JP7176245B2 - イヤホンシステム、イヤホンおよび充電器 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者によるイヤホンの設定を可能とするイヤホンシステム、イヤホンおよび充電器に関する。
補聴器(イヤホン)は、利用者ごと、左右の耳ごとに音の増幅度合いを調整している。詳しくは、補聴器は、周波数ごとに、どれだけ音を増幅するか設定されている。さらに同じ周波数の音でも均一に増幅するのではなく、音の大きさ(マイクで集音した音量)に応じて増幅度を設定する。このようにすることで、小さな音は、大きく増幅して聴こえやすくし、大きな音は、増幅しすぎて耳に負担をかけることがないようにしている(出力する音の最大値(出力最大値)を設定している)。
また、補聴器の電源としては、利便性の観点から、交換が必要な一次電池よりも二次電池が望ましい。
充電機能を備えた、利用者の聴覚を補完する補聴器の技術として、特許文献1に記載の技術がある。
特開2015-139083号公報
特許文献1に記載の技術では、「音声に対応する周波数帯に増幅を行って出力音データを生成」している(明細書段落0039)。しかしながら、利用者に応じた、増幅する周波数や増幅度の設定(フィッティング、フィッティング処理)については、記載がない。
このようなフィッティング(設定)は、補聴器を販売した店舗で行われている。しかしながら、聞こえの具合は、経年変化したり、季節や体調によっても変化したりすることが考えられ、設定の変更が必要となる。また、使用場面や環境によって設定を切り替えることが望ましい。このため、利用者が望むときに利用者自身により設定が可能であり、さらに、複数の設定が可能であって、設定が選択できることが望ましい。
また、補聴器のフィッティング以外に、音楽鑑賞用のイヤホンなどにおいても、各種の設定を行う場合があり、このような設定を利用者が容易に行えることが望ましい。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、利用者によるイヤホンの設定を可能とするイヤホンシステム、イヤホンおよび充電器を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンと、操作部を備え前記イヤホンに充電する充電器とから構成されるイヤホンシステムであって、前記イヤホンと前記充電器との間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンが単独で動作する通常モードとを備え、前記充電器は、前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させる充電器制御部を備え、前記イヤホンは、前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させるイヤホン制御部を備えることを特徴とするイヤホンシステムとした。
本発明によれば、利用者によるイヤホンの設定を可能とするイヤホンシステム、イヤホンおよび充電器を提供することができる。
本実施形態に係る補聴器の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る補聴器の外観図である。 本実施形態に係る充電器の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る充電器の外観図である。 本実施形態に係る充電器における処理全体のフローチャートである。 本実施形態に係る補聴器における処理全体のフローチャートである。 本実施形態に係る充電器におけるカーブ選択処理のフローチャートである。 本実施形態に係る補聴器におけるカーブ選択処理のフローチャートである。 本実施形態に係る充電器におけるフィッティング処理全体のフローチャートである。 本実施形態に係る充電器での左右片側のフィッティング処理のフローチャート(1)である。 本実施形態に係る充電器での左右片側のフィッティング処理のフローチャート(2)である。 本実施形態に係る補聴器におけるフィッティング処理全体のフローチャートである。
≪イヤホンシステムの全体構成≫
以下に、本発明を実施するための形態(実施形態)におけるイヤホンシステムについて説明する。イヤホンシステムは、補聴器(イヤホン)100(後記する図1と図2参照)と充電器200(後記する図3と図4参照)とから構成される。補聴器100と充電器200とは、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で通信可能である。利用者は、充電器200のボタンやスイッチを操作しながら、補聴器100のフィッティング(設定)が可能である。
補聴器100と充電器200との間で目的の信号(情報)を通信する(送受信する)ためには、通信に先立って補聴器100と充電器200との間での通信接続を確立しておかなければならない。この通信接続を確立した状態では、信号の通信が行われていない状態であっても、確立した通信接続を維持するために所定の電力を消費する。
そのため、フィッティングを行うとき以外の、イヤホンが単独で動作するときには、通信接続を切断しておく(通信接続が確立されていない状態にしておく)ことが望ましい。
≪補聴器の構成≫
図1は、本実施形態に係る補聴器(イヤホン)の内部構成を示すブロック図である。補聴器100は、右耳用の補聴器100Rと左耳用の補聴器100Lとがあり(後記する図4参照)、補聴器100R,100Lを区別しないときには、補聴器100と記す。補聴器100は、制御部110、記憶部120、通信部130、操作部140、マイク151、スピーカ152、AD変換器161、DA変換器162、充電器センサ170および電源180を含んで構成される。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)から構成され、記憶部120に記憶されるプログラム(不図示)を実行することで、マイク151で集音した音に補正処理(増幅処理または音響処理とも記す)を行い、スピーカ152から出力することで補聴器100を機能させる。補正処理は、後記するフィッティングカーブ123に従って、実行される。また、制御部110は、充電器200と連携して、フィッティング処理(後記する図12参照)やカーブ選択処理(後記する図8参照)を行う。
記憶部120は、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリから構成され、モード121や音源122、フィッティングカーブ123、補聴器100のプログラム(不図示)を記憶する。
モード121は、補聴器100が、通常モードであるかフィッティングモード(Fモード、設定モード、連携モードとも記す)であるかを示す。通常モードとは、補聴器100が単独で動作する本来の動作モード(動作状態)であって、後記するマイク151で集音した音に補正処理を行い、後記するスピーカ152から出力している状態である。設定モードは、利用者が充電器200を操作しながら補聴器100を設定(制御)するフィッティング(設定)処理状態であることを示す。
音源122は、スピーカ152から報知される音声の音源データである。フィッティングカーブ123は、フィッティング処理の結果であり、周波数ごとの元の音量(入力音量)に対する増幅度(ゲイン)や出力最大値(出力制限値)を示す。制御部110は、フィッティングカーブ123で示される周波数ごとの増幅度や出力最大値に従って、入力音(後記するAD変換器161からの入力)を増幅して出力(後記するDA変換器162への出力)する。
通信部130は、後記する充電器200と、例えば、Bluetoothで無線通信を行う。
操作部140は、後記するスピーカ152からの出力音量を調整するボリューム141と、電源ボタン142とを備える。
マイク151は、補聴器100を装着した利用者の周辺の音を集音して、アナログ信号として出力する。AD変換器161は、マイク151が出力したアナログ信号をデジタル信号に変換して、制御部110に出力する。
DA変換器162は、制御部110が出力した補正処理済みのデジタル信号をアナログ信号に変換して、スピーカ152に出力する。スピーカ152は、DA変換器162が出力したアナログ信号を、音として利用者の耳に出力する。
充電器センサ170は、補聴器100が後記する充電器200に装着されているか否かを検出して、検出結果を制御部110に出力する。充電器センサ170は、補聴器100に備わる物理センサ(不図示)を用いて、補聴器100が充電器200に装着されたことを検出してもよい。または、充電器センサ170は、後記する電源180が充電中であるか否かを検出して、充電器200に装着されているか否かを検出してもよい。
電源180は、補聴器100に電力を供給する電源である。また、電源180は、受電側充電モジュールを含んでおり、無線充電(電磁誘導式)により充電される。なお、電源180は、無線充電に限らず、充電器200と接点を通じて有線接続され、充電されてもよい。
図2は、本実施形態に係る補聴器100の外観図である。補聴器100を耳に装着するときには、図2の右側の平面部158が、外耳道の外に面して、左側の細い部分(シェル、耳栓)159が外耳道に挿入される。このように耳に装着されることで、マイク151で集音された音が、制御部110で補正処理されてスピーカ152から出力され、利用者が聞くことができる。
≪充電器の構成≫
図3は、本実施形態に係る充電器の内部構成を示すブロック図である。充電器200は、制御部210、記憶部220、通信部230、操作部240、補聴器センサ250および電源260を含んで構成される。
制御部210は、CPUまたはDSPから構成され、記憶部220に記憶されるプログラム(不図示)を実行することで、フィッティング処理(後記する図9~図11参照)やカーブ選択処理(後記する図7参照)を実行する。
記憶部220は、RAMやフラッシュメモリから構成され、モード221と音源222とフィッティングカーブ223と前回設定日時224と充電器200のプログラム(不図示)とを記憶する。モード221は、補聴器100のモード121と同様であって、充電器200が、通常モードであるか設定モードであるかを示す。音源222は、フィッティング処理やカーブ選択処理の間に出力される音声の音源データである。フィッティングカーブ223は、フィッティング処理の結果である周波数ごとの元の音量(入力音量)に対する増幅度や出力最大値を示し、フィッティング処理後に補聴器100に送信される。前回設定日時224は、前回フィッティング処理を実行した日時を示す。
通信部230は、補聴器100と無線通信を行う。
操作部240は、後記する図4で説明するボタンやスイッチを備える。
補聴器センサ250は、補聴器100が充電器200に装着されているか否かを検出して、検出結果を制御部210に出力する。補聴器センサ250は、充電器200に備わる物理センサ(不図示)を用いて、補聴器100が充電器200に装着されたことを検出してもよい。または、補聴器センサ250は、後記する電源260が充電中であるか否かを検出して、補聴器100が装着されているか否かを検出してもよい。
電源260は、充電器200に電力を供給する電源である。また、電源260は、送電側充電モジュールを含んでおり、無線充電(電磁誘導式)により補聴器100を充電する。なお、電源260は、接点を通じて補聴器100と有線接続して充電してもよい。
図4は、本実施形態に係る充電器200の外観図である。充電器200は、補聴器100L,100Rを格納する補聴器ケースの形態をしており、充電器本体201と蓋202とから構成される。補聴器100L,100Rが格納(装着、搭載とも記す)されている間に、電源260に含まれる送電側充電モジュールにより、補聴器100L,100Rは充電される。
充電量メータ203Lは、左耳用の補聴器100Lの充電残量を示す表示器である。充電量メータ203Rは、右耳用の補聴器100Rの充電残量を示す表示器である。
≪充電器の操作≫
フィッティングボタン241は、操作部240の一部であり、図4に示されるように「F」のラベルが付与されている。利用者は、補聴器100を充電器200から取り外して、所定の時間内にフィッティングボタン241を押下することで、フィッティング処理の開始を指示する。
左右選択スイッチ(左右切替スイッチ)242は、操作部240の一部である。利用者が、左(図4に示されるように「L」のラベルが付与されている)を選択すると、左耳用の補聴器100Lのフィッティング処理が実行される。また、利用者が、右(図4に示されるように「R」のラベルが付与されている)を選択すると、右耳用の補聴器100Rのフィッティング処理が実行される。
OKボタン243は、操作部240の一部であり、図4に示されるように「OK」のラベルが付与されている。フィッティング処理において、音量が変化しながら音の聞こえを測定する際に、音が聞こえる音量に達したときやうるさい音量に達したときに、利用者はOKボタン243を押下して、充電器200に当該音量であることを通知する。
INCボタン244は、操作部240の一部であり、図4に示されるように「+」のラベルが付与されている。DECボタン245は、操作部240の一部であり、図4に示されるように「-」のラベルが付与されている。INCボタン244やDECボタン245を押下することで、利用者は、フィッティング処理において、測定対象である周波数を上げたり下げたりすることができる。また、INCボタン244およびDECボタン245は、通常モード(通常動作)における補正処理のパラメータであるフィッティングカーブを選択するときにも押下される。
なお、上記したフィッティング処理やフィッティングカーブの選択については、後記する図5~図12を参照して説明する。
≪充電器の処理≫
図5は、本実施形態に係る充電器200における処理全体のフローチャートである。図5を参照しながら、充電器200から補聴器100が外された後の充電器200におけるフィッティング処理やフィッティングカーブの選択処理を説明する。フローチャートの開始時には、補聴器100は充電器200に搭載されている。
ステップS101において、電源260は、補聴器100を充電する。制御部210は、送電するときの電流と電圧を観測しており、電流と電圧の時間的変化量から補聴器100の充電量(充電残量)を推計して、充電量メータ203L,203Rに表示する。
ステップS102において、制御部210は、補聴器センサ250からの出力を検出して、補聴器100が充電器200から外されたならば(ステップS102→Y)ステップS103に進み、外されていないならば(ステップS102→N)ステップS101に戻る。
ステップS103において、制御部210は、補聴器100との無線通信を開始する。
ステップS104において、制御部210は、モード221がフィッティングモードならば(ステップS104→Y)ステップS112に進み、フィッティングモードでないならば(ステップS104→N)ステップS105に進む。
ステップS105において、制御部210は、前回設定日時224から所定時間が経過しているならば(ステップS105→Y)ステップS110に進み、経過していないならば(ステップS105→N)ステップS106に進む。なお、前回設定日時224が、例えば「0」のように、フィッティング処理が未実行を示す場合には、制御部210は、所定時間が経過しているとして、ステップS110に進む。これは、補聴器100の初回使用時に相当する。
ステップS106において、制御部210は、所定の時間内にフィッティングボタン241か、INCボタン244か、DECボタン245かが押下されたか否かを判断する。フィッティングボタン241が押下された場合は(ステップS106→F)ステップS110に進み、INCボタン244またはDECボタン245が押下された場合は(ステップS106→+/-)ステップS109に進み、その他の場合は(ステップS106→N)ステップS107に進む。
ステップS107において、制御部210は、補聴器100との無線通信を終了する。
ステップS108において、制御部210は、補聴器センサ250からの出力を検出して、補聴器100が充電器200に搭載されているならば(ステップS108→Y)ステップS101に戻り、搭載されていないならば(ステップS108→N)ステップS108に戻る。
ステップS109において、制御部210は、後記する図7で説明する充電器カーブ選択処理を実行する。
ステップS110において、制御部210は、フィッティング開始信号(連携モードに係る信号)を補聴器100に送信して、フィッティングモードへの移行を通知する。
ステップS111において、制御部210は、モード221をフィッティングモードに更新して、フィッティングモードに移行する。
ステップS112において、制御部210は、後記する図9で説明する充電器フィッティング処理を実行する。なお、図9と図12のフローチャートに示す処理は、充電器200と補聴器100との間で連携して実行されるフィッティング処理である。図9のフローチャートは、繰り返し実行される図5のステップS112の充電器フィッティング処理の全体を示したものである。また、図12のフローチャートは、繰り返し実行される図6のステップS213の補聴器フィッティング処理の全体を示したものである。実際には、ステップS112やステップS213が実行されるごとに、図9や図12のフィッティング処理の一部が時分割で少しずつ先に進めながら実行されていく。
ステップS113において、制御部210は、ステップS112における充電器フィッティング処理が完了したならば(ステップS113→Y)ステップS114に進み、完了していないならば(ステップS113→N)ステップS115に進む。充電器フィッティング処理が完了したか否かは、モード221が通常モードか、フィッティングモードかで判断できる。上記したように、ステップS112が実行されるごとに、図9に示される処理の一部が少しずつ実行され、最後に通常モードに移行する(図9のステップS426参照)。
ステップS114において、制御部210は、前回設定日時224を現在日時で更新する。
ステップS115において、制御部210は、補聴器センサ250からの出力を検出して、補聴器100が充電器200に搭載されているならば(ステップS115→Y)ステップS116に進み、搭載されていないならば(ステップS115→N)ステップS112に戻る。上記したように、再びステップS112が実行されると、図9に示される処理の一部が実行される。
ステップS116において、制御部210は、補聴器100との無線通信を終了する。
≪補聴器の処理≫
図6は、本実施形態に係る補聴器100における処理全体のフローチャートである。図6を参照しながら、充電器200から補聴器100が外された後の補聴器100におけるフィッティング処理やフィッティングカーブの選択処理を説明する。フローチャートの開始時には、補聴器100は充電器200に搭載されている。
ステップS201において、電源180は、充電器200より充電される。
ステップS202において、制御部110は、充電器センサ170からの出力を検出して、補聴器100が充電器200から外されたならば(ステップS202→Y)ステップS203に進み、外されていないならば(ステップS202→N)ステップS201に戻る。
ステップS203において、制御部110は、電源180の充電残量が所定の残量より少ない場合には、残量が少ない旨をスピーカ152から警告する。残量から補聴器100の使用可能時間を推定して、その時間をスピーカ152から報知してもよい。なお、警告または報知される音声のデータは、音源122である。
ステップS204において、制御部110は、充電器200との無線通信を開始する。
ステップS205において、制御部110は、モード121がフィッティングモードならば(ステップS205→Y)ステップS213に進み、フィッティングモードでないならば(ステップS205→N)ステップS206に進む。
ステップS206において、制御部110は、所定の時間内に信号を受信した場合は(ステップS206→Y)ステップS210に進み、受信しなかった場合は(ステップS206→N)ステップS207に進む。
ステップS207において、制御部110は、充電器200との無線通信を終了する。
ステップS208において、制御部110は、通常動作を行う。すなわち、制御部110は、マイク151で集音した音に対して、選択済みのフィッティングカーブ(図8のステップS312参照)に従った補正処理(増幅処理)を行い、スピーカ152から出力する。
ステップS209において、制御部110は、充電器センサ170からの出力を検出して、補聴器100が充電器200に搭載されているならば(ステップS209→Y)ステップS201に戻り、搭載されていないならば(ステップS209→N)ステップS208に戻る。
ステップS210において、制御部110は、ステップS206で受信した信号がフィッティング開始信号であるならば(ステップS210→Y)ステップS212に進み、フィッティング開始信号でなかった場合は(ステップS210→N)ステップS211に進む。
ステップS211において、制御部110は、後記する図8で説明する補聴器カーブ選択処理を実行する。
ステップS212において、制御部110は、モード121をフィッティングモードに更新して、フィッティングモードに移行する。
ステップS213において、制御部110は、後記する図12で説明する補聴器フィッティング処理を実行する。
ステップS214において、制御部110は、ステップS213における補聴器フィッティング処理が完了したならば(ステップS214→Y)ステップS207に進み、完了していないならば(ステップS214→N)ステップS215に進む。補聴器フィッティング処理が完了したか否かは、モード121が通常モードか、フィッティングモードかで判断できる。ステップS112(図5参照)で説明したように、ステップS213が実行されるごとに、図12に示される処理の一部が少しずつ実行され、最後に通常モードに移行する(図12のステップS507参照)。
ステップS215において、制御部110は、充電器センサ170からの出力を検出して、補聴器100が充電器200に搭載されているならば(ステップS215→Y)ステップS216に進み、搭載されていないならば(ステップS215→N)ステップS213に戻る。上記したように、再びステップS213が実行されると、図12に示される処理の一部が実行される。
ステップS216において、制御部110は、充電器200との無線通信を終了する。
≪充電器カーブ選択処理≫
図7は、本実施形態に係る充電器におけるカーブ選択処理のフローチャートである。図7を参照しながら、充電器200の制御部210が実行する充電器カーブ選択処理(図5のステップS109参照)の詳細を説明する。
ステップS301において、制御部210は、INCボタン244またはDECボタン245が押下された回数をカウントする。
ステップS302において、制御部210は、ステップS301においてカウントされた回数からカーブ番号を算出して、補聴器100に送信する。例えば、INCボタン244が3回押された場合には、制御部210は、カーブ番号3を送信する。
ステップS303において、制御部210は、ステップS302において送信したカーブ番号の音声信号を補聴器100に送信する。例えば、カーブ番号3が送信されたならば、音源222にある「3番のカーブを選択しました。」という音声データを送信する。
≪補聴器カーブ選択処理≫
図8は、本実施形態に係る補聴器におけるカーブ選択処理のフローチャートである。図8を参照しながら、補聴器100の制御部110が実行する補聴器カーブ選択処理(図6のステップS211参照)の詳細を説明する。
ステップS311において、制御部110は、図7のステップS302において充電器200が送信し、図6のステップS206にて受信されたカーブ番号を取得する。
ステップS312において、制御部110は、ステップS311において取得したカーブ番号を選択済みのフィッティングカーブとして、記憶部120に記憶する。
ステップS313において、制御部110は、図7のステップS303において送信されたカーブ番号の音声信号を受信して、スピーカ152から出力する。
≪充電器フィッティング処理≫
図9は、本実施形態に係る充電器におけるフィッティング処理全体のフローチャートである。図9を参照しながら、充電器200の制御部210が実行する充電器フィッティング処理(図5のステップS112参照)の詳細を説明する。なお、フィッティング処理は、割り込みが発生した場合には、処理途中で中断される。再び、制御部210がフィッティング処理を開始すると、中断されたところから再開される。割り込みの例としては、補聴器100が充電器200に搭載される、補聴器100の電源180または充電器200の電源260の残量が所定の値以下になるなどがある。
ステップS401において、制御部210は、補聴器100に周辺音量を問い合わせて取得する。
ステップS402において、制御部210は、ステップS401にて取得した周辺音量が所定の閾値より大ならば(ステップS402→Y)ステップS425に進み、小または等しいならば(ステップS402→N)ステップS403に進む。
ステップS403において、制御部210は、フィッティング処理結果のカーブ番号を選択する。カーブ番号は、現在記憶しているフィッティングカーブ223の最大の番号の次の番号でもよいし、記憶部220の容量がなければ、最初の番号(例えば、1)としてもよい。
ステップS404において、制御部210は、左右選択スイッチ242が左ならば(ステップS404→L)ステップS405に進み、右ならば(ステップS404→R)ステップS414に進む。
ステップS405において、制御部210は、左耳用の補聴器100Lのフィッティング処理を開始する旨の音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「左のフィッティング処理を開始します。」という音声データを送信する。
ステップS406において、制御部210は、右耳用の補聴器100Rにノイズキャンセル開始信号を送信する。
ステップS407において、制御部210は、左耳用の補聴器100Lに対してフィッティング処理(後記する図10と図11参照)を実行する。
ステップS408において、制御部210は、右耳用の補聴器100Rにノイズキャンセル終了信号を送信する。
ステップS409において、制御部210は、右耳用の補聴器100Rに対するフィッティング処理の開始を確認する旨の音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「右のフィッティング処理を開始するなら、OKボタンを押してください。」という音声データを送信する。
ステップS410において、制御部210は、所定の時間内にOKボタン243が押下された場合は(ステップS410→Y)ステップS411に進み、押下されなかった場合は(ステップS410→N)ステップS423に進む。
ステップS411~S413は、左右が入れ替わったことを除いてステップS406~S408と同様の処理である。
ステップS414~S422は、左右が入れ替わったことを除いてステップS405~S413と同様の処理である。
ステップS423において、制御部210は、フィッティング処理において格納されたフィッティングカーブ223(後記する図11のステップS456参照)の番号の音声信号を補聴器100に送信する。なお、この番号は、ステップS403において選択されたカーブ番号である。
ステップS424において、制御部210は、フィッティング処理において格納されたフィッティングカーブ223のデータをカーブ番号とともに補聴器100に送信する。
ステップS425において、制御部210は、フィッティング終了信号(通常モードに係る信号)を補聴器100に送信して、通常モードへの移行を通知する。
ステップS426において、制御部210は、モード221を通常モードに更新して、通常モードに移行する。
≪片側のフィッティング詳細処理≫
図10は、本実施形態に係る充電器での左右片側のフィッティング処理のフローチャート(1)である。図11は、本実施形態に係る充電器での左右片側のフィッティング処理のフローチャート(2)である。図10と図11とを参照しながら、図9のステップS407,S412,S416,S421の詳細を説明する。なお、以下で補聴器100は、左耳用の補聴器100Lおよび右耳用の補聴器100Rのいずれかである。例えば、ステップS407においては、左耳用の補聴器100Lである。
ステップS431において、制御部210は、フィッティング処理を開始する旨の音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「フィッティング処理を開始します。」という音声データを送信する。
ステップS432において、制御部210は、フィッティング処理対象の各周波数について、最低周波数からステップS433~S453の処理を繰り返す。例えば、周波数を、125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz、4000Hz、8000Hzと変えながら、ステップS433~S453の処理を繰り返す。なお、以下では、フィッティング処理対象の周波数を対象周波数とも記す。
ステップS433において、制御部210は、所定の音量まで音量を上げながら、ステップS434~S440を繰り返す。なお、以下では、この繰り返し処理のなかでの音量を対象音量とも記す。
ステップS434において、制御部210は、音が聞こえたらOKボタン243を押下するように指示する音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「音が聞こえたらOKボタンを押してください。」という音声データを送信する。
ステップS435において、制御部210は、対象周波数の対象音量でのテスト音の信号を補聴器100に送信する。
ステップS436において、制御部210は、DECボタン245の押下を検出したならば(ステップS436→Y)ステップS437に進み、検出しなかったならば(ステップS436→N)ステップS438に進む。
ステップS437において、制御部210は、ステップS432における対象周波数を1つ下げてステップS433に戻る。なお、対象周波数が、ステップS432における最低の周波数ならば、対象周波数を変えずにステップS433に戻る。
ステップS438において、制御部210は、INCボタン244の押下を検出したならば(ステップS438→Y)ステップS439に進み、検出しなかったならば(ステップS438→N)ステップS440に進む。
ステップS439において、制御部210は、ステップS432における対象周波数を1つ上げてステップS433に戻る。なお、対象周波数が、ステップS432における最高の周波数ならば、対象周波数を変えずにステップS433に戻る。
ステップS440において、制御部210は、OKボタン243の押下を検出したならば(ステップS440→Y)ステップS442に進み、検出しなかったならば(ステップS440→N)ステップS441に進む。
ステップS441において、制御部210は、所定の音量まで対象音量を上げたならばステップS442に進み、所定の音量に達していないならば対象音量を上げてステップS434に戻る。
ステップS442において、制御部210は、現在の音量の増幅度(ゲイン)を対象周波数の増幅度として記憶部220に記録する。
図11に移り、ステップS443において、制御部210は、大音量調整を開始する旨の音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「大音量の調整を開始します。」という音声データを送信する。
ステップS444において、制御部210は、所定の音量まで音量を上げながら、ステップS445~S451を繰り返す。なお、以下では、この繰り返し処理のなかでの音量を対象音量とも記す。
ステップS445において、制御部210は、音がうるさいならばOKボタン243を押下するように指示する音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「音がうるさく聞こえたらOKボタンを押してください。」という音声データを送信する。
ステップS446において、制御部210は、対象周波数の対象音量でのテスト音の信号を補聴器100に送信する。
ステップS447において、制御部210は、DECボタン245の押下を検出したならば(ステップS447→Y)ステップS448に進み、検出しなかったならば(ステップS447→N)ステップS449に進む。
ステップS448において、制御部210は、ステップS432における対象周波数を1つ下げてステップS444に戻る。なお、対象周波数が、ステップS432における最低の周波数ならば、対象周波数を変えずにステップS444に戻る。
ステップS449において、制御部210は、INCボタン244の押下を検出したならば(ステップS449→Y)ステップS450に進み、検出しなかったならば(ステップS449→N)ステップS451に進む。
ステップS450において、制御部210は、ステップS432における対象周波数を1つ上げてステップS444に戻る。なお、対象周波数が、ステップS432における最高の周波数ならば、対象周波数を変えずにステップS444に戻る。
ステップS451において、制御部210は、OKボタン243の押下を検出したならば(ステップS451→Y)ステップS453に進み、検出しなかったならば(ステップS451→N)ステップS452に進む。
ステップS452において、制御部210は、所定の音量まで対象音量を上げたならばステップS453に進み、所定の音量に達していないならば対象音量を上げてステップS445に戻る。
ステップS453において、制御部210は、現在の音量を対象周波数の出力最大値として記憶部220に記録する。
ステップS454において、制御部210は、対象周波数がステップS432の最高周波数ならばステップS455に進み、最高周波数ではないならば、周波数を上げてステップS433に戻る。
ステップS455において、制御部210は、フィッティング処理を終了する旨の音声信号を補聴器100に送信する。例えば、音源222にある「フィッティング処理を終了します。」という音声データを送信する。
ステップS456において、制御部210は、ステップS432の周波数ごとの増幅度と出力最大値をステップS403で選択したカーブ番号のフィッティングカーブ223として格納する。
≪補聴器フィッティング処理≫
図12は、本実施形態に係る補聴器におけるフィッティング処理全体のフローチャートである。図12を参照しながら、補聴器100の制御部110が実行する補聴器フィッティング処理(図6のステップS213参照)の詳細を説明する。
ステップS501において、制御部110は、受信信号に応じてステップS502~S507に分岐する。詳しくは、制御部110は、受信信号がノイズキャンセル開始信号ならば、ステップS502に進む。制御部110は、受信信号がノイズキャンセル終了信号ならば、ステップS503に進む。制御部110は、受信信号が音声信号ならば、ステップS504に進む。制御部110は、受信信号がフィッティングカーブのデータならば、ステップS505に進む。制御部110は、受信信号が周辺音量問合せの信号ならば、ステップS506に進む。制御部110は、受信信号がフィッティング終了信号ならば、ステップS507に進む。
ステップS502において、制御部110は、ノイズキャンセル処理を開始する。詳しくは、制御部110は、マイク151が集音した音の逆位相の音をスピーカ152から出力する。ステップS502は、図9のステップS406,S411,S415,S420に対応した補聴器100の処理である。
ステップS503において、制御部110は、ノイズキャンセル処理を終了する。ステップS503は、図9のステップS408,S413,S417,S422に対応した補聴器100の処理である。
ステップS504において、制御部110は、受信した音声信号をスピーカ152から出力する。
ステップS505において、制御部110は、受信したフィッティングカーブのデータを受信したカーブ番号のフィッティングカーブとしてフィッティングカーブ123に格納する。ステップS505は、図9のステップS424に対応した補聴器100の処理である。
ステップS506において、制御部110は、マイク151の集音した音量を充電器200に送信する。ステップS506は、図9のステップS401に対応した補聴器100の処理である。
ステップS507において、制御部110は、モード121を通常モードに更新して、通常モードに移行する。ステップS507は、図9のステップS425に対応した補聴器100の処理である。
≪フィッティング処理の特徴≫
補聴器100が充電器200から外されて、フィッティングボタン241が押下される(図5のステップS106→F参照)、前回のフィッティング処理から所定の時間経過した(ステップS105→Y参照)、または、フィッティングモードであれば(ステップS104→Y参照)フィッティング処理が開始される。フィッティング処理途中(ステップS113→N参照)で充電器に搭載された場合(ステップS115→Y参照)には、フィッティングモードのままとなる。
フィッティング処理中には、利用者は、充電器200のOKボタン243、INCボタン244、DECボタン245を操作して、音が聞こえたことの確認や調整対象の音の周波数を選択でき、補聴器100の購入店に出向かずとも利用者自身がフィッティング処理を行うことができる。また、PCなど特別な機器が不要であり、いつでも何処ででもフィッティングが可能となる。
また、フィッティング処理途中では、フィッティング対象の耳と反対側の耳の補聴器100ではノイズキャンセル処理を行っている(図9のステップS406,S411,S415,S420および図12のステップS502参照)。このため、静かな場所でなくてもフィッティングが可能となる。
カーブ選択後またはフィッティング完了後には、補聴器は無線通信を終了して通常動作を行う(図6のステップS207~S208)。このため、無線通信が不要のときには、無線通信を行っておらず、電力消費を抑制することができ、補聴器の長時間連続利用が可能となる。また、補聴器の充電残量が少ない場合には、スピーカを通じて利用者に告知している(図6のステップS203)。
≪変形例:無線通信終了のタイミング≫
補聴器100が外されて所定の時間内にボタン操作があれば、充電器200は、無線通信を継続したままフィッティング処理やカーブ選択処理を実行する(図5のステップS106→FからステップS112、ステップS106→+/-からステップS109参照)。また、充電器から外されて所定の時間内に信号を受信すれば、補聴器100は、無線通信を継続したままフィッティング処理やカーブ選択処理を実行する(図6のステップS206→Y、S211、S213参照)。これら無線通信を継続する条件は、所定の時間内での充電器200のボタン操作や信号の受信でなくてもよい。例えば、補聴器100が充電器200から外されて、補聴器100がボリューム141の操作を検知したならば、フィッティング処理やカーブ選択処理は実行されないものとして、補聴器100は、無線通信を終了してもよい。また、ボリューム141の操作を検知して補聴器100が所定の信号を充電器200に送信し、充電器200は、所定の信号を受信したら、無線通信を終了してもよい。このように、補聴器100の操作を検知する(決められた条件を満たす)までに充電器200から信号を受信しない場合は、補聴器100は、無線通信を切断する。
≪変形例:補聴器でのフィッティング処理≫
上記したフィッティング処理では、充電器200が周波数や音量を変更しながらフィッティング処理(図9~図11参照)を行っている。これに対して、フィッティング処理を補聴器100が実行してもよい。詳しくは、補聴器フィッティング処理(図6のステップS213参照)において、補聴器100L,100Rのいずれか一方が図9~図11の処理を行う。または、左フィッティング処理(図9のステップS407,S421参照)は、補聴器100Lが実行し、右フィッティング処理(図9のステップS412,S416参照)は、補聴器100Rが実行して、その他は補聴器100L,100Rおよび充電器200のいずれかが実行するようにしてもよい。
音声による利用者への指示は、補聴器100の記憶部120に記憶される音源122を利用する。また、フィッティング処理の結果のフィッティングデータは、補聴器100の記憶部120に格納されるとともに、充電器200にも送信されて、充電器200の記憶部220にも格納される。フィッティングデータとともにフィッティング終了信号も充電器200に送信され、補聴器100と充電器200とは、通常モードに移行する。
充電器フィッティング処理(図5のステップS112)は、充電器200の左右選択スイッチ242、OKボタン243、INCボタン244、および、DECボタン245に対する操作を、充電器200が無線通信を通じて補聴器100に通知する処理である。
≪変形例:フィッティングカーブの格納場所≫
上記した実施形態において、フィッティングカーブは補聴器100にも充電器200にも記憶されている。補聴器100は、通常モードで使用するフィッティングカーブだけを記憶するようにしてもよい。これにより、補聴器100のメモリ(記憶部120)容量を削減することができる。充電器200は、充電器カーブ選択処理(図5のステップS109、図7参照)において、選択されたフィッティングカーブのデータを補聴器100に送信し、補聴器100は、受信したフィッティングカーブのデータを記憶部120に格納して、通常モードで参照する。
≪変形例:充電残量計測≫
上記した実施形態では、充電器200は、補聴器100に送電するときの電流と電圧を観測して、電流と電圧の時間的変化量から補聴器100の充電量(充電残量)を推計している。補聴器100が充電量を推計して、充電器200に通知し、充電器200が、充電量メータ203L,203Rに充電量を表示するようにしてもよい。通知の方法としては、無線通信を用いてもよいし、補聴器100と充電器200に接点がある場合には、この接点を通じて通知してもよい。
≪変形例:補聴器以外のイヤホン≫
上記した実施形態では、充電器を操作して(充電器をリモコンとして用いて)、補聴器のフィッティングとフィッティングカーブ選択の2種類の設定を行っている。補聴器以外のイヤホンの設定に充電器を用いてもよい。例えば、オーディオイヤホンにおいて、利用者の好みや音楽のジャンルに応じた周波数特性に補正する処理(音響処理)のパラメータ設定に充電器を用いてもよい。
≪その他の変形例≫
上記した実施形態では、補聴器100は右と左とのペアであったが、一方だけであってもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
≪付記≫
《請求項1》
スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンと、操作部を備え前記イヤホンに充電する充電器とから構成されるイヤホンシステムであって、
前記イヤホンと前記充電器との間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンが単独で動作する通常モードとを備え、
前記充電器は、
前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させる充電器制御部を備え、
前記イヤホンは、
前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させるイヤホン制御部を備える
ことを特徴とするイヤホンシステム。
《請求項2》
前記充電器制御部は、
前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、所定の時間内に前記操作部に対する操作を検知しなかった場合には、前記イヤホンとの間の通信接続を切断するとともに前記通常モードに移行し、前記所定の時間内に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させるとともに前記連携モードに移行し、
前記イヤホン制御部は、
前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、前記所定の時間内に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断するとともに前記通常モードに移行し、前記所定の時間内に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させるとともに前記連携モードに移行する
ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホンシステム。
《請求項3》
前記充電器制御部は、前記操作が前記スピーカの出力音に対する音響処理のフィッティング処理を指示するフィッティングボタンの操作である場合、前記連携モードに移行して、前記フィッティング処理を実行する
ことを特徴とする請求項2に記載のイヤホンシステム。
《請求項4》
前記充電器制御部は、前記イヤホンの初回使用時、または、前回のフィッティング処理から所定の日時が経過した状態にあって、前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続するとともに前記連携モードに移行して、前記フィッティング処理を実行する
ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホンシステム。
《請求項5》
前記充電器制御部は、前記連携モードにおいて前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させるとともに、前記フィッティング処理を実行し、
前記イヤホン制御部は、前記連携モードにおいて前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を継続させる
ことを特徴とする請求項3または4に記載のイヤホンシステム。
《請求項6》
前記充電器制御部は、前記フィッティング処理が終了したときには、前記通常モードに移行するとともに前記イヤホンに前記通常モードに係る信号を送信して、前記イヤホンとの間の通信接続を切断し、
前記イヤホン制御部は、前記通常モードに係る信号を受信したときには、前記通常モードに移行するとともに、前記充電器との間の通信接続を切断する
ことを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載のイヤホンシステム。
《請求項7》
前記操作部は、左右選択スイッチをさらに備え、
前記イヤホンは、左側イヤホンと右側イヤホンとから構成され、
前記左側イヤホンおよび前記右側イヤホンは、それぞれ前記イヤホン制御部を備え、
前記充電器制御部は、前記左右選択スイッチの選択状態に応じて、前記左側イヤホンまたは前記右側イヤホンに対する前記フィッティング処理を実行する
ことを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載のイヤホンシステム。
《請求項8》
前記左側イヤホンおよび前記右側イヤホンは、それぞれマイクをさらに備え、
前記充電器制御部は、前記左右選択スイッチで選択されていない前記左側イヤホンまたは前記右側イヤホンにノイズキャンセル開始信号を送信し、
前記左側イヤホンおよび前記右側イヤホンのぞれぞれのイヤホン制御部は、前記ノイズキャンセル開始信号を受信すると、前記マイクで集音した音と逆位相の音を前記スピーカから出力するノイズキャンセル処理を実行する
ことを特徴とする請求項7に記載のイヤホンシステム。
《請求項9》
前記イヤホンは、マイクをさらに備え、
前記イヤホン制御部は、前記充電器からの周辺音量の問合せがあると、前記マイクで集音した音の音量を通知し、
前記充電器制御部は、前記イヤホンに前記周辺音量を問合せ、前記周辺音量が所定の閾値を超える場合には、前記フィッティング処理を中止する
ことを特徴とする請求項3~8のいずれか1項に記載のイヤホンシステム。
《請求項10》
前記充電器制御部は、前記操作が前記スピーカの出力音に対する音響処理のフィッティング処理を指示するフィッティングボタンの操作である場合、前記連携モードに移行し、
前記イヤホン制御部は、前記連携モードに係る信号を受信した場合、前記連携モードに移行して、前記フィッティング処理を実行する
ことを特徴とする請求項2に記載のイヤホンシステム。
《請求項11》
スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンであって、
前記イヤホンを充電する充電器との間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンが単独で動作する通常モードとを備え、
前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させる
ことを特徴とするイヤホン。
《請求項12》
前記イヤホンは、充電残量が所定の閾値より低い場合には、前記スピーカから前記充電残量の低下を告知する
ことを特徴とする請求項11に記載のイヤホン。
《請求項13》
スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンを充電する充電器であって、
操作部を備え、
前記イヤホンとの間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンを単独で動作させる通常モードとを備え、
前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させる
ことを特徴とする充電器。
《請求項14》
前記イヤホンの充電残量が表示可能な表示部を備え、
前記表示部に前記充電残量を表示する
ことを特徴とする請求項13に記載の充電器。
100 補聴器(イヤホン)
100L 補聴器(左側イヤホン)
100R 補聴器(右側イヤホン)
110 制御部(イヤホン制御部)
151 マイク
152 スピーカ
200 充電器
203L,203R 充電量メータ
210 制御部(充電器制御部)
240 操作部
241 フィッティングボタン
242 左右選択スイッチ
243 OKボタン
244 INCボタン
245 DECボタン

Claims (14)

  1. スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンと、操作部を備え前記イヤホンに充電する充電器とから構成されるイヤホンシステムであって、
    前記イヤホンと前記充電器との間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンが単独で動作する通常モードとを備え、
    前記充電器は、
    前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させる充電器制御部を備え、
    前記イヤホンは、
    前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させるイヤホン制御部を備える
    ことを特徴とするイヤホンシステム。
  2. 前記充電器制御部は、
    前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、所定の時間内に前記操作部に対する操作を検知しなかった場合には、前記イヤホンとの間の通信接続を切断するとともに前記通常モードに移行し、前記所定の時間内に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させるとともに前記連携モードに移行し、
    前記イヤホン制御部は、
    前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、前記所定の時間内に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断するとともに前記通常モードに移行し、前記所定の時間内に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させるとともに前記連携モードに移行する
    ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホンシステム。
  3. 前記充電器制御部は、前記操作が前記スピーカの出力音に対する音響処理のフィッティング処理を指示するフィッティングボタンの操作である場合、前記連携モードに移行して、前記フィッティング処理を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載のイヤホンシステム。
  4. 前記充電器制御部は、前記イヤホンの初回使用時、または、前回のフィッティング処理から所定の日時が経過した状態にあって、前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続するとともに前記連携モードに移行して、前記フィッティング処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載のイヤホンシステム。
  5. 前記充電器制御部は、前記連携モードにおいて前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させるとともに、前記フィッティング処理を実行し、
    前記イヤホン制御部は、前記連携モードにおいて前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を継続させる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のイヤホンシステム。
  6. 前記充電器制御部は、前記フィッティング処理が終了したときには、前記通常モードに移行するとともに前記イヤホンに前記通常モードに係る信号を送信して、前記イヤホンとの間の通信接続を切断し、
    前記イヤホン制御部は、前記通常モードに係る信号を受信したときには、前記通常モードに移行するとともに、前記充電器との間の通信接続を切断する
    ことを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載のイヤホンシステム。
  7. 前記操作部は、左右選択スイッチをさらに備え、
    前記イヤホンは、左側イヤホンと右側イヤホンとから構成され、
    前記左側イヤホンおよび前記右側イヤホンは、それぞれ前記イヤホン制御部を備え、
    前記充電器制御部は、前記左右選択スイッチの選択状態に応じて、前記左側イヤホンまたは前記右側イヤホンに対する前記フィッティング処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載のイヤホンシステム。
  8. 前記左側イヤホンおよび前記右側イヤホンは、それぞれマイクをさらに備え、
    前記充電器制御部は、前記左右選択スイッチで選択されていない前記左側イヤホンまたは前記右側イヤホンにノイズキャンセル開始信号を送信し、
    前記左側イヤホンおよび前記右側イヤホンのれぞれのイヤホン制御部は、前記ノイズキャンセル開始信号を受信すると、前記マイクで集音した音と逆位相の音を前記スピーカから出力するノイズキャンセル処理を実行する
    ことを特徴とする請求項7に記載のイヤホンシステム。
  9. 前記イヤホンは、マイクをさらに備え、
    前記イヤホン制御部は、前記充電器からの周辺音量の問合せがあると、前記マイクで集音した音の音量を通知し、
    前記充電器制御部は、前記イヤホンに前記周辺音量を問合せ、前記周辺音量が所定の閾値を超える場合には、前記フィッティング処理を中止する
    ことを特徴とする請求項3~8のいずれか1項に記載のイヤホンシステム。
  10. 前記充電器制御部は、前記操作が前記スピーカの出力音に対する音響処理のフィッティング処理を指示するフィッティングボタンの操作である場合、前記連携モードに移行し、
    前記イヤホン制御部は、前記連携モードに係る信号を受信した場合、前記連携モードに移行して、前記フィッティング処理を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載のイヤホンシステム。
  11. スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンであって、
    前記イヤホンを充電する充電器との間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンが単独で動作する通常モードとを備え、
    前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記充電器との間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信しなかった場合には、前記充電器との間の通信接続を切断し、決められた条件を満たすまでの間に前記連携モードに係る信号を受信した場合には、前記充電器との間の通信接続を継続させる
    ことを特徴とするイヤホン。
  12. 前記イヤホンは、充電残量が所定の閾値より低い場合には、前記スピーカから前記充電残量の低下を告知する
    ことを特徴とする請求項11に記載のイヤホン。
  13. スピーカを備え耳に装着可能なイヤホンを充電する充電器であって、
    操作部を備え、
    前記イヤホンとの間で通信を行いながら前記充電器の操作部の操作に応じて前記イヤホンを制御する連携モードと、前記イヤホンを単独で動作させる通常モードとを備え、
    前記イヤホンが前記充電器から外された場合、前記イヤホンとの間の通信接続を確立し、決められた条件を満たすまでの間に前記操作部に対する操作を検知した場合には、前記連携モードに係る信号を前記イヤホンに送信し、前記イヤホンとの間の通信接続を継続させる
    ことを特徴とする充電器。
  14. 前記イヤホンの充電残量が表示可能な表示部を備え、
    前記表示部に前記充電残量を表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の充電器。
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