JP7190641B1 - 連続炭化装置 - Google Patents

連続炭化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7190641B1
JP7190641B1 JP2021182867A JP2021182867A JP7190641B1 JP 7190641 B1 JP7190641 B1 JP 7190641B1 JP 2021182867 A JP2021182867 A JP 2021182867A JP 2021182867 A JP2021182867 A JP 2021182867A JP 7190641 B1 JP7190641 B1 JP 7190641B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retort
rotary kiln
heating
raw material
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021182867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023059778A (ja
Inventor
明 横井
健輔 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2021182867A priority Critical patent/JP7190641B1/ja
Priority to PCT/JP2022/037875 priority patent/WO2023063312A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7190641B1 publication Critical patent/JP7190641B1/ja
Publication of JP2023059778A publication Critical patent/JP2023059778A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B47/00Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion
    • C10B47/28Other processes
    • C10B47/30Other processes in rotary ovens or retorts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B53/00Destructive distillation, specially adapted for particular solid raw materials or solid raw materials in special form
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/08Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined externally heated
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/14Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined with means for agitating or moving the charge
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/32Arrangement of devices for charging
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/38Arrangements of cooling devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Abstract

【課題】省スペースで、エネルギー効率に優れ、均一な炭化物を製造することが可能な連続炭化装置を提供する。【解決手段】ロータリーキルン1を有し、原材料を連続的に熱分解して炭化物を製造する連続炭化装置であって、前記ロータリーキルンは、加熱用ジャケット4内に設置され、当該加熱用ジャケット4によって外部から加熱され、前記ロータリーキルン1は、断面が内外の同心円となる2重構造のレトルトを有しており、前記原材料は、まず内側のレトルト6内に投入されて、当該内側のレトルト6内を加熱されつつ移動し、その後に外側のレトルト5内に落下して、外側のレトルト5内を内側のレトルト6内とは逆方向に加熱されつつ移動して、炭化物となって排出口から前記ロータリーキルン1の外部へ排出されることを特徴とする連続炭化装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、バイオマス等の原材料の炭化物を連続的に製造する連続炭化装置に関する。
近年、各種有機系廃棄物の炭化処理に対するニーズが高まっている。各種有機系廃棄物を炭化処理することによって、土壌改良材や肥料を製造することができ、また減容化して埋め立て処分を行い易くすることができるため、有用である。
さらに、バイオマス等の各種原材料は、炭化する際の熱分解の程度に応じて、多様な特性を有した炭化物となり、種々の用途に展開することが可能となる。例えば、軽度に炭化させることによって、原材料の表面に撥水性を付与したり、殺虫・殺菌処理を行うことが可能である。また、中程度に炭化させることによって、内部まで炭化されて、粉砕性に優れた石炭代替燃料を製造することが可能である。さらに、高度に炭化させることによって、微細な多孔質構造を有した吸着性に優れた炭化物とすることができる。
ここで、炭化処理とは、無酸素下または微量酸素存在下において、原材料の熱分解処理を行うことによって、原材料の炭素元素の含有率を高める操作をいう。
炭素元素を含有する各種原材料を連続的に炭化する装置として、従来から、ロータリーキルンが知られている。ロータリーキルンには、被処理物を高温の燃焼ガスと直接接触させて熱分解する直接加熱方式と、レトルト(円筒)の外壁面を通してレトルト内の被処理物を熱分解する間接加熱方式とがある。
直接加熱方式は、一般に、加熱温度にむらが発生して、被処理物の熱分解の程度にむらが生じ易い。そのため、被処理物を均一に炭化させるためには、直接加熱方式よりも間接加熱方式を用いることが好ましい。
原材料の炭化物を製造する場合、まず原材料の乾燥処理を行って、水分率を特定の範囲内に制御して、その後加熱温度を上げて、炭化処理を行うという方法を取ることが一般的である。
特許文献1には、第一ロータリーキルンと第一ロータリーキルンの下流側に直列に連結された第二ロータリーキルンとを有する外熱式炭化炉が開示されている。上流側のロータリーキルンで乾燥処理を行い、下流側のロータリーキルンで炭化処理を行っている。また、特許文献2には、炭化炉内が前工程ゾーンと後工程ゾーンの2つのゾーンに分けられたロータリー式炭化装置が開示されている。前工程ゾーンで主として乾燥処理を行い、後工程ゾーンで主として炭化処理を行っている。
特許第5752212号公報 特開2006-206856号公報
しかし、特許文献1に記載の外熱式炭化炉は、上流側と下流側の2台のロータリーキルンがつながっているため、装置の寸法が大きくなり、コンパクトな装置とすることが困難である。また、特許文献2に記載のロータリー式炭化装置も、前工程ゾーンと後工程ゾーンとを有するため、装置の寸法が大きくなり、コンパクトな装置とすることが困難である。また、特許文献2では、前工程ゾーンは間接加熱、後工程ゾーンは直接加熱としているため、炭化処理が不均一となる懸念を有するものである。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものである。本発明は、省スペースで、エネルギー効率に優れ、均一な炭化物を製造することが可能な連続炭化装置を提供することを課題とする。
本発明者らは、種々の炭化物を効率よく製造するための製造装置について検討を重ねてきた。ロータリーキルンは、炭化物を連続的に大量に製造する装置としては、非常に優れている。また、均一な炭化処理を行うためには、間接加熱方式とすることが好ましい。
そこで、本発明者らは、原材料の乾燥処理と炭化処理とを1台の間接加熱方式のロータリーキルン内で行うために、ロータリーキルンの内部構造について種々の検討を行った。その結果、本発明に到達することができた。
すなわち、本発明の連続炭化装置は、以下のような構成を有している。
(1)ロータリーキルンを有し、原材料を連続的に熱分解して炭化物を製造する連続炭化装置であって、前記ロータリーキルンは、加熱用ジャケット内に設置され、当該加熱用ジャケットによって外部から加熱され、前記ロータリーキルンは、断面が内外の同心円となる2重構造のレトルトを有しており、前記原材料は、まず内側のレトルト内に投入されて、当該内側のレトルト内を加熱されつつ移動し、その後に外側のレトルト内に落下して、外側のレトルト内を内側のレトルト内とは逆方向に加熱されつつ移動して、炭化物となって排出口から前記ロータリーキルンの外部へ排出されることを特徴とする連続炭化装置。
(2)前記原材料は、前記内側および前記外側のレトルトの内壁に設置された案内羽根によって各レトルト内を移動することを特徴とする前記(1)に記載の連続炭化装置。
(3)前記案内羽根が前記レトルトの軸方向にらせん状に設置されていることを特徴とする前記(2)に記載の連続炭化装置。
(4)前記加熱用ジャケット内は、加熱ガスを注入することによって加熱されることを特徴とする前記(1)~(3)のいずれか1項に記載の連続炭化装置。
(5)前記ロータリーキルン内で加熱された前記原材料から生成する揮発性ガスを前記ロータリーキルンから外部へ排出する排出口を有することを特徴とする前記(1)~(4)のいずれか1項に記載の連続炭化装置。
(6)前記ロータリーキルン内に前記原材料を連続的に供給する原材料供給装置を備えることを特徴とする前記(1)~(5)のいずれか1項に記載の連続炭化装置。
(7)前記ロータリーキルンから外部へ排出された前記炭化物を連続的に冷却する炭化物冷却装置を備えることを特徴とする前記(1)~(6)のいずれか1項に記載の連続炭化装置。
(8)前記外部へ排出された揮発性ガスの一部を外部燃焼装置によって燃焼させて、生成した加熱ガスの一部を前記加熱用ジャケット内に注入することを特徴とする前記(5)~(7)のいずれか1項に記載の連続炭化装置。
本発明の連続炭化装置は、省スペースで、エネルギー効率に優れ、均一な炭化物を製造することが可能である。
本発明の第1実施形態の連続炭化装置の模式的断面図である。 本発明の第2実施形態の連続炭化装置の模式的断面図である。 本発明の第1実施形態の連続炭化装置のロータリーキルンのA-A断面図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、本発明の実施形態は、以下に記載する具体的な実施形態に限られる訳ではない。
本発明者らは、種々の炭化物を効率よく製造するための製造装置について検討を加えてきた。原材料を効率よく連続的に炭化処理する装置として、ロータリーキルンは適性を有している。さらに、原材料を均一に炭化処理するために、外部からロータリーキルンを加熱する間接加熱方式を採用した。
原材料の乾燥処理と炭化処理とを別々の装置で行う場合は、2台の装置に相当するスペースが必要となる。また、乾燥処理装置と炭化処理装置のそれぞれについて、外部から加熱するための加熱設備が必要となり、エネルギー効率の面において改善の余地を有していた。
そこで、ロータリーキルンの内部構造として、内外2重構造のレトルトを設置することを検討した。すなわち、内外2重構造のレトルトのうち、内側のレトルトで主として乾燥処理を行い、外側のレトルトで主として炭化処理を行うようにした。ロータリーキルンを内外2重構造とすることによって、ロータリーキルンを外部から加熱するための加熱設備は1台でよいこととなり、加熱のために要するエネルギーを効率的に利用することが可能となった。また、加熱のための熱エネルギーの伝達の点から、外側のレトルト内よりも内側のレトルト内の方が雰囲気温度が低くなる傾向にあり、外側のレトルト内でより高い温度で炭化処理を行うことができる。
[第1実施形態の連続炭化装置]
以下、具体的な実施形態に基づいて、連続炭化装置の構成とその機能について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の連続炭化装置の模式的断面図である。
第1実施形態の連続炭化装置は、主要な構成として、加熱用ジャケット内に設置されたロータリーキルン1と原材料供給装置2と炭化物冷却装置3を有している。その他に、図示をしていないが、ロータリーキルンから外部へ排出された揮発性ガスの一部を燃焼させる外部燃焼装置、外部燃焼装置で生成した加熱ガスの一部を加熱用ジャケット内に注入する装置、冷却水の循環装置、冷却水タンク、余剰の加熱ガスおよび排ガスの除塵・冷却・浄化装置、排ガス用煙突、等を備えている。
(原材料供給装置)
原材料供給装置2は、原材料をロータリーキルン1に連続的に供給する装置である。
本実施形態において、原材料とは、炭素元素を含有し、炭化処理によって炭素元素の含有率が高くなる有機系物質である。具体的には、木質や草本などのバイオマス資源、林業残渣、農業残渣、畜産廃棄物、水産業廃棄物、一般家庭廃棄物、食品残渣、汚泥、等が挙げられ、特に限定されない。
原材料は、ロータリーキルン1内に投入されて、乾燥処理および炭化処理をすることが可能となるように、所定の適切な寸法に細断・粉砕・固形化されていることが必要である。例えば、木質チップの場合は、長さや幅が1~100mm程度で、厚さが0.1~50mm程度に調整されていることが好ましい。木質チップを表面から内部まで十分に炭化処理するときは、厚さが大きくならないように厚さ20mm以下程度に調整することが好ましい。
原材料は、連続炭化装置に投入される前に、所定の貯蔵倉庫において、一定の水分率を保持した安定状態となるまでの期間、貯蔵されていることが好ましい。原材料の種類によって、安定状態に達するまでの期間が異なり、安定状態になったときの水分率が異なっている。そのため、原材料の種類に応じて、貯蔵倉庫に貯蔵する期間や貯蔵条件を適宜調整することが好ましい。安定状態となったときの水分率に応じて、原材料毎に、本発明の連続炭化装置で乾燥処理および炭化処理する際の加熱温度や加熱時間が適宜調整される。原材料の水分率は、一般に、100質量%以下に調整することが好ましく、50質量%以下がより好ましく、30質量%以下がさらに好ましい。
所定の適切な寸法に細分化され、水分率が安定状態となった原材料は、原材料供給装置2のホッパー16に投入され、原材料容器17内に一旦収納される。原材料は、スクリューコンベアが内部に装着された搬送菅18によって、原材料容器17から取り出され、ロータリーキルン1内に投入される。ロータリーキルン1の原材料の入口には、開閉器19が設置されている。原材料は、開閉器19を通過してロータリーキルン1の内部に送り込まれる。開閉器19は、空気が外部からロータリーキルン1内に入り込まないように、また、ロータリーキルン1内の加熱ガスが外部へ排出されることがないように、気密性を保持している。
(ロータリーキルン)
ロータリーキルン1の内部は、断面が内外の同心円となる2重構造のレトルトを有している。すなわち、ロータリーキルン1の内部は、外側のレトルト5と内側のレトルト6とからなる2重構造であり、両者は互いに固定されており、同一方向へ一緒に回転する。内側のレトルト6の内径は、外側のレトルト5の内径の30~70%が好ましい。外側のレトルト5および内側のレトルト6の長さと内径は、原材料の種類、炭化処理の目的・用途、所望する生産性に応じて適宜設定することができる。
ロータリーキルン1のレトルト5とレトルト6は、その軸方向の両側に回転軸10、11、12を有している。回転軸10、12は、それぞれ軸受け14を介して、2台の固定台13によって支持されている。回転軸11は、その周囲にギヤを有しており、ギヤを介してモーター30によって駆動される。したがって、モーター30の駆動力によって、所定の速度でレトルト5とレトルト6を回転させることができる。
レトルト5とレトルト6は、加熱用ジャケット4内に設置されている。加熱用ジャケット4は、外部から加熱ガスを注入できる加熱ガス注入口24を有しており、加熱ガス26が外部から注入される。注入された加熱ガスによって、加熱用ジャケット4内の空間7は加熱され、温度が上昇する。加熱用ジャケット4内の空間7を加熱した加熱ガス26は、その後、加熱ガス排出口25から加熱ガス27として排出される。加熱用ジャケット4内の空間7が加熱された結果、外側のレトルト5が間接的に加熱され、レトルト5内の空間8の温度が上昇する。その結果、内側のレトルト6が間接的に加熱され、レトルト6内の空間9の温度が上昇する。こうして、加熱用ジャケット4内を加熱した結果、レトルト5とレトルト6の内側の空間は、間接的に加熱され、各レトルト内に存在する原材料を加熱処理することができる。
レトルト5およびレトルト6が加熱された結果、レトルト5およびレトルト6内に存在する原材料が加熱されて、揮発性ガスを生成する。生成した揮発性ガス29は、レトルト5に設置された排出口15から上方へ排出され、ガス配管28を通って、外部燃焼装置(不図示)へ送られる。
図3は、図1記載のロータリーキルン1のA-A断面図であり、外側のレトルト5と内側のレトルト6とからなる内外の同心円の2重構造を有している。外側のレトルト5は内壁の円周方向に複数の案内羽根31を有している。また、内側のレトルト6は内壁の円周方向に複数の案内羽根32を有している。それぞれの内壁の円周方向に設置される案内羽根の数は、特に限定されず、例えば2~10個である。さらに、外側のレトルト5と内側のレトルト6との間に、補強のために、両者をつなぐ放射状のスポークを所々に設置してもよい(不図示)。
案内羽根は、内部に存在する原材料を特定の方向へ移動させる案内板としての機能(推進機能)と、原材料を撹拌して、原材料を均一に加熱させる撹拌板としての機能(撹拌機能)とを有している。
案内羽根は、レトルトの内壁に適当な間隔で設置された突起状物である。案内羽根の断面形状は、湾曲した三角形、湾曲した長方形、台形、曲線の裾を有する山形、等の種々の形状があり、特に限定されない。推進用の案内羽根と撹拌用の案内羽根は、同一の案内羽根で両方の機能を兼ねさせてもよいし、推進用の案内羽根と撹拌用の案内羽根の両方を設置してもよい。また、推進用の案内羽根と撹拌用の案内羽根の両者をそれぞれ、異なる断面形状、個数、設置位置のものとしてもよい。また、案内羽根は、レトルトの軸方向にらせん状となるように設置されていることが好ましい。案内羽根は、レトルトの軸方向にらせん状に連続して設置されていてもよいし、途中に隙間を有しながら間欠的にらせん状に設置されていてもよい。
外側のレトルト5の案内羽根31と内側のレトルト6の案内羽根32は、設置する個数、形状、寸法、間隔、傾き等において、それぞれ最適となるように適宜選択して設置される。
図1において、外側のレトルト5の案内羽根31と内側のレトルト6の案内羽根32は、レトルトの軸方向における案内羽根の傾きの方向が逆になっている。そのため、2重構造のレトルトが同方向に回転しても、レトルト内の原材料は外側のレトルト5と内側のレトルト6では、互いに逆方向へ移動する。
ロータリーキルン1内に投入された原材料は、まず図1の右側の端から、内側のレトルト6内に投入される。原材料は、レトルト6の内壁に設置された案内羽根32によって、図1の左方向へ移動していく。その間、原材料は空間9の加熱雰囲気下で加熱されて、乾燥処理等がなされる。その後、原材料はレトルト6の左端にまで移動し、レトルト6の左端から下方の外側のレトルト5内に落下する。その後、原材料は、レトルト5の内壁に設置された案内羽根31によって、レトルト6とは逆方向、すなわち、図1の右方向へ移動していく。その間、原材料は空間8の加熱雰囲気下でさらに加熱されて、炭化処理等がなされる。その後、炭化物はレトルト5の右端にまで移動し、レトルト5の右端に設置された排出口15からロータリーキルン1の外部へ排出され、下方に落下する。排出口15から下方に排出された炭化物は、開閉器20に到達する。炭化物は、開閉器20を通過して炭化物冷却装置3に送り込まれる。開閉器20は、空気が外部からロータリーキルン1内に入り込まないように、また、ロータリーキルン1内の加熱ガスが外部へ排出されることがないように、気密性を保持している。
(炭化物冷却装置)
開閉器20を通過して、ロータリーキルンから外部へ排出された炭化物は、炭化物冷却装置3によって連続的に冷却される。すなわち、炭化物は、スクリューコンベア22が内部に装着された冷却搬送菅21内を搬送される。冷却搬送菅21は、外装部を冷却水が循環する構造を有する中空配管である。炭化物は、冷却搬送菅21内を通過する間に、冷却された外装部によって冷却される。冷却された炭化物は、その後、貯蔵容器23内に収納される。
ロータリーキルン1内の温度は、通常、加熱用ジャケット4内の空間7の温度、レトルト5内の空間8の温度、レトルト6内の空間9の温度の順番に温度が低くなっている。加熱用ジャケット4内の空間7の温度と供給熱量を制御することによって、間接的に、レトルト5内の空間8の温度とレトルト6内の空間9の温度が制御される。加熱用ジャケット4内の空間7の温度と供給熱量は、外部から注入される加熱ガス26の温度と供給量を調整することによって制御することができる。ロータリーキルン1内の温度、加熱用ジャケット4内の温度と供給量は、熱電対、流量計等で管理することができる。加熱用ジャケット4内の空間7の温度は、200~900℃に制御することが好ましい。また、ロータリーキルン1内の温度、すなわち、原材料の加熱温度は、200~800℃に制御することが好ましい。
原材料の加熱時間は、ロータリーキルン1内の滞留時間を変えるすることによって調整することができる。ロータリーキルン1内の滞留時間は、レトルト5およびレトルト6の回転速度、案内羽根の間隔や形状や数、等によって変えるすることができる。レトルト5内の滞留時間およびレトルト6内の滞留時間はそれぞれ、回転速度、案内羽根の間隔や形状や数、等によって適宜調整することができる。原材料の加熱時間は、1~60分間に制御することが好ましい。
炭化処理の目的、原材料の種類、原材料の水分率、揮発性ガスの発生量、等に応じて、レトルト6内およびレトルト5内で行う加熱処理の内容をそれぞれ適宜決めることができる。レトルト6内で乾燥処理を行い、レトルト5内で炭化処理を行うということに限定される訳ではない。加熱処理の内容としては、乾燥、半炭化、炭化、熱分解、炭素化、等があるが、限定される訳ではない。
ロータリーキルン1から排出口15を通って外部へ排出された揮発性ガス29の一部は、外部燃焼装置(不図示)によって燃焼される。揮発性ガス29の燃焼によって生成した加熱ガスの一部を加熱用ジャケット4内に注入する装置(不図示)を用いて、加熱用ジャケット4内に注入してもよい。ロータリーキルン1から排出された揮発性ガス29を燃焼させて生成する加熱ガスで、加熱用ジャケット4内に注入する加熱ガスをすべて賄うことができれば、自己燃焼によって炭化処理を行うことができ、エネルギー効率に優れたものとなる。
ロータリーキルン1から排出された揮発性ガス29を燃焼させて生成する加熱ガスと、加熱用ジャケット4内に注入するのに必要な加熱ガスとのバランスの調整は、外部燃焼装置および外部燃焼装置で生成した加熱ガスの一部を加熱用ジャケット4内に注入する装置によって行う。加熱用ジャケット4内に注入するのに必要な加熱ガスに対して、ロータリーキルン1から排出された揮発性ガス29を燃焼させて生成する加熱ガスだけでは不足するときは、外部からの補助燃料を用いて、加熱ガス量を補うことが必要となる。また、ロータリーキルン1から排出された揮発性ガス29を燃焼させて生成する加熱ガスが余剰となるときは、余剰の加熱ガスは、除塵・冷却・浄化装置を経由して、排ガス用煙突から排出される。
加熱用ジャケット4の加熱のために使用された加熱ガスは、加熱ガス排出口25から排出され、上記の余剰の加熱ガスと合わせて、除塵・冷却・浄化装置を経由して、排ガス用煙突から排出される。排ガスの除塵・冷却・浄化装置としては、サイクロン、スクラバー等公知の装置が使用できる。
炭化物冷却装置3に使用された冷却水と排ガスの冷却に使用された冷却水は、それぞれ、冷却水タンク(不図示)と冷却水の循環装置(循環ポンプ)(不図示)によって、循環利用することができる。
[第2実施形態の連続炭化装置]
図2は、本発明の第2実施形態の連続炭化装置の模式的断面図である。
第2実施形態の連続炭化装置の主要な構成は、第1実施形態と共通である。そのため、第1実施形態とは異なる第2実施形態の構成のみについて、以下に説明する。
第2実施形態の連続炭化装置において、ロータリーキルン1のレトルト5とレトルト6は、その軸方向の両側に回転軸10、11、12を有している。回転軸10は、軸受け14を介して、1台の固定台13によって支持されている。回転軸12は、軸受け14を介して、2台の固定台13によって支持されている。また、第2実施形態のレトルト5に設置された排出口15の位置と向きは、第1実施形態の排出口15とは異なっている。
第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同等であり、それらの機能も同等であるので、説明を省略する。
以上説明してきたように、本発明の連続炭化装置は、ロータリーキルン1の断面が内外の同心円となる2重構造のレトルトを有している。このような特殊な構造を有していることによって、以下に述べるような多くの特徴を有するものとなっている。
(1)原材料はロータリーキルン内を往復移動して、加熱処理されるため、同一のロータリーキルン内で、乾燥処理と炭化処理を行うことができ、コンパクトで省スペースの炭化装置である。
(2)ロータリーキルン内の2つのレトルトを共通の1台の加熱用ジャケットで加熱することができるため、ロータリーキルンの加熱に要するエネルギー量を低減させることができる。また、ロータリーキルンの駆動装置が1台でよいことによって、稼働に必要なエネルギー量を低減させることができる。
(3)原材料の加熱によって生成した揮発性ガスを外部燃焼装置によって燃焼させて、生じた加熱ガスをロータリーキルンの加熱用エネルギーとして利用することができるため、外部から補助燃料を用いて供給されるエネルギー量を極力低減させて、エネルギー効率を一層高めることが可能である。
(4)2つのレトルトはいずれも間接加熱方式で加熱されるため、均一な炭化物を製造することが可能である。
(5)大気圧下で、無酸素または微量酸素が存在する気密雰囲気下で、原材料の加熱処理を行うことが可能であり、安全で作業性に優れている。
(6)ロータリーキルンを用いた連続炭化装置であるため、定常状態において、長時間連続運転することが可能であり、均一な炭化物を量産することができる。
(7)加熱温度、加熱時間等の運転条件を広範囲で、柔軟に設定できるため、原材料の種類を選ばず、また炭化物の目的・用途に応じて、多様な炭化処理に対応することができる。
以下に、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明の連続炭化装置を用いて、以下の条件で炭化物の製造実験を行った。
(1)炭化装置
図1に記載の第1実施形態の連続炭化装置を用いた。
レトルト:内側のレトルト内径400mm、外側のレトルト内径800mm、長さ4500mm、SUS製
案内羽根:推進用の連続らせん状案内羽根と撹拌用の案内羽根とを併用した。高さ100mm、案内羽根の間隔200mm
(2)原材料
ヒノキチップ:長さ15~25mm、幅10~20mm、厚さ1~3mm、水分率8質量%
(3)加熱条件
加熱用ジャケット内の空間の温度:450、500、550℃
回転速度:12回転/分
加熱時間:約10分間(2つのレトルトの合計)
原材料の投入量:1.0t/hr
得られた加熱温度の異なる3種類の炭化物について、所定の規格に基づいて、低位発熱量、全水分、揮発分を測定した。測定結果を表1に示した。
Figure 0007190641000002
上記の製造条件によって、連続的に炭化物の製造を行うことができた。加熱温度を高くすることによって、炭化の程度が高くなり、低位発熱量が増大することが確認できた。
1 ロータリーキルン
2 原材料供給装置
3 炭化物冷却装置
4 加熱用ジャケット
5、6 レトルト
7、8、9 空間
10、11、12 回転軸
13 固定台
14 軸受け
15 排出口
16 ホッパー
17 原材料容器
18 搬送菅
19、20 開閉器
21 冷却搬送菅
22 スクリューコンベア
23 貯蔵容器
24 加熱ガス注入口
25 加熱ガス排出口
26、27 加熱ガス
28 ガス配管
29 揮発性ガス
30 モーター
31、32 案内羽根

Claims (6)

  1. ロータリーキルンおよび炭化物冷却装置を有し、原材料を連続的に熱分解して炭化物を製造する連続炭化装置であって、
    前記ロータリーキルンは、加熱用ジャケット内に設置され、当該加熱用ジャケットによって外部から加熱され、
    前記ロータリーキルンは、断面が内外の同心円となる2重構造のレトルトを有しており、
    外側のレトルトと内側のレトルトは互いに固定されており、同一方向へ一緒に回転し、
    前記原材料は、前記内側および前記外側のレトルトの内壁に設置された案内羽根によって各レトルト内を移動するものであり、
    前記原材料は、開閉器を通過して、前記ロータリーキルンの内部に送り込まれ、まず前記内側のレトルト内に投入されて、前記内側のレトルト内を加熱されつつ移動し、その後に前記外側のレトルト内に落下して、前記外側のレトルト内を前記内側のレトルト内とは逆方向に加熱されつつ移動して、炭化物となって排出口から前記ロータリーキルンの外部へ排出され
    排出された炭化物は、開閉器を通過して、前記炭化物冷却装置に送り込まれることを特徴とし、さらに、
    前記排出口は、前記外側のレトルトに設置されており、
    前記ロータリーキルン内で加熱された前記原材料から生成する揮発性ガスは、前記排出口から前記ロータリーキルンの外部へ排出され、
    前記炭化物冷却装置は、炭化物を連続的に冷却するものであり、外装部を冷却水が循環し、スクリューコンベアが内部に装着された構造を有する冷却搬送菅からなり、炭化物は当該冷却搬送菅内を通過する間に冷却されることを特徴とする連続炭化装置。
  2. 前記案内羽根が前記レトルトの軸方向にらせん状に設置されていることを特徴とする請求項に記載の連続炭化装置。
  3. 前記加熱用ジャケット内は、加熱ガスを注入することによって加熱されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連続炭化装置。
  4. 前記ロータリーキルン内に前記原材料を連続的に供給する原材料供給装置を備えることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の連続炭化装置。
  5. 前記外部へ排出された揮発性ガスの一部を外部燃焼装置によって燃焼させて、生成した加熱ガスの一部を前記加熱用ジャケット内に注入することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の連続炭化装置。
  6. 前記加熱用ジャケット内に注入するのに必要な加熱ガスに対して、
    前記ロータリーキルンから排出された揮発性ガスを燃焼させて生成する加熱ガスだけでは不足するときは、外部からの補助燃料を用いて加熱ガス量を補い、
    前記ロータリーキルンから排出された揮発性ガスを燃焼させて生成する加熱ガスが余剰となるときは、余剰の加熱ガスは、排ガス用煙突から排出されることを特徴とする請求項5に記載の連続炭化装置。
JP2021182867A 2021-10-15 2021-10-15 連続炭化装置 Active JP7190641B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021182867A JP7190641B1 (ja) 2021-10-15 2021-10-15 連続炭化装置
PCT/JP2022/037875 WO2023063312A1 (ja) 2021-10-15 2022-10-11 連続炭化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021182867A JP7190641B1 (ja) 2021-10-15 2021-10-15 連続炭化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7190641B1 true JP7190641B1 (ja) 2022-12-16
JP2023059778A JP2023059778A (ja) 2023-04-27

Family

ID=84488938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021182867A Active JP7190641B1 (ja) 2021-10-15 2021-10-15 連続炭化装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7190641B1 (ja)
WO (1) WO2023063312A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000192050A (ja) 1998-12-24 2000-07-11 Kurimoto Ltd 炭化炉の排出口構造
JP2002241760A (ja) 2001-02-14 2002-08-28 Kankyo Center Okura:Kk 廃棄物の炭化装置
JP2004003826A (ja) 2002-03-28 2004-01-08 Kurimoto Ltd ロータリーキルン
JP2006138535A (ja) 2004-11-11 2006-06-01 Kurimoto Ltd ロータリーキルン

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3021387B2 (ja) * 1997-04-07 2000-03-15 株式会社エスケーテック 連続炭化方法及び装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000192050A (ja) 1998-12-24 2000-07-11 Kurimoto Ltd 炭化炉の排出口構造
JP2002241760A (ja) 2001-02-14 2002-08-28 Kankyo Center Okura:Kk 廃棄物の炭化装置
JP2004003826A (ja) 2002-03-28 2004-01-08 Kurimoto Ltd ロータリーキルン
JP2006138535A (ja) 2004-11-11 2006-06-01 Kurimoto Ltd ロータリーキルン

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023063312A1 (ja) 2023-04-20
JP2023059778A (ja) 2023-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070101912A1 (en) Carbonization apparatus for producing activated carbon
JP2006274201A (ja) 連続減圧乾燥/炭化装置
JP6124494B1 (ja) 植物性バイオマス半炭化物の製造装置
TWI740118B (zh) 碳化爐
CN110573816B (zh) 浆料干燥设备、用于干燥浆料的方法以及浆料干燥设备的用途
JP5176016B2 (ja) 過熱水蒸気連続再資源化処理装置
JP5691118B1 (ja) 活性炭製造装置及び活性炭製造方法
JP7190641B1 (ja) 連続炭化装置
JP2006008736A (ja) 有機性廃棄物の炭化処理装置
EP2855643B1 (en) Method for torrefaction of biomass with a cyclonic bed reactor
JP5692620B1 (ja) 活性炭製造装置及び活性炭製造方法
RU2608155C1 (ru) Шнеко-трубчатая печь (варианты)
US11407945B2 (en) Heat treatment apparatus
UA122462C2 (uk) Спосіб одержання біовугілля і відповідна установка
KR20060102905A (ko) 회전드럼 연속식 탄화로를 구비한 탄화장치
JP4077811B2 (ja) 過熱蒸気を用いた熱処理設備
WO2011142001A1 (ja) ヤシガラ炭の製造方法及び装置
JP2013159778A (ja) 炭化装置及び炭化材料
JP2005274017A (ja) 含水原料の乾燥処理方法とそのシステム及び施設
CN110396417A (zh) 一种干化炭化处理***及处理工艺
JP7200703B2 (ja) 炭化炉
JPH07144909A (ja) 横型回転賦活装置
EP4372068A1 (en) Plant and process for treating organic material by pyrolysis
CN110790273B (zh) 一种基于恒温炭化的制炭工艺
CN211169865U (zh) 一种制备活性炭的装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220708

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7190641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350