JP7197081B2 - 距離測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、距離測定ツールの分野に関するものであり、とりわけ、距離測定装置の分野に関するものである。
巻尺及びレーザー測距装置は、一般的な距離測定ツールであり、建築、内装、交通事故処理などの分野で用いられてきた。従来、巻尺を用いる場合、テープ端部及びテープの測定終端部は、それぞれ測定対象物の始端部及び終端部と同じ高さとする必要があり、測定者は、テープが測定対象物にぴったり合った状態を維持するために、自身の手又は他の補助機器を用いる必要がある。あるケースにおいては、通常の巻尺は作業するのに不便であり、測定精度が低下する。例えば、危険な場所で測定する場合、通常の巻尺は実用性が比較的低い。
例えば建築分野では、巻尺は、高い所にある対象物の水平方向の長さ、又は地面上にある垂直基準物までの距離を測定するのによく用いられる。巻尺の取り付け点が存在しないため、測定対象の始点又は終点を遠くからの目視により推定して測定せざるを得ない。したがって、測定値の誤差が大きくなったり測定精度が低くなることがあり、これがその後の建築作業に悪影響を及ぼすことになる。高い所でのより高精度な測定データを巻尺の使用により取得することが望まれる場合、測定者は、足場(supporting frame)を組むか梯子を用いて高い所まで昇り、測定対象物に巻尺を取り付けて、測定を完了する必要がある。測定対象物が非常に長い場合、測定を完了するために3人以上の作業者が高い所まで昇る必要があり、これは作業を行う上で煩雑であり、高い人件費を伴い、また、高い所から測定者が落下するリスクがあるため危険である。
加えて、巻尺の長さには限界があるため、これにより使い道(application scenarios)が限定され、測定範囲は相対的に、広い空間よりも狭い空間の場所に限定される。通常の巻尺は、5メートル、7.5メートル、又は10メートルの測定範囲を有することが普通である。特別に作製された巻尺の中には、最大15メートル又は20メートルまでの測定範囲を有するものもある。しかしながら、巻尺の測定範囲が長くなるほどその嵩も大きくなるため、測定者が運搬又は使用するのに不便である。
従来のレーザー測距装置は、より高い測定精度を有するが、嵩が大きく、コストも高く、運搬及び使用するのに不便である。長時間の使用後、レーザー光源の発光面及び感光装置の受光面は比較的大きな摩耗を受けるため、光線のフィードバック感受性及び距離測定精度が影響を受ける。さらに、レーザー測距装置は、短い距離の測定では誤差が大きくなり、内装等の分野では大きく制限され、大スケールでの使用の実現が困難である。
本発明の目的は、特定の場合における、従来の巻尺の嵩張り(large volume)、作業の不便性、低測定精度、運搬の不便性などの技術的課題を解決する距離測定装置を提供することである。
上記の技術的課題を解決するために、本発明は、第一のハウジング及び第二のハウジングを備えたケース、前記第一のハウジングと前記第二のハウジングとの間に配置され、前記第二のハウジングと一緒に円形状となって巻尺キャビティを形成している第三のハウジング、前記巻尺キャビティの内部に配置された巻尺構造体、並びに前記第一のハウジングと前記第三のハウジングとの間に配置されたレーザー測距装置、を備えた、距離測定装置を提供する。
さらに、別の実施形態では、前記第一のハウジングが、第一のハウジング底面及び第一のハウジング側壁を備え、前記第二のハウジングが、第二のハウジング底面及び第二のハウジング側壁を備え、前記第三のハウジングが、第三のハウジング底面及び第三のハウジング側壁を備え、前記第二のハウジング側壁及び前記第一のハウジング側壁は、互いに接合されて、前記ケースの側壁を形成し、並びに前記第三のハウジング側壁は、前記第二のハウジング底面と接合されている。
さらに、別の実施形態では、前記距離測定装置は、前記第一のハウジング側壁及び前記第二のハウジング側壁を部分的に若しくは完全に覆う、並びに/又は、前記第一のハウジング底面と前記第一のハウジング側壁との接合部を部分的に若しくは完全に覆うシースをさらに備える。
さらに、別の実施形態では、前記レーザー測距装置が:測定対象物に対して測定光ビームを発光するためのレーザー発生手段、ここで、前記測定対象物は、前記測定光ビームを反射して反射光線を発生させる;前記反射光線の全部又は一部を捕捉し、前記捕捉された反射光線の光学信号を少なくとも1種のフィードバック電気信号に変換するための光電変換手段;プロセッサを備えた回路基板;並びに前記レーザー発生手段、前記光電変換手段、及び前記回路基板に接続された電源、を備え、前記プロセッサは、前記レーザー発生手段を制御するために、前記レーザー発生手段に接続されており、前記プロセッサは、前記フィードバック電気信号を取得し前記測定対象物から前記距離測定装置までの距離を算出するために、前記光電変換手段に接続されている。
さらに、別の実施形態では、前記レーザー発生手段が、前記第一のハウジング側壁に凹んだ発光面を備え、前記光電変換手段が、前記第一のハウジング側壁に凹んだ、前記発光面に隣接した受光面を備える。
さらに、別の実施形態では、前記回路基板が、前記第一のハウジング底面と平行であり、前記レーザー発生手段、前記光電変換手段、及び前記回路基板が、すべて前記電源の上側又は下側に配置されており、前記レーザー発生手段及び前記光電変換手段が、前記回路基板の左側又は右側に配置されている。
さらに、別の実施形態では、前記回路基板が、前記電源の左側又は右側に配置され、前記回路基板が、前記第一のハウジング底面と平行である。
さらに、別の実施形態では、前記距離測定装置は、前記第一のハウジング及び/又は前記第二のハウジングの表面に配置され、透明材料製であるビューパネル;前記第一のハウジング底面及び前記第一のハウジング側壁から内向きに突出し、前記ビューパネルに対向して配置された表示手段装着ブラケット;並びに前記ビューパネルと平行であり、前記表示手段装着ブラケットに装着された表示手段であって、前記表示手段は、前記測定対象物から前記距離測定装置までの前記距離を表示するために前記プロセッサに接続されている、表示手段;をさらに備える
さらに、別の実施形態では、前記ビューパネルが配置されている平面と前記ケースの底部の平面との挟角は、30~60度であり、前記表示手段が配置されている平面と前記ケースの底部の平面との挟角は、30~60度である。
さらに、別の実施形態では、前記距離測定装置は、前記回路基板と平行であり、前記第一のハウジング底面に固定され、前記プロセッサに電気接続されている操作回路基板;前記操作回路基板の前記第一のハウジング底面に近い一方の側に備えられたプレススイッチ;及び前記第一のハウジング底面を貫通しているキーであって、前記キーの一方の端部は、前記プレススイッチに接続され、他方の端部は、前記第一のハウジングの外表面に配置されている、キー;をさらに備える。
さらに、別の実施形態では、前記第一のハウジング底面が、前記第一のハウジング底面を貫通しているキー装着孔、及び前記キー装着孔のエッジに備えられた装着孔グルーブ、を備え、前記キーが、前記キー装着孔を貫通している円柱状のキーボディ、及び前記キーボディのエッジから突出し、前記装着孔グルーブ中に嵌め込まれたキースナップブロック、を備える。
さらに、別の実施形態では、前記回路基板が、前記測定対象物から前記距離測定装置までの前記距離を保存するための、前記プロセッサに接続されているメモリを備える。
さらに、別の実施形態では、前記レーザー発生手段が、レーザー管を、これに限定されることなく備え、前記光電変換手段が、光電センサーを、これに限定されることなく備え、前記電源が、ボタン型電池、直方体型電池、又は円筒型電池を、これに限定されることなく備える。
さらに、別の実施形態では、前記巻尺構造体が:前記巻尺キャビティ内に、回転できるように装着されている巻尺ホイール;前記巻尺ホイールに完全に又は部分的に巻き付けられたテープであって、前記テープの一方の端部は、前記巻尺ホイールに固定接続され、他方の端部には、巻尺端部分を備える、テープ;並びに前記ケースの前記側壁の下側端部に備えられたテープ出口部であって、ここで、前記巻尺端部分が前記テープ出口部を通って前記ケースから外に出る、を備える。
さらに、別の実施形態では、前記第二のハウジング底面の中央部が、前記第二のハウジング底面に対して直角である突出シャフトレバーを備え、前記巻尺ホイールの中心が、前記シャフトレバーの外側を外周方向に囲むスリーブ孔を備え、前記巻尺ホイールは、前記テープが引き出される際に回転する。
さらに、別の実施形態では、前記巻尺構造体が:前記巻尺キャビティの内部且つ前記テープ出口部の近くに備えられたプレスブロック;一方の端部が前記プレスブロックに接続され、他方の端部が前記第二のハウジングに接続された弾性部材;及び前記弾性部材を介して前記第二のハウジング又は前記第三のハウジングに接続されたロックキーであって、前記ロックキーの一方の端部は、前記第二のハウジングの外表面に備えられ、他方の端部は、前記プレスブロックと接しているか、前記プレスブロックから分離されている、ロックキー、をさらに備え、前記ロックキーが押されると、前記ロックキーは、前記プレスブロックと接し、前記プレスブロックは、前記テープを解放し、前記ロックキーが放されると、前記ロックキーは、前記プレスブロックから分離され、前記プレスブロックは、前記テープを押さえる。
本発明は、巻尺がレーザー測距装置と併用され、短距離測定及び長距離測定機能を有し、簡便な作業性、運搬の利便性、低コスト、高測定精度などの特徴を有し、建築、内装、及び危険区域での測定の分野における普及並びに大スケールでの使用に適する距離測定装置が提供されるという利点を有する。
図1は、本発明の実施形態に係る前面構造模式図である。 図2は、本発明の実施形態に係る後面構造模式図である。 図3は、本発明の実施形態に係る第一のハウジングの構造模式図である。 図4は、本発明の実施形態に係る第二のハウジングの構造模式図である。 図5は、本発明の実施形態に係る第一のハウジング、第二のハウジング、及び第三のハウジングの分解構造模式図である。 図6は、本発明の実施形態に係る側面構造模式図である。 図7は、本発明の実施形態における第一のハウジングの内部の構造模式図である。 図8は、本発明の実施形態に係る第一のハウジングの内部にあるレーザー測距装置部分の構造模式図である。 図9は、本発明の実施形態に係るレーザー測距装置の回路の構造模式図である。 図10は、本発明の実施形態における操作手段の断面構造模式図である。 図11は、本発明の実施形態における第一のハウジングの内部の構造模式図である。 図12は、本発明の実施形態におけるロック機構の部分拡大図である。 図13は、本発明の実施形態における巻尺ホイールの部分拡大図である。
1 ケース
2 レーザー測距装置
3 巻尺構造体
4 シース
5 クリップ
11 第一のハウジング
12 第二のハウジング
13 第三のハウジング
21 レーザー発生手段
22 光電変換手段
23 回路基板
24 表示手段
25 操作手段
26 電源
27 ビューパネル
28 表示手段装着ブラケット
31 巻尺ホイール
32 テープ
33 テープ出口部
34 プレスブロック
35 ロックキー
36 巻尺端部分
37 弾性部材
38 シャフトレバー
111 第一のハウジング底面
112 第一のハウジング側壁
121 第二のハウジング底面
122 第二のハウジング側壁
131 第三のハウジング底面
132 第三のハウジング側壁
211 発光面
221 受光面
231 プロセッサ
232 メモリ
251 キー
252 操作回路基板
253 プレススイッチ
311 スリーブ孔
1111 キー装着孔
1112 装着孔グルーブ
2511 キーボディ
2512 キースナップブロック
以下、本技術の明瞭化及びよりよい理解を目的として、本発明の好ましい実施形態の1つを添付の図面を参照しつつ示すことにより、本発明を当業者に対してより具体的に説明する。本発明は、種々の異なる形態で実施することができ、本発明は、本明細書に記載の実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。
本明細書を通じて、同一の構造を有する要素には同様の符号が付与され、類似の構造又は機能を有する類似の要素にはそれぞれ、類似の符号が付与される。添付の図面における各要素のサイズ(dimension)及び厚さは任意に示されたものであり、本発明において各要素のサイズ及び厚さは限定されない。ある要素について、明瞭性を考慮して厚さがある程度誇張して示されている場合がある。
本発明で記載される、「上」、「下」、「前」、「後ろ」、「左」、「右」、「内部」、「外部」、「側」などの方向を示す相対的用語は、単に添付の図面を参照した場合の方向であって、本発明を説明し記載するために用いられるだけであり、本発明はそれらに限定されない。
ある要素が、別の要素の「上/上側」にあるとして記載される場合、他方の要素の上に接して配置されていてもよいし、他方の要素の上に中間要素が配置されておりその上に配置されていてもよい、と理解される。ある要素が、別の要素に「装着されている」又は「接続(接合)されている」として記載される場合、いずれか一方が、他方の要素に直接「装着されている」若しくは「接続(接合)されている」として理解されてもよいし、中間要素を介して間接的に「装着されている」若しくは「接続(接合)されている」として理解されてもよい。
図1~図3に示されるように、本発明は、ケース1、レーザー測距装置2、及び巻尺構造体3を備えた距離測定装置を提供する。
図1~図2に示されるように、ケース1は、不規則な直方体型であり、その幅は高さに等しいかおよそ等しく、厚さは幅の25%~40%である。
図2~図4に示されるように、ケース1は、第一のハウジング11及び第二のハウジング12からなり、第一のハウジング11は、第一のハウジング底面111及び第一のハウジング側壁112を備え、第二のハウジング12は、第二のハウジング底面121及び第二のハウジング側壁122を備え、第二のハウジング側壁122は、第一のハウジング側壁112と接合され、一緒になってケース1の側壁及び底面を形成している。
図5に示されるように、第一のハウジング11と第二のハウジング12との間に第三のハウジング13が備えられ、第三のハウジング13は、第三のハウジング底面131及び第三のハウジング側壁132を備え、第三のハウジング側壁132は、第二のハウジング12の底面と接合され、第三のハウジング13及び第二のハウジング12は、一緒に円形状とされ巻尺キャビティ14を形成している。巻尺構造体3は、巻尺キャビティ14の内部に配置され、レーザー測距装置2は、第一のハウジング11と第三のハウジング13との間に配置されている。
本実施形態は、第一のハウジング側壁112及び第二のハウジング側壁122を部分的に若しくは完全に覆う、並びに/又は、第一のハウジング底面111と第一のハウジング側壁112との接合部を部分的に若しくは完全に覆う、弾性材料製又は軟質材料製のシース4をさらに備える。シース4は、手触りを向上させ、距離測定装置と使用者の手との摩擦係数を高め、距離測定装置が使用者の手から滑り落ちることを防止する役割を果たし、また、距離測定装置が使用者の手から滑り落ちた場合は、シースがある程度のクッション効果を奏し、内部の電子デバイス及び機械構造体が破損から保護される。
図6~図8に示されるように、レーザー測距装置2は、レーザー発生手段21、光電変換手段22、回路基板23、表示手段24、操作手段、及び電源26を備える。
レーザー発生手段21は、好ましくは、レーザー管、すなわち、ガラス封入型COレーザーであるが、レーザー管に限定されず、レーザービームを発生することが可能な他の装置が用いられてもよい。光電変換手段22は、好ましくは、光電センサーであるが、それに限定されず、光線を捕捉し、光学信号を電気信号に変換することが可能な他の装置が用いられてもよい。レーザー発生手段21及び光電変換手段22は、横に並んで配置されていてもよいし、上下に並んで配置されていてもよい。本実施形態において、好ましくは、レーザー発生手段21及び光電変換手段22は、上下に並んで配置され、一体化されている。
レーザー発生手段21は、発光面211を備え、光電変換手段22は、受光面221を備える。受光面221は、発光面211の隣に、発光面211に隣接して配置されている。発光面及び受光面は、ハウジングの外表面に配置された場合、運搬、使用、及びメンテナンス時に摩耗を受け易い。長時間の使用後、摩耗が大きいことから、距離計の光線フィードバック感度及び測定精度が低下し、耐用寿命が短くなる。本実施形態では、発光面211及び受光面221は、いずれも第一のハウジング側壁112に凹んでおり、凹み部の深さは5mm超又は10mm超であり、したがって発光面211及び受光面221は摩耗を受けない。レーザー発生手段21及び光電変換手段22の通常の操作が影響を受けないという前提で、発光面211及び受光面221の耐用寿命がさらに延び、距離計の光線フィードバック感度及び測定精度が保証される。
図9に示されるように、回路基板23は、その上に少なくとも1つのプロセッサ231を備える。プロセッサ231は、レーザー発生手段21の通常の操作を制御するために、レーザー発生手段21に接続されている。プロセッサ231は、フィードバック電気信号を取得し測定対象物から本実施形態に係る距離測定装置までの距離を算出するために、光電変換手段22に接続されている。所望により、回路基板23はその上に、使用者が読み取りを忘れた場合に読み取り記録値の検索を表示手段24で行うことを目的として、測定対象物から距離測定装置までの距離を保存するための、プロセッサ231に接続されているメモリ232を備える。
本実施形態において、操作時、プロセッサ231はレーザー発生手段21に制御信号を発して、測定光ビームとしてのレーザービームを測定対象物に対して発光するよう命令する。測定光ビームは、測定対象物の表面で反射して反射光線を発生させる。反射光線のうち測定光ビームと平行な光線の一部が光電変換手段22によって捕捉可能であり、電気信号に変換され、プロセッサ231にフィードバックされる。プロセッサ231は、その内部に、レーザー発生手段21がレーザービームを発光した時点及びフィードバック電気信号が得られた時点を記録するためのタイマーを備えていてもよい。2つの時点の差に基づいて、測定対象物から距離測定装置までの距離を算出することができる。この時点間、レーザービームは、測定対象物と距離測定装置との間を光の速度で往復する。時間差と光の速度との積の半分が、測定対象物と距離測定装置との間の測定対象距離である。
本実施形態において、レーザー発生手段の発光面及び光電変換手段の受光面はいずれも、ハウジングの外表面(例えば、ハウジングの左側面13)に配置されていてもよく、レーザー発生手段21は、測定光線として発光面211からレーザービームを発光し、光電変換手段22は、発光面221を通して外側の反射光線を捕捉する。レーザービームは、発光面211が位置する面に対して常に直角であるため、使用者が測定対象物に照準を合わせる補助として発光面211を用いることができ、それにより、レーザービームを測定対象物に直接照射することができる。反射効果を確実なものとするために、レーザービームを測定対象物が位置する面に直接照射するか、レーザービームをこの面に対して可能な限り直角に照射することが最良である。この方法により、多くの光線が反射して同じ経路で距離測定装置まで戻ることができ、それにより測定結果がより正確となる。
本実施形態において、発光面211の中心点及び受光面221の中心点は、同一直線上に位置している。発光面211から受光面221までの距離が短いほど、誤差は小さくなる。理論的には、発光面211の中心点が受光面221の中心点と完全に重なっている場合に誤差は最小となるが、それを実現することは現時点では困難である。
一般的に、受光面221の面積は、発光面211の面積の3~10倍である。レーザービームは、発光されると常に直線で進み続けることができるが、測定対象物の反射面(mirror surface)があまり優れた反射効果を有していない場合、レーザービームを測定対象物の表面に対して直角に測定対象物に照射することができたとしても、測定対象物の表面上で反射されたレーザービームが光線強度及び光線量を保ったまま同じ経路で発光面211近傍に戻って来させることは困難である。したがって、受光面221の面積を適切に広げることにより、測定精度及びフィードバック感度をさらに高めてもよい。
図8に示されるように、回路基板23は、第一のハウジング底面111と平行であり、レーザー発生手段21及び光電変換手段22と同じ高さに配置されている。レーザー発生手段21及び光電変換手段22は、回路基板23の左側又は右側に配置され、レーザー発生手段21、光電変換手段22、及び回路基板23は、すべて電源26の上側又は下側に配置されている。本実施形態において、レーザー発生手段21及び光電変換手段22は、嵩が小さく、回路基板23を同じ高さに配置するのに充分な空間が残るため、距離測定装置の全体厚さが効果的に低減される。ケースの上部は、四角ではなく円弧形状に設計されていてもよく、それにより製品の嵩及び占有空間を効果的に低減することができ、製品の携帯性がより高まる。
他の実施形態では、回路基板23及び電源26は、電源26の左側又は右側に、同じ高さで横に並んで配置されてもよい。
図3、図6、及び図7に示されるように、本実施形態は、表示手段24、ビューパネル27、及び表示手段装着ブラケット28を備える。
ビューパネル27は、透明材料製であり、第一のハウジング11及び/又は第二のハウジング12の表面に配置されており、表示手段24を保護するためのものである。表示手段装着ブラケット28は、第一のハウジング底面111及び第一のハウジング側面112から内向きに突出し、ビューパネル27に対向して配置されている。表示手段24は、ビューパネル27と平行であり、表示手段装着ブラケット28に装着されている。本実施形態において、表示手段24は、好ましくは、測定対象物から距離測定装置までの距離を表示するための、プロセッサ231に接続されている表示スクリーンである。
ビューパネル27が配置されている平面とケース1の底部の平面との挟角は、30~60度であり、表示手段24が配置されている平面とケース1の底部の平面との挟角は、30~60度である。表示手段24及びビューパネル27は斜めに配置されており、それにより、ケースの上部が円弧形状に設計され占有空間がさらに低減され、また人の手の形により適したものとなるため、距離測定装置の携帯性が高まる。
図1、図8、及び図10に示されるように、本実施形態において、操作手段は、キー251、操作回路基板252、及びプレススイッチ253を備える。
操作回路基板252は、回路基板23と平行であり、第一のハウジング底面111に固定されており、操作回路基板252は、レーザー測距装置21に少なくとも1種の制御命令を伝送するために、プロセッサ231に電気接続されている。プレススイッチ253は、操作回路基板252の第一のハウジング底面111に近い一方の側に配置され、キー251は、第一のハウジング底面111を貫通しており、キー251の一方の端部は、プレススイッチ253に接続され、他方の端部は、第一のハウジング11の外表面に配置されている。
図10に示されるように、第一のハウジング底面111は、キー装着孔1111及び装着孔グルーブ1112を備え、キー装着孔1111は第一のハウジング底面を貫通しており、装着孔グルーブ1112は、キー装着孔111のエッジに配置されている。キー251は、キーボディ2511及びキースナップブロック2512を備え、キーボディ2511は、円柱状で、キー装着孔1111を貫通しており、キースナップブロック2512は、キーボディ2511のエッジから突出し、装着孔グルーブ1112中に嵌め込まれている。キーボディ2511が押されると、キースナップブロック2512は装着孔グルーブ1112中をスライドし、プレススイッチ252も押され、回路基板が1種の電気シグナルを取得する。
キー251は、各々が1つの制御命令に対応する少なくとも1つの制御操作を入力するために用いられる。1つの制御命令を入力するためにキー251が押されると、プレススイッチ253も押され、操作回路基板252は、制御操作を少なくとも1つの電気信号に変換し、制御命令を含む1つの電気信号をキーが押された回数に応じてプロセッサ231に送る、ここで、各電気信号は1つの制御命令に対応する。本実施形態において、キー251は2つの制御命令、すなわち、距離測定装置を起動及び停止するための起動命令及び停止命令に対応している。
本実施形態において、使用者の作業及び使用を簡便なものとするために、ビューパネル27及び表示手段24がハウジング1の上面に配置される技術的ソリューションが採用されることが好ましく、それにより、使用者が顔を下に向けると表示手段24を見ることができ、距離測定装置を操作し測定対象距離の測定値を読み取るのが便利になる。キー251は、第一のハウジング底面111の外表面の中央部に配置され、それにより、使用者が自身の親指を用いてキーを押すのが便利になる。表示手段24及び操作手段25は、一体的に、すなわち操作制御機能及び測定値表示機能を両方有するタッチスクリーンを採用して設計されていてもよい。タッチスクリーンはコストが高いため、このソリューションの使用はある程度制限される。
電源26は、ボタン型電池、直方体型電池、又は横に並んで配置された2つの円筒型電池であってもよい。ボタン型電池は、嵩が小さく、占有空間が小さく、距離測定装置の嵩を効果的に低減することができる。しかしながら、ボタン型電池は電気量が少ないため、使用者は電池を頻繁に交換する必要があり、使用コストが高い。直方体型電池及び円筒型電池はボタン型電池よりも電気量が多いため、交換頻度が低く、使用コストを低減することができるが、嵩が大きいため運搬又は使用するのに不便である。直方体型電池及び円筒型電池はそれぞれ充電式電池であってよく、それにより使用コストがさらに低減される。本実施形態において、電源26は、好ましくは円筒型電池である。
図11~図13に示されるように、巻尺構造体3は、巻尺ホイール31、テープ32、テープ出口部33、プレスブロック34、ロックキー35、及び弾性部材37を備え、プレスブロック34、ロックキー35、及び弾性部材37は一緒に、ケース1から外に出たテープの長さをロックして測定値を読み取るために、ロック機構を形成する。
巻尺ホイール31は、巻尺キャビティ14内に、回転できるように装着され、テープ32は、巻尺ホイール31に完全に又は部分的に巻き付けられ、テープ32の一方の端部は、巻尺ホイール31に固定接続され、他方の端部には、巻尺端部分36を備える。テープ出口部33は、ケース1の側壁の下側端部に配置され、巻尺端部分36がテープ出口部33を通ってケース1から外に出て、プレスブロック34は、ハウジング1の内部、テープ出口部33の近くに配置されている。ハウジング1からテープ32が引き出されると、テープ32を押さえるのにプレスブロック34が用いられ、それによりケース1の外側にあるテープ32の長さが一定に維持され;プレスブロック34が元の位置に戻るのを補助するために、弾性部材37の一方の端部がプレスブロック34に接続され、他方の端部が第二のハウジング12に接続されており;プレスブロック34がテープ33を押さえること又は解放することを制御するために、ロックキー35は弾性部材(好ましくは小スプリング)を介して第二のハウジング又は第三のハウジングに接続されている。
ロックキー35の一方の端部は第二のハウジング12の外表面に配置され、他方の端部は、プレスブロック34がテープ32を押さえること又は解放することを制御するために、プレスブロック34と接しているか、プレスブロック34から分離されている。ロックキー35が押されると、ロックキー35は、プレスブロック34と接し、プレスブロックは、テープ32を解放し、ロックキー35が放されると、ロックキー35は、プレスブロック34から分離され、プレスブロックは、テープ32を押さえる。使用者は、ロックキー35を押すか放すことによって出ているテープの長さを制御し、それにより、出ているテープの長さがロックされ、読み取り易くなる。
巻尺ホイール31は、巻尺キャビティ14内に、回転できるように装着されている。具体的には、第二のハウジング底面121の中央部は、第二のハウジング底面121に対して直角である突出シャフトレバー38を備え、巻尺ホイール31の中心は、シャフトレバー38の外側を外周方向に囲むスリーブ孔311を備え、巻尺ホイール31は、テープ32が引き出される際に回転する。
なお、巻尺構造体3は、従来の巻尺であってもよい。巻尺構造体3は、操作時、巻尺端部分36を用いてテープ32をハウジング1から引き出して測定を実施する。測定後、ロックキー35を押さえる必要があり、その中のプレスブロック34がテープ32を押さえ、それにより、ケース1の外に出たテープ32の長さが一定に保持されることで、テープ32上の長さ測定値が読み取られる。本実施形態において、ロックキー35は、ハウジング1の底面16に配置された1つのキーである。最初に押された後、プレスブロック34はテープ32を押さえて、長さ値が読み取られ、プレスブロックが再度押された後、プレスブロック34からテープ32が解放され、長さ測定値の読み取り後、テープ32はハウジング1の中へ巻き戻される。
巻尺構造体3は、以下の好ましいソリューションを有する。テープ32の幅は、2cm以下、好ましくは1cmであり、テープ32は、2m以下の長さを有し、それにより、効果的に、巻尺ホイール31に巻き付けられるテープ32の嵩が低減され、距離測定装置内に占めるテープ32の空間が低減され、距離測定装置の幅が低減される。レーザー発生手段21及び光電変換手段22の組み合わせにおいて、測定対象物が2メートルよりも長い場合、測定精度は比較的高く、したがって、本実施形態は、巻尺のテープ長さが2メートル以下であれば種々の用途に適用可能である。
図2に示されるように、ハウジング1の前側面11は、使用者が距離測定装置をウェストベルトに挟むために用いるクリップ5をさらに備えており、これにより運搬が便利である。
本発明は、レーザー測距装置及び巻尺構造体が同じケース内に配置され、短距離測定機能及び長距離測定機能を両方有し、便利かつフレキシブルであり、高い測定精度を有する距離測定装置が提供されるという技術的効果を有する。本実施形態の距離測定装置の高さ及び幅は通常の巻尺と同様に、占有空間が小さく、人が手で持つのに便利であり、使用者が作業中に操作及び使用するのにも便利である。
上記は本発明の好ましい実施形態であるに過ぎず、当業者は、本発明の思想から逸脱しない範囲において、上記技術的解決手段をさらに変更及び改良してもよい。そのような変更及び改良は、本発明の保護範囲内にある。
本開示は下記の態様<1>~<16>も含む。
<1>
第一のハウジング及び第二のハウジングを備えたケース、
前記第一のハウジングと前記第二のハウジングとの間に配置され、前記第二のハウジングと一緒に円形状となって巻尺キャビティを形成している第三のハウジング、
前記巻尺キャビティの内部に配置された巻尺構造体、並びに
前記第一のハウジングと前記第三のハウジングとの間に配置されたレーザー測距装置、を備えた、距離測定装置。
<2>
前記第一のハウジングが、第一のハウジング底面及び第一のハウジング側壁を備え、
前記第二のハウジングが、第二のハウジング底面及び第二のハウジング側壁を備え、
前記第三のハウジングが、第三のハウジング底面及び第三のハウジング側壁を備え、
前記第二のハウジング側壁及び前記第一のハウジング側壁は、互いに接合されて、前記ケースの側壁を形成し、並びに
前記第三のハウジング側壁は、前記第二のハウジング底面と接合されている、
<1>に記載の距離測定装置。
<3>
前記第一のハウジング側壁及び前記第二のハウジング側壁を部分的に若しくは完全に覆う、並びに/又は、前記第一のハウジング底面と前記第一のハウジング側壁との接合部を
部分的に若しくは完全に覆うシースをさらに備える、<2>に記載の距離測定装置。
<4>
前記レーザー測距装置が:
測定対象物に対して測定光ビームを発光するためのレーザー発生手段、ここで、前記測定対象物は、前記測定光ビームを反射して反射光線を発生させる;
前記反射光線の全部又は一部を捕捉し、前記捕捉された反射光線の光学信号を少なくとも1種のフィードバック電気信号に変換するための光電変換手段;
プロセッサを備えた回路基板;並びに
前記レーザー発生手段、前記光電変換手段、及び前記回路基板に接続された電源、
を備え、
前記プロセッサは、前記レーザー発生手段を制御するために、前記レーザー発生手段に接続されており、
前記プロセッサは、前記フィードバック電気信号を取得し前記測定対象物から前記距離測定装置までの距離を算出するために、前記光電変換手段に接続されている、
<1>に記載の距離測定装置。
<5>
前記レーザー発生手段が、前記第一のハウジング側壁に凹んだ発光面を備え、
前記光電変換手段が、前記第一のハウジング側壁に凹んだ、前記発光面に隣接した受光面を備える、
<4>に記載の距離測定装置。
<6>
前記回路基板が、前記第一のハウジング底面と平行であり、
前記レーザー発生手段、前記光電変換手段、及び前記回路基板が、すべて前記電源の上側又は下側に配置されており、
前記レーザー発生手段及び前記光電変換手段が、前記回路基板の左側又は右側に配置されている、
<4>に記載の距離測定装置。
<7>
前記回路基板が、前記電源の左側又は右側に配置され、
前記回路基板が、前記第一のハウジング底面と平行である、
<4>に記載の距離測定装置。
<8>
前記第一のハウジング及び/又は前記第二のハウジングの表面に配置され、透明材料製であるビューパネル;
前記第一のハウジング底面及び前記第一のハウジング側壁から内向きに突出し、前記ビューパネルに対向して配置された表示手段装着ブラケット;並びに
前記ビューパネルと平行であり、前記表示手段装着ブラケットに装着された表示手段であって、前記表示手段は、前記測定対象物から前記距離測定装置までの前記距離を表示するために前記プロセッサに接続されている、表示手段;
をさらに備える、<4>に記載の距離測定装置。
<9>
前記ビューパネルが配置されている平面と前記ケースの底部の平面との挟角は、30~60度であり、
前記表示手段が配置されている平面と前記ケースの底部の平面との挟角は、30~60度である、
<8>に記載の距離測定装置。
<10>
前記回路基板と平行であり、前記第一のハウジング底面に固定され、前記プロセッサに電気接続されている操作回路基板;
前記操作回路基板の前記第一のハウジング底面に近い一方の側に備えられたプレススイ
ッチ;及び
前記第一のハウジング底面を貫通しているキーであって、前記キーの一方の端部は、前記プレススイッチに接続され、他方の端部は、前記第一のハウジングの外表面に配置されている、キー;
をさらに備える、<4>に記載の距離測定装置。
<11>
前記第一のハウジング底面が、
前記第一のハウジング底面を貫通しているキー装着孔、及び
前記キー装着孔のエッジに備えられた装着孔グルーブ、
を備え、
前記キーが、
前記キー装着孔を貫通している円柱状のキーボディ、及び
前記キーボディのエッジから突出し、前記装着孔グルーブ中に嵌め込まれたキースナップブロック、
を備える、
<10>に記載の距離測定装置。
<12>
前記回路基板が、前記測定対象物から前記距離測定装置までの前記距離を保存するための、前記プロセッサに接続されているメモリを備える、<4>に記載の距離測定装置。
<13>
前記レーザー発生手段が、レーザー管を、これに限定されることなく備え、
前記光電変換手段が、光電センサーを、これに限定されることなく備え、
前記電源が、ボタン型電池、直方体型電池、又は円筒型電池を、これに限定されることなく備える、
<1>に記載の距離測定装置。
<14>
前記巻尺構造体が:
前記巻尺キャビティ内に、回転できるように装着されている巻尺ホイール;
前記巻尺ホイールに完全に又は部分的に巻き付けられたテープであって、前記テープの一方の端部は、前記巻尺ホイールに固定接続され、他方の端部には、巻尺端部分を備える、テープ;並びに
前記ケースの前記側壁の下側端部に備えられたテープ出口部であって、ここで、前記巻尺端部分が前記テープ出口部を通って前記ケースから外に出る、
を備える、<1>に記載の距離測定装置。
<15>
前記第二のハウジング底面の中央部が、前記第二のハウジング底面に対して直角である突出シャフトレバーを備え、
前記巻尺ホイールの中心が、前記シャフトレバーの外側を外周方向に囲むスリーブ孔を備え、
前記巻尺ホイールは、前記テープが引き出される際に回転する、
<14>に記載の距離測定装置。
<16>
前記巻尺構造体が:
前記巻尺キャビティの内部且つ前記テープ出口部の近くに備えられたプレスブロック;
一方の端部が前記プレスブロックに接続され、他方の端部が前記第二のハウジングに接続された弾性部材;及び
前記弾性部材を介して前記第二のハウジング又は前記第三のハウジングに接続されたロックキーであって、前記ロックキーの一方の端部は、前記第二のハウジングの外表面に備えられ、他方の端部は、前記プレスブロックと接しているか、前記プレスブロックから分離されている、ロックキー、
をさらに備え、
前記ロックキーが押されると、前記ロックキーは、前記プレスブロックと接し、前記プレスブロックは、前記テープを解放し、
前記ロックキーが放されると、前記ロックキーは、前記プレスブロックから分離され、前記プレスブロックは、前記テープを押さえる、
<14>に記載の距離測定装置。

Claims (20)

  1. 第一のハウジングと;
    前記第一のハウジングに接合され、前記第一のハウジングとで囲まれたチャンバーを形成している第二のハウジングと;
    前記チャンバー中に備えられたレーザー測距装置及び巻尺構造体と;
    を備えた距離測定装置であって、
    ここで、前記距離測定装置が前記チャンバー中に配置された第三のハウジングを更に備え;前記第三のハウジングが前記第二のハウジングとで囲まれた巻尺キャビティを形成し;前記巻尺構造体が前記巻尺キャビティ内に配置され;前記レーザー測距装置が前記第一のハウジングと前記第三のハウジングとの間に配置されている、
    距離測定装置。
  2. 前記第一のハウジングが、第一のハウジング底面及び第一のハウジング側壁を備え;
    前記第二のハウジングが、第二のハウジング底面及び第二のハウジング側壁を備え;
    前記第二のハウジング側壁及び前記第一のハウジング側壁が互いに接合されて、前記第一のハウジング底面と前記第一のハウジング側壁と前記第二のハウジング底面と前記第二のハウジング側壁とで囲むことで前記チャンバーを形成している、
    請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 前記第三のハウジングが、第三のハウジング底面及び第三のハウジング側壁を備え;
    前記第三のハウジング側壁が前記第二のハウジング底面に接合されて、前記第三のハウジング底面と前記第三のハウジング側壁と前記第二のハウジング側壁と前記第二のハウジング底面とが前記巻尺キャビティを形成している、
    請求項2に記載の距離測定装置。
  4. 前記第一のハウジング及び前記第二のハウジングの外表面の少なくとも一部を覆うシースを更に備える、請求項1に記載の距離測定装置。
  5. 前記第一のハウジングの外表面に配置されたビューパネルと;
    前記第一のハウジングの内部に配置され、前記ビューパネルに対向している装着ブラケットと;
    前記ビューパネルと平行であり前記装着ブラケットに装着された表示手段であって、測定対象物から距離測定装置までの距離を表示するための表示手段と;
    を備える、
    請求項1に記載の距離測定装置。
  6. 前記ビューパネルが配置されている平面とケース底部の平面との挟角が30~60度である、請求項5に記載の距離測定装置。
  7. 前記レーザー測距装置が:
    測定対象物に対して測定光ビームを発光するためのレーザー発生手段、ここで、前記測定対象物は、前記測定光ビームを反射して反射光線を発生させる;
    前記反射光線の全部又は一部を捕捉し、前記捕捉された反射光線の光学信号を少なくとも1種のフィードバック電気信号に変換するための光電変換手段;
    プロセッサを備えた回路基板;並びに
    前記レーザー発生手段、前記光電変換手段、及び前記回路基板に接続された電源、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記レーザー発生手段を制御するために、前記レーザー発生手段に接続されており;
    前記プロセッサは、前記フィードバック電気信号を取得し前記測定対象物から距離測定装置までの距離を算出するために、前記光電変換手段に接続されている、
    請求項1に記載の距離測定装置。
  8. 前記回路基板と平行であり、前記第一のハウジングに固定され、前記プロセッサに電気接続されている操作回路基板と;
    前記操作回路基板の前記第一のハウジングの底面に近い一方の側に備えられたプレススイッチと;
    前記第一のハウジングを貫通しているキーであって、前記キーの一方の端部は前記プレススイッチに接続され、他方の端部は前記第一のハウジングの外表面に配置されている、キーと;
    を更に備える、請求項7に記載の距離測定装置。
  9. 前記第一のハウジングが、
    前記第一のハウジングを貫通しているキー装着孔と;
    前記キー装着孔のエッジに備えられた装着孔グルーブと;
    を備え、
    前記キーが、
    前記キー装着孔を貫通している円柱状のキーボディと;
    前記キーボディのエッジから突出し、前記装着孔グルーブ中に嵌め込まれたキースナップブロックと;
    を備える、
    請求項8に記載の距離測定装置。
  10. 前記レーザー発生手段が、前記第一のハウジングの側壁に凹んだ発光面を備え;
    前記光電変換手段が、前記発光面に隣接した、前記第一のハウジングの前記側壁に凹んだ受光面を備える、
    請求項7に記載の距離測定装置。
  11. 前記発光面の中心点及び前記受光面の中心点が同一直線上に位置している、請求項10に記載の距離測定装置。
  12. 前記受光面の面積は前記発光面の面積よりも大きい、請求項10に記載の距離測定装置。
  13. 前記回路基板が、前記第一のハウジングの底面と平行であり、前記レーザー発生手段及び前記光電変換手段と同じ高さに配置されており;
    前記レーザー発生手段及び前記光電変換手段がそれぞれ前記回路基板の2つの側に配置されており;
    前記レーザー発生手段及び前記光電変換手段がいずれも前記電源の上方に配置されている、
    請求項7に記載の距離測定装置。
  14. 前記回路基板が前記電源と同じ高さに配置され、前記回路基板及び前記電源が横に並んで配置されている、請求項7に記載の距離測定装置。
  15. 前記巻尺構造体が:
    前記巻尺キャビティ内に、回転できるように装着されている巻尺ホイール;
    前記巻尺ホイールに完全に又は部分的に巻き付けられたテープであって、前記テープの一方の端部は前記巻尺ホイールに固定接続され、他方の端部には巻尺端部分を備える、テープ;並びに
    ケースの側壁の下側端部に備えられたテープ出口部であって、ここで、前記巻尺端部分が前記テープ出口部を通って前記ケースから外に出る、
    を備える、請求項1に記載の距離測定装置。
  16. 前記第二のハウジングの底面の中央部が、前記第二のハウジングの前記底面に対して直角な突出シャフトレバーを備え;
    前記巻尺ホイールの中心が、前記シャフトレバーの外側を外周方向に囲むスリーブ孔を備え;
    前記巻尺ホイールは、前記テープが引き出される際に回転する、
    請求項15に記載の距離測定装置。
  17. 前記巻尺構造体が:
    前記巻尺キャビティ内に前記テープ出口部の近くに備えられたプレスブロック;
    一方の端部が前記プレスブロックに接続され、他方の端部が前記第二のハウジングに接続された弾性部材;及び
    前記弾性部材を介して前記第二のハウジング又は前記第三のハウジングに接続されたロックキーであって、前記ロックキーの一方の端部は前記第二のハウジングの外表面に備えられ、他方の端部は前記プレスブロックと接しているか前記プレスブロックから分離されている、ロックキー、
    を更に備え、
    前記ロックキーが押されると、前記ロックキーが前記プレスブロックと接し、前記プレスブロックが前記テープを解放し、
    前記ロックキーが放されると、前記ロックキーが前記プレスブロックから分離され、前記プレスブロックが前記テープを押さえる、
    請求項15に記載の距離測定装置。
  18. 前記レーザー発生手段がレーザー管を備え;
    前記光電変換手段が光電センサーを備え;
    前記電源が、ボタン型電池、直方体型電池、又は円筒型電池のいずれか1つを備える、
    請求項7に記載の距離測定装置。
  19. 前記回路基板は、プロセッサに接続され、前記測定対象物から距離測定装置までの距離を記憶するためのメモリを備える、請求項7に記載の距離測定装置。
  20. 前記第一のハウジング又は前記第二のハウジングの外表面に備えられたクリップを更に備える、請求項1に記載の距離測定装置。
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