JP7217567B1 - 太陽追尾装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】太陽追尾装置であって、太陽電池パネルを支持するフレームと、フレームを南北方向に回転させるための仰角回転軸を有する南北回転機構と、フレームを東西方向に回転させるための方位角回転軸を有する東西回転機構と、支柱とを備え、南北回転機構により太陽電池パネルのパネル面の南北方向の角度が調整され、東西回転機構により太陽電池パネルのパネル面の東西方向の角度が調整され、仰角回転軸と方位角回転軸はねじれの位置関係にあり、南北回転機構と東西回転機構の各々のトラス構造によりフレームが保持され、フレームの揺れ発生時に該揺れを自動的に停止させるブレーキシューをさらに備えている太陽追尾装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、乱流などによりフレームが揺れたとしても、その揺れを停止させることができる太陽追尾装置を提供することを目的とする。
前記太陽電池パネルを支持するフレームと、
該フレームを南北方向に回転させるための東西方向を軸方向とする仰角回転軸を有する南北回転機構と、
前記フレームを東西方向に回転させるための南北方向を軸方向とする方位角回転軸を有する東西回転機構と、
前記フレームを支持する支柱とを備えており、
前記南北回転機構により、前記仰角回転軸を回転軸として、前記フレームと、前記太陽電池パネルとが一体的に南北方向に回転されることで、前記フレームに支持された太陽電池パネルのパネル面の南北方向の角度が調整されるものであり、
前記東西回転機構により、前記方位角回転軸を回転軸として、前記フレームと、前記太陽電池パネルとが一体的に東西方向に回転されることで、前記フレームに支持された太陽電池パネルのパネル面の東西方向の角度が調整されるものであり、
前記仰角回転軸と前記方位角回転軸はねじれの位置関係にあり、
前記南北回転機構と前記東西回転機構は、各々、トラス構造を有しており、該トラス構造により前記フレームが保持されているものであり、
前記フレームの揺れ発生時に該フレームの揺れを自動的に停止させるブレーキシューをさらに備えているものであることを特徴とする太陽追尾装置を提供する。
前記支柱を貫通して東西方向に揺動可能な中心横棒と、該中心横棒と前記フレームとを連結する南北回転用連結部材と、前記中心横棒と前記フレームとを連結する南北回転用アクチュエータとを有しており、
該南北回転用アクチュエータの伸縮により前記フレームが南北方向に回転されるものであり、
前記南北回転機構におけるトラス構造は、
前記南北回転用連結部材と前記フレームの連結部、前記中心横棒と前記南北回転用アクチュエータの連結部、前記南北回転用アクチュエータと前記フレームの連結部の3点により形成されているものとすることができる。
また、前記東西回転機構は、
前記支柱に一端側が回転可能に連結された東西回転部材と、該東西回転部材の他端側と前記フレームとを連結する東西回転用連結部材と、前記東西回転部材の前記他端側と前記支柱とを連結する東西回転用アクチュエータとを有しており、
該東西回転用アクチュエータの伸縮により前記フレームが東西方向に回転されるものであり、
前記東西回転機構におけるトラス構造は、
前記東西回転部材と前記支柱との連結部、前記支柱と前記東西回転用アクチュエータの連結部、前記東西回転用アクチュエータと前記東西回転部材の前記他端側の連結部の3点により形成されているものとすることができる。
前記ブレーキシューは、
前記筒状の支柱の内周面および外周面のうち少なくとも一つの面に固定配置されており、かつ、前記中心横棒に沿って前記支柱から突き出ている第1ブレーキ板を1つ以上有しており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第1ブレーキ板と前記中心横棒との対向面同士の接触摩擦により、前記中心横棒に連結された前記フレームの揺れを停止させるものとすることができる。
また、前記ブレーキシューは、
前記南北回転用連結部材に固定配置された第2ブレーキ板を有しており、
該第2ブレーキ板を介して前記南北回転用連結部材に前記フレームが回転可能に連結されており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第2ブレーキ板と前記フレームとの対向面同士の接触摩擦により、前記フレームの揺れを停止させるものとすることができる。
特許文献1の従来の太陽追尾装置では、太陽電池パネルが強風などを受けて太陽電池パネルおよびそれを支持するフレームが揺れ続けてしまっていた。
本発明者らは、上記のような場合に、両軸(仰角回転軸、方位角回転軸)周りの動きを摩擦力による制動によって停止させることができる構造について鋭意検討した。そしてブレーキシューを備えていれば強風時の乱流などによる不安定なフレーム揺れを完全にすぐに自動停止させることが可能であることを見出し、本発明を完成させた。さらには制動性能が極めて強く発生する力学的な関係について鋭意検討し、効果的なブレーキシューの形態を見出した。
図1は装置下側からの斜視図である。図2は図1の部分拡大図であり、東西回転機構と南北回転機構を示す。
以下、各部の構成について詳述するが、これらの構成は一例であり、特に限定されるものではない。
太陽電池パネル2は1枚以上であればよく、その数や大きさは特に限定されない。図3に太陽電池パネル2の一例を示す(上面図)。ここでは長方形の4枚の太陽電池パネル2が備えられている。その4枚の太陽電池パネル2の組み合わせにより、全体がロの字型の形状となっている。
なお図1は前述したように下側からの斜視図であり、太陽電池パネル2の裏面が表示されている。この裏面の反対側面(表面)が図3であり、実際に太陽光を受けるパネル面2Aとなっている。
このため、南北回転機構5(東西回転機構7)により、仰角回転軸4(方位角回転軸6)を回転軸として、フレーム3と太陽電池パネル2とが一体的に南北方向(東西方向)に回転されることで、フレーム3に支持された太陽電池パネル2のパネル面2Aの南北方向(東西方向)の角度が調整される。
また、東西回転機構7は、例えば支柱8に一端側が回転可能に連結された東西回転部材13と、該東西回転部材13の他端側とフレーム3とを連結する東西回転用連結部材14と、東西回転部材13の他端側と支柱8とを連結する東西回転用アクチュエータ15とを有している。
なお、より具体的には、図1、2に示す例においては東西回転用連結部材14は中心横棒21と連結されており、東西回転部材13の他端側は中心横棒21と連結されている。したがって、東西回転部材13の他端側は、中心横棒21と東西回転用連結部材14とを介してフレーム3と連結されている。
また、この例では方位角回転軸6は支柱8の頂点(すなわち、東西回転部材13の一端側と支柱8との連結部)を通過している。
次に、南北回転機構5は、例えば支柱8を貫通して東西方向に揺動可能な中心横棒21と、該中心横棒21とフレーム3とを連結する南北回転用連結部材22と、中心横棒21とフレーム3とを連結する南北回転用アクチュエータ23とを有している。
なお、図1、2に示す例では南北回転用連結部材22は東西回転用連結部材14と同じ部材である。ただしこれに限定されず、別部材とすることも可能である。
南北回転用アクチュエータ23は直接的に中心横棒21と連結されていてもよいが、前述したように南北回転用連結部材22(東西回転用連結部材14)が中心横棒21と連結されていることから、南北回転用アクチュエータ23が直接的には南北回転用部材22と連結しており、該南北回転用部材22を介して中心横棒21と連結している構成とすることもできる。
また、仰角回転軸4はフレーム3と南北回転用連結部材22との連結部を通過している。
このような機構により、南北回転用アクチュエータ23の伸縮によって、仰角回転軸4を中心にしてフレーム3が南北方向に回転可能になっている。
このような位置関係とすることで、双方の回転機構において同時にトラス構造という安定した構造を容易に形成することができる。これにより、フレーム3、さらには太陽電池パネル2を極めて安定して保持することができる。したがって、風が吹いても堅固にフレーム3を保持することができ、風の荷重によって装置1の部材が破壊されてしまうのを効果的に防ぐことができる。
次にブレーキシュー30について説明する。このブレーキシュー30は、フレーム3(および太陽電池パネル2)の揺れ発生時にその揺れを自動的に停止させるためのものである。ブレーキシュー30の例としては、支柱8に設けるもの(東西ブレーキシュー)と、南北回転用連結部材22(ここでは東西回転用連結部材14でもある)に設けるもの(南北ブレーキシュー)が挙げられる。
図4に東西ブレーキシューの一例を示す(南東からの斜視図)。また図5は東側から見た説明図であり、図6は南側から見た説明図である。
前述したように筒状の支柱8は、支柱本体11に、東西方向に沿った中心横棒21が貫通する開口部12が2つ設けられたものとなっている。
そしてブレーキシュー30は、支柱8の内周面および外周面のうち少なくとも一つの面に固定配置された第1ブレーキ板31を有している。この第1ブレーキ板31は、支柱8を貫通する中心横棒21に沿って支柱8から突き出ている。
なお、ここでは南側と北側に1つずつ第1ブレーキ板が配置されているが、これに限定されず、南側と北側のうちいずれか一方の側だけに配置してもよい。南北両側に配置した方がより効果的にフレーム3の揺れを停止させることができる。
南側の第1ブレーキ板31は、東側と西側において、南方向に突き出た2つのフランジ32を有している(図4ではフランジ32の記載は省略している)。第1ブレーキ板31は支柱8の2つの開口部12を通って支柱8を東西方向に貫通しており、中心横棒21と開口部12の縁との間に位置するように固定配置されている。具体的には前述した2つのフランジ32が、支柱本体11の外周面33(東側外周面と西側外周面)に例えばビス等を用いて固定されている。
また、支柱本体11の東側外周面と西側外周面へフランジ32を取り付け固定する際には、その固定位置を調整することで、第1ブレーキ板31と中心横棒21との隙間の大小を調整することができる。第1ブレーキ板31と中心横棒21との位置関係が、無風状態で僅かに隙間があるような場合であっても、乱流等によるひねりを有する揺れで第1ブレーキ板31と中心横棒21とが面接触することになる。
あるいは上記取付固定時に、第1ブレーキ板31と中心横棒21とを最初から面接触させておき、その接触圧を調整することもできる。
これらの調整により、揺れが生じたときの摩擦力(ブレーキ)の度合いを調整可能である。
開口部12を通り、中心横棒21と支柱本体11との間に位置する第1ブレーキ板31は、筒状の支柱8内において、支柱本体11の内周面34に向かって突き出た凸部を有しており、該凸部においてビス等により内周面34に固定されている。
図8に南北ブレーキシューの一例を示す。
ここでのブレーキシュー30は、南北回転用連結部材22に固定配置された第2ブレーキ板35を有している。そして、この第2ブレーキ板35を介して南北回転用連結部材22にフレーム3が回転可能に連結されている。
より具体的には第2ブレーキ板35は鍔36を有しており、該鍔36の部分がビス等により南北回転用連結部材22に固定されている。
フレーム3が揺れたとき、ブレーキシュー30(第2ブレーキ板35)が存在することで、第2ブレーキ板35とフレーム3との対向面同士の接触摩擦により、フレーム3の揺れを即座に軽減して停止させることができる。
また、南北回転用連結部材22に第2ブレーキ板35を面接触させて固定するとともに、該第2ブレーキ板35とフレーム3も面接触させて連結し、これら三者の連結の締め付け具合を適宜調整することができる。
これにより、揺れが生じたときの摩擦力(ブレーキ)の度合いを調整可能である。
無風状態の時には乱流は発生しない。微風であれば摩擦力は小さいが揺れはほとんどない。また、乱流が発生するような強風時には、揺れ方向に瞬時にアンバランスとなって風荷重が強くかかるが、ブレーキシューに接する構造体(中心横棒21やフレーム3)との面接触のために(特には第1ブレーキ板31、第2ブレーキ板35のサイズ等が大きな場合は接触面が大きいために)、ブレーキシューの接触部で局所的なせん断力が発生しないで摩擦力による制動がかかり、制動がかかった瞬間において回転軸中心モーメントのバランスが崩れて揺れ方向が反転する。そのために反転が繰り返され一定の振幅範囲で振り子運動(揺れ)を繰り返すようになるものの、それでも従来装置の場合に比べて極めて速やかに停止する。
[1]: 太陽電池パネルを1枚以上備え、該太陽電池パネルのパネル面の角度を太陽の動きに追従させて調整する太陽追尾装置であって、
前記太陽電池パネルを支持するフレームと、
該フレームを南北方向に回転させるための東西方向を軸方向とする仰角回転軸を有する南北回転機構と、
前記フレームを東西方向に回転させるための南北方向を軸方向とする方位角回転軸を有する東西回転機構と、
前記フレームを支持する支柱とを備えており、
前記南北回転機構により、前記仰角回転軸を回転軸として、前記フレームと、前記太陽電池パネルとが一体的に南北方向に回転されることで、前記フレームに支持された太陽電池パネルのパネル面の南北方向の角度が調整されるものであり、
前記東西回転機構により、前記方位角回転軸を回転軸として、前記フレームと、前記太陽電池パネルとが一体的に東西方向に回転されることで、前記フレームに支持された太陽電池パネルのパネル面の東西方向の角度が調整されるものであり、
前記仰角回転軸と前記方位角回転軸はねじれの位置関係にあり、
前記南北回転機構と前記東西回転機構は、各々、トラス構造を有しており、該トラス構造により前記フレームが保持されているものであり、
前記フレームの揺れ発生時に該フレームの揺れを自動的に停止させるブレーキシューをさらに備えているものである太陽追尾装置。
[2]: 前記南北回転機構は、
前記支柱を貫通して東西方向に揺動可能な中心横棒と、該中心横棒と前記フレームとを連結する南北回転用連結部材と、前記中心横棒と前記フレームとを連結する南北回転用アクチュエータとを有しており、
該南北回転用アクチュエータの伸縮により前記フレームが南北方向に回転されるものであり、
前記南北回転機構におけるトラス構造は、
前記南北回転用連結部材と前記フレームの連結部、前記中心横棒と前記南北回転用アクチュエータの連結部、前記南北回転用アクチュエータと前記フレームの連結部の3点により形成されているものである上記[1]の太陽追尾装置。
[3]: 前記支柱は筒状であり、該支柱に形成された2つの対向する開口部を通って前記中心横棒が前記支柱を貫通しており、
前記ブレーキシューは、
前記筒状の支柱の内周面および外周面のうち少なくとも一つの面に固定配置されており、かつ、前記中心横棒に沿って前記支柱から突き出ている第1ブレーキ板を1つ以上有しており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第1ブレーキ板と前記中心横棒との対向面同士の接触摩擦により、前記中心横棒に連結された前記フレームの揺れを停止させるものである上記[2]の太陽追尾装置。
[4]: 前記ブレーキシューは、
前記南北回転用連結部材に固定配置された第2ブレーキ板を有しており、
該第2ブレーキ板を介して前記南北回転用連結部材に前記フレームが回転可能に連結されており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第2ブレーキ板と前記フレームとの対向面同士の接触摩擦により、前記フレームの揺れを停止させるものである上記[2]または上記[3]の太陽追尾装置。
[5]: 前記東西回転機構は、
前記支柱に一端側が回転可能に連結された東西回転部材と、該東西回転部材の他端側と前記フレームとを連結する東西回転用連結部材と、前記東西回転部材の前記他端側と前記支柱とを連結する東西回転用アクチュエータとを有しており、
該東西回転用アクチュエータの伸縮により前記フレームが東西方向に回転されるものであり、
前記東西回転機構におけるトラス構造は、
前記東西回転部材と前記支柱との連結部、前記支柱と前記東西回転用アクチュエータの連結部、前記東西回転用アクチュエータと前記東西回転部材の前記他端側の連結部の3点により形成されているものである上記[1]から上記[4]のいずれかの太陽追尾装置。
[6]: 前記方位角回転軸が、前記支柱の頂点を通過しているものである上記[1]から上記[5]のいずれかの太陽追尾装置。
2A…パネル面、 3…フレーム、 4…仰角回転軸、
5…南北回転機構、 6…方位角回転軸、
7…東西回転機構、 8…支柱、
9…南北フレーム部材、 10…東西フレーム部材、
11…支柱本体、 12…開口部、
13…東西回転部材、 14…東西回転用連結部材、
15…東西回転用アクチュエータ、
21…中心横棒、 22…南北回転用連結部材、
23…南北回転用アクチュエータ、
30…ブレーキシュー、 31…第1ブレーキ板、 32…フランジ、
33…支柱の外周面、 34…支柱の内周面、 35…第2ブレーキ板、 36…鍔、
OPQ…東西回転機構におけるトラス構造、
RST…南北回転機構におけるトラス構造。
Claims (8)
- 太陽電池パネルを1枚以上備え、該太陽電池パネルのパネル面の角度を太陽の動きに追従させて調整する太陽追尾装置であって、
前記太陽電池パネルを支持するフレームと、
該フレームを南北方向に回転させるための東西方向を軸方向とする仰角回転軸を有する南北回転機構と、
前記フレームを東西方向に回転させるための南北方向を軸方向とする方位角回転軸を有する東西回転機構と、
前記フレームを支持する支柱とを備えており、
前記南北回転機構により、前記仰角回転軸を回転軸として、前記フレームと、前記太陽電池パネルとが一体的に南北方向に回転されることで、前記フレームに支持された太陽電池パネルのパネル面の南北方向の角度が調整されるものであり、
前記東西回転機構により、前記方位角回転軸を回転軸として、前記フレームと、前記太陽電池パネルとが一体的に東西方向に回転されることで、前記フレームに支持された太陽電池パネルのパネル面の東西方向の角度が調整されるものであり、
前記仰角回転軸と前記方位角回転軸はねじれの位置関係にあり、
前記南北回転機構と前記東西回転機構は、各々、トラス構造を有しており、該トラス構造により前記フレームが保持されているものであり、
前記フレームの揺れ発生時に該フレームの揺れを自動的に停止させるブレーキシューをさらに備えているものであることを特徴とする太陽追尾装置。 - 前記南北回転機構は、
前記支柱を貫通して東西方向に揺動可能な中心横棒と、該中心横棒と前記フレームとを連結する南北回転用連結部材と、前記中心横棒と前記フレームとを連結する南北回転用アクチュエータとを有しており、
該南北回転用アクチュエータの伸縮により前記フレームが南北方向に回転されるものであり、
前記南北回転機構におけるトラス構造は、
前記南北回転用連結部材と前記フレームの連結部、前記中心横棒と前記南北回転用アクチュエータの連結部、前記南北回転用アクチュエータと前記フレームの連結部の3点により形成されているものであることを特徴とする請求項1に記載の太陽追尾装置。 - 前記支柱は筒状であり、該支柱に形成された2つの対向する開口部を通って前記中心横棒が前記支柱を貫通しており、
前記ブレーキシューは、
前記筒状の支柱の内周面および外周面のうち少なくとも一つの面に固定配置されており、かつ、前記中心横棒に沿って前記支柱から突き出ている第1ブレーキ板を1つ以上有しており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第1ブレーキ板と前記中心横棒との対向面同士の接触摩擦により、前記中心横棒に連結された前記フレームの揺れを停止させるものであることを特徴とする請求項2に記載の太陽追尾装置。 - 前記ブレーキシューは、
前記南北回転用連結部材に固定配置された第2ブレーキ板を有しており、
該第2ブレーキ板を介して前記南北回転用連結部材に前記フレームが回転可能に連結されており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第2ブレーキ板と前記フレームとの対向面同士の接触摩擦により、前記フレームの揺れを停止させるものであることを特徴とする請求項2に記載の太陽追尾装置。 - 前記ブレーキシューは、
前記南北回転用連結部材に固定配置された第2ブレーキ板を有しており、
該第2ブレーキ板を介して前記南北回転用連結部材に前記フレームが回転可能に連結されており、
前記フレームの揺れ発生時における、前記第2ブレーキ板と前記フレームとの対向面同士の接触摩擦により、前記フレームの揺れを停止させるものであることを特徴とする請求項3に記載の太陽追尾装置。 - 前記東西回転機構は、
前記支柱に一端側が回転可能に連結された東西回転部材と、該東西回転部材の他端側と前記フレームとを連結する東西回転用連結部材と、前記東西回転部材の前記他端側と前記支柱とを連結する東西回転用アクチュエータとを有しており、
該東西回転用アクチュエータの伸縮により前記フレームが東西方向に回転されるものであり、
前記東西回転機構におけるトラス構造は、
前記東西回転部材と前記支柱との連結部、前記支柱と前記東西回転用アクチュエータの連結部、前記東西回転用アクチュエータと前記東西回転部材の前記他端側の連結部の3点により形成されているものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。 - 前記方位角回転軸が、前記支柱の頂点を通過しているものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の太陽追尾装置。
- 前記方位角回転軸が、前記支柱の頂点を通過しているものであることを特徴とする請求項6に記載の太陽追尾装置。
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