JP7189677B2 - 物品検査システム、物品検査方法 - Google Patents
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Description
前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取るリーダと、
前記リーダで読み取った結果が表示される表示部と、
前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして前記表示部に表示させる制御部と、
を備えた、物品検査システムである。
前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによる識別情報の読み取りが不可であることを示すエラー種類、または、前記リーダによる識別情報の読み取りの照合度合いが所定値以下であることを示すエラー種類のうち少なくとも一つの第1のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第1のエラー種類を識別可能に表示させる。
なお、本発明の「物品」とは、製品若しくは半製品(作製途中であり、未だ製品に至らないもの)等の物品自体に限られず、物品を内容物として含む外装品(例えば、製品がパッケージされた箱や袋)をも含む。従って、「物品に識別情報を付す」とは、物品自体に識別情報を付すことに限られず、物品を内容物として含む外装品に識別情報を付すことも含まれる。また、「付す」とは、例えば物品自体または外装品に識別情報を例えば印字等により表示させることに限られず、識別情報が印字された媒体(例えば、紙媒体、フィルム媒体など材料を問わない)を物品自体または外装品に貼付することも含む。
本発明の「エラーである物品に対応する区画が識別可能となる」とは、当該区画にエラーを示す所定の文字列、記号、マーク等の情報を表示させる態様に限られず、エラーでない物品に対応する区画のみに文字列、記号、マーク等の情報を表示させることで、エラーである物品に対応する区画が認識可能となる態様をも含む。
以下、本実施形態の物品検査システム1の概略構成について、図1~5を参照して説明する。図1は、本実施形態の物品検査システム1の概略構成を示す図である。図2は、物品に貼付されるラベルPLの一例を示す図である。図3aは、ラベルPLが貼付された物品Pの斜視図である。図3bは、ラベルPLに印字されているQRコード(登録商標)に含まれるデータ(読み取りデータ)の構成例を示す図である。図4は、本実施形態の物品検査システム1において使用されるケース6の正面図である。図5は、図4に示すケース6に物品Pが配置された状態を示す図である。
リーダ4は、ケース6に含まれる複数の物品Pに表示されている2次元コード10(識別情報の一例;後述する)を同時に、あるいは一括して読み取るコードリーダである。2次元コード10の種類を特に限定するものではないが、2次元コード10として例えばQRコード(登録商標)が挙げられる。
なお、本実施形態では、バーコードスキャナ5は必ずしも必須ではない。例えば、手配伝票が手配番号と物品Pの総数が印字されている場合、情報処理装置2に対する手配番号と物品Pの総数の直接的な入力に基づいてデータが情報処理装置2内に取り込まれるように構成してもよい。
図2において、ラベルPLの表側に示した仮想線L1,L2は、ラベルPLを物品Pに貼付するときの基準となる位置を示している。仮想線L1,L2において山折りとなるようにして、図3aに示すように、ラベルPLが物品Pに貼付される。
次に、図6~8を参照して、本実施形態の物品検査システム1の各部の構成について説明する。図6は、本実施形態の物品検査システム1のシステム構成を示すブロック図である。図7は、スキャンデータの構成例を示す図である。図8は、手配管理データの構成例を示す図である。
制御部41は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory))を含み、リーダ4の動作を制御する。マイクロコンピュータは、リーダ4の起動時にROMに記憶されているプログラムを読み出して実行する。
撮像部42は、発光部と受光部を備える。発光部は、例えばLED(Light Emitting Diode)光源を含み、読み取り対象であるケース6の前面に対して光を照射する。受光部は、例えば所定の画素数のCMOSイメージセンサを含み、発光部によって照射されたケース6の前面の画像を取得する。
通信部43は、情報処理装置2と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
制御部41は、撮像部42によって取得された、ケース6の前面の画像(以下、適宜「取得画像」という。)に基づいて、少なくとも以下の(a1), (a2), (a3)の読み取り処理を実行する。
(a1) 取得画像から50個の区画ごとの画像(以下、適宜「区画画像」という。)を切り出す処理
(a2) 各区画画像に含まれる2次元コード10の画像から、2次元の2値化画像を得る処理
(a3) 2値化画像からコード規格に従ってデータ(すなわち、図3bの読み取りデータ)を取得する処理(デコード処理)
制御部41は、特定の区画の2次元コード10に対して読み取り成功と判定した場合、当該区画の2次元コード10のマッチングレベルの値を記録する。マッチングレベルとは、2次元コード10の読み取りに成功した場合にどれだけ読み取り易かったかの程度を示す照合度合いを示す値である。マッチングレベルは0~100の範囲の値であり、最も照合度合いが良好である場合にマッチングレベルが100となる。例えば2次元コード10の印字品質が低く、あるいは発光部が照射する光の照度が低い等の理由で当該2次元コード10の画像のコントラストが低い場合には、マッチングレベルが低くなる。
図7に示す例では、スキャンデータは、ケース6の区画M(1,1)~M(10,5)の各々に対して、上記デコード処理によって取得した読み取りデータ(図3bを参照)と、マッチングレベルと、区画画像の画像ファイルとから構成される。画像ファイルは、例えばビットマップ形式のファイルであるが、他の形式のファイルであってもよい。
なお、読み取り処理の結果、読み取り失敗であると判定された場合には、対応する区画について読み取りデータおよびマッチングレベルのデータは作成されない。
制御部51は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、バーコードスキャナ5の動作を制御する。マイクロコンピュータは、バーコードスキャナ5の起動時にROMに記憶されているプログラムを読み出して実行する。
読取部52は、リーダ4の撮像部42と同様の構成を備え、制御部51による制御の下、走査対象のバーコードからデータを読み取る。
通信部53は、読取部52によって読み取られたデータを情報処理装置2に供給するために、情報処理装置2と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
制御部21は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、情報処理装置2の動作を制御する。マイクロコンピュータは、情報処理装置2の起動時にROMに記憶されている検査プログラムを読み出して実行する。
図8に示す例では、手配管理データは、手配番号ごとに、物品の品名(例えば「工具A」)、品番(例えば「1234」)、ケース単位個数(例えば「50」)、および、撮影範囲番号(例えば「2」)の各データからなる。
既に述べたように、品番は、物品を特定する番号(例えば、型番やシリアル番号等)を示し、ケース単位個数は、ケース6に収容可能な物品Pの数を示す。
撮影範囲番号は、ケース6の前面の大きさに応じて決められている番号(例えば、1~4のいずれかの値)であり、リーダ4による撮像範囲を、撮像対象であるケース6の前面の大きさに応じて切り替えるために用いられる番号である。撮影範囲番号は、情報処理装置2からリーダ4に送信されるスキャン指示に含まれる。
表示部24は、表示パネル(図示せず)と、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、例えば検査プログラムの実行結果を表示する。
通信部25は、プリンタ3、リーダ4およびバーコードスキャナ5と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
(b1) バーコードスキャナ5によって読み取られた手配データに含まれる手配番号をキーとして手配管理データを検索し、手配番号が手配管理データに含まれているか否か判断する処理
(b2) 通信部25を介してリーダ4に対してスキャン指示を送信し、リーダ4からスキャンデータ(図7参照)を受信する処理
(b3) スキャンデータに基づき複数の区画の各々の読み取り結果の正常、またはエラーを判断する処理
(b4) ケース6の前面の複数の区画に対応付けて分けられた複数の区画を表示部24に表示させる処理であって、表示させる複数の区画は、読み取り結果がエラーである区画が識別可能となるようにする処理
(b5) 複数の区画に対する(b2)~(b4)の処理を、物品Pの総数についての検査が終了するまで、繰り返し実行する処理
制御部21による読み取り結果のエラー種類は、例えば以下の3個のエラー種類E1~E3である。なお、エラー種類E1またはE2は第1のエラー種類の一例であり、エラー種類E3は第2のエラー種類の一例である。
E1:リーダ4において2次元コード10に対する読み取り結果が読み取り失敗である(つまり、読み取り不可である)ことを原因とするエラー種類
E2:リーダ4において2次元コード10に対する読み取り時のマッチングレベルが所定値以下であることを原因とするエラー種類
E3:リーダ4において2次元コード10に対する読み取り結果は読み取り成功であるが、読み取りデータが所定の情報(予定されたデータ)ではないことを原因とするエラー種類
制御部31は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、プリンタ3の動作を制御する。マイクロコンピュータは、プリンタ3の起動時にROMに記憶されているファームウェアを読み出して実行する。
表示部34は、表示パネル(図示せず)と、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、例えば検査プログラムの実行結果を表示する。
通信部37は、情報処理装置2と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
モータ駆動部35は、制御部31からの搬送要求に応じて、当該搬送要求によって指定される搬送方向(順方向あるいは逆方向)および搬送量でラベル連続体を搬送させる。指定された搬送方向および搬送量は、例えばステッピングモータの回転方向およびステップ数に対応している。モータ駆動部35は、当該回転方向およびステップ数に基づいてステッピングモータを駆動する。
次に、本実施形態の物品検査システム1の処理について、図9~14を参照して説明する。
図9は、本実施形態の物品検査システム1において実行されるシーケンスチャートである。図10は、情報処理装置2において実行されるフローチャートである。図11~14は、それぞれ、情報処理装置2に表示される画面の一例を示す図である。
先ず、情報処理装置2がリーダ4からスキャンデータを取得するまでの処理について、図9のシーケンスチャートを参照して説明する。
この例示的な処理では、本実施形態の物品検査システム1において、4万個の物品Pの各々に付された2次元コード10を検査する。4万個の物品Pは、検査のために50個ずつケース6にセットされる。すなわち、図5に示したように、各物品Pに貼付されている2次元コード10がケース6の前面を向くように、50個の物品Pを縦10×横5の50個の区画M(1,1)~M(10,5)の各々に配置する。
図11の画面G1は、検査開始画面の一例である。なお、検査開始画面G1において作業者コードは、作業者であるユーザを特定する識別情報であるが、予め情報処理装置2に登録済みであるとする。登録済みの作業者コードが参照されて検査開始画面G1に反映される。検査開始画面G1には、検査を開始させるための開始ボタンbsを含む。
図12に示すように、検査画面G2は、検査結果表示領域70、検査対象表示領域71、および、検査進捗表示領域72を含む。
検査進捗表示領域72は、物品Pの4万個の検査の進捗状況を示す棒状のインジケータを含む。前述したように、4万個の物品Pを50個ずつ検査するため、50個の物品Pの検査が終了する度にインジケータが示す位置が変化する。
撮影ボタンb1は、リーダ4に対してスキャン指示を行うためのボタンである。次ボタンb2は、次の50個の物品Pの検査に移行するためのボタンである。発行ボタンb3は、プリンタ3に対してラベルPLの発行指示を行うためのボタンである。強制終了ボタンb4は、物品Pの検査を途中で強制的に終了させるボタンである。
リーダ4はスキャン指示を受信すると、スキャン指示に含まれる撮影範囲番号に基づいて撮影範囲をケース6の前面の大きさに応じて切り替えてケース6の前面の画像を取得するとともに読み取り処理を実行し(ステップS28)、スキャンデータを生成する。スキャンデータには、図7に示したように、ケース6の前面の画像に含まれるケース6の区画ごとの読み取り結果が含まれている。リーダ4は情報処理装置2に対してスキャンデータを送信する(ステップS30)。
スキャンデータを受信した情報処理装置2は、図10のフローチャートに詳述する、スキャンデータに対するデータ処理を実行する(ステップS32)。
次に、スキャンデータに対するデータ処理(ステップS32)の詳細な処理について、図10のフローチャートを参照する。
図10を参照すると、情報処理装置2は、リーダ4から受信したスキャンデータに基づいて、50個の区画ごとに読み取り結果の正常またはエラーの判断を行う(ステップS300)。読み取り結果の正常またはエラーの判断は、例えば以下のとおりである。
読み取りデータに含まれる手配番号、ケース単位個数、品番のいずれかのデータが手配管理データの対応するデータと一致しない場合、または、読み取りデータに含まれる製造年月のデータが。検査プログラムが管理する日時を基準として過去1ヶ月以内ではない場合には、読み取りデータが予定されたデータではないとして、読み取り結果がエラー(エラー種類E3)であると判断される。
エラー種類E3ではないが、読み取りデータに含まれるマッチングレベルの値が所定値(例えば、80)以下である場合、読み取り結果がエラー(エラー種類E2)であると判断される。
エラー種類E1~E3のいずれにも該当しない場合には、読み取り結果が正常であると判断される。
なお、マッチングレベルの統計値として最高点、最低点、平均点を表示することは一例に過ぎず、統計値はこれらの値に限定されない。他の統計値としてマッチングレベルの標準偏差を表示してもよい。
図13のOK画面G3では、検査結果表示領域70の各区画に何も表示されない。
図14の画面G4はエラー画面の一例である。図14のエラー画面G4は、OK画面と同様に全体結果表示領域73を含むとともに、エラー詳細表示領域74をさらに含む。エラー詳細表示領域74は、エラーの詳細を表示する領域である。
エラー詳細表示領域74は、読み取り結果がエラーと判断されたケース6の4個の区画M(10,1),M(4,2),M(10,3),M(2,5)と、そのエラー種類と、マッチングレベルの値とが対応付けられて表示される。読み取り結果がエラーと判断されたケース6の区画ごとにマッチングレベルの値を表示することでユーザは、エラーと判断された各区画に配置された物品Pの2次元コード10に対する照合度合いの悪さの程度を定量的に把握することができる。
図14の例とは異なり、該当する区画にエラー種類の内容を表示せずに単にエラーであることを示す文字列を表示してもよいが、該当する区画にエラー種類を表示することで、ユーザがエラー種類ごとの多さや頻度を直ちに視覚的に認識可能となる利点がある。
図10のフローチャートに示すように、情報処理装置2は、ステップS316の後に再度図9のステップS22に戻り検査画面を表示する。そこでユーザは、ラベル貼り替え後の50個の物品Pを再度検査する処理を行う(ステップS24:YES)。図9のステップS22~S32の処理は、50個の物品PのラベルPLに対する読み取り結果がすべて正常となるまで繰り返し行われる。
上記例とは異なり、検査対象である物品の総数が、一度に撮影可能な物品の数で割り切れない場合には、最終回の検査は端数(上記例では、50未満の数)の物品をケースに配置して検査を行うことになる。その場合、自動的に端数を判定することが好ましい。例えばステップS300の後に、累積数を更新し、更新後の累積数が総数と一致するか否かを判定し、一致する場合には最終回の端数分の検査であると判断することができる。最終回の端数分の検査では、端数分の区画のみを対象としてステップS302以降の処理を行うようにする。
そのため、識別情報としての2次元コード10が付された複数の物品から読み取り結果がエラーとなる物品を容易に特定することができる。
例えば、本実施形態の物品検査システム1は、バーコードスキャナ5を利用して手配データをバーコードスキャナ5から情報処理装置2に送信するが、その限りではない。つまり、物品検査システム1は、バーコードスキャナ5を備えていなくてもよい。その場合には、情報処理装置2の操作入力部23を介した操作入力(例えば、ユーザによるキーボードによる入力)によって、図11の手配番号および総数のデータを情報処理装置2が得るように構成してもよい。
上述した実施形態では、図4に示したように、マトリクス状に複数の物品が配列されるような配列規則を例示したが、配列規則はその限りではない。例えば、ケースの区画枠体の形状は矩形でなくてもよく、様々な形態を採りうる。その場合、各列に配置される物品の数は同数でなくてもよいし、各行に配置される物品の数は同数でなくてもよい。
2…情報処理装置
3…プリンタ
4…リーダ
41…制御部
42…撮像部
43…通信部
5…バーコードスキャナ
51…制御部
52…読取部
53…通信部
6…ケース
61…外枠体
62…区画枠体
10…2次元コード
21…制御部
22…ストレージ
23…操作入力部
24…表示部
25…通信部
31…制御部
32…ストレージ
33…操作入力部
34…表示部
35…モータ駆動部
36…ヘッド駆動部
37…通信部
P…物品
V…手配伝票
PL…ラベル
As…粘着面
Ps…印字面
M,m…区画
L1,L2…仮想線
G1~G4…画面
70…検査結果表示領域
71…検査対象表示領域
72…検査進捗表示領域
73…全体結果表示領域
74…エラー詳細表示領域
bs,b1~b4…ボタン
bc…バーコード
Claims (7)
- 識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査システムであって、
前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取るリーダと、
前記リーダで読み取った結果が表示される表示部と、
前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして前記表示部に表示させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによる識別情報の読み取りが不可であることを示すエラー種類、または、前記リーダによる識別情報の読み取りの照合度合いが所定値以下であることを示すエラー種類のうち少なくとも一つの第1のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第1のエラー種類を識別可能に表示させる、
物品検査システム。 - 識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査システムであって、
前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取るリーダと、
前記リーダで読み取った結果が表示される表示部と、
前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして前記表示部に表示させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによって読み取られた識別情報が所定の情報ではないことを示す第2のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第2のエラー種類を識別可能に表示させる、
物品検査システム。 - 前記制御部は、ユーザによる操作入力に基づいて前記所定値を設定する、
請求項1に記載された物品検査システム。 - 前記制御部は、前記複数の物品に対する前記リーダによる前記識別情報の読み取りの照合度合いの統計値を表示させる、
請求項1に記載された物品検査システム。 - 前記物品の表面には、前記識別情報が印字された印字媒体が貼付されている、
請求項1から4のいずれか1項に記載された物品検査システム。 - 前記印字媒体を発行するプリンタを備え、
前記制御部は、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する識別情報が印字された印字媒体を発行するように前記プリンタを制御する、
請求項5に記載された物品検査システム。 - 識別情報が付され所定の配列規則に従って配置された複数の物品を検査する物品検査方法であって、
リーダが、前記複数の物品の各々に表示されている前記識別情報を同時に読み取り、
前記複数の物品が配置された位置に対応付けて分けられた複数の区画を、前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品に対応する区画が識別可能となるようにして表示装置に表示させる、
物品検査方法であって、
前記リーダによる読み取り結果がエラーである物品のエラー種類が、前記リーダによる識別情報の読み取りが不可であることを示すエラー種類、または、前記リーダによる識別情報の読み取りの照合度合いが所定値以下であることを示すエラー種類のうち少なくとも一つの第1のエラー種類である場合、前記エラーである物品に対応する区画に前記第1のエラー種類を識別可能に表示させる、
物品検査方法。
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