JP7202989B2 - センサ保守システム、情報処理装置、および、プログラム - Google Patents

センサ保守システム、情報処理装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、センサ保守システム、情報処理装置、および、プログラムに関する。
特許文献1には、遠隔的に操作されるリセット機構を備えた低震度検出センサと、通常はロック状態にあり、低震度検出センサの震度検出から所定時間後に、ロック状態が遠隔的に解除されて作動状態となる高震度検出センサとを有する地震感知器が開示されている。
特開平03-61888号公報
振動センサの校正や診断は、例えば、互いに接近した状態で配置された2つの振動センサの検出結果を比較し、この検出結果が互いに近ければ、この2つの振動センサは正常に動作していると判断でき、また、校正も不要であると判断できる。
ところで、振動センサが高価であるなどの理由や外部電源が必要であるなどの理由により、振動センサの設置数が限られる事態が想定され、この場合、振動センサが互いに離れた状態で設置されやすくなる。この場合、2つの振動センサの検出結果は自ずと異なりやすくなり、2つの振動センサの検出結果の比較に基づき、診断や校正を行うことが難しくなる。
本発明の目的は、設置数が限られやすい傾向にある振動センサの校正や診断をより行いやすいものにすることにある。
本発明が適用されるセンサ保守システムは、外部から供給される電力で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサと、前記第1振動センサよりも多く設置され、電池で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサと、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサを校正する校正手段と、を備えるセンサ保守システムである。
ここで、前記校正手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの校正のための校正用情報を生成し、当該第1振動センサに対して当該校正用情報を送信して、当該第1振動センサの校正を行うことを特徴とすることができる。
また、前記第1振動センサから出力される振動情報の補正を行う補正手段をさらに備え、前記校正手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサから出力される振動情報の補正に用いる補正用情報を生成し、前記補正手段に対して当該補正用情報を提供することで、当該第1振動センサの校正を行うことを特徴とすることができる。
また、前記校正手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、一部の第2振動センサが出力した前記振動情報を基に、前記第1振動センサの校正を行うことを特徴とすることができる。
また、前記校正手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、前記第1振動センサから予め定められた距離内に位置する第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの校正を行うことを特徴とすることができる。
また、前記校正手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、前記第1振動センサの校正を行わないことを特徴とすることができる。
また、前記校正手段は、少なくとも2つの前記第2振動センサであって、当該2つの振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの校正を行うことを特徴とすることができる。
また、前記校正手段は、前記2つの第2振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する当該2つの第2振動センサであって、当該第1振動センサから予め定められた距離内に位置する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの校正を行うことを特徴とすることができる。
また、前記校正手段は、前記2つの第2振動センサの一方が出力した振動情報により特定される値と他方が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた閾値より大きい場合、前記第1振動センサの校正を行わないことを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用されるセンサ保守システムは、外部から供給される電力で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサと、前記第1振動センサよりも多く設置され、電池で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサと、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う診断手段と、を備えるセンサ保守システムである。
ここで、前記診断手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、一部の第2振動センサが出力した前記振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行うことを特徴とすることができる。
また、前記診断手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、前記第1振動センサから予め定められた距離内に位置する第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの診断を行うことを特徴とすることができる。
また、前記診断手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、前記第1振動センサの診断を行わないことを特徴とすることができる。
また、前記診断手段は、少なくとも2つの前記第2振動センサであって、当該2つの振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの診断を行うことを特徴とすることができる。
また、前記診断手段は、前記2つの振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する前記2つの第2振動センサであって、当該第1振動センサから予め定められた距離内に位置する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの診断を行うことを特徴とすることができる。
また、前記診断手段は、前記2つの第2振動センサの一方が出力した振動情報により特定される値と他方が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた閾値より大きい場合、前記第1振動センサの診断を行わないことを特徴とすることができる。
また、前記診断手段は、前記複数の第2振動センサに含まれる第2振動センサが出力した振動情報により特定される値と、前記第1振動センサが出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた差よりも大きい場合、当該第1振動センサが正常ではないと判断することを特徴とすることができる。
また、前記診断手段による前記第1振動センサの診断結果が、予め定められた特定の者へ出力されることを特徴とすることができる。
また、本発明を情報処理装置として捉えた場合、本発明が適用される情報処理装置は、外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得手段と、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサを校正する校正手段と、を備える情報処理装置である。
他の観点から捉えると、本発明が適用される情報処理装置は、外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得手段と、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う診断手段と、を備える情報処理装置である。
また、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得機能と、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサを校正する校正機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
他の観点から捉えると、本発明が適用されるプログラムは、外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得機能と、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う診断機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、設置数が限られやすい傾向にある振動センサの校正や診断をより行いやすいものにすることができる。
センサ保守システムの構成例を示した図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を説明する図である。 サーバ装置の機能構成の例を示した図である。 第1振動センサの機能構成の例を示した図である。 第2振動センサの機能構成の例を示した図である。 振動情報収集システムにて実施される処理の流れの一例を示したフローチャートである。 情報格納部に格納されたセンサデータベースを示した図である。 第1振動センサ、第2振動センサの配置状態の一例を示した図である。 第1振動センサ、第2振動センサの他の配置例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、センサ保守システム1の構成例を示した図である。
本実施形態のセンサ保守システム1は、クラウドネットワーク3に接続された各種の端末や機器で構成されている。
図1では、クラウドネットワーク3に接続される端末、機器の例として、管理者等が操作する端末装置20、振動情報を受信するサーバ装置30、第1振動センサ40、および、第2振動センサ50が設けられている。
第1振動センサ40は、複数設けられ、また、互いに異なる箇所に設置されている。さらに、第1振動センサ40の各々は、外部から供給される電力で作動し(外部電源で作動し)、自身が設置された地点における振動についての情報である振動情報を出力する。
第2振動センサ50も、複数設けられ、また、互いに異なる箇所に設置されている。さらに、第2振動センサ50の各々は、自身が有する電池で作動し、自身が設置された地点における振動についての情報である振動情報を出力する。
なお、本実施形態では、第2振動センサ50の方が、第1振動センサ40よりも多く設置されている。
また、第2振動センサ50の配置間隔の方が、第1振動センサ40の配置間隔よりも小さくなっている。言い換えると、本実施形態では、単位面積当たりの第2振動センサ50の設置数の方が、単位面積当たりの第1振動センサ40の設置数よりも多くなっている。
第1振動センサ40、第2振動センサ50から出力された振動情報は、サーバ装置30へ送信され、サーバ装置30が、この振動情報を受信する。
なお、以下の説明では、地震に基づく振動を検知する場合を一例に説明するが、以下で説明する各構成および各処理は、地震以外の原因に起因する振動の検知にも用いることができる。
図2は、サーバ装置30のハードウェア構成の一例を説明する図である。
情報処理装置の一例としてのサーバ装置30は、装置全体の動作を制御する制御ユニット101と、情報を記憶するハードディスクドライブ102と、LAN(=Local Area Network)ケーブル等を介した通信を実現するネットワークインターフェース103とを有している。
制御ユニット101は、CPU(=Central Processing Unit)111と、基本ソフトウェアやBIOS(=Basic Input Output System)等が記憶されたROM(=Read Only Memory)112と、ワークエリアとして用いられるRAM(=Random Access Memory)113とを有している。CPU111はマルチコアでもよい。また、ROM112は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。制御ユニット101は、いわゆるコンピュータである。
ハードディスクドライブ102は、円盤状の基板表面に磁性体を塗布した不揮発性の記憶媒体にデータを読み書きする装置である。もっとも、不揮発性の記憶媒体は、半導体メモリや磁気テープでもよい。
この他、サーバ装置30は、必要に応じ、キーボード、マウス等の入力デバイス、液晶ディスプレイ等の表示デバイスも備える。
制御ユニット101と、ハードディスクドライブ102と、ネットワークインターフェース103は、バス104や不図示の信号線を通じて接続されている。
図3は、サーバ装置30の機能構成の例を示した図である。
サーバ装置30には、地震情報取得部31、振動情報取得部32、診断部33、校正部34、補正部35、および、情報格納部36が設けられている。
地震情報取得部31、振動情報取得部32、診断部33、校正部34、補正部35は、例えば、制御ユニット101(図2参照)によるプログラムの実行により実現される。また、情報格納部36は、例えば、ハードディスクドライブ102により実現される。
地震情報取得部31は、地震があったか否かの判断を行い、地震があったと判断した場合、震源の位置および地震の大きさについての情報を取得する。
振動情報取得手段の一例としての振動情報取得部32は、第1振動センサ40、第2振動センサ50から出力された振動情報を取得する。
診断手段の一例としての診断部33は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う。
校正手段の一例としての校正部34は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う。
補正手段の一例としての補正部35は、第1振動センサ40から出力された振動情報の補正を行う。
情報格納部36は、第1振動センサ40の診断や校正に用いる各種の情報を記憶する。
図4は、第1振動センサ40の機能構成の例を示した図である。
本実施形態の第1振動センサ40は、振動検知部41、位置情報取得部42、処理部43、電源部44、送受信部45、および、情報格納部46を備える。
振動検知部41は、いわゆる地震計により構成され、第1振動センサ40が設置されている箇所における振動の情報である振動情報を取得し出力する。より具体的には、振動検知部41には、振動に応じて物理的に揺れ動く可動体(不図示)と、この可動体の位置を検知する検知センサ(不図示)とが設けられており、可動体の位置を検知することで、地震等に起因する振動を検知する。
位置情報取得部42は、第1振動センサ40が設置されている箇所の位置情報を取得し出力する。この位置情報取得部42は、例えば、GPSセンサを含んで構成され、GPS衛星からの電波を受信して第1振動センサ40の位置情報を取得する。
処理部43は、CPU、ROM、RAMにより構成され、ROM等に格納されているプログラムを実行して、予め定められた処理を実行する。
電源部44は、第1振動センサ40の各機能部への電力の供給を行う。本実施形態では、この電源部44に対して、外部から電力が供給される構成となっており、第1振動センサ40では、各機能部に対して、外部からの電力が供給される。
送受信部45は、既存の各種の通信インターフェースにより構成され、サーバ装置30への情報の送信や、サーバ装置30からの情報の受信を行う。
なお、本実施形態では、送受信部45は、いわゆる無線通信で、サーバ装置30との情報の送受信を行うが、有線通信で、サーバ装置30との情報の送受信を行ってもよい。
情報格納部46は、メモリカード等の情報記憶装置により構成され、振動に関する各種の情報を記憶する。
図5は、第2振動センサ50の機能構成の例を示した図である。
本実施形態の第2振動センサ50は、振動検知部51、位置情報取得部52、処理部53、電源部54、送受信部55、および、情報格納部56を備える。
振動検知部51は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)の技術を利用した加速度センサにより構成され、第2振動センサ50が設置されている箇所における振動の情報である振動情報を取得し出力する。第2振動センサ50では、このようにMEMSを利用するため、第2振動センサ50の小型化、軽量化が可能になっている。
位置情報取得部52は、第2振動センサ50が設置されている箇所の位置情報を取得し出力する。この位置情報取得部52は、例えば、GPSセンサを含んで構成され、GPS衛星からの電波を受信して第2振動センサ50の位置情報を取得する。
処理部53は、CPU、ROM、RAMにより構成され、ROM等に格納されているプログラムを実行して、予め定められた処理を実行する。
電源部54は、第2振動センサ50の各機能部への電力の供給を行う。この電源部54は、電池であり、本実施形態の第2振動センサ50の各々は、外部からの電力供給を受けずに、自立して作動するようになっている。
送受信部55は、既存の各種の通信インターフェースにより構成され、サーバ装置30への情報の送信や、サーバ装置30からの情報の受信を行う。
なお、本実施形態では、送受信部55は、いわゆる無線通信で、サーバ装置30との情報の送受信を行うが、有線通信で、サーバ装置30との情報の送受信を行ってもよい。
情報格納部56は、メモリカード等の情報記憶装置により構成され、振動に関する各種の情報を記憶する。
図6は、本実施形態のセンサ保守システム1にて実施される処理の流れの一例を示したフローチャートである。
本実施形態では、まず、サーバ装置30の地震情報取得部31が、一定時間毎に、地震があったか否かの判断を行う(ステップS101)。より具体的には、地震情報取得部31は、数秒おきなどの予め定められた時間毎に、外部サーバにアクセスして、地震があったか否かの判断を行う。より具体的には、外部サーバから、地震があったことを示す情報が送信されてきたか否かを判断して、地震があったか否かの判断を行う。
なお、本実施形態では、外部サーバから、地震があったことを示す情報が送信されてきた場合に、次のステップS102以降の処理に進む場合を一例に説明するが、これに限らず、第1振動センサ40や第2振動センサ50にて振動が検知された場合に、地震があったと判断し、ステップS102以降の処理に進むようにしてもよい。
また、地震や振動の発生が無くても、後述するように、過去の振動情報を情報格納部36(図3参照)等から読み出して取得し、この過去の振動情報を基に、以下の診断や校正を行うようにしてもよい(ステップS103、ステップS104の処理を行うようにしてもよい)。
そして、地震情報取得部31は、地震があったと判断した場合、震源の位置および地震の大きさについての情報を、外部サーバから取得する(ステップS102)。
なお、地震があったと地震情報取得部31が判断した場合、この地震の震源の近くに設置されている第1振動センサ40、第2振動センサ50では、この地震による振動を検知していることになる。
次いで、本実施形態では、地震があったと地震情報取得部31が判断した場合、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の各々の診断を行う(ステップS103)。
付言すると、本実施形態では、第1振動センサ40、第2振動センサ50が出力した振動情報を、振動情報取得部32が取得するようになっており、診断部33は、振動情報取得部32が取得したこの振動情報を基に、第1振動センサ40の各々の診断を行う。
そして、本実施形態では、診断部33が、第1振動センサ40が正常ではないと判断した場合、校正部34が、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、この第1振動センサ40の校正を行う(ステップS104)。
付言すると、診断部33が、第1振動センサ40が正常ではないと判断した場合、校正部34は、振動情報取得部32が取得した振動情報(第1振動センサ40、第2振動センサ50が出力した振動情報)を基に、この第1振動センサ40の校正を行う。
なお、本実施形態では、地震があったと地震情報取得部31が判断した場合に、診断、校正を行う場合を説明するが、診断や校正を行うタイミングはこれに限られない。言い換えると、本実施形態では、地震があった場合に、診断、校正を行う場合を説明するが、診断、校正を行うタイミングはこれに限られない。
例えば、管理者からの指示があった場合に、この診断、校正を行うようにしてもよい。管理者からの指示があった場合に、診断、校正を行う場合は、過去の振動情報を情報格納部36(図3参照)等から読み出して取得するようにし、この過去の振動情報を基に、診断や校正を行う。
ステップS103にて実行される診断処理を説明する。
診断処理は、診断部33により行われる。
診断部33は、上記のとおり、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う。
具体的には、診断部33は、例えば、複数の第2振動センサ50の各々が出力した振動情報により特定される値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差が、予め定められた差(閾値)よりも大きい場合、第1振動センサ40が正常ではないと判断する。
一方、診断部33は、複数の第2振動センサ50の各々が出力した振動情報により特定される値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差が、予め定められた差(閾値)よりも小さい場合、第1振動センサ40が正常であると判断する。
より具体的には、診断部33は、例えば、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報の平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた差よりも大きい場合、第1振動センサ40が正常ではないと判断し、その一方、この差が、予め定められた差より小さい場合、第1振動センサ40が正常であると判断する。
そして、本実施形態では、第1振動センサ40が正常ではないと判断された場合、校正部34が、第1振動センサ40の校正を行う。なお、校正については後述する。
なお、診断部33は、複数の第2振動センサ50のうちの、一部の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行ってよい。
この場合、全ての第2振動センサ50から出力された振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う場合に比べ、診断部33の負荷が減り、より早期に、第1振動センサ40の診断を終えられる。
ここで、一部の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う場合、例えば、複数の第2振動センサ50のうち、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う。
この診断処理を行うにあたっては、まず、診断部33が、第1振動センサ40と第2振動センサ50の各々との距離を把握する。
より具体的には、診断部33は、情報格納部36(図3参照)に格納されたセンサデータベースを参照して、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々の位置情報を取得し、この位置情報に基づき、第1振動センサ40と第2振動センサ50の各々との距離を把握する。
図7は、情報格納部36に格納されたセンサデータベースを示しており、このセンサデータベースには、第1振動センサ40、第2振動センサ50の位置情報が登録されている。
なお、本実施形態では、センサデータベースへの位置情報の登録にあたっては、まず、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々が、GPS衛星からの電波に基づき、自身で位置情報を取得する。そして、この位置情報がサーバ装置30に送信される。
そして、この位置情報が、サーバ装置30に送信されると、この位置情報は、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々に対応付けられた状態で、センサデータベースに登録される。
なお、第1振動センサ40、第2振動センサ50の位置情報は、管理者等が手動で入力作業を行い、センサデータベースへ登録してもよい。より具体的には、例えば、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々についての情報の登録時に、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々の住所や位置座標を管理者等が手動で登録するようにしてもよい。また、上記のように、GPS衛星からの電波に基づき位置情報を取得する場合は、消費電力の低減を図るため、管理者等からの指示があった場合に第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々に設けられたGPSを起動して位置情報を取得し、位置情報を取得するタイミング以外のタイミングでは、GPSへの電力の供給を停止するようにしてもよい。
診断部33は、このセンサデータベースを参照して、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々の位置情報を取得し、第1振動センサ40と、第2振動センサ50の各々との距離を把握する。
そして、診断部33は、複数の第2振動センサ50のうちの、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する第2振動センサ50を特定する。そして、診断部33は、特定したこの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う。
より具体的には、診断部33は、例えば、特定した第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値の平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差に基づき、第1振動センサ40の診断を行う。
ここで、診断部33は、特定した第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値の平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差が、予め定められた差(閾値)よりも大きい場合、第1振動センサ40が正常ではないと判断し、予め定められた差よりも小さい場合、第1振動センサ40が正常であると判断する。
なお、診断部33は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、第1振動センサ40の診断を行わないようにしてもよい。
付言すると、診断部33は、第1振動センサ40の診断にあたり、第2振動センサ50が出力した振動情報を取得するが、取得したこの振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、第1振動センサ40の診断を行わないようにしてもよい。
具体的には、例えば、診断部33は、第2振動センサ50の各々が出力した振動情報の各々により特定される値の標準偏差が予め定められた値を超える場合に、ばらつきが大きいと判断し、第1振動センサ40についての診断を行わないようにしてもよい。
第2振動センサ50の各々が出力した振動情報のばらつきが大きいにも関わらず、第1振動センサ40の診断を行うと診断誤りが生じやすくなる。ばらつきが大きい場合には診断を行わないようにすると、第1振動センサ40の診断をより正確に行えるようになる。
また、診断部33は、少なくとも2つの第2振動センサ50であって、この2つの振動センサの間に第1振動センサ40が位置する位置関係をこの第1振動センサ40との間に有する2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行ってもよい。
図8は、第1振動センサ40、第2振動センサ50の配置状態の一例を示した図である。
この図では、符号8Aで示す2つの第2振動センサ50が、上記の、2つの振動センサの間に第1振動センサ40が位置する位置関係を第1振動センサ40との間に有する2つの第2振動センサ50となっている。
診断部33は、この2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行ってもよい。
より具体的には、診断部33は、この2つの第2振動センサ50の一方が出力した振動情報により特定される値と他方が出力した振動情報により特定される値との平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差が、予め定められた差(閾値)よりも小さい場合、第1振動センサ40は正常であると判断し、差が、予め定められた差よりも大きい場合、第1振動センサ40は正常ではないと判断する。
なお、診断部33は、上記の位置関係を有する2つの第2振動センサ50であって、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行ってもよい。
付言すると、上記の位置関係を有する2つの第2振動センサ50であって、第1振動センサ40に近い箇所に設置されている2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行ってもよい。
この場合は、第1振動センサ40に近い箇所に設置された2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行うことになる。
この場合、第1振動センサ40から離れた箇所に設置された2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の診断を行う場合に比べ、第1振動センサ40の診断の精度を高めることができる。
なお、診断部33は、上記の位置関係を有する2つの第2振動センサ50については、センサデータベースに格納された、第1振動センサ40の位置情報、第2振動センサ50の位置情報に基づき特定する。
また、診断部33は、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する上記の2つの第2振動センサ50についても、センサデータベースに格納された、第1振動センサ40の位置情報、第2振動センサ50の位置情報に基づき特定する。
なお、上記の位置関係を有する2つの第2振動センサ50の一方が出力した振動情報により特定される値と、他方が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた閾値より大きい場合、第1振動センサ40の診断部33による診断を行わないようにしてもよい。
一方の第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値と他方の第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値との差が大きい場合、例えば、この一方の第2振動センサ50と他方の第2振動センサ50との間に、例えば、断層等が存在していることも考えられる。
この場合、第2振動センサ50の設置箇所、第1振動センサ40の設置箇所の各々における揺れの状況が全く異なることも想定され、この場合に、上記の2つの第2振動センサ50からの出力を基に、第1振動センサ40の診断を行うと、診断が不正確になるおそれがある。
なお、上記の「2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する」とは、この2つの第2振動センサ50を結ぶ直線上に第1振動センサ40が位置する状態に限らず、この直線からやや外れた箇所に第1振動センサ40が位置する場合であっても、「2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する」状態と言える。
より具体的には、図9(第1振動センサ40、第2振動センサ50の他の配置例を示した図)に示すように、2つの第2振動センサ50を結ぶ直線Sの長さが長さLである場合を想定する。
この場合において、第1振動センサ40からこの直線Sまでの距離D(直線Sに対する垂線であって第1振動センサ40を通る垂線上おける距離)が、(L/10)以内に収まっている場合、本実施形態では、「2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する」状態と言える。
例えば、直線Sの長さLが2000mである場合において、第1振動センサ40からこの直線Sまでの距離Dが180mである場合、この距離Dは、L/10である200mよりも小さくなっており、「2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する」状態と言える。
次に、ステップS104にて実行される校正処理を説明する。
ステップS103にて、第1振動センサ40が正常ではないと判断された場合、校正部34が、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う。
ここで、校正にあたり、校正部34は、例えば、校正用情報を生成し、そして、この校正用情報を第1振動センサ40に送信して、第1振動センサ40の校正を行う。
より具体的には、校正部34は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正のための校正用情報を生成する。そして、校正部34は、第1振動センサ40にこの校正用情報を送信して、第1振動センサ40の校正を行う。
本実施形態では、第1振動センサ40により得られる振動情報により特定される値が、本来得られるべき値よりも小さくなっている場合、校正部34にて、第1振動センサ40にて得られる振動情報の値を大きくする校正用情報が生成される。
また、第1振動センサ40により得られる振動情報により特定される値が、本来得られるべき値よりも大きくなっている場合には、校正部34にて、第1振動センサ40にて得られる振動情報の値を小さくする校正用情報が生成される。
校正用情報が生成され、第1振動センサ40がこの校正用情報を取得すると、以後、第1振動センサ40では、この校正用情報が用いられて、第1振動センサ40にて得られた振動情報の補正(校正)が行われるようになる。
そして、この場合、第1振動センサ40からは、本来得られるべき値に近い振動情報が出力されるようになる。言い換えると、校正後は、第1振動センサ40から出力される振動情報により特定される値が、本来の値により近いものとなる。
また、その他に、校正部34は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、サーバ装置30に設けられた補正部35(図3参照)が用いる補正用情報を生成する。
付言すると、校正部34は、第1振動センサ40から出力される振動情報の補正に用いる補正用情報であって、補正部35が補正の際に用いる補正用情報を生成する。
そして、校正部34は、補正部35に対してこの補正用情報を提供することで、第1振動センサ40の校正を行う。
この校正が行われると(補正部35への補正用情報の提供が行われると)、補正部35は、この補正用情報を用いて、サーバ装置30が得た振動情報(第1振動センサ40から送信されてきた振動情報)の補正を行う。これにより、サーバ装置30では、補正後の振動情報を得られるようになる。
より具体的には、本実施形態では、第1振動センサ40により得られる振動情報により特定される値が、本来得られるべき値よりも小さくなっている場合、第1振動センサ40により得られる振動情報の値を大きくする補正用情報が生成される。
また、第1振動センサ40により得られる振動情報により特定される値が、本来得られるべき値よりも大きくなっている場合、第1振動センサ40により得られる振動情報の値を小さくする補正用情報が生成される。
補正用情報が生成され、補正部35がこの補正用情報を取得すると、補正部35は、この補正用情報を用いて、第1振動センサ40から送信されてきた振動情報の補正(校正)を行う。
そして、この場合、補正部35からは、本来得られるべき値に近い振動情報が出力されるようになる。言い換えると、校正後は、補正部35から出力される振動情報により特定される値が、本来得られるべき値により近いものとなる。
これにより、この場合も、校正後は、サーバ装置30が得る振動情報により特定される値が、実際の値により近いものとなる。
ここで、校正部34による校正(校正用情報の生成、補正用情報の生成)は、上記のとおり、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に行う。
校正部34は、校正にあたり、まず、第1振動センサ40が出力した振動情報を取得する。また、校正部34は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報を取得する。
次いで、校正部34は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報の平均値を取得する。
そして、校正部34は、この平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値と差を取得する。ここで、例えば、平均値の方が、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値よりも大きい場合は、例えば、差は正となり、平均値の方が、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値よりも小さい場合は、差は負となる。
そして、校正部34は、この差により特定される値を、上記の校正用情報としたり、補正用情報としたりする。言い換えると、校正部34は、この差により特定される値に基づき、校正用情報や補正用情報を生成する。
第1振動センサ40は、この値(校正用情報)を取得すると、自身が得た振動情報により特定される値に対して、この値(校正用情報)を加算し、補正後の振動情報を得る。
また、補正部35は、この値(補正用情報)を取得した後は、得た振動情報により特定される値に対して、この値(補正用情報)を加算し、補正後の振動情報を得る。
なお、校正部34は、複数の第2振動センサ50のうちの、一部の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行ってもよい。
これにより、上記と同様、全ての第2振動センサ50から出力された振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う場合に比べ、校正部34の負荷が減り、より早期に校正を終えられる。
ここで、一部の第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う場合、例えば、複数の第2振動センサ50のうちの、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う。
この処理を行う場合、校正部34は、まず、診断の対象となっている第1振動センサ40と第2振動センサ50の各々との距離を把握する。
より具体的には、校正部34は、上記と同様、情報格納部36に格納されたセンサデータベースを参照して、第1振動センサ40、第2振動センサ50の各々の位置情報を取得し、この位置情報に基づき、第1振動センサ40と第2振動センサ50の各々との距離を把握する。
そして、校正部34は、複数の第2振動センサ50のうちの、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する第2振動センサ50を特定する。そして、校正部34は、特定したこの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う。
より具体的には、校正部34は、例えば、特定したこの第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値の平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差を取得する。
そして、校正部34は、この差により特定される値や、この差に基づき新たに生成した値を、上記の校正用情報としたり補正用情報としたりする。
なお、校正部34は、複数の第2振動センサ50が出力した振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、第1振動センサ40の校正を行わないようしてもよい。
より具体的には、校正部34は、例えば、複数の第2振動センサ50の各々が出力した振動情報の標準偏差が予め定められた値を超える場合、ばらつきが大きいと判断し、第1振動センサ40の校正を行わないと決定してもよい。
第2振動センサ50の各々が出力した振動情報のばらつきが大きいにも関わらず、第1振動センサ40の校正を行うと、誤った校正や不必要な校正が行われるおそれがある。
本実施形態のようにばらつきが大きい場合に校正を行わないようにすると、誤った校正や、不必要な校正が行われることが抑制される。
また、校正部34は、少なくとも2つの第2振動センサ50であって、この2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する位置関係を第1振動センサ40との間に有するこの2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行ってもよい。
より具体的には、図8にて示したのと同様、2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する位置関係を第1振動センサ40との間に有するこの2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行ってもよい。
より具体的には、この場合、校正部34は、例えば、この2つの第2振動センサ50の一方の第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値と、他方の第2振動センサ50が出力した振動情報により特定される値との平均値と、第1振動センサ40が出力した振動情報により特定される値との差を取得する。
そして、校正部34は、この差により特定される値や、この差に基づき新たに生成した値を、上記の校正用情報としたり補正用情報としたりする。
また、その他に、校正部34は、上記の位置関係を有する2つの第2振動センサ50であって、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行ってもよい。
これにより、この場合は、第1振動センサ40に近い2つの第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行うことになる。
この場合、第1振動センサ40から離れた第2振動センサ50が出力した振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行う場合に比べ、校正の精度を高めることができる。
なお、上記と同様、校正部34は、上記の位置関係を有する2つの第2振動センサ50は、センサデータベースに格納された、第1振動センサ40の位置情報、第2振動センサ50の位置情報に基づき特定する。
また、校正部34は、第1振動センサ40から予め定められた距離内に位置する、上記の2つの第2振動センサ50についても、センサデータベースに格納された、第1振動センサ40の位置情報、第2振動センサ50の位置情報に基づき特定する。
なお、校正部34は、上記の2つの第2振動センサ50の一方が出力した振動情報により特定される値と他方が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた閾値より大きい場合、第1振動センサ40の校正を行わないようにしてもよい。
一方が出力した振動情報により特定される値と、他方が出力した振動情報により特定される値との差が大きい場合、例えば、この一方の設置箇所と他方の設置箇所との間に、断層等が存在していることも考えられる。
この場合、第2振動センサ50の設置箇所、第1振動センサ40の設置箇所の各々における揺れの状況が全く異なる場合も生じうる。この場合に、2つの第2振動センサ50からの振動情報を基に、第1振動センサ40の校正を行うと、校正が不正確になるおそれがある。
なお、「2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する」とは、上記と同様であり、この2つの第2振動センサ50を結ぶ直線上に第1振動センサ40が位置する状態に限らず、この直線から第1振動センサ40が多少ずれている場合であっても、「2つの第2振動センサ50の間に第1振動センサ40が位置する」状態と言える。
(その他)
上記では、第1振動センサ40の診断を行った後に、第1振動センサ40の校正を行う場合を説明したが、診断は必須ではなく、診断を行わずに校正を行ってもよい。言い換えると、上記のステップS103の処理を省略し、ステップS101、S102、S104の処理のみを行うようにしてもよい。
ステップS103の処理を行う場合は、正常ではない第1振動センサ40に限定して校正が行われることになるが、ステップS103の処理を行わない場合は、全ての第1振動センサ40を対象として校正が行われることになる。
また、第1振動センサ40の校正は行わずに、第1振動センサ40の診断のみを行い、第1振動センサ40の診断結果を、予め登録された管理者など、予め定められた特定の者へ出力して(予め定められた特定の者が操作する端末装置へ出力して)、この特定の者に対し、この診断結果を通知するようにしてもよい。
第1振動センサ40が正常ではない場合、管理者等が、第1振動センサ40を設置箇所から一旦撤去し、第1振動センサ40の製造メーカー等で、校正や修理を行う場合がある。言い換えると、第1振動センサ40の修理が行われることがある。
第1振動センサ40の診断結果を、管理者等の特定の者へ出力することで、製造メーカー等における修理を行えるようになる。
付言すると、第1振動センサ40については、高精度な結果の出力を要求されることもあり、第1振動センサ40を設置場所に置いたまま、第1振動センサ40の校正や修理を行うことが困難である場合が想定される。
この場合は、上記のとおり、第1振動センサ40を設置箇所から一旦撤去し、製造メーカー等で、校正や修理を行う必要が生じる。本実施形態のように、第1振動センサ40の診断結果が管理者等へ出力される場合、この管理者等による、第1振動センサ40の保守が行われるようになり、上記のサーバ装置30による校正では行えない校正や、第1振動センサ40の修理を行えるようになる。
また、その他、第1振動センサ40のみが、断層等の影響で、第2振動センサ50とは異なる振動をする可能性もある。
そこで、例えば、第1振動センサ40とこの第1振動センサ40の近くに設置された第2振動センサ50とを組とし、さらに、この組に含まれるこの第2振動センサ50(以下、「組構成センサ50」と称する)の近隣に設置された他の第2振動センサ50(以下、「近隣センサ50」と称する)からの出力を考慮し、第1振動センサ40に対する断層等の影響を把握するようにしてもよい。
より具体的には、組構成センサ50からの出力と、近隣センサ50からの出力と、第1振動センサ40からの出力とに基づき、第1振動センサ40に対する断層等の影響を把握するようにしてもよい。
より具体的には、例えば、組構成センサ50からの出力と、近隣センサ50からの出力との差が予め定められた差よりも小さい一方で、第1振動センサ40からの出力と組構成センサ50からの出力との差が大きい場合、断層等の影響で、第1振動センサ40のみが大きく揺れたことを把握できるようになる。
1…センサ保守システム、30…サーバ装置、32…振動情報取得部、33…診断部、34…校正部、35…補正部、40…第1振動センサ、50…第2振動センサ

Claims (22)

  1. 外部から供給される電力で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサと、
    前記第1振動センサよりも多く設置され、電池で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサと、
    前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサを校正する校正手段と、
    を備えるセンサ保守システム。
  2. 前記校正手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの校正のための校正用情報を生成し、当該第1振動センサに対して当該校正用情報を送信して、当該第1振動センサの校正を行う請求項1に記載のセンサ保守システム。
  3. 前記第1振動センサから出力される振動情報の補正を行う補正手段をさらに備え、
    前記校正手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサから出力される振動情報の補正に用いる補正用情報を生成し、前記補正手段に対して当該補正用情報を提供することで、当該第1振動センサの校正を行う請求項1に記載のセンサ保守システム。
  4. 前記校正手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、一部の第2振動センサが出力した前記振動情報を基に、前記第1振動センサの校正を行う請求項1に記載のセンサ保守システム。
  5. 前記校正手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、前記第1振動センサから予め定められた距離内に位置する第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの校正を行う請求項4に記載のセンサ保守システム。
  6. 前記校正手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、前記第1振動センサの校正を行わない請求項1に記載のセンサ保守システム。
  7. 前記校正手段は、少なくとも2つの前記第2振動センサであって、当該2つの振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの校正を行う請求項1に記載のセンサ保守システム。
  8. 前記校正手段は、前記2つの第2振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する当該2つの第2振動センサであって、当該第1振動センサから予め定められた距離内に位置する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの校正を行う請求項7に記載のセンサ保守システム。
  9. 前記校正手段は、前記2つの第2振動センサの一方が出力した振動情報により特定される値と他方が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた閾値より大きい場合、前記第1振動センサの校正を行わない請求項7又は8に記載のセンサ保守システム。
  10. 外部から供給される電力で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサと、
    前記第1振動センサよりも多く設置され、電池で作動し、設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサと、
    前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う診断手段と、
    を備えるセンサ保守システム。
  11. 前記診断手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、一部の第2振動センサが出力した前記振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う請求項10に記載のセンサ保守システム。
  12. 前記診断手段は、前記複数の第2振動センサのうちの、前記第1振動センサから予め定められた距離内に位置する第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの診断を行う請求項11に記載のセンサ保守システム。
  13. 前記診断手段は、前記複数の第2振動センサが出力した振動情報の各々により特定される値のばらつきが予め定められたばらつきよりも大きい場合、前記第1振動センサの診断を行わない請求項10に記載のセンサ保守システム。
  14. 前記診断手段は、少なくとも2つの前記第2振動センサであって、当該2つの振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの診断を行う請求項10に記載のセンサ保守システム。
  15. 前記診断手段は、前記2つの振動センサの間に前記第1振動センサが位置する位置関係を当該第1振動センサとの間に有する前記2つの第2振動センサであって、当該第1振動センサから予め定められた距離内に位置する当該2つの第2振動センサが出力した振動情報を基に、当該第1振動センサの診断を行う請求項14に記載のセンサ保守システム。
  16. 前記診断手段は、前記2つの第2振動センサの一方が出力した振動情報により特定される値と他方が出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた閾値より大きい場合、前記第1振動センサの診断を行わない請求項14又は15に記載のセンサ保守システム。
  17. 前記診断手段は、前記複数の第2振動センサに含まれる第2振動センサが出力した振動情報により特定される値と、前記第1振動センサが出力した振動情報により特定される値との差が予め定められた差よりも大きい場合、当該第1振動センサが正常ではないと判断する請求項10に記載のセンサ保守システム。
  18. 前記診断手段による前記第1振動センサの診断結果が、予め定められた特定の者へ出力される請求項10に記載のセンサ保守システム。
  19. 外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得手段と、
    前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサを校正する校正手段と、
    を備える情報処理装置。
  20. 外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得手段と、
    前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う診断手段と、
    を備える情報処理装置。
  21. 外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得機能と、
    前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサを校正する校正機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  22. 外部から供給される電力で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する第1振動センサから出力された振動情報を取得するとともに、当該第1振動センサよりも多く設置され電池で作動し設置された地点における振動の情報である振動情報を出力する複数の第2振動センサから出力された振動情報を取得する振動情報取得機能と、
    前記複数の第2振動センサが出力した振動情報を基に、前記第1振動センサの診断を行う診断機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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