JP7180384B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換装置に関し、特に、トランス部を備える電力変換装置に関する。
従来、トランス部を備える電力変換装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、電線巻物部品(トランス部)を備える鉄道車両用電力変換装置が開示されている。この鉄道車両用電力変換装置では、電力変換用の半導体素子に電気的に接続される電線巻物部品(トランス部)が、半導体素子を冷却するための半導体冷却ユニットに装着されている。また、この鉄道車両用電力変換装置では、半導体冷却ユニットは、平板状の受熱部と、受熱部に接続される複数の放熱フィンとを含む。また、受熱部の放熱フィンが設けられる側とは反対側(上面)には、半導体素子が載置されている。また、半導体冷却ユニットには、複数の放熱フィンのうちの一部が取り除かれるように形成された隙間が設けられている。そして、この隙間に、電線巻物部品が配置されている。また、電線巻物部品は、平板状の受熱部の放熱フィンが設けられる側(下面)に密着するように配置されている。
また、上記特許文献1の受熱部には、貫通孔が設けられている。そして、電線巻物部品には、受熱部の貫通孔を介して半導体素子側(上方側)に延びる端子が設けられている。また、半導体素子には、端子が設けられている。電線巻物部品の端子の先端の高さ位置と、半導体素子の端子の先端の高さ位置とは、略同じである。そして、電線巻物部品の端子の先端と、半導体素子の端子の先端とが、電気接続導体によって電気的に接続されている。
特開2002-315114号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載される鉄道車両用電力変換装置では、電線巻物部品が受熱部の放熱フィンが設けられる側(下面)配置されているため、電線巻物部品と半導体素子とを接続する配線(経路)の長さが比較的大きくなる。このため、配線のインダクタンスが増大することに起因して、損失(電流が熱に変わってしまうという損失)が大きくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、配線のインダクタンスが増大することに起因して、損失が大きくなるのを抑制することが可能な電力変換装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、入力された直流電圧を交流電圧に変換する直流交流変換部と、直流交流変換部からの交流電圧が入力され、第1巻線と第2巻線とを有するトランス部と、直流交流変換部に対して積層されるように配置され、直流交流変換部と第1巻線とを電気的に接続する第1導体と、トランス部の第2巻線から出力される交流電圧を直流電圧に変換する整流部と、整流部に対して積層されるように配置され、第2巻線と整流部とを電気的に接続する第2導体と、直流交流変換部に対して第1導体とは反対側に積層されるように配置され、直流交流変換部からの発熱を放熱する第1冷却部と、第1冷却部と離間した状態で配置されるとともに整流部に対して第2導体とは反対側に積層されるように配置され、整流部からの発熱を放熱する第2冷却部とを備え、トランス部は、第1冷却部と第2冷却部との間に配置されているとともに、トランス部の少なくとも一部は、第1冷却部および第2冷却部よりも第1導体および第2導体に近い位置に配置されている。
この発明の一の局面による電力変換装置では、上記のように、トランス部は、第1冷却部と第2冷却部との間に配置されているとともに、トランス部の少なくとも一部は、第1冷却部および第2冷却部よりも第1導体および第2導体に近い位置に配置されている。これにより、トランス部の少なくとも一部と、第1導体および第2導体との間の距離が比較的短くなる。その結果、直流交流変換部とトランス部とを電気的に接続する配線(経路)の長さと、整流部とトランス部とを電気的に接続する配線(経路)の長さとを小さくすることができる。これにより、配線のインダクタンスが増大することに起因して、損失が大きくなるのを抑制することができる。その結果、配線のインダクタンスが増大することに起因して、サージ電圧が増加するのを抑制することができる。また、冷却部に設けられる複数の放熱フィン部のうちの一部を取り除く加工処理を行うとともに、放熱フィン部が取り除かれた隙間にトランス部を配置する場合と異なり、第1冷却部と第2冷却部とを加工する必要はない。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、トランス部は、第1冷却部の直流交流変換部が積層される側の面、および、第2冷却部の整流部が積層される側の面よりも、第1導体および第2導体が配置されている側に突出するように配置されている。このように構成すれば、トランス部を第1導体および第2導体に近づけることができる。その結果、容易に、直流交流変換部とトランス部とを電気的に接続する配線(経路)の長さと、整流部とトランス部とを電気的に接続する配線(経路)の長さとを小さくすることができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、直流交流変換部、第1導体、整流部および第2導体が収納される筐体をさらに備え、第1冷却部および第2冷却部は、筐体の一の面側に配置されており、第1冷却部および第2冷却部が配置される筐体の一の面には、第1冷却部と第2冷却部との間に対応する位置にトランス部が挿入される開口部が設けられており、トランス部の少なくとも一部は、開口部を介して筐体の中央部側に配置されている。このように構成すれば、トランス部の少なくとも一部を、開口部を介して、第1導体および第2導体に容易に近づけることができる。
この場合、好ましくは、トランス部の第1巻線の少なくとも一部および第2巻線の少なくとも一部は、開口部を介して筐体の中央部側に配置されている。このように構成すれば、トランス部の第1巻線および第2巻線が筐体(開口部)の外部に配置されている場合と比べて、トランス部を、第1導体および第2導体により近づけることができる。
上記筐体を備える電力変換装置において、好ましくは、トランス部の第1巻線に設けられる第1接続端子と、トランス部の第2巻線に設けられる第2接続端子と、トランス部の筐体に挿入される側の面を覆うように設けられるとともに、開口部に挿入されるカバー部材とをさらに備え、カバー部材には、第1接続端子が挿通される第1孔部と、第2接続端子が挿通される第2孔部とが設けられている。このように構成すれば、筐体の内部とトランス部とをカバー部材によって分離することができる。これにより、筐体の内部にトランス部が配置されることに起因して、筐体から発生した熱によって筐体の内部の温度が上昇するのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、第1接続端子の一方端側は、第1巻線に接続されるとともに、他方端側には第1導体に締結するための第1締結孔が設けられており、第2接続端子の一方端側は、第2巻線に接続されるとともに、他方端側には第2導体に締結するための第2締結孔が設けられている。このように構成すれば、第1導体と第1接続端子とを締結することにより、容易に、直流交流変換部と第1巻線とを電気的に接続することができる。また、第2導体と第2接続端子とを締結することにより、容易に、整流部と第2巻線とを電気的に接続することができる。
上記第1接続端子および第2接続端子を備える電力変換装置において、好ましくは、第1接続端子は、略I字形状または略L字形状を有しており、第2接続端子は、略I字形状または略L字形状を有している。このように構成すれば、第1接続端子および第2接続端子の形状が略I字形状の場合、第1接続端子および第2接続端子の長さが比較的小さくなる。これにより、直流交流変換部とトランス部とを電気的に接続する配線(経路)の長さと、整流部とトランス部とを電気的に接続する配線(経路)の長さとをより小さくすることができる。また、第1接続端子および第2接続端子の形状が略L字形状の場合、略L字形状の第1接続端子(第2接続端子)の上方に第1導体(第2導体)を安定した状態で配置することができる。
上記筐体を備える電力変換装置において、好ましくは、カバー部材の筐体に挿入される側とは反対側には、開口部の外縁部に当接するフランジ部が設けられており、開口部の外縁部には、開口部の外縁部とフランジ部とを固定する固定部材が挿通される第3孔部が設けられているとともに、フランジ部には、固定部材が挿通される第4孔部が設けられている。このように構成すれば、筐体とカバー部材とを固定部材によって固定することができる。その結果、外気が筐体の内部に侵入するのを抑制することができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、直流交流変換部、トランス部、整流部、第1導体、第2導体、第1冷却部、および、第2冷却部を含む電力変換装置本体部をさらに備え、電力変換装置本体部は、鉄道車両に配置されており、第1冷却部および第2冷却部は、それぞれ、複数の放熱フィン部を含み、複数の放熱フィン部は、鉄道車両の走行方向に沿うように配置されている。このように構成すれば、複数の放熱フィン部は、鉄道車両の走行方向に沿うように配置されているので、走行風によって、複数の放熱フィン部からの放熱を効率的に行うことができる。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、直流交流変換部と整流部とのうちの少なくとも一方は、ワイドバンドギャップ半導体素子を含む。ここで、ワイドバンドギャップ半導体素子は、比較的高速に動作させることが可能である一方、高速の動作に起因して発熱量が大きくなる場合がある。そこで、配線のインダクタンス(抵抗)を小さくすることは、発熱量を低減する点において特に有効である。
本発明によれば、上記のように、配線のインダクタンスが増大することに起因して、損失が大きくなるのを抑制することができる。
一実施形態による電力変換装置の回路図である。 図5の400-400線に沿った断面図である。 一実施形態による電力変換装置の上面図である。 一実施形態による第1導体(第2導体)の断面図である。 一実施形態による電力変換装置の下面図である。 一実施形態による第1接続端子(第2接続端子)の斜視図である。 一実施形態によるカバー部材の斜視図である。 一実施形態によるカバー部材と第1導体とが接続されている部分の断面図である。 変形例による第1接続端子(第2接続端子)の斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[本実施形態]
図1~図8を参照して、本実施形態による電力変換装置100の構成について説明する。電力変換装置100は、蓄電池200から入力される直流電圧を所望の電圧に変換して、直流負荷201に出力するように構成されている。
(電力変換装置の回路構成)
図1に示すように、電力変換装置100の入力部101には、蓄電池200が接続されている。また、電力変換装置100の出力部102には、直流負荷201が接続されている。
また、電力変換装置100には、1次側回路1と2次側回路2とが設けられている。また、1次側回路1と2次側回路2との間には、トランス部3が設けられている。トランス部3は、たとえば、高周波絶縁トランスから構成されている。
電力変換装置100の1次側回路1には、入力フィルタコンデンサ4が設けられている。入力フィルタコンデンサ4は、入力部101と、後述する直流交流変換部10との間に配置されている。入力フィルタコンデンサ4は、入力された直流電圧のノイズを除去するように構成されている。
また、1次側回路1には、直流交流変換部10が設けられている。直流交流変換部10は、入力された直流電圧を交流電圧(高周波交流電圧)に変換するように構成されている。具体的には、直流交流変換部10は、第1スイッチングモジュール11と第2スイッチングモジュール12とを含む。第1スイッチングモジュール11および第2スイッチングモジュール12は、それぞれ、互いに直列接続された2つのスイッチング素子10aにより構成されている。ここで、本実施形態では、スイッチング素子10aは、ワイドバンドギャップ半導体素子からなる。なお、ワイドバンドギャップ半導体素子とは、比較的大きい(シリコンのバンドギャップよりも大きい)バンドギャップを有する半導体素子を意味する。また、第1スイッチングモジュール11と第2スイッチングモジュール12とは、互いに並列に接続されている。
トランス部3は、直流交流変換部10からの交流電圧が入力される。また、トランス部3は、第1巻線3a(1次側の巻線)と、第2巻線3b(2次側の巻線)とを有する。第1巻線3aの一方端側は、第1スイッチングモジュール11の2つのスイッチング素子10aの接続点に電気的に接続されている。また、第1巻線3aの他方端側は、第2スイッチングモジュール12の2つのスイッチング素子10aの接続点に電気的に接続されている。また、入力フィルタコンデンサ4の正極側、第1スイッチングモジュール11の正極側、および、第2スイッチングモジュール12の正極側は、電気的に接続されている。また、入力フィルタコンデンサ4の負極側、第1スイッチングモジュール11の負極側、および、第2スイッチングモジュール12の負極側は、電気的に接続されている。
また、2次側回路2には、整流部20が設けられている。整流部20は、トランス部3の第2巻線3bから出力される交流電圧を直流電圧に変換するように構成されている。具体的には、整流部20は、第1ダイオードモジュール21と第2ダイオードモジュール22とを含む。第1ダイオードモジュール21および第2ダイオードモジュール22は、それぞれ、互いに直列に接続される2つのダイオード素子20aを含む。本実施形態では、ダイオード素子20aは、ワイドバンドギャップ半導体素子から構成されている。
また、2次側回路2には、出力フィルタコンデンサ5が設けられている。出力フィルタコンデンサ5は、出力部102と整流部20との間に配置されている。出力フィルタコンデンサ5は、出力される直流電圧のノイズを除去するように構成されている。
また、出力フィルタコンデンサ5の正極側、第1ダイオードモジュール21のカソード側、および、第2ダイオードモジュール22のカソード側は、電気的に接続されている。また、第2巻線3bの一方端側は、第1ダイオードモジュール21の2つのダイオード素子20aの接続点に電気的に接続されている。また、第2巻線3bの他方端側は、第2ダイオードモジュール22の2つのダイオード素子20aの接続点に電気的に接続されている。また、出力フィルタコンデンサ5の負極側、第1ダイオードモジュール21のアノード側、および、第2ダイオードモジュール22のアノード側は、電気的に接続されている。
(電力変換装置の具体的な構造)
次に、電力変換装置100の具体的な構造について説明する。
図2に示すように、電力変換装置100は、電力変換装置本体部100aを備えている。電力変換装置本体部100aは、直流交流変換部10、トランス部3、整流部20、第1導体30、第2導体40、第1冷却部50、および、第2冷却部60を含む。また、電力変換装置本体部100aは、鉄道車両210に配置されている。たとえば、電力変換装置本体部100aは、鉄道車両210の下面211(Z2方向側)に配置されている。なお、図2では、紙面に直交する方向(Y方向)が、鉄道車両210の走行方向に対応する。
また、直流交流変換部10および整流部20は、X方向に隣り合うように配置されている。また、図3に示すように、直流交流変換部10の第1スイッチングモジュール11および第2スイッチングモジュール12は、Y方向に隣り合うように配置されている。また、整流部20の第1ダイオードモジュール21および第2ダイオードモジュール22は、Y方向に隣り合うように配置されている。また、直流交流変換部10の発熱量および整流部20の発熱量は、比較的大きい。
図2に示すように、第1導体30は、直流交流変換部10に対して、Z1方向側(上方側)に積層されるように配置されている。また、第1導体30は、直流交流変換部10と第1巻線3aとを電気的に接続する。図4に示すように、第1導体30は、複数の金属板部分31と、複数の金属板部分31同士を絶縁するための絶縁板部分32とにより構成されている。
そして、第1巻線3aの一方端側と、第1スイッチングモジュール11の2つのスイッチング素子10aの接続点とが、複数の金属板部分31のいずれかの金属板部分31により電気的に接続されている。また、第1巻線3aの他方端側と、第2スイッチングモジュール12の2つのスイッチング素子10aの接続点とが、いずれかの金属板部分31により電気的に接続されている。また、入力フィルタコンデンサ4の正極側、第1スイッチングモジュール11の正極側、および、第2スイッチングモジュール12の正極側が、いずれかの金属板部分31により、電気的に接続されている。また、入力フィルタコンデンサ4の負極側、第1スイッチングモジュール11の負極側、および、第2スイッチングモジュール12の負極側が、いずれかの金属板部分31により、電気的に接続されている。
また、図2に示すように、第1導体30は、平板形状で、かつ、Y方向側からみて、略L字形状に屈曲した形状を有する。そして、略L字形状に屈曲した第1導体30のZ1方向側には、入力フィルタコンデンサ4が電気的に接続されている。また、略L字形状に屈曲した第1導体30のZ2方向側(下面30a)に、直流交流変換部10が電気的に接続されている。なお、第1導体30と、入力フィルタコンデンサ4および直流交流変換部10とは、たとえば、ネジ部材6により固定されている。
第1冷却部50は、直流交流変換部10に対して第1導体30とは反対側(Z2方向側)に積層されるように配置されている。また、第1冷却部50は、直流交流変換部10からの発熱を放熱するように構成されている。具体的には、第1冷却部50は、平板形状の板状部分51と、板状部分51から下方に延びる複数の放熱フィン部52を含む。直流交流変換部10は、板状部分51の上側の面50aに載置されている。また、板状部分51は、電力変換装置100の筐体70に設けられた開口部71を介して、筐体70の内部側に露出している。そして、筐体70内に露出した板状部分51に直流交流変換部10が載置されている。また、放熱フィン部52によって、直流交流変換部10から発生する熱を、効率的に、大気中に放熱することが可能になる。
第2導体40は、整流部20に対して、Z1方向側(上方側)に積層されるように配置されている。また、第2導体40は、整流部20と第2巻線3bとを電気的に接続する。図4に示すように、第2導体40は、第1導体30と同様に、複数の金属板部分31と、複数の金属板部分31同士を絶縁するための絶縁板部分32とにより構成されている。
そして、出力フィルタコンデンサ5の正極側、第1ダイオードモジュール21のカソード側、および、第2ダイオードモジュール22のカソード側とは、複数の金属板部分31のいずれかの金属板部分31により、電気的に接続されている。また、第2巻線3bの一方端側と、第1ダイオードモジュール21の2つのダイオード素子20aの接続点とは、いずれかの金属板部分31により、電気的に接続されている。また、第2巻線3bの他方端側と、第2ダイオードモジュール22の2つのダイオード素子20aの接続点とは、いずれかの金属板部分31により、電気的に接続されている。また、出力フィルタコンデンサ5の負極側、第1ダイオードモジュール21のアノード側、および、第2ダイオードモジュール22のアノード側は、いずれかの金属板部分31により、電気的に接続されている。
また、図2に示すように、第2導体40は、平板形状で、かつ、Y方向側からみて、略L字形状に屈曲した形状を有する。そして、略L字形状に屈曲した第2導体40のZ1方向側には、出力フィルタコンデンサ5が電気的に接続されている。また、略L字形状に屈曲した第2導体40のZ2方向側(下面40a)に、整流部20が電気的に接続されている。なお、第2導体40と、出力フィルタコンデンサ5および整流部20とは、たとえば、ネジ部材6により固定されている。
第2冷却部60は、整流部20に対して第2導体40とは反対側(Z2方向側)に積層されるように配置されている。また、第2冷却部60は、整流部20からの発熱を放熱するように構成されている。具体的には、第2冷却部60は、平板形状の板状部分61と、板状部分61から下方に延びる複数の放熱フィン部62を含む。整流部20は、板状部分61の上側の面60aに載置されている。また、板状部分61は、電力変換装置100の筐体70に設けられた開口部72を介して、筐体70の内部側に露出している。そして、筐体70内に露出した板状部分61に整流部20が載置されている。また、放熱フィン部62によって、整流部20から発生する熱を、効率的に、大気中に放熱することが可能になる。
ここで、本実施形態では、図5に示すように、複数の放熱フィン部52、および、複数の放熱フィン部62は、鉄道車両210の走行方向(Y方向)に沿うように配置されている。また、放熱フィン部52、および、放熱フィン部62は、Y方向に沿う平板形状を有する。
また、第2冷却部60は、第1冷却部50と離間した状態で配置されている。具体的には、第1冷却部50と第2冷却部60とは、第1冷却部50と離間した状態で、X方向に並ぶように配置されている。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、トランス部3は、第1冷却部50と第2冷却部60との間に配置されている。具体的には、第1冷却部50とトランス部3と第2冷却部60とは、この順で、X方向に隣り合うように配置されている。そして、トランス部3の少なくとも一部は、第1冷却部50および第2冷却部60よりも第1導体30および第2導体40に近い位置に配置されている。具体的には、トランス部3は、第1冷却部50の直流交流変換部10が積層される側の面50a、および、第2冷却部60の整流部20が積層される側の面60aよりも、第1導体30および第2導体40が配置されている側に突出するように配置されている。これにより、Z方向に沿った、第1導体30とトランス部3の筐体70に挿入される側の面(面3c)との間の距離L1は、Z方向に沿った、第1導体30と第1冷却部50との間の距離L2よりも小さい。また、Z方向に沿った、第2導体40と、トランス部3(面3c)との間の距離L3は、Z方向に沿った、第2導体40と第2冷却部60との間の距離L4よりも小さい。
具体的には、トランス部3の面3cは、第1冷却部50の直流交流変換部10が積層される板状部分51のZ1方向側の面50aよりも、Z1方向側に配置されている。同様に、トランス部3の面3cは、第2冷却部60の整流部20が積層される板状部分61のZ1方向側の面60aよりも、Z1方向側に配置されている。
また、電力変換装置100は、直流交流変換部10、第1導体30、整流部20および第2導体40が収納される筐体70を備えている。筐体70は、たとえば、金属からなる。また、筐体70は、箱形状を有する。そして、本実施形態では、第1冷却部50および第2冷却部60は、筐体70の下面73側に配置されている。そして、筐体70の下面73には、第1冷却部50と第2冷却部60との間に対応する位置に、トランス部3が挿入される開口部74が設けられている。そして、トランス部3の少なくとも一部は、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている。なお、下面73は、特許請求の範囲の「筐体の一の面」の一例である。
具体的には、開口部74は、略四角形形状を有する。そして、トランス部3の上部が、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている。なお、トランス部3の面3cの高さ位置h1は、直流交流変換部10の上面10bの高さ位置h2、および、整流部20の上面20bの高さ位置h3よりも低い。また、トランス部3の面3cの高さ位置h1は、第1導体30の下面30aの高さ位置h4、および、第2導体40の下面40aの高さ位置h5よりも低い。
また、本実施形態では、トランス部3の第1巻線3aの少なくとも一部および第2巻線3bの少なくとも一部は、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている。具体的には、トランス部3の第1巻線3aの上方側および第2巻線3bの上方側が、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている。
また、本実施形態では、トランス部3の第1巻線3aには、第1接続端子3dが設けられている。また、トランス部3の第2巻線3bには、第2接続端子3eが設けられている。第1接続端子3dと第2接続端子3eとは、同一の形状を有する。第1接続端子3dおよび第2接続端子3eは、導電性の部材(金属)により構成されている。また、図6に示すように、第1接続端子3dおよび第2接続端子3eは、略I字形状を有している。そして、第1接続端子3dの一方端側は、第1巻線3aに接続される。また、第1接続端子3dの他方端側には第1導体30に締結するためのネジ孔3fが設けられている。また、第1接続端子3dは、第1巻線3aの一方端側と他方端側とにそれぞれ設けられている。また、第2接続端子3eは、第2巻線3bの一方端側と他方端側とにそれぞれ設けられている。なお、ネジ孔3fは、特許請求の範囲の「第1締結孔」および「第2締結孔」の一例である。
具体的には、第1接続端子3dの一方端側は、略円筒形状を有している。そして、略円筒状の第1接続端子3dの一方端側の内部に第1巻線3aが挿入されるとともに、第1巻線3aが第1接続端子3dに対して圧着されている。また、第1接続端子3dの他方端側は、略円柱形状を有している。そして、略円柱形状の第1接続端子3dの他方端側にネジ孔3fが設けられている。また、第1接続端子3dと同様に、第2接続端子3eの一方端側は、第2巻線3bに接続される。また、第2接続端子3eの他方端側には第2導体40に締結するためのネジ孔3fが設けられている。
図2に示すように、第1接続端子3dと第1導体30とがネジ部材6により直接接続される。また、第2接続端子3eと第2導体40とがネジ部材6により直接接続される。これにより、トランス部3と第1導体30との間のインダクタンス、および、トランス部3と第2導体40との間のインダクタンスを低減することが可能になる。
また、本実施形態では、トランス部3の筐体70に挿入される側の面(面3c)を覆うようにカバー部材80が設けられている。また、カバー部材80は、筐体70の開口部74に挿入される。図7に示すように、カバー部材80には、第1接続端子3dが挿通される第1孔部81と、第2接続端子3eが挿通される第2孔部82とが設けられている。具体的には、カバー部材80は、平面視において(Z1方向側から見て)、開口部74と同様に、略四角形形状を有する。また、第1孔部81と第2孔部82とは、それぞれ、2つずつ設けられている。
また、本実施形態では、カバー部材80の筐体70に挿入される側とは反対側(Z2方向側)には、開口部74の外縁部に当接するフランジ部83が設けられている。そして、図2に示すように、開口部74の外縁部には、開口部74の外縁部とフランジ部83とを固定する固定部材7が挿通される孔部75が設けられている。また、フランジ部83には、固定部材7が挿通される孔部84(図7参照)が設けられている。孔部75と孔部84とは、それぞれ、4つずつ設けられている。また、トランス部3の台座部3gの四隅に、Z方向に延びるように、固定部材7が取り付けられている。固定部材7は、略円柱形状を有する。そして、カバー部材80が開口部74に挿入された状態で、固定部材7が、孔部75および孔部84を貫通する。そして、ネジ部材6が固定部材7に螺合されることにより、筐体70、カバー部材80およびトランス部3が固定される。これにより、筐体70の内部と外部とが、カバー部材80によって遮断される。なお、孔部75および孔部84は、それぞれ、特許請求の範囲の「第3孔部」および「第4孔部」の一例である。
また、図8に示すように、カバー部材80は、たとえば、金属などにより形成されている。そこで、カバー部材80の第1孔部81にブッシュなどの絶縁部材85が設けられる。そして、絶縁部材85により第1接続端子3dとカバー部材80とが絶縁される。同様に、ブッシュなどの絶縁部材85により、第2接続端子3eとカバー部材80とが絶縁される。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、トランス部3は、第1冷却部50と第2冷却部60との間に配置されているとともに、トランス部3の少なくとも一部は、第1冷却部50および第2冷却部60よりも第1導体30および第2導体40に近い位置に配置されている。これにより、トランス部3の少なくとも一部と、第1導体30および第2導体40との間の距離(L1およびL3)が比較的短くなる。その結果、直流交流変換部10とトランス部3とを電気的に接続する配線(経路)の長さと、整流部20とトランス部3とを電気的に接続する配線(経路)の長さとを小さくすることができる。これにより、配線のインダクタンスが増大することに起因して、損失が大きくなるのを抑制することができる。その結果、配線のインダクタンスが増大することに起因して、サージ電圧が増加するのを抑制することができる。また、冷却部に設けられる複数の放熱フィン部のうちの一部を取り除く加工処理を行うとともに、放熱フィン部が取り除かれた隙間にトランス部3を配置する場合と異なり、第1冷却部50と第2冷却部60とを加工する必要はない。
また、本実施形態では、上記のように、トランス部3は、第1冷却部50の直流交流変換部10が積層される側の面50a、および、第2冷却部60の整流部20が積層される側の面60aよりも、第1導体30および第2導体40が配置されている側に突出するように配置されている。これにより、トランス部3を第1導体30および第2導体40に近づけることができる。その結果、容易に、直流交流変換部10とトランス部3とを電気的に接続する配線(経路)の長さと、整流部20とトランス部3とを電気的に接続する配線(経路)の長さとを小さくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、トランス部3の少なくとも一部は、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている。これにより、トランス部3の少なくとも一部を、開口部74を介して、第1導体30および第2導体40に容易に近づけることができる。
また、本実施形態では、上記のように、トランス部3の第1巻線3aの少なくとも一部および第2巻線3bの少なくとも一部は、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている。これにより、トランス部3の第1巻線3aおよび第2巻線3bが筐体70(開口部74)の外部に配置されている場合と比べて、トランス部3を、第1導体30および第2導体40により近づけることができる。
また、本実施形態では、上記のように、トランス部3の筐体70に挿入される側の面3cを覆うように設けられるとともに開口部74に挿入されるカバー部材80を設ける。これにより、筐体70の内部とトランス部3とをカバー部材80によって分離することができる。その結果、筐体70の内部にトランス部3が配置されることに起因して、筐体70から発生した熱によって筐体70の内部の温度が上昇するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1接続端子3dの一方端側は、第1巻線3aに接続されるとともに、他方端側には第1導体30に締結するためのネジ孔3fが設けられている。第2接続端子3eの一方端側は、第2巻線3bに接続されるとともに、他方端側には第2導体40に締結するためのネジ孔3fが設けられている。これにより、第1導体30と第1接続端子3dとを締結することにより、容易に、直流交流変換部10と第1巻線3aとを電気的に接続することができる。また、第2導体40と第2接続端子3eとを締結することにより、容易に、整流部20と第2巻線3bとを電気的に接続することができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1接続端子3dは、略I字形状を有しており、第2接続端子3eは、略I字形状を有している。これにより、第1接続端子3dおよび第2接続端子3eの長さが比較的小さくなる。その結果、直流交流変換部10とトランス部3とを電気的に接続する配線(経路)の長さと、整流部20とトランス部3とを電気的に接続する配線(経路)の長さとをより小さくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、開口部74の外縁部には、開口部74の外縁部とフランジ部83とを固定する固定部材7が挿通される孔部75が設けられているとともに、フランジ部83には、固定部材7が挿通される孔部84が設けられている。これにより、筐体70とカバー部材80とを固定部材7に固定することができる。その結果、外気が筐体70の内部に侵入するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数の放熱フィン部52(複数の放熱フィン部62)は、鉄道車両210の走行方向に沿うように配置されている。これにより、複数の放熱フィン部52(複数の放熱フィン部62)は、鉄道車両210の走行方向に沿うように配置されているので、走行風によって、複数の放熱フィン部52(複数の放熱フィン部62)からの放熱を効率的に行うことができる。
また、本実施形態では、上記のように、直流交流変換部10と整流部20とのうちの少なくとも一方は、ワイドバンドギャップ半導体素子を含む。ここで、ワイドバンドギャップ半導体素子は、比較的高速に動作させることが可能である一方、高速の動作に起因して発熱量が大きくなる場合がある。そこで、配線のインダクタンス(抵抗)を小さくすることは、発熱量を低減する点において特に有効である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、電力変換装置本体部100aが鉄道車両210の下面211に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、電力変換装置本体部100aが鉄道車両210の側面に配置されていてもよい。この場合、第1冷却部50と第2冷却部60とが、Z方向に並ぶように配置される。また、この場合、放熱フィン部52および放熱フィン部62は、Z方向に沿うように配置されてもよい。
また、上記実施形態では、電力変換装置本体部100aが、鉄道車両210に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電力変換装置本体部100aは、鉄道車両210以外の機器に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、トランス部3の第1巻線3aの一部および第2巻線3bの一部が、開口部74を介して筐体70の中央部側に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、第1巻線3aおよび第2巻線3bが筐体70の外部に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、筐体70とは別個にカバー部材80が設けられている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、筐体70とカバー部材80とが一体的に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、第1接続端子3dおよび第2接続端子3eが略I字形状を有している例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、図9の変形例に示すように、第1接続端子303dおよび第2接続端子303eが、略L字形状を有していてもよい。これにより、第1接続端子303d(第2接続端子303e)の上方に第1導体30(第2導体40)を安定した状態で配置することができる。また、第1接続端子および第2接続端子のうちの一方が略I字形状を有するとともに、他方が略L字形状を有していてもよい。
また、上記実施形態では、直流交流変換部10と整流部20との両方が、ワイドバンドギャップ半導体素子から構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、直流交流変換部10と整流部20とのうちの一方(または、両方)が、ワイドバンドギャップ半導体素子以外の素子から構成されていてもよい。
3 トランス部
3a 第1巻線
3b 第2巻線
3d、303d 第1接続端子
3f ネジ孔(第1締結孔、第2締結孔)
3e、303e 第2接続端子
7 固定部材
10 直流交流変換部
20 整流部
30 第1導体
40 第2導体
50 第1冷却部
52、62 放熱フィン部
60 第2冷却部
70 筐体
73 下面(一の面)
74 開口部
75 孔部(第3孔部)
80 カバー部材
81 第1孔部
82 第2孔部
83 フランジ部
84 孔部(第4孔部)
100 電力変換装置
100a 電力変換装置本体部
210 鉄道車両

Claims (10)

  1. 入力された直流電圧を交流電圧に変換する直流交流変換部と、
    前記直流交流変換部からの交流電圧が入力され、第1巻線と第2巻線とを有するトランス部と、
    前記直流交流変換部に対して積層されるように配置され、前記直流交流変換部と前記第1巻線とを電気的に接続する第1導体と、
    前記トランス部の前記第2巻線から出力される交流電圧を直流電圧に変換する整流部と、
    前記整流部に対して積層されるように配置され、前記第2巻線と前記整流部とを電気的に接続する第2導体と、
    前記直流交流変換部に対して前記第1導体とは反対側に積層されるように配置され、前記直流交流変換部からの発熱を放熱する第1冷却部と、
    前記第1冷却部と離間した状態で配置されるとともに前記整流部に対して前記第2導体とは反対側に積層されるように配置され、前記整流部からの発熱を放熱する第2冷却部とを備え、
    前記トランス部は、前記第1冷却部と前記第2冷却部との間に配置されているとともに、前記トランス部の少なくとも一部は、前記第1冷却部および前記第2冷却部よりも前記第1導体および前記第2導体に近い位置に配置されている、電力変換装置。
  2. 前記トランス部は、前記第1冷却部の前記直流交流変換部が積層される側の面、および、前記第2冷却部の前記整流部が積層される側の面よりも、前記第1導体および前記第2導体が配置されている側に突出するように配置されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記直流交流変換部、前記第1導体、前記整流部および前記第2導体が収納される筐体をさらに備え、
    前記第1冷却部および前記第2冷却部は、前記筐体の一の面側に配置されており、
    前記第1冷却部および前記第2冷却部が配置される前記筐体の一の面には、前記第1冷却部と前記第2冷却部との間に対応する位置に前記トランス部が挿入される開口部が設けられており、
    前記トランス部の少なくとも一部は、前記開口部を介して前記筐体の中央部側に配置されている、請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記トランス部の前記第1巻線の少なくとも一部および前記第2巻線の少なくとも一部は、前記開口部を介して前記筐体の中央部側に配置されている、請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記トランス部の前記第1巻線に設けられる第1接続端子と、
    前記トランス部の前記第2巻線に設けられる第2接続端子と、
    前記トランス部の前記筐体に挿入される側の面を覆うように設けられるとともに、前記開口部に挿入されるカバー部材とをさらに備え、
    前記カバー部材には、前記第1接続端子が挿通される第1孔部と、前記第2接続端子が挿通される第2孔部とが設けられている、請求項3または4に記載の電力変換装置。
  6. 前記第1接続端子の一方端側は、前記第1巻線に接続されるとともに、他方端側には前記第1導体に締結するための第1締結孔が設けられており、
    前記第2接続端子の一方端側は、前記第2巻線に接続されるとともに、他方端側には前記第2導体に締結するための第2締結孔が設けられている、請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記第1接続端子は、略I字形状または略L字形状を有しており、
    前記第2接続端子は、略I字形状または略L字形状を有している、請求項5または6に記載の電力変換装置。
  8. 前記カバー部材の前記筐体に挿入される側とは反対側には、前記開口部の外縁部に当接するフランジ部が設けられており、
    前記開口部の前記外縁部には、前記開口部の前記外縁部と前記フランジ部とを固定する固定部材が挿通される第3孔部が設けられているとともに、前記フランジ部には、前記固定部材が挿通される第4孔部が設けられている、請求項5~7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記直流交流変換部、前記トランス部、前記整流部、前記第1導体、前記第2導体、前記第1冷却部、および、前記第2冷却部を含む電力変換装置本体部をさらに備え、
    前記電力変換装置本体部は、鉄道車両に配置されており、
    前記第1冷却部および前記第2冷却部は、それぞれ、複数の放熱フィン部を含み、
    前記複数の放熱フィン部は、前記鉄道車両の走行方向に沿うように配置されている、請求項1~8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記直流交流変換部と前記整流部とのうちの少なくとも一方は、ワイドバンドギャップ半導体素子を含む、請求項1~9のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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