JP7216370B2 - 睡眠環境調整システムおよびプログラム - Google Patents

睡眠環境調整システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、睡眠環境調整システムおよびプログラムに関する。
従来技術として、特許文献1には、居住者の睡眠状態の変化を検知する睡眠状態検知手段と、居住者のいる室の温度や湿度の屋内環境の調整を行う環境調整手段と、睡眠状態検知手段により居住者が深い睡眠状態から浅い睡眠状態になることを検知した場合に、環境調整手段の動作を制御する室内空調モードをオンにする制御手段とを備える睡眠環境調整システムが開示されている。
特開2013-79742号公報
ところで、同一の空間内で複数の人物が就寝する場合、特定の人物の睡眠中の生体データに基づいて空間内における温度、湿度、送風の向きや強さ、明るさ等の環境情報を調整すると、他の人物にとっては空間内の環境が睡眠に適した環境にならない場合がある。
本発明は、同一の空間内で複数の人物が就寝する場合に、空間内の環境を複数の人物に適した状態に調整することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、同一の空間内にて就寝する複数の人物の生体データを取得する睡眠状態取得手段と、前記空間内の環境を表す環境情報を取得する環境情報取得手段と、前記複数の人物の生体データと、当該複数の人物それぞれの年齢とを用いて、前記空間内の環境を調整する調整手段とを備え、前記調整手段は、前記複数の人物の生体データと当該複数の人物の年齢とを用いて、当該複数の人物の中から特定の人物として最も高齢の人物を選択し、選択した当該特定の人物の生体データに基づき、前記空間内の環境を調整することを特徴とする睡眠環境調整システムである。
請求項2に記載の発明は、前記調整手段による前記空間内の前記環境情報の調整に関する情報を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の睡眠環境調整システムである。
請求項3に記載の発明は、前記通知手段は、前記環境情報の調整に関する情報として、前記空間内の環境を調整した後の前記複数の人物の生体データの考察結果を通知することを特徴とする請求項2に記載の睡眠環境調整システムである。
請求項4に記載の発明は、コンピュータに、同一の空間内にて就寝する複数の人物の生体データを取得する機能と、前記空間内の環境を表す環境情報を取得する機能と、前記複数の人物の生体データと、当該複数の人物それぞれの年齢とを用いて、前記空間内の環境を調整する機能とを実現し、前記複数の人物の生体データと当該複数の人物の年齢とを用いて、当該複数の人物の中から特定の人物として最も高齢の人物を選択し、選択した当該特定の人物の生体データに基づき、前記空間内の環境を調整することを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、同一の空間内で複数の人物が就寝する場合に、空間内の環境を複数の人物に適した状態に調整することができる。
本実施の形態が適用される睡眠環境調整システムの全体構成を示す図である。 本実施の形態が適用される制御装置の構成例を示す図である。 睡眠環境調整システムの制御装置で実行される処理動作の一例を説明する図である。 制御装置による空間R内の環境情報の調整結果の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態が適用される睡眠環境調整システム1の全体構成を示す図である。
睡眠環境調整システム1は、壁、扉、窓等によって閉鎖され、複数の人物が就寝する空間R内の環境を、複数の人物の睡眠中の生体データに基づいて調整する。空間Rとしては、例えば住宅の寝室、病院の病室、老人ホームの居室等が挙げられる。なお、以下では、空間R内で二人の人物が就寝する場合を例に挙げて説明するが、空間R内で就寝する人物は三人以上であってもよい。
本実施の形態の睡眠環境調整システム1は、空間R内の温度および湿度を調整する空気調和装置2と、空間R内に光を照射する照明装置3とを備えている。また、睡眠環境調整システム1は、空間R内で就寝する複数の人物の生体データを取得するベッドセンサ5を備えている。この例では、上述したように空間R内に二人の人物が就寝するため、これに対応して空間R内に二つのベッドセンサ5が設けられている。さらに、睡眠環境調整システム1は、ベッドセンサ5にて取得した複数の人物の生体データ等に基づき、空気調和装置2および照明装置3を制御する制御装置7を備えている。さらにまた、睡眠環境調整システム1は、制御装置7による制御結果等を取得し表示する携帯端末9を備えている。
睡眠環境調整システム1において、空気調和装置2、照明装置3、ベッドセンサ5、制御装置7および携帯端末9は、無線通信または有線通信を介して接続されている。
空気調和装置2は、例えば空間Rの外部に設けられる室外機(不図示)と空間R内に設けられる室内機(不図示)とを有する所謂セパレート式の空気調和装置により構成される。空気調和装置2は、圧縮機、室外側熱交換器、室内側熱交換器および四方弁等(いずれも不図示)により構成される冷凍サイクルを有し、調和された空気を生成する空気調和部21と、ファンおよびルーバ等からなり空気調和部21により生成された空気を空間R内に送る送風部22とを備えている。また、空気調和装置2は、空間R内の温度を検知する温度センサ23と、空間R内の湿度を検知する湿度センサ24とを備えている。さらに、空気調和装置2は、制御装置7からの制御信号に基づいて、空気調和装置2の各部の制御を行う制御部25を備えている。
照明装置3は、空間R内の天井等に取り付けられたLED(Light Emitting Diode)ランプや蛍光灯等からなり空間R内に光を照射する光照射部31を備えている。また、照明装置3は、制御装置7からの制御信号に基づいて、光照射部31の制御を行う制御部32を備えている。
ベッドセンサ5は、例えば就寝する人物の生体データを非接触で測定可能なセンサにより構成される。ベッドセンサ5としては、人物が就寝する寝具の下に敷いて使用するマット型のセンサが挙げられる。例えばベッドセンサ5は、導電性の生地と複数個の圧電素子によって構成され、周期的な微振動を検知の対象とする。なお、ベッドセンサ5には、マイクロ波ドップラーレーダーを使用してもよい。本実施の形態の場合、ベッドセンサ5は、生体データとして、脈拍、体温、呼吸数、寝返り等の体動を検知する。また、ベッドセンサ5は、寝具に人物が入ったこと、および寝具から人物が出たことを検知する。
もっとも、生体データを検知できれば、マット型のセンサやマイクロ波ドップラーレーダーに限らない。例えばベッドセンサ5として、スマートフォンを代用してもよい。現在、スマートフォン用のアプリケーションプログラムとして、スマートフォンに内蔵された加速度センサの出力を用いて、被検者の睡眠時間や睡眠サイクル等を計測できるものがある。
制御装置7は、複数のベッドセンサ5により検知された複数の人物の睡眠中の生体データに基づき、空間R内における環境情報である空間R内の温度、湿度、明るさ、送風の強さ、送風の向き等を制御する制御信号を出力する機能を備えている。なお、制御装置7の機能等については、後段にて説明する。
携帯端末9は、表示部及び通信部を備える情報機器であり、例えばスマートフォン、タブレット型端末、ノート型のコンピュータである。なお、図1に示す睡眠環境調整システム1は、携帯端末9を一つ備えるが、携帯端末9は、例えば空間R内で就寝する人物に対応して複数備えていてもよい。
図2は、本実施の形態が適用される制御装置7の構成例を示す図である。
制御装置7は、所謂コンピュータであり、アプリケーションプログラムを実行する演算部71と、各種のデータを記憶する記憶部72と、睡眠環境調整システム1(図1参照)を構成する他の装置との通信を行う睡眠状態取得手段の一例としての通信部73と、これらを接続するバス75とを備えている。
演算部71は、CPU(=Central Processing Unit)と、BIOS(=Basic Input Output System)等が記憶されたROM(=Read Only Memory)と、ワークエリアとして用いられるRAM(=Random Access Memory)とを有している。ここでのROMは、不揮発性の半導体メモリであれば書き換えが可能でもよい。
演算部71は、空間R内に就寝する複数の人物の生体データを分析する分析部711と、生体データの分析結果に基づき、空間R内で就寝する複数の人物の睡眠状態が改善するように、空間R内の環境情報を調整する環境調整部713とを備えている。本実施の形態では、分析部711および環境調整部713により、調整手段が構成される。また、演算部71は、環境調整部713により行われた空間R内の環境情報の調整結果等の情報を携帯端末9(図1参照)に通知する通知手段の一例としての通知部715を備えている。
なお、演算部71における各部の機能は、不図示のCPUによるアプリケーションプログラムの実行を通じて提供される。
分析部711は、それぞれのベッドセンサ5で取得された生体データを分析し、空間R内で就寝するそれぞれの人物の睡眠状態を把握する。ここで、睡眠状態とは、対象人物の睡眠段階(例えば、覚醒状態、レム睡眠状態、ノンレム睡眠状態のいずれに当たるか)、対象人物が寝ている場合に不快感(例えば、暑い、寒い等)が生じているか否か、睡眠を開始してからの経過時間等が挙げられる。
ここで、人の睡眠段階は、覚醒状態と、睡眠が浅く覚醒状態に近いレム睡眠状態と、レム睡眠状態と比べて睡眠が深いノンレム睡眠状態とに分けられる。そして、就寝した人は、約90分のサイクルで、ノンレム睡眠状態とレム睡眠状態とを繰り返し行う。
分析部711は、それぞれのベッドセンサ5で取得された生体データ、具体的には、脈拍、体温、呼吸数、寝返り等の体動を分析することで、それぞれの人物がいずれの睡眠段階に該当するかを把握する。
また、分析部711は、対象人物の睡眠段階がレム睡眠状態またはノンレム睡眠状態である場合に、ベッドセンサ5で取得された対象人物の生体データを分析することで、対象人物に不快感が生じているか否かを推測する。例えば、分析部711は、不快感として、対象人物が暑いまたは寒いと感じているか否かを推測する。
分析部711は、生体データとして、例えば対象人物の呼吸数や寝返り等の体動を分析する。そして、単位時間あたりの呼吸数や体動量が予め定めた上限値以上である場合に、対象人物が不快感として暑いと感じていると推測する。また、呼吸数や体動量が予め定めた下限値以下である場合に、対象人物が不快感として寒いと感じていると推測する。
なお、この例では、分析部711が、睡眠段階を覚醒状態と、レム睡眠状態と、ノンレム睡眠状態とに分ける場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、ノンレム睡眠状態をさらに複数の段階に分けてもよい。また、分析部711は、対象人物の睡眠段階や、対象人物の性別、年齢、身体的特徴等の識別情報に応じて、対象人物に不快感が生じているか否かを推測する基準を異ならせてもよい。
環境調整部713は、分析部711にて分析されたそれぞれの人物の睡眠状態、および現在の空間R内の環境情報(以下、「環境情報の現在値」と表記する場合がある。)等に基づいて、空間R内の環境情報を調整する。付言すると、環境調整部713は、空間R内で就寝する複数の人物の睡眠状態が改善するように、空気調和装置2および照明装置3(いずれも図1参照)を制御する制御信号を生成する。ここで、空間R内の環境情報とは、空間R内の環境を表すパラメータであって、例えば、空間R内の温度、湿度、送風の強さ、送風の向き、明るさ等が挙げられる。環境調整部713は、空間R内の温度、湿度、送風の強さ、送風の向きを調整するために、空気調和装置2の空気調和部21および送風部22を制御するための制御信号を生成する。また、環境調整部713は、空間R内の明るさを制御するために、照明装置3の光照射部31を制御するための制御信号を生成する。
また、環境調整部713は、携帯端末9等を介して空間R内で就寝する人物から環境情報の調整に対する要望や指示等の情報を受け付け、受け付けた情報に基づいて空間R内の環境情報を調整してもよい。これによれば、空間R内の環境を、空間R内で就寝する人物の体質や好みに合わせた状態に調整することができる。
なお、環境調整部713による空間R内の環境情報の調整方法については、後段にて例を挙げて説明する。
通知部715は、環境調整部713により行われた空間R内の環境情報の調整結果を通知する情報を生成し携帯端末9に出力する。具体的には、通知部715は、空間R内で複数の人物が就寝している期間に、空間R内の環境情報を変更する制御を行った場合、その制御の内容を携帯端末9に通知する。例えば、通知部715は、空間R内の温度を空気調和装置2により変更した場合、「午前2時に室温を23℃に変更しました。」等の情報を携帯端末9に通知する。これにより、空間R内で就寝する複数の人物が、就寝している間に行われた環境情報の制御の内容を知ることができる。
また、通知部715は、環境調整部713により行われた空間R内の環境情報の調整結果に対する考察に関する情報を生成し携帯端末9に出力する。具体的には、通知部715は、空間R内で複数の人物が就寝している期間に、空間R内の環境情報を変更する制御を行った場合、その制御の内容および複数の人物の生体データ等を考察し、考察結果を携帯端末9に通知する。例えば、通知部715は、空間R内の温度を下げる制御を行ったにもかかわらず、生体データに基づき対象人物が暑いと感じていると推測された場合に、「空間R内が暑かったと思われます。」等の情報を携帯端末9に通知する。また、例えば、通知部715は、空間R内の湿度を上げる制御を行ったにもかかわらず、湿度センサ24により検知される湿度が充分に上昇しなかった場合に、「空間R内が乾燥気味だったと思われます。」等の情報を携帯端末9に通知する。
さらに、通知部715は、分析部711の分析結果等に応じて、空間R内で就寝するそれぞれの人物の睡眠環境を改善するための情報を通知する。例えば、上述した分析部711による分析により、対象人物が不快感として暑いと感じていると推測された場合、「掛け布団や毛布を薄くしましょう。」等の情報を携帯端末9に通知する。
このように、環境情報の調整結果に対する考察に関する情報や睡眠環境を改善するための情報を携帯端末9に通知することで、空間R内で就寝する複数の人物が、これらの情報に基づいて寝具等の調整を行うことが可能になり、空間R内での睡眠環境の改善を図ることができる。
なお、本実施の形態では、上述した環境情報の調整結果を通知する情報、環境情報の調整結果に対する考察に関する情報、および睡眠環境を改善するための情報が、通知手段が通知する環境情報の調整に関する情報の一例である。
記憶部72は、不揮発性の書き換え可能な記憶媒体にデータを読み書きする装置であり、例えばハードディスク装置、半導体メモリ等で構成される。本実施の形態の場合、記憶部72には、基本ソフトウェアやアプリケーションプログラムも記憶されている。CPUによるアプリケーションプログラムの実行を通じ、演算部71を構成する各部の機能が実現される。
本実施の形態の記憶部72は、ベッドセンサ5や携帯端末9を介して取得される各種のデータを記憶する。具体的には、記憶部72は、空間R内における空気調和装置2および照明装置3と、それぞれのベッドセンサ5との位置関係に関する情報を記憶する。また、記憶部72は、複数のベッドセンサ5で検知されたそれぞれの生体データを記憶する。さらに、記憶部72は、携帯端末9を介して入力されたそれぞれの人物の性別、年齢、身体的な特徴等の識別情報や、過去の環境情報の制御に対する評価に関する情報を記憶する。
また、本実施の形態の記憶部72は、環境調整部713により行われる空間R内の環境情報の調整に用いられる情報を記憶する。このような情報としては、例えば、環境調整部713によって後述する空間R内の環境情報の目標値を算出するために用いられる情報であって、ベッドセンサ5で検知される生体データまたは分析部711により把握される睡眠状態と、環境情報の目標値とを対応付けた対応情報等が挙げられる。
さらに、記憶部72は、環境調整部713が環境情報の調整に対する要望や指示等の情報を受け付けた場合、これらの情報を記憶する。環境情報の調整に対する要望や指示等の情報としては、例えば、具体的な空間R内の希望温度、希望湿度等の情報の他、「もっと暖かく」、「もっと風を弱く」等の情報が挙げられる。
通信部73は、それぞれのベッドセンサ5で検知された生体データを取得する。また、通信部73は、空気調和装置2(温度センサ23、湿度センサ24)、照明装置3、開閉装置4から送信された空間R内の環境情報の現在値を取得する。さらに、通信部73は、環境調整部713により生成された制御信号を、空気調和装置2および照明装置3へ出力する。さらにまた、通信部73は、通知部715にて生成された各種の情報を携帯端末9へ出力する。
続いて、環境調整部713による空間R内の環境情報の調整方法の一例を説明する。本実施の形態の環境調整部713は、例えば、分析部711にて分析されたそれぞれの人物の睡眠状態、空間R内の環境情報の現在値、および記憶部72に記憶される対応情報等に基づいて、空間R内の環境情報の目標値を算出する。そして、空間R内の環境情報が、算出した空間R内の環境情報の目標値に近づくように、空気調和装置2および照明装置3を制御する制御信号を生成する。
(1)空間R内に就寝する複数の人物全てに不快感が生じていない場合
空間R内に就寝する複数の人物全てに不快感が生じていない場合、空間R内の環境情報を変化させる必要はない。したがって、環境調整部713は、空間R内の環境情報の現在値を、空間R内の環境情報の目標値とする。そして、環境調整部713は、現在の空間R内の環境情報を維持するように、空気調和装置2および照明装置3を制御する制御信号を生成する。
(2)空間R内に就寝する複数の人物のうち少なくとも一人に不快感が生じている場合
空間R内に就寝する複数の人物の少なくとも一人に不快感が生じている場合には、複数の人物の睡眠状態を改善するために、空間R内の環境情報を調整することが好ましい。
ここでは、分析部711によって把握される複数の人物の睡眠状態に基づいて、空間R内の環境情報として空間R内の温度を調整する方法を例に挙げて説明する。なお、空間R内の他の環境情報についても、同様に調整することができる。
(2-1)複数の人物の睡眠状態を用いて、空間R内の環境情報の調整を行う例
環境調整部713は、複数の人物の睡眠状態、および空間R内の環境情報の現在値(以下、空間R内の現在温度と表記する。)に基づいて、空間R内の環境情報の目標値(以下、目標温度と表記する。)を算出することができる。
例えば、環境調整部713は、複数の人物の睡眠状態および空間R内の現在温度に基づき、それぞれの人物について、睡眠状態を改善するための空間R内の温度を算出する。そして、これらの温度を平均することで、空間R内の目標温度を得ることができる。
そして、環境調整部713は、空間R内の温度が目標温度に近づくように、空気調和装置2を制御する制御信号を生成する。
なお、環境調整部713は、それぞれの人物の睡眠状態に基づいて算出した空間R内の温度から目標温度を算出するにあたり、重みづけを行った加重平均を用いてもよい。例えば、環境調整部713は、睡眠段階が浅い人物の睡眠状態に基づいて算出した空間R内の温度に重みを加えて、加重平均により目標温度を算出することができる。この場合、単純平均により目標温度を算出する場合と比べて、空間R内の温度を、睡眠段階が浅い人物の睡眠状態を改善するために適した温度に近づけることができる。
また、環境調整部713は、例えば、空間R内に就寝する複数の人物全ての睡眠段階が深いノンレム睡眠状態になった場合、空気調和装置2の消費電力が低下するような目標温度を算出してもよい。環境調整部713は、例えば、空間R内の現在温度が外気温よりも高い場合には、空間R内の現在温度よりも高い温度を目標温度として算出する。一方、空間R内の現在温度が外気温よりも低い場合には、空間R内の現在温度よりも低い温度を目標温度として算出する。
ここで、一般に、人は睡眠段階が深いほど、不快感が生じにくく、また不快感によって覚醒しにくい傾向がある。したがって、上述したように目標温度を算出することで、複数の人物の睡眠状態の悪化を抑制しながら空気調和装置2の消費電力を低下させることが可能になる。
(2-2)複数の人物の中から特定の人物を選択し、選択した人物の睡眠状態に基づいて、空間R内の環境情報の調整を行う例
環境調整部713は、複数の人物の中から特定の人物を選択し、選択した人物の睡眠状態、および空間R内の現在温度に基づいて、空間R内の目標温度を算出することができる。そして、環境調整部713は、空間R内の温度が目標温度に近づくように、空気調和装置2を制御する制御信号を生成する。
環境調整部713は、空間R内の目標温度を算出するための特定の人物を、例えば、それぞれの人物の睡眠状態に基づいて選択することができる。例えば、環境調整部713は、複数の人物のうち睡眠段階がより浅い人物を選択し、この睡眠段階が浅い人物の睡眠状態に基づいて空間R内の目標温度を算出することができる。
ここで、一般に、人は睡眠段階が浅いほど、不快感や外部の刺激等によって覚醒しやすい傾向がある。したがって、睡眠段階がより浅い人物の睡眠状態に基づいて空間R内の目標温度を算出することで、空間R内で就寝する人物が覚醒しにくくなる。
また、環境調整部713は、空間R内の目標温度を算出するための特定の人物を、それぞれの人物の睡眠時間に基づいて選択してもよい。例えば、環境調整部713は、複数の人物のうち覚醒状態からレム睡眠状態またはノンレム睡眠状態に遷移してからの経過時間がより短い人物を選択することができる。また、例えば、環境調整部713は、複数の人物のうち、過去の予め定めた期間における睡眠時間(例えば前日の睡眠時間)がより短い人物を選択することができる。
さらに、環境調整部713は、空間R内の目標温度を算出するための特定の人物を、例えば、記憶部72に記憶されるそれぞれの人物の性別、年齢、身体的な特徴等の識別情報に基づいて選択することができる。例えば、環境調整部713は、複数の人物のうちより高齢な人物を選択し、この高齢の人物の睡眠状態に基づいて空間R内の目標温度を算出することができる。
ここで、一般に、高齢な人物ほど睡眠段階が浅く、覚醒しやすい傾向がある。また、高齢な人物では、睡眠段階が浅くなったり、睡眠時間が短かったりすると、免疫機能の低下等の体調不良につながりやすい。したがって、より高齢な人物の睡眠状態に基づいて空間R内の目標温度を算出することで、空間R内で就寝する人物が覚醒したり体調不良になったりすることが抑制される。
なお、環境調整部713は、複数の人物の中から特定の人物を選択して空間R内の目標温度を算出する場合、空間R内の目標温度が予め定めた下限温度と上限温度との間の温度になるように算出することが好ましい。例えば、特定の人物が不快感として暑いと感じている場合であっても、空間R内の目標温度を過度に低くした場合、空間R内で就寝する他の人物が逆に不快感として寒いと感じたり、体調不良につながったりするおそれがある。
図3は、睡眠環境調整システム1の制御装置7で実行される処理動作の一例を説明する図である。次いで、図3および上述した図2を参照して、睡眠環境調整システム1で実行される処理動作について説明する。
空間R内に設けられているそれぞれのベッドセンサ5は、寝具に人物が入ったことを検知すると、その人物の生体データの検知を開始し、検知した生体データを制御装置7へ送信する。ベッドセンサ5は、検知した生体データを連続的に制御装置7へ送信してもよいし、予め定めた時間間隔で断続的に制御装置7へ送信してもよい。そして、制御装置7は、通信部73が、それぞれのベッドセンサ5から送信された生体データを受信する(ステップ101)。
続いて、制御装置7は、演算部71の分析部711が、それぞれの人物の生体データを分析する(ステップ102)。付言すると、分析部711は、それぞれの人物の生体データを人物毎に分析し、それぞれの人物の睡眠状態を把握する。
そして、制御装置7は、演算部71の分析部711による睡眠状態の把握結果に基づき、複数のベッドセンサ5で検知される複数の人物が覚醒状態であるか否かの判断を行う(ステップ103)。複数のベッドセンサ5で検知される複数の人物の全てが覚醒状態である場合(ステップ103でYES)、睡眠環境を調整する必要はないため、制御装置7は、一連の処理動作を終了する。
一方、複数のベッドセンサ5で検知される複数の人物のいずれかが就寝している場合、すなわちレム睡眠状態またはノンレム睡眠状態である場合(ステップ103でNO)、制御装置7は、通信部73が、空気調和装置2および照明装置3から送信された現在の空間R内の環境情報を受信する(ステップ104)。
付言すると、空気調和装置2および照明装置3が、空間R内の環境情報の現在値を制御装置7へ送信する。具体的には、空気調和装置2は、温度センサ23により検知される現在の空間R内の温度に関する情報、および湿度センサ24により検知される現在の空間R内の湿度に関する情報を制御装置7へ送信する。また、照明装置3は、光照射部31により照射する光の明るさに関する情報を制御装置7へ送信する。そして、制御装置7の通信部73は、これらの情報を受信する。
続いて、制御装置7は、演算部71の環境調整部713が、空気調和装置2および照明装置3を制御する制御信号を生成する(ステップ105)。付言すると、環境調整部713は、空間R内で就寝する複数の人物の睡眠状態が改善するように、空間R内の環境情報を調整するための制御信号を生成する。
そして、制御装置7は、通信部73が、環境調整部713により生成された制御信号を、空気調和装置2および照明装置3に送信する(ステップ106)。これにより、空気調和装置2および照明装置3では、制御装置7から受信した制御信号に基づいて、空間R内の環境情報を調整する動作が行われる。
続いて、制御装置7は、予め定めた時間待機した後(ステップ107)、上述したステップ101に戻り、処理動作を継続する。これにより、睡眠環境調整システム1では、空間R内で就寝する複数の人物の全てが覚醒状態となるまでの期間、ベッドセンサ5による複数の人物の生体データの検知と、生体データに基づく空間R内の環境情報の調整とが繰り返し行われることになる。
この結果、本実施の形態の睡眠環境調整システム1では、空間R内の環境情報が、空間R内で就寝する複数の人物にとって睡眠に適した状態に収束する。また、空間R内で就寝する複数の人物の睡眠状態が途中で変化した場合であっても、空間R内の環境情報を複数の人物の睡眠状態に対応させて変位させることができる。
図4は、制御装置7による空間R内の環境情報の調整結果の一例を示す図である。ここでは、複数の人物の生体データに基づいて、空間R内の環境情報として空間R内の温度を調整した結果の一例を示す。
図4に示すように、制御装置7による空間R内の温度を調整することで、空間R内の温度が、複数の人物にとって睡眠に適した範囲(図4においてハッチングで示す範囲)に収束する。これにより、本実施の形態の睡眠環境調整システム1では、同一の空間R内で複数の人物が就寝する場合に、空間内の環境を複数の人物に適した状態に調整することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に記載した範囲に限定されるものではない。本発明の趣旨に反しない限りにおいては様々な変形や組み合わせを行っても構わない。
例えば、本実施の形態では、ベッドセンサ5で検知された生体データの分析を、制御装置7の分析部711が行っているが、例えばベッドセンサ5が、生体データの検知とともに生体データの分析を行い、分析結果を制御装置7へ出力してもよい。
また、睡眠環境調整システム1による空間R内の環境情報の調整は、本実施の形態のように空間R内に設けられる制御装置7によってローカルで行うほか、インターネット等を介して接続されるサーバ装置等を用いてクラウド上で行ってもよい。
例えば、睡眠環境調整システム1は、クラウド上で空間R内の環境情報を調整する場合、例えばインターネット等を介して接続される複数の空間R(以下、空間R1、R2…と表記する場合がある。)の環境情報を調整することが可能となる。そして、例えば環境情報の調整結果をクラウド上に記憶し、記憶した情報を用いることで、例えば普段は空間R1で就寝する複数の人物が他の空間R2で就寝する場合に、普段と同様の環境を空間R2においても容易に再現することが可能となる。
1…睡眠環境調整システム、2…空気調和装置、3…照明装置、7…制御装置、9…携帯端末、71…演算部、72…記憶部、73…通信部、711…分析部、713…環境調整部、715…通知部

Claims (4)

  1. 同一の空間内にて就寝する複数の人物の生体データを取得する睡眠状態取得手段と、
    前記空間内の環境を表す環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記複数の人物の生体データと、当該複数の人物それぞれの年齢とを用いて、前記空間内の環境を調整する調整手段と
    を備え
    前記調整手段は、前記複数の人物の生体データと当該複数の人物の年齢とを用いて、当該複数の人物の中から特定の人物として最も高齢の人物を選択し、選択した当該特定の人物の生体データに基づき、前記空間内の環境を調整することを特徴とする睡眠環境調整システム。
  2. 前記調整手段による前記空間内の前記環境情報の調整に関する情報を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の睡眠環境調整システム。
  3. 前記通知手段は、前記環境情報の調整に関する情報として、前記空間内の環境を調整した後の前記複数の人物の生体データの考察結果を通知することを特徴とする請求項2に記載の睡眠環境調整システム。
  4. コンピュータに、
    同一の空間内にて就寝する複数の人物の生体データを取得する機能と、
    前記空間内の環境を表す環境情報を取得する機能と、
    前記複数の人物の生体データと、当該複数の人物それぞれの年齢とを用いて、前記空間内の環境を調整する機能と
    を実現し、
    前記複数の人物の生体データと当該複数の人物の年齢とを用いて、当該複数の人物の中から特定の人物として最も高齢の人物を選択し、選択した当該特定の人物の生体データに基づき、前記空間内の環境を調整することを特徴とするプログラム。
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