JP7189677B2 - 物品検査システム、物品検査方法 - Google Patents

物品検査システム、物品検査方法 Download PDF

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特許法第30条第2項適用 平成29年11月16日にサトーホールディングス株式会社が、三菱日立ツール株式会社に物品検査システムとして納めた
本発明は、物品検査システムおよび物品検査方法に関する。
従来、物品に表示されているバーコード等の識別情報を検査することが行われている。例えば特許文献1に記載されている臨床検査装置には、検体IDを示すバーコードが印刷されたバーコードラベルが印刷されて検体容器に貼付される。検体容器のバーコードはバーコード読取ユニットに読み出される。バーコード読取が正常に行われなかった場合には、バーコード読取異常を示すエラーコードがシステムに送信され、最終的にエラーが表示される。
特開2011-191204号公報
従来の物品検査システムでは、単一の物品ごとに検査が行われていたため、必ずしも効率的ではなかった。他方、近年では、複数の物品に表示されているバーコード等の識別情報を同時に読み取ることができるリーダも存在する。しかし、かかるリーダでは、複数の物品に表示されているバーコードの読取結果から、当該複数の物品の中にエラーとなる物品が存在することは検出できるものの、当該複数の物品のうちいずれの物品がエラーであるのか特定することが困難であった。検査対象の物品の数が多い場合には尚更である。
そこで、本発明は、識別情報が付された複数の物品からエラーとなる物品を容易に特定することを可能とすることを目的とする。
本発明のある態様は、識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査システムであって、
前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取るリーダと、
前記リーダで読み取った結果が表示される表示部と、
前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして前記表示部に表示させる制御部と、
を備えた、物品検査システムである。
前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによる識別情報の読み取りが不可であることを示すエラー種類、または、前記リーダによる識別情報の読み取りの照合度合いが所定値以下であることを示すエラー種類のうち少なくとも一つの第1のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第1のエラー種類を識別可能に表示させる。
本発明のある態様によれば、識別情報が付された複数の物品からエラーとなる物品を容易に特定することができる。
実施形態の物品検査システムの概略構成を示す図である。 物品に貼付されるラベルの一例を示す図である。 図3aはラベルが貼付された物品の斜視図であり、図3bはラベルに印字されているQRコード(登録商標)に含まれるデータ(読み取りデータ)の構成例を示す図である。 実施形態の物品検査システムにおいて使用されるケースの正面図である。 図4に示すケースに物品が配置された状態を示す図である。 実施形態に物品検査システムのシステム構成を示すブロック図である。 スキャンデータの構成例を示す図である。 手配管理データの構成例を示す図である。 実施形態の物品検査システムにおいて実行されるシーケンスチャートである。 実施形態の情報処理装置において実行されるフローチャートである。 実施形態の情報処理装置に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態の情報処理装置に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態の情報処理装置に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態の情報処理装置に表示される画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である物品検査システム1について説明する。
なお、本発明の「物品」とは、製品若しくは半製品(作製途中であり、未だ製品に至らないもの)等の物品自体に限られず、物品を内容物として含む外装品(例えば、製品がパッケージされた箱や袋)をも含む。従って、「物品に識別情報を付す」とは、物品自体に識別情報を付すことに限られず、物品を内容物として含む外装品に識別情報を付すことも含まれる。また、「付す」とは、例えば物品自体または外装品に識別情報を例えば印字等により表示させることに限られず、識別情報が印字された媒体(例えば、紙媒体、フィルム媒体など材料を問わない)を物品自体または外装品に貼付することも含む。
本発明の「エラーである物品に対応する区画が識別可能となる」とは、当該区画にエラーを示す所定の文字列、記号、マーク等の情報を表示させる態様に限られず、エラーでない物品に対応する区画のみに文字列、記号、マーク等の情報を表示させることで、エラーである物品に対応する区画が認識可能となる態様をも含む。
(1)物品検査システム1の概略構成
以下、本実施形態の物品検査システム1の概略構成について、図1~5を参照して説明する。図1は、本実施形態の物品検査システム1の概略構成を示す図である。図2は、物品に貼付されるラベルPLの一例を示す図である。図3aは、ラベルPLが貼付された物品Pの斜視図である。図3bは、ラベルPLに印字されているQRコード(登録商標)に含まれるデータ(読み取りデータ)の構成例を示す図である。図4は、本実施形態の物品検査システム1において使用されるケース6の正面図である。図5は、図4に示すケース6に物品Pが配置された状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の物品検査システム1は、情報処理装置2、プリンタ3、リーダ4、および、バーコードスキャナ5を含む。プリンタ3、リーダ4、および、バーコードスキャナ5は、それぞれ情報処理装置2に接続されている。物品検査システム1は、例えば、物品を製造する工場、あるいは、物品を管理する倉庫等に配置され、複数の物品を同時に、あるいは一括して検査するシステムである。
情報処理装置2は、例えばパーソナルコンピュータ装置やタブレット型コンピュータ装置等であり、所定の検査プログラムがインストールされている。
リーダ4は、ケース6に含まれる複数の物品Pに表示されている2次元コード10(識別情報の一例;後述する)を同時に、あるいは一括して読み取るコードリーダである。2次元コード10の種類を特に限定するものではないが、2次元コード10として例えばQRコード(登録商標)が挙げられる。
図1において、手配伝票Vは、検査対象である物品Pに関連する伝票である。手配伝票Vは、バーコードbcを含む。バーコードbcには手配データが含まれている。図1に示す例では、手配データは、手配を識別するための手配番号と、当該手配番号によって手配された物品Pの総数とのデータが含まれている。
バーコードスキャナ5は、手配伝票Vに表示されているバーコードbcを読み取るスキャナ(例えばハンディスキャナ)である。バーコードスキャナ5は情報処理装置2と接続されているため、手配伝票Vのバーコードbcをバーコードスキャナ5が読み取ることで、情報処理装置2は、手配番号と、当該手配番号に関連付けて検査すべき物品Pの総数とを認識できる。
なお、本実施形態では、バーコードスキャナ5は必ずしも必須ではない。例えば、手配伝票が手配番号と物品Pの総数が印字されている場合、情報処理装置2に対する手配番号と物品Pの総数の直接的な入力に基づいてデータが情報処理装置2内に取り込まれるように構成してもよい。
図2に示すように、物品Pに貼付されるラベルPL(印字媒体の一例)の表側には情報が印字される印字面Psが設けられ、裏側には粘着剤によって被覆された粘着面Asが設けられている。印字面Psには、予め決められた温度領域に達すると特定の色に発色する感熱発色層が形成されている。
本実施形態の例では、ラベルPLの印字面Psには、ラベルPLの貼付対象となる物品Pの品番(例えば「1234」)と2次元コード10とが印字されている。
図2において、ラベルPLの表側に示した仮想線L1,L2は、ラベルPLを物品Pに貼付するときの基準となる位置を示している。仮想線L1,L2において山折りとなるようにして、図3aに示すように、ラベルPLが物品Pに貼付される。
図3bに示すように、2次元コード10には、読み取りデータとして、「手配番号」、「ケース単位個数」、「品番」、「製造年月」の各データが含まれる。「手配番号」は、手配データと同様に、物品Pが手配されたときの番号(例えば注文番号等)を示す。「ケース単位個数」は、ケース6に収容可能な物品Pの数を示す。「品番」は、物品Pを特定する番号(例えば、型番やシリアル番号等)である。「製造年月」は、物品Pが製造された年および月である。
図4に示すように、ケース6は、外枠体61と、外枠体61内に配置される区画枠体62とからなり、外枠体61および区画枠体62によって複数の区画Mが形成されている。図4に示す例では、縦10×横5の50個の区画M(1,1)~M(10,5)が形成されている。
図5には、ケース6の50個の区画のすべてに物品Pが配置された場合を示している。すなわち、読み取りデータの「ケース単位個数」(図3参照)に示すように、1ケースに50個の物品Pが含まれる状態を示している。各区画に物品Pが配置された状態では、各物品Pに貼付されたラベルの2次元コード10が正面を向いて露出した状態となっている。図1に示したように、ケース6にふくまれるすべての物品Pに対応する2次元コード10が同時にリーダ4の読取対象となるように構成される。
情報処理装置2は、検査プログラムを実行することで、リーダ4によって同時に読み取られたケース6内の50個の物品Pの2次元コード10の読取結果を評価し、評価結果を表示するように構成されている。評価結果の表示態様については後述する。
プリンタ3は、情報処理装置2から受信する印字要求に基づいて、例えば、文字、記号、図形またはバーコード等のような所定の情報をラベルに印字して発行するラベルプリンタである。印字要求には、印字データと印字指示枚数が含まれる。本実施形態の例では、プリンタ3は、2次元コード10に対する読み取り結果がエラーであったラベルPLを印字するように構成されている。
(2)物品検査システム1の各部の構成
次に、図6~8を参照して、本実施形態の物品検査システム1の各部の構成について説明する。図6は、本実施形態の物品検査システム1のシステム構成を示すブロック図である。図7は、スキャンデータの構成例を示す図である。図8は、手配管理データの構成例を示す図である。
図6に示すように、リーダ4は、制御部41、撮像部42、および、通信部43を備える。
制御部41は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory))を含み、リーダ4の動作を制御する。マイクロコンピュータは、リーダ4の起動時にROMに記憶されているプログラムを読み出して実行する。
撮像部42は、発光部と受光部を備える。発光部は、例えばLED(Light Emitting Diode)光源を含み、読み取り対象であるケース6の前面に対して光を照射する。受光部は、例えば所定の画素数のCMOSイメージセンサを含み、発光部によって照射されたケース6の前面の画像を取得する。
通信部43は、情報処理装置2と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
制御部41は、通信部43を介して情報処理装置2からスキャン指示を受信すると、撮像部42を制御して、ケース6の前面の画像を取得する処理を実行する。
制御部41は、撮像部42によって取得された、ケース6の前面の画像(以下、適宜「取得画像」という。)に基づいて、少なくとも以下の(a1), (a2), (a3)の読み取り処理を実行する。
(a1) 取得画像から50個の区画ごとの画像(以下、適宜「区画画像」という。)を切り出す処理
(a2) 各区画画像に含まれる2次元コード10の画像から、2次元の2値化画像を得る処理
(a3) 2値化画像からコード規格に従ってデータ(すなわち、図3bの読み取りデータ)を取得する処理(デコード処理)
なお、読み取り処理を実行したときに、制御部41は、2次元コード10から読み取りデータを取得できた場合には「読み取り成功」と判定し、2次元コード10から読み取りデータを取得できなかった場合には「読み取り失敗」と判定する。取得画像には50個の区画が含まれているため、読み取り成功または読み取り失敗の判定は、区画ごとの2次元コード10に対して行われる。
制御部41は、特定の区画の2次元コード10に対して読み取り成功と判定した場合、当該区画の2次元コード10のマッチングレベルの値を記録する。マッチングレベルとは、2次元コード10の読み取りに成功した場合にどれだけ読み取り易かったかの程度を示す照合度合いを示す値である。マッチングレベルは0~100の範囲の値であり、最も照合度合いが良好である場合にマッチングレベルが100となる。例えば2次元コード10の印字品質が低く、あるいは発光部が照射する光の照度が低い等の理由で当該2次元コード10の画像のコントラストが低い場合には、マッチングレベルが低くなる。
制御部41は、ケース6の前面の読み取り結果を示すスキャンデータを生成し、通信部43を介してスキャンデータを情報処理装置2に送信する。
図7に示す例では、スキャンデータは、ケース6の区画M(1,1)~M(10,5)の各々に対して、上記デコード処理によって取得した読み取りデータ(図3bを参照)と、マッチングレベルと、区画画像の画像ファイルとから構成される。画像ファイルは、例えばビットマップ形式のファイルであるが、他の形式のファイルであってもよい。
なお、読み取り処理の結果、読み取り失敗であると判定された場合には、対応する区画について読み取りデータおよびマッチングレベルのデータは作成されない。
図6を参照すると、バーコードスキャナ5は、制御部51、読取部52、および、通信部53を備える。
制御部51は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、バーコードスキャナ5の動作を制御する。マイクロコンピュータは、バーコードスキャナ5の起動時にROMに記憶されているプログラムを読み出して実行する。
読取部52は、リーダ4の撮像部42と同様の構成を備え、制御部51による制御の下、走査対象のバーコードからデータを読み取る。
通信部53は、読取部52によって読み取られたデータを情報処理装置2に供給するために、情報処理装置2と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
再度図6を参照すると、情報処理装置2は、制御部21、ストレージ22、操作入力部23、表示部24、および通信部25を備える。
制御部21は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、情報処理装置2の動作を制御する。マイクロコンピュータは、情報処理装置2の起動時にROMに記憶されている検査プログラムを読み出して実行する。
ストレージ22は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。ストレージ22は、手配管理データ、およびリーダ4から取得するスキャンデータを記憶する。
手配管理データは、情報処理装置2が管理する1または複数の物品の手配に関する情報が集約されたデータである。
図8に示す例では、手配管理データは、手配番号ごとに、物品の品名(例えば「工具A」)、品番(例えば「1234」)、ケース単位個数(例えば「50」)、および、撮影範囲番号(例えば「2」)の各データからなる。
既に述べたように、品番は、物品を特定する番号(例えば、型番やシリアル番号等)を示し、ケース単位個数は、ケース6に収容可能な物品Pの数を示す。
撮影範囲番号は、ケース6の前面の大きさに応じて決められている番号(例えば、1~4のいずれかの値)であり、リーダ4による撮像範囲を、撮像対象であるケース6の前面の大きさに応じて切り替えるために用いられる番号である。撮影範囲番号は、情報処理装置2からリーダ4に送信されるスキャン指示に含まれる。
なお、撮影範囲番号を情報処理装置2からリーダ4に通知することは必須ではない。ケース6の前面の大きさが予め決められている場合には、情報処理装置2からリーダ4に撮影範囲番号を通知する必要はない。その場合、リーダ4では撮影範囲の設定を固定にしてもよい。
操作入力部23は、例えばキーボード、マウス、ポインティングデバイス等の入力装置と、当該入力装置からの操作入力を受け付ける入力インタフェース回路とを含む。
表示部24は、表示パネル(図示せず)と、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、例えば検査プログラムの実行結果を表示する。
通信部25は、プリンタ3、リーダ4およびバーコードスキャナ5と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
制御部21は、検査プログラムを実行することで、少なくとも以下の処理(b1)~(b5)を行う。
(b1) バーコードスキャナ5によって読み取られた手配データに含まれる手配番号をキーとして手配管理データを検索し、手配番号が手配管理データに含まれているか否か判断する処理
(b2) 通信部25を介してリーダ4に対してスキャン指示を送信し、リーダ4からスキャンデータ(図7参照)を受信する処理
(b3) スキャンデータに基づき複数の区画の各々の読み取り結果の正常、またはエラーを判断する処理
(b4) ケース6の前面の複数の区画に対応付けて分けられた複数の区画を表示部24に表示させる処理であって、表示させる複数の区画は、読み取り結果がエラーである区画が識別可能となるようにする処理
(b5) 複数の区画に対する(b2)~(b4)の処理を、物品Pの総数についての検査が終了するまで、繰り返し実行する処理
制御部21は、好ましくは、読み取り結果がエラーである区画のエラー種類を識別可能に表示させる。
制御部21による読み取り結果のエラー種類は、例えば以下の3個のエラー種類E1~E3である。なお、エラー種類E1またはE2は第1のエラー種類の一例であり、エラー種類E3は第2のエラー種類の一例である。
[エラー種類]
E1:リーダ4において2次元コード10に対する読み取り結果が読み取り失敗である(つまり、読み取り不可である)ことを原因とするエラー種類
E2:リーダ4において2次元コード10に対する読み取り時のマッチングレベルが所定値以下であることを原因とするエラー種類
E3:リーダ4において2次元コード10に対する読み取り結果は読み取り成功であるが、読み取りデータが所定の情報(予定されたデータ)ではないことを原因とするエラー種類
制御部21は、操作入力部23に対する操作入力に応じて、あるいは自動的に、読み取り結果がエラーである物品Pに対応する2次元コード10が印字されたラベルPLを発行するようにプリンタ3を制御する。例えば、制御部21は、上記(b3)および(b4)の処理において読み取り結果がエラーである区画の数のラベルPLを発行するように、プリンタ3に対して印字指示を送信する。
再度図6を参照すると、プリンタ3は、制御部31、ストレージ32、操作入力部33、表示部34、モータ駆動部35、ヘッド駆動部36、および、通信部37を備える。
制御部31は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、プリンタ3の動作を制御する。マイクロコンピュータは、プリンタ3の起動時にROMに記憶されているファームウェアを読み出して実行する。
ストレージ32は、HDDあるいはSSD等の記憶装置である。ストレージ32には、ラベルPLのレイアウトおよびフォーマットのデータが記録されており、ラベルPLを印字するときにファームウェアにより読み出される。
操作入力部33は、例えば各種操作ボタンを含む入力装置あるいはタッチパネル入力機構と、ボタン操作あるいはタッチパネル操作による操作入力を受け付ける入力インタフェース回路とを含む。
表示部34は、表示パネル(図示せず)と、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、例えば検査プログラムの実行結果を表示する。
通信部37は、情報処理装置2と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
モータ駆動部35は、プラテンローラ(図示せず)の回転を制御するステッピングモータ(図示せず)を駆動することによって、プリンタ3内に収容されるロール紙からラベル連続体を引き出して搬送させる。なお、ロール紙は、帯状の台紙に複数のラベルPLが連続的に仮着されたラベル連続体をロール状に巻回したものである。帯状の台紙の一方の面にラベルPLの裏側の粘着面As(図2参照)が付着している。
モータ駆動部35は、制御部31からの搬送要求に応じて、当該搬送要求によって指定される搬送方向(順方向あるいは逆方向)および搬送量でラベル連続体を搬送させる。指定された搬送方向および搬送量は、例えばステッピングモータの回転方向およびステップ数に対応している。モータ駆動部35は、当該回転方向およびステップ数に基づいてステッピングモータを駆動する。
ヘッド駆動部36は、当該印字指示に応じて、制御部31から印字指令を受けた場合、所定の印字データに基づき、複数の発熱素子を有するサーマルヘッドの各発熱素子に電流を選択的に流す。電流により発熱した発熱素子がプラテンローラによって搬送されたラベルPLにインクリボンを介して押し当てられると、発熱素子に押し当てられたラベルPLの部分が発色することでラベルPLに情報が印字される。
(3)実施形態の物品検査システム1の処理
次に、本実施形態の物品検査システム1の処理について、図9~14を参照して説明する。
図9は、本実施形態の物品検査システム1において実行されるシーケンスチャートである。図10は、情報処理装置2において実行されるフローチャートである。図11~14は、それぞれ、情報処理装置2に表示される画面の一例を示す図である。
(3-1)スキャンデータを取得するまでの処理
先ず、情報処理装置2がリーダ4からスキャンデータを取得するまでの処理について、図9のシーケンスチャートを参照して説明する。
この例示的な処理では、本実施形態の物品検査システム1において、4万個の物品Pの各々に付された2次元コード10を検査する。4万個の物品Pは、検査のために50個ずつケース6にセットされる。すなわち、図5に示したように、各物品Pに貼付されている2次元コード10がケース6の前面を向くように、50個の物品Pを縦10×横5の50個の区画M(1,1)~M(10,5)の各々に配置する。
検査の作業者(以下、「ユーザ」という。)は、バーコードスキャナ5に手配伝票Vのバーコードbcをスキャンさせる(ステップS10)。すると、バーコードスキャナ5は、バーコードbcから読み取った手配データを情報処理装置2に送信する(ステップS12)。手配データには、手配番号と物品Pの総数のデータが含まれる。
情報処理装置2は手配データを受信すると、手配データに含まれている手配番号と物品Pの総数のデータと、作業者コードとを含む検査開始画面を表示する(ステップS14)。
図11の画面G1は、検査開始画面の一例である。なお、検査開始画面G1において作業者コードは、作業者であるユーザを特定する識別情報であるが、予め情報処理装置2に登録済みであるとする。登録済みの作業者コードが参照されて検査開始画面G1に反映される。検査開始画面G1には、検査を開始させるための開始ボタンbsを含む。
検査開始画面G1において開始ボタンbsが操作される(つまり、開始指示がなされる)と(ステップS16:YES)、情報処理装置2は、ステップS12で受信した手配データに含まれる手配番号をキーとして手配管理データを検索し、手配番号が手配管理データに含まれているか否か判断する(ステップS18)。手配管理データ(図8参照)は、ストレージ22に記憶されている。手配管理データに手配番号が含まれていない場合には(ステップS18:NO)、検査対象ではないため、エラー表示の処理を行って終了する(ステップS20)。
手配管理データに手配番号が含まれている場合には(ステップS18:YES)、情報処理装置2は、検査画面を表示する(ステップS22)。図12の画面G2は、検査画面の一例である。
図12に示すように、検査画面G2は、検査結果表示領域70、検査対象表示領域71、および、検査進捗表示領域72を含む。
検査結果表示領域70は、物品Pが実際に配置されているケース6の複数の区画のレイアウトに対応して設けられたマトリクス状の50個の区画m(1,1)~m(10,5)を含む。つまり、検査結果表示領域70の50個の区画m(1,1)~m(10,5)は、それぞれ、ケース6の縦10×横5の50個の区画M(1,1)~M(10,5)(図4参照)に対応している。
検査対象表示領域71は、検査対象を表示するための領域である。本実施形態の例では、上記作業者コードと、ステップS12で受信した手配番号と、当該手配番号に対応する手配管理データ内のデータ(つまり、品番のデータ、および、ケース単位個数のデータ)が含まれる。
検査進捗表示領域72は、物品Pの4万個の検査の進捗状況を示す棒状のインジケータを含む。前述したように、4万個の物品Pを50個ずつ検査するため、50個の物品Pの検査が終了する度にインジケータが示す位置が変化する。
図12に示すように、検査画面G2は、撮影ボタンb1、次ボタンb2、発行ボタンb3、および、強制終了ボタンb4を含む。
撮影ボタンb1は、リーダ4に対してスキャン指示を行うためのボタンである。次ボタンb2は、次の50個の物品Pの検査に移行するためのボタンである。発行ボタンb3は、プリンタ3に対してラベルPLの発行指示を行うためのボタンである。強制終了ボタンb4は、物品Pの検査を途中で強制的に終了させるボタンである。
検査画面G2において撮影ボタンb1が操作されると(ステップS24:YES)、情報処理装置2は、スキャン指示をリーダ4に送信する(ステップS26)。スキャン指示には、撮影範囲番号が含まれる。
リーダ4はスキャン指示を受信すると、スキャン指示に含まれる撮影範囲番号に基づいて撮影範囲をケース6の前面の大きさに応じて切り替えてケース6の前面の画像を取得するとともに読み取り処理を実行し(ステップS28)、スキャンデータを生成する。スキャンデータには、図7に示したように、ケース6の前面の画像に含まれるケース6の区画ごとの読み取り結果が含まれている。リーダ4は情報処理装置2に対してスキャンデータを送信する(ステップS30)。
スキャンデータを受信した情報処理装置2は、図10のフローチャートに詳述する、スキャンデータに対するデータ処理を実行する(ステップS32)。
(3-2)スキャンデータに対するデータ処理
次に、スキャンデータに対するデータ処理(ステップS32)の詳細な処理について、図10のフローチャートを参照する。
図10を参照すると、情報処理装置2は、リーダ4から受信したスキャンデータに基づいて、50個の区画ごとに読み取り結果の正常またはエラーの判断を行う(ステップS300)。読み取り結果の正常またはエラーの判断は、例えば以下のとおりである。
読み取りデータおよびマッチングレベルのデータがない、若しくは無効値である場合には、2次元コード10の読み取り失敗であるとして、読み取り結果がエラー(エラー種類E1)であると判断される。
読み取りデータに含まれる手配番号、ケース単位個数、品番のいずれかのデータが手配管理データの対応するデータと一致しない場合、または、読み取りデータに含まれる製造年月のデータが。検査プログラムが管理する日時を基準として過去1ヶ月以内ではない場合には、読み取りデータが予定されたデータではないとして、読み取り結果がエラー(エラー種類E3)であると判断される。
エラー種類E3ではないが、読み取りデータに含まれるマッチングレベルの値が所定値(例えば、80)以下である場合、読み取り結果がエラー(エラー種類E2)であると判断される。
エラー種類E1~E3のいずれにも該当しない場合には、読み取り結果が正常であると判断される。
なお、エラー種類E2であると判断する際の、マッチングレベルの閾値となる上記所定値は、ユーザの操作入力に基づいて設定、あるいは変更可能であることが好ましい。それによって、ユーザは、物品Pの使用用途に応じて上記所定値を適切な値に設定することが可能となる。例えば、物品Pが医薬品である場合には高い読み取り精度がもとめられるために上記所定値を高く設定し、物品Pが医薬品以外のものである場合には上記所定値を低く設定して歩留まりを向上させる、といったことが可能となる。
ステップS300において50個の区画のすべての読み取り結果が正常である場合には(ステップS302:NO)、情報処理装置2はOK画面を表示する(ステップS304)。
図13の画面G3はOK画面の一例である。図13のOK画面G3は、全体結果表示領域73を含む。全体結果表示領域73は、1回の検査対象である50個の物品Pの全体の検査結果を表示する領域である。全体結果表示領域73には、読み取り結果が正常である区画の数であるOK数(図13では全数の「50」)と、読み取り結果がエラーである区画の数であるNG数(図13では「0」)と、50個のマッチングレベルの統計値として最高点、最低点、平均点とが表示される。マッチングレベルの統計値を表示することで、ユーザは、読み取り品質についての全体的なレベルを把握することが可能となる。
なお、マッチングレベルの統計値として最高点、最低点、平均点を表示することは一例に過ぎず、統計値はこれらの値に限定されない。他の統計値としてマッチングレベルの標準偏差を表示してもよい。
図13のOK画面G3では、検査結果表示領域70の各区画に何も表示されない。
OK画面G3では次ボタンb2がアクティブ状態となっており、次の50個の検査に移行することが可能となっている。ここで、ユーザが次ボタンb2を操作すると情報処理装置2は、検査済みの物品Pの数(累積数)を更新し(ステップS308)、累積数と検査すべき物品Pの総数との関係に基づいて検査進捗表示領域72のインジケータを更新する。本実施形態の例では、累積数の処理は、累積数の値を処理前の値に対して、スキャンデータに含まれる有効な画像ファイルの数(通常は50)だけ加える処理である。有効な画像ファイルとは、読み取り結果とは無関係に、何らかの画像が含まれているファイルを意味する。例えば、区画に物品が配置されていない場合には、有効な画像ファイルが得られない。
累積数が総数を超えない場合(ステップS310:NO)、すべての物品Pの検査が終了していないことを意味するため、図9のステップS22に戻り、検査画面を再度表示する。この検査画面では、検査進捗表示領域72のインジケータが更新された状態となる。ここで、ユーザが、4万個の物品Pのうち次の検査対象である50個の物品Pをケース6に新たに配置し、撮影ボタンb1を操作することで、再度図9のステップS26以降の処理が行われる。
ステップS300において50個の区画のうち1区画でも読み取り結果がエラーである場合には(ステップS302:YES)、情報処理装置2はエラー画面を表示する(ステップS312)。
図14の画面G4はエラー画面の一例である。図14のエラー画面G4は、OK画面と同様に全体結果表示領域73を含むとともに、エラー詳細表示領域74をさらに含む。エラー詳細表示領域74は、エラーの詳細を表示する領域である。
エラー画面G4の全体結果表示領域73に示されるように、エラー画面G4は、NG数(読み取り結果がエラーである区画の数)が4個である場合の例である。
エラー詳細表示領域74は、読み取り結果がエラーと判断されたケース6の4個の区画M(10,1),M(4,2),M(10,3),M(2,5)と、そのエラー種類と、マッチングレベルの値とが対応付けられて表示される。読み取り結果がエラーと判断されたケース6の区画ごとにマッチングレベルの値を表示することでユーザは、エラーと判断された各区画に配置された物品Pの2次元コード10に対する照合度合いの悪さの程度を定量的に把握することができる。
エラー画面G4の検査結果表示領域70には、ケース6の区画M(10,1),M(4,2),M(10,3),M(2,5)にそれぞれ対応する区画m(10,1),m(4,2),m(10,3),m(2,5)に、エラー種類を表示する例を示している。図14に示す例では、エラー種類E1,E2,E3の場合、該当する区画にそれぞれ「異品」,「未読」,「低点数」という文字列が表示される。
図14の例とは異なり、該当する区画にエラー種類の内容を表示せずに単にエラーであることを示す文字列を表示してもよいが、該当する区画にエラー種類を表示することで、ユーザがエラー種類ごとの多さや頻度を直ちに視覚的に認識可能となる利点がある。
エラー画面G4では発行ボタンb3がアクティブ状態となっている。ここでユーザが発行ボタンb3を操作すると(ステップS314:発行)、情報処理装置2は、ラベル発行指示をプリンタ3に送信し(ステップS316)、読み取り結果がエラーである物品Pに対応するラベルPLを発行するようにプリンタ3を制御する。好ましくは、情報処理装置2は、NG数に相当する枚数のラベルPLを発行するようにプリンタ3を制御し、それによって1度の操作でNG数に相当する枚数のラベルがすべて発行される。
ステップS316によって、例えば4枚のラベルPLが連続発行された後、ユーザは、ケース6の区画M(10,1),M(4,2),M(10,3),M(2,5)に配置された物品PのラベルPL(エラーのラベル)を新たに発行した4枚のラベルPLに貼り替える作業を行う。上記エラーが2次元コード10の印字品質に起因する場合には、新たなラベルPLに貼り替えることによって読み取り結果が正常となることが期待される。
図10のフローチャートに示すように、情報処理装置2は、ステップS316の後に再度図9のステップS22に戻り検査画面を表示する。そこでユーザは、ラベル貼り替え後の50個の物品Pを再度検査する処理を行う(ステップS24:YES)。図9のステップS22~S32の処理は、50個の物品PのラベルPLに対する読み取り結果がすべて正常となるまで繰り返し行われる。
本実施形態の物品検査システム1の処理例では、4万個の物品の検査を50個の物品(一度に撮影可能な物品)ごとにケースに配置させて行う場合を示した。この例では、800回のOK画面が表示されることで4万個の物品の検査がすべて終了する。
上記例とは異なり、検査対象である物品の総数が、一度に撮影可能な物品の数で割り切れない場合には、最終回の検査は端数(上記例では、50未満の数)の物品をケースに配置して検査を行うことになる。その場合、自動的に端数を判定することが好ましい。例えばステップS300の後に、累積数を更新し、更新後の累積数が総数と一致するか否かを判定し、一致する場合には最終回の端数分の検査であると判断することができる。最終回の端数分の検査では、端数分の区画のみを対象としてステップS302以降の処理を行うようにする。
以上説明したように、本実施形態の物品検査システム1によれば、複数の物品を検査する場合に、当該複数の物品を所定の配列規則に従って配置させ、当該複数の部品に貼付されているラベルの2次元コード10をリーダ4により読み取る。物品検査システム1では、複数の区画が表示され、この複数の区画は、複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられている。そして、複数の区画は、リーダ4による読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして表示される。
そのため、識別情報としての2次元コード10が付された複数の物品から読み取り結果がエラーとなる物品を容易に特定することができる。
以上、本発明の物品検査システムおよび物品検査方法の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、本実施形態の物品検査システム1は、バーコードスキャナ5を利用して手配データをバーコードスキャナ5から情報処理装置2に送信するが、その限りではない。つまり、物品検査システム1は、バーコードスキャナ5を備えていなくてもよい。その場合には、情報処理装置2の操作入力部23を介した操作入力(例えば、ユーザによるキーボードによる入力)によって、図11の手配番号および総数のデータを情報処理装置2が得るように構成してもよい。
上述した実施形態では、識別情報としての2次元コード10が印字されたラベルPLを物品Pに貼付することで、物品に識別情報を付す例を説明したが、その限りではない。2次元コード10は、ラベルPLを介さずに物品Pに直接印字されていてもよい。
上述した実施形態では、図4に示したように、マトリクス状に複数の物品が配列されるような配列規則を例示したが、配列規則はその限りではない。例えば、ケースの区画枠体の形状は矩形でなくてもよく、様々な形態を採りうる。その場合、各列に配置される物品の数は同数でなくてもよいし、各行に配置される物品の数は同数でなくてもよい。
1…物品検査システム
2…情報処理装置
3…プリンタ
4…リーダ
41…制御部
42…撮像部
43…通信部
5…バーコードスキャナ
51…制御部
52…読取部
53…通信部
6…ケース
61…外枠体
62…区画枠体
10…2次元コード
21…制御部
22…ストレージ
23…操作入力部
24…表示部
25…通信部
31…制御部
32…ストレージ
33…操作入力部
34…表示部
35…モータ駆動部
36…ヘッド駆動部
37…通信部
P…物品
V…手配伝票
PL…ラベル
As…粘着面
Ps…印字面
M,m…区画
L1,L2…仮想線
G1~G4…画面
70…検査結果表示領域
71…検査対象表示領域
72…検査進捗表示領域
73…全体結果表示領域
74…エラー詳細表示領域
bs,b1~b4…ボタン
bc…バーコード

Claims (7)

  1. 識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査システムであって、
    前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取るリーダと、
    前記リーダで読み取った結果が表示される表示部と、
    前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして前記表示部に表示させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによる識別情報の読み取りが不可であることを示すエラー種類、または、前記リーダによる識別情報の読み取りの照合度合いが所定値以下であることを示すエラー種類のうち少なくとも一つの第1のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第1のエラー種類を識別可能に表示させる、
    物品検査システム。
  2. 識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査システムであって、
    前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取るリーダと、
    前記リーダで読み取った結果が表示される表示部と、
    前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして前記表示部に表示させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによって読み取られた識別情報が所定の情報ではないことを示す第2のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第2のエラー種類を識別可能に表示させる、
    品検査システム。
  3. 前記制御部は、ユーザによる操作入力に基づいて前記所定値を設定する、
    請求項に記載された物品検査システム。
  4. 前記制御部は、前記複数の物品に対する前記リーダによる前記識別情報の読み取りの照合度合いの統計値を表示させる、
    請求項に記載された物品検査システム。
  5. 前記物品の表面には、前記識別情報が印字された印字媒体が貼付されている、
    請求項1からのいずれか1項に記載された物品検査システム。
  6. 前記印字媒体を発行するプリンタを備え、
    前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する識別情報が印字された印字媒体を発行するように前記プリンタを制御する、
    請求項に記載された物品検査システム。
  7. 識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査方法であって、
    リーダが、前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取り、
    前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして表示装置に表示させる、
    物品検査方法であって、
    前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによる識別情報の読み取りが不可であることを示すエラー種類、または、前記リーダによる識別情報の読み取りの照合度合いが所定値以下であることを示すエラー種類のうち少なくとも一つの第1のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第1のエラー種類を識別可能に表示させる、
    物品検査方法
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