JP7180267B2 - コイルユニット - Google Patents

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Description

本開示は、非接触での電力送電に用いるコイルユニットに関する。
特開2016-103589号公報(特許文献1)には、非接触充電システムに用いられる受電側コイルユニットおよび送電側コイルユニットが開示されている(以下、両者を特に区別する必要がない場合には、総称して「コイルユニット」と称する場合がある)。コイルユニットは、フェライトと、コイルと、コイルによって生成される電磁波を遮蔽するシールド板と、これらを収容する筐体とを含む。筐体は、金属製の筐体本体と、筐体本体を覆うように設けられた樹脂製の蓋体とによって構成されている。シールド板は、フェライトの第1主面に設けられ、コイルは、第1主面と反対側に位置するフェライトの第2主面に設けられる。
コイルの外周縁部は、フェライトの外周縁部よりも内側に位置されて、第2主面の外周部側が露出している。また、シールド板の外周部側には、フェライトの第1主面から離れるように段差部が設けられている。段差部が設けられることによって、第1主面の外周部側が露出している。
特開2016-103589号公報
近年、車両などにおいて、非接触で充電を行なう非接触充電システムにおける充電効率の向上が望まれている。非接触での充電効率を向上させるための方法の1つとして、非接触充電システムに用いられるコイルユニット間の結合係数を高めることが考えられる。非接触充電システムに特許文献1に開示されたコイルユニットが用いられる場合、たとえば、フェライトの第1主面の露出している部分(以下「露出部分」ともいう)に、他方のコイルユニットから出射された磁束を回り込ませることによって、フェライトに入射される磁束量を大きくし、結合係数を高めることができる。
ここで、コイルユニットの筐体には、筐体本体の外周部に本体から蓋体に向かって立ち上がる周壁部が設けられるものがある。このような筐体を備える場合、フェライトの外周縁部から筐体本体の周壁へ向かう方向において(以下「離間方向」ともいう)、フェライトの外周縁部から周壁までの長さが短いと、他方のコイルユニットから出射された磁束が、周壁と鎖交してしまい、露出部分に回り込んで入射される磁束量が減少してしまう恐れがある。そのため、結合係数が低下してしまう可能性がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、非接触充電において、結合係数を高めることである。
本開示に係るコイルユニットは、金属製の筐体本体と、筐体本体に設けられた樹脂製の蓋体とを含む筐体と、筐体内に設けられたフェライト板、コイル、シールド板および金属部材とを備える。筐体本体は、内側主面および外側主面を含む金属製の板状部材を有する。蓋体は、内側主面側に設けられると共に板状部材を覆うように設けられている。フェライト板は、内側主面と対向する第1主面と、第1主面と反対側に位置する第2主面とを含む。コイルは、第2主面側に設けられている。シールド板は、第1主面側に設けられている。金属部材は、コイルと隣り合うように筐体本体の内側主面側に設けられている。シールド板の外周縁部には、第1主面から離れるように段差部が形成されている。フェライト板は、段差部によってシールド板から露出する露出部分を含む。フェライト板の外周縁部から金属部材に向かう離間方向において、フェライト板の外周縁部から金属部材までの長さは、露出部分の長さよりも長い。
上記構成によれば、シールド板の外周縁部にフェライト板の第1主面から離れるように段差部が形成されている。これによって、フェライト板の第1主面の一部は、シールド板から露出する(露出部分)。そして、フェライト板の外周縁部から金属部材に向かう離間方向において、フェライト板の外周縁部から金属部材までの長さは、露出部分の長さよりも長くなっている。このように、離間方向において、フェライト板の外周縁部から金属部材までの長さが確保されることによって、たとえば、非接触充電時において、一方のコイルユニットから出射された磁束が、他方のコイルユニットの金属部材と鎖交することを抑制し、露出部分に磁束を回り込ませやすくすることができる。そのため、コイルユニットに入射する磁束量を大きくすることができ、結合係数を高めることができる。
ある実施の形態においては、コイルは、フェライト板の第1主面および第2主面を通る巻回軸線の周囲を取り囲むように形成されている。コイルの外周縁部は、フェライト板の外周縁部に沿って延びる縁部分を含む。離間方向において、縁部分からフェライト板の外周縁部までの長さは、露出部分の長さよりも短い。
上記構成によれば、離間方向において、コイルの縁部分からフェライト板の外周縁部までの長さは、露出部分の長さよりも短くなっている。つまり、縁部分においては、フェライト板の外周縁部の付近にコイルが配置されている。これによって、他のコイルユニットから出射された磁束が、筐体外部へ向かう方向に膨らみやすくなり、フェライト板の第1主面側に回り込みやすくなる。ゆえに、フェライト板の第1主面の露出部分に磁束を入射させやすくすることができ、露出部分に入射される磁束量を大きくすることができる。
ある実施の形態においては、フェライト板の外周縁部から金属部材までの長さは、露出部分の長さの2倍以上である。
上記構成によれば、離間方向において、フェライト板の外周縁部から金属部材までの長さは、露出部分の長さの2倍以上確保される。これによって、たとえば、非接触充電時において、一方のコイルユニットから出射された磁束が、他方のコイルユニットの金属部材と鎖交させることをさらに抑制することができ、磁束を露出部分に回り込ませやすくすることができる。ゆえに、コイルユニットに入射する磁束量を大きくすることができ、結合係数を高めることができる。
本開示によれば、非接触充電において、結合係数を高めることができる。
実施の形態に係る非接触充電システムの全体図である。 非接触充電システムの電気的な構成を模式的に示した図である。 実施の形態に係る受電側コイルユニットの分解斜視図である。 受電側コイルユニットを下面視した場合における透視図である。 図4における囲みVの拡大図である。 図4におけるVI-VI断面図である。 受電コイルから出射される磁束の磁気経路を説明するための模式図である。 比較例に係る受電側コイルユニットを下面視した場合における透視図である。 比較例に係る受電コイルから出射される磁束の磁気経路を説明するための模式図である。 図6における露出部分の付近を拡大した図である。 比較例に係る受電側コイルユニットの一部を示す断面図である。 送電側コイルユニットの一部を示す断面図である。 比較例に係るコイルユニットを適用した非接触充電システムと、実施の形態に係るコイルユニットを適用した非接触充電システムとの結合係数を比較した図である。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は、本実施の形態に係る非接触充電システムの全体図である。図1を参照して、非接触充電システム1は、車両2と、送電側コイルユニット3とを備える。送電側コイルユニット3は、地面に設置される。
なお、以下では、送電側コイルユニット3が設置される駐車スペースにおいて、車両2の移動方向をF方向およびB方向とし、地面に対して上向きをU方向、下向きをD方向とする。なお、図1では示されていないが、駐車スペースにおける車両2の左右方向をR方向およびL方向とする。また、以下では、U方向を単に「上方」や「上面」等と称し、D方向を単に「下方」や「下面」等と称する場合がある。
車両2は、フロアパネル6と、受電側コイルユニット4と、蓄電装置5とを含む。フロアパネル6は、車両2の底面を形成する金属板である。受電側コイルユニット4および蓄電装置5は、フロアパネル6の下面に設けられている。受電側コイルユニット4は、蓄電装置5よりもF方向側に設けられている。
送電側コイルユニット3は、交流電源9(たとえば商用系統電源)から電力の供給を受ける。そして、送電側コイルユニット3は、車両2の受電側コイルユニット4が送電側コイルユニット3に対向するように車両2の位置合わせが行なわれた状態において、受電側コイルユニット4へ磁界を通じて非接触で送電するように構成される。
図2は、図1に示した非接触充電システム1の電気的な構成を模式的に示した図である。送電側コイルユニット3は、送電コイル10と、共振キャパシタ11a,11bと、フィルタ12と、インバータ13とを含む。送電コイル10と、共振キャパシタ11a,11bとによって共振回路が形成されており、この共振回路のQ値は、たとえば、100以上である。
受電側コイルユニット4は、受電コイル15と、共振キャパシタ16a,16bと、フィルタ17と、整流器18とを含む。受電コイル15と、共振キャパシタ16a,16bとによって共振回路が形成されており、この共振回路のQ値は、たとえば、100以上である。
送電側コイルユニット3から受電側コイルユニット4に電力を非接触で送電する場合には、交流電源9からインバータ13に交流電力が供給される。インバータ13は、供給された交流電力の電圧を昇圧し、さらに、供給された交流電流の周波数を調整して、フィルタ12に供給する。フィルタ12は、たとえば、LCフィルタである。フィルタ12は、インバータ13から供給された交流電力からノイズを除去して、共振回路に供給する。共振回路に交流電力が供給されると、送電コイル10の周囲に電磁界が形成される。
受電コイル15は、送電コイル10の周囲に形成された電磁界から電力を受電する。これにより、受電コイル15内にも電流が流れ、受電コイル15の周囲にも電磁界が形成される。受電コイル15が受電した交流電力は、フィルタ17に供給される。フィルタ17は、たとえば、LCフィルタである。フィルタ17は、受電コイル15から供給された交流電力からノイズを除去して、整流器18に供給する。整流器18は、供給された交流電力を直流電力に変換して、蓄電装置5に供給する。
<受電側コイルユニット>
図3から図6を用いて、本実施の形態に係る受電側コイルユニット4について説明する。図3は、本実施の形態に係る受電側コイルユニット4の分解斜視図である。図4は、受電側コイルユニット4を下面視した場合(D方向側から視た場合)における透視図である。図4においては、下面視した場合において、樹脂蓋21および保護シート23を透視した図を示している。なお、図4においては、筐体本体22の図示は省略している。図5は、図4における囲みVの拡大図である。図6は、図4におけるVI-VI断面図である。
受電側コイルユニット4は、筐体20と、保護シート23と、受電コイル15と、ボビン24と、フェライト25と、シールド板26,28と、シール部材27と、共振キャパシタ16a,16bと、フィルタ17と、整流器18とを含む。
筐体20は、樹脂蓋21と、筐体本体22とを含む。筐体本体22は、図3および図6に示すように、ベース板50と、周壁51と、冷却板52と、区画壁53とを含む。ベース板50は、外側主面50aおよび内側主面50bを含み、外側主面50aをU方向(上面)側に向けて配置されている。なお、ベース板50および後述する送電側コイルユニット3のベース板150は、本開示に係る「板状部材」の一例に相当する。
周壁51は、ベース板50の外周縁部からD方向に向けて延びるように形成されている。なお、周壁51は、ベース板50の外周縁部に沿って環状に形成されている。
冷却板52は、ベース板50の上面に複数形成されている。なお、図6においては、冷却板52の図示は省略している。
図3において、樹脂蓋21は、筐体20のD方向(下面)側に配置されている。樹脂蓋21は、底板30と、周壁31と、枠壁32とを含む。底板30、周壁31および枠壁32は、樹脂などから形成されている。周壁31は、底板30の外周縁部からU方向に立ち上がるように形成されている。
枠壁32は、図6に示されるように区画壁53と協働して、筐体20内の空間をコイル収容空間34と、機器収容空間35とに区画している。
保護シート23と、受電コイル15と、ボビン24と、フェライト25と、シールド板26と、共振キャパシタ16a,16bとは、コイル収容空間34に配置されている。フィルタ17および整流器18は、機器収容空間35に配置されている。
保護シート23は、コイル収容空間34内において底板30の上面に配置されている。受電コイル15は、保護シート23上に配置されている。受電コイル15は、上下方向に延びる巻回軸線O1の周囲を取り囲むように形成されている。図4に示されるように、受電コイル15の外周縁部は、4つの曲部40と、隣り合う曲部40同士を接続する辺部41とを含む。受電コイル15の中央部には、中空部19が形成されている。
図3において、ボビン24は、受電コイル15の上面側に配置されている。ボビン24の下面には受電コイル15が装着されるコイル溝38が形成されている。なお、コイル溝38も、受電コイル15の形状と同様に、巻回軸線O1の周囲を取り囲むように形成されている。ボビン24の上面には、支持壁37が形成されている。
フェライト25は、ボビン24の上面に配置されている。具体的には、フェライト25は、第1主面25aおよび第2主面25bを有し、ボビン24の上面に第2主面25bが配置される。フェライト25は、複数の分割フェライト板39を含み、各分割フェライト板39は、巻回軸線O1の周囲を取り囲むように配置されている。各分割フェライト板39の周面が支持壁37によって支持されるように、各分割フェライト板39は、ボビン24の上面に配置されている。
図4に示されるように、フェライト25の外周縁部は略多角形状である。フェライト25は、4つの角部46を含む。フェライト25の外周縁部には、4つの切欠部42が形成されている。切欠部42は、フェライト25の角部46の間に位置されている。角部46と切欠部42とは、辺部43によって接続されている。
図3において、シールド板26は、コイル収容空間34内において、フェライト25の第1主面25a(上面)側に配置されている。シールド板26は、たとえば、アルミニウムなどの金属材料によって形成されている。シールド板26の中央部には、D方向に向けて突出する凹部36が形成されている。図6に示されるように、シールド板26は、シールド板本体26aおよび段差部26dを含む。段差部26dは、シールド板26の外周縁部において、フェライト25の第1主面25aから離れるように形成されている。段差部26dは、シールド板本体26aから延びている。段差部26dは、フェライト25の第1主面25aから離れるように延びる立壁26bと、立壁26bからシールド板本体26aに対して並行に延びる延在部26cとを有する。段差部26dが形成されることによって、フェライト25の外周側(図6においては、R方向側)において、フェライト25の第1主面25aの一部(露出部分)が露出している。
図3において、共振キャパシタ16a,16bは、シールド板26の上面側に配置されており、共振キャパシタ16a,16bは、凹部36内に配置されている。
図6において、シールド板28は、区画壁53のD方向側の面(下端面)に固定されている。そして、フィルタ17および整流器18は、シールド板28の上面側に配置されている。フィルタ17および整流器18は、区画壁53と、ベース板50と、シールド板28と、周壁51とによって区画された機器収容空間35内に配置されている。なお、周壁51、区画壁53およびシールド板28は、本開示に係る「金属部材」の一例に相当する。以下においては、周壁51、区画壁53およびシールド板28を総称して「金属部材」と称する場合がある。
シール部材27は、樹脂蓋21の周壁31と、筐体本体22の周壁51との間に配置されている。シール部材27によって、水などの異物が筐体20内に入り込むことが抑制されている。
図4および図5に示されるように、受電コイル15の辺部41には、フェライト25の外周縁部に沿って延びる縁部分が含まれている。具体的には、図5に示される点P1から点P2の部分が縁部分である。点P1は、L方向において、フェライト25の切欠部42と辺部43との接続点に対応する点である。点P2は、受電コイル15の変曲点、つまり、曲部40と辺部41との接続点である。本実施の形態に係る受電側コイルユニット4においては、図4から認識し得るように、8カ所の縁部分が含まれている。
上記のように構成されたコイルユニットを備えた非接触充電システム1において、非接触での充電効率を向上させることが望まれている。充電効率を向上させるための方法の1つとして、非接触充電システム1に用いられるコイルユニット間の結合係数を高くすることが考えられる。結合係数を高めるための対策について図4から図6を参照して、受電側コイルユニット4を例にして説明する。なお、以下における説明は、送電側コイルユニット3においても同様に考えることができる。
本実施の形態においては、結合係数を高めるための対策として、コイルの巻数を増やすことによって受電コイル15の幅(図6におけるL,R方向)を大きくする。具体的には、コイルの巻数を増やして、縁部分において、フェライト25の外周縁部付近にまで受電コイル15を配置させる。換言すると、図5および図6を参照して、受電コイル15の外周縁部がフェライト25の外周縁部に沿って延びる受電コイル15の縁部分において、離間方向(L,R方向およびF,B方向)における、受電コイル15の外周縁部からフェライト25の外周縁部までの長さAを短くする。さらに具体的には、長さAを、露出部分の長さBよりも短くする。これによって、受電コイル15の幅を大きくするとともに、縁部分において、フェライト25の外周縁部付近に受電コイル15を配置させることができる。
なお、本実施の形態においては、受電コイル15のコイル幅を大きくするために、コイルの巻数を増やす例について説明するが、コイル幅を大きくできればよい。たとえば、図6に示される断面図において、隣り合うコイル線との間隔を広げることによって、受電コイル15のコイル幅を大きくしてもよい。
上記のように、受電コイル15の幅を大きくするとともに、縁部分において、フェライト25の外周縁部付近に受電コイル15を配置させることによって、以下の2つの効果が得られる。
(1)まず、受電コイル15の幅を大きくすることによって、受電コイル15から出射される磁束が通る磁気経路の径を大きくすることができる。図7は、受電コイル15から出射される磁束の磁気経路を説明するための模式図である。図7に示されるように、受電コイル15によって形成される磁束は、巻回軸線O1側から受電コイル15の上方を通過してフェライト25の外周側に向けて流れて、フェライト25に入射する。入射した磁束は、フェライト25内を通り、再度、巻回軸線O1側に戻る。これにより、磁気経路M1が形成される。
図7において、磁気経路M1の径は、径R1となっている。磁気経路M1の径とは、受電コイル15によって形成される複数の磁気経路のうちの磁束密度が平均となる磁気経路と、受電コイル15との間の距離のうちの最大値を示すものとする。受電コイル15によって形成される複数の磁気経路のうちの一部の磁気経路が、たとえば、送電側コイルユニット3に鎖交することによって、コイルユニット間における電力伝送の閉ループが形成されて電力の伝送が実現される。
図8は、比較例に係る受電側コイルユニットを下面視した場合における透視図である。比較例に係る受電側コイルユニットの受電コイル15Aの幅L2は、本実施の形態に係る受電側コイルユニット4の受電コイル15の幅L1よりも幅が小さくなっている(L1>L2)。そのため、縁部分において、比較例に係る受電コイル15Aの外周縁部からフェライト25の外周縁部までの長さA1は、長さAよりも長くなっている(A1>A)。
図9は、受電コイル15Aから出射される磁束の磁気経路を説明するための模式図である。図9に示されるように、比較例に係る磁気経路M2の径は、径R2となっている。受電コイル15Aの幅L2は、受電コイル15の幅L1よりも小さいため、受電コイル15Aによって形成される磁気経路M2の径R2も、径R1より小さくなっている(R1>R2)。
上述したように、コイルによって形成される複数の磁気経路のうちの一部の磁気経路が、他のコイルユニットに鎖交することによって電力の伝送が実現されるところ、磁気経路の径を大きくすることによって、磁束が他のコイルユニットに鎖交しやすくなるので、結合係数を高めることができる。つまり、コイルユニットのコイル幅を大きくすることによって、一方のコイルユニットから出射された磁束が他方のコイルユニットに鎖交しやすくなり、コイルユニット間における電力伝送の閉ループが形成されやすくなる。ゆえに、結合係数を高めることができる。
(2)また、縁部分において、フェライト25の外周縁部付近に受電コイル15が配置されることによって、送電側コイルユニット3から出射された磁束が、筐体20外部へ向かう方向に膨らみやすくなり、フェライト25の第1主面25a側に回り込みやすくなる。ゆえに、フェライト25の第1主面25aの露出部分に磁束を入射させやすくすることができる。
ここで、フェライト25の角部46などにおいては、受電コイル15から筐体本体22などの金属部材(周壁51)までの長さがある程度確保されている。そのため、受電コイル15によって形成される磁束が金属部材と鎖交しにくい。しかしながら、縁部分においては、フェライト25の外周縁部付近まで受電コイル15が配置されているため、離間方向における、フェライト25の外周縁部から金属部材(シールド板28、周壁51および区画壁53、たとえば、図4における囲みVの縁部分であれば区画壁53)までの長さCが短いと受電コイル15からの磁束が金属部材と鎖交してしまい、渦電流損失を生じさせてしまう恐れがある。また、離間方向における、フェライト25の外周縁部から金属部材までの長さCが短いために、送電側コイルユニット3から出射された磁束が、金属部材に鎖交してしまい、フェライト25の第1主面25aの露出部分に入射される磁束量が減少してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態においては、上述の対策に加えて、さらに、露出部分の長さBに対して、離間方向における、フェライト25の外周縁部から金属部材までの長さCを長くする。一例として、以下においては、図4における囲みVに含まれる縁部分に対応する箇所について説明する。つまり、露出部分の長さBに対して、離間方向における、フェライト25の外周縁部から筐体本体22の区画壁53までの長さCを長くする。本実施の形態においては、長さCが長さBの2倍以上となるようにする。
これによって、受電コイル15の幅を大きくして、縁部分において、フェライト25の外周縁部付近にまで受電コイル15が配置されても、フェライト25の外周縁部から区画壁53までの長さCが長く設けられていることによって、受電コイル15によって形成される磁束がシールド板28あるいは区画壁53などの金属部材と鎖交してしまうことを抑制することができる。ゆえに、渦電流損失の発生を抑制することができる。
また、フェライト25の外周縁部から区画壁53までの長さCを長く設けることによって、図6における露出部分の最もL方向側の箇所にまで送電側コイルユニット3からの磁束Mを入射させやすくすることができる。図6における露出部分の最もL方向側の箇所に磁束Mを入射させることによって、より多くの磁束Mを露出部分に入射させることが可能となる。磁束が通る磁気経路は円弧(半円)を描くところ、露出部分の最もL方向側の箇所に磁束Mを入射させるためには、R方向におけるフェライト25の外周縁部から区画壁53までの長さCを、少なくとも露出部分の長さBよりも長く設けることが望ましい。
ただし、空気中においては、磁気経路の径が大きくなり得る。図10は、図6における露出部分の付近を拡大した図である。図10に示されるように、露出部分の最もL方向側の箇所に入射する磁束は、点線で示された磁束Mbのような半径がBの正半円形状を描いた磁気経路を通らず、磁束Maの磁気経路のようにR方向に長さDだけ膨らんだ磁気経路を通って露出部分に入射する。そこで、露出部分の長さBに対して、長さCを長くすることによって(たとえば、長さCを長さBの2倍以上)、磁束がシールド板28や区画壁53などに鎖交しにくくなり、露出部分の最もL方向側の箇所に磁束Mを入射させやすくすることができる。これによって、露出部分に多くの磁束Mを入射させることができ、結合係数を高くすることができる。
図11は、比較例に係る受電側コイルユニットの一部を示す断面図である。図11に示されるように、比較例に係る受電側コイルユニットは、離間方向(図11におけるR方向)における、フェライト25の外周縁部から区画壁53までの長さC1が、露出部分の長さB1と同程度になるように構成させている。この場合には、長さC1が短いために、送電側コイルユニットから出射された磁束のうち、露出部分の最もL方向側の箇所にまで回り込み得る磁束Mが、シールド板28と鎖交してしまい、露出部分の最もL方向側の箇所にまで回り込めない。そのため、結合係数が低下してしまう。
<送電側コイルユニット>
送電側コイルユニット3の構成は、受電側コイルユニット4をU,D方向に反転させた構成と基本的な構成はほぼ同様である。そのため、受電側コイルユニット4と同様に構成されるものについては、その説明は繰り返さない。図12は、送電側コイルユニット3の一部を示す断面図である。
送電側コイルユニット3は、筐体120と、保護シートと、送電コイル10と、ボビン124と、フェライト125と、シールド板126,128と、シール部材127と、共振キャパシタ11a,11bと、フィルタ12と、インバータ13とを含む。
筐体120は、樹脂蓋121と、筐体本体122とを含む。筐体本体122は、ベース板150と、周壁151と、区画壁153とを含む。ベース板150は、外側主面150aおよび内側主面150bを含み、外側主面150aをD方向(下面)側に向けて配置されている。樹脂蓋121は、筐体120のU方向(上面)側に配置されている。樹脂蓋121は、上板130と、周壁131と、枠壁132とを含む。上板130、周壁131および枠壁132は、樹脂などから形成されている。
枠壁132は、区画壁153と協働して、筐体120内の空間をコイル収容空間134と、機器収容空間135とに区画している。
コイル収容空間134において、ボビン124は、送電コイル10の下面側に配置されている。フェライト125は、第1主面125aおよび第2主面125bを有し、第2主面125bがボビン124の下面に配置されている。
シールド板126は、フェライト125の第1主面125a(下面)側に配置されている。シールド板126は、シールド板本体126aおよび段差部126dを含む。段差部126dは、シールド板126の外周側において、フェライト125の第1主面125aから離れるように形成されている。段差部126dは、シールド板本体126aから延びている。段差部126dは、フェライト125の第1主面125aから離れるように延びる立壁126bと、立壁126bからシールド板本体126aに対して並行に延びる延在部126cとを有する。段差部126dが形成されることによって、フェライト125の外周側(図12においては、R方向側)において、フェライト125の第1主面125aの一部(露出部分)が露出している。
シールド板128は、区画壁153のU方向側の面(上端面)に固定されている。そして、インバータ13は、シールド板128の下面側に配置されている。インバータ13は、区画壁153と、ベース板150と、シールド板128と、周壁151とによって区画された機器収容空間135内に配置されている。なお、機器収容空間135に変えて、たとえば、放熱フィンが設けられる構成であってもよい。なお、周壁151、区画壁153およびシールド板128は、本開示に係る「金属部材」の一例に相当する。また、機器収容空間135に変えて放熱フィンが設けられる場合には、放熱フィンは、本開示に係る「金属部材」の一例に相当する。
<効果の比較>
図13は、比較例に係るコイルユニットを適用した非接触充電システムと、本実施の形態に係るコイルユニットを適用した非接触充電システム1との結合係数を比較した図である。比較例に係るコイルユニットを適用した非接触充電システムにおいては、結合係数がX1である場合を想定する。
図13に示されるように、本実施の形態に係るコイルユニットを適用することによって、本実施の形態に係る非接触充電システム1の結合係数をX1よりも高いX2(<X1)にすることができる。結合係数を高くすることによって、非接触充電システム1の充電効率を高めることができる。
以上のように、本実施の形態に係るコイルユニットは、コイル(受電コイル15,送電コイル)の巻数を増やしてコイルの幅を大きくし、縁部分において、コイルをフェライトの外周縁部付近まで配置する。コイルの幅を大きくすることによって、コイルユニットから出射される磁束が通る磁気経路の径を大きくすることができる。そのため、一方のコイルユニットから出射された磁束が他方のコイルユニットに入射しやすくなり、コイルユニット間における電力伝送の閉ループが形成されやすくなる。また、縁部分において、コイルをフェライトの外周縁部付近に配置することによって、磁束がフェライトの第1主面側に回り込みやすくなり、フェライトの第1主面の露出部分に磁束を入射させやすくすることができる。これによって、露出部分に入射される磁束量を大きくして、結合係数を高くすることが可能となる。
さらに、離間方向において、フェライトの外周縁部から金属部材(たとえば区画壁)までの長さCを、露出部分の長さBの2倍以上になるようにする。長さCが確保されることによって、一方のコイルユニットから出射された磁束が、他方のコイルユニットのシールド板、周壁および区画壁などの金属部材と鎖交することを抑制し、露出部分に磁束を入射させやすくすることができる。また、長さCを長さBの2倍以上としたことによって、露出部分の最もL方向側の箇所(図6,10参照)に磁束を入射させやすくすることができ、より多くの磁束を露出部に入射させることが可能となる。ゆえに、結合係数を高くすることができる。
(変形例1)
実施の形態においては、離間方向において、フェライトの外周縁部から金属部材(たとえば区画壁)までの長さCを、露出部分の長さBの2倍以上にする例について説明した。しかしながら、長さCを長さBの2倍以上にすることに限られるものではない。少なくとも長さCを長さBよりも長くすることによって、長さCが長さB以下である場合よりも結合係数を高くすることができる。
(変形例2)
実施の形態においては、コイルの巻数を増やしてコイル幅を大きくすることによって、縁部分においてコイルをフェライトの外周縁部付近まで配置した。たとえば、コイル幅を変えることなく、コイルをフェライトの外周縁部付近に配置する構成であってもよい。
上記の場合においても、コイルがフェライトの外周縁部付近に配置されることによって、磁束がフェライトの第1主面側に回り込みやすくなり、フェライトの第1主面の露出部分に磁束を入射させやすくすることができる。加えて、離間方向において、フェライトの外周縁部から金属部材(たとえば区画壁)までの長さCを、露出部分の長さBよりも長くする。一方のコイルユニットから出射された磁束が、他方のコイルユニットのシールド板、周壁および区画壁などの金属部材と鎖交することを抑制し、露出部分に磁束を入射させやすくすることができる。これによって、露出部分に入射される磁束量を大きくすることができ、結合係数を高くすることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 非接触充電システム、2 車両、3 送電側コイルユニット、4 受電側コイルユニット、5 蓄電装置、6 フロアパネル、9 交流電源、10 送電コイル、11a,11b,16a,16b 共振キャパシタ、12,17 フィルタ、13 インバータ、15 受電コイル、18 整流器、19 中空部、20,120 筐体、21,121 樹脂蓋、22,122 筐体本体、23 保護シート、24,124 ボビン、25,125 フェライト、25a,125a 第1主面、25b,125b 第2主面、26,28,126,128 シールド板、26a,126a シールド板本体、26b,126b 立壁、26c,126c 延在部、26d,126d 段差部、27,127 シール部材、30 底板、31,51,131,151 周壁、32,132 枠壁、34,134 コイル収容空間、35,135 機器収容空間、36 凹部、37 支持壁、38 コイル溝、39 分割フェライト板、40 曲部、41,43 辺部、42 切欠部、46 角部、50,150 ベース板、50a 外側主面、50b 内側主面、52 冷却板、53,153 区画壁、130 上板、O1 巻回軸線。

Claims (2)

  1. 金属製の筐体本体と、前記筐体本体に設けられた樹脂製の蓋体とを含む筐体と、
    前記筐体内に設けられたフェライト板、コイル、シールド板および金属部材とを備え、
    前記筐体本体は、内側主面および外側主面を含む金属製の板状部材を有し、
    前記蓋体は、前記内側主面側に設けられると共に前記板状部材を覆うように設けられており、
    前記フェライト板は、前記内側主面と対向する第1主面と、前記第1主面と反対側に位置する第2主面とを含み、
    前記コイルは、前記第2主面側に設けられており、
    前記シールド板は、前記第1主面側に設けられており、
    前記金属部材は、前記コイルと隣り合うように前記内側主面側に設けられており、
    前記シールド板の外周縁部には、前記第1主面から離れるように段差部が形成されており、
    前記フェライト板は、前記段差部によって前記シールド板から露出する露出部分を含み、
    前記フェライト板の外周縁部から前記金属部材に向かう離間方向において、前記フェライト板の外周縁部から前記金属部材までの長さは、前記露出部分の長さよりも長く、
    前記コイルは、前記第1主面および前記第2主面を通る巻回軸線の周囲を取り囲むように形成されており、
    前記コイルの外周縁部は、前記フェライト板の外周縁部に沿って延びる縁部分を含み、
    前記離間方向において、前記縁部分から前記フェライト板の外周縁部までの長さは、前記露出部分の長さよりも短い、コイルユニット。
  2. 前記フェライト板の外周縁部から前記金属部材までの長さは、前記露出部分の長さの2倍以上である、請求項1に記載のコイルユニット。
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