JP7180138B2 - 情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム - Google Patents

情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7180138B2
JP7180138B2 JP2018118435A JP2018118435A JP7180138B2 JP 7180138 B2 JP7180138 B2 JP 7180138B2 JP 2018118435 A JP2018118435 A JP 2018118435A JP 2018118435 A JP2018118435 A JP 2018118435A JP 7180138 B2 JP7180138 B2 JP 7180138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal
information terminal
application
application program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018118435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019220043A (ja
Inventor
徹 境井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2018118435A priority Critical patent/JP7180138B2/ja
Publication of JP2019220043A publication Critical patent/JP2019220043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7180138B2 publication Critical patent/JP7180138B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラムに関する。
従来、スーパーマーケットなどの店舗や、倉庫の商品管理などの業務に関する情報の入力を受け付けて管理する情報端末として、ハンディターミナルが知られている。ハンディターミナルは、例えば、管理対象の商品に付された商品識別番号などの情報が含まれるシンボル(バーコード、2次元コード)のスキャンを行うスキャナ部を有する。
工場出荷されたハンディターミナルを店舗などに導入する場合に、業務向けの初期セットアップとしてキッティングをすることが知られている。
キッティングには大きく分けて、(1)無線LAN(Local Area Network)などの通信設定、(2)スキャナ部などのデバイス設定、(3)オートパワーオフ時間、セキュリティなどの端末設定、(4)端末IDなど、各ハンディターミナルの個別設定、(5)業務向けアプリ(アプリケーションプログラム)のコピー及びインストール、になる。
キッティングや変更設定は、導入先によっては、数十台から数千台のハンディターミナルに対して行う必要がある。このため、端末の設定の負担を低減する方法が知られている。例えば、POS(Point Of Sales)の複数のスキャナについて、ある変更設定があった1つのスキャナから設定情報を取得し、当該変更設定用の情報を含む一括設定用のバーコードを生成して印刷し、印刷された一括設定用のバーコードを他の各スキャナが読み込むことにより当該各スキャナの変更設定を行うPOSシステムが知られている(特許文献1参照)。
特開2000-222643号公報
しかし、上記従来のキッティングにおいて、(5)アプリのコピー及びインストールを行う場合、複数のハンディターミナルを用途毎に異なるアプリを配信しインストールするには、操作者がハンディターミナル毎にアプリを選択して手動で行わねばならず、作業負担が大きい。
本発明の課題は、複数の情報端末に対して用途に応じたアプリケーションプログラムを容易にセットアップ可能にすることである。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の態様の情報処理装置は、親機としての情報端末であって、子機としての他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段と、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記子機としての他の情報端末に送信する第1の送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の情報処理装置は、他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得手段と、情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得手段により前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供手段と、前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る第3の態様の情報処理装置は、他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段と、アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得手段と、前記取得されたアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する第1の送信手段と、を備え、前記取得手段は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る端末アプリケーション管理システムは、第1の情報端末として前記第1の態様または前記第3の態様の情報端末と、第2の情報端末として前記他の情報端末と、を備え、前記第2の情報端末は、前記第2の情報端末の識別情報を前記第1の情報端末に送信する第2の送信手段と、前記アプリケーションプログラムを前記第1の情報端末から受信する第2の受信手段と、前記受信されたアプリケーションプログラムを自機にインストールするインストール手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様の管理支援方法は、親機としての情報端末が実行する管理支援方法であって、子機としての他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信処理と、情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定処理と、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記子機としての他の情報端末に送信する送信処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の管理支援方法は、情報端末が実行する管理支援方法であって、他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得処理と、情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得処理で前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定処理と、前記特定処理で特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供処理と、前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る第3の態様の管理支援方法は、情報端末が実行する管理支援方法であって、他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信処理と、情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定処理と、アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得処理と、前記取得されたアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する送信処理と、を含み、前記取得処理は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様のプログラムは、親機としての情報端末のコンピュータを、子機としての他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信手段、情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記子機としての他の情報端末に送信する送信手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のプログラムは、情報端末のコンピュータを、他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得手段、情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得手段により前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定手段、前記特定手段により特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供手段、前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る第3の態様のプログラムは、情報端末のコンピュータを、他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信手段、情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段、アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得手段、前記取得されたアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する第1の送信手段、として機能させ、前記取得手段は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数の情報端末に対して用途に応じたアプリケーションプログラムを容易にセットアップできる。
(a)は、本発明の実施の形態の端末アプリケーション管理システムを示すシステム構成図である。(b)は、ハンディターミナルの外観図である。 ハンディターミナルの機能構成を示すブロック図である。 (a)は、管理台帳リストの一例を示す図である。(b)は、用途管理テーブルの一例を示す図である。 スキャンによる複数のハンディターミナルの設定を示す図である。 アプリ配信設定ファイルの一例を示す図である。 アプリの記憶場所のフォルダ構造の一例を示す図である。 親機設定処理を示すフローチャートである。 子機設定処理を示すフローチャートである。 親機のハンディターミナルによる子機のハンディターミナルのアプリインストールの一例を示す図である。 アプリ配信処理を示すフローチャートである。 アプリインストール処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態及び変形例を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1~図11を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。まず、図1、図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1(a)は、本実施の形態の端末アプリケーション管理システム1を示すシステム構成図である。図1(b)は、ハンディターミナル10の外観図である。図2は、ハンディターミナル10の機能構成を示すブロック図である。
図1(a)に示す端末アプリケーション管理システム1は、複数の情報端末としてのハンディターミナル10と、アクセスポイント2と、サーバ3と、を備える。ハンディターミナル10は、スーパーマーケット、量販店などの店舗や、商品を格納する倉庫などの導入先に導入され、当該導入先の店員、管理担当者などの操作者に操作される情報端末である。ハンディターミナル10は、少なくとも、シンボルのスキャン機能、無線LAN通信機能を有する。しかし、ハンディターミナル10は、キッティング前には、通信設定が完了していないため、アクセスポイントを介する無線LAN通信を行うことはできない。
アクセスポイント2は、無線LAN通信の中継器である。サーバ3は、ハンディターミナル10にインストールするための業務用などのアプリ(アプリケーションプログラム)を提供可能な装置であり、アクセスポイント2にネットワーク接続されている。アクセスポイント2、サーバ3は、各1台がある構成を記載したが、それぞれ、複数台がある構成としてもよい。
また、図1(b)に示すように、ハンディターミナル10は、操作者の各種情報の入力を受け付ける操作部12と、各種情報を表示する表示部14と、を備える。操作部12は、スキャンのトリガキー、カーソルキー、数字、文字などの入力キー、ファンクションキーなどの機能キーを含む。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで構成される。
ハンディターミナル10は、導入先に応じて、複数台が導入される。ハンディターミナル10の導入時には、(1)無線LANなどの通信設定、(2)スキャナ部などのデバイス設定、(3)オートパワーオフ時間、セキュリティなどの端末設定、(4)端末IDなど、各ハンディターミナルの個別設定、(5)業務向けアプリ(アプリケーションプログラム)のコピー及びインストール、といった一連のキッティングが実行される。本実施の形態では、複数のハンディターミナル10のうち1台を、キッティングの親機として、他の残りを子機として扱い、親機が子機のキッティングを行う構成とする。ただし、各ハンディターミナル10は、親機にも子機にも使用できる構成とする。
ついで、図2を参照して、ハンディターミナル10の内部の機能構成を説明する。図2に示すように、ハンディターミナル10は、特定手段、表示制御手段、取得手段、インストール手段、生成手段、登録手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示手段としての表示部14と、記憶手段としての記憶部15と、第1、第2の受信手段、第1、第2の送信手段、取得手段、提供手段としての無線通信部16と、撮像部17と、ROM(Read Only Memory)18と、を備える。ハンディターミナル10の各部は、バス19を介して接続されている。
CPU11は、ハンディターミナル10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM13に展開し、当該展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、各種キーを有し、操作者からのキー入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。操作部12は、表示部14の表示画面に設けられ、操作者からのタッチ入力を受け付けるタッチパネルを含むものとしてもよい。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。表示部14は、CPU11から指示された表示情報に従い、LCDなどの表示画面に各種表示を行う。
記憶部15は、情報を読み出し及び書き込み可能なフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部である。記憶部15には、各種データ及びプログラムが記憶されている。特に、記憶部15には、後述する親機設定処理を実行するための親機設定処理プログラムP1と、子機設定処理を実行するための子機設定処理プログラムP2と、後述するアプリ配信処理を実行するためのアプリ配信プログラムP3と、アプリインストール処理を実行するためのアプリインストールプログラムP4と、が記憶されているものとする。また、親機のハンディターミナル10の記憶部15には、後述する管理台帳リスト30及び用途管理テーブル40が記憶される。
無線通信部16は、アンテナ、変復調回路、信号処理回路などを有し、Wi-Fi(登録商標)などの無線LAN通信の通信方式の通信部である。CPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイントとの無線送受信を行い、当該アクセスポイントにネットワーク接続された通信先の機器と情報の送受信を行う。
撮像部17は、光学系及び撮像素子を有するデジタルカメラ部であり、CPU11の指示に従い、被写体を撮像してその画像データを生成する。特に、撮像部17は、バーコードやQR(Quick Response)コード(登録商標)などの2次元コードのシンボルを撮像する。CPU11は、撮像部17により撮像されたシンボルの画像データをデコードして当該2次元コードに含まれるデータを取得する。このように、撮像部17は、(デジタル)カメラ、スキャナとして機能する。
ROM18は、情報を読み出し可能な不揮発性の記憶部である。ROM18には、自機のハンディターミナル10の製造時に固定的に付与された、個体ごとにユニークなシリアル番号などの情報が記憶されている。
ハンディターミナル10には、図示しないが電池などの電源部を備え、他にも、レーザ式のスキャナ部、NFC(Near Field Communication)などの近距離通信部、ワイヤレスWAN(Wide Area Network)の無線通信部、USB(Universal Serial Bus)などの有線通信部などを備える構成としてもよい。
つぎに、図3を参照して、ハンディターミナル10に記憶される情報を説明する。図3(a)は、管理台帳リスト30を示す図である。図3(b)は、用途管理テーブル40を示す図である。
管理台帳リスト30は、主として複数のハンディターミナル10の端末IDとシリアル番号とを紐づける情報を含み、各ハンディターミナル10の設定された情報を有するCSV(Comma Separated Value)ファイルなどのリストデータである。管理台帳リスト30は、キッティング実行後の親機のハンディターミナル10の記憶部15に記憶され、子機のハンディターミナル10には記憶されないものとする。
図3(a)に示すように、管理台帳リスト30は、端末ID31、シリアル番号32、用途グループ33、無線AP(Access Point)34、無線設定35、認証コード36、受信結果37、動作確認結果38などのフィールドを有する。
端末ID31は、キッティングする際の親機及び子機として導入する全てのハンディターミナル10にそれぞれ顧客(操作者)により任意に付与される識別情報である。シリアル番号32は、端末ID31に対応するハンディターミナル10の製造時に付与された個体でユニークなシリアル番号である。
用途グループ33は、端末ID31に対応するハンディターミナル10の用途に応じて分けられたグループである。ここでは、用途グループ33は、例えば「Group A」、「Group B」、「Group C」があるものとする。同じ用途グループでは、管理台帳リスト30の設定情報(無線AP34~)が同じに設定されるものとし、同じアプリがインストールされるものとし、異なる用途グループでは、管理台帳リスト30の設定情報が異なるものとし、異なるアプリがインストールされるものとする。しかし、この構成に限定されるものではない。
無線AP34は、端末ID31に対応するハンディターミナル10の通信が設定され使用可能な無線LAN通信のアクセスポイントの名称である。無線設定35は、端末ID31に対応するハンディターミナル10による無線AP34のアクセスポイントを介する無線LAN通信の暗号化、認証などの方式の情報である。
認証コード36は、端末ID31に対応するハンディターミナル10による無線AP34のアクセスポイントへの通信接続の認証に必要な情報である。受信結果37は、端末ID31に対応する子機のハンディターミナル10のアプリ受信の結果情報である。動作確認結果38は、端末ID31に対応する子機のハンディターミナル10の用途に対応するデバイスの動作確認の結果情報である。
用途管理テーブル40は、管理台帳リスト30の用途グループ33に関する情報を定義するテーブルである。用途管理テーブル40は、親機のハンディターミナル10の記憶部15に記憶され、子機のハンディターミナル10には記憶されないものとする。
図3(a)に示すように、用途管理テーブル40は、用途グループ41、用途42、利用デバイス43のフィールドを有する。用途グループ41は、用途グループの名称である。用途42は、用途グループ41に対応する用途の種類情報である。利用デバイス43は、用途グループ41に対応する用途42で利用されるハンディターミナル10内のデバイスである。利用デバイス43は、例えば、撮像部17をカメラとして機能させる「カメラ」、スキャナ部として機能させる「スキャナ」がある。
つぎに、図4~図11を参照して、ハンディターミナル10の動作を説明する。図4は、スキャンによるハンディターミナル10A~10Eの設定を示す図である。図5は、アプリ配信設定ファイル50を示す図である。図6は、アプリの記憶場所のフォルダ構造の一例を示す図である。図7は、親機設定処理を示すフローチャートである。図8は、子機設定処理を示すフローチャートである。図9は、親機のハンディターミナル10Aによる子機のハンディターミナル10Bのアプリインストールを示す図である。図10は、アプリ配信処理を示すフローチャートである。図11は、アプリインストール処理を示すフローチャートである。
複数のハンディターミナル10を所定の導入先に導入するケースを考える。この複数のハンディターミナル10のうち1台をキッティングの親機として、他の残りを子機として扱いキッティングを行う。親機は、子機のキッティングを行い、管理台帳リスト30が生成され記憶される。
ここで、図4に示すように、複数のハンディターミナル10を、親機としてのハンディターミナル10Aと、子機としてのハンディターミナル10B,10C,10D,10Eと、に分けることとする。
工場出荷された箱BOからハンディターミナル10A~10Eが取り出され、キッティングが行われる。先ず、親機としてのハンディターミナル10Aのキッティングの処理が行われる。操作者(導入する設定者)は、複数のハンディターミナル10から親機としてハンディターミナル10Aを選択したものとする。ハンディターミナル10Aにおいて、操作部12を介して操作者から、親機のキッティング処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU11は、記憶部15に記憶された親機のキッティング処理のプログラム(図示略)に従い、親機のキッティング処理を実行する。親機は、複数のハンディターミナル10から任意に選択されるため、親機のキッティング処理のプログラムは、全てのハンディターミナル10の記憶部15に記憶されている。
まず、親機のCPU11は、操作部12を介して、操作者から親機の設定情報の入力を受け、入力された親機の設定情報を自機に適用する。親機の設定情報は、親機の端末ID、用途グループ、アクセスポイント2の無線AP、無線設定、認証コード、アプリ(アプリケーションプログラム)のデータ、用途管理テーブル40を提供するサーバ3のサーバIP、サーバフォルダなどの情報である。サーバIPは、サーバ3のIPアドレスである。サーバフォルダは、自機にインストールするアプリ及び子機に配信するアプリが記憶されるサーバ3のフォルダの場所情報である。なお、親機の設定情報は、設定情報を有する設定ファイルの形態としてもよい。さらに、設定ファイルがPCなどの外部機器で予め生成され、当該設定ファイルが親機のハンディターミナル10Aに送信されて入力される構成としてもよい。
ここで、図4に示すように、アクセスポイント2として、無線APが「AP1001」のアクセスポイント2Aを用い、アクセスポイント2Aにサーバ3(図4で図示略)がネットワーク接続されているものとする。アクセスポイント2Aは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能を有し、通信接続される親機のハンディターミナル10AにIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てる。割り当てられた親機のハンディターミナル10AのIPアドレスは、「192.168.1.5」とする。アクセスポイント2Aは、親機のIPアドレスを親機のハンディターミナル10Aに通知する。
そして、親機のCPU11は、自機のシリアル番号をROM18から読み出す。そして、親機のCPU11は、設定した自機の設定情報と読み出したシリアル番号とを対応付けて、管理台帳リスト30の1レコードに格納し、管理台帳リスト30を記憶部15に記憶する。そして、親機のCPU11は、無線AP、無線設定、認証コード、親機のIPアドレスの情報を用いて、無線通信部16を介して、対象のアクセスポイント2Aと無線LAN通信を確立する。そして、親機のCPU11は、設定情報のサーバIP、サーバフォルダなどに応じて、無線通信部16を介して、インストール又は配信するアプリ、用途管理テーブル40などを、アクセスポイント2Aにネットワーク接続されたサーバ3(のフォルダ)から受信して記憶部15に記憶し、自機にインストールするアプリなどを用いて、自機にインストールし、親機のキッティングを終了する。
さらに、親機のCPU11は、操作部12を介して、操作者から子機のハンディターミナル10におけるアプリ配信用の設定情報を受け付け、当該入力されたアプリ配信用の設定情報からアプリ配信設定ファイル50を生成して記憶部15に記憶する。図5にアプリ配信設定ファイル50の一例を示す。アプリ配信設定ファイル50は、[settings]のセクションと、[install]のセクションと、を有する。[settings]のセクションは、アプリインストール対象の子機のハンディターミナル10の端末ID(DeviceID)、アプリインストール時に接続するアクセスポイント2Aの無線AP(AP)、認証コード(AP_PASS)、無線設定(AP_SECRITY)の情報を含む。
親機のハンディターミナル10Aの端末IDは、「SAXX_001」とする。また、全ての子機に、端末IDとして「SAXX_002」、「SAXX_003」…を付与する場合に、設定用情報の端末IDを「SAXX_%03d」とし、「%03d」が2から始まり1ずつインクリメントされる可変パラメータとする。
[install]のセクションは、「:」で区切られた3つの情報を含む。3つの情報は、先頭から「用途グループに対応する用途」、「当該用途グループ(用途)が使用するアプリケーションプログラムが含まれるフォルダ名」、「当該用途グループ(用途)に属する全端末台数」である。「Group A:/sdcard/AppsA:30」は、用途グループが「Group A」の30台の子機のハンディターミナル10にインストールするアプリが格納されているフォルダ「AppsA」を示す。ここで、図6に、キッティング済の親機のハンディターミナル10の記憶部15のアプリの記憶場所のフォルダ構造を示す。「sdcard」は、内部ストレージ(記憶部15)を表す。親機のハンディターミナル10Aは、Group A,B,Cのアプリがサーバ3からダウンロードされて記憶部15のフォルダ「AppsA」、「AppsB」、「AppsC」に記憶されている。このうち、親機のハンディターミナル10Aには、用途グループGroup Aの用途「店舗商品管理」に対応するアプリのみが自機にインストールされている。また、フォルダ「AppsA」、「AppsB」、「AppsC」に記憶されている各用途グループのアプリは、互いに異なるものとする。
このようにして、予め、親機としてのハンディターミナル10Aには、キッティングの設定情報が設定され、親機のレコードが格納された管理台帳リスト30と、全用途グループに対応するアプリと、用途管理テーブル40と、が記憶部15に記憶されているものとする。なお、アプリには、後述する子機のハンディターミナル10のデバイスの動作確認プログラムが含まれているものとする。
ついで、図7を参照して、親機のハンディターミナル10Aが、前半のキッティングとして、子機のハンディターミナル10B~10Eを設定する処理を説明する。キッティングは、前半のキッティングとしての子機のハンディターミナル10への設定情報の適用と、後半(残り)のキッティングとしての子機のハンディターミナル10へのアプリの配信及びインストールと、の処理に分けられるものとする。
キッティング済の親機のハンディターミナル10Aにおいて、操作部12を介して、操作者から親機設定処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、親機のCPU11は、記憶部15に記憶された親機設定処理プログラムP1に従い、親機設定処理を実行する。
図7に示すように、まず、親機のCPU11は、操作部12を介して操作者から全ての子機の設定用情報の入力を受け付ける(ステップS11)。子機の設定用情報は、全ての子機の端末ID、用途グループ、無線AP、無線設定、認証コード、親機のハンディターミナル10AのIPアドレスなどの情報である。ただし、子機の設定用情報の端末IDなどの情報は、可変パラメータで表現される。
なお、子機の設定情報は、親機のハンディターミナル10Aに設定されている親機の設定情報が一旦コピーされ、操作部12を介する操作者の編集入力に応じてコピーされた親機の設定情報が編集されることにより、子機の設定用情報が生成される構成としてもよい。
そして、親機のCPU11は、ステップS11で入力された設定用情報に基づき、可変パラメータを実際の数値にした1つの子機の設定情報を生成する(ステップS12)。1つの子機の設定情報は、選択中の1つの子機の端末ID、用途グループ、無線AP、無線設定、認証コード、サーバIP、サーバフォルダ、親機のハンディターミナル10AのIPアドレスなどの情報である。
そして、親機のCPU11は、ステップS12で生成された1つの子機の設定情報を含む2次元コードの画像データを生成する(ステップS13)。そして、親機のCPU11は、ステップS13で生成された2次元コードの画像データを表示部14に表示する(ステップS14)。ステップS14では、例えば、図4のハンディターミナル10Aの表示画面のように、2次元コードの画像データとともに、自機の端末IDと、用途管理テーブル40を用いた自機の用途とが表示される。ステップS14の後、操作者は、後述するように、子機のハンディターミナル10の撮像部17を、親機のハンディターミナル10Aに表示された2次元コードに向けてスキャンする。例えば、初回のステップS14の後に、親機のハンディターミナル10Aに表示された2次元コードが、子機のハンディターミナル10Bにより表示される。
そして、親機のCPU11は、第1の親機処理の終了指示、又は直前のステップS14の2次元コードがスキャンされた子機のハンディターミナル10に表示された2次元コードのスキャン指示の入力を受け付ける(ステップS15)。そして、親機のCPU11は、ステップS15で、第1の親機処理の終了指示が入力されたか否かを判別する(ステップS16)。第1の親機処理の終了指示が入力された場合(ステップS16;YES)、第1の親機処理が終了する。
第1の親機処理の終了指示が入力されていない場合(ステップS16;NO)、親機のCPU11は、ステップS15で、直前のステップS14の2次元コードがスキャンされた子機のハンディターミナル10に表示された2次元コードのスキャン指示が入力されたか否かを判別する(ステップS17)。直前のステップS14の2次元コードがスキャンされた子機のハンディターミナル10に表示された2次元コードのスキャン指示を入力した場合に、操作者は、親機のハンディターミナル10の撮像部17を、当該子機のハンディターミナル10に表示された2次元コードに向ける。
子機の2次元コードのスキャン指示が入力されていない場合(ステップS17;NO)、ステップS15に移行される。子機の2次元コードのスキャン指示が入力された場合(ステップS17;YES)、親機のCPU11は、操作部12を介する操作者からのトリガキーの押下入力に応じて、撮像部17により、直前のステップS14の2次元コードがスキャンされた子機のハンディターミナル10に表示された、シリアル番号を含む2次元コードを撮像し、撮像した画像データをデコードしてスキャンデータを取得することによりスキャンし、当該スキャンデータから当該子機のハンディターミナル10のシリアル番号を抽出して取得する(ステップS18)。そして、親機のCPU11は、ステップS12で生成した子機のハンディターミナル10の設定情報に、ステップS18で抽出されて取得されたシリアル番号を追加する(ステップS19)。
そして、親機のCPU11は、ステップS19でシリアル番号が追加された設定情報を、記憶部15に記憶されている管理台帳リスト30の1レコードとして追加し(ステップS20)、ステップS12に移行する。
ついで、図8を参照して、子機のハンディターミナル10が、親機設定処理に対応して、自機に設定情報を適用する処理を説明する。
親機のハンディターミナル10Aで親機設定処理が実行されている状態において、操作者は、任意の未キッティングのハンディターミナル10を子機として選択する。ここでは、説明を簡単にするため、ハンディターミナル10Bが子機として選択された場合を説明する。子機のハンディターミナル10Bにおいて、操作部12を介して、操作者から子機設定処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、子機のCPU11は、記憶部15に記憶された子機設定処理プログラムP2に従い、子機設定処理を実行する。
図8に示すように、まず、子機のCPU11は、操作部12を介する操作者からの、子機設定処理の終了指示、又は親機のハンディターミナル10Aのスキャン指示の入力を受け付ける(ステップS31)。ステップS31において、子機のハンディターミナル10Bでは、例えば、図4のハンディターミナル10D,10Eの表示画面のように、親機のスキャンを促す旨の表示情報が表示部14に表示される。
そして、子機のCPU11は、ステップS31で、子機設定処理の終了指示が入力されたか否かを判別する(ステップS32)。子機設定処理の終了指示が入力された場合(ステップS32;YES)、子機設定処理が終了する。
子機設定処理の終了指示が入力されていない場合(ステップS32;NO)、子機のCPU11は、図7の親機設定処理のステップS14に対応して、ステップS31で、親機のハンディターミナル10Aのスキャン指示が入力されたか否かを判別する(ステップS33)。親機のハンディターミナル10Aに表示された2次元コードのスキャン指示を入力した場合に、操作者は、子機のハンディターミナル10Bの撮像部17を、親機のハンディターミナル10Aに表示された2次元コードに向ける。
親機の2次元コードのスキャン指示が入力されていない場合(ステップS33;NO)、ステップS31に移行される。親機の2次元コードのスキャン指示が入力された場合(ステップS33;YES)、子機のCPU11は、操作部12を介する操作者からのトリガキーの押下入力に応じて、撮像部17により、親機のハンディターミナル10Aに表示された2次元コードを撮像し、撮像した画像データをデコードしてスキャンデータを取得することによりスキャンする(ステップS34)。
そして、子機のCPU11は、ステップS34で取得されたスキャンデータから子機の設定情報を抽出する(ステップS35)。そして、子機のCPU11は、ステップS35で取得された子機の設定情報を自機に適用する(ステップS36)。設定情報のうち、親機のハンディターミナル10AのIPアドレスは、後述するアプリインストール処理のみで使われる情報であるので、設定はされなくてよい。そして、子機のCPU11は、ステップS36での子機の設定情報の適用が正常に完了したか否かを判別する(ステップS37)。
設定情報の適用が正常に完了した場合(ステップS37;YES)、子機のCPU11は、自機のシリアル番号をROM18から読み出す(ステップS38)。そして、子機のCPU11は、ステップS38で読み出された自機のシリアル番号を含む2次元コードの画像データを生成する(ステップS39)。そして、子機のCPU11は、ステップS39で生成された2次元コードの画像データを表示部14に表示し(ステップS40)、ステップS31に移行する。ステップS41では、例えば、図4のハンディターミナル10B,10Cの表示画面のように、2次元コードの画像データとともに、ステップS37の設定情報の正常設定完了の旨の情報(例えば、「正常終了」)が表示される。ステップS40の後、操作者は、親機のハンディターミナル10Aにより、子機のハンディターミナル10Bに表示された2次元コードをスキャンする。
設定情報の適用が正常に完了していない場合(ステップS37;NO)、子機のCPU11は、ステップS37の子機の設定情報の適用が正常に完了していない旨のエラー情報を表示部14に表示し(ステップS41)、ステップS31に移行する。
親機設定処理、子機設定処理により、図4に示すように、親機のハンディターミナル10Aで子機の設定情報を含む2次元コードが表示され、子機のハンディターミナル10Bが親機のハンディターミナル10Aの2次元コードをスキャンして得られた子機の設定情報を自機に適用する。子機のハンディターミナル10Bで自機のシリアル番号を含む2次元コードが表示され、親機のハンディターミナル10Aが子機のハンディターミナル10Bの2次元コードをスキャンして得られたシリアル番号を子機の設定情報とともに管理台帳リスト30に格納する。
こうして、子機のハンディターミナル10Bのキッティングが完了すると、親機のハンディターミナル10Aにより、子機のハンディターミナル10C,10D,10Eが順にキッティングされる。全ての子機のハンディターミナルのキッティング後、親機のハンディターミナル10Aが有する管理台帳リスト30は、親機のハンディターミナル10Aと、子機のハンディターミナル10B~10Eとの、紐づけられた端末ID及びシリアル番号と、各設定情報と、が格納された状態となる。
ついで、図9~図11を参照して、上記子機のハンディターミナル10の前半のキッティング実行後の、後半(残り)のキッティングとしてのアプリの配信及びインストールを説明する。
図9に示すように、ここでは、親機のハンディターミナル10Aによる子機のハンディターミナル10Bへのアプリの配信及びインストールの例を説明する。親機のハンディターミナル10Aは、設定情報が設定された子機のハンディターミナル10Bに対し、管理台帳リスト30、用途管理テーブル40及びアプリ配信設定ファイル50を用いて、無線LAN通信により、ハンディターミナル10Bの用途グループに対応するアプリをハンディターミナル10Bに配信してインストールする。
無線LAN通信のアクセスポイント2としては、無線APが「AP1001」のアクセスポイント2Aを用いるものとする。ハンディターミナル10A~10Eにおける親機設定処理、子機設定処理の実行後、ハンディターミナル10Aの電源は切られずに、当該親機のIPアドレスは、変わっていないものとする。
図10を参照して、親機のハンディターミナル10Aで実行されるアプリ配信処理を説明する。キッティング済の親機のハンディターミナル10Aにおいて、操作部12を介して、操作者からアプリ配信処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、親機のCPU11は、記憶部15に記憶されたアプリ配信プログラムP3に従い、アプリ配信処理を実行する。
図10に示すように、まず、親機のCPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信により、子機のハンディターミナル10から通信接続があるか否かを判別する(ステップS51)。子機のハンディターミナル10から通信接続がある場合には、後述するアプリインストール処理のステップS61に対応して、親機のCPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aにより割り当てられた接続元の子機のハンディターミナル10のIPアドレスをアクセスポイント2Aから受信している。子機のハンディターミナル10から通信接続がない場合(ステップS51;NO)、ステップS51に移行される。
子機のハンディターミナル10から通信接続がある場合(ステップS51;YES)、親機のCPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信により、ステップS51で通信接続された子機のハンディターミナル10から端末IDを受信する(ステップS52)。
そして、親機のCPU11は、記憶部15に記憶されている管理台帳リスト30を参照し、ステップS52で受信された端末ID31に対応する用途グループ33を読み出して取得する(ステップS53)。そして、親機のCPU11は、記憶部15に記憶されているアプリ配信設定ファイル50を参照し、ステップS53で取得された用途グループのアプリが格納されているフォルダ(の記憶部15内の場所)を特定する(ステップS54)。
そして、親機のCPU11は、記憶部15の用途管理テーブル40を参照して、ステップS53で受信された用途グループ41に対応する用途42、利用デバイス43を読み出し、ステップS54で特定された記憶部15内のフォルダからアプリを読み出し、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信により、子機のIPアドレスを用いて、読み出した用途、利用デバイス、アプリをステップS51で通信接続された子機のハンディターミナル10に送信する(ステップS55)。
そして、親機のCPU11は、ステップS55の全てのアプリなどの送信が終了したか否かを判別する(ステップS56)。送信が終了していない場合(ステップS56;NO)、ステップS55に移行される。
送信が終了した場合(ステップS56;YES)、親機のCPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信により、ステップS51で通信接続された子機のハンディターミナル10からアプリの受信結果情報を受信して記憶部15の管理台帳リスト30の受信結果37に記憶し、記憶部15の用途管理テーブル40を用いて、当該受信結果情報に基づき表示部14に表示中の表示情報を更新する(ステップS57)。ステップS57では、例えば、図9のハンディターミナル10Aに表示される「用途:店舗商品管理」、「Install#:2/30」の表示情報が表示される。「用途:店舗商品管理」、「Install#2:/30」は、用途グループGroup A(用途:店舗商品管理)におけるインストール予定の子機のハンディターミナル10の台数(30台)のうち、2台のアプリの配信(インストール)が完了している経過情報を示す。店舗商品管理は、用途グループ41のGroup Aに対応する用途42である。図9のハンディターミナル10Aに表示される「ID:SAXX_001」は、親機のハンディターミナル10Aの端末IDである。
そして、親機のCPU11は、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信により、ステップS51で通信接続された子機のハンディターミナル10からデバイスの動作確認結果情報を受信して記憶部15の管理台帳リスト30の動作確認結果38に記憶して更新し(ステップS58)、ステップS51に移行される。
図11を参照して、子機のハンディターミナル10で実行されるアプリインストール処理を説明する。設定情報が設定された子機のハンディターミナル10において、操作部12を介して、操作者からアプリインストール処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、子機のCPU11は、記憶部15に記憶されたアプリインストールプログラムP4に従い、アプリインストール処理を実行する。ここでは、アプリインストール処理が子機のハンディターミナル10Bで実行される例を説明するが、ハンディターミナル10C~10Dでも同様である。
図11に示すように、まず、子機のCPU11は、自機に適用済の設定情報の無線AP、無線設定、認証コードの情報を用いて、無線通信部16を介して、接続対象のアクセスポイント2(アクセスポイント2A)に通信接続する(ステップS61)。通信接続されたアクセスポイント2Aは、接続元のハンディターミナル10BにIPアドレス(ここでは192.168.1.6とする)を割り当て、ハンディターミナル10A,10Bなどに通知する。そして、子機のCPU11は、アクセスポイント2A、無線通信部16を介して、自機で受信済の設定情報の親機のIPアドレス(のハンディターミナル10A)に通信接続する(ステップS62)。
そして、子機のCPU11は、図10のアプリ配信処理のステップS52に対応して、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信により、自機に適用済の設定情報の自機の端末IDをステップS52で通信接続された親機のハンディターミナル10Aに送信する(ステップS63)。
そして、子機のCPU11は、図10のアプリ配信処理のステップS55に対応して、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信部より、自機の用途グループに対応する用途、利用デバイス、アプリを、ステップS63で通信接続された親機のハンディターミナル10から受信して記憶部15に記憶し、受信した用途などの表示情報を表示部14に表示する(ステップS64)。ステップS64では、例えば、図9のハンディターミナル10Bにおいて、ハンディターミナル10Bの端末ID「ID:SAXX_002」、用途「用途:店舗商品管理」が表示される。
そして、子機のCPU11は、ステップS64で自機に対応する全てのアプリなどのデータを受信したか否かを判別する(ステップS65)。全てのデータを受信していない場合(ステップS65;NO)、ステップS64に移行される。
全てのデータを受信した場合(ステップS65;YES)、子機のCPU11は、図10のステップS57に対応して、ステップS64のアプリの受信の結果情報を生成し、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信部より、生成した結果情報を親機のハンディターミナル10Aに送信する(ステップS66)。
そして、子機のCPU11は、ステップS64で記憶部15に記憶されたアプリを用いて、当該アプリを自機にインストールする(ステップS67)。そして、子機のCPU11は、ステップS64で記憶部15に記憶されたアプリから動作確認プログラムを読み出して実行し、ステップS64で受信された利用デバイスの動作確認を行い、利用デバイスの動作確認結果情報を生成する(ステップS68)。
そして、子機のCPU11は、図10のステップS58に対応して、無線通信部16を介して、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信部より、ステップS68で実行された動作確認結果情報を親機のハンディターミナル10Aに送信する(ステップS69)。そして、子機のCPU11は、ステップS62で通信接続された親機のハンディターミナル10Aとの通信接続を切断する(ステップS70)。そして、子機のCPU11は、ステップS61で通信接続されたアクセスポイント2Aとの通信接続を切断し(ステップS71)、アプリインストール処理を終了する。
アプリ配信処理、アプリインストール処理により、図9に示すように、子機のハンディターミナル10Bで、アクセスポイント2Aを介して、子機の端末ID(SAXX_002)が親機のハンディターミナル10Aに送信される。親機のハンディターミナル10Aで、アクセスポイント2Aを介して、子機のハンディターミナル10Bの端末ID(SAXX_002)及び用途グループ(Group A)に対応するアプリが子機のハンディターミナル10Bに送信されて記憶される。子機のハンディターミナル10Bで、アクセスポイント2Aを介して、アプリの受信の結果情報が親機のハンディターミナル10Aに送信され、当該アプリがインストールされる。
こうして、子機のハンディターミナル10Bの残りのキッティングが完了すると、親機のハンディターミナル10Aにより、子機のハンディターミナル10C,10D,10Eが順に残りのキッティングがなされる。
以上、本実施の形態によれば、親機のハンディターミナル10Aは、子機のハンディターミナル10B~10Eの端末IDをハンディターミナル10B~10Eから受信し、ハンディターミナル10A~10Eの端末IDと用途情報としての用途グループとが予め対応付けられた管理台帳リスト30と、受信された端末IDとに基づいて対応する用途(用途グループ)を特定し、特定された用途に対応するアプリをハンディターミナル10A~10Eに送信する。子機のハンディターミナル10B~10Eは、端末IDをハンディターミナル10Aに送信し、アプリをハンディターミナル10Aから受信し、受信されたアプリを自機にインストールする。
このため、複数のハンディターミナル10に対して用途としての用途グループに応じたアプリを容易にセットアップできる。
また、子機のハンディターミナル10B~10Eは、アプリの受信の結果情報を生成し、生成されたアプリの受信の結果情報を親機のハンディターミナル10Aに送信する。ハンディターミナル10Aは、アプリの受信の結果情報を子機のハンディターミナル10B~10Eから受信する。このため、ハンディターミナル10Aにおいて、結果情報によりアプリが子機のハンディターミナル10に正常に送信されたことを確認できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、アプリの受信の結果情報に基づく子機のハンディターミナル10B~10Eへのアプリ配信(インストール)の経過情報を表示部14に表示する。このため、操作者は、アプリ配信(インストール)の経過情報を目視により確実に認識できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、アプリを記憶する記憶部15から、特定された用途(用途グループ)に対応するアプリを取得し、取得されたアプリを子機のハンディターミナル10B~10Eに送信する。このため、複数のハンディターミナル10に、用途毎に異なるアプリを自動的に取得して配信できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、ハンディターミナル10B~10Eの用途とアプリの記憶場所とが対応付けられたアプリ配信設定ファイル50に基づいて、特定された用途に対応するアプリを記憶部15の当該用途に対応する記憶場所から取得する。このため、用途毎に異なるアプリを容易かつ確実に取得して配信できる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、端末IDを子機のハンディターミナル10B~10Eから受信し、特定された用途グループに対応するアプリを端末IDの子機のハンディターミナル10B~10Eに送信する。このため、複数のハンディターミナル10のうちの1つを親機として用いて、ハンディターミナル以外の情報処理装置を用意しなくても、用途毎に異なるアプリを容易に配信でき、インストールできる。
また、親機のハンディターミナル10Aは、子機のハンディターミナル10B~10Eの端末IDを子機のハンディターミナル10B~10Eから取得し、ハンディターミナル10ごとに当該ハンディターミナル10の用途グループが予め対応付けられている管理台帳リスト30を参照することにより、端末IDを取得した子機のハンディターミナル10B~10Eの用途(用途グループ)を特定する。親機のハンディターミナル10Aは、特定された用途に対応する動作確認プログラムを子機のハンディターミナル10B~10Eに提供し、動作確認プログラムによる動作確認結果を子機のハンディターミナル10B~10Eから取得するとともに、動作確認結果を子機のハンディターミナル10B~10Eの端末IDと対応付けて管理台帳リスト30に登録する。このため、ハンディターミナル10Aにおいて、結果情報により用途に対応して子機のハンディターミナル10が正常に動作されたことを確認できる。
なお、親機のハンディターミナル10Aが、子機のハンディターミナル10の用途、利用デバイス、1種類の動作確認プログラムを当該子機のハンディターミナル10に送信し、当該子機のハンディターミナル10が、受信した用途の利用デバイス及び動作確認プログラムを用いて自機の利用デバイスの動作確認を行う構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、動作確認プログラムが用途ごとに用意され、親機のハンディターミナル10Aが、複数の動作確認プログラムから送信先の子機のハンディターミナル10の用途に対応する動作確認プログラムを選択して当該子機のハンディターミナル10に送信し、子機のハンディターミナル10が、受信した動作確認プログラムを用いて自機の利用デバイスの動作確認を行う構成としてもよい。
(変形例)
上記実施の形態の変形例を説明する。上記実施の形態では、子機のハンディターミナル10B~10Eへのアプリの配信及びインストールに、アクセスポイント2Aを介する無線LAN通信を使用したが、親機のハンディターミナル10Aがアクセスポイントとして機能すれば、アクセスポイント2Aを用意する必要は無い。本変形例では、アプリの配信及びインストールにおいて、親機のハンディターミナル10Aと子機のハンディターミナル10B~10Eとの間で、アクセスポイント2Aを用いないダイレクトの無線LAN通信を行うものとする。
本変形例では、キッティング前の各ハンディターミナル10の記憶部15には、端末間でダイレクトの無線LAN通信を行うための無線LAN用プログラムが記憶されているものとする。無線LAN用プログラムとして、「Wi-Fi Direct(登録商標) Soft AP」のプログラムを用いるものとする。「Soft AP」は、端末を無線LAN通信音のアクセスポイントとして機能させることを意味する。具体的には、親機のハンディターミナル10をアクセスポイントとして機能させ、子機のハンディターミナル10をアクセスポイントと通信するクライアントとして機能させる。このため、各ハンディターミナル10の記憶部15には、「Wi-Fi Direct Soft AP」のプログラムが記憶されているものとする。
まず、上記実施の形態と同様に、親機のハンディターミナル10Aにおいて、図7の親機設定処理が実行され、子機のハンディターミナル10B~10Eにおいて、図8の子機設定処理が実行される。このため、親機のハンディターミナル10Aに、管理台帳リスト30が生成され、管理台帳リスト30、用途管理テーブル40及びアプリ配信設定ファイル50が記憶部15に記憶されているものとする。また、子機のハンディターミナル10B~10Eには、各機の設定情報が設定されているものとする。ただし、アプリ配信設定ファイル50には、アクセスポイントに関する情報が含まれないものとする。
残りのキッティングとしてのアプリの配信及びインストールでは、親機のハンディターミナル10Aにおいて、CPU11により、記憶部15に記憶されたWi-Fi Direct Soft APのプログラムが実行され、図10のアプリ配信処理と同様の処理が実行される。ただし、このアプリ配信処理と同様の処理において、ステップS51,S52,S57の受信、ステップS55の送信は、Wi-Fi Direct Soft APのダイレクトの無線LAN通信より、子機のハンディターミナル10B~10Eに対してアクセスポイントを介すことなく直接行われる。
上記アプリ配信処理と同様の処理の実行に対応して、子機のハンディターミナル10B~10Eにおいて、CPU11により、記憶部15に記憶されたWi-Fi Direct Soft APのプログラムが実行され、図11のアプリインストール処理と同様の処理が実行される。ただし、このアプリインストール処理と同様の処理において、ステップS61、S62では、アクセスポイントとして機能する親機のハンディターミナル10Aに直接接続され、ステップS63,S66の送信、ステップS64の受信は、Wi-Fi Direct Soft APのダイレクトの無線LAN通信より、親機のハンディターミナル10Aに対してアクセスポイントを介すことなく直接行われ、ステップS67(S69)でアクセスポイントとして機能する親機との通信接続が解除される。
なお、親機のハンディターミナル10Aおいて実行される親機設定処理と、子機のハンディターミナル10B~10Eにおいて実行される子機設定処理とにおいて、2次元コードのスキャンにより各種情報を交換することに代えて、上記Wi-Fi Direct Soft APのようなダイレクトの無線LAN通信により、各種情報を送受信する構成としてもよい。
以上、本変形例によれば、上記実施の形態と同様に、複数のハンディターミナル10に対して用途としての用途グループに応じたアプリを容易にセットアップできる。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶部を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM、メモリカードなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る情報端末、端末アプリケーション管理システム及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態及び変形例では、操作者が1名で、親機が1台のハンディターミナル10Aの例を説明したが、これに限定されるものではない。操作者が複数名で、親機も同数台のハンディターミナル10を用いる構成としてもよい。この構成では、全ての子機の設定情報の適用が完了した後に、全親機の管理台帳リスト30を合成して1つの管理台帳リスト30とすることができる。また、設定情報の適用が完了した子機のハンディターミナル10を親機として使用する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、情報処理装置としての親機として子機と同じハンディターミナル10を用いる構成としたが、これに限定されるものではない。親機として、自機のキッティング不要のタブレットPCなどの情報処理装置を用いて、子機のハンディターミナル10をキッティングする構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、情報端末としてハンディターミナル10をキッティングする構成としたが、これに限定されるものではない。ハンディターミナル以外のスマートフォンなどの情報端末をキッティングする構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例において、子機のハンディターミナル10に配信するアプリは、親機のハンディターミナル10Aの記憶部15に記憶されている構成としたが、これに限定されるものではない。子機のハンディターミナル10に配信するアプリは、アクセスポイント2に接続されたサーバ3に記憶されており、親機のハンディターミナル10Aが、子機のアプリをサーバ3から受信して子機のハンディターミナル10に配信する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例における端末アプリケーション管理システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態及び変形例に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、
情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段と、
前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する第1の送信手段と、を備える情報端末。
<請求項2>
前記第1の受信手段は、前記アプリケーションプログラムの受信の結果情報を当該アプリケーションプログラムの送信先の他の情報端末から受信する請求項1に記載の情報端末。
<請求項3>
前記アプリケーションプログラムの受信の結果情報に基づくアプリケーションプログラム送信の経過情報を表示手段に表示する表示制御手段を備える請求項2に記載の情報端末。
<請求項4>
前記アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得手段を備え、
前記第1の送信手段は、前記取得されたアプリケーションプログラムを前記識別情報の他の情報端末に送信する請求項1から3のいずれか一項に記載の情報端末。
<請求項5>
前記取得手段は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する請求項4に記載の情報端末。
<請求項6>
前記情報端末は、親機としての情報端末であり、
前記第1の受信手段は、子機としての前記他の情報端末の識別情報を当該情報端末から受信し、
前記第1の送信手段は、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記識別情報の子機の情報端末に送信する請求項1から5のいずれか一項に記載の情報端末。
<請求項7>
請求項1に記載の第1の情報端末と、
前記他の情報端末としての第2の情報端末と、を備え、
前記第2の情報端末は、
前記第2の情報端末の識別情報を前記第1の情報端末に送信する第2の送信手段と、
前記アプリケーションプログラムを前記第1の情報端末から受信する第2の受信手段と、
前記受信されたアプリケーションプログラムを自機にインストールするインストール手段と、を備える端末アプリケーション管理システム。
<請求項8>
前記第2の情報端末は、
前記アプリケーションプログラムの受信の結果情報を生成する生成手段を備え、
前記第2の送信手段は、前記生成されたアプリケーションプログラムの受信の結果情報を前記第1の情報端末に送信する請求項7に記載の端末アプリケーション管理システム。
<請求項9>
他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得手段と、
情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得手段により前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供手段と、
前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録手段と、
を備えることを特徴とする情報端末。
<請求項10>
情報端末のコンピュータを、
他の情報端末の識別情報を当該情報端末から受信する第1の受信手段、
情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段、
前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の情報端末に送信する第1の送信手段、
として機能させるためのプログラム。
<請求項11>
情報端末のコンピュータを、
他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得手段、
情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得手段により前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定手段、
前記特定手段により特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供手段、
前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録手段、
として機能させるためのプログラム。
1 端末アプリケーション管理システム
2,2A アクセスポイント
3 サーバ
10,10A,10B,10C,10D,10E ハンディターミナル
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 無線通信部
17 撮像部
18 ROM
19 バス

Claims (13)

  1. 親機としての情報端末であって、
    子機としての他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、
    情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段と、
    前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記子機としての他の情報端末に送信する第1の送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報端末。
  2. 他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得手段と、
    情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得手段により前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供手段と、
    前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とする情報端末。
  3. 他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する第1の受信手段と、
    情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段と、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得手段と、
    前記取得されたアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する第1の送信手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する、
    ことを特徴とする情報端末。
  4. 前記第1の受信手段は、前記アプリケーションプログラムの受信の結果情報を当該アプリケーションプログラムの送信先の他の情報端末から受信する、
    ことを特徴とする請求項1または3に記載の情報端末。
  5. 前記アプリケーションプログラムの受信の結果情報に基づくアプリケーションプログラム送信の経過情報を表示手段に表示する表示制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
  6. 第1の情報端末として請求項1または3に記載の情報端末と、
    第2の情報端末として前記他の情報端末と、
    を備え、
    前記第2の情報端末は、
    前記第2の情報端末の識別情報を前記第1の情報端末に送信する第2の送信手段と、
    前記アプリケーションプログラムを前記第1の情報端末から受信する第2の受信手段と、
    前記受信されたアプリケーションプログラムを自機にインストールするインストール手段と、
    を備えることを特徴とする端末アプリケーション管理システム。
  7. 前記第2の情報端末は、
    前記アプリケーションプログラムの受信の結果情報を生成する生成手段を備え、
    前記第2の送信手段は、前記生成されたアプリケーションプログラムの受信の結果情報を前記第1の情報端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末アプリケーション管理システム。
  8. 親機としての情報端末が実行する管理支援方法であって、
    子機としての他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信処理と、
    情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定処理と、
    前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記子機としての他の情報端末に送信する送信処理と、
    を含むことを特徴とする管理支援方法。
  9. 情報端末が実行する管理支援方法であって、
    他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得処理と、
    情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得処理で前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定処理と、
    前記特定処理で特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供処理と、
    前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録処理と、
    を含むことを特徴とする管理支援方法。
  10. 情報端末が実行する管理支援方法であって、
    他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信処理と、
    情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定処理と、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得処理と、
    前記取得されたアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する送信処理と、
    を含み、
    前記取得処理は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する、
    ことを特徴とする管理支援方法。
  11. 親機としての情報端末のコンピュータを、
    子機としての他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信手段、
    情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段、
    前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記子機としての他の情報端末に送信する送信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 情報端末のコンピュータを、
    他の情報端末の識別情報を前記他の情報端末から取得する取得手段、
    情報端末ごとに当該情報端末の用途情報が予め対応付けられている管理情報を参照することにより、前記取得手段により前記識別情報を取得した前記他の情報端末の用途を特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された用途に対応する動作確認プログラムを前記他の情報端末に提供する提供手段、
    前記動作確認プログラムによる動作確認結果を前記他の情報端末から取得するとともに、前記動作確認結果を前記他の情報端末の識別情報と対応付けて登録する登録手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 情報端末のコンピュータを、
    他の情報端末の識別情報を当該他の情報端末から受信する受信手段、
    情報端末の識別情報と用途情報とが予め対応付けられた端末管理情報と、前記受信された識別情報とに基づいて対応する用途を特定する特定手段、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段から前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを取得する取得手段、
    前記取得されたアプリケーションプログラムを前記受信された識別情報の他の情報端末に送信する第1の送信手段、
    として機能させ、
    前記取得手段は、他の情報端末の用途情報とアプリケーションプログラムの記憶場所情報とが予め対応付けられたアプリケーション管理情報に基づいて、前記特定された用途に対応するアプリケーションプログラムを前記記憶手段の前記用途に対応する記憶場所から取得する、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2018118435A 2018-06-22 2018-06-22 情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム Active JP7180138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018118435A JP7180138B2 (ja) 2018-06-22 2018-06-22 情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018118435A JP7180138B2 (ja) 2018-06-22 2018-06-22 情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019220043A JP2019220043A (ja) 2019-12-26
JP7180138B2 true JP7180138B2 (ja) 2022-11-30

Family

ID=69096747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018118435A Active JP7180138B2 (ja) 2018-06-22 2018-06-22 情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7180138B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7040547B2 (ja) * 2020-03-10 2022-03-23 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005258931A (ja) 2004-03-12 2005-09-22 Sony Corp 診断装置
JP2006302174A (ja) 2005-04-25 2006-11-02 Olympus Corp 端末機能更新システム
WO2009109980A2 (en) 2008-03-03 2009-09-11 Onmobile Global Limited Method and system for transfer of application between devices
JP2012053836A (ja) 2010-09-03 2012-03-15 Kddi Corp アプリケーション管理システム
JP2016192238A (ja) 2012-03-19 2016-11-10 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2018036768A (ja) 2016-08-30 2018-03-08 キヤノン株式会社 電子機器、その制御方法、および制御プログラム、並びに記録媒体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005258931A (ja) 2004-03-12 2005-09-22 Sony Corp 診断装置
JP2006302174A (ja) 2005-04-25 2006-11-02 Olympus Corp 端末機能更新システム
WO2009109980A2 (en) 2008-03-03 2009-09-11 Onmobile Global Limited Method and system for transfer of application between devices
JP2012053836A (ja) 2010-09-03 2012-03-15 Kddi Corp アプリケーション管理システム
JP2016192238A (ja) 2012-03-19 2016-11-10 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2018036768A (ja) 2016-08-30 2018-03-08 キヤノン株式会社 電子機器、その制御方法、および制御プログラム、並びに記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019220043A (ja) 2019-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106559388B (zh) 绑定设备的方法和装置
US9807272B2 (en) Information processing system, device, and information processing method
EP2116947B1 (en) Equipment management device, equipment management system, equipment management method, and recording medium
CN102739900A (zh) 图像输出***
US9509860B2 (en) Function execution apparatus and screen information server
US20140016165A1 (en) Data processing system, data processing apparatus, and data processing method
US9026626B2 (en) Management device, information processing system, management method, and storage medium
JP6575214B2 (ja) 情報処理装置、端末装置及びプログラム
US20150007279A1 (en) Communication method, device, information processing apparatus, and storage medium
JP2022140468A (ja) 情報処理システム、情報処理装置
JP7180138B2 (ja) 情報端末、端末アプリケーション管理システム、管理支援方法及びプログラム
JP2010258726A (ja) 端末ip設定システム
JP6874741B2 (ja) キッティングシステム及びキッティング方法
JP7013962B2 (ja) 機器システム、ジョブ処理方法、情報処理装置、プログラム
JP2014179909A (ja) 画像形成装置、ネットワークシステム、方法およびプログラム
JP7047504B2 (ja) ジョブシステム、ジョブ実行方法、情報処理装置、プログラム
JP7099117B2 (ja) 情報端末、端末管理システム及びプログラム
JP6908543B2 (ja) 携帯端末及びプログラム
JP2021189687A (ja) 情報処理システム
JP2017091188A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2013200588A (ja) 印刷システムおよびプリンター
JP2023096327A (ja) 印刷システムおよびアプリケーションプログラム
JP4407357B2 (ja) パラメータ処理装置およびそのパラメータ設定方法
JP2002091836A (ja) 制御用通信システム、および制御用通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5935921B2 (ja) クライアント端末、クライアント端末の制御方法及び画像入力制御用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7180138

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150