびシールド層を有している。制御部は、通信電極に電力を供給するとともに、センサ素子で取得された情報に対応する信号を通信電極に出力する。シールド層は、センサ素子、制御部および通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられている。
本開示の一実施形態に係るコンタクトレンズおよび通信システムでは、センサ素子、制御部および通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置にシールド層が設けられている。これにより、外部からの電界や磁界による悪影響を低減することができるので、センサ素子による高精度な計測を行うことが可能となる。
本開示の第1の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図1のコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一変形例を表す正面図である。 図1のコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一変形例を表す正面図である。 本開示の第2の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図4のコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一変形例を表す正面図である。 図4のコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一変形例を表す正面図である。 本開示の第3の実施形態に係るコンタクトレンズが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図1~図7の通信電極の平面構成もしくは断面構成の一例を表す図である。 図1~図7の通信電極の平面構成もしくは断面構成の一例を表す図である。 図1のコンタクトレンズ、または、図1のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図2のコンタクトレンズ、または、図2のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図3のコンタクトレンズ、または、図3のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図4のコンタクトレンズ、または、図4のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図5のコンタクトレンズ、または、図5のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図6のコンタクトレンズ、または、図6のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図7のコンタクトレンズ、または、図7のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図10~図16のコンタクトレンズの断面構成の一例を表す図である。 図1のコンタクトレンズ、または、図1のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図2のコンタクトレンズ、または、図2のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図3のコンタクトレンズ、または、図3のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図4のコンタクトレンズ、または、図4のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図5のコンタクトレンズ、または、図5のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図6のコンタクトレンズ、または、図6のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図7のコンタクトレンズ、または、図7のコンタクトレンズに図8、図9の通信電極が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表す正面図である。 図18~図24のコンタクトレンズの断面構成の一例を表す図である。 図10~図25のコンタクトレンズの機能ブロックの一例を表す図である。 図10~図25のシールド層の一例を表す図である。 図1~図9のコンタクトレンズの機能ブロックの一例を表す図である。 本開示の第4の実施形態に係る通信システムの概略構成の一例を表す図である。 図29の通信システムの概略構成の一例を表す図である。
以下、本開示を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.第1の実施の形態
レンズ部の中央に通信電極を設けた例(図1)
2.第1の実施の形態の変形例
通信電極のバリエーション(図2、図3)
3.第2の実施の形態
レンズ部の外縁に通信電極を設けた例(図4)
4.第2の実施の形態の変形例
通信電極のバリエーション(図5、図6)
5.第3の実施の形態
レンズ部の中央および外縁のそれぞれに通信電極を設けた例(図7)
6.各実施の形態に共通の変形例
変形例A:通信電極に狭窄部を設けた例(図8、図9)
変形例B:センサ素子、制御部上にシールド層を設けた例
(図10~図17)
変形例C:通信電極上にシールド層を設けた例(図18~図25)
変形例D:シールド層をノイズ除去用の通信電極として用いた例
(図26)
変形例E:シールド層に開口部を設けた例(図27)
変形例F:シールド層なしでノイズ除去を行った例(図28)
7.第4の実施の形態
コンタクトレンズとウェアラブル装置とで通信を行う例
(図29、図30)
<1.第1の実施の形態>
[構成]
本開示の第1の実施の形態に係るコンタクトレンズ1について説明する。図1は、コンタクトレンズ1が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。コンタクトレンズ1は、外部機器との間で、人体または人体のごく近傍の空間を介して、近距離の無線通信(具体的には、電界方式または電波方式の無線通信)を行う。電界方式の無線通信とは、電極を介して発生させた電界を用いた無線通信を指している。一方、電波方式の無線通信とは、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、マイクロストリップアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナやスロットアンテナなどを用いた無線通信を指している。
眼球100は、例えば、瞳孔110を有している。瞳孔110は、明るい環境下では収縮し、暗い環境では拡大する。コンタクトレンズ1は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた通信電極20とを備えている。コンタクトレンズ1は、さらに、センサ素子30と、制御部40とを備えている。
制御部40は、通信電極20に電力を供給するとともに、センサ素子30で取得された情報に対応する信号を通信電極20に出力する。制御部40は、例えば、プロセッサと、記憶部と、電源とを含んで構成されている。電源は、通信電極20に電力を供給する。記憶部は、例えば、不揮発性メモリによって構成されており、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、抵抗変化型メモリなどによって構成されている。記憶部は、制御部40によって実行される処理プログラムなどを記憶している。処理プログラムは、センサ素子30から、検出データを取得したり、取得した検出データを、通信電極20を介して外部機器に出力したりするためのプログラムである。検出データは、コンタクトレンズ1を用いて得られたデータであり、具体的には、センサ素子30によって検出された情報である。プロセッサは、例えば、記憶部に記憶された処理プログラムを実行する。プロセッサの機能は、例えば、プロセッサによって処理プログラムが実行されることによって実現される。プロセッサは、センサ素子30で取得された情報(検出データ)を、通信電極20を介して、外部機器に出力する。
センサ素子30は、例えば、コンタクトレンズ1が装着されているユーザの生体情報を取得する。センサ素子30は、例えば、涙に含まれる特定の成分(例えば、塩分、酸素、脂質、血糖値、またはホルモン物質)を検出するデバイスである。この場合、センサ素子30によって検出されることにより得られる検出データは、涙の成分についての情報である。なお、センサ素子30は、例えば、視線を検出するするデバイス、眼球内の血管の状態を検出するデバイス、眼球内の血管の脈拍を検出するデバイス、眼圧を検出するデバイス、または、瞼の開閉を検出するデバイスであってもよい。センサ素子30が視線を検出するするデバイスである場合には、検出データは、視線についての生体情報である。センサ素子30が眼球内の血管の状態を検出するデバイスである場合には、検出データは、眼球内の血管についての情報である。センサ素子30が眼球内の血管の脈拍を検出するデバイスである場合には、検出データは、眼球内の血管の脈拍についての情報である。センサ素子30が眼圧を検出するデバイスである場合には、検出データは、眼圧についての生体情報である。センサ素子30が瞼の開閉を検出するするデバイスである場合には、検出データは、瞼の開閉についての生体情報である。センサ素子30は、生体情報以外の情報を取得するようになっていてもよい。センサ素子30は、例えば、外部の明るさを検出するするデバイス、振動を検出するデバイス、または、温度を検出するデバイスであってもよい。センサ素子30が外部の明るさを検出するするデバイスである場合には、検出データは、外部の明るさについての情報である。センサ素子30が振動を検出するデバイスである場合には、検出データは、振動についての情報である。センサ素子30が温度を検出するするデバイスである場合には、検出データは、温度についての情報である。
レンズ部10は、眼球100の表面形状に倣った曲面形状となっている。レンズ部10は、正面から見たときには、例えば、円形状となっている。レンズ部10の直径は、暗い環境下で拡大しているときの瞳孔110の直径よりも大きな値となっている。レンズ部10は、近視、遠視、乱視などを補正するための視力補正機能を持ったレンズであってもよいし、そのような視力補正機能を持たない光透過性基材であってもよい。レンズ部10は、例えば、光透過性の樹脂によって構成されており、通信電極20を支持する支持基材としての役割を有している。
通信電極20は、例えば、レンズ部10の中央に形成されている。通信電極20は、レンズ部10が眼球100に装着されたときに、少なくとも明るい環境下で収縮しているときの瞳孔110と対向する領域に主に設けられている。つまり、通信電極20は、例えば、少なくとも明るい環境下で収縮しているときの瞳孔110と対向する領域を概ね覆う位置に設けられている。通信電極20は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。
通信電極20は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成されている。通信電極20は、例えば、図1に示したようなメッシュ状の形状となっている。通信電極20は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、ITiO(Indium Titanium Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)もしくはカーボンナノチューブを含む透明導電性配線で構成されている。なお、通信電極20は、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されていてもよい。また、通信電極20は、視線を妨げるのを避けるために、表面に反射率の低い材料(金属材料の反射率よりも低い反射率の材料)を含む配線で構成されていることが好ましい。通信電極20が、反射率の低い材料(金属材料の反射率よりも低い反射率の材料)からなる配線で構成されていてもよい。通信電極20は、相対的に反射率の高い材料からなる層の上面、側面および底面のうち少なくとも1つの面を、相対的に反射率の低い材料からなる層で覆った配線で構成されていてもよい。通信電極20に用いられ得る反射率の低い材料としては、例えば、カーボンナノチューブなどが挙げられる。通信電極20の開口率(瞳孔110と対向する領域に占められる、通信電極20の非形成領域の割合)は、コンタクトレンズ1の光透過率が許容範囲内となるように設定されている。
[効果]
次に、本実施の形態に係るコンタクトレンズ1の効果について説明する。
コンタクトレンズから周辺機器にデータを送信する場合、通常、無線通信が利用される。コンタクトレンズが眼球に装着されている場合には、コンタクトレンズの面積が小さく、また、コンタクトレンズが涙で濡れているので、通信感度が低くなりやすく、通信速度も遅くなりやすい。例えば、電波方式の無線通信では、コンタクトレンズの外縁に細いアンテナ(例えばループアンテナ等)を形成しただけでは、通信感度が低く、通信速度も遅い。また、例えば、電界方式の無線通信では、コンタクトレンズの外縁に細いアンテナ電極(例えばループ状電極等)を形成しただけでは、通信感度が低く、通信速度も遅い。
一方、本実施の形態では、メッシュ状の通信電極20がレンズ部10の一部に設けられている。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極20による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極20による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極20をレンズ部10の中央にも設けることができる。これにより、通信電極20を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
また、本実施の形態では、通信電極20が、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域に主に設けられている。これにより、通信電極20を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
また、本実施の形態では、通信電極20が、ITO、ITiO、IZOもしくはカーボンナノチューブを含む透明導電性配線で構成されている。これにより、通信電極20の開口率があまり高くない場合であっても、視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極20が透明導電性配線で構成されていることから、通信電極20をレンズ部10の中央にも設けることができる。これにより、通信電極20を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
また、本実施の形態では、制御部40から通信電極20に電力が供給されるとともに、センサ素子30で取得された情報に対応する信号が制御部40から通信電極20に出力される。これにより、センサ素子30で取得された情報を外部機器で活用することが可能となる。
<2.第1の実施の形態の変形例>
次に、上記第1の実施の形態に係るコンタクトレンズ1の変形例について説明する。
[変形例1-1]
通信電極20は、例えば、図2に示したように、蛇行した線状の形状となっていてもよい。このとき、通信電極20は、例えば電界通信における電界強度が大きくなるよう、狭い間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成されていてもよい。なお、図2では、通信電極20は、レンズ部10の中心を取り囲むように複数の配線が蛇行した形状となっているが、通信電極20の配線パターンは、図2に記載の配線パターンに限定されない。
本変形例では、通信電極20が蛇行した線状の形状となっている。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極20による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極20による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極20をレンズ部10の中央にも設けることができる。これにより、通信電極20を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
[変形例1-2]
通信電極20は、例えば、図3に示したように、メッシュ状のスロットアンテナとなっていてもよい。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極20による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極20による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極20をレンズ部10の中央にも設けることができる。これにより、通信電極20を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
<3.第2の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第2の実施の形態に係るコンタクトレンズ2について説明する。図4は、コンタクトレンズ2が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。コンタクトレンズは、外部機器との間で、人体または人体のごく近傍の空間を介して、近距離の無線通信(具体的には、電界方式または電波方式の無線通信)を行う。電界方式の無線通信とは、電極を介して発生させた電界を用いた無線通信を指している。一方、電波方式の無線通信とは、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、マイクロストリップアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナやスロットアンテナなどを用いた無線通信を指している。
コンタクトレンズ2は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた通信電極50とを備えている。コンタクトレンズ2は、さらに、センサ素子30と、制御部40とを備えている。制御部40は、通信電極50に電力を供給するとともに、センサ素子30で取得された情報に対応する信号を通信電極50に出力する。制御部40は、上記実施の形態に係る制御部40と同様の構成となっている。
通信電極50は、例えば、レンズ部10の外縁に形成されている。通信電極50は、レンズ部10が眼球100に装着されたときに、少なくとも明るい環境下で収縮しているときの瞳孔110と対向する領域以外の領域に主に設けられている。つまり、通信電極50は、例えば、少なくとも明るい環境下で収縮しているときの瞳孔110と対向する領域を避けて設けられている。通信電極50は、レンズ部10が眼球100に装着されたときに、暗い環境下で拡大しているときの瞳孔110と対向する領域以外の領域に主に設けられていてもよい。このとき、通信電極50は、例えば、暗い環境下で拡大しているときの瞳孔110と対向する領域を避けて設けられている。通信電極50は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。
通信電極50は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成されている。通信電極50は、例えば、図4に示したようなメッシュ状の形状となっている。通信電極50は、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されていている。なお、通信電極は、ITO、ITiO、IZOもしくはカーボンナノチューブを含む透明導電性配線で構成されていてもよい。通信電極50が視野を妨げる領域に形成されていない場合には、通信電極50の開口率(瞳孔110と非対向の領域に占められる、通信電極50の非形成領域の割合)は、特に限定されない。なお、通信電極50が視野を妨げる可能性のある領域にも形成されている場合には、コンタクトレンズ2の光透過率が許容範囲内となるように設定されている。
[効果]
次に、本実施の形態に係るコンタクトレンズ2の効果について説明する。
本実施の形態では、メッシュ状の通信電極50がレンズ部10の一部に設けられている。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極50による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極50による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極50を、視野を妨げる可能性のある領域にも設けることができる。これにより、通信電極50を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極50の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
また、本実施の形態では、通信電極50が、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と非対向の領域に主に設けられている。これにより、通信電極50を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極50の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
また、本実施の形態において、通信電極50が、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されている場合には、通信電極50がITOなどの透明導電材料で構成されている場合と比べて、通信電極50の容量を大きくすることができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
また、本実施の形態では、制御部40から通信電極50に電力が供給されるとともに、センサ素子30で取得された情報に対応する信号が制御部40から通信電極50に出力される。これにより、センサ素子30で取得された情報を外部機器で活用することが可能となる。
<4.第2の実施の形態の変形例>
次に、上記第2の実施の形態に係るコンタクトレンズ2の変形例について説明する。
[変形例2-1]
通信電極50は、例えば、図5に示したように、蛇行した線状の形状となっていてもよい。このとき、通信電極50は、例えば電界通信における電界強度が大きくなるよう、狭い間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成されていてもよい。なお、図5では、通信電極50は、レンズ部10の中心を取り囲むように複数の配線が蛇行した形状となっているが、通信電極50の配線パターンは、図5に記載の配線パターンに限定されない。
本変形例では、通信電極50が蛇行した線状の形状となっている。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極50による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極50による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極50を、視野を妨げる可能性のある領域にも設けることができる。これにより、通信電極50を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極50の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
[変形例2-2]
通信電極50は、例えば、図6に示したように、メッシュ状のスロットアンテナとなっていてもよい。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極50による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極50による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極50を、視野を妨げる可能性のある領域にも設けることができる。これにより、通信電極50を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極50の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
<5.第3の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第3の実施の形態に係るコンタクトレンズ3について説明する。図7は、コンタクトレンズ3が眼球100に装着されている様子の一例を表したものである。コンタクトレンズ3は、外部機器との間で、人体または人体のごく近傍の空間を介して、近距離の無線通信(具体的には、電界方式または電波方式の無線通信)を行う。電界方式の無線通信とは、電極を介して発生させた電界を用いた無線通信を指している。一方、電波方式の無線通信とは、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、マイクロストリップアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナやスロットアンテナなどを用いた無線通信を指している。
コンタクトレンズ3は、眼球100に装着されるレンズ部10と、レンズ部10に設けられた通信電極20,50とを備えている。コンタクトレンズ3は、さらに、センサ素子30と、制御部40とを備えている。通信電極20(第1部分電極)は、上記第1の実施の形態およびその変形例に係る通信電極20であり、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域に主に設けられている。一方、通信電極50(第2部分電極)は、上記第2の実施の形態およびその変形例に係る通信電極50であり、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域以外の領域に主に設けられている。本実施の形態において、通信電極20の開口率は、例えば、通信電極50の開口率よりも大きくなっている。なお、通信電極20の開口率が、通信電極50の開口率と等しくなっていてもよい。
[効果]
次に、本実施の形態のコンタクトレンズ3の効果について説明する。
本実施の形態では、上記第1の実施の形態およびその変形例に係る通信電極20と、上記第2の実施の形態およびその変形例に係る通信電極50がレンズ部10に設けられている。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極20,50による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極20,50による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極20,50を、視野を妨げる可能性のある領域にも設けることができる。これにより、通信電極20,50を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20,50の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
<6.各実施の形態に共通の変形例>
次に、各実施の形態に共通の変形例について説明する。
[変形例A]
図8、図9は、上記各実施の形態およびそれらの変形例に係る通信電極20,50の平面構成もしくは断面構成の一例を表したものである。上記各実施の形態およびそれらの変形例において、通信電極20,50は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成されている。このとき、通信電極20を構成する複数の配線は、間隙が局所的に狭くなった狭窄部21を有している。通信電極50を構成する複数の配線は、間隙が局所的に狭くなった狭窄部51を有している。狭窄部21,51では、例えば、図8に示したように、配線幅が局所的に太くなっている。狭窄部21,51では、例えば、図9に示したように、配線が、近接する配線側に局所的にうねっていてもよい。このように、間隙が局所的に狭くなっている場合、狭窄部51において電界強度が局所的に強くなる。そのため、狭窄部51で発生した電界は、通信電極20,50のうち狭窄部51以外の箇所で発生した電界よりも遠くまで伝播する。
本変形例では、通信電極20,50に狭窄部51が設けられている。これにより、狭窄部51で発生した電界が、通信電極20,50のうち狭窄部51以外の箇所で発生した電界よりも遠くまで伝播するので、コンタクトレンズ1~3と外部機器とによる通信可能な距離を長くすることができる。また、狭窄部51で発生した電界の強度は、通信電極20,50のうち狭窄部51以外の箇所で発生した電界の強度よりも大きいので、コンタクトレンズ1~3と外部機器との通信を安定化させることができる。
[変形例B]
図10~図17は、上記各実施の形態およびそれらの変形例に係るコンタクトレンズ1~3の一変形例を表したものである。図10は、図1のコンタクトレンズ1、または、図1のコンタクトレンズ1に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図11は、図2のコンタクトレンズ1、または、図2のコンタクトレンズ1に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図12は、図3のコンタクトレンズ1、または、図3のコンタクトレンズ1に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図13は、図4のコンタクトレンズ2、または、図4のコンタクトレンズ2に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図14は、図5のコンタクトレンズ2、または、図5のコンタクトレンズ2に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図15は、図6のコンタクトレンズ2、または、図6のコンタクトレンズ2に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図16は、図7のコンタクトレンズ3、または、図7のコンタクトレンズ3に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図17は、図10~図16のコンタクトレンズ1~3の断面構成の一例を表したものである。
上記各実施の形態およびそれらの変形例において、コンタクトレンズ1~3は、外部からの電界や磁界の侵入を妨げるシールド層60を更に備えていてもよい。本変形例では、シールド層60は、センサ素子30および制御部40のうち、少なくとも一方と対向する位置であって、かつ、センサ素子30や制御部40との位置関係で眼球100とは反対側の位置に設けられている。シールド層60は、例えば、図10~図17に示したように、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域以外の領域に主に設けられている。シールド層60は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。シールド層60は、導電性の材料によって形成されている。シールド層60は、例えば、導電性のカーボン、または、金属によって形成されている。なお、シールド層60は、ITO、ITiO、IZO、または、カーボンナノチューブなどの、透明導電性材料によって形成されていてもよい。
本変形例では、シールド層60が設けられている。これにより、センサ素子30や制御部40が外部からの電界や磁界による悪影響を低減することができる。これにより、センサ素子30による高精度な計測を行うことができる。
[変形例C]
図18~図25は、上記各実施の形態およびそれらの変形例に係るコンタクトレンズ1~3の一変形例を表したものである。図18は、図1のコンタクトレンズ1、または、図1のコンタクトレンズ1に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図19は、図2のコンタクトレンズ1、または、図2のコンタクトレンズ1に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図20は、図3のコンタクトレンズ1、または、図3のコンタクトレンズ1に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図21は、図4のコンタクトレンズ2、または、図4のコンタクトレンズ2に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図22は、図5のコンタクトレンズ2、または、図5のコンタクトレンズ2に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図23は、図6のコンタクトレンズ2、または、図6のコンタクトレンズ2に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図24は、図7のコンタクトレンズ3、または、図7のコンタクトレンズ3に図8、図9の通信電極20が設けられたものが眼球に装着されている様子の一例を表したものである。図25は、図18~図24のコンタクトレンズ1~3の断面構成の一例を表したものである。
上記各実施の形態およびそれらの変形例において、コンタクトレンズ1~3は、外部からの電界や磁界の侵入を妨げるシールド層60を更に備えていてもよい。本変形例では、シールド層60は、例えば、図18~図20に示したように、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域に主に設けられている。本変形例では、シールド層60は、例えば、図21~図25に示したように、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域と、レンズ部10が眼球100に装着されたときに瞳孔110と対向する領域以外の領域とに設けられている。シールド層60は、例えば、図21~図25に示したように、センサ素子30、制御部40および通信電極20,50と対向する位置であって、かつ、センサ素子30、制御部40および通信電極20,50との位置関係で眼球100とは反対側の位置に設けられている。シールド層60は、例えば、レンズ部10の内部に設けられている。シールド層60は、導電性の材料によって形成されている。シールド層60では、通信電極20と対向する部分が、例えば、導電性のカーボン、または、金属によって形成され、通信電極50と対向する部分が、例えば、ITO、ITiO、IZO、または、カーボンナノチューブなどの、透明導電性材料によって形成されている。なお、シールド層60全体が、導電性のカーボン、または、金属によって形成されていてもよい。また、シールド層60全体が、ITO、ITiO、IZO、または、カーボンナノチューブなどの、透明導電性材料によって形成されていてもよい。
本変形例では、シールド層60が設けられている。これにより、センサ素子30、制御部40および通信電極20,50が外部からの電界や磁界による悪影響を低減することができる。これにより、センサ素子30による高精度な計測を行うことができる。また、通信電極20,50が金属材料で構成されている場合には、シールド層60が設けられていることにより、通信電極20,50での反射によるフレアや回折による虹色が観察されるのを防ぐことができる。
[変形例D]
図26は、上記変形例B,Cに係るコンタクトレンズ1~3の機能ブロックの一例を表したものである。上記変形例B,Cに係るコンタクトレンズ1~3において、制御部40は、例えば、信号生成部41、ノイズ削減部42および演算部43を有していてもよい。信号生成部41は、センサ素子30で取得された情報(検出信号)に対応する信号を生成し、生成した信号を、通信電極20,50を介して、外部機器に出力する。ノイズ削減部42は、外部機器からの信号を、通信電極20,50を介して取得する。ノイズ削減部42は、さらに、シールド層60で取得されたノイズ信号を用いて、通信電極20,50を介して外部機器から取得した信号に含まれるノイズを削減し、それによって得られた信号(ノイズ低減信号)を演算部43に出力する。演算部43は、ノイズ削減部42から入力されたノイズ低減信号に基づいた演算を行う。
本変形例では、シールド層60で取得されたノイズ信号を用いて、通信電極20,50を介して外部機器から取得した信号に含まれるノイズが削減される。これにより、通信電極20,50で取得した信号に、外部からの電界や磁界によるノイズが重畳されている場合であっても、シールド層60で取得されたノイズ信号を用いることで、そのノイズを低減することができる。その結果、高速な通信を行うことができる。
[変形例E]
図27は、上記変形例B,C,Dに係るコンタクトレンズ1~3に含まれるシールド層60の一例を表したものである。上記変形例B,C,Dに係るコンタクトレンズ1~3において、通信電極20,50は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成されている。このとき、通信電極20を構成する複数の配線は、間隙が局所的に狭くなった狭窄部21を有している。通信電極50を構成する複数の配線は、間隙が局所的に狭くなった狭窄部51を有している。シールド層60は、例えば、図27に示したように、狭窄部51と対向する箇所に開口部61を有している。これにより、狭窄部51で発生した電界を、開口部61を介して、外部に出力することが可能である。また、外部からの電界を、開口部61を介して、狭窄部51(通信電極50)で受信することができる。その結果、人体のごく近傍の空間を介して、コンタクトレンズ1~3と外部機器との通信を行うことができる。
[変形例F]
図28は、上記各実施の形態および変形例Aに係るコンタクトレンズ1~3の機能ブロックの一例を表したものである。上記各実施の形態および変形例Aに係るコンタクトレンズ1~3において、制御部40は、例えば、信号生成部41、ノイズ削減部42および演算部43を有していてもよい。信号生成部41は、センサ素子30で取得された情報(検出信号)に対応する信号を生成し、生成した信号を、通信電極20,50を介して、外部機器に出力する。ノイズ削減部42は、外部機器からの信号を、通信電極20,50を介して取得する。ノイズ削減部42は、例えば、外部機器と通信を行わない期間に通信電極20,50を介して取得した信号(ノイズ信号A)と、外部機器と通信を行う期間に通信電極20,50を介して外部機器から取得した信号(データ信号B)とに基づいて、データ信号に含まれるノイズを削減する。ノイズ削減部42は、例えば、データ信号Bからノイズ信号Aを除去することにより、データ信号Bに含まれるノイズを削減する。ノイズ削減部42は、例えば、データ信号Bに含まれるノイズを削減することにより得られた信号(ノイズ低減信号)を演算部43に出力する。演算部43は、ノイズ削減部42から入力されたノイズ低減信号に基づいた演算を行う。
本変形例では、通信電極20,50を介して得られたノイズ信号Aを用いて、通信電極20,50を介して外部機器から取得したデータ信号Bに含まれるノイズが削減される。これにより、通信電極20,50で取得した信号に、外部からの電界や磁界によるノイズが重畳されている場合であっても、データ信号Bに含まれるノイズを低減することができる。その結果、高速な通信を行うことができる。
本変形例において、センサ素子30から得られた検出信号に含まれるノイズを低減してもよい。信号生成部41は、例えば、センサとして機能しない期間にセンサ素子30から得られた検出信号(ノイズ信号C)と、センサとして機能する期間にセンサ素子30から取得した検出信号(データ信号D)とに基づいて、データ信号Dに含まれるノイズを削減する。信号生成部41は、例えば、データ信号Dからノイズ信号Cを除去することにより、データ信号Dに含まれるノイズを削減する。信号生成部41は、例えば、データ信号Dに含まれるノイズを削減することにより得られた信号を、通信電極20,50を介して外部機器に出力する。
本変形例において、センサとして機能しない期間にセンサ素子30から得られた検出信号(ノイズ信号C)を用いて、センサとして機能する期間にセンサ素子30から取得した検出信号(データ信号D)に含まれるノイズが削減される。これにより、センサ素子30から得られた検出信号に、外部からの電界や磁界によるノイズが重畳されている場合であっても、データ信号Dに含まれるノイズを低減することができる。その結果、高速な通信を行うことができる。
<7.第4の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第4の実施の形態に係る通信システム4について説明する。図29、図30は、上記各実施の形態およびその変形例に係るコンタクトレンズ1~3と、ウェアラブル装置5との間で通信を行う通信システム4の概略構成の一例を表したものである。通信システム4は、上記各実施の形態およびその変形例に係るコンタクトレンズ1~3と、ウェアラブル装置5とを備えている。
図29には、シールド層60が設けられていないコンタクトレンズ1~3が例示されている。図30には、シールド層60がセンサ素子30と、制御部40と、通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50とを覆うように設けられたコンタクトレンズ1~3が例示されている。なお、図30において、シールド層60が通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50を覆っていなくてもよい。通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50が、本開示の「第1通信電極」の一具体例に相当する。
ウェアラブル装置5は、リストバンド型もしくは腕時計型のウェアラブル装置である。ウェアラブル装置5は、例えば、コンタクトレンズ1~3から出力された信号を受信する通信電極54と、通信電極54を格納する筐体52と、筐体52支持する手首固定用のベルト53とを有している。通信電極54が、本開示の「第2通信電極」の一具体例に相当する。
本実施の形態では、通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50がレンズ部10の一部に設けられている。これにより、板状の通信電極を設けた場合と比べて、通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50による視認性の悪化を抑えることができる。また、通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50による視認性の悪化を抑えることができることから、通信電極20をレンズ部10の中央にも設けたり、その周囲に通信電極50を設けたりすることができる。これにより、通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50を形成することのできる領域を広く取ることができるので、通信電極20、通信電極50、または通信電極20,50の容量または長さを確保することができる。その結果、通信感度や通信速度を改善することができる。
なお、本明細書中に記載された効果は、あくまで例示である。本開示の効果は、本明細書中に記載された効果に限定されるものではない。本開示が、本明細書中に記載された効果以外の効果を持っていてもよい。
また、例えば、本開示は以下のような構成を取ることができる。
(1)
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部に設けられた通信電極と、
前記レンズ部に設けられたセンサ素子と、
前記レンズ部に設けられ、前記通信電極に電力を供給するとともに、前記センサ素子で取得された情報に対応する信号を前記通信電極に出力する制御部と、
前記レンズ部に設けられ、かつ、前記センサ素子、前記制御部および前記通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられたシールド層と
を備えた
コンタクトレンズ。
(2)
前記シールド層は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域に主に設けられ、透明導電性材料で形成されている
(1)に記載のコンタクトレンズ。
(3)
前記通信電極は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域に主に設けられ、透明導電性配線、反射率の低い材料からなる配線、または、反射率の高い材料からなる層の上面、側面および底面のうち少なくとも1つの面を、反射率の低い材料からなる層で覆った配線で構成されている
(2)に記載のコンタクトレンズ。
(4)
前記シールド層は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域以外の領域に主に設けられ、導電性のカーボン、または、金属で形成されている
(1)に記載のコンタクトレンズ。
(5)
前記通信電極は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域以外の領域に主に設けられ、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されている
(4)に記載のコンタクトレンズ。
(6)
前記通信電極は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域に主に設けられた第1部分電極と、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域以外の領域に主に設けられた第2部分電極とを有し、
前記シールド層では、
前記第1部分電極と対向する部分が、透明導電性材料で形成され、
前記第2部分電極と対向する部分が、導電性のカーボン、または、金属で形成されている
(1)に記載のコンタクトレンズ。
(7)
前記第1部分電極は、透明導電性配線、または、反射率の低い材料からなる配線、または、反射率の高い材料からなる層の上面、側面および底面のうち少なくとも1つの面を、反射率の低い材料からなる層で覆った配線で構成されており、
前記第2部分電極は、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されている
(6)に記載のコンタクトレンズ。
(8)
前記制御部は、前記シールド層で取得されたノイズ信号を用いて、前記通信電極を介して外部機器から取得した信号に含まれるノイズを削減する
(1)ないし(7)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(9)
前記通信電極は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成され、
前記複数の配線は、前記間隙が局所的に狭くなった狭窄部を有し、
前記シールド層は、前記通信電極と対向する領域に設けられ、かつ、前記狭窄部と対向する位置に開口部を有する
(1)ないし(8)のいずれか1つに記載のコンタクトレンズ。
(10)
コンタクトレンズと、ウェアラブル装置とを備え、
前記コンタクトレンズは、
眼球に装着されるレンズ部と、
前記レンズ部に設けられた通信電極と、
前記レンズ部に設けられセンサ素子と、
前記レンズ部に設けられ、前記通信電極に電力を供給するとともに、前記センサ素子で取得された情報に対応する信号を前記通信電極に出力する制御部と、
前記レンズ部に設けられ、前記センサ素子、前記制御部および前記通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられたシールド層と
を有する
通信システム。
本開示の一実施形態に係るコンタクトレンズおよび通信システムによれば、シールド層によって、外部からの電界や磁界による悪影響を低減するようにしたので、センサ素子による高精度な計測を行うことが可能となる。従って、ノイズに強いコンタクトレンズおよび通信システムを提供することができる。なお、本開示の効果は、ここに記載された効果に必ずしも限定されず、本明細書中に記載されたいずれの効果であってもよい。
本出願は、日本国特許庁において2017年12月22日に出願された日本特許出願番号第2017-245990号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (6)

  1. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられた通信電極と、
    前記レンズ部に設けられたセンサ素子と、
    前記レンズ部に設けられ、前記通信電極に電力を供給するとともに、前記センサ素子で取得された情報に対応する信号を前記通信電極に出力する制御部と、
    前記レンズ部に設けられ、かつ、前記センサ素子、前記制御部および前記通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられたシールド層と
    を備え
    前記通信電極は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域に主に設けられた第1部分電極と、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域以外の領域に主に設けられた第2部分電極とを有し、
    前記シールド層では、
    前記第1部分電極と対向する部分が、透明導電性材料で形成され、
    前記第2部分電極と対向する部分が、導電性のカーボン、または、金属で形成されている
    コンタクトレンズ。
  2. 前記第1部分電極は、透明導電性配線、反射率の低い材料からなる配線、または、反射率の高い材料からなる層の上面、側面および底面のうち少なくとも1つの面を、反射率の低い材料からなる層で覆った配線で構成されており、
    前記第2部分電極は、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されている
    請求項に記載のコンタクトレンズ。
  3. 眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられた通信電極と、
    前記レンズ部に設けられたセンサ素子と、
    前記レンズ部に設けられ、前記通信電極に電力を供給するとともに、前記センサ素子で取得された情報に対応する信号を前記通信電極に出力する制御部と、
    前記レンズ部に設けられ、かつ、前記センサ素子、前記制御部および前記通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられたシールド層と
    を備え、
    前記通信電極は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成され、
    前記複数の配線は、前記間隙が局所的に狭くなった狭窄部を有し、
    前記シールド層は、前記通信電極と対向する領域に設けられ、かつ、前記狭窄部と対向する位置に開口部を有す
    コンタクトレンズ。
  4. コンタクトレンズと、ウェアラブル装置とを備え、
    前記コンタクトレンズは、
    眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられた通信電極と、
    前記レンズ部に設けられたセンサ素子と、
    前記レンズ部に設けられ、前記通信電極に電力を供給するとともに、前記センサ素子で取得された情報に対応する信号を前記通信電極に出力する制御部と、
    前記レンズ部に設けられ、前記センサ素子、前記制御部および前記通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられたシールド層と
    を有し、
    前記通信電極は、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域に主に設けられた第1部分電極と、前記レンズ部が前記眼球に装着されたときに瞳孔と対向する領域以外の領域に主に設けられた第2部分電極とを有し、
    前記シールド層では、
    前記第1部分電極と対向する部分が、透明導電性材料で形成され、
    前記第2部分電極と対向する部分が、導電性のカーボン、または、金属で形成されている
    通信システム。
  5. 前記第1部分電極は、透明導電性配線、反射率の低い材料からなる配線、または、反射率の高い材料からなる層の上面、側面および底面のうち少なくとも1つの面を、反射率の低い材料からなる層で覆った配線で構成されており、
    前記第2部分電極は、導電性のカーボン配線、または、金属配線で構成されている
    請求項4に記載の通信システム。
  6. コンタクトレンズと、ウェアラブル装置とを備え、
    前記コンタクトレンズは、
    眼球に装着されるレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられた通信電極と、
    前記レンズ部に設けられたセンサ素子と、
    前記レンズ部に設けられ、前記通信電極に電力を供給するとともに、前記センサ素子で取得された情報に対応する信号を前記通信電極に出力する制御部と、
    前記レンズ部に設けられ、前記センサ素子、前記制御部および前記通信電極のうち、少なくとも1つと対向する位置に設けられたシールド層と
    を有し、
    前記通信電極は、所定の間隙を介して互いに隣接する複数の配線を含んで構成され、
    前記複数の配線は、前記間隙が局所的に狭くなった狭窄部を有し、
    前記シールド層は、前記通信電極と対向する領域に設けられ、かつ、前記狭窄部と対向する位置に開口部を有する
    通信システム。
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