JP7190416B2 - 蓄電システムおよび管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電システムおよび管理方法に関する。
従来、1つの電力変換装置(PCS;Power Conditioning System)に対して2以上の蓄電装置が並列で接続された蓄電システムが知られている。このような蓄電システムとして、蓄電装置の接続を切り替えるための切替部が蓄電装置毎に設けられた構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2015-159631号公報
2以上の蓄電装置が並列で接続された蓄電システムでは、2以上の蓄電装置の電圧に不均衡が生じた場合に、当該蓄電装置間で電流が流れる横流が生じることにより、無駄な充放電が発生することで当該蓄電装置の劣化が進行し、蓄電システムの運用に影響を及ぼすおそれがあった。横流を抑制するためには、リレーなどの切替部のオンオフ制御により、電圧に不均衡が生じている蓄電装置の接続を切り替えればよいが、切替部のオンオフ制御は切替部に機械的な消耗を生じさせ、切替部の短寿命化を招く場合がある。
本発明は上述のような課題を鑑みたものであり、切替部に過度の負担を掛けることを抑制することと、横流の抑制とをバランス良く行うことができる蓄電システムおよび管理方法を提供することを目的とする。
本発明のある態様は、1つの電力変換装置に対してn個(nは2以上)の蓄電装置が、前記電力変換装置と前記n個の蓄電装置との接続のオンオフをそれぞれ切り替えるn個の切替部を介して並列で接続された蓄電システムであって、前記n個の蓄電装置の劣化度と、前記n個の切替部の劣化度と、を管理し、前記n個の蓄電装置のうち、電圧差が許容値より大きい2つの対象蓄電装置に関して、前記対象蓄電装置の劣化度合いと、当該対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える、前記n個の切替部のうちの対象切替部の劣化度合いとを比較し、前記対象切替部の劣化度合いが前記対象蓄電装置の劣化度合い以下である前記対象切替部をオフにする制御を実行する。
本発明の他の態様は、1つの電力変換装置に対してn個(nは2以上)の蓄電装置が、前記電力変換装置と前記n個の蓄電装置との接続のオンオフをそれぞれ切り替えるn個の切替部を介して並列で接続された蓄電システムの管理方法であって、前記n個の蓄電装置のうち、電圧差が許容値より大きい2つの対象蓄電装置に関して、前記対象蓄電装置の劣化度合いと当該対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える、前記n個の切替部のうちの対象切替部の劣化度合いとを比較するステップと、前記対象切替部の劣化度合いが前記対象蓄電装置の劣化度合い以下である前記対象切替部をオフにする制御を実行するステップと、を備える。
本発明によれば、切替部に過度の負担を掛けることを抑制することと、横流の抑制とをバランス良く行うことができる蓄電システムおよび管理方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係る蓄電システムを示す図である。 図2は、実施形態に係る蓄電装置の容量を説明するための図である。 図3は、実施形態に係る2以上の蓄電装置の充電及び放電を説明するための図である。 図4は、蓄電装置の劣化度合いの算出方法の例を説明するための図である。 図5は、切替部の劣化度合いの算出方法の例を説明するための図である。 図6は、切替部の制御を説明するための図である。 図7は、切替部の制御を説明するためのフローチャートである。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
(蓄電システム)
以下において、実施形態に係る蓄電システムについて図1を参照しながら説明する。図1に示すように、蓄電システム100は、2以上の蓄電装置110と、2以上のセンサ111と、2以上の切替部120と、PCS(Power Conditioning System)130と、センサ131と、制御部210と、管理部220と、出力部230と、記憶部240と、を有する。
蓄電装置110は、電力を蓄積する装置である。具体的には、蓄電装置110は、電力を蓄積する2以上の蓄電セルを有する。2以上の蓄電セルは、互いに直列で接続されるセルストリングを構成する。蓄電装置110は、互いに並列で接続される2以上のセルストリングを有していてもよい。蓄電装置110は、2以上の蓄電セルのそれぞれに接続された放電抵抗を有しており、蓄電セルから放電抵抗への放電によって、2以上の蓄電セルの電圧値のバラツキを抑制する機能(以下、セルバランス機能)を有していてもよい。蓄電セルの電圧値は、蓄電装置110の充電又は放電を繰り返すことによって均一化される。
図1では、蓄電装置110として、蓄電装置110A~蓄電装置110Cが例示されている。2以上の蓄電装置110は、1つのPCS130に対して並列で接続される。
センサ111は、蓄電装置110の出力端に設けられており、蓄電装置110の状態を検出する。蓄電装置110の状態は、蓄電装置110の出力端の電圧値を含む。蓄電装置110の状態は、蓄電装置110から放電される電力の電流値を含んでもよく、蓄電装置110に充電される電力の電流値を含んでもよい。
ここで、“出力端”という用語は、蓄電装置110の放電における電力の出力端を意味する。従って、“出力端”とは、蓄電装置110の充電における電力の入力端と同義である。以下において、説明の便宜から、蓄電装置110の放電において、電力が出力される側を“出力端”と称し、電力が入力される側を“入力端”と称する。
図1では、センサ111として、センサ111A~センサ111Cが例示されている。センサ111Aは、蓄電装置110Aの状態を検出する。同様に、センサ111Bは、蓄電装置110Bの状態を検出し、センサ111Cは、蓄電装置110Cの状態を検出する。
切替部120は、蓄電装置110とPCS130との間の電気的な接続を切り替える。具体的には、切替部120は、蓄電装置110とPCS130とを接続する電力線の接続又は切断を切り替える。以下においては、蓄電装置110とPCS130とが電気的に接続された状態を“ON”と称し、蓄電装置110とPCS130とが電気的に切断された状態を“OFF”と称する。特に限定されるものではないが、切替部120は、機械的なリレー機構であってもよい。切替部120は、スイッチング素子によって構成されるリレー回路であってもよい。切替部120によって蓄電装置110の接続が切り替えが生じると、その情報が後述する記憶部240に記録される。
図1では、切替部120として、切替部120A~切替部120Cが例示されている。切替部120Aは、蓄電装置110AのON/OFFを切り替える。同様に、切替部120Bは、蓄電装置110BのON/OFFを切り替え、切替部120Cは、蓄電装置110CのON/OFFを切り替える。
PCS130は、蓄電装置110から放電される直流電力を交流電力に変換し、蓄電装置110に充電される直流電力を交流電力に変換する電力変換装置である。PCS130の入力端は、電力線を介して蓄電装置110と接続される。PCS130の出力端は、電力系統に電力線を介して接続される。PCS130の出力端は、蓄電システム100を含む施設に設けられる装置(他の分散電源又は負荷など)に電力線を介して接続されてもよい。ここで、PCS130は、蓄電システム100が電力系統から解列された状態(以下、自立運転状態)において、施設に設けられる装置とPCS130とを接続する端子(自立端子)を有してもよい。
センサ131は、PCS130の出力端に設けられており、PCS130の状態を検出する。PCS130の状態は、PCS130の出力端の電圧値を含む。PCS130の状態は、蓄電装置110の放電においてPCS130から出力される電力の電流値を含んでもよく、蓄電装置110の充電においてPCS130に入力される電力の電流値を含んでもよい。
制御部210は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
制御部210は、蓄電システム100に設けられる構成と信号線を介して接続される。ここでは、制御部210は、センサ111、PCS130及びセンサ131と信号線を介して接続される。制御部210は、PCS130の制御によって蓄電装置110の充電又は放電を制御する。制御部210は、センサ111から蓄電装置110の状態を取得する。制御部210は、センサ131からPCS130の状態を取得する。
管理部220は、蓄電システム100に関する情報を管理する。例えば、管理部220は、不揮発性メモリなどのメモリ又は/及びHDD(Hard disc drive)などの記憶媒体によって構成される。具体的には、管理部220は、2以上の蓄電装置110のそれぞれに対応する2以上の個別充電状態(以下、個別SOC(SOC;State of Charge))を特定する情報を管理する。管理部220は、蓄電システム100の全体充電状態(以下、全体SOC)を特定する情報を管理する。なお、SOCの詳細については後述する(図2を参照)。
出力部230は、管理部220によって管理される情報を出力する。具体的には、出力部230は、全体SOCを特定する情報を出力する。出力部230は、個別SOCを特定する情報を出力してもよい。特に限定されるものではないが、出力の形態は、表示であってもよく、音声であってもよい。例えば、出力部230は、ディスプレイによって構成されてもよく、スピーカによって構成されてもよい。或いは、出力部230は、通信モジュールによって構成されており、管理部220によって管理される情報を外部装置に送信してもよい。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTEなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。外部装置は、パーソナルコンピュータ、スマートフォンなどのユーザ端末であってよく、蓄電システム100を含む施設に設けられるEMS(Energy Management System)であってもよい。
記憶部240は、管理部220によって管理される情報をログとして記憶する。記憶部240は、不揮発性メモリなどのメモリ又は/及びHDD(Hard disc drive)などの記憶媒体によって構成される。記憶部240は、全体SOCの推移をログとして記憶する。記憶部240は、個別SOCの推移をログとして記憶してもよい。記憶部240は、PCS130の運転状態(充電、放電、待機など)の推移をログとして記憶してもよい。また、記憶部240は、後述するように、各蓄電装置110の劣化度合いに関する情報および各切替部120の劣化度合いに関する情報を記憶する。
(蓄電装置の容量)
以下において、実施形態に係る蓄電装置110の容量について図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、蓄電装置110の容量は、蓄電装置110の劣化抑制等の観点から、蓄電装置110の使用が制限される使用不可容量を含む。閾値THは、使用不可容量(上限側)を特定する閾値であり、閾値THは、使用不可容量(下限側)を特定する閾値である。蓄電装置110の容量は、災害などの緊急事態に対応するために非常容量(BCP(Business Continuity Plan)容量)を含む。閾値THは、BCP容量を特定する閾値である。
以下においては、蓄電装置110の全体容量は、使用不可容量を除いた容量であるものとして説明を進める。緊急事態以外の平常状態では、BCP容量が用いられないため、蓄電装置110から放電可能な容量(放電可能容量)は、蓄電装置110に蓄積された電力(蓄電残量)からBCP容量を除いた値である。蓄電装置110に充電可能な容量(充電可能容量)は、全体容量から蓄電残量を除いた値である。なお、蓄電残量及び使用不可容量(下限側)の合計については、便宜的に蓄電容量と称する。
蓄電装置110のSOCは、THとTHとの間の容量(すなわち、蓄電装置110の全体容量)を基準として定められてもよい。具体的には、蓄電装置110のSOCは、蓄電装置110の全体容量に対する蓄電装置110の蓄電容量の比率で表される。上限SOCは、上述した閾値THによって特定される。下限SOCは、閾値THによって特定される。
このようなケースにおいて、SOCの測定方法は、SOCとOCV(Open Circuit Voltage)との関係を表す曲線(以下、SOC-OCV曲線)を用いた方法であってもよい。このような方法では、蓄電装置110の出力端の電圧値の検出によってSOCを測定することができる。但し、SOCの測定方法は、これに限定されるものではなく、蓄電装置110の充電又は放電に伴う電流の積算を用いた方法であってもよい。
さらに、蓄電装置110の定期的なメンテナンスモードによって、全体容量の再測定が行われる。具体的には、満充電状態から所定放電状態まで蓄電装置110の放電を行うことによっての再測定が行われる。所定放電状態とは、BCP容量の放電が行われた状態である。但し、使用不可容量(下限側)の放電までは行われない。SOC-OCV曲線を用いてSOCが測定される場合には、このようなメンテナンスモードによって、上限SOC及び下限SOCに相当する電圧値が再定義される。また、メンテナンスモード時に取得された上限SOCに相当する満充電容量に関する情報は、上述した記憶部240に記録される。
図2では、1つの蓄電装置110の容量及びSOCについて説明したが、互いに並列で接続された2以上の蓄電装置110の容量及びSOCについても同様である。従って、その詳細については省略する。
(充電及び放電)
以下において、実施形態に係る2以上の蓄電装置110の充電及び放電について図3を参照しながら説明する。ここでは、蓄電装置110A~蓄電装置110Cの全てがONである前提で説明する。
図3では、蓄電装置110Cの蓄電残量に相当する電圧値が最大電圧値(VMAX)であり、蓄電装置110Bの蓄電残量に相当する電圧値が最小電圧値(VMIN)であり、蓄電装置110Aの蓄電残量に相当する電圧値がVMAXとVMINとの間の中間電圧値(VMID)であるケースを例示する。
このようなケースにおいて、2以上の蓄電装置110の横流によって生じる蓄電装置110の劣化を抑制するために、VMAXとVMINとの差異(VDIF)が閾値(THDIF)である状態において、2以上の蓄電装置110の充電又は放電が行われる。
図3に示すように、2以上の蓄電装置110の充電又は放電によって、各蓄電装置110の電圧のバラツキ(上述したVDIF)は縮小してもよい。但し、各蓄電装置110の内部抵抗のバラツキによってVDIFが拡大する可能性もある。さらに、各蓄電装置110の充電又は放電が行われずに時間が経過した場合には、自然放電などによってVDIFが拡大することも考えられる。
(横流の抑制のための切替部の管理)
上述したように本実施形態の蓄電システム100では、1つのPCS(電力変換装置)130に対してn個(nは2以上)の蓄電装置110が、PCS130とn個の蓄電装置110との接続のオンオフをそれぞれ切り替えるn個の切替部120を介して並列で接続されている。
管理部220は、蓄電装置110の充放電が行われる通常運転状態において、n個の蓄電装置110の劣化度と、n個の切替部120の劣化度と、を管理し、n個の蓄電装置110のうち、電圧差が許容値より大きい2つの蓄電装置110(以下、対象蓄電装置と呼ぶ)に関して、対象蓄電装置の劣化度合いと当該対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える、n個の切替部120のうちの2つの切替部120(以下、対象切替部と呼ぶ)の劣化度合いとを比較し、対象切替部の劣化度合いが対象蓄電装置の劣化度合い以下である対象切替部をオフにする制御を制御部210に実行させる。
蓄電装置の劣化度合いは、蓄電装置の推定満充電容量と、現満充電容量とに基づいて算出されてもよい。蓄電装置の劣化度合いの算出方法の例について、図4を参照して説明する。
初期状態(たとえば、工場出荷状態)からの時間経過に伴う推定満充電容量Sの推移に関する情報は予め設定され、記憶部240に格納される。推定満充電容量Sの推移に関する情報は、たとえば、実験やシミュレーションにより設定される。現満充電容量Tは、たとえば、通常運転状態とは別に実施されるメンテナンスモードなどにおいて、図1に示したTHおよびTHを計測しTH-THを算出することによって取得され、記憶部240に格納される。なお、図4では、推定満充電容量Sが経過時間とともに一定割合で徐々に減少するケースが例示されているが、推定満充電容量Sの推移はこれに限定されず、推定満充電容量Sは、経過時間とともに単位時間当たりの推定満充電容量Sの減少量が増大するように定められてもよい。
蓄電装置の劣化度合いXは、記憶部240に格納された推定満充電容量および現満充電容量Tに基づいて算出され、具体的には、初期状態からの経過時間tにおける蓄電装置の劣化度合いX、推定満充電容量S、現満充電容量Tをそれぞれ、X(t)、S(t)、T(t)とすると、X(t)は以下の式により算出される。
X(t)=(1-T(t)/S(t))×100[単位:任意単位、または、たとえば「%」]
X(t)は数値が小さいほど劣化度が小さいことを示す指標である。なお、T(t)は、初期状態からの経過時間tにおける満充電容量の実測値である必要はなく、初期状態からの経過時間t以前の経過時間(以下、t1とする)に取得された最新の満充電容量Tの実測値であってもよい。この場合、蓄電装置の劣化度合いXの算出に用いるS(t)は、初期状態からの経過時間tではなく、上記t1における推定満充電容量SであるS(t1)が用いられ、X(t)に代えて、以下の式で算出されるX(t1)が用いられる。
X(t1)=(1-T(t1)/S(t1))×100[単位:任意単位、または、たとえば「%」]
上述した推定満充電容量Sおよび現満充電容量Tは、各蓄電装置について記憶部240に格納され、必要に応じて特定の蓄電装置の劣化度合いXを算出することができる。
対象切替部の劣化度合いは、対象切替部の推定動作回数と実動作回数とに基づいて算出されてもよい。対象切替部の劣化度合いの算出方法の例について、図5を参照して説明する。
初期状態からの時間経過に伴う推定動作回数Mの推移に関する情報は、予め設定され、記憶部240に格納される。推定動作回数Mの推移に関する情報は、たとえば、実験やシミュレーションにより設定される。実動作回数Nは、初期状態から実行された切替部の累積動作回数を記録したものであり、記憶部240に格納される。
対象切替部の劣化度合いYは、記憶部240に格納された推定動作回数Mおよび実動作回数Nに基づいて算出され、具体的には、初期状態からの経過時間tにおける対象切替部の劣化度合いY、対象切替部の推定動作回数M、対象切替部の実動作回数Nをそれぞれ、Y(t)、M(t)、N(t)とすると、Y(t)は以下の式により算出される。
Y(t)={1-(P-N(t))/(P-M(t))}×100[単位:任意単位、または、たとえば「%」]
但し、Pは、切替部について予め定められており、切替部に許容される総許容動作回数を示している。すなわち、“P-M(t)”は、経過時間tにおいて切替部に許容されると推定される残り動作回数を示しており、“P-N(t)”は、経過時間tにおいて切替部に実際に許容される残り動作回数を示している。なお、切替部の動作回数が総許容動作回数Pに達する前に切替部の動作が停止する前提でM(t)が定められる。すなわち、P>M(t)の関係が満たされるものとする。Y(t)は数値が小さいほど劣化度が小さいことを示す指標である。
上述した総許容動作回数P、推定動作回数Mおよび実動作回数Nは、各切替部について記憶部240に格納され、必要に応じて特定の切替部の劣化度合いYを算出することができる。
図6は、切替部120の制御を説明するための図である。図6では、蓄電装置110A、蓄電装置110B、蓄電装置110Cの電圧がそれぞれ、Va、Vb、Vcの状態にある。このとき、最も電圧が高い蓄電装置110Aの電圧と最も電圧が低い蓄電装置110Bの電圧との差(Va-Vb)が所定の許容値より大きいとする。この場合、蓄電装置110A、蓄電装置110Bが2つの対象蓄電装置であり、切替部120A、切替部120Bが2つ対象切替部となる。
蓄電装置110Aの劣化度合いXaおよび切替部120Aの劣化度合いYa、ならびに、蓄電装置110Bの劣化度合いXbおよび切替部120Bの劣化度合いYbがそれぞれ、図4および図5で説明したような算出方法により算出される。
切替部120Aの劣化度合いYaが蓄電装置110Aの劣化度合いXa以下である場合には、切替部120Aをオフにする制御を実施することにより、蓄電装置110Aと蓄電装置110Bとの間で横流が生じることを抑制することができる。また、切替部120Bの劣化度合いYbが蓄電装置110Bの劣化度合いXb以下である場合には、切替部120Bをオフにする制御を実施することにより、蓄電装置110Aと蓄電装置110Bとの間で横流が生じることを抑制することができる。なお、切替部をオフにする制御は、切替部120A、切替部120Bのうち、いずれか一方のみでよく、電圧がより高い蓄電装置110Aの切替部120Aをオフにしてもよい。
2つの対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える2つの対象切替部の劣化度合いが、ともに対応する対象蓄電装置の劣化度合い以下である場合に、劣化度がより低い対象切替部をオフにする制御を実行してもよい。
2つの対象切替部の劣化度合いの優劣は、一方の対象蓄電装置の劣化度合いと一方の対象切替部の劣化度合いとの差と、他方の対象蓄電装置の劣化度合いと他方の対象切替部の劣化度合いとの差との大小関係により決定することができる。
たとえば、切替部120Aの劣化度合いYa、蓄電装置110Aの劣化度合いXaがそれぞれ0.1、0.2であり、切替部120Bの劣化度合いYb、蓄電装置の劣化度合いXbがそれぞれ0.15、0.2である場合、蓄電装置110Aの劣化度合いXaと対象切替部120Aの劣化度合いYaとの差が0.1であるのに対して、蓄電装置110Bの劣化度合いXbと切替部120Bの劣化度合いYbとの差が0.05であるため、切替部120Aの劣化度合いYaが切替部120Bの劣化度合いYbより大きいと評価される。この場合には、切替部120Bをオフにする制御を実施し、切替部120Aの劣化度に影響を与えないようにしつつ、蓄電装置110Aと蓄電装置110Bとの間に横流が生じることを抑制する。
切替部120Aをオフにした後、並列に接続されたままの蓄電装置110Bの電圧と蓄電装置110Cの電圧との差が上述した許容値より大きい場合には、蓄電装置110B、蓄電装置110Cが2つの対象蓄電装置であり、切替部120B、切替部120Cが2つ対象切替部となる。蓄電装置110Cの劣化度合いXcおよび切替部120Cの劣化度合いYcがさらに算出され、切替部120Bの劣化度合いYbが蓄電装置110Bの劣化度合いXb以下である場合には、切替部120Bをオフにする制御を実施することにより、蓄電装置110Bと蓄電装置110Cとの間で横流が生じることを抑制することができる。
(管理方法)
以下において、実施形態に係る管理方法について図7を参照しながら説明する。図7では、蓄電装置が2個の場合(蓄電装置A、蓄電装置Bとする)における制御部210の動作について説明する。切替部A、切替部Bはそれぞれ、蓄電装置A、蓄電装置Bの接続を切り替えるものとし、開始時において切替部A、切替部Bはともにオンであり、蓄電装置Aおよび蓄電装置Bが並列に接続されている。
まず、蓄電装置Aの電圧と蓄電装置Bの電圧との差が許容値より大きいか否かが判定される(S10)。蓄電装置Aの電圧と蓄電装置Bの電圧との差が許容値以内である場合には処理を終える(S10のno)。蓄電装置Aの電圧と蓄電装置Bの電圧との差が許容値より大きい場合には(S10のyes)、蓄電装置Aの劣化度合いおよび切替部Aの劣化度合いを算出する(S20)。
切替部Aの劣化度合いと蓄電装置Aの劣化度合いとを比較し(S30)、切替部Aの劣化度合いが蓄電装置Aの劣化度合いより低い場合に(S30のyes)、切替部Aをオフにする制御を実施する(S40)。切替部Aの劣化度合いが蓄電装置Aの劣化度合い以上である場合には(S30のno)、切替部Aをオンにしたままにする。
(作用及び効果)
以上説明した蓄電システム100によれば、電圧差が許容値より大きい2つの対象蓄電装置に関して、対象蓄電装置の劣化度合いと当該対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える対象切替部の劣化度合いとを比較し、対象切替部の劣化度合いが対象蓄電装置の劣化度合い以下である場合に対象切替部をオフにする制御を実行することにより、対象切替部の劣化度合いの状態に支障を来さない場合には、対象切替部のオフによる横流を抑制し、対象蓄電装置の劣化度合いに影響がないようにする一方で、対象蓄電装置の劣化度合いの状態に支障を来さない場合には、横流を許容し、対象切替部の劣化度合いに影響がないようにすることができる。
さらに、2つの対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える2つの対象切替部の劣化度合いが、ともに対応する対象蓄電装置の劣化度合い以下である場合に、劣化度がより低い対象切替部をオフにする制御を実行することにより、2つの対象切替部のうち一方の劣化度合いが過度に悪化することを抑制することができ、結果として、複数の切替部の劣化度合いの短寿命化をより適切に抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では特に触れていないが、制御部210、管理部220、出力部230及び記憶部240の少なくともいずれか1つは、PCS130でもよく、蓄電システム100を含む施設に設けられるEMSに設けられてもよい。EMSは、クラウドサービスによって提供されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、蓄電システム100に設けられる信号線は、有線であってもよく、無線であってもよい。
実施形態では特に触れていないが、制御部210は、管理部220で管理される全体SOCに基づいて、蓄電システム100の充電又は放電を制御してもよい。例えば、制御部210は、全体SOCが上限SOCに達した場合に、蓄電システム100の充電を停止してもよい。同様に、制御部210は、全体SOCが下限SOCに達した場合に、蓄電システム100の放電を停止してもよい。
上述の実施形態では、蓄電装置110の数が3である場合が例示されているが、蓄電装置110の数は4以上でもよい。この場合、電圧差が最も大きい2つの蓄電装置110(対象蓄電装置)を選択し、上述したように、電圧差が許容値より大きい場合に対象切替部の劣化度合いが対象蓄電装置の劣化度合い以下である対象切替部をオフにする制御(以下、横流抑制制御と呼ぶ)を実施し、並列接続された残りの蓄電装置110の中で、電圧差が最も大きい2つの蓄電装置110(対象蓄電装置)を新たに選択して横流抑制制御を順次実施し、並列接続された2つの蓄電装置110の全ての組み合わせについて横流抑制制御を実施するようにしてもよい。
蓄電装置の劣化度合いXと切替部の劣化度合いYとを比較する場合、両者の値を直に比較してもよいが、一方の劣化度合いに所定の係数を掛けた上で比較を実施してもよい。これによれば、蓄電装置の劣化度合いXおよび切替部の劣化度合いYの意味合いや実態に合わせてより適切な判断を行うことができる。
上述した実施形態では、蓄電装置の劣化度合いは、経過時間tにおける推定満充電容量と経過時間tにおける実満充電容量との比較によって算出されるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、蓄電装置の劣化度合いは、蓄電装置の劣化度合いは、初期の満充電容量と経過時間tにおける実満充電容量との比較結果に基づいて算出されてもよく、初期の許容充放電サイクル数と経過時間tにおける実充放電サイクル数との比較結果に基づいて算出されてもよい。
上述した実施形態では、切替部の劣化度合いは、経過時間tにおいて切替部に許容されると推定される残り動作回数と経過時間tにおいて切替部に実際に許容される残り動作回数との比較によって算出されるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。切替部の劣化度合いは、総許容動作回数と経過時間tにおける実動作回数との比較結果に基づいて算出されてもよく、総許容動作時間と経過時間tにおける実動作時間との比較結果に基づいて算出されてもよい。
上述したように、蓄電装置の劣化度合い及び切替部の劣化度合いとして任意の指標を用いることができる。このようなケースにおいて、蓄電装置の劣化度合い及び切替部の劣化度合いは、相互に比較可能な指標であればよい。
100…蓄電システム、110…蓄電装置、111…センサ、120…切替部、130…PCS、210…制御部、220…管理部、230…出力部、240…記憶部

Claims (5)

  1. 1つの電力変換装置に対してn個(nは2以上)の蓄電装置が、前記電力変換装置と前記n個の蓄電装置との接続のオンオフをそれぞれ切り替えるn個の切替部を介して並列で接続された蓄電システムであって、
    前記n個の蓄電装置の劣化度と、前記n個の切替部の劣化度と、を管理し、
    前記n個の蓄電装置のうち、電圧差が許容値より大きい2つの対象蓄電装置に関して、
    前記対象蓄電装置の劣化度合いと、当該対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える、前記n個の切替部のうちの対象切替部の劣化度合いとを比較し、
    前記対象切替部の劣化度合いが前記対象蓄電装置の劣化度合い以下である前記対象切替部をオフにする制御を実行する、蓄電システム。
  2. 前記対象蓄電装置の劣化度合いは、前記対象蓄電装置の推定満充電容量と、現満充電容量とに基づいて算出される、請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記対象切替部の劣化度合いは、前記対象切替部の推定動作回数と実動作回数とに基づいて算出される、請求項1または2に記載の蓄電システム。
  4. 2つの前記対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える2つの前記対象切替部の劣化度合いが、ともに対応する前記対象蓄電装置の劣化度合い以下である場合に、劣化度がより低い前記対象切替部をオフにする制御を実行する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の蓄電システム。
  5. 1つの電力変換装置に対してn個(nは2以上)の蓄電装置が、前記電力変換装置と前記n個の蓄電装置との接続のオンオフをそれぞれ切り替えるn個の切替部を介して並列で接続された蓄電システムの管理方法であって、
    前記n個の蓄電装置のうち、電圧差が許容値より大きい2つの対象蓄電装置に関して、
    前記対象蓄電装置の劣化度合いと当該対象蓄電装置の接続のオンオフを切り替える、前記n個の切替部のうちの対象切替部の劣化度合いとを比較するステップと、
    前記対象切替部の劣化度合いが前記対象蓄電装置の劣化度合い以下である前記対象切替部をオフにする制御を実行するステップと、
    を備える、管理方法。
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