JP7207919B2 - エンジン電気ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン電気ハイブリッド車両の制御装置に関する。
エンジン電気ハイブリッド車両は、走行用動力源であるモータ、及び、このモータに電力を供給するバッテリを有する。
バッテリは、走行中又は停車中にエンジンにより発電機を駆動して発電された電力や、減速時に発電機が回生発電した電力などにより充電される。
発電機を駆動するエンジンは、それ自体が走行用動力源として利用される場合もあり、また、走行用のモータが発電機を兼ねたモータジェネレータとして構成される場合もある。
エンジン電気ハイブリッド車両においては、走行用の高電圧バッテリの残容量を示す指標であるSOC(State of Charge)の制御の基準となるSOC中心値が設定され、現在のSOCがSOC中心値よりも高い場合は放電(モータアシスト)を促進し、低い場合は充電(発電)を促進する、いわゆるSOC中心値制御が行われる。
このようなSOC中心値制御を行うことにより、過度にSOCが高いことにより減速時や降坂時に回生エネルギの回収ができなかったり、加速時や登坂時にSOCの不足によりモータアシストを行えないことによる車両の燃費、ドライバビリティの悪化を防止することができる。
しかし、SOC中心値の最適値は車両の運転状態により異なり、例えば今後登坂路を走行することが予見される場合には、モータによるアシスト量を増大するため、事前にSOC中心値を増加して放電可能な電力量に余裕を持たせておくことが好ましい。
一方、今後降坂路を走行することが予見される場合には、回生エネルギを十分に回収可能なバッテリ容量を確保するため、SOC中心値を減少させることが好ましい。
このような電動車両におけるバッテリのSOCの変更等に関する従来技術として、例えば特許文献1には、ユーザの使用形態に応じてバッテリの劣化を抑制するため、運転者などによって操作される選択ボタンにより、SOC制御中心値の変更の有効化または無効化を選択指示することが記載されている。
特許文献2には、制御中心SOCを現在のSOCより高い値となるように、SOC回復スイッチによりユーザが直接指定することが記載されている。
特許文献3には、初期のモータジェネレータ最大出力時設定マップにおけるSOC中心値、及び、モータ出力がゼロとなってから最大出力となるまでのSOC幅が自動的に更新され、新たなモータジェネレータ最大出力設定値マップが設定されることが記載されている。
特許文献4には、エンジンパワーのハンチングが許容される範囲内で早期にSOCを収束させるため、実際のSOCと制御中心SOCの差が大きい程、充放電量の絶対値が大きくなるように充放電量を設定することが記載されている。
特開2008-201262号公報 特開2015- 77867号公報 国際公開WO2014-080803号公報 国際公開WO2012-0606657号公報
ユーザがSOC中心値の変更操作を行った場合、例えば、実際のSOCに応じて放電又は充電の電力要求値が設定される電力要求値マップを、単純にSOC中心値のみ変更されるように、SOCの増減方向にシフトさせて用いることが考えられる。
しかし、通常の電力要求値マップにおいては、SOC中心値付近においては発電側、放電側の電力要求値がともに低下し(後述する図3を参照)、充電、放電ともに行われにくくなるため、実際のSOCが実際にSOC中心値に達するまでには長時間を要する場合があった。
この場合、ユーザがSOC中心値の変更操作を行ったにも関わらず、設定したSOC中心値へのSOC変化が緩慢であることから、ユーザに違和感や不満感を与えてしまうことが懸念される。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、ユーザによるSOC中心値変更操作に対する実際のSOCの追従性を改善したエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、車両の走行用電力が充電されるバッテリと、前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、エンジンと、前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機とを備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、前記充放電制御部は、前記SOC中心値の変更操作が入力された後、前記バッテリのSOCが変更後の前記SOC中心値に到達しない時間が所定時間以上継続した場合にのみ前記SOC中心値変更用マップを用いることを特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
請求項2に係る発明は、車両の走行用電力が充電されるバッテリと、前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、エンジンと、前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機とを備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、車両の登坂状態又は降坂状態を検出する登降坂検出部を備え、前記充放電制御部は、前記登坂状態又は前記降坂状態を検出した場合には、前記SOC中心値の変更操作の入力に関わらず前記通常用マップを用いることを特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
請求項3に係る発明は、車両の走行用電力が充電されるバッテリと、前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、エンジンと、前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機とを備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、車両の登坂状態又は降坂状態を検出する登降坂検出部を備え、前記充放電制御部は、前記登坂状態又は前記降坂状態を検出した場合には、前記SOC中心値の変更操作の入力に関わらず、前記通常用マップに対して放電量及び充電量が大きくなる傾向を有する登降坂用マップを用いることを特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
請求項4に係る発明は、車両の走行用電力が充電されるバッテリと、前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、エンジンと、前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機とを備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、前記充放電制御部は、前記SOC中心値の変更操作の入力に応じて前記SOC中心値変更用マップを用いた後、前記バッテリのSOCが前記SOC中心値と一致又は隣接して設定された閾値に到達した場合に前記通常用マップを用いる状態に復帰することを特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
請求項5に係る発明は、車両の走行用電力が充電されるバッテリと、前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、エンジンと、前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機とを備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、前記充放電制御部は、前記SOC中心値の変更操作の入力に応じて前記SOC中心値変更用マップを用いた後、前記バッテリのSOCが前記SOC中心値と一致又は隣接して設定された閾値を超えた状態が所定時間以上継続した場合に前記通常用マップを用いる状態に復帰することを特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
これらの各発明によれば、SOC中心値の変更操作が入力された場合に、SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の充電量又は放電量が大きいSOC中心値変更用マップを用いることにより、SOCをSOC中心値に迅速に収束させることができ、ユーザの変更操作に対する追従性を向上し、ユーザに違和感や不満感を与えることを防止できる。
また、請求項1に係る発明においては、通常用マップを用いた場合であっても短時間でSOCがSOC中心値に達する場合にはSOC中心値変更用マップへの切り替えを行わないことにより、SOC中心値に早期に収束させる制御が過度に介入してSOCが急変することによるユーザの違和感を防止することができる。
また、請求項2に係る発明においては、本来アシストを行うべき登坂路走行時にSOC中心値へのSOCの増加が優先されて発電が行われたり、本来回生エネルギの回収を行うべき降坂路走行時にSOC中心値へのSOCの減少が優先されて回生発電が行われないことによるドライバビリティ(運転しやすさ)、燃費への悪影響や、登坂時にSOCが増加しあるいは降坂時にSOCが減少するなど不自然なSOC変化によるユーザの違和感を防止することができる。
また、請求項3に係る発明においては、登坂時におけるアシストや降坂時における回生発電がより促進される登降坂用マップを用いることにより、上述した効果をより向上することができる。
また、請求項4に係る発明においては、SOCがSOC中心値またはその近傍に収束した際に、直ちに通常のSOC制御に復帰させることができる。
また、請求項5に係る発明においては、例えば発進時、加速時等のアシストや、減速時の回生発電によって一時的にSOCが大きく変動してSOC中心値又はその近傍に達した際に、実質的なSOCがSOC中心値付近に未達であるにも関わらず通常のSOC制御に復帰してSOC中心値への到達が遅延することを防止できる。
請求項に係る発明は、前記SOC中心値変更用マップは、前記SOC中心値が増加変更された場合に用いられ、前記通常用マップに対して充電量が大きくなるように設定された増加変更用マップと、前記SOC中心値が減少変更された場合に用いられ、前記通常用マップに対して放電量が大きくなるように設定された減少変更用マップとの少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
これによれば、上述した効果を確実に得ることができる。
請求項に係る発明は、前記充放電制御部は、前記バッテリのSOCの変更後の前記SOC中心値からの乖離が所定の閾値よりも大きい場合にのみ前記SOC中心値変更用マップを用いることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置である。
これによれば、必要なSOCの変化量が大きく、SOC中心値への収束に長時間を要する場合のみSOC中心値変更用マップを用いることにより、SOC中心値に早期に収束させる制御が過度に介入してSOCが急変することによるユーザの違和感を防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザによるSOC中心値変更操作に対する実際のSOCの追従性を改善したエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置を提供することができる。
本発明を適用したエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置の実施形態を有する車両の構成を模式的に示すブロック図である。 実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置における通常用及び登降坂用の電力要求値マップの一例を示す図である。 実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置におけるSOC中心値変更用の電力要求値マップの一例を示す図である。 実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置の電力要求値マップの選択動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用したエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置の実施形態について説明する。
実施形態において、エンジン電気ハイブリッド車両は、例えば乗用車等の自動車である。
図1は、実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置を有する車両の構成を模式的に示すブロック図である。
車両は、エンジン1、エンジン制御ユニット(ECU)100、トルクコンバータ110、エンジンクラッチ120、前後進切替部130、バリエータ140、出力クラッチ150、フロントディファレンシャル160、リアディファレンシャル170、トランスファクラッチ180、モータジェネレータ190、バッテリ200、トランスミッション制御ユニット210、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220等を備えたエンジン電気ハイブリッドのAWD車両である。
エンジン1は、例えば乗用車等の自動車に走行用動力源として搭載される4ストローク水平対向4気筒の直噴(筒内噴射)ガソリンエンジンである。
エンジン1の出力は、後述する動力伝達機構を介して、車両の駆動輪に伝達される。
エンジン制御ユニット(ECU)100は、エンジン1及びその補器類を統括的に制御する制御装置である。
エンジン制御ユニット100は、例えば、CPU等の情報処理装置、RAMやROM等の記憶装置、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を有して構成されている。
エンジン制御ユニット100は、例えば、ドライバのアクセル操作や、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220から指示される発電要求に基づいて設定される要求トルクに応じて、実際のトルクが要求トルクに達するようスロットルバルブの開度、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、バルブタイミング等を制御する。
トルクコンバータ110は、エンジン1の出力をエンジンクラッチ120に伝達する流体継手である。
トルクコンバータ110は、車両が停止状態からエンジントルクを伝達可能な発進デバイスとしての機能を有する。
また、トルクコンバータ110は、トランスミッション制御ユニット210によって制御され、入力側(インペラ側)と出力側(タービン側)とを直結する図示しないロックアップクラッチを備えている。
エンジンクラッチ120は、トルクコンバータ110と前後進切替部130との間に設けられ、これらの間の動力伝達経路を接続又は切断するものである。
エンジンクラッチ120は、例えば、車両がモータジェネレータ190の出力のみによって走行するEV走行モード時等において、トランスミッション制御ユニット210からの指令に応じて切断される。
前後進切替部130は、エンジンクラッチ120とバリエータ140との間に設けられ、トルクコンバータ110とバリエータ140とを直結する前進モードと、トルクコンバータ110の回転出力を逆転させてバリエータ140に伝達する後退モードとを、トランスミッション制御ユニット210からの指令に応じて切り換えるものである。
前後進切替部130は、例えば、プラネタリギヤセット等を有して構成されている。
バリエータ140は、前後進切替部130から伝達されるエンジン1の回転出力、及び、モータジェネレータ190の回転出力を、無段階に変速する変速機構部である。
バリエータ140は、例えば、プライマリプーリ141、セカンダリプーリ142、チェーン143等を有するチェーン式無段変速機(CVT)である。
プライマリプーリ141は、車両の駆動時におけるバリエータ140の入力側(回生発電時においては出力側)に設けられ、エンジン1及びモータジェネレータ190の回転出力が入力される。
セカンダリプーリ142は、車両の駆動時におけるバリエータ140の出力側(回生発電時においては入力側)に設けられている。
セカンダリプーリ142は、プライマリプーリ141と隣接しかつプライマリプーリ141の回転軸と平行な回転軸回りに回動可能となっている。
チェーン143は、環状に形成されてプライマリプーリ141及びセカンダリプーリ142に巻き掛けられ、これらの間で動力伝達を行うものである。
プライマリプーリ141及びセカンダリプーリ142は、それぞれチェーン143を挟持する一対のシーブを有するとともに、トランスミッション制御ユニット210による変速制御に応じて各シーブ間の間隔を変更することによって、有効径を無段階に変更可能となっている。
出力クラッチ150は、バリエータ140のセカンダリプーリ142と、フロントディファレンシャル160及びトランスファクラッチ180との間に設けられ、これらの間の動力伝達経路を接続又は切断するものである。
出力クラッチ150は、車両の走行時には通常接続状態とされるとともに、例えば車両の停車中にエンジン1の出力によってモータジェネレータ190を駆動してバッテリの充電を行う場合等に切断される。
フロントディファレンシャル160は、出力クラッチ150から伝達される駆動力を、左右の前輪に伝達するものである。
フロントディファレンシャル160は、最終減速装置、及び、左右前輪の回転速度差を吸収する差動機構を備えている。
出力クラッチ150とフロントディファレンシャル160との間は、直結されている。
リアディファレンシャル170は、出力クラッチ150から伝達される駆動力を、左右の後輪に伝達するものである。
リアディファレンシャル170は、最終減速装置、及び、左右後輪の回転速度差を吸収する差動機構を備えている。
トランスファクラッチ180は、出力クラッチ150からリアディファレンシャル170へ駆動力を伝達する後輪駆動力伝達機構の途中に設けられ、これらの間の動力伝達経路を接続又は切断するものである。
トランスファクラッチ180は、例えば、接続時の締結力(伝達トルク容量)を無段階に変更可能な油圧式あるいは電磁式の湿式多板クラッチである。
トランスファクラッチ180の締結力は、トランスミッション制御ユニット210によって制御されている。
トランスファクラッチ180は、締結力を変更することによって、前後輪の駆動トルク配分を調節可能となっている。
また、トランスファクラッチ180は、車両の旋回時や、ブレーキのアンチロック制御、車両挙動制御などの実行時に、前後輪の回転速度差を許容する必要がある場合には、締結力を低下(開放)させスリップさせることによって回転速度差を吸収する。
モータジェネレータ190は、車両の駆動力を発生するとともに、減速時に車輪側から伝達されるトルクによって回生発電を行い、エネルギ回生を行う回転電機である。
また、モータジェネレータ190は、車両の走行時あるいは停車時に、エンジン1の出力によって駆動され、発電を行う機能を有する。
モータジェネレータ190は、バリエータ140のプライマリプーリ141と同心(同軸上)に設けられている。
プライマリプーリ141は、モータジェネレータ190の図示しないロータと回転軸を介して接続されている。
モータジェネレータ190として、例えば、永久磁石式同期電動機が用いられる。
モータジェネレータ190は、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220によって駆動時の出力トルクや回生発電時の回生エネルギ量(入力トルク)を制御されている。
モータジェネレータ190は、その駆動時には、インバータ191を介してバッテリ200から電力供給を受けるようになっている。
インバータ191は、バッテリ200が放電する直流電力を交流化してモータジェネレータ190に供給するものである。
また、インバータ191と同一のユニット内には、モータジェネレータ190が発電時に出力する交流電力を直流化してバッテリ200に供給するACDCコンバータも設けられている。
バッテリ200は、インバータ191を介してモータジェネレータ190に電力を供給し、また、モータジェネレータ190が発電する電力により充電される二次電池である。
バッテリ200として、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などを用いることができる。
バッテリ200は、例えば約300Vの定格電圧を有する高電圧バッテリであり、主に車両の走行用電力を出力する。
灯火類等の走行用以外の各種電装品の駆動用としては、例えば12Vや48V程度の定格電圧を有する図示しない低電圧バッテリが別途設けられる。
バッテリ200には、バッテリ制御ユニット201が内蔵されている。
バッテリ制御ユニット201は、バッテリ200内のバッテリセルの電圧、出力可能電流、温度、充電状態(SOC)を検出する機能を有する。
バッテリ制御ユニット201は、本発明にいうSOC検出部として機能する。
また、バッテリ制御ユニット201は、バッテリセルが適切な温度範囲に維持されるよう、図示しない冷却装置を制御する機能を有する。
トランスミッション制御ユニット210は、トルクコンバータ110のロックアップクラッチ、エンジンクラッチ120、前後進切替部130、バリエータ140、出力クラッチ150、トランスファクラッチ180等を統括的に制御するものである。
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、モータジェネレータ190の出力トルクや発電量等を制御するとともに、バッテリ200の充放電を制御するものである。
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、バッテリ200のSOC中心値を設定し、このSOC中心値に応じてバッテリ200の充電(モータジェネレータ190の発電)及び放電(モータジェネレータ190のトルク発生)を制御する機能を有し、本発明にいう充電制御部として機能する。
トランスミッション制御ユニット210、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、それぞれCPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス、及び、これらを接続するバス等を有して構成されている。
また、エンジン制御ユニット100、トランスミッション制御ユニット210、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、例えば車載LANシステムの一種であるCAN通信システム等を介して、相互に通信し、必用な情報の伝達が可能となっている。
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220には、入出力部221、登降坂検出部222が接続されている。
入出力部221は、例えばドライバ等のユーザから各種操作が入力可能であるとともに、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220からユーザに対して各種情報の報知が可能となっている。
入出力部221は、一例として、タッチパネル式の画像表示装置などを有して構成される。
入出力部221は、現在のバッテリ200のSOCに関する情報を表示する機能を有する。
また、入出力部221は、ドライバ等のユーザから、バッテリ200の充放電制御におけるSOC中心値の変更操作が入力される入力部として機能する。この点について、以下詳細に説明する。
登降坂検出部222は、自車両が現在走行している路面の前後方向の勾配を検出し、自車両が登坂路又は降坂路を走行している際にこれを検出するものである。
登降坂検出部222は、例えば、車体の前後方向加速度を検出する加速度センサを有する構成とすることができる。
例えば、車両の走行速度(車速)が一定であるにも関わらず、車体に前後方向の加速度が発生している場合は、車両が登坂路又は降坂路を走行している登降坂状態であると判別することができる。
以下、実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置を有する車両におけるバッテリ200の充放電制御について、より詳細に説明する。
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、バッテリ制御ユニット201が検出したバッテリ200の現在のSOCに基づいて、バッテリ200の制御上好ましい放電量又は充電量の電力要求値の範囲が読みだされる電力要求値マップを用いて、モータジェネレータ190のアシスト量又は発電量を制御する。
電力要求値マップは、将来のバッテリ200のSOCを、所定のSOC中心値に収束させるための放電又は充電時の電力要求値が読み出されるものである。
図2は、実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置における通常用及び登降坂用の電力要求値マップの一例を示す図である。
図2において、横軸はバッテリ200のSOCを示し、縦軸は電力要求値を示している。(後述する図3において同じ)
電力要求値が0よりも大きい場合は、バッテリ200から放電してモータジェネレータ190によるアシスト等(トルク発生)を行うべき状態を意味する。
一方、電力要求値が0よりも小さい場合は、モータジェネレータ190で発電し、バッテリ200に充電すべき状態を意味する。
SOCがSOC中心値よりも大きい領域においては、電力要求値は放電側(縦軸上方)となり、その絶対値は、SOCの増加に応じて増加するように設定されている。
SOCがSOC中心値よりも小さい領域においては、電力要求値は充電側(縦軸下方)となり、その絶対値は、SOCの増加に応じて増加するように設定されている。
また、SOC中心値及びその近傍のSOC範囲においては、電力要求値は、例えばほぼ一定となる微小値(0を含む)に設定されている。
このSOC範囲においては、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、放電、充電のいずれを優先することもなく、アシストに伴う放電や回生発電に伴う充電がない限り、現在のSOCが維持されるようになっている。
電力要求値マップにおいては、電力要求値が頻繁に増減して制御が煩雑となることを避けるため、電力要求値には所定のヒステリシスが設けられている。
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、ヒステリシス上限側と下限側との間から可能な限り逸脱しないよう、モータジェネレータ190のアシスト量(放電側)又は発電量(充電側)を制御する。
例えば、SOCが増加する場合には、電力要求値は、下限側の線図に沿って推移し、その後、SOCが減少に転じた場合は、当該電力要求値を維持したまま図2の線図上を左側へ移動し、上限側の線図に達した後、上限側の線図に沿って推移する。
ただし、例えば電力要求値がモータジェネレータ190、インバータ191、バッテリ200等のハードウェアの性能上制限される最大放電量、最大充電量を超過する場合や、車両の制動時に回生発電が行われた場合、ドライバ要求トルクが小さくアシストを行うべきではない場合のように、一時的にヒステリシス上限側と下限側との間から逸脱する場合もあり得る。
本実施形態においては、実線及び点線(破線)で示す通常用の電力要求値マップの他に、一点鎖線及び二点鎖線で示す登降坂用の電力要求値マップが設けられている。
登降坂用の電力要求値マップにおいては、充電側、放電側のいずれにおいても、SOC中心値からのSOCの乖離量が同等の場合において、通常用の電力要求値マップに対して電力要求値の絶対値が少なくとも部分的には大きくなるように設定され、登坂時のアシスト、降坂時の回生がともにより促進され、山岳路等を走行する際のドライバビリティ及び燃費が改善されるようになっている。
さらに、本実施形態においては、以下説明するSOC中心値変更用マップが設けられている。
図3は、実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置におけるSOC中心値変更用の電力要求値マップの一例を示す図である。
図3は、現在のSOCに対して小さいSOC中心値が新たに設定され、SOCを早期にSOC中心値まで低下させることを目的とした電力要求値マップを一例として示している。SOC中心値が下降変更された場合に用いられるSOC中心値変更用マップ(減少変更用マップ)は、以下説明するように、通常用マップに対して放電量が大きく設定されている。
図3に示すように、SOC中心値変更用の電力要求値マップにおいては、放電側の領域において、ヒステリシス上限側の電力要求値が、通常用の電力要求値マップに対して大きい値となるように設定されている。
また、ヒステリシス上限側の電力要求値は、SOC中心値を含む範囲においても、通常用の電力要求値マップよりも大きい放電側の電力要求値を有するとともに、電力要求値がSOCの増加に応じて増加するよう設定されている。
このような特性により、SOCがSOC中心値よりも大きい状態では、積極的に放電が促進され、早期にSOC中心値まで低下し、収束するようになっている。
一方、SOC中心値が上昇変更された場合に用いられるSOC中心値変更用マップ(増加変更用マップ)は、以下説明するように、通常用マップに対して充電量が大きく設定されている。
現在のSOCに対して大きいSOC中心値が新たに設定された場合に用いるSOC中心値変更用の電力要求値マップは、図3に示す例とは逆に、ヒステリシス下限側の充電側の電力要求値を、通常用の電力要求値マップに対して絶対値が増加する方向(縦軸方向下方)にシフトさせた構成とすることができる。
また、実施形態においては、SOC中心値変更用かつ登降坂用のマップも設けられる。
このマップは、上述したSOC中心値変更用マップの特徴と、登降坂用マップの特徴とをともに有するものである。
以下、実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置における充放電制御について説明する。
この充放電制御は、上述した通常用、登降坂用、SOC中心値変更用の電力要求値マップから、車両の状態やユーザの操作に応じていずれかを選択し、選択された電力要求値マップを用いてSOC中心値近傍への実際のSOCの収束を図るものである。
図4は、実施形態のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置の電力要求値マップの選択動作を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:SOC中心値変更操作判断>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、入出力部221がユーザからSOC中心値の変更操作を入力された否かを判別する。
SOC中心値の変更操作は、例えば、ユーザがパーセンテージ等の数値を任意に入力することによって行うことができる。また、これに代えて、ユーザが予め準備された複数の選択肢を選択することによって行うことができる。例えば、「SOC高めモード(SOC中心値80%)」、「通常モード(SOC中心値50%)」、「SOC低めモード(SOC中心値40%)」のいずれかをユーザが選択してSOC中心値を設定することもできる。
SOC中心値の変更操作が入力された場合は、ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、入出力部221から変更後の新たなSOC中心値に関する情報を取得し、その後ステップS02に進む。その他の場合は、ステップS07に進む。
<ステップS02:SOC中心値からの乖離量判断>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、変更後のSOC中心値と、現在のバッテリ200のSOC(実SOC)との差分の絶対値(|SOC中心値-実SOC|)を、予め設定された閾値と比較する。
この絶対値が閾値以上である場合はステップS03に進み、その他の場合はステップS04に進む。
<ステップS03:乖離状態カウンタ値増加>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、SOC中心値と実SOCとの差分の絶対値がステップS02における閾値以上である状態(実SOCがSOC中心値から閾値以上乖離した状態)の持続時間を計時するタイマ手段として、乖離状態カウンタを有する。
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、乖離状態カウンタのカウンタ値を所定量だけ加算する。
その後、ステップS05に進む。
<ステップS04:乖離状態カウンタリセット>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、実SOCのSOC中心値からの乖離状態が解消したものとして、上述した乖離状態カウンタのカウンタ値をリセットする。(0とする。)
その後、ステップS07に進む。
<ステップS05:乖離状態カウンタ値判断>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、乖離状態カウンタの累積されたカウンタ値を、予め設定された閾値と比較する。
カウンタ値が閾値以上である場合は、乖離状態が所定時間以上継続したものとしてステップS06に進み、その他の場合はステップS02に戻り、以降の処理を繰り返す。
<ステップS06:登降坂判定(1)>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、登降坂検出部222の出力に基づいて、自車両が登坂路又は降坂路を走行しているか否かを判別する登降坂判定を行う。
登降坂判定が成立した場合(登坂路又は降坂路を走行している場合)は、ステップS11に進み、その他の場合はステップS08に進む。
<ステップS07:登降坂判定(2)>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、登降坂検出部222の出力に基づいて、自車両が登坂路又は降坂路を走行しているか否かを判別する登降坂判定を行う。
登降坂判定が成立した場合(登坂路又は降坂路を走行している場合)は、ステップS09に進み、その他の場合はステップS10に進む。
<ステップS08:SOC中心値変更用マップを選択>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、上述したSOC中心値変更用の電力要求値マップを選択してバッテリ200の充放電制御を行う。
その後、一連の処理を終了する。
<ステップS09:登降坂用マップを選択>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、上述した登降坂用の電力要求値マップを選択してバッテリ200の充放電制御を行う。
その後、一連の処理を終了する。
<ステップS10:通常用マップを選択>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、上述した通常用の電力要求値マップを選択してバッテリ200の充放電制御を行う。
その後、一連の処理を終了する。
<ステップS11:SOC中心値変更・登降坂用マップを選択>
ハイブリッドパワートレーン制御ユニット220は、上述したSOC中心値変更用かつ登降坂用の電力要求値マップを選択してバッテリ200の充放電制御を行う。
その後、一連の処理を終了する。
なお、登降坂用の電力要求値マップが選択された場合は、登降坂検出部222が登降坂状態を検出しなくなった場合(平地走行に復帰した場合)に、通常用の電力要求値マップに復帰するようになっている。
また、SOC中心値変更用の電力要求値マップが選択された場合は、実際のSOCがSOC中心値を超過した状態(SOC中心値を増加変更した場合には上回った状態、SOC中心値を減少変更した場合には下回った状態)が所定時間以上継続した場合に、通常用の電力要求値マップに復帰する。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)SOC中心値の変更操作が入力された場合に、SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の充電量又は放電量(電力要求値)が大きいSOC中心値変更用の電力要求値マップを用いることにより、SOCをSOC中心値に迅速に収束させることができ、ユーザの変更操作に対する追従性を向上し、ユーザに違和感や不満感を与えることを防止できる。
(2)実際のSOCのSOC中心値からの乖離状態が所定時間以上継続した場合にのみSOC中心値変更用の電力要求値マップを選択することにより、通常用の電力要求値マップを用いた場合であっても短時間でSOCがSOC中心値に達する場合にはSOC中心値変更用マップへの切り替えを行わないことにより、SOC中心値に早期に収束させる制御が過度に介入してSOCが急変することによるユーザの違和感を防止することができる。
また、実際のSOCのSOC中心値からの乖離量、すなわち必要なSOCの変化量が大きく、SOC中心値への収束に長時間を要する場合のみSOC中心値変更用マップを用いることにより、SOC中心値に早期に収束させる制御が過度に介入してSOCが急変することによるユーザの違和感を防止することができる。
(3)登降坂状態が判別された場合には、SOC中心値の変更操作に関わらず登降坂用の電力要求値マップを選択することにより、本来アシストを行うべき登坂路走行時にSOC中心値へのSOCの増加が優先されて発電が行われたり、本来回生エネルギの回収を行うべき降坂路走行時にSOC中心値へのSOCの減少が優先されて回生発電が行われないことによるドライバビリティ(運転しやすさ)、燃費への悪影響や、登坂時にSOCが増加しあるいは降坂時にSOCが減少するなど不自然なSOC変化によるユーザの違和感を防止することができる。
特に、一般用のものに対してアシスト及び回生発電がそれぞれ促進される登降坂用の電力要求値マップを選択することにより、このような効果をより向上することができる。
(4)SOC中心値変更用の電力要求値マップを選択した後、SOCがSOC中心値を超えた状態が所定時間以上継続した場合に通常用の電力要求値マップに復帰することにより、例えば発進時、加速時等のアシストや、減速時の回生発電によって一時的にSOCが大きく変動してSOC中心値又はその近傍に達した際に、実質的なSOCがSOC中心値に未達であるにも関わらず通常のSOC制御に復帰することを防止できる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)エンジン電気ハイブリッド車両、及び、その制御装置、パワートレーン等の構成は、上述した実施形態に限定されることなく、適宜変更することができる。
例えば、実施形態においては、車両はバリエータのプライマリプーリと同軸にモータジェネレータを有するパラレルハイブリッド車両であるが、パワートレーンの構成や回転電機の個数、配置などはこれに限定されず、適宜変更することが可能である。
また、本発明は、モータのみを駆動源として用い、エンジンは発電用としてのみ用いるシリーズハイブリッド車両にも適用することが可能である。
さらに、エンジンの形式や駆動方式も特に限定されない。
(2)実施形態においては、登降坂判定が成立した場合に登降坂用マップを選択しているが、登降坂用マップを有することは必須ではなく、登降坂判定が成立した場合に通常用マップを選択する構成とすることもできる。この場合であっても、登坂時、降坂時にSOC挙動が不自然となってユーザに違和感を与えることを防止することができる。
また、登降坂用マップは、通常用マップ、SOC中心値変更用のマップとは独立したマップとして準備してもよいが、これに限らず、通常用マップ、SOC中心値変更用のマップ値を、補正係数、補正マップなどにより補正したものを登降坂用マップとして用いることができる。
(3)実施形態における電力要求値マップが有する特性は一例であって、適宜変更することが可能である。また、実施形態においては、通常用、登降坂用、SOC中心値変更用の電力要求値マップを用いているが、これら以外のマップが選択され得る構成としてもよい。
(4)実施形態においては、SOC中心値からのSOCの乖離状態が所定時間継続した場合にのみSOC中心値変更用の電力要求値マップを選択しているが、経過時間に関わらず、乖離状態が発生したことをもって直ちにSOC中心値変更用の電力要求値マップを選択する構成としてもよい。
(5)実施形態においては、SOC中心値変更用の電力要求値マップが選択された後、実際のSOCがSOC中心値を超過した状態が所定時間以上継続した場合に通常用の電力要求値マップに復帰する構成としているが、SOC中心値変更用の電力要求値マップの使用を終了する条件はこれに限らず適宜変更することが可能である。
例えば、SOCがSOC中心値に達した際に、直ちに通常用の電力要求値マップに復帰させてもよい。
また、SOCがSOC中心値に厳密には到達しない場合であっても、SOC中心値に近接して設定された閾値に達した場合、あるいは、この閾値を超過した状態が所定時間以上継続した場合に通常用の電力要求値マップに復帰させてもよい。
1 エンジン 100 エンジン制御ユニット(ECU)
110 トルクコンバータ 120 エンジンクラッチ
130 前後進切替部 140 バリエータ
141 プライマリプーリ 142 セカンダリプーリ
143 チェーン 150 出力クラッチ
160 フロントディファレンシャル
170 リアディファレンシャル 180 トランスファクラッチ
190 モータジェネレータ 191 インバータ
200 バッテリ 201 バッテリ制御ユニット
210 トランスミッション制御ユニット(TCU)
220 ハイブリッドパワートレーン制御ユニット(HPCU)
221 入出力部 222 登降坂検出部

Claims (7)

  1. 車両の走行用電力が充電されるバッテリと、
    前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、
    エンジンと、
    前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機と
    を備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、
    前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、
    前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、
    前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され
    前記充放電制御部は、前記SOC中心値の変更操作が入力された後、前記バッテリのSOCが変更後の前記SOC中心値に到達しない時間が所定時間以上継続した場合にのみ前記SOC中心値変更用マップを用いること
    を特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
  2. 車両の走行用電力が充電されるバッテリと、
    前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、
    エンジンと、
    前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機と
    を備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、
    前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、
    前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、
    前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、
    車両の登坂状態又は降坂状態を検出する登降坂検出部を備え、
    前記充放電制御部は、前記登坂状態又は前記降坂状態を検出した場合には、前記SOC中心値の変更操作の入力に関わらず前記通常用マップを用いること
    を特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
  3. 車両の走行用電力が充電されるバッテリと、
    前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、
    エンジンと、
    前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機と
    を備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、
    前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、
    前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、
    前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、
    車両の登坂状態又は降坂状態を検出する登降坂検出部を備え、
    前記充放電制御部は、前記登坂状態又は前記降坂状態を検出した場合には、前記SOC中心値の変更操作の入力に関わらず、前記通常用マップに対して放電量及び充電量が大きくなる傾向を有する登降坂用マップを用いること
    を特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
  4. 車両の走行用電力が充電されるバッテリと、
    前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、
    エンジンと、
    前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機と
    を備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、
    前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、
    前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、
    前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、
    前記充放電制御部は、前記SOC中心値の変更操作の入力に応じて前記SOC中心値変更用マップを用いた後、前記バッテリのSOCが前記SOC中心値と一致又は隣接して設定された閾値に到達した場合に前記通常用マップを用いる状態に復帰すること
    を特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
  5. 車両の走行用電力が充電されるバッテリと、
    前記バッテリのSOCを検出するSOC検出部と、
    エンジンと、
    前記エンジンの出力により前記バッテリに充電される電力を発電する回転電機と
    を備えるエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記SOC検出部が検出した前記バッテリの現在のSOCに応じて、前記バッテリの将来のSOCを所定のSOC中心値に近づけるための放電量又は充電量が設定されるマップに基づいて前記バッテリの充放電を制御する充放電制御部と、
    前記SOC中心値の変更操作が入力される入力部とを備え、
    前記充放電制御部は、前記マップとして、通常用マップ及び前記SOC中心値の変更操作が入力された場合に用いられるSOC中心値変更用マップを有し、
    前記SOC中心値変更用マップは、前記通常用マップに対して、前記SOC中心値からのSOCの乖離量が同等である場合の放電量又は充電量が大きくなるように設定され、
    前記充放電制御部は、前記SOC中心値の変更操作の入力に応じて前記SOC中心値変更用マップを用いた後、前記バッテリのSOCが前記SOC中心値と一致又は隣接して設定された閾値を超えた状態が所定時間以上継続した場合に前記通常用マップを用いる状態に復帰すること
    を特徴とするエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
  6. 前記SOC中心値変更用マップは、前記SOC中心値が増加変更された場合に用いられ、前記通常用マップに対して充電量が大きくなるように設定された増加変更用マップと、前記SOC中心値が減少変更された場合に用いられ、前記通常用マップに対して放電量が大きくなるように設定された減少変更用マップとの少なくとも一方が含まれること
    を特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
  7. 前記充放電制御部は、前記バッテリのSOCの変更後の前記SOC中心値からの乖離が所定の閾値よりも大きい場合にのみ前記SOC中心値変更用マップを用いること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のエンジン電気ハイブリッド車両の制御装置。
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