JP7209944B2 - バッテリ冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明はバッテリ冷却装置に関し、特に、車両に搭載されるバッテリの冷却装置に関する。
特開2018-16143号公報(特許文献1)には、バッテリ冷却装置が記載されている。このバッテリ冷却装置においては、車両に搭載されたバッテリが、車両のフロアパネルの上方、且つ、助手席のシート及びコンソールボックスの下方に配置され、助手席のシートの下側に配置されたブロワによりバッテリに冷却空気を送り、バッテリを冷却している。即ち、バッテリは、一般に、充電、放電に伴い熱を発生するので、その使用状況によって温度が上昇する。バッテリの温度が上昇した場合には、バッテリ冷却装置によってバッテリを冷却し、バッテリの劣化や、損傷を防止する必要がある。
特開2018-16143号公報
バッテリ冷却装置によってバッテリへ送られ、バッテリを冷却した後の空気は車室外へ排出される場合もあるが、車両の構造によっては車室外へ排出することが難しく、このような場合には車室内に排出される。しかしながら、バッテリを冷却した後の空気はバッテリによって暖められており、この空気を車室内に排出すると車両の乗員に違和感を与えたり、不快感を与えたりする場合がある。車両の車室内にはエアコンの暖房エアダクトから暖気が噴射され、これが乗員に当たる場合もあるが、これが乗員に不快感を与えることは比較的少ない。これは、エアコンは乗員が意図して作動させているため、エアコンからの暖気が乗員に当たっても不快に感じることは少ない。これに対し、バッテリ冷却装置は、一般に、乗員が手動で作動させるものではなく、バッテリの温度に応じて自動的に作動が開始される。このため、乗員の意図しないときに突然、バッテリ冷却装置が作動され、バッテリを冷却した後の暖められた空気が乗員に当たると、乗員に不快感を与える結果になりやすい、という問題がある。
従って、本発明は、バッテリを冷却した後の暖められた空気により、乗員に違和感、不快感を与えるのを抑制することができるバッテリ冷却装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、車両に搭載されるバッテリの冷却装置であって、車両の車室内に搭載されたバッテリと、このバッテリを冷却した後の空気を車両の車室内に排出する排出ダクトと、を有し、車両には、車室内を暖房する暖房ユニットが備えられ、この暖房ユニットから延びる暖房エアダクトは助手席シートの下方の空間内へ延びて、車両の後部座席の下方に暖房エアを案内するように構成され、バッテリは、車両の助手席シートの前方、且つ車両の助手席シートよりも下方に配置され、排出ダクトは、バッテリから助手席シートの下方の空間まで延びると共に、暖房エアダクトに対し、車幅方向外側に配置され、排出ダクトの排出口は、助手席シートの下方の空間を形成する車幅方向外側の壁面に向けて空気を排出することを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトが助手席シートの下方の空間まで延び、排出口は、助手席シートの下方の空間を形成する壁面に向けられている。このため、助手席シートの下方で排出口から排出された空気は、助手席シートの下方で壁面に当たって滞留し、拡散されながら助手席シート下方の空間から車室内に広がる。これにより、排出ダクトの排出口から排出された空気が、車室内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトが暖房エアダクトの車幅方向外側に配置され、排出ダクトの排出口は外側に向けて空気を排出するので、暖房エアダクトからの暖気、及び排出ダクトからの暖かい空気が後部座席の乗員を直撃するのを回避することができる。このため、過剰な暖気が後部座席に導かれ、後部座席の乗員に不快感を与えるのを確実に防止することができる。
本発明において、好ましくは、排出ダクトの排出口は、車両の側方から見て、少なくとも一部が暖房エアダクトと重なる位置に配置されている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口が暖房エアダクトと重なる位置に配置されているので、助手席シート下方の狭い空間に暖房エアダクト及び排出ダクトを配置することができる。
本発明において、好ましくは、車両に設けられた助手席シートは助手席用のシートレールによって支持され、このシートレールの後部は、車両の車幅方向に延びる第1クロスメンバに取り付けられており、排出ダクトの排出口は、第1クロスメンバよりも車両の前側に配置されている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口が第1クロスメンバよりも車両の前側に配置されているので、排出口から排出された空気が、助手席シートの下方の空間を形成する壁面として、第1クロスメンバの表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口から排出された空気が、車室内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、シートレールの前部は、車両の車幅方向に延びる第2クロスメンバに取り付けられており、排出ダクトの排出口は、第2クロスメンバよりも車両の後ろ側に配置されている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口が第2クロスメンバよりも車両の後ろ側に配置されているので、助手席シートの下方の空間に排出された空気が助手席シートの前側に流れるのを抑制することができる。これにより、助手席シートの下方の空間に排出された空気を、より広く拡散させることができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、車両の助手席シートの車幅方向内側には、トンネル部が設けられ、排出ダクトの排出口は、トンネル部の方に向けられている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口がトンネル部の方に向けられているので、排出口から排出された空気が、助手席シートの下方の空間を形成する壁面として、トンネル部の表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口から排出された空気が、車室内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、排出ダクトの排出口は、車両の助手席シートのシートクッションの方に向けられている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口が助手席シートのシートクッションの方に向けられているので、排出口から排出された空気が、助手席シートの下方の空間を形成する壁面として、シートクッションの下側表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口から排出された空気が、車室内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、車両の助手席シートの下方にはフロアパネルが設けられ、排出ダクトの排出口は、フロアパネルの方に向けられている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口がフロアパネルの方に向けられているので、排出口から排出された空気が、助手席シートの下方の空間を形成する壁面として、フロアパネルの表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口から排出された空気が、車室内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、車両の助手席シートの車幅方向外側には、サイドメンバが設けられ、排出ダクトの排出口は、サイドメンバの方に向けられている。
このように構成された本発明によれば、排出ダクトの排出口がサイドメンバの方に向けられているので、排出口から排出された空気が、助手席シートの下方の空間を形成する壁面として、サイドメンバの表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口から排出された空気が、車室内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
また、本発明は、車両に搭載されるバッテリの冷却装置であって、車両の車室内に搭載されたバッテリと、このバッテリを冷却した後の空気を車両の車室内に排出する排出ダクトと、を有し、バッテリは、車両の助手席シートの前方、且つ車両の助手席シートよりも下方に配置され、車両には、車室内を暖房する暖房ユニットが備えられ、この暖房ユニットから延びる暖房エアダクトは助手席シートの下側まで延びて、車両の後部座席の下方に暖房エアを案内するように構成され、排出ダクトは、暖房エアダクトに対し、車幅方向外側に配置されると共に、排出ダクトの排出口は車幅方向外側に向けて空気を排出することを特徴としている。
本発明のバッテリ冷却装置によれば、バッテリを冷却した後の暖められた空気により、乗員に違和感、不快感を与えるのを抑制することができる。
本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置を搭載した車両全体を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置を搭載した車両を後ろ斜め上方から見た斜視図である。 図2のIII-III線に沿う側面断面図である。 本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置全体を示す側面図である。 本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置を、バッテリ及びトーボードを取り外した状態で示す正面図である。 本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置において、バッテリから延びるワイヤハーネスの配索を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置の排気ダクトの排出口を示す断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置を搭載した車両1全体を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置を搭載した車両1を後ろ斜め上方から見た斜視図である。図3は、図2のIII-III線に沿う側面断面図である。
図1に示すように、本実施形態のバッテリ冷却装置を搭載した車両1は、その前部に前方から順にエンジン2、モータ/ジェネレータ4、トランスミッション6が配置され、後部の車輪8が駆動される所謂FR車である。エンジン2及びモータ/ジェネレータ4によって生成された動力は、車両1の幅方向中央を前後方向に延びるプロペラシャフト(図示せず)を介して後部の車輪8に伝達される。このプロペラシャフトは、運転席シート12と、助手席シート14の間を車両1の前後方向に延びるトンネル部10aの中に通されている。さらに、運転席シート12及び助手席シート14の後方には、後部座席シート16が設けられている。また、運転席シート12及び助手席シート14の前方、中央には、車室内を暖房する暖房ユニット18が設けられている。
さらに、図2に示すように、サイドメンバ10bが、車両1の両側面に沿って車両の前後方向に延びるように夫々設けられている。なお、図2には、助手席シート14を取り外した状態が図示されている。また、このサイドメンバ10bとトンネル部10aを接続するように、車幅方向に延びる第1クロスメンバ10c、及び第2クロスメンバ10dが夫々設けられている(図2には助手席側のみ図示)。ここで、第1クロスメンバ10cは、運転席シート12及び助手席シート14(図2には図示せず)の後端部付近に配置され、第2クロスメンバ10dは、運転席シート12及び助手席シート14の前端部付近に配置されている。
さらに、第1クロスメンバ10cと第2クロスメンバ10dの間には、シートレール10eが車両1の前後方向に延びるように取り付けられている(図2には助手席側のみ図示)。即ち、シートレール10eの前部は第2クロスメンバ10dに取り付けられ、後部は第1クロスメンバ10cに取り付けられている。運転席シート12及び助手席シート14は、夫々、平行に延びる2本のシートレール10eにより、車両1の前後方向にスライド可能に支持されている。
また、図2に示すように、車両1の前部に配置された暖房ユニット18には暖房エアダクト18aが接続されている。この暖房エアダクト18aは、暖房ユニット18から車両1の後方に向かって延び、第2クロスメンバ10dの上側を越えて助手席シート14の下方の空間まで延びている。これにより、暖房ユニット18によって加熱された暖房エアは暖房エアダクト18aによって案内され、助手席シート14の下方に位置する吹き出し口18bから後方に向けて吹き出され、後部座席シート16の下方へ流れる。
次に、図3に示すように、車室C内にはバッテリ22を含む本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置20が備えられ、このバッテリ冷却装置20は、助手席シート14の前方、且つ助手席シート14よりも下方に配置されている。換言すれば、バッテリ22は、車室Cのダッシュパネル24a直後の、フロアパネル24bの上方に、車両1の前方側が高くなるように斜めに配置され、助手席シート14に着座した乗員の足先近傍に位置している。バッテリ22は、モータ/ジェネレータ4によって回生又は発電された電力を蓄積するように構成され、蓄積された電力はモータ/ジェネレータ4の駆動や、他の車載電気機器(図示せず)を作動させるために使用される。なお、バッテリ冷却装置20の詳細については、後述する。
また、バッテリ22の上方には、板状の金属製のトーボード26が配置されており、バッテリ22が上方から覆われている。即ち、バッテリ22は、トーボード26及び助手席シート14の前方、且つ助手席シート14よりも下方に配置されている。この結果、バッテリ22は、トーボード26と車両1のフロアパネル24bとの間に配置されることとなる。また、このトーボード26は、バッテリ22の上面に沿って車両1の前方側が高くなるように斜めに配置されていると共に、助手席シート14に着座した乗員の足先近傍に位置しているので、フットレストとしても利用することができる。また、車両1の減速時等に、乗員の足から荷重を受けた場合であっても、バッテリ22が損傷されることのないよう、トーボード26は十分な強度を備えている。
次に、図4乃至図7を参照して、本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置を説明する。
図4は、本発明の実施形態によるバッテリ冷却装置20全体を示す側面図である。図5は、本実施形態によるバッテリ冷却装置20を、バッテリ22及びトーボード26を取り外した状態で示す正面図である。図6は、バッテリ22から延びるワイヤハーネスの配索を示す斜視図である。図7は、本実施形態によるバッテリ冷却装置20の排気ダクトの排出口を示す断面図である。
図4及び図5に示すように、バッテリ冷却装置20は、バッテリ22と、このバッテリ22を上方から覆うトーボード26と、バッテリ冷却装置20をフロアパネル24bに固定する固定部材28と、バッテリ22を支持するためのバッテリブラケット30と、を有する。さらに、バッテリ冷却装置20は、バッテリ22を冷却するための空気が流れる冷却用ダクトである吸気ダクト32と、バッテリ22に冷却風を送る冷却ファン34と、バッテリ22を冷却した後の空気を車室C内に排出する排出ダクト36と、を有する。さらに、バッテリ冷却装置20は、吸気ダクト32から供給された空気をバッテリ22のケースに接触させ、バッテリを冷却する熱交換チャンバ38(図5)を有する。
バッテリ22は、本実施形態においては、概ね直方体の金属製のケースに収められたリチウムイオンバッテリである。バッテリ22は、面積の広い前面22aが助手席シート14の方へ斜め上方に向けられ、この前面22aはトーボード26によって覆われている。前面22aの反対側の背面22bは、バッテリブラケット30によって支持、固定されている。
固定部材28は、金属板をプレス加工して形成された部材であり、その脚部28a、28bをフロアパネル24bにボルト止めすることにより、バッテリ冷却装置20を車両1に固定するように構成されている。この固定部材28により、バッテリブラケット30及びバッテリ22は、フロアパネル24bに対して傾斜して固定される。
バッテリブラケット30は、金属板をプレス加工して形成された部材であり、バッテリ22の一部の側面を覆うように構成されている。バッテリブラケット30は、固定部材28に取り付けられて、バッテリ22を背面22b側から支持している。これにより、バッテリ22は、その前面22aが車両の前方に向かって高くなるように傾斜して固定される。また、バッテリブラケット30には、バッテリ22の前面22aに向かって延びるアーム部30a、30b、30cが設けられている。トーボード26は、これらのアーム部30a、30b、30cによって、バッテリ22前面22aの上方に固定される。また、バッテリブラケット30の車幅方向外側の端部には折曲部30dが形成されており、この折曲部30dにより、バッテリ22の車幅方向外側の側面の一部、及び冷却ファン34の一部が覆われている。
トーボード26は、上述したように、金属製の概ね長方形板状の部材であり、バッテリ22の上方に、バッテリ22の前面22aとほぼ平行に取り付けられている。また、トーボード26の車幅方向外側の端部には、下方に向かって折り曲げられた折曲部26aが形成されており、この折曲部26aによってバッテリ22の車幅方向外側の側面の一部、及び冷却ファン34の一部が覆われている。また、トーボード26の、車幅方向内側の端部には、脆弱部26b(図2)が設けられている。図2に示すように、脆弱部26bは車両1のトンネル部10aに隣接する部分に設けられており、車両1が側面衝突した場合等に、脆弱部26bが優先的に(トーボード26の他の部分よりも先に)変形されるようになっている。この脆弱部26bは、トーボード26の他の部分よりも板厚を薄く形成することにより、容易に変形されるように構成されている。
また、図6に示すように、バッテリ22への充電、及びバッテリ22からの電力の供給を行うためのワイヤハーネス23は、バッテリ22の前面22aとトーボード26の間を通って延びている。なお、図6においては、トーボード26、運転席シート12、助手席シート14等を取り外した状態が図示されている。バッテリ22から延びるワイヤハーネス23は、車幅方向内側へ向かい、トンネル部10aの上を越えて運転席側へ延びている。さらに、ワイヤハーネス23は、運転席シート12の下方においてフロアパネル24bの下側へ延び、車両1前部のモータ/ジェネレータ4(図1)等に接続されている。このように、ワイヤハーネス23は、バッテリ22の前面22aとトーボード26の裏面の間の空間を通されており、トーボード26によって保護されている。
一方、図4及び図5に示すように、吸気ダクト32は、バッテリ22に対して車幅方向内側に設けられた逆L字形のダクトであり、概ね水平に延びる水平部分と、この水平部分の一端から鉛直下方に延びる垂直部分から構成されている。また、水平部分の先端には、車室C内の空気を吸い込むための吸気口32aが、下方に向けて設けられている。
熱交換チャンバ38は、バッテリ22の背面22bに配置された薄い箱状の部材であり、吸気ダクト32の垂直部分の下端部と連通するように構成されている。この熱交換チャンバ38の上面側は全面的に開口されており、この開口部がバッテリ22の背面22bによって閉塞されている。これにより、吸気ダクト32を通って吸入された空気が熱交換チャンバ38内に流入すると、バッテリ22の背面22bに沿って空気が流れ、バッテリ22を冷却することができる。
冷却ファン34は、熱交換チャンバ38に対して、吸気ダクト32の反対側に取り付けられた送風装置であり、バッテリ22を冷却するための冷却風を流すように構成されている。即ち、冷却ファン34は、熱交換チャンバ38の車幅方向外側の端部に、バッテリ22の側面に隣接して配置されている。この冷却ファン34を作動させることにより、車室C内の空気は、吸気口32aから吸気ダクト32に吸入され、熱交換チャンバ38内を通って冷却ファン34に到達する。熱交換チャンバ38内でバッテリ22を冷却した空気は、冷却ファン34により、排出ダクト36を通って車室C内に排出される。また、図4に示すように、冷却ファン34は、車両1の側面から見て、その一部がバッテリ22と重なるように配置されており、バッテリ冷却装置20全体がコンパクトにされている。また、冷却ファン34は、ファン制御装置34a(図4)に接続されており、バッテリ22の温度が所定温度以上に上昇すると、冷却ファン34が作動されるようになっている。
排出ダクト36は、冷却ファン34の下流側に接続された通風路であり、熱交換チャンバ38内においてバッテリ22を冷却した後の空気を、車室C内に排出するように構成されている。即ち、図2及び図4に示すように、排出ダクト36は、バッテリ22の側面から下方に下った後、フロアパネル24bに沿って車両1の後方に向けて延びている。さらに、フロアパネル24bに沿って後方へ延びる排出ダクト36は、第2クロスメンバ10dの上を越えて助手席シート14下方の空間内へ延びている。即ち、排出ダクト36先端の排出口36aは助手席シート14下方の空間に位置している。また、排出ダクト36の先端部は車幅方向外側に向けて湾曲されているため、排出ダクト36先端の排出口36aは、サイドメンバ10bの方に向けられている。
また、図2及び図7に示すように、助手席シート14下方の空間内には、暖房ユニット18の暖房エアダクト18aも延びている。本実施形態においては、排出ダクト36は、暖房エアダクト18aに対して車幅方向外側に配置されており、暖房エアダクト18a及び排出ダクト36は、車両1の側面から見て一部が重なるように配置されている。このように、車両1の幅方向外側から延びる排出ダクト36を、幅方向内側から延びる暖房エアダクト18aよりも外側に配置しているので、図2に示すように、暖房エアダクト18aと排出ダクト36が上面視において交差することはない。
ここで、助手席シート14下方の空間は、下方にフロアパネル24b、上方に助手席シート14のシートクッション14a、車幅方向内側の側方にトンネル部10a、車幅方向外側の側方にサイドメンバ10bが夫々配置され、これらの部材によって助手席シート14下方の空間が形成されている。また、図2に示すように、助手席シート14下方の空間の、車両1の前側には第2クロスメンバ10dが配置され、後側には第1クロスメンバ10cが配置されている。このため、排出ダクト36先端の排出口36aは、第1クロスメンバ10cよりも車両1の前側に、第2クロスメンバ10dよりも車両1の後ろ側に位置している。
上記のように、バッテリ冷却装置20の排気が排出される排出口36aは、車幅方向外側に向けられているので、排出口36aから排出された空気はサイドメンバ10bの表面(壁面)等に当たって助手席シート14下方の空間内で拡散される。このように、助手席シート14下方の空間を形成する壁面に向けて空気を排出口36aから排出することにより、排出された空気が助手席シート14下方の空間から直接流出するのを回避することができる。このため、排出口36aから排出された空気は、助手席シート14下方の空間内で拡散されると共に滞留し、各部材の間から低い流速で、少しずつ流出する。このように、バッテリ22を冷却した後の空気を拡散させながら車室C内に排出することにより、車室C内の乗員は、排出口36aから空気が排出されていることに気づきにくい。
一方、暖房エアダクト18aの吹き出し口18bは、助手席シート14下方の空間内において車両1の後方に向けて開口している。このため、暖房ユニット18からの暖気は、助手席シート14下方の空間から車両1の真後ろに向けて噴射され、効率良く後部座席シート16の下方に案内され、後部座の足元が暖房される。また、本実施形態においては、暖房エアダクト18aの吹き出し口18bは、排出ダクト36の排出口36aに対して車幅方向内側に配置されると共に、排出口36aは車幅方向外側に向けられている。このため、吹き出し口18bからの暖気と、排出口36aからの排気が干渉して暖房に悪影響を与えたり、排出口36aからの排気が暖気と共に直接後部座席に向かったりするのを防止することができる。
本発明の実施形態のバッテリ冷却装置20によれば、排出ダクト36が助手席シート14の下方の空間まで延び、排出口36aは、助手席シート14の下方の空間を形成する壁面であるサイドメンバ10bの表面に向けられている(図7)。このため、助手席シート14の下方で排出口36aから排出された空気は、助手席シート14の下方で壁面に当たって滞留し、拡散されながら助手席シート14下方の空間から車室C内に広がる。これにより、排出ダクト36の排出口36aから排出された空気が、車室C内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
また、本実施形態のバッテリ冷却装置20によれば、排出ダクト36が暖房エアダクト18aの車幅方向外側に配置され、排出ダクト36の排出口36aは外側に向けて空気を排出する(図2)ので、暖房エアダクト18aからの暖気、及び排出ダクト36からの暖かい空気が後部座席の乗員を直撃するのを回避することができる。このため、過剰な暖気が後部座席に導かれ、後部座席の乗員に不快感を与えるのを確実に防止することができる。
さらに、本実施形態のバッテリ冷却装置20によれば、車両1の側方から見て、排出ダクト36の排出口36aが暖房エアダクト18aと重なる位置に配置されている(図2、図7)ので、助手席シート14下方の狭い空間に暖房エアダクト18a及び排出ダクト36を配置することができる。
また、本実施形態のバッテリ冷却装置20によれば、排出ダクト36の排出口36aが第1クロスメンバ10cよりも車両1の前側に配置されている(図2)ので、排出口36aから排出された空気が、助手席シート14の下方の空間を形成する壁面として、第1クロスメンバ10cの表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口36aから排出された空気が、車室C内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
さらに、本実施形態のバッテリ冷却装置20によれば、排出ダクト36の排出口36aが第2クロスメンバ10dよりも車両1の後ろ側に配置されているので、助手席シート14の下方の空間に排出された空気が助手席シート14の前側に流れるのを抑制することができる。これにより、助手席シート14の下方の空間に排出された空気を、より広く拡散させることができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
また、本実施形態のバッテリ冷却装置20によれば、排出ダクト36の排出口36aがサイドメンバ10bの方に向けられているので、排出口36aから排出された空気が、助手席シート14の下方の空間を形成する壁面として、サイドメンバ10bの表面に当たるので、排出された空気を効果的に拡散させることができる。これにより、排出口36aから排出された空気が、車室C内の乗員に直接当たるのを回避することができ、乗員に与える違和感、不快感を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、エンジン及びモータ/ジェネレータが車両の前部に搭載されたFR車に本発明が適用されていたが、バッテリが搭載された任意の形式の車両に本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態においては、助手席シート14の下方の空間に配置された排出ダクト36の排出口36aが車幅方向外側に向けられ、排気はサイドメンバ10bの方へ流れていたが、排出ダクト36の排出口36aを、これ以外の方向に向けることもできる。即ち、排出ダクト36の排出口36aは、助手席シートの下方の空間を形成する何れかの壁面に向けられていれば良い。例えば、排出ダクトの排出口を車幅方向内側に向けることもでき、この場合には、上述した実施形態においては、排気はトンネル部に向けられることとなる。また、排出ダクトの排出口を上方に向けて、排気を助手席シートのシートクッションの方に向けたり、排出ダクトの排出口を下方に向けて、排気をフロアパネルの方に向けたりすることもできる。
C 車室
1 車両
2 エンジン
4 モータ/ジェネレータ
6 トランスミッション
8 車輪
10a トンネル部
10b サイドメンバ
10c 第1クロスメンバ
10d 第2クロスメンバ
10e シートレール
12 運転席シート
14 助手席シート
14a シートクッション
16 後部座席シート
18 暖房ユニット
18a 暖房エアダクト
18b 吹き出し口
20 バッテリ冷却装置
22 バッテリ
22a 前面
22b 背面
23 ワイヤハーネス
24a ダッシュパネル
24b フロアパネル
26 トーボード
26a 折曲部
26b 脆弱部
28 固定部材
28a、28b 脚部
30 バッテリブラケット
30a、30b、30c アーム部
32 吸気ダクト(冷却用ダクト)
32a 吸気口
34 冷却ファン
34a ファン制御装置
36 排出ダクト
36a 排出口
38 熱交換チャンバ

Claims (8)

  1. 車両に搭載されるバッテリの冷却装置であって、
    上記車両の車室内に搭載されたバッテリと、
    このバッテリを冷却した後の空気を上記車両の車室内に排出する排出ダクトと、を有し、
    上記車両には、車室内を暖房する暖房ユニットが備えられ、この暖房ユニットから延びる暖房エアダクトは上記助手席シートの下方の空間内へ延びて、上記車両の後部座席の下方に暖房エアを案内するように構成され、
    上記バッテリは、上記車両の助手席シートの前方、且つ上記車両の助手席シートよりも下方に配置され、上記排出ダクトは、上記バッテリから上記助手席シートの下方の空間まで延びると共に、上記暖房エアダクトに対し、車幅方向外側に配置され、上記排出ダクトの排出口は、上記助手席シートの下方の空間を形成する車幅方向外側の壁面に向けて空気を排出することを特徴とするバッテリ冷却装置。
  2. 上記排出ダクトの排出口は、上記車両の側方から見て、少なくとも一部が上記暖房エアダクトと重なる位置に配置されている請求項記載のバッテリ冷却装置。
  3. 上記車両に設けられた上記助手席シートは助手席用のシートレールによって支持され、このシートレールの後部は、上記車両の車幅方向に延びる第1クロスメンバに取り付けられており、上記排出ダクトの排出口は、上記第1クロスメンバよりも上記車両の前側に配置されている請求項1又は2に記載のバッテリ冷却装置。
  4. 上記シートレールの前部は、上記車両の車幅方向に延びる第2クロスメンバに取り付けられており、上記排出ダクトの排出口は、上記第2クロスメンバよりも上記車両の後ろ側に配置されている請求項記載のバッテリ冷却装置。
  5. 上記車両の助手席シートの車幅方向内側には、トンネル部が設けられ、上記排出ダクトの排出口は、上記トンネル部の方に向けられている請求項1乃至の何れか1項に記載のバッテリ冷却装置。
  6. 上記排出ダクトの排出口は、上記車両の助手席シートのシートクッションの方に向けられている請求項1乃至の何れか1項に記載のバッテリ冷却装置。
  7. 上記車両の助手席シートの下方にはフロアパネルが設けられ、上記排出ダクトの排出口は、上記フロアパネルの方に向けられている請求項1乃至の何れか1項に記載のバッテリ冷却装置。
  8. 上記車両の助手席シートの車幅方向外側には、サイドメンバが設けられ、上記排出ダクトの排出口は、上記サイドメンバの方に向けられている請求項1乃至の何れか1項に記載のバッテリ冷却装置。
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