JP7206987B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体噴射装置に関し、特に、インク等の液体を循環ヘッドを介して流動させる液体噴射装置に関する。
インクジェット記録装置では、ヘッドの圧力室にインクが滞留することを防止するため、インクが圧力室を流動するようにしているものがある。特許文献1に示すインクジェット記録装置は、循環ヘッドの圧力室に連通する上流ポートと下流ポートとを有しており、上流ポートと下流ポートを介して循環ヘッドの圧力室にインクを通過させている。このため、メインタンクと送り出し元のインクタンクとメニスカス圧タンクとを備え、循環ヘッドを介在させた状態で、送り出し元のインクタンクからメニスカス圧タンクを介してメインタンクへインクを流動させている。
特開2008-162284号公報
上述した従来のインクジェット記録装置では、送り出し元のインクタンクとメニスカス圧タンクの水頭圧差を利用してインクを流動しており、送り出し元のインクタンクとメニスカス圧タンクとメインタンクの役割が固定されている。そして、インクの補充はメインタンクだけで行う必要があった。
また、送り出し元のインクタンクとメニスカス圧タンクでの水頭圧差でインクの流動が決定されるが、インク量の変動に応じて水頭値が変化するため、結果的にインクの流動を一定にしづらい。そして、インク補充時もタンク内のインク流れや圧力変動が発生するため、インクの流動を一定にしづらい。一方、印刷の途中で印刷を止めて水頭値を調整したり、インク補充を行ったりすると、印刷物に不連続な乾燥ムラが発生する課題があった。
本発明は、インクの補充が便利で、インクの流動の変動を抑制する液体噴射装置を提供する。
本発明は、圧力室に連通する上流ポートと下流ポートとを有する循環ヘッドと、複数のインクタンクとを有し、前記上流ポートと前記下流ポートを介して前記循環ヘッドを通過させていずれかのインクタンクからいずれかのインクタンクへインクを流動させる液体噴射装置であって、少なくとも3つの前記インクタンクを有し、各インクタンクは、前記上流ポートと前記下流ポートとに連通するインク出入口を有し、各インクタンクのインク出入口を、それぞれ独立して前記上流ポートと前記下流ポートに対して開閉する開閉バルブを有する構成としてある。
また、各インクタンクごとに各インクタンク内の圧力を調整する圧力調整制御部と、各インクタンクごとに各開閉バルブの開閉を制御する開閉バルブ制御部とを備える構成としても良い。
さらに、前記圧力調整制御部は、各インクタンクの中からいずれかを送り出し元のインクタンクとし、各インクタンクの中からいずれかを送り入れ先のインクタンクとするように各インクタンク内の圧力を調整し、前記開閉バルブ制御部は、前記送り出し元のインクタンクから前記循環ヘッドにインクが供給され、前記循環ヘッドから前記送り入れ先のインクタンクにインクが供給されるように各開閉バルブの開閉を制御する構成とすることが可能である。
本発明は、複数のインクタンクのいずれもインク補充に使用でき、インクの流動を一定にすることができる。
本発明の一実施例にかかるインクジェット記録装置の概略構成図である。 同インクジェット記録装置の印刷ヘッドの要部断面図である。 同インクジェット記録装置のインクタンクの概略断面図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 3つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 4つのインクタンクを使用してインクを流動させる過程の一状態を示す概略構成図である。 変形例にかかるインクジェット記録装置を示しており、図24Aはインク供給経路の全体を示す図であり、図24Bは循環ヘッドの近辺のインク供給経路を示す図である。 変形例にかかるインクジェット記録装置の要部概略構成図である。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明である液体噴射装置の一実施形態にかかるインクジェット記録装置を概略図により示しており、図2は、同インクジェット記録装置の印刷ヘッドを要部断面図により示しており、図3は同インクジェット記録装置のインクタンクを概略断面図により示している。
図1において、インクジェット記録装置10は循環ヘッド11を有しており、同循環ヘッド11はインクを吐出するインクジェットヘッドである。図2において、循環ヘッド11は、ノズル11a1を有するオリフィスプレート11aを備えている。このオリフィスプレート11aの背面側に圧力室11bが形成されている。この圧力室11bを経由してインクが循環する。圧力室11bにおけるノズル11a1の対向面側にはアクチュエーター11cが設けられている。このアクチュエーター11cが駆動されることによって、圧力室11bの容積が変化してノズル11a1からインク滴が吐出される。アクチュエーター11cは、例えばピエゾ素子(PZT)等の圧電素子を用いて直接又は間接的に圧力室を変形させるものや、静電気でダイアフラムを駆動するもの、静電気で直接インクを移動させるもの等を採用可能であるが、これらに限られない。各循環ヘッド11は、圧力室11bを挟む位置に上流ポート11dと下流ポート11eを有している。各循環ヘッド11の上流ポート11dと下流ポート11eは、第1~第3タンク(タンク)12a~12cのインク出入口12a1~12c1に対して、開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2を介して接続されている。このように構成された循環ヘッド11において、インク20が、圧力室11bを通過して、例えば図2中矢印で示すように、左から右へ循環する。
このようにインクタンクは3つの第1~第3タンク12a~12cを有している。
図3において、第1~第3タンク12a~12cのインク出入口12a1~12c1は、タンク本体12a2~12c2の上面から挿入され、底面近くで開口している。タンク本体12a2~12c2の上面には、圧力調整パイプ12a3~12c3が接続され、ほぼ天井面で開口している。タンク本体12a2~12c2の側面には、インク補充口12a4~12c4が形成されており、当該インク補充口12a4~12c4を開閉してインクを補充することができるようになっている。タンク本体12a2~12c2の側面の上方部位には気圧センサー12a5~12c5が配置されており、タンク本体12a2~12c2の側面の下方部位には水圧センサー12a6~12c6が配置されている。気圧センサー12a5~12c5は、タンク本体12a2~12c2内の気圧を介してインクの水頭圧を検出しており、水圧センサー12a6~12c6は水圧を介してインク量を検出している。
インク出入口12a1には管路14aを介して開閉バルブ13a1,13a2が接続され、インク出入口12b1には管路14bを介して開閉バルブ13b1,13b2が接続され、インク出入口12c1には管路14cを介して開閉バルブ13c1,13c2が接続されている。また、開閉バルブ13a1,13b1,13c1は、管路15a1を介して循環ヘッド11の上流ポート11dに接続され、開閉バルブ13a2,13b2,13c2は、管路15a2を介して循環ヘッド11の下流ポート11eに接続されている。
このように、循環ヘッド11は圧力室11bに連通する上流ポート11dと下流ポート11eとを有し、3つのインクタンク(第1~第3タンク12a~12c)を有し、各インクタンク(第1~第3タンク12a~12c)は、上流ポート11dと下流ポート11eに連通するインク出入口12a1~12c1とを有し、各インクタンク(第1~第3タンク12a~12c)のインク出入口12a1~12c1を、それぞれ独立して上流ポート11dと下流ポート11eに対して開閉する開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2を有する。
圧力調整パイプ12a3~12c3と、気圧センサー12a5~12c5と、水圧センサー12a6~12c6は、圧力調整制御部14に接続されている。後述するように、圧力調整制御部14は、インクが循環ヘッド11を介在させて第1~第3タンク12a~12cのいずれかからいずれかに流れるようにする。このとき、圧力調整制御部14は、気圧センサー12a5~12c5と水圧センサー12a6~12c6の検出結果を参照し、圧力調整パイプ12a3~12c3を介して第1~第3タンク12a~12c内の気圧を制御する。
第1~第3タンク12a~12cのいずれかを送り出し元とし、第1~第3タンク12a~12cのいずれかを送り入れ先として、インクは流れる。開閉バルブ制御部15が開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2の開閉を制御することにより、どのタンクを送り出し元とし、どのタンクを送り入れ先とするかを決定できる。開閉バルブ制御部15は、圧力調整制御部14と同期して開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2の開閉を制御している。
本インクジェット記録装置10は、1または複数の循環ヘッド11を記録媒体の幅方向に沿って列状(一列または千鳥配列など)に配置してあり、記録媒体を長さ方向に送りながら循環ヘッド11のアクチュエーター11cを駆動させて圧力室11b内のインクをノズル11a1から記録媒体上に吐出させて所定の文字や画像を印刷する。印字制御部16は循環ヘッド11における各アクチュエーター11cの駆動を制御し、媒体駆動部17は駆動モーター17aを駆動させて記録媒体を搬送させる。印刷制御部18は、圧力調整制御部14と、開閉バルブ制御部15と、印字制御部16と、媒体駆動部17とを制御して、印刷およびインクの循環を制御する。
図4~図15は、開閉バルブ制御部15が開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2の開閉を制御して、どのタンクを送り出し元とし、どのタンクを送り入れ先とするかを決定している様子を示している。送り出し元とするタンクのインク出入口は循環ヘッド11の上流ポート11dに連通させ、送り入れ先とするタンクのインク出入口は循環ヘッド11の下流ポート11eに連通させるように、開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2を開閉させる。
図4は、第1タンク12aを送り入れ先とし、第2タンク12bを送り出し元とし、第3タンク12cを補充タンクとするときの開閉バルブの開閉状態を示している。なお図4において、第1タンク12a内の液位はほぼ空に近い所定値の状態(Empty:以下、空と呼ぶ)であり、第2タンク12b内の液位は半分よりも少し多い所定値の状態(Half:以下、半と呼ぶ)であり、第3タンク12c内の液位は満よりも少し少ない状態(Full-α-β)である。開閉バルブ13a2,13b1を開き、その他の開閉バルブ13a1,13b2,13c1,13c2を閉じる。第3タンク12cは上流ポート11dと下流ポート11eに連通しておらず、この状態で第3タンク12cのインク補充口(12c4)を開いて不図示のメインタンクから第3タンク12cの液位がほぼ満状態となる所定値(Full:以下、満と呼ぶ)までインクを補充する。
第3タンク12cにインクが補充された後、送り出し元の第2タンク12bのインクの量が半にまで減ったら、送り出し元を第3タンク12cに変更する。
図5は、送り出し元を第3タンク12cに変更する様子を示している。一時的に、第2タンク12bと第3タンク12cの両方を送り出し元とするように、開閉バルブ13c1を追加的に開く。この状態は、「開閉バルブを開くとき」にあたり、「いずれかのインクタンクの開閉バルブを開くときに、複数のインクタンクに対して同時に開いている状態を経」ていることになる。
すなわち、第1のインクタンクから第2のインクタンクに循環路を切り替えるときに、両方のインクタンクに対して同時に開いている状態を生じさせている。
追加的に開閉バルブのいずれかを開くときは、すでに開いている開閉バルブを介してインクが循環ヘッド11に流れている状態を乱さないように、ゆっくりと開く。すなわち、開閉バルブ制御部15は、各開閉バルブを開閉させるときに、開くのに要する時間を閉じるのに要する時間よりも長くとるようにしている。
この後、所定時間経過したら、開閉バルブ制御部15は、開閉バルブ13b1を閉じて、送り出し元を第3タンク12cだけにする。なお、この時点では、第1タンク12aの液位は半よりも少ない状態(Half-α)になる。これは、インクが第2タンク12bから第1タンク12aへ送り出されている間に、循環ヘッド11からインクが吐出されることにより減少するため、循環ヘッド11から吐出されたインクの量α分だけ半よりも少ない状態(Half-α)になる。なおこれ以降、送り出し元インクタンクから送り入れ先インクタンクへインクを送り出している間に循環ヘッド11から吐出されたインクの量をαまたはβと記載するが、α及びβは循環ヘッド11から吐出されたインクの量によって変動するため一定の値ではない。第2タンク12bの液位は、開閉バルブ13c1を開いた後、所定時間経過後に閉じるため、この所定時間が経過する間にインクが第1タンク12aへと送られることでインク量が空よりも減るが、これは無視できる程度に少ない量であるため記載は省略する。
図6は第1タンク12aを送り入れ先とし、第2タンク12bを補充タンクとし、第3タンク12cを送り出し元とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a2,13c1を開き、その他の開閉バルブ13a1,13b1,13b2,13c2を閉じる。図5に示す状態を比べると、第2タンク12bのインク出入口12b1を上流ポート11dに連通させていた開閉バルブ13b1を閉じている。
インクが流れることにより、送り出し元の第3タンク12cの液位は満から下がり始め、液位が半になるまでインクの送り出しを続ける。第3タンク12cの液位が半になったとき、第1タンク12aの液位が満よりも少ない状態(Full-α-β)になる。これは、インクが第3タンク12cから第1タンク12aへ送り出されている間に、循環ヘッド11からインクが吐出されることにより減少するため、循環ヘッド11から吐出されたインクの量β分だけ、満よりも少ない状態(Full-α)からより少ない状態(Full-α-β)になる。
送り出し元のインクタンクの液位が半まで下がったら、液位が空であるインクタンクを送り入れ先のインクタンクに変更する。送り入れ先のインクタンクを変更するときには、一時的に新たな送り入れ先のインクタンクを、送り入れ先のインクタンクとして追加し、追加後に、先の送り入れ先のインクタンクを閉じる。
図7は、送り入れ先として第2タンク12bを追加した状態であり、図8は、送り入れ先であった第1タンク12aを閉じた状態である。
図7は、第1タンク12aと第2タンク12bを送り入れ先とし、第3タンク12cを送り出し元とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a2,13b2,13c1を開き、その他の開閉バルブ13a1,13b1,13c2を閉じている。一時的に第1タンク12aと第2タンク12bの二つのインクタンクについて、インク出入口12a1,12c1を開いている。
図8は、第1タンク12aを補充タンクとし、第2タンク12bを送り入れ先とし、第3タンク12cを送り出し元とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13b2,13c1を開き、その他の開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13c2を閉じる。第1タンク12aは上流ポート11dと下流ポート11eに連通しておらず、この状態で第1タンク12aのインク補充口12a4を開いて不図示のメインタンクから第1タンク12aの液位が満となるまでインクを補充する。
図4は、第3タンク12cを補充タンクとした状態であり、図5~図7の状態を経て、図8で第1タンク12aを補充タンクとした状態へと移行してきた。
この後、図9~図11の状態を経て、図12で第2タンク12bを補充タンクとした状態へと移行する。
図9は、送り出し元として第1タンク12aを追加し、図10は、送り出し元であった第3タンク12cを切り離し、図11は送り入れ先として第3タンク12cを追加し、図12は送り入れ先であった第2タンク12bを補充タンクとするために切り離す状態を示している。
図9は、第1タンク12aと第3タンク12cを送り出し元とし、第2タンク12bを送り入れ先とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a1,13b2,13c1を開き、その他の開閉バルブ13a2,13b1,13c2を閉じる。
図10は、第1タンク12aを送り出し元とし、第2タンク12bを送り入れ先とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a1,13b2を開き、その他の開閉バルブ13a2,13b1,13c1,13c2を閉じる。
図11は、第1タンク12aを送り出し元とし、第2タンク12bと第3タンク12cを送り入れ先とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a1,13b2,13c2を開き、その他の開閉バルブ13a2,13b1,13c1を閉じる。
このように図8は、第1タンク12aを補充タンクとした状態であり、図9~図12の状態を経て、図13で第2タンク12bを補充タンクとした状態へと移行してきた。
さらに、図13~図15の状態を経て、図4で第3タンク12cを補充タンクとした最初の状態へと移行する。
図13は、送り出し元として第2タンク12bを追加し、図14は、送り出し元であった第1タンク12aを切り離し、図15は送り入れ先として第1タンク12aを追加し、図4は送り入れ先であった第3タンク12cを補充タンクとするために切り離す状態を示している。
図13は、第1タンク12aと第2タンク12bを送り出し元とし、第3タンク12cを送り入れ先とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a1,13b1,13c2を開き、その他の開閉バルブ13a2,13b2,13c1を閉じる。
図14は、第2タンク12bを送り出し元とし、第3タンク12cを送り入れ先とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13b1,13c2を開き、その他の開閉バルブ13a1,13a2,13b2,13c1を閉じる。
図15は、第2タンク12bを送り出し元とし、第1タンク12aと第3タンク12cを送り入れ先とするときの開閉バルブの開閉状態を示している。開閉バルブ13a2,13b1,13c2を開き、その他の開閉バルブ13a1,13b2,13c1を閉じる。
以上、図4~図15に示すような開閉状態となるように、開閉バルブ制御部15が開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2の開閉を制御する。
次に、図16~図23は、インクタンクとして第4タンク12dを追加し、第4タンク12dのために開閉バルブ13d1,13d2を追加した変形例を示している。
すなわち、インクタンクは4つである。
図16は、第1タンク12aを送り出し元とし、第2タンク12bを送り入れ先とし、図17に示す状態を経て、図18は、第3タンク12cを送り出し元とし、第4タンク12dを送り入れ先とし、図19に示す状態を経て、図20は、第2タンク12bを送り出し元とし、第1タンク12aを送り入れ先とし、図21に示す状態を経て、図22は、第4タンク12dを送り出し元とし、第3タンク12cを送り入れ先とし、図23に示す状態を経て、図16に示す最初の状態へと移行する。
送り出し元と送り入れ先を切り替えるときに、送り出し元についても送り入れ先についてもそれぞれインクタンクを追加する制御を行っている点が図4~図15に示す制御と異なっている。なお、具体的な開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2,13d1,13d2の開閉の状態は図に示している。開く開閉バルブは丸の中に+の記号を付してあり、閉じる開閉バルブは丸の中に×の記号を付してある。
また、開閉バルブ制御部15は、いずれかのインクタンクの開閉バルブを開くときに、他のインクタンクに対して同時に開いている状態を経るようにし、各開閉バルブを開閉させるときに、開くのに要する時間を閉じるのに要する時間よりも長くとる。
インクを循環させるためには、開閉バルブ制御部15による各開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2,13d1,13d2の開閉の制御に加えて、圧力調整制御部14による各インクタンク(第1~第4タンク12a~12d)内の圧力調整が必要となる。
送り出し元のインクタンクの液面から見たオリフィスプレート11aの表面の位置のポテンシャル圧力をPA、送り入れ先のインクタンクの液面から見たオリフィスプレート11aの表面の位置のポテンシャル圧力をPBとし、各管路と循環ヘッド11の内部流路抵抗で構成されるインク流路ネットワークの総流路抵抗をRとすれば、循環流量Qは、Q={PA-PB}/Rとなる。(ただし、オリフィスプレート11aの表面の位置は送り出し元のインクタンクの液面、送り入れ先のインクタンクの液面よりも高いのでPA、PBは負の値である)ここで、オリフィスプレート11aの表面位置から見た送り入れ先のインクタンクの液面のポテンシャル圧力は下流側圧力源と考えることができ、送り出し元のインクタンクの液面から見たオリフィスプレート11aの表面位置のポテンシャル圧力は上流側圧力源となる。
圧力調整制御部14は、総流路抵抗Rを固定値とし、オリフィスプレート11aにおけるノズル11a1において所定の負のメニスカス圧力を維持しながら、所定の循環流量Qを得られるように、送り出し元のインクタンクの液面から見たオリフィスプレート11aの表面の位置のポテンシャル圧力PAを発生させ、送り入れ先のインクタンクの液面から見たオリフィスプレート11aの表面の位置のポテンシャル圧力PBを発生させて、圧力調整パイプ12a3~12d3を介して圧力を調整する。
このように、圧力調整制御部14は、各インクタンク(第1~第4タンク12a~12d)の中からいずれかを送り出し元のインクタンクとし、各インクタンク(第1~第4タンク12a~12d)の中からいずれかを送り入れ先のインクタンクとするように各インクタンク(第1~第4タンク12a~12d)内の圧力を調整し、開閉バルブ制御部15は、送り出し元のインクタンクから循環ヘッド11にインクが供給され、循環ヘッド11から送り入れ先のインクタンクにインクが供給されるように各開閉バルブ13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2,13d1,13d2の開閉を制御する。また、圧力調整制御部14は、送り出し元となるインクタンクの気圧センサー12a5~12c5と水圧センサー12a6~12c6の検出結果、および、送り入れ先となるインクタンクの気圧センサー12a5~12c5と水圧センサー12a6~12c6の検出結果を参照しながら、適切なポテンシャル圧力PA,PBを発生させている。
図24は、変形例にかかるインクジェット記録装置の要部概略構成図を示しており、図24Aはインク供給経路の全体を示しており、図24Bは循環ヘッドの近辺のインク供給経路を示している。
この変形例では、図1~図15に記載した実施例の管路15a1に追加された送り出し元中継タンク21から、管路15a2に追加された送り入れ先中継タンク22へ、循環ヘッド11を介して、インクを流す。送り出し元中継タンク21は、管路15a1において、開閉バルブ13a1,13b1,13c1からの管路がすべて合流した位置よりも下流であって循環ヘッド11の上流ポート11dの上流の位置に配置される。
送り入れ先中継タンク22は、管路15a2において、管路が開閉バルブ13a2,13b2,13c2へ分岐する位置よりも上流であって循環ヘッド11の下流ポート11eの下流の位置に配置される。送り出し元中継タンク21と送り入れ先中継タンク22の内部には、内部における上方部位において上方に開口する皿状のインク貯留部21b,22bを有し、インク出入口21c、22cはインク貯留部21b,22bの上端よりも下の位置で開口している。また、送り出し元中継タンク21内でインク貯留部21bにインクを汲み上げる汲上機構21dを有している。インク出入口21c、22cは、管路15a1,15a2の一部を構成する。
ここで、送り出し元中継タンク21と送り入れ先中継タンク22とは、送り入れ先中継タンク22がインクを汲み上げる汲上機構を備えていない点を除いてほぼ同一形状で形成されており、取り付け位置については、送り出し元中継タンク21の方が送り入れ先中継タンク22よりも距離Dfだけ高い位置に配置されている。本来であれば、インクを流動させるポテンシャル圧力差は送り出し元中継タンク21と送り入れ先中継タンク22の配置高さの差に加えて液面の差も影響を与える。従って、インクが送られることによる液面の変化でインクの循環流量Qが変化する。
しかし、この変形例においては、中継タンクの内部において上方に開口する皿状のインク貯留部21b,22bを有しており、このインク貯留部21b,22bの液面の差がポテンシャル圧力差に相当する。送り入れ先中継タンク22においては、送り入れられてくるインクがインク貯留部22bの上縁で溢れるので液面は一定になる。また、送り出し元中継タンク21においても、インク出入口21cを介して循環ヘッド11へ送り出すインク量よりも多い量で、送り出し元インクタンクから送り出し元中継タンク21へインクが供給されており、さらに、インク出入口21cを介して循環ヘッド11へ送り出すインク量よりも多い量で汲上機構21dがインクタンクの底に貯留するインクを常に汲み上げるので、インクはインク貯留部21bの上縁で溢れ、液面は一定になる。
この結果、常にインク貯留部21b,22bの配置位置の差Dfだけがポテンシャル圧力差となり、一定となる。ポテンシャル圧力差が一定となれば、総流路抵抗Rは一定であるので、循環流量Qは一定となる。なお、送り出し元中継タンク21においては、汲上機構21dを設けず、管路15a1の一端をインク貯留部21bの内部に配置するようにしてもよい。この場合、送り出し元中継タンク21内にインク貯留部21bから溢れ出たインクを回収する流路を別途設ける。
このようにインクタンクと前記上流ポート11dとの間には送り出し元中継タンク21を有し、インクタンクと前記下流ポート11eとの間には送り入れ先中継タンク22を有し、前記送り出し元中継タンク21と前記送り入れ先中継タンク22は、それぞれ前記上流ポート11dと前記下流ポート11eに連通する中継用インク出入口21c,22cを有し、内部における上方部位において上方に開口する皿状のインク貯留部21b,22bを有し、前記中継用インク出入り口21c,22cは前記インク貯留部21b,22bの上端よりも下の位置で開口し、前記送り出し元中継タンク21内で前記インク貯留部21cにインクを汲み上げる汲上機構21dを有し、前記前記送り出し元中継タンク21内の前記インク貯留部21bの上端は、前記送り入れ先中継タンク22内の前記インク貯留部22bの上端よりも所定高さ(Df)だけ高く配置されている。
図25は、変形例にかかるインクジェット記録装置の要部概略構成図を示している。
この変形例では、図24に示す送り出し元中継タンク21の構造を、図1と図4~図15に示す第1タンク12a~第3タンク12cに採用している。
この変形例では、第1タンク12a~第3タンク12cの配置高さは同一であるが、圧力調整制御部14が所定のポテンシャル圧力差を生じさせるために圧力差(P1>P2)を生じさせている。第1タンク12a~第3タンク12c内におけるインク貯留部21bの液面の高さは同一となるが、圧力調整制御部14が所定のポテンシャル圧力差(P1>P2)を生じさせるため、ポテンシャル圧力差が一定となり、総流路抵抗Rは一定であるので、循環流量Qは一定となる。
この変形例によれば、第1タンク12a~第3タンク12cでの液面の高さが同一となるので、水頭差は生じていないため、圧力調整制御部14は総流路抵抗Rと循環流量Qだけに基づいて圧力差(P1>P2)を生じさせることに特化できる。この結果、圧力調整制御が単純化し、結果としてより均一な循環流量Qを期待できる。
むろん、第1タンク12a~第3タンク12cの配置高さが異なるものとならざるを得ない場合でも適用可能である。この場合、本来であれば、配置高さに加えてインク使用量に基づく液面の変化も加わることになるはずであるが、少なくともインク使用量に基づく液面の変化を生じなくさせることができ、固定値である配置高さの要素だけになるので、均一な循環流量Qを期待できる。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…インクジェット記録装置、11…循環ヘッド、11a…オリフィスプレート、11a1…ノズル、11b…圧力室、11c…アクチュエーター、11d…上流ポート、11e…下流ポート、12a~12c…インクタンク(第1~第3タンク)、12a1~12c1…インク出入口、12a2~12c2…タンク本体、12a3~12c3…圧力調整パイプ、12a4~12c4…インク補充口、12a5~12c5…気圧センサー、12a6~12c6…水圧センサー、13a1,13a2,13b1,13b2,13c1,13c2,13d1,13d2…開閉バルブ、14…圧力調整制御部、14a…管路、14b…管路、14c…管路、15…開閉バルブ制御部、15a1…管路、15a2…管路、16…印字制御部、17…媒体駆動部、17a…駆動モーター、20…インク、21,22…インクタンク、21b,22b…インク貯留部、21c,22c…インク出入口、21d,22d…汲上機構。

Claims (7)

  1. 圧力室に連通する上流ポートと下流ポートとを有する循環ヘッドと、複数のインクタン
    クとを有し、前記上流ポートと前記下流ポートを介して前記循環ヘッドを通過させていず
    れかのインクタンクからいずれかのインクタンクへインクを流動させる液体噴射装置であ
    って、
    少なくとも3つの前記インクタンクを有し、
    各インクタンクは、前記上流ポートと前記下流ポートとに連通するインク出入口を有し

    各インクタンクのインク出入口を、それぞれ独立して前記上流ポートと前記下流ポート
    に対して開閉する開閉バルブを有し、
    各インクタンクごとに
    各インクタンク内の圧力を調整する圧力調整制御部と、
    各インクタンクごとに各開閉バルブの開閉を制御する開閉バルブ制御部と
    を備え、
    前記圧力調整制御部は、各インクタンクの中からいずれかを送り出し元のインクタンク
    とし、各インクタンクの中からいずれかを送り入れ先のインクタンクとするように各イン
    クタンク内の圧力を調整し、
    前記開閉バルブ制御部は、前記送り出し元のインクタンクから前記循環ヘッドにインク
    が供給され、前記循環ヘッドから前記送り入れ先のインクタンクにインクが供給されるよ
    うに各開閉バルブの開閉を制御し、
    前記開閉バルブ制御部は、各開閉バルブを開閉させるときに、開くのに要する時間を閉
    じるのに要する時間よりも長くとる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 圧力室に連通する上流ポートと下流ポートとを有する循環ヘッドと、複数のインクタン
    クとを有し、前記上流ポートと前記下流ポートを介して前記循環ヘッドを通過させていず
    れかのインクタンクからいずれかのインクタンクへインクを流動させる液体噴射装置であ
    って、
    3つの前記インクタンクを有し、
    各インクタンクは、前記上流ポートと前記下流ポートとに連通するインク出入口を有し

    各インクタンクのインク出入口を、それぞれ独立して前記上流ポートと前記下流ポート
    に対して開閉する開閉バルブを有し、
    各インクタンクごとに
    各インクタンク内の圧力を調整する圧力調整制御部と、
    各インクタンクごとに各開閉バルブの開閉を制御する開閉バルブ制御部と
    を備え、
    前記圧力調整制御部は、各インクタンクの中からいずれかを送り出し元のインクタンク
    とし、各インクタンクの中からいずれかを送り入れ先のインクタンクとするように各イン
    クタンク内の圧力を調整し、
    前記開閉バルブ制御部は、前記送り出し元のインクタンクから前記循環ヘッドにインク
    が供給され、前記循環ヘッドから前記送り入れ先のインクタンクにインクが供給されるよ
    うに各開閉バルブの開閉を制御する
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 前記開閉バルブ制御部は、いずれかの前記インクタンクの前記開閉バルブを開くときに
    、複数の前記インクタンクに対して同時に開いている状態を経るようにすることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記インクタンクは3つであることを特徴とする請求項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記インクタンクは4つであることを特徴とする請求項のいずれかに記載の液体噴射
    装置。
  6. 前記インクタンクは、内部における上方部位において上方に開口する皿状のインク貯留
    部を有し、前記インク出入口は前記インク貯留部の上端よりも下の位置で開口し、かつ、
    前記インクタンク内で前記インク貯留部にインクを汲み上げる汲上機構を有することを特
    徴とする請求項~請求項のいずれかに記載の液体噴射装置。
  7. 圧力室に連通する上流ポートと下流ポートとを有する循環ヘッドと、複数のインクタン
    クとを有し、前記上流ポートと前記下流ポートを介して前記循環ヘッドを通過させていず
    れかのインクタンクからいずれかのインクタンクへインクを流動させる液体噴射装置であ
    って、
    3つの前記インクタンクを有し、
    各インクタンクは、前記上流ポートと前記下流ポートとに連通するインク出入口を有し

    各インクタンクのインク出入口を、それぞれ独立して前記上流ポートと前記下流ポート
    に対して開閉する開閉バルブを有し、
    各インクタンクごとに
    各インクタンク内の圧力を調整する圧力調整制御部と、
    各インクタンクごとに各開閉バルブの開閉を制御する開閉バルブ制御部と
    を備え、
    前記圧力調整制御部は、各インクタンクの中からいずれかを送り出し元のインクタンク
    とし、各インクタンクの中からいずれかを送り入れ先のインクタンクとするように各イン
    クタンク内の圧力を調整し、
    前記開閉バルブ制御部は、前記送り出し元のインクタンクから前記循環ヘッドにインク
    が供給され、前記循環ヘッドから前記送り入れ先のインクタンクにインクが供給されるよ
    うに各開閉バルブの開閉を制御し、
    前記インクタンクと前記上流ポートとの間には送り出し元中継タンクを有し、前記イン
    クタンクと前記下流ポートとの間には送り入れ先中継タンクを有し、
    前記送り出し元中継タンクと前記送り入れ先中継タンクは、
    それぞれ前記上流ポートと前記下流ポートに連通する中継用インク出入口を有し、
    内部における上方部位において上方に開口する皿状のインク貯留部を有し、
    前記中継用インク出入り口は前記インク貯留部の上端よりも下の位置で開口し、
    前記送り出し元中継タンク内で前記インク貯留部にインクを汲み上げる汲上機構を有し

    前記り出し元中継タンク内の前記インク貯留部の上端は、前記送り入れ先中継タンク
    内の前記インク貯留部の上端よりも所定高さだけ高く配置されていることを特徴とする液
    体噴射装置。
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