JP7206635B2 - ***用外用剤 - Google Patents

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Description

本発明は、***用外用剤、より具体的には***の色味を向上させるための***用外用剤に関する。
赤い唇は女性を魅力的に見せることが知られており(非特許文献1)、唇の赤い色味を演出することに対する需要は高い。そのため、メークアップ化粧料を始めとする色素を配合した化粧料などの見た目の色味を補正する製品が市場に多く出回っている。その一方で、メークアップに頼らずに唇そのものの色味を改善することも望まれており、健康的な血色の唇を得るための美容法の情報が発信されたり、唇の血色に美容効果を期待しうる成分を配合した化粧料も市場に存在したりしている。しかしながら、既存の美容法や化粧料では満足のいく効果が得られないという消費者の声が少なくなく、より効果の高い唇の赤みを改善する技術が求められている。
***の色味の要素のひとつには、血液による赤みがある。そのため、血行促進作用により***を適度に赤く発色させ、健康的で若々しい印象を与えることを企図して、カプサイシンなどの血行促進作用を有する成分を配合した化粧料が発売されている。しかしながら、十分な効果が得られなかったり、使用時に唇に刺激を感じたり、消費者の満足には至っておらず、いまだに***の色味を向上させるための新たな技術が望まれている。
Stephen ID,McKeegan AM.Perception.2010;39(8):1104-1110.
本発明は、***自体の赤い色味を向上させる***用外用剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意研究したところ、血液による赤みにより***の色味を向上させるために、***の血管を増やすことに想到した。そして、血管を増やす、すなわち血管新生を促進する成分を***用外用剤に含有させることに想到し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]血管新生促進剤を含有する、色味向上用の***用外用剤。
[2]前記血管新生促進剤が、ソウハクヒ抽出物、オプンティア フィクス インディカ(Opuntia ficus-indica)抽出物、アサガオカラクサ抽出物、及びゲン
チアナ抽出物からなる群から選択される一種又は二種以上を含む、[1]に記載の***用外用剤。
[3]血行促進剤をさらに含有する、[1]又は[2]に記載の***用外用剤。
[4]前記血行促進剤が、花椒抽出物を含む、[3]に記載の***用外用剤。
[5]ソウハクヒ抽出物と花椒抽出物とを含有する、色味向上用の***用外用剤。
[6]化粧料又は医薬部外品である、[1]~[5]のいずれかに記載の***用外用剤。
本発明により、刺激を生じることなく***自体の赤い色味を向上させることができる***用外用剤が提供される。該***用外用剤は化粧料等に好適であり、健康的で魅力的な唇を演出することができる。
培養ヒト血管内皮細胞の管腔の長さを示すグラフ(*:p<0.05、**:p<0.01)。 培養ヒト血管内皮細胞の管腔間の空間面積を示すグラフ(*:p<0.05、**:p<0.01)。 唇のヘモグロビン値の変化量を示すグラフ(*:p<0.05、**:p<0.01、N.S.:有意差なし)。
本発明の***用外用剤は、血管新生促進剤を含有する。
血管新生とは、既に存在する血管から新しい血管が形成される生理現象である。血管新生促進剤とは、血管が形成されるのを促す作用を有するものをいう。
血管新生は、血管内皮細胞が集合、接着し、血管の元となる形態を形成する管腔形成を評価することにより確認することができる(Arnaoutova I,Kleinman HK.Nat Protoc.2010;5(4):628-35.)。すなわち、マトリックス上にて培養した血管内皮細胞どうしの繋がりの長さ、及び/又は血管内皮細胞どうしが繋がった結果生じる空間部の面積を指標に、血管新生を促進する作用を有する成分や抑制する作用を有する成分を評価することができる。
本発明において、血管新生促進剤としては、特に限定されないが、ソウハクヒ抽出物、オプンティア フィクス インディカ抽出物、アサガオカラクサ抽出物、及びゲンチアナ抽出物が好ましく挙げられ、これからなる群から選択される一種又は二種以上を用いることができる。
なお、ゲンチアナ抽出物及びアサガオカラクサ抽出物は、血管新生促進作用を有することが知られており、肌荒れ改善や養毛のために皮膚外用剤に配合することが提案されている(特開2000-212059号公報、特開2003-160503号公報)。また、ソウハクヒ抽出物及びオプンティア フィクス インディカ抽出物については、後述の実験結果に示されるように、本願発明者らが新たにその血管新生促進作用を見出した。
本発明の***用外用剤における血管新生促進剤の含有量は、外用剤組成物全量に対して総量で、好ましくは0.001%~10質量%、より好ましくは0.005~5質量%、さらに好ましくは0.01~0.1質量%の含有量とすると、所望の効果を得やすく、また処方設計の自由度を確保できる。
本発明の***用外用剤は、血行促進剤をさらに含有することが好ましい。
血行促進とは、血流量を増加させることをいう。血行促進剤とは、血流量を増加させる作用を有するものをいう。
本発明において、血行促進剤としては、特に限定されないが、血行促進作用を有することが知られている花椒抽出物が好ましく挙げられる。また、カプサイシンも血行促進作用を有することが知られている成分であり、これを含有するトウガラシチンキ抽出物等も血行促進剤として用い得るが、使用時に刺激を生じる場合があるため、その含有量をごく少量、例えば外用剤全量に対して0.0001質量%以下とするか、含有させないことが好
ましい。
本発明の***用外用剤における血行促進剤の含有量は、外用剤全量に対して総量で、好ましくは0.001~10質量%、より好ましくは0.005~5質量%、さらに好まし
くは0.01~0.1質量%の含有量とすると、所望の効果を得やすく、また処方設計の自由度を確保できる。
本発明の***用外用剤において、血管新生促進剤と血行促進剤との含有量は、質量比で、好ましくは1:5~5:1、より好ましくは1:2~2:1とすると、所望の効果を得やすい。
本発明の別の態様は、ソウハクヒ抽出物と花椒抽出物とを含有する、色味向上用の***用外用剤である。
本態様において、ソウハクヒ抽出物の含有量は外用剤組成物全量に対して総量で、好ましくは0.001%~10質量%、より好ましくは0.005~5質量%、さらに好ましくは0.01~0.1質量%の含有量とすると、所望の効果を得やすく、また処方設計の自由度を確保できる。また、花椒抽出物の含有量は外用剤組成物全量に対して総量で、好ましくは0.001%~10質量%、より好ましくは0.005~5質量%、さらに好ましくは0.01~0.1質量%の含有量とすると、所望の効果を得やすく、また処方設計の自由度を確保できる。また、ソウハクヒ抽出物と花椒抽出物との含有量は、質量比で、好ましくは1:5~5:1、より好ましくは1:2~2:1とすると、所望の効果を得やすい。
本発明の***用外用剤は、血管新生作用により***の血液量を増やし、血液中のヘモグロビンによる見た目の赤みを増すことができる。これにより***自体を血色よく自然な赤みの、健康的な色味に導くことができるため、色味向上用途に好適である。
また、後述の試験例に示されるように、本発明の外用剤は使用時の刺激が生じにくいため、一般に皮膚が薄い***に対しても好適に塗布し得る。
本発明の***用外用剤の剤型としては、ローション剤型、乳液やクリーム等の乳化剤型、オイル剤型、ジェル剤型、パック、洗浄料等が挙げられる。
また、外用剤の態様としては、特に限定されないが、化粧料及び医薬部外品が好ましく挙げられ、口紅、リップクリーム、リップグロス等の製品に好適である。
本発明の***用外用剤には、前述した成分の他に、通常化粧料や医薬部外品に使用される成分を広く配合することが可能である。かかる成分としては、例えば種々の有効成分、油性成分、界面活性剤、多価アルコール、増粘剤、粉体類、紫外線吸収剤等が挙げられるがこれらに限定されない。
有効成分としては、美白成分、シワ改善成分、抗炎症成分、他の動植物由来の抽出物等が挙げられる。
美白成分としては、一般的に化粧料に用いられているものであれば特に限定はない。例えば、4-n-ブチルレゾルシノール、アスコルビン酸グルコシド、3-О-エチルアスコルビン酸、トラネキサム酸、アルブチン、エラグ酸、コウジ酸、リノール酸、ニコチン酸アミド、5,5'-ジプロピルビフェニル-2,2'-ジオール、5'-アデニル酸二ナ
トリウム、トラネキサム酸セチル、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、ハイドロキノン、パントテン酸等が挙げられる。
化粧料における美白成分の含有量は、通常0.01~30質量%であり、0.1~10質量%が好ましく、0.3~5質量%がより好ましい。
シワ改善成分としては、一般的に化粧料に用いられているものであれば特に限定はない。例えば、三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸ナトリウム、ニコチン酸アミド、ビタミンA又はその誘導体(レチノール、レチナール、レチノイン酸、トレチノイン、イ
ソトレチノイン、レチノイン酸トコフェロール、パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等)、ウルソール酸ベンジルエステル、ウルソール酸リン酸エステル、ベツリン酸ベンジルエステル、ベンジル酸リン酸エステルが挙げられる。
外用剤におけるシワ改善成分の含有量は、通常0.01~30質量%であり、0.1~10質量%が好ましく、1~5質量%がより好ましい。
抗炎症成分としては、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、クラリノン、グラブリジン、サリチル酸、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールニコチン酸エステル、トラネキサム酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸、パントテニルアルコール、及びこれらの塩又は誘導体等が挙げられ、好ましくは、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸及びその塩、トラネキサム酸及びその誘導体、パントテニルアルコール並びにパントテン酸及びその塩である。
外用剤中における抗炎症成分の含有量は、通常0.01~30質量%であり、0.1~10質量%が好ましく、1~5質量%がより好ましい。
他の動植物由来の抽出物としては、一般的に化粧料等に用いられているものであれば特に限定はない。例えば、アケビエキス、アスナロエキス、アスパラガスエキス、アボカドエキス、アマチャエキス、アーモンドエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アロニアエキス、アンズエキス、イチョウエキス、インドキノエキス、ウイキョウエキス、ウドエキス、エイジツエキス、エゾウコギエキス、エンメイソウエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オタネニンジンエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オレンジエキス、カキョクエキス、カッコンエキス、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、グアバエキス、クジンエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、黒米エキス、クロレラエキス、クワエキス、ケイケットウエキス、ゲットウヨウエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、ゴボウエキス、コメエキス、コメ発酵エキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コケモモエキス、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンシャエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ショウキョウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナエキス、ステビアエキス、ステビア発酵物、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ソウハクヒエキス、ダイオウエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、タンポポエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、甜茶エキス、トウガラシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、バーチエキス、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ヒノキエキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ種子エキス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マヨナラエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モズクエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、リンゴエキス、ルイボス茶エキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンギョウエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、ワレモコウエキス等のエキスが好ましいものとして挙げられる。
外用剤中における動植物由来抽出物の含有量は、通常0.01~30質量%であり、0.1~10質量%が好ましく、1~5質量%がより好ましい。
油性成分としては、極性油、揮発性炭化水素油等が挙げられる。
極性油としては、合成エステル油として、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、イソノナン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタンエリスリトール、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパンを挙げることができる。
さらに、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリル、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル、オクチルメトキシシンナメート等も挙げられる。
また、天然油として、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル等が挙げられる。
揮発性炭化水素油としては、イソドデカン、イソヘキサデカン等が挙げられる。
界面活性剤としては、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、イミダゾリン系両性界面活性剤(2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、
ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等) 、グリセリン脂肪酸エステル類(モノステアリン酸グリセリル等)、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE-ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE-グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2-オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニル
エーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2-デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、等が挙げられる。
多価アルコールとしては、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2-ペンタンジオール、2,4-ヘキシレングリコール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール等が挙げられる。
増粘剤としては、グアーガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸,キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等が挙げられる。
粉体類としては、表面を処理されていてもよい、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていてもよい、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていてもよい、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていてもよい赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、4-メトキシ-4'-t-ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類
、等が挙げられる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
<参考試験例>
培養ヒト血管内皮細胞(HUVEC、タカラバイオ社)を用い、Cultrex In Vitro Angiogenesis Assay Tube Formation Ki
t(Trevigen社)を用いて、血管新生を誘導した。すなわち、培養ヒト血管内皮
細胞に前記キット付属のカルセインAMを取り込ませて緑色蛍光に染色した後、前記キット付属のマトリックス上で、種々の被験物質のうち一種(0.1容量%)と共に10時間
培養した。緑色蛍光画像を撮影し、画像解析により、管腔の長さ及び管腔間の空間面積を測定し、被験物質を含まない溶媒対照の場合と比較した。た。なお、管腔の長さは、網の目状に並んだ細胞の長さを指し、管腔間の空間面積は、細胞が配列した後にできる細胞外の黒色空間の面積を指す。管腔の長さ及び管腔間の空間面積は、血管新生の指標となる管腔形成のレベルを表す(非特許文献2)。
被験物質は以下の通りである。
サンザシ抽出物(小城製薬株式会社)
ヒキオコシ抽出物(丸善製薬株式会社)
ソウハクヒ抽出物(丸善製薬株式会社)
ゲンチアナ抽出物(一丸ファルコス株式会社)
アサガオカラクサ抽出物(丸善製薬株式会社)
オプンティア フィクス インディカ抽出物(香栄興業株式会社)
ツルレイシ抽出物(有限会社イントロン)
アセロラ抽出物(株式会社ニチレイバイオサイエンス)
緑茶抽出物(香栄興業株式会社)
キウイ抽出物(一丸ファルコス株式会社)
ローマカミツレ抽出物(香栄興業株式会社)
管腔の長さの測定結果を図1に示す。ソウハクヒ抽出物、ゲンチアナ抽出物、アサガオカラクサ抽出物、及びオプンティア フィクス インディカ抽出物において、溶媒対照に対して統計的に有意な管腔の長さの増大作用が認められた。
管腔間の空間面積の測定結果を図2に示す。ソウハクヒ抽出物、ゲンチアナ抽出物、アサガオカラクサ抽出物、オプンティア フィクス インディカ抽出物、ツルレイシ抽出物、キウイ抽出物、及びローマカミツレ抽出物及びにおいて、溶媒対照に対して統計的に有意な管腔間の空間面積の増大作用が認められた。
管腔の長さ及び管腔間の空間面積ともにおいて有意な増大作用が認められた、ソウハクヒ抽出物、ゲンチアナ抽出物、アサガオカラクサ抽出物、及びオプンティア フィクス インディカ抽出物は、より効果の高い血管新生促進作用を有すると推測される。
<実施例>
表1に示す処方成分を80℃に加温し、撹拌・混合しながら冷却し、リップクリームを製造した。なお、本発明の製剤1には血管新生促進剤としてソウハクヒ抽出物を、本発明の製剤2には血管新生促進剤としてソウハクヒ抽出物及び血行促進剤として花椒抽出物を含有する。対照製剤は、血管新生促進剤も血行促進剤も含有しない。比較製剤1は血管新生促進剤を含有せず、血行促進剤としてトウガラシチンキ(カプサイシンを含む)を含有する。比較製剤2は、血管新生促進剤を含有せず、血行促進剤として花椒抽出物を含有する。
Figure 0007206635000001
<試験例1>
実施例で調製した製剤をそれぞれ5人の被験者、計25名に2週間毎日使用してもらい、連用前後の唇のヘモグロビンレベルを比較した。具体的には、連用前にアンテラ3D(Miravex社製)を用いて撮影した唇の画像と、連用後に同様に撮影した画像を並べ、連用前に撮影したアンテラ3D画像上で「上下唇全体のエリア」をフリーフォムで選択し解析範囲とした後、2週使用後の画像に解析範囲を自動マッチングさせ、ヘモグロビン平均レベルの解析項目を用いてデータを取得した。
本試験において、ヘモグロビン値が増加するほど唇の色味、より具体的には血色が向上する効果があると認められる。
結果を図3に示す。血管新生促進剤及び血行促進剤を含まない対照製剤に比べ、血管新生促進剤及び/又は血行促進剤を含む製剤1及び2並びに比較製剤1及び2は、いずれもヘモグロビン値が連用前に比べて連用後に増加する傾向が認められた。
しかしながら、血行促進剤としてトウガラシチンキを含有する比較製剤1では溶媒対照に対して統計学的に有意な血色向上効果が認められなかったのに対し、血管新生促進剤としてソウハクヒ抽出物を含有する製剤1では、対照製剤との統計学的な有意差を伴って比較製剤1の2倍近いヘモグロビン値の増加が認められた。このことから、血管新生促進剤を含有するリップクリームが、唇の血色向上に有効であることがわかる。
また、血管新生促進剤を含有せず血行促進剤として花椒抽出物を含有する比較製剤2でも、溶媒対照に対して統計学的に有意にヘモグロビン値が増加したが、血管新生促進剤としてソウハクヒ抽出物と血行促進剤として花椒抽出物とを含有する製剤2では、さらに約2倍大きいヘモグロビン値の増加が認められた。このことから、血管新生促進剤と血行促
進剤とを含有するリップクリームが、唇の血色向上により有効であることがわかる。
<試験例2>
実施例で調製した製剤をそれぞれ5人の被験者、計25名に2週間毎日使用してもらい、連用前後の唇の赤みを比較した。具体的には、連用前後にそれぞれ正面顔の写真を撮影し、Photoshop(アドビシステムズ社)を用いて、写真中の上唇の中に解析領域を設定し、解析領域中のRGBのR値の平均値を算出し、比較した。
結果を表2に示す。血管新生促進剤及び血行促進剤を含まない対照製剤に比べ、血管新生促進剤及び/又は血行促進剤を含む製剤1及び2並びに比較製剤1及び2は、いずれもR値が連用前に比べて連用後に増加する傾向が認められた。これらのうち、製剤1及び2、並びに比較製剤2は対照製剤に対して統計学的に有意な増加を示した。特に、血管新生促進剤としてソウハクヒ抽出物を含有する製剤1、及び血管新生促進剤としてソウハクヒ抽出物と血行促進剤として花椒抽出物とを含有する製剤2では、比較製剤の約2倍のR値の増加を示した。このことから、血管新生促進剤を含有するリップクリームが唇の血色向上に有効であり、血管新生促進剤と血行促進剤とを含有するリップクリームが、唇の血色向上により有効であることがわかる。
Figure 0007206635000002
<試験例3>
実施例で調製した製剤をそれぞれ5人の被験者、計25名に2週間毎日使用してもらい、連用後に使用時の刺激の有無についてヒアリングした。ヒアリングに対しては自由回答とした。
結果を表3に示す。血行促進剤としてトウガラシチンキを含有する比較製剤1では、全員の被験者が何らかの刺激を訴えたのに対し、製剤1及び2並びに比較製剤2では刺激に対する訴えは得られなかった。このことから、ソウハクヒ抽出物は血管新生促進剤としてリップクリームに好適に配合することができることがわかる。
Figure 0007206635000003
本発明により、刺激を生じることなく***自体の赤い色味を向上させることができる***用外用剤が提供される。該***用外用剤は化粧料等に好適であり、健康的で魅力的な唇を演出することができるため、産業上有用である。

Claims (4)

  1. ソウハクヒ抽出物、オプンティア フィクス インディカ抽出物、アサガオカラクサ抽出物、及びゲンチアナ抽出物からなる群から選択される一種又は二種以上を含む血管新生促進剤を外用剤全体の0.001質量%~10質量%と、血行促進剤を外用剤全体の0.001質量%~10質量%とを含有する、色味向上用の***用外用剤であり、
    前記色味向上が***自体を血色よく自然な赤みにすることである、***用外用剤。
  2. 前記血行促進剤が、花椒抽出物を含む、請求項に記載の***用外用剤。
  3. ソウハクヒ抽出物を外用剤全体の0.001質量%~10質量%と、花椒抽出物を外用剤全体の0.001質量%~10質量%とを含有する、色味向上用の***用外用剤であり、
    前記色味向上が***自体を血色よく自然な赤みにすることである、***用外用剤。
  4. 化粧料又は医薬部外品である、請求項1~のいずれか一項に記載の***用外用剤。
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