JP7203190B2 - 計算方法、画像生成方法、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズの販売方法、計算装置およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明の第2の態様によると、画像生成方法は、近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値に基づく画像生成方法であって、前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得することと、前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得することと、前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算することと、前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算することと、前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算することと、計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させることと、前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算することと、前記計算によって算出される前記光学特性に関する数値に基づいて、前記光学特性についての情報を含む画像を生成することと、を含む。
本発明の第3の態様によると、計算装置は、近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値を計算する計算装置であって、前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得する処方データ取得部と、前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得する距離取得部と、前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算する調節力計算部と、前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算する第1距離計算部と、前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算する第2距離計算部と、計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させる提示部と、前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算する加入度計算部と、備える。
本発明の第4の態様によると、プログラムは、近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値の計算処理を、処理装置に行わせるためのプログラムであって、前記計算処理は、前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得する処方データ取得処理と、前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得する距離取得処理と、前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算する調節力計算処理と、前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算する第1距離計算処理と、前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算する第2距離計算処理と、計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させる提示処理と、前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算する加入度計算処理とを含む。
なお、制御部210が用いるデータの一部は遠隔のサーバ等に保存してもよい。
なお、処方データ取得部211は通信等を介して処方データを取得してもよい。
なお、数値を入力するための画面構成要素の態様は、例えばいくつかの選択肢が画面に表示されその一つを選択する構成にする等、入力されたデータの処理を行うことができれば特に限定されない。以下の各画面構成要素でも同様である。
A1=100/D1 …(1)
Di=A1-Addp …(2)
この差Diが、装用者の調節力の50%により補われるように処方されているものと想定する。従って、装用者の調節力Acは以下の式(3)により求められる。
Ac=2×Di …(3)
なお、ここでは、差Diが、装用者の調節力の50%により補われるように処方されているものと想定したが、40%または60%等、適宜設定された値を用いてもよい。
EPP= AddEP/Add …(4)
AddEP=100/D2-Ac/2 …(5)
加入度計算部320は、式(5)で得られた値が負の場合は、アイポイントEPでの加入度AddEPを0に設定する。
なお、ここでは、アイポイントEPでの加入度AddEPが、装用者が調節力の50%を用いて第2距離D2を見るように設定したが、40%または60%等、適宜設定された値を用いてもよい。
なお、加入度計算部320は、アイポイントEPにおける加入度AddEPまたは加入度率EPPのいずれか一方を計算して計算装置200に記憶させる構成にしてもよい。
なお、距離計算部330は、第1遠点距離、第1近点距離、第2遠点距離および第2近点距離の全てではなく、少なくとも一つを計算すればよい。
Df1= 100/Addp …(6)
Dn1= 100/(Addp+Ac) …(7)
Df2= 100/AddEP …(8)
Dn2= 100/(AddEP+Ac) …(9)
Wn= W1×(D1+L1)/DL …(10)
Wp= W2×(D2+L1)/DL …(11)
なお、図7の情報提供画像G2において破線で描かれた矩形は画像を構成しない。また、図7の情報提供画像G2は一例であり、計算部300の計算に得られた情報を表示できれば、図柄および各要素の配置等は特に限定されない。
なお、情報提供画像G2における各数値の表し方は、各数値の大きさがどの程度かをユーザ等に伝えることができれば特に限定されず、例えば単位も図7で用いられたものに限られない。
なお、製造された眼鏡レンズLSは、眼鏡店において装用者Wrに販売される。本実施形態に係る眼鏡レンズの販売方法は、上述の画像生成方法により生成された情報提供画像G2を、装用者Wrに対して提示することを含む。これにより、装用者Wrが近用部Nおよび中間部Pを通して見る距離に合わせ、装用者Wrに適した眼鏡レンズLSを提供することができる。
(1)本実施形態の計算方法は、近用部Nと、近用部Nを通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部Fと、近用部Nと遠用部Fとの間に設けられた中間部Pとを備える眼鏡レンズLSの光学特性に関する数値の計算方法であって、装用者Wrの処方データを取得することと、装用者Wrが、近用部Nを通して見る距離である第1距離D1、および、中間部Pを通して見る距離である第2距離D2を取得することと、処方データ、第1距離D1および第2距離D2に基づいて、装用者Wrが第2距離D2を見るために適した中間部Pにおける加入度AddEPまたは加入度率EPPを計算することとを含む。これにより、装用者Wrが近用部Nおよび中間部Pを通して見る距離に合わせ、装用者Wrに適した眼鏡レンズLSを提供することができる。
(変形例1)
上述の実施形態において、表示部203と入力部204とが一体となったタッチパネルを介して、処方データ、第1距離D1および第2距離D2等の計算部300の計算処理に必要な数値を入力してもよい。
上述の実施形態において、さらに、装用者Wrが遠用部Fを通して見る距離(第3距離)に基づいて眼鏡レンズLSの光学特性に関する数値を計算してもよい。
S* =S+1/D3 …(12)
例えば、処方データで球面度数が-3.00であり、第3距離D3が4m(0.25D)の場合、加入度計算部320は、球面度数の数値を-2.75に設定する。
Add = Addp-1/D3 …(13)
加入度の値は遠用参照点FVが基準となっているため、第3距離D3が無限遠から4mへと変化すると、加入度が0となる点が図11のグラフ横軸のO1からO2(=O1-0.25)へと移動する。加入度AddはO1またはO2から処方加入度Addpまでの値となるため、第3距離D3が無限遠から4mへと変化すると、加入度Addは0.25小さくなる。第3距離D3が無限遠から4mへと変化すると、加入度曲線CA10は加入度曲線CA20に変化して設定される。
AddEP* =AddEP-1/D3 …(14)
EPP* =AddEP*/Add …(15)
この場合、アイポイントEPでの加入度および加入度率は変化するものの、アイポイントEPおよび近用参照点NVでの屈折力は変化しない。
なお、変形例1に示したように入力部204がタッチパネル241により構成されている場合、装用者Wr等のユーザがタッチパネル241のスライドバー501をなぞって数値指定マーク502を動かしたり、スライドバー501に触れて数値指定マークを動かすことにより第3距離D3を設定できることが簡便で好ましい。
上述の実施形態において、処方データに装用乱視度数が含まれている場合、装用乱視度数に基づいて球面度数(S)を設定することができる。
RSx =(RC-RCs)/2 …(16)
LSx =(LC-LCs)/2 …(17)
なお、ディオプタ単位で0.25未満の値等は適宜切り捨て等を行ってもよい。
評価装置200の情報処理機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された、上述した計算処理および画像生成処理ならびにそれに関連する処理の制御に関するプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行させてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS(Operating System)や周辺機器のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、メモリカード等の可搬型記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものを含んでもよい。また上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせにより実現するものであってもよい。
日本国特願2019-034630号(2019年2月27日出願)
Claims (11)
- 近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値の計算方法であって、
前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得することと、
前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得することと、
前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算することと、
前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算することと、
前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算することと、
計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させることと、
前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算することと、
を含む計算方法。 - 請求項1に記載の計算方法において、
前記処方データ、および、前記第1距離に基づいて、前記装用者が、収差が所定の値以下となる前記近用部の部分を通して見ることができる対象の幅である第1明視幅を計算する、または、前記処方データ、および、前記第2距離に基づいて、前記装用者が、前記アイポイントを含む幅であって、収差が所定の値以下となる前記中間部の部分を通して見ることができる対象の幅である第2明視幅を計算する、ことを含む計算方法。 - 近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値に基づく画像生成方法であって、
前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得することと、
前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得することと、
前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算することと、
前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算することと、
前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算することと、
計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させることと、
前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算することと、
前記計算によって算出される前記光学特性に関する数値に基づいて、前記光学特性についての情報を含む画像を生成することと、を含む、画像生成方法。 - 請求項3に記載の画像生成方法において、
前記装用者が、前記遠用部を通して見る距離である第3距離を取得することを含み、
前記第3距離に基づいて、前記光学特性に関する数値が算出される画像生成方法。 - 請求項4に記載の画像生成方法において、
前記画像は、前記第3距離を入力するための画面構成要素を含む画像生成方法。 - 請求項5に記載の画像生成方法において、
前記光学特性についての情報、および前記画面構成要素は、タッチパネルに表示され、
前記タッチパネルにおける前記画面構成要素を触れるか、またはなぞることにより入力される前記第3距離の値が変化するように構成され、
前記第3距離の値の変化に基づいて、更新された前記画像が生成される画像生成方法。 - 請求項3から6までのいずれか一項に記載の画像生成方法により生成された画像を、装用者に対して提示することと、
前記画像を見た前記装用者から得られた情報に基づいて、眼鏡レンズを設計することとを含む眼鏡レンズの設計方法。 - 請求項3から6までのいずれか一項に記載の画像生成方法により生成された画像を、装用者に対して提示することと、
前記画像を見た前記装用者から得られた情報に基づいて、眼鏡レンズを設計することと、
設計された前記眼鏡レンズを製造することと、
を含む眼鏡レンズの製造方法。 - 請求項3から6までのいずれか一項に記載の画像生成方法により生成された画像を、装用者に対して提示することを含む眼鏡レンズの販売方法。
- 近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値を計算する計算装置であって、
前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得する処方データ取得部と、
前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得する距離取得部と、
前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算する調節力計算部と、
前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算する第1距離計算部と、
前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算する第2距離計算部と、
計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させる提示部と、
前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算する加入度計算部と、
を備える計算装置。 - 近用部と、前記近用部を通して見る距離よりも長い距離を見るための遠用部と、前記近用部と前記遠用部との間に設けられた中間部とを備える眼鏡レンズの光学特性に関する数値の計算処理を、処理装置に行わせるためのプログラムであって、
前記計算処理は、
前記近用部に加える加入度である処方加入度を含む、装用者の処方データを取得する処方データ取得処理と、
前記装用者が、前記近用部を通して見る距離である第1距離、および、前記中間部を通して見る距離である第2距離を取得する距離取得処理と、
前記第1距離および前記処方加入度に基づいて、前記装用者の調節力を計算する調節力計算処理と、
前記処方加入度と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記近用部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第1遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第1近点距離の少なくとも一つを計算する第1距離計算処理と、
前記中間部における前記加入度または加入度率と、計算された前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る際の、前記装用者から遠点までの距離である第2遠点距離および前記装用者から近点までの距離である第2近点距離の少なくとも一つを計算する第2距離計算処理と、
計算した前記第1遠点距離、前記第1近点距離、前記第2遠点距離または前記第2近点距離を、眼鏡レンズの情報を提供する情報提供画像に提示させる提示処理と、
前記処方データが示す処方加入度と、前記第2距離と、前記調節力とに基づいて、前記装用者が前記中間部を通して見る前記第2距離に合わせた前記中間部におけるアイポイントに合わせた加入度または加入度率を計算する加入度計算処理とを含むプログラム。
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