JP7218846B1 - ロッカー - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、観光地やレストランに自転車で向かい、周辺の駐輪場に自転車を停めて観光や食事を楽しむような場合に盗難やいたずらのおそれが生じる。
しかしながら、特許文献1に記載の駐輪装置は、鉄道の駅や集合住宅の近くでの設置を想定したものであり、商用電源のない場所での設置は困難であった。
そこで、本発明の目的は、商用電源の有無により設置場所が制限されることなく利用可能な、コンパクトな錠機構と機械的な強度の高い錠機構の組み合わせにより高い防犯性を備えつつ、解錠から開扉までの動作数が抑制されたロッカーを提供することにある。
ここで、開扉動作とは、扉を開扉方向に移動させる動作、すなわち、扉を開ける動作のことで、本発明を実施するための形態において詳しく説明するが、ヒンジ(蝶番)によってロッカー本体に結合された扉であれば、使用者が扉を正面側に引き出す動作であり、引き戸を備えたロッカー本体であれば、使用者が引き戸を横に引く動作のことを指しており、開扉手段とは、扉を開ける(開扉動作を行う)に際し、使用者が把持するハンドルや取っ手を指している。
本発明によれば、扉の開扉方向と、扉が備えるロッドとロッカー本体が備えるストッパの係止状態を解除するためのハンドル機構部の移動方向が略同一に設定されていることにより、使用者の開扉手段を介した扉を開けようとする1つの動作によってロッドとストッパによる係止状態の解除と開扉とを行うことが可能となり、使用者の利便性と動作数の抑制に貢献する。
本発明の昇降補助板の形状であれば、開扉動作中だけでなく閉扉動作中も突起部と昇降補助板との当接に支障がなく、スムーズに突起部が移動できる。
本発明によれば、施錠されたロッカーの扉を開けるに際し、先行文献に開示されたように、まず(1)錠機構(電子錠)を解錠して、すなわちハンドル機構部に設けられたラッチと、受座に設けられた凹部との係止状態を解除して(2)小扉を開けて開扉手段を露出させて(3)開扉する機構とは異なり、使用者は(1)ラッチと凹部による係止状態の解除と(2)開扉手段を介した開扉動作の2つの動作に動作数を抑制することができる。
本発明によれば、人がロッカー内に閉じ込められてしまった場合であっても、受座を持ち上げながら、扉を開扉方向に移動させるという簡易な方法で脱出することが可能となる。
本発明によれば、錠機構に商用電源を使用せず電池で駆動するようなコンパクトな電子錠を採用しても、コンパクトな電子錠が耐えられる機械的な強度よりも高い強度に耐えられる構成にできるので、ロッカーを自転車や自動二輪など大きな収容物を収容できるように大型化することが可能となる。
以下、本発明を実施するための第1の形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本実施の形態におけるロッカー1の外観を示す斜視図であり、内部に収納スペースを有する箱体であるロッカー本体10と、ロッカー本体10の唯一の開口部(本発明において正面側と定義する)にヒンジ(蝶番)により開閉可能に結合された扉11、ベース12、前記扉11の背面側に配された錠機構111の、扉に穿たれた開口を介して正面側に露出したインターフェイスを風雨や他者の誤操作などから守るための正面カバー112によって構成されていることを示している。
本実施の形態では、錠機構111に電子錠を採用しており、当該電子錠111は戸建てやマンション・アパートなどの集合住宅に設置される宅配ボックスに採用されているコンパクトな市販の電子錠を改良したもので、ロッカー本体10は、自転車や自動二輪なども収納可能な大型のロッカーとなっている。
図2は、扉11を正面側からみた斜視図であり、正面カバー112を図中に示す矢印の方向に開くことで、電子錠111の操作部が露出した状態を示している。
図3は、扉11を背面側(ロッカー内側)からみた斜視図であり、扉11に電子錠111が格納された状態を示しており、扉11の上下端部には、後述するロッカー本体に設けられたストッパ102とともに機械式の錠を構成する一対のロッド113(113a、113b)が設けられている。
本実施の形態では、ロッド113は一対であるが、その配置場所や配置数に制限はなく、適宜選択可能である。
なお、電子錠111の詳細については後述する。
図4は、便宜上ロッカー本体10の内部を背面側から正面側に向かってみた斜視図である。ロッカー本体10の、扉11に設けられた電子錠111のラッチ111Bに対応する位置には凹部を有する受座101が配されており、電子錠111のラッチ111Bが突出した状態では係止状態が解除されないようになっている。図5は、電子錠111と受座101をロッカー1の上方から下方に向かってみた平面図であり、ラッチ111Bが受座101の凹部に挿入された係止状態を明示している。
そして、ロッカー本体10には、扉11に設けられた一対のロッド113(113a、113b)に対応する位置に一対のストッパ102(102a、102b)が設けられ、ワイヤW(Wa、Wb)により、受座111と機械的に連結している。
ストッパ102は、扉11を開扉しようとするとロッド113に対して障害物となるように配されてロッド113とともに扉11の開扉を妨げる機械式の錠の役割を有している。本実施の形態では、受座101を上方に移動させると、その動きに連動してワイヤWに引っ張られてストッパ102が移動することにより、ロッド113との係止状態が解消して扉11の開扉が可能となる。
また、本実施の形態では、上述のロッド113と同様にストッパ102は一対であるが、配置場所や配置数に制限はなく適宜選択可能である。
なお、受座の詳細については後述する。
本実施の形態における錠機構として採用されている電子錠111とは、戸建てやマンション・アパートなどの集合住宅に設置される宅配ボックスに採用されているコンパクトな市販の電子錠を改良したものであり、操作部Oとハンドル機構部Aにより構成されている。
図6は、本実施の形態における電子錠111を示しており、(a)は、正面側からの斜視図、(b)は背面側からの斜視図である。
本実施の形態におけるロッカー1を用いて一般向けのレンタルシステムを構成する場合に必要となる電子錠と管理サーバとの間の通信は、使用者が所有するスマートフォン等の端末(使用者端末)を用いて行うことができる。
一般向けのレンタルシステムを構成して荷物をロッカー1に収納する場合、使用者が操作部Oに設けられたスタートボタンを押すとモニタOmにQRコード(登録商標)が表示される。つぎに、表示されたQRコード(登録商標)を使用者端末で読み取りインターネット等のネットワークを介して管理サーバに接続する。スマートフォンに表示される指示に沿って必要な操作を行い、解錠に必要な暗証番号を取得してテンキーObにより入力して解錠する。ロッカー本体10内に荷物を収納後、扉11を閉めることによって施錠される。
荷物をロッカー1から取り出す場合も、収納する場合と同様の操作を行うことにより、解錠することができる。すなわち、操作部Oのスタートボタンを押すと表示装置OmにQRコード(登録商標)が表示される。次に表示されたQRコード(登録商標)を使用者端末で読み取りインターネットを介して管理サーバに接続し、スマートフォンに表示される指示に沿って必要な操作を行い、解錠に必要な暗証番号を取得する。その後、テンキーObから暗証番号を入力することにより解錠し、ハンドル機構部AのハンドルAhを引いて扉11を開いてロッカー本体10内から荷物を取り出すことができる。なお、本実施の形態において、電子錠111(操作部O)と、ネットワークを介して情報の受け渡しを行う使用者端末と管理サーバを使用するとともに、暗証番号は1回に限り有効な使い捨て方式が採用され、防犯性能の向上が図られているが、電子錠の施錠・解錠の方式については特に制限されるものではなく、当業者であれば置換可能な電子錠を適宜選択可能である。
また、錠機構として電子錠ではなく、物理的な鍵を使用する錠機構を採用することも可能である。
本実施の形態では、図7に示すように電子錠111の背面には電子錠背面カバーが設けられ、電子錠111の内部構造が露出、露見しないようにするとともに、ハンドル機構部Aと電子錠背面カバーが引張ばねで連結させて扉11の開扉のためにハンドル機構部Aを引き出すと、引張ばねの弾性力によりハンドル機構部Aが引き出される前の位置に戻る構成になっている。
また、ガイドレール111Gにはハンドル機構部Aの引き出される距離を制限するためのブロッカが設けられていることが好適である。
図6に示すようにハンドル機構部Aには、突起部Apがハンドル機構部Aの動きに連動するように設けられ、扉11の閉扉時において受座101の方向に突出している。
ここで突起部Apが突出する方向とハンドル機構部Aに引き出される方向は略直角に交わるように構成されている(電子錠111周辺を上方から下方に向かってみた断面図である図8参照)。
図9は、本実施の形態における受座101を模式的に表した斜視図である。本実施の形態における受座101は、ラッチ111Bが突出して係止状態を形成する凹部101Dを備える受座本体101Sと、扉11の閉扉時にはハンドル機構部Aに設けられた突起部Apに対応する位置に昇降補助板101Lと、ストッパ102に連結されるワイヤWが結び付けられた一対のアーム101A(101Aa、101Ab)を備え、基台101Bに移動可能に配されている。
ここで、ロッカー本体の底面側に配されたストッパ102bに連結するワイヤW(Wb)は、一対のアーム101Aのうち、受座本体101Sの下方に設けられたアーム101Abに直接結び付けられ、天井側に配されたストッパ102aに連結するワイヤW(Wa)は、一対のアーム101Aのうち、受座本体101Sの上方に設けられたアーム101Aaに溝付きベアリング等の引張方向変換手段を介して結び付けられる。
そのため、受座101が持ち上げるというひとつの動作によってロッカー本体10の天井と底面に向かって配されたワイヤWを同時に引っ張ることができる。
そして、突起部Apが昇降補助板101Lの略V字形状の頂点を通過すると、略V字形状の正面側(扉側)の傾斜面に沿って移動し、受座101は徐々に元の位置に戻り(徐々に下降し)、ワイヤW及びストッパ102の引っ張りも解消されて、もとの位置に戻る。
また、開扉した扉11を閉じる場合には、開扉する場合と逆の動作をすることになるが、扉11とともにハンドル機構部Aを構成する突起部Apがロッカーの背面方向に水平移動してV字形状を呈する昇降補助板101Lの正面側(扉側)の傾斜面に接触して(略V字形状を呈する)昇降補助板101Lの頂点を経由して背面側(奥側)の傾斜面に接触しながら移動して閉扉状態に至るとともに、ロッド113とストッパ102が係止状態となる。
なお、本実施の形態では、昇降補助板101Lは略V字形状を呈しているが、例えば略U字形状など、扉11の開閉時に突起部Apの移動に併せてスムーズに受座101を持ち上げて、開扉後は受座101を基の位置に戻す形状であれば良く、その形状は略V字形状に限定されるものではない。
本実施の形態におけるロッカー1は、上述したように自転車の保管等にも対応できる大型のロッカーとすることができるため、人が誤ってロッカー内に閉じ込められてしまう恐れがある。そこで、本実施の形態のロッカー1は、人が誤ってロッカー内に閉じ込められた場合に脱出するための構成を備えている。
すなわち、受座本体101Sに設けられた凹部101Dは、図9に示すように下方に解放しており、ラッチ111Bが突出して凹部101Dと係止状態にある電子錠111の施錠時であっても、閉じ込められた人が受座101を持ち上げると(上昇させると)、ラッチ111Bと受座101(受座の凹部101D)との係止状態が解除される。
図14はロッカー1の背面側(奥側)から正面側(扉側)に向かってラッチ111B、突起部Ap、受座101をみた図であり、(a)は電子錠が施錠されている状態、(b)は受座101が持ち上げられてラッチ111Bと受座101(受座の凹部101D)との係止状態が解除され電子錠が解錠された状態を示している。
さらに、受座101を持ち上げると、受座101とワイヤWを介して接続しているストッパ102が引っ張られることにより移動してロッド113との係止状態が解除されるので、閉じ込められた人は、(1)受座101を持ち上げる。(2)受座101を持ち上げた状態を維持したまま扉11を内側から開扉方向に押し出す。という2つの動作によりロッカー1から脱出することができる。
誤ってロッカー内に閉じ込められた人は、気持ちが動揺している可能性が高く、容易な動作により脱出できることが望ましく、本実施の形態のロッカー1は、その構成によりその動作回数をできる限り抑制して容易に脱出することが可能となっている。
上述の本発明の第1の実施の形態では、ロッカー本体と扉がヒンジ(蝶番)により結合されたロッカーを示したが、第2の実施形態として、図15に示すように、引き戸式のロッカーの場合で説明する。内部に収納スペースを有する箱体であるロッカー本体20がベース22上に設けられ、ロッカー本体20の開口部(本発明において正面側と定義する)に引き戸21を備えている。
なお、図15に示す引き戸21と対になったもう一方の引き戸は、開閉できないように固定されたものでもよく、引き戸21を開けた後、ロッカー内側から開扉するための機構を備えていてもよく適宜選択可能である。
そして、第1の実施の形態と同様に引き戸21に開口が設けられて電子錠211が格納されており、図示しないが電子錠211のインターフェイスを風雨や他者の誤操作などから守るための正面カバーを備えていることが好ましい。
図15の(a)は、第2の実施形態のロッカー2を正面側からみた斜視図であり、(b)は、引き戸21が開いた状態を示している。
また、図16の(a)は、本実施の形態の引き戸21を正面側からみた斜視図であり、(b)は背面側(ロッカー内側)からみた斜視図である。
そして、電子錠211の構成も、操作部P、ハンドル機構部Bを備えており、ガイドレール211Gに沿って(引き戸21の)開扉方向と略同一の方向に移動する点や、ロッカー本体20に設けられたストッパ202(202a、202b)と機械式の錠を構成するロッド213(213a、213b)を備える点も第1の実施の形態と同様である(図19参照)。
また、本実施の形態における電子錠211の背面にも、第1の実施の形態の電子錠111と同様に電子錠背面カバーが設けられ、電子錠211の内部構造が露出、露見しないようにするとともに、ハンドル機構部Bと電子錠背面カバーが引張ばねで連結させて引き戸21の開扉のためにハンドル機構部Bを移動させると、引張ばねの弾性力によりハンドル機構部Bが移動する前の位置に戻る構成になっていることが好ましい。
これらの図からは、電子錠211を構成する操作部P(テンキーPb、モニタPm)、開扉手段Bhを備えるハンドル機構部B、電子錠211の移動方向(引き戸21の開扉方向)に対して略直角の方向に突出してハンドル機構部Bの動きと連動する突起部Bpが確認できる。
そして、突起部Bpの突出方向の同じ方向に向かって、電子錠211のラッチ211Bが突出して後述するロッカー本体20に設けられた受座201と係合することにより施錠状態となったり、電子錠211内部に格納されて解錠状態となったりする構成となっていることが示されている。
図21は、本実施の形態における受座201を模式的に表した斜視図である。本実施の形態における受座201も、ラッチ211Bが突出して係止状態を形成する凹部201Dを備える受座本体201Sと、引き戸21の閉扉時にはハンドル機構部Bに設けられた突起部Bpに対応する位置に昇降補助板201Lと、ストッパ202に連結されるワイヤXが結び付けられた一対のアーム201A(201Aa、201Ab)を備え、基台201Bに移動可能に配されている。
そして、第1の実施の形態と同様に、受座201は持ち上げられる力が加わると基台201Bに沿って上方に移動し、持ち上げる力が解除されると元の位置に戻るが、この受座201の移動により連結されたワイヤXに引っ張られてストッパ202(202a、202b)が移動してロッド213(213a、213b)との係止状態が解除される。
また、本実施の形態においても、人が誤ってロッカー2内に閉じ込められた場合、第1の実施の形態と同様の手順により容易に脱出することが可能である。
10,20 ロッカー本体、
11 扉、
21 引き戸、
12,22 ベース、
101,201 受座、
101A,101Aa,101Ab,
201A,201Aa,201Ab アーム、
101B,201B 受座の基台、
101D,201D 凹部、
101L,201L 昇降補助板、
101S,201S 受座本体、
102,102a,102b ストッパ、
111,211 錠機構(電子錠)、
111B,211B ラッチ、
111G,211G ガイドレール、
112 正面カバー、
113,113a,113b,
213,213a,213b ロッド、
A,B ハンドル機構部、
Ah,Bh 開扉手段(ハンドル)、
Ap,Bp 突起部、
O,P 操作部、
Ob,Pb テンキー、
Om,Pm モニタ、
W,Wa,Wb,X,Xa,Xb ワイヤ、
Claims (6)
- 扉と荷物を収容するロッカー本体によって構成されたロッカーにおいて、
扉は、その背面側にハンドル機構部とロッドを備え、ロッカー本体は、その内部にストッパと受座を備え、
前記扉が備えるハンドル機構部は、使用者の開扉動作によって前記扉の開扉方向と略同一の方向に移動するように配されるとともに、前記扉の開扉方向と略直角の方向に突出して前記ハンドル機構部の動きに連動する突起部と、前記扉に穿たれた開口を介して正面側に露出して使用者が開扉動作を行うための開扉手段を有し、
前記扉の端縁に配されるロッドと、閉扉状態において前記ロッドの位置に対応してロッカー本体に配されるストッパが係止状態を創出し、
前記ロッカー本体が備える受座は、前記ストッパにワイヤを介して接続されるとともに、所定の方向に移動することにより、ワイヤを引っ張って接続された前記ストッパを移動させて前記ロッドとの係止状態を解除して開扉可能な状態にできるように配され、
前記受座には、前記突起部に当接するように配されて前記突起部が移動することによって生じる力を、前記受座を所定の方向に移動させるための力に変換する昇降補助板が設けられることにより、使用者の開扉動作が前記ロッドと前記ストッパとの係止状態を解除する動作を兼ねることを特徴とするロッカー。
- 前記昇降補助板は、前記突起部の移動に応じて、前記受座が徐々に所定の方向に移動してストッパを移動させて前記ロッドとの係止状態を解除した後徐々に元の位置に戻るように前記突起部に対して2つの異なる傾斜面を有する略V字形状、又は湾曲した面を有する略U字形状を呈していることを特徴とする請求項1に記載のロッカー。
- 前記ロッカー本体が備える受座には、凹部が設けられて、前記扉が備えるハンドル機構部には、閉扉状態において前記受座に設けられた凹部に対応する位置に、鍵の操作によって突出と格納が可能なラッチが設けられて錠機構を形成することで、前記鍵の操作によって当該凹部とラッチによる係止状態を解除しなければ、前記ハンドル機構部の開扉方向と略同一の方向への移動が制限されて開扉できない構成となっていることを特徴とする請求項1または2に記載のロッカー。
- 前記錠機構がセキュリティ情報の入力により操作可能な電子錠であることを特徴とする請求項3に記載のロッカー。
- 前記受座は、前記突起部を介さず手動で所定の方向に移動させることが可能で、前記受座に設けられた凹部は、前記ラッチが前記ハンドル機構部から突出して係止状態であっても、ロッカー内部から前記受座を前記ロッドと前記ストッパの係止状態が解除される位置まで移動させると、ラッチとの係止状態が解除されるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のロッカー。
- 前記ハンドル機構部に設けられたラッチと前記受座に設けられた凹部による係止状態で耐えられる機械的な強度よりも、前記ロッドと前記ストッパの係止状態による係止状態で耐えられる機械的な強度のほうが大きいことを特徴とする請求項3に記載のロッカー。
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