JP7194486B2 - 差動チャージ・ポンプ - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、フェーズロック・ループ(PLL)回路などの電子回路で使用するための差動チャージ・ポンプに関する。
コンピュータまたは他の電子システムでは、クロック信号は、集積回路(IC)のレジスタまたはラッチなどの順次記憶素子間のデータの流れを制御し順序付けるために使用される。PLLを含むクロック回路は、基準クロック信号と、デジタル論理または他の回路素子を順序付ける分配クロック信号との間の精密な位相関係を維持することができる。精密なクロック位相関係は、順次論理素子間の既知で効率的なタイミング関係を達成するのに有用であり得る。
PLL回路は、基準クロック信号と分配クロック信号との間の位相差を検出し、それらの位相差に基づいて制御信号を生成する。制御信号は、出力を複数の論理または他の回路素子に分配できる電圧制御発振器(VCO)などのクロック生成回路のタイミングまたは周波数あるいはその両方を調節するために使用することができる。そのようなクロックは、マイクロプロセッサ、メモリ・コントローラ、グラフィックス・コントローラなどを含む集積回路の多数の素子で使用することができる。
フェーズロック・ループ(PLL)回路で使用するための差動チャージ・ポンプ回路に関するシステムおよび装置を提供する。
本明細書で説明する実施形態は、差動チャージ・ポンプに関する回路およびシステムを含む。実施形態は、基準電流を含む差動チャージ・ポンプ回路と、センシング演算増幅器と、制御演算増幅器と、基準電流と制御演算増幅器とに結合されたHブリッジ回路とを含む。基準電流は、Hブリッジ回路の第1の部分を駆動し、制御演算増幅器は、Hブリッジ回路の第2の部分を制御する。Hブリッジ回路は、第1のノードおよび第2のノードを含む。第1および第2のノードは、センシング演算増幅器への入力であり、回路は、第1のノードの電圧が第2のノードの複数の電圧に対する第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように、第1のノードの電圧を制御するように構成される。実施形態は、受け取った基準信号と受け取ったフィードバック信号との間の位相差に関係する第1の出力信号を生成するように構成された位相検出器と、フィルタ回路と、第2の出力信号を生成するように構成された可変周波数発振器とを含むシステムをさらに含む。位相検出器によって受け取られるフィードバック信号は、第2の出力信号に基づく。システムは、第1の出力信号に基づくフィルタ回路を横切る信号を生成するように構成された差動チャージ・ポンプ回路をさらに含む。差動チャージ・ポンプ回路は、基準電流と、センシング演算増幅器と、制御演算増幅器と、基準電流と制御演算増幅器とに結合されたHブリッジ回路とを含む。基準電流は、Hブリッジ回路の第1の部分を駆動し、制御演算増幅器は、Hブリッジ回路の第2の部分を制御する。Hブリッジ回路は、第1のノードおよび第2のノードを含む。第1および第2のノードは、センシング演算増幅器への入力である。回路は、第1のノードの電圧が第2のノードの複数の電圧に対する第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように、第1のノードの電圧を制御するように構成される。
実施形態は、センシング演算増幅器とHブリッジ回路とを含む差動チャージ・ポンプ回路をさらに含む。Hブリッジ回路は、第1のノードおよび第2のノードを含む。第1および第2のノードは、センシング演算増幅器への入力である。差動チャージ・ポンプ回路は、第1のノードの電圧が第2のノードの複数の電圧に対する第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように、第1のノードの電圧を制御するように構成される。Hブリッジ回路は、第1のノードと第2のノードとに結合された第1のトランジスタをさらに含む。第1のトランジスタは、センシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む。第1のノードの電圧は、センシング演算増幅器および第1のトランジスタによって制御される。
実施形態は、第1の独立した電流源と、第2の独立した電流源と、第1および第2の独立した電流源に結合されたHブリッジ回路とを含む差動チャージ・ポンプ回路をさらに含む。第1の独立した電流源は、Hブリッジ回路の第1の部分を駆動し、第2の独立した電流源は、Hブリッジ回路の第2の部分を駆動する。
実施形態は、受け取った基準信号と受け取ったフィードバック信号との間の位相差に関係する第1の出力信号を生成するように構成された位相検出器と、フィルタ回路と、第2の出力信号を生成するように構成された可変周波数発振器とを含むフェーズロック・ループ回路をさらに含む。位相検出器によって受け取られるフィードバック信号は、第2の出力信号に基づく。フェーズロック・ループ回路は、第1の出力信号に基づくフィルタ回路を横切る信号を生成するように構成された差動チャージ・ポンプ回路をさらに含む。差動チャージ・ポンプ回路は、センシング演算増幅器およびHブリッジ回路を含む。Hブリッジ回路は、第1のノードおよび第2のノードを含む。第1および第2のノードは、センシング演算増幅器への入力である。差動チャージ・ポンプ回路は、第1のノードの電圧が第2のノードの複数の電圧に対する第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように、第1のノードの電圧を制御するように構成される。Hブリッジ回路は、第1のノードと第2のノードとに結合された第1のトランジスタをさらに含む。第1のトランジスタは、センシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む。第1のノードの電圧は、センシング演算増幅器および第1のトランジスタによって制御される。
次に、本発明の実施形態が、単に例として、添付の図面を参照して説明される。
本明細書で説明する1つの実施形態による例示のPLL回路を示す図である。 本明細書で説明する1つの実施形態による差動チャージ・ポンプ回路を示す図である。 本明細書で説明する1つの実施形態によるセンス増幅器回路を示す図である。 本明細書で説明する1つの実施形態による別の差動チャージ・ポンプ回路を示す図である。 本明細書で説明する1つの実施形態による図4の差動チャージ・ポンプ回路の様々なノードの例示の電圧レベルを示す図である。 本明細書で説明する1つの実施形態による図2および図4の差動チャージ・ポンプ回路のトランジスタ間の例示の電流を示す図である。
差動チャージ・ポンプは、PLL回路で使用することができる。差動チャージ・ポンプは、PLLの基準信号とフィードバック信号との間の差に基づいて可変周波数発振器の動作を制御するのを支援するために使用することができる。そのような差動チャージ・ポンプは、チャージ・ポンプ動作の一部として代替経路を横切る電流を駆動するHブリッジ回路を含むことができる。しかし、特定の状況では、代替経路を横切る電流を駆動するためにHブリッジ回路を使用すると、代替経路の代替ノード間に電圧不均衡を引き起こすことがある。これは、PLL回路の電荷共有およびジッタを増加させることがある。この問題を軽減するために、ノードのうちの1つの電圧を代替ノードの電圧と一致するように制御し、電荷共有およびジッタを減少させ、差動チャージ・ポンプおよびPLLの動作を改善することができる。
図1は、フェーズロック・ループ(PLL)回路を示すブロック図である。PLL回路100は、一般に、位相検出器110、チャージ・ポンプ120、ループ・フィルタ130、可変周波数発振器140、フォワード分周部150、およびフィードバック分周部160を含む。位相検出器110は、アナログ位相検出器、デジタル位相検出器などのような任意の適切な実施態様を有することができる。位相検出器110は、一般に、基準信号102とフィードバック信号162との間の位相差を表す位相差信号を作り出すように動作する。フィードバック信号162は、可変周波数発振器140の出力信号に基づく。
位相検出器110によって出力される信号は、チャージ・ポンプ120との第1の接続(導電性ワイヤまたはトレースなど)によって位相検出器110により出力される増加信号(INC)112成分と、チャージ・ポンプ120との第2の接続によって出力される減少信号(DEC)114成分とを含む。いくつかの場合には、INC112信号およびDEC114信号は、決定された位相差に基づく幅を有するパルスとすることができる。例えば、フィードバック信号162が基準信号102よりも高い周波数を有する場合、位相検出器110は、INC112を固定電圧(例えば、接地または他の論理「ロー」電圧)に保持しながら、DEC114上にパルスを作り出す(例えば、ある期間の間ラインを「ハイ」する)。
DEC114信号のパルスは、チャージ・ポンプ120の動作に影響を与え、その結果として、可変周波数発振器140の周波数を低下させ、基準信号102の周波数に向かって出力周波数を低下させることになる。位相検出器110の他の実施態様では、INC112信号およびDEC114信号のパルスは、少なくとも部分的にオーバーラップすることができる。例えば、INC112信号のパルスは、DEC114信号のパルスと同時に存在することがあるが、INC112信号のパルスは、可変周波数発振器140の出力周波数を低下させるために、短い持続期間を有し、または数を少なくすることができ、あるいはその両方である。
チャージ・ポンプ120は、INC112信号およびDEC114信号を受け取り、ループ・フィルタ130を介して信号を出力し、その信号は、可変周波数発振器140の動作を制御することができる。チャージ・ポンプ120によって出力される信号は、FILT成分122およびFILTN成分124を含む。いくつかの実施形態では、FILTN成分124は、FILT成分122の実質的に逆になったコピーを表す。FILT成分およびFILTN成分は、代替として、OUT成分およびOUTN成分と呼ばれることがある。チャージ・ポンプ120は、導電性ワイヤまたはトレースなどの任意の適切な構成要素を介してループ・フィルタ130に結合することができる。いくつかの実施形態では、チャージ・ポンプ120は、連続的なワイヤを介して可変周波数発振器140に結合することができ、ループ・フィルタ130は、チャージ・ポンプ120を可変周波数発振器140に接続するワイヤから分岐することができる。
ループ・フィルタ130は、制御ループ(ここでは、PLL回路100)のダイナミクスを制御するために選択された任意の数の素子を含むことができる。いくつかの実施形態では、ループ・フィルタ130は、容量性素子を含むローパス・フィルタである。いくつかの実施形態では、ループ・フィルタは、比例素子、ハイパス・フィルタ素子などを含むことができる。
可変周波数発振器140は、ループ・フィルタ130からの受け取った信号に基づいて出力信号を作り出す。可変周波数発振器140は、電圧制御発振器(VCO)、数値制御発振器(NCO)などのような任意の適切な実施態様を有することができる。いくつかの実施形態では、可変周波数発振器140からの出力信号は、フォワード分周部150およびフィードバック分周部160によって処理される。他の実施形態では、フィードバック信号162は、可変周波数発振器140からの出力信号である。
PLL回路100が図1に示されているが、当業者は、チャージ・ポンプ120および関連する回路が様々な他のアナログ制御ループ回路またはデジタル制御ループ回路あるいはその両方に適用可能であることを認識するであろう。チャージ・ポンプ120がPLL回路の一部として使用される場合、PLL回路は、集積回路(IC)デバイスに配置することができる。上で論じたように、PLL回路は、マイクロプロセッサ、メモリ・コントローラ、グラフィックス・コントローラ、または任意の他の適切な構成要素のためのクロックとして働くことができる。PLL回路は、それがクロックとして働いているデバイスと同じICに配置されてもよく、異なるICに配置されてもよく、または多数のICにわたって分散されてもよい。
図2は、例示的なチャージ・ポンプ回路200を示す。チャージ・ポンプ200は、図1に記載されたチャージ・ポンプ120の1つの可能な構成を表す。差動チャージ・ポンプ200のノードOUTおよびOUTNは、可変周波数発振器の制御電圧として使用することができる。例えば、OUTは図1の信号FILT122と同等であり得、OUTNは図1の信号FILTN124と同等であり得る。1つの実施形態では、OUTNはOUTの逆(inverse)とすることができる。
差動チャージ・ポンプ200はHブリッジ230をさらに含み、Hブリッジ230は、可変周波数発振器の周波数を制御するために、ループ・フィルタ250への電流の出入りを切り替えるのに使用されるいくつかのトランジスタを含む。これらのトランジスタは、それぞれ、pチャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(PFET)およびnチャネル金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(NFET)として示され説明されるが、任意の適切なタイプのトランジスタまたはスイッチング・デバイスが使用されてもよい。
差動チャージ・ポンプ200は、ノードSENSEおよびSENSENをさらに含むことができ、SENSENは、SENSEの逆である。回路における電荷共有、したがって、雑音およびジッタを最小にするために、1対のセンス演算増幅器(オペアンプ)OPSEN204およびOPSENN206を使用して、SENSEおよびSENSENノードをOUTおよびOUTNノードと同じ電圧に強制することができる。増幅器OPSEN204およびOPSENN206に関連する例示の回路が、図3に関してより詳細に論じられる。
SENSEおよびSENSENノードにバイアスをかけてOUTおよびOUTNノードの電圧と一致させると、Hブリッジのトランジスタが動作するとき、OUTおよびOUTNノードの雑音が減少する。さらなる実施形態では、チャージ・ポンプ200は、様々な量のチャージ・ポンプ電流を得るために、SENSE/SENSENおよびOUT/OUTNノードと並列に多くのHブリッジ・デバイスを含むことができる。OUT/OUTNおよびSENSE/SENSEN電流の合計は、実施態様および他の要因に基づいて変化することがあるが、いくつかの実施形態では、電流は0.4から0.8mAの範囲である。
図2をより詳細に説明すると、回路210は4つのトランジスタを含む。これらのトランジスタは、入力信号212および214を平均化してコモン・モード電圧源VCMを生成する。図に示されていないが、一実施形態では、入力信号212はOUTNノードに結合することができ、入力信号214はOUTノードに結合することができる。さらに、回路210のNFETトランジスタは電圧源に結合することができ、PFETトランジスタは接地に結合することができる。コモン・モード電圧源VCMは増幅器OPCM202の入力に結合される。増幅器OPCM202の出力は、トランジスタT11およびT12のゲートに印加される。電圧源VR222およびVR224は、それぞれ、トランジスタT11およびT12に結合される。図面および明細書にVRとラベル付けされた要素は、電圧源であり、時にはVDDと略記される。図および明細書にGAとラベル付けされた要素は、接地であり、時にはGNDと略記される。Hブリッジ230は、例えば、図1に関して論じられた位相検出器110からのフィードバックに基づいて電流を導くように動作する。
図2の右側から開始して、トランジスタT11は、トランジスタT9およびT8に結合される。トランジスタT9は、SENSEノードに結合される。トランジスタT8は、OUTノードに結合される。トランジスタT10およびT7は、トランジスタT4に結合される。INC信号は、トランジスタT9のゲートに印加される。INCN信号は、トランジスタT8のゲートに印加される。DEC信号は、トランジスタT7のゲートに印加される。DECN信号は、トランジスタT10のゲートに印加される。INCおよびDEC信号は、例えば、図1を参照して論じた信号とすることができる。一実施形態では、INCN信号はINC信号の逆とすることができ、DECN信号はDEC信号の逆とすることができる。図に示されていないが、INC信号からINCN信号を作り出し、DEC信号からDECN信号を作り出すために、インバータを含めることができる。
回路が動作しているとき、電流は、ノード260からノード262に、およびノード264からノード266に流れる。Hブリッジ230を通る経路は、INCおよびDEC信号に基づいて選択される。例えば、図1に示されたPLL回路100のようなPLL回路において、基準信号102がフィードバック信号162と一致していると仮定する。これは、可変周波数発振器140の周波数を変わらないままにすることができることを意味する。位相検出器110はループ・フィルタ130の両端の電圧を変更する必要がないので、INC112信号およびDEC114信号を論理ロー(「0」)に保持することができ、一方、逆のINCNおよびDECNはハイ(「1」)になることになる。
図2に示された回路において、PFETトランジスタT9は導通することになり(PFETトランジスタT9のゲートのINCの値がローであるので)、一方、PFETトランジスタT8は導通しないことになる(PFETトランジスタT8のゲートのINCNの値がハイであるので)。同様に、NFETトランジスタT10は導通することになり(DECNの値がハイであるので)、一方、NFETトランジスタT7は導通しないことになる(DECの値がローであるので)。このシナリオでは、Hブリッジ230の左側に沿ったトランジスタT2およびT1は、同様に、導通することになり、一方、トランジスタT3およびT5は導通しないことになる。
PLLへの基準信号(例えば、基準信号102)がフィードバック信号(例えば、フィードバック信号162)と異なる場合、PLLは、信号を一致させるためにループ・フィルタ130の両端の電圧を変更することになる。例えば、図1のフィードバック信号162の周波数が基準信号102の周波数よりも小さいと仮定する。PLL回路は、可変周波数発振器140の周波数を増加させて補正する。このシナリオでは、位相検出器110は、論理ハイINC信号をチャージ・ポンプ120に送り、論理ローDEC信号を送る。
図2に戻ると、これは、INCがハイであり、INCNがローであり、DECがローであり、DECNがハイであることを意味する。したがって、PFETトランジスタT8は導通し(INCNがローであるので)、一方、NFETトランジスタT7は導通しない(DECもローであるので)。これは、OUTノードの電圧を増加させる。Hブリッジの左側では、PFETトランジスタT3は導通せず(DECNがハイであるので)、一方、NFETトランジスタT5は導通する(INCもハイである)。これは、OUTNノードの電圧を低下させる。OUTとOUTNとの間の電圧差のこの変化は、ループ・フィルタ250を介して可変周波数発振器の周波数を変化させる。
しかしながら、Hブリッジによるこの切替えは、SENSEノードとOUTノードとの間の電圧差およびSENSENノードとOUTNノードとの間の電圧差を引き起こすことがあり、それは、ノード間の望ましくない電荷共有と回路のジッタをもたらすことがある。これを緩和するために、SENSEノードの電圧レベルには、OUTノードの電圧レベルと一致するようにバイアスをかけることができ、SENSENノードの電圧レベルには、OUTNノードの電圧レベルと一致するようにバイアスをかけることができる。これを達成する1つの方法は、センス増幅器OPSEN204およびOPSENN206の使用によるものである。センス増幅器OPSEN204およびOPSENN206は、電圧がOUTおよびOUTNノードに追随するようにSENSEおよびSENSENのノードにバイアスをかける。これは、Hブリッジの経路を切り替えるときの電圧差を緩和し、電荷共有およびジッタを軽減する。
OUTノードはループ・フィルタ250に結合される。ループ・フィルタ250は、2つのキャパシタ254および256と、抵抗器252とを含む。図2の左側に移ると、構成は上で論じた右側と同様である。トランジスタT12は、トランジスタT2およびT3に結合される。トランジスタT2は、SENSENノードに結合される。トランジスタT3は、OUTNノードに結合される。トランジスタT1およびT5は、トランジスタT6に結合される。INC信号は、トランジスタT5のゲートに印加される。INCN信号は、トランジスタT1のゲートに印加される。DEC信号は、トランジスタT2のゲートに印加される。DECN信号は、トランジスタのゲートに印加される。INCおよびDEC信号は、例えば、図1を参照して論じた信号とすることができる。一実施形態では、INCN信号はINC信号の逆とすることができ、DECN信号はDEC信号の逆とすることができる。
上で論じたように、Hブリッジ回路は、INC、INCN、DEC、およびDECNの値に応じて、トランジスタT1、T2、T3、およびT5を介して経路を切り替えるように動作することができる。センス増幅器OPSENN206は、電圧がOUTNノードの電圧と一致するようにSENSENノードにバイアスをかけるために使用することができる。図2の下部の方に移ると、基準電流270および電圧源VR226は、トランジスタT14、T6、およびT4のゲートに適用される。基準電流270は電源として働くことができる。トランジスタT14およびT4は、接地GA280に結合される。
図3は、図2で説明した実施形態と一致するセンス増幅器回路300を示す。図2に関して論じたように、図3に示した回路を使用して、差動チャージ・ポンプ200のSENSEおよびSENSENノードにバイアスをかけ、それによって、OUTおよびOUTNノードの電圧と一致させることができる。これにより、電荷共有および雑音が減少する。増幅器回路300は、任意の適切な演算増幅器とすることができるオペアンプ302を含む。例えば、オペアンプ302は、広い入力コモン・モード範囲のオペアンプとすることができる。
増幅器回路300は、電圧源VR310と、トランジスタ322および324と、接地362と、抵抗器312と、キャパシタ314と、別の接地364とをさらに含む。トランジスタ322および324は、図2の差動チャージ・ポンプ200のトランジスタを表すことができる。1つの例として、トランジスタ322は、差動チャージ・ポンプ200のトランジスタT2とすることができ、トランジスタ324はトランジスタT1とすることができる。代替として、トランジスタ322はトランジスタT9とすることができ、トランジスタ324はトランジスタT4とすることができる。これらは単に例であり、他のトランジスタ構成も可能である。
差動チャージ・ポンプ200および増幅器回路300は、雑音およびジッタを減少させるために十分に機能的に働くが、設計にはいくつかの欠点がある。OUT/OUTNノードの電圧は0から電圧源まで(例えば、0から1.2Vまで)及ぶことがあるので、トランジスタ322および324は、SENSEおよびSENSENノードにバイアスをかけてOUTおよびOUTNノードの電圧と一致させるために比較的大きい。しかし、特定の状況において、例えば、OUTおよびOUTNノードの電圧が電圧源の約1/2(例えば、0.6V)である場合、比較的高い電流が、電圧源VR310と接地GA362との間に流れる。このバイアス電流はシュート・スルー電流と呼ばれることがあり、トランジスタ322とトランジスタ324との間で流れ得る。回路はこの電流を消費し、それは、自己加熱およびエレクトロマイグレーションの問題を引き起こし、自己加熱およびエレクトロマイグレーション要件を満たすことを困難にする。さらに、トランジスタ322および324の比較的大きいサイズは、回路の利得を増加させ、安定したフィードバック・ループを創り出すのをより困難にする。
図4は、さらなる差動チャージ・ポンプ回路400を示す。差動チャージ・ポンプ400の設計は、図2に示された回路200の機能的な利点を維持しながら、上で論じた欠点のうちのいくつかを減らす。チャージ・ポンプ基準電流470は、トランジスタT12を用いてHブリッジ420の電流の1/4を駆動する。コモン・モード制御オペアンプOPCM402は、トランジスタT11を用いてHブリッジ420の電流の追加の1/4を駆動する。次いで、センス増幅器OPSEN404およびOPSENN406は、Hブリッジ420の残りの部分を駆動する。
差動チャージ・ポンプ400では、増幅器OPSEN404およびOPSENN406は、OUTおよびOUTNノードの電圧を一致させるためにSENSEおよびSENSENノードに直接バイアスをかける必要がない。代わりに、SENSENノードの電圧は、トランジスタT6のゲートを駆動する増幅器OPSENN406を介してOUTNノードの電圧と一致するように制御される。上で論じたように、チャージ・ポンプ基準電流470は、Hブリッジ420の左側に接続される。PLLが動作するとき、トランジスタT12とトランジスタT6の両方の電流は、チャージ・ポンプ基準電流470に近づく。増幅器OPSENN406は、基準電流を使用して、トランジスタT6のゲートを駆動することによってSENSENの電圧を制御する。これにより、SENSENノードはOUTNノードと一致するように強制される。SENSEノードをOUTノードと強制的に一致させるために、増幅器OPSEN404はトランジスタT4のゲートを駆動する。これは、Hブリッジ420の右側を駆動する増幅器OPCM402からの電流を使用して、SENSEおよびOUTノードの電圧を一致させる。
状況によっては、OPCM402からの電流がチャージ・ポンプ基準電流470と一致しないことがあり、そこで、Hブリッジの左側の電流が、Hブリッジの右側の電流と一致しないことがある。しかし、PLL回路の動作により、OPCM402は、チャージ・ポンプ基準からの電流470と一致するように強制される。Hブリッジの右側の電流が、Hブリッジの左側の電流と一致しない場合、OUTの電圧がOUTNの電圧と一致しないので、PLLはロックを達成できないことがある。PLL回路が動作するとき、コモン・モード制御増幅器OPCM402をシフトさせて、Hブリッジの右側で左側と同じ電流を駆動し、その結果、OUTおよびOUTNの電圧が一致し、PLLはロックを達成することができる。
この実施形態では、増幅器OPSEN404およびOPSENN406は、SENSEおよびSENSENノードに直接バイアスをかけないが、その代り、トランジスタT4およびT6のゲートのみを駆動する。その結果、増幅器OPSEN404およびOPSENN406の出力は、差動チャージ・ポンプ200の設計におけるよりも低くすることができる。さらに、トランジスタT2、T1、T9、およびT10は、差動チャージ・ポンプ200の設計におけるよりも小さくすることができ、トランジスタ間の過電流が大幅に減少する。これは、図3に関して上で論じたように、機能的な利点を維持しながら、差動チャージ・ポンプ200の設計における自己加熱およびエレクトロマイグレーションの問題を低減する。
図4の詳細を参照すると、図2に示された差動チャージ・ポンプ200と同様に、差動チャージ・ポンプ400は、4つのトランジスタをもつ回路410を含む。これらのトランジスタは、入力信号412および414を平均化してコモン・モード電圧源VCMを生成する。一実施形態では、入力信号412はOUTNノードに結合することができ、入力信号414はOUTノードに結合することができる。さらに、回路410のNFETトランジスタは電圧源に結合することができ、PFETトランジスタは接地に結合することができる。コモン・モード電圧源VCMは増幅器OPCM402の入力に結合される。しかし、差動チャージ・ポンプ200と異なり、差動チャージ・ポンプ400では、電圧源VR422は、トランジスタT12を介してHブリッジ420の左側にのみ結合される。Hブリッジ420の右側では、増幅器OPCM402の出力は、トランジスタT11のゲートに印加される。この構成では、基準電流470は、Hブリッジ420の電流の1/4を駆動し、一方、増幅器OPCM402は、Hブリッジ420の電流の別の1/4を駆動する。
図4を下方へ移ると、差動チャージ・ポンプ400では、トランジスタT11は、トランジスタT9およびT8に結合される。トランジスタT9は、SENSEノードに結合される。トランジスタT8は、OUTノードに結合される。トランジスタT10およびT7は、トランジスタT4に結合される。INC信号は、トランジスタT9のゲートに印加される。INCN信号は、トランジスタT8のゲートに印加される。DEC信号は、トランジスタT7のゲートに印加される。DECN信号は、トランジスタT10のゲートに印加される。INCおよびDEC信号は、例えば、図1を参照して論じた信号とすることができる。一実施形態では、INCN信号はINC信号の逆とすることができ、DECN信号はDEC信号の逆とすることができる。
1つの実施形態では、Hブリッジは、差動チャージ・ポンプ200に関して図2に示されたHブリッジと同じように、INC、INCN、DEC、およびDECN信号に基づいて、代替経路間で電流を切り替え、可変周波数発振器を制御するように動作する。チャージ・ポンプ400におけるHポンプの切替え動作はチャージ・ポンプ200中の切替え動作と同じであるので、詳細は繰り返されない。
OUTノードは、センス増幅器OPSEN404の入力に結合される。SENSEノードは、増幅器OPSEN404の別の入力に結合される。しかし、差動チャージ・ポンプ400では、増幅器OPSEN404の出力はSENSEノードにフィードバックしない。代わりに、増幅器OPSEN404の出力は、トランジスタT4のゲートに印加される。増幅器OPSEN404は、OUTノードの電圧と一致させるためにSENSEノードに直接バイアスをかける必要がなく、そこで、増幅器OPSEN404の出力は、SENSEノードに結合される必要がない。これにより、トランジスタ、例えば、トランジスタT9およびT10は、差動チャージ・ポンプ400では差動チャージ・ポンプ200におけるよりも小さくすることができ、それにより、インピーダンスが低下し、過電流流れが減少する。増幅器OPSEN404は、トランジスタT4のゲートを駆動することを介してSENSEノードの電圧を制御する。
差動チャージ・ポンプ200と同様に、差動チャージ・ポンプ400のOUTノードは、ループ・フィルタ450に結合される。ループ・フィルタ450は、2つのキャパシタ454および456と、抵抗器452とを含む。図4の左側に移ると、トランジスタT12は、トランジスタT2およびT3に結合される。トランジスタT2は、SENSENノードに結合される。トランジスタT3は、OUTNノードに結合される。トランジスタT1およびT5は、トランジスタT6に結合される。INC信号は、トランジスタT5のゲートに印加される。INCN信号は、トランジスタT1のゲートに印加される。DEC信号は、トランジスタT2のゲートに印加される。DECN信号は、トランジスタT3のゲートに印加される。INCおよびDEC信号は、例えば、図1を参照して論じた信号とすることができる。1つの実施形態では、INCN信号はINC信号の逆とすることができ、DECN信号はDEC信号の逆とすることができる。
Hブリッジの右側と同様に、左側のOUTNノードは、増幅器OPSENN406の入力に結合される。SENSENノードは、増幅器OPSENN406の別の入力に結合される。増幅器OPSENN406の出力は、SENSENノードにフィードバックしない。代わりに、増幅器OPSENN406の出力は、トランジスタT6のゲートに印加される。増幅器OPSENN406は、OUTNノードの電圧と一致させるためにSENSENノードにバイアスをかける必要がなく、そこで、増幅器OPSENN406の出力は、SENSENノードに結合される必要がない。これにより、トランジスタ、例えば、トランジスタT2およびT1は、差動チャージ・ポンプ200におけるよりも差動チャージ・ポンプ400では小さくなることができ、それにより、インピーダンスが低下し、過電流流れが減少する。増幅器OPSENN406は、トランジスタT6のゲートを駆動することを介してSENSEノードの電圧を制御する。
図5は、図4の差動チャージ・ポンプ400のSENSE、SENSEN、OUT、およびOUTNノードの電圧を示すチャートである。上で論じたように、差動チャージ・ポンプ400は、増幅器OPSEN404およびOPSENN406を使用してSENSEおよびSENSENノードの電圧に直接バイアスをかけることなしに、電圧に関して、SENSEノードをOUTノードと、およびSENSENノードをOUTNノードと一致させることができる。この結果を図5で見ることができ、図5は、OUTおよびOUTNノードの様々な異なる電圧に対して、SENSEノードの電圧がOUTノードの電圧とほぼ一致していること、およびSENSENノードの電圧がOUTNノードの電圧とほぼ一致していることを示している。
図6は、OUTおよびOUTNノードの様々な電圧レベルに対して、図2に示された差動チャージ・ポンプ200および図4に示された差動チャージ・ポンプ400の比較対象となる対のトランジスタを横切る電流流れを示すチャートである。例えば、図6の例示は、トランジスタT1とトランジスタT2との間、またはトランジスタT10とトランジスタT9との間の電流流れに適用することができる。
図6は、電流流れが劇的に減少することを示している。例えば、OUTおよびOUTNノードの両端の電圧が各々500mVであるとき、差動チャージ・ポンプ200のトランジスタ間の電流流れは2mAを超えるが、差動チャージ・ポンプ400の比較対象となる対のトランジスタ間の電流流れは0.01mAよりも少ない。別の例として、OUT電圧が750mVであり、OUTN電圧が250mVであるとき、差動チャージ・ポンプ200のトランジスタ間の電流流れは約2mAであるが、差動チャージ・ポンプ400の比較対象となる対のトランジスタ間の電流流れは約0.005mAである。
本発明の様々な実施形態の説明が例示の目的で提示されたが、網羅的であること、または開示された実施形態に限定されることを意図するものではない。説明された実施形態の範囲から逸脱することなく、多くの変更および変形が当業者には明らかであろう。本明細書で使用された用語は、実施形態の原理、実際の応用、市場で見られる技術に対する技術的改善を最も良く説明するように、または当業者が本明細書で開示された実施形態を理解できるように選ばれた。
前出では、本開示で提示された実施形態が参照されている。しかしながら、本開示の範囲は、特定の説明された実施形態に限定されない。代わりに、特徴および要素の任意の組合せは、異なる実施形態に関連するか否かにかかわらず、意図する実施形態を実施および実践するように意図されている。さらに、本明細書で開示された実施形態は、他の可能な解決策または先行技術を超える利点を達成することができるが、特定の利点が所与の実施形態によって達成されるか否かは、本開示の範囲を限定するものではない。したがって、前出の態様、特徴、実施形態、および利点は、単に例示であり、請求項に明確に記載される場合を除いて、添付の特許請求の範囲の要素または限定と見なされない。同様に、「本発明」への言及は、本明細書で開示された任意の発明の主題の一般化として解釈されるべきでなく、請求項に明確に記載される場合を除いて、添付の特許請求の範囲の要素または限定と見なされるべきでない。
図の流れ図のブロック図は、本発明の様々な実施形態によるシステムおよび装置の可能な実施態様の構成、機能、および動作を示す。いくつかの代替の実施態様では、ブロックに示された機能は、図に示された順序から外れて行われてもよい。例えば、連続して示された2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、またはブロックは、時には、必要とされる機能に応じて逆順で実行されてもよい。
前出は本発明の実施形態に関するが、本発明の他のおよびさらなる実施形態が、本発明の基本的範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (25)

  1. 差動チャージ・ポンプ回路であって、
    基準電流と、
    第1のセンシング演算増幅器と、
    制御演算増幅器と、
    前記基準電流と前記制御演算増幅器とに結合されたHブリッジ回路であり、前記Hブリッジ回路は、各ブリッジが直列接続したトランジスタ対の一対を並列接続して含む一対のブリッジと、一方のブリッジを電圧源に結合する一方のトランジスタと、他方のブリッジを電圧源に結合する他方のトランジスタとを含み、前記基準電流が、前記Hブリッジ回路の前記一方のトランジスタを駆動し、前記制御演算増幅器が、前記Hブリッジ回路の前記他方のトランジスタを制御し、前記Hブリッジ回路が、
    第1のノードと、
    第2のノードであり、前記第1および第2のノードが、前記第1のセンシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記第1のセンシング演算増幅器に結合された第1のトランジスタにより前記第1のノードの電圧を制御して、前記第1のノードの前記電圧が前記第2のノードの複数の電圧に対する前記第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2のノードと
    を含む、前記Hブリッジ回路と
    を含む、差動チャージ・ポンプ回路。
  2. 記第1のトランジスタが、前記第1のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  3. 前記Hブリッジ回路が、
    第2のセンシング演算増幅器と、
    第1の逆ノードであり、前記第1の逆ノードの電圧が、前記第1のノードの前記電圧の逆である、前記第1の逆ノードと、
    第2の逆ノードであり、前記第2の逆ノードの電圧が、前記第2のノードの前記電圧の逆であり、前記第1の逆ノードおよび前記第2の逆ノードが、前記第2のセンシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記第2のセンシング演算増幅器に結合された第2のトランジスタにより前記第1の逆ノードの前記電圧を制御して、前記第1の逆ノードの前記電圧が前記第2の逆ノードの複数の電圧に対する前記第2の逆ノードの前記電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2の逆ノードと
    をさらに含む、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  4. 記第1のトランジスタが、前記第1のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含み
    記第2のトランジスタが、前記第2のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、請求項3に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  5. 前記第1のノードおよび前記第2のノードが各々前記第1のセンシング演算増幅器のそれぞれの入力に結合される、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  6. 第2のセンシング演算増幅器をさらに含み、前記第1のセンシング演算増幅器および前記第2のセンシング演算増幅器が、それぞれ、前記第1のトランジスタおよび前記第2のセンシング演算増幅器に結合された第2のトランジスタを制御する、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  7. 第2のセンシング演算増幅器をさらに含み、前記第1のセンシング演算増幅器がセンス増幅器であり、前記第2のセンシング演算増幅器がセンス増幅器であり、前記制御演算増幅器がコモン・モード制御増幅器である、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  8. 前記差動チャージ・ポンプ回路が、フェーズロック・ループ回路で使用され、前記Hブリッジ回路が、可変周波数発振器を制御するために使用される、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  9. 前記第2のノードが、前記フェーズロック・ループ回路の一部としてのフィルタ回路に結合される、請求項8に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  10. 前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記差動チャージ・ポンプ回路の動作の少なくとも一部の間、前記制御演算増幅器を制御して、前記Hブリッジ回路の前記他方のトランジスタの電流が前記Hブリッジ回路の前記一方のトランジスタの電流に実質的に等しくなるように構成される、請求項1に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  11. 受け取った基準信号と受け取ったフィードバック信号との間の位相差に関係する第1の出力信号を生成するように構成された位相検出器と、
    フィルタ回路と、
    第2の出力信号を生成するように構成された可変周波数発振器であり、前記位相検出器によって受け取られる前記フィードバック信号が、前記第2の出力信号に基づく、前記可変周波数発振器と、
    前記第1の出力信号に基づく前記フィルタ回路を横切る信号を生成するように構成された差動チャージ・ポンプ回路であり、前記差動チャージ・ポンプ回路が、
    基準電流と、
    第1のセンシング演算増幅器と、
    制御演算増幅器と、
    前記基準電流と前記制御演算増幅器とに結合されたHブリッジ回路であり、前記Hブリッジ回路は、各ブリッジが直列接続したトランジスタ対の一対を並列接続して含む一対のブリッジと、一方のブリッジを電圧源に結合する一方のトランジスタと、他方のブリッジを電圧源に結合する他方のトランジスタとを含み、前記基準電流が、前記Hブリッジ回路の前記一方のトランジスタを駆動し、前記制御演算増幅器が、前記Hブリッジ回路の前記他方のトランジスタを制御し、前記Hブリッジ回路は、
    第1のノードと、
    第2のノードであり、前記第1および第2のノードが、前記第1のセンシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記第1のセンシング演算増幅器に結合された第1のトランジスタにより前記第1のノードの電圧を制御して、前記第1のノードの前記電圧が前記第2のノードの複数の電圧に対する前記第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2のノードと
    を含む、前記Hブリッジ回路と
    を含む、前記差動チャージ・ポンプ回路と
    を含む、システム。
  12. 記第1のトランジスタが、前記第1のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記Hブリッジ回路が、
    第2のセンシング演算増幅器と、
    第1の逆ノードであり、前記第1の逆ノードの電圧が、前記第1のノードの前記電圧の逆である、前記第1の逆ノードと、
    第2の逆ノードであり、前記第2の逆ノードの電圧が、前記第2のノードの前記電圧の逆であり、前記第1の逆ノードおよび前記第2の逆ノードが、前記第2のセンシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記第2のセンシング演算増幅器に結合された第2のトランジスタにより前記第1の逆ノードの前記電圧を制御して、前記第1の逆ノードの前記電圧が前記第2の逆ノードの複数の電圧に対する前記第2の逆ノードの前記電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2の逆ノードと
    をさらに含む、請求項11に記載のシステム。
  14. 記第1のトランジスタが、前記第1のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含み
    記第2のトランジスタが、前記第2のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記第1のノードおよび前記第2のノードが各々前記第1のセンシング演算増幅器のそれぞれの入力に結合される、請求項11に記載のシステム。
  16. 第2のセンシング演算増幅器をさらに含み、前記第1のセンシング演算増幅器および前記第2のセンシング演算増幅器が、それぞれ、前記第1のトランジスタおよび前記第2のセンシング演算増幅器に結合された第2のトランジスタを制御する、請求項11に記載のシステム。
  17. 第2のセンシング演算増幅器をさらに含み、前記第1のセンシング演算増幅器がセンス増幅器であり、前記第2のセンシング演算増幅器がセンス増幅器であり、前記制御演算増幅器がコモン・モード制御増幅器である、請求項11に記載のシステム。
  18. 前記Hブリッジ回路が、前記可変周波数発振器を制御するために使用される、請求項11に記載のシステム。
  19. 前記第2のノードが前記フィルタ回路に結合される、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記差動チャージ・ポンプ回路の動作の少なくとも一部の間、前記制御演算増幅器を制御して、前記Hブリッジ回路の前記他方のトランジスタの電流が前記Hブリッジ回路の前記一方のトランジスタの電流に実質的に等しくなるように構成される、請求項11に記載のシステム。
  21. 差動チャージ・ポンプ回路であって、
    第1のセンシング演算増幅器と、
    Hブリッジ回路であり、前記Hブリッジ回路は、各ブリッジが直列接続したトランジスタ対の一対を並列接続して含む一対のブリッジと、一方のブリッジを電圧源に結合する一方のトランジスタと、他方のブリッジを電圧源に結合する他方のトランジスタとを含み、前記Hブリッジ回路が、
    第1のノードと、
    第2のノードであり、前記第1および第2のノードが、前記第1のセンシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記第1のセンシング演算増幅器に結合された第1のトランジスタにより前記第1のノードの電圧を制御して、前記第1のノードの前記電圧が前記第2のノードの複数の電圧に対する前記第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2のノードとを含み
    記第1のトランジスタが、前記第1のセンシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、前記Hブリッジ回路と
    を含む、差動チャージ・ポンプ回路。
  22. 前記Hブリッジ回路が、
    第2の演算増幅器と、
    第1の逆ノードであり、前記第1の逆ノードの電圧が、前記第1のノードの前記電圧の逆である、前記第1の逆ノードと、
    第2の逆ノードであり、前記第2の逆ノードの電圧が、前記第2のノードの前記電圧の逆であり、前記第1の逆ノードおよび前記第2の逆ノードが、前記第2の演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記第2の演算増幅器に結合された第2のトランジスタにより前記第1の逆ノードの前記電圧を制御して、前記第1の逆ノードの前記電圧が前記第2の逆ノードの複数の電圧に対する前記第2の逆ノードの前記電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2の逆ノードと
    をさらに含み、
    記第2のトランジスタが、前記第2の演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、
    求項21に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  23. 差動チャージ・ポンプ回路であって、
    第1の独立した電流源と、
    第2の独立した電流源と、
    センシング演算増幅器と、
    前記第1および第2の独立した電流源に結合されたHブリッジ回路であり、前記Hブリッジ回路は、各ブリッジが直列接続したトランジスタ対の一対を並列接続して含む一対のブリッジと、一方のブリッジを電圧源に結合する一方のトランジスタと、他方のブリッジを電圧源に結合する他方のトランジスタとを含み、前記第1の独立した電流源が、前記Hブリッジ回路の前記一方のトランジスタを駆動し、前記第2の独立した電流源が、前記Hブリッジ回路の前記他方のトランジスタを駆動前記Hブリッジ回路が、
    第1のノードと、
    第2のノードであり、前記第1および第2のノードが、前記センシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記センシング演算増幅器に結合された第1のトランジスタにより前記第1のノードの電圧を制御して、前記第1のノードの前記電圧が前記第2のノードの複数の電圧に対する前記第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2のノードと
    を含む、前記Hブリッジ回路と
    を含む、差動チャージ・ポンプ回路。
  24. 記第1のトランジスタが、前記センシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、請求項23に記載の差動チャージ・ポンプ回路。
  25. フェーズロック・ループ回路であって、
    受け取った基準信号と受け取ったフィードバック信号との間の位相差に関係する第1の出力信号を生成するように構成された位相検出器と、
    フィルタ回路と、
    第2の出力信号を生成するように構成された可変周波数発振器であり、前記位相検出器によって受け取られる前記フィードバック信号が、前記第2の出力信号に基づく、前記可変周波数発振器と、
    前記第1の出力信号に基づく前記フィルタ回路を横切る信号を生成するように構成された差動チャージ・ポンプ回路であり、前記差動チャージ・ポンプ回路が、
    センシング演算増幅器と、
    Hブリッジ回路であり、前記Hブリッジ回路は、各ブリッジが直列接続したトランジスタ対の一対を並列接続して含む一対のブリッジと、一方のブリッジを電圧源に結合する一方のトランジスタと、他方のブリッジを電圧源に結合する他方のトランジスタとを含み、前記Hブリッジ回路が、
    第1のノードと、
    第2のノードであり、前記第1および第2のノードが、前記センシング演算増幅器への入力であり、前記差動チャージ・ポンプ回路は、前記センシング演算増幅器に結合された第1のトランジスタにより前記第1のノードの電圧を制御して、前記第1のノードの前記電圧が前記第2のノードの複数の電圧に対する前記第2のノードの電圧と実質的に等しくなるように構成される、前記第2のノードとを含み
    記第1のトランジスタが、前記センシング演算増幅器の出力に結合されたゲートを含む、前記Hブリッジ回路と
    を含む、前記差動チャージ・ポンプ回路と
    を含む、フェーズロック・ループ回路。
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