JP7178015B2 - オンライン会議システム - Google Patents

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本発明は、通信回線を利用したオンライン会議システムに関する。
遠隔地の複数のユーザーが、それぞれのユーザーの端末装置どうしを通信回線を介して接続して会議を構成するオンライン会議システムは公知である。例えば、特許文献1には、テレビ電話機と遠隔画像送信回路とを備えるユーザー端末装置で構成されるテレビ電話会議システムが開示されている。このテレビ電話会議システムでは、各端末装置のモニター画面を複数に分割し、各分割画面に会議出席者である各ユーザーの画像が表示されるようになっている。
特許文献1のようなテレビ電話会議システムでは、出席者の顔を各ユーザー端末装置に表示させるため、通信回路を介して出席者の顔を撮影した撮影画像を各ユーザー端末装置に転送している。しかし、撮影画像のデータ量は膨大であるため、各出席者の撮影画像の入出力に多大な時間を要する。通信回路に与える負荷も大きい。そこで、上記の問題を解決する手段として、撮影画像に代えて、出席者のアバター(分身となるキャラクター)をユーザー端末装置に表示することも公知である。
例えば特許文献2には、複数のユーザーが仮想的に表現されるアバターをディスプレイに表示させる表示制御部と、複数のユーザーのうち、少なくとも一人のユーザーの行動を検出する行動検出部と、少なくとも一人のユーザーの会議への積極的な態度を示す指標である積極度を判定する積極度判定部と、積極度判定部により判定された積極度に応じて、行動検出部が検出したユーザーの行動をアバターに反映させる行動反映部とを備える会議システムが開示されている。特許文献3には、仮想的な会議を行うための仮想会議室を表示すると共に該会議への出席者を表すアニメーションキャラクタ(アバターに相当)を該仮想会議室内に表示するための表示手段と、自己のアニメーションキャラクタの動作を指示するための指示手段と、指示手段で指示された自己のアニメーションキャラクタの動作情報を出力する情報出力手段と、入力された他のアニメーションキャラクタの動作情報に応じて他のアニメーションキャラクタを動作させるとともに、指示された動作に応じて自己のアニメーションキャラクタを動作させるキャラクタ制御手段とを備える仮想会議システム用端末装置が開示されている。
特開平4-140990号公報 特開2014-225801号公報 特開平6-274596号公報
特許文献2のように各ユーザーの行動を検出して、各ユーザーの行動をアバターに反映させる構成、或いは特許文献3のように、各ユーザーが自己のアニメーションキャラクター(アバター)の動作を指示する構成では、会議への参加人数が多くなり、多数のアバターが画面表示されるようになると、その分だけ各ユーザーの行動をアバターに反映させる行動反映に係るデータ量が大きくなり、ユーザー端末装置の処理負担や通信回線への負荷が大きくなるため、アバターの動作がフリーズするといった表示不良、或いは会議の音声が途切れるなどの音声不良を招来するおそれがある。さらに、特許文献2、3の構成では、会議画面上のアバターの動きを見ることで、各ユーザーの会議への参加度合を推測することは可能であるものの、会議内容について評価する機能はなく、各ユーザーや第三者が会議の進捗具合を直観的に知ることは不可能であり、その点でも改善の余地があった。
本発明の目的は、アバターを使ったオンライン会議システムにおいて、会議への参加者が多くなった場合でも、各ユーザーの動作をアバターに反映させる動作反映に係るデータ量が大きくなることを抑えて、ユーザー端末装置の処理負担や通信回線への負荷が大きくなることを防ぐことにある。
本発明の他の目的は、アバターを使ったオンライン会議システムにおいて、会議へ参加しているユーザーや第三者が会議の進捗具合を直観的に知ることができるようにすることにある。
本発明は、会議用のサーバー3と、会議に参加する個々のユーザー5によって操作されるとともに、前記サーバー3と通信回線2を介して接続される複数台の端末装置4とで構成されるオンライン会議システムを対象とする。そして、端末装置4が、当該端末装置4(4A)の操作者であるユーザー5(5A)に対応する個人アバター34(34A)と、会議に参加している他のユーザー5(5B~5F)に対応する個人アバター34(34B~34F)とが表示される表示部11と、カメラ13を介してユーザー5の動作を検出する動作検出部21と、動作検出部21により検出されるユーザー5の動作から、個人アバター34に反映される動作を抽出する動作抽出部22と、動作抽出部22により抽出された動作を示す動作コマンドを、通信回線2を介して端末装置4間で送受信する動作コマンド送受信部23と、動作コマンドに基づいて、当該動作コマンドに対応する動きを表示部11に表示された個人アバター34に反映させる動作反映部24と、を備える。
動作抽出部22により抽出される動作が、端末装置4の操作者であるユーザー5、或いは会議用のサーバー3の管理者により選択可能に構成されている。
各端末装置4の表示部11には、会議の進捗状況を示す会議アバター32が表示されている。端末装置4は、操作者であるユーザー5による会議の進捗状況の評価に係る操作を受けて、当該評価に対応する評価信号を会議用のサーバー3に送信する評価部28と、会議用のサーバー3から送信された評価集計結果に係る評価コマンドを受けて、表示部11に表示された会議アバター32の形態を変化させる評価反映部29と、を備える。会議用のサーバー3は、各端末装置4から送信されてきた評価信号を集計し、評価コマンドを各端末装置4に向けて送信する評価集計部54を備える。
本発明においては、ユーザー5がカメラ13の前で動くと、その動作はカメラ13を介して動作検出部21により検出される。動作抽出部22は、動作検出部21により検出された多種多様な動作から個人アバター34に反映される動作を抽出する。動作抽出部22により反映される動作が抽出されると、動作コマンド送受信部23は、当該動作を示す動作コマンドを通信回線2を介して他の端末装置4に送信し、動作反映部24は、動作コマンドに対応する動きを表示部11に表示する。以上のように本発明のオンライン会議システムにおいては、各端末装置4を操作するユーザー5の全ての動作を表示部11上の個人アバター34に反映させるのではなく、限られた動作のみが個人アバター34に反映されるようにしたので、ユーザー5の全ての動作を個人アバター34に反映させる構成に比べて、動作反映に係るデータ量を格段に小さく抑えることができる。したがって、会議への参加者が多くなった場合でも、端末装置4の処理負担や通信回線2への負荷が大きくなることを防いで、個人アバター34の動作がフリーズするといったような表示不良が発生することや、ユーザー5の発言が途切れるといったような音声不良が発生することを防ぐことができる。
動作抽出部22により抽出される動作が、端末装置4のユーザー5、或いはサーバー3の管理者により選択可能に構成されていると、会議の種別に応じた最適なユーザー5の動作のみを個人アバター34に反映させることが可能となる。例えば、本実施例の会議システムを講演会などに適用し、一名の講演者のお言葉を、数十名~数百名の多数の聴講者が聞くような場合には、「拍手」に係るユーザー5である聴講者の動作のみが、それぞれの聴講者に対応した個人アバター34に反映されるようにして、他の多くの動作は個人アバター34に反映させないようにすることが可能であり、これにより、多数のユーザー5が参加する講演会でありながら、端末装置4の処理負担や通信回線2への負荷を大幅に抑えて、表示不良や音声不良が発生することを確実に防ぐことができる。個人アバター34が無駄な動きをすることがなく、講演会がスムーズに進行するという利点もある。
各端末装置4の表示部11には、会議の進捗状況を示す会議アバター32が表示されており、各ユーザー5の会議の進捗状況の評価に係る操作を受けて、会議アバター32の形態が変化するように構成されていると、会議の有意義度を視覚化することができるので、各ユーザー5は、当該会議アバター32の形態を見るだけで、現在会議が有意義に進んでいるか否かを簡単確実に把握することができる。
本発明の実施形態に係るオンライン会議システムの概略構成図である。 オンライン会議システムを構成する端末装置のブロック図である。 端末装置の表示内容を示す図である。 会議アバターの形態変化を示す図である。 動作認識とアバターへの動作反映とを説明するための図である。 会議用サーバーのブロック図である。
図1乃至図6に、本発明の実施形態に係るオンライン会議システムを示す。図1に、会議システムの概略構成図を示す。この会議システム1は、インターネット等の通信回線2を介して互いに接続されたシステムサーバー(会議用のサーバー)3と、複数の端末装置4(4A~4F)とで構成される。端末装置4(4A~4F)は、会議に参加する個々の会議参加者であるユーザー5(5A~5F)によって操作される。この会議システム1を用いれば、複数のユーザー5が互いに異なる場所に居る場合でも、これらユーザー5は、それぞれが操作する端末装置4を用いて、当該端末装置4のディスプレイ11上で会議を行うことができる。図示例では、6名のユーザー5が、それぞれが操作する計6台の端末装置4を使って会議に参加する例を示すが、オンライン会議に参加するユーザー5の人数や端末装置4の台数は、上記に限られない。
図2は、端末装置4のブロック図である。端末装置4は、いわゆるノート型パソコンであり、ユーザーにより操作されるキーボード10、液晶表示パネルであるディスプレイ(表示部)11、収音用のマイク12、撮像用のカメラ13、および拡声器であるスピーカー14などを備える。端末装置4の制御部15は、端末装置4の全体の動作を包括的に制御するものであり、RОM(Read Only Memory)やSSD(Solid State Drive)などの格納部16に格納されたプログラム、又は通信部17を介して外部から読み込んだプログラムを、作業領域であるRAM(Random Access Memory)18に展開し、当該プログラムに従って画像表示部19等を制御する。
図2では、オンライン会議システムに係るプログラム(以下単に「プログラム」と記す。)を実行した際の制御部15の構成を概略的に示しており、当該プログラムの実行時において、制御部15は、動作検出部21、動作抽出部22、動作コマンド送受信部23、動作反映部24、音声入力部25、音声出力部26、操作入力部27、評価部28、評価反映部29などで構成される。これら各部の動作については後述する。
図3は、本実施例に係るオンライン会議システム1のディスプレイ11上における表示画面を示しており、そこには、会議参加者であるユーザー5の情報が表示されるユーザー領域30と、各ユーザー5により打ち込まれた文字情報が表示されるチャット領域31と、会議アバター32が表示される会議アバター領域33とが形成されている。
図3に示すように、ユーザー領域30には個人アバター34が表示されている。個人アバター34は、端末装置4の操作者であるユーザー5に対応するものであって、オンライン会議という仮想的な空間において、各ユーザー5の分身として表示されるものである。これら個人アバター34は、プログラム上で予め用意されたキャラクタから各ユーザー5により選択されたもの、或いはプログラム上で各ユーザー5により作成される。図3では、ユーザー領域30には、6名のユーザー5(5A~5F)に対応する6つの個人アバター34(34A~34F)が表示されている。ユーザー領域30の左上欄に、端末装置4Aの操作者であるユーザー5(5A)の個人アバター34(34A)が表示される。
会議アバター32は、会議の進捗状況の指針として表示されるものであり、会議参加者であるユーザーによる会議の評価(例えば会議の進捗具合についての〇×△の三段階評価)を受けて形態が変化する。本実施例における会議アバター32は、飛行帽を被った鷲のパイロットを模したキャラクタ(32A)を当初形態としており、当該形態から、図4に示すように、有意義な会議であるとして高い評価を受けたときには、より階級の高い将校風の着衣(制帽)を付けたキャラクタ(32B)に変化し、他方で無意義な会議であるとして低い評価を受けたときには、ひな鳥風のキャラクタ(32C)に変化するようになっている。
図6にシステムサーバー3のブロック図を示す。同図に示すように、システムサーバー3の制御部50は、同サーバー3の全体の動作を包括的に制御するものであり、当該制御部50には、各種データやプログラムが格納されたRОMやHDD(Hard Disc Drive)などの格納部51と、プログラムの作動領域であるRAM52などが接続されている。制御部50は、通信回線2を介して端末装置4との間で各種データを送受信する通信部53のほか、各端末装置4から送られてきた評価信号を集計し、評価コマンドを各端末装置4に向けて送信する評価集計部54を備える。
次に、本実施例に係るオンライン会議システムにおけるアバター(個人アバター34と会議アバター32)の変化と、制御部15の処理動作について図1乃至図6を使って説明する。まず、オンライン会議の開催者は、当該会議の開催に先立って、予め個人アバター34に反映させるべき動作(反映動作)を選択しておく。本実施例では、会議の開催者は「頷く」と「拍手」の二つの動作が反映動作として選択されたものとする。
図3は、会議開始直後のユーザー5Aが操作する端末装置4Aのディスプレイ11の表示態様を示しており、そこでは、ユーザー5Aの個人アバター34Aと、他の5人のユーザー5B~5Fのアバター34B~34Fに加えて、初期形態32Aの会議アバター32が表示されている。例えばユーザー5Aの発言は、端末装置4Aのマイク12で収音され、音声入力部25と通信部17を介して他の端末装置4B~4Fに送信され、当該他の端末装置4B~4Fの音声出力部26を通してスピーカー14から発声される。また、チャット領域31には、各ユーザー5がキーボード10を操作することで打ち込まれた文字情報が表示される。
端末装置4Aのカメラ13は、ユーザー5Aの上半身を捉える位置にあり、これにより、当該カメラ13により会議中におけるユーザー5Aの上半身の動きは的確に撮影される。カメラ13により撮像されたデジタルデータは動作検出部21に送られ、動作検出部21による映像解析(モーションキャプチャ)を経て、ユーザー5Aの動作として検出される。具体的には、動作検出部21は、例えば、「首を傾げる」、「首を横に振る」、「首を縦に振る(頷く)」、「手を振る」、「手を組む」、「手を叩く(拍手)」といったような多種多様なユーザー5Aの動作を検出する。
動作検出部21により検出された動作(以下「検出動作」と記す。)は、随時、動作抽出部22に送られ、動作抽出部22は、検出動作から個人アバター34に反映される動作のみを抽出する。具体的には、動作抽出部22は、検出動作と、先の会議開催者により予め選択された反映動作(「頷く」と「拍手」)とを比較し、検出動作が反映動作と一致する場合には、抽出信号を動作コマンド送受信部23に伝える。一方、検出動作が反映動作と一致しない場合には、動作抽出部22から動作コマンド送受信部23には抽出信号は送られない。
動作コマンド送受信部23は、動作抽出部22からの抽出信号を受けると、抽出された動作を示す動作コマンドを、動作反映部24に送るとともに、通信部17と通信回線2とを介して他の端末装置4(4B~4F)に転送する。動作コマンドを受けた動作反映部24は、画像表示部19を介してディスプレイ11上のユーザー5Aに対応する個人アバター34Aに動作を反映させる。具体的には、図5に示すように、ユーザー5Aが拍手する動作を行った場合には、ディスプレイ11上の個人アバター34Aには拍手する動作が反映され、ユーザー5Aが頷く動作を行った場合には、個人アバター34Aには頷く動作が反映される。
この動作は、他の端末装置4(4B~4F)においても同様であり、ユーザー5Aが操作する端末装置4Aの動作コマンド送受信部23から通信回線2を介して送られてきた動作コマンドを、他の端末装置4(4B~4F)の動作コマンド送受信部23が受信すると、当該他の端末装置4(4B~4F)の動作反映部24は、各端末装置4(4B~4F)のディスプレイ11上のユーザー5Aに対応する個人アバター34Aに、拍手する動作や頷く動作を反映させる。
図3に示すように、会議の開始当初は、当初形態の会議アバター32(32A)が表示されている。オンライン会議が進むと、各ユーザー5には会議の進捗状況についての評価が求められる。上述のように評価は〇×△の三段階評価であり、ユーザー5がディスプレイ11上に表示された〇×△の三種のボタンのいずれかにカーソルを合わせてクリックすることで、評価を実行することができる。端末装置4の評価部28は、上記のような評価に係る操作を受けると、通信部17を介して当該評価に対応する評価信号をシステムサーバー3に送信する。
システムサーバー3の評価集計部54は、各端末装置4の評価部28から送られてきた評価信号を集計し、会議アバター32を成長させる、退行させる、或いは現状維持とする旨のいずれか一種の評価コマンドを各端末装置4に向けて送信する。例えば、過半数のユーザー5が有意義な会議であるとして高い評価(〇)を下したときには、評価集計部54は、各端末装置4のディスプレイ11に表示されている会議アバター32を成長させる旨の評価コマンドを送信する。一方、過半数のユーザーが無意義な会議であるとして低い評価(×)を下したときには、評価集計部54は、会議アバター32を退行させる旨の評価コマンドを送信する。
各端末装置4の評価反映部29は、システムサーバー3の評価集計部54からの評価コマンドを受けると、当該評価コマンドに従って、ディスプレイ11に表示される会議アバター32の形態を変化させる。例えば、図4の32Aの形態から、成長させる旨の評価コマンドを受けたときには、将校風のキャラクタ(32B)の形態に会議アバター32を変化させる。一方、図4の32Aの形態から、退行させる旨の評価コマンドを受けたときには、ひな鳥風のキャラクタ(32C)の形態に会議アバター32を変化させる。
以上のように、本実施例に係るオンライン会議システム1においては、各端末装置4(4A~4F)を操作するユーザー5(5A~5F)の全ての動作をディスプレイ11上の個人アバター34(34A~34F)に反映させるのではなく、「頷く」と「拍手する」といったような限られた動作のみを個人アバター34に反映するようにしたので、ユーザー5の全ての動作を個人アバター34に反映させる構成に比べて、動作反映に係るデータ量を格段に小さく抑えることができる。したがって、会議への参加者が多くなった場合でも、端末装置4(4A~4F)の処理負担や通信回線2への負荷が大きくなることを防いで、個人アバター34の動作がフリーズするといったような表示不良が発生することや、ユーザー5の発言が途切れるといったような音声不良が発生することを防ぐことができる。
動作抽出部22により抽出される動作を、端末装置4のユーザー5、或いはシステムサーバー3の管理者により選択可能に構成したので、会議の種別に応じた最適なユーザー5の動作のみを個人アバター34に反映させることが可能となる。例えば、本実施例の会議システム1を講演会などに適用し、一名の講演者のお言葉を、数十名~数百名の多数の聴講者が聞くような場合には、「拍手」に係るユーザー5である聴講者の動作のみが、それぞれの聴講者に対応した個人アバター34に反映されるようにして、他の多くの動作は個人アバター34に反映させないようにすることが可能であり、これにより、多数のユーザー5が参加する講演会でありながら、端末装置4の処理負担や通信回線2への負担を大幅に抑えて、表示不良や音声不良が発生することを確実に防ぐことができる。個人アバター34が無駄な動きをすることがなく、講演会がスムーズに進行するという利点もある。
各端末装置4のディスプレイ11には、会議の進捗状況を示す会議アバター32が表示されており、各ユーザー5の会議の進捗状況の評価に係る操作を受けて、会議アバター32の形態が変化するように構成されていると、会議の有意義度を視覚化することができるので、各ユーザー5は、当該会議アバター32の形態を見るだけで、現在会議が有意義に進んでいるか否かを簡単確実に把握することができる。
上記実施例において、動作抽出部22により抽出される動作(抽出動作)は、「頷く」と「拍手」であったが、抽出動作はこれらに限られない。ディスプレイ11上の画面割り等の表示形態は、図3に示すものに限られない。会議アバター32や個人アバター34の形態も図示例に限られない。
1 オンライン会議システム
2 通信回線
3 会議用のサーバー(システムサーバー)
4 端末装置
5 ユーザー
11 表示部(ディスプレイ)
13 カメラ
21 動作検出部
22 動作抽出部
23 動作コマンド送受信部
24 動作反映部
28 評価部
29 評価反映部
32 会議アバター
34 個人アバター
54 評価集計部

Claims (2)

  1. 会議用のサーバー(3)と、会議に参加する個々のユーザー(5)によって操作されるとともに、前記サーバー(3)と通信回線(2)を介して接続される複数台の端末装置(4)とで構成されるオンライン会議システムにおいて、
    端末装置(4)が、
    当該端末装置(4)の操作者であるユーザー(5)に対応する個人アバター(34)と、会議に参加している他のユーザー(5)に対応する個人アバター(34)とが表示される表示部(11)と、
    カメラ(13)を介してユーザー(5)の動作を検出する動作検出部(21)と、
    動作検出部(21)により検出されるユーザー(5)の動作から、個人アバター(34)に反映される動作を抽出する動作抽出部(22)と、
    動作抽出部(22)により抽出された動作を示す動作コマンドを、通信回線(2)を介して端末装置(4)間で送受信する動作コマンド送受信部(23)と、
    動作コマンドに基づいて、当該動作コマンドに対応する動きを表示部(11)に表示された個人アバター(34)に反映させる動作反映部(24)と、
    を備えており、
    動作抽出部(22)により抽出される動作が、端末装置(4)の操作者であるユーザー(5)、或いは会議用のサーバー(3)の管理者により選択可能に構成されてい ることを特徴とするオンライン会議システム。
  2. 各端末装置(4)の表示部(11)には、会議の進捗状況を示す会議アバター(32)が表示されており、
    端末装置(4)は、
    操作者であるユーザー(5)による会議の進捗状況の評価に係る操作を受けて、当該評価に対応する評価信号を会議用のサーバー(3)に送信する評価部(28)と、
    会議用のサーバー(3)から送信された評価集計結果に係る評価コマンドを受けて、表示部(11)に表示された会議アバター(32)の形態を変化させる評価反映部(29)と、
    を備え、
    会議用のサーバー(3)が、各端末装置(4)から送信されてきた評価信号を集計し、評価コマンドを各端末装置(4)に向けて送信する評価集計部(54)を備える 、請求項1記載のオンライン会議システム
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